JPH10178609A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH10178609A
JPH10178609A JP9280102A JP28010297A JPH10178609A JP H10178609 A JPH10178609 A JP H10178609A JP 9280102 A JP9280102 A JP 9280102A JP 28010297 A JP28010297 A JP 28010297A JP H10178609 A JPH10178609 A JP H10178609A
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Masao Onuki
正夫 大貫
Akira Omura
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サムネイル画像を格納するために必要なメモ
リの容量を削減するとともに、迅速にサムネイル画像を
作成する。 【解決手段】 所定の時間以上入力がなされない場合、
CPU36は、メモリカード24に格納されている撮影
画像のうち、その日に撮影された画像のみを読み出し、
サムネイル画像を作成する。作成されたサムネイル画像
は、バッファメモリ35に格納される。再生モードが設
定された場合、CPU36は、バッファメモリ35に格
納されているサムネイル画像を読み出し、LCD6にリ
スト形式で表示する。また、電源がオフの状態とされた
場合、CPU36は、バッファメモリ35に格納されて
いるサムネイル画像を全て削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に、被写体を撮像し、画像として記録するととも
に、記録された画像を再生する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の電子カメラ等において、
撮影された画像(以下、撮影画像と略記する)を再生す
る場合は、撮影がなされた順に、撮影画像が表示される
ようになされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな再生方法では、撮影画像が再生される順序が決まっ
ているため、撮影画像を任意に選択して再生することが
できないという課題があった。
【0004】そこで、撮影画像を再生する際は、撮影画
像を所定の割合で縮小して縮小画像(以下、サムネイル
画像という)を作成し、画面上にリスト形式で表示して
おく。そして、ユーザに所望のサムネイル画像を選択さ
せることにより、任意の撮影画像を再生するようにする
ことが考えられる。
【0005】しかしながら、撮影画像は多数の画素デー
タから構成されているため、撮影画像からサムネイル画
像を作成するためには多くの処理が必要となる。従っ
て、サムネイル画像を作成するためには多大の時間を要
するという課題があった。
【0006】そこで、例えば、撮影が行われる度にサム
ネイル画像を作成し、メモリなどに記憶させておくこと
により、サムネイル画像を繰り返し作成する手間を省く
ことが考えられる。しかしながら、このような方法で
は、撮影画像を記憶させるメモリの一部がサムネイル画
像により占有されてしまうため、記録可能な撮影画像の
数が制限されるという課題があった。
【0007】本発明は以上のような状況に鑑みてなされ
たものであり、サムネイル画像の作成に要する時間を短
縮するとともに、サムネイル画像により占有されるメモ
リの領域を削減することを可能とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、被写体の画像を記録する記録手段と、記録手
段に記録された画像を所定の割合で縮小し、サムネイル
画像を作成するサムネイル画像作成手段と、サムネイル
画像作成手段を制御する制御手段と、サムネイル画像作
成手段により作成されたサムネイル画像を表示装置に出
力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の情報処理装置において
は、サムネイル画像作成手段が、所定のタイミングで、
サムネイル画像を作成するように制御手段により制御さ
れる。これにより、ユーザが、被写体を撮像しようとし
ているタイミングにおいて、サムネイル画像が作成さ
れ、被写体をなかなか撮像することができなくなってし
まうようなことが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0011】請求項1に記載の情報処理装置は、被写体
の画像を記録する記録手段(例えば、図4のメモリカー
ド24)と、記録手段に記録された画像を所定の割合で
縮小し、サムネイル画像を作成するサムネイル画像作成
手段(例えば、図12のステップS52)と、サムネイ
ル画像作成手段を制御する制御手段(例えば、図12の
ステップS50)と、サムネイル画像作成手段により作
成されたサムネイル画像を表示装置(例えば、図4のL
CD6)に出力する出力手段(例えば、図4のフレーム
メモリ47)とを備えることを特徴とする。
【0012】請求項11に記載の情報処理装置は、サム
ネイル画像作成手段によって作成されたサムネイル画像
を記録する第2の記録手段(例えば、図4のバッファメ
モリ35)を更に備え、制御手段は、記録された情報を
再生する再生モードから、情報を記録する記録モードに
変更された場合に、第2の記録手段に記録されたサムネ
イル画像を消去することを特徴とする。
【0013】請求項12に記載の情報処理装置は、サム
ネイル画像作成手段によって作成されたサムネイル画像
を記録する第2の記録手段(例えば、図4のバッファメ
モリ35)を更に備え、制御手段は、電源スイッチがO
FFの状態にされた場合に、第2の記録手段に記録され
たサムネイル画像を消去することを特徴とする。
【0014】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。
【0015】図1及び図2は、本発明を適用した電子カ
メラの一実施の形態の構成を示す斜視図である。本実施
の形態の電子カメラにおいては、被写体を撮影する場合
において、被写体に向けられる面が面X1とされ、ユー
ザ側に向けられる面が面X2とされている。面X1の上
端部には、被写体の撮影範囲の確認に用いられるファイ
ンダ2、被写体の光画像を取り込む撮影レンズ3、及
び、被写体を照明する場合に発光される発光部(フラッ
シュランプ)4が設けられている。
【0016】一方、面X1に対向する面X2の上端部
(面X1の、ファインダ2、撮影レンズ3、発光部4が
形成されている部分に対向する部分)には、上記ファイ
ンダ2、及びこの電子カメラ1に記録されている音声を
出力するスピーカ5が設けられている。また、面X2に
形成されているLCD6および操作キー7(メニューキ
ー7A、実行キー7B、クリアキー7C、キャンセルキ
ー7D、およびスクロールキー7E)は、ファインダ
2、撮影レンズ3、発光部4、及びスピーカ5よりも、
鉛直下側に形成されている。LCD6の表面上には、後
述するペン型指示装置の接触操作により、指示された位
置に対応する位置データを出力する、いわゆるタッチタ
ブレット6Aが形成されている。
【0017】このタッチタブレット6Aは、ガラス、樹
脂等の透明な材料によって構成されており、ユーザは、
タッチタブレット6Aの内側に形成されているLCD6
に表示される画像を、タッチタブレット6Aを介して観
察することができる。
【0018】操作キー7は、LCD6に記録データを再
生表示する場合などに操作されるキーであり、以下に示
すキーによって構成されている。すなわち、メニューキ
ー7Aは、LCD6上にメニュー画面を表示する場合に
操作されるキーである。実行キー7Bは、ユーザによっ
て選択された記録情報を再生する場合に操作されるキー
である。
【0019】クリアキー7Cは、記録した情報を削除す
る場合に操作されるキーである。キャンセルキー7D
は、記録情報の再生処理を中断する場合に操作されるキ
ーである。スクロールキー7Eは、LCD6に記録情報
の一覧が表示されている場合において、画面を上下方向
にスクロールさせるときに操作されるキーであり、1行
または数行単位のスクロールを行うラインスクロールア
ップキー7E−Aおよびラインスクロールダウンキー7
E−B、並びに、ページ単位のスクロールを行うページ
スクロールアップキー7E−Cおよびページスクロール
ダウンキー7E−Dにより構成されている。
【0020】電子カメラ1の上面である面Zには、音声
を集音するマイクロホン8、及び図示せぬイヤホンが接
続されるイヤホンジャック9が設けられている。
【0021】左側面(面Y1)には、被写体を撮像する
ときに操作されるレリーズスイッチ10、電源スイッチ
11、および、ACアダプタを接続するためのACアダ
プタジャック15が設けられている。
【0022】一方、面Y1に対向する面Y2(右側面)
には、音声を録音するときに操作される録音スイッチ1
2と、撮影時の連写モードを切り換えるときに操作され
る連写モード切り換えスイッチ13が設けられている。
なお、録音スイッチ12は、面Y1のレリーズスイッチ
10とほぼ同じ高さに形成されており、左右どちらの手
で持っても、違和感のないように構成されている。
【0023】なお、録音スイッチ12とレリーズスイッ
チ10の高さを、あえて異ならせることにより、一方の
スイッチを押す場合に、この押圧力によるモーメントを
打ち消すために反対側の側面を指で保持したとき、誤っ
てこの反対側の側面に設けられたスイッチが押されてし
まわないようにしてもよい。
【0024】上記連写モード切り換えスイッチ13は、
ユーザがレリーズスイッチ10を押して被写体を撮影す
るとき、被写体を1コマだけ撮影するのか、または、所
定の複数コマ撮影するのかを設定する場合に用いられ
る。例えば、連写モード切り換えスイッチ13の指針が
「S」と印刷された位置に切り換えられている(すなわ
ち、Sモードに切り換えられている)場合において、レ
リーズスイッチ10が押されると、1コマだけ撮影が行
われるようになされている。
【0025】また、連写モード切り換えスイッチ13の
指針が「L」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Lモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に8コマの撮
影が行われるようになされている(すなわち、低速連写
モードになる)。
【0026】さらに、連写モード切り換えスイッチ13
の指針が「H」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Hモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に30コマの
撮影が行われるようになされている(すなわち、高速連
写モードになる)。
【0027】次に、電子カメラ1の内部の構成について
説明する。図3は、図1及び図2に示す電子カメラの内
部の構成例を示す斜視図である。CCD20は、撮影レ
ンズ3の後段(面X2側)に設けられており、撮影レン
ズ3を介して結像する被写体の光画像を電気信号に光電
変換するようになされている。
【0028】LCD6の鉛直下側には、円柱形状の4本
のバッテリ(単3型乾電池)21が縦に並べられてお
り、このバッテリ21が発生する電力が装置の各部に供
給される。また、発光部4を発光させるための電荷を蓄
積しているコンデンサ22は、バッテリ21と並べて配
置されている。
【0029】回路基板23には、この電子カメラ1の各
部を制御する種々の制御回路が形成されている。また、
回路基板23と、LCD6及びバッテリ21の間には、
挿抜可能なメモリカード24が設けられており、この電
子カメラ1に入力される各種の情報が、メモリカード2
4の予め設定されている領域に記録される。
【0030】なお、本実施の形態においては、メモリカ
ード24は挿抜可能とされているが、回路基板23上に
メモリを設け、そのメモリに各種情報を記録するように
してもよい。また、メモリ(メモリカード24)に記録
されている各種情報を、図示せぬインタフェースを介し
て外部のパーソナルコンピュータに出力することができ
るようにしてもよい。
【0031】次に、本実施の形態の電子カメラ1の内部
の電気的構成を、図4のブロック図を参照して説明す
る。レンズ駆動回路30は、CPU36に制御され、撮
影レンズ3を光軸方向に移動させ、オートフォーカスを
実行する。複数の画素を備えているCCD20は、各画
素に結像した光画像を画像信号(電気信号)に光電変換
するようになされている。また、CCD駆動回路39
は、ディジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPとい
う)33に制御され、CCD20を駆動するようになさ
れている。
【0032】画像処理部31は、CCD20が光電変換
した画像信号を所定のタイミングで相関二重サンプリン
グすると共に、オートゲインコントロールにより、サン
プリングされた画像信号の信号値が最適となるよう制御
する。アナログ/ディジタル変換回路(以下、A/D変
換回路という)32は、画像処理部31でサンプリング
した画像信号をディジタル化してDSP33に供給する
ようになされている。
【0033】DSP33は、ディジタル化された画像信
号に後述する所定の処理を施し、圧縮伸長回路およびメ
モリコントローラ(以下、圧縮伸長回路と略記する)3
4に供給する。圧縮伸長回路34は、DSP33から供
給された画像信号(以下、単に撮影画像データという)
を圧縮し、CPU36の制御に応じて、メモリカード2
4の所定の領域(撮影画像記録領域)に格納するように
なされている。
【0034】タイマ45は、撮影した日時(年、月、
日、時刻)の情報を画像データのヘッダ情報として、メ
モリカード24の撮影画像記録領域に記録するようにな
されている(すなわち、メモリカード24の撮影画像記
録領域に記録される撮影画像データには、撮影日時のデ
ータが付随している)。
【0035】マイクロホン8は、音声を入力し(音声を
集音し)、対応する電気信号に変換して音声IC(Inte
grated Ciruit)38に供給する。音声IC38は、入
力された音声信号をA/D変換するとともに、ADPC
M(Adaptive DifferentialPulse Code Modulation)に
よる圧縮処理を施し、CPU制御バスを介してCPU3
6に供給する。
【0036】CPU36は、ディジタル化されて圧縮さ
れた音声データをCPU制御バスを介してメモリカード
24の所定の領域(音声記録領域)に記録するようにな
されている。また、このとき、メモリカード24の音声
記録領域には、録音日時のデータが音声データのヘッダ
情報として記録されるようになされている。
【0037】ユーザの操作するペン型指示装置(以下、
ペンと略記する)46によってタッチタブレット6Aの
所定の位置が押圧されると、CPU36は、タッチタブ
レット6Aの押圧された位置のX−Y座標を読み取り、
その座標データ(後述する線画情報)をバッファメモリ
35に格納するようになされている。また、CPU36
は、バッファメモリ35に格納された線画情報を、線画
情報入力日時のヘッダ情報とともに、メモリカード24
の線画情報記録領域に記録するようになされている。
【0038】フレームメモリ47は、CPU制御バスを
介して送られてきた画像データを記憶し、LCD6に表
示するようになされている。但し、圧縮処理が施された
撮影画像データは、一旦、圧縮伸長回路34に入力さ
れ、そこで、伸長されてからフレームメモリ47に供給
されるようになされている。
【0039】更に、メモリカード24から出力された音
声データは、音声IC38によりディジタル/アナログ
変換(以下、D/A変換という)が施され、アナログ信
号に変換された後、スピーカ5に供給され、音声として
出力されるようになされている。
【0040】フラッシュランプ駆動回路41は、CPU
36によって制御され、発光部4に内蔵されているフラ
ッシュランプ42を駆動するようになされている。ま
た、赤目軽減ランプ駆動回路43は、同様に、CPU3
6によって制御され、発光部4に内蔵されている赤目軽
減ランプ44を駆動するようになされている。なお、こ
の赤目軽減ランプ44は、フラッシュランプ42が点灯
される直前に発光されるようになされており、これによ
り被写体となる人物の瞳孔が閉じられるので、撮影され
た画像中の人物の目が赤くなる、いわゆる赤目を軽減す
ることができる。
【0041】検出回路40は、バッテリ21の電圧を対
応するディジタル信号に変換し、CPU36に供給す
る。CPU36は、検出回路40から供給されるディジ
タル信号により、バッテリ21の残量を検知することが
できる。
【0042】次に、本実施の形態の電子カメラ1の各種
動作について説明する。
【0043】まず、本装置の音声情報の入出力処理(但
し、音声情報のみの入出力処理)について説明する。
【0044】電源スイッチ11が操作されることにより
電子カメラ1に電源が投入された後、面Y2に設けられ
ている録音スイッチ12が押されると、音声の録音処理
(音声情報の入力処理)が開始される。音声情報はマイ
クロホン8を介して入力され、音声IC38によりA/
D変換と圧縮処理が施された後、CPU36に供給され
る。
【0045】CPU36に供給された音声データは、メ
モリカード24に供給され、音声記録領域に記録され
る。このとき、メモリカード24の音声記録領域には、
録音日時のデータが、ヘッダ情報として記録される。こ
のような動作が、録音スイッチ12を押圧している期間
中、連続して行われる。
【0046】なお、この場合における音声は、ADPC
M方式で圧縮されるようにしたが、他の圧縮方式を用い
るようにしてもよい。
【0047】次に、本実施の形態による被写体の撮影時
の動作について説明する。
【0048】第1に、面Y2に設けられている連写モー
ド切り換えスイッチ13が、Sモード(1コマだけ撮影
を行うモード)に切り換えられている場合について説明
する。最初に、面Y1に設けられている電源スイッチ1
1をユーザが操作することにより、電子カメラ1に電源
を投入する。ファインダ2で被写体を確認し、面Y1に
設けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体
の撮影処理が開始される。
【0049】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備える
CCD20上に結像する。CCD20に結像した被写体
の光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処
理部31によってサンプリングされる。画像処理部31
によってサンプリングされた画像信号は、A/D変換回
路32に供給され、そこでディジタル化されてDSP3
3に出力される。
【0050】DSP33は、RGB(Red Green Blue)
信号から色差信号を生成する処理を行うとともに、非線
形処理であるγ処理を施す。圧縮伸長回路34は、DS
P33から供給された画像データを、離散的コサイン変
換、量子化及びハフマン符号化を組み合わせたJPEG
(Joint Photografic Experts Group)方式に従って圧
縮し、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録させ
る。このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域に
は、撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報
として記録される。
【0051】なお、連写モード切り換えスイッチ13が
Sモードに切り換えられている場合においては、1コマ
の撮影だけが行われ、レリーズスイッチ10が継続して
押され続けても、それ以降の撮影は行われず、LCD6
上に撮影された画像が表示される。
【0052】第2に、連写モード切り換えスイッチ13
がLモード(1秒間に8コマの連写を行うモード)に切
り換えられている場合について説明する。電源スイッチ
11を操作することにより、電子カメラ1に電源を投入
し、面Y1に設けられているレリーズスイッチ10を押
すと、被写体の撮影処理が開始される。
【0053】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備える
CCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の
光画像は画像信号に光電変換され、画像処理部31によ
って1秒間に8回の割合でサンプリングされる。また、
このとき、画像処理部31は、CCD20の全画素のう
ち4分の1の画素をサンプリングする。
【0054】すなわち、画像処理部31は、マトリクス
状に配列されているCCD20の画素を、図5に示すよ
うに、2×2画素(4つの画素)の領域に分割し、各領
域の所定の位置に配置されている1画素の画像信号をサ
ンプリングし、残りの3画素を間引く。
【0055】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各基本単位の左上の画素aがサンプ
リングされ、その他の画素b,c,dが間引かれる。第
2回目のサンプリング時(2コマ目)においては、各基
本単位の右上の画素bがサンプリングされ、その他の画
素a,c,dが間引かれる。以下、第3回目、第4回目
のサンプリング時においては、左下の画素c、右下の画
素dが、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が
間引かれる。つまり、各画素は4回に1回だけサンプリ
ングされる。
【0056】画像処理部31によってサンプリングされ
た画像信号(CCD20の全画素中の4分の1の画素の
画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこで
ディジタル化されてDSP33に出力される。
【0057】DSP33は、ディジタル化された画像信
号に対して前述した処理を施し、圧縮伸長回路34に出
力する。圧縮伸長回路34は、画像信号に対してJPE
G方式に基づく圧縮処理を施し、CPU制御バスを介し
て、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録する。
このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域には、
撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報とし
て記録される。
【0058】第3に、連写モード切り換えスイッチ13
がHモード(1秒間に30コマの連写を行うモード)に
切り換えられている場合について説明する。電源スイッ
チ11を操作することにより、電子カメラ1の電源をO
Nの状態にし、面Y1に設けられているレリーズスイッ
チ10を押すと、被写体の撮影処理が開始される。
【0059】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、CCD20に結像す
る。複数の画素を備えるCCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理
部31によって1秒間に30回の割合でサンプリングさ
れる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20
の全画素のうち9分の1の画素をサンプリングする。
【0060】すなわち、画像処理部31は、マトリクス
状に配列されているCCD20の画素を、図6に示すよ
うに、3×3画素を1つとする領域に分割し、その1つ
の領域から、所定の位置に配置されている1画素の画像
電気信号を、1秒間に30回の割合でサンプリングし、
残りの8画素を間引く。
【0061】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリン
グされ、その他の画素b乃至iが間引かれる。第2回目
のサンプリング時(2コマ目)においては、画素aの右
側に配置されている画素bがサンプリングされ、その他
の画素a,c乃至iが間引かれる。以下、第3回目以降
のサンプリング時においては、画素c、画素d・・・
が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引
かれる。つまり、9コマ毎に各画素がサンプリングされ
る。
【0062】画像処理部31によってサンプリングされ
た画像信号(CCD20の全画素中の9分の1の画素の
画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこで
ディジタル化されてDSP33に出力される。
【0063】DSP33は、ディジタル化された画像信
号に前述の処理を施し、圧縮伸長回路34に供給する。
圧縮伸長回路34は、JPEG方式に従って画像信号に
圧縮処理を施した後、タイマ45から供給される撮影日
時をヘッダ情報として付加し、メモリカード24の撮影
画像記録領域に記録する。
【0064】次に、タッチタブレット6Aから2次元の
線画情報(ペン入力情報)を入力する場合の動作につい
て説明する。タッチタブレット6Aがペン46のペン先
で押圧されると、接触した箇所のX−Y座標がCPU3
6に供給される。このX−Y座標は、バッファメモリ3
5に格納されるとともに、フレームメモリ47の内部の
上記X−Y座標の各点に対応した箇所にデータが書き込
まれ、LCD6上に表示される。
【0065】上述したように、LCD6の表面上に形成
されているタッチタブレット6Aは、透明部材によって
構成されているので、ユーザは、LCD6上に表示され
る点(ペン46のペン先で押圧された位置の点)を観察
することができ、あたかもLCD6上に直接ペン入力を
したかのように感じることができる。また、ペン46を
タッチタブレット6A上で移動させると、LCD6上に
は、ペン46の移動に伴う線が描画される。さらに、ペ
ン46をタッチタブレット6A上で断続的に移動させる
と、LCD6上には、ペン46の移動に伴う破線が表示
される。以上のようにして、ユーザは、タッチタブレッ
ト6A(LCD6)から所望の文字、図形等の線画情報
を入力することができる。
【0066】また、LCD6上に撮影画像が表示されて
いる場合において、ペン46によって線画情報が入力さ
れると、この線画情報が、撮影画像情報とともに、フレ
ームメモリ47で合成され、LCD6上に表示される。
【0067】なお、ユーザは、図示せぬ色選択スイッチ
を操作することによって、LCD6上に表示される線画
の色を、黒、白、赤、青等の色から選択することができ
る。
【0068】ペン46によるタッチタブレット6Aへの
線画情報の入力後、操作キー7の実行キー7Bが押され
ると、バッファメモリ35に格納されている線画情報
が、入力日時のヘッダ情報とともにCPU制御バスを介
してメモリカード24に供給され、線画情報記録領域に
記録される。
【0069】なお、メモリカード24に記録される線画
情報は、圧縮処理の施された情報である。タッチタブレ
ット6Aに入力された線画情報は空間周波数成分の高い
情報を多く含んでいるので、撮影画像の圧縮に用いられ
る上記JPEG方式によって圧縮処理を行うと、圧縮効
率が悪く、情報量を削減できないので、圧縮及び伸長に
必要な時間が長くなってしまう。さらに、JPEG方式
による圧縮は、非可逆圧縮であるので、情報量の少ない
線画情報の圧縮には適していない(伸長してLCD6上
に表示した場合、情報の欠落に伴うギャザ、にじみが際
だってしまうため)。
【0070】そこで、本実施の形態においては、ファッ
クス等において用いられるランレングス法によって、線
画情報を圧縮するようにしている。ランレングス法と
は、線画画面を水平方向に走査し、黒、白、赤、青等の
各色の情報(点)の継続する長さ、及び無情報(ペン入
力のない部分)の継続する長さを符号化することによ
り、線画情報を圧縮する方法である。
【0071】このランレングス法を用いることにより、
線画情報を有効に圧縮することができ、また、圧縮され
た線画情報を伸長した場合においても、情報の欠落を抑
制することが可能になる。なお、線画情報は、その情報
量が比較的少ない場合には、圧縮しないようにすること
もできる。
【0072】また、上述したように、LCD6上に撮影
画像が表示されている場合において、ペン入力を行う
と、撮影画像データとペン入力の線画情報がフレームメ
モリ47で合成され、撮影画像と線画の合成画像がLC
D6上に表示される。その一方で、メモリカード24に
おいては、撮影画像データは、撮影画像記録領域に記録
され、線画情報は、線画情報記録領域に記録される。こ
のように、2つの情報が、各々異なる領域に記録される
ので、ユーザは、撮影画像と線画の合成画像から、いず
れか一方の画像(例えば線画)を削除することができ、
さらに、各々の画像情報を個別の圧縮方法で圧縮するこ
ともできる。
【0073】メモリカード24の音声記録領域、撮影画
像記録領域、または線画情報記録領域にデータを記録し
た後に再生モードにすると、図7に示すように、LCD
6に所定の表示が行われる。図7に示す表示例において
は、情報が記録された年月日(記録年月日)(この場
合、1996年6月30日)が画面の上端部に表示さ
れ、その記録年月日に記録された情報の記録時刻が画面
の最左端に表示されている。
【0074】記録時刻の右隣には、サムネイル画像が表
示されている。このサムネイル画像は、メモリカード2
4に記録された撮影画像データの各画像データのビット
マップデータを間引いて(縮小して)作成されたもので
ある。この表示のある情報は、撮影画像を含む情報であ
る。この表示例では、全ての情報に撮影画像情報が含ま
れている。なお、撮影画像がLまたはHモードで撮影さ
れた場合は、複数の画像の中から所定の画像(例えば、
最初の画像)が選択されてサムネイル画像が作成され
る。
【0075】また、メモ記号「*」は、線画情報として
所定のメモが記録されていることを表している。
【0076】サムネイル画像の表示領域の右側には、音
声サムネイルが表示され、録音時間の長さに対応する長
さのバー(線)が表示される(音声情報が入力されてい
ない場合は、表示されない)。
【0077】なお、この表示例においては、サムネイル
画像や音声サムネイルなどの表示の順序は、メモリカー
ド24に記録されている順番(時系列順)とされてい
る。即ち、1画面で表示することができない多数の情報
が記録されている場合に、この画面の表示処理を行う
と、最も古い記録情報が最初の行に表示され、以下、記
録日時(撮影日時、入力日時、または録音日時)が古い
順に表示されることになる。なお、このような画面の表
示方法については後述する。
【0078】ユーザは、図7に示すLCD6の所望の音
声サムネイルの一部を、ペン46のペン先で押圧して再
生する情報を選択指定し、図2に示す実行キー7Bをペ
ン46のペン先で押圧することにより、選択した情報を
再生させることができる。
【0079】例えば、図7に示す「10時16分」の右
側に表示されている音声サムネイルがペン46によって
押圧されると、CPU36は、選択された録音日時(1
0時16分)に対応する音声データをメモリカード24
から読み出し、音声IC38に供給する。音声IC38
は、音声データ(圧縮されている音声データ)に伸長処
理を施し、更にD/A変換を施してアナログ信号に変換
してスピーカ5に供給する。スピーカ5は、供給された
アナログ信号を音声に変換し、出力する。なお、イヤホ
ンジャック9に図示せぬイヤホンが接続されている場合
においては、スピーカ5からは音声が再生されず、図示
せぬイヤホンにより音声が再生される。
【0080】メモリカード24に記録した撮影画像デー
タを再生する場合、ユーザは、所望のサムネイル画像を
ペン46のペン先で押圧することにより、その情報を選
択し、続いて、実行キー7Bを押すことにより、選択し
た情報を再生させる。
【0081】CPU36は、選択された撮影日時に対応
する撮影画像データをメモリカード24から読み出し、
圧縮伸長回路34に供給する。圧縮伸長回路34に供給
された撮影画像データ(圧縮されている撮影画像デー
タ)はそこで伸長され、CPU36に再び出力される。
CPU36は、この撮影画像データをビットマップデー
タとしてフレームメモリ47に一旦格納させた後、LC
D6に表示させる。
【0082】Sモードで撮影された画像は、LCD6上
に、静止画像として表示される。この静止画像は、CC
D20の全ての画素の画像信号を再生したものであるこ
とはいうまでもない。
【0083】Lモードで撮影された画像は、LCD6上
において、1秒間に8コマの割合で連続して表示され
る。このとき、各コマに表示される画素数は、CCD2
0の全画素数の4分の1である。
【0084】人間の視覚は、静止画像の解像度の劣化に
対しては敏感であるため、静止画像の画素を間引くと、
ユーザはこれを容易に感知してしまう。しかしながら、
1秒間に8コマの画像が再生されるLモードでは、各コ
マの画素数はCCD20の画素数の4分の1になるが、
前述のように1秒間に8コマの画像が再生されるので、
単位時間当たりの情報量は、静止画像の場合に比べて2
倍になる。
【0085】すなわち、Sモードで撮影された画像の1
コマの画素数を1とすると、Lモードで撮影された画像
の1コマの画素数は1/4となる。Sモードで撮影され
た画像(静止画像)がLCD6に表示された場合、1秒
間に人間の目に入る情報量は1(=(画素数1)×(コ
マ数1))となる。一方、Lモードで撮影された画像が
LCD6に表示された場合、1秒間に人間の目に入る情
報量は2(=(画素数1/4)×(コマ数8))となる
(すなわち、人間の目には、静止画像の2倍の情報が入
る)。従って、1コマ中の画素の数を4分の1にした場
合でも、再生時において、ユーザは、画質の劣化をさほ
ど気にしない。
【0086】さらに、本実施の形態においては、各コマ
毎に異なる画素をサンプリングし、そのサンプリングし
た画素をLCD6に表示するようにしているので、人間
の目に残像効果が起こり、1コマ当たり4分の3画素を
間引いたとしても、ユーザは、画質の劣化をさほど気に
することなく、LCD6に表示されるLモードで撮影さ
れた画像を観察することができる。
【0087】また、Hモードで撮影された画像は、LC
D6上において、1秒間に30コマの割合で連続して表
示される。このとき、各コマに表示される画素数は、C
CD20の全画素数の9分の1であるが、Lモードの場
合と同様の理由で、ユーザは、画質の劣化をさほど気に
することなくLCD6に表示されるHモードで撮影され
た画像を観察することができる。
【0088】本実施の形態においては、Lモード及びH
モードで被写体を撮像する場合、画像処理部31が、再
生時における画質の劣化が気にならない程度にCCD2
0の画素を間引くようにしているので、DSP33と圧
縮伸長回路34の負荷を低減することができ、これら
を、低速度、低電力で作動させることができる。また、
このことにより、装置の低コスト化及び低消費電力化が
可能になる。
【0089】次に、本発明を適用したサムネイル画像の
表示および作成方法について説明する。
【0090】図8は、画像と音声の記録の履歴を示して
いる。この図において、下向きの矢印(↓)は、矢印に
よって指示される時点において画像が撮影されたことを
示しており、また、矢印の上端に付加されている丸
(○)は、音声が同時に録音されたことを示している。
これらの画像や音声は、メモリカード24の撮影画像記
録領域と音声記録領域にそれぞれ格納されている。
【0091】図9は、メモリカード24に記録されてい
る画像からサムネイル画像を作成し、図7に示すような
表示を行う際の処理の一例を説明するフローチャートで
ある。
【0092】この処理は、電子カメラ1が再生モードに
設定された場合に実行される。即ち、メニューキー7A
がペン46により押圧されることにより表示される図示
せぬメニューの中から再生モードが選択された場合、C
PU36は、ステップS1の処理を実行する。
【0093】CPU36は、ステップS1において、最
初に処理しようとする撮影画像データの序数(メモリカ
ード24に記録されている順序を示す数)が格納されて
いる変数startの内容を変数iに代入する。図7に
示す表示例では、6月30日に撮影された画像Vが最初
に処理しようとする撮影画像であるので、startに
は序数22が格納されており、ステップS1の処理によ
り、iに値22が代入されることになる。
【0094】ステップS2において、CPU36は、第
i番目の撮影画像データをメモリカード24から読み出
す。そして、ステップS3に進み、第i番目の撮影画像
を所定の割合で縮小し、サムネイル画像を作成する。
【0095】続くステップS4において、CPU36
は、サムネイル画像をバッファメモリ35に格納すると
共に、LCD6に表示させる。
【0096】いま、i=22であるので、CPU36
は、メモリカード24に記憶されている第22番目の撮
影画像データVを読み出し、所定の割合で縮小してサム
ネイル画像を作成する。そして、得られたサムネイル画
像をバッファメモリ35に格納するとともに、LCD6
上に撮影日時に続けて表示する。その結果、図7に示す
ように、記録時刻(10:05)と撮影画像Vに対する
サムネイル画像が表示されることになる。
【0097】次に、CPU36は、ステップS5に進
み、変数iの値を1だけインクリメントする。ステップ
S6では、第i番目の撮影画像データが存在するか否か
が判定され、第i番目の撮影画像データが存在する(Y
ES)と判定された場合は、ステップS7に進み、ま
た、第i番目の撮影画像データが存在しない(NO)と
判定された場合は、処理を終了する(エンド)。
【0098】ステップS7では、画面が一杯であるか否
かが判定される。即ち、LCD6に新たなサムネイル画
像を表示するスペースが存在するか否かが判定される。
その結果、画面が一杯である(YES)と判定された場
合は、処理を終了する(エンド)。また、画面が一杯で
はない(NO)と判定された場合は、ステップS2に戻
り同様の処理が繰り返される。
【0099】いま、i=22であるので、ステップS5
の処理の結果i=23となり、ステップS6の処理で
は、第23番目の撮影画像データが存在する(YES)
と判定され、ステップS7に進む。ステップS7では、
画面がまだ一杯ではないことから、NOと判定され、ス
テップS2に戻り同様の処理が繰り返されることにな
る。
【0100】そして、以上のような処理は、撮影画像デ
ータV乃至Zに対して実行され、その結果、図7に示す
ように、これらの撮影画像データに対するサムネイル画
像が表示されることになる。なお、撮影画像データZに
対する処理が終了した後は、ステップS6において、第
27番目の撮影画像データが存在しない(NO)と判定
され、処理を終了することになる(エンド)。
【0101】なお、以上の説明では、簡略化のために音
声サムネイルとメモ記号の表示処理の説明は省略した。
また、以上の処理では、startを始点として、撮影
された順(図8の左から右へ向かう順)にサムネイル画
像を作成するようにしたが、例えば、endを終点(最
下行)として、撮影日時が新しい順(図8の右から左へ
向かう順)にサムネイル画像を作成するようにしてもよ
い。
【0102】次に、図7に示す表示画面において、スク
ロールキー7Eが押圧された場合の処理について、図1
0を参照して説明する。
【0103】この処理は、例えば、図9に示す処理が終
了した後に続いて実行される。CPU36は、ステップ
S20において、画面の最上行に現在表示されているサ
ムネイル画像に対応する撮影画像の序数(以下、サムネ
イル画像の序数と略記する)を変数tに代入し、同様
に、画面の最下行に現在表示されているサムネイル画像
の序数を変数bに代入する。また、変数nには、1回の
スクロールにより新たに表示されるサムネイル画像の個
数を代入する。例えば、1行ずつスクロールさせる場合
は、変数nに1が代入する。更に、変数mには、画面に
1度に表示可能なサムネイル画像の個数を代入する。
【0104】ステップS21では、CPU36は、スク
ロールキー7Eが押圧されたか否かを判定する。その結
果、上方(図7の上方)に行単位のスクロールを行うた
めのラインスクロールアップキー7E−Aが押圧された
(1)とCPU36が判定した場合は、ステップS22
に進み、また、下方(図7の下方)に行単位のスクロー
ルを行うためのラインスクロールダウンキー7E−Bが
押圧された(2)と判定した場合は、ステップS27に
進む。更に、CPU36が、スクロールキー7Eが押圧
されていない(3)と判定した場合は、処理を終了する
(エンド)。
【0105】いま、例えば、上方にスクロールを行うた
めのラインスクロールアップキー7E−Aが押圧された
とすると、ステップS22の処理に分岐することにな
る。
【0106】ステップS22では、第(t−n)番目の
撮影画像データが存在するか否かが判定される。即ち、
画面の最上行に現在表示されているサムネイル画像の序
数から、1回のスクロールにより新たに表示されるサム
ネイル画像の個数が減算され、得られた値に対応する序
数の画像データが存在するか否かが判定される。その結
果、第(t−n)番目の撮影画像データが存在する(Y
ES)と判定された場合は、ステップS23の処理をス
キップし、ステップS24に進む。また、第(t−n)
番目の撮影画像データが存在しない(NO)と判定され
た場合は、ステップS23の処理に進む。
【0107】ステップS23の処理では、スクロールが
実行された後に画面の最上行に新たに表示されるサムネ
イル画像を、第1番目の撮影画像データに対応するもの
にするため、変数tに値(n+1)が代入される。即
ち、値(t−n)≦0である場合は、対応する撮影画像
データが存在しないため、ステップS24以下の処理に
おいて、正常な処理を実行するために、変数tに値(n
+1)を代入する。その結果、例えば、後述するステッ
プS24の処理においては、第1(=t−n=(n+
1)−n=1)番目の撮影画像データを先頭としてサム
ネイル画像が作成されることになる。
【0108】ステップS24では、第(t−n)番目乃
至第(t−1)番目の撮影画像データからサムネイル画
像が作成され、バッファメモリ35に格納される。
【0109】いま、n=2(2行ずつスクロールされる
ことを示す)であり、また、図7に示すように、t=2
2,b=26,m=5であるとすると、第20(=t−
n=22−2)番目の撮影画像(撮影画像T)は存在す
るので、ステップS22において、YESと判定され、
ステップS24に進む。そして、ステップS24では、
第20(=t−n=22−2)番目と第21(=t−1
=22−1)番目の撮影画像データからサムネイル画像
が作成され、バッファメモリ35に格納される。なお、
これらのサムネイル画像は、スクロールの結果、画面上
に新規に表示される分である。
【0110】ステップS25では、第(t−n)番目乃
至第(t−n+m−1)番目のサムネイル画像がLCD
6上に表示される。そして、ステップS26に進み、第
(t−n+m)番目乃至第(t+m−1)番目のサムネ
イル画像がバッファメモリ35より削除され、処理を終
了する(エンド)。
【0111】いま、前述のようにt=22であることか
ら、ステップS25の処理では、第20(=t−n=2
2−2)番目乃至第24(=t−n+m−1=22−2
+5−1)番目のサムネイル画像が図11に示すように
LCD6上に表示される。即ち、バッファメモリ35に
新たに記憶された第20番目(撮影画像T)と第21番
目(撮影画像U)のサムネイル画像と、以前に記憶され
た第22番目乃至第24番目(撮影画像V乃至X)のサ
ムネイル画像がLCD6上に表示されることになる。
【0112】ステップS26では、第25(=t−n+
m=22−2+5)番目と第26(=t+m−1=22
+5−1)番目のサムネイル画像がバッファメモリ35
から削除され、処理を終了する(エンド)。即ち、第2
5番目と第26番目のサムネイル画像は、スクロールに
より画面から消去される分であるので、これらのサムネ
イル画像は、バッファメモリ35より削除される。
【0113】次に、ステップS21において、ラインス
クロールダウンキー7E−Bが押圧された場合について
説明する。
【0114】ステップS21において、ラインスクロー
ルダウンキー7E−Bが押圧された(2)と判定された
場合は、ステップS27に分岐する。ステップS27で
は、第(b+n)番目の撮影画像データが存在するか否
かが判定される。その結果、第(b+n)番目の撮影画
像データが存在する(YES)と判定された場合は、ス
テップS28の処理をスキップし、ステップS29の処
理に進む。また、第(b+n)番目の撮影画像データが
存在しない(NO)と判定された場合は、ステップS2
8の処理に進む。
【0115】ステップS28の処理においては、スクロ
ールの結果、画面の最下行に新たに表示されるサムネイ
ル画像を最後(第N番目)の撮影画像データに対応する
ものとするために、変数bに値(N−n)が代入され
る。即ち、値(b+n)>Nである場合は、対応する撮
影画像データが存在しないため、ステップS29以下の
処理において、正常な処理を実行するために、変数bに
値(N−n)を代入する。その結果、例えば、後述する
ステップS29の処理においては、第N(=b+n=
(N−n)+n)番目の撮影画像データを末尾としてサ
ムネイル画像が作成されることになる。
【0116】ステップS29の処理においては、第(b
+1)番目乃至第(b+n)番目の撮影画像データから
サムネイル画像が作成され、バッファメモリ35に格納
される。
【0117】いま、例えば、N=26(図8における場
合)であり、画面上に第1番目乃至第5番目のサムネイ
ル画像が表示されているとする。即ち、b=5,m=5
であり、また、n=2であるとする。このとき、ライン
スクロールダウンキー7E−Bが押圧されたとすると、
ステップS21において、ラインスクロールダウンキー
7E−Bが押圧された(2)と判定され、ステップS2
7に分岐する。
【0118】ステップS27では、第7(=b+n=5
+2)番目の撮影画像データは存在するので、YESと
判定され、ステップS29に進む。ステップS29にお
いては、第6(=b+1=5+1)番目と第7(=b+
n=5+2)番目の撮影画像データからサムネイル画像
が作成され、バッファメモリ35に格納される。
【0119】ステップS30においては、第(b+n−
m+1)番目乃至第(b+n)番目のサムネイル画像が
LCD6上に表示されることになる。そして、ステップ
S31に進み、第(b−m+1)番目乃至第(b+n−
m)番目のサムネイル画像がバッファメモリ35より削
除され、処理を終了する(エンド)。
【0120】いま、b=5であるので、ステップS30
の処理では、第3(=b+n−m+1=5+2−5+
1)番目乃至第7(=b+n=5+2)番目のサムネイ
ル画像が表示される。即ち、画面が下方に2行分だけス
クロールされる。そして、ステップS31の処理に進
み、第1(=b−m+1=5−5+1)番目と第2(=
b+n−m=5+2−5)番目のサムネイル画像がバッ
ファメモリ35から削除され、処理を終了することにな
る(エンド)。
【0121】次に、ステップS22またはステップS2
7において、NOと判定された場合の処理について説明
する。
【0122】いま、画面上に第2番目乃至第6番目のサ
ムネイル画像が表示されている場合に(t=2,m=5
である場合に)、ラインスクロールアップキー7E−A
が押圧されたとする。このとき、n=2(2行ずつスク
ロールすることを示す)であるとすると、ステップS2
2において、第0(=t−n=2−2)番目の撮影画像
データは存在しない(NO)と判定され、ステップS2
3に進む。
【0123】ステップS23では、変数tに値3(=n
+1=2+1)が代入され、ステップS24に進む。ス
テップS24では、第1(=t−n=3−2)番目の撮
影画像データからサムネイル画像が作成され、バッファ
35に格納される。なお、第2番目のサムネイル画像
は、バッファメモリ35に既に格納されているので、第
2番目の撮影画像データに対する処理は実行されない。
【0124】ステップS25の処理では、第1(=t−
n=3−2)番目乃至第5(=t−n+m−1=3−2
+5−1)番目のサムネイル画像がLCD6に表示され
る。そして、ステップS26において、第6(=t−n
+m=3−2+5)番目のサムネイル画像がバッファメ
モリ35より削除される。なお、この例では、第7(=
t+m−1=3+5−1)番目のサムネイル画像は、作
成されていないので、第7番目のサムネイル画像を削除
する処理は実行されない。
【0125】続いて、ステップS27においてNOと判
定された場合の処理について説明する。
【0126】いま、画面上に第21番目乃至第25番目
のサムネイル画像が表示されている場合に(b=25,
m=5であり、また、N=26である場合に)、ライン
スクロールダウンキー7E−Bが押圧されたとする。こ
のとき、n=2(2行ずつスクロールすることを示す)
であるとすると、ステップS27において、第27(=
b+n=25+2)番目の撮影画像データは存在しない
(NO)と判定され、ステップS28に進む。
【0127】ステップS28では、変数bに値24(=
N−n=26−2)が代入され、ステップS29に進
む。ステップS29では、第26番目の撮影画像データ
からサムネイル画像が作成され、バッファメモリ35に
格納される。即ち、ステップS29の処理では、第25
(=b+1=24+1)番目乃至第26(=b+n=2
4+2)番目の撮影画像データからサムネイル画像が作
成されることになるが、第25番目のサムネイル画像は
既に作成されているので、第26番目のサムネイル画像
のみが作成されることになる。
【0128】続くステップS30では、第22(=b+
n−m+1=24+2−5+1)番目乃至第26(=b
+n=24+2)番目のサムネイル画像がLCD6に表
示される。そして、ステップS31においては、第21
(=b+n−m=24+2−5)番目のサムネイル画像
がバッファメモリ35より削除される。即ち、ステップ
S31の処理では、第20(=b−m+1=24−5+
1)番目乃至第21(=b+n−m=24+2−5)番
目のサムネイル画像がバッファメモリ35より削除され
ることになるが、第20番目のサムネイル画像は存在し
ないので、第21番目のサムネイル画像のみが削除され
ることになる。そして、処理を終了する(エンド)。
【0129】以上のような処理によれば、電子カメラ1
が再生モードにされた場合に、1画面分のサムネイル画
像が作成され、バッファメモリ35に格納されるととも
に、LCD6に表示される。そして、画面上にサムネイ
ル画像が表示された状態において、スクロールキー7E
が押圧されると、スクロールにより新たに画面表示され
るサムネイル画像が作成され、バッファメモリ35に格
納されるとともにLCD6に表示される。また、スクロ
ールの結果、画面から消去されるサムネイル画像は、バ
ッファメモリ35からも削除される。従って、バッファ
メモリ35には常に1画面分のサムネイル画像が記憶さ
れていることになる。
【0130】このように、1画面分のサムネイル画像を
バッファメモリ35に格納しておくのは、例えば、サム
ネイル画像を表示している画面(図7参照)から他の画
面(例えば、特定のサムネイル画像に対応する撮影画像
を再生する画面)に移行された(サムネイル画像が画面
から消去された)後に、元の画面に復帰する際に、サム
ネイル画像を再度作成する手間を省くためである。
【0131】なお、バッファメモリ35に格納されてい
るサムネイル画像は、再生モードから記録モードに変更
された場合に削除するようにしてもよい。
【0132】また、以上の実施の形態では、1画面分の
サムネイル画像を作成し、バッファメモリ35に格納し
ておくようにしたが、例えば、1画面分のサムネイル画
像と、スクロールが実行された際に新たに表示されるサ
ムネイル画像(例えば、上下1行分または1画面分のサ
ムネイル画像)を作成してバッファメモリ35に格納し
ておくようにしてもよい。そのような構成によれば、ス
クロールキー7Eが押圧された場合に、迅速にスクロー
ルを実行することが可能となる。
【0133】更に、以上の実施の形態では、行単位でス
クロールを行う場合についてのみ説明したが、変数nの
値を適当に選択することにより、画面単位でスクロール
を実行することも可能である。即ち、ページスクロール
アップキー7E−Cまたはページスクロールダウンキー
7E−Dが押圧された場合には、変数nに変数mの値を
代入し(1回のスクロールにより新たに表示されるサム
ネイル画像の個数nを1画面に表示可能なサムネイルの
個数mとし)、図10に示す処理を実行することによ
り、ページ単位のスクロールを実行することができる。
【0134】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。
【0135】図12に示すフローチャートは、所定の時
間以上入力がなされない場合に、サムネイル画像を作成
する処理を説明するフローチャートである。
【0136】この処理は、電子カメラ1の電源スイッチ
11がオンの状態にされた場合に、選択されているモー
ドに関係なく所定の時間(例えば、5秒)毎に実行され
る。ステップS50の処理が実行されるとCPU36
は、所定の時間(例えば、1分)以上入力がなされてい
ないか否かを判定する。その結果、1分以上入力がなさ
れていない(YES)と判定した場合は、ステップS5
1に進み、また、入力がなされた(NO)と判定した場
合は、処理を終了する(エンド)。
【0137】ステップS51の処理では、その日(スイ
ッチが投入された日)の午前0時以降に最初に撮影され
た画像の序数が変数iに代入される。次のステップS5
2の処理では、第i番目の撮影画像データからサムネイ
ル画像が作成され、バッファメモリ35に格納される。
そして、ステップS53において、変数iの値が1だけ
インクリメントされ、ステップS54に進む。
【0138】ステップS54の処理では、第i番目の撮
影画像データが存在するか否かが判定される。その結
果、第i番目の撮影画像データが存在する(YES)と
判定された場合は、ステップS52に戻り同様の処理が
繰り返される。また、第i番目の撮影画像データが存在
しない(NO)と判定された場合は、処理を終了する
(エンド)。
【0139】いま、電子カメラ1の電源スイッチ11が
オンの状態にされてから1分以上入力がなされていない
とすると、ステップS50においてYESと判定され、
ステップS51に進む。仮に、電源スイッチ11がオン
の状態とされた日にちが6月30日であるとすると、6
月30日の午前0時以降に最初に撮影された画像は、撮
影画像V(図8参照)であることから、ステップS51
では、この撮影画像Vの序数22が変数iに代入され
る。
【0140】そして、ステップS52に進み、第22番
目の撮影画像データからサムネイル画像が作成され、バ
ッファメモリ35に格納される。続くステップS53に
おいて、変数iの値22が1だけインクリメントされ、
i=23となる。
【0141】ステップS54では、第23番目の撮影画
像データが存在することからYESと判定され、ステッ
プS52に戻り同様の処理が繰り返される。その結果、
第22番目乃至第26番目の撮影画像(撮影画像V乃至
Z)に対するサムネイル画像が作成され、バッファメモ
リ35に格納されることになる。
【0142】このように、所定の時間以上入力がない場
合に、サムネイル画像を作成するようにすれば、所定の
時間以上入力がないということは、ユーザが、電子カメ
ラを直ちに操作する可能性が少ないので、いわば、電子
カメラ1の使用されていない期間を検出して、その空き
時間にサムネイル画像を作成することになる。従って、
ユーザが、電子カメラを使用しようとした場合におい
て、サムネイル画像が作成中であり、作成終了まで使用
ができなくなったり、ユーザの操作に対する応答が遅く
なるといったような事態が発生することが防止される。
【0143】なお、以上の実施の形態では、一旦処理が
開始されると、サムネイル画像の作成処理(ステップS
52乃至54の処理)が終了するまでは、ユーザからの
入力を受け付けない状態となる。そこで、ユーザが入力
を行った場合は、サムネイル画像の作成処理を一旦中断
し、入力に対する処理が終了した後に、サムネイル画像
の作成処理を再開するようにしてもよい。また、以上の
実施の形態では、記録日時の古い撮影画像から順にサム
ネイル画像を作成するようにしたが、記録日時の新しい
撮影画像から順にサムネイル画像を作成するようにして
もよい。
【0144】図13は、図12の処理により作成された
サムネイル画像をLCD6に表示する処理の一例を説明
するフローチャートを示している。なお、この処理は、
電子カメラ1が再生モードにされた場合に実行される。
【0145】ステップS70において、CPU36は、
変数iを1に初期設定する。続くステップS71では、
CPU36は、バッファメモリ35に格納されている第
i番目のサムネイル画像を読み出し、LCD6に表示す
る。
【0146】そして、ステップS72に進み、変数iの
値が1だけインクリメントされ、ステップS73におい
て、第i番目のサムネイル画像がバッファメモリ35に
存在するか否かが判定される。その結果、第i番目のサ
ムネイル画像が存在する(YES)と判定された場合は
ステップS74に進み、また、第i番目のサムネイル画
像が存在しない(NO)と判定された場合は処理を終了
する(エンド)。
【0147】ステップS74では、画面が一杯か否かが
判定される。その結果、画面が一杯である(YES)と
判定された場合は処理を終了する(エンド)。また、画
面が一杯ではない(NO)と判定された場合はステップ
S71に戻り同様の処理が繰り返される。
【0148】いま、図12の処理の結果、第22番目乃
至第26番目の撮影画像(撮影画像V乃至Z)に対する
サムネイル画像がバッファメモリ35に格納されている
場合に、図13に示す処理が実行されたとする。その場
合、ステップS71の処理において、第1番目のサムネ
イル画像(撮影画像Vに対するサムネイル画像)がバッ
ファメモリ35より読み出され、LCD6の最上行に表
示される。そして、ステップS73の処理では、第2番
目のサムネイル画像が存在する(YES)と判定され、
ステップS71に戻り同様の処理が繰り返される。その
結果、図7に示すように、6月30日に撮影された撮影
画像V乃至Zから作成されたサムネイル画像が画面上に
表示されることになる。
【0149】図14は、図12の処理により作成され、
バッファメモリ35に格納されているサムネイル画像を
削除するための処理の一例を説明するフローチャートで
ある。なお、本実施の形態のCPU36は、低消費電力
型であるので、常に通電状態とされている。従って、電
源スイッチ11がオフの状態とされた場合でも、CPU
36は所定の処理を実行することが可能である。
【0150】CPU36は、ステップS90において、
電源スイッチ11がオフの状態にされたか否かを判定す
る。その結果、電源スイッチ11がオフの状態にされて
いない(NO)と判定した場合は処理を終了し(エン
ド)、また、電源スイッチ11がオフの状態とされた
(YES)と判定した場合はステップS91に進む。
【0151】ステップS91において、CPU36は変
数iを1に初期設定する。そして、ステップS92に進
み、第i番目のサムネイル画像をバッファメモリ35よ
り削除する。そして、ステップS93に進み、変数iの
値を1だけインクリメントする。
【0152】ステップS94では、第i番目のサムネイ
ル画像が存在するか否かが判定される。そして、第i番
目のサムネイル画像が存在する(YES)と判定された
場合はステップS92に戻り同様の処理が繰り返され
る。また、ステップS94において、第i番目のサムネ
イル画像が存在しない(NO)と判定された場合は、処
理を終了する(エンド)。
【0153】いま、図12の処理が実行された結果、バ
ッファメモリ35に第22番目乃至第26番目の撮影画
像(撮影画像V乃至Z)に対するサムネイル画像が格納
されているとする。このとき、電源スイッチ11がオフ
の状態とされると、ステップS90においてYESと判
定され、ステップS92において、バッファメモリ35
に記憶されている第1番目のサムネイル画像(撮影画像
Vに対するサムネイル画像)が削除される。ステップS
94では、第2番目のサムネイル画像が存在することか
らYESと判定され、ステップS92に戻り同様の処理
が繰り返される。その結果、バッファメモリ35に記憶
されている第1番目乃至第5番目のサムネイル画像(図
8に示す、撮影画像V乃至Zに対するサムネイル画像)
が次々と削除されていくことになる。そして、第5番目
のサムネイル画像が削除された時点で処理を終了する
(エンド)。
【0154】以上のような処理によれば、電源投入後、
所定の時間以上入力がなされない場合に、サムネイル画
像の作成処理が実行され、作成されたサムネイル画像が
順次バッファメモリ35に格納されていく。このように
して作成されたサムネイル画像は、再生モードにされた
場合にLCD6に表示されることになる。また、電源ス
イッチがオフの状態にされると、バッファメモリ35に
格納されているサムネイル画像が削除されることにな
る。
【0155】なお、以上の実施の形態においては、1画
面分、または、1日分のサムネイル画像を作成するよう
にしたが、メモリカード24に記憶されている全ての撮
影画像のサムネイル画像を作成するようにしてもよい。
【0156】図15は、さらに他の実施の形態を表して
いる。この実施の形態においては、サムネイル画像が、
撮影が行われるたびに作成されるようになされている。
【0157】すなわち、最初にステップS100におい
て、レリーズスイッチ10がオンされたか否かが判定さ
れる。レリーズスイッチ10がオンされていない場合に
は、オンされるまで待機する。ステップS100におい
て、レリーズスイッチ10がオンされたと判定された場
合、ステップS101に進み、CPU36は、これから
撮影するコマの番号jの値を変数iに代入する。そし
て、ステップS102において、i番目の画像を撮影す
る。この撮影の処理は、既に説明してあるので、ここで
は省略する。
【0158】そして、ステップS103に進み、CPU
36は、変数iを1だけインクリメントする。さらにス
テップS104に進み、CPU36は、連写モード切り
換えスイッチ13が、LモードまたはHモードに切り換
えられているか否かが判定される(連写モードであるか
否かが判定される)。連写モード切り換えスイッチ13
が、LモードまたはHモードのいずれにも設定されてい
ない場合(Sモードに設定されている場合)、ステップ
S106に進み、CPU36は、j番目からi番目まで
の撮影データのサムネイル画像を作成する。いまの場
合、j=iであるから、いま撮影した画像のサムネイル
画像が作成され、バッファメモリ35に記憶される。
【0159】これに対して、ステップS104におい
て、連写モード切り換えスイッチ13が、Lモードまた
はHモードに設定されていると判定された場合(連写モ
ードが設定されていると判定された場合)、ステップS
105に進み、CPU36は、レリーズスイッチ10
が、まだオンされているか否かを判定する。レリーズス
イッチ10が、まだオンされている場合には、ステップ
S102に戻り、次の画像が撮影される。
【0160】以上のようにして、連写モードが設定され
ている場合には、レリーズスイッチ10がオンされてい
る期間、連続して撮影が行われる。そして、撮影が行わ
れている期間、ステップS106のサムネイル画像作成
処理は実行されない。すなわち、連写モードにおいて
は、実質的にサムネイル作成処理が禁止される。
【0161】連写モードが設定されている場合にも、1
コマの撮影が行われる毎に、サムネイル画像を作成する
ようにすることも可能である。しかしながら、そのよう
にすると、サムネイル画像の作成処理に時間がかかり、
単位時間あたりに8枚(Lモードの場合)、または、3
0枚(Hモードの場合)のコマを連続的に撮影すること
が困難になり、連写速度が遅くなってしまうおそれがあ
る。そこで、この実施の形態においては、連写モード時
の撮影動作中のサムネイル画像作成処理は禁止される。
【0162】そして、ステップS105において、レリ
ーズスイッチ10がオフされたと判定された場合、ステ
ップS106に進み、j番目からi番目までの撮影デー
タのサムネイル画像が作成される。すなわち、連写モー
ドにおいて撮影した各コマのサムネイル画像が作成され
る。
【0163】上述したように、Lモード時においては、
1秒間に8コマの撮影が行われ、Hモード時において
は、1秒間に30コマの撮影が行われる。従って、Lモ
ード時においては、Hモード時における場合に較べて、
時間的余裕がある。そこで、Hモードが設定されている
場合にだけ、撮影動作中、サムネイル画像の作成を禁止
し、Lモードが設定されている場合、およびSモードが
設定されている場合には、1コマ撮影が行われる毎に、
サムネイル画像を作成するようにしてもよい。図16
は、この場合の処理例を表している。
【0164】図16のステップS110乃至S113の
処理は、図15のステップS100乃至S103の処理
と同様の処理である。すなわち、レリーズスイッチ10
がオンされると、1コマの撮影が行われ、変数iが1だ
けインクリメントされる。そして、ステップS114に
おいて、連写モード切り換えスイッチ13がHモードに
設定されているか否かが判定される。連写モード切り換
えスイッチ13がHモードに設定されている場合には、
ステップS115に進み、レリーズスイッチ10がオン
されているか否かが判定される。レリーズスイッチ10
がオンされている場合には、ステップS112に戻り、
それ以降の処理が繰り返し実行される。ステップS11
5において、レリーズスイッチ10がオンされていない
と判定された場合(オフされていると判定された場
合)、ステップS116に進み、j番目からi番目まで
の撮影画像のサムネイル画像が作成される。すなわち、
Hモードが設定されている場合における処理は、図15
に示した場合と同様となる。
【0165】これに対して、ステップS114におい
て、連写モード切り換えスイッチ13がHモードに設定
されていないと判定された場合(Lモードに設定されて
いるか、またはSモードに設定されていると判定された
場合)、ステップS117に進み、CPU36は、i番
目の撮影データのサムネイル画像を作成する処理を実行
する。すなわち、いま撮影した1コマの画像のサムネイ
ル画像が作成される。次に、ステップS118に進み、
連写モード切り換えスイッチ13が、Lモードに設定さ
れているか否かが判定される。連写モード切り換えスイ
ッチ13が、Lモードに設定されていないと判定された
場合(Sモードに設定されていると判定された場合)、
処理が終了される。すなわち、連写モード切り換えスイ
ッチ13が、Sモードに設定されている場合における処
理も、図15に示した場合と同様となる。
【0166】これに対して、ステップS118におい
て、連写モード切り換えスイッチ13がLモードに設定
されていると判定された場合、ステップS119に進
み、レリーズスイッチ10が、まだオンされているか否
かが判定され、まだオンされていると判定された場合に
は、ステップS112に戻り、それ以降の処理が繰り返
し実行される。すなわち、連写モード切り換えスイッチ
13が、Lモードに設定されている場合には、1コマ撮
影される毎に、そのサムネイル画像が作成される。そし
て、ステップS119において、レリーズスイッチ10
がオンされていないと判定された場合(オフされている
と判定された場合)、処理が終了される。
【0167】CPU36の処理に時間的余裕がある場合
には、このように、Hモードが設定されている場合にだ
け、撮影動作中のサムネイル画像作成処理を禁止し、S
モードまたはLモードが設定されている場合には、1コ
マの撮影が行われる毎に、サムネイル画像を作成するこ
とができる。
【0168】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の情報処理
装置によれば、サムネイル画像を作成するサムネイル画
像作成手段を制御手段で制御するようにしたので、サム
ネイル画像を必要に応じて作成することが可能となり、
サムネイル画像を迅速に作成することができるととも
に、サムネイル画像を記憶させるために必要なメモリの
容量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置を適用した電子カメラの
構成の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電子カメラの面X1に対向する側か
ら見た場合の斜視図である。
【図3】図1または図2に示す電子カメラの内部の構成
を示す斜視図である。
【図4】図1または図2に示す電子カメラの電気的な構
成を示すブロック図である。
【図5】Lモードにおける画素の間引き処理を説明する
図である。
【図6】Sモードにおける画素の間引き処理を説明する
図である。
【図7】記録された情報を再生する場合の表示画面の表
示例である。
【図8】画像と音声の記録履歴の一例を示す図である。
【図9】1画面分のサムネイル画像を作成し、表示する
処理の一例を説明するフローチャートである。
【図10】図9の処理により表示された表示画面におい
て、スクロールを実行する処理の一例を説明するフロー
チャートである。
【図11】図10に示す処理により、スクロールが実行
された後の表示の一例を示す図である。
【図12】所定の時間以上入力がなされない場合にサム
ネイル画像を作成する処理の一例を説明するフローチャ
ートである。
【図13】図12の処理により作成されたサムネイル画
像を表示する処理の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図14】電源スイッチがオフの状態とされた場合にサ
ムネイル画像を削除する処理を説明するフローチャート
である。
【図15】レリーズスイッチがオンされた場合にサムネ
イル画像を作成する処理の例を説明するフローチャート
である。
【図16】レリーズスイッチがオンされた場合にサムネ
イル画像を作成する他の処理の例を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
24 メモリカード 35 バッファメモリ 36 CPU 47 フレームメモリ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像し、画像として記録すると
    ともに、記録された画像を再生する情報処理装置におい
    て、 前記被写体の画像を記録する記録手段と、 前記記録手段に記録された前記画像を所定の割合で縮小
    し、サムネイル画像を作成するサムネイル画像作成手段
    と、 前記サムネイル画像作成手段を制御する制御手段と、 前記サムネイル画像作成手段により作成された前記サム
    ネイル画像を表示装置に出力する出力手段とを備えるこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記サムネイル画像作
    成手段を制御し、前記表示装置の1画面上に表示可能な
    個数の前記サムネイル画像を作成させることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記サムネイル画像作
    成手段を制御し、前記表示装置の1画面上に表示可能な
    個数の前記サムネイル画像と、前記表示装置の画面がス
    クロールされた場合に新たに表示される所定の個数の前
    記サムネイル画像を作成させることを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記サムネイル画像作
    成手段を制御し、所定の時刻よりも前または後に記録さ
    れた前記画像の前記サムネイル画像を作成させることを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、記録された画像を再生
    する再生モードが設定された場合に、前記サムネイル画
    像作成手段を制御し、前記サムネイル画像を作成させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の情報
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、電源スイッチがONの
    状態にされた場合に、前記サムネイル画像作成手段を制
    御し、前記サムネイル画像を作成させることを特徴とす
    る請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記表示装置の画面が
    スクロールされた場合に、前記サムネイル画像作成手段
    を制御し、前記画面に新たに表示される前記サムネイル
    画像を作成させることを特徴とする請求項1または2に
    記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、所定の時間以上操作が
    なされない場合に、前記サムネイル画像作成手段を制御
    し、前記サムネイル画像を作成させることを特徴とする
    請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記サムネイル画像作
    成手段を制御し、記録日時が新しい画像、または古い画
    像から順に前記サムネイル画像を作成させることを特徴
    とする請求項1乃至8の何れかに記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記サムネイル画像
    作成手段を制御し、前記表示装置に表示される順に前記
    サムネイル画像を作成させることを特徴とする請求項1
    乃至8の何れかに記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記サムネイル画像作成手段によって
    作成された前記サムネイル画像を記録する第2の記録手
    段を更に備え、 前記制御手段は、記録された情報を再生する再生モード
    から、情報を記録する記録モードに変更された場合に、
    前記第2の記録手段に記録された前記サムネイル画像を
    消去することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに
    記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記サムネイル画像作成手段によって
    作成された前記サムネイル画像を記録する第2の記録手
    段を更に備え、 前記制御手段は、電源スイッチがOFFの状態にされた
    場合に、前記第2の記録手段に記録された前記サムネイ
    ル画像を消去することを特徴とする請求項1乃至10の
    何れかに記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記表示装置は、前記画像のサムネイ
    ル画像と、前記画像に関連した関連情報を同時に表示す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記被写体を連続的に撮像する連写モ
    ードが設定された場合、前記制御手段は、前記サムネイ
    ル画像作成手段を制御し、連写動作中における前記サム
    ネイル画像の作成を禁止させ、連写動作終了後に、前記
    サムネイル画像を作成させることを特徴とする請求項1
    乃至8の何れかに記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記連写モードには、低速の連写モー
    ドと、高速の連写モードとがあり、前記制御手段は、前
    記高速の連写モードのとき、前記サムネイル画像作成手
    段を制御し、連写動作中における前記サムネイル画像の
    作成を禁止させ、連写動作終了後に、前記サムネイル画
    像を作成させることを特徴とする請求項14に記載の情
    報処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100567575B1 (ko) * 1998-12-23 2006-06-22 삼성테크윈 주식회사 디지털 스틸 카메라 및 그 제어 방법_
JP2007066251A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Fujifilm Corp デジタルカメラ及びその画像ファイル管理方法
JP2008006691A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008077433A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Sony Computer Entertainment Inc データベース生成方法および情報処理装置
JP2014233041A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社バッファロー 記憶装置およびコンピュータ

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