JPH10179438A - 入浴用手摺具 - Google Patents

入浴用手摺具

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Publication number
JPH10179438A
JPH10179438A JP8354636A JP35463696A JPH10179438A JP H10179438 A JPH10179438 A JP H10179438A JP 8354636 A JP8354636 A JP 8354636A JP 35463696 A JP35463696 A JP 35463696A JP H10179438 A JPH10179438 A JP H10179438A
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JP
Japan
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bathtub
handrail
edge
bathing
wall
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Application number
JP8354636A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hayashi
均 林
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽に対する出入り、湯舟内での立上り、及
び沈み込みなどに際して握り用いることのできる入浴用
手摺具の提供。 【解決手段】 入浴に際して用いられる手摺具Aであっ
て、浴槽Bの縁部1又は浴槽Bに沿った壁部Cに回動可
能に備えられた手摺フレーム10を有すると共に、この
手摺フレーム10が、浴槽Bに向けた回動に際して、該
浴槽Bの互に向き合っている縁部1、1間に亙るように
該縁部1で支承されると共に、この手摺フレーム10が
壁部Cに向けた回動起立に際して、この壁部Cに対して
起立状態に保持可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は入浴に際しての浴
槽に対する出入り、あるいは浴槽内における移動などに
際して用いることのできる入浴用手摺具の提供に関す
る。
【0002】
【従来の技術】歩行や、身体の移動などに難のある高齢
者、病弱者、あるいは身体障碍者などが浴槽内において
無理なく移動をし、あるいは無理なく姿勢を保持する手
段として、浴槽の長さ側に沿った壁面に水平状の手摺を
設けると共に、この手摺を握った状態で、浴槽内を移動
し、あるいは浴槽内での姿勢を保持し得るようにしてい
た。
【0003】また、歩行や、身体の移動などに難のある
高齢者、病弱者、あるいは身体障碍者などが浴槽に対し
て、無理なく出入りする手段として、出入り側にある浴
槽の縁部の延長線上の壁面に鉛直な状態で手摺を設け、
この手摺を用いることによって、浴槽に対する容易な出
入りを確保するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、浴槽の
長さ側に沿った壁面に設けられている水平な手摺は、浴
槽の縁を跨いで浴槽内に入ろうとする際に手が届かぬこ
とがあり、また、浴槽から、その縁を跨いで洗場に出よ
うとする際にも用い難いものであった。
【0005】また、この浴槽の長さ側に沿った壁面に備
えられている水平な手摺は、これを握って浴槽内で移動
し、あるいは姿勢を保つ際においても、手摺が所定高さ
の側方に位置づけられていることから、移動あるいは姿
勢保持に際して、一方に偏った状態で移動を生じ易く、
あるいは一方に偏った状態に姿勢の保持がなされ易いな
どの難があった。
【0006】また、この浴槽の長さ側に沿った壁面に備
えられている水平な手摺を用いて湯舟から立上り、ある
いは湯舟に沈み込もうとする際においても、手摺による
身体の保持を身体の正面においてなすことができず、片
側において手摺にすがりついた不完全な姿勢で立上り、
及び、かかる不完全な姿勢での沈み込みの動作がなされ
る不都合があり、また、かかる立上り後に、浴槽から、
その縁を跨いで洗場に出る手段、あるいは洗場から、こ
の水平な手摺位置にまでたどりつくための手段がなかっ
た。
【0007】また、浴槽の縁部の延長線上の壁面に設け
られている垂直な手摺は、これを握った状態で、湯舟の
中央部分に沈み込むことができず、また、湯舟に浸って
いる状態から、この手摺りにつかまって立上ることがで
きなかった。即ち、多くの場合、この手摺を用いて浴槽
の縁を跨いで湯舟に入った後、別段の手法で湯舟の中央
に移動し、更に、別段の手法によって湯中に沈み込む必
要があった。また、多くの場合、湯舟から立上って、さ
らに浴槽の側端まで移動した後に始めて、この手摺を用
いて浴槽の縁を跨ぐようにして洗い場に出ることが必要
とされていた。
【0008】この発明は、かかる従来の浴室に備えられ
ている手摺の不都合を解消し、浴槽に対する出入りに際
して、また、湯舟内での立上り、及び沈み込みに際し
て、使用者が握り用いることができる入浴用手摺具の提
供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の目的
を達成するために、請求項1記載の発明に係る入浴用手
摺具を、入浴に際して用いられる手摺具Aとし、この手
摺具Aが、浴槽Bの縁部1又は浴槽Bに沿った壁部Cに
回動可能に備えられた手摺フレーム10を有すると共
に、この手摺フレーム10が、浴槽Bに向けた回動に際
して、該浴槽Bの互に向き合っている縁部1、1間に亙
るように該縁部1で支承されると共に、この手摺フレー
ム10が壁部Cに向けた回動起立に際して、この壁部C
に対して起立状態に保持可能に構成してある。
【0010】次いで、請求項2記載の発明に係る入浴用
手摺具を、前記請求項1記載に係る入浴用手摺具Aにお
いて、手摺フレーム10が、入浴に際して出入りする浴
槽Bの縁部1と、この縁部1の向き合っている縁部1と
の間に亙るように備えられた把持桿11を有すると共
に、この手摺フレーム10が、入浴に際して出入りする
浴槽Bの縁部1aに隣り合っている縁部1c又は該縁部
1cに沿った壁部Cに回動可能に備えられている構成と
してある。
【0011】更に、請求項3記載の発明に係る入浴用手
摺具を、前記請求項1記載に係る入浴用手摺具Aにおい
て、浴槽Bの縁部1又は浴槽Bに沿った壁部Cに回動可
能に備えられている手摺フレーム10が、この手摺フレ
ーム10を浴槽Bの縁部1に支承した際に、設置高さの
異なる2本の把持桿11、11を備えている構成として
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る入浴用手摺具
の典型的な各実施の形態について詳細に説明する。図1
〜図4は、第1の実施の形態に係る入浴用手摺具Aを、
図5〜図11は第2の実施の形態に係る入浴用手摺具A
を示している。
【0013】先ず、図1は第1の実施の形態に係る入浴
用手摺具Aを浴槽Bに支承状態に備えた浴室Dの要部を
斜視図で、図2は、この入浴用手摺具Aを壁部Cに立て
かけの状態で保持した浴室Dの要部を斜視図で示してい
る。また、図3は、前記入浴用手摺具Aの取付け回動部
の要部を上面から見て示しており、図4では、手摺具A
を壁部Cに立てかけの状態で保持している要部を縦断面
図として示している。
【0014】次いで、図5は、第2の実施の形態に係る
入浴用手摺具Aを備えた浴室Dの要部を斜視図として示
している。また、図6は、壁部Cに手摺具Aを立てかけ
保持している状態を、図7では、この手摺具Aを下方に
引き出している状態を、壁部Cの要部と共に斜視図で示
している。更に、図8では、手摺具Aを浴槽B上に載せ
かけている状態の主要部を断面図で示している。また、
図9は、手摺具Aの回動取付け部を、図10は、手摺具
Aを壁部Cに保持している部分の各要部を断面図で示し
ており、図11では、手摺具Aの保持手段としての保持
具30の要部を斜視図で示している。
【0015】この実施の形態に係る入浴用手摺具Aは、
入浴に際して用いられる手摺具Aとし、この手摺具A
が、浴槽Bの縁部1又は浴槽Bに沿った壁部Cに回動可
能に備えられた手摺フレーム10を有すると共に、この
手摺フレーム10が、浴槽Bに向けた回動に際して、該
浴槽Bの互に向き合っている縁部1、1間に亙るように
該縁部1で支承されると共に、この手摺フレーム10が
壁部Cに向けた回動起立に際して、この壁部Cに対して
起立状態に保持可能に構成してある。
【0016】このように構成される入浴用手摺具Aにお
いては、歩行や、身体の移動などに難のある高齢者、病
弱者、身体障碍者などが、浴槽Bに対して、浴槽Bの縁
部1、1間に渡るよう支承されている手摺フレーム10
を握って、該浴槽Bの縁部1を跨いで出入りをすること
ができる。
【0017】また、この浴槽Bの縁部1、1間に亙るよ
うに支承されている手摺フレーム10を身体の比較的正
面で把持した状態で、歩行や、身体の移動などに難のあ
る高齢者、病弱者、身体障碍者などが、浴湯中で移動
し、姿勢を保持し、あるいは湯舟から立上り、あるいは
湯舟に沈み込むことができる。
【0018】次いで、このように構成される手摺具A
を、浴室Dの壁部Cに立てかけの状態で保持させること
によって、手摺具Aを必要としない場合における手摺具
Aの壁面に沿った格納を可能とし、浴槽B周辺を、すっ
きりとした態様で用いることができる。
【0019】更に、このように手摺具Aを壁部Cに起立
状態に保持させることによって、この壁部Cに備えられ
ている手摺具Aを浴槽Bに対する出入りに用いても良
い。
【0020】また、前記の構成よりなる入浴用手摺具A
において、手摺フレーム10が、入浴に際して出入りす
る浴槽Bの縁部1と、この縁部1の向き合っている縁部
1との間に亙るように備えられた把持桿11を有すると
共に、この手摺フレーム10が、入浴に際して出入りす
る浴槽Bの縁部1aに隣り合っている縁部1c又は該縁
部1cに沿った壁部Cに回動可能に備えられている構成
としたことを、更に他の典型的な実施の形態の一つとし
ている。
【0021】このように構成される入浴用手摺具Aにお
いては、入浴に際して出入りする浴槽Bの縁部1から、
縁部1、1間に亙るように備えられている把持桿11を
伝いながら、浴槽Bの縁部1を跨いで、この浴槽Bに対
して出入りをすることができる。
【0022】更に、前記の構成よりなる入浴用手摺具A
において、浴槽Bの縁部1又は浴槽Bに沿った壁部Cに
回動可能に備えられている手摺フレーム10が、この手
摺フレーム10を浴槽Bの縁部1に支承した際に、設置
高さの異なる2本の把持桿11、11を備えている構成
としたことを、更に他の典型的な実施の形態の一つとし
ている。
【0023】このように構成される入浴用手摺具Aにお
いては、都合の良い設置高さにある把持桿11のいずれ
かを選択して、この把持桿11を握って、浴槽B内にお
ける姿勢を保持し、あるいは、この設置高さの異なるい
ずれか一つの把持桿11を握って湯舟から立上り、ある
いは、湯舟に沈み込むことができる。
【0024】また、浴槽Bの縁部1に支承された手摺フ
レーム10における都合の良い高さにある把持桿11の
いずれか一つを案内として、浴槽Bの縁部1を跨いでの
浴槽Bに対する出入りを可能としている。
【0025】(1)第1の実施の形態に係る入浴用手摺
具 先ず、図1〜図4で示される第1の実施の形態に係る入
浴用手摺具Aについて詳細に説明する。
【0026】この第1の実施の形態に係る入浴用手摺具
Aは、入浴に際して用いられる手摺具Aとし、この手摺
具Aが、浴槽Bの縁部1又は浴槽Bに沿った壁部Cに回
動可能に備えられた手摺フレーム10を有すると共に、
この手摺フレーム10が、浴槽Bに向けた回動に際し
て、該浴槽Bの互に向き合っている縁部1、1間に亙る
ように該縁部1で支承されると共に、この手摺フレーム
10が壁部Cに向けた回動起立に際して、この壁部Cに
対して起立状態に保持可能に構成してある。
【0027】先ず、ここで、手摺具Aの備えつけられる
浴槽Bは、浴室内において浴湯に用いられる全ての浴
槽、例えば、造り付け、あるいはユニットバスとして備
えられる和風浴槽、洋風浴槽、和洋折衷浴槽などの、い
かなるタイプの浴槽であっても良い。例えば、一体のユ
ニットとして構成される洗場付浴槽などの備えつけ浴室
などに手摺具Aを設けることができる。
【0028】この図示例においては、浴槽Bを浴室Dの
入隅部分に設けると共に、浴槽Bに対する出入り側の縁
部1aと直交する向きにある縁部1cに沿った壁部Cに
手摺具Aを設けてある。
【0029】即ち、この図示例においては、浴槽Bの壁
部Cに接している短尺側の縁部1cに沿った壁部Cに手
摺具Aを回動可能に設けることによって、この手摺具A
の手摺フレーム10が、浴槽Bにおける長尺側の縁部1
aと、縁部1bとに亙って支承される構成としてある。
【0030】この結果、この浴槽Bの長さ方向にある縁
部1aから、この手摺具Aの手摺フレーム10にすがっ
て、浴槽B内に出入りすることが可能とされると共に、
この浴槽Bの長さ方向にある縁部1a、1b間に亙る向
きに備えられる把持桿11が、浴湯者の身体の前方に位
置づけられることから、浴湯者は、この身体の前方にあ
る把持桿11を握って、浴槽B内における姿勢を保持
し、あるいは浴槽内で立上がり、または、浴槽内に沈み
込むことができる。
【0031】この実施の形態に係る手摺具Aは、一対の
向き合った支桿部10aと、この各支桿部10aの先端
側で、これを浴槽Bの側に向けて略直角の向きに屈曲状
に延設した突き出し桿部10bと、前記支桿部10aと
直交する向きにあって、この各突き出し桿部10b、1
0b間を一連のものとして連設する下部横桿部10d
と、この横桿部10dと平行な状態で、前記突き出し桿
部10bと支桿部10aとの屈曲部間を一連のものとし
て連設する上部横桿部10cとにより構成される手摺フ
レーム10を有し、この手摺フレーム10における前記
各横桿部10cと10dとを、夫々把持桿11として構
成している。
【0032】ここで手摺具Aを構成する手摺フレーム1
0は、例えば、ステンレススチールなどのパイプ材によ
って構成してあり、各支桿部10aの基部側を、浴槽B
の縁部1cに沿った壁部C、特に、この手摺フレーム1
0の下部横桿部10dを浴槽Bの縁部1a、1bに当接
した際に、支桿部10aが、上部横桿部10cの側に向
けて緩かに斜上する形態となる位置、即ち、縁部1cか
ら稍々上方に位置する壁部Cに回動可能に取付けた構成
としてある。
【0033】また、ここで手摺具Aを構成する手摺フレ
ーム10は、これを壁部Cに取付けた際に、下部横桿部
10dが、浴槽Bの各縁部1a、1b間に亙って、これ
らの各縁部1a、1b上に支承される幅を備えるよう
に、各支桿部10a、10aを離した形態に構成してあ
る。
【0034】また、ここで手摺具Aを構成する手摺フレ
ーム10における突き出し桿部10bの突き出し寸法
は、平行状に設けられる上部横桿部10cと下部横桿部
10dとを夫々把持桿11として用いる際に、これらの
把持桿11の把持操作に支障をもたらすことのない間隙
を、この各横桿部10c、10d間にもたらす寸法と
し、しかも、これらの対をなす上下の各把持桿11、1
1を、把持位置の異なる各別の把持桿11として意識的
に用い得る間隙を、この各横桿部10c、10d間にも
たらす寸法としてある。
【0035】かかる構成よりなる手摺フレーム10にお
ける各支桿部10a、10aを浴槽Bの縁部1cより稍
々上方にある壁部Cに対して、取付け具20を用いて回
動可能に取付ける構成としてある。
【0036】この手摺フレーム10の壁部Cに対する取
付けは、各支桿部10aにおける基端部の圧潰偏平部1
0a’を左右側で挾持する一対の軸支片20a、20a
を基板部20bから一体に起立状態に備えた構成として
あり、この軸支片20a、20aと、この軸支片20
a、20a間に挾み入れた支桿部10aにおける圧潰偏
平部10a’とを、軸21で回動可能に連結すると共
に、基板部20bに設けた孔を利用して、この取付け具
20をビス22を用いて壁部Cに止着する構成としてあ
る。
【0037】かかる手摺フレーム10は、その下部横桿
部10dが浴槽Bの縁部1a及び1bに当接、支承され
る態様に、取付け具20によって壁部Cに取付けられる
と共に、壁部Cに沿って起立状態に保持される構成とし
てある。
【0038】かかる壁部Cに沿って起立される手摺フレ
ーム10を、その起立状態に保持する保持具30は、こ
の壁部Cに沿って起立された手摺フレーム10における
上部横桿部10cを、当該起立位置で受け入れる上下一
対の受け入れ片30a、30aを基板部30bから一体
に突き出し状態に設けてあると共に、この基板部30b
に設けた孔30cを利用して、ビス31を用いて壁部C
に止着した構成としてある。
【0039】かかる保持具30に備えられる上下対をな
す受け入れ片30a、30aは、この各受け入れ片30
a、30aの前方から、回動状態に案内される手摺フレ
ーム10における上部横桿部10cの受け入れ凹部30
dを構成するようにしてあり、この受け入れ凹部30d
は、前方側で拡幅とされていると共に、内奥側で半弧状
の受け面をなす構成とし、該凹部30dに対する上部横
桿部10cを受け入れ易く、しかも、受け入れた上部横
桿部10cをがたなく保持する構成としてある。
【0040】このように保持具30に収め入れ保持され
た手摺フレーム10は、この受け入れ片30aの上部受
け入れ片30aに設けた孔30eから、この凹部30d
内に位置づけられている上部横桿部10cに設けられて
いる孔10c’にストッパーピン32を挿通することに
よって、この保持具30からの脱落を防止するようにし
てある。
【0041】かかる保持具30に対する手摺フレーム1
0の留めつけに用いられるストッパーピン32は、前記
孔30e、10c’に対して抜き差し可能に挿入される
ピン部32aと、このピン32の抜け落ちを防止する頭
部32bとを備えた構成としてあり、チェーン33など
によって保持具30の基板部30bなどに繋ぎとめられ
た構成としてある。
【0042】かくして構成される手摺具Aは、手摺フレ
ーム10を浴槽Bの縁部1a、1bに、その下部横桿部
10dを接するように載置することによって、この手摺
フレーム10の構成する各把持桿11、11を用いて入
浴時の各動作をなすことができる。
【0043】また、このようにして構成される手摺具A
は、手摺フレーム10を壁部Cに沿って起立させると共
に、上部横桿部10cを保持具30に保持、止めつける
ことによって、当該手摺フレーム10が入浴、あるいは
浴槽の洗滌などの際の妨げとならない保管形態とするこ
とができ、しかも、下部横桿部10dを把持桿11とし
て入浴時などの各種動作をなすことができる。
【0044】また、前記手摺フレーム10、特に、浴槽
Bの縁部1aに当接する部分の下部横桿部10dには、
この縁部1aの上面に接する板部12aと浴槽Bの上部
手前側に接する板部12bとをL字状に備えた当板12
を溶接などによって止着してあり、手摺フレーム10
を、より安定に浴槽Bの縁部1a上に支承できる構成と
してある。尚、図中40は、混合栓などの給水・給湯手
段を示している。
【0045】(2)第2の実施の形態に係る入浴用手摺
具 次いで、図5〜図11で示される第2の実施の形態に係
る入浴用手摺具Aについて詳細に説明する。
【0046】この実施の形態に係る手摺具Aは、手摺フ
レーム10における下部横桿部10dの連設位置を支桿
部10aの先端部よりも手前側に偏らせて設けたこと、
この手摺フレーム10を取付ける取付け具20の形態を
変更し、これに対応して支桿部10aの取付け基部の形
態を変更したこと、壁部Cに起立した手摺具Aを保持す
る保持具30の形態を変更した以外の構成を、前記第1
の実施の形態に係る入浴用手摺具Aの構成と同一、又は
実質的に同一の構成としてある
【0047】また、この手摺具Aの浴室Dに対する備え
つけ態様、及び、この浴室Dに備えられた手摺具Aの取
扱い手法を、前記第1の実施の形態に係る入浴用手摺具
と同一、又は実質的に同一としている。
【0048】従って、前記第1の実施の形態に係る入浴
用手摺具Aと同一、又は実質的に同一の構成部分につい
ては同一の番号を付して、その説明を省略する。また、
その備えつけの態様、及び取扱い手法についても同一の
備えつけ態様、及び取扱い手法については、その説明を
省略する。
【0049】ここで手摺具Aを構成する手摺フレーム1
0は、一対の支桿部10aの前端を、一連に連設するよ
うに上部横桿部10cによって連設してあると共に、こ
の夫々の支桿部10aの比較的前端側から、浴槽Bの側
の向けて、この支桿部10aに直交した向きに突き出し
桿部10bが設けてあり、この各支桿部10aから連設
されている突き出し桿部10b、10bの各端部を、下
部横桿部10dによって一連に連設すると共に、各支桿
部10aの夫々の基部側を、互に近づく向きに直角に屈
曲した取付け桿部10eとして構成してある。
【0050】かくして構成される手摺フレーム10にお
ける各横桿部10c、10d、特に、上部横桿部10c
を把持桿11、11として用いるように構成している。
【0051】かくして構成される手摺フレーム10は、
各支桿部10a、10a相互が平行とされ、各突き出し
桿部10b、10b相互が平行とされていると共に、上
部横桿部10cと下部横桿部10dと各取付け桿部10
e、10eとが互に平行な形態に構成してあり、前記下
部横桿部10dを浴槽Bの縁部1a及び1bに当接、支
承した態様で、支桿部10a、10aが縁部1a、1b
に対して平行となるように壁部Cに取付け用いられる構
成としてある。
【0052】かかる手摺フレーム10は、この手摺フレ
ーム10における下部横桿部10dを縁部1a、1bに
当接支承し、この状態で、各支桿部10a、10aが各
縁部1a、1bに平行となる態様で、縁部1cより稍々
上方にある壁部Cに対して取付け具20によって回動可
能に取付けられる構成としてある。
【0053】この手摺フレーム10の各取付け桿部10
eは、ステンレススチールなどのパイプ材などによって
構成されている手摺フレーム10の支桿部10aから略
直角に屈曲され、互に近づく向きに突き出されている丸
パイプ状の構成としてあり、取付け具20は、この取付
け桿部10eが回動可能に挿入される円形の取付け軸孔
20c’を有する取付け軸筒部20cを基板部20bに
一体に備えた構成としてある。
【0054】かかる取付け具20における取付け軸筒部
20cの両端から、手摺フレーム10における夫々の取
付け桿部10e、10eを、軸孔20c’内に差し入れ
ると共に、この基板部20bに設けた孔20dを利用し
て、ビス22を用いて、この取付け具20を壁部Cに止
着する構成としてある。
【0055】かかる手摺フレーム10を壁部Cに起立し
た状態に保持する保持具30は、手摺フレーム10にお
ける上部横桿部10cを前方から回動状態で受け入れる
上下一対の、横方向に長い受け入れ片30a、30aを
基板部30bから一体に立設するように設けた構成とし
てあると共に、受け入れ片30aの上部にストッパー手
段34を設けた以外の構成を前記第1の実施の形態に係
る保持具30におけると同一の構成としてあり、同一の
取扱い手法としてある。
【0056】この受け入れ片30aの上部に備えられる
ストッパー手段34は、前記第1の実施の形態に係る保
持具30におけるストッパーピン32に代るものであっ
て、横方向に長く設けられた受け入れ片30aの上部に
複数個設ける構成としてある。
【0057】このストッパー手段34は、受け入れ片3
0aに設けられた孔30eに連通するように、この受け
入れ片30aの上部に設けた上面閉塞の筒体34aと、
この筒体34a内に内装された圧縮コイルバネ34bに
よって、下端部34c’を、前記孔30eから常時下方
に向けて突き出すように付勢されていると共に、この筒
体34aの閉塞上面から上方に操作部34c”を突き出
し状態に設けたストッパーピン34cとを備えた構成と
してある。
【0058】このストッパー手段34におけるストッパ
ーピン34cは、下部側に前記圧縮コイルバネ34bを
受ける鍔34dを備えており、また、これによってピン
34cの下端部34c’の突き出し寸法を制限してある
と共に、このピン34cの先端に外向きの傾斜案内面3
4eが設けてあり、各受け入れ片30a、30a間に案
内される手摺フレーム10の上部横桿部10cが、この
傾斜案内面34eに当接することによって、該ピン34
cを上方に押し戻すと共に、この上部横桿部10cに設
けた孔10c’にピン34cの先端が位置づけられた際
に、この孔10c’に該ピン34cの下端部34c’を
落し込むのに都合の良い形状としてある。
【0059】また、ストッパーピン34cの軸部に、こ
れに直交する向きの仮留め突起34fを設け、この仮止
め突起34fの抜き出しに用いられる細長孔34gを筒
体aの上面に設けてある。このことから、前記圧縮コイ
ルバネ34bの付勢に抗してストッパーピン34cを上
方に持ち上げ、前記突起34fを細長孔34gから、上
方に引き上げた状態で、操作部34c”を捻ることによ
って、この突起34fを筒体34aの閉塞上端面に当接
することができ、ストッパーピン34cによって係止さ
れている手摺フレーム10を保持具30から解放状態に
維持することができる構成としてある。
【0060】尚、手摺フレーム10における下部横桿部
10dの縁部1a、1bに当接する部分と、これに続く
突き出し桿部10bの一部とに亙るように、ゴム弾性
材、ゴム状弾性材などの緩衝材13を被装することで、
浴槽縁部の保護と共に、手摺具Aの使い勝手を良好とす
るようにしてある。
【0061】なお、前記の各実施の形態にかかる入浴用
手摺具Aにあっては、これを構成する手摺具Aを、壁部
Cに対して回動可能に取付けた構成として示してある
が、これらの手摺具Aを、浴槽Bの縁部1に対して、回
動可能に取り付けた構成としてあっても良い。
【0062】
【発明の効果】この発明に係る入浴用手摺具は、前記の
特長ある構成、特に、入浴に際して用いられる手摺具A
を、浴槽Bの縁部1又は浴槽Bに沿った壁部Cに回動可
能に備えられた手摺フレーム10を有すると共に、この
手摺フレーム10が、浴槽Bに向けた回動に際して、該
浴槽Bの互に向き合っている縁部1、1間に亙るように
該縁部1で支承されると共に、この手摺フレーム10が
壁部Cに向けた回動起立に際して、この壁部Cに対して
起立状態に保持可能に構成したことによって、歩行や、
身体の移動などに難のある高齢者、病弱者、身体障碍者
などが、浴槽Bに対して出入りする際に、浴槽Bの縁部
1、1間に渡るよう支承されている手摺フレーム10を
握って、該浴槽Bの縁部1を跨いで該浴槽Bに対して出
入りをすることができる特長を有している。
【0063】また、この浴槽Bの縁部1、1間に亙るよ
うに支承されている手摺フレーム10を比較的身体の正
面で把持した状態で、歩行や、身体の移動などに難のあ
る高齢者、病弱者、身体障碍者などが、浴湯中で移動
し、姿勢を保持し、あるいは湯舟から立ち上がり、ある
いは湯舟に沈み込むことができる特長を有している。
【0064】次いで、このように構成される手摺具A
を、浴室Dの壁部Cに立てかけの状態で保持させること
によって、手摺具Aを必要としない場合において、手摺
具Aの壁面に沿った格納を可能とし、浴槽Bの周辺を、
すっきりとした態様で用いることができる特長を有して
いる。
【0065】更に、このように手摺具Aを壁部Cに起立
状態に保持させることによって、この壁部Cに備えられ
ている手摺具Aを用いて浴槽Bに出入りをなすことがで
きる特長を有している。
【0066】また、前記の構成よりなる入浴用手摺具A
において、手摺フレーム10が、入浴に際して出入りす
る浴槽Bの縁部1と、この縁部1の向き合っている縁部
1との間に亙るように備えられた把持桿11を有すると
共に、この手摺フレーム10が、入浴に際して出入りす
る浴槽Bの縁部1aに隣り合っている縁部1c又は該縁
部1cに沿った壁部Cに回動可能に備えられている構成
としたことによって、縁部1、1間に亙るように備えら
れている把持桿11を伝いながら、浴槽Bの縁部1を跨
いで、この浴槽Bに対して出入りをすることができる特
長を有している。
【0067】更に、前記の構成よりなる入浴用手摺具A
において、浴槽Bの縁部1又は浴槽Bに沿った壁部Cに
回動可能に備えられている手摺フレーム10が、この手
摺フレーム10を浴槽Bの縁部1に支承した際に、設置
高さの異なる2本の把持桿11、11を備えている構成
としたことによって、都合の良い設置高さにある把持桿
11のいずれかを選択して、この把持桿11を握って、
浴槽B内における姿勢を保持し、あるいは、この設置高
さの異なるいずれか一つの把持桿11を握って湯舟から
立上り、あるいは、湯舟に沈み込むことができる特長を
有している。
【0068】また、浴槽Bの縁部1に支承された手摺フ
レーム10における都合の良い高さにある把持桿11の
いずれか一つを案内として、浴槽Bの縁部1を跨いでの
浴槽Bに対する出入りを可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る手摺具を備えた浴室
を、この手摺具を浴槽の縁部に接して用いている状態で
示す要部斜視図
【図2】同手摺具を壁部に保持している状態の浴室の要
部斜視図
【図3】同手摺具の取付け部分を拡大して示す要部断面
【図4】同手摺具の保持部分を拡大して示す要部断面図
【図5】第2の実施の形態に係る手摺具を備えた浴室の
要部斜視図
【図6】同手摺具を壁部に保持している状態の要部の斜
視図
【図7】同手摺具を壁部の保持具から引き離した状態の
要部の斜視図
【図8】同手摺具を浴槽B上に載置状態とした要部断面
【図9】同手摺具の取付け部分を拡大して示す要部断面
【図10】同手摺具の保持部分を拡大して示す要部断面
【図11】同保持具の要部の斜視図
【符号の説明】
A 手摺具 B 浴槽 C 壁部 1 縁部 10 手摺フレーム 11 把持桿

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入浴に際して用いられる手摺具であっ
    て、この手摺具が、浴槽の縁部又は浴槽に沿った壁部に
    回動可能に備えられた手摺フレームを有すると共に、こ
    の手摺フレームが、浴槽に向けた回動に際して、該浴槽
    の互に向き合っている縁部間に亙るように該縁部で支承
    されると共に、この手摺フレームが壁部に向けた回動起
    立に際して、この壁部に対して起立状態に保持可能とし
    てあることを特徴とする入浴用手摺具。
  2. 【請求項2】 手摺フレームが、入浴に際して出入りす
    る浴槽の縁部と、この縁部の向き合っている縁部との間
    に亙るように備えられた把持桿を有すると共に、この手
    摺フレームが、入浴に際して出入りする浴槽の縁部に隣
    り合っている縁部又は該縁部に沿った壁部に回動可能に
    備えられていることを特徴とする請求項1記載に係る入
    浴用手摺具。
  3. 【請求項3】 浴槽の縁部又は浴槽に沿った壁部に回動
    可能に備えられている手摺フレームが、この手摺フレー
    ムを浴槽の縁部に支承した際に、設置高さの異なる2本
    の把持桿を備えていることを特徴とする請求項1記載に
    係る入浴用手摺具。
JP8354636A 1996-12-20 1996-12-20 入浴用手摺具 Pending JPH10179438A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006081A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Sakai Medical Co Ltd 浴槽用手摺機構
JP2012217718A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Kyoritsu Kogyo Kk 便器用手摺
JP2016112275A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 アロン化成株式会社 浴槽用手摺り
JP2021049266A (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 ナカ工業株式会社 浴室手摺構造
CN114052545A (zh) * 2021-10-22 2022-02-18 张进营 一种老人无障碍护理设备

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