JPH10174695A - 人工膝関節形成手術用脛骨切除ガイドを位置決めする装置および同方法 - Google Patents
人工膝関節形成手術用脛骨切除ガイドを位置決めする装置および同方法Info
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- JPH10174695A JPH10174695A JP9312711A JP31271197A JPH10174695A JP H10174695 A JPH10174695 A JP H10174695A JP 9312711 A JP9312711 A JP 9312711A JP 31271197 A JP31271197 A JP 31271197A JP H10174695 A JPH10174695 A JP H10174695A
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Abstract
シピエントの脚の物理的軸心に関し脛骨切除ガイドを高
精度で簡単に位置決めする装置を提供する。 【解決手段】 脛骨に結合された外側の脛骨位置決めシ
ャフトの基部における基部位置決め部材を使用すること
により、全体人工膝のレシピエントの脚の物理的軸心の
方向に関し脛骨切除ガイドが位置決めされ、基部位置決
め部材が、レシピエントの大腿骨末端に固定された位置
決め用外部ロッドを受容すると共に該物理的軸心方向に
延びた案内路を有する。
Description
成手術(knee arthroplasty surgery) 中の人工膝のため
に正しい位置決めおよび方向づけを確立する為の装置お
よび方法に関し、より詳細には、大腿骨および脛骨を人
工膝に適合すべく切除し得ると共に人工膝を解剖学的に
正しい向きに移植し得る如く、患者の大腿骨の物理的軸
心に関する切除ガイドの正しい位置および向きを決定す
る方法に関する。本発明は特に、大腿骨の物理的軸心(m
echanical axis) に対し、従って、人工膝のレシピエン
ト(recipient) 即ち受領者の脚の物理的軸心に関し、脛
骨切除ガイド(tibial resection quide)を適切に位置決
めする方法に関する。
を形成する関節形成手術(knee resurfacing arthroplas
ty) の間に、大腿骨の末端表面は切除されると共に、大
腿骨の関節面を擬態する金属部材により置き換えられ
る。又、脛骨の基部表面も同様に変更されて、金属によ
り裏打ちされたプラスチックの関節面を提供する。新た
な人工膝の関節部における金属製の大腿骨用部材は、関
節が患者の体重を支え得ると共に膝関節が殆ど自然に近
い状態で動く様に、患者の体重を脛骨用部材に伝える。
膝の関節の長期間に亙る機能は、膝関節用部材が患者の
脚部の体重支持軸心に関して如何に正確に植設されてい
るかに依存しているということである。正しく機能する
膝における体重支持軸心は、大腿骨の頂部(head)の中
心、膝の中心、および、足関節(ankle joint) の中心を
通っている。この体重支持軸心の位置は通常、患者が直
立した状態で撮られた患者の脚部のX線画像を分析する
ことにより求められる。
と共に、大腿部上で選択された目印に対する頂部の位置
を求める為に用いられる。次に、選択された目印は手術
中に患者の大腿骨上に見出され、大腿骨の頂部の実際の
位置を見積もる為に使用されていた。これらの2種類の
情報は、大腿骨に対して体重支持軸心を正しく位置決め
する為に用いられるが、この軸心は一般的には大腿骨の
物理的軸心と称されている。人工膝の大腿骨要素の正し
い位置を完全に定める為には、大腿骨頂部および膝関節
の中心と、物理的軸心回りの膝関節の回転との間の関係
が正しく確立されねばならない。この情報は、大腿骨の
末端上の目印から決定される。また、人工膝の脛骨要素
の正しい位置決めは通常、足関節の中心を見つけると共
にその位置を脛骨上の目印と関連付けることにより決定
される。このポイント、および、脛骨の基端の盆(plate
au) の中心は、脛骨の体重支持軸心すなわち物理的軸心
を決定する為に使用される。更に、足の関節および膝関
節と、物理的軸心回りの膝関節の回転との間の正しい関
係は、大腿骨の末端部と脛骨盆上の目印とを基準とする
ことにより決定される。
除を行う手術を補助するためには種々の機械的な位置決
め器具が使用されていて、人工膝の植設における大腿骨
用部材および脛骨用部材を大腿骨および脛骨に夫々取付
けることが可能である。これらの機械的な位置決め器具
により、外科医が、骨上で選択された目印に関して所定
位置に切除ガイドを固定することが可能となり、従っ
て、X線画像から決定された物理的軸心に関して切り口
(cut) が正しく配向される。
2種類のタイプがあり、これらは、骨髄内(intramedull
ary)および骨髄外(extramedullary)の位置決めシステム
である。骨髄内位置決めシステムは、位置決めを確立す
る為に選択される目印のひとつとして、大腿骨もしくは
脛骨の内側、すなわち骨髄の導管(medullary canal)を
使用する。また、骨髄外位置決めシステムは、位置決め
を確立するために人体の外部表面のみを使用する。
ことは、外科医が膝の中心と大腿骨の頂部の中心とに関
して細長いロッドを視認により位置決めして大腿骨用部
材を位置決めし、次に、同様のロッドを踝(ankle) の中
心と脛骨盆の中心とに関して位置決めして脛骨用部材の
位置決めを行うことである。大腿部の頂部の中心および
踝の中心は、触診により見出されるか、さもなくば内部
作用的な(intraoperative)X線により確立される。もし
正しい位置に置かれれば、上記の各ロッドは物理的軸心
に対して平行になると共に該軸心からオフセットされ
る。一旦位置決めされれば、これらのロッドは、切除を
行い得る様に大腿骨および脛骨に関して切除ガイドの位
置を固定するための案内部材として使用される。
ことは、外科医が大腿骨および脛骨の骨髄導管内にロッ
ドを挿入することである。もし適切に配置されれば、こ
れらのロッドは骨の夫々の軸心上に位置している筈であ
る。脛骨の場合、物理的軸心は骨の軸心に非常に近接し
ている。大腿骨の場合、股関節へのオフセット結合の特
性の故に骨の軸心が物理的軸心から相当に離間している
ことから、この差異を予めX線で測定し、大腿骨の切除
ガイドの位置決めを修正すべく使用せねばならない。
いずれにおいても、本来的な欠点および誤差要因が数多
く存在している。骨髄外位置決めは、骨髄外ロッドの位
置決めの正確な視認評価に依存している。大腿骨の頂部
を触診で発見することは困難であると共に誤りを生じ易
く、これは、肥満患者の場合に顕著である。内部作用的
なX線を使用すれば結果は幾分かは改善されるが、時間
が掛かると共に患者および操作室の担当者を放射線に晒
すことになる。X線ではさらに画像が歪むので正確に分
析するには視認により解釈および評価を行う必要があ
る、と言うのも、X線は二次元内のひとつの平面のみを
示すからである。
果は僅かに改善されるだけである、と言うのも、膝関節
の位置決めを行う上では依然として人体骨の軸心と物理
的軸心との間の差異を、歪みを含み得るX線画像を評価
することにより決定しているからである。これに加え、
骨髄内ロッドは相当の注意を払って導入されねばならな
いが、これは、それらを骨髄の導管に対して確実に正し
く位置決めさせる為だけでなく、ロッドの挿入が何らの
塞栓症(embolism)をも生じないようにする必要があるか
らであり、塞栓症は患者を相当に害し、或は死に至らし
めることさえある。
の物理的軸心を直接的に見出すものであって、これに、
手術前の(preoperative)もしくは内部作用的なX線を使
用し、評価し、計算し、隠れたもしくは目立たない目印
を発見することを必要とせず、且つ、膝関節表面へのア
クセスに必要な以外に外科手術を施すことを必要としな
いものである。また、理想的な位置決めシステムである
と認めるに足る定義とは、物理的軸心を発見する上で該
軸心が、大腿骨の頂部の中心、膝関節の中心および踝(a
nkle) の中心を通過する、という定義だけである。
特許出願第08/199,069号、すなわち現在の米
国特許第5,601,566号においては、大腿骨の頂
部の回動中心を直接的に求めることにより患者の大腿骨
の物理的軸心を求める方法及び装置が開示されている
が、ここに引用したことによりその開示内容を本明細書
の一部とする。位置決め用外部ロッドが大腿骨に固定さ
れて大腿骨の物理的軸心と平行な方向に伸びている。
法を提供するが、それらによれば、上述の米国特許出願
に記述されると共にそれに記述された様に配置された装
置の位置決め用外部ロッドを使用し、患者の脚の体重支
持軸心すなわち物理的軸心に関して人工膝(kneeprosthe
sis) の要素の配置における精度を高めるべく、大腿骨
の物理的軸心の方向に対して脛骨切除ガイドを適切に位
置決めすることが出来る。従って、本発明は幾つかの課
題および利点を達成するが、その内の幾つかは以下の様
に要約することが出来る:手術間に大腿骨の物理的軸心
を正確に求めることができ、このことを、髄の導管を侵
すこと無く、かつ、置換されつつある膝へアクセスに既
に必要とされる以上の外科的干渉を必要とすること無く
行い、以て、全体的な膝交換手術の間において脛骨の要
素並びに人工膝の大腿骨要素を正確に配置する役割を果
たすことができ;切除に対して脛骨を準備する直前にお
いて迅速に行われ得る比較的に簡単な方法を提供し;最
小限の処理段階および装置により高度の精度を達成し;
視覚による評価または解釈への依存を少なくし乍らも、
大腿骨の物理的軸心の方向および脛骨切除ガイドの相対
位置を直接的に決定し得;長期間に亙り信頼性の有る機
能を達成し得る簡素な装置を提供する。
ピエント、すなわち、手術を受ける者の、大腿骨10と
脛骨30との間に取付ける際に人工関節を所定位置に正
確に配置すべく、図8の「脛骨切除ガイド90」を踝の
中心、膝の中心、および、大腿骨10の物理的軸心14
に関し位置決めすることを目的としている。本明細書中
では大腿骨および脛骨ともに、人体の胴体に近い方を
“基部”と称し、その逆側を“末端部”と称する。最終
目的状態である図8においては、ガイド90は脛骨30
の基部32にドリルピン160で固定されており、又、
ガイド90は図3の様に横手方向に広がりを有すると共
に該ガイド90を(患者の)前後方向に貫通する鋸刃案
内スロット92を有しており、斯くして、図8の様に
(患者の前方からの)鋸刃162により、脛骨32の基
部が所望の切除レベルRLにて切除される。以上の様に
脛骨基部の切除を行うためにはガイド90は上記の様に
位置決めされねばならない。概略的には、この位置決め
は、第一にガイド90の上下方向の位置を決め、第二に
ガイド90の左右方向の位置を決める、という二段階の
操作のみによって達成される。この点、先ず、図2の位
置決め用外部ロッド20は大腿骨10の物理的軸心14
に関し既に位置決めされており、同様に、図2(患者が
脛骨30を90°だけ下に曲げた状態)で「下部クラン
プ60」は、外部の脛骨位置決め用シャフト42(すな
わち、上部シャフト部44及び摺動受容の為の筒状部材
46)の末端を踝上に既に位置決めしており、斯かる位
置決めは明細書中で言及された米国特許出願第08/5
52,594号中に詳述されている。以上の様な米国特
許出願による位置決め状態を前提として、先ず、図3の
様に位置決めシャフト42の上端にガイド90を(上下
移動可能に)取付け、更に、該ガイド90の上に指針ア
センブリ120を取付け、図4の様に指針アセンブリ1
20を活用して、ガイド90の(鋸刃案内スロット92
の)上下方向位置を所望切除レベルRLに関し位置決め
する。次に、例えば図1、図2、図5ないし図7に示さ
れた「基部位置決め部材140」を利用し、ガイド90
の“左右方向の位置”を、「大腿骨10の物理的軸心1
4に関し既に位置決め(且つ固定)されている位置決め
用外部ロッド20」に関し位置決めする。斯かる左右の
位置決めを行うために、図2の様に基部位置決め部材1
40を位置決めシャフト42に固定し、この状態から患
者の脛骨30を、大腿骨10と一直線になる様に徐々に
伸ばし、一直線になる途中で、基部位置決め部材140
を(患者の)左右方向に必要に応じて移動させ(従って
ガイド90も左右に移動され)て位置決め用外部ロッド
20に嵌装し、このことによりガイド90を大腿骨10
の物理的軸心14に関し位置決めし、最終的に図6及び
図7の状態とし、この状態でドリルピン160でガイド
90を脛骨基部32に固定する、というものである。
的および利点は本発明により達成されるが、本発明は、
全体人工膝のレシピエントの脚の物理的軸心の方向に関
して脛骨切除ガイドを位置決めする装置であって、脛骨
末端を有する脛骨の基部を切除すべく該脛骨の脛骨基部
にてレシピエントの脛骨に固定されるべき前記脛骨切除
ガイドと大腿骨に固定されて前記物理的軸心の方向に延
びているべき位置決め用外部ロッドとを備え、更に、上
端と下端との間の位置決め軸心に沿って長手方向に延び
ていると共に、前記脛骨基部の近傍に配置する為の、上
端近傍の基部と、前記脛骨末端の近傍に配置する為の、
下端近傍の末端部と、を有する外側の脛骨位置決めシャ
フトと、前記脛骨切除ガイドを前記脛骨位置決めシャフ
トの前記基部に対して選択的に結合する為の、前記脛骨
位置決めシャフトの上端近傍に配置された基部結合手段
と、前記脛骨位置決めシャフトの前記末端部を前記脛骨
末端に選択的に連結すべく脛骨の前方に配置される末端
結合手段と、前記脛骨位置決めシャフトの前記基部に配
置される基部位置決め部材と、を備えて成り、該基部位
置決め部材が、該基部位置決め部材に沿って長手方向に
前記脛骨位置決めシャフトの位置決め軸心に平行に延在
する位置決め案内路を有し、該位置決め案内路が、前記
位置決め用外部ロッドを該位置決め案内路内に受容する
為の開口を有し、該位置決め案内路が前記位置決め用外
部ロッドと相補的であることによって、前記位置決め用
外部ロッドが該位置決め案内路内に受容されると同時
に、前記基部位置決め部材が前記位置決め用外部ロッド
に関し位置決めされて、前記脛骨位置決めシャフトの前
記基部を前記位置決め用外部ロッドの方向に位置決め
し、すなわち、前記脚の前記物理的軸心の方向に関して
前記脛骨切除ガイドを位置決めすることを特徴とする、
脛骨切除ガイドの位置決め装置としての改良を提供する
ものであると簡潔に記述できる。
適実施形態を詳述するが、これにより、本発明が更に十
分に理解されると共に更なる目的および利点も明らかに
なろう。
ると、あお向けの患者の大腿骨の一部が幾分か概略的に
10で示されており、該大腿骨は患者の膝Kにおける大
腿骨末端12を含む如く示されている。上記した米国特
許出願第08/199,069号で更に詳述されている
様に、大腿骨10は、該大腿骨10の大腿骨頂部(不図
示)回りの回動から制限されると共に、大腿骨10の物
理的軸心14は患者の大腿骨頂部の回動中心と膝Kの中
心18とを通っている。物理的軸心14の方向は上記の
米国特許出願に記載された手法により決定されていると
共に、長寸の位置決め用外部ロッド20が大腿骨10に
固定されて該大腿骨10の物理的軸心14と平行な方向
に延びている。物理的軸心14に平行な位置決め用ロッ
ド20は、上記米国特許出願中に記載された如く、植設
されるべき大腿の人工膝を受入れる為に大腿骨末端12
を準備するに必要な切除を行うための切除ガイドを配置
すべく使用され得るものである。本発明によれば、後述
の如く、脛骨切除ガイドを位置決めする為にも位置決め
用ロッド20が使用され得る。
2、脛骨隆起34および前部皮質36を含むと共に、脛
骨基部32の切除により(不図示の)人工膝インプラン
トの脛骨要素を受入れる準備が為されるべきものであ
る。脛骨30は、長軸心Lおよび脛骨末端38を含んで
いる。脛骨基部32の準備を行うべく構成された本発明
の装置は参照番号40で示されており、該装置は、上部
シャフト部44の形状の基部すなわち上部と、筒状部材
46の形状の末端部すなわち下部とを有する、外部の脛
骨位置決め用シャフト42を有する。脛骨位置決めシャ
フト42は上端48と下端50との間で長手方向に延在
し、且つ、上部シャフト部44は嵌合式に下端50の近
傍の筒状部材46内に受容され、共通の位置決め軸心A
に沿って筒状部材46に対して選択的に移動させられ
る。摘みネジ52の形態を有する固定手段は、筒状部材
46の上端56にて該筒状部材46と一体になっている
カラー54を通して螺着されているが、該固定手段は該
上部シャフト部44を締めつけ、上部シャフト部44が
筒状部材46内に嵌入されたときに筒状部材46に関し
位置決め軸心Aに沿って上部シャフト部44を任意の適
所に固定する。
1995年11月3日に出願された米国特許出願第08
/552,594号に記載された如く構成されると共
に、筒状部材46の下端に、すなわち脛骨位置決めシャ
フト42の下端50に取付けられるが、本明細書に引用
したことにより上記米国特許出願の開示内容は本明細書
の内容の一部とされる。図2に見られる様に、脛骨末端
38に固着されるべき下部クランプ60は踝(malleoli)
の直上において脛骨末端38の回りに配置され、筒状部
材46の下端を、従って、脛骨位置決めシャフト42の
下端50を、レシピエントの踝(ankle) 62の近傍にお
ける脛骨末端38の前方において脛骨末端38に対し位
置決めする。
形態で示されるが、これは、脛骨位置決めシャフト42
の下端50と一体であると共に第1案内路74に沿って
摺動自在に取付けられた第1キャリッジ72を備え、一
方、該キャリッジ72は、クランプ60と一体の第2案
内路78に沿って摺動自在に取付けられた第2キャリッ
ジ76により担持されている。第1案内路74は矩形の
断面形状を有すると共に、第1キャリッジ72が該第1
案内路74に沿って選択的に前後方向に移動させられ得
る様に前後方向に延在している。第2案内路78はT形
の断面形状を有すると共に中央から側方に延在し、第2
キャリッジ76が第2案内路78に沿って中央から側方
に選択的に移動させられ得るようにしている。第1キャ
リッジ72および第2キャリッジ76は、脛骨位置決め
シャフト42の軸心Aを踝62の中心に位置決めさせる
べく移動させられる。記述された如く軸心Aが一旦位置
決めされれば、第1キャリッジ72の第1摘みネジ80
が締め付けられて該第1キャリッジ72が第1案内路7
4の所定位置に固定され、且つ、第2キャリッジ76の
第2摘みネジ82も締め付けられて該第2キャリッジ7
6が第2案内路78の所定位置に固定される。
戻って説明すると、脛骨切除ガイド90が、脛骨位置決
めシャフト42と共に組立てられ、且つ、脛骨基部32
に沿った所望の基部切除のために、適切な切除位置に配
置される。この目的の為に、脛骨切除ガイド90は切除
ガイド面を有するが、該切除ガイド面は、脛骨切除ガイ
ド90の各側の間で中央・側方向の幅を有し且つ該脛骨
切除ガイド90を前後方向に貫通する鋸刃案内スロット
92の形態で示されている。又、脛骨切除ガイド90に
は前後方向に複数個の孔94が貫通しているが、それら
の更なる詳細は上記米国特許出願第08/552,59
4号に記述されている。
42に組み付ける為に、脛骨位置決めシャフト42の上
端48におけるオフセットヘッド100と、脛骨切除ガ
イド90の延長部104とを含む基部連結手段が配備さ
れ、オフセットヘッド100は、脛骨切除ガイド90を
貫通する相補的チャネル102による該オフセットヘッ
ド100への係合により脛骨位置決めシャフト42にガ
イド90を受容し、かつ選択的に固定し、一方、延長部
104は、脛骨位置決めシャフト42の位置決め軸心A
に平行な方向に延びていると共に、脛骨位置決めシャフ
ト42の上端48における脛骨位置決めシャフト42の
オフセットヘッド100の外側面108の断面形状と略
々相補的な断面形状を備えた内側面106を有してい
る。脛骨切除ガイド90は停止ピン110上に着座し、
次に、脛骨切除ガイド90に螺着された摘みネジ112
が締め付けられ、脛骨切除ガイド90は所定位置に固定
される。
指針アセンブリ120により決定されるが、該アセンブ
リ120は、脛骨位置決めシャフト42上への脛骨切除
ガイド90の取付けに先立って脛骨切除ガイド90に取
付けるのが最も好都合である。指針アセンブリ120
は、指針ハウジング124上に取付けられると共に尖端
126を有する脛骨指針(tibial stylus) 122を有
し、且つ、迅速連結機構(aquick-connect mechanism)
130の形態で示された取付手段により脛骨切除ガイド
90に選択的に着脱されるが、該機構130の更なる詳
細は上記米国特許出願第08/552,594号に記述
されている。
く、脛骨位置決めシャフト42の上部シャフト部44
は、自身44に脛骨切除ガイド90を連結した状態で、
筒状部材46内に挿入されて該部材46内を下方に摺動
し、このことを、指針アセンブリ120の脛骨指針12
2が脛骨基部32に着座して脛骨隆起34と接触し、脛
骨指針122の尖端126が脛骨盆132に沿って脛骨
基部32と係合するまで行い、このことにより、所望の
切除レベルRLでの基部切除を行うべく脛骨切除ガイド
90を正しいレベルに配置する。迅速連結機構130
は、コンパクトで操作容易な構造により、脛骨切除ガイ
ド90に対する指針アセンブリ120の、高安定性での
取付けを達成する。脛骨切除ガイド90が所望の切除レ
ベルに一旦配置されたなら摘みネジ52を締め付けるこ
とにより、脛骨切除ガイド90を所望の切除レベルRL
に固定し、次に、迅速連結機構130を単に操作するだ
けで指針アセンブリ120が脛骨切除ガイド90から取
り外される。
軸心14の方向に間する脛骨切除ガイド90の適切な位
置決めを達成する為に、脛骨位置決めシャフト42の上
部シャフト部44には基部位置決め部材140が嵌合配
置される。この基部位置決め部材140自身は、図5に
最も良く示されると共に、ブロック142と該ブロック
142を貫通するチャネル144とを含むものとして示
され、チャネル144は、脛骨位置決めシャフト42の
上部シャフト部44の断面形状と相補的な断面形状を有
することにより上部シャフト部44を自身内に受入れ
る。ブロック142内には摘みネジ146が螺入されて
チャネル144と通じており、このことにより、図2に
示される様に脛骨位置決めシャフト42の上部シャフト
部44にブロック142を選択的に固定し得る様にして
いる。又、基部位置決め部材140のブロック142に
沿いスロット150の形態の位置決め案内路が長手方向
に延びており、且つ、該スロット150の丈に沿って該
スロット150と連通する開口152が横手方向に延び
ていると共に傾斜した入口154を含んでいる。脛骨位
置決めシャフト42の上部シャフト部44と、基部位置
決め部材140のチャネル144とが、相補的な断面形
状を有しているので、チャネル144内に上部シャフト
部44が嵌合した際にはスロット150は脛骨位置決め
シャフト42の軸心Aに正しく位置決めされる。
部44に基部位置決め部材140を所定位置に固定し、
図6および図7に示される如く膝Kは伸ばした状態に置
かれる。膝Kが伸ばされたときに脛骨位置決めシャフト
42は操作され、従って、位置決め用ロッド20は基部
位置決め部材140のスロット150内に係合して該基
部位置決め部材140を位置決め用ロッド20に関して
位置決めし、従って脛骨位置決めシャフト42を位置決
め用ロッド20の方向に位置決めし、このことにより、
脛骨切除ガイド90を大腿骨10の物理的軸心14の方
向に関し従ってレシピエントの脚の物理的軸心に関して
位置決めする。この目的の為に、膝Kを伸ばす間に必要
に応じて脛骨位置決めシャフト42を移動させ、傾斜入
口154を通じて位置決め用ロッド20を基部位置決め
部材140の開口152およびスロット150内に受容
する。
に関して脛骨切除ガイド90が一旦位置決めされれば、
該脛骨切除ガイド90は前部皮質36の近傍で脛骨基部
32に固定手段により固定されるが、該固定手段は、脛
骨切除ガイド90内の選択孔94を介して脛骨基部32
内に挿入されるドリルピン(drill-pins)160の形態で
示されている。次に、位置決め用ロッド20が大腿骨1
0から除去され、脛骨位置決めシャフト42が脛骨切除
ガイド90から取り外され、膝Kは90°だけ曲げられ
て図8に示された位置に脛骨30をもたらし、且つ、脛
骨切除ガイド90は、脛骨基部32の切除を行う為に自
由にアクセスし得るべく完全に露出される。鋸164の
鋸刃162が次に鋸刃案内スロット92に挿入され、切
除レベルRLにおける基部切除166を達成する。
点を達成するが、それは即ち:手術間に大腿骨の物理的
軸心を正確に求めることができ、このことを、骨髄の導
管を侵すこと無く、かつ、置換されつつある膝へのアク
セスに既に必要とされる以上の外科的干渉を必要とする
こと無く行い、以て、全体的な膝交換手術の間において
脛骨の要素並びに人工膝の大腿骨要素を正確に配置する
役割を果たすことができ;切除に対して脛骨を準備する
直前において迅速に行われ得る比較的に簡単な方法を提
供し;最小限の処理段階および装置により高度の精度を
達成し;視覚による評価または解釈への依存を少なくし
乍らも、大腿骨の物理的軸心の方向および脛骨切除ガイ
ドの相対位置を直接的に決定し得;長期間に亙り信頼性
の有る機能を達成し得る簡素な装置を提供する、という
ことである。
来たが、例示の為だけであることは理解されよう。従っ
て、前記特許請求の範囲に示された本発明の真の精神及
び範囲から逸脱することなしに、設計、構造および方法
の種々の細部を変更することが可能である。
発明の実施形態は、前記特許請求の範囲中に示される。
膝の植設を行うべく実用に供された装置の要素部材を示
す分解正面図である。
レシピエントの脚部にて組立られた要素部材を示す正面
図である。
る。
部分的正面図である。
視図である。
れた状態の正面図である。
である。
Claims (16)
- 【請求項1】 全体人工膝のレシピエントの脚の物理的
軸心の方向に関して脛骨切除ガイドを位置決めする装置
であって、 脛骨末端を有する脛骨の基部を切除すべく該脛骨の脛骨
基部にてレシピエントの脛骨に固定されるべき前記脛骨
切除ガイドと大腿骨に固定されて前記物理的軸心の方向
に延びているべき位置決め用外部ロッドとを備え、更
に、 上端と下端との間の位置決め軸心に沿って長手方向に延
びていると共に、前記脛骨基部の近傍に配置する為の、
上端近傍の基部と、前記脛骨末端の近傍に配置する為
の、下端近傍の末端部と、を有する外側の脛骨位置決め
シャフトと、 前記脛骨切除ガイドを前記脛骨位置決めシャフトの前記
基部に対して選択的に結合する為の、前記脛骨位置決め
シャフトの上端近傍の基部結合手段と、 脛骨の前方で、前記脛骨位置決めシャフトの前記末端部
を前記脛骨末端に選択的に連結する末端結合手段と、 前記脛骨位置決めシャフトの前記基部における基部位置
決め部材と、を備えて成り、 該基部位置決め部材が、該基部位置決め部材に沿って長
手方向に前記脛骨位置決めシャフトの位置決め軸心に平
行に延在する位置決め案内路を有し、 該位置決め案内路が、前記位置決め用外部ロッドを該位
置決め案内路内に受容する為の開口を有し、 該位置決め案内路が前記位置決め用外部ロッドと相補的
であることによって、前記位置決め用外部ロッドが該位
置決め案内路内に受容されると同時に、前記基部位置決
め部材が前記位置決め用外部ロッドに関し位置決めされ
て、前記脛骨位置決めシャフトの前記基部を前記位置決
め用外部ロッドの方向に位置決めし、すなわち、前記脚
の前記物理的軸心の方向に関して前記脛骨切除ガイドを
位置決めすることを特徴とする、脛骨切除ガイドの位置
決め装置。 - 【請求項2】 前記位置決め案内路が、前記基部位置決
め部材に沿って長手方向に延在するスロットを含み、且
つ、 前記開口が、前記脛骨位置決めシャフトの前記基部が該
スロット内に横方向に受容されるように横方向に延在す
る、請求項1に記載の発明。 - 【請求項3】 前記基部位置決め部材が、該基部位置決
め部材と前記脛骨位置決めシャフトの前記基部とを選択
的に結合および分離する選択的結合手段を有する、請求
項1に記載の発明。 - 【請求項4】 前記位置決め案内路が、前記基部位置決
め部材に沿って長手方向に延在するスロットを含み、且
つ、 前記開口が、前記脛骨位置決めシャフトの前記基部が前
記スロット内に横方向に受容されるように横方向に延在
する、請求項3に記載の発明。 - 【請求項5】 前記選択的連結手段が、前記基部位置決
め部材内および前記脛骨位置決めシャフトの前記基部上
に相補的断面形状を有し、該相補的断面形状が、前記脛
骨位置決めシャフトの前記基部上に前記基部位置決め部
材を位置させると同時に前記スロットを前記脛骨位置決
めシャフトの位置決め軸心に関して位置決めする、請求
項4に記載の発明。 - 【請求項6】 全体人工膝のレシピエントの脚の物理的
軸心の方向に関して脛骨切除ガイドを位置決めする装置
であって、 脛骨末端を有する脛骨の基部を切除すべく該脛骨の脛骨
基部にてレシピエントの脛骨に固定されるべき前記脛骨
切除ガイドと大腿骨に固定されて前記物理的軸心の方向
に延びているべき位置決め用外部ロッドとを備え、更
に、 上端と下端との間の位置決め軸心に沿って長手方向に延
びていると共に、前記脛骨基部の近傍に配置する為の、
上端近傍の基部と、前記脛骨末端の近傍に配置する為
の、下端近傍の末端部と、を有する外側の脛骨位置決め
シャフトと、 前記脛骨切除ガイドを前記脛骨位置決めシャフトの前記
基部に対して選択的に結合する為の、前記脛骨位置決め
シャフトの上端近傍に配置された基部結合手段と、 前記脛骨位置決めシャフトの前記末端部を前記脛骨末端
に選択的に連結すべく脛骨の前方に配置される末端結合
手段と、 前記脛骨位置決めシャフトの前記基部に配置される基部
位置決め部材と、を備えて成り、 該基部位置決め部材が、該基部位置決め部材に沿って長
手方向に前記脛骨位置決めシャフトの位置決め軸心に平
行に延在する位置決め案内路を有し、 該位置決め案内路が、前記位置決め用外部ロッドを該位
置決め案内路内に受容する為の開口を有し、 該位置決め案内路が前記位置決め用外部ロッドと相補的
であることによって、前記位置決め用外部ロッドが該位
置決め案内路内に受容されると同時に、前記基部位置決
め部材が前記位置決め用外部ロッドに関し位置決めされ
て、前記脛骨位置決めシャフトの前記基部を前記位置決
め用外部ロッドの方向に位置決めし、すなわち、前記脚
の前記物理的軸心の方向に関して前記脛骨切除ガイドを
位置決めすることを特徴とする、脛骨切除ガイドの位置
決め装置。 - 【請求項7】 前記位置決め案内路が、前記基部位置決
め部材に沿って長手方向に延在するスロットを含み、且
つ、 前記開口が、前記脛骨位置決めシャフトの前記基部が前
記スロット内に横方向に受容されるように横方向に延在
する、請求項6に記載の発明。 - 【請求項8】 前記基部位置決め部材が、該基部位置決
め部材と前記脛骨位置決めシャフトの前記基部とを選択
的に結合および分離する選択的結合手段を有する、請求
項6に記載の発明。 - 【請求項9】 前記位置決め案内路が、前記基部位置決
め部材に沿って長手方向に延在するスロットを含み、且
つ、 前記開口が、前記脛骨位置決めシャフトの前記基部が前
記スロット内に横方向に受容されるように横方向に延在
する、請求項8に記載の発明。 - 【請求項10】 前記選択的連結手段が、前記基部位置
決め部材内および前記脛骨位置決めシャフトの前記基部
上に相補的断面形状を有し、該相補的断面形状が、前記
脛骨位置決めシャフトの前記基部上に前記基部位置決め
部材を位置させると同時に前記スロットを前記脛骨位置
決めシャフトの位置決め軸心に関して位置決めする、請
求項9に記載の発明。 - 【請求項11】 全体人工膝のレシピエントの脚の物理
的軸心の方向に関して脛骨切除ガイドを位置決めし、か
つ、前記脛骨切除ガイドが、脛骨末端を有する脛骨の基
部を切除すべく該脛骨の脛骨基部にてレシピエントの脛
骨に固定される、脛骨切除ガイドの位置決め方法であっ
て、該方法が:位置決め用外部ロッドが前記物理的軸心
の方向に延びているように該位置決め用外部ロッドを大
腿骨に固定する段階と;外側の脛骨位置決めシャフトの
末端部を前記脛骨末端に脛骨の前方で結合し、前記末端
部が前記脛骨末端に結合されたときに前記外側の脛骨位
置決めシャフトが位置決め軸心に沿って長手方向に延び
ていると共に、前記脛骨基部に近接した基部を有してい
る段階と、 前記脛骨切除ガイドを、前記脛骨位置決めシャフトの前
記基部に結合させる段階と、 前記脛骨位置決めシャフトの前記基部上の基部位置決め
部材が前記位置決め用外部ロッドと係合することによ
り、前記基部位置決め部材が前記位置決め用外部ロッド
に関し位置決めされて、前記脛骨位置決めシャフトの前
記基部を前記位置決め用外部ロッドの方向に位置決め
し、すなわち、前記脚の前記物理的軸心の方向に関して
前記脛骨切除ガイドを位置決めするように前記脛骨位置
決めシャフトの前記基部を位置させる段階と、から成
る、脛骨切除ガイドの位置決め方法。 - 【請求項12】 前記基部位置決め部材が、前記外側の
脛骨シャフトの前記位置決め軸心に対して平行に長手方
向に延在する位置決め案内路を有し、且つ、 前記基部位置決め部材が、該基部位置決め部材と前記位
置決め用外部ロッドとの相対的な横移動により前記位置
決め用外部ロッドと係合せしめられる、請求項11に記
載の発明。 - 【請求項13】 前記基部位置決め部材を前記位置決め
用外部ロッドと係合させる前に、前記基部位置決め部材
を前記外側の脛骨シャフトの前記基部に結合する段階を
有する、請求項11に記載の発明。 - 【請求項14】 前記基部位置決め部材が、前記外側の
脛骨シャフトの前記位置決め軸心に対して平行に長手方
向に延在する位置決め案内路を有し、且つ、 前記基部位置決め部材が、該基部位置決め部材と前記位
置決め用外部ロッドとの相対的な横移動により前記位置
決め用外部ロッドと係合せしめられる、請求項13に記
載の発明。 - 【請求項15】 前記脚の前記物理的軸心に関する前記
脛骨切除ガイドの位置決めに引続き、前記脛骨切除ガイ
ドを前記脛骨基部に固定する段階を有する、請求項14
に記載の発明。 - 【請求項16】 前記脛骨基部への前記脛骨切除ガイド
の固定に引続き、前記脛骨基部を切除する段階を有す
る、請求項15に記載の発明。
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