JPH10177255A - カラー表示パネルの光導電層形成用組成物並びに電子受容体用フルオレノン誘導体 - Google Patents

カラー表示パネルの光導電層形成用組成物並びに電子受容体用フルオレノン誘導体

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JPH10177255A
JPH10177255A JP9291442A JP29144297A JPH10177255A JP H10177255 A JPH10177255 A JP H10177255A JP 9291442 A JP9291442 A JP 9291442A JP 29144297 A JP29144297 A JP 29144297A JP H10177255 A JPH10177255 A JP H10177255A
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JP9291442A
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English (en)
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Min-Ho Kim
▲ミン▼ 鎬 金
Wan-Woo Park
完 雨 朴
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Samsung SDI Co Ltd
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Samsung Display Devices Co Ltd
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    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent materials, e.g. electroluminescent or chemiluminescent
    • C09K11/06Luminescent materials, e.g. electroluminescent or chemiluminescent containing organic luminescent materials
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はカラー表示パネル用蛍光膜を形
成する工程に於いて、熱分解性が優秀で有機物質の残存
量がなく電子輸送能及び電荷維持能が優れて蛍光面発光
輝度及び色座標の変化が小さく鮮やかさが優秀なカラー
表示パネルが製造できるカラー表示パネル製造用光導電
層形成用組成物を提供する。 【解決手段】 有機バインダーではスチレン・アクリル
共重合体を、電子輸送物質中で電子受容体物質としては
フルオレノン誘導体をそして電子供与体物質としてはテ
トラフェニルブタジエン誘導体を混合した熱分解温度が
低く電子輸送能及び電荷維持能が優秀な光導電層形成用
組成物を使用してカラー表示パネルを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー表示パネルの
光導電層に関するもので、より詳細に説明すると、有機
バインダーとしてスチレン・アクリル共重合体を、電子
輸送物質中で電子受容体物質としてフルオレノン誘導体
を、そして電子供与体物質としてテトラフェニルブタジ
エン誘導体を採用して混合した、熱分解温度が低くて電
子輸送能及び電荷維持能に優れ、その結果蛍光面の発光
輝度及び色座標の変化がないカラー表示パネルが製造で
きるカラー表示パネル用光導電層形成用組成物、電子受
容体物質であるフルオレノン誘導体、並びにこの組成物
を使用して光導電層を形成したカラー表示パネルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にカラー表示チャンネル用蛍光膜
はスピン法を利用したスラリー塗布方式により製造され
る。この方法においては、一旦洗浄されたガラスバルブ
のパネルが回転されてポリビニルアルコールとアンモニ
ウムジクロメートのようなフォトレジストが均一に塗布
された後に加熱乾燥される。マスクアセンブリを組み立
てたパネルを露光台上に載せ、シャドーマスクスロット
を通じて紫外線を走査してパネル内面のフォトレジスト
をドット状又はストリップ状に露光させる。このように
フォトレジストをパネルの内部に固着させた後イオンを
除去した蒸留水で洗浄して紫外線に露光されないフォト
レジストを除去して乾燥する。ドットまたはストリップ
間の空間には黒鉛溶液のような非発光性光吸収剤を塗布
し、熱により乾燥した後に過酸化水素で洗浄する。
【0003】その後、高圧蒸留水スプレーにてパネルを
洗浄してフォトレジストとその上を覆っている黒鉛溶液
を除去する。パネルを急速回転して水分を乾燥させると
残っていた黒鉛溶液がブラックマトリックスを形成す
る。形成されたブラックマトリックス間に赤色、緑色及
び青色蛍光体を各々適用(apply)して蛍光膜を完
成する。
【0004】ところで前記赤、緑、青色のそれぞれの蛍
光体をブラックマトリックスに適用させる工程としては
スラリー方式と電子写真方式の二つの方式がある。スラ
リー方式はまず赤色蛍光体スラリーを塗布し、パネルを
一定速度で回転して蛍光体スラリーを均一な塗膜とす
る。その後パネルを加熱して蛍光体を乾燥させ、マスク
とパネルを再組立して露光する。露光後にマスクを分離
し、露光されない蛍光体をイオンを除去した蒸留水スプ
レーを使用して除去すればパネル内面に赤色蛍光体ドッ
トまたはストリップが形成される。緑色蛍光体と青色蛍
光体についても同じ工程にて加工され、完成されたパネ
ルは数千個のドットまたはストリップよりなる。この過
程では、定められたポイントでのみ蛍光体が露光されて
3つの蛍光体が重畳されるのを防止するために光源の特
定角を設定した後に露光する点を除外しては前記露光の
方法と同一である。最後に乾燥台で乾燥空気で蛍光体塗
膜を乾燥させると蛍光膜が完成される。
【0005】しかるにこの方法により形成される蛍光膜
はパネルの中央部と周辺部の乾燥される速度の差が発生
して露光時パネル中央部ドットの幅と周辺部ドットの幅
においてその幅の差が激しく、ドットの形状も悪くなっ
てカラー表示パネルの色純度(color purity)を低下させ
る問題点がある。
【0006】このようなスラリー方式の短所を改善する
ための他の方法である電子写真方式は次の通りである。
カラー表示パネル内面に導電性物質をコーティングして
形成した導電層とその上に光導電性物質をコーティング
して光導電層を形成する。その後に帯電工程を通じてパ
ネル内面に一定な表面電位を保つように帯電させた後、
可視光線を利用して選択的に露光を実施すれば露光され
た部分は電荷を失う。このようにして電荷が除去された
部分に蛍光体粉末を噴射して蛍光面を形成する。
【0007】ここで、光導電性物質からなる光導電層は
暗い所では一般的に絶縁層の役割をするが紫外線または
可視光線のような一定領域の波長を持つ光源下では電子
またはホールを放出するという電気的な特性を有してい
る。
【0008】光導電体層を使用したカラー表示チャンネ
ル用蛍光膜を形成した構造を図3及び図4に示した。図
3に示した光導電層はカラー表示パネル(11)上に有
機導電層(13)と電荷発生及び電荷輸送物質を分散さ
せたポリマーとからなる電荷発生及び輸送層(15)よ
りなる単層型の光導電層であり、この場合にヒドラゾン
化合物、スチリル化合物、ピラゾリン化合物、トリフェ
ニルアミン化合物などのホール輸送性または電子輸送性
の電荷輸送物質を添加しても構わない。図4に表わされ
た光導電層はカラー表示パネル(11)上に有機導電層
(13)をコーティングした後、その上にホール輸送物
質すなわち電子供与体物質(25)を積層し、さらにそ
の上に電子輸送物質すなわち電子受容体物質(27)を
積層した構造を有する。ここに電子供与体物質(25)
及び電子受容体(27)はバインダーポリマー中に分散
されたものである。この場合にも電荷輸送補助用にヒド
ラゾン化合物、スチリル化合物、ピラゾリン化合物、ト
リフェニルアミン化合物などのホール輸送性または電子
輸送性の電荷輸送物質が添加される。
【0009】前記光導電層を形成する光導電層形成用組
成物は有機バインダー、電子受容体化合物及び電子供与
体化合物とからなる電子輸送材料、そして溶媒が混合さ
れ、構成されている。一般的に使用される有機バインダ
ーとしてはポリビニルカバゾール(polyvinylcarbazol
e)、ポリメチルメタクリレート(polymethyl methacryla
te)またはポリプロピレンカボネート(polypropylene ca
rbonate)等がある。そして電子受容物質としては主に複
写機に適用される低分子導電性物質であるヒドラゾン化
合物、スチリル化合物、ピラゾリン化合物、トリフェニ
ルアミン化合物などが使われている。
【0010】このような電荷輸送物質はホール(+)輸
送性であるため(−)コロナ帯電させねばならない関係
で大量のオゾンが発生するという問題点がある。このよ
うな問題点を解決するために電子輸送能を持つ化合物と
して日本公開特許公報特開平2−214866、特開昭
61−233750などに開示されている電子受容体で
あるトリニトロフルオレノン(trinitrofluorenone; TN
F)、アントラキノン誘導体と電子供与体であるジメチル
フェニルジフェニルブタトリエン(dimethylphenyl diph
enylbutatriene; DMPBT)などが使われている。しかし、
前記電子輸送物質はポリマーバインダーに対する相溶性
及び電子輸送能が充分でなく、また電荷維持能が充分で
ないという問題点がある。そして前記ジメチルフェニル
ジフェニルブタトリエンは高い熱分解温度を有している
ためにカラー表示パネル製造工程中約450℃程度の温
度で行われるパネル及びファネル(funnel)の封着工程で
パネル内面に塗布されている光導電性物質が不完全に燃
焼される。パネル内面に塗布されている光導電性物質が
不完全に燃焼されることにより前記光導電性物質は45
0℃でも10%以上が残留してカラー表示パネルの蛍光
面発光輝度が低下し、また元の蛍光体と比較して色座標
が低下するという問題点を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来技術
の問題点を解決するために案出されたもので、本発明の
目的はカラー表示パネル用蛍光膜を形成する工程に於い
て、熱分解性が優秀で有機物質の残存量がなく、電子輸
送能及び電荷維持能が優れ、蛍光面発光輝度の低下及び
色座標の低下がない優秀なカラー表示パネルが製造でき
るカラー表示パネル用光導電層形成用組成物を提供す
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記本発明の目
的を達成するために下記のような構成を有する。本発明
は、有機バインダーとして下記化学式(化4)にて示さ
れるスチレン・アクリル共重合体、電子受容体として下
記の化学式(化5)にて示されるフルオレノン誘導体、
電子供与体として下記の化学式(化6)にて示されるテ
トラフェニルブタジエン誘導体と溶媒を含むカラー表示
パネル製造用光導電層形成用組成物を提供する。
【0013】
【化7】 ((化7)においてR1とR2は各々独立的に水素原子ま
たはアルキル基、R3はアルキル基またはアルキレン基
そしてXは極性基であり、l、m、nは光導電性物質の
濃度調節及び表面電荷調節のため可変である。)
【0014】
【化8】 ((化8)においてR4はアルキル基、アルコキシ基、
フェノキシ基またはアリル基と結合したカルボニル基で
あり、R5は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
ルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、エステル基そしてト
リフルオロメチル基で構成される群から選択された官能
基であり、芳香環の残りのいずれの位置に結合していて
もよい。)
【0015】
【化9】 ((化9)においてR6はジエチルアミノ基またはメト
キシ基であり、R7は水素原子、メトキシ基またはジエ
チルアミノ基である。)
【0016】かかる光導電層形成用組成物は従来の光導
電層形成用組成物のように不完全に燃焼されることによ
りカラー表示パネルの蛍光面発光輝度の低下や元の蛍光
体と比較して色座標が低下するという問題点がなく、優
れたカラー表示パネルを得ることができる光導電層を形
成する。
【0017】前記スチレン・アクリル共重合体は4重量
%〜20重量%、前記フルオレノン誘導体は0.1重量
%〜3.2重量%そして前記テトラフェニルブタジエン
誘導体は0.2重量%〜5.0重量%を含むものである
ことが好ましい。かかる組成により優れたカラー表示パ
ネル用の光導電層形成用組成物が得られる。
【0018】また本発明の組成物に使用する前記溶媒は
トルエン、アルコールそしてアセトンで構成される群か
ら選択される1種以上であることが好ましい。
【0019】また、前記化学式(化8)でR4はエトキ
シカルボニル基(エチルエステル基)、n−、iso−
もしくはt−ブトキシカルボニル基(ブチルエステル
基)、オクチルオキシカルボニル基(オクチルエステル
基)、フェノキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボ
ニル基、エチルカルボニル基、n−もしくはiso−プ
ロピルカルボニル基、n−、iso−もしくはt−ブチ
ルカルボニル基で構成される群から選択される官能基で
あることが好ましい。
【0020】本発明で使用される有機バインダーの含有
量は4重量%ないし20重量%が適当であり、4重量%
未満の場合には必要とする表面電位及び膜の厚さが得ら
れず20重量%超過時には必要以上に膜の厚さが厚くな
る。
【0021】またより好適には使用される電子供与体の
含有量は0.27重量%ないし4.98重量%が適当で
ありその超過またはそれ未満では暗減衰率(rate of dar
k Decay)が0.7以下に低下するという問題点が発生
し、電子受容体の含有量は0.13重量%ないし3.2
重量%がより好適であり、この範囲を外れると初期表面
電位が150V以下になり、また暗減衰率が低下する現
象が発生する。
【0022】また本発明に於いてカラー表示パネル製造
用の光導電層形成用組成物に使用する電子受容体用とし
てはフルオレノン誘導体が好適であり、特に前記化学式
(化8)にて示されるフルオレノン誘導体が好適であ
る。
【0023】前記化学式(化8)においてR4はエトキ
シカルボニル基、n−、iso−もしくはt−ブトキシ
カルボニル基、オクチルオキシカルボニル基、フェノキ
シカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、エチル
カルボニル基、n−もしくはiso−プロピルカルボニ
ル基、n−、iso−もしくはt−ブチルカルボニル基
で構成される群から選択された官能基であることが好ま
しい。
【0024】前記で提示した電荷輸送物質は複合体を形
成して良好な電荷発生能を持っており、バインダーポリ
マーは通常の電子写真感光体に使用する接着性が優秀な
絶縁性の物質が使用できる。例を挙げるとポリスチレ
ン、ポリメタクリレート、ポリα−メチルスチレン及び
これらの共重合体が使用できる。有機導電層及び電荷輸
送物質の塗布はスピンコーティング、ワイヤーバーコー
ティング及びロールコーティング等の方法が使用可能で
あり、図3に示す電荷発生及び輸送層の膜の厚さは5ミ
クロン以下、図4の各々の輸送層は3ミクロン以下であ
ることが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明に使用するスチレン・アク
リル共重合体とはスチレン系単量体とアクリル系単量体
を共重合させて得られる樹脂であり、スチレン系単量体
としてはスチレンやα−メチルスチレン等が例示でき
る。
【0026】またアクリル系単量体としてはアクリル酸
やそのアルキルエステル、メタクリル酸やそのアルキル
エステルが使用可能であり、置換官能基を有するアルキ
ルエステルも使用できる。具体的には、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸グリシジル等が
例示される。
【0027】上記のスチレン系単量体、アクリル系単量
体はそれぞれ単独でもしくは2種以上が選択されて共重
合される。共重合体は市販品を使用しても良い。また単
独重合体も使用可能である。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。次は本発
明の理解を助けるために好ましい実施例を提示する。し
かし、下記の実施例は本発明をより易しく理解するため
に提供されるだけで本発明が下記の実施例に限定される
のではない。
【0029】(実施例1)9−フルオレノン−4−カル
ボン酸5g(0.022mol)と1−ブロモブタン
6.11g(0.044mol)を50mlのジメチル
ホルムアミド(DMF)に溶解させ、触媒量のNaHC
3を添加した後40℃で28時間反応させ、大量の蒸
留水に投入して有機層を分離した後、カラム精製により
9−フルオレノン−4−ブチルエステル5.35gを得
た。5g(0.018mol)の9−フルオレノン−4
−ブチルエステル及び等モルのマロンニトリルをメタノ
ールに溶解させた後、酸触媒を添加後4時間還流させ
た。反応終了後沈澱物を濾過し、再結晶して化学式(化
8)でR4がブチルエステル基であるフルオレノン誘導
体を4.5g得た。
【0030】有機ポリマーであるスチレン・アクリル共
重合体(SEKISUI CHEMICAL社、商品名S-LECP)12.3重
量%、電子供与体としてジエチルアミノテトラフェニル
ブタジエン0.95重量%と電子受容体としては化学式
(化8)でR4がブチルエステル基に置換されたフルオ
レノン誘導体0.39重量%を5時間以上充分分散させ
て得た光導電性物質を有機導電層上にスピンコーティン
グして膜の厚さ4ミクロンの蛍光膜形成用光導電膜を制
作した。このように製作した光導電膜を+40kVでコ
ロナ帯電させた後、照度400luxの高圧水銀灯で露
光して帯電特性を検討した。帯電特性としては帯電後初
期表面電位(V0)、1分後暗減衰率(V1/V0)、残
留電位(Vr)を測定した。結果は帯電後初期表面電位
(V0)が+395V、1分後暗減衰率(V1/V0)は
0.95、残留電位(Vr)は17V以下であった。
【0031】(実施例2)前記実施例1で電子供与体と
してジエチルアミノテトラフェニルブタジエンを使用し
た点を除外しては実施例1と同一に実施し、その結果、
実施例1と同様な結果を得た。
【0032】(実施例3)前記実施例1で電子供与体と
してジメトキシテトラフェニルブタジエンを使用した点
を除外しては実施例1と同一に実施し、その結果、実施
例1と類似な結果を得た。
【0033】(実施例4)前記実施例1で電子受容体と
して化学式(化8)でR4がエチルエステル基に置換さ
れたフルオレノン誘導体を使用した点を除外しては実施
例1と同一に実施し、その結果、実施例1と類似な結果
を得た。
【0034】(実施例5)前記実施例1で電子受容体と
して化学式(化8)でR4がt−ブチルカルボニル基に
置換されたフルオレノン誘導体を使用した点を除外して
は実施例1と同一に実施し、その結果は実施例1と類似
な結果を得た。
【0035】(実施例6)前記実施例1で電子受容体と
して化学式(化8)でR4がフェノキシカルボニル基に
置換されたフルオレノン誘導体を使用した点を除外して
は実施例1と同一に実施し、その結果、実施例1と類似
な結果を得た。
【0036】(実施例7)前記実施例1で電子受容体と
して化学式(化8)においてR4がオクチルカルボニル
基に置換されたフルオレノン誘導体を使用した点を除外
しては実施例1と同一に実施し、その結果、実施例1と
類似な結果を得た。
【0037】(実施例8)前記実施例1で電子受容体と
して化学式(化8)でR4がt−ブチルカルボニル基
に、R5がシアノ基に置換されたフルオレノン誘導体を
使用した点を除外しては実施例1と同一に実施し、その
結果、実施例1と類似な結果を得た。
【0038】(実施例9)前記実施例1において電子供
与体としてジエチルアミンテトラフェニルブタジエン
を、そして電子受容体として化学式(化8)でR4がブ
トキシカルボニル基に置換されたフルオレノン誘導体を
使用した点を除外しては実施例1と同一に実施し、その
結果、実施例1と類似な結果を得た。
【0039】(実施例10)前記実施例1で電子供与体
としてジエチルアミノテトラフェニルブタジエンを、そ
して電子受容体として化学式(化8)でR4がt−ブチ
ルカルボニル基に置換されたフルオレノン誘導体を使用
した点を除外しては実施例1と同一に実施し、その結
果、実施例1と類似な結果を得た。
【0040】(実施例11)前記実施例1で電子供与体
としてジエチルアミノテトラフェニルブタジエンを、そ
して電子受容体として化学式(化8)でR4がフェノキ
シカルボニル基に置換されたフルオレノン誘導体を使用
した点を除外しては実施例1と同一に実施し、その結
果、実施例1と類似な結果を得た。
【0041】(実施例12)前記実施例1で電子供与体
としてジエチルアミノテトラフェニルブタジエンを、そ
して電子受容体として化学式(化8)でR4がオクチル
エステル基に置換されたフルオレノン誘導体を使用した
点を除外しては実施例1と同一に実施し、その結果、実
施例1と類似な結果を得た。
【0042】(実施例13)前記実施例1で電子供与体
としてジエチルアミノテトラフェニルブタジエンを、そ
して電子受容体として化学式(化8)でR4がt−ブチ
ルカルボニル基に、R5がシアノ基に置換されたフルオ
レノン誘導体を使用した点を除外しては実施例1と同一
に実施し、その結果、実施例1と類似な結果を得た。
【0043】(実施例14)前記実施例1で電子供与体
としてジメトキシテトラフェニルブタジエンを、そして
電子受容体として化学式(化8)でR4がブトキシカル
ボニル基に置換されたフルオレノン誘導体を使用した点
を除外しては実施例1と同一に実施し、その結果、実施
例1と類似な結果を得た。
【0044】(実施例15)前記実施例1で電子供与体
としてジメトキシテトラフェニルブタジエンを、そして
電子受容体として化学式(化8)でR4がt−ブチルカ
ルボニル基に置換されたフルオレノン誘導体を使用した
点を除外しては実施例1と同一に実施し、その結果、実
施例1と類似な結果を得た。
【0045】(実施例16)前記実施例1で電子供与体
としてジメトキシテトラフェニルブタジエンを、そして
電子受容体として化学式(化8)においてR4がフェノ
キシカルボニル基に置換されたフルオレノン誘導体を使
用した点を除外しては実施例1と同一に実施し、その結
果、実施例1と類似な結果を得た。
【0046】(実施例17)前記実施例1で電子供与体
としてジメトキシテトラフェニルブタジエンを、そして
電子受容体として化学式(化8)でR4がオクチルエス
テル基に置換されたフルオレノン誘導体を使用した点を
除外しては実施例1と同一に実施し、その結果、実施例
1と類似な結果を得た。
【0047】(実施例18)前記実施例1で電子供与体
としてジメトキシテトラフェニルブタジエンを、そして
電子受容体として化学式(化8)でR4がt−ブチルカ
ルボニル基に、R5がシアノ基に置換されたフルオレノ
ン誘導体を使用した点を除外しては実施例1と同一に実
施し、その結果は実施例1と類似な結果を得た。
【0048】(比較例)前記実施例1で有機バインダー
としてポリプロピレンカボネート10.5重量%、電子
受容体としてトリニトロフルオレノン0.42重量%そ
して電子供与体としてジメチルフェニルジフェニルブタ
ジエン1.5重量%を使用した点を除外しては実施例1
と同一に実施した。
【0049】帯電特性の結果を総合して整理すれば下記
の表1の通りである。
【0050】
【表1】
【0051】この表の結果より本発明の光導電層は素基
表面電位が高く、1分後の暗減衰率が比較例と比べてい
ずれも小さく、比較例よりも優れたものであることが明
らかである。
【0052】前記実施例1ないし実施例18そして比較
例で製造した光導電膜をDT/TGA測定装置を利用し
て昇温速度10℃/minにて500℃まで昇温しながら
重量変化を測定した。この熱分解性の評価結果のうち、
実施例及び比較例についてはその測定チャートを図1と
図2に示した。
【0053】本実施例を通じて製造された光導電性組成
物の熱分解特性を評価した結果、従来の光導電性組成物
に比較して分解温度が低くて400℃で99.8%分解
されるが、従来の光導電層は425℃において重量減少
率は約84.6%であり、本発明の光導電層は分解性に
優れており、この光導電層を使用してカラー表示パネル
を製造すると元の蛍光体と比較して色座標の変化が小さ
く鮮やかさにすぐれたカラー表示パネルを製造すること
ができることが図1と図2で確認できる。
【0054】本発明によるカラー表示パネルの光導電層
形成用組成物は図1及び図2からわかるように熱分解温
度が従来の光導電性組成物より低いので熱分解性に優れ
ており、カラー表示パネルの製造時有機物質の残存量が
ないので蛍光面の発光輝度及び色座標に影響がない。特
に従来使用されたTNFは発ガン性などの環境有害物質
として知られて先進国では次第に生産を中止しており、
本発明の光導電性組成物に使用された電子輸送物質であ
るフルオレノン誘導体とテトラフェニルブタジエン誘導
体はこのような環境有害性が全然ないと言う点に、その
長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来のカラー表示パネル用光導電層形
成用組成物の温度による熱分解特性を表したグラフであ
【図2】図2は、本発明によるカラー表示パネル用光導
電層形成用組成物の温度による熱分解特性を表したグラ
フである
【図3】図3は、カラー表示パネル用蛍光膜形成のため
の光導電層の構造を表した断面図である
【図4】図4は、カラー表示パネル用蛍光膜形成のため
の光導電層の構造を表した断面図である
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09F 9/00 317 G09F 9/00 317 H01J 9/227 H01J 9/227 C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機バインダーとして下記化学式(化
    1)にて示されるスチレン・アクリル共重合体、電子受
    容体として下記化学式(化2)にて示されるフルオレノ
    ン誘導体、電子供与体として下記化学式(化3)にて示
    されるテトラフェニルブタジエン誘導体、及び溶媒を含
    むカラー表示パネル用の光導電層形成用組成物。 【化1】 ((化1)においてR1とR2は各々独立的に水素原子ま
    たはアルキル基、R3はアルキル基またはアルキレン基
    そしてXは極性基であり、l、m、nは光導電性物質の
    濃度調節及び表面電荷調節のため可変である。) 【化2】 ((化2)においてR4はアルキル基、アルコキシ基、
    フェノキシ基またはアリル基と結合したカルボニル基で
    あり、R5は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
    ルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、エステル基そしてト
    リフルオロメチル基で構成される群から選択された官能
    基であり、芳香環の残りのいずれの位置に結合していて
    もよい。) 【化3】 ((化3)においてR6はジエチルアミノ基またはメト
    キシ基であり、R7は水素原子、メトキシ基またはジエ
    チルアミノ基である。)
  2. 【請求項2】 前記スチレン・アクリル共重合体を4重
    量%〜20重量%、前記フルオレノン誘導体を0.13
    重量%〜3.2重量%そして前記テトラフェニルブタジ
    エン誘導体を0.27重量%〜4.98重量%含む請求
    項1記載のカラー表示パネル用の光導電層形成用組成
    物。
  3. 【請求項3】 前記化学式(化2)においてR4はエト
    キシカルボニル基、n−、iso−もしくはt−ブトキ
    シカルボニル基、オクチルオキシカルボニル基、フェノ
    キシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、エチ
    ルカルボニル基、n−もしくはiso−プロピルカルボ
    ニル基、n−、iso−もしくはt−ブチルカルボニル
    基よりなる群から選択された官能基である請求項1記載
    のカラー表示パネル用の光導電層形成用組成物。
  4. 【請求項4】 カラー表示パネル用の光導電層形成用組
    成物に使用する電子受容体用フルオレノン誘導体であっ
    て、 前記化学式(化2)にて示される電子受容体用フルオレ
    ノン誘導体。
  5. 【請求項5】 前記化学式(化2)でR4はエトキシカ
    ルボニル基、n−、iso−もしくはt−ブトキシカル
    ボニル基、オクチルオキシカルボニル基、フェノキシカ
    ルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、エチルカル
    ボニル基、プロピルカルボニル基、ブチルカルボニル基
    そしてn−、iso−もしくはt−ブチルカルボニル基
    よりなる群から選択された官能基である請求項4記載の
    電子受容体用フルオレノン誘導体。
  6. 【請求項6】 有機バインダーとして化学式(化4)に
    て示されるスチレン・アクリル共重合体、電子受容体と
    して下記化学式(化5)にて示されるフルオレノン誘導
    体、電子供与体として下記化学式(化6)にて示される
    テトラフェニルブタジエン誘導体、及び溶媒を含む組成
    物を使用して光導電層を形成したカラー表示パネル。 【化4】 ((化4)においてR1とR2は各々独立的に水素原子ま
    たはアルキル基、R3はアルキル基またはアルキレン基
    そしてXは極性基であり、l、m、nは光導電性物質の
    濃度調節及び表面電荷調節のため可変である。) 【化5】 ((化5)においてR4はアルキル基、アルコキシ基、
    フェノキシ基またはアリル基と結合したカルボニル基で
    あり、R5は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
    ルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、エステル基そしてト
    リフルオロメチル基で構成される群から選択された官能
    基であり、芳香環の残りのいずれの位置に結合していて
    もよい。) 【化6】 ((化6)においてR6はジエチルアミノ基またはメト
    キシ基であり、R7は水素原子、メトキシ基またはジエ
    チルアミノ基である。)
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