JPH10177343A - 遮光性樹脂容器 - Google Patents

遮光性樹脂容器

Info

Publication number
JPH10177343A
JPH10177343A JP35374996A JP35374996A JPH10177343A JP H10177343 A JPH10177343 A JP H10177343A JP 35374996 A JP35374996 A JP 35374996A JP 35374996 A JP35374996 A JP 35374996A JP H10177343 A JPH10177343 A JP H10177343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
light
label
weight
shielding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35374996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3749914B2 (ja
Inventor
Isatake Mizukoshi
功武 水越
Yasuno Matsumoto
育乃 松本
Isao Kawashima
勲 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUPURA KK
SHOWA INSATSU KOGEI KK
Original Assignee
NITSUPURA KK
SHOWA INSATSU KOGEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUPURA KK, SHOWA INSATSU KOGEI KK filed Critical NITSUPURA KK
Priority to JP35374996A priority Critical patent/JP3749914B2/ja
Publication of JPH10177343A publication Critical patent/JPH10177343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3749914B2 publication Critical patent/JP3749914B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルの構造が簡単で流通、加工コストを低
下でき、かつ、遮光性の優れた樹脂容器を提供する。 【解決手段】 肉厚30〜300μmの基材シート
(A)の裏面に、カ−ボンブラック顔料を25〜75重
量%、および樹脂バインダー75〜25重量%含有する
肉厚1〜5μmの樹脂ヒートシール層(B)が設けられ
たラベル(I)であって、この200〜800nmの波
長におけるいずれの波長での光線透過率が0.5%以下
のラベルが、熱可塑性樹脂製容器本体の周壁部外周にそ
の樹脂ヒートシール層(B)が容器本体に接着するよう
に貼着されていることを特徴とする遮光性樹脂容器。 【効果】 本発明の遮光性樹脂容器は、紫外線、可視光
線の遮断性に優れるもので、かつ、それに用いられる遮
光性ラベルの構造も簡単でコストが安く、焼却性に優れ
る利点を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牛乳プリン、ヨー
グルト、チーズケーキ、生ミルク、ババロア等の容器と
して有用な遮光性樹脂容器に関する。
【0002】
【従来の技術】生ミルクを添加している食品において、
紫外線可視光線〔380〜780ナノメータ(nm)の
波長〕および赤外線を受けると該食品の味が低下するの
で、これら内容物を充填する容器として、ポリプロピレ
ン、ハイインパクトポリスチレンの射出成形、差圧成形
により得られた樹脂製容器の周壁部の外周に遮光性のラ
ベルが貼着された容器が使用されている(図1参照)。
遮光性ラベル(2)としてはポリエチレンテレフタレー
ト二軸延伸フィルムやパルプ抄造紙(上質紙)を基材
(2a)とし、この裏面に肉厚4〜20μmのアルミニ
ウム箔(2b)を接着剤で貼合し、更にこのアルミニウ
ム箔の面に感熱性樹脂フィルム接着剤層(2c)を設け
た積層体が使用されている(図2参照)。
【0003】所望の形状に断裁されたラベル(ブランク
ともいう)は、容器形成金型内に内挿され、前記熱可塑
性樹脂を射出成形して容器本体(1)の周壁部の外周が
遮光性ラベル(2)に被覆された遮光性樹脂容器本体
(図1)を形成するか、差圧成形金型内にラベルを挿入
し、溶融した樹脂シートをこの金型の上に導き、プラグ
アシスト真空成形及び/又は圧空成形して遮光性樹脂容
器を得ている。特開平8−230953号公報には、従
来のかかるアルミニウム箔を使用したラベルの付着した
遮光性樹脂容器は焼却の問題があり、該問題を解決する
手段として、次のとの手法を提案している。
【0004】 基材の裏面にアルミニウム蒸着2軸延
伸プラスチックフィルムからなる遮光層を積層し、この
遮光層の表面にヒートシール性樹脂フィルムを押し出し
コーティングした遮光性ラベルを使用し、アルミニウム
層の肉厚を薄くすることで焼却の課題を解決する。 図2に示すようにパルプ紙等の基材(2a)の裏面
に、黒色顔料を10〜20重量%含有する墨インクを版
深35〜60μmにベタ印刷(2)し、この墨ベタ印刷
面に感熱樹脂接着剤(2c)を押し出しコーティングし
て得られた遮光性ラベルを使用し、ラベル素材を全て可
燃性のものにすることで焼却の課題を解決する。
【0005】上記の遮光性ラベルでは、遮光性に問題
があり、生ミルクを含有する食品の味の低下を防ぐため
に200〜800nmの波長の光線透過率をいずれの波
長においても0.5%以下とすることが困難である。上
記の遮光性ラベルは、該公報の実施例では肉厚700
μmの厚肉の紙を用い、かつ、墨ベタ印刷の肉厚が約3
5〜60μmと厚く、感熱樹脂ヒートシール層が押し出
しコーティングであることから少なくとも肉厚12μm
と、全肉厚が747μm以上と厚手のものとなり、全型
内への押入のためのラベルマガジンストッカー内に収納
できるラベルの枚数が少量となると共に、このような厚
肉のものでは曲げ剛性が高く、容器本体の形状に沿った
形状のラベルとすることが難しく、ラベル形状が角筒の
ものに限定される。又、遮光性ラベルの製造において
は、印刷屋と、ラミネート加工屋の2つの企業を通す必
要があり、流通、加工コストが遮光性ラベルのコストを
押し上げる欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ラベルの構
造が簡単で流通、加工コストを低下でき、かつ、遮光性
の優れたラベル貼合遮光性樹脂容器の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、肉厚30〜3
00μmの基材シート(A)の裏面に、カ−ボンブラッ
ク顔料を25〜75重量%、および樹脂バインダー75
〜25重量%含有する肉厚1〜5μmの樹脂ヒートシー
ル層(B)が設けられたラベル(I)であって、この2
00〜800nmの波長におけるいずれの波長での光線
透過率が0.5%以下のラベルが、熱可塑性樹脂製容器
本体の周壁部外周にその樹脂ヒートシール層(B)が容
器本体に接着するように貼着されていることを特徴とす
る遮光性樹脂容器を提供するものである。
【0008】
【作用】樹脂ヒートシール層にカ−ボンブラックを多量
に配合することにより優れた遮光性をラベルに付与で
き、基材の肉厚、樹脂ヒートシール層の肉厚の薄くする
ことができた。更に、基材として、無機微細粉末含有の
樹脂延伸フィルムよりなる微多孔性の合成紙を用いた場
合には、合成紙が配向しているので遮光性ラベルの金型
内の挿入が容易となり、かつ、無機微細粉末が存在する
故に焼却カロリーが低減でき、又、ボイドの存在による
断熱性故に延伸フィルムであるにもかかわらずインモー
ルド成形して得た容器本体に貼合した遮光性ラベルには
熱収縮による変形は見受けられない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で使用される遮光性ラベル
(2)の構造は図3に示すように基材シート(A)と、
その裏面に設けられたカ−ボンブラック含有ヒートシー
ル層(B)よりなる。
【0010】基材シート(A):ラベルに適性な曲げ剛
性を与える肉厚30〜300μmの基材シートとして
は、パルプ抄造紙、ピグメント塗工紙、合成紙、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリプロピ
レン、高密度ポリエチレン、ナイロン6等の樹脂フィル
ム、またはそれらの延伸フィルムなどが挙げられる。好
ましくは曲げ弾性率(JIS P−8132)が7,0
00〜45,000kg/cm2 、好ましくは10,0
00〜35,000kg/cm2 の耐水性を有する合成
紙、二軸延伸樹脂フィルムが用いられ、特に好ましいも
のは、無機微細粉末または有機フィラーを含有する熱可
塑性樹脂フィルムの延伸物よりなる微多孔性の合成紙で
あって、該合成紙の次式で示される空孔率が10〜50
%、密度が0.600〜1.20g/cm3 、不透明度
80%以上である合成紙が好ましい。
【0011】
【式2】
【0012】かかる微多孔性の合成紙としては、例えば
次の〜のものが挙げられる。 無機微細粉末又は有機フィラーを8〜40重量%の
割合で含有する微多孔を有する熱可塑性樹脂の二軸延伸
フィルム(特公昭54−31032号公報、米国特許第
3775521号明細書、米国特許第4191719号
明細書、米国特許第4377616号明細書、米国特許
第4560614号明細書等)。 二軸延伸熱可塑性フィルムを基材層とし、無機微細
粉末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸
フィルムを紙状層とする合成紙(特公昭46−4079
4号公報、特開昭57−149363号公報、同57−
181829号公報等)。
【0013】この合成紙は、2層構造であっても、基材
層の表裏面に一軸延伸フィルムの紙状層が存在する3層
構造(特公昭46−40794号公報)であっても、紙
状層と基材層間に他の樹脂フィルム層が存在する3層〜
7層の合成紙(特公昭50−29738号公報、特開昭
57−149363号公報、同56−126155号公
報、同57−181829号公報)であっても、裏面が
プロピレン・エチレン共重合体、エチレン・(メタ)ア
クリル酸共重合体の金属塩(Na、Li、Zn、K)、
塩素化ポリエチレン等の基材層樹脂よりも体融点の樹脂
よりなるヒートシール層を有する3層以上の合成紙であ
ってもよい(特公平3−13973号公報)。
【0014】3層構造の合成紙の製造方法は、例えば、
無機微細粉末を0〜50重量%含有する熱可塑性樹脂フ
ィルムを、該樹脂の融点より低い温度で一方向に延伸し
て得られる一軸方向に配向したフィルムの両面に、無機
微細粉末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹脂の溶融
フィルムを積層し、次いで前記方向と直角の方向にこの
積層フィルムを延伸することにより得られる紙状層が一
軸方向に配向し、微細な空隙を多数有するフィルムであ
り、基材層は二軸方向に配向した積層構造物である。
【0015】 上記の合成紙の紙状層側に、更に、
無機微細粉末を含有しない肉厚0.1〜20μmの透明
な熱可塑性樹脂ラミネート層が設けられた構造の高い光
沢の印刷が可能な合成紙(特公平4−60437号公
報、同1−60411号公報、特開昭61−3748号
公報)、例えば、熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルムを基
材層とし、無機微細粉末を8〜65重量%含有する熱可
塑性樹脂の一軸延伸フィルムよりなる表面層と裏面層を
有する複合フィルムを支持体とし、この支持体の表面層
側に無機微細粉末を含有しない熱可塑性樹脂の透明フィ
ルム層を設け、更に帯電防止機能を有するプライマー塗
布量が設けられた合成紙(特開昭61−3748号公
報)、あるいは、熱可塑性樹脂フィルムの二軸延伸フィ
ルムを基材層とし、この基材層の少なくとも片面に、無
機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有する熱可塑性
樹脂の一軸延伸フィルムよりなる紙状層と、熱可塑性樹
脂フィルムの一軸延伸フィルムよりなる裏面層とのラミ
ネート物が備えられている合成紙であって、前記表面層
の肉厚(t)は、紙状層に存在する無機微細粉末の平均
粒径を(R)としたとき、次式(2)を満足することを
特徴とする複層樹脂フィルムよりなる合成紙(特公平1
−60411号公報)。
【0016】R≧t≧(1/10)R ・・・(2) この複層構造の合成紙も、の合成紙と同じくヒート
シール層が表裏面に設けられたものであっても良い。合
成紙の素材である熱可塑性樹脂の具体例としては、ポリ
プロピレン、密度が0.880〜0.965g/cm3
のポリエチレン、ポリスチレン、ポリアクリロニトリ
ル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リアミド、ポリカーボネートなどを挙げることができ
る。これら熱可塑性樹脂の中では特にポリプロピレン、
高密度ポリエチレンを使用することが好ましい。
【0017】又、無機微細粉末としては炭酸カルシウ
ム、白土、シリカ、タルク、マイカ、酸化チタン、酸化
バリウム、酸化亜鉛等の粒径が0.1〜5μmのフィラ
ーが挙げられる。延伸倍率は縦、横方向とも4〜10倍
が好ましく、延伸温度は樹脂がホモポリプロピレン(融
点164〜167℃)の場合は140〜162℃、高密
度ポリエチレン(融点121〜124℃)の場合は11
0〜120℃、ポリエチレンテレフタレート(融点24
6〜252℃)の場合は104〜115℃である。ま
た、延伸速度は50〜350m/分である。延伸により
フィルム内部に微細粉末を核として微細な空孔が形成さ
れる。
【0018】基材の表面にはグラビア印刷、オフセット
印刷、シルクスクリーン印刷等で商品の絵柄や商品名、
バーコード、製造元等を印刷してもよい。かかる微多孔
性合成紙の不透明度は、80〜100%のものが好まし
い。又、クラーク剛度(S値)は、縦方向10〜30
0、横方向25〜400のものが遮光性ラベルの金型内
の挿入性を容易とする面で好ましい。
【0019】樹脂ヒートシール層(B) 樹脂ヒートシール層(B)は、カ−ボンブラックを25
〜75重量%、好ましくは40〜65重量%、および樹
脂バインダーを75〜25重量%、好ましくは60〜3
5重量%含有する黒色の肉厚1〜5μmのヒートシール
層である。このような薄肉のヒートシール層を形成する
には、樹脂バインダーを溶解または粒径0.01〜5μ
m、好ましくは0.1〜3μmに分散できる溶媒にカ−
ボンブラック、樹脂バインダーを分散もしくは溶解させ
た樹脂溶液とし、ロールコーター、はけ、ブレード等を
用い、基材シート(A)の裏面に肉厚1〜5μmの膜が
形成されるように塗布し、乾燥することにより得られ
る。
【0020】カ−ボンブラックとしては、ケッチェンブ
ラック、ファーネスブラック、チャンネルブラック、ア
セチレンブラック等が挙げられ、できるだけ吸油量の高
いケッチェンブラック、ファーネスブラックが好まし
い。樹脂バインダーとしては、反応性のポリエステルポ
リオール・ポリイソシアネート、ポリエーテルポリオー
ル・ポリイソシアネート等の硬化性ウレタン樹脂;低密
度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、エチレン・
酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体
(好ましくはエチレン含量が65〜94重量%のエチレ
ン・アクリル酸共重合体)、エチレン・メタクリル酸ア
ルキルエステル共重合体、アイオノマー(エチレン・ア
クリル酸共重合体の金属塩、若しくは、エチレン・メタ
クリル酸共重合体の金属塩)、塩化ビニル・酢酸ビニル
共重合体、スチレン・マレイン酸共重合体、スチレン・
エチレン・マレイン酸共重合体、アクリル酸ブチル・ス
チレン・アクリル酸共重合体、脂肪族ポリエステル、脂
肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド等の軟化点が60〜
120℃、好ましくは70〜110℃の熱可塑性樹脂が
挙げられる。
【0021】溶媒としては、水、トルエン、キシレン、
ミネラルスプリット、メチルエチルケトン、アセトン、
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等が
挙げられる。溶媒は、樹脂溶液中の固型分濃度が6〜6
0重量%となるような量を用いる。カ−ボンブラック、
樹脂バインダーの溶媒への分散において、界面活性剤、
消泡剤、粘度調整剤等を配合してもよい。本発明の遮光
性ラベルは200〜800nmの波長における光線透過
率が、いずれのこれらの波長においても0.5%以下、
好ましくは0.2%以下、より好ましくは0.1%以下
のものである。
【0022】容器本体:容器本体は、ポリプロピレン、
ポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、ポリカー
ボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ナイロン6、ナイロン66等の融点が
150℃以上の熱可塑性樹脂を射出成形、中空成形、差
圧成形(真空成形、圧空成形)することにより得られ
る。容器本体の肉厚は0.1〜2mm、好ましくは0.
3〜1mmである。インモールド成形 遮光性ラベルを金型内に内装し、上記射出成形、中空成
形、差圧成形などによりヒートシール層の表面が一部融
解し、図1に示す様な容器本体(1)に遮光性ラベル
(2)が融着した遮光性樹脂容器が得られる。図中、
(3)はフランジである。
【0023】食品包装 本発明の遮光性樹脂容器内に食品を充填し、容器本体の
開放口を遮光性蓋でヒートシールして包装する。蓋材
は、アルミニウム箔にヒートシール樹脂層を設けたもの
が好適に使用される。
【0024】
【実施例】以下に示す実施例によって、本発明を更に具
体的に説明する。合成紙の製造例 例1 (1)メルトフトーレート(MFR)0.8g/10分
のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重量
%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5
μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物
(A)を270℃の温度に設定した押出機にて混練させ
た後、シート状に押し出し、更に冷却装置により60℃
の温度にまで冷却して、無延伸シートを得た。そして、
このシートを150℃の温度にまで再度加熱させた後、
縦方向に5倍の延伸を行なって5倍縦延伸フィルムを得
た。
【0025】(2)MFRが4g/10分のポリプロピ
レン(融点約164〜167℃)54重量%と、平均粒
径1.5μmの炭酸カルシウム43重量%、酸化チタン
3重量%とを混合した組成物(B)を別の押出機にて混
練させた後、これをダイによりシート状に押し出し、6
0℃の温度にまで冷却した後、これを上記(1)の工程
で得られた5倍縦延伸フィルムと積層し、再び約155
℃の温度にまで加熱してテンターを用いて横方向に7.
5倍延伸し、153℃の温度でアニーリング処理して、
60℃の温度にまで冷却し、コロナ放電処理を行った
後、耳部をスリットし、一軸延伸フィルム(B)/二軸
延伸フィルム(A)/一軸延伸フィルム(B)の三層構
造の肉厚80μm(B/A/B=20μm/40μm/
20μm)、空孔率33%、密度0.77g/cm3
不透明度92%、クラーク剛度(縦方向20、横方向3
8)の合成紙を得た。
【0026】この合成紙のB面にグラビア印刷を施し、
商品図柄、商品名、製造元を印刷した。 例2 (1)MFR0.8g/10分のポリプロピレン(融点
約164℃)81重量%に、高密度ポリエチレン3重量
%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量%
を混合した組成物(A)を270℃に設定した押出機に
て混練した後、シート状に押し出し、冷却装置により冷
却して、無延伸シートを得た。そして、このシートを1
40℃の温度にまで再度加熱させた後、縦方向に5倍延
伸して5倍縦延伸フィルムを得た。
【0027】(2)MFRが2.0g/10分のポリプ
ロピレン54重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カル
シウム46重量%を混合した組成物(B)と、MFRが
4.0g/10分のポリプロピレン80重量%に高密度
ポリエチレン10重量%及び平均粒径1.5の炭酸カル
シウム10重量%とを混合した組成物(C)を別々の押
出機にて混練させた後、これをダイによりシート状に溶
融押出し、これを上記(1)の5倍縦延伸フィルムの両
面に積層し、三層構造の積層フィルム(B層/A層/C
層)を得た。次いで、この三層構造の積層フィルムを6
0℃まで冷却した後、再び約160℃の温度にまで加熱
して、テンターを用いて横方向に7.5倍延伸し、16
5℃の温度でアニーリング処理して、60℃の温度にま
で冷却し、コロナ放電処理した後、耳部をスリットして
三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の肉厚90
μm(B/A/C=15μm/60μm/15μm)の
合成紙を得た。この合成紙の各層のボイド率は(B/A
/C=30%/29.7%/2.0%)で、密度0.8
0g/cm3 、不透明度90%、クラーク剛度(縦方向
16、横方向33)であった。この合成紙のB層にグラ
ビア印刷を行った。
【0028】カ−ボンブラック入りヒートシール層形成
用塗液の調製例 例3 東洋モートン(株)製ヒートシール剤“アドコート15
36AD”(商品名:ポリエステルポリオール・ポリイ
ソシアネート系樹脂15重量部をトルエン85重量部に
溶解したもの)400重量部に、ファーネスブラック1
5重量%、トルエン30重量%、メチルエチルケトン5
0重量%、イソプロピルアルコール5重量%よりなる分
散液600重量部を混合し、三本ロールで混練し均一分
散液となした。
【0029】例4 東洋モートン(株)製ヒートシール剤”アドコート33
0P”(商品名;軟化点108℃のエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体の40重量%濃度のトルエン溶解液)200
重量部に、ファーネスブラック15重量%、トルエン5
0重量%、メチルエチルケトン35重量%よりなる分散
液800重量部を混合し、三本ロールで混練し、均一分
散液とした。
【0030】(実施例1)例1で得た肉厚80μmの合
成紙の印刷がなされていない表面側に、例3で得たカ−
ボンブラック・樹脂バインダー含有均一分散液をグラビ
ア印刷ロールを用い、肉厚1.5μmのヒートシール層
が得られるよう塗布し、60〜80℃で乾燥して遮光性
ラベルを得た。この遮光性ラベルを日本分光(株)製の
紫外・可視光光度計UBEST−30で紫外線領域の波
長200〜340nm、および可視光線の波長340〜
780、赤外線領域の波長780〜1,000nmにお
ける光線透過率を測定したところ、その透過率が最大な
ところは紫外線領域では200nm波長で0.4%、可
視光線域で425nmで0.2%、赤外線領域では0.
0%であった。
【0031】図4に5nmごとにコンピューターで打ち
出した各波長における光線透過率をプロットして示す。
この遮光ラベルを断裁し、射出金型内に挿入し、ハイイ
ンパクトポリスチレン(出光石油化学工業製 スチロー
ル IT41、商品名)を200℃で射出成形し、ま
た、三菱化学製メルトフローレート4g/10分のポリ
プロピレン”三菱ポリプロMA−4”(商品名)を24
0℃で射出成形し、肉厚0.6mmの容器本体肉厚を有
する、遮光性ラベルが容器本体の全周壁に貼着した遮光
性樹脂容器を得た。
【0032】ラベルと容器本体の密着強度は、HIPS
容器においては500g/15mm幅以上、ポリプロピ
レン容器においては350g/15mmであった。以上
の結果を表1に示す。 (実施例2〜5、比較例1〜4)ヒートシール層のカ−
ボンブラックの量と樹脂バインダーの種類量を表1のよ
うに変える他は実施例1と同様にして遮光性ラベルを製
造し、かつ、インモールド成形して遮光性樹脂容器を製
造した。得られた結果を表1に示す。
【0033】(実施例6)実施例1において、カ−ボン
ブラック含有樹脂バインダー均一分散液の塗布量を3μ
mの皮膜(ヒートシール層)が得られるように変更する
他は同様にして遮光性ラベルを製造し、これを用いてイ
ンモールド成形して遮光性樹脂容器を製造した。得られ
た結果を表1に示す。
【0034】(実施例7)例2で得た合成紙の印刷がな
されていない裏面(C)側に、軟化点90℃のスチレン
・エチレン・無水マレイン酸共重合体15重量%、ポリ
エーテルポリオール・ポリイソシアネート8重量%、チ
ャンネルブラック23重量%、トルエン28重量%、メ
チルエチルケトン20重量%、イソプロピルアルコール
5重量%、界面活性剤1重量%よりなる均一分散液を
3.5μmの膜厚のヒートシール層が得られるようにコ
ーティングし、80℃で乾燥して遮光性ラベルを製造し
た。(最大光線透過率;紫外線領域の0.3%、可視光
線域0.1%、赤外線域0.1%) この遮光性ラベルを用いる他は実施例1と同様にして遮
光性樹脂容器を得た。このものの遮光性ラベルの容器本
体への接着強度は、HIPS容器で500g/15mm
幅以上、ポリプロピレン容器で340g/15mm幅で
あった。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明の遮光性樹脂容器は、紫外線、可
視光線の遮断性に優れるもので、かつ、それに用いられ
る遮光性ラベルの構造も簡単でコストが安く、焼却性に
優れる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における遮光性樹脂容器の断面図であ
る。
【図2】従来の遮光性ラベルの断面図である。
【図3】本発明の実施に用いられる遮光性ラベルの断面
図である。
【図4】実施例1で用いた遮光性ラベルの各波長におけ
る光線透過率を示したグラフ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 勲 東京都千代田区三崎町3丁目5番3号 株 式会社昭和印刷工芸内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肉厚30〜300μmの基材シート
    (A)の裏面に、カ−ボンブラック顔料を25〜75重
    量%、および樹脂バインダー75〜25重量%含有する
    肉厚1〜5μmの樹脂ヒートシール層(B)が設けられ
    たラベル(I)であって、この200〜800nmの波
    長におけるいずれの波長での光線透過率が0.5%以下
    のラベルが、熱可塑性樹脂製容器本体の周壁部外周にそ
    の樹脂ヒートシール層(B)が容器本体に接着するよう
    に貼着されていることを特徴とする遮光性樹脂容器。
  2. 【請求項2】 基材シート(A)が、無機微細粉末また
    は有機フィラーを含有する熱可塑性樹脂フィルムの延伸
    物よりなる微多孔性の合成紙であって、該合成紙の次式
    で示される空孔率が10〜50%である合成紙を用いる
    ことを特徴とする請求項1記載の遮光性樹脂容器。 【式1】
  3. 【請求項3】 樹脂ヒートシール層(B)の樹脂バイン
    ダーが軟化点が60〜120℃の樹脂、又は硬化性ポリ
    ウレタンであることを特徴とする請求項1記載の遮光性
    樹脂容器。
JP35374996A 1996-12-18 1996-12-18 遮光性樹脂容器 Expired - Fee Related JP3749914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35374996A JP3749914B2 (ja) 1996-12-18 1996-12-18 遮光性樹脂容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35374996A JP3749914B2 (ja) 1996-12-18 1996-12-18 遮光性樹脂容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10177343A true JPH10177343A (ja) 1998-06-30
JP3749914B2 JP3749914B2 (ja) 2006-03-01

Family

ID=18432968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35374996A Expired - Fee Related JP3749914B2 (ja) 1996-12-18 1996-12-18 遮光性樹脂容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3749914B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244591A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tokushu Paper Mfg Co Ltd インモールドラベル
JP2010160303A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Luckte Tec Co Ltd 食品容器用の遮光性印刷ラベル
JP2011102973A (ja) * 2009-10-14 2011-05-26 Yupo Corp インモールド成形用ラベル、インモールド成形品とその成形方法
KR101279237B1 (ko) * 2005-11-21 2013-06-26 가부시키가이샤 메이지 투명 용기에 담긴 유성 음식물 및 그 제조 방법
KR101335468B1 (ko) * 2013-06-24 2013-11-29 남궁선 합성수지제 차광용기 및 그 제조방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101279237B1 (ko) * 2005-11-21 2013-06-26 가부시키가이샤 메이지 투명 용기에 담긴 유성 음식물 및 그 제조 방법
JP2009244591A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tokushu Paper Mfg Co Ltd インモールドラベル
JP2010160303A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Luckte Tec Co Ltd 食品容器用の遮光性印刷ラベル
JP2011102973A (ja) * 2009-10-14 2011-05-26 Yupo Corp インモールド成形用ラベル、インモールド成形品とその成形方法
US9633580B2 (en) 2009-10-14 2017-04-25 Yupo Corporation Label for in-mold molding, in-mold molded article and method for molding same
KR101335468B1 (ko) * 2013-06-24 2013-11-29 남궁선 합성수지제 차광용기 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3749914B2 (ja) 2006-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3142602B2 (ja) ラベルの付着した中空容器の製造方法
US5393603A (en) Laminated resin sheet and process for producing the same
CN101821167B (zh) 注塑成形复合容器及其制造方法
KR100557744B1 (ko) 라벨
US4705719A (en) Synthetic paper of multilayer resin films
TWI651200B (zh) 薄膜及附標籤塑膠容器
JPWO2000036040A1 (ja) ラベル
JP4516214B2 (ja) 透明ラベル
WO2003067561A1 (en) Label for in-mold molding
CN102264606B (zh) 带标签的容器及其制造方法
JP3749914B2 (ja) 遮光性樹脂容器
JP4542457B2 (ja) 耐熱ポリスチレン系樹脂発泡積層シート及びその成形品
JP2001030342A (ja) ポリオレフィン製延伸ブロー成形用インモールドラベル及びそのラベルを熱融着させた成形体
JPH11296088A (ja) 遮光性インモールドラベル及びそれを貼着した複合容器の成形方法
JP5753937B1 (ja) インモールドラベル及びラベル付きプラスチック容器
JP2005091594A (ja) インモールド成形用ラベル
JP6235489B2 (ja) ガスバリア性積層体
JP3176733B2 (ja) 積層樹脂シート及びその製造方法
JP3461555B2 (ja) 光隠蔽性に優れた複合容器
JP2025177822A (ja) 積層体、包装材及び包装袋
JP3095859B2 (ja) 積層樹脂シート
JP4501041B2 (ja) ブリスター包装用フィルム台紙及びブリスターケース
JP2025177817A (ja) シーラントフィルム、包装材及び包装袋
JP2025177836A (ja) 積層体、包装材及び包装袋
JP2005089736A (ja) 熱可塑性樹脂フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050513

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050802

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131216

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees