JPH10177304A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JPH10177304A
JPH10177304A JP8353662A JP35366296A JPH10177304A JP H10177304 A JPH10177304 A JP H10177304A JP 8353662 A JP8353662 A JP 8353662A JP 35366296 A JP35366296 A JP 35366296A JP H10177304 A JPH10177304 A JP H10177304A
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JP
Japan
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liquid
developer
suction
latent image
image carrier
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JP8353662A
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Inventor
Makoto Kobu
真 小夫
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿式画像形成装置において、余剰な現像液を
吸引により除去することによって、装置の大型化や高速
化が必要な場合にも余剰液除去性能の適正化を良好に行
うことを可能とする。 【解決手段】 感光体ドラム1の作像領域に対向するよ
うに形成されたスリット細溝51aから上記余剰な現像
液を吸引する液吸引部材51と、該液吸引部材51によ
り吸引した液(以下、吸引液という)を収容する吸引液
タンク52と、該液吸引部材51のスリット細溝51a
と吸引液タンク52とを接続し、該吸引液タンク52に
吸引液を回収する吸引パイプ53と、を備えた液吸引装
置5により、現像後の感光体ドラム1上の余剰な現像液
を吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の湿式画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、潜像担持体表面に潜像を形成し、
液体キャリアに現像剤としてのトナーが分散されてなる
現像液を現像ローラに担持させ、該現像ローラの回転に
より現像液を搬送し、上記潜像担持体表面に供給して上
記潜像を現像してトナー像を形成し、このトナー像を転
写材に転写する湿式画像形成装置が知られている。該現
像ローラを用いて現像を行う現像方式を採用した場合、
可撓性のない潜像担持体、例えばアルミなどの剛体の感
光体ドラムを用いる複写機でも良好に画像形成を行うこ
とができる。上記湿式画像形成装置においては、現像時
に潜像担持体の表面にトナーを付着させたり、転写時に
潜像担持体の表面から転写材にトナーを移動させたりす
るために、液体キャリア中のトナーの静電泳動という現
象を利用している。
【0003】このような湿式画像形成装置においては、
現像領域を通過した潜像担持体としての感光体ドラム表
面には30〜200μmの現像液層が形成される。この
状態で潜像担持体表面に転写材を重ねて転写しても、液
体層と転写材の密着性が悪く、十分なトナー転写率を得
られなかったり、画像ながれや文字太りが発生したりす
る。一方、キャリア液体層が少なすぎると上記電気泳動
による転写が困難になって画像濃度が低下したり、転写
材の例えば表面凹凸の凹部に対応した部分のみの画像濃
度低下や白ヌケが発生したりする。そこで、このような
不具合が発生しない適当な量のキャリア液を残して、余
剰なキャリア液をスクイズすることが行われている。
【0004】余剰なキャリア液をスクイズする方法とし
ては、余剰液除去手段としてのスクイズローラを、感光
体ドラム表面に対し所定間隔をとって対向配置し、スク
イズローラを感光体ドラムとの対向領域において感光体
ドラム回転方向と逆の方向に回転させたり、スクイズロ
ーラに所定のバイアス電圧を印加したりする方式が知ら
れている。また、ノズルから吹き出る風を潜像担持体表
面に当て、その風圧で感光体ドラム表面の現像液を吹き
寄せるエアースクイズ方式も知られている。
【0005】上記エアースクイズ方式では、感光体ドラ
ム表面の液の表面張力に打ち勝って液膜を薄くすること
が困難であり、かつ、風圧によって液面が波打って液の
寄せムラが生じやすく、上記スクイズローラを用いる方
式に比して余剰液除去性能が十分でない。このため、余
剰液除去性能に優れたスクイズローラが広く用いられて
いる。
【発明が解決しようとする課題】上記スクイズローラを
用いた方式では、余剰液の除去性能は感光体ドラム表面
と該スクイズローラ表面との間隔及び上記感光体ドラム
表面と該スクイズローラ表面との移動速度差によって適
正化される。そして、上記除去性能は間隔が狭い程増
し、適正な除去性能を確保するためには上記感光体ドラ
ム表面と該スクイズローラ表面との間隔のばらつきを、
例えば20μm程度以内に保持し、かつ、感光体ドラム
表面と該スクイズローラ表面との移動速度差を適正値に
保つ必要がある。ところが、スクイズローラを用いた方
式を用いた湿式画像形成装置において、高生産性実現の
ために感光体ドラム長を長くして装置の大型化が必要と
なった場合、該ドラム長に合わせて無理なローラ寸法が
必要となったり、感光体ドラム表面の寸法精度が厳しく
なったりする。また、装置高速化のために感光体ドラム
の高速回転が必要となった場合、上記移動速度差を適正
値に保つためにスクイズローラの高速回転が求められ、
装置振動の増加が発生したり、該装置振動の増加により
画像のバンディングが発生したりする。従って、スクイ
ズローラを用いた方式では、装置の大型化や高速化が必
要な場合に、余剰液除去性能の適正化を良好に行うのが
困難であるという問題点があった。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、装置の大型化や高速
化が必要な場合でも余剰液除去性能の適正化を良好に行
うことができる湿式画像形成装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、表面に潜像が形成される潜像担
持体と、液体キャリアに現像剤が分散されてなる現像液
を表面に担持し、回転により潜像担持体表面に現像液を
供給する現像ローラを備え、該現像ローラによる上記潜
像担持体表面への現像液の供給により該潜像担持体表面
の潜像を現像して現像剤像を形成する現像手段と、現像
剤像が形成された該潜像担持体に付着した液体キャリア
の一部を除去する余剰液除去手段と、該潜像担持体表面
の現像剤像を、該潜像担持体から転写材に転写する転写
手段とを有する湿式画像形成装置において、上記余剰液
除去手段として、現像後の潜像担持体表面の作像領域幅
以上の幅で該表面の余剰な現像液を吸引により除去する
余剰液吸引手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の湿式
画像形成装置において、上記余剰液吸引手段として、上
記潜像担持体と所定の間隙を隔てて設置され、該潜像担
持体表面の作像領域幅以上の長さのスリット細溝が該作
像領域に対向するように形成され、該スリット細溝から
上記余剰な現像液を吸引する現像液吸引部材と、該現像
液吸引部材で余剰な現像液を吸引するために上記スリッ
ト細溝に負圧を発生させる負圧発生手段とを有する液吸
引装置を設けたことを特徴とするものである。
【0009】これらの湿式画像形成装置においては、上
記余剰液吸引手段により、現像後の潜像担持体表面の作
像領域幅以上の幅で該表面の余剰な現像液、例えば現像
剤像部分の余剰な現像液や地肌部の現像液を、吸引によ
り除去する。該余剰液吸引手段による余剰液の除去性能
は、該余剰液吸引手段による余剰な現像液の吸引力によ
って変化する。このため、上記吸引力を調整することに
より、該余剰液吸引手段による余剰液の除去性能を適正
化することができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の湿式画像形
成装置において、上記余剰液吸引手段として、上記潜像
担持体と所定の間隙を隔てて設置され、該潜像担持体表
面の作像領域幅以上の長さを有するスリット細溝が該作
像領域に対向するように形成され、該スリット細溝に現
像液又はクリーニング液を該液の表面が潜像担持体表面
に接触するように流しながら該液及び上記余剰な現像液
を吸引する現像液吸引部材と、該スリット細溝に現像液
又はクリーニング液を供給する液供給手段と、上記現像
液吸引部材で該液及び上記余剰な現像液を吸引するため
にスリット細溝に負圧を発生させる負圧発生手段とを有
する液吸引装置を設けたことを特徴とするものである。
【0011】この湿式画像形成装置においては、上記潜
像担持体と所定の間隙を隔てて設置され、該潜像担持体
表面の作像領域幅以上の長さのスリット細溝が該潜像担
持体に対向するように形成され、該スリット細溝に現像
液又はクリーニング液を該液の表面が潜像担持体表面に
接触するように流しながら該液及び上記余剰な現像液を
吸引する現像液吸引部材と、該スリット細溝に現像液又
はクリーニング液を供給する液供給手段と、上記現像液
吸引部材で該液及び余剰な現像液を吸引するためにスリ
ット細溝に負圧を発生させる負圧発生手段とを有する液
吸引装置を用いて、上記スリット細溝に現像液又はクリ
ーニング液を該液の表面が潜像担持体表面に接触するよ
うに流しながら該該液及び余剰な現像液、例えば現像剤
像部分の余剰な現像液や地肌部の現像液の吸引を行う。
さらに、上記スリット細溝にクリーニング液を流す場合
には、該クリーニング液によって上記潜像担持体表面の
現像剤像以外の部分、すなわち地肌部に付着した現像剤
を洗い流す。
【0012】請求項4の発明は、上記現像液吸引部材
と、上記液供給手段とを含む液循環経路で上記クリーニ
ング液を循環させながら上記余剰な現像液の除去を行う
液吸引装置を備えた請求項3の湿式画像形成装置におい
て、該液循環経路内に上記クリーニング液から上記現像
剤を回収する回収装置を有し、該回収装置で回収した現
像剤を上記現像手段に供給して再利用させる再利用手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0013】この湿式画像形成装置においては、上記液
吸引装置が上記現像液吸引部材と、上記液供給手段とを
含む液循環経路でクリーニング液を循環させながら上記
余剰な現像液の除去を行うものであり、上記再利用手段
により、上記現像液循環系路内に設けた上記回収装置で
クリーニング液に混入した現像剤を回収し、該回収した
現像剤を上記現像手段で再利用させる。
【0014】請求項5の発明は、上記潜像担持体表面が
移動しながら画像を形成する請求項2、3、又は、4の
湿式画像形成装置において、表面に所定の多数の凸部を
有し、該凸部を上記潜像担持体表面に接触させて上記現
像液吸引部材と該潜像担持体との間隙を保持する間隙保
持部材を、表面が該潜像担持体表面との対向部で同じ向
きに移動可能となるように設けたことを特徴とするもの
である。
【0015】この湿式画像形成装置においては、上記間
隙保持部材により、該間隙保持部材表面の凸部を上記潜
像担持体表面に接触させて該現像液吸引部材と上記潜像
担持体との間の微小な間隙を保持する。このとき、該間
隙保持部材表面の多数の凸部が、該スリット細溝に向か
って流れる空気の流路を遮断し、上記凸部を多数設けな
い場合に比して該スリット細溝に向かって流れる空気の
流量が減少する。また、該表面が該潜像担持体表面との
対向部で同じ向きに移動可能であるので上記凸部が潜像
担持体表面に接触し該凸部が潜像担持体表面の現像剤像
に触れたときに該現像剤像にスジ状に傷がついたり、現
像剤像がこすれたりするのを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔実施形態1〕以下、本発明を湿式画像形成装置である
電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した一実
施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る複
写機の要部概略構成図である。潜像担持体としての感光
体ドラム1は、図示しないモータ等の駆動手段によって
複写時には一定速度で矢印a方向に回転駆動される。そ
して感光体ドラム1の外周表面は帯電手段としてのメイ
ンチャージャ2により暗中にてー様に帯電された後に、
露光装置3により原稿光像が照射結像されて静電潜像が
感光体ドラム1の外周表面上に担持される。次に、図示
しないイレーサにより感光体ドラム1の外周表面上の作
像領域外部分が除電される。その後、上記静電潜像は現
像手段としての湿式現像装置4の部分を通過する間に現
像されてトナー像となる。そして、後に詳述する余剰液
除去手段としての液吸引装置5によって現像後の感光体
ドラム1表面の余剰な現像液が除去される。そして、該
トナ−像は、転写部6において図示を省略した給紙装置
から給送されてきた転写材としての転写紙7に転写され
る。すなわち、該トナー像は感光体ドラム1と転写紙7
の間の液体キャリア中を静電泳動して、感光体ドラム1
から転写紙7へと移動する。感光体ドラム1は転写紙7
の分離後、フォームローラ8a及びクリーニングブレー
ド8bを備えたクリーニング装置8により、残留現像剤
が除去される。フォームローラ8aは感光体クリーニン
グ液を感光体ドラム表面に供給しながら回転して感光体
ドラム1表面のトナーをふき取り、トナーを含んだ感光
体クリーニング液を回収する。そして、フォームローラ
8aでふき取った感光体ドラム1表面をさらに上記クリ
ーニングブレード8bでふき取る。なお、クリーニング
ブレード8bの配設方向はトレーリング方向でもカウン
タ方向でも良い。その後、感光体ドラム1の表面は除電
ランプ9により残留電位が除去されて次の複写に備えら
れる。また、トナー像が転写された転写紙7は、図示し
ない定着装置を通過して機外に排出される。
【0017】現像手段としての湿式現像装置4は、現像
に使用される現像液40が収容される現像液収容部とし
ての現像液タンク41と、上記感光体ドラム1に近接対
向して設けられた現像ローラ42と、現像後の液を受け
て上記現像液タンク41に戻す受け皿形状の現像液受け
部材43と、上記現像液タンク41から現像ローラ42
に現像液を供給するための、ポンプ44及び現像液供給
パイプ45を備えた現像液供給手段46とを有する。上
記現像液40としては、液体キャリアとしての溶剤(以
下、現像液溶剤という)40aに現像剤としてのトナー
が分散されたものを用いる。
【0018】現像ローラ42には、感光体ドラム1の画
像の地汚れ防止のために図示しない電源から現像バイア
ス電圧が加えられている。また現像ローラ42は、図示
しない駆動モータにより、感光体ドラム1と逆回転方向
である矢印b方向に回転駆動される。この現像ローラ4
2の図中右側には、スクレーパ47がその端部を現像ロ
ーラ42の外周表面上に接触させて配設されている。そ
して、該現像ローラ42とスクレーパ47により形成さ
れる楔状部48に、上記現像液供給手段46により上記
現像液タンク41から現像液40が供給され、上記現像
ローラ42の回転によって感光体ドラム1と現像ローラ
42とが対向する現像部に供給される。
【0019】上記現像液タンク41内には現像液タンク
41内の現像液の濃度を検知するための図示しない現像
液濃度センサ、現像液タンク44にコンクトナーを補給
する図示しないコンクトナーボトル、現像液タンク44
内の現像液の高さが所定の高さに達しているか否かを検
知する図示しない現像液量センサ、現像液タンク44に
キャリア液を補給する図示しないキャリアボトルが設け
られている。そして、トナーが消費されて現像液タンク
44内の現像液濃度が低下したことが上記現像液濃度セ
ンサにより検知されると、上記コンクトナーボトルから
現像液タンク44にコンクトナーが補給される。また、
現像液タンク44内の現像液の高さが所定の下限高さよ
りも低下していることが上記現像液量センサにより検知
されると、上記キャリアボトルから現像液タンク41に
キャリア液が補給される。
【0020】転写部6においては、転写電荷付与手段と
しての転写ローラ61が転写材支持部材としての転写ベ
ルト62を介して感光体ドラム1と対向設置されてい
る。転写ローラ61には転写電界を形成すべく、図示し
ない電源から高電圧が加えられている。
【0021】本実施形態にかかる複写機においては、上
述のように現像後の感光体ドラム1表面の余剰な現像液
を除去する余剰液除去手段として、液吸引装置5を用い
る。以下、該液吸引装置5の詳しい説明を行う。該液吸
引装置5は、吸引により上記余剰な現像液、具体的には
トナー像部分の余剰な現像液や地肌部の現像液を除去す
るものである。該液吸引装置5は、上記作像領域幅以上
の長さのスリット細溝51aが該感光体ドラム1の作像
領域に対向するように形成され、該スリット細溝51a
から上記余剰な現像液を吸引する現像液吸引部材として
の液吸引部材51と、該液吸引部材51により吸引した
液(以下、吸引液という)を収容する吸引液タンク52
と、該液吸引部材51のスリット細溝51aと吸引液タ
ンク52とを接続し、該吸引液タンク52に吸引液を回
収する吸引パイプ53とを備えている。該液吸引部材5
1は、液吸引時に感光体ドラム1表面に密着してしまう
と該感光体ドラム1の回転が不可能になってしまう。そ
こで、感光体ドラム1との間に所定の微小な間隙ができ
るように設置される。例えば、スリット細溝方向、すな
わち感光体軸方向に軸を有するコロを、該コロが感光体
ドラム1の非画像形成領域に当接し、かつ、回転可能に
上記液吸引部材51に取り付けて、液吸引部材5と感光
体ドラム1との間の微小な間隙を保つように構成すれば
よい。上記スリット細溝51aは感光体ドラム軸方向に
垂直な方向(図中左右方向)の幅が数mm程度、深さが1
cm以下となるように形成される。また、該吸引パイプ5
3の途中には、上記スリット細溝51aに負圧を発生さ
せて該液吸引部材51で余剰な現像液を吸引するための
負圧発生手段としての吸引ポンプ55が接続されてい
る。該吸引ポンプとしては例えば真空ポンプを用いるこ
とができる。該吸引ポンプ55を上記吸引パイプ53に
接続するパイプ中には、空気は通すが液体は通さない液
フィルタ54が設けられている。
【0022】また、図示の複写機においては、上記吸引
液を上記現像手段に供給し、該吸引液を再度現像に用い
ることが可能な構成を採用している。具体的には、上記
吸引液タンク52と現像液タンク41とを接続し、該吸
引液タンク52から現像液タンク41に吸引液を供給す
る循環パイプ101と、該循環パイプ101の途中に設
けられた例えば電磁式のバルブ102と、該バルブ10
2と現像液タンク41とを接続するパイプの途中に設け
られ、上記吸引液タンク52から現像液タンク41への
現像液流を起こすような負圧を発生させる循環ポンプ1
03とを備えた再利用装置100を設け、該再利用装置
100により、上記吸引液を上記現像手段に供給し、該
吸引液を再度現像に用いるように構成している。 (以下、余白)
【0023】上記構成の液吸引装置5において感光体ド
ラム1表面の余剰な現像液を吸引する場合には、上記バ
ルブ102を締めて液吸引装置5内の機密性を高める。
そして、上記液吸引部材51と感光体ドラム1表面との
間隙Gからのみ空気が吸引されるようにする。この状態
で、上記間隙Gから吸引される空気の量よりも吸引ポン
プ53で吸引する空気の量が多くなるように該吸引ポン
プ53を作動させると上記スリット細溝51aは負圧状
態になる。そして、この負圧力によって余剰な現像液を
吸引する。該吸引された現像液、すなわち吸引液は上記
吸引パイプ53を通過して吸引液タンク52に収容され
る。
【0024】そして、上記吸引液タンク52に回収され
た吸引液は上記再利用装置100により、所定のタイミ
ング、例えば、吸引液タンク52に取り付けられた該吸
引液タンク52内の現像液面の高さを検知する図示しな
い液面センサにより、該現像液面が所定の高さに達した
とき、又は予め定めた所定時間経過毎に現像液タンク4
1に供給される。該再利用装置100において現像液タ
ンク41への液供給を行う場合には、上記吸引ポンプ5
5の動作を停止し、上記バルブ102を開放してから循
環ポンプ103を作動させる。そして、該循環ポンプ1
03の作動により循環パイプ101内に該吸引液タンク
52から現像液タンク41への現像液流が生じ、吸引液
が現像液タンク41に供給される。該現像液タンク41
に供給された吸引液は、該現像液タンク41内の現像液
と混合して現像動作に用いられる。このように、吸引液
を再度現像動作に用いることで、現像液の有効利用を行
うことができ、ランニングコストが低減できる。
【0025】上記液吸引装置5を用いて感光体ドラム1
表面の余剰液を除去する場合、その除去性能は該液吸引
装置5のスリット細溝51aに発生させる負圧力によっ
て決まる。該負圧力は上記液吸引部材51と感光体ドラ
ム1表面との間隙Gからスリット細溝51aに流れ込む
空気の量と吸引ポンプ55によって吸引する空気の量と
によって決まる。具体的には、上記吸引ポンプ55によ
って吸引する空気の量が上記間隙Gからスリット細溝5
1aに流れ込む空気の量よりも多いほど負圧力が増す。
また、吸引ポンプ55によって吸引する空気の量は上記
吸引ポンプ55の負圧発生能力によって変化し、上記間
隙Gからスリット細溝51aに流れ込む空気の量は上記
間隙Gの大きさによって変化する。具体的には、上記吸
引ポンプの負圧発生能力が高いほど吸引ポンプ55によ
って吸引する空気の量は多く、上記間隙Gが小さいほど
上記間隙Gからスリット細溝51aに流れ込む空気の量
は少なくなり、上記負圧力が増すこととなって除去性能
を増すことができる。このことから、この液吸引装置5
による除去性能の適正化は、上記吸引ポンプ55の負圧
発生能力及び上記間隙Gの少なくとも一方を調整するこ
とによって行うことができる。よって、上記間隙Gの調
整によって除去性能の適正化をするのが困難な場合には
上記負圧発生能力を調整して、上記除去性能の適正化を
することができる。従って、スクイズローラを用いる場
合とは異なり、装置の大型化や高速化が必要な場合で
も、何の不具合も発生させることなく上記除去性能の適
正化を良好に行うことができる。そして、上記負圧発生
能力を高めれば上記除去性能を高められるので、適正な
負圧発生能力を有するポンプを用いることにより、上記
除去性能を十分に得て良好な画像を形成することが可能
である。
【0026】〔実施形態2〕次に、図2及び図3を用い
て他の実施形態の説明をする。図2は、本実施形態に係
る複写機の概略構成を示す斜視図、図3(a)は、該複
写機の液吸引装置5の概略構成を示す斜視図、図3
(b)は、該液吸引装置5の液吸引の説明図である。本
実施形態においては、基本的には実施形態1と同様の構
成を備えている。そして、実施形態1の構成と異なる点
は、上記液吸引装置5を、上記スリット細溝に現像液又
はクリーニング液を該液の表面が潜像担持体表面に接触
するように流しながら該該液及び余剰な現像液を吸引に
より除去するように構成している点である。以下、液吸
引装置5について詳しく説明する。
【0027】図示の液吸引装置5は、図1の複写機の液
吸引装置5と同様な液吸引部材51と、上記液(以下、
流し液という)を収容する液収容部としての液タンク1
11とを備えている。該液タンク111は図1の複写機
の液吸引装置5の吸引液タンク52としての機能も兼ね
ている。さらに、図示の液吸引装置5は、該液タンク1
11と液吸引部材51との間で流し液を循環する液循環
流路を有している。該液循環流路は、上記液吸引部材5
1のスリット細溝51aの感光体ドラム軸方向の一端と
上記液タンク111とを接続し、該液タンク111から
該液吸引部材51に流し液を供給する液供給パイプ11
2と、上記液吸引部材51のスリット細溝51aの感光
体ドラム軸方向の他端と上記液タンク111とを接続
し、該液吸引部材51により吸引した液、すなわち、吸
引液を該液タンク111に回収する吸引パイプ53など
によって構成される。また、該吸引パイプ53の途中に
は、上記液循環流路で流し液が循環するような負圧を発
生させるための負圧発生手段としての吸引ポンプ55が
設けられている。上記流し液としては、現像液あるいは
感光体ドラム表面の地肌部に付着したトナーを洗い流す
機能を有するクリーニング液、例えば現像液溶剤40a
を用いることができる。図示の例の液吸引装置5では、
該流し液として現像液溶剤40aを用いる。
【0028】また、本実施形態に係る複写機において
は、該液循環流路内に、上記感光体ドラム1表面からの
液吸引によりトナーが混入した流し液としての現像液溶
剤40aからトナーを回収する回収装置131を備えた
再利用装置130を設け、該回収装置131で回収した
トナーを上記現像手段に供給して再利用させることが可
能な構成を採用している。具体的には、上記回収装置1
31によって上記トナーが混入した現像液溶剤40aか
らトナーを除去し、現像液溶剤40aからトナーが除去
されて浄化された液(以下、浄化液という)と、上記現
像液溶剤40aから回収されたトナーを、現像に用いる
現像液のトナー濃度程度の濃度になるように現像液溶剤
40aに分散させた液(以下、再利用液という)とをそ
れぞれ液タンク111と現像液タンク41とに戻すよう
に上記再利用装置130を構成している。このために、
該回収装置131と、トナーが混入した現像液溶剤40
aを上記液タンク111から上記回収装置131に回収
する回収パイプ132と、上記浄化液を上記液タンク1
11に戻す液戻しパイプ133と、上記再利用液を上記
現像液タンク41に供給する現像液戻しパイプ134と
により、上記再利用装置130を構成している。また、
図示を省略したが、該回収パイプ132には電磁式のバ
ルブと、上記吸引液タンク52から回収装置への現像液
流を起こすようなポンプとが取り付けられている。
【0029】上記構成の液吸引装置5において感光体ド
ラム1表面の余剰な現像液を除去する場合には、上記回
収パイプ132に設けられたバルブを締めて液吸引装置
5内の機密性を高める。そして、上記液吸引部材51と
感光体ドラム1表面との間隙Gからのみ空気が吸引され
る状態で、上記吸引ポンプ55を作動する。このときス
リット細溝51aは流し液としての現像液溶剤40aで
満たされ、該現像液溶剤40a及び感光体上から吸引さ
れる余剰な現像液により、図3(b)に示すように該ス
リット細溝51a上部が感光体ドラム1で塞がれた状態
となる。そして、該スリット細溝51aの両壁と感光体
ドラム1との間隙Gから、該スリット細溝51aに向か
う空気の流れが図中矢印で示すように発生する。上記間
隙Gから流れる空気の量よりも、吸引ポンプ53で吸引
する現像液溶剤40aの量の方が多い場合には上記スリ
ット細溝51aは負圧状態になり、この負圧力によって
該液供給パイプ112から該スリット細溝51aに現像
液溶剤40aが流れ込む。そして該負圧により、感光体
ドラム1表面の余剰な現像液、すなわち、画像部の余剰
な現像液及び地肌部の現像液が吸引されて吸引パイプ5
3から流れ出る。このとき同時に上記現像液溶剤40a
が感光体ドラム1表面の地肌部のトナーを洗い流しなが
ら上記吸引パイプ53が接続された端部に向かい、該吸
引パイプ53から流れ出る。該吸引された上記余剰な現
像液が混入した現像液溶剤、すなわち吸引液は上記吸引
パイプ53を通過して液タンク111に収容される。
【0030】そして、上記吸引液タンク52に回収され
た吸引液は上記再利用装置130により、所定のタイミ
ングで、所定のタイミング、例えば、吸引液タンク52
に取り付けられた該吸引液タンク52内の現像液面の高
さを検知する図示しない液面センサにより、該現像液面
が所定の高さに達したとき、又は予め定めた所定時間経
過毎に浄化液と再利用液とに分けられて、上記液タンク
111と現像液タンク41とに供給される。この場合に
は、上記吸引ポンプ55の動作を停止し、上記バルブを
開放してから回収ポンプを作動させる。そして、該回収
ポンプの作動により回収パイプ132内に該液タンク1
11から回収装置131への現像液流が生じ、トナーが
混入した現像液溶剤である吸引液が回収装置131に回
収される。そして、該回収装置131は上記トナーが混
入したトナーを再利用液と浄化液とに分離する。すなわ
ち、現像液溶剤に混入したトナーを、例えば、電圧印加
された図示しない電極間を通過させて該電極にトナーを
付着させるいわゆる電着の手法などを用いて回収し、該
回収したトナーを現像液溶剤40aに分散させて再利用
液とする。また、それ以外の残りの液、すなわちトナー
が除去された現像液溶剤40aを浄化液とする。そし
て、再利用液は現像液戻しパイプ134により現像液タ
ンク41に戻され、該現像液タンク41内の現像液と混
合して現像動作に用いられる。また、浄化液は液戻しパ
イプ133により液タンク111に戻され、流し液とし
て液吸引装置5で利用される。このように、吸引液から
トナーを除去して再度現像動作に用いるようにしたこと
で、トナーの有効利用を行うことができ、ランニングコ
ストを低減することができる。また、上記トナーを現像
剤溶剤に分散させて現像液と同程度の液にした再利用液
を上記現像液タンク41内に供給するので、該再利用液
供給時に現像液タンク41内のトナー濃度を一定に保つ
ことができる。さらに、上記トナーが混入した現像液溶
剤からトナーを除去して再度流し液として用いて感光体
ドラム1表面に接触させるので、常に一定の洗い流し効
果を得ることができる。
【0031】本実施形態の液吸引装置5においても、そ
の除去性能は上記液吸引装置5のスリット細溝51aに
発生させる負圧力によって決まる。そして、実施形態1
の場合と同様に除去性能の適正化は、上記吸引ポンプ5
5の負圧発生能力及び上記間隙Gの少なくとも一方を調
整することによって行うことができる。従って、スクイ
ズローラを用いる場合とは異なり、装置の大型化や高速
化が必要な場合でも、何の不具合も発生させることなく
上記除去性能の適正化を良好に行うことができる。ま
た、上記負圧発生能力を高めれば上記除去性能を高めら
れるので、適正な負圧発生能力を有するポンプを用いる
ことにより、上記除去性能を十分に得て良好な画像を形
成することが可能である。
【0032】また、本実施形態の液吸引装置5のよう
に、上記液吸引部材5のスリット細溝51aに液を流し
ながら吸引を行う場合には、間隙Gから吸い込まれた空
気は、該液に小さな気泡として混じり込むものと、感光
体と液面との境界で乱流を作りながら外側にはじきでて
いくものとがあると考えられる。一方、本実施形態の液
吸引装置5とは異なり、液を流さずにスリット細溝で吸
引を行う場合には、間隙Gから吸い込まれた空気の大半
が該スリット細溝から吸引されると考えられる。従っ
て、本実施形態の液吸引装置5のように、上記液吸引部
材5のスリット細溝51aに液を流しながら吸引を行う
場合には、液を流さずにスリット細溝で吸引を行う場合
に比して該スリット細溝51aから吸引される空気の量
が少なくなる。よって、液を流さずにスリット細溝で吸
引を行う場合に比してスリット細溝で生じる音が小さく
なる。
【0033】また、図示の例の液吸引装置で行ったよう
に、流し液としてクリーニング液、例えば現像液溶剤を
用いれば、感光体ドラム1表面の地肌部にトナーが付着
していても、該流し液で洗い流すことができる。このと
き、画像部分、即ちトナー像部分ではトナーに静電力が
作用しているため洗い流されてしまうことはない。これ
により、地汚れを防止することができる。そして、この
ことにより、トナー濃度の高い現像液を用いることが可
能となり、トナー濃度の条件設定余裕度が広がる。
【0034】図4は、上記液吸引部材51の変形例の一
例を示す図である。この液吸引部材51においては、表
面に感光体ドラム1に接触する所定の凸部を有し、該凸
部を上記感光体ドラム1表面に接触させて現像液吸引部
材としてのスリット流路部511と該感光体ドラム1と
の間隙を保持する間隙保持部材としての回転部材を、該
感光体ドラム1に対向する表面が該感光体ドラム1と同
方向に移動するように回転可能に設けた構成を採用して
いる。具体的には、この液吸引部材51は、図3の液吸
引部材51と同様のスリット細溝51aが設けられたス
リット流路部511と、該スリット流路部511の両側
の外側に取り付けられ、上記回転部材としての円筒形の
回転接触体512a,512bを収納する収納手段とし
ての接触体カバー513a、513bとを備えている。
【0035】上記回転接触体512a、512bはそれ
ぞれの軸中心に金属軸514a,514bを有してお
り、該金属軸514a,514bを介して上記接触体カ
バー513a、513bに回転可能に支持されている。
上記金属軸514a,514bの一方側のそれぞれ端部
には、ゴムあるいは樹脂などで形成されたプーリ515
a,515bが設けられており、該プーリ515a,5
15bには、モータ516の回転が図示しないギアなど
を介して伝達される。
【0036】上記回転接触体512a、512bは、ゴ
ムあるいは樹脂の弾性体で形成され、その表面には、粒
状性の材料を塗布あるいは該回転接触体512a、51
2bを構成する材料と一緒に練り込むことにより、数1
0μm程度の凹凸が形成されている。そして、該凹凸の
凸部が感光体ドラム1表面に接触することで上記スリッ
ト流路部511と該感光体ドラム1との間隙が保持さ
れ、このとき、該凸部が上記スリット細溝51aに向か
って流れる空気の流路を遮断することとなる。そして、
該凸部以外の部分、すなわち、上記凹凸の凹部と感光体
ドラム1表面との間にできる間隙に、上記スリット流路
部511と感光体ドラム1との間隙を介して上記スリッ
ト流路に向かって流れる空気の流路が形成される。
【0037】図5は上記接触体カバー513a内部の説
明図である。なお、接触体カバー513bも同じ構成で
ある。上記スリット細溝51aに向かって流れる空気の
流路が、感光体ドラム1と回転接触体512a、512
b表面の凹部との間隙以外に形成されると、上記スリッ
ト細溝51aに向かって流れる空気の量が増加するので
吸引ポンプの小型化ができなくなってしまう。そこで、
該回転接触体512a、512bを収容する接触体カバ
ー513a,513b内には、該回転接触体512a、
512bの回転の妨げにならず、かつ、該回転接触体5
12a、512bと接触体カバー513a,513bと
の間に空気の流路が発生せずに十分な密閉性を保持する
ことができるように発泡体等の充填部材517が充填さ
れている。これにより、上記スリット細溝51aに向か
って流れる空気の流路は、感光体ドラム1と回転接触体
512a、512b表面の凹部との間隙のみに形成され
ることとなる。
【0038】ところで、前述のように上記液吸引装置5
による余剰液の除去性能は感光体ドラム1と液吸引部材
51との間隙Gが小さいほど増す。従って、該間隙Gが
小さければ、吸引ポンプ55の負圧発生能力が低い小型
のポンプでも適正な除去性能を得ることができる。しか
しながら、液吸引時に上記液吸引部材51が感光体ドラ
ム1表面に密着してしまうと該感光体ドラム1の回転が
不可能になってしまう。図4の液吸引部材においては回
転接触体512a、512b表面の凸部が感光体ドラム
1に当接することで間隙Gを見かけ上小さくするととも
に、該凸部によって微小な間隙を安定に保ち、スリット
流路部511と感光体ドラム1とを密着させることがな
い。これにより、ポンプの小型化が可能であり、かつ、
安定な余剰液除去性能を得ることができる。
【0039】さらに、上記回転接触体512a、512
bが該感光体ドラム1に対向する表面が該感光体ドラム
1と同方向に移動するように回転可能に設けられている
ので、上記凸部が感光体ドラム1表面のトナー像に接触
したときに該トナー像にスジ状の傷が付いたり、該トナ
ー像がこすれたり、該凸部にトナーが堆積してスジ状の
汚れが発生したりするのを防止することができる。これ
により、画像劣化のない良好な画像を得ることができ
る。また、図示の回転接触体512a、512bは弾性
体で構成されていることで、上記凸部がトナー像に接触
するときの衝撃を吸収することができる。これにより、
トナー像が傷つくのをさらに防止することができ、良好
な画像を得ることができる。
【0040】なお、上記実施形態においては、上記回収
装置131を液タンク111の外に設けた例について説
明を行ったが、該回収装置131を上記液タンク111
の中に設けてもよい。
【0041】また、上記実施形態においては、上記液吸
引装置5を、上記液タンク111と液吸引部材51との
間で流し液を循環させながら上記余剰な現像液の除去を
行うように構成した例についてのみ説明したが、液循環
をさせずに、上記液吸引部材51に液を供給する液供給
手段と該液吸引部材51により液を吸引する吸引手段と
をそれぞれ設けた構成を採用してもよい。
【0042】また、上記液タンク111に流し液を補給
する液補給装置と、液タンク111内の現像液量を検知
する検知装置とを設け、該液が不足したことを該検知装
置によって検知し、該液補給装置により流し液を補給す
るように構成してもよい。
【0043】また、本実施形態においては上記間隙保持
部材としての回転接触体をスリット細溝の感光体ドラム
1回転方向の上流側及び下流側に配置した例についての
み説明したが、現像後の感光体ドラム1上の現像液膜厚
が厚く、上記凸部の間に現像液が埋まってしまう場合に
は、上記スリット細溝よりも感光体ドラム1回転方向上
流側には上記回転接触体を設けずに、下流側にのみ設け
るのが望ましい。
【0044】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、上記余
剰液吸引手段により、上記現像後の潜像担持体表面の余
剰な現像液を吸引により除去する。そして、該余剰液吸
引手段の余剰液除去性能は上記吸引力を調整することに
より適正化することができるので、スクイズローラを用
いる場合とは異なり、装置の大型化や高速化が必要な場
合でも、何の不具合も発生させることなく上記除去性能
の適正化を良好に行うことができるという優れた効果が
ある。
【0045】また、請求項2及び5の発明によれば、上
記潜像担持体と所定の間隙を隔てて設置され、該潜像担
持体表面の作像領域幅以上の長さを有するスリット細溝
が該作像領域に対向するように形成され、該スリット細
溝から上記余剰な現像液を吸引する現像液吸引部材と、
該現像液吸引部材で余剰な現像液を吸引するために上記
スリット細溝に負圧を発生させる負圧発生手段とを有す
る液吸引装置を用いて潜像担持体表面の余剰な現像液、
例えば現像剤像部分の余剰な現像液や地肌部の現像液を
除去するので、構成が簡単であるという優れた効果があ
る。
【0046】また、請求項3乃至5の発明によれば、上
記液吸引装置により、上記スリット細溝にクリーニング
液を該液の表面が潜像担持体表面に接触するように流し
ながら、該液及び余剰な現像液の吸引を行うので、液を
流さずに該スリット細溝で吸引を行う場合に比して該ス
リット細溝から吸引される空気の量が少なくなる。これ
により、液を流さずにスリット細溝で吸引を行う場合に
比してスリット細溝で生じる音が小さくなるという優れ
た効果がある。さらに、上記スリット細溝にクリーニン
グ液を流す場合には、上記潜像担持体表面の地肌部に付
着した現像剤を、クリーニング液により洗い流すこと
で、地肌汚れを防止することができるという効果があ
る。そして、このことにより、現像剤濃度の高い現像液
を用いることが可能となり、現像剤濃度の条件設定余裕
度が広がるという効果がある。
【0047】また、請求項4及び5の発明によれば、上
記再利用手段により、上記現像液循環経路内に設けた回
収装置によりクリーニング液に混入した現像剤を回収し
て現像手段で再利用させるので、現像剤を有効に利用
し、ランニングコストを低減するという優れた効果があ
る。また、上記現像液循環経路内で上記回収装置により
クリーニング液に混入した現像剤を回収しながら現像液
を循環させることで、該クリーニング液による潜像担持
体表面の地肌部のクリーニング性能が低下せずに常に一
定のクリーニング効果を得ることができるという効果が
ある。
【0048】特に請求項5の発明によれば、上記間隙保
持部材表面の凸部を接触させて該現像液吸引部材と上記
潜像担持体との間の微小な間隙を安定して保持すること
ができるという優れた効果がある。そして、該間隙保持
部材表面の上記多数の凸部により、スリット細溝に向か
って流れる空気の流量を減少させることができるので、
ポンプの小型化が可能であるという優れた効果がある。
また、該間隙保持部材表面が該潜像担持体表面との対向
部で同じ向きに移動可能であるので、上記凸部が潜像担
持体表面に接触し該凸部が潜像担持体表面の現像剤像に
触れたときに該現像剤像にスジ状に傷がついたり、現像
剤像がこすれたりするのを防止することができる。よっ
て、良好な画像を得ることができるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る電子写真複写機の概略構成を示
す正面図。
【図2】他の実施形態に係る電子写真複写機の概略構成
を示す斜視図。
【図3】(a)は、同複写機の液吸引装置の概略構成を
示す斜視図。(b)は、同液吸引装置の液吸引部材によ
る液吸引の説明図。
【図4】同液吸引装置の液吸引部材の変形例を示す斜視
図。
【図5】同液吸引部材の回転接触体の説明図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 メインチャージャ 3 露光装置 4 湿式現像装置 40 現像液 40a 現像液溶剤 41 現像液タンク 5 液吸引装置 51 液吸引部材 51a スリット細溝 52 吸引液タンク 53 吸引パイプ 55 吸引ポンプ 100 再利用装置 101 循環パイプ 102 バルブ 103 循環ポンプ 111 液タンク 112 液供給パイプ 130 再利用装置 131 回収装置 132 回収パイプ 133 液戻しパイプ 134 現像液戻しパイプ 511 スリット流路部 512a,512b 回転接触体 513a,513b 接触体カバー 514a、514b 金属軸 517 充填部材 6転写部 7転写し 8クリーニング装置 9除電ランプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に潜像が形成される潜像担持体と、液
    体キャリアに現像剤が分散されてなる現像液を表面に担
    持し、回転により潜像担持体表面に現像液を供給する現
    像ローラを備え、該現像ローラによる上記潜像担持体表
    面への現像液の供給により該潜像担持体表面の潜像を現
    像して現像剤像を形成する現像手段と、現像剤像が形成
    された該潜像担持体に付着した液体キャリアの一部を除
    去する余剰液除去手段と、該潜像担持体表面の現像剤像
    を、該潜像担持体から転写材に転写する転写手段とを有
    する湿式画像形成装置において、 上記余剰液除去手段として、現像後の潜像担持体表面の
    作像領域幅以上の幅で該表面の余剰な現像液を吸引によ
    り除去する余剰液吸引手段を設けたことを特徴とする湿
    式画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置において、 上記余剰液吸引手段として、上記潜像担持体と所定の間
    隙を隔てて設置され、該潜像担持体表面の作像領域幅以
    上の長さのスリット細溝が該作像領域に対向するように
    形成され、該スリット細溝から上記余剰な現像液を吸引
    する現像液吸引部材と、該現像液吸引部材で余剰な現像
    液を吸引するために上記スリット細溝に負圧を発生させ
    る負圧発生手段とを有する液吸引装置を設けたことを特
    徴とする湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1の湿式画像形成装置において、 上記余剰液吸引手段として、上記潜像担持体と所定の間
    隙を隔てて設置され、該潜像担持体表面の作像領域幅以
    上の長さを有するスリット細溝が該作像領域に対向する
    ように形成され、該スリット細溝に現像液又はクリーニ
    ング液を該液の表面が潜像担持体表面に接触するように
    流しながら該液及び上記余剰な現像液を吸引する現像液
    吸引部材と、該スリット細溝に現像液又はクリーニング
    液を供給する液供給手段と、上記現像液吸引部材で該液
    及び上記余剰な現像液を吸引するためにスリット細溝に
    負圧を発生させる負圧発生手段とを有する液吸引装置を
    設けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記現像液吸引部材と、上記液供給手段と
    を含む液循環経路で上記クリーニング液を循環させなが
    ら上記余剰な現像液の除去を行う液吸引装置を備えた請
    求項3の湿式画像形成装置において、 該液循環経路内に上記クリーニング液から上記現像剤を
    回収する回収装置を有し、該回収装置で回収した現像剤
    を上記現像手段に供給して再利用させる再利用手段を設
    けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  5. 【請求項5】上記潜像担持体表面が移動しながら画像を
    形成する請求項2、3、又は、4の湿式画像形成装置に
    おいて、 表面に所定の多数の凸部を有し、該凸部を上記潜像担持
    体表面に接触させて上記現像液吸引部材と該潜像担持体
    との間隙を保持する間隙保持部材を、表面が該潜像担持
    体表面との対向部で同じ向きに移動可能となるように設
    けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
JP8353662A 1996-12-16 1996-12-16 湿式画像形成装置 Withdrawn JPH10177304A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0898210A3 (de) * 1997-08-22 1999-06-02 MAN Roland Druckmaschinen AG Verfahren und Vorrichtung zum selbst-fixierenden Druck von einem ferroelektrischen Aufzeichnungsmittel
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