JPH10180423A - 薄板の連続鋳造方法 - Google Patents
薄板の連続鋳造方法Info
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- JPH10180423A JPH10180423A JP34759496A JP34759496A JPH10180423A JP H10180423 A JPH10180423 A JP H10180423A JP 34759496 A JP34759496 A JP 34759496A JP 34759496 A JP34759496 A JP 34759496A JP H10180423 A JPH10180423 A JP H10180423A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】双ロール横注ぎ法において、鋳造開始時の固着
シェルの発生を未然に防止し、薄板連続鋳造の操業安定
性を確保しながら、表面が良質な鉄系合金の薄板を製造
すること。 【解決手段】湯溜まり部から連続的に供給される鉄系合
金の溶湯を、回転するロールの表面で急冷凝固させて薄
板を連続鋳造する双ロール横注ぎ連続鋳造方法におい
て、鋳造の初期に、鉄系合金の溶湯に溶解して発熱する
金属粉体を溶湯中に添加する。
シェルの発生を未然に防止し、薄板連続鋳造の操業安定
性を確保しながら、表面が良質な鉄系合金の薄板を製造
すること。 【解決手段】湯溜まり部から連続的に供給される鉄系合
金の溶湯を、回転するロールの表面で急冷凝固させて薄
板を連続鋳造する双ロール横注ぎ連続鋳造方法におい
て、鋳造の初期に、鉄系合金の溶湯に溶解して発熱する
金属粉体を溶湯中に添加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶湯から直接、鉄
系合金の薄板を鋳造する双ロール横注ぎ連続鋳造方法に
関する。
系合金の薄板を鋳造する双ロール横注ぎ連続鋳造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】双ロールを用いた連続鋳造法(以下、双
ロール連鋳法ともいう。)は、上注ぎ法と横注ぎ法に分
類される。上注ぎ法は、2本のロールを互いに水平に配
置し、2本のロールの間に上方から給湯する方法であ
り、横注ぎ法は、2本のロールを垂直方向に配置し、水
平方向から給湯する方法である。
ロール連鋳法ともいう。)は、上注ぎ法と横注ぎ法に分
類される。上注ぎ法は、2本のロールを互いに水平に配
置し、2本のロールの間に上方から給湯する方法であ
り、横注ぎ法は、2本のロールを垂直方向に配置し、水
平方向から給湯する方法である。
【0003】その内の横注ぎ法は、下記の(1)〜
(3)の特長がある。
(3)の特長がある。
【0004】(1)湯溜まり部から水平方向に給湯して
鋳造を行うために、湯溜まり部の湯面制御が容易であ
り、広幅で均一な給湯が可能である。また、溶湯ヘッド
が小さいために操業が容易である。
鋳造を行うために、湯溜まり部の湯面制御が容易であ
り、広幅で均一な給湯が可能である。また、溶湯ヘッド
が小さいために操業が容易である。
【0005】(2)設備の高さが低いので作業性がよ
く、設備のメンテナンスが容易である。
く、設備のメンテナンスが容易である。
【0006】(3)鋳造後の薄板の搬送方向が水平方向
なので、薄板の自重による負荷応力が小さい。したがっ
て、割れや破断を起こさせることなく、高温強度の低い
金属の薄板を安定して鋳造することができる。
なので、薄板の自重による負荷応力が小さい。したがっ
て、割れや破断を起こさせることなく、高温強度の低い
金属の薄板を安定して鋳造することができる。
【0007】双ロールを用いた連続鋳造方法は、上注ぎ
法、横注ぎ法ともに熱延工程を省略できるために、スラ
ブに鋳造し熱間圧延する従来の連続鋳造法に比べて製造
コストが低い。しかし、双ロール連鋳法は、従来の連続
鋳造法に比べて鋳造後の下工程での圧延率が小さいの
で、鋳造時の板厚変動や表面性状に対してより高度な品
質管理が要求される。このために、良質な薄板を得るた
めの双ロール連鋳法の検討が多くなされている。
法、横注ぎ法ともに熱延工程を省略できるために、スラ
ブに鋳造し熱間圧延する従来の連続鋳造法に比べて製造
コストが低い。しかし、双ロール連鋳法は、従来の連続
鋳造法に比べて鋳造後の下工程での圧延率が小さいの
で、鋳造時の板厚変動や表面性状に対してより高度な品
質管理が要求される。このために、良質な薄板を得るた
めの双ロール連鋳法の検討が多くなされている。
【0008】双ロール連鋳法における鋳造温度は、操業
安定性を確保し、薄板の品質を決定するための重要な因
子の一つである。
安定性を確保し、薄板の品質を決定するための重要な因
子の一つである。
【0009】双ロール連鋳法の場合には、低温で鋳造す
るのが好ましいが、一般には高温で鋳造されている。低
温での鋳造が可能な場合には、次のような利点がある。
それは、薄板に等軸晶帯を形成させることが容易なた
め、中心偏析を軽減させ、割れ感受性の高い合金の凝固
割れを防止できる。さらに、エネルギーコストの低減や
溶解炉の耐火物を長寿命化できる等の利点である。とこ
ろが、低温で鋳造すると、鋳造開始直後に三重境界部と
称する溶湯、耐火物およびロールの境界部分で溶湯が凝
固する現象が起こる。三重境界部で凝固したものは、耐
火物に固着するために固着シェルと呼ばれている。特
に、鋳造開始直後は、溶湯表面の輻射放熱やロールおよ
び底部堰等の耐火物による抜熱が起こるので、三重境界
部で溶湯が凝固し固着が生じやすい。
るのが好ましいが、一般には高温で鋳造されている。低
温での鋳造が可能な場合には、次のような利点がある。
それは、薄板に等軸晶帯を形成させることが容易なた
め、中心偏析を軽減させ、割れ感受性の高い合金の凝固
割れを防止できる。さらに、エネルギーコストの低減や
溶解炉の耐火物を長寿命化できる等の利点である。とこ
ろが、低温で鋳造すると、鋳造開始直後に三重境界部と
称する溶湯、耐火物およびロールの境界部分で溶湯が凝
固する現象が起こる。三重境界部で凝固したものは、耐
火物に固着するために固着シェルと呼ばれている。特
に、鋳造開始直後は、溶湯表面の輻射放熱やロールおよ
び底部堰等の耐火物による抜熱が起こるので、三重境界
部で溶湯が凝固し固着が生じやすい。
【0010】双ロール横注ぎ連鋳法における鋳造開始時
の固着シェルの生成を図2、図3および図4を用いて説
明する。図2は、湯溜まり部の端部の断面を表す図であ
る。固着シェル14が生成しやすいのは、底部堰3、下
ロール2および溶湯7の三重境界部12である。図3
は、下ロール2の胴長が上ロール1より長い装置を側面
から見た図である。図4は、上下ロール1、2の胴長が
等しい装置を側面から見た図である。
の固着シェルの生成を図2、図3および図4を用いて説
明する。図2は、湯溜まり部の端部の断面を表す図であ
る。固着シェル14が生成しやすいのは、底部堰3、下
ロール2および溶湯7の三重境界部12である。図3
は、下ロール2の胴長が上ロール1より長い装置を側面
から見た図である。図4は、上下ロール1、2の胴長が
等しい装置を側面から見た図である。
【0011】どのタイプの双ロール横注ぎ連鋳装置であ
っても、サイド堰13、上下ロール1、2および溶湯7
の三重境界部12に固着シェル14は生成する。
っても、サイド堰13、上下ロール1、2および溶湯7
の三重境界部12に固着シェル14は生成する。
【0012】いったん固着シェルが生成すると、下記の
(1)〜(3)のような問題が生じる。
(1)〜(3)のような問題が生じる。
【0013】(1)ロール表面に固着シェルが生成する
と薄板の厚さむらが生じる。
と薄板の厚さむらが生じる。
【0014】(2)耐火物から脱落した固着シェルが、
薄板に巻き込まれ、かみこみ疵と称する致命的な表面欠
陥を生じる。
薄板に巻き込まれ、かみこみ疵と称する致命的な表面欠
陥を生じる。
【0015】(3)固着シェルが脱落する際、耐火物の
一部が欠損するので、耐火物の寿命が短くなる。
一部が欠損するので、耐火物の寿命が短くなる。
【0016】このように、鋳造開始時の固着シェルの生
成は、薄板の品質と薄板連続鋳造の操業安定性に著しい
支障を引き起こす。
成は、薄板の品質と薄板連続鋳造の操業安定性に著しい
支障を引き起こす。
【0017】鋳造初期の固着シェルの発生を防止するた
めに、次のような対策が採られている。
めに、次のような対策が採られている。
【0018】特開平3−155438号公報には、上注
ぎ法において、サイドダムと接触する溶湯の凝固を防止
する技術が開示されている。この技術は、ロール表面の
サイドダムに近い部分に、溶湯と接触した際に発熱する
被覆材料を塗布しながら鋳造することにより、被覆材料
が薄板製品の端縁部となる溶湯と反応して溶湯の温度を
局部的に上昇させ、サイドダム近傍で製品の端縁部が極
端に冷却されるのを予防するものである。しかし、この
方法では、双ロールの端縁部の計4カ所に均等に被覆材
料を塗布する必要があり、そのバランスを制御すること
が非常に難しい。更に、連続鋳造中は、常時、薄板の端
縁部に被覆材料が混入するために製品品質が劣化し、製
品端縁部を除去せねばならず、歩留まりが低下する。
ぎ法において、サイドダムと接触する溶湯の凝固を防止
する技術が開示されている。この技術は、ロール表面の
サイドダムに近い部分に、溶湯と接触した際に発熱する
被覆材料を塗布しながら鋳造することにより、被覆材料
が薄板製品の端縁部となる溶湯と反応して溶湯の温度を
局部的に上昇させ、サイドダム近傍で製品の端縁部が極
端に冷却されるのを予防するものである。しかし、この
方法では、双ロールの端縁部の計4カ所に均等に被覆材
料を塗布する必要があり、そのバランスを制御すること
が非常に難しい。更に、連続鋳造中は、常時、薄板の端
縁部に被覆材料が混入するために製品品質が劣化し、製
品端縁部を除去せねばならず、歩留まりが低下する。
【0019】また、鋳造開始から定常状態に至る期間を
短縮し、製品歩留まりを向上させる方法として、下記の
ような上注ぎ法が提案されている。
短縮し、製品歩留まりを向上させる方法として、下記の
ような上注ぎ法が提案されている。
【0020】特開昭63−24250号公報に記載され
ている方法は、予めロールギャップ部に挿入された薄板
引き抜き用のダミーバーの上部に、融点降下元素を添加
した易溶性金属材料を挿入した状態で鋳造を開始し、注
入される溶湯の保有熱で易溶性金属材料を溶融させ、短
時間で湯溜まり部を形成し、直ちに連続鋳造を開始する
ものである。しかしこの方法は、注入した溶湯が易溶性
金属材料と十分に反応する前にロールと接触し冷却され
ること、易溶性金属材料の昇温時に注入溶湯の保有熱が
奪われること、溶湯を注入し始めてからロールを回転さ
せるために、初期溶湯の湯溜まり部内での滞留時間が長
いこと等の理由により、低温鋳造時にはロール、サイド
堰および溶湯の三重境界部で固着シェルが生成する。
ている方法は、予めロールギャップ部に挿入された薄板
引き抜き用のダミーバーの上部に、融点降下元素を添加
した易溶性金属材料を挿入した状態で鋳造を開始し、注
入される溶湯の保有熱で易溶性金属材料を溶融させ、短
時間で湯溜まり部を形成し、直ちに連続鋳造を開始する
ものである。しかしこの方法は、注入した溶湯が易溶性
金属材料と十分に反応する前にロールと接触し冷却され
ること、易溶性金属材料の昇温時に注入溶湯の保有熱が
奪われること、溶湯を注入し始めてからロールを回転さ
せるために、初期溶湯の湯溜まり部内での滞留時間が長
いこと等の理由により、低温鋳造時にはロール、サイド
堰および溶湯の三重境界部で固着シェルが生成する。
【0021】一方、横注ぎ法に対する固着シェル防止法
については、従来から報告されていない。また、前述し
た特開平3−155438号公報や特開昭63−242
50号公報に記載されている上注ぎ法に対して提案され
ている方法は、水平方向に並んだロールの間に湯溜まり
部が形成され、ロールに対して垂直方法に溶湯が供給さ
れる方式のため、湯溜まり部の形状が異なる横注ぎ法へ
の適用は難しい。
については、従来から報告されていない。また、前述し
た特開平3−155438号公報や特開昭63−242
50号公報に記載されている上注ぎ法に対して提案され
ている方法は、水平方向に並んだロールの間に湯溜まり
部が形成され、ロールに対して垂直方法に溶湯が供給さ
れる方式のため、湯溜まり部の形状が異なる横注ぎ法へ
の適用は難しい。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、横注ぎ法において、鋳造開始時の固着シェ
ルの発生を防止し、安定して表面が良質な鉄系合金の薄
板を鋳造することである。
する課題は、横注ぎ法において、鋳造開始時の固着シェ
ルの発生を防止し、安定して表面が良質な鉄系合金の薄
板を鋳造することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、次の連
続鋳造方法にある。
続鋳造方法にある。
【0024】『湯溜まり部から連続的に供給される鉄系
合金の溶湯を、回転するロールの表面で急冷凝固させて
薄板を連続鋳造する双ロール横注ぎ連続鋳造方法におい
て、鋳造の初期に、鉄系合金の溶湯に溶解して発熱する
金属粉体を溶湯中に添加する薄板の連続鋳造方法。』本
発明の横注ぎ法(以下、本発明方法ともいう。)は、下
記の技術思想により、固着シェルの発生を防止するとと
もに表面が良質な薄板を連続的に鋳造するものである。
合金の溶湯を、回転するロールの表面で急冷凝固させて
薄板を連続鋳造する双ロール横注ぎ連続鋳造方法におい
て、鋳造の初期に、鉄系合金の溶湯に溶解して発熱する
金属粉体を溶湯中に添加する薄板の連続鋳造方法。』本
発明の横注ぎ法(以下、本発明方法ともいう。)は、下
記の技術思想により、固着シェルの発生を防止するとと
もに表面が良質な薄板を連続的に鋳造するものである。
【0025】固着シェルの生成しやすい鋳造初期を高
温鋳造し、その後の定常状態を低温鋳造すれば、安定操
業できるとともに高品質の薄板を得ることができる。
温鋳造し、その後の定常状態を低温鋳造すれば、安定操
業できるとともに高品質の薄板を得ることができる。
【0026】鉄系合金の溶湯に溶解し発熱作用のある
金属粉体を鋳造初期に溶湯に添加することにより鋳造初
期の溶湯温度を高くすることができる。定常状態になっ
た後は、金属粉体の供給を止めることにより、低温鋳造
を行うことができる。
金属粉体を鋳造初期に溶湯に添加することにより鋳造初
期の溶湯温度を高くすることができる。定常状態になっ
た後は、金属粉体の供給を止めることにより、低温鋳造
を行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明方法を具体的に説明する。
【0028】図1は、本発明方法を実施するために用い
る双ロール横注ぎ薄板連続鋳造装置の概略断面図であ
る。この装置は、上ロール1、下ロール2、底部堰3、
タンディッシュ4、金属粉体供給手段5等を備えてい
る。
る双ロール横注ぎ薄板連続鋳造装置の概略断面図であ
る。この装置は、上ロール1、下ロール2、底部堰3、
タンディッシュ4、金属粉体供給手段5等を備えてい
る。
【0029】横注ぎ法における湯溜まり部は、上ロール
1、下ロール2、底部堰3、およびサイド堰13で囲ま
れる近辺で形成される。図1の装置では、上ロール1の
胴長は、薄板10の幅と同じであり、下ロール2の胴長
は上ロール1より長い構成である。サイド堰13は、底
面が下ロール2の周面と摺動し、側面が上ロール1の外
端面と摺動すると同時に底部堰3の外側部に密着する構
造となっている。
1、下ロール2、底部堰3、およびサイド堰13で囲ま
れる近辺で形成される。図1の装置では、上ロール1の
胴長は、薄板10の幅と同じであり、下ロール2の胴長
は上ロール1より長い構成である。サイド堰13は、底
面が下ロール2の周面と摺動し、側面が上ロール1の外
端面と摺動すると同時に底部堰3の外側部に密着する構
造となっている。
【0030】溶湯7は、炉6から、タンディッシュ4に
注入され、タンディッシュ4と直結した湯溜まり部に供
給され、上下ロール1、2の周面で凝固した後、上下ロ
ール1、2の最近接点で圧接され、薄板10となる。
注入され、タンディッシュ4と直結した湯溜まり部に供
給され、上下ロール1、2の周面で凝固した後、上下ロ
ール1、2の最近接点で圧接され、薄板10となる。
【0031】溶湯7に溶解して溶湯7を加熱する金属粉
体11は、鋳造の初期に、金属粉体供給手段5から湯溜
まり部の溶湯7に添加される。ここで、鋳造の初期と
は、炉6から溶湯7の注入を開始する直前から、タンデ
ィッシュ4の湯面が所定のレベル9に達し、定常の連続
鋳造状態になるまでの時間を意味する。
体11は、鋳造の初期に、金属粉体供給手段5から湯溜
まり部の溶湯7に添加される。ここで、鋳造の初期と
は、炉6から溶湯7の注入を開始する直前から、タンデ
ィッシュ4の湯面が所定のレベル9に達し、定常の連続
鋳造状態になるまでの時間を意味する。
【0032】鋳造の初期に、湯溜まり部の溶湯7に金属
粉体11を添加することにより、溶湯7と金属粉体11
が溶解して発熱する。そのために、鋳造初期の溶湯7の
温度が上昇し、溶湯、耐火物(底部堰、サイド堰)およ
びロールの三重境界部12における固着シェルの発生が
起こらない。湯面7が所定のレベル9に達し、定常の連
続鋳造が開始されれば、耐火物の温度が上昇し、溶湯7
の抜熱が徐々に減少するので、金属粉体11の添加は不
要となる。定常の連続鋳造中の溶湯7は、金属粉体11
が添加されないので、温度が上昇することはなく、溶湯
7自身の温度を保ったままの低温鋳造で連続的に鋳造で
きる。
粉体11を添加することにより、溶湯7と金属粉体11
が溶解して発熱する。そのために、鋳造初期の溶湯7の
温度が上昇し、溶湯、耐火物(底部堰、サイド堰)およ
びロールの三重境界部12における固着シェルの発生が
起こらない。湯面7が所定のレベル9に達し、定常の連
続鋳造が開始されれば、耐火物の温度が上昇し、溶湯7
の抜熱が徐々に減少するので、金属粉体11の添加は不
要となる。定常の連続鋳造中の溶湯7は、金属粉体11
が添加されないので、温度が上昇することはなく、溶湯
7自身の温度を保ったままの低温鋳造で連続的に鋳造で
きる。
【0033】このように、本発明方法は、鋳造初期は高
温鋳造とし、定常期では、低温鋳造とすることにより、
鋳造初期の固着シェルの発生を防止し、かつ表面が良質
な薄板の製造を可能とする。
温鋳造とし、定常期では、低温鋳造とすることにより、
鋳造初期の固着シェルの発生を防止し、かつ表面が良質
な薄板の製造を可能とする。
【0034】次に、金属粉体の種類および供給方法につ
いて説明する。
いて説明する。
【0035】金属粉体には、鉄系合金の溶湯に溶解する
と発熱し、溶湯の温度を上昇させる作用のある金属を用
いる。ここでいう鉄系合金とは、炭素鋼、低合金鋼、ス
テンレス鋼やFe−Ni合金等のFeあるいはNiを主
成分とする合金を意味している。金属粉体の例として
は、Si、Al等の粉体が挙げられ、これらを単独で用
いるか、溶鋼表面に保温層を形成するために一般に保温
剤として使用されるSiとCaSi2の混合粉末を用い
てもよい。また、Si、AlあるいはCaSi2の粉末
の2種類以上を混合させて用いてもよい。
と発熱し、溶湯の温度を上昇させる作用のある金属を用
いる。ここでいう鉄系合金とは、炭素鋼、低合金鋼、ス
テンレス鋼やFe−Ni合金等のFeあるいはNiを主
成分とする合金を意味している。金属粉体の例として
は、Si、Al等の粉体が挙げられ、これらを単独で用
いるか、溶鋼表面に保温層を形成するために一般に保温
剤として使用されるSiとCaSi2の混合粉末を用い
てもよい。また、Si、AlあるいはCaSi2の粉末
の2種類以上を混合させて用いてもよい。
【0036】これらの金属粉体を溶湯に溶解させること
によって、溶湯の温度が上昇するのは、次の理由によ
る。溶湯に常温のSi粉末を添加する場合、溶湯の保有
する熱により、Siの温度がSiの融点まで上昇し、S
iが融解し、融解したSiが溶湯と混合する。この際の
溶融Fe(または溶融Ni)と溶融Siの混合による発
熱量は非常に大きい。この発熱量は、常温のSiの温度
上昇と融解に消費される吸熱量を補償し、なお余剰す
る。余剰分の熱量が溶湯全体の温度を上昇させるのであ
る。
によって、溶湯の温度が上昇するのは、次の理由によ
る。溶湯に常温のSi粉末を添加する場合、溶湯の保有
する熱により、Siの温度がSiの融点まで上昇し、S
iが融解し、融解したSiが溶湯と混合する。この際の
溶融Fe(または溶融Ni)と溶融Siの混合による発
熱量は非常に大きい。この発熱量は、常温のSiの温度
上昇と融解に消費される吸熱量を補償し、なお余剰す
る。余剰分の熱量が溶湯全体の温度を上昇させるのであ
る。
【0037】金属粉体の粒度は、効率よく溶湯に溶け込
ませるためにできるだけ微細な方がよく、100メッシ
ュ以下の粒径とするのが望ましい。
ませるためにできるだけ微細な方がよく、100メッシ
ュ以下の粒径とするのが望ましい。
【0038】金属粉体の供給方法は、鋳造初期に、所定
速度で粉体を添加できるよう、スクリューフィーダ等を
用いる連続添加方式とするのが望ましい。
速度で粉体を添加できるよう、スクリューフィーダ等を
用いる連続添加方式とするのが望ましい。
【0039】金属粉体は、鋳造初期の溶湯の温度が、溶
湯の液相線基準で過熱度50℃以上の温度を保てるよう
な量を添加するのが望ましい。過熱度50℃未満では、
鋳造初期の溶湯が周囲の耐火物からの抜熱により凝固し
てしまい、固着シェルの発生を防止できない。
湯の液相線基準で過熱度50℃以上の温度を保てるよう
な量を添加するのが望ましい。過熱度50℃未満では、
鋳造初期の溶湯が周囲の耐火物からの抜熱により凝固し
てしまい、固着シェルの発生を防止できない。
【0040】金属粉体の添加量は、例えばステンレス鋼
を鋳造する場合に金属粉体としてSiを用いた場合は、
タンディシュの湯面が所定のレベルに達するまでの溶湯
量L(kg)に対して、Siは、0.005〜0.05
×L(kg)程、鋳造初期に添加するのが望ましい。
を鋳造する場合に金属粉体としてSiを用いた場合は、
タンディシュの湯面が所定のレベルに達するまでの溶湯
量L(kg)に対して、Siは、0.005〜0.05
×L(kg)程、鋳造初期に添加するのが望ましい。
【0041】Si粉体の添加によるステンレス鋼の溶湯
の温度上昇は、溶湯量Lに対する粉体添加量0.01L
当り(重量比1%当り)約20℃である。図5は、14
50℃のSUS304溶湯に対して、25℃のSi粉体
を添加した場合のSUS304の温度上昇量を熱化学計
算により求めた結果を示したものである。Si粉体の添
加量が重量比で1%増加するにつれてSUS304の温
度が約20℃上昇していることが分かる。
の温度上昇は、溶湯量Lに対する粉体添加量0.01L
当り(重量比1%当り)約20℃である。図5は、14
50℃のSUS304溶湯に対して、25℃のSi粉体
を添加した場合のSUS304の温度上昇量を熱化学計
算により求めた結果を示したものである。Si粉体の添
加量が重量比で1%増加するにつれてSUS304の温
度が約20℃上昇していることが分かる。
【0042】例えば、融点1450℃のSUS304溶
湯の炉内での温度が1510℃(過熱度60℃)のと
き、鋳造初期の溶湯がタンディッシュ注入直後に周囲の
耐火物により抜熱され1470℃(過熱度20℃)にな
ったとすると、その鋳造初期の溶湯50kgに対し常温
Siを1kg添加した場合は、溶湯の温度が約40℃上
昇し、1510℃(過熱度60℃)程度となる。鋳造を
開始して、鋳造定常期になった際のステンレス鋼の溶湯
の温度は、1490℃(過熱度40℃)程度に下がる。
湯の炉内での温度が1510℃(過熱度60℃)のと
き、鋳造初期の溶湯がタンディッシュ注入直後に周囲の
耐火物により抜熱され1470℃(過熱度20℃)にな
ったとすると、その鋳造初期の溶湯50kgに対し常温
Siを1kg添加した場合は、溶湯の温度が約40℃上
昇し、1510℃(過熱度60℃)程度となる。鋳造を
開始して、鋳造定常期になった際のステンレス鋼の溶湯
の温度は、1490℃(過熱度40℃)程度に下がる。
【0043】また、鋳造する合金種がステンレス鋼以外
の前述の鉄系合金であっても、添加する金属粉体がSi
粉末以外の前述の金属粉末であっても同様の発熱作用が
得られる。一例として、融点1440℃のFe−45%
Ni合金溶湯の炉内での温度が1490℃(過熱度50
℃)、タンディッシュ注入直後の温度が1450℃(過
熱度10℃)である場合に、鋳造初期の溶湯50kgに
対し常温のSiとAlの混合粉体を2kg添加すると、
溶湯の温度が約80℃上昇し、1530℃(過熱度90
℃)程度となる。また、鋳造を開始して、鋳造定常期に
なった際のFe−45%Ni合金の溶湯の温度は、14
70℃(過熱度30℃)程度に下がる。
の前述の鉄系合金であっても、添加する金属粉体がSi
粉末以外の前述の金属粉末であっても同様の発熱作用が
得られる。一例として、融点1440℃のFe−45%
Ni合金溶湯の炉内での温度が1490℃(過熱度50
℃)、タンディッシュ注入直後の温度が1450℃(過
熱度10℃)である場合に、鋳造初期の溶湯50kgに
対し常温のSiとAlの混合粉体を2kg添加すると、
溶湯の温度が約80℃上昇し、1530℃(過熱度90
℃)程度となる。また、鋳造を開始して、鋳造定常期に
なった際のFe−45%Ni合金の溶湯の温度は、14
70℃(過熱度30℃)程度に下がる。
【0044】金属粉体の添加は、タンディッシュへの溶
湯の供給手段やタンディッシュの湯面レベル検知手段と
連動して、金属粉体供給手段を作動させるのが好まし
い。
湯の供給手段やタンディッシュの湯面レベル検知手段と
連動して、金属粉体供給手段を作動させるのが好まし
い。
【0045】定常の連続鋳造が行われるようになれば、
溶湯の流路の耐火物の蓄熱、雰囲気温度の上昇により、
溶湯の熱損失が小さくなるので発熱源である金属粉体の
供給は不要となる。
溶湯の流路の耐火物の蓄熱、雰囲気温度の上昇により、
溶湯の熱損失が小さくなるので発熱源である金属粉体の
供給は不要となる。
【0046】湯面が所定のレベルに達した後の定常期で
の湯溜まり部内の溶湯の温度は、溶湯の液相線基準で過
熱度10℃以上、70℃以下の温度とするのが望まし
い。過熱度10℃未満では、定常時といえども溶湯が周
囲の耐火物からのわずかな抜熱により凝固してしまい、
固着シェルの発生を防止できない恐れがある。過熱度が
70℃を超えると、割れ感受性の強い合金種で凝固割れ
が発生する恐れがある。
の湯溜まり部内の溶湯の温度は、溶湯の液相線基準で過
熱度10℃以上、70℃以下の温度とするのが望まし
い。過熱度10℃未満では、定常時といえども溶湯が周
囲の耐火物からのわずかな抜熱により凝固してしまい、
固着シェルの発生を防止できない恐れがある。過熱度が
70℃を超えると、割れ感受性の強い合金種で凝固割れ
が発生する恐れがある。
【0047】金属粉体を保持しておく容器内で「棚つ
り」と称する金属粉体の停滞が生じないように、バイブ
レータを設置し、供給中は振動させるのが好ましい。ま
た、金属粉体は、容器内の酸素と反応し、発火する恐れ
があるので、容器内の雰囲気は、Ar、N2等の不活性
ガスにしておくのが好ましい。
り」と称する金属粉体の停滞が生じないように、バイブ
レータを設置し、供給中は振動させるのが好ましい。ま
た、金属粉体は、容器内の酸素と反応し、発火する恐れ
があるので、容器内の雰囲気は、Ar、N2等の不活性
ガスにしておくのが好ましい。
【0048】金属粉体を添加して鋳造した鋳造初期の薄
板は、目的とする化学組成から外れる場合は、切断除去
するのが好ましい。
板は、目的とする化学組成から外れる場合は、切断除去
するのが好ましい。
【0049】
(実施例1)図1に示す双ロール横注ぎ連続鋳造装置を
用いて、本発明方法を実施し、厚さ2.0mm×幅70
0mmのSUS304の薄板を鋳造した。その際、固着
シェルの発生の有無と薄板の表面欠陥の有無を調査し
た。
用いて、本発明方法を実施し、厚さ2.0mm×幅70
0mmのSUS304の薄板を鋳造した。その際、固着
シェルの発生の有無と薄板の表面欠陥の有無を調査し
た。
【0050】上ロール1の直径は1200mm、胴長は
700mm、下ロール2の直径は1200mm、胴長は
1000mmであり、上下ロールはそれぞれ内部を水冷
した。鋳造速度は0.85m/sとした。
700mm、下ロール2の直径は1200mm、胴長は
1000mmであり、上下ロールはそれぞれ内部を水冷
した。鋳造速度は0.85m/sとした。
【0051】溶湯7は、タンディッシュ4の直上に配置
された炉6で種々の温度に調整した後タンディッシュ4
内に供給した。また、溶湯の上部のシールにはN2ガス
を用い、15リットル/minの流量で溶湯上部に供給
した。
された炉6で種々の温度に調整した後タンディッシュ4
内に供給した。また、溶湯の上部のシールにはN2ガス
を用い、15リットル/minの流量で溶湯上部に供給
した。
【0052】溶湯へ添加する金属粉体11には、純度9
9%、粒度200メッシュのSi粉体、SiとCaSi
2を重量比で70:30の割合で混合した粒度100メ
ッシュの混合粉体、SiとAlを重量比で70:30の
割合で混合した粒度200メッシュの混合粉体の3種類
を用いた。金属粉体11は、タンディッシュ4内への溶
湯7の注湯開始と同時に供給を開始し、タンディッシュ
4内の湯面8が定常レベル9に達する直前に、供給を停
止した。
9%、粒度200メッシュのSi粉体、SiとCaSi
2を重量比で70:30の割合で混合した粒度100メ
ッシュの混合粉体、SiとAlを重量比で70:30の
割合で混合した粒度200メッシュの混合粉体の3種類
を用いた。金属粉体11は、タンディッシュ4内への溶
湯7の注湯開始と同時に供給を開始し、タンディッシュ
4内の湯面8が定常レベル9に達する直前に、供給を停
止した。
【0053】表1に鋳造条件、固着シェルの発生状況や
薄板の品質等の調査結果を示した。また、本発明方法の
効果を確かめるために、金属粉体を添加せずに鋳造を実
施した結果についても併せて示した。
薄板の品質等の調査結果を示した。また、本発明方法の
効果を確かめるために、金属粉体を添加せずに鋳造を実
施した結果についても併せて示した。
【0054】
【表1】
【0055】本発明方法で鋳造した例では、鋳造初期の
固着シェルの発生がなく、注湯開始15秒以降の定常域
も安定した鋳造ができ、鋳造された薄板は、かみこみ
疵、割れ、しわ疵等の表面欠陥も皆無であった。
固着シェルの発生がなく、注湯開始15秒以降の定常域
も安定した鋳造ができ、鋳造された薄板は、かみこみ
疵、割れ、しわ疵等の表面欠陥も皆無であった。
【0056】一方、表1の比較例で示すように、金属粉
体を添加せずに鋳造した場合は、鋳造初期の固着シェル
や薄板表面にかみこみ疵が発生した。
体を添加せずに鋳造した場合は、鋳造初期の固着シェル
や薄板表面にかみこみ疵が発生した。
【0057】(実施例2)図1に示す双ロール横注ぎ連
続鋳造装置を用いて、厚さ2.0mm×幅700mmの
45wt%のNiを含有し残部が実質的にFeの組成で
あるFe−Ni合金の薄板を鋳造した。
続鋳造装置を用いて、厚さ2.0mm×幅700mmの
45wt%のNiを含有し残部が実質的にFeの組成で
あるFe−Ni合金の薄板を鋳造した。
【0058】鋳造速度は、0.85m/sとした。溶湯
7は、タンディッシュ4直上に配置された炉6からタン
ディッシュ4内に供給した。
7は、タンディッシュ4直上に配置された炉6からタン
ディッシュ4内に供給した。
【0059】溶湯へ添加する金属粉体11には、粒度3
50メッシュのSi粉体とSiとAlを重量比で70:
30の割合で混合した粒度100メッシュの混合粉体の
2種類を用いた。金属粉体11は、タンディッシュ4内
への溶湯7の注湯開始の1秒前に供給を開始し、タンデ
ィッシュ4内の湯面8が定常レベル9に達する直前に供
給を止めた。
50メッシュのSi粉体とSiとAlを重量比で70:
30の割合で混合した粒度100メッシュの混合粉体の
2種類を用いた。金属粉体11は、タンディッシュ4内
への溶湯7の注湯開始の1秒前に供給を開始し、タンデ
ィッシュ4内の湯面8が定常レベル9に達する直前に供
給を止めた。
【0060】表1に鋳造条件、固着シェルの発生状況や
薄板の品質等の調査結果を示した。本発明方法で鋳造し
た例では、鋳造初期の固着シェルの発生がなく、鋳造定
常域も安定した鋳造ができた。また、鋳造された薄板
は、実施例1と同様に表面品質が良好であった。
薄板の品質等の調査結果を示した。本発明方法で鋳造し
た例では、鋳造初期の固着シェルの発生がなく、鋳造定
常域も安定した鋳造ができた。また、鋳造された薄板
は、実施例1と同様に表面品質が良好であった。
【0061】
【発明の効果】本発明方法は、鋳造開始時の固着シェル
の発生を未然に防止し、薄板連続鋳造の操業安定性を確
保しながら、表面が良質な薄板を鋳造することができ
る。
の発生を未然に防止し、薄板連続鋳造の操業安定性を確
保しながら、表面が良質な薄板を鋳造することができ
る。
【図1】本発明の方法に用いる双ロール横注ぎ方式の薄
板連続鋳造装置の一例を示す図である。
板連続鋳造装置の一例を示す図である。
【図2】三重境界部での固着シェルの生成状況を示す概
略図である。
略図である。
【図3】下ロール2の胴長が上ロール1より長い装置に
おける三重境界部での固着シェルの生成状況を示す概略
図である。
おける三重境界部での固着シェルの生成状況を示す概略
図である。
【図4】上下ロール1、2の胴長が等しい装置における
三重境界部での固着シェルの生成状況を示す概略図であ
る。
三重境界部での固着シェルの生成状況を示す概略図であ
る。
【図5】1450℃のSUS304溶湯に対して、25
℃のSi粉体を添加した場合のSUS304の温度上昇
を示す図である。
℃のSi粉体を添加した場合のSUS304の温度上昇
を示す図である。
1:上ロール 2:下ロール 3:底部堰 4:タンディッシュ 5:金属粉体供給手段 6:溶湯供給手段 7:溶湯 8:初期の湯面レベル 9:定常時の湯面レベル 10:薄板 11:金属粉体 12:三重境界部 13:サイド堰
Claims (1)
- 【請求項1】湯溜まり部から連続的に供給される鉄系合
金の溶湯を、回転するロールの表面で急冷凝固させて薄
板を連続鋳造する双ロール横注ぎ連続鋳造方法におい
て、鋳造の初期に、鉄系合金の溶湯に溶解して発熱する
金属粉体を溶湯中に添加することを特徴とする薄板の連
続鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34759496A JPH10180423A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 薄板の連続鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34759496A JPH10180423A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 薄板の連続鋳造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10180423A true JPH10180423A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18391280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34759496A Pending JPH10180423A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 薄板の連続鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10180423A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100553278B1 (ko) * | 2001-01-22 | 2006-02-20 | 오스카 지. 담 | 야금 공정에 사용하기 위한 개선된 장입 스톡의 제조방법 |
| WO2020071488A1 (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 日本製鉄株式会社 | 薄肉鋳片の製造方法 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34759496A patent/JPH10180423A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100553278B1 (ko) * | 2001-01-22 | 2006-02-20 | 오스카 지. 담 | 야금 공정에 사용하기 위한 개선된 장입 스톡의 제조방법 |
| WO2020071488A1 (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 日本製鉄株式会社 | 薄肉鋳片の製造方法 |
| CN112789126A (zh) * | 2018-10-03 | 2021-05-11 | 日本制铁株式会社 | 薄壁铸板的制造方法 |
| KR20210060572A (ko) | 2018-10-03 | 2021-05-26 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 박육 주편의 제조 방법 |
| CN112789126B (zh) * | 2018-10-03 | 2023-03-31 | 日本制铁株式会社 | 薄壁铸板的制造方法 |
| US11717883B2 (en) | 2018-10-03 | 2023-08-08 | Nippon Steel Corporation | Method for manufacturing cast strip |
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