JPH10175462A - パワートレーンの制御装置 - Google Patents
パワートレーンの制御装置Info
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- JPH10175462A JPH10175462A JP8337263A JP33726396A JPH10175462A JP H10175462 A JPH10175462 A JP H10175462A JP 8337263 A JP8337263 A JP 8337263A JP 33726396 A JP33726396 A JP 33726396A JP H10175462 A JPH10175462 A JP H10175462A
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
よるパワートレーンの動力性能低下を防止する。 【解決手段】 可変バルブタイミング装置10により、
機関100の吸気カムシャフトの回転位相を変えて、吸
気弁と排気弁とのバルブオーバラップ量を機関負荷と回
転数とに応じて設定する。機関の電子制御ユニット(E
CU)30は、可変バルブタイミング機構の作動速度を
検出し、検出した作動速度に応じて自動変速機200の
変速特性を選択する。自動変速機の電子制御ユニット
(ECT−ECU)50は選択された変速特性に基づい
て自動変速機の変速操作を行う。可変バルブタイミング
機構作動速度に応じて変速特性が選択されるため、作動
速度が低下した場合でも動力性能低下が生じない。
Description
ング機構と、自動変速機とを備えた内燃機関のパワート
レーンの制御装置に関する。
運転状態に応じて吸排気弁の開閉タイミング(バルブタ
イミング)を変更し、各運転状態における出力や燃費の
向上を図る可変バルブタイミング機構が知られている。
可変バルブタイミング機構を備えた機関では、バルブタ
イミングを変更することにより、吸気弁と排気弁との両
方が同時に開弁している期間(以下、この期間の長さを
「バルブオーバラップ量」と称する)を調整し、各運転
状態において最適な機関性能を得ている。
えた機関に自動変速機を適用する場合には、自動変速機
の変速特性をバルブタイミングに応じて変更することが
好ましい。可変バルブタイミング機構によりバルブタイ
ミングが変更されるとそれに応じて機関出力特性が変化
するため、自動変速機の変速特性もバルブタイミングの
変化に応じて変更し、機関出力特性の変化と変速特性と
を適合させるようにする必要があるためである。
じて自動変速機の変速特性を変更するパワートレーンの
制御装置の例としては、例えば特開平2−303937
号公報に記載されたものがある。同公報の装置は、バル
ブオーバラップ量の小さい低速用バルブタイミングとバ
ルブオーバラップ量の大きい高速用バルブタイミングの
間で2段階にバルブタイミングを切換可能な可変バルブ
タイミング機構を有する自動車用機関の自動変速機の変
速特性の切換制御を行うものである。同公報の装置で
は、機関低温時には可変バルブタイミング機構を低速用
バルブタイミングに固定してバルブタイミング切換を行
わず、同時に自動変速機の変速特性を通常より動力性能
重視した特性に変更するようにしている。
の作動油粘性が増大しているため、機構の作動遅れが生
じる。このため、上記公報のように2段階にバルブタイ
ミングを切り換える可変バルブタイミング機構では、加
速中等にバルブタイミングの切換が遅れる問題がある。
そこで、上記公報の装置では機関低温時にはバルブタイ
ミングを低速用に固定してバルブタイミング切換動作を
禁止するとともに、自動変速機の変速特性として動力性
能を重視する特性を選択するようにしている。
ブオーバラップ量の小さい低速用バルブタイミングに固
定すると、機関中低速回転領域では吸気体積効率が低下
してしまうために機関出力が低下する問題が生じる。そ
こで、上記公報の装置では、機関低温時にバルブタイミ
ングを低速用に固定した場合には、同時に自動変速機の
変速特性を動力性能重視型の特性に変更して機関の出力
低下を補うようにしている。動力性能重視型の自動変速
機変速特性では、低速段ギヤと高速段ギヤとの間のシフ
トは比較的高い車両走行速度で行われるようになる。従
って、動力性能重視型の自動変速機変速特性では低速段
ギヤが使用される運転領域が拡大され、機関出力が多少
低下した場合でも加速時の車両駆動トルクを高く維持す
ることができる。このため、上記公報の装置では機関低
温時にバルブタイミングを低速用のタイミングに固定し
た場合でも、加速性能の悪化等が生じない。
937号公報のパワートレーン制御装置では、機関低温
時には、可変バルブタイミング機構の作動を停止してバ
ルブタイミングを固定するとともに、低速用の自動変速
機変速特性を選択するようにしているが、機関温度が上
昇し可変バルブタイミング機構の作動が許可されるよう
になると、自動変速機の変速特性は可変バルブタイミン
グ機構の作動速度とは無関係に選択されるようになる。
合でも一律に可変バルブタイミング機構作動速度が増大
するとは限らず、機関温度が上昇したからといって可変
バルブタイミング機構の作動速度と無関係に自動変速機
の変速特性を選択すると問題が生じる場合がある。例え
ば、可変バルブタイミング機構の作動速度は作動油の粘
度以外にも機構各部のクリアランスによっても変化す
る。また、機構各部のクリアランスは公差の範囲内で製
品毎にばらつきがあるため機構作動速度自体も製品毎に
差が生じている。例えば、各部のクリアランスが比較的
大きい場合には、機関低温時で作動油粘度が増大した場
合でも機構の作動速度の低下は比較的少ないが、機関高
温時には作動油粘度が低下して各クリアランスからの作
動油の洩れが大きくなるため高温時の機構の作動速度の
低下が比較的大きくなる。従って、可変バルブタイミン
グ機構の作動速度と作動速度の温度変化特性は製品毎に
ばらつきが生じている。更に、上記の製品毎のばらつき
に加えて、可変バルブタイミング機構の作動速度は作動
油の油圧に応じて変化するため、機関駆動の油圧ポンプ
から作動油を供給している場合には可変バルブタイミン
グ機構の作動速度は機関回転数によっても変化するよう
になる。このため、上記公報の装置のように機関温度の
みに基づいて一律に可変バルブタイミング機構作動速度
を決定していると、自動変速機の変速特性を適切に制御
できない場合が生じる。
用のバルブタイミングとの間の2段階のバルブタイミン
グ切換を行う可変バルブタイミング機構が使用されてい
るが、機関運転条件に応じて連続的に無段階にバルブタ
イミングを変化させる可変バルブタイミング機構を使用
する場合には、特に可変バルブタイミング機構作動速度
に応じて正確に自動変速機の変速特性を制御する必要が
生じる。この問題を図9を用いて以下に説明する。
タイミングを変化させる可変バルブタイミング機構を有
する機関の加速時におけるスロットル弁開度(図9(A)
)、バルブタイミング(図9(B) )、機関出力トルク
(図9(C) )の時間変化を示す図である。図9(B) のカ
ーブAは機関バルブタイミングの設定値(目標値)の変
化を示し、カーブBは可変バルブタイミング機構作動速
度が大きい場合の実際のバルブタイミング変化を、カー
ブCは作動速度が小さい場合の実際のバルブタイミング
変化を示している。
ットル弁開度が増加すると、バルブタイミングの制御目
標値は、スロットル弁開度(負荷)の増大に応じて遅滞
なく図9(B) カーブAのように変化する。しかし、実際
のバルブタイミングは目標値より遅れて変化し、可変バ
ルブタイミング機構の作動速度に応じて図9(B) カーブ
B、カーブCのように変化する。従って、図9(A) のよ
うにスロットル弁開度が増加した場合でも、実際の機関
出力トルクの増大は、図9(C) に示したように、可変バ
ルブタイミング機構作動速度が遅い場合(図9(C) カー
ブC)には速い場合(同図カーブB)に較べて大幅に遅
れることになる。
速度が遅い(図9(B) 、(C) カーブC)にもかかわら
ず、高速用ギヤが選択されると、車両の動力性能が大幅
に低下してしまい加速性能の低下などを生じる問題があ
る。従って、可変バルブタイミング機構の作動速度が遅
い場合には、低速用ギヤでの運転領域が広い動力性能重
視型の変速特性で自動変速機を制御し、動力性能の低下
を補う必要がある。しかも、連続的にバルブタイミング
を変化させる可変バルブタイミング機構では、機関低温
時以外では常に機関運転状態に応じたバルブタイミング
の制御が行われており、バルブタイミングは変化してい
る。このため、機関低温時以外においても自動変速機の
変速特性を可変バルブタイミング機構の作動速度に応じ
て選択するようにしないと、機関の動力性能の低下が大
きくなる問題がある。
速特性を可変バルブタイミング機構の作動速度に応じて
正確に選択することにより、機関動力性能を常に高く維
持することが可能な内燃機関のパワートレーン制御装置
を提供することを目的としている。
よれば、内燃機関のバルブタイミングを変更することに
より機関運転状態に応じて機関のバルブオーバラップ量
を調節する可変バルブタイミング機構と、前記内燃機関
の出力軸に接続された自動変速機と、を備えたパワート
レーンの制御装置であって、前記可変バルブタイミング
機構によるバルブタイミング変更時のバルブタイミング
変化速度を検出する作動速度検出手段と、前記作動速度
検出手段により検出されたバルブタイミング変化速度を
予め定めた基準値と比較する比較手段と、前記バルブタ
イミング変化速度が前記基準値より小さい場合には前記
バルブタイミング変化速度が前記基準値より大きい場合
に較べて、前記自動変速機の変速操作をより動力性能を
重視した変速特性に制御する変速制御手段と、を備えた
パワートレーンの制御装置が提供される。
タイミング機構のバルブタイミング変更速度、すなわち
実際の可変バルブタイミング機構作動速度を検出し、こ
の作動速度に応じて自動変速機の変速特性が選択され
る。このため、機関温度にかかわらず、常に可変バルブ
タイミング機構の作動速度に応じた適切な自動変速機変
速特性が選択される。
関回転数を検出する回転数検出手段と、前記作動速度検
出手段により検出されたバルブタイミング変化速度と前
記基準値とのうち少なくとも一方を、機関回転数に基づ
いて補正する回転数補正手段を備えた請求項1に記載の
パワートレーンの制御装置が提供される。請求項2の発
明では、機関回転数に基づく可変バルブタイミング機構
作動速度の補正が行われる。すなわち、機関高回転時に
は可変バルブタイミング機構作動油ポンプの吐出圧や吐
出流量が増大するため、可変バルブタイミング機構の作
動速度は機関低回転時より大きくなる。従って、例えば
機関高回転時に作動速度検出手段が検出した可変バルブ
タイミング機構作動速度に基づいて自動変速機変速特性
を選択すると、機関低回転時の変速特性が必ずしも適切
にならないおそれがある。請求項2の発明では、回転数
補正手段は作動速度検出手段の検出した可変バルブタイ
ミング機構作動速度を機関回転数に応じて補正する。こ
れにより、機関回転数にかかわらず、可変バルブタイミ
ング機構作動速度に応じて正確に自動変速機変速特性が
選択される。なお、回転数に応じて、検出した作動速度
を補正する代わりに、自動変速機の変速特性を選択する
ための基準値、または作動速度と基準値との両方を補正
するようにしても良い。
施形態について説明する。図1は、本発明のパワートレ
ーン制御装置を自動車用機関に適用した場合の概略全体
構成を示す図である。図1において、100で示すのは
車両用内燃機関、200で示すのは機関100の出力軸
に接続された自動変速機、210で示すのは車両の各駆
動輪に接続される駆動軸である。本発明では、機関10
0、自動変速機200とを含む動力系統をパワートレー
ンと称している。
気弁と排気弁との駆動用にそれぞれ別のカムシャフトを
有する4サイクルダブルオーバヘッドカムシャフト(D
OHC)型機関が使用されており、吸気弁駆動用カムシ
ャフトには可変バルブタイミング機構10が設けられて
いる。可変バルブタイミング機構10は、リニアソレノ
イドバルブ25により供給される作動油によって作動
し、吸気弁の開閉時期(バルブタイミング)を変化させ
ることにより、吸排気弁のバルブオーバラップ量を変化
させるものである。また、図1に30で示すのは、機関
運転状態に応じてリニアソレノイドバルブ25を制御
し、機関100のバルブタイミングを調節する電子制御
ユニット(ECU)30である。可変バルブタイミング
機構10、リニアソレノイドバルブ25、ECU30に
ついては後に詳述する。
は4速の変速ギヤを有する公知の形式のものが使用され
ている。自動変速機200の変速ギヤは車両の走行速度
と機関100のスロットル弁開度とに応じて自動的に選
択される。図1に50で示すのは、車両走行速度と機関
スロットル弁開度とに応じて自動変速機200の変速ギ
ヤの選択(変速操作)を行う自動変速機用電子制御ユニ
ット(ECT−ECU)である。ECT−ECU50
は、本実施形態では後述するECU30と同様な構成の
ディジタルコンピュータが使用されており、ECT−E
CU50の入力ポートには、自動変速機200の上記変
速制御のために車両の車輪近傍(図示せず)に配置され
た車速センサ51から車両走行速度に比例した周波数の
車速パルス信号が入力されている他、機関100のスロ
ットル弁(図示せず)に配置されたスロットル開度セン
サ53からスロットル弁開度に応じた電圧信号がAD変
換器55を介して、それぞれ入力されている。ECT−
ECU50は、一定時間毎に実行される図示しないルー
チンにより、車速センサ51から入力する車速パルス信
号のパルス間隔から車両走行速度を算出し、最新の車両
走行速度データSPDをECT−ECU50のRAM
(ランダムアクセスメモリ)の所定領域に常時格納して
いる。また、同様にECT−ECU50は、スロットル
開度センサ53から入力する電圧信号を一定時間毎にA
D変換し、常時最新のスロットル弁開度データTAをR
AMの所定領域に格納している。
変速特性を示す図である。図2において縦軸はスロット
ル弁開度TA、横軸は車両走行速度SPDを表してお
り、図にIからIVで示した領域はそれぞれ1速から4
速の変速ギヤが選択される運転領域を示す。また、図2
のカーブ12、23、34(実線)及び12′、2
3′、34′(点線)は、それぞれ動力性能重視変速特
性(パターンI)及び燃費重視変速特性(パターンI
I)の変速線を示している。
定時間毎に実行する図示しない変速制御ルーチンによ
り、車両走行速度SPDとスロットル弁開度TAとに基
づいて自動変速機200の変速ギヤを選択し、実際の使
用ギヤと選択したギヤとが相違する場合には選択したギ
ヤへの切換操作を行う。すなわち、動力性能重視変速特
性(パターン1)を例にとって説明すると、ECT−E
CU50は、例えば車速SPDとスロットル開度TAと
で定まる点が図2の領域Iにある場合には自動変速機を
1速で運転する。また、この状態で例えば車速が上昇
し、運転点がカーブ12を横切ると自動変速機を1速か
ら2速に切換、2速での運転を行う。
して、動力性能重視変速特性(パターンI)と燃費重視
変速特性(パターンII)とが設定されている。図2に
示すように、動力性能重視変速特性(パターンI)が選
択されると、各変速ギヤの変速操作は、運転点がカーブ
12、23、34の各変速線を横切ったときに行われる
ようになり、燃費重視変速特性(パターンII、カーブ
12′、23′、34′)に較べて変速線が、車速SP
Dが高い側、及びスロットル開度TAが小さい側に設定
されるようになる。すなわち、動力性能重視変速特性
(パターンI)が選択されると、加速時(車速、スロッ
トル開度増大時)の低速ギヤと高速ギヤとの間の変速
は、燃費重視変速特性(パターンII)に較べて、より
高車速、低スロットル開度側で行われるようになり、低
速ギヤでの運転領域が拡大されるようになる。このた
め、動力性能重視変速特性(パターンI)では車両の駆
動力が大きくなり、動力性能が良好になる。
が選択されると加速時の低速ギヤと高速ギヤとの変速
は、動力性能重視変速特性(パターンI)に較べて、よ
り低車速、高スロットル開度側で行われるようになる。
このため、燃費重視変速特性(パターンII)では高速
ギヤでの運転領域が拡大され、機関の燃料消費量が低減
される。
ように可変バルブタイミング機構10の作動速度に応じ
て自動変速機200の変速特性を、動力性能重視変速特
性(パターンI)と燃費重視変速特性(パターンII)
とのうちから選択し、ECT−ECU50に変速特性を
指示する。このために、ECU30の出力ポートからは
ECT−ECU50の入力ポートに変速特性選択信号が
供給されている。
機構10について図3を用いて説明する。図3は、可変
バルブタイミング機構10を4サイクル機関の吸気弁に
適用した場合の概略構成を示す図である。本実施形態に
おいては、前述のように、吸気弁と排気弁との駆動用に
にそれぞれ別のカムシャフトを有するダブルオーバヘッ
ドカムシャフト(DOHC)型機関が使用され、可変バ
ルブタイミング装置は吸気カムシャフトのみに設けられ
ている。すなわち、本実施形態では排気弁のバルブタイ
ミング変更は行わず、吸気弁のバルブタイミングのみを
運転条件に応じて変更することにより、吸気弁と排気弁
とのバルブオーバラップを変更するようにしている。な
お、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、
排気弁のみのバルブタイミング変更を行うもの、或いは
吸気弁と排気弁との両方のバルブタイミング変更を行う
ものについても適用可能である。
(図示せず)を開閉駆動する吸気カムシャフト、その全
体を10で示すのは吸気カムシャフト端部に設けられた
可変バルブタイミング機構である。可変バルブタイミン
グ機構10は、円筒状スリーブ13を有するタイミング
プーリ12と、カムシャフト1の端部を覆うカバー14
とを備えており、タイミングプーリ12は円筒状スリー
ブ13を介して吸気カムシャフト1の周囲にカムシャフ
ト1に対して回転可能に装着されている。また、カバー
14はタイミングプーリ12にボルト15により固定さ
れ、プーリ12と一体に回転するようになっている。
けられている。ピストン部材17は、円環状のピストン
部19と、ピストン部19から延びる円筒部21とを備
えており、ピストン部19の外周面と内周面とは、カバ
ー14の内周面とプーリ12のスリーブ13の外周面と
にそれぞれ摺接している。また、ピストン部材17の円
筒部21の外周面と内周面とには、それぞれ所定の捩じ
れ角を有するアウターヘリカルギヤ21aとインナーヘ
リカルギヤ21bとが刻設されており、アウターヘリカ
ルギヤ21aはカバー14内周面に形成された内歯ヘリ
カルギヤ22aと、またインナーヘリカルギヤ21bは
カムシャフト1の端面にボルト1a、ピン1bにより一
体に装着されたリング状の外歯ヘリカルギヤ22bとそ
れぞれ噛合している。
0では、機関のクランク軸(図示せず)の回転は、タイ
ミングベルト12aを介してタイミングプーリ12に伝
えられる。プーリ12が回転すると、カバー14がプー
リ12と一体に回転し、ヘリカルギヤ22a、21aを
介してカバー14に連結されたピストン部材17がカバ
ー14と一体に回転する。ピストン部材17は、ヘリカ
ルギヤ21b、22bを介して同時にカムシャフト1に
も連結されているため、これによりカムシャフト1がプ
ーリ12と一体に回転する。
ング機構10では、カムシャフト1の回転駆動力は、ク
ランク軸からタイミングベルト12aを介してタイミン
グプーリ12に伝達され、プーリ12からカバー14、
ヘリカルギヤ22a、21a、ピストン部材17及びヘ
リカルギヤ21b、22bを経てカムシャフト1に伝達
される。
0は、ピストン部材17をカムシャフト1軸線方向に移
動させることにより吸気弁のバルブタイミングの変更を
行う。すなわち、ピストン部材17は、互いに噛合す
る、それぞれ所定の捩じれ角のヘリカルギヤ22a、2
1aと21b、22bとによってカバー14およびカム
シャフト1に連結されている。このため、ピストン部材
17がカムシャフト軸線方向に移動すると、ヘリカルギ
ヤ22aと21a及び21b、22bの噛合位置はそれ
ぞれの歯筋に沿って軸線方向に移動する。ところが、そ
れぞれのギヤの歯面は、カムシャフト軸線方向に対して
捩じれ角を有するため、噛合位置が軸線方向に移動する
と、カバー14とピストン部材17、及びピストン部材
17とカムシャフト1とはそれぞれヘリカルギヤの歯筋
に沿って円周方向に相対移動する。このため、ピストン
部材17の軸線方向移動にともなってカバー14とピス
トン部材17、及びピストン部材17とカムシャフト1
とは相対的に回転することになる。従って、機関の運転
中にピストン部材17をカムシャフト1軸線方向に移動
させることにより、タイミングプーリ12の回転位相、
すなわちクランク軸の回転位相に対するカムシャフト1
の回転位相を進める(或いは遅らせる)ことが可能とな
り、カムシャフト1に駆動される吸気弁の開閉タイミン
グを進角(或いは遅角)させることができる。
イミング機構10は吸気カムシャフト1の回転位相のみ
を変化させるものであるため、バルブタイミング変更の
際には吸気弁の開弁時期と閉弁時期とは常に同じ量だけ
変化し、吸気弁の開弁期間自体は一定に維持される。本
実施形態では、機関運転中に、油圧を用いてピストン部
材17を移動させることによって吸気弁のバルブタイミ
ング変更操作を行う。図3に示すように、カムシャフト
1内には2つの油通路2及び3が軸線方向に沿って穿設
されている。油通路2はカムシャフト1の中心に設けら
れ、油通路2の軸端側はボルト1aに穿設されたポート
2aを介してカバー14内面とピストン部材17の軸端
側端面との間に形成される油圧室5に連通している。ま
た、油通路2のもう一方の端部はカムシャフト1に半径
方向に穿設されたポート2bを介して後述するリニアソ
レノイドバルブ25に接続されている。一方、油通路3
の軸端側端部は前述のリング状外歯ヘリカルギヤ22b
により閉塞されている。また、油通路3は半径方向に穿
設されたポート3aを介して、ピストン部材17端面と
タイミングプーリ12及びカバー14とで形成される油
圧室8に連通するとともに、別のポート3bを介してリ
ニアソレノイドバルブ25に連通している。
26を有するスプール弁であり、前述の油通路2のポー
ト2bに配管を介して接続された油圧ポート26aと、
油通路3のポート3bに配管を介して接続された油圧ポ
ート26b、機関潤滑油ポンプ等の油圧供給源28に接
続されたポート26c及び2つのドレーンポート26
d、26eを備えている。バルブ25のスプール26は
ポート26aと26bのうちのいずれかをポート26c
に連通し、他方をドレーンポートに接続するように動作
する。
方向に移動すると、油通路2のポート2bに連通するポ
ート26aはポート26cを介して油圧供給源28に接
続され、ドレーンポート26dは閉鎖される。また、こ
の時同時に油通路3のポート3bに接続されたポート2
6bはドレーンポート26eに連通する。このため、可
変バルブタイミング機構10の油圧室5には、機関の潤
滑油ポンプ等の油圧供給源28から油通路2、ポート2
aを介して潤滑油が流入し、ピストン部材17を図3右
方向に押動する。また、この時油圧室8内の潤滑油はポ
ート3aから油通路3、ポート3b、リニアソレノイド
バルブ25のポート26b等を通ドレーンポート26e
から排出される。このため、ピストン部材17は図3右
方向に移動する。
方向に移動すると、ポート26bはポート26cに接続
され、ポート26aはドレーンポート26dに接続され
る。これにより、油圧室8には油通路3を通って潤滑油
が流入し、油圧室5からは油通路2を通ってドレーンポ
ート26dに潤滑油が排出されるため、ピストン部材1
7は図3左方向に移動する。
が供給されてピストン部材17が図3右方向に移動する
と吸気弁バルブタイミングは進角側に変更され、油圧室
8に潤滑油が供給されてピストン部材17が図3左方向
に移動すると吸気弁バルブタイミングは遅角側に変更さ
れるようにヘリカルギヤ21a、21b及び22a、2
2bの捩じり角が設定されている。
26を駆動するリニアソレノイドアクチュエータであ
る。リニアソレノイドアクチュエータ25bは後述する
制御回路30からの制御信号を入力し、この制御信号の
大きさに比例する量だけスプール26を移動させること
により、ピストン部材17の位置、すなわち吸気弁のバ
ルブタイミングを変更する。
バルブ25の作動を制御する機関電子制御ユニット(E
CU)である。本実施形態では、ECU30はリードオ
ンリメモリ(ROM)32、ランダムアクセスメモリ
(RAM)33、マイクロプロセッサ(CPU)34、
入力ポート35、出力ポート36を相互に双方向性バス
31で接続した公知の構成のディジタルコンピュータと
して構成される。また、ECU30はバッテリ等の電源
に直結され、機関が停止されても記憶保持が可能なバッ
クアップRAM37を備えている。本実施形態のECU
30は、機関運転条件に応じてリニアソレノイドバルブ
25の作動を制御して吸気弁のバルブタイミングを調節
し、吸排気弁のバルブオーバラップ量を制御する。この
制御のため、ECU30の入力ポート35には、機関の
吸気通路に設けられたエアフローメータ41から機関吸
入空気量(体積流量)に比例する電圧信号と、機関冷却
水通路に設けられた水温センサ42から機関冷却水温度
THWに比例する電圧信号とが、それぞれAD変換器4
3を介して入力されているほか、機関クランク軸に設け
られたクランク軸回転角センサ44からクランク軸回転
角CAを表すパルス信号と、カムシャフトに設けられた
カム回転角センサ45からカムシャフト1の回転角CM
Aを表すパルス信号とが入力されている。
空気量は、公知の方法で重量流量Gに換算され、更に機
関回転数NEを用いて機関1回転当たりの吸気重量流量
GN(=G/NE)が一定時間毎に算出され、ECU3
0のRAM33に格納される。クランク軸回転角センサ
44からのパルス信号は、クランク軸回転720度毎に
発生するクランク軸の基準位置を示すN1信号と、クラ
ンク軸回転30度毎に発生するNE信号とからなり、カ
ム回転角センサ45からはカムシャフト回転360度毎
にカムシャフトが基準位置に到達したことを示すCN1
パルス信号が発生する。ECU30は一定時間毎にNE
信号のパルス間隔から機関回転数NEを計算するととも
に、この機関回転数NEを用いてN1信号とCN1信号
との時間間隔からカムシャフト1の回転位相(吸気弁の
バルブタイミング)VTを演算する。この演算結果はR
AM33に格納される。また、冷却水温度THWは一定
時間毎にAD変換され同様にRAM33に格納される。
つまり、RAM33に格納されるNE、VT、GN、T
HW等の各検出値値は一定時間毎に更新され、常時最新
の値がRAM33に格納されている。
入空気量GNとは機関の負荷条件を表すパラメータとし
て使用される。また、冷却水温度THWは後述するバル
ブタイミングの機関温度に基づく補正のために使用され
る。一方ECU30の出力ポート36は、駆動回路48
を介してリニアソレノイドバルブ25のアクチュエータ
25bに接続され、制御信号をアクチュエータ25bに
供給している。
ように可変バルブタイミング機構の作動速度を検出する
作動速度検出手段、作動速度を所定の速度と比較する比
較手段、及び、比較結果に基づいて自動変速機200の
変速特性を選択する変速制御手段として機能している。
次に、本実施形態の吸気弁のバルブタイミング設定につ
いて図4を用いて説明する。
期を模式的に示す図である。図4ににおいて、TDCは
ピストン行程上死点、BDCは下死点を示し、IO、I
Cはそれぞれ吸気弁の開弁時期と閉弁時期、EO、EC
はそれぞれ排気弁の開弁時期と閉弁時期とを表してい
る。図4に示すように、吸気弁は排気行程上死点(TD
C)前から開弁し、吸気行程下死点(BDC)後に閉弁
する。また、排気弁は爆発行程下死点(BDC)前から
開弁し、排気行程上死点(TDC)後に閉弁する。図4
に示すように、排気行程では排気弁が閉じる(EC)前
に吸気弁が開く(IO)ようにバルブタイミングが設定
されるため、吸気弁と排気弁との両方が開弁している期
間(図4にOLで示す期間)が存在する。本実施形態で
は期間OLの長さ(角度)をバルブオーバラップ量と称
する。また、本実施形態では吸気弁開弁時期から上死点
までの角度をバルブタイミング値VTと定義している。
図4から判るように、本実施形態では排気弁の閉弁時期
は固定されているため、バルブタイミング値VTとバル
ブオーバラップ量OLとは一対一に対応する。すなわ
ち、VTが大きい(吸気弁の開弁時期IOが早い)こと
はバルブオーバラップ量OLもそれに応じて大きくなっ
ていることを意味し、VTが小さい(吸気弁の開弁時期
IOが遅い)ことは、バルブオーバラップ量OLもそれ
に応じて小さくなっていることを意味している。
(バルブオーバラップOL)の設定が機関性能に及ぼす
影響は以下の通りである。 (1)VTを増大させてバルブオーバラップ量OLを大
きく設定すると、吸気管負圧が増大(吸気ポート絶対圧
力が低下)する低負荷時には、既燃ガスの吸気ポートへ
の吹き返しが大きくなる。また、吸気ポートに吹き返し
た既燃ガスが燃焼室内に再吸入されるため燃焼室内の残
留既燃ガス量が大きくなる、いわゆる内部EGR効果が
増大する。一方、負荷が増大するにつれてスロットル弁
開度が増大し吸気負圧は減少するため、高負荷時にはバ
ルブオーバラップ量OLを大きく設定しても既燃ガスの
吹き返しは小さくなる。
プ量OLを小さく設定すると、吸気弁の開弁時期と閉弁
時期とはバルブオーバラップ量OLが大きい場合に較べ
て遅くなる(図4、IO′、IC′はバルブオーバラッ
プ量OLを小さく設定したときの吸気弁の開弁時期と閉
弁時期とを示す)。この場合、圧縮行程時に吸気弁が開
弁している期間(図4にIBで示す期間)が長くなるた
め、低中速回転領域では気筒内に吸入された新気が圧縮
行程初期に気筒から吸気ポートに押し戻されるようにな
り、気筒の充填効率が低下する。従って、バルブオーバ
ラップ量OLを小さく設定すると、気筒の実圧縮比が低
下する。
るため吸気慣性効果が生じ、閉弁時期を遅くするほど充
填効率が向上して実圧縮比が増大する。このため、機関
高回転領域では、バルブオーバラップ量OLを小さく設
定すると、気筒の実圧縮比は増大する。本実施形態で
は、上記の機関性能に対するバルブタイミング値の影響
を考慮して、以下に説明するように機関の各運転領域に
おける吸気弁バルブタイミングを設定している。
ける運転時、すなわち機関の暖機完了後の運転時のバル
ブタイミング値VTの設定値の一例を示している。以
下、この標準状態における、バルブタイミング設定値を
基本バルブタイミング値(tVVT)と称する。図5の
表中、縦軸は機関負荷を表すパラメータとして使用する
機関1回転当たりの吸入空気重量GN(グラム/回
転)、横軸は機関回転数NE(RPM)を表しており、
基本バルブタイミング値tVVTはクランク軸の回転角
度(°CA)で表してある。図5に示すように、基本バ
ルブタイミング値tVVTは、機関の中回転中負荷運転
領域(図5においてNE≒2400〜3200RPM、
GN≒1.0〜1.25グラム/回転付近の領域)で最
大値をとり(すなわち、バルブオーバラップOLも最大
となり)、この中回転中負荷領域から回転数または負荷
が離れるほど遅角され、バルブオーバラップ量OLも小
さくなる。
えば、GN<1.00)では、負荷が低いほど基本バル
ブタイミング値tVVT(すなわち、バルブオーバラッ
プ量OL)を小さく設定して、既燃ガスの吹き返しによ
る内部EGRを低減による燃焼の安定を図っている。ま
た、中負荷領域では、内部EGR量を大幅に増大するこ
とによりエミッションの改善とポンピングロスの低減を
図ることができるためバルブオーバラップ量OL(基本
バルブタイミング値tVVT)は低負荷または高負荷時
より全般的に大きく設定される。しかし、中負荷領域に
おいても、低速領域でバルブオーバラップ量OLをあま
り大きく設定すると燃焼不安定が生じやすくなるため、
また高速中負荷領域ではバルブオーバラップ量OLを大
きく設定すると吸気慣性を利用できなくなり逆に充填効
率が低下するため、低速領域と高速領域ではOLは比較
的小さい値に設定される。このため本実施形態では、中
速中負荷領域でバルブオーバラップOLが最大となるよ
うに基本バルブタイミング値tVVTの値が設定されて
いる。
して出力を増大する必要があるためVTは全般的に小さ
く設定される。特に高速領域ではVTを小さくするほど
吸気慣性による新気充填効率の向上効果が大きいため、
低、中速領域よりもVTが小さく設定されている。この
ため、本実施形態では、高負荷領域(GN>1.25の
領域)では、負荷が大きくなるほどバルブオーバラップ
量OLは小さくなり、更に同一負荷では低速領域(NE
<1600RPM)より高速領域(NE>3200RP
M)でバルブオーバラップ量OLが小さくなるように基
本バルブタイミング値tVVTが設定されている。
本バルブタイミング値tVVTの補正について説明す
る。上述したように、図5に示した基本バルブタイミン
グ値tVVTは機関が十分に暖機され可変バルブタイミ
ング機構10の作動速度が十分に高い標準状態における
ものである。ところが、機関温度が低い状態で上記標準
状態におけるバルブタイミング設定値を用いて可変バル
ブタイミング機構10を制御すると問題が生じる場合が
ある。
可変バルブタイミング機構10を駆動しているが、作動
油(この場合は機関100の潤滑油)の粘度は機関温度
が低いほど増大する。また、可変バルブタイミング機構
10各部のフリクションは作動油の粘度が高いほど増大
する。このため、機関が低温になるほど可変バルブタイ
ミング機構10を作動させるために必要とされる油圧は
大きくなり、可変バルブタイミング機構10の作動速度
は機関が低温になるほど低下する。
速度(すなわち、可変バルブタイミング機構作動時のバ
ルブタイミング変化速度。本実施形態では可変バルブタ
イミング機構作動速度は単位時間あたりのバルブタイミ
ング変化量(クランク回転角換算)、すなわち℃A/秒
で表す。)の機関温度(機関冷却水温度THW)に対す
る一般的な変化を表している。図6に示すように、機関
温度が非常に低い場合(図6でTHW≦THW0)に
は、可変バルブタイミング機構各部のフリクションが大
きいため可変バルブタイミング機構は作動不能となる
(すなわち作動速度は0になる)。また、機関温度が上
昇し、THW>THW0となると可変バルブタイミング
機構作動速度は作動油の粘度低下に応じて機関温度とと
もに上昇するようになる。このため、本実施形態では、
この機関温度が低い領域ではバルブタイミング値が0に
なるように機関温度によりバルブタイミング設定値を補
正(すなわち、可変バルブタイミング機構を非作動位置
に固定)することにより、可変バルブタイミング機構の
誤作動を防止している。また、本実施形態では、機関温
度が上昇するにつれて、全体的にバルブタイミング設定
値を徐々に増大させる温度補正を行い、機関温度が所定
値以上になったときに図5の基本バルブタイミングが得
られるようにしている。
ング制御を示すフローチャートである。本ルーチンは、
ECU30により一定時間毎に実行される。図7のルー
チンでは、機関負荷状態に応じて基本バルブタイミング
値を決定するとともに、この基本バルブタイミング値を
機関温度(機関冷却水温度THW)に応じて補正し、実
際のバルブタイミング制御目標値を算出している。
ステップ701では、機関1回転当たりの吸気重量流量
GNと機関回転数NEが読み込まれる。次いでステップ
703では、このGNとNEとの値を用いて図5から基
本バルブタイミングtVVTが読みだされる。図5の関
係は、予めGNとNEとを用いた数値マップとしてEC
U30のROM32に格納されている。
テップ705では、現在の冷却水温度THWが読み込ま
れ、ステップ707では、この冷却水温度THWから図
8の関係を用いて温度補正量tVTHWが決定される。
図8は、冷却水温度THWとバルブタイミング温度補正
量tVTHWとの関係を示すグラフである。図8に示す
ように、温度補正量tVTHWの値は、暖機完了後(冷
却水温度THWが所定値THW1以上)では0に設定さ
れ、THW<THW1の温度範囲では冷却水温度が低い
ほど大きな値に設定され、さらに冷却水温度が所定値T
HW0以下の領域では一定の大きな値(図5の基本バル
ブタイミング値tVVTの最大値以上の値)に設定され
ている。図8の温度補正量tVTHWの値は、冷却水温
度THWを用いた数値マップの形でECU30のROM
32に格納されている。
求めた温度補正量tVTHWを用いて、基本バルブタイ
ミング値tVVTが補正され、バルブタイミングの設定
値VVTが、VVT=tVVT−tVTHWとして算出
される。次いで、ステップ711、713では、ステッ
プ709で補正したバルブタイミング設定値VVTが負
の値になっている場合にはVVT=0に再設定され、バ
ルブタイミング設定値VVTが常にVVT≧0になるよ
うに制限する。
角センサ45で検出した実際のバルブタイミングVTが
設定値VVTに一致するようにリニアソレノイドバルブ
25を制御してルーチンを終了する。この制御は、例え
ばVVTとVTとの偏差に基づくPDI(比例微分積
分)制御とされる。上記補正を行うことにより、バルブ
タイミング設定値は機関冷却水温度THWが所定値TH
W0以下の場合には、全ての負荷領域で0になるように
設定され、可変バルブタイミング機構10は負荷領域に
かかわらず非作動位置に固定されるようになる。また、
機関冷却水温度THWがTHW0以上になると、バルブ
タイミング設定値VVTは機関温度とともに徐々に増大
し、冷却水温度がTHW1以上になると図5の基本バル
ブタイミング値tVVTに一致するようになる。
イミングは機関負荷状態に応じて連続的に変化するよう
に設定されている(図5参照)。このため、機関低温時
で可変バルブタイミング機構が作動不能となる領域(図
6でTHW≦TWH0の領域)以外では、できるだけ可
変バルブタイミング機構を作動させてバルブタイミング
を適切に制御するようにしている。すなわち、本実施形
態では可変バルブタイミング機構が作動不能となる温度
領域以外では、常に運転状態に応じてバルブタイミング
が変更されていることになる。このため、可変バルブタ
イミング機構が作動領域(図6でTHW>THW0の領
域)にある場合には、可変バルブタイミング機構の作動
速度が低いと、図9を用いて説明したように加速時等に
適正なバルブタイミングが得られず機関の出力低下が生
じることになる。この出力低下を補うために、例えば加
速時等の機関出力低下が生じる場合には、自動変速機を
動力性能を重視した変速特性(図2、パターンI)で制
御して機関出力低下を変速特性で補うようにすることが
可能である。
じて連続的にバルブタイミングの調整を行う可変バルブ
タイミング機構では、従来技術のように単に機関温度に
基づいて一律に自動変速機の変速特性の選択を行ってい
たのでは問題が生じる。すなわち、可変バルブタイミン
グ機構の作動速度は製品毎にばらつきがあり、更に同一
の製品でも経年的に変化する場合がある。このため、同
一の機関温度でも、製品毎に、あるいは同一製品でも時
期により作動速度は変化する。
イミング機構作動速度は、機関温度が高くなると増大す
るが、機関温度がある温度を越えると減少するようにな
る。これは、温度上昇により作動油温度が低下すると可
変バルブタイミング機構内部の各クリアランス部からの
作動油の洩れ量が大きくなり、内部油圧が低下するため
である。
構の作動速度は可変バルブタイミング機構各部のクリア
ランスと作動油の粘度とによって大きく変化する。ここ
で、可変バルブタイミング機構各部のクリアランスは、
製品毎に公差の範囲内でばらつきがある。また、作動油
の粘度は使用する油(潤滑油)の種類や作動油の劣化の
程度(使用時間)により大きく変化する。このため、機
関温度が同一であっても可変バルブタイミング機構の作
動速度は、製品毎や使用条件毎に大きくばらつきを生じ
る。
温度に基づいて一律に選択したのでは、実際には可変バ
ルブタイミング機構作動速度が低下しており、機関出力
低下が大きいにもかかわらず燃費重視変速特性が選択さ
れてしまい車両の動力性能が低下したり、逆に可変バル
ブタイミング機構作動速度が大きく機関出力低下が生じ
ていないにもかかわらず動力性能重視変速特性が選択さ
れ、不必要に燃料消費量が悪化することなる。
ング機構10の作動速度を検出し、この実際の作動速度
に応じて自動変速機200の変速特性を選択することに
より、上記の問題を防止している。上記のように、実際
の可変バルブタイミング機構作動速度に基づいて自動変
速機の変速特性を選択するためには、可変バルブタイミ
ング機構の作動速度を検出する必要がある。本実施形態
では、図10に示す方法で可変バルブタイミング機構の
実際の作動速度を検出している。
実行される可変バルブタイミング機構作動速度検出ルー
チンを説明するフローチャートである。図10において
ルーチンがスタートすると、ステップ1001では現在
の実際のバルブタイミングの値VTと、図7のバルブタ
イミング制御ルーチンで算出されたバルブタイミング設
定値(制御目標値)VVTとが読み込まれ、ステップ1
003では、バルブタイミング制御目標値VVTと現在
のバルブタイミング値VTとの偏差|VVT−VT|が
所定値Aより大きいか否かが判定され、|VVT−VT
|>Aの場合にのみステップ1005を実行し、前回ル
ーチン実行時からのバルブタイミング値VTの変化量Δ
VTが、ΔVT=|VT−VTi-1 |として算出され
る。VTi-1 は、前回ルーチン実行時のバルブタイミン
グ値である。本ルーチンは一定時間間隔で実行されるた
め、この変化量ΔVTは現在の可変バルブタイミング機
構の実際の作動速度を表すことになる。そして、ステッ
プ1007では、次回のルーチン実行に備えてVTi-1
の値を更新する。
が所定値A以下の場合には、作動速度ΔVTの算出は行
わず、ステップ1007でVTi-1 の値を更新するのみ
でルーチンを終了する。偏差|VVT−VT|が所定値
Aより大きい場合にのみ作動速度ΔVTを算出するよう
にしたのは、制御目標値VVTと実際のバルブタイミン
グVTとの偏差がある程度大きく、可変バルブタイミン
グ機構10の作動速度が十分に大きくなっている状態で
計測したバルブタイミング値変化量ΔVTを作動速度と
して採用するようにするためである。すなわち、制御目
標値と実際のバルブタイミング値との偏差がある程度大
きい状態では、可変バルブタイミング機構の作動速度も
大きくなっており、作動速度のばらつきも少なくなって
いる。このため、この状態で計測した変化量ΔVTを作
動速度として採用することにより、信頼性の高い作動速
度検出を行うことができるためである。
タイミング機構作動速度ΔVTに基づく自動変速機20
0の変速特性選択ルーチンを示す。本ルーチンもECU
30により一定時間毎に実行される。図11ステップ1
101では、現在のバルブタイミング値VTと図10で
算出した可変バルブタイミング機構作動速度ΔVTとが
読み込まれる。次いで、ステップ1103では現在のバ
ルブタイミングの値VTが所定値αより小さいか否かが
判定される。ここで、αは機関の低中速トルクがある程
度増大するバルブタイミング値であり、例えば本実施形
態ではα=20°CA(クランク角)程度の値に設定さ
れる。ステップ1103で現在のバルブタイミング値V
Tがα以上であった場合には、現在のバルブタイミング
ではある程度低中速トルクが向上しており可変バルブタ
イミング機構作動速度が多少遅くとも機関出力低下の問
題は生じないと判断されるため、ステップ1111に進
み、ECT−ECU50に燃費重視変速特性(パターン
II)を選択する信号を出力する。これにより、自動変
速機200は動力性能より燃費を重視した特性(図2、
変速線12′、23′、34′)で制御されるようにな
る。
た場合には、ステップ1105に進み、図10のルーチ
ンで算出した変化量ΔVTが所定値βより大きいか否か
を判断し、ΔVT≦βの場合には現在の選択されている
変速特性をそのままホールドした状態でルーチンを終了
する。ここで、βはβ≒0の値に設定されている。すな
わち、本ルーチンでは、可変バルブタイミング機構が作
動中でない場合(すなわち、ΔVT≒0)の場合には変
速特性は前回選択したままにホールドされる。ΔVT≒
0では変速特性の切換を行わないのは、可変バルブタイ
ミング機構が作動中でない場合には、可変バルブタイミ
ング機構作動速度による機関出力の低下が問題になるこ
とはないため、可変バルブタイミング機構作動速度に応
じて変速特性を切り換える必要はないためである。
合、すなわち現在可変バルブタイミング機構が作動中の
場合には、次にステップ1107に進み、可変バルブタ
イミング機構作動速度が予め定めた判定値Bより小さい
か否かを判定する。そして、ΔVT<Bであった場合に
は、可変バルブタイミング機構作動速度が低下してお
り、機関出力の低下を自動変速機の変速特性で補う必要
があるためステップ1109に進み、ECT−ECU5
0に動力性能重視変速特性(パターンI)を選択する信
号を出力する。これにより、自動変速機200は燃費よ
り動力性能を重視した特性(図2、変速線12、23、
34)で制御されるようになる。
った場合には、可変バルブタイミング機構作動速度は十
分に高く機関出力の低下は生じていないと判断されるた
め、ステップ1111に進み、ECT−ECU50に燃
費重視変速特性(パターンII)選択信号を出力してル
ーチンを終了する。図10、図11のルーチンを実行す
ることにより、本実施形態では可変バルブタイミング機
構10の実際の作動速度に応じて自動変速機200の変
速特性が選択されるようになるため、可変バルブタイミ
ング機構作動速度低下時にも車両動力性能の低下が生じ
ない。
態について説明する。図11の実施形態では、自動変速
機200の変速特性の選択は、現在可変バルブタイミン
グ機構が進角動作中か遅角動作中かにかかわらず一律に
行われていた。しかし、実際には可変バルブタイミング
機構は、機関の運転中バルブ駆動反力を受けており、一
定の方向(例えば遅角動作方向)への作動中の作動速度
が、他の方向(例えば進角動作方向)に作動中の作動速
度より大きくなる傾向がある。このため、現在可変バル
ブタイミング機構が遅角方向に作動中の場合には、算出
した作動速度は機構各部のクリアランスと作動油粘度と
で決まる真の作動速度より大きな値となっている可能性
がある。また逆に現在可変バルブタイミング機構が進角
動作中である場合には、算出した作動速度が真の作動速
度より小さくなっている可能性がある。そこで、本実施
形態では現在可変バルブタイミング機構が進角動作中か
遅角動作中かに応じて作動速度の判定値を変更し、正確
に変速特性の選択を行うようにしている。
出と変速特性の選択とを同一のルーチンで行う。本ルー
チンは、ECU30により一定時間毎に実行される。図
12においてルーチンがスタートするとステップ120
1では実際のバルブタイミング値VTとバルブタイミン
グ設定値VVTとが読み込まれ、ステップ1203で
は、VT<αか否かが判定される。また、VT≧αの場
合にはステップ1223に進み燃費重視変速特性(パタ
ーンII)が選択されるのは、図11のルーチンと同様
である。更に、ステップ1205、ステップ1207で
は、図10のルーチンと同様、|VVT−VT|>Aの
場合にのみ作動速度ΔVTがΔVT=|VT−VTi-1
|として算出される。また、本実施形態においても、可
変バルブタイミング機構が作動中でない場合(ステップ
1209でΔVT≦βの場合)には、変速特性の変更は
行わずにそのままルーチンを終了する。なお、本実施形
態ではVTi-1 の値の更新はルーチン終了直前にステッ
プ1225で行われる。
グ機構が現在進角動作中か遅角動作中かの判定を示す。
本実施形態では、バルブタイミングの設定値VVTが実
際のバルブタイミング値VTより大きい(進角してい
る)場合には現在可変バルブタイミング機構が進角動作
中、そうでない場合には現在遅角動作中と判断する。そ
して、本実施形態では進角動作中の場合には、ステップ
1213で、遅角動作中の場合にはステップ1219
で、それぞれΔVTの異なる判定値を用いて自動変速機
の変速特性を決定する。
は判定値Cを用いて変速特性を決定し(ステップ121
3からステップ1217)、現在遅角動作中であった場
合には判定値Dを用いて変速特性を決定する(ステップ
1219からステップ1223)。ここで、判定値Cと
Dとは一定値とされ、C<Dとなるように設定されてい
る。すなわち、現在進角動作中である場合には、真の作
動速度は算出したΔVTよりも大きいと考えられるた
め、ΔVTが小さい値であっても燃費重視の変速特性
(パターンII)を選択するようにし、逆に現在遅角動
作中である場合には、真の作動速度は算出したΔVTよ
り小さいと考えられるため、ΔVTが大きい値であって
も動力性能重視の変速特性(パターンI)を選択するよ
うにする。
構が進角動作中か遅角動作中かに応じてΔVTの判定値
を変えることにより、より正確に変速特性を選択するこ
とができるようになる。次に、図13から図16を用い
て本発明のパワートレーン制御の別の実施形態について
説明する。図12の実施形態では、バルブタイミングの
設定値VVTと実際のバルブタイミング値VTとの差が
ある程度大きければ、機関回転数にかかわらずバルブタ
イミング値の変化速度ΔVTを可変バルブタイミング機
構作動速度として採用している。しかし、実際には可変
バルブタイミング機構の作動速度は機関回転数によって
変化する。例えば、機関低回転時には機関駆動の油圧ポ
ンプの回転数も低くなるため、可変バルブタイミング機
構作動油の油圧が低下し、可変バルブタイミング機構の
作動速度も低下する。また、逆に機関高回転時には油圧
ポンプの回転数が上昇し、作動油の油圧が上昇するため
可変バルブタイミング機構の作動速度は大きくなる。
選択するためには、回転数の影響を排除して、純粋に可
変バルブタイミング機構の各部クリアランスや作動油粘
度で定まる真の作動特性を求める必要がある。そこで、
本実施形態では作動速度ΔVTの算出時の機関回転数N
Eに基づいて算出した作動速度ΔVTの値を補正するこ
とにより、作動速度算出時の回転数にかかわらず正確に
変速特性を選択可能としている。
ルブタイミング機構作動速度変化の一例を示している。
図14は、機関駆動の油圧ポンプの吐出圧力の機関回転
数による変化を示している。図14に示すように、ポン
プ吐出圧力は機関回転数が上昇するにつれて高くなる。
また、図15は図14の油圧変化による可変バルブタイ
ミング機構作動速度の変化を進角動作時(カーブA)と
遅角動作時(カーブB)とについて示す。図15に示す
ように可変バルブタイミング機構作動速度は、油圧ポン
プの吐出圧力と略同一の変化を示す。
高い場合には算出した作動速度ΔVTの値は回転数の影
響により真の作動速度より大きな値になり、回転数が低
い場合にはΔVTの値は真の作動速度より小さな値にな
る。そこで、本実施形態では、図16に示すような回転
数補正係数tVNEを、算出したΔVTに乗じることに
より上記傾向を補正し、真の作動速度を求めるようにし
ている。すなわち、補正係数tVNEは図15の傾向と
逆の傾向を持つように設定されており、回転数が高い場
合には低い場合より小さな値をとり、かつ遅角動作中
(図16カーブB)は進角動作中(同カーブA)より小
さい値になるように設定されている。このように設定し
た回転数補正係数tVNEの値を用いてΔVTを補正す
ることにより、算出されたΔVTの値を、純粋に各部ク
リアランスや作動油粘度により定まる真の作動速度に補
正することができる。
Tの算出ルーチンを説明するフローチャートである。本
ルーチンは、ECU30により一定時間毎に実行され
る。図13においてルーチンがスタートすると、ステッ
プ1301では、現在のバルブタイミング値VTとバル
ブタイミング設定値VVTに加えて現在の機関回転数N
Eが読み込まれる。また、ステップ1303からステッ
プ1311では、バルブタイミング変化速度ΔVTの算
出(ステップ1305、ステップ1307)と変速特性
の選択実行条件の判定(ステップ1303、ステップ1
309)、及び現在可変バルブタイミング機構が進角動
作中か否かの判定(ステップ1311)が行われる。こ
れらのステップは図12のルーチンのものと同一である
ので、ここでは説明を省略する。
ミング機構が進角動作中であった場合にはステップ13
12aに進み、ステップ1301で読み込んだ機関回転
数NEに基づいて図16のカーブA(進角動作中)から
回転数補正係数tVNEを決定する。そして、ステップ
1312bでは、ステップ1307で算出した作動速度
ΔVTにステップ1312aで決定した回転数補正係数
tVNEを乗じて、補正後の作動速度ΔVT0を算出す
る(すなわち、ΔVT0=ΔVT×tVNE)。そし
て、ステップ1313から1317では補正後の作動速
度ΔVT0を用いて、図12のステップ1213から1
217と同様の変速特性の選択を行う。また、ステップ
1311で現在遅角動作中であった場合には、ステップ
1313cとステップ1313dでは機関回転数NEか
ら、図16カーブB(遅角動作中)を用いて回転数補正
係数tVNEを決定し、この補正係数tVNEを用いて
補正した作動速度ΔVT0に基づいてステップ1319
からステップ1323で変速特性の選択を行う。ステッ
プ1319からステップ1323及びステップ1325
は、それぞれ図12、ステップ1219からステップ1
223及びステップ1225と同一である。
転数NEを用いて検出した可変バルブタイミング機構作
動速度を補正し、補正後の値を用いて自動変速機変速特
性を選択することにより、機関回転数にかかわらず正確
に変速特性の選択を行うことが可能となる。次に、図1
7を用いて本発明のパワートレーン制御の別の実施形態
について説明する。図13の実施形態では、算出した作
動速度ΔVTを機関回転数NEに基づいて補正し、補正
後の作動速度ΔVT0を所定の判定値(一定値)と比較
することにより自動変速機の変速特性を選択していた
(ステップ1313、ステップ1319)。これに対し
て、本実施形態では算出した作動速度ΔVTを補正する
代わりに、ステップ1313とステップ1319の判定
値C、Dを機関回転数NEに応じて変更するようにした
点が図13の実施形態と相違している。
711及びステップ1715、1717、1721から
1725は、それぞれ図13ステップ1301から13
11及びステップ1315、1317、1321から1
325と同一の操作を示している。図17のルーチンで
は、ステップ1711で現在可変バルブタイミング機構
が進角動作中か遅角動作中かを判断した後、進角動作中
の場合にはステップ1712aで、遅角動作中の場合に
はステップ1712cで、それぞれ作動速度ΔVTの判
定値tVC、tVDを機関回転数NEに基づいて算出す
る。
VDと回転数NEとの関係を示す図である。図18に示
すように、判定値tVC、tVDは図15の作動速度の
変化と同様に、機関回転数NEが高くなるにつれて大き
な値になるように、また、同一回転数では遅角動作時の
判定値tVCが進角動作時の判定値tVDより大きくな
るように設定されている。
は、ステップ1707で算出した作動速度ΔVTがそれ
ぞれ判定値tVCとtVDと比較され、ステップ171
5、1717及び1721、1723ではこの比較結果
に基づいて変速特性が選択される。上述のように、図1
7のルーチンでは、算出した作動速度ΔVTを機関回転
数NEに基づいて補正する代わりに、機関回転数NEに
基づいて作動速度の判定値を変更するようにしたことに
より、図13のルーチンと同様、機関回転数にかかわら
ず正確に自動変速機の変速特性を選択することが可能と
なる。
ルブタイミング機構作動速度を検出し、この作動速度に
応じて自動変速機の変速特性を選択するようにしたこと
により機関動力性能を常に高く維持することが可能とな
る共通の効果を奏する。更に、請求項2に記載の発明に
よれば、上記変速特性の選択の際に機関回転数による可
変バルブタイミング機構作動速度の変化を考慮するよう
にしたことにより、上記共通の効果に加えて、機関回転
数にかかわらず適切な変速特性の選択が可能となる効果
を奏する。
成を説明する図である。
す図である。
図である。
模式的に示す図である。
設定例を示す図である。
度による変化傾向を説明する図である。
制御ルーチンの一例を説明するフローチャートである。
関係を示す図である。
るパワートレーンの動力性能低下を説明する図である。
ーチンの一例を説明するフローチャートである。
自動変速機変速特性の選択ルーチンの一実施形態を説明
するフローチャートである。
自動変速機変速特性の選択ルーチンの別の実施形態を説
明するフローチャートである。
自動変速機変速特性の選択ルーチンの別の実施形態を説
明するフローチャートである。
作動油圧の変化を説明する図である。
作動速度の変化を説明する図である。
グラフである。
自動変速機変速特性の選択ルーチンの別の実施形態を説
明するフローチャートである。
と機関回転数との関係を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関のバルブタイミングを変更する
ことにより機関運転状態に応じて機関のバルブオーバラ
ップ量を調節する可変バルブタイミング機構と、 前記内燃機関の出力軸に接続された自動変速機と、 を備えたパワートレーンの制御装置であって、 前記可変バルブタイミング機構によるバルブタイミング
変更時のバルブタイミング変化速度を検出する作動速度
検出手段と、 前記作動速度検出手段により検出されたバルブタイミン
グ変化速度を予め定めた基準値と比較する比較手段と、 前記バルブタイミング変化速度が前記基準値より小さい
場合には前記バルブタイミング変化速度が前記基準値よ
り大きい場合に較べて、前記自動変速機の変速操作をよ
り動力性能を重視した変速特性に制御する変速制御手段
と、 を備えたパワートレーンの制御装置。 - 【請求項2】 更に、機関回転数を検出する回転数検出
手段と、 前記作動速度検出手段により検出されたバルブタイミン
グ変化速度と前記基準値とのうち少なくとも一方を、機
関回転数に基づいて補正する回転数補正手段を備えた請
求項1に記載のパワートレーンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33726396A JP3661321B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | パワートレーンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33726396A JP3661321B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | パワートレーンの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10175462A true JPH10175462A (ja) | 1998-06-30 |
| JP3661321B2 JP3661321B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=18306983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33726396A Expired - Fee Related JP3661321B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | パワートレーンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3661321B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013104466A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Toyota Motor Corp | 車両制御装置 |
| GB2528087A (en) * | 2014-07-09 | 2016-01-13 | Jaguar Land Rover Ltd | Vehicle control method |
| JPWO2023073894A1 (ja) * | 2021-10-28 | 2023-05-04 |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP33726396A patent/JP3661321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013104466A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Toyota Motor Corp | 車両制御装置 |
| GB2528087A (en) * | 2014-07-09 | 2016-01-13 | Jaguar Land Rover Ltd | Vehicle control method |
| GB2530149A (en) * | 2014-07-09 | 2016-03-16 | Jaguar Land Rover Ltd | Vehicle control method |
| GB2528087B (en) * | 2014-07-09 | 2018-10-03 | Jaguar Land Rover Ltd | Vehicle transmission control method for a continuously variable valve lift system |
| GB2530149B (en) * | 2014-07-09 | 2018-10-03 | Jaguar Land Rover Ltd | Vehicle transmission control method for a continuously variable valve lift system |
| US10234024B2 (en) | 2014-07-09 | 2019-03-19 | Jaguar Land Rover Limited | Vehicle control method |
| JPWO2023073894A1 (ja) * | 2021-10-28 | 2023-05-04 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3661321B2 (ja) | 2005-06-15 |
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