JPH10181061A - サーマルヘッド及び熱転写印刷装置 - Google Patents
サーマルヘッド及び熱転写印刷装置Info
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- JPH10181061A JPH10181061A JP5418697A JP5418697A JPH10181061A JP H10181061 A JPH10181061 A JP H10181061A JP 5418697 A JP5418697 A JP 5418697A JP 5418697 A JP5418697 A JP 5418697A JP H10181061 A JPH10181061 A JP H10181061A
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- Japan
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- thermal head
- scanning direction
- ink
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 解像度が低下することなく、濃度制御が容易
で、しかも、高濃度を得ることができるサーマルヘッド
を提供する。 【解決手段】 1画素を構成する1つの発熱抵抗体は、
発熱抵抗体2,2として2つに分割されており、2つの
電流路を形成している。発熱抵抗体2,2のそれぞれ
に、副走査方向の互いに異なる位置に幅狭部2aを形成
することにより、1画素内に、主走査方向及び副走査方
向の異なる位置に2つの発熱部3を形成する。
で、しかも、高濃度を得ることができるサーマルヘッド
を提供する。 【解決手段】 1画素を構成する1つの発熱抵抗体は、
発熱抵抗体2,2として2つに分割されており、2つの
電流路を形成している。発熱抵抗体2,2のそれぞれ
に、副走査方向の互いに異なる位置に幅狭部2aを形成
することにより、1画素内に、主走査方向及び副走査方
向の異なる位置に2つの発熱部3を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写印刷を行う
ためのサーマルヘッド、及び、このサーマルヘッドを用
いた熱転写印刷装置に関する。
ためのサーマルヘッド、及び、このサーマルヘッドを用
いた熱転写印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、より高画質な印刷画像を得る
ために、サーマルヘッドの形態や印刷方法等の種々の改
良がなされてきた。その一例として、図15に示すよう
な矩形状の発熱抵抗体2を有するごく一般的なサーマル
ヘッドを用い、図16に示すように、サーマルヘッドの
発熱抵抗体2(R1,R2,…,Rn,…Rm)を主走
査方向に1つ置きに加熱すると共に、副走査方向のライ
ンL1,L2,…,Ln,…Lmでは、その加熱する発
熱抵抗体2を交互に異ならせることにより、千鳥状に印
刷する方法がある。なお、図15中の1は電極、3は発
熱部である。これは、サーマルヘッドの隣接する発熱抵
抗体2の発熱による熱干渉を防ぐことにより、多階調特
性を改良しようとするものであり、特に、溶融インクを
用いた熱転写印刷に有効なものである。なお、この印刷
方法では、解像度が劣化するため、主に200dpi以
上の解像度を有するサーマルヘッドを備えた熱転写印刷
装置で用いられる。
ために、サーマルヘッドの形態や印刷方法等の種々の改
良がなされてきた。その一例として、図15に示すよう
な矩形状の発熱抵抗体2を有するごく一般的なサーマル
ヘッドを用い、図16に示すように、サーマルヘッドの
発熱抵抗体2(R1,R2,…,Rn,…Rm)を主走
査方向に1つ置きに加熱すると共に、副走査方向のライ
ンL1,L2,…,Ln,…Lmでは、その加熱する発
熱抵抗体2を交互に異ならせることにより、千鳥状に印
刷する方法がある。なお、図15中の1は電極、3は発
熱部である。これは、サーマルヘッドの隣接する発熱抵
抗体2の発熱による熱干渉を防ぐことにより、多階調特
性を改良しようとするものであり、特に、溶融インクを
用いた熱転写印刷に有効なものである。なお、この印刷
方法では、解像度が劣化するため、主に200dpi以
上の解像度を有するサーマルヘッドを備えた熱転写印刷
装置で用いられる。
【0003】また、他の改良例として、サーマルヘッド
の発熱抵抗体の形状を工夫したものがある。図17は、
その工夫の一例である発熱抵抗体を2分割した構成のサ
ーマルヘッドを示している。図17において、一方が共
通電極であり、他方が個別電極である電極1,1間には
発熱抵抗体2,2が形成されており、1画素が2分割さ
れた形状となっている。このサーマルヘッドに電流を流
すと、発熱抵抗体2,2の中央部分が発熱部3となる。
このサーマルヘッドの発熱抵抗体間隔(画素間隔)は、
一例として、150dpiのときに、169μm、副走
査方向の長さは110μm程度である。図18(A)〜
(C)は、図17に示すサーマルヘッドを用いた印刷の
印字ドットを示しており、図18(A)は低濃度時、図
18(B)は高濃度時、図18(C)は図16と同様の
千鳥状印刷をそれぞれ示している。
の発熱抵抗体の形状を工夫したものがある。図17は、
その工夫の一例である発熱抵抗体を2分割した構成のサ
ーマルヘッドを示している。図17において、一方が共
通電極であり、他方が個別電極である電極1,1間には
発熱抵抗体2,2が形成されており、1画素が2分割さ
れた形状となっている。このサーマルヘッドに電流を流
すと、発熱抵抗体2,2の中央部分が発熱部3となる。
このサーマルヘッドの発熱抵抗体間隔(画素間隔)は、
一例として、150dpiのときに、169μm、副走
査方向の長さは110μm程度である。図18(A)〜
(C)は、図17に示すサーマルヘッドを用いた印刷の
印字ドットを示しており、図18(A)は低濃度時、図
18(B)は高濃度時、図18(C)は図16と同様の
千鳥状印刷をそれぞれ示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、図16
に示す千鳥状印刷では、解像度が劣化するという問題点
があり、主に200dpi以上の解像度を有するサーマ
ルヘッドに対してしか用いることができないという問題
点があった。また、図17に示す発熱抵抗体を2分割し
た構成のサーマルヘッドを用いた印刷では、特に高濃度
時において、隣接する画素の熱の影響を受けてしまい、
急峻な濃度変化となりやすく、濃度制御が困難となると
いう問題点があった。この図17に示すサーマルヘッド
を用いた千鳥状印刷では、濃度変化は緩やかではある
が、やはり解像度が劣化し、高濃度を得ることが困難で
あるという問題点があった。併せて、千鳥状印刷では、
発熱制御が複雑であり、装置が高価格となるという弊害
もあった。
に示す千鳥状印刷では、解像度が劣化するという問題点
があり、主に200dpi以上の解像度を有するサーマ
ルヘッドに対してしか用いることができないという問題
点があった。また、図17に示す発熱抵抗体を2分割し
た構成のサーマルヘッドを用いた印刷では、特に高濃度
時において、隣接する画素の熱の影響を受けてしまい、
急峻な濃度変化となりやすく、濃度制御が困難となると
いう問題点があった。この図17に示すサーマルヘッド
を用いた千鳥状印刷では、濃度変化は緩やかではある
が、やはり解像度が劣化し、高濃度を得ることが困難で
あるという問題点があった。併せて、千鳥状印刷では、
発熱制御が複雑であり、装置が高価格となるという弊害
もあった。
【0005】さらに、従来のサーマルヘッドを備えた熱
転写印刷装置では、溶融インクと昇華インクとの双方で
高画質を得ることが困難であり、いずれかのインクの画
質を犠牲にせざるを得ないという問題点があった。例え
ば、溶融インクを主体とすれば、発熱抵抗体の主走査方
向間隔を169μm、副走査方向の長さを100μm以
下とすることにより、濃度制御をしやすくした方がよ
い。しかし、これをそのまま昇華インクに対して用いる
と、昇華インクでは面積変化ではなく、濃度変化が主と
なるので、副走査方向に隙間が生じてしまい、高濃度の
印刷ができなくなる。逆に、昇華インクを主体とすれ
ば、副走査方向の長さを主走査方向間隔より長い、例え
ば170μmとすることにより、副走査方向に隙間が生
じないようにした方がよい。しかし、これをそのまま溶
融インクに対して用いると、溶融インクでは面積変化が
主となるので、インクが副走査方向に繋がってしまい、
濃度制御が困難となる。
転写印刷装置では、溶融インクと昇華インクとの双方で
高画質を得ることが困難であり、いずれかのインクの画
質を犠牲にせざるを得ないという問題点があった。例え
ば、溶融インクを主体とすれば、発熱抵抗体の主走査方
向間隔を169μm、副走査方向の長さを100μm以
下とすることにより、濃度制御をしやすくした方がよ
い。しかし、これをそのまま昇華インクに対して用いる
と、昇華インクでは面積変化ではなく、濃度変化が主と
なるので、副走査方向に隙間が生じてしまい、高濃度の
印刷ができなくなる。逆に、昇華インクを主体とすれ
ば、副走査方向の長さを主走査方向間隔より長い、例え
ば170μmとすることにより、副走査方向に隙間が生
じないようにした方がよい。しかし、これをそのまま溶
融インクに対して用いると、溶融インクでは面積変化が
主となるので、インクが副走査方向に繋がってしまい、
濃度制御が困難となる。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、解像度が低下することなく、濃度制御が容
易で、しかも、高濃度を得ることができるサーマルヘッ
ドを提供することを目的とする。さらに、溶融インクと
昇華インクとの双方で、解像度が低下することなく、濃
度制御が容易で、しかも、高濃度を得ることができる熱
転写印刷装置を提供することを目的とする。
ものであり、解像度が低下することなく、濃度制御が容
易で、しかも、高濃度を得ることができるサーマルヘッ
ドを提供することを目的とする。さらに、溶融インクと
昇華インクとの双方で、解像度が低下することなく、濃
度制御が容易で、しかも、高濃度を得ることができる熱
転写印刷装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、(1)一対の電極間に発
熱抵抗体を形成し、この発熱抵抗体を主走査方向に複数
個並べて構成されるサーマルヘッドにおいて、1画素を
構成する1つの発熱抵抗体を2つに分割して主走査方向
に並んだ第1及び第2の2つの電流路を形成し、この第
1及び第2の電流路それぞれに、副走査方向の互いに異
なる位置に幅狭部を形成することにより、1画素内に、
主走査方向及び副走査方向の異なる位置に2つの発熱部
を形成したことを特徴とするサーマルヘッドを提供し、
(2)インクリボンと、このインクリボンのインクを記
録紙に転写させるサーマルヘッドとを備えた熱転写印刷
装置において、前記サーマルヘッドとして、1画素内
に、主走査方向及び副走査方向の異なる位置に2つの発
熱部を形成した発熱抵抗体を有するサーマルヘッドを用
い、前記インクリボンのインクが溶融インクであるとき
には、前記サーマルヘッドの主走査方向の画素間隔と略
同一の副走査間隔で印字ラインを形成し、前記インクリ
ボンのインクが昇華インクであるときには、前記画素間
隔の略1/2の副走査間隔で印字ラインを形成するよう
に切り換える切換手段を設けて構成したことを特徴とす
る熱転写印刷装置を提供するものである。
の技術の課題を解決するため、(1)一対の電極間に発
熱抵抗体を形成し、この発熱抵抗体を主走査方向に複数
個並べて構成されるサーマルヘッドにおいて、1画素を
構成する1つの発熱抵抗体を2つに分割して主走査方向
に並んだ第1及び第2の2つの電流路を形成し、この第
1及び第2の電流路それぞれに、副走査方向の互いに異
なる位置に幅狭部を形成することにより、1画素内に、
主走査方向及び副走査方向の異なる位置に2つの発熱部
を形成したことを特徴とするサーマルヘッドを提供し、
(2)インクリボンと、このインクリボンのインクを記
録紙に転写させるサーマルヘッドとを備えた熱転写印刷
装置において、前記サーマルヘッドとして、1画素内
に、主走査方向及び副走査方向の異なる位置に2つの発
熱部を形成した発熱抵抗体を有するサーマルヘッドを用
い、前記インクリボンのインクが溶融インクであるとき
には、前記サーマルヘッドの主走査方向の画素間隔と略
同一の副走査間隔で印字ラインを形成し、前記インクリ
ボンのインクが昇華インクであるときには、前記画素間
隔の略1/2の副走査間隔で印字ラインを形成するよう
に切り換える切換手段を設けて構成したことを特徴とす
る熱転写印刷装置を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサーマルヘッド及
び熱転写印刷装置について、添付図面を参照して説明す
る。図1は本発明のサーマルヘッドの一実施例を示す平
面図、図2は本発明のサーマルヘッドによる印字ドット
を示す図、図3は本発明と従来例とを比較するための特
性図、図4は本発明のサーマルヘッドの他の実施例を示
す平面図、図5は本発明のサーマルヘッドを説明するた
めの平面図、図6は本発明のサーマルヘッドのさらに他
の実施例を示す平面図、図7は図6に示す本発明のサー
マルヘッドによる発熱状態を示す図、図8は本発明の熱
転写印刷装置による印字動作を説明するための図、図9
は本発明の熱転写印刷装置で用いるサーマルヘッドの発
熱抵抗体の形状の一例を示す平面図、図10は本発明の
熱転写印刷装置の一実施例を示すブロック図、図11は
図10中のサーマルヘッド20の具体的構成を示すブロ
ック図、図12は図10中の信号変換部13の具体的構
成を示すブロック図、図13は本発明の熱転写印刷装置
の一実施例を示す構成図、図14は本発明の熱転写印刷
装置を説明するための図である。
び熱転写印刷装置について、添付図面を参照して説明す
る。図1は本発明のサーマルヘッドの一実施例を示す平
面図、図2は本発明のサーマルヘッドによる印字ドット
を示す図、図3は本発明と従来例とを比較するための特
性図、図4は本発明のサーマルヘッドの他の実施例を示
す平面図、図5は本発明のサーマルヘッドを説明するた
めの平面図、図6は本発明のサーマルヘッドのさらに他
の実施例を示す平面図、図7は図6に示す本発明のサー
マルヘッドによる発熱状態を示す図、図8は本発明の熱
転写印刷装置による印字動作を説明するための図、図9
は本発明の熱転写印刷装置で用いるサーマルヘッドの発
熱抵抗体の形状の一例を示す平面図、図10は本発明の
熱転写印刷装置の一実施例を示すブロック図、図11は
図10中のサーマルヘッド20の具体的構成を示すブロ
ック図、図12は図10中の信号変換部13の具体的構
成を示すブロック図、図13は本発明の熱転写印刷装置
の一実施例を示す構成図、図14は本発明の熱転写印刷
装置を説明するための図である。
【0009】まず、本発明のサーマルヘッドの構成につ
いて説明する。図1(A),(B)において、一方が共
通電極であり、他方が個別電極である電極1,1間には
発熱抵抗体2,2が形成されており、1画素が2分割さ
れた形状となっている。この発熱抵抗体2は幅狭部2a
と幅広部2bとより構成されている。図中左側の発熱抵
抗体2は図中上側の電極1側に幅狭部2aが形成され、
図中右側の発熱抵抗体2は図中下側の電極1側に幅狭部
2aが形成されている。このような形状の発熱抵抗体
2,2を1組としたものが、主走査方向に複数個並んで
サーマルヘッドを構成している。
いて説明する。図1(A),(B)において、一方が共
通電極であり、他方が個別電極である電極1,1間には
発熱抵抗体2,2が形成されており、1画素が2分割さ
れた形状となっている。この発熱抵抗体2は幅狭部2a
と幅広部2bとより構成されている。図中左側の発熱抵
抗体2は図中上側の電極1側に幅狭部2aが形成され、
図中右側の発熱抵抗体2は図中下側の電極1側に幅狭部
2aが形成されている。このような形状の発熱抵抗体
2,2を1組としたものが、主走査方向に複数個並んで
サーマルヘッドを構成している。
【0010】図1(A)に示すサーマルヘッドにおいて
は、発熱抵抗体2は、矩形状の幅広部2bの中間部に矩
形状の幅狭部2aが連結した形状となっている。図1
(B)に示すサーマルヘッドにおいては、発熱抵抗体2
は、矩形状の幅広部2bの端部に矩形状の幅狭部2aが
連結した形状となっており、発熱抵抗体2の両外側の辺
は直線となっている。従って、発熱抵抗体2の製造のし
やすさという点からすると、図1(B)に示すサーマル
ヘッドの方がより望ましい。また、図1(B)に示すサ
ーマルヘッドでは、電極1に凹部1aが形成されてい
る。このようなサーマルヘッドに電流を流すと、2分割
された発熱抵抗体2,2によって電流路が2つとなり、
幅狭部2aの抵抗値が大きいことにより、幅狭部2aに
発熱のピークが形成され、発熱抵抗体2,2の幅狭部2
aの近傍が発熱部3となる。即ち、本発明のサーマルヘ
ッドでは、1画素内の主走査方向と副走査方向の異なる
位置に2つの発熱部3を有することになる。発熱部3の
副走査方向の間隔は、主走査方向の画素間隔の略1/2
とすることが望ましい。なお、150dpiのサーマル
ヘッドでは、一例として、主走査方向間隔(画素間隔)
は169μm、発熱部3の副走査方向間隔は85μm程
度である。
は、発熱抵抗体2は、矩形状の幅広部2bの中間部に矩
形状の幅狭部2aが連結した形状となっている。図1
(B)に示すサーマルヘッドにおいては、発熱抵抗体2
は、矩形状の幅広部2bの端部に矩形状の幅狭部2aが
連結した形状となっており、発熱抵抗体2の両外側の辺
は直線となっている。従って、発熱抵抗体2の製造のし
やすさという点からすると、図1(B)に示すサーマル
ヘッドの方がより望ましい。また、図1(B)に示すサ
ーマルヘッドでは、電極1に凹部1aが形成されてい
る。このようなサーマルヘッドに電流を流すと、2分割
された発熱抵抗体2,2によって電流路が2つとなり、
幅狭部2aの抵抗値が大きいことにより、幅狭部2aに
発熱のピークが形成され、発熱抵抗体2,2の幅狭部2
aの近傍が発熱部3となる。即ち、本発明のサーマルヘ
ッドでは、1画素内の主走査方向と副走査方向の異なる
位置に2つの発熱部3を有することになる。発熱部3の
副走査方向の間隔は、主走査方向の画素間隔の略1/2
とすることが望ましい。なお、150dpiのサーマル
ヘッドでは、一例として、主走査方向間隔(画素間隔)
は169μm、発熱部3の副走査方向間隔は85μm程
度である。
【0011】この本発明のサーマルヘッドを用いた印刷
の印字ドットは、低濃度時では、図2(A)に示すよう
になり、高濃度時では図2(B)に示すようになる。こ
のサーマルヘッドを用いて加熱エネルギーを変化させた
ときの濃度変化は、図3に示すような特性を有する。図
3において、従来Aで示すのは、図17に示すような発
熱抵抗体を単純に2分割した構成のサーマルヘッドを用
いて印刷を行った場合であり、従来Bで示すのは、図1
7に示すような発熱抵抗体を2分割した構成のサーマル
ヘッドを用い、図18(C)に示すような千鳥状印刷を
行った場合である。
の印字ドットは、低濃度時では、図2(A)に示すよう
になり、高濃度時では図2(B)に示すようになる。こ
のサーマルヘッドを用いて加熱エネルギーを変化させた
ときの濃度変化は、図3に示すような特性を有する。図
3において、従来Aで示すのは、図17に示すような発
熱抵抗体を単純に2分割した構成のサーマルヘッドを用
いて印刷を行った場合であり、従来Bで示すのは、図1
7に示すような発熱抵抗体を2分割した構成のサーマル
ヘッドを用い、図18(C)に示すような千鳥状印刷を
行った場合である。
【0012】図3より明らかなように、発熱抵抗体を単
純に2分割した構成のサーマルヘッドを用いた印刷で
は、高濃度は得やすいが、濃度変化が急峻で安定した濃
度制御が困難である。また、発熱抵抗体を2分割した構
成のサーマルヘッドを用いた千鳥状印刷では、濃度変化
は緩やかではあるが、高濃度を得ることができない。こ
れに対し、本発明のサーマルヘッドを用いた印刷では、
図3より明らかなように、解像度が低下することなく、
高濃度も得ることができ、濃度変化が安定しているので
濃度制御が容易であることが分かる。
純に2分割した構成のサーマルヘッドを用いた印刷で
は、高濃度は得やすいが、濃度変化が急峻で安定した濃
度制御が困難である。また、発熱抵抗体を2分割した構
成のサーマルヘッドを用いた千鳥状印刷では、濃度変化
は緩やかではあるが、高濃度を得ることができない。こ
れに対し、本発明のサーマルヘッドを用いた印刷では、
図3より明らかなように、解像度が低下することなく、
高濃度も得ることができ、濃度変化が安定しているので
濃度制御が容易であることが分かる。
【0013】ところで、1画素内の主走査方向と副走査
方向の異なる位置に発熱部を有するように構成したサー
マルヘッドの従来例としては、特開昭63−82763
号公報や特開平3−76657号公報に記載のものがあ
る。特開昭63−82763号公報には、発熱抵抗体を
2分割し、それぞれに2つの発熱部の合計4つの発熱部
を設けたサーマルヘッドが記載されている。特開平3−
76657号公報には、発熱抵抗体を分割せず、発熱抵
抗体を屈曲させることにより、結果として、1画素内の
主走査方向と副走査方向の異なる位置に発熱部が存在す
るサーマルヘッドが記載されている。
方向の異なる位置に発熱部を有するように構成したサー
マルヘッドの従来例としては、特開昭63−82763
号公報や特開平3−76657号公報に記載のものがあ
る。特開昭63−82763号公報には、発熱抵抗体を
2分割し、それぞれに2つの発熱部の合計4つの発熱部
を設けたサーマルヘッドが記載されている。特開平3−
76657号公報には、発熱抵抗体を分割せず、発熱抵
抗体を屈曲させることにより、結果として、1画素内の
主走査方向と副走査方向の異なる位置に発熱部が存在す
るサーマルヘッドが記載されている。
【0014】しかしながら、特開昭63−82763号
公報に記載のように、1画素に4つの発熱部を設けてし
まうと、互いの発熱部の影響を受けやすく、階調記録に
対して弊害となることが明らかとなった。また、特開平
3−76657号公報に記載のように、発熱抵抗体を分
割しないで1画素に2つの発熱部を設けるようにする
と、発熱抵抗体には屈曲した部分が多くなってしまい、
サーマルヘッドが製造しにくくなってしまう。これに対
し、本発明のように、発熱抵抗体を2分割し、1画素内
の主走査方向と副走査方向の異なる位置に2つの発熱部
3を有するようにしたサーマルヘッドでは、前述の特長
に加えて、製造は容易であり、しかも、そこに流れる電
流量の制御も容易となるという特長を有する。
公報に記載のように、1画素に4つの発熱部を設けてし
まうと、互いの発熱部の影響を受けやすく、階調記録に
対して弊害となることが明らかとなった。また、特開平
3−76657号公報に記載のように、発熱抵抗体を分
割しないで1画素に2つの発熱部を設けるようにする
と、発熱抵抗体には屈曲した部分が多くなってしまい、
サーマルヘッドが製造しにくくなってしまう。これに対
し、本発明のように、発熱抵抗体を2分割し、1画素内
の主走査方向と副走査方向の異なる位置に2つの発熱部
3を有するようにしたサーマルヘッドでは、前述の特長
に加えて、製造は容易であり、しかも、そこに流れる電
流量の制御も容易となるという特長を有する。
【0015】本発明のサーマルヘッドの他の構成につい
て説明する。図4において、一方が共通電極であり、他
方が個別電極である電極1,1間には発熱抵抗体2,2
が形成されており、1画素が2分割された形状となって
いる。この発熱抵抗体2は幅狭部2aと幅広部2bとよ
り構成されている。図中左側の発熱抵抗体2は図中下側
の電極1側に幅狭部2aが形成され、図中右側の発熱抵
抗体2は図中上側の電極1側に幅狭部2aが形成されて
いる。また、電極1には、凹部1aが形成されている。
て説明する。図4において、一方が共通電極であり、他
方が個別電極である電極1,1間には発熱抵抗体2,2
が形成されており、1画素が2分割された形状となって
いる。この発熱抵抗体2は幅狭部2aと幅広部2bとよ
り構成されている。図中左側の発熱抵抗体2は図中下側
の電極1側に幅狭部2aが形成され、図中右側の発熱抵
抗体2は図中上側の電極1側に幅狭部2aが形成されて
いる。また、電極1には、凹部1aが形成されている。
【0016】この左右に並んだ発熱抵抗体2,2の形状
は、一方の発熱抵抗体2を上下反転し、かつ、表裏反転
すると、他方の発熱抵抗体2となるような関係となって
いる。発熱抵抗体2は、矩形状の幅広部2bの端部に矩
形状の幅狭部2aが連結した形状となっており、発熱抵
抗体2の一方側、図4では左側の辺は直線となってい
る。このような形状の発熱抵抗体2,2を1組としたも
のが、主走査方向に複数個並んでサーマルヘッドを構成
している。このようなサーマルヘッドに電流を流すと、
2分割された発熱抵抗体2,2によって電流路が2つと
なり、幅狭部2aの抵抗値が大きいことにより、幅狭部
2aに発熱のピークが形成され、発熱抵抗体2,2の幅
狭部2aの近傍が発熱部3となる。即ち、この図4に示
す本発明のサーマルヘッドでは、図1と同様、1画素内
の主走査方向と副走査方向の異なる位置に2つの発熱部
3を有する。発熱部3の副走査方向の間隔は、主走査方
向の画素間隔の略1/2とする。
は、一方の発熱抵抗体2を上下反転し、かつ、表裏反転
すると、他方の発熱抵抗体2となるような関係となって
いる。発熱抵抗体2は、矩形状の幅広部2bの端部に矩
形状の幅狭部2aが連結した形状となっており、発熱抵
抗体2の一方側、図4では左側の辺は直線となってい
る。このような形状の発熱抵抗体2,2を1組としたも
のが、主走査方向に複数個並んでサーマルヘッドを構成
している。このようなサーマルヘッドに電流を流すと、
2分割された発熱抵抗体2,2によって電流路が2つと
なり、幅狭部2aの抵抗値が大きいことにより、幅狭部
2aに発熱のピークが形成され、発熱抵抗体2,2の幅
狭部2aの近傍が発熱部3となる。即ち、この図4に示
す本発明のサーマルヘッドでは、図1と同様、1画素内
の主走査方向と副走査方向の異なる位置に2つの発熱部
3を有する。発熱部3の副走査方向の間隔は、主走査方
向の画素間隔の略1/2とする。
【0017】しかも、この図4に示す本発明のサーマル
ヘッドでは、以下のような図1(B)に示すサーマルヘ
ッドよりも優れた特長を有する。即ち、一例として、主
走査方向間隔(画素間隔)を176μm、発熱部の副走
査方向間隔を88μmとすると、発熱抵抗体2の幅狭部
2aが図4に示すような配置となっていることから、図
中左側の発熱抵抗体2による発熱部3は1画素内の左端
部に、図中右側の発熱抵抗体2による発熱部3は1画素
内の略中央部にそれぞれ位置することになる。なお、幅
狭部2aの副走査方向の長さは、一例として40μmで
ある。これによって、図4に示すサーマルヘッドでは、
幅狭部2a(即ち、発熱部3)の間隔が主走査方向でも
ほぼ等間隔の88μmとなる。従って、図1(B)に示
すサーマルヘッドよりもさらに、解像度が低下すること
なく、高濃度も得ることができ、濃度変化が安定してい
るので濃度制御が容易であるという特長を向上させるこ
とができる。なお、この図4に示すーマルヘッドも、図
1(B)に示すサーマルヘッドと同様、発熱抵抗体2の
主走査方向の一辺が直線であるから、製造しやすいとい
う特長がある。
ヘッドでは、以下のような図1(B)に示すサーマルヘ
ッドよりも優れた特長を有する。即ち、一例として、主
走査方向間隔(画素間隔)を176μm、発熱部の副走
査方向間隔を88μmとすると、発熱抵抗体2の幅狭部
2aが図4に示すような配置となっていることから、図
中左側の発熱抵抗体2による発熱部3は1画素内の左端
部に、図中右側の発熱抵抗体2による発熱部3は1画素
内の略中央部にそれぞれ位置することになる。なお、幅
狭部2aの副走査方向の長さは、一例として40μmで
ある。これによって、図4に示すサーマルヘッドでは、
幅狭部2a(即ち、発熱部3)の間隔が主走査方向でも
ほぼ等間隔の88μmとなる。従って、図1(B)に示
すサーマルヘッドよりもさらに、解像度が低下すること
なく、高濃度も得ることができ、濃度変化が安定してい
るので濃度制御が容易であるという特長を向上させるこ
とができる。なお、この図4に示すーマルヘッドも、図
1(B)に示すサーマルヘッドと同様、発熱抵抗体2の
主走査方向の一辺が直線であるから、製造しやすいとい
う特長がある。
【0018】ところで、図4に示すサーマルヘッドを製
造するに際し、図5(A)に示すように、幅狭部2aの
副走査方向の長さを、一対の発熱抵抗体2双方で40μ
mのように均等にすることが望ましい。しかしながら、
実際には、図5(B)に示すように、一方の発熱抵抗体
2の幅狭部2aの長さが20μmで、他方の発熱抵抗体
2の幅狭部2aの長さが60μmのように不均等となり
やすい。この場合には、サーマルヘッドの製造の歩留ま
りが悪く、コストアップの原因となる。
造するに際し、図5(A)に示すように、幅狭部2aの
副走査方向の長さを、一対の発熱抵抗体2双方で40μ
mのように均等にすることが望ましい。しかしながら、
実際には、図5(B)に示すように、一方の発熱抵抗体
2の幅狭部2aの長さが20μmで、他方の発熱抵抗体
2の幅狭部2aの長さが60μmのように不均等となり
やすい。この場合には、サーマルヘッドの製造の歩留ま
りが悪く、コストアップの原因となる。
【0019】そこで、これを解決するには、サーマルヘ
ッドを図6のように構成すればよい。ここで、本発明の
サーマルヘッドのさらに他の構成について説明する。図
6において、一方が共通電極であり、他方が個別電極で
ある電極1,1間には発熱抵抗体2,2が形成されてお
り、1画素が2分割された形状となっている。この発熱
抵抗体2は、幅広部2bと幅狭部2aと幅広部2bとが
副走査方向につながった形状となっている。図中左側の
発熱抵抗体2は図中下側の電極1側に、副走査方向の長
さが短い幅広部2bが形成され、この幅広部2bに連続
して幅狭部2aが形成されている。図中右側の発熱抵抗
体2は図中上側の電極1側に、副走査方向の長さが短い
幅広部2bが形成され、この幅広部2bに連続して幅狭
部2aが形成されている。また、電極1には、凹部1a
が形成されている。
ッドを図6のように構成すればよい。ここで、本発明の
サーマルヘッドのさらに他の構成について説明する。図
6において、一方が共通電極であり、他方が個別電極で
ある電極1,1間には発熱抵抗体2,2が形成されてお
り、1画素が2分割された形状となっている。この発熱
抵抗体2は、幅広部2bと幅狭部2aと幅広部2bとが
副走査方向につながった形状となっている。図中左側の
発熱抵抗体2は図中下側の電極1側に、副走査方向の長
さが短い幅広部2bが形成され、この幅広部2bに連続
して幅狭部2aが形成されている。図中右側の発熱抵抗
体2は図中上側の電極1側に、副走査方向の長さが短い
幅広部2bが形成され、この幅広部2bに連続して幅狭
部2aが形成されている。また、電極1には、凹部1a
が形成されている。
【0020】この左右に並んだ発熱抵抗体2,2の形状
は、図4に示す実施例と同様、一方の発熱抵抗体2を上
下反転し、かつ、表裏反転すると、他方の発熱抵抗体2
となるような関係となっている。また、図4に示す実施
例と同様、発熱抵抗体2の一方側、図6では左側の辺は
直線となっている。このような形状の発熱抵抗体2,2
を1組としたものが、主走査方向に複数個並んでサーマ
ルヘッドを構成している。
は、図4に示す実施例と同様、一方の発熱抵抗体2を上
下反転し、かつ、表裏反転すると、他方の発熱抵抗体2
となるような関係となっている。また、図4に示す実施
例と同様、発熱抵抗体2の一方側、図6では左側の辺は
直線となっている。このような形状の発熱抵抗体2,2
を1組としたものが、主走査方向に複数個並んでサーマ
ルヘッドを構成している。
【0021】この図6に示すサーマルヘッドでは、図6
(A)〜(C)に示すように、発熱抵抗体2と電極1と
の接続にずれが多少発生しても、幅狭部2aの40μm
という副走査方向の長さは、そのまま維持される。従っ
て、図6に示すサーマルヘッドでは、図5で説明したよ
うな不具合は発生することなく、サーマルヘッドの製造
の歩留まりを向上させることができる。この図6に示す
サーマルヘッドによる効果は、図4に示すサーマルヘッ
ドと同等である。なお、図6に示すサーマルヘッドによ
る発熱部3は、低濃度時では、図7(A)に示すように
なり、高濃度時では図7(B)に示すようになる。
(A)〜(C)に示すように、発熱抵抗体2と電極1と
の接続にずれが多少発生しても、幅狭部2aの40μm
という副走査方向の長さは、そのまま維持される。従っ
て、図6に示すサーマルヘッドでは、図5で説明したよ
うな不具合は発生することなく、サーマルヘッドの製造
の歩留まりを向上させることができる。この図6に示す
サーマルヘッドによる効果は、図4に示すサーマルヘッ
ドと同等である。なお、図6に示すサーマルヘッドによ
る発熱部3は、低濃度時では、図7(A)に示すように
なり、高濃度時では図7(B)に示すようになる。
【0022】なお、図4や図6に示す本発明のサーマル
ヘッドを用いた印刷の印字ドットは、図2と同様であ
り、また、加熱エネルギーを変化させたときの濃度変化
も、図1とほぼ同様の図3に示すような特性を有する。
厳密には、幅狭部2aの主走査方向の間隔を、主走査方
向の画素間隔の略1/2とした図4や図6に示す本発明
のサーマルヘッドでは、上記のように、図1(B)に示
すサーマルヘッドよりもさらに理想的な特性とすること
ができる。
ヘッドを用いた印刷の印字ドットは、図2と同様であ
り、また、加熱エネルギーを変化させたときの濃度変化
も、図1とほぼ同様の図3に示すような特性を有する。
厳密には、幅狭部2aの主走査方向の間隔を、主走査方
向の画素間隔の略1/2とした図4や図6に示す本発明
のサーマルヘッドでは、上記のように、図1(B)に示
すサーマルヘッドよりもさらに理想的な特性とすること
ができる。
【0023】次に、本発明の熱転写印刷装置の構成及び
動作について説明する。本発明の熱転写印刷装置におい
ては、図9(A),(B)に示すような、1画素内の主
走査方向と副走査方向の異なる位置に2つの発熱部3を
有する発熱抵抗体2を有するサーマルヘッドを用いる。
図9(A)に示すサーマルヘッドは図1(B)に示すサ
ーマルヘッドと同一である。勿論、図4や図6に示すサ
ーマルヘッドを用いてもよい。本発明の熱転写印刷装置
では、このようなサーマルヘッドを用いて次のように印
刷を行う。
動作について説明する。本発明の熱転写印刷装置におい
ては、図9(A),(B)に示すような、1画素内の主
走査方向と副走査方向の異なる位置に2つの発熱部3を
有する発熱抵抗体2を有するサーマルヘッドを用いる。
図9(A)に示すサーマルヘッドは図1(B)に示すサ
ーマルヘッドと同一である。勿論、図4や図6に示すサ
ーマルヘッドを用いてもよい。本発明の熱転写印刷装置
では、このようなサーマルヘッドを用いて次のように印
刷を行う。
【0024】即ち、溶融インクを用いた場合には、図8
(A)に示すように、印字ラインの副走査方向間隔を、
従来一般的に行われているように、主走査方向間隔と略
同一の間隔にして印刷する。なお、図8(A),(B)
中のL1,L2は印字ラインであり、印字ドットAは2
分割された1つの画素による2つのドットであり、ドッ
トBはそれに隣接する画素による2つのドットである。
一方、昇華インクを用いた場合には、図8(B)に示す
ように、印字ラインの副走査方向間隔を、主走査方向間
隔の略半分の間隔として印刷する。このようにすると、
印字ラインL1とL2との間の印字ラインL1/2にて
印刷した印字ドットA’,B’は、印字ラインL1,L
2による印字ドットの間を埋めるように転写される。
(A)に示すように、印字ラインの副走査方向間隔を、
従来一般的に行われているように、主走査方向間隔と略
同一の間隔にして印刷する。なお、図8(A),(B)
中のL1,L2は印字ラインであり、印字ドットAは2
分割された1つの画素による2つのドットであり、ドッ
トBはそれに隣接する画素による2つのドットである。
一方、昇華インクを用いた場合には、図8(B)に示す
ように、印字ラインの副走査方向間隔を、主走査方向間
隔の略半分の間隔として印刷する。このようにすると、
印字ラインL1とL2との間の印字ラインL1/2にて
印刷した印字ドットA’,B’は、印字ラインL1,L
2による印字ドットの間を埋めるように転写される。
【0025】このように、1画素内の主走査方向と副走
査方向の異なる位置に2つの発熱部3を有するサーマル
ヘッドを用い、溶融インクでは副走査方向間隔を主走査
方向間隔と略同一の間隔にして印刷すれば、インクが主
走査方向や副走査方向に必要以上に繋がって濃度制御が
困難となることはなく、また、解像度が低下することも
ない。また、昇華インクでは副走査方向間隔を、主走査
方向間隔の略半分の間隔として印刷すれば、副走査方向
に隙間が生じることはなく、高濃度を得ることができ、
また、解像度が低下することもない。よって、本発明の
熱転写印刷装置では、溶融インクと昇華インクとの双方
で、解像度が低下することなく、濃度制御が容易で、し
かも、高濃度を得ることができ、いずれかの画質を損な
うことなく溶融インクと昇華インクとの双方で高画質な
印刷を行うことができる。
査方向の異なる位置に2つの発熱部3を有するサーマル
ヘッドを用い、溶融インクでは副走査方向間隔を主走査
方向間隔と略同一の間隔にして印刷すれば、インクが主
走査方向や副走査方向に必要以上に繋がって濃度制御が
困難となることはなく、また、解像度が低下することも
ない。また、昇華インクでは副走査方向間隔を、主走査
方向間隔の略半分の間隔として印刷すれば、副走査方向
に隙間が生じることはなく、高濃度を得ることができ、
また、解像度が低下することもない。よって、本発明の
熱転写印刷装置では、溶融インクと昇華インクとの双方
で、解像度が低下することなく、濃度制御が容易で、し
かも、高濃度を得ることができ、いずれかの画質を損な
うことなく溶融インクと昇華インクとの双方で高画質な
印刷を行うことができる。
【0026】以上のような動作を行うための構成につい
て図10〜図14を用いて説明する。図10において、
カメラ,スキャナ等の画像入力装置10より出力された
画像信号は熱転写印刷装置内のI/F部11に入力され
る。I/F部11は印刷に使用する画像信号と印刷装置
の制御に用いる制御信号とを分けて、それぞれデータ記
憶部12,制御部15に入力する。データ記憶部12は
画像信号を一旦記憶し、その後、印刷装置の動作に合わ
せて信号変換部13に画像信号を入力する。信号変換部
13はR,G,Bの色信号を印刷用のY,M,C信号に
変換すると共に、後述するように、溶融インクと昇華イ
ンクそれぞれに合わせた動作を行う。信号変換部13の
出力は並列/直列変換部14に入力され、並列/直列変
換部14は発熱抵抗体制御信号Dsをサーマルヘッド2
0に供給する。
て図10〜図14を用いて説明する。図10において、
カメラ,スキャナ等の画像入力装置10より出力された
画像信号は熱転写印刷装置内のI/F部11に入力され
る。I/F部11は印刷に使用する画像信号と印刷装置
の制御に用いる制御信号とを分けて、それぞれデータ記
憶部12,制御部15に入力する。データ記憶部12は
画像信号を一旦記憶し、その後、印刷装置の動作に合わ
せて信号変換部13に画像信号を入力する。信号変換部
13はR,G,Bの色信号を印刷用のY,M,C信号に
変換すると共に、後述するように、溶融インクと昇華イ
ンクそれぞれに合わせた動作を行う。信号変換部13の
出力は並列/直列変換部14に入力され、並列/直列変
換部14は発熱抵抗体制御信号Dsをサーマルヘッド2
0に供給する。
【0027】一方、印刷装置の駆動開始と共に制御装置
15に開始信号が入力されると、制御装置15は、デー
タ記憶部12に記憶された画像信号を信号変換部13に
送るための制御信号をデータ記憶部12に入力し、印刷
に必要な基準信号を発生する基準信号発生部16に制御
信号を入力する。また、機構系制御部17にも制御信号
を入力する。基準信号発生部16は、制御装置15より
入力された制御信号と、機構系制御部17を介してイン
ク選択部18より入力されたインク選択信号とにより、
信号変換部13及び並列/直列変換部14に記録位置に
応じた色,濃度信号等の基準信号を入力する。また、加
熱時間制御部19に濃度毎に加熱時間を制御するための
基準信号を入力する。加熱時間制御部19は各濃度毎で
加熱時間を定めたゲート信号Sgを生成し、サーマルヘ
ッド20に入力する。
15に開始信号が入力されると、制御装置15は、デー
タ記憶部12に記憶された画像信号を信号変換部13に
送るための制御信号をデータ記憶部12に入力し、印刷
に必要な基準信号を発生する基準信号発生部16に制御
信号を入力する。また、機構系制御部17にも制御信号
を入力する。基準信号発生部16は、制御装置15より
入力された制御信号と、機構系制御部17を介してイン
ク選択部18より入力されたインク選択信号とにより、
信号変換部13及び並列/直列変換部14に記録位置に
応じた色,濃度信号等の基準信号を入力する。また、加
熱時間制御部19に濃度毎に加熱時間を制御するための
基準信号を入力する。加熱時間制御部19は各濃度毎で
加熱時間を定めたゲート信号Sgを生成し、サーマルヘ
ッド20に入力する。
【0028】サーマルヘッド20は、図11に示すよう
に、シフトレジスタ201,ラッチ回路202,ゲート
回路203,駆動回路204,発熱抵抗体205を備え
て構成されている。シフトレジスタ201には基準クロ
ック信号Ck及び発熱抵抗体制御信号Dsが入力され、
基準クロック信号Ckに従ってシフトレジスタ201に
1ライン分の発熱抵抗体制御信号Dsを記憶する。この
発熱抵抗体制御信号Dsは、ラッチ信号Srにより1ラ
イン分同時にラッチ回路202に転送して記憶される。
ラッチ回路202への転送が終了すると、次の1ライン
分の発熱抵抗体制御信号Dsがシフトレジスタ201に
入力される。なお、基準クロック信号Ck及びラッチ信
号Srは基準信号発生部16により生成される。
に、シフトレジスタ201,ラッチ回路202,ゲート
回路203,駆動回路204,発熱抵抗体205を備え
て構成されている。シフトレジスタ201には基準クロ
ック信号Ck及び発熱抵抗体制御信号Dsが入力され、
基準クロック信号Ckに従ってシフトレジスタ201に
1ライン分の発熱抵抗体制御信号Dsを記憶する。この
発熱抵抗体制御信号Dsは、ラッチ信号Srにより1ラ
イン分同時にラッチ回路202に転送して記憶される。
ラッチ回路202への転送が終了すると、次の1ライン
分の発熱抵抗体制御信号Dsがシフトレジスタ201に
入力される。なお、基準クロック信号Ck及びラッチ信
号Srは基準信号発生部16により生成される。
【0029】ラッチ回路202に転送され記憶された発
熱抵抗体制御信号Dsは、そのままゲート回路203に
転送される。ゲート回路203はゲート信号Sgによっ
て、各濃度に応じた各発熱抵抗体205の発熱時間分だ
けゲートを開くようにし、駆動回路204を介して発熱
抵抗体205に電力を供給する。発熱させる発熱抵抗体
205の選択は発熱抵抗体制御信号Dsに基づいて、ゲ
ート信号Sgが表す各濃度毎に行われ、選択された発熱
抵抗体205は電力が供給されている時間分だけ、溶融
インクあるいは昇華インクを加熱し、ここでは図示して
いない記録紙に加熱量に応じたインクを転写する。な
お、発熱抵抗体205は、図9に示すような形状となっ
ている。
熱抵抗体制御信号Dsは、そのままゲート回路203に
転送される。ゲート回路203はゲート信号Sgによっ
て、各濃度に応じた各発熱抵抗体205の発熱時間分だ
けゲートを開くようにし、駆動回路204を介して発熱
抵抗体205に電力を供給する。発熱させる発熱抵抗体
205の選択は発熱抵抗体制御信号Dsに基づいて、ゲ
ート信号Sgが表す各濃度毎に行われ、選択された発熱
抵抗体205は電力が供給されている時間分だけ、溶融
インクあるいは昇華インクを加熱し、ここでは図示して
いない記録紙に加熱量に応じたインクを転写する。な
お、発熱抵抗体205は、図9に示すような形状となっ
ている。
【0030】さて、ここで、図12を用いて溶融インク
と昇華インクそれぞれにおける信号変換部13の動作に
ついて説明する。図12において、信号変換部13中の
画像信号−印刷信号変換部131はR,G,Bの色信号
を印刷用のY,M,C信号に変換する。この画像信号−
印刷信号変換部131の出力は1ライン分の印刷信号と
なる。前述のように、溶融インクを用いた場合には、副
走査方向間隔を主走査方向間隔と略同一の間隔にして印
刷するので、溶融インクを用いた印刷では、画像信号−
印刷信号変換部131の出力をそのまま用いればよい。
一方、昇華インクを用いた場合には、副走査方向間隔を
主走査方向間隔の略1/2として印刷するので、通常の
副走査間隔のラインに相当するドットを形成する際に
は、画像信号−印刷信号変換部131の出力をそのまま
用いればよい。そして、通常の副走査間隔の中間ライン
に相当するドットを形成する際には、1ライン印刷信号
記憶部132,133及び演算部134により得た信号
を用いればよい。
と昇華インクそれぞれにおける信号変換部13の動作に
ついて説明する。図12において、信号変換部13中の
画像信号−印刷信号変換部131はR,G,Bの色信号
を印刷用のY,M,C信号に変換する。この画像信号−
印刷信号変換部131の出力は1ライン分の印刷信号と
なる。前述のように、溶融インクを用いた場合には、副
走査方向間隔を主走査方向間隔と略同一の間隔にして印
刷するので、溶融インクを用いた印刷では、画像信号−
印刷信号変換部131の出力をそのまま用いればよい。
一方、昇華インクを用いた場合には、副走査方向間隔を
主走査方向間隔の略1/2として印刷するので、通常の
副走査間隔のラインに相当するドットを形成する際に
は、画像信号−印刷信号変換部131の出力をそのまま
用いればよい。そして、通常の副走査間隔の中間ライン
に相当するドットを形成する際には、1ライン印刷信号
記憶部132,133及び演算部134により得た信号
を用いればよい。
【0031】通常の副走査間隔の中間ラインを印刷する
際には、隣接する信号と同じ信号をそのまま用いるか、
あるいは前後の信号を2ライン分たして2で割ればよ
い。いずれの場合も、昇華インクでは画素そのものがぼ
けてフィルタ効果があるので、実用上問題ない。1ライ
ン印刷信号記憶部132は画像信号−印刷信号変換部1
31の出力を記憶して遅延させることにより、中間ライ
ン信号である1/2ライン印刷信号を得る。同じ信号を
そのまま用いる場合には、1ライン印刷信号記憶部13
2の出力を用いればよい。1ライン印刷信号記憶部13
3は1ライン印刷信号記憶部132の出力を記憶して遅
延する。演算部134は1ライン印刷信号記憶部13
2,133の出力を演算(例えば、加算して1/2)し
て中間ライン信号である1/2ライン演算印刷信号を得
る。前後の信号を2ライン分たして2で割った信号を用
いる場合には、演算部134の出力を用いればよい。
際には、隣接する信号と同じ信号をそのまま用いるか、
あるいは前後の信号を2ライン分たして2で割ればよ
い。いずれの場合も、昇華インクでは画素そのものがぼ
けてフィルタ効果があるので、実用上問題ない。1ライ
ン印刷信号記憶部132は画像信号−印刷信号変換部1
31の出力を記憶して遅延させることにより、中間ライ
ン信号である1/2ライン印刷信号を得る。同じ信号を
そのまま用いる場合には、1ライン印刷信号記憶部13
2の出力を用いればよい。1ライン印刷信号記憶部13
3は1ライン印刷信号記憶部132の出力を記憶して遅
延する。演算部134は1ライン印刷信号記憶部13
2,133の出力を演算(例えば、加算して1/2)し
て中間ライン信号である1/2ライン演算印刷信号を得
る。前後の信号を2ライン分たして2で割った信号を用
いる場合には、演算部134の出力を用いればよい。
【0032】画像信号−印刷信号変換部131の出力と
1ライン印刷信号記憶部132もしくは演算部134の
出力は、スイッチ135に入力され、基準信号発生部1
6からの切換信号によって切り換えられる。以上のよう
にして、溶融インクと昇華インクそれぞれに合わせた信
号処理を行うことができる。
1ライン印刷信号記憶部132もしくは演算部134の
出力は、スイッチ135に入力され、基準信号発生部1
6からの切換信号によって切り換えられる。以上のよう
にして、溶融インクと昇華インクそれぞれに合わせた信
号処理を行うことができる。
【0033】次に、機構系の制御について説明する。本
発明の熱転写印刷装置は、図13に示すように、サーマ
ルヘッド20,インクリボン21,記録紙22,プラテ
ンローラ23を備えた構成である。また、サーマルヘッ
ド20をプラテンローラ23に対して圧着・離間させる
ための構成であるバネ24,プランジャ25を備えてい
る。溶融インクによる印刷と昇華インクによる印刷との
切り換えは、一例としてインクリボンカセット26を用
いて行うことができる。
発明の熱転写印刷装置は、図13に示すように、サーマ
ルヘッド20,インクリボン21,記録紙22,プラテ
ンローラ23を備えた構成である。また、サーマルヘッ
ド20をプラテンローラ23に対して圧着・離間させる
ための構成であるバネ24,プランジャ25を備えてい
る。溶融インクによる印刷と昇華インクによる印刷との
切り換えは、一例としてインクリボンカセット26を用
いて行うことができる。
【0034】図13及び図14に示すように、溶融イン
クのインクリボンカセット26には角部に切り欠き26
aを設け、昇華インクのインクリボンカセット26には
切り欠き26aを設けない。この切り欠き26aの有無
をマイクロスイッチ27によって検知し、この検知信号
を機構系制御部17に入力すればよい。これは単なる一
例であって、インクリボンカセット26に識別マークを
設ける方法もある。
クのインクリボンカセット26には角部に切り欠き26
aを設け、昇華インクのインクリボンカセット26には
切り欠き26aを設けない。この切り欠き26aの有無
をマイクロスイッチ27によって検知し、この検知信号
を機構系制御部17に入力すればよい。これは単なる一
例であって、インクリボンカセット26に識別マークを
設ける方法もある。
【0035】以上のようにして、インクリボン21のイ
ンクが溶融インクであるときには、サーマルヘッド20
の主走査方向の画素間隔と略同一の副走査間隔で印字ラ
インを形成し、インクリボン21のインクが昇華インク
であるときには、画素間隔の略1/2の副走査間隔で印
字ラインを形成するように切り換える切換手段を設けた
熱転写印刷装置を構成することができる。本発明のサー
マルヘッドや熱転写印刷装置によれば、解像度を低下さ
せることがないので、1画素の解像度を200dpi以
下としても画質上問題なく、よって、低価格で高画質な
印刷画像が得られる。本発明は、ビデオプリンタ等で用
いられている150dpiのものに対しても有効であ
る。
ンクが溶融インクであるときには、サーマルヘッド20
の主走査方向の画素間隔と略同一の副走査間隔で印字ラ
インを形成し、インクリボン21のインクが昇華インク
であるときには、画素間隔の略1/2の副走査間隔で印
字ラインを形成するように切り換える切換手段を設けた
熱転写印刷装置を構成することができる。本発明のサー
マルヘッドや熱転写印刷装置によれば、解像度を低下さ
せることがないので、1画素の解像度を200dpi以
下としても画質上問題なく、よって、低価格で高画質な
印刷画像が得られる。本発明は、ビデオプリンタ等で用
いられている150dpiのものに対しても有効であ
る。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のサ
ーマルヘッドは、1画素を構成する1つの発熱抵抗体を
2つに分割して主走査方向に並んだ第1及び第2の2つ
の電流路を形成し、この第1及び第2の電流路それぞれ
に、副走査方向の互いに異なる位置に幅狭部を形成する
ことにより、1画素内に、主走査方向及び副走査方向の
異なる位置に2つの発熱部を形成したので、解像度が低
下することなく、高濃度も得ることができ、濃度変化が
安定しているので濃度制御が容易である。また、製造が
容易であり、発熱抵抗体に流れる電流量の制御も容易と
なるという特長を有する。
ーマルヘッドは、1画素を構成する1つの発熱抵抗体を
2つに分割して主走査方向に並んだ第1及び第2の2つ
の電流路を形成し、この第1及び第2の電流路それぞれ
に、副走査方向の互いに異なる位置に幅狭部を形成する
ことにより、1画素内に、主走査方向及び副走査方向の
異なる位置に2つの発熱部を形成したので、解像度が低
下することなく、高濃度も得ることができ、濃度変化が
安定しているので濃度制御が容易である。また、製造が
容易であり、発熱抵抗体に流れる電流量の制御も容易と
なるという特長を有する。
【0037】さらに、1画素内に、主走査方向及び副走
査方向の異なる位置に2つの発熱部を形成した発熱抵抗
体を有するサーマルヘッドを用い、インクリボンのイン
クが溶融インクであるときには、サーマルヘッドの主走
査方向の画素間隔と略同一の副走査間隔で印字ラインを
形成し、インクリボンのインクが昇華インクであるとき
には、画素間隔の略1/2の副走査間隔で印字ラインを
形成するように切り換える切換手段を設けて構成したの
で、溶融インクと昇華インクとの双方で、解像度が低下
することなく、濃度制御が容易で、しかも、高濃度を得
ることができ、いずれかの画質を損なうことなく溶融イ
ンクと昇華インクとの双方で高画質な印刷を行うことが
できるという特長を有する。
査方向の異なる位置に2つの発熱部を形成した発熱抵抗
体を有するサーマルヘッドを用い、インクリボンのイン
クが溶融インクであるときには、サーマルヘッドの主走
査方向の画素間隔と略同一の副走査間隔で印字ラインを
形成し、インクリボンのインクが昇華インクであるとき
には、画素間隔の略1/2の副走査間隔で印字ラインを
形成するように切り換える切換手段を設けて構成したの
で、溶融インクと昇華インクとの双方で、解像度が低下
することなく、濃度制御が容易で、しかも、高濃度を得
ることができ、いずれかの画質を損なうことなく溶融イ
ンクと昇華インクとの双方で高画質な印刷を行うことが
できるという特長を有する。
【図1】本発明のサーマルヘッドの一実施例を示す平面
図である。
図である。
【図2】本発明のサーマルヘッドによる印字ドットを示
す図である。
す図である。
【図3】本発明と従来例とを比較するための特性図であ
る。
る。
【図4】本発明のサーマルヘッドの他の実施例を示す平
面図である。
面図である。
【図5】本発明のサーマルヘッドを説明するための平面
図である。
図である。
【図6】本発明のサーマルヘッドのさらに他の実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図7】図6に示す本発明のサーマルヘッドによる発熱
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図8】本発明の熱転写印刷装置による印字動作を説明
するための図である。
するための図である。
【図9】本発明の熱転写印刷装置で用いるサーマルヘッ
ドの発熱抵抗体の形状を示す平面図である。
ドの発熱抵抗体の形状を示す平面図である。
【図10】本発明の熱転写印刷装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図11】図10中のサーマルヘッド20の具体的構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図12】図10中の信号変換部13の具体的構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図13】本発明の熱転写印刷装置の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図14】本発明の熱転写印刷装置を説明するための図
である。
である。
【図15】従来のサーマルヘッドを示す平面図である。
【図16】従来の千鳥状印刷を示す図である。
【図17】他の従来のサーマルヘッドを示す平面図であ
る。
る。
【図18】図17に示すサーマルヘッドによる印字ドッ
トを示す図である。
トを示す図である。
1 電極 2 発熱抵抗体 2a 幅狭部 2b 幅広部 3 発熱部 20 サーマルヘッド 21 インクリボン 22 記録紙 23 プラテンローラ
Claims (4)
- 【請求項1】一対の電極間に発熱抵抗体を形成し、この
発熱抵抗体を主走査方向に複数個並べて構成されるサー
マルヘッドにおいて、 1画素を構成する1つの発熱抵抗体を2つに分割して主
走査方向に並んだ第1及び第2の2つの電流路を形成
し、この第1及び第2の電流路それぞれに、副走査方向
の互いに異なる位置に幅狭部を形成することにより、 1画素内に、主走査方向及び副走査方向の異なる位置に
2つの発熱部を形成したことを特徴とするサーマルヘッ
ド。 - 【請求項2】前記第1及び第2の電流路に形成された前
記幅狭部の主走査方向の間隔を、主走査方向の画素間隔
の略1/2としたことを特徴とする請求項1記載のサー
マルヘッド。 - 【請求項3】前記幅狭部は、前記一対の電極の双方に幅
広部を介して接続されていることを特徴とする請求項1
または2のいずれかに記載のサーマルヘッド。 - 【請求項4】インクリボンと、このインクリボンのイン
クを記録紙に転写させるサーマルヘッドとを備えた熱転
写印刷装置において、 前記サーマルヘッドとして、1画素内に、主走査方向及
び副走査方向の異なる位置に2つの発熱部を形成した発
熱抵抗体を有するサーマルヘッドを用い、 前記インクリボンのインクが溶融インクであるときに
は、前記サーマルヘッドの主走査方向の画素間隔と略同
一の副走査間隔で印字ラインを形成し、前記インクリボ
ンのインクが昇華インクであるときには、前記画素間隔
の略1/2の副走査間隔で印字ラインを形成するように
切り換える切換手段を設けて構成したことを特徴とする
熱転写印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5418697A JPH10181061A (ja) | 1996-11-07 | 1997-02-20 | サーマルヘッド及び熱転写印刷装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31136796 | 1996-11-07 | ||
| JP8-311367 | 1996-11-07 | ||
| JP5418697A JPH10181061A (ja) | 1996-11-07 | 1997-02-20 | サーマルヘッド及び熱転写印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10181061A true JPH10181061A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=26394930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5418697A Pending JPH10181061A (ja) | 1996-11-07 | 1997-02-20 | サーマルヘッド及び熱転写印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10181061A (ja) |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP5418697A patent/JPH10181061A/ja active Pending
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