JPH10176116A - 合成樹脂の防虫加工 - Google Patents
合成樹脂の防虫加工Info
- Publication number
- JPH10176116A JPH10176116A JP35953596A JP35953596A JPH10176116A JP H10176116 A JPH10176116 A JP H10176116A JP 35953596 A JP35953596 A JP 35953596A JP 35953596 A JP35953596 A JP 35953596A JP H10176116 A JPH10176116 A JP H10176116A
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- JP
- Japan
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- resin
- insect repellent
- synthetic resin
- insect
- terpene compound
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱可塑性樹脂の加工溶融時に防虫剤を練り込
み、防虫加工を施す方法で、安全性に優れ、長期間安定
した効力が得られ、熱分解による効力の低下、樹脂の着
色、作業時の悪臭の発生、樹脂の物性等の変化がなく、
害虫に対し長期間、優れた忌避性を発揮する合成樹脂の
防虫加工方法を提供する。 【構成】 一般式(1) ROOC(CH2)nCOOR・・・・(1) (式中、Rは炭素数1〜8の飽和アルキル残基、nは5
〜18の整数を表す。)で示される二塩基酸飽和ジアル
キルエステルのうちから選ばれた1種または2種以上よ
りなる防虫剤にテルペン化合部を任意の割合に配合した
防虫剤により害虫の忌避性を有する熱可塑性樹脂を得る
方法である。テルペン化合物は樹脂に対して0.3重量
%以上含有する合成樹脂の防虫加工方法である。
み、防虫加工を施す方法で、安全性に優れ、長期間安定
した効力が得られ、熱分解による効力の低下、樹脂の着
色、作業時の悪臭の発生、樹脂の物性等の変化がなく、
害虫に対し長期間、優れた忌避性を発揮する合成樹脂の
防虫加工方法を提供する。 【構成】 一般式(1) ROOC(CH2)nCOOR・・・・(1) (式中、Rは炭素数1〜8の飽和アルキル残基、nは5
〜18の整数を表す。)で示される二塩基酸飽和ジアル
キルエステルのうちから選ばれた1種または2種以上よ
りなる防虫剤にテルペン化合部を任意の割合に配合した
防虫剤により害虫の忌避性を有する熱可塑性樹脂を得る
方法である。テルペン化合物は樹脂に対して0.3重量
%以上含有する合成樹脂の防虫加工方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂に安
全性の優れた二塩基酸飽和ジアルキルエステルとテルペ
ン化合物を配合した薬剤を用いてなる合成樹脂の防虫加
工に関する。
全性の優れた二塩基酸飽和ジアルキルエステルとテルペ
ン化合物を配合した薬剤を用いてなる合成樹脂の防虫加
工に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭内における害虫類は、生活の洋式化
ならびに暖房設備の普及により室内における屋内チリ性
ダニ等の衛生害虫の発生が大きな問題となっている。特
に布団、毛布などの寝具類をはじめ、カーぺット、畳な
どの敷物類に寄生繁殖する害虫の防除方法として、最も
一般的で簡単な方法は、防虫剤を害虫の生息している敷
物、寝具類に直接噴霧、塗布する方法や薬剤を処理した
紙やシートなどを下に敷き繁殖の防除ならびに駆除が行
われている。しかし、防虫剤として使用される薬剤は安
全性の面に問題があった。最近は、化学の進歩により防
虫剤の効力の増強と共に有害性を少しでも減少できるよ
う懸命の努力がなされて、その効果も現れつつある。し
かし、防虫剤の開発当初は防虫効果が優先されたことか
ら、多少の有害性を有する防虫剤も家庭内で広く使用さ
れていた。
ならびに暖房設備の普及により室内における屋内チリ性
ダニ等の衛生害虫の発生が大きな問題となっている。特
に布団、毛布などの寝具類をはじめ、カーぺット、畳な
どの敷物類に寄生繁殖する害虫の防除方法として、最も
一般的で簡単な方法は、防虫剤を害虫の生息している敷
物、寝具類に直接噴霧、塗布する方法や薬剤を処理した
紙やシートなどを下に敷き繁殖の防除ならびに駆除が行
われている。しかし、防虫剤として使用される薬剤は安
全性の面に問題があった。最近は、化学の進歩により防
虫剤の効力の増強と共に有害性を少しでも減少できるよ
う懸命の努力がなされて、その効果も現れつつある。し
かし、防虫剤の開発当初は防虫効果が優先されたことか
ら、多少の有害性を有する防虫剤も家庭内で広く使用さ
れていた。
【0003】防虫剤として家庭内で使用する場合に、
(1)その効果が短期間で消滅するものが多いので、繰
返し処理する必要がある。(2)処理する時や使用に際
して悪臭や刺激臭の発生することがある。(3)薬剤の
効果が低いので多量の薬剤が必要になる。(4)人体や
動物が直接触れるものには薬剤を処理できない(5)薬
剤の有害性の懸念されることが多いので、一般家庭では
薬剤を処理加工することができない。(6)薬剤を後加
工する方法では使用中または水洗、洗濯などで処理薬剤
が簡単に脱落し効果が消滅する等の問題点がある。
(1)その効果が短期間で消滅するものが多いので、繰
返し処理する必要がある。(2)処理する時や使用に際
して悪臭や刺激臭の発生することがある。(3)薬剤の
効果が低いので多量の薬剤が必要になる。(4)人体や
動物が直接触れるものには薬剤を処理できない(5)薬
剤の有害性の懸念されることが多いので、一般家庭では
薬剤を処理加工することができない。(6)薬剤を後加
工する方法では使用中または水洗、洗濯などで処理薬剤
が簡単に脱落し効果が消滅する等の問題点がある。
【0004】また、防虫剤あるいは防ダニ剤として有機
リン酸系、ジアルキルフタレート等の有機化合物や、オ
ルト硼酸、硼酸ソーダ、8硼酸ソーダ4水和物等の無機
系の硼素化合物も使用されており、これらの化合物を粉
体のまま散布したり、加工された樹脂表面に担持させる
方法も採用されている。しかしながら、かかる方法では
使用した防虫剤の有害性が強いため、多量に処理すると
人体に悪い影響を与えることが懸念される。他方、無機
系の硼素化合物は、有害性は低いが水溶性であるために
短期間で薬効が消失するという欠点がある。
リン酸系、ジアルキルフタレート等の有機化合物や、オ
ルト硼酸、硼酸ソーダ、8硼酸ソーダ4水和物等の無機
系の硼素化合物も使用されており、これらの化合物を粉
体のまま散布したり、加工された樹脂表面に担持させる
方法も採用されている。しかしながら、かかる方法では
使用した防虫剤の有害性が強いため、多量に処理すると
人体に悪い影響を与えることが懸念される。他方、無機
系の硼素化合物は、有害性は低いが水溶性であるために
短期間で薬効が消失するという欠点がある。
【0005】樹脂製品には防虫剤の表面加工が一般的で
あったので、加工に使用された防虫剤が空気による酸化
あるいは紫外線の影響を受けて効力が減退すること、ま
たは使用中の表面摩擦や水洗等による薬剤の脱落などの
関係から長期間、安定した防虫効果が維持できない。そ
の改良法として樹脂に直接練り込む方法が検討されるよ
うになった。
あったので、加工に使用された防虫剤が空気による酸化
あるいは紫外線の影響を受けて効力が減退すること、ま
たは使用中の表面摩擦や水洗等による薬剤の脱落などの
関係から長期間、安定した防虫効果が維持できない。そ
の改良法として樹脂に直接練り込む方法が検討されるよ
うになった。
【0006】しかしながら、熱可塑性樹脂の加熱溶融時
に防虫剤を添加する方法の問題点として例えば、熱分解
による効力の低下、樹脂の着色、作業時の悪臭発生、樹
脂の物性変化などなどがあげられる。特に、溶融温度が
200℃以上になると防虫剤もその影響を受けやすくな
る。
に防虫剤を添加する方法の問題点として例えば、熱分解
による効力の低下、樹脂の着色、作業時の悪臭発生、樹
脂の物性変化などなどがあげられる。特に、溶融温度が
200℃以上になると防虫剤もその影響を受けやすくな
る。
【0007】また、防虫剤の処理に関しては、特開平5
−271023号公報に開示されているような防虫処理
されているカーペット、特開平5−320015号に開
示されているような硼酸ガラスの粉末を分散させた防虫
寝具等もある。しかし前者は、バインダー中に配合し、
カーペットのパイル部分を浸漬処理して防虫効果を得る
方法であり、後者は、粉末を樹脂繊維中に含有させ延伸
させて防虫繊維を得る方法であるが、高濃度使用のため
に繊維は強度の低いものしか得られない。
−271023号公報に開示されているような防虫処理
されているカーペット、特開平5−320015号に開
示されているような硼酸ガラスの粉末を分散させた防虫
寝具等もある。しかし前者は、バインダー中に配合し、
カーペットのパイル部分を浸漬処理して防虫効果を得る
方法であり、後者は、粉末を樹脂繊維中に含有させ延伸
させて防虫繊維を得る方法であるが、高濃度使用のため
に繊維は強度の低いものしか得られない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
のような問題点に鑑み、後加工ではなく、成型樹脂の内
部に防虫剤成分を練り混んだことにより、安全で使用中
や洗濯等により防虫性能が低下せず、かつ長期間の防虫
効果の得られる方法である。
のような問題点に鑑み、後加工ではなく、成型樹脂の内
部に防虫剤成分を練り混んだことにより、安全で使用中
や洗濯等により防虫性能が低下せず、かつ長期間の防虫
効果の得られる方法である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、テルペンおよ
び下記一般式[1]で示される二塩基酸飽和アルキルエ
ステルからなる防虫剤がテルペン量で1〜50重量%配
合された合成樹脂からなることを特徴とする防虫性合成
樹脂成型品、 RCOO(CH2)nCOOR [1] (式中、Rは炭素数1〜8の飽和アルキル基、nは5〜
18の整数を示す)
び下記一般式[1]で示される二塩基酸飽和アルキルエ
ステルからなる防虫剤がテルペン量で1〜50重量%配
合された合成樹脂からなることを特徴とする防虫性合成
樹脂成型品、 RCOO(CH2)nCOOR [1] (式中、Rは炭素数1〜8の飽和アルキル基、nは5〜
18の整数を示す)
【0010】二塩基酸ジアルキルエステル誘導体の応用
について検討を行った結果、しゅう酸、マロン酸、こは
く酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、コルク
酸、アゼライン酸、セバチン酸、ノナンージカルボン
酸、ウンデカンージカルボン酸などの二塩基酸ジアルキ
ルエステルにおいてその効果が認められた。以上よりな
る防虫剤を合成樹脂に配合構成されたもので、合成樹脂
中のテルペンが合成樹脂に対して0.3重量%(以下、
%で示す)以上含有することを特徴とする合成樹脂の防
虫加工方法にある。
について検討を行った結果、しゅう酸、マロン酸、こは
く酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、コルク
酸、アゼライン酸、セバチン酸、ノナンージカルボン
酸、ウンデカンージカルボン酸などの二塩基酸ジアルキ
ルエステルにおいてその効果が認められた。以上よりな
る防虫剤を合成樹脂に配合構成されたもので、合成樹脂
中のテルペンが合成樹脂に対して0.3重量%(以下、
%で示す)以上含有することを特徴とする合成樹脂の防
虫加工方法にある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の防虫性合成樹脂の基剤と
なるものは、ポリエチレン樹脂、スチレン系樹脂、ポリ
ビニール系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリエーテル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタ
ン樹脂等の熱可塑性を有する樹脂であるが、単一樹脂あ
るいは混合樹脂であってもよい。
なるものは、ポリエチレン樹脂、スチレン系樹脂、ポリ
ビニール系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリエーテル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタ
ン樹脂等の熱可塑性を有する樹脂であるが、単一樹脂あ
るいは混合樹脂であってもよい。
【0012】防虫剤の配合量は、前記合成樹脂にテルペ
ン量で1〜50%、好ましくは1.5〜7.0%配合さ
れる。テルペンの配合量が1.0%未満では、害虫の防
除効果が不十分の場合があり、また10.0%を超える
と樹脂の成型時に不都合なことを生じることがある。樹
脂の形態は、繊維状、フィルム状、綿状の他、一定の形
態を有する成型品とすることができる。
ン量で1〜50%、好ましくは1.5〜7.0%配合さ
れる。テルペンの配合量が1.0%未満では、害虫の防
除効果が不十分の場合があり、また10.0%を超える
と樹脂の成型時に不都合なことを生じることがある。樹
脂の形態は、繊維状、フィルム状、綿状の他、一定の形
態を有する成型品とすることができる。
【0013】配合方法は、合成樹脂の溶融時の行程で行
われるが、その配合方法については、特に制限はなく、
高濃度の防虫剤を、使用する合成樹脂にあらかじめ添加
してマスターバッチポリマーとして、無添加の合成樹脂
で防虫剤を所定量の配合量となるよう希釈してもよい。
また、合成樹脂には、熱安定剤、耐候性安定剤、滑剤、
染料、顔料、抗菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電
防止剤、難燃剤、消臭剤、着香剤、無機填料等の添加剤
を適宜配合しても良い。
われるが、その配合方法については、特に制限はなく、
高濃度の防虫剤を、使用する合成樹脂にあらかじめ添加
してマスターバッチポリマーとして、無添加の合成樹脂
で防虫剤を所定量の配合量となるよう希釈してもよい。
また、合成樹脂には、熱安定剤、耐候性安定剤、滑剤、
染料、顔料、抗菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電
防止剤、難燃剤、消臭剤、着香剤、無機填料等の添加剤
を適宜配合しても良い。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明は、これらの実施例に限定されるものでは
ない。なお、実施例における試験方法は、次の方法に拠
った。
るが、本発明は、これらの実施例に限定されるものでは
ない。なお、実施例における試験方法は、次の方法に拠
った。
【0016】(実施例1) (A)実験に使用した防虫剤: ピネン/ジペンテン共重合物 2部 ジブチルセバケート(商品名:DBS 大八化学工業(株)製品) 1部 (B)実験に使用した合成樹脂 PP (三井ノープレンJHH−G) Ny (カネボウナイロンMC112) PET(テイジンポリエステルTR−8550) (C)防虫剤配合樹脂の作成法 使用樹脂に防虫剤を1%練り混んだ後、フィルムを作成
した。 (D)防虫剤配合樹脂フィルムの製法 (1)ポリプロピレン〔商品名:三井ノープレンJHH
−G〕を加熱温度210〜230℃において、本発明防
虫剤を1.0%添加して練り混んだ後、ラボプラストミ
ルにより、30ミクロンの厚さのフィルムとして実験に
使用した。 (2)6ナイロン〔商品名:カネボウナイロンMC11
2〕を加熱温度230〜250℃において、本発明防虫
剤を1.0%添加して練り混んだ後、ラボプラストミル
〔(株)東洋精機製作所〕押出しフィルム製造試験機に
より、30ミクロンの厚さのフィルムとして実験に使用
した。 (3)ポリエステル〔商品名:テイジンポリエステルT
R−8550〕を加熱温度260〜280℃において、
本発明防虫剤を1.0%添加して練り混んだ後、ラボプ
ラストミルにより、30ミクロンの厚さのフィルムとし
て実験に使用した。
した。 (D)防虫剤配合樹脂フィルムの製法 (1)ポリプロピレン〔商品名:三井ノープレンJHH
−G〕を加熱温度210〜230℃において、本発明防
虫剤を1.0%添加して練り混んだ後、ラボプラストミ
ルにより、30ミクロンの厚さのフィルムとして実験に
使用した。 (2)6ナイロン〔商品名:カネボウナイロンMC11
2〕を加熱温度230〜250℃において、本発明防虫
剤を1.0%添加して練り混んだ後、ラボプラストミル
〔(株)東洋精機製作所〕押出しフィルム製造試験機に
より、30ミクロンの厚さのフィルムとして実験に使用
した。 (3)ポリエステル〔商品名:テイジンポリエステルT
R−8550〕を加熱温度260〜280℃において、
本発明防虫剤を1.0%添加して練り混んだ後、ラボプ
ラストミルにより、30ミクロンの厚さのフィルムとし
て実験に使用した。
【0017】(防ダニ性能評価方法)直径4cm、高さ
0.6cmのプラスチックシャーレに直径4cmに切り
抜いた試料フィルムを敷き込み、この上にダニの入って
いない誘引用粉末飼料を0.05gを置く。これを直径
9cm、高さ1.5cmのプラスチックシャーレの中央
に置く。この大小のシャーレの間に、よく繁殖したダニ
培地を生存ダニ数として約3000箇体投入し、均一に
広げる。これを粘着シート上に置き、27×13×9c
mの食品保存用プラスチック製容器に粘着シートごと入
れ、飽和食塩水を入れて蓋をして容器内の湿度を約75
%に保ち、25±1℃の恒温器に格納して1昼夜飼育し
た後、飼料をウォータージェット法にてダニを回収した
後、計算し、次式によりダニ忌避率を求めた。なお、試
験はバラツキを考慮し、3回の繰返しを行った。なお、
実験にはヤケヒョウヒダニを使用した。 ダニ忌避率(%)=(1−処理区のダニ数/対照区のダ
ニ数)×100
0.6cmのプラスチックシャーレに直径4cmに切り
抜いた試料フィルムを敷き込み、この上にダニの入って
いない誘引用粉末飼料を0.05gを置く。これを直径
9cm、高さ1.5cmのプラスチックシャーレの中央
に置く。この大小のシャーレの間に、よく繁殖したダニ
培地を生存ダニ数として約3000箇体投入し、均一に
広げる。これを粘着シート上に置き、27×13×9c
mの食品保存用プラスチック製容器に粘着シートごと入
れ、飽和食塩水を入れて蓋をして容器内の湿度を約75
%に保ち、25±1℃の恒温器に格納して1昼夜飼育し
た後、飼料をウォータージェット法にてダニを回収した
後、計算し、次式によりダニ忌避率を求めた。なお、試
験はバラツキを考慮し、3回の繰返しを行った。なお、
実験にはヤケヒョウヒダニを使用した。 ダニ忌避率(%)=(1−処理区のダニ数/対照区のダ
ニ数)×100
【0018】ウォータージェット法 試料を直径18cmの30メッシュの篩いの上に広げ、
下に同径のバット(容量約5リットル)を置いて、シャ
ワーで勢い良く試料に水を吹き付ける。この操作によ
り、試料に付着したダニは洗い出され、下のバットに落
ちる。バットが満水になったら、バット内の水を全て吸
引濾過する。この操作をダニが見られなくなるまで2〜
3回繰り返す。なお、防ダニ性があると言える忌避率
は、70%以上である。
下に同径のバット(容量約5リットル)を置いて、シャ
ワーで勢い良く試料に水を吹き付ける。この操作によ
り、試料に付着したダニは洗い出され、下のバットに落
ちる。バットが満水になったら、バット内の水を全て吸
引濾過する。この操作をダニが見られなくなるまで2〜
3回繰り返す。なお、防ダニ性があると言える忌避率
は、70%以上である。
【0019】防虫剤配合樹脂フィルムのヤケヒョウヒダ
ニに対する忌避試験 防虫剤配合樹脂フィルム(1)を用いて
ニに対する忌避試験 防虫剤配合樹脂フィルム(1)を用いて
【0017】の侵入阻止法によるダニ忌避試験を行っ
た。この試験結果および、防虫剤配合樹脂フィルム
(2)を用いて侵入阻止法によるダニ忌避試験を行っ
た。防虫剤配合樹脂フィルム(3)を用いた侵入阻止法
によるダニ忌避試験を行った。以上の試験結果を表1に
示す。
た。この試験結果および、防虫剤配合樹脂フィルム
(2)を用いて侵入阻止法によるダニ忌避試験を行っ
た。防虫剤配合樹脂フィルム(3)を用いた侵入阻止法
によるダニ忌避試験を行った。以上の試験結果を表1に
示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】下記一般式(1) ROOC(CH2)nCOOR・・・・(1) (式中、Rは炭素数1〜8のアルキル残基、nは5〜1
8の整数を表す。)で示される二塩基酸ジアルキルエス
テルのうちから選ばれた1種または2種以上よりなる防
虫剤に、テルペン化合物を配合した防虫剤と熱可塑性樹
脂からなることを特徴とする合成樹脂の防虫加工方法
で、添加量はテルペン量で1〜50.0%配合された合
成樹脂からなる防虫加工配合薬剤を0.5〜10.0%
好ましくは1.0〜7.5%を熱可塑性樹脂の溶融時に
練り込んだ後、成型することにより長期間害虫に対し優
れた防虫性を有する樹脂成型品が得られる。合成樹脂成
型品中のテルペン化合物が樹脂全体に対して0.3%以
上含有するするものである。
8の整数を表す。)で示される二塩基酸ジアルキルエス
テルのうちから選ばれた1種または2種以上よりなる防
虫剤に、テルペン化合物を配合した防虫剤と熱可塑性樹
脂からなることを特徴とする合成樹脂の防虫加工方法
で、添加量はテルペン量で1〜50.0%配合された合
成樹脂からなる防虫加工配合薬剤を0.5〜10.0%
好ましくは1.0〜7.5%を熱可塑性樹脂の溶融時に
練り込んだ後、成型することにより長期間害虫に対し優
れた防虫性を有する樹脂成型品が得られる。合成樹脂成
型品中のテルペン化合物が樹脂全体に対して0.3%以
上含有するするものである。
【図1】本発明に係るダニの忌避試験において、侵入阻
止法に用いるシャーレの配置図である。
止法に用いるシャーレの配置図である。
1 シャーレ(直径9cm) 2 シャーレ(直径4cm) 3 試験検体 4 ダニ培地 5 粉末飼料 6 粘着シート
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/01 C08K 5/01 5/11 5/11
Claims (4)
- 【請求項1】 下記一般式(1) ROOC(CH2)nCOOR・・・・(1) (式中、Rは炭素数1〜8の飽和アルキル残基、nは5
〜18の整数を表す。)で示される二塩基酸飽和ジアル
キルエステルのうちから選ばれた1種または2種以上よ
りなる防虫剤にテルペン化合物を配合した防虫剤と熱可
塑性樹脂からなることを特徴とする合成樹脂の防虫加
工。 - 【請求項2】 テルペンまたは更に一般式[1]で示さ
れる二塩基酸飽和アルキルエステルからなる防虫剤のテ
ルペン化合物が1〜50重量%配合された合成樹脂から
なる請求項1記載の合成樹脂の防虫加工。 - 【請求項3】 請求項1、請求項2記載の防虫性熱可塑
性合成樹脂を用いて構成された該合成樹脂成型品中のテ
ルペン化合物が樹脂全体に対して0.3重量%以上含有
するすることを特徴とする合成樹脂の防虫加工。 - 【請求項4】 熱可塑性樹脂が、ポリエチレン樹脂、ス
チレン系樹脂、ポリビニール系樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリウレタン樹脂である請求項1記載の合成樹
脂の防虫加工。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35953596A JPH10176116A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 合成樹脂の防虫加工 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35953596A JPH10176116A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 合成樹脂の防虫加工 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10176116A true JPH10176116A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18465004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35953596A Pending JPH10176116A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 合成樹脂の防虫加工 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10176116A (ja) |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP35953596A patent/JPH10176116A/ja active Pending
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