JPH10182300A - 誘電体薄膜のmocvd方法およびアニール方法 - Google Patents
誘電体薄膜のmocvd方法およびアニール方法Info
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- JPH10182300A JPH10182300A JP33822596A JP33822596A JPH10182300A JP H10182300 A JPH10182300 A JP H10182300A JP 33822596 A JP33822596 A JP 33822596A JP 33822596 A JP33822596 A JP 33822596A JP H10182300 A JPH10182300 A JP H10182300A
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Abstract
ーク電流を低減し、絶縁耐圧を向上する。 【解決手段】 有機金属化合物とオゾンとを原料ガスと
したMOCVD方法を採用する。また、成膜装置内でI
n−situでオゾンアニールする。 【効果】 誘電体薄膜中の残留有機成分が効果的に除去
され、また構造欠陥も低減される。
Description
VD(Metal Organic Chemical
Vapor Deposition)方法およびアニ
ール方法に関し、さらに詳しくは、高誘電体薄膜あるい
は強誘電体薄膜のリーク電流や絶縁耐圧を向上したMO
CVD方法およびアニール方法に関する。
用等の誘電体薄膜として、Ta2 O5等の高誘電体薄膜
や、チタン酸鉛〔PbTiO3 〕、PZT〔Pb(Z
rx Ti1-x )O3 〕、PLZT〔Pby La1-y (Z
rx Ti1-x )O3 〕、あるいはBax Sr1-x TiO
3 等、一般式ABO3 で表されるペロブスカイト型酸化
物薄膜や、SrBi2 Ta2 O9 、Bi4 Ti3 O12等
のビスマス系層状複合化合物を採用する動向がある。こ
れら高誘電性あるいは強誘電体性の誘電体薄膜を利用
し、DRAMの電荷蓄積用キャパシタ誘電体膜として、
またMIS型トランジスタのゲート絶縁膜に用いたMF
Sトランジスタとして、あるいは分極反転のヒステリシ
スを用いたFRAMとして、さらには焦電性を利用した
赤外線センサや圧電素子、光スイッチ等への利用等が考
えられている。これら誘電体容量素子を用いた電子デバ
イスの実用化には、特性に優れた高誘電体薄膜あるいは
強誘電体薄膜の成膜方法の確立が重要な課題である。
MOCVD方法を、Ta2 O5 を例にとり、図3を参照
して説明する。MOCVDを施すチャンバ1内には、被
処理基板4を載置した加熱手段を有する基板ステージ3
と、この被処理基板4に対向して原料ガスインジェクタ
2が配置されている。原料ガスとしては、例えば120
℃程度に保温されたバブラ7内で、N2 等のキャリアガ
ス8によりバブリングされた有機金属化合物ガス6と、
O2 ガス9との混合ガスが用いられる。排気口5には不
図示の真空ポンプが接続されており、チャンバ1内を所
定の減圧雰囲気に制御するとともに、MOCVDを終え
た廃ガスを排出する。Ta2 O5 のMOCVD条件の一
例を下記に示す。 Ta(OC2 H5 )5 0.1 sccm O2 500 sccm N2 (キャリアガス) 1000 sccm 圧力 1 Torr 被処理基板温度 450 ℃
電率が大きい反面、リーク電流特性や絶縁耐圧特性等の
電気特性は充分でない。リーク電流特性や絶縁耐圧特性
等が充分でない理由の一つとして、有機金属化合物を成
膜原料とする場合には炭素等の有機成分が残留する点が
指摘される(1996半導体専門委員会講習会資料p.
57、「ギガビット時代のスタック型DRAMセル技
術」)。また他の理由として、誘電体薄膜中の網目構造
の欠陥が挙げられている(Extended Abst
racts of the 179th.ECS Me
eting,91−1(1991),p.642)。
ールを施して、これら電気特性を向上することが通常お
こなわれる。アニール方法としては、700℃程度の高
温酸素アニールが採用されるが、アニール温度の低温化
を意図した活性酸素アニールも各種提案されている。こ
れら活性酸素アニールのうち主なものはオゾン(O3)
アニール方法(Appl.Phys.Lett.,56
(1990),p.907)、UV/O3 アニール方法
(IEEE Trans.Elecron Devic
e,38(1991),p.455)、O2 プラズマア
ニール方法(IEDM Tech.Digest(19
95),p.111)等が挙げられる。
電体薄膜を成膜後に別途熱処理装置でアニールするもの
であることから、充分なアニール効果が得られない場合
があり、またスループットの点でも充分ではなかった。
ituで活性酸素アニールする方法として、TaCl5
とO2 の混合ガスを原料とするTa2 O5 のUV/O2
光CVD法が検討された(Extended Abst
racts of the19th.SSDM(198
7),p.219)。しかしこの方法もスループットの
点で実用化が困難であることと、残留塩素の問題等が残
る。またTaCl5 とN2 Oの混合ガスを原料とするT
a2 O5 のプラズマCVDが報告されている(信学技報
SDM90−13(1990))。これはプラズマC
VDにおけるイオンボンバードメント効果によるTa2
O5 の緻密化を意図したものであるが、RF印加電極の
スパッタリングによる金属汚染の問題や、残留塩素の問
題は未解決のままである。
的背景のもとに提案するものであり、Ta2 O5 等の高
誘電体薄膜や、Bax Sr1-x TiO3 等の強誘電体薄
膜のリーク電流や絶縁耐圧を向上した、MOCVD方法
およびアニール方法を提供することをその課題とする。
OCVD方法は上述の課題を解決するために提案するも
のであり、有機金属化合物ガスと、酸化性ガスとを用い
る誘電体薄膜のMOCVD方法であって、この酸化性ガ
スは、オゾンを含むことを特徴とする。
は、誘電体薄膜を成膜後、この誘電体薄膜を酸化性ガス
雰囲気中でアニールするアニール方法であって、この誘
電体薄膜の成膜工程と、誘電体薄膜のアニール工程と
を、同一装置内で連続的に施すとともに、この酸化性ガ
スは、オゾンを含むことを特徴とする。
Ti、Bi、Pb、ZrおよびLaのうち、いずれか少
なくとも1種を含む材料であるときに、これらMOCV
D方法あるいはアニール方法を好適に適用することがで
きる。
性ガスとしてO3 を含むガスを用いるので、O3 の強酸
化作用により誘電体薄膜中の残留有機成分は効果的に除
去され、成膜中におけるIn−situアニールが達成
される。原料ガスの活性化にプラズマ励起を用いないの
で、金属汚染やイオンダメージの虞れがない。また光C
VD法におけるスループットの低下の問題もない。また
本発明のアニール方法においては、酸化性ガスとしてO
3 を含むガスを用いるので、O3 の強酸化作用により誘
電体薄膜の残留有機成分除去や緻密化が効果的に達成さ
れる。酸化性ガスの活性化にプラズマ励起を用いないの
で、この場合にも金属汚染やイオンダメージの虞れがな
い。さらに成膜とアニールを同一装置内で施すので、ス
ループットにも優れる。
面を参照して説明する。 実施例1 本実施例は有機金属化合物ガスとしてペンタエトキシタ
ンタルを用い、酸化性ガスとしてオゾンを含むガスを用
いてTa2 O5 を成膜した例である。
の構成を示す概略断面図である。基本的装置構成は図3
に示した従来のMOCVD装置に準じたものであり、重
複する説明は省略するが、本装置の特徴とする点は、O
2 ガス9をオゾン発生器10を介してチャンバ1内に導
入する点である。かかる構成により、O2 ガス9の一部
はオゾンに変換され、O3 /O2 ガス11が有機金属化
合物ガス6とともに原料ガスインジェクタ2から被処理
基板4に向けて噴出される。
リコン等の被処理基板4上にTa2O5 薄膜をMOCV
Dするプロセス条件の一例を下記に示す。 Ta(OC2 H5 )5 0.1 sccm O2 500 sccm O3 70 mg/min N2 (キャリアガス) 1000 sccm 圧力 1 Torr 被処理基板温度 450 ℃
2 O5 誘電体薄膜中の炭素等の残留有機成分は、O3 の
強酸化作用により効果的に除去され、成膜中におけるI
n−situアニールが達成される。この結果、このT
a2 O5 誘電体薄膜を用いて作製したキャパシタのリー
ク電流および絶縁耐圧は、従来のO2 のみによるMOC
VD方法によるTa2 O5 誘電体薄膜を用いたキャパシ
タに比較して約1桁の向上が確認された。なお、本実施
例ではTa2 O5 誘電体薄膜の成膜工程中の最初から最
後まで、酸化性ガスとしてO3 /O2 ガス11を用いた
が、オゾン発生器10のON/OFF操作により、O2
ガス9のみによる成膜と、O3 /O2 ガス11による成
膜とを交互に繰り返して所望の膜厚としてもよい。O2
ガス9のみにより成膜されたTa2 O5 誘電体薄膜中の
残留有機成分は、O3 /O2 ガス11による成膜工程中
にIn−situアニールされ、膜質の向上がなされる
ので同様の効果が達成される。
ンタルを用い、酸化性ガスとしてO2 を用いてTa2 O
5 を成膜した後、オゾンを含む酸化性ガスにより同一C
VDチャンバ内でアニールを施した例である。
の構成を示す概略断面図である。基本的装置構成は図3
に示した従来のMOCVD装置に準じたものであり、重
複する説明は省略するが、本装置の特徴とする点は、チ
ャンバ1内への酸化性ガス導入経路として、O2 ガス9
を直接導入する経路と、O2 ガス9をオゾン発生器10
を介してチャンバ1内に導入する経路の双方を有してい
る点である。かかる構成により、O2 ガス9あるいはO
3 /O2 ガス11のいずれかを選択的にチャンバ1内に
導入することが可能となる。
等の被処理基板4上にTa2 O5 薄膜をMOCVDする
プロセス条件の一例を下記に示す。このCVD工程では
オゾン発生器を経由するガスバルブは閉の状態としてお
く。 Ta(OC2 H5 )5 0.1 sccm O2 500 sccm N2 (キャリアガス) 1000 sccm 圧力 1 Torr 被処理基板温度 450 ℃ このMOCVD条件は従来技術に準じたものであり、成
膜されたTa2 O5 薄膜中にはペンタエトキシタンタル
の熱分解生成物である炭素等の有機物残渣等が含まれて
いる。
4はそのまま基板ステージ3上に保持したまま、有機金
属化合物ガス6の導入経路およびO2 ガスの直接導入経
路のバルブを閉とするとともに、オゾン発生器を経由す
るガスバルブを開の状態とし、O3 /O2 ガス11をチ
ャンバ1内に導入し、Ta2 O5 薄膜のアニールを同一
チャンバ内で連続的に施す。アニール条件の一例を下記
に示す。 O2 500 sccm O3 70 mg/min 圧力 常圧 被処理基板温度 450 ℃
残留有機成分は効果的に除去され、欠陥のない緻密な誘
電体薄膜が形成される。このTa2 O5 誘電体薄膜を用
いて作製したキャパシタのリーク電流および絶縁耐圧
は、従来のO2 のみによるMOCVD方法によるTa2
O5 誘電体薄膜を用いたキャパシタに比較して、同じく
約1桁の向上が確認された。
所定の膜厚に成膜後、アニールを施したが、有機金属化
合物ガス6の導入経路およびO2 ガスの直接導入経路、
O3/O2 ガス導入経路の各バルブ切り替えにより、成
膜/アニールを交互に複数回繰り返して所定の膜厚のT
a2 O5 誘電体薄膜を形成するようにしてもよい。また
本実施例では、Ta2 O5 薄膜の成膜をTa(OC2 H
5 )5 とO2 の混合ガスを用いたMOCVD方法によっ
たが、Ta(OC2 H5 )5 以外の有機金属化合物の採
用によるMOCVD方法によってもよい。またMOCV
D方法以外の各種CVD方法やスパッタリング等により
成膜したTa2 O5 薄膜についても、本アニール方法の
導入により膜の緻密化およびリーク電流、絶縁耐圧の向
上が達成される。
これら実施例に限定されるものではない。例えば、誘電
体薄膜としてTa2 O5 を例示したが、ビスマス系層状
複合化合物以外や、鉛系、バリウム系等のペロブスカイ
ト型複合酸化物であっても、有機金属化合物やCVD、
アニールの各温度条件等の変更により、同様の効果を達
成することができる。また枚葉式の縦型MOCVD装置
の他に、バッチ式の装置や横型MOCVD装置であって
も、オゾン発生器を設ける装置構成とすることにより、
本発明のMOCVD方法およびアニール方法をおこなう
ことができる。さらに、MOCVD装置のチャンバ内で
連続的にアニールを施す他に、MOCVD装置のチャン
バとアニール装置のチャンバとがゲートバルブを介して
連接されたクラスタツールを採用してもよい。この場合
にも、成膜装置とアニール装置を別体に設けて被処理基
板を両装置間を搬送する従来技術に比較すれば、格段の
スループットの向上が図られる。
の誘電体薄膜のMOCVD方法によれば、成膜工程中で
のIn−situアニールが達成され、誘電体薄膜中の
残留有機成分や欠陥が除去される。これにより、誘電体
薄膜のリーク電流および絶縁耐圧の向上が図れる。また
本発明のアニール方法によれば、残留有機成分や欠陥を
含む誘電体薄膜からこれらを効果的に除去することがで
き、同じく誘電体薄膜のリーク電流および絶縁耐圧の向
上を図ることができる。いずれの方法も誘電体薄膜にイ
オンダメージ等を与えることがなく、またスループット
の向上が達成される。
示す概略断面図である。
例を示す概略断面図である。
図である。
テージ、4…被処理基板、5…排気口、6…有機金属化
合物ガス、7…バブラ、8…キャリアガス、9…O2 ガ
ス、10…オゾン発生器、11…O3 /O2 ガス
Claims (4)
- 【請求項1】 有機金属化合物ガスと、酸化性ガスとを
用いる誘電体薄膜のMOCVD方法であって、 前記酸化性ガスは、オゾンを含むことを特徴とする誘電
体薄膜のMOCVD方法。 - 【請求項2】 前記誘電体薄膜は、Ta、Ba、Sr、
Ti、Bi、Pb、ZrおよびLaのうち、いずれか少
なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1記載の誘
電体薄膜のMOCVD方法。 - 【請求項3】 誘電体薄膜を成膜後、前記誘電体薄膜を
酸化性ガス雰囲気中でアニールするアニール方法であっ
て、 前記誘電体薄膜の成膜工程と、前記誘電体薄膜のアニー
ル工程とを、同一装置内で連続的に施すとともに、 前記酸化性ガスは、オゾンを含むことを特徴とする誘電
体薄膜のアニール方法。 - 【請求項4】 前記誘電体薄膜は、Ta、Ba、Sr、
Ti、Bi、Pb、ZrおよびLaのうち、いずれか少
なくとも1種を含むことを特徴とする請求項3記載の誘
電体薄膜のアニール方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33822596A JPH10182300A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 誘電体薄膜のmocvd方法およびアニール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33822596A JPH10182300A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 誘電体薄膜のmocvd方法およびアニール方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10182300A true JPH10182300A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18316113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33822596A Pending JPH10182300A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 誘電体薄膜のmocvd方法およびアニール方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10182300A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001076771A3 (en) * | 2000-04-07 | 2002-02-21 | Symetrix Corp | Low temperature oxidizing method of making a layered superlattice material |
| US6649218B2 (en) | 2000-05-22 | 2003-11-18 | Tokyo Electron Limited | Single substrate processing film forming method |
| US7029505B2 (en) | 2001-01-22 | 2006-04-18 | Tokyo Electron Limited | Sheet type heat treating apparatus and method for processing semiconductors |
| WO2014045121A1 (en) | 2012-09-21 | 2014-03-27 | Tdk Corporation | Thin film piezoelectric device, piezoelectric actuator, piezoelectric sensor, hard disk drive and ink jet printer device |
| US9331262B2 (en) | 2013-05-20 | 2016-05-03 | Tdk Corporation | Thin film piezoelectric element, thin film piezoelectric actuator, thin film piezoelectric sensor, hard drive disk, and inkjet printer device |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP33822596A patent/JPH10182300A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001076771A3 (en) * | 2000-04-07 | 2002-02-21 | Symetrix Corp | Low temperature oxidizing method of making a layered superlattice material |
| US6582972B1 (en) | 2000-04-07 | 2003-06-24 | Symetrix Corporation | Low temperature oxidizing method of making a layered superlattice material |
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| US9331262B2 (en) | 2013-05-20 | 2016-05-03 | Tdk Corporation | Thin film piezoelectric element, thin film piezoelectric actuator, thin film piezoelectric sensor, hard drive disk, and inkjet printer device |
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