JPH10180564A - しまり嵌合方法およびしまり嵌合装置 - Google Patents

しまり嵌合方法およびしまり嵌合装置

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JPH10180564A
JPH10180564A JP8340947A JP34094796A JPH10180564A JP H10180564 A JPH10180564 A JP H10180564A JP 8340947 A JP8340947 A JP 8340947A JP 34094796 A JP34094796 A JP 34094796A JP H10180564 A JPH10180564 A JP H10180564A
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tight
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守弘 松田
Fumio Kishida
文夫 岸田
Shigemi Shiotani
重美 塩谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2部材のしまり嵌合を行う方法として、第2部
材に運動エネルギを付与して第1部材に当接によりしま
り嵌合させる方法を提供する。 【解決手段】しまり嵌合方法を、(a) 第2部材12を第
1部材10に向かってガイドするためのガイド装置44
に第2部材12を適合部材14により適合させる工程
と、(b) 第2部材12をガイド装置44に装着する工程
と、(c) それら工程の終了後、第2部材12を第1部材
10に向かって加速することにより、第2部材12に運
動エネルギを付与して第1部材10に当接によりしまり
嵌合させる工程とを含むものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2部材のしまり嵌
合を行う技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】しまり嵌合技術の一従来例が実開昭63
−144136号公報に記載されている。この従来技術
は、図12の上側に示すように、固定的に保持されてい
る第1部材200に第2部材202を剛体である圧入ヘ
ッド204により押圧してそれら2部材200,202
のしまり嵌合を行う技術である。しかし、この従来技術
においては、第2部材202の両端部のうち第1部材2
00の側とは反対側の端部に圧入ヘッド204との接触
によって機械的力Fを付与されるため、第1部材200
との当接により第2部材202において軸方向圧縮応力
が、同図の下側にグラフで示すように、軸方向位置全体
において一様に分布する。そのため、この従来技術に
は、第2部材202のうち第1部材200との予定しま
り嵌合部以外の部分にも軸方向圧縮応力が発生してしま
うという問題があった。そこで、本出願人は、その問題
を解決するために、本発明に先立ち、2部材の少なくと
も一方を互いに接近する向きに加速することにより運動
エネルギを付与して相手方に当接させることにより、そ
れら2部材のしまり嵌合を行う技術を開発した。この開
発技術を実施すれば、第1部材200との当接により第
2部材202において軸方向圧縮応力が図13に示すよ
うに、第1部材200と当接する端部から遠ざかるにつ
れて漸減し、反対側の端部で0となる。
【0003】その後、本出願人はこの開発技術について
研究を続け、その結果、第2部材を第1部材に正確な位
置において当接させるために、第2部材をガイド装置に
より第1部材に向かって積極的にガイドすることが有効
であることに気が付いた。さらに、第2部材の形状の種
類を問わず、ガイド装置による第2部材のガイドが可能
な汎用性の高いしまり嵌合技術を得ることが必要である
ことにも気が付いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段,作用お
よび効果】本発明は、かかる知見に基づき、第2部材に
運動エネルギを付与して第1部材に当接によりしまり嵌
合させる一方法であって、それら2部材とは別の適合部
材を用いることにより、第2部材のガイド装置を有する
にもかかわらず第2部材の形状の種類に対する汎用性が
高いしまり嵌合方法を得ることを課題としてなされたも
のである。この課題は、本発明に従い、第1部材と第2
部材とのしまり嵌合を行う方法を、(a) 前記第2部材を
前記第1部材に向かってガイドするためのガイド装置に
第2部材を適合させる適合部材により第2部材をガイド
装置に適合させる適合工程と、(b) 前記第2部材を前記
ガイド装置に装着する装着工程と、(c) それら適合工程
と装着工程との終了後、前記第2部材を前記第1部材に
向かって加速することにより、第2部材に運動エネルギ
を付与して第1部材に当接によりしまり嵌合させる加速
工程とを含むものとすることによって解決される。した
がって、本発明に係るしまり嵌合方法によれば、第2部
材とガイド装置との不整合が適合部材によって解消さ
れ、第2部材とガイド装置とをそれらのみによって整合
させることが不可欠ではなくなり、第2部材の形状の種
類に対する汎用性の高いしまり嵌合方法が得られる。
【0005】そして、本発明によれば次のような具体的
な効果が得られる。例えば、第2部材が、第1部材との
しまり嵌合方向から見た場合の第2部材の重心軸に関し
て非対称な形状を有して重量アンバランスを有するた
め、第2部材が加速中に正規のしまり嵌合方向に対して
傾斜してしまい、第2部材が正規の角度で第1部材に当
接しない場合がある。このような場合に、本発明を実施
し、適合部材により第2部材の非対称性すなわち重量ア
ンバランスを補えば、第2部材の加速中の傾斜が阻止さ
れ、2部材が正規な角度でしまり嵌合されるという効果
が得られる。また、2部材がしまり嵌合する際の、それ
ら2部材のしまり嵌合方向に沿った一直線(以下、「加
速軸」という。)回りの位相が予め決まっているにもか
かわらず、第2部材が加速中に加速軸回りに回転してし
まったため、第2部材が正規の位相で第1部材に当接し
ない場合がある。このような場合に、本発明を実施し、
適合部材により第2部材の加速中における加速軸回りの
回転を阻止すれば、それら2部材が正規な位相でしまり
嵌合されるという効果が得られる。また、加速装置が、
第2部材をそれの後方における圧力を前方における圧力
より高圧にすることによって加速する方式であるにもか
かわらず、第2部材がそれの前後端面同士が貫通穴によ
り互いに連通させられた中空部材であるために、その第
2部材を加速することができず、しまり嵌合を行うこと
ができない場合がある。このような場合に、本発明を実
施し、適合部材により第2部材の貫通穴を直接にまたは
間接に閉塞すれば、第2部材が中空でも加速可能となっ
てしまり嵌合も可能となるという効果が得られる。
【0006】なお付言すれば、本発明において「2部
材」は例えば、相手方との予定しまり嵌合部が共に剛体
製であるものでも、一方は剛体製、他方は弾性体製であ
るものでもよい。
【0007】また、本発明において「加速」は、2部材
の一方が棒部を有する部材であり、他方がその棒部が嵌
合されるべき穴部を有する部材である場合に、棒部を有
する部材を加速する方式としたり、穴部を有する部材を
加速する方式とすることができる。また、「加速」は、
第2部材に気圧,液圧等、直接力を作用させることによ
って第2部材を加速する方式としたり、磁気力,重力,
遠心力等、間接力を作用させることによって第2部材を
加速する方式とすることができる。ここに、「第2部材
に気圧を作用させる」態様には例えば、高圧気体発生装
置と、その高圧気体発生装置と第2部材の後方空間とを
互いに接続する気体通路と、その気体通路の途中に設け
られ、その気体通路を開閉させる制御弁とを含み、高圧
気体を第2部材の後端部に作用させる態様がある。ま
た、「加速」は、2部材の当接時に第2部材の両端部の
うち第1部材と当接する端部とは反対側の端部に発生す
る軸方向圧縮応力が0となることを保証するために、第
2部材が第1部材に当接する直前には、例えば第2部材
の後方における圧力を前方における圧力と等圧にして第
2部材を等速運動状態とする方式とすることが望まし
い。
【0008】また、本発明において「ガイド装置」は例
えば、管,棒等、閉じた断面形状を有するものとした
り、溝部材等、開いた断面形状を有するものとすること
ができる。
【0009】また、本発明において「適合部材」は、ガ
イド装置において第2部材と一体的に運動可能な可動部
材としたり、運動しない固定部材とすることができる。
例えば、第2部材が前記貫通穴を有する中空部材であ
り、ガイド装置が固定部材としてのロッドを第2部材の
貫通穴に貫通させることによって第2部材を摺動可能に
嵌合する方式である場合に、第2部材の形状に合わせて
複数種類のロッドを適宜選択することができ、この場合
には、ロッドが固定部材としての「適合部材」を構成す
ることになるのである。
【0010】本発明に係るしまり嵌合方法の一実施態様
は、前記適合工程が、前記加速の開始に先立って前記第
2部材を前記適合部材と合体させる第1工程を含み、前
記装着工程が、各回のしまり嵌合毎に、前記第1工程の
終了後、その第1工程において前記第2部材と適合部材
とが合体させられた合体部材を前記ガイド装置に装着す
る第2工程を含む態様である。別の実施態様は、前記適
合工程が、一連の複数回の前記しまり嵌合の開始に先立
って前記適合部材を前記ガイド装置に装着し、前記一連
の複数回のしまり嵌合の間、適合部材をガイド装置から
取り外さないで繰り返し使用する第3工程を含み、前記
装着工程が、その第3工程の終了後、各回のしまり嵌合
毎に、前記加速の開始に先立って前記第2部材を前記ガ
イド装置に装着する第4工程を含む態様である。
【0011】本発明の別の課題は、第2部材に運動エネ
ルギを付与して第1部材に当接によりしまり嵌合させる
一装置であって、それら2部材とは別の適合部材を用い
ることにより、第2部材のガイド装置を有するにもかか
わらず第2部材の形状の種類に対する汎用性が高いしま
り嵌合装置を得ることを課題としてなされたものであ
る。この課題は、本発明に従い、第1部材と第2部材と
のしまり嵌合を行う装置を、(a) 前記第2部材を前記第
1部材に向かってガイドするためのガイド装置と、(b)
前記第2部材をそのガイド装置に適合させる適合部材
と、(c) 前記第2部材を前記第1部材に向かって加速す
ることにより、第2部材に運動エネルギを付与して第1
部材に当接によりしまり嵌合させる加速装置とを含むも
のとすることによって解決される。したがって、本発明
に係るしまり嵌合装置によれば、前記しまり嵌合方法に
おけるに準じて、第2部材の形状の種類に対する汎用性
の高いしまり嵌合装置が得られる。
【0012】本発明に係るしまり嵌合装置の一実施態様
は、前記第2部材が、その第2部材が前記適合部材なし
で前記ガイド部材に装着された状態で前記加速装置が作
動させられた場合に、前記第1部材に対して予定外の相
対変位を生じるものであり、前記適合部材が、その第2
部材の前記予定外の相対変位を阻止するものである態様
である。ここに、「第2部材の予定外の相対変位」には
例えば、第1部材とのしまり嵌合方向に対する傾斜や、
第1部材とのしまり嵌合方向に沿った一直線である加速
軸回りの回転が含まれる。本実施態様によれば、適合部
材により第2部材の予定外の相対変位が阻止され、正常
なしまり嵌合が可能となる。
【0013】別の実施態様は、前記ガイド装置が、嵌合
穴により前記第2部材と摺動可能に嵌合することによっ
て第2部材をガイドするものであり、前記第2部材が、
そのガイド装置に嵌合された場合にガイド装置の前記嵌
合穴との間に予定外の隙間を生じるものであり、前記適
合部材が、その第2部材の前記予定外の隙間を閉塞する
ものである態様である。ここに、「嵌合穴」には、内面
により構成される場合と、外面により構成される場合が
あり、さらに、円形断面で構成される場合と、非円形断
面で構成される場合がある。本実施態様によれば、適合
部材により第2部材とガイド装置との間の予定外の隙間
が閉塞され、正常なしまり嵌合が可能となる。
【0014】さらに別の実施態様は、前記第2部材が、
それの前後端部を互いに連通させる貫通穴を有する中空
部材であり、前記適合部材が、その第2部材の前記貫通
穴を直接にまたは間接に閉塞するものである態様であ
る。ここに、「直接に閉塞する」適合部材には例えば、
第2部材に脱着可能に装着されるアダプタがあり、ま
た、「間接に閉塞する」適合部材には例えば、第2部材
を摺動可能に嵌合する嵌合穴に摺動可能に嵌合するピス
トンがある。本実施態様によれば、適合部材により第2
部材の貫通穴が閉塞され、正常なしまり嵌合が可能とな
る。
【0015】本発明のさらに別の課題は、第2部材に運
動エネルギを付与して第1部材に当接によりしまり嵌合
させる一装置であって、それら2部材とは別の適合部材
をガイド装置から取り外すことなく繰り返し使用するこ
とにより、第2部材のガイド装置を有するにもかかわら
ず第2部材の形状の種類に対する汎用性が高いしまり嵌
合装置を得ることを課題としてなされたものである。こ
の課題は、本発明に従い、第1部材と第2部材とのしま
り嵌合を行う装置を、(a) 嵌合穴が形成されたハウジン
グと、その嵌合穴に摺動可能に嵌合されたピストンとを
備え、そのピストンを前記第1部材に向かってガイドす
るとともに、前記第2部材が、嵌合穴にピストンの前方
において装填されるガイド装置と、(b) 前記嵌合穴にお
ける前記ピストンの後方の空間の圧力を前方の空間の圧
力より高圧にすることにより、ピストンを嵌合穴におけ
る初期位置から前記第1部材に向かって加速し、それに
より前記第2部材に運動エネルギを付与して第1部材に
当接によりしまり嵌合させる加速装置と、(c) 次回のし
まり嵌合に先立って前記ピストンを前記初期位置に戻す
復帰装置とを含むものとすることによって解決される。
【0016】本発明に係るしまり嵌合装置の一実施態様
は、前記復帰装置が、前記ピストンを前記初期位置に向
かう向きに付勢する付勢手段と、前記ピストンが、前記
嵌合穴において前記初期位置から前記第1部材に接近す
る向きに移動して予め定められた位置に到達したことに
応じて、嵌合穴におけるピストンの後方の空間と前方の
空間とを等圧にする選択的等圧化装置とを含む態様であ
る。本実施態様の一形態は、前記選択的等圧化装置が、
前記ピストンが前記嵌合穴において前記予め定められた
位置に到達したことに応じて、嵌合穴におけるピストン
の後方の空間と前方の空間とを互いに連通させる選択的
連通装置を含む形態である。選択的連通装置は、ハード
ウェアとソフトウェアとの双方を含み、ピストンの位置
を検出するセンサからの信号に基づいて電気的に作動す
る方式とすることができるが、ハードウェアのみを含
み、ピストンと嵌合穴との相対移動に基づいて機械的に
作動する方式とすることができ、後者の方式とすれば、
ソフトウェアが不要となるから、選択的等圧化装置を安
価かつ簡単に製造し得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のさらに具体的ない
くつかの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図
1には、本発明に係るしまり嵌合装置の第1実施形態で
あるとともに本発明に係るしまり嵌合方法の第1実施形
態を実施するのに好適な圧入機が示されている。この圧
入機は、被圧入部材としての第1部材10に形成された
穴に圧入部材としての第2部材12をアダプタ14を装
着した状態で圧入する。2部材10,12は、本実施形
態においては、図2に示すように、自動車のパワーステ
アリング装置におけるシリンダチューブ10とポートハ
ウジング12とされている。シリンダチューブ10には
穴20が半径方向に貫通させられている。また、シリン
ダチューブ10にはそれの内周面22において図示しな
いピストン(パワーピストン等)が摺動可能に嵌合され
る。ポートハウジング12は2つの直線部24,26が
互いに直角に接続されてL字状を成している。各直線部
24,26に同軸に各直線通路28,30が形成され、
それら直線通路28,30も互いに直角に接続され、そ
れにより、ポートハウジング12にL字形状の通路32
が形成されている。一方の直線通路28の開口端部34
は、上記穴20と連通し、他方の直線通路30の開口端
部36は、外部通路が接続されるべきシリンダポートと
されている。そして、それらシリンダチューブ10とポ
ートハウジング12とは、ポートハウジング12がそれ
の開口端部34においてシリンダチューブ10の外周面
と直角に接触するとともに、その開口端部34と穴20
とが互いに連通する状態で接合されて組み立てられる。
【0018】ところで、それらシリンダチューブ10と
ポートハウジング12とは従来、図3に示すように、溶
接により接合されていた。しかし、溶接の熱によってシ
リンダチューブ10に歪みが発生し、それの内径の真円
度が悪化する。そのため、シリンダチューブ10の内周
面22のうちポートハウジング12との溶接部の近傍
は、ピストンの摺動部として使用することができず、そ
の分、シリンダチューブ10を長くせざるを得なかっ
た。
【0019】これに対して、本実施形態においては、そ
れらシリンダチューブ10とポートハウジング12とが
上記圧入機により接合されるため、接合時に溶接の場合
ほどには大きな歪みがシリンダチューブ10に発生せず
に済み、シリンダチューブ10の短縮化が容易となる。
【0020】この圧入機は、図1に示すように、第1部
材10を保持する保持装置40と、第2部材12を第1
部材10に向かってガイドするガイド装置44と、第2
部材12を加速する加速装置46とを備えている。
【0021】ガイド装置44は、ハウジング50と、そ
のハウジング50に嵌合穴として形成されたガイド通路
52とを備えている。ガイド通路52は、それの内面に
おいてアダプタ14の外面と摺動可能に嵌合され、それ
により、アダプタ14が第1部材10に向かってガイド
される。アダプタ14は、正面図である図4と側面断面
図である図5とに示すように、アダプタ14の中心線C
Lが通過する中心部60から複数個の直線部62が放射
状かつ対称的に延びる形状を有している。各直線部62
は、ポートハウジング12の直線部26より大きな断面
形状を有するとともに、中心線CLに対して直角に延び
ている。アダプタ14は、本実施形態においては、十字
形状を成しているが、例えば、X字形状としたり、Y字
形状とすることができる。このアダプタ14は、圧入に
先立ち、ポートハウジング12に固定的に装着される。
アダプタ14の中心線CLとポートハウジング12の直
線部24とが同軸となり、かつ、アダプタ14の複数個
の直線部62のうちの1個とポートハウジング12の直
線部26とが一致するように装着されるのであり、それ
により、それらアダプタ14とポートハウジング12と
の合体部材66が構成される。この合体部材66に対応
して前記ガイド通路52の内面形状が設計されている。
具体的には、合体部材66をそれの中心線CLと一致す
る加速軸(圧入軸)に沿って移動させた場合に合体部材
66の外面によって描かれる軌跡面の断面形状より僅か
に大きい断面形状を有するようにガイド通路52の内面
形状が設計されているのである。したがって、合体部材
66は、それの外面においてガイド通路52の内面と摺
動可能かつ回転不能に嵌合されることとなる。
【0022】加速装置46は、ガイド通路52内におけ
る合体部材66の後端部に大気圧より高圧の気体(高圧
流体の一例である。)を作用させることによって合体部
材66に推力を付与し、それにより合体部材66を加速
する方式である。加速装置46は、(a) 高圧気体を保持
する高圧源70と、(b) その高圧源70と、ガイド通路
52の両端部のうち第1部材10とは反対側の端部内の
空間とを互いに接続する気体通路72と、(c) その気体
通路72に設けられてそれを開閉させる制御弁74とを
含むように構成されている。
【0023】次にこの圧入機を用いた圧入方法を説明す
る。まず、概略的に説明すれば、各回の圧入毎に、(a)
第2部材12をアダプタ14と合体させる適合工程と、
(b) それら第2部材12とアダプタ14とが合体させら
れた合体部材66をガイド装置44に装着する装着工程
と、(c) その合体部材66を第1部材10に向かって加
速することにより、合体部材66に運動エネルギを付与
して第1部材10に当接により圧入する加速工程とがそ
れらの順に行われる。
【0024】次に、具体的に説明すれば、作業者は、各
回の圧入毎に、加速開始に先立ってアダプタ14を第2
部材12に合体させ、合体部材66を組み立てる。次
に、作業者は、その合体部材66をガイド通路52に摺
動可能に嵌合し、さらに、その合体部材66を図1にお
いて破線で示す初期位置(ストッパ80により規定され
る。)に位置決めする。その後、作業者は、制御弁74
を開かせることによって加速装置46を作動させる。そ
の結果、高圧気体が合体部材66の後端部に作用させら
れ、それにより、合体部材66が初期位置から加速を開
始し、ガイド通路52にガイドされつつ第1部材10に
接近する。やがて、合体部材66は第1部材10に当接
により圧入される。圧入後、作業者は、合体部材66か
らアダプタ14を分離する。以上で一回の圧入が終了す
る。
【0025】したがって、本実施形態によれば、第2部
材12の重量アンバランスがアダプタ14により補われ
るため、第2部材12が加速中、それの加速軸に対する
傾斜が阻止される。これにより、第1部材10と第2部
材12とが正規の角度で圧入される。さらに、本実施形
態によれば、アダプタ14により第2部材12が加速
中、それの加速軸回りに回転することも阻止されるた
め、第1部材10と第2部材12とが正規の位相で圧入
される。
【0026】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、アダプタ14が本発明における「適合部
材」の一例を構成しているのである。
【0027】次に第2実施形態を説明する。図6には、
本実施形態に係る圧入機が示されている。この圧入機
は、第1部材10を保持する図示しない保持装置と、第
2部材12をガイドするガイド装置100と、第2部材
12を加速する加速装置102とを備えている。本実施
形態においては、第2部材12が、円形断面で真っ直ぐ
に延びるとともに、それの前後端部間を貫通する穴が形
成された中空部材とされている。
【0028】ガイド装置100は、ハウジング110
と、そのハウジング110に形成されたガイド通路11
2とを備えている。ガイド通路112は、円形断面を有
して真っ直ぐに延びる形状を有する。具体的には、第2
部材12の側に、同一円形断面で真っ直ぐに延びる小径
部114が形成され、これに対して、第1部材10の側
に、小径部114より大径の同一円形断面で真っ直ぐに
延びる大径部116が形成されている。さらに、それら
小径部114と大径部116との間に、小径部114の
終端位置から大径部116の始端位置まで直径が増加す
るテーパ部118が形成されている。小径部114は嵌
合穴として機能し、そこにはピストン120が実質的に
気密かつ摺動可能に嵌合される。小径部114にピスト
ン120が嵌合されることによって小径部114内の空
間が、ピストン120の後方空間122と前方空間12
3とに仕切られている。後方空間122はプラグ124
により閉塞されている。ピストン120は圧縮型のスプ
リング126によりプラグ124に連結されてそのプラ
グ124に接近する向きに付勢されている。その接近限
度はストッパ128により規定されている。すなわち、
ピストン120の初期位置がストッパ128により規定
されているのである。後方空間122は気体通路130
により加速装置102に接続されており、圧入時には、
高圧気体が加速装置102から気体通路130を経て後
方空間122に供給される。これに対して、前方空間1
23は、圧入に先立って第2部材12が装填される装填
位置とされている。ところで、本実施形態においては、
加速装置102が高圧気体を作用させることによって第
2部材12に推力を発生させる方式であるため、中空で
ある第2部材12に直接に高圧気体を作用させたので
は、第2部材12に推力が効率よく発生しない。そこ
で、本実施形態においては、中実であるピストン120
を介して高圧気体が第2部材12に作用させられ、それ
により、第2部材12の貫通穴がピストン120により
間接に閉塞されるようになっている。その結果、第2部
材12はそれの断面形状の如何を問わず、高圧気体に基
づいて推力が効率よく発生させられ、第2部材12が効
果的に加速されることになる。さらに、第2部材12
は、それの外周面において小径部114の内周面と摺動
可能に嵌合されるが、ピストン120の場合より大きな
隙間で小径部114の内周面と嵌合する場合でも、第2
部材12が効果的に加速されることになる。大径部11
6内の空間は、気体通路136により大気と連通させら
れている。これにより、ピストン120の前進に伴って
大径部116内の空間が昇圧することが防止される。
【0029】次にこの圧入機による圧入方法を説明す
る。まず、概略的に説明すれば、(a) 一連の複数回の圧
入の開始に先立ってピストン120をガイド装置100
の小径部114に後方空間122内において嵌合し、一
連の複数回の圧入の間、ピストン120をガイド装置1
00から取り外さないで繰り返し使用する適合工程と、
(b) 各回の圧入毎に、第2部材12をピストン120と
合体させないでガイド装置100の小径部114に前方
空間123内において装着する装着工程と、(c) 第2部
材12を加速することにより、第2部材12に運動エネ
ルギを付与して第1部材10に当接により圧入する加速
工程とがそれらの順に行われる。
【0030】次に、具体的に説明すれば、装着工程にお
いては、作業者が、第2部材12をガイド通路112内
にピストン120の前端面に当接するまで挿入する。そ
れにより、第2部材12が図6に示すように、初期位置
にセットされる。加速工程においては、作業者が、加速
装置102を作動させ、ピストン120の後端部に高圧
気体を作用させる。それに基づいてピストン120に推
力が発生し、図7に示すように、初期位置から加速を開
始する。このとき、第2部材12も一緒に加速を開始す
る。その後、ピストン120が図8に示すように、小径
部114からテーパ部118に移行すれば、後方空間1
22が、テーパ部118の内周面とピストン120の外
周面との間の環状の空間と、大径部116内の空間と、
気体通路136とを順に経て大気と連通し、ピストン1
20の前後端間における差圧が減少する。その結果、ピ
ストン120においてスプリング126の弾性力がその
差圧に基づく推力より優勢となり、ピストン120が減
速する。これに対して、第2部材12は単独で前進を続
け、大径部116内の空間をほぼ等速で運動し(第2部
材12の差圧はほぼ0。)、やがて第1部材10に当接
する。それにより、それら2部材10,12の圧入が完
了する。一回の圧入が完了する時期を見計らって加速装
置102が高圧気体の供給を停止させるように設計され
ている。そのため、一回の圧入が完了すれば、ピストン
120が前進から後退に転じ、最終的にはスプリング1
26の弾性力によって初期位置に戻される。なお付言す
れば、ピストン120が初期位置に戻る際、何ら対策を
講じないと、後方空間122が圧縮されて昇圧する。そ
のため、その昇圧によるピストン120の戻りを抑制す
ることが必要である場合には、例えば、ピストン120
の外周面と小径部114の内周面との間に大きな隙間を
設けたり、または、加速装置102に、一回の圧入完了
後に後方空間122から大気への気体の流れを許容する
機構を設けることが望ましい。ただし、後方空間122
の昇圧を完全に防止するのではなく、多少は昇圧を許容
するようにすれば、ピストン120の戻り時に後方空間
122がダンピング機能を果し、ピストン120がスト
ッパ128に強く衝突することが防止される。
【0031】したがって、本実施形態においては、第2
部材12が中空である場合でも第2部材12は加速可能
となり、また、第2部材12が小径部114よりかなり
小径であるために、第2部材12を小径部114に嵌合
したときにそれら間に大きな隙間が発生する場合でも、
第2部材12は加速可能となるのであり、このように、
第2部材12の断面形状の種類に対する汎用性が高い。
【0032】また、本実施形態によれば、各回の圧入毎
に第2部材12とピストン120を合体させることが不
要であるとともに、ピストン120は、一回の圧入が完
了する毎に自動的に初期位置に戻され、繰り返し使用さ
れるから、第2部材12の圧入機への装填作業が簡単に
なる。
【0033】さらに、本実施形態によれば、第2部材1
2は速度が一定値以上となった頃に大径部116に進入
し、そこでは第2部材12の外周面と大径部116の内
周面との間に大きな環状隙間が存在し、第2部材12が
その環状隙間内における気体によってフローティング状
態となり、第2部材12の芯出しが行われる。
【0034】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、ピストン120が本発明における「適合
部材」の一例を構成し、スプリング126が「付勢手
段」の一例を構成し、テーパ部118が「選択的連通装
置」の一例を構成しているのである。なお、「付勢手
段」はその他の形式、例えば、磁気力を利用した形式と
することが可能である。
【0035】なお付言すれば、本実施形態においては、
ピストン120と固定部材としてのプラグ124とがス
プリング126により連結されているが、それらピスト
ン120とスプリング126とをそのように連結するこ
とは本発明を実施することは不可欠なことではない。
【0036】次に第3実施形態を説明する。なお、本実
施形態は先の第2実施形態と共通する要素が多いため、
共通する要素については同一の符号を使用することによ
って詳細な説明を省略し、異なる要素についてのみ詳細
に説明する。
【0037】本実施形態においても第2実施形態におけ
ると同様に、図9に示すように、ガイド装置150が、
ハウジング152と、そのハウジング152に形成され
たガイド通路154を備えている。しかし、ガイド通路
154は、第2実施形態におけるとは異なり、同一円形
断面で真っ直ぐに延びるものとされている。ガイド通路
154の途中には、第2実施形態におけるテーパ部11
8と同様な軸方向位置において、断面が局部的に拡大す
る肥大部156が形成されている。また、肥大部156
は、本実施形態においては、ガイド通路154のある軸
方向位置における断面の外形がそれの周方向全体におい
て突出させられているのではなく、周方向における一
部、具体的には、上部が局部的に突出させられており、
ピストン120がその肥大部156を通過する際にその
通過がスムーズに行われるようにされている。したがっ
て、ピストン120がその肥大部156に位置するとき
には、ピストン120の外周面とガイド通路122の内
周面との間に、ピストン120の前後端部間を連通させ
る通路が一時的に形成され、それにより、ピストン12
0の後方空間133と前方空間134とが一時的に連通
させられることになる。本実施形態においては、ピスト
ン120の後端部に高圧気体が作用させられてピストン
120が初期位置から加速を開始し、ピストン120が
肥大部156に達すれば、後方空間133がその肥大部
156により前方空間134を経て大気と連通する。そ
の結果、ピストン120の前後端間における差圧が減少
し、一回の圧入完了に伴う加速装置102の作動停止と
共同し、ピストン120がスプリング126によって初
期位置に自動的に戻される。
【0038】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、ピストン120が本発明における「適合
部材」の一例を構成し、スプリング126が「付勢手
段」の一例を構成し、ピストン120と肥大部156と
が「選択的連通装置」の一例を構成しているのである。
【0039】次に第4実施形態を説明する。なお、本実
施形態は先の第2実施形態と共通する要素が多いため、
共通する要素については同一の符号を使用することによ
って詳細な説明を省略し、異なる要素についてのみ詳細
に説明する。
【0040】先の第2実施態様においては、スプリング
126が圧縮型とされているが、本実施形態において
は、図10に示すように、それに代えて引張型のスプリ
ング180が使用されている。具体的には、ピストン1
20の後端面から同軸にロッド182が延び出されられ
ており、そのロッド182はプラグ124を同軸に貫通
して大気に臨まされている。ロッド182の突出部の先
端部にはリテーナ184が形成され、そのリテーナ18
4とプラグ124の外面との間に上記スプリング180
が引っ張り状態で配設されている。したがって、本実施
形態においては、高圧気体がピストン120の後方空間
122に供給されてピストン120に推力が発生すれ
ば、ピストン120はスプリング180を圧縮させつつ
加速し、第2部材12が第1部材10に当接した頃とな
って、スプリング180の引張力がピストン120の差
圧に打ち勝つに至れば、ピストン120はスプリング1
80の弾性力によって初期位置に戻される。
【0041】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、ピストン120が本発明における「適合
部材」の一例を構成し、スプリング180が「付勢手
段」の一例を構成し、テーパ部118が「選択的連通装
置」の一例を構成しているのである。
【0042】なお付言すれば、本実施形態においては、
スプリング180が露出させられていて作業者に容易に
アクセス可能であるから、例えば、スプリング180の
初期長さすなわちセット荷重を簡単に調整可能となる。
【0043】次に第5実施形態を説明する。なお、本実
施形態は、先の第1実施形態と共通する要素が多いた
め、共通する要素については同一の符号を使用すること
によって詳細な説明を省略し、異なる要素についてのみ
詳細に説明する。本実施形態においては、図11に示す
ように、ガイド装置190が設けられている。ガイド装
置190は、ハウジング191と、そのハウジング19
1に形成された円形断面の内周面により構成されるガイ
ド通路192とを備えている。本実施形態においては、
第2部材12が円形断面の外周面を有する形状とされて
おり、ガイド通路192は、それの内周面において第2
部材12の外周面と摺動可能に嵌合される。そのガイド
通路192における第2部材12の初期位置はストッパ
193により規定される。本実施形態においては、第2
部材12が、それの中心部に貫通穴194が形成された
中空部材とされており、その貫通穴194を直接に閉塞
するためにアダプタ195が第2部材12に装着され
る。このアダプタ195は、先の第1実施形態における
とは異なり、ガイド通路192と嵌合せず、第2部材1
2の運動経路は第2部材12自体がガイド通路192と
嵌合することによって規定される。それら第2部材12
とアダプタ195とは、各回の圧入における加速に先立
って合体させられ、その合体部材196がガイド通路1
92に装着される。
【0044】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、アダプタ195が本発明における「適合
部材」の一例を構成しているのである。
【0045】以上、本発明のいくつかの実施形態を図面
に基づいて詳細に説明したが、それらの他にも、特許請
求の範囲を逸脱することなく、当業者の知識に基づいて
種々の変形,改良を施した形態で本発明を実施すること
ができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る圧入機を示す側面
図である。
【図2】上記圧入機により接合される2部品の一例の詳
細を示す側面断面図である。
【図3】その一例の2部品が溶接により接合された従来
例を示す側面断面図である。
【図4】図1におけるアダプタ14の正面図である。
【図5】図4におけるA−A断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る圧入機を示す側面
図である。
【図7】上記圧入機の一作動状態を示す側面図である。
【図8】上記圧入機の別の作動状態を示す側面図であ
る。
【図9】本発明の第3実施形態に係る圧入機を示す側面
図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係る圧入機を示す側
面図である。
【図11】本発明の第5実施形態に係る圧入機を示す側
面図である。
【図12】従来のしまり嵌合技術の原理およびその問題
点を説明するための図である。
【図13】本出願人が本発明に先立って開発したしまり
嵌合技術の原理およびその効果を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 第1部材 12 第2部材 14,195 アダプタ 44,100,150 ガイド装置 46,102 加速装置 50 ハウジング 52,112,154 ガイド通路 114 小径部 116 大径部 118 テーパ部 120 ピストン 126,180 スプリング 156 肥大部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1部材と第2部材とのしまり嵌合を行う
    方法であって、 前記第2部材を前記第1部材に向かってガイドするため
    のガイド装置に第2部材を適合させる適合部材により第
    2部材をガイド装置に適合させる適合工程と、 前記第2部材を前記ガイド装置に装着する装着工程と、 それら適合工程と装着工程との終了後、前記第2部材を
    前記第1部材に向かって加速することにより、第2部材
    に運動エネルギを付与して第1部材に当接によりしまり
    嵌合させる加速工程とを含むことを特徴とするしまり嵌
    合方法。
  2. 【請求項2】前記適合工程が、前記加速の開始に先立っ
    て前記第2部材を前記適合部材と合体させる第1工程を
    含み、前記装着工程が、各回のしまり嵌合毎に、前記第
    1工程の終了後、その第1工程において前記第2部材と
    適合部材とが合体させられた合体部材を前記ガイド装置
    に装着する第2工程を含む請求項1に記載のしまり嵌合
    方法。
  3. 【請求項3】前記適合工程が、一連の複数回の前記しま
    り嵌合の開始に先立って前記適合部材を前記ガイド装置
    に装着し、前記一連の複数回のしまり嵌合の間、適合部
    材をガイド装置から取り外さないで繰り返し使用する第
    3工程を含み、前記装着工程が、その第3工程の終了
    後、各回のしまり嵌合毎に、前記加速の開始に先立って
    前記第2部材を前記ガイド装置に装着する第4工程を含
    む請求項1に記載のしまり嵌合方法。
  4. 【請求項4】第1部材と第2部材とのしまり嵌合を行う
    装置であって、 前記第2部材を前記第1部材に向かってガイドするため
    のガイド装置と、 前記第2部材をそのガイド装置に適合させる適合部材
    と、 前記第2部材を前記第1部材に向かって加速することに
    より、第2部材に運動エネルギを付与して第1部材に当
    接によりしまり嵌合させる加速装置とを含むことを特徴
    とするしまり嵌合装置。
  5. 【請求項5】前記第2部材が、その第2部材が前記適合
    部材なしで前記ガイド部材に装着された状態で前記加速
    装置が作動させられた場合に、前記第1部材に対して予
    定外の相対変位を生じるものであり、前記適合部材が、
    その第2部材の前記予定外の相対変位を阻止するもので
    ある請求項4に記載のしまり嵌合装置。
  6. 【請求項6】前記ガイド装置が、嵌合穴により前記第2
    部材と摺動可能に嵌合することによって第2部材をガイ
    ドするものであり、前記第2部材が、そのガイド装置に
    嵌合された場合にガイド装置の前記嵌合穴との間に予定
    外の隙間を生じるものであり、前記適合部材が、その第
    2部材の前記予定外の隙間を閉塞するものである請求項
    4に記載のしまり嵌合装置。
  7. 【請求項7】前記第2部材が、それの前後端部を互いに
    連通させる貫通穴を有する中空部材であり、前記適合部
    材が、その第2部材の前記貫通穴を直接にまたは間接に
    閉塞するものである請求項4に記載のしまり嵌合装置。
  8. 【請求項8】第1部材と第2部材とのしまり嵌合を行う
    装置であって、 嵌合穴が形成されたハウジングと、その嵌合穴に摺動可
    能に嵌合されたピストンとを備え、そのピストンを前記
    第1部材に向かってガイドするとともに、前記第2部材
    が、嵌合穴にピストンの前方において装填されるガイド
    装置と、 前記嵌合穴における前記ピストンの後方の空間の圧力を
    前方の空間の圧力より高圧にすることにより、ピストン
    を嵌合穴における初期位置から前記第1部材に向かって
    加速し、それにより前記第2部材に運動エネルギを付与
    して第1部材に当接によりしまり嵌合させる加速装置
    と、 次回のしまり嵌合に先立って前記ピストンを前記初期位
    置に戻す復帰装置とを含むことを特徴とするしまり嵌合
    装置。
  9. 【請求項9】前記復帰装置が、前記ピストンを前記初期
    位置に向かう向きに付勢する付勢手段と、前記ピストン
    が、前記嵌合穴において前記初期位置から前記第1部材
    に接近する向きに移動して予め定められた位置に到達し
    たことに応じて、嵌合穴におけるピストンの後方の空間
    と前方の空間とを等圧にする選択的等圧化装置とを含む
    請求項5に記載のしまり嵌合装置。
  10. 【請求項10】前記選択的等圧化装置が、前記ピストン
    と前記嵌合穴との相対移動に基づいて機械的に作動し、
    かつ、ピストンが嵌合穴において前記予め定められた位
    置に到達したことに応じて、嵌合穴におけるピストンの
    後方の空間と前方の空間とを互いに連通させる選択的連
    通装置を含む請求項6に記載のしまり嵌合装置。
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