JPH0625890B2 - 現像液供給装置 - Google Patents

現像液供給装置

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JPH0625890B2
JPH0625890B2 JP12947685A JP12947685A JPH0625890B2 JP H0625890 B2 JPH0625890 B2 JP H0625890B2 JP 12947685 A JP12947685 A JP 12947685A JP 12947685 A JP12947685 A JP 12947685A JP H0625890 B2 JPH0625890 B2 JP H0625890B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は現像液供給装置に関し、より詳細には、電子写
真複写機、ファクシミリなど湿式現像方式を採用する画
像形成装置に広く適用しうる現像液供給装置に関するも
のである。
(従来技術) 静電潜像を担持している感光体ドラム周面に現像液を供
給して静電潜像を顕像化する湿式現像方式において、現
像液を供給する手段として、例えば特開昭57−20056号
公報に開示された技術がある。
この方法では、現像液供給用のノズルから噴射された液
が一旦ガイドプレートに突き当てられ、然る後このガイ
ドプレートにそって流下して感光体ドラム上に達し、さ
らに感光体ドラム周面にそって流下して感光体ドラムに
対して近接配備された現像ローラとの間に液溜りを形成
するようになっている。
又、その他の現像液供給手段として、第4図に示した如
き構成が考えられる。
この方法では、感光体ドラム1と現像ローラ2との対向
領域上方に現像液供給ノズルの開口3が配置されてい
る。従って、開口3から放出さた現像液は直接、感光体
ドラム1と現像ローラ2との対向領域に液溜りを形成す
る。なお、開口3の感光体ドラム軸長手方向上での位置
は第5図に示す如く中央である。
これらの各従来技術では何れも、液溜りに溜められた現
像液が感光体ドラム1と現像ローラとの細隙部に経て感
光体ドラム周面に均一に供給しようとしている。
ところで、前記した従来技術において、開口3から放出
される現像液には、特に、始動時において管内に含まる
空気などによる気泡が含まれており、又、現像液が劣化
した場合にも気泡が発生しやすいという特性がある。こ
れに加え、開口3から勢いよく放出されることにより、
或いはガイドプレートに突き当てられることにより、感
光体ドラムと現像ローラ間の液溜りには多くの気泡が存
在することとなり、この気泡のために現像性能を著しく
低下させるとともに、画質を損なうとの問題がある。
又、第5図に示した如く、開口3の付近のみ液溜りの量
が多く、開口3から離れるに従って液溜りの量が少くな
る傾向がある。この為、開口3からの液供給量を多くす
るとポンプに負担がかかり発熱して現像液の温度上昇を
きたす他、今度は感光体上の一部に直接、多量の現像液
がかかり、均一な画像が得られなくなる。すなわち、開
口3の付近とそれから離れた部位とで現像液供給量に不
均衡が生じ、画像濃度むらの原因となる。
(目 的) 従って、この発明の目的は、簡易な手段により現像液に
混入している気泡を事前に消滅させるとともに潜像担持
体周面に均一に現像液を供給することのできる現像液供
給装置を提供することにある。
(構 成) 本発明は上記の目的を達成させるため、潜像担持体に対
し現像ローラを近接配備するとともに、この現像ローラ
にスクレーパを液溜可能に圧接させ、これら現像ローラ
とスクレーパとの対向領域に現像液を一旦貯溜させ、こ
の貯溜された現像液を現像ローラの回転とともに液膜状
に汲み上げつつ潜像担持体に供給することを特徴とした
ものである。
以下、本発明の一実施例に基づいて具体的に説明する。
以下に説明する例は、転写型電子複写機におけるもの
で、潜像担持体例えば、感光体ドラムに微小間隔を保持
して回転駆動される現像ローラにより感光体上の静電潜
像を現像液で現像し、この現像ローラを液溜機能を兼務
するスクレーパで清掃するようにしている。
なお、潜像担持体として感光体をドラム状に構成した例
で以下説明するが、これに限らず、感光体をベルト状に
構成することもできるし、感光体に代えて誘電体をドラ
ム状若しくはベルト状に構成することもできる。
先ず複写プロセスを概説する。
第1図において、感光体ドラム10は複写時には駆動装置
により一定の速度で矢印方向(時計回り)へ回転駆動さ
れ、メインチャージャー11により一様に帯電された後、
露光装置により原稿像IMが投影されて感光体上に静電潜
像が形成され、イレーサ12により作像領域外が除電され
る。
感光体ドラム10上の静電潜像は本発明が適用された湿式
現像装置13により顕像化され、図示を省略した給紙装置
から破線矢印の如く搬送ローラ14を介して給送されてき
た転写紙Sへ転写チャージャ15により転写される。
この転写紙Sは、分離ローラ16により感光体ドラム10か
ら分離され搬送ベルト17により搬送され、以下、定着器
によりトナーが定着されて外部へ排出される。
感光体ドラム10は、転写紙Sの分離後、クリーニングユ
ニット18により残留トナーが除去され、除電器ランプ19
(除電器又は除電チャージャ)により残留電位が除去さ
れて次の複写に備えられる。
以上が複写プロセスの概要である。次に、本発明が適用
されている上記湿式現像装置13について説明する。
湿式現像装置13においては現像容器130 内に上から順に
第1現像ローラ131、第2現像ローラ132及びスクイズロ
ーラ133 がそれぞれ軸支されている。第1,第2現像ロ
ーラ131,132は各々感光体ドラム10の表面と微小間隔を
おいて保持されている。この間隔は例えば0.1mに調整さ
れ、図示を省略した駆動装置により矢印の如く感光体ド
ラム10と逆方向(反時計回り)に回転駆動されるように
してある。又、現像容器130 にその基端部を固定されて
いるスクレーパ131A,132Aの各先端部は、第1,第2現
像ローラ131,132に各々液溜可能に圧接するとともに、
常に現像ローラ上のトナーを清掃するようにしてある。
ここで、液溜可能な圧接する、というのは、現像ローラ
の軸長手方向に長さを有するスクレーパが、その先端自
由端部を現像ローラの周面との関係で略V字状の対向領
域を形成するように、且つ、現像液がそこの対向領域に
貯溜され得るように設定することを意味する。従って、
該対向領域には現像液が貯溜される。そこで、以下、対
向領域に貯溜された現像液のことを液溜と称する。
次に液供給ノズル20の開口20a の位置は、液溜に気泡を
生じさせないで現像液を供給するべく、第1図に示すよ
うにスクレーパ131Aの基端部側に近接対向させた配置と
している。或いは、第2図に示す如く、液溜に近接配置
するか、没入させることも考えられる。その他、適宜の
液案内部材を介して開口20a から流出する現像液を液溜
に導くようにしてもよい。
このように開口20a を設定することにより、液溜に流入
する際の飛沫などによる気泡の発生が可及的に軽減され
る。
さらに、このようにしてもなお生じてしまった液溜にお
ける気泡の多くは、現像ローラによって汲み上げるまで
の液溜としての滞留時間の経過の中で自然消滅する。
それでもなお、残存している気泡は、現像液が現像ロー
ラの回転とともに現像ローラ上に液膜状に汲み上げつつ
感光体ドラムに向けて搬送される過程で潰れて消滅す
る。而して、本発明の目的の一つは達せられた。
次に、本発明では一旦液溜を形成した現像液が逐次、現
像ローラを介して感光体ドラムへ供給される構成を採っ
ているので、液溜が形成さえされていれば、スクレーパ
と現像ローラとによる対向領域内での現像液の不均衡は
さほど問題にならず現像ローラを介して均一に現像液の
供給が行なわれる。従って、本発明の残る目的も達せら
れることとなる。すなわち、従来技術で述べた如く、ノ
ズル開口の付近のみ液量が多く、開口から離れるにつれ
て液量が少なくなるとの現象に伴なう感光体に対する現
像液供給量の不均衡に係わる問題が解消される。
とはいえ、液溜における長手方向上での液量の不均衡は
少ない程好ましいので、ノズル開口20a は第3図に示す
如く、第1現像ローラ131 の軸長手方向中央部とする。
このようにすれば、液供給ノズル20一本で十分に良好な
液供給ができるが、仮に数本もの液供給ノズルを設定す
る場合は、第1現像ローラ131 の軸長手方向中央部を中
心に対称の位置に配置するものとし、ノズルの向きは上
記中央部に向けて傾けて設定することが、より均一な液
溜の形成上好ましいといえる。
こうして、第1現像ローラ131 を介して感光体ドラム10
に向けて供給された現像液は第1現像ローラ131 と感光
体ドラム10との対向領域に貯溜され、感光体ドラム10の
回転とともに漸次感光体上に移り、補助的な現像液供給
機能を有する第2現像ローラ132を経てスクイズローラ1
33及びスクレーパ133Aで感光体上から除去されて現像容
器130 の底部に開口している回収管21を経てタンク22に
回収される。ちなみに、液供給ノズル20への現像液の供
給はタンク22に設置されたポンプPの働きにより供給管
23を介して行なわれる。
なお、ポンプPからの吐出管は上記の他、現像液の濃度
センサ24や撹拌用のノズル25にも接続されている。
スクレーパ131A,132Aの各長手方向両端は開放状態とな
っており、液溜より流れ落ちる。つまり、スクレーパ13
1Aより流下した現像液はスクレーパ132Aで受けられる。
スクレーパ132Aより流下した現像液は現像容器130 で受
けられる。
各スクレーパ131A,132Aは清掃部材としての機能も果す
べく、各現像ローラの軸方向長さよりも僅かに長くして
ある。例えば、両端各々1〜2mm程現像ローラよりも外
側に突出させてある。
本発明では現像ローラとスクレーパとの対向領域に常
時、液溜が形成されていることが必要であり、しかもこ
の液溜は、現像液がこの液溜から汲み上げられて現像ロ
ーラと感光体ドラムとの間に至った場合に少なくとも感
光体上における静電潜像の存在する範囲にて液切れや現
像むらなどを起こすような不均一を生じない程度に、現
像ローラの軸長手方向にわたって形成されていることを
要する。
このため、液供給ノズルによる現像液の供給量は現像ロ
ーラによる汲み上げ量に係る現像ローラの回転速度や現
像液粘度などを勘案して定められる。
なお、現像ローラは、少なくとも現像プロセス中は地肌
汚れを防止するべく、所謂現像バイアスが印加されてい
るものとする。
実験例では、スクレーパ131A,132Aとして厚さ約250μ
mのマイラーイフィルムを使用し、第1,第2現像ロー
ラ131,132ともローラ径22mmで200〜300mm/secの周速
で駆動し、粘度が1.0〜1.7cpの現像液を液供給ノズル20
から1200〜1500ml/min の供給量で実施し、適量の液
溜を現像ローラ131 の軸長手方向上に形成して良好な現
像結果を得た。
(効 果) このように本発明では、現像ローラとスクレーパ間に一
延、現像液を貯溜させてから、現像ローラにより感光体
ドラム側に現像液を移行させるようにしたので、気泡が
消滅するとともに、感光体と現像ローラとの間の現像液
は均一な貯溜部を形成するので、画像濃度むらやかすれ
画像などのない均一な画像品質を簡単に得ることができ
好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した転写型電子写真複写機の要部
構成図、第2図は同上図における湿式現像装置の要部拡
大図、第3図は第1現像ローラ周辺部の斜視図、第4図
は従来技術を説明した現像装置部の正面図、第5図は同
上図の要部を説明した斜視図である。 10……感光体ドラム、20……液供給ノズル、131……第
1現像ローラ、131A……スクレーパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像を担持している潜像担持体面に現
    像液を供給して静電潜像を顕像化する湿式現像方式にお
    いて、 潜像担持体に対して現像ローラを近接配備するととも
    に、この現像ローラにスクレーパを液溜可能に圧接さ
    せ、これら現像ローラとスクレーパとの対向領域に現像
    液を一旦貯溜させ、この貯溜された現像液を現像ローラ
    の回転とともに液膜状に汲み上げつつ潜像担持体に供給
    することを特徴とする現像液供給装置。
JP12947685A 1985-06-14 1985-06-14 現像液供給装置 Expired - Fee Related JPH0625890B2 (ja)

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