JPH1017944A - コイル熱処理炉およびその運転方法 - Google Patents
コイル熱処理炉およびその運転方法Info
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- JPH1017944A JPH1017944A JP19553396A JP19553396A JPH1017944A JP H1017944 A JPH1017944 A JP H1017944A JP 19553396 A JP19553396 A JP 19553396A JP 19553396 A JP19553396 A JP 19553396A JP H1017944 A JPH1017944 A JP H1017944A
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- JP
- Japan
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- chamber
- purge chamber
- coil
- tray
- stand
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動化,省力化を容易ならしめると共に、処
理能力を向上させ、均一加熱および省エネルギー化を達
成する。 【解決手段】 コイル状物11の中心に水平支持棒12
を貫挿して該コイル状物を吊下支持し得るスタンドトレ
イ8と、正面扉3より前記スタンドトレイを出入りし得
るように形成されたパージ室1と、該パージ室の一端部
に出入口部21,25が対面し該パージ室内より前記ス
タンドトレイが出入りし得るように形成された加熱室2
0と、該パージ室の他端部に出入口部21,25が対面
し該パージ室より前記スタンドトレイが出入りし得るよ
うに形成された冷却室24とからなる。
理能力を向上させ、均一加熱および省エネルギー化を達
成する。 【解決手段】 コイル状物11の中心に水平支持棒12
を貫挿して該コイル状物を吊下支持し得るスタンドトレ
イ8と、正面扉3より前記スタンドトレイを出入りし得
るように形成されたパージ室1と、該パージ室の一端部
に出入口部21,25が対面し該パージ室内より前記ス
タンドトレイが出入りし得るように形成された加熱室2
0と、該パージ室の他端部に出入口部21,25が対面
し該パージ室より前記スタンドトレイが出入りし得るよ
うに形成された冷却室24とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は線状材,帯状材等の
金属材料をコイル状に巻回してなるコイル状物の熱処理
炉およびその運転方法に関するものである。
金属材料をコイル状に巻回してなるコイル状物の熱処理
炉およびその運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コイル状物を焼鈍するのに従来からベル
型炉が一般的に使用されている。ところでベル型炉は、
周知のように運転の度にベル型の大きなアウターカバー
とインナーカバーとを昇降装置で吊ってコイル状物の上
に被せるものであるから、自動化,省力化が容易でな
く、処理能力が低い割に操業スペースを要するという問
題点があった。また、コイル状物を横にして数段に積み
重ね加熱するものであるので、熱が充分に内芯部まで行
き届かず±10〜15℃の温度差ができ均一加熱ができ
ない欠点があると共に、同室にてコイル状物を冷却する
ので昇温に時間がかかり熱消費量もきわめて大きい欠点
があった。
型炉が一般的に使用されている。ところでベル型炉は、
周知のように運転の度にベル型の大きなアウターカバー
とインナーカバーとを昇降装置で吊ってコイル状物の上
に被せるものであるから、自動化,省力化が容易でな
く、処理能力が低い割に操業スペースを要するという問
題点があった。また、コイル状物を横にして数段に積み
重ね加熱するものであるので、熱が充分に内芯部まで行
き届かず±10〜15℃の温度差ができ均一加熱ができ
ない欠点があると共に、同室にてコイル状物を冷却する
ので昇温に時間がかかり熱消費量もきわめて大きい欠点
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、自動
化,省力化が容易で処理能力を向上させられると共に、
均一加熱と省エネルギー化を可能とするコイル状物の熱
処理炉およびその運転方法を提供するものである。
化,省力化が容易で処理能力を向上させられると共に、
均一加熱と省エネルギー化を可能とするコイル状物の熱
処理炉およびその運転方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のコイ
ル熱処理炉は、コイル状物の中心に水平支持棒を貫挿し
て該コイル状物を吊下支持し得る前記スタンドトレイ
と、正面扉より前記スタンドトレイを出入りし得るよう
に形成されたパージ室と、該パージ室の一端部に出入口
部が対面し該パージ室内より前記スタンドトレイが出入
りし得るように形成された加熱室と、該パージ室の他端
部に出入口部が対面し該パージ室より前記スタンドトレ
イが出入りし得るように形成された冷却室とからなるこ
とを特徴とする。 また本発明は上記コイル熱処理炉に
おいて、パージ室が耐圧性に形成され真空ポンプにより
該パーシ室内の空気を排出し得るようにしたことを特徴
とする。さらに本発明に係るコイル熱処理炉の運転方法
は、コイル状物が支持されたスタンドトレイを正面扉か
らパージ室内に挿入し該パージ室内を雰囲気ガスに置換
してから該スタンドトレイを加熱室に移動してコイル状
物を所定の熱処理温度に加熱し、該加熱室内のスタンド
トレイをパージ室を経て冷却室に移動させた後、該パー
ジ室内に正面扉から新らたなコイル状物が支持されたス
タンドトレイを挿入して該パージ室内を雰囲気ガスに置
換し該スタンドトレイを加熱室に移動することにより該
加熱室内のコイル状物を所定の熱処理温度に加熱しその
間に前記冷却室内のコイル状物を所定温度に冷却し、該
冷却室内のスタンドトレイをパージ室を経て正面扉から
抽出した後、加熱室内のスタンドトレイをパージ室を経
て冷却室に移動させ、以下同様にコイル状物が支持され
たスタンドトレイをパージ室→加熱室→パージ室→冷却
室→パージ室の順に移動させ加熱と冷却とが同時進行さ
れるようにしたことを特徴とする。
ル熱処理炉は、コイル状物の中心に水平支持棒を貫挿し
て該コイル状物を吊下支持し得る前記スタンドトレイ
と、正面扉より前記スタンドトレイを出入りし得るよう
に形成されたパージ室と、該パージ室の一端部に出入口
部が対面し該パージ室内より前記スタンドトレイが出入
りし得るように形成された加熱室と、該パージ室の他端
部に出入口部が対面し該パージ室より前記スタンドトレ
イが出入りし得るように形成された冷却室とからなるこ
とを特徴とする。 また本発明は上記コイル熱処理炉に
おいて、パージ室が耐圧性に形成され真空ポンプにより
該パーシ室内の空気を排出し得るようにしたことを特徴
とする。さらに本発明に係るコイル熱処理炉の運転方法
は、コイル状物が支持されたスタンドトレイを正面扉か
らパージ室内に挿入し該パージ室内を雰囲気ガスに置換
してから該スタンドトレイを加熱室に移動してコイル状
物を所定の熱処理温度に加熱し、該加熱室内のスタンド
トレイをパージ室を経て冷却室に移動させた後、該パー
ジ室内に正面扉から新らたなコイル状物が支持されたス
タンドトレイを挿入して該パージ室内を雰囲気ガスに置
換し該スタンドトレイを加熱室に移動することにより該
加熱室内のコイル状物を所定の熱処理温度に加熱しその
間に前記冷却室内のコイル状物を所定温度に冷却し、該
冷却室内のスタンドトレイをパージ室を経て正面扉から
抽出した後、加熱室内のスタンドトレイをパージ室を経
て冷却室に移動させ、以下同様にコイル状物が支持され
たスタンドトレイをパージ室→加熱室→パージ室→冷却
室→パージ室の順に移動させ加熱と冷却とが同時進行さ
れるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1にこのコイル熱処理炉の水平断面平面図、図2
にその縦断面正面図、図3に図2のAーA線断面図、図
4に図2のBーB線断面図を示す。図において、1は耐
圧性の容器からなるパージ室、2はパージ室1の正面壁
に開設された正面開口、3は該正面開口2を開閉し得る
正面扉、4は該正面扉3を開閉するための昇降装置であ
る。5は正面扉3の前方床面に敷設されたレール、6は
該レール5上を走行し得るように配設された台車、8は
該台車6の前面に設けられたフォーク7上に支持された
スタンドトレイである。
る。図1にこのコイル熱処理炉の水平断面平面図、図2
にその縦断面正面図、図3に図2のAーA線断面図、図
4に図2のBーB線断面図を示す。図において、1は耐
圧性の容器からなるパージ室、2はパージ室1の正面壁
に開設された正面開口、3は該正面開口2を開閉し得る
正面扉、4は該正面扉3を開閉するための昇降装置であ
る。5は正面扉3の前方床面に敷設されたレール、6は
該レール5上を走行し得るように配設された台車、8は
該台車6の前面に設けられたフォーク7上に支持された
スタンドトレイである。
【0006】スタンドトレイ8は、平板状のトレイ部9
上に支柱10が樹立され、コイル状物11の中心に貫挿
された水平支持棒12の両端を該支柱10に支持するこ
とにより該コイル状物11を吊下支持している。そして
正面扉3を開けることにより該スタンドトレイ8をパー
ジ室1内に挿入し得る。
上に支柱10が樹立され、コイル状物11の中心に貫挿
された水平支持棒12の両端を該支柱10に支持するこ
とにより該コイル状物11を吊下支持している。そして
正面扉3を開けることにより該スタンドトレイ8をパー
ジ室1内に挿入し得る。
【0007】またパージ室1の左右両端部に開口13,
14が形成され、該開口13,14に設けられた開閉扉
15,16は昇降装置17,18より上下動し得るよう
に構成されている。20はその出入口部21がパージ室
1の一方の開口13と相対面するように配設された加熱
室、22は該出入口部21に昇降装置23により上下動
するように吊下された出入口扉である。なお開閉扉1
5,出入口扉22は夫々扉室42中に配備されている。
また、24はその出入口部25がパージ室1の他方の開
口14と相対面するように配設された冷却室、27は該
出入口部25に昇降装置26により上下動するように吊
下された出入口扉である。なお、開閉扉16,出入口扉
27は夫々扉室43中に配備されている。また、パージ
室1の床面から加熱室20の床面および冷却室24の床
面にわたっては一連に搬送ローラ41,41,41,…
が配設され、該ローラ上に前記スタンドトレイ8を移動
可能に支持し得る。
14が形成され、該開口13,14に設けられた開閉扉
15,16は昇降装置17,18より上下動し得るよう
に構成されている。20はその出入口部21がパージ室
1の一方の開口13と相対面するように配設された加熱
室、22は該出入口部21に昇降装置23により上下動
するように吊下された出入口扉である。なお開閉扉1
5,出入口扉22は夫々扉室42中に配備されている。
また、24はその出入口部25がパージ室1の他方の開
口14と相対面するように配設された冷却室、27は該
出入口部25に昇降装置26により上下動するように吊
下された出入口扉である。なお、開閉扉16,出入口扉
27は夫々扉室43中に配備されている。また、パージ
室1の床面から加熱室20の床面および冷却室24の床
面にわたっては一連に搬送ローラ41,41,41,…
が配設され、該ローラ上に前記スタンドトレイ8を移動
可能に支持し得る。
【0008】加熱室20は、図3にも示したように、天
井部に循環ファン28が設けられ、該循環ファン28よ
り下方にバッフル29がスタンドトレイ8を囲うように
垂下状に設けられ、該循環ファン28を回転させること
により矢印で示したように雰囲気ガスを循環させられ
る。30は該バッフル29の外側に雰囲気ガスを加熱す
るために設けられたラジアントチューブバーナである。
なお、バッフル29のコイル状物11と相対する部面に
は多数の通気孔が開設されている。
井部に循環ファン28が設けられ、該循環ファン28よ
り下方にバッフル29がスタンドトレイ8を囲うように
垂下状に設けられ、該循環ファン28を回転させること
により矢印で示したように雰囲気ガスを循環させられ
る。30は該バッフル29の外側に雰囲気ガスを加熱す
るために設けられたラジアントチューブバーナである。
なお、バッフル29のコイル状物11と相対する部面に
は多数の通気孔が開設されている。
【0009】また冷却室24は、図4に示したように、
天井部に循環ファン31が設けられ、該循環ファン31
より下方にバッフル32が垂下状に設けられ、該バッフ
ル32の外側に冷却器33が設けられ、該循環ファン3
1の回転により冷却室24内の雰囲気ガスが矢印で示し
たように循環するようにしている。なおバッフル32の
コイル状物11と相対する部面は同様に多数の通気孔が
開設されている。
天井部に循環ファン31が設けられ、該循環ファン31
より下方にバッフル32が垂下状に設けられ、該バッフ
ル32の外側に冷却器33が設けられ、該循環ファン3
1の回転により冷却室24内の雰囲気ガスが矢印で示し
たように循環するようにしている。なおバッフル32の
コイル状物11と相対する部面は同様に多数の通気孔が
開設されている。
【0010】35はバルブ36,37,38を介して夫
々パージ室1,加熱室20,冷却室24に連通している
雰囲気ガス発生器である。また、39はロータリーポン
プとメカブポンプとからなる真空ポンプで、該真空ポン
プ39はバルブ40を介してパージ室1と連通してい
る。
々パージ室1,加熱室20,冷却室24に連通している
雰囲気ガス発生器である。また、39はロータリーポン
プとメカブポンプとからなる真空ポンプで、該真空ポン
プ39はバルブ40を介してパージ室1と連通してい
る。
【0011】次にこのコイル熱処理炉の運転方法を説明
する。コイル状物11が吊下支持されたスタンドトレイ
8を台車6によりパージ室1に正面開口2より挿入し、
正面扉3を閉じることによりパージ室1を気密に保ち、
真空ポンプ39を作動させることにより該パージ室1内
の空気を排出する。そしてバルブ36を開けパージ室1
内に雰囲気ガスを供給する。なお、加熱室20および冷
却室24内は予め雰囲気ガスに置換しておく。そして、
開閉扉15,出入口扉22を開け、搬送ローラ41,4
1,41,…上を転動させることによりパージ室1の一
端部の開口13より該スタンドトレイ8を加熱室20に
移動させ、開閉扉15,出入口扉22を閉じ、ラジアン
トチューブバーナ30を熱源として循環ファン28によ
り該加熱室20内の雰囲気ガスを循環させることによ
り、該加熱室20内のコイル状物11を目的とする焼鈍
温度に加熱する。
する。コイル状物11が吊下支持されたスタンドトレイ
8を台車6によりパージ室1に正面開口2より挿入し、
正面扉3を閉じることによりパージ室1を気密に保ち、
真空ポンプ39を作動させることにより該パージ室1内
の空気を排出する。そしてバルブ36を開けパージ室1
内に雰囲気ガスを供給する。なお、加熱室20および冷
却室24内は予め雰囲気ガスに置換しておく。そして、
開閉扉15,出入口扉22を開け、搬送ローラ41,4
1,41,…上を転動させることによりパージ室1の一
端部の開口13より該スタンドトレイ8を加熱室20に
移動させ、開閉扉15,出入口扉22を閉じ、ラジアン
トチューブバーナ30を熱源として循環ファン28によ
り該加熱室20内の雰囲気ガスを循環させることによ
り、該加熱室20内のコイル状物11を目的とする焼鈍
温度に加熱する。
【0012】次いで開閉扉15,16,出入口扉22,
27を開け、該スタンドトレイ8をパージ室1を経て冷
却室24に移動する。そして、開閉扉15,16,出入
口扉22,27を閉じると共に、冷却器33により該冷
却室24内の雰囲気ガスを冷却しつつ循環ファン31に
よりその雰囲気ガスを循環させることにより該冷却室2
4内のコイル状物11を冷却する。その冷却をしている
間に、次の新らたなコイル状物11が支持されたスタン
ドトレイ8を台車6によりパージ室1に挿入し、同様に
該パージ室1内の空気を排出させて雰囲気ガスに置換
し、該スタンドトレイ8を加熱室20に移動させ該コイ
ル状物11を目的とする焼鈍温度に加熱する。このよう
に加熱室20におけるコイル状物11の加熱と冷却室2
4におけるコイル状物11の冷却とが同時に進行される
ようにする。そして冷却室24内のコイル状物11の冷
却が終えたところで開閉扉16,出入口扉27を開き、
該冷却室24内のスタンドトレイ8をパージ室1に移動
させ、正面扉3を開け台車6により該スタンドトレイ8
を外に抽出する。次いで正面扉3を閉じ開閉扉15,1
6,出入口扉22,27を開けて加熱室20内のスタン
ドトレイ8を冷却室24に移動する。そして正面扉3を
また開けてまた新らたなコイル状物11が支持されたス
タンドトレイ8をパージ室1に挿入し雰囲気ガスに置換
して該スタンドトレイ8を加熱室20に移動し加熱す
る。以下同様にしてスタンドトレイ8に支持したコイル
状物11を雰囲気ガス中で熱処理することができる。
27を開け、該スタンドトレイ8をパージ室1を経て冷
却室24に移動する。そして、開閉扉15,16,出入
口扉22,27を閉じると共に、冷却器33により該冷
却室24内の雰囲気ガスを冷却しつつ循環ファン31に
よりその雰囲気ガスを循環させることにより該冷却室2
4内のコイル状物11を冷却する。その冷却をしている
間に、次の新らたなコイル状物11が支持されたスタン
ドトレイ8を台車6によりパージ室1に挿入し、同様に
該パージ室1内の空気を排出させて雰囲気ガスに置換
し、該スタンドトレイ8を加熱室20に移動させ該コイ
ル状物11を目的とする焼鈍温度に加熱する。このよう
に加熱室20におけるコイル状物11の加熱と冷却室2
4におけるコイル状物11の冷却とが同時に進行される
ようにする。そして冷却室24内のコイル状物11の冷
却が終えたところで開閉扉16,出入口扉27を開き、
該冷却室24内のスタンドトレイ8をパージ室1に移動
させ、正面扉3を開け台車6により該スタンドトレイ8
を外に抽出する。次いで正面扉3を閉じ開閉扉15,1
6,出入口扉22,27を開けて加熱室20内のスタン
ドトレイ8を冷却室24に移動する。そして正面扉3を
また開けてまた新らたなコイル状物11が支持されたス
タンドトレイ8をパージ室1に挿入し雰囲気ガスに置換
して該スタンドトレイ8を加熱室20に移動し加熱す
る。以下同様にしてスタンドトレイ8に支持したコイル
状物11を雰囲気ガス中で熱処理することができる。
【0013】このように本発明のコイル熱処理炉では、
コイル状物11を水平支持棒12により吊下支持するこ
とによりその両側から熱風が当たり得るようになるの
で、コイル状物11を短時間で均一加熱することができ
温度差も±3℃程度ときわめて少ないものとなり理想的
な均一加熱が達成される。また、常にパージ室1を経て
スタンドトレイ8を移動させるようにしたので、加熱室
20内または冷却室24内等に外気が侵入するのが防止
されると共に、加熱室20および冷却室24内の温度変
動を少なくできるので熱エネルギーを無駄なく使用する
ことができる。また、スタンドトレイ8を所定温度に保
たれた加熱室20や冷却室24に一定時間滞在させ時間
管理によってスタンドトレイ8を移動させることによ
り、所期の熱処理をなし得るので、自動化,省力化が容
易に達成できると共に、加熱と冷却を両室にて同時進行
させることにより処理能力を大幅に向上し得る。さらに
また本発明のコイル熱処理炉ではベル型炉のように毎回
炉内を大気にオープンすることがなく真空パージ室によ
って外気の侵入を防ぐことができるので、炉内の雰囲気
の露点を低く維持することが可能となり、炉内の雰囲気
露点が高くなるのが防止される。このため、本発明のコ
イル熱処理炉で熱処理することにより被処理材を表面性
状の非常に清浄なものにすることができる。
コイル状物11を水平支持棒12により吊下支持するこ
とによりその両側から熱風が当たり得るようになるの
で、コイル状物11を短時間で均一加熱することができ
温度差も±3℃程度ときわめて少ないものとなり理想的
な均一加熱が達成される。また、常にパージ室1を経て
スタンドトレイ8を移動させるようにしたので、加熱室
20内または冷却室24内等に外気が侵入するのが防止
されると共に、加熱室20および冷却室24内の温度変
動を少なくできるので熱エネルギーを無駄なく使用する
ことができる。また、スタンドトレイ8を所定温度に保
たれた加熱室20や冷却室24に一定時間滞在させ時間
管理によってスタンドトレイ8を移動させることによ
り、所期の熱処理をなし得るので、自動化,省力化が容
易に達成できると共に、加熱と冷却を両室にて同時進行
させることにより処理能力を大幅に向上し得る。さらに
また本発明のコイル熱処理炉ではベル型炉のように毎回
炉内を大気にオープンすることがなく真空パージ室によ
って外気の侵入を防ぐことができるので、炉内の雰囲気
の露点を低く維持することが可能となり、炉内の雰囲気
露点が高くなるのが防止される。このため、本発明のコ
イル熱処理炉で熱処理することにより被処理材を表面性
状の非常に清浄なものにすることができる。
【0014】
【発明の効果】このように本発明によれば、コイル熱処
理炉の自動化,省力化を容易にすると共に、処理能力を
向上させ、均一加熱および省エネルギー化が達成される
など有益な効果がある。
理炉の自動化,省力化を容易にすると共に、処理能力を
向上させ、均一加熱および省エネルギー化が達成される
など有益な効果がある。
【図1】本発明に係るコイル熱処理炉の水平断面平面
図。
図。
【図2】図1のコイル熱処理炉の縦断面正面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
1 パージ室 2 正面開口 3 正面扉 8 スタンドトレイ 10 支柱 11 コイル状物 12 水平支持棒 13,14 開口 15,16 開閉扉 20 加熱室 21 出入口部 24 冷却室 25 出入口部 28 循環ファン 30 ラジアントチューブバーナ 31 循環ファン 33 冷却器 35 雰囲気ガス発生器 39 真空ポンプ 41 搬送ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F27B 9/02 F27B 9/02 9/04 9/04
Claims (3)
- 【請求項1】 コイル状物の中心に水平支持棒を貫挿し
て該コイル状物を吊下支持し得るスタンドトレイと、正
面扉より前記スタンドトレイを出入りし得るように形成
されたパージ室と、該パージ室の一端部に出入口部が対
面し該パージ室内より前記スタンドトレイが出入りし得
るように形成された加熱室と、該パージ室の他端部に出
入口部が対面し該パージ室より前記スタンドトレイが出
入りし得るように形成された冷却室とからなることを特
徴としたコイル熱処理炉。 - 【請求項2】 パージ室が耐圧性に形成され真空ポンプ
により該パーシ室内の空気を排出し得るようにした請求
項1に記載のコイル熱処理炉。 - 【請求項3】 コイル状物が支持されたスタンドトレイ
を正面扉からパージ室内に挿入し該パージ室内を雰囲気
ガスに置換してから該スタンドトレイを加熱室に移動し
てコイル状物を所定の熱処理温度に加熱し、該加熱室内
のスタンドトレイをパージ室を経て冷却室に移動させた
後、該パージ室内に正面扉から新らたなコイル状物が支
持されたスタンドトレイを挿入して該パージ室内を雰囲
気ガスに置換し該スタンドトレイを加熱室に移動するこ
とにより該加熱室内のコイル状物を所定の熱処理温度に
加熱しその間に前記冷却室内のコイル状物を所定温度に
冷却し、該冷却室内のスタンドトレイをパージ室を経て
正面扉から抽出した後、加熱室内のスタンドトレイをパ
ージ室を経て冷却室に移動させ、以下同様にコイル状物
が支持されたスタンドトレイをパージ室→加熱室→パー
ジ室→冷却室→パージ室の順に移動させ加熱と冷却とが
同時進行されるようにしたことを特徴とする請求項1ま
たは2に記載のコイル熱処理炉の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19553396A JP3915143B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | コイル熱処理炉およびその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19553396A JP3915143B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | コイル熱処理炉およびその運転方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1017944A true JPH1017944A (ja) | 1998-01-20 |
| JP3915143B2 JP3915143B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=16342682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19553396A Expired - Fee Related JP3915143B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | コイル熱処理炉およびその運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3915143B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009185349A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Ihi Corp | 多室型熱処理炉 |
| JP2017122528A (ja) * | 2016-01-06 | 2017-07-13 | 日本エア・リキード株式会社 | 熱処理装置、熱処理装置を備える熱処理システムおよびワークの製造方法 |
| CN116065003A (zh) * | 2022-12-22 | 2023-05-05 | 南通德元机械制造有限公司 | 一种轴承座铸造用退火设备 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP19553396A patent/JP3915143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009185349A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Ihi Corp | 多室型熱処理炉 |
| JP2017122528A (ja) * | 2016-01-06 | 2017-07-13 | 日本エア・リキード株式会社 | 熱処理装置、熱処理装置を備える熱処理システムおよびワークの製造方法 |
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| JP3915143B2 (ja) | 2007-05-16 |
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