JPH10175272A - 破袋防止用積層粘着ラベル及び破袋防止方法 - Google Patents
破袋防止用積層粘着ラベル及び破袋防止方法Info
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- JPH10175272A JPH10175272A JP8339614A JP33961496A JPH10175272A JP H10175272 A JPH10175272 A JP H10175272A JP 8339614 A JP8339614 A JP 8339614A JP 33961496 A JP33961496 A JP 33961496A JP H10175272 A JPH10175272 A JP H10175272A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 好ましい加熱・調理条件を得ながら、密封容
器・袋が破壊することを防止することの出来る、電子レ
ンジ調理用食品等容器の破袋防止用積層粘着ラベル及び
破袋防止方法を提供する。 【解決手段】 第一の構成はラベル基材が少なくとも一
層の熱収縮性フィルム層と上貼り層とを積層したことを
特徴とする破袋防止用積層粘着ラベル。第二の構成は密
封容器に予め設けた切り込み部を覆うように前記したラ
ベルを貼付することを特徴とする密封容器の破袋防止方
法。
器・袋が破壊することを防止することの出来る、電子レ
ンジ調理用食品等容器の破袋防止用積層粘着ラベル及び
破袋防止方法を提供する。 【解決手段】 第一の構成はラベル基材が少なくとも一
層の熱収縮性フィルム層と上貼り層とを積層したことを
特徴とする破袋防止用積層粘着ラベル。第二の構成は密
封容器に予め設けた切り込み部を覆うように前記したラ
ベルを貼付することを特徴とする密封容器の破袋防止方
法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を収容する密
封容器・袋に貼付するラベル及び破壊防止方法に関し、
特に密封容器・袋内に食品を収容した状態で電子レンジ
で加熱・調理する際に、発生する水蒸気によって袋・容
器が膨れ破壊することを防止するためのラベル及び破壊
防止方法に関する。
封容器・袋に貼付するラベル及び破壊防止方法に関し、
特に密封容器・袋内に食品を収容した状態で電子レンジ
で加熱・調理する際に、発生する水蒸気によって袋・容
器が膨れ破壊することを防止するためのラベル及び破壊
防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックや紙で作られた袋や密封容
器中の食品を電子レンジで加熱調理する場合、密封状態
の包装容器のままで加熱できると便利である。しかしな
がら、密封状態で電子レンジで加熱すると、容器内の食
品の加熱にともなう水蒸気の発生によって、容器の内圧
が高まり容器・袋が膨れ、容器が予測しない箇所で破裂
して内容物がこぼれ、電子レンジ内を汚すことがある。
器中の食品を電子レンジで加熱調理する場合、密封状態
の包装容器のままで加熱できると便利である。しかしな
がら、密封状態で電子レンジで加熱すると、容器内の食
品の加熱にともなう水蒸気の発生によって、容器の内圧
が高まり容器・袋が膨れ、容器が予測しない箇所で破裂
して内容物がこぼれ、電子レンジ内を汚すことがある。
【0003】そのため、マイクロ波発熱性の素材を用
い、密封容器の一部に加工したり、ラベルの状態にして
密封容器に貼付するなどして、電子レンジでの加熱途中
で発熱により容器の一部を溶断することにより水蒸気の
発散口を設ける方法が提唱されている。(特開昭61−
69576号公報、特開平01−213180号公報
等)しかし、これらの方法では、マイクロ波の照射によ
って、食品内容物の加熱状態とは無関係に、マイクロ波
発熱素材が発熱してしまうため、食品の加熱が充分でな
い内に密封容器が溶断され、余分に水蒸気が逃げ食品が
カラカラに乾いてしまったり、充分な加熱後も溶断量が
小さく、発生した水蒸気の内圧によって袋や密封容器が
破壊されてしまうことがある等、内容物を適正に加熱す
るような水蒸気の逃がし方を調節することが困難であっ
た。
い、密封容器の一部に加工したり、ラベルの状態にして
密封容器に貼付するなどして、電子レンジでの加熱途中
で発熱により容器の一部を溶断することにより水蒸気の
発散口を設ける方法が提唱されている。(特開昭61−
69576号公報、特開平01−213180号公報
等)しかし、これらの方法では、マイクロ波の照射によ
って、食品内容物の加熱状態とは無関係に、マイクロ波
発熱素材が発熱してしまうため、食品の加熱が充分でな
い内に密封容器が溶断され、余分に水蒸気が逃げ食品が
カラカラに乾いてしまったり、充分な加熱後も溶断量が
小さく、発生した水蒸気の内圧によって袋や密封容器が
破壊されてしまうことがある等、内容物を適正に加熱す
るような水蒸気の逃がし方を調節することが困難であっ
た。
【0004】他方、予め開口部を設けた袋の開口部分に
熱収縮性のラベルを貼付することにより、加熱とともに
ラベルの収縮により開口部に小孔を生じせしめ水蒸気を
逃がす試みもなされている。勿論、多くの熱収縮性フィ
ルムと各種の粘着剤を組み合わせれば、目的とする調理
条件に見合う破袋防止用『熱収縮ラベル』を製造するこ
とは理論的には充分可能であるが、通常、熱収縮性フィ
ルムの生産単位と粘着加工の生産単位は、フィルム生産
の単位の方が遥かに大きく、また、粘着加工の生産単位
と、粘着ラベルの生産単位を比較すると、粘着加工の方
が遥かに大きく、目的とする条件での多種多様の『熱収
縮ラベル』を製造することは工業的には無理がある。
熱収縮性のラベルを貼付することにより、加熱とともに
ラベルの収縮により開口部に小孔を生じせしめ水蒸気を
逃がす試みもなされている。勿論、多くの熱収縮性フィ
ルムと各種の粘着剤を組み合わせれば、目的とする調理
条件に見合う破袋防止用『熱収縮ラベル』を製造するこ
とは理論的には充分可能であるが、通常、熱収縮性フィ
ルムの生産単位と粘着加工の生産単位は、フィルム生産
の単位の方が遥かに大きく、また、粘着加工の生産単位
と、粘着ラベルの生産単位を比較すると、粘着加工の方
が遥かに大きく、目的とする条件での多種多様の『熱収
縮ラベル』を製造することは工業的には無理がある。
【0005】また、熱収縮性ラベルに組み合わせる粘着
剤の接着強度は、通常の品ではその接着強度の10〜2
0%程度の幅の強度の振れを持ち、接着強度の異なる種
類の粘着製品を選択する場合の自由度は少なく、接着強
度の組み合わせで最適な条件での開口部を得ることの自
由度は少ない。例えば、接着強度が1000g/25m
mの場合、実際の数値幅は800〜1200g/25m
m程度であり、明確な差別化が可能な弱い接着強度の品
は600g/25mm程度の品を選択せざるを得ない。
剤の接着強度は、通常の品ではその接着強度の10〜2
0%程度の幅の強度の振れを持ち、接着強度の異なる種
類の粘着製品を選択する場合の自由度は少なく、接着強
度の組み合わせで最適な条件での開口部を得ることの自
由度は少ない。例えば、接着強度が1000g/25m
mの場合、実際の数値幅は800〜1200g/25m
m程度であり、明確な差別化が可能な弱い接着強度の品
は600g/25mm程度の品を選択せざるを得ない。
【0006】これらの点からも各調理条件に見合った個
別の熱収縮性フィルムと粘着剤の組み合わせを形成する
ことは、安価に最適なラベルを供給するとの目的に大き
く反することが窺える。
別の熱収縮性フィルムと粘着剤の組み合わせを形成する
ことは、安価に最適なラベルを供給するとの目的に大き
く反することが窺える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
のような問題点を解決するためのものであって、フレキ
シブルな密封容器を電子レンジ内で加熱・調理するに際
し、加熱によって発生する水蒸気による内圧を、意図す
る条件下で放散することによって、好ましい加熱・調理
条件を得ながら、密封容器・袋が破壊することを防止す
る、自由度が高く、且つ安価に製造できる密封容器・袋
用の破袋防止ラベルと破袋防止方法を提供することにあ
る。
のような問題点を解決するためのものであって、フレキ
シブルな密封容器を電子レンジ内で加熱・調理するに際
し、加熱によって発生する水蒸気による内圧を、意図す
る条件下で放散することによって、好ましい加熱・調理
条件を得ながら、密封容器・袋が破壊することを防止す
る、自由度が高く、且つ安価に製造できる密封容器・袋
用の破袋防止ラベルと破袋防止方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】密封容器・袋に食品を収
容し、電子レンジで加熱することによって容器・袋が破
裂する場合は、必ず食品の温度が上昇し水蒸気の発生に
よって、容器内の内圧が上昇している訳であるから、一
定の温度と内圧の下で容器に開口部が生じれば、目的と
する調理・加熱条件下でも破袋防止策を得ることが可能
となる。そこで、熱収縮ラベルの表面に、別種のラベル
を重ね合わせ、熱収縮ラベルの収縮性を調節することに
より、容器の素材及び内容物との関係で相応しく水蒸気
を放散させるべきラベルを調製出来ることが判明し本発
明を完成するに至った。
容し、電子レンジで加熱することによって容器・袋が破
裂する場合は、必ず食品の温度が上昇し水蒸気の発生に
よって、容器内の内圧が上昇している訳であるから、一
定の温度と内圧の下で容器に開口部が生じれば、目的と
する調理・加熱条件下でも破袋防止策を得ることが可能
となる。そこで、熱収縮ラベルの表面に、別種のラベル
を重ね合わせ、熱収縮ラベルの収縮性を調節することに
より、容器の素材及び内容物との関係で相応しく水蒸気
を放散させるべきラベルを調製出来ることが判明し本発
明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明の第一の構成は、基材層と粘
着剤層とから成る粘着ラベルであって、ラベル基材が少
なくとも一層の熱収縮性フィルム層と、少なくとも一層
の上貼り層とを積層されたことを特徴とする破袋防止用
積層粘着ラベルである。又本発明は、前記した熱収縮フ
ィルム層の70℃における熱収縮率が20%以上である
破袋防止用積層粘着ラベルである。
着剤層とから成る粘着ラベルであって、ラベル基材が少
なくとも一層の熱収縮性フィルム層と、少なくとも一層
の上貼り層とを積層されたことを特徴とする破袋防止用
積層粘着ラベルである。又本発明は、前記した熱収縮フ
ィルム層の70℃における熱収縮率が20%以上である
破袋防止用積層粘着ラベルである。
【0010】本発明の第二の構成は、食品等の入った密
封容器・密封袋に加温下で発生する水蒸気を逃がすため
の破袋防止方法であって、ラベル基材が少なくとも一層
の熱収縮性フィルム層と少なくとも一層の上貼り層とが
積層された、基材層と粘着剤層とからなる破袋防止用積
層粘着ラベルを、密封容器・密封袋に予め設けた切り込
み又は開口部を覆うように貼付することを特徴とする密
封容器・密封袋の破袋防止方法である。又、更に本発明
は、前記した破袋防止用積層粘着ラベルの熱収縮フィル
ム層の70℃における熱収縮率が20%以上である密封
容器・密封袋の破袋防止方法である。
封容器・密封袋に加温下で発生する水蒸気を逃がすため
の破袋防止方法であって、ラベル基材が少なくとも一層
の熱収縮性フィルム層と少なくとも一層の上貼り層とが
積層された、基材層と粘着剤層とからなる破袋防止用積
層粘着ラベルを、密封容器・密封袋に予め設けた切り込
み又は開口部を覆うように貼付することを特徴とする密
封容器・密封袋の破袋防止方法である。又、更に本発明
は、前記した破袋防止用積層粘着ラベルの熱収縮フィル
ム層の70℃における熱収縮率が20%以上である密封
容器・密封袋の破袋防止方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】選択の自由度の少ない熱収縮性ラ
ベル素材に重ね合わせる上貼りラベルに関して、表面
基材の厚さ、腰の強さ、電子レンジでの発熱性、
可塑度、表面基材の耐熱性、使用する粘着剤の接着
強度、下地となる熱収縮性ラベルからはみ出て重ね合
わせるラベルの面積等により、基材層としての熱収縮性
ラベルの収縮開始を調節すること出来ることが判明し
た。以下に、発明の実施の形態を詳細に述べる。
ベル素材に重ね合わせる上貼りラベルに関して、表面
基材の厚さ、腰の強さ、電子レンジでの発熱性、
可塑度、表面基材の耐熱性、使用する粘着剤の接着
強度、下地となる熱収縮性ラベルからはみ出て重ね合
わせるラベルの面積等により、基材層としての熱収縮性
ラベルの収縮開始を調節すること出来ることが判明し
た。以下に、発明の実施の形態を詳細に述べる。
【0012】(熱収縮性フィルム)本発明に係わる熱収
縮性フィルムについては、市販されている熱収縮性フィ
ルムの殆どの材質(PVC・PET・PS・ポリオレフ
ィン等)が使用可能であるが、密封容器の破壊の原因の
多くが、内容物から発生する水蒸気であることから、熱
収縮フィルムは100℃(水の沸点)において熱収縮す
ることが必要である。
縮性フィルムについては、市販されている熱収縮性フィ
ルムの殆どの材質(PVC・PET・PS・ポリオレフ
ィン等)が使用可能であるが、密封容器の破壊の原因の
多くが、内容物から発生する水蒸気であることから、熱
収縮フィルムは100℃(水の沸点)において熱収縮す
ることが必要である。
【0013】好ましくは100℃以下、70℃程度で明
確な熱収縮状態を示すフィルムであって、更に、開口部
を得る力の要因となる収縮率については、70℃での最
大熱収縮率が20%以上あることが好ましい。
確な熱収縮状態を示すフィルムであって、更に、開口部
を得る力の要因となる収縮率については、70℃での最
大熱収縮率が20%以上あることが好ましい。
【0014】(粘着剤)熱収縮フィルムと組み合わせる
粘着剤については、前述のように接着強度面の観点から
は自由に選択出来、アクリル系溶剤型、アクリル系エマ
ルジョン型、ゴム系溶液型等が使用できる。しかしなが
ら、電子レンジでの加熱に対して、100℃付近の温度
でも安定した性能を示す粘着剤が望ましく、アクリル系
架橋型粘着剤が特に好ましい。又、一般に使用される密
封容器・密封袋の材質としてはPEやPPの様なポリオ
レフィン系が多く、これら無極性の材質に対する粘着剤
の接着強度は粘着剤の種類による差が小さい。従って、
粘着剤の選択よりも、上に重ねる上貼りラベルの特性に
よって条件範囲を変化し易いことから、ラベルの自動貼
付の作業性等の条件や内容物の漏出を防止する範囲で、
接着強度の弱いものが好ましい。
粘着剤については、前述のように接着強度面の観点から
は自由に選択出来、アクリル系溶剤型、アクリル系エマ
ルジョン型、ゴム系溶液型等が使用できる。しかしなが
ら、電子レンジでの加熱に対して、100℃付近の温度
でも安定した性能を示す粘着剤が望ましく、アクリル系
架橋型粘着剤が特に好ましい。又、一般に使用される密
封容器・密封袋の材質としてはPEやPPの様なポリオ
レフィン系が多く、これら無極性の材質に対する粘着剤
の接着強度は粘着剤の種類による差が小さい。従って、
粘着剤の選択よりも、上に重ねる上貼りラベルの特性に
よって条件範囲を変化し易いことから、ラベルの自動貼
付の作業性等の条件や内容物の漏出を防止する範囲で、
接着強度の弱いものが好ましい。
【0015】(上貼りラベル)比較的早めに水分を放出
することが好ましい食品の場合、基材層である熱収縮性
フィルム(ラベル)の熱収縮性を促進させる機能とし
て、上貼りラベルにも熱収縮性の素材が使用出来る。例
として、PETの基材層に軟質PVCの積層が可能であ
る。
することが好ましい食品の場合、基材層である熱収縮性
フィルム(ラベル)の熱収縮性を促進させる機能とし
て、上貼りラベルにも熱収縮性の素材が使用出来る。例
として、PETの基材層に軟質PVCの積層が可能であ
る。
【0016】又、熱収縮の効率を向上する目的で上貼り
層として、マイクロ波発熱性の素材、即ち、金属箔の層
や金属蒸着層を含む層、チタン酸バリウム等の強誘電体
を含むインキ等の塗装層又は強磁性体を含む塗装層等を
含むラベル素材を用いることが適当であり、ラベル業界
ではアルミ蒸着を施したポリエステル・フィルムの粘着
製品が多数あり、これらを活用することが出来る。
層として、マイクロ波発熱性の素材、即ち、金属箔の層
や金属蒸着層を含む層、チタン酸バリウム等の強誘電体
を含むインキ等の塗装層又は強磁性体を含む塗装層等を
含むラベル素材を用いることが適当であり、ラベル業界
ではアルミ蒸着を施したポリエステル・フィルムの粘着
製品が多数あり、これらを活用することが出来る。
【0017】蒸らす必要等、比較的水分を充分に保つこ
とが相応しい食品の場合、基材層である熱収縮性フィル
ムラベルの熱収縮性を遅延(抑制)させる機能として、
上貼りラベルに、基材層の熱収縮を抑制する素材が使用
出来る。例として、熱収縮性のPET基材層の上に、1
00℃では熱収縮性の無いPETフィルムを粘着剤を介
して積層することが出来る。この場合、上貼り層として
積層するPETフィルムの厚さを変化することで抑制の
程度を調節出来る。
とが相応しい食品の場合、基材層である熱収縮性フィル
ムラベルの熱収縮性を遅延(抑制)させる機能として、
上貼りラベルに、基材層の熱収縮を抑制する素材が使用
出来る。例として、熱収縮性のPET基材層の上に、1
00℃では熱収縮性の無いPETフィルムを粘着剤を介
して積層することが出来る。この場合、上貼り層として
積層するPETフィルムの厚さを変化することで抑制の
程度を調節出来る。
【0018】更に、微妙に調製するためには、促進効果
を有する素材と抑制効果を有する素材の積層も可能であ
る。更に、上貼りラベルの基材層に対する相対的な大き
さも微妙な調製に効果がある。しかしながら、基材層の
熱収縮性を全く阻害するような、腰の強い紙、フィルム
等の使用は好ましくない。
を有する素材と抑制効果を有する素材の積層も可能であ
る。更に、上貼りラベルの基材層に対する相対的な大き
さも微妙な調製に効果がある。しかしながら、基材層の
熱収縮性を全く阻害するような、腰の強い紙、フィルム
等の使用は好ましくない。
【0019】(上貼りラベル用粘着剤)上貼りフィルム
と組み合わせる粘着剤についても、基材層としての熱収
縮フィルムの場合と同じく、前述のように接着強度面の
観点からは自由に選択出来、アクリル系溶剤型、アクリ
ル系エマルジョン型、ゴム系溶液型等が使用できる。し
かしながら、電子レンジでの加熱に対して、100℃付
近の温度でも安定した性能を示す粘着剤が望ましく、ア
クリル系架橋型粘着剤が特に好ましい。又、上貼りラベ
ルの特性によって基材層である熱収縮性ラベルの収縮条
件を変化させる必要上、基材層への貼付に於いて接着強
度の強いものが好ましい。
と組み合わせる粘着剤についても、基材層としての熱収
縮フィルムの場合と同じく、前述のように接着強度面の
観点からは自由に選択出来、アクリル系溶剤型、アクリ
ル系エマルジョン型、ゴム系溶液型等が使用できる。し
かしながら、電子レンジでの加熱に対して、100℃付
近の温度でも安定した性能を示す粘着剤が望ましく、ア
クリル系架橋型粘着剤が特に好ましい。又、上貼りラベ
ルの特性によって基材層である熱収縮性ラベルの収縮条
件を変化させる必要上、基材層への貼付に於いて接着強
度の強いものが好ましい。
【0020】(ラベル積層方法)本発明は、微妙なラベ
ルの熱収縮性を、単一の素材でなく、複数の素材を積層
することで解決しようとするものであるが、熱収縮ラベ
ルの上に別種の粘着ラベルを重ね合わせることは、ラベ
ルを貼付している業界やラベル作成の業界の常識範疇で
簡単に作成できることである。例えば、二台のラベル貼
付機(ラベラーとも言う)を用い、下地となる熱収縮ラ
ベルを被着体に貼付した上に、別種の粘着ラベルを別の
ラベル貼付機で貼り付ける方法がある。この方法は、下
地となる熱収縮性ラベルに重ねる上貼りラベルを各種の
条件で、はみ出させることによって、ラベルが剥離する
条件を調節する場合に有利である。
ルの熱収縮性を、単一の素材でなく、複数の素材を積層
することで解決しようとするものであるが、熱収縮ラベ
ルの上に別種の粘着ラベルを重ね合わせることは、ラベ
ルを貼付している業界やラベル作成の業界の常識範疇で
簡単に作成できることである。例えば、二台のラベル貼
付機(ラベラーとも言う)を用い、下地となる熱収縮ラ
ベルを被着体に貼付した上に、別種の粘着ラベルを別の
ラベル貼付機で貼り付ける方法がある。この方法は、下
地となる熱収縮性ラベルに重ねる上貼りラベルを各種の
条件で、はみ出させることによって、ラベルが剥離する
条件を調節する場合に有利である。
【0021】また、ラベル作成前に熱収縮性ラベル素材
と別種の粘着ラベル素材を重ね合わせて(ラベル印刷業
界で通常言われるオーバーラミネート法)から、ラベル
形状に抜き加工し、積層ラベルを得、その後、ラベル貼
付機で被着体に貼付しても良い。
と別種の粘着ラベル素材を重ね合わせて(ラベル印刷業
界で通常言われるオーバーラミネート法)から、ラベル
形状に抜き加工し、積層ラベルを得、その後、ラベル貼
付機で被着体に貼付しても良い。
【0022】また、ラベル印刷機にラベル貼付機を組み
込めば、更に複雑な加工も可能となり、熱収縮ラベルの
中央にのみ別種の上貼り粘着ラベルが重なった状態など
も可能となる。また、熱収縮性ラベルのみを抜き加工し
た後、別種の上貼り粘着ラベル素材をオーバーラミネー
トし、熱収縮性ラベルより別種の上貼り粘着ラベルの方
が大きいラベル形状に打ち抜きしたラベルを作成するこ
と、また打ち抜きした熱収縮性ラベルの半分にのみ別種
の上貼りラベルをオーバーラミネートしてから打ち抜い
て、半分だけ重なった熱収縮性ラベルを製造する等があ
る。しかしながら、破袋防止ラベルの製造法は、ここに
挙げたもののみでは無く、ラベル印刷業界・ラベル貼付
業界の通常的製造方法が各種使用可能なことは言うまで
もない。
込めば、更に複雑な加工も可能となり、熱収縮ラベルの
中央にのみ別種の上貼り粘着ラベルが重なった状態など
も可能となる。また、熱収縮性ラベルのみを抜き加工し
た後、別種の上貼り粘着ラベル素材をオーバーラミネー
トし、熱収縮性ラベルより別種の上貼り粘着ラベルの方
が大きいラベル形状に打ち抜きしたラベルを作成するこ
と、また打ち抜きした熱収縮性ラベルの半分にのみ別種
の上貼りラベルをオーバーラミネートしてから打ち抜い
て、半分だけ重なった熱収縮性ラベルを製造する等があ
る。しかしながら、破袋防止ラベルの製造法は、ここに
挙げたもののみでは無く、ラベル印刷業界・ラベル貼付
業界の通常的製造方法が各種使用可能なことは言うまで
もない。
【0023】勿論、ラベルの表面に各種の文字・図形等
を印刷し、情報伝達の手段とすることが可能なことは、
印刷用のラベル用素材である以上、当然のことであり、
更に上貼りラベルの接着性を活かしてイージーピールの
機能を追加すること等も可能であることは言うまでもな
い。
を印刷し、情報伝達の手段とすることが可能なことは、
印刷用のラベル用素材である以上、当然のことであり、
更に上貼りラベルの接着性を活かしてイージーピールの
機能を追加すること等も可能であることは言うまでもな
い。
【0024】(破袋防止方法)破袋防止における破袋防
止ラベルの適用には、対象となる容器に切り込み又は開
口部を事前に設けておく必要がある。この加工に於いて
はラベル貼付前に加工されていることと、切り込み又は
開口部を覆う大きさのラベルが必要である。この切り込
み又は開口部の大きさと、ラベルの大きさによっても若
干の水蒸気放出の条件が変化することが出来るので、切
り込みの付け方、大きさ、位置の問題や開口部の形状と
大きさ・位置等を、事前に実験により調査し、内容物で
ある個々の食品に最適な条件を決定することが出来る。
止ラベルの適用には、対象となる容器に切り込み又は開
口部を事前に設けておく必要がある。この加工に於いて
はラベル貼付前に加工されていることと、切り込み又は
開口部を覆う大きさのラベルが必要である。この切り込
み又は開口部の大きさと、ラベルの大きさによっても若
干の水蒸気放出の条件が変化することが出来るので、切
り込みの付け方、大きさ、位置の問題や開口部の形状と
大きさ・位置等を、事前に実験により調査し、内容物で
ある個々の食品に最適な条件を決定することが出来る。
【0025】密封容器・袋に用いられる材質は、PE、
PP等のオレフィン樹脂の他、PET/CPP、PET
/PE、ナイロン/CPP等の複合フィルム、間にアル
ミ箔等の金属箔を含むもの等が用いられる。
PP等のオレフィン樹脂の他、PET/CPP、PET
/PE、ナイロン/CPP等の複合フィルム、間にアル
ミ箔等の金属箔を含むもの等が用いられる。
【0026】蒸気抜きのための切り込み又は開口部の形
状については、水蒸気を放出する機能と加工のしやす
さ、ラベルによって密封され易さを満足していれば、ど
の様な形状でも良く、今回の実施例で実験した×字型の
他、U字型、Λ字型、T字型等の良く知られた加工形状
が用いられる。
状については、水蒸気を放出する機能と加工のしやす
さ、ラベルによって密封され易さを満足していれば、ど
の様な形状でも良く、今回の実施例で実験した×字型の
他、U字型、Λ字型、T字型等の良く知られた加工形状
が用いられる。
【0027】
【実施例】以下、実施例を通して本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0028】〔熱収縮性ラベルの調製及び熱収縮率の測
定〕熱収縮性フィルムとして市販の各種の厚さのPET
(ポリエチレンテレフタレート)フィルム、PVC(ポ
リ塩化ビニル)フィルムを用い、粘着剤としては表1に
示すように接着力の程度に応じて大日本インキ化学工業
(株)製の各種粘着剤を使用した。粘着剤の塗布量は全
て25±2μとした。フィルムの熱収縮率は10cm×
10cmの大きさに切断したフィルムを各設定温度(7
0±2、100±2、140±2℃)の恒温乾燥機中に
5分間放置した後、縦横の長さを測定することによって
求めた。粘着剤の接着力はJIS−Z−0237に規定
された接着力測定法に従い、ステンレス板に対する60
分後の剥離抵抗として求めた。単位は(g/25mm)
である。結果を表1に示す。
定〕熱収縮性フィルムとして市販の各種の厚さのPET
(ポリエチレンテレフタレート)フィルム、PVC(ポ
リ塩化ビニル)フィルムを用い、粘着剤としては表1に
示すように接着力の程度に応じて大日本インキ化学工業
(株)製の各種粘着剤を使用した。粘着剤の塗布量は全
て25±2μとした。フィルムの熱収縮率は10cm×
10cmの大きさに切断したフィルムを各設定温度(7
0±2、100±2、140±2℃)の恒温乾燥機中に
5分間放置した後、縦横の長さを測定することによって
求めた。粘着剤の接着力はJIS−Z−0237に規定
された接着力測定法に従い、ステンレス板に対する60
分後の剥離抵抗として求めた。単位は(g/25mm)
である。結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1に於ける各種記号は以下を表してい
る。 FNC:アクリル系架橋型溶液タイプ(低接着力再剥
離)粘着剤 AER:アクリル系架橋型溶液タイプ(超低接着力再剥
離)粘着剤 A2 :アクリル系非架橋型エマルジョンタイプ(中接
着力再剥離)粘着剤 FL :アクリル系架橋型溶液タイプ(一般強接着型)
粘着剤 FYN:アクリル系架橋型溶液タイプ(中接着力再剥
離)粘着剤 以上、いずれも大日本インキ化学工業(株)製粘着剤 ユポ :王子油化合成紙(株)製のPP系合成紙 (−):収縮率に於ける(−)の表示は伸びていること
を示す。
る。 FNC:アクリル系架橋型溶液タイプ(低接着力再剥
離)粘着剤 AER:アクリル系架橋型溶液タイプ(超低接着力再剥
離)粘着剤 A2 :アクリル系非架橋型エマルジョンタイプ(中接
着力再剥離)粘着剤 FL :アクリル系架橋型溶液タイプ(一般強接着型)
粘着剤 FYN:アクリル系架橋型溶液タイプ(中接着力再剥
離)粘着剤 以上、いずれも大日本インキ化学工業(株)製粘着剤 ユポ :王子油化合成紙(株)製のPP系合成紙 (−):収縮率に於ける(−)の表示は伸びていること
を示す。
【0031】〔実施例1〜7及び比較例1〜2〕食品の
密封袋として、内容物の保管部分の大きさが縦120m
m×横180mmのナイロン/ポリエチレン(ラベル貼
付面はナイロン面)よりなるチャック付き密封袋を用意
した。この片面の中央部に、長さ10mm×10mmの
×字型の切り込みを入れ、この切れ込み部の上に、表2
に示す各種のラベルを貼付した。袋の中に水100cc
を入れ、電子レンジ(シャープ(株)製:RE−20
0、高周波出力;960W)で加熱した。袋の中の水が
加温され、発生する水蒸気によって袋が膨張すると共
に、ラベルが収縮を始め、破袋することなく、切り込み
部から水蒸気の放出が起きるまでの時間を測定した。本
発明はラベルの収縮及び剥離の程度を調節するために上
貼層を積層しているが、比較のため積層前の各熱収縮ラ
ベル単体についても水蒸気の放出が起きるまでの時間を
測定した。評価結果を表2に示す。
密封袋として、内容物の保管部分の大きさが縦120m
m×横180mmのナイロン/ポリエチレン(ラベル貼
付面はナイロン面)よりなるチャック付き密封袋を用意
した。この片面の中央部に、長さ10mm×10mmの
×字型の切り込みを入れ、この切れ込み部の上に、表2
に示す各種のラベルを貼付した。袋の中に水100cc
を入れ、電子レンジ(シャープ(株)製:RE−20
0、高周波出力;960W)で加熱した。袋の中の水が
加温され、発生する水蒸気によって袋が膨張すると共
に、ラベルが収縮を始め、破袋することなく、切り込み
部から水蒸気の放出が起きるまでの時間を測定した。本
発明はラベルの収縮及び剥離の程度を調節するために上
貼層を積層しているが、比較のため積層前の各熱収縮ラ
ベル単体についても水蒸気の放出が起きるまでの時間を
測定した。評価結果を表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】表2の剥離促進処理に於いては、 *アルミ蒸着:上貼り層として、アルミ蒸着した厚さ2
5μのPETに粘着剤FLを25μの厚さに塗布したラ
ベルを使用した。 *重ね貼り :表1に示した熱収縮ラベル自身を積層し
た。 *軟質PVC:表1の(g)で示したPVC100μを
積層した。粘着剤は大日本インキ化学工業(株)製のA
2、膜厚25μを使用した。
5μのPETに粘着剤FLを25μの厚さに塗布したラ
ベルを使用した。 *重ね貼り :表1に示した熱収縮ラベル自身を積層し
た。 *軟質PVC:表1の(g)で示したPVC100μを
積層した。粘着剤は大日本インキ化学工業(株)製のA
2、膜厚25μを使用した。
【0034】表2の剥離遅延処理に於いては、 *PET12:PETフィルム、厚さ12μ *PET25:PETフィルム、厚さ25μ *PET50:PETフィルム、厚さ50μ 粘着剤はいずれも大日本インキ化学工業(株)製の強粘
タイプ、FLを使用し、膜厚は25μとした。
タイプ、FLを使用し、膜厚は25μとした。
【0035】〔実施例8〜15〕30μ厚のPETフィ
ルムに弱粘着タイプの粘着剤である大日本インキ化学工
業(株)製FNCを25μに塗布した熱収縮ラベル(表
1のbに相当)をベースにして、上貼りラベル用粘着剤
の接着力による剥離遅延処理への寄与を検討した。ベー
スの熱収縮ラベル(表1のbに相当)のサイズは図1に
示す如く25mm×25mmとし、上貼りラベルは同図
の如く各種のサイズで評価した。この評価結果を表3及
び4に示す。
ルムに弱粘着タイプの粘着剤である大日本インキ化学工
業(株)製FNCを25μに塗布した熱収縮ラベル(表
1のbに相当)をベースにして、上貼りラベル用粘着剤
の接着力による剥離遅延処理への寄与を検討した。ベー
スの熱収縮ラベル(表1のbに相当)のサイズは図1に
示す如く25mm×25mmとし、上貼りラベルは同図
の如く各種のサイズで評価した。この評価結果を表3及
び4に示す。
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】表3、4に於ける「FTN」は大日本イン
キ化学工業(株)製のアクリル系架橋型(溶液タイプ)
低接着力再剥離用粘着剤を表している。
キ化学工業(株)製のアクリル系架橋型(溶液タイプ)
低接着力再剥離用粘着剤を表している。
【0039】〔実施例16〜19及び比較例3〜4〕3
0μ厚のPETフィルムに弱粘着タイプの粘着剤である
大日本インキ化学工業(株)製FNCを25μに塗布し
た熱収縮ラベル(表1のbに相当)をベースにして、上
貼りラベルの材質による剥離促進又は遅延処理への寄与
を検討した。更に、複数の上貼り層を積層することによ
る効果も検討した。ベースの熱収縮ラベル(表1のbに
相当)のサイズは図1に示す如く25mm×25mmと
し、上貼りラベルは同図のタイプ1の如く同一のサイズ
で評価した。この評価結果を表5に示す。
0μ厚のPETフィルムに弱粘着タイプの粘着剤である
大日本インキ化学工業(株)製FNCを25μに塗布し
た熱収縮ラベル(表1のbに相当)をベースにして、上
貼りラベルの材質による剥離促進又は遅延処理への寄与
を検討した。更に、複数の上貼り層を積層することによ
る効果も検討した。ベースの熱収縮ラベル(表1のbに
相当)のサイズは図1に示す如く25mm×25mmと
し、上貼りラベルは同図のタイプ1の如く同一のサイズ
で評価した。この評価結果を表5に示す。
【0040】
【表5】
【0041】表5に於ける実施例18は、熱収縮性の基
材層に対し、100μ厚の軟質PVCに粘着剤「A2」
を25μの厚みに塗布した上貼り層と、アルミ蒸着した
厚さ25μのPETに粘着剤FLを25μの厚みに塗布
した上貼り層とを積層することを示している。同様に実
施例19は、熱収縮性の基材層に対し、25μ厚のPE
Tに粘着剤「A2」を25μの厚みに塗布した上貼り層
と、アルミ蒸着した厚さ25μのPETに粘着剤FLを
25μの厚みに塗布した上貼り層とを積層することを示
している。又、上質紙〈55〉及び〈70〉はそれぞ
れ、坪量55kg及び70kgの上質紙を示している。
材層に対し、100μ厚の軟質PVCに粘着剤「A2」
を25μの厚みに塗布した上貼り層と、アルミ蒸着した
厚さ25μのPETに粘着剤FLを25μの厚みに塗布
した上貼り層とを積層することを示している。同様に実
施例19は、熱収縮性の基材層に対し、25μ厚のPE
Tに粘着剤「A2」を25μの厚みに塗布した上貼り層
と、アルミ蒸着した厚さ25μのPETに粘着剤FLを
25μの厚みに塗布した上貼り層とを積層することを示
している。又、上質紙〈55〉及び〈70〉はそれぞ
れ、坪量55kg及び70kgの上質紙を示している。
【0042】
【発明の効果】本発明で得られる積層粘着ラベル及び破
袋防止方法を用いることにより、フレキシブルな密封容
器を電子レンジ内で加熱・調理するに際し、加熱によっ
て発生する水蒸気による内圧を、意図する条件下で放散
することが出来る。即ち、カラッとした食感が必要な食
品には早めの水蒸気放出、しっとりとした食感が相応し
い食品には遅めの水蒸気放出等と、好ましい加熱・調理
条件を得ながら、密封容器・密封袋が破壊することを防
止する、破袋防止ラベルを得ることが出来る。更に、こ
れらのラベルを用いて密封容器・密封袋を電子レンジで
加熱するときの破袋防止方法を得ることが出来る。
袋防止方法を用いることにより、フレキシブルな密封容
器を電子レンジ内で加熱・調理するに際し、加熱によっ
て発生する水蒸気による内圧を、意図する条件下で放散
することが出来る。即ち、カラッとした食感が必要な食
品には早めの水蒸気放出、しっとりとした食感が相応し
い食品には遅めの水蒸気放出等と、好ましい加熱・調理
条件を得ながら、密封容器・密封袋が破壊することを防
止する、破袋防止ラベルを得ることが出来る。更に、こ
れらのラベルを用いて密封容器・密封袋を電子レンジで
加熱するときの破袋防止方法を得ることが出来る。
【図1】各種の上貼りラベルの形状、熱収縮ラベルの形
状及び切り込み形状と位置を示す図である。
状及び切り込み形状と位置を示す図である。
1 上貼りラベル(実線) 2 熱収縮ラベル(点線) 3 切り込み形状(×字型)
Claims (4)
- 【請求項1】 基材層と粘着剤層とから成る粘着ラベル
において、ラベル基材が少なくとも一層の熱収縮性フィ
ルム層と、少なくとも一層の上貼り層とを積層されたこ
とを特徴とする破袋防止用積層粘着ラベル。 - 【請求項2】 前記した熱収縮フィルム層の70℃にお
ける熱収縮率が20%以上である請求項1に記載の破袋
防止用積層粘着ラベル。 - 【請求項3】 食品等の入った密封容器・密封袋に加温
下で発生する水蒸気を逃がすための破袋防止方法であっ
て、ラベル基材が少なくとも一層の熱収縮性フィルム層
と少なくとも一層の上貼り層とが積層された、基材層と
粘着剤層とからなる破袋防止用積層粘着ラベルを、密封
容器・密封袋に予め設けた切り込み又は開口部を覆うよ
うに貼付することを特徴とする密封容器・密封袋の破袋
防止方法。 - 【請求項4】 前記した破袋防止用積層粘着ラベルの熱
収縮フィルム層の70℃における熱収縮率が20%以上
である請求項3に記載の破袋防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8339614A JPH10175272A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 破袋防止用積層粘着ラベル及び破袋防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8339614A JPH10175272A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 破袋防止用積層粘着ラベル及び破袋防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10175272A true JPH10175272A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18329166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8339614A Pending JPH10175272A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 破袋防止用積層粘着ラベル及び破袋防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10175272A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005059869A1 (ja) * | 2003-12-18 | 2005-06-30 | Asahi Kasei Life & Living Corporation | 接着ラベル |
| JP2005239948A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Dainippon Ink & Chem Inc | 粘着フィルム及びそれを用いたラベル類 |
| JP2008174310A (ja) * | 2003-09-25 | 2008-07-31 | Fuji Seal International Inc | マイクロ波による破断用ラベル、及びマイクロ波処理用包装体 |
| JP2014043276A (ja) * | 2011-12-09 | 2014-03-13 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | 包装材及び包装体 |
| JP2015131649A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 包装材及び包装体 |
| JP2015193419A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-11-05 | 株式会社フジシール | マイクロ波処理用通蒸ラベル、及びマイクロ波処理用包装体 |
| JPWO2016157608A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2018-01-25 | 株式会社日清製粉グループ本社 | 食品用包装体および食品 |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP8339614A patent/JPH10175272A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008174310A (ja) * | 2003-09-25 | 2008-07-31 | Fuji Seal International Inc | マイクロ波による破断用ラベル、及びマイクロ波処理用包装体 |
| WO2005059869A1 (ja) * | 2003-12-18 | 2005-06-30 | Asahi Kasei Life & Living Corporation | 接着ラベル |
| JPWO2005059869A1 (ja) * | 2003-12-18 | 2007-07-12 | 旭化成ライフ&リビング株式会社 | 接着ラベル |
| JP2005239948A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Dainippon Ink & Chem Inc | 粘着フィルム及びそれを用いたラベル類 |
| JP2014043276A (ja) * | 2011-12-09 | 2014-03-13 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | 包装材及び包装体 |
| JP2015131649A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 包装材及び包装体 |
| JP2015193419A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-11-05 | 株式会社フジシール | マイクロ波処理用通蒸ラベル、及びマイクロ波処理用包装体 |
| JP2019073343A (ja) * | 2014-03-25 | 2019-05-16 | 株式会社フジシール | マイクロ波処理用通蒸ラベル、マイクロ波処理用包装体及び通蒸ラベル連続体の製造方法 |
| JPWO2016157608A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2018-01-25 | 株式会社日清製粉グループ本社 | 食品用包装体および食品 |
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