JPH10177079A - 発電機を備えた時計 - Google Patents

発電機を備えた時計

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JPH10177079A
JPH10177079A JP9338592A JP33859297A JPH10177079A JP H10177079 A JPH10177079 A JP H10177079A JP 9338592 A JP9338592 A JP 9338592A JP 33859297 A JP33859297 A JP 33859297A JP H10177079 A JPH10177079 A JP H10177079A
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generator
output terminal
voltage
diode
capacitor
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Application number
JP9338592A
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English (en)
Inventor
Farine Pierre-Andre
ピエール−アンドレ・ファリヌ
Berunasukoni Ermano
エルマノ・ベルナスコニ
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Asulab AG
Original Assignee
Asulab AG
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C10/00Arrangements of electric power supplies in time-pieces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電機コイルの巻線数を多くする必要がな
く、またいずれの状況においても電子回路の供給電圧が
それを適当に作動させるために不十分になる危険もな
く、ロータの制動抵抗の値を非常に低くする、ゼロにす
ることさえできる時計を提供する。 【解決手段】 バレル(1)内のゼンマイで動作する発
電機(2)の出力端子に整流回路(4)を接続するが、
その整流回路を発電機の出力電圧を4倍に昇圧できるよ
うにした。ただし、この4倍に限るわけではない。8
倍、16倍であっても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子時計、特にバ
レルの主ぜんまいで駆動される発電機で電力を発生する
ようにしたこの形式の時計に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスイス特許出願第686,332
号に開示されているこれらの特徴を備えた時計は、水晶
発振器が発生する信号から基準パルスが発生し、その周
波数が発電機のロータの回転速度を、従って現在時間を
表示する針の回転速度を決定するので従来の電子時計と
同様に正確である。
【0003】さらに、この時計では、電子回路への給電
が、従来の機械式時計に使用されているものと同様なバ
レルの主ぜんまいによって形成された機械エネルギ源に
ロータを接続した発電機によって得られる電力で確保さ
れるので、電池もアキュムレータも設けられていない。
【0004】これは、寿命が限られている電池またはア
キュムレータによって回路に給電する従来の電子時計に
較べて明らかな利点を備えている。上記スイス特許出願
に開示されている時計において、発電機のロータを制動
する手段が、電子スイッチに直列接続された抵抗によっ
て形成されており、この抵抗とこのスイッチによって形
成されたユニットが発電機のコイルに並列接続されてい
る。
【0005】さらに、このスイッチは比較信号によっ
て、比較信号が第1状態にある時、すなわち発電機のロ
ータが所望速度で回転していれば占める位置よりも進ん
でいる限り、いつも閉じるように直接制御される。
【0006】このため、特に先に角衝撃によって強く加
速されている場合、非常に長時間にわたって中断するこ
となくこのロータが制動されることがあるであろう。時
計の電子回路には、発電機で発生した交流電圧を整流す
る回路によって与えられた直流電圧が供給される。
【0007】この直流電圧の値は、この交流電圧の値に
応じて決まるが、必ず電子回路を適当に作動させること
ができる十分な大きさでなければならないことは明らか
である。
【0008】発電機ローラを制動する時、制動抵抗の値
が低いほど、発生する交流電圧が低くなり、制動抵抗自
体の値がゼロである場合、この交流電圧は明らかにゼロ
になる。
【0009】発電機ロータが比較的短時間だけ制動され
るのであれば、この制動時間中に時計の電子回路には、
制動抵抗の値がゼロであったとしても、これらの回路に
給電する整流器回路に一般的に含まれているコンデンサ
内に蓄積されている電気エネルギを供給できるであろ
う。
【0010】しかし、前述したように、発電機ロータは
比較的長時間にわたって中断することなく制動されるこ
とがある。このため、整流器回路のコンデンサは非常に
高い静電容量を備えていなければならず、従って必然的
に高価になり、多くのスペースを必要とすることになる
であろうから、制動抵抗にゼロの値を選択することは事
実上不可能である。また、発電機ロータが制動される最
大時間を前もって予測することができないため、このコ
ンデンサが持つべき静電容量を確実に決定することがで
きないであろう。
【0011】制動抵抗を発電機コイルに並列接続した
時、一方ではこの接続によって生じる回転速度の低下の
ため、また他方では制動抵抗が電流を吸収することによ
って発電機コイル内に発生する電圧降下のため、このコ
イルに発生する交流電圧が減少する。
【0012】従って、時計の電子回路の供給電圧を常に
十分にするため、前述したように、制動抵抗の値をゼロ
にしないことだけでは不十分で、この値を比較的高くし
なければならない。
【0013】しかし、制動抵抗値が低いほど、発電機ロ
ータに加えられる制動トルクが高くなり、制動抵抗の値
がゼロの時、この制動トルクが最大になる。
【0014】バレルの主ぜんまいによって供給される駆
動トルクがどのようなものであっても、この制動トルク
が発電機ロータを所望速度より低い回転速度に制御しな
ければならないことは明らかである。
【0015】この駆動トルクの最大値をできる限り高く
することは、時計の自律性に、すなわちバレルの主ぜん
まいを巻き直さないで作動できる時間に好都合な効果が
あり、従って、それを高くするために制動トルクも高く
しなければならず、これは制動抵抗が低い値であること
を意味する。この抵抗の値がゼロであることが好まし
い。
【0016】このため、ロータの制動抵抗は2つの矛盾
する条件を満たさなければならない。一方では、電気回
路の供給電圧をあらゆる状況において十分にするため、
それは十分に高くなければならず、いずれにしてもゼロ
であってはならない。他方、機械エネルギ源によって供
給される駆動トルクが最大である時でも、制動トルクを
高くし、制動時のロータの回転速度を所望速度より低速
にするため、それを非常に低くしなければならず、ゼロ
であることが好ましい。
【0017】上記第1条件をもっと容易に満たすため、
理論的には発電機のコイルの巻線数を増加させることが
できるであろう。しかし、巻線数が多いコイルはかさば
り、腕時計等の小さい時計内で使用可能な限られた空間
内に収容することが困難であろう。あまり場所を取らな
いようにこのコイルを十分に小径の電線で形成すること
を選択した場合、その製造が困難になり、それのコスト
が増大する。
【0018】また、小径の電線の巻線数を多くすると、
内部抵抗が高くなるため、制動抵抗が追加されてロータ
の制動トルクが低下する一方、発電機から供給された電
流がそれを流れる時に発電機で発生する交流電圧が減少
することも説明する必要がある。
【0019】上記第2の条件をもっと容易に満たすた
め、発電機ロータを駆動するバレルの主ぜんまいによっ
て供給される駆動トルクの最大値をもちろん減少させる
こともできる。しかし、その場合には時計の自律性が低
下し、これが望ましくないことは明らかである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のものと同じ形式であるが、それの欠点を伴ってない時
計、すなわち発電機コイルの巻線数を多くする必要がな
く、またいずれの状況においても電子回路の供給電圧が
それを適当に作動させるために不十分になる危険もな
く、ロータの制動抵抗の値を非常に低くする、ゼロにす
ることさえできる時計を提供することである。さらに、
このように制動抵抗の値を非常に低くする、ゼロにする
ことさえできることによって、発電機ロータを駆動する
バレルの主ぜんまいは、その最大トルクが高くなるよう
に選択することができ、従って他がすべて同じである時
に時計の自律性が上記の従来の時計よりも高くなる。
【0021】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、バ
レルと、バレル内に収容されたぜんまいと、バレルに機
械的に連結された時間表示部材と、やはりバレルに機械
的に連結されていると共に、第1及び第2出力端子間に
交流電圧を供給するように構成されている発電機と、2
つのそれぞれの入力端子間で発電機の第1及び第2出力
端子に接続されていると共に、2つの出力端子間に交流
電圧から得た直流電圧を供給するように構成されている
整流器回路と、直流電圧を供給されて、表示部材が現在
時間の正確な表示に対応した回転速度に管理されるよう
に発電機の回転速度を制御する調整回路とを備えた時計
に関する。時計は、整流器回路に、発電機の第1及び第
2出力端子に接続されている倍電圧整流器を備えて、こ
の倍電圧整流器の第1出力端子及び第2出力端子間に直
流電圧を、その第1出力端子の電位が第2出力端子より
も高くなるように供給するように構成しており、さら
に、倍電圧整流器の第1出力端子及び発電機の第1出力
端子間に直列接続された第1コンデンサ及び第1ダイオ
ードを備えて、電流が倍電圧整流器の第1出力端子から
発電機の第1出力端子へ流れるように第1ダイオードの
向きを定めており、さらに、発電機の第1出力端子及び
倍電圧整流器の第2出力端子間に直列接続された第2コ
ンデンサ及び第2ダイオードを備えて、電流が発電機の
第1出力端子から倍電圧整流器の第2出力端子へ流れる
ように第2ダイオードの向きを定めていることを特徴と
している。
【0022】この構造の結果、整流器回路は、かさばる
多数の部材を必要としないで供給電圧を偶数倍、少なく
とも4倍することができる構造になっている。このた
め、本発明による時計は、発電機コイルの巻線数を多く
する必要がなく、またいずれの状況においても電子回路
の供給電圧がそれを適当に作動させるために不十分にな
る危険もなく、ロータの制動抵抗の値を非常に低くする
ことができる。
【0023】本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面
を参照しながら非制限的な例に関する以下の詳細な説明
を読めば明らかになるであろう。
【0024】
【発明の実施の形態】まず、本発明に従った時計の全体
的簡略線図を示す図1を参照する。この図面において、
この時計の発電機の回転速度を制御または管理する調整
回路に関する部分についてはここでは詳細に説明しない
が、当該分野の専門家であれば、本特許出願の出願人の
名前によるスイス特許出願第686,332号を参照す
ればこの管理装置を容易に設計できることに注意された
い。しかし、本発明の理解を容易にするため、この線図
の主要部材及びこの調整回路の作動についてここで簡単
に説明する。
【0025】本発明による時計は、通常の時計用の手動
または自動巻きの主ぜんまい1aを収容しているバレル
1によって形成された機械エネルギ源を備えている。
【0026】バレル1は、一点鎖線で記号表示されてい
る歯車機構3を介して発電機2のロータ2aに機械的に
連結されている。
【0027】発電機2はコイル2bを含み、ロータ2a
が駆動回転された時にそれの端子B1及びB2間に交流
電圧Ugを発生し、このロータは図1の矢印で記号表示
されている磁界を発生する1つまたは複数の永久磁石を
担持しており、それにコイル2bが連結されている。
【0028】コイル2bの端子B1及びB2は整流器4
に接続されており、これの出力端子4a及び4bが、交
流電圧Ugから生じた直流電圧Uaを供給し、時計の様
々な電子回路に給電する。
【0029】現在時間や、おそらく日付、曜日及び他の
時間関連表示を表示できるようにするため、針5または
他の従来の機械的時間表示手段が歯車機構3に連結され
ている。
【0030】針の回転速度は、調整回路6で所望速度V
cに管理される、すなわちその速度にされる一定の平均
値に保持される。
【0031】上記引用の特許出願に記載されているよう
に、調整回路6の構成部材は、ロータ2aの回転速度を
調整して、ロータが所望速度Vcで回転する時に針5が
時間を正確に表示するために必要な速度で回転できるよ
うに構成されている。所望速度Vcは、例えば毎秒7回
転である。
【0032】管理または調整回路6は、時計用の水晶で
安定化した発振器7と、この発振器の周波数を、半導体
部材10、例えばn型MOSトランジスタのゲートを制
御する機能モジュール9が使用できる値にする分周器8
とを備えている。
【0033】この半導体部材は、その主回路を介して発
電機2のコイル2bの端子B1及びB2に接続されてい
る。従って、この半導体部材は導通時にこのコイルを短
絡させて、発電機2の回転移動に対する制動効果が得ら
れるようにする。
【0034】以上に記載した様々な部材の構造特徴及び
機能性は、(i)主ぜんまい1aが完全に緩んだ状態で
はない限り、コイル2bが半導体部材10で短絡してい
なければ、ロータ2aの平均回転速度が所望速度Vcよ
り高速になる、(ii)主ぜんまい1aが完全に巻き上
げられて、それが与える駆動トルクが最大値である時で
も、コイル2aが短絡していれば、この平均回転速度が
所望速度Vcより低速になるように設計されている。
【0035】また本発明の範囲内において、以上に簡単
に列挙した部材及び機能性は、発電機の回転速度が上記
のように正確に調整される限り、上記特許出願に記載さ
れている方法以外でも達成できることにも注意された
い。このため、この調整は、発電機2のコイル2bの反
復短絡による発電機2の連続的減速によって(針5によ
る時間の正確な表示によって決定される)必要な所望速
度Vcに相関させて実施される。
【0036】機能モジュール9と半導体部材10のゲー
トの間の線11を循環する制動制御信号SFは論理形式
であり、図示の例では、時計が遅れている限り、すなわ
ちロータ2aの平均速度が所望速度Vcより低速である
場合、この信号の論理状態が「0」である。この状態で
は、部材すなわちトランジスタ10がブロックされたま
まで、ロータ2aは制動されない。
【0037】反対に、時計が進んでいる、すなわちロー
タ2aの平均速度が所望速度Vcより高速である場合、
例えばコイル2bの端子B1及びB2における電圧Ug
の各正交番の開始時に始まる所定の持続時間のパルスで
制動制御信号SFが形成される。制御信号SFのこれら
のパルスの各々において、この信号の論理状態が「1」
であり、トランジスタ10を導通させてロータ2aを制
動する。
【0038】図2は、図1に示されている整流器回路の
本発明による実施形態を示している。整流器回路4は、
倍電圧整流器20と、2つのダイオード21及び22
と、2つのコンデンサ23および24を備えている。
【0039】倍電圧整流器20は、発電機の出力端子B
1及びB2に接続されており、2つの出力端子20a及
び20bを介して直流電圧Usを、第1出力端子20a
の電位が第2出力端子20bよりも高くなるようにして
供給するように構成されている。従って、倍電圧整流器
20は、発電機2の第1出力端子B2及び第2出力端子
B1間に直列接続されたコンデンサ27及びダイオード
25を備えている。ダイオード25は、電流が発電機2
の第1出力端子B2から第2出力端子B1へ流れるよう
に向きが定められている。
【0040】さらに、倍電圧整流器20は、発電機の第
1出力端子B2及び第2出力端子B1間に直列接続され
たコンデンサ28及びダイオード26を備えている。ダ
イオード26は、電流が発電機2の第2出力端子B1か
ら第1出力端子B2へ流れるように向きが定められてい
る。
【0041】ダイオード25のカソードが倍電圧整流器
の出力端子20aに接続されているのに対して、ダイオ
ード26のアノードが倍電圧整流器の出力端子20bに
接続されている。
【0042】ダイオード21、22、25及び26は、
それらの順方向駆動導電路の電圧降下を抑えるため、シ
ョットキー型または能動型であることが好ましい。
【0043】発電機2が正の、すなわち端子B2の電位
がB1の電位より高い電圧Ugを発生する時、ダイオー
ド25が導通して、端子B2及びB1間に電流が流れて
コンデンサ27を充電する。このコンデンサ27は、こ
の場合は発電機2に並列に接続されているので、プレー
ト間に電圧Uc1、約Ugを有する。
【0044】同様に、発電機2が負の、すなわち端子B
2の電位がB1の電位より低い電圧Ugを発生する時、
ダイオード25が非導通になる一方、ダイオード26が
導通する。このため、端子B1及びB2間に電流が流れ
てコンデンサ28を充電する。このコンデンサ28は、
プレート間に電圧Uc2、約Ugを有する。
【0045】従って、倍電圧整流器20の出力端子20
a及び20b間の電圧Usは、(ダイオード25及び2
6間の電圧降下を無視した場合)Uc1+Uc2=2U
gに等しい値の直流電圧である。
【0046】倍電圧整流器20の出力端子20aと発電
機2の出力端子B2の間にダイオード21及びコンデン
サ23が直列接続されている。同様に、倍電圧整流器2
0の出力端子20bと発電機2の出力端子B2の間にダ
イオード22及びコンデンサ24が直列接続されてい
る。ダイオード21は、電流が倍電圧整流器20の出力
端子20aから発電機2の出力端子B2へ流れるように
向きが定められているのに対して、ダイオード22は、
電流が発電機2の出力端子B2から倍電圧整流器20の
出力端子20bへ流れるように向きが定められている。
【0047】次に、発電機2が正の電圧Ugを発生する
場合についてもう一度考えてみる。図2に示されている
ように、この場合は端子B2及び端子20b間の電位差
がUc2+Ug=2Ugである。従って、ダイオード2
2が導通して、端子B2及び20b間にコンデンサ24
を介して電流が流れてそれを充電する。その時、コンデ
ンサ24はそのプレート間に2Ugに等しい電圧Uc4
を有する。
【0048】同様に、発電機2が負の電圧Ugを発生す
る時、端子20a及び端子B2間の電位差がUc1+U
g=2Ugである。従って、ダイオード21が導通し
て、端子20a及び端子B2間にコンデンサ23を介し
て電流が流れてそれを充電する。このため、コンデンサ
23はそのプレート間に2Ugに等しい電圧Uc3を有
する。
【0049】このため、整流器回路の出力端子4a及び
4b間の電圧Uaが、Uc3+Uc4=4Ugに等しい
値の直流電圧であることがわかる。
【0050】図2に示されている構造によって、発電機
2が発生した電圧が4倍化される。このため、発電機2
が非常に低い電圧Ugを発生する時でも、図1に示され
ている形式の時計に関連した電子回路に対して十分な供
給電圧を確保することができる。
【0051】さらに、同じ供給電圧値に対して、時計の
設計者がこれらの電子回路に給電する閾値をもっと低く
考えている場合、図2に示されている構造は、発電機2
から得る必要がある交流電圧を低できるという利点を有
する。従って、巻線数を少なくして発電機2を形成でき
るため、製造コストが低くなる。
【0052】好都合にも、図2の整流器回路4は多数の
かさばる部材を必要としない。図2において、コンデン
サ23及び24は、端子4a及び4b間に時計の電子回
路用の大きいエネルギを供給する一方、コンデンサ27
及び28は、発電機2で発生した電荷をコンデンサ23
及び24へ移動させるために一定の方法で使用されるこ
とに注意されたい。このため、コンデンサ27及び28
は大容量を必要とせず、本発明の範囲内で実施される実
際の実施形態では、電子回路内に一体化することさえで
きる。例えば、本発明人が製造した回路では、コンデン
サ23及び24の各々の値が2200nFであるのに対
して、コンデンサ27及び28の各々の値はわずかに1
00nFである。コンデンサ27及び28の容量は10
〜100nFであり、コンデンサ23及び24の容量は
100〜2200nFであり、4a及び4b間のコンデ
ンサ29の容量は2200nFであることが好ましい。
【0053】本発明の範囲から逸脱しない幾つかの変更
及び改良の両方またはいずれか一方を、本発明に従った
発電機装置に加えることができることに注意されたい。
【0054】これに関連して説明すると、上記と同じ原
理を用いて、発電機の電圧を8倍、16倍等にする電圧
増倍器を形成することも可能である。整流器/8倍増倍
器型の倍電圧整流器20を含む時計を製造するために
は、図2の倍電圧整流器20をこの図面の整流器回路4
全体で交換するだけでよい。
【0055】同様に、整流器/16倍増倍器を含む時計
を製造するためには、前段落で述べた整流器/8倍増倍
器を交換すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による時計の全体簡略線図である。
【図2】 図1の時計の整流器回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
4 整流器回路、 20 倍電圧整流器、 21 第1
ダイオード、22 第2ダイオード、 23 第1コン
デンサ、 24 第2コンデンサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バレル(1)と、 バレル(1)内に収容されたぜんまい(1a)と、 バレル(1)に機械的に連結された時間表示部材(5)
    と、 バレル(1)に機械的に連結されていると共に、第1及
    び第2出力端子(B1、B2)間に交流電圧(Ug)を
    供給する発電機(2)と、 2つのそれぞれの入力端子間で発電機の第1及び第2出
    力端子(B1、B2)に接続されていると共に、2つの
    出力端子(4a、4b)間に交流電圧(Ug)から得た
    直流電圧(Ua)を供給する整流器回路(4)と、 直流電圧(Ua)を供給されて、表示部材(5)が現在
    時間の正確な表示に対応した回転速度に管理されるよう
    に発電機(2)の回転速度を制御する調整回路(6)と
    を有する時計であって、前記整流器回路(4)は、 発電機(2)の第1及び第2出力端子(B1、B2)に
    接続されていると共に、第1出力端子(20a)及び第
    2出力端子(20b)間に直流電圧を、第1出力端子
    (20a)の電位が第2出力端子(20b)よりも高く
    なるように供給する倍電圧整流器(20)と、 倍電圧整流器(20)の第1出力端子(20a)と発電
    機(2)の第1出力端子(B2)との間に直列接続され
    た第1コンデンサ(23)及び第1ダイオード(21)
    と、 発電機(2)の第1出力端子(B2)及び倍電圧整流器
    (20)の第2出力端子(20b)間に直列接続された
    第2コンデンサ(24)及び第2ダイオード(22)と
    を備えて、電流が倍電圧整流器(20)の第1出力端子
    (20a)から発電機(2)の第1出力端子(B2)へ
    流れるように第1ダイオード(21)の向きを定めると
    共に、電流が発電機(2)の第1出力端子(B2)から
    倍電圧整流器(20)の第2出力端子(20b)へ流れ
    るように第2ダイオード(22)の向きを定めているこ
    とを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】 整流器回路(4)は、 発電機(2)の第1出力端子(B2)及び第2出力端子
    (B1)間に直列接続された第3コンデンサ(27)及
    び第3ダイオード(25)と、 発電機(2)の第1出力端子(B2)及び第2出力端子
    (B1)間に直列接続された第4コンデンサ(28)及
    び第4ダイオード(26)とを備えて、電流が発電機
    (2)の第1出力端子(B2)から第2出力端子(B
    1)へ流れるように第3ダイオード(25)の向きを定
    めると共に、電流が前記発電機(2)の第2出力端子
    (B1)から第1出力端子(B2)へ流れるように第4
    ダイオード(26)の向きを定めていることを特徴とす
    る請求項1記載の時計。
  3. 【請求項3】 ダイオード(21、22、25、26)
    はショットキー型または能動型であることを特徴とする
    請求項1または2記載の時計。
  4. 【請求項4】 第1(23)及び第2(24)コンデン
    サの容量は100ないし2200nFであることを特徴
    とする先行する請求項のいずれか1項に記載の時計。
  5. 【請求項5】 第3(27)及び第4(28)コンデン
    サの容量は100ないし2200nFであることを特徴
    とする請求項2から4までのいずれか1項に記載の時
    計。
  6. 【請求項6】 第3(27)及び第4(28)コンデン
    サは一体型であることを特徴とする請求項5記載の時
    計。
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