JPH1017731A - オレフィン系樹脂製シート - Google Patents

オレフィン系樹脂製シート

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JPH1017731A
JPH1017731A JP19530096A JP19530096A JPH1017731A JP H1017731 A JPH1017731 A JP H1017731A JP 19530096 A JP19530096 A JP 19530096A JP 19530096 A JP19530096 A JP 19530096A JP H1017731 A JPH1017731 A JP H1017731A
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JP
Japan
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sheet
ethylene
octene
copolymer resin
olefin resin
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JP19530096A
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English (en)
Inventor
Masaaki Sato
正明 佐藤
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Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟質塩化ビニル系樹脂シート中に含まれる可
塑剤が移行することによって発生する諸問題を解決し、
特にデスクマット等として好適なシートを提供する。 【解決手段】 エチレンと1−オクテンとの共重合樹脂
によりシートを構成する。得られたシートをデスクマッ
ト等として使用する場合には、1−オクテン含有量が1
4〜20重量%のエチレン/1−オクテン共重合樹脂を
使用するのが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デスクマットやテ
ーブルマットとして特に好適に使用できるオレフィン系
樹脂製シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デスクマットやテーブルマッ
トなどとして、可塑剤を含有する軟質塩化ビニル系樹脂
組成物からなるシートが主に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の軟質塩
化ビニル系樹脂製シートは、可塑剤を含有しているため
に、静電複写機、ファクシミリなどの複写紙の印字等に
触れると、インキが軟質塩化ビニル系樹脂製シートの表
面に移行してシート表面を汚染するとともに、複写紙に
印字された文字や図面などが読みにくくなるといった問
題や、印字された複写紙が軟質塩化ビニル系樹脂製シー
トの表面に付着するなどといった問題があった。また、
上記の塩化ビニル系樹脂は、焼却時に塩化水素(HC
l)を発生するという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のシートは、可塑剤を含む軟質塩化
ビニル系樹脂組成物に代えて、エチレンと1−オクテン
との共重合樹脂を素材として用いたことを特徴とするも
のである。
【0005】このエチレンと1−オクテンとの共重合樹
脂は、1−オクテンの含有量を変えることにより、硬さ
を調節することができるが、デスクマットまたはテーブ
ルマットとして使用する場合には、1−オクテンの含有
量を14〜20重量%とするのが望ましい。1−オクテ
ンの含有量が多すぎると、得られるシートが柔らかくな
りすぎるため、筆記時にペン先等が埋没して運筆しづら
くなり、逆に1−オクテンの含有量が少なすぎると得ら
れるシートが硬くなりすぎるため、運筆の際に滑るよう
な感覚となる。
【0006】本発明のオレフィン系樹脂製シートは、少
量であれば上記のエチレンと1−オクテンとの共重合樹
脂に、他のオレフィン系樹脂を混合しても差し支えな
い。エチレンと1−オクテンとの共重合樹脂に混合し得
るオレフィン系樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共
重合樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂、
エチレン−メチルアクリレート共重合樹脂、エチレン−
メチルメタクリレート共重合樹脂、エチレン−メタクリ
ル酸共重合樹脂、エチレン−アクリル酸共重合樹脂、エ
チレン−ブテン共重合樹脂、エチレン−ペンテン共重合
樹脂、エチレン−ヘキセン共重合樹脂、ポリエチレン、
ポリプロピレン等が挙げられる。
【0007】上記のエチレンと1−オクテンとの共重合
樹脂には、必要に応じて、帯電防止剤、酸化防止剤、滑
剤、無機充填剤、着色剤等の各種添加剤を添加すること
もできる。この各種添加剤の種類とその添加量は、特に
限定されるものではなく、オレフィン系樹脂に従来より
添加されている添加剤を、従来と同様の添加量にて添加
すればよい。
【0008】本発明のオレフィン系樹脂製シートは、上
記のエチレンと1−オクテンとの共重合樹脂および必要
に応じて添加される各種添加剤等からなるオレフィン系
樹脂組成物を、押出法やカレンダー法などの公知の手段
にて、シートに成形して得られるものである。シートの
厚さは、用途によって異なるため一概には決められない
が、デスクマットやテーブルマットとして使用する場合
には、0.5〜3.0mm程度とする。なお、本発明の
オレフィン系樹脂製シートは、単層のものに限らず、複
数層からなるものであってもよく、複数層とする場合に
は、各層の組成が異なっていてもよいし、同一であって
もよい。複数層からなるオレフィン系樹脂製シートを得
るための手段としては、いわゆる共押出法、熱プレスに
よるラミネート、接着剤を用いての接着など、公知の手
段が採用される。
【0009】エチレンと1−オクテンとの共重合樹脂か
らなる本発明のシートは、そのままであっても、デスク
マット等として使用することができるが、エチレンと1
−オクテンとの共重合樹脂からなるシートは、傷が付き
やすいという問題や、エチレンと1−オクテンとの共重
合樹脂は人体から分泌される汗や皮脂等に含まれるオレ
イン酸、パルミチン酸、リノール酸、ステアリン酸、リ
ノレン酸などの高級脂肪酸との親和性に高いため、デス
クマット等として使用した場合に、手などから分泌され
る汗や皮脂等によって膨潤してしまい、その結果、シー
トが波打ったような形状に変形してしまうという問題が
ある。そのため、本発明のオレフィン系樹脂製シートを
デスクマット等として使用する場合においては、シート
の少なくとも片面に紫外線硬化型塗料による被膜を形成
するのが望ましい。
【0010】紫外線硬化型塗料による被膜は、アクリル
系、ウレタン系、ウレタン−アクリル系などの紫外線硬
化型塗料を、シルクスクリーン印刷法、グラビア印刷法
などの公知の手段にて、シート表面に塗布した後、紫外
線を照射して硬化させて得られるものである。上記の紫
外線硬化型塗料による被膜の厚さは、5〜30μm程度
とするのが望ましい。また、上記の紫外線硬化型塗料に
よる被膜を形成するに先立ち、被膜形成面にコロナ放電
処理を施すのが望ましい。被膜形成面にコロナ放電処理
を施して、表面張力を44〜56dyne程度に調節す
ることにより、紫外線硬化型塗料による被膜の密着性が
向上する。
【0011】なお、上記の紫外線硬化型塗料単独による
被膜は硬すぎ、シートを屈曲したときにひび割れが生じ
やすいため、この紫外線硬化型塗料による被膜中には、
平均粒径10〜30μmの球状弾性ポリマー微粒子を添
加しておくのが望ましい。球状弾性ポリマー微粒子を添
加しておくことにより、被膜のひび割れが抑止され、か
つ傷付き防止性も更に向上する。また、球状弾性ポリマ
ー微粒子が光を乱反射するために、防眩性にも優れるも
のである。この球状弾性ポリマー微粒子としては、ウレ
タン系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン−アクリル共重
合樹脂などからなる微粒子が好適に使用できる。また、
球状弾性ポリマー微粒子を添加するときの添加量は、紫
外線硬化型塗料100重量部に対し、15〜35重量部
程度とするのが望ましい。
【0012】上記の球状弾性ポリマー微粒子を添加した
場合、この球状弾性ポリマー微粒子の一部を、紫外線硬
化型塗料の表面より突出させるようにするのが望まし
い。球状弾性ポリマー微粒子の一部を紫外線硬化型塗料
の表面より露出させることにより、傷付き防止性が更に
向上するとともに、シート表面がスエード調となるため
に、外観的にも好適なシートが得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、デスクマットを例にとり、
本発明のオレフィン系樹脂製シートについて具体的に説
明する。図1は、本発明のオレフィン系樹脂製シートか
らなるデスクマットの一例を示す断面図であり、図中の
符号1はデスクマット、符号11はオレフィン系樹脂製
基体シート、符号2は紫外線硬化型塗料による被膜、符
号21は球状弾性ポリマー微粒子を示す。
【0014】図1に示すデスクマット1は、エチレンと
1−オクテンとの共重合樹脂からなるオレフィン系樹脂
製基体シート11表面に、球状弾性ポリマー微粒子21
を含む紫外線硬化型塗料を塗布した後、紫外線照射して
硬化させた被膜2を形成したものである。また、球状弾
性ポリマー微粒子21は、その一部が紫外線硬化型塗料
による被膜2の表面より突出している。図1に示すデス
クマット1は、球状弾性ポリマー微粒子21を含む紫外
線硬化型塗料による被膜2が形成され、かつ球状弾性ポ
リマー微粒子21の一部が紫外線硬化型塗料による被膜
2の表面より突出していることにより、表面に傷が付き
にくく、また、スエード調の外観を呈するものとなって
いる。
【0015】一方、図2に示すデスクマット1は、オレ
フィン系樹脂製基体シート11の両面に、図1に示す例
と同様に球状弾性ポリマー微粒子21を含む紫外線硬化
型塗料による被膜2、2を形成したものである。勿論、
図2に示すデスクマット1においても、図1に示すデス
クマット1と同様に、表面に傷が付きにくく、また、ス
エード調の外観を呈するものとなっている。
【0016】
【実施例】以下、更に具体的な実施例を挙げ、本発明の
オレフィン系樹脂製シートについて具体的に説明する。
【0017】表1に示す配合からなるオレフィン系樹脂
組成物を、シリンダー温度190℃の押出機を用いて、
厚さ1.8mmのシートに成形した。得られたシートに
ついて、JIS−K−7215に準じてデュロメータ−
硬さを測定した。結果を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】上記の配合A〜Eからなるオレフィン系樹
脂製シートを裁断してデスクマットを作製し、その上で
ボールペンを用いて筆記したところ、配合B、配合Cお
よび配合Dについては、筆記性に優れるものであった
が、配合Aのものについては、表面が硬すぎるため運筆
の際に滑るような感覚を覚え、また、配合Eのものにつ
いては、表面が柔らかすぎるためにペン先が埋没してし
やすく、スムーズに運筆することが困難であった。
【0020】次いで、配合A〜Eからなるオレフィン系
樹脂製シートを裁断して得たデスクマットの表面にコロ
ナ放電処理を施した後、粒径が4〜25μmの球状ウレ
タン微粒子(平均粒径15μm)を20重量%混入した
紫外線硬化型塗料を200メッシュのポリエステルモノ
フィラメントスクリーンを用いて塗布した後、紫外線照
射して、厚さ15μmの被膜を形成した。上記のように
して得られたデスクマットはいずれも、被膜形成面を爪
で強く擦っても傷が付かず、また、被膜形成面にオレイ
ン酸を塗布しても、波打ち形状に変形しなかった。
【0021】
【発明の効果】本発明のオレフィン系樹脂製シートは、
可塑剤を含有させる必要がなく、静電複写機、ファクシ
ミリなどの複写紙の印字等に触れても、インキが軟質塩
化ビニル系樹脂製シートの表面に移行してシート表面を
汚染したり、印字された複写紙が表面に付着するなどと
いった問題はない。また、本発明のオレフィン系樹脂製
シートは焼却しても塩化水素を発生することがなく、環
境保護の面からも好ましいものである。
【0022】また、本発明のオレフィン系樹脂製シート
を構成するエチレンと1−オクテンとの共重合樹脂とし
て、エチレンと1−オクテンとの共重合樹脂中の1−オ
クテン含有量が14〜20重量%のものを選択すれば、
デスクマット等として使用した際の筆記性にも優れるシ
ートが得られる。
【0023】更に、表面に紫外線硬化型塗料による被
膜、特に球状弾性ポリマー微粒子を含む被膜を形成する
ことにより、シート表面に傷が付くのが防止されるとと
もに、人体から分泌される汗や皮脂等によって変形が生
じることも防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオレフィン系樹脂製シートを使用した
デスクマットの一例を示す断面図である。
【図2】本発明のオレフィン系樹脂製シートを使用した
デスクマットの他の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・デスクマット(オレフィン系樹脂製シート) 11・・・オレフィン系樹脂製基体シート 2・・・紫外線硬化型塗料による被膜 21・・・球状弾性ポリマー微粒子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンと1−オクテンとの共重合樹脂
    からなるオレフィン系樹脂製シート。
  2. 【請求項2】 エチレンと1−オクテンとの共重合樹脂
    中の1−オクテン含有量が、14〜20重量%である請
    求項1記載のオレフィン系樹脂製シート。
  3. 【請求項3】 シートの少なくとも片面に、紫外線硬化
    型塗料による被膜を形成してなる請求項1または2記載
    のオレフィン系樹脂製シート。
  4. 【請求項4】 紫外線硬化型塗料による被膜が、球状弾
    性ポリマー微粒子を含む請求項3記載のオレフィン系樹
    脂製シート。
  5. 【請求項5】 球状弾性ポリマー微粒子の一部が、紫外
    線硬化型塗料による被膜より突出してなる請求項4記載
    のオレフィン系樹脂製シート。
JP19530096A 1996-07-05 1996-07-05 オレフィン系樹脂製シート Pending JPH1017731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2245842A1 (es) * 2003-03-10 2006-01-16 Manuel Nieves Barea Almohadilla para el borde de la mesa.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2245842A1 (es) * 2003-03-10 2006-01-16 Manuel Nieves Barea Almohadilla para el borde de la mesa.
ES2245842B1 (es) * 2003-03-10 2007-03-16 Manuel Nieves Barea Almohadilla para el borde de la mesa.

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