JPH10175759A - ウエブ巻取装置におけるウエブ切断装置 - Google Patents

ウエブ巻取装置におけるウエブ切断装置

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JPH10175759A
JPH10175759A JP35409296A JP35409296A JPH10175759A JP H10175759 A JPH10175759 A JP H10175759A JP 35409296 A JP35409296 A JP 35409296A JP 35409296 A JP35409296 A JP 35409296A JP H10175759 A JPH10175759 A JP H10175759A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リールスプールにウエブを巻き付かせる巻取
開始位置が変っても、切断高さを調整する必要がなく、
構造が簡単なウエブ切断装置を提供する。 【解決手段】 プライマリキャリッジ13が新リールス
プール6を前記レール5上に供給した第1の巻取開始位
置と、前記レール5よりやや上方の第2の巻取開始位置
の両方を任意にとれるようになっており、新リールスプ
ール6が第1の巻取開始位置にあるときのリールスプー
ル6と巻上りロールRとの間のウエブWaを切断する短
尺エアー噴射パイプ21と、新リールスプール6が第2
の巻取開始位置にあるときの巻上りロールRとの間のウ
エブを切断する長尺エアー噴射パイプ22とを設け、前
記第1および第2のウエブ切断器のそれぞれを任意にロ
ータリーシリンダ24で直立させたり倒伏させるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウエブ巻取装置にお
けるウエブ切断装置に関する。紙などのウエブは、抄紙
機のワイヤパートやプレスパートを経て連続的に抄造さ
れ、出側のリールパートにおいてロール状に巻取られ
る。また、このようにして製造された紙ロールは巻戻し
機にかけられて、小径のロールにしたり、小幅にスリッ
トされる。本発明はウエブをロールに巻き取った後、ウ
エブを切断するウエブ切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりウエブ巻取装置は、ウエブを案
内するリールドラムとリールスプールとこれを回転駆動
するセンタドライブ装置を備え、リールスプールにウエ
ブを巻付けてロール状に巻取っていく。リールスプール
にウエブが所定の最終巻取径に巻取られると、新しいリ
ールスプールが待機位置から巻取位置に移動し、ウエブ
が切断されて、ウエブの先端が新しいリールスプールに
巻付けられる。そして、旧リールスプールに巻取られて
いる紙ロールはウエブの切断と同時に払出し位置へ移動
していく。
【0003】上記のように所定の最終巻取径に達したと
きウエブを切断するが、従来は、リールドラム上方に
て、新しいリールスプールをリールドラムに押しつけて
おき、進行中のウエブに対しリールドラム入側にてナイ
フでスリットを入れ、このスリット部がリールスプール
のニップを通過した時点でブースネック形ノズルで前記
スリット部にエアーを吹き付けて切断しているが、ドラ
ムに巻きついているウエブのスリット部にエアーを吹き
付けるので、エアーがうまくスリット部に入り込まず、
切断できないことが多々あり、円滑な巻取りが行なえな
かった。
【0004】そこで、機械的にウエブを切断する装置が
開発されたが、これは、ニップ部を通り過ぎたウエブに
作用するエアー噴射パイプを昇降テーブルに取付け、切
断を要するときにエアー噴射パイプからエアーをウエブ
に噴射させるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のウエ
ブ巻取装置では、新リールスプールをレール上に置いた
第1の巻取開始位置に供給してから切断されたウエブを
新リールスプールに巻き付かせる場合と、レールより上
方であってまだ新リールスプールがプライマリキャリッ
ジに支持されている第2の巻取開始位置で切断されたウ
エブを新リールスプールの巻き付かせる場合とを任意に
選択できるようにしている。このようなウエブ巻取装置
では第1の巻取開始位置と第2の巻取開始位置では、切
断すべきウエブの高さが異なるので、ウエブ切断器の切
断高さを昇降テーブルを昇降させることで合わせてい
た。しかしながら、巻取開始位置を変更するたびに昇降
テーブルを昇降させて、切断高さを合わせるのは、大変
手間がかかり能率的ではない。また、昇降テーブルを必
要とするため構造が複雑になり、設備費が高くなる、と
いう問題がある。
【0006】本発明はかかる事情に鑑み、リールスプー
ルにウエブを巻き付かせる巻取開始位置が変っても、切
断高さを調整する必要がなく、構造が簡単なウエブ切断
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のウエブ巻
取装置におけるウエブ切断装置は、ウエブを案内するリ
ールドラムと、ウエブを巻き取るリールスプールを載置
する左右のレールと、リールスプールを待機位置からレ
ール上の巻取位置へ供給し、かつ巻取位置で所定の受継
巻取径になるまでリールスプールを支持して回転駆動す
るプライマリーキャリッジと、前記プライマリーキャリ
ッジからリールスプールを受継いで所定の最終巻取径に
なるまで支持して回転駆動し、巻取完了によって得られ
た紙ロールを払出し位置まで搬送するセカンダリキャリ
ッジとからなるウエブ巻取装置において、前記プライマ
リキャリッジが、新リールスプールを前記レール上に供
給した第1の巻取開始位置と、前記レールよりやや上方
の第2の巻取開始位置の両方を任意に選択できるように
なっており、前記第1の巻取開始位置にあるときの新リ
ールスプールと巻上りロールとの間を走行するウエブを
切断する第1のウエブ切断器と、新リールスプールが第
2の巻取開始位置にあるときの新リールスプールと巻上
りロールとの間のウエブを切断する第2のウエブ切断器
とを設け、前記第1および第2のウエブ切断器のそれぞ
れを任意に使用位置と格納位置との間で移動させる移動
手段を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2のウエブ巻取装置におけるウエブ
切断装置は、前記第1のウエブ切断器が、第1の巻取開
始位置にあるときの新リールスプールと巻上りロールと
の間を走行するウエブにエアーを噴射する高さにある短
尺エアー噴射パイプであり、前記第2のウエブ切断器
が、第2の巻取開始位置にあるときの新リールスプール
と巻上りロールとの間を走行するウエブにエアーを噴射
する高さにある長尺エアー噴射パイプであることを特徴
とする。
【0009】請求項3のウエブ巻取装置におけるウエブ
切断装置は、前記移動手段が、ロータリーシリンダであ
って、前記各エアー噴射パイプを直立した使用位置と倒
伏した格納位置との間で移動させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
を基づき説明する。まず、本発明が適用されるウエブ巻
取装置の基本構造を説明する。図4は本発明が適用され
るウエブ巻取装置の概略側面図、図5はストッカー11
部分を除くウエブ巻取装置の概略平面図である。
【0011】図4〜5において、1は左右のフレーム
で、フレーム1の入側(図中右側で抄紙機からウエブW
が送られてくる側)の上面には、軸受2を介してリール
ドラム3が設置されている。このリールドラム3は、そ
の外周の約1/4にウエブWを巻き付けてウエブWの走
行を案内するものであり、4はこのリールドラム3を回
転させるモータである。
【0012】前記左右のフレーム1上面において、リー
ルドラム3より図中左側には、左右のレール5が取付け
られている。このレール5はウエブWを巻き取るリール
スプール6を載置する台であり、リールスプール6はこ
のレール5上の図中右側の巻取位置Aで、セカンダリキ
ャリッジ7に支持されて、ウエブを巻き取っていく。な
お、ウエブWを巻取るにつれて紙ロールの直径は大きく
なり、リールスプール6の中心位置もリールドラム3か
ら段々と離れるので、巻取位置Aはある程度の長さがあ
る。セカンダリキャリッジ7は左右のフレーム1に沿っ
て走行する操作側と駆動側のキャリッジ7a、7bから
なり、各キャリッジ7a、7bにはリールスプール6を
クランプし走行する手段が設けられ、駆動側のキャリッ
ジ7bには、リールスプール6を回転駆動するモータや
カップリングからなるセンタドライブ装置8が搭載され
ている。そして、巻取りが完了すると、セカンダリキャ
リッジ7によって巻上りロールR(所定の最終巻取径に
達した紙ロールをいう)が払出位置Bまで搬送される。
【0013】9はセカンダリキャリッジ7から払出され
た巻上りロールRを受け止め、停止時の衝撃を吸収する
ショックアブソーバである。
【0014】一方、リールドラム3の上方には、新しい
リールスプール6を数本分貯えておくストッカー11が
設けられており、このストッカー11からリールスプー
ル6を1本ずつトランスファアーム12で、その下方の
プライマリキャリッジ13に供給するようになってい
る。プライマリキャリッジ13は、供給されたリールス
プール6を支持するクランプと、リールスプール6をリ
ールドラム3の直上方の待機位置から前記レール5上右
端の巻取位置まで移動させる移動手段と、操作側におい
てリールスプールに回転駆動力を与えるモータやカップ
リングからなるセンタドライブ装置14を備えている。
【0015】つぎに、上記ウエブ巻取装置の巻取工程を
説明する。図6は巻取工程I〜Vの説明図である。符号
Iの状態は、セカンダリキャリッジ7に支持された紙ロ
ールrが巻き上る直前の状態であり、プライマリキャリ
ッジ13に支持された新リールスプール6はリールドラ
ム3の上方で待機している。符号IIの状態は、セカンダ
リキャリッジ7上の紙ロールが最終直径に巻き上り、巻
上りロールRになった状態であり、この時点で、セカン
ダリキャリッジ7は払出し側へ少し移動し、同時にプラ
イマリキャリッジ13が新リールスプール6を巻取位置
へ移動させる。
【0016】符号III の状態は、新リールスプール6が
プライマリキャリッジ13のセンタドライブ装置8によ
って回転されながらレール5上に置かれた第1の巻取開
始位置へ移動完了した状態で、この状態では、ウエブW
はリールドラム3の上面、新リールスプール6の下面を
経て走行しセカンダリキャリッジ7上の巻上りロールR
に連続している。そのため、ここで、ウエブ切断器1
5、例えばエアー噴射パイプ等でエアーを噴射してウエ
ブWを切断する。切断されたウエブWの終端は巻上りロ
ールRに巻き付けられ、切断されたウエブWの始端は新
リールスプール6に巻付けられて、新たにウエブWを巻
き取っていく。
【0017】また、新リールスプール6の第2の巻取開
始位置は、符号IIに示す位置にほぼ同じであって、まだ
新リールスプール6はプライマリキャリッジ13に支持
され、プライマリキャリッジ13のセンタドライブ装置
8によってリールスプール6がウエブWの走行速度に同
調して回転駆動されている。ウエブWの切断後の新リー
ルスプールへの巻き付けは上記と同様にして行われる。
【0018】符号IVの状態はセカンダリキャリッジ7が
巻上りロールRを払出位置方向へ搬送している状態であ
り、この間に新リールスプール6はプライマリキャリッ
ジ13に支持された状態でウエブWを巻き取りつつあ
る。符号Vの状態は、巻上がりロールRの払出しを終っ
てセカンダリキャリッジ7が巻取位置に復帰した状態で
あり、ここでリールスプール6はプライマリキャリッジ
13からセカンダリキャリッジ7に受け継がれ、セカン
ダリキャリッジ7のセンタドライブ装置8によってリー
ルスプール6は回転させられ、ウエブを巻き取って行
く。そして、プライマリキャリッジ13は再び待機位置
に復帰する。以上の動作を繰り返していくことによっ
て、抄紙機で連続高速抄造されるウエブWが、ロール紙
として連続的に巻き取られていくのである。
【0019】つぎに、上記ウエブ巻取装置で使用される
ウエブ切断装置を説明する。図1は本発明の一実施形態
に係るウエブ切断装置の側面図、図2は図1におけるII
−II線矢視で示すウエブ切断装置の正面図、図3は同ウ
エブ切断装置の拡大側面図である。
【0020】図1において、6aは第1の巻取開始位置
(レール5上のオンレール枠替位置)における新リール
スプールを示し、6bは第2の巻取開始位置(レール上
より上方のオプティモード枠替位置)における新リール
スプールを示している。Rは巻上りロールであり、セカ
ンダリキャリッジ7によって少し払出方向に移動した状
態である。切断される前のウエブWは、リールドラム3
の上面からリールスプール6a、6bの下面を経由し
て、巻上りロールRの下面へつながっているので、第1
の巻取開始位置にあるリールスプール6aを経由して走
行するウエブWaと第2の巻取開始位置にあるリールス
プール6bを経由して走行するウエブWbとはその高さ
が異っている。
【0021】図1〜2において、15はウエブ切断器で
あって、長さの短い短尺エアー噴射パイプ21と長さの
長い長尺エアー噴射パイプ22を有している。短尺エア
ー噴射パイプ21は上端の噴射口が第1の巻取開始位置
にあるリールスプール6aの直下に位置し、長尺エアー
噴射パイプ22は上端の噴射口が第2の巻取開始位置に
あるリールスプール6bの直下に位置するように、それ
ぞれの高さがきめられて、取付ハウジング23に取付け
られている。
【0022】図2〜3に示すように、各エアー噴射パイ
プ21、22の基部は、ロータリシリンダ24の主軸に
取付けられており、ロータリシリンダ24を駆動するこ
とで、エアー噴射パイプ21、22が直立した使用位置
と、倒伏した格納位置とに姿勢変更できるようになって
いる。
【0023】第1の巻取開始位置にリールスプール6a
が供給されたときは短尺エアー噴射パイプ21のみを起
立させ、その先端からエアーをウエブWaに噴射する
と、エアーによってウエブWaが部分的に破断され、部
分的な破断がウエブWaに作用している張力によって全
幅に広げられ、ウエブWaは瞬時に破断する。
【0024】また、第2の巻取開始位置にリールスプー
ル6bが供給されたときは、長尺エアー噴射パイプ22
のみを起立させ、その先端からエアーをウエブWbに噴
射すると、ウエブWbが上記と同様に破断する。
【0025】上記のごとく、本実施形態においては、第
1の巻取開始位置(オンレール枠替用)と第2の巻取開
始位置(オプティモード枠替用)の2種類の枠替えに、
各エアー噴射パイプ21、22を回転させるだけで対応
することができ、高さ調整をする必要がないので、手間
がかからないという利点がある。また、昇降テーブル等
の昇降手段を必要としないので構造が簡単になる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、リールスプー
ルにウエブを巻き付かせる巻取開始位置が変っても、切
断高さの調整が必要なく、構造が簡単なウエブ切断装置
を提供することができる。請求項2の発明によれば、予
め高さが決められた短尺エアー噴射パイプと長尺エアー
噴射パイプを選択するだけで、高さの異なるウエブを確
実に切断できるウエブ切断装置を提供できる。請求項3
の発明によれば、コンパクトであって、エアー噴射パイ
プの起立と格納を確実に行えるウエブ切断装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るウエブ切断装置の側
面図である。
【図2】図1におけるII−II線矢視で示すウエブ切断装
置の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るウエブ切断装置の拡
大側面図である。
【図4】本発明が適用されるウエブ巻取装置の概略側面
図である。
【図5】ストッカー11部分を除くウエブ巻取装置の概
略平面図である。
【図6】本発明が適用されるウエブ巻取装置における巻
取工程の説明図である。
【符号の説明】
3 リールドラム 5 レール 6 リールスプール 7 セカンダリキャリッジ 13 プライマリキャリッジ 15 ウエブ切断器 21 短尺エアー噴射パイプ 22 長尺エアー噴射パイプ 24 ロータリシリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエブを案内するリールドラムと、ウエブ
    を巻き取るリールスプールを載置する左右のレールと、
    リールスプールを待機位置からレール上の巻取位置へ供
    給し、かつ巻取位置で所定の受継巻取径になるまでリー
    ルスプールを支持して回転駆動するプライマリーキャリ
    ッジと、前記プライマリーキャリッジからリールスプー
    ルを受継いで所定の最終巻取径になるまで支持して回転
    駆動し、巻取完了によって得られた紙ロールを払出し位
    置まで搬送するセカンダリキャリッジとからなるウエブ
    巻取装置において、前記プライマリキャリッジが、新リ
    ールスプールを前記レール上に供給した第1の巻取開始
    位置と、前記レールよりやや上方の第2の巻取開始位置
    の両方を任意に選択できるようになっており、前記第1
    の巻取開始位置にあるときの新リールスプールと巻上り
    ロールとの間を走行するウエブを切断する第1のウエブ
    切断器と、新リールスプールが第2の巻取開始位置にあ
    るときの新リールスプールと巻上りロールとの間のウエ
    ブを切断する第2のウエブ切断器とを設け、前記第1お
    よび第2のウエブ切断器のそれぞれを任意に使用位置と
    格納位置との間で移動させる移動手段を設けたことを特
    徴とするウエブ巻取装置におけるウエブ切断装置。
  2. 【請求項2】前記第1のウエブ切断器が、第1の巻取開
    始位置にあるときの新リールスプールと巻上りロールと
    の間を走行するウエブにエアーを噴射する高さにある短
    尺エアー噴射パイプであり、前記第2のウエブ切断器
    が、第2の巻取開始位置にあるときの新リールスプール
    と巻上りロールとの間を走行するウエブにエアーを噴射
    する高さにある長尺エアー噴射パイプであることを特徴
    とする請求項1記載のウエブ巻取装置におけるウエブ切
    断装置。
  3. 【請求項3】前記移動手段が、ロータリーシリンダであ
    って、前記各エアー噴射パイプを直立した使用位置と倒
    伏した格納位置との間で移動させることを特徴とする請
    求項2記載のウエブ巻取装置におけるウエブ切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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