JPH10182599A - アゼチジノン誘導体 - Google Patents

アゼチジノン誘導体

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JPH10182599A
JPH10182599A JP8345136A JP34513696A JPH10182599A JP H10182599 A JPH10182599 A JP H10182599A JP 8345136 A JP8345136 A JP 8345136A JP 34513696 A JP34513696 A JP 34513696A JP H10182599 A JPH10182599 A JP H10182599A
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JP
Japan
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group
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azetidinone
phenyl
methyl
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JP8345136A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Koyanagi
信一郎 小柳
Toshio Kitajima
敏夫 北島
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Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医薬品及び農薬等の生理活性物質として有効
に使用し得る、新規なアゼチジノン誘導体を提供する。 【解決手段】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1は置換もしくは非置換のアリール基、また
は酸素原子、イオウ原子等を含む置換もしくは非置換の
ヘテロアリール基で、R2及びR3は同種または異種の水
素原子、アルキル基等で、R4はアルキル基であり、X
はハロゲン原子、ヒドロキシ基等であり、nは1〜6の
整数を表す。)で示されるアゼチジノン誘導体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なアゼチジノ
ン誘導体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アゼチジノン誘導体として数多く
の化合物が合成され、ある種のものは生理活性物質とし
て有用であることが知られている。例えば、インディア
ン・ジャーナル・ヘテロサイクル・ケミストリー(In
dian JournalHeterocycl Ch
emistry),141頁(1991)には、下記一
般式
【0003】
【化4】
【0004】(式中、R5は置換もしくは非置換のフェ
ニル基、またはベンジル基であり、R6はメチル基、エ
チル基、またはフェニル基であり、R7はヒドロキシ
基、塩素原子、またはメチル基であり、R8は臭素原
子、またはニトロ基である。)で示されるアゼチジノン
誘導体が、抗菌剤として有用であることが記述されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようという課題】しかしながら、このよ
うなアゼチジノン誘導体において、R5がメトキシメチ
ル基等のアルコキシアルキル基である化合物、つまり窒
素原子にアルコキシアルキル基が結合した化合物につい
ては、報告された例は見当たらない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々のア
ゼチジノン誘導体についての合成研究を続けてきた。そ
して、窒素原子に結合したアルコキシアルキル基を有す
るアゼチジノン誘導体に注目して、その合成研究を鋭意
行ったところ、該新規なアゼチジノン誘導体が生理活性
物質として使用し得ることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
【0007】即ち、本発明は、下記一般式(I)
【0008】
【化5】
【0009】(式中、R1は置換もしくは非置換のアリ
ール基、または酸素原子、イオウ原子及び窒素原子から
なる群から選ばれた1個あるいは2個のヘテロ原子を含
んでなる置換もしくは非置換のヘテロアリール基であ
り、R2及びR3は各々独立して水素原子またはアルキル
基であり、R2及びR3は相互に連結してシクロアルキル
環を形成してもよく、R4はアルキル基であり、Xはハ
ロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基、メルカプト
基、またはアルキルチオ基であり、nは1〜6の整数を
表す。)で示されるアゼチジノン誘導体およびその製造
方法を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】前記一般式(I)中、R1は置換
もしくは非置換のアリール基、または酸素原子、イオウ
原子及び窒素原子からなる群から選ばれた1個あるいは
2個のヘテロ原子を含んでなる置換もしくは非置換のヘ
テロアリール基である。
【0011】具体的には、上記アリール基としては、フ
ェニル基、アントラニル基、フェナンスレニル基等の炭
素数が6〜14の基が好適であり、ヘテロアリール基と
しては、フリル基、チエニル基、ピロリル基、ピリジル
基、ピリミジニル基、ベンゾフリル基、ベンゾチエニル
基、インドリル基、キノリル基、チアゾリル基、ピラゾ
リル基、オキサゾリル基、ベンゾオキサゾリル基等の炭
素数が3〜8の基が好適である。
【0012】置換アリール基及び置換ヘテロアリール基
の置換基としては、メチル基、エチル基、プロピル基等
のアルキル基、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ
素原子等のハロゲン原子、メトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基等のアルコキシ基、メチルチオ基、エチルチ
オ基、プロピルチオ基等のアルキルチオ基、シアノ基、
ニトロ基、及びアミノ基等が好適である。
【0013】置換アリール基及び置換ヘテロアリール基
を具体的に例示すれば、メチルフェニル基、エチルフェ
ニル基、プロピルフェニル基、ブチルフェニル基、ヘキ
シルフェニル基、ジメチルフェニル基、メチル(エチ
ル)フェニル基、エチル(プロリル)フェニル基、クロ
ロフェニル基、ブロモフェニル基、フルオロフェニル
基、ジクロロフェニル基、メトキシフェニル基、エトキ
シフェニル基、プロポキシフェニル基、ジメトキシフェ
ニル基、シアノフェニル基、ニトロフェニル基、クロロ
(メチル)フェニル基、メチル(メトキシ)フェニル
基、メチルチオフェニル基、(トリフルオロメチル)フ
ェニル基、(ジメチル)アミノフェニル基、クロロ(ニ
トロ)フェニル基、メチルナフチル基、クロロナフチル
基、メトキシナフチル基、ジメチルナフチル基、メチル
フリル基、メトキシチエニル基、クロロチエニル基、メ
チルチエニル基、メチルピロリル基、クロロピロリル
基、メチルピリジル基、クロロピリジル基、ジメトキシ
ピリミジニル基、メトキシベンゾフリル基、クロロベン
ゾフリル基、メチルベンゾチエニル基、メチルインドリ
ル基、メチルキノリル基、メチルチアゾリル基、メチル
ピラゾリル基、メチルオキサゾリル基、メチルベンゾオ
キサゾリル基等が挙げられる。
【0014】前記一般式(I)中、R2及びR3は、各々
独立に水素原子またはアルキル基であり、更にR2及び
3は相互に連結してシクロアルキル環を形成してもよ
い。
【0015】上記アルキル基は特に限定されず、公知の
ものが使用できる。具体的には、メチル基、エチル基、
プロピル基、i−プロピル基、ブチル基、i−ブチル
基、s−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等
の炭素数が1〜12個の直鎖状もしくは分岐状のアルキ
ル基が好適である。
【0016】R2及びR3が相互に連結して形成する環と
しては、シクロペンチル、シクロヘキシル等の炭素数が
5〜8個のシクロアルキル環が挙げられる。
【0017】一般式(I)中、R4はアルキル基であ
る。このようなアルキル基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、i−プロピル基、ブチル基、i−ブチ
ル基、s−ブチル基、t−ブチル基等の炭素数が1〜4
のアルキル基が好適である。
【0018】一般式(I)中、Xはハロゲン原子、ヒド
ロキシ基、アルコキシ基、メルカプト基、またはアルキ
ルチオ基である。
【0019】具体的な上記ハロゲン原子としては、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げられるが、工業的な理
由から塩素原子が好適である。アルコキシ基としては、
メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、i−プロポキ
シ基、ブトキシ基、i−ブトキシ基、s−ブトキシ基、
t−ブトキシ基等の炭素数が1〜4のアルコキシ基が等
が好適である。アルキルチオ基としては、メチルチオ
基、エチルチオ基、プロピルチオ基、i−プロピルチオ
基、ブチルチオ基、i−ブチルチオ基、s−ブチルチオ
基、t−ブチルチオ基等の炭素数が1〜4のアルキルチ
オ基が好適である。
【0020】一般式(I)中、nは1〜6の整数を表
す。即ち、(CH2)nOR4で表されるアルコキシアル
キル基を具体的に例示すると、メトキシメチル基、メト
キシエチル基、メトキシプロピル基、メトキシブチル
基、メトキシペンチル基、メトキシヘキシル基、エトキ
シメチル基、エトキシエチル基、エトキシプロピル基、
エトキシブチル基、エトキシペンチル基、エトキシヘキ
シル基、プロポキシメチル基、プロポキシエチル基、プ
ロポキシプロピル基、プロポキシブチル基、プロポキシ
ペンチル基、プロポキシヘキシル基、ブトキシメチル
基、ブトキシエチル基、ブトキシプロピル基、ブトキシ
ブチル基、ブトキシペンチル基、ブトキシヘキシル基等
を挙げることができる。
【0021】以上列挙した基を有する上記一般式(I)
で示される化合物には、多くの場合光学異性体が存在す
るが、本発明においてはこのような光学異性体も含むも
のである。
【0022】さらにまた置換基は、以上の具体例に限定
されるものではなく、本発明の化合物の製造方法によっ
て目的物のアゼチジノン誘導体が得られるものであれ
ば、必要に応じて適宜選択して使用できる。
【0023】上記一般式(I)で示される化合物のう
ち、好適な化合物を具体的に例示すれば、3−クロロ−
N−メトキシメチル−4−メチル−4−フェニル−2−
アゼチジノン(後述する実施例のNo.1の化合物、以
下、括弧内の数字は実施例の化合物No.を表す。)、
3−ブロモ−N−メトキシメチル−4−メチル−4−フ
ェニル−2−アゼチジノン(No.2)、3−メチルチオ
−N−メトキシメチル−4−メチル−4−フェニル−2
−アゼチジノン(No.3)、N−エトキシエチル−3−
メトキシ−4−メチル−4−フェニル−2−アゼチジノ
ン(No.4)、N−エトキシエチル−3−メトキシ−4
−エチル−4−フェニル−2−アゼチジノン(No.
5)、3−クロロ−N−エトキシエチル−4−i−プロ
ピル−4−フェニル−2−アゼチジノン(No.6)、3
−クロロ−N−エトキシプロピル−4−i−プロピル−
4−フェニル−2−アゼチジノン(No.7)、N−エト
キシエチル−3−ヒドロキシ−4−i−プロピル−4−
フェニル−2−アゼチジノン(No.8)、N−エトキシ
エチル−4−i−プロピル−3−メトキシ−4−フェニ
ル−2−アゼチジノン(No.9)、N−エトキシプロピ
ル−4−i−プロピル−3−メトキシ−4−フェニル−
2−アゼチジノン(No.10)、N−エトキシエチル−4
−i−プロピル−3−メルカプト−4−フェニル−2−
アゼチジノン(No.11)、N−エトキシプロピル−3−
エチルチオ−4−i−プロピル−4−フェニル−2−ア
ゼチジノン(No.12)、4−i−プロピル−N−メトキ
シメチル−4−フェニル−3−プロポキシ−2−アゼチ
ジノン(No.13)、4−i−プロピル−N−メトキシメ
チル−4−フェニル−3−t−ブトキシ−2−アゼチジ
ノン(No.14)、3−クロロ−4−(1−エチルペンチ
ル)−N−メトキシブチル−4−フェニル−2−アゼチ
ジノン(No.15)、3−クロロ−N−メトキシヘキシル
−4−(1−プロピルヘプチル)−4−フェニル−2−
アゼチジノ(No.16)、3−クロロ−4−シクロヘキシ
ル−N−エトキシメチル−4−フェニル−2−アゼチジ
ノン(No.17)、4−(9−アントラニル)−3−クロ
ロ−N−エトキシエチル−4−i−プロピル−2−アゼ
チジノン、 3−クロロ−N−エトキシエチル−4−i
−プロピル−4−(3−オキサゾリル)−2−アゼチジ
ノン、3−クロロ−N−エトキシエチル−4−i−プロ
ピル−4−p−プロピルフェニル−2−アゼチジノン、
3−クロロ−N−エトキシエチル−4−p−フルオロフ
ェニル−4−i−プロピル−2−アゼチジノン、3−ク
ロロ−N−エトキシエチル−4−i−プロピル−4−p
−プロポキシフェニル−2−アゼチジノン、3−クロロ
−4−p−シアノフェニル−N−エトキシエチル−4−
i−プロピル−2−アゼチジノン、3−クロロ−N−エ
トキシエチル−4−i−プロピル−4−(2−ピリジ
ル)−2−アゼチジノン(No.18)、4−(2−ベンゾ
フリル)−3−クロロ−N−エトキシエチル−4−i−
プロピル−2−アゼチジノン、3−クロロ−N−エトキ
シエチル−4−i−プロピル−4−(3−キノリル)−
2−アゼチジノン、3−クロロ−(4−クロロ−1−ナ
フチル)−N−エトキシエチル−4−i−プロピル−4
−2−アゼチジノン 3−クロロ−N−エトキシエチル−4−i−プロピル−
4−(2−チエニル)−2−アゼチジノン(No.19)、
3−クロロ−4−p−クロロフェニル−N−エトキシエ
チル−4−i−プロピル−2−アゼチジノン(No.2
0)、3−クロロ−N−エトキシエチル−4−i−プロ
ピル−4−p−トリル−2−アゼチジノン(No.21)、
3−クロロ−N−エトキシエチル−4−i−プロピル−
4−p−メチルチオフェニル−2−アゼチジノン(No.2
2)、3−クロロ−N−エトキシエチル−4−i−プロ
ピル−4−p−ニトロフェニル−2−アゼチジノン、3
−クロロ−N−エトキシエチル−4−p−イソシアノフ
ェニル−4−i−プロピル−2−アゼチジノン(No.2
3)、3−クロロ−4−2,4−ジメチルフェニル−N
−エトキシエチル−4−i−プロピル−2−アゼチジノ
ン(No.24)、3−クロロ−N−エトキシエチル−4−
i−プロピル−4−(2−メチル−4−チアゾリル)−
2−アゼチジノン(No.25)、3−クロロ−N−エトキ
シエチル−4−i−プロピル−4−(4−メトキシ−2
−チエニル)−2−アゼチジノン(No.26)、3−クロ
ロ−N−エトキシエチル−4−i−プロピル−4−p−
ニトロフェニル−2−アゼチジノン、3−クロロ−(4
−クロロ−2−ピリジル)−N−エトキシエチル−4−
i−プロピル−4−2−アゼチジノン等が挙げられる。
【0024】本発明の上記一般式(I)で示されるアゼ
チジノン誘導体は、赤外吸収スペクトル(IR)、質量
スペクトル(MS)、及び1H-核磁気共鳴スペクトル(
1H-NMR)の測定等によりその構造を確認することが
できる。その代表的パターンを例示すると次の通りであ
る。
【0025】(イ)赤外吸収スペクトル(IR)を測定
することにより、一般式(I)で示されるアゼチジノン
誘導体は、1740〜1760cm-1付近にカルボニル
結合に基づく特性吸収、及び1110〜1130cm-1
付近にエーテル結合に基づく特性吸収を観測することが
できる。
【0026】(ロ)質量スペクトル(MS)を測定し、
観測される各ピーク(一般にはイオン分子量mをイオン
荷電数eで除したm/eで表される質量数)に相当する
組成式を算出することにより、測定に供した化合物の分
子量並びに該分子内における各原子団の結合様式を知る
ことができる。即ち、測定に供した試料を一般式(I)
で表した場合、一般に分子イオンピーク(以下M+と略
す)が観測されるため、測定に供した化合物の分子量を
決定することができる。
【0027】(ハ)1H-核磁気共鳴スペクトル(1H-N
MR)を測定することにより、上記一般式(I)で表さ
れる本発明の化合物中に存在する水素原子の結合様式を
知ることができる。即ち、一般式(I)の化合物を重ク
ロロホルム溶媒中で測定した場合、Xで示される基の置
換する炭素上のプロトンが一重線で現れる。Xがハロゲ
ン原子、ヒドロキシ基またはメルカプト基の場合は、
4.5〜5.0ppm付近、Xがアルコキシ基またはア
ルキルチオ基の場合は、4.0〜4.5ppm付近に各
々現れる。
【0028】本発明のアゼチジノン誘導体は、上記一般
式中のXの種類、並びに精製の度合いによって多少性状
が異なるが、一般に常温、常圧においては無色から黄色
の粘稠液体または白色から淡黄色の固体である。また、
本発明の化合物は、エーテル、アルコール、クロロホル
ム、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド等の一般有機溶媒には可溶であるが、水に
は難溶である。本発明の前記一般式(I)で示される化
合物の製造方法は、特に限定されるものではない。代表
的な製造方法を記述すれば以下の方法が挙げられる。
【0029】即ち、下記一般式(II)
【0030】
【化6】
【0031】(式中、R1、R2、R3、及びR4は上記一
般式(I)と同じである。)で示されるシッフ塩基化合
物と、下記一般式(III)
【0032】
【化7】
【0033】(式中、Xは上記一般式(I)と同じであ
り、Yはハロゲン原子を表す。)で示されるハロゲン化
アシル化合物とを、ハロゲン化水素捕捉剤存在下−30
℃以下で反応させることによって、上記一般式(I)で
示される化合物を得ることができる。この反応を反応
(A)とする。
【0034】上記反応(A)の原料となる上記一般式
(II)で示されるシッフ塩基化合物は、如何なる方法で
得られたものでもよい。一般的には、下記式で示される
ように、相当するカルボニル化合物とアミン化合物とを
脱水縮合することによって得られる。
【0035】
【化8】
【0036】(式中、R1、R2、R3、及びR4は上記一
般式(I)と同じである。) 上記一般式(II)で示されるシッフ塩基化合物を具体的
に例示すれば、N−(1−フェニル)エチリデン−メト
キシメチルアミン、N−(1−フェニル)エチリデン−
エトキシメチルアミン、N−(1−フェニル)プロピリ
デン−エトキシメチルアミン、N−(2−メチル−1−
フェニル)プロピリデン−エトキシメチルアミン、N−
(2−メチル−1−フェニル)プロピリデン−エトキシ
プロピルアミン、N−(1−フェニル)ブチリデン−メ
トキシメチルアミン、N−(2,2−ジメチル−1−フ
ェニル)プロピリデン−メトキシメチルアミン、N−
(2−エチル−1−フェニル)ヘキシリデン−メトキシ
ブチルアミン、N−(2−プロピル−1−フェニル)オ
クチリデン−メトキシヘキシルアミン、N−(シクロヘ
キシルフェニル)メチリデン−エトキシメチルアミン、
N−[2−メチル−1−(9−アントラニル)]プロピ
リデン−エトキシエチルアミン、N−[2−メチル−1
−(3−オキサゾリル)]プロピリデン−エトキシエチ
ルアミン、N−[2−メチル−1−(p−プロピルフェ
ニル)]プロピリデン−エトキシエチルアミン、N−
[2−メチル−1−(p−フルオロフェニル)]プロピ
リデン−エトキシエチルアミン、N−[2−メチル−1
−(p−プロポキシフェニル)]プロピリデン−エトキ
シエチルアミン、N−[2−メチル−1−(p−シアノ
フェニル)]プロピリデン−エトキシエチルアミン、N
−[2−メチル−1−(2−ピリジル)]プロピリデン
−エトキシエチルアミン、N−[2−メチル−1−(2
−ベンゾフリル)]プロピリデン−エトキシエチルアミ
ン、N−[2−メチル−1−(3−キノリル)]プロピ
リデン−エトキシエチルアミン、N−[2−メチル−1
−(1−ナフチル)]プロピリデン−エトキシエチルア
ミン、N−[2−メチル−1−(2−チエニル)]プロ
ピリデン−エトキシエチルアミン、N−[2−メチル−
1−(p−クロロフェニル)]プロピリデン−エトキシ
エチルアミン、N−[2−メチル−1−(p−トリ
ル)]プロピリデン−エトキシエチルアミン、N−[2
−メチル−1−(p−メチルチオフェニル)]プロピリ
デン−エトキシエチルアミン、N−[2−メチル−1−
(p−ニトロフェニル)]プロピリデン−エトキシエチ
ルアミン、N−[2−メチル−1−(p−イソシアノフ
ェニル)]プロピリデン−エトキシエチルアミン、N−
[2−メチル−1−(2,4−ジメチルフェニル)]プ
ロピリデン−エトキシエチルアミン、N−[2−メチル
−1−(2−メチル−4−チアゾリル)]プロピリデン
−エトキシエチルアミン、N−[2−メチル−1−(4
−メトキシ−2−チエニル)]プロピリデン−エトキシ
エチルアミン、N−[2−メチル−1−(4−クロロ−
2−ピリジル)]プロピリデン−エトキシエチルアミン
等が挙げられる。
【0037】反応(A)のもう一つの原料となるハロゲ
ン化アシル化合物としては、上記一般式(III)で示さ
れる化合物が挙げられる。
【0038】一般式(III)中、Yはハロゲン原子であ
る。具体的な該ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素等が挙げられるが、工業的な理由から塩素
原子が好適である。本発明で好適に使用される上記一般
式(III)で示される化合物を例示すれば、フルオロア
セチルクロライド、クロロアセチルクロライド、ブロモ
アセチルクロライド、ヨードアセチルクロライド、フル
オロアセチルブロマイド、メトキシアセチルクロライ
ド、エトキシアセチルクロライド、プロポキシアセチル
クロライド、i−プロポキシアセチルクロライド、ブト
キシアセチルクロライド、i−ブトキシアセチルクロラ
イド、s−ブトキシアセチルクロライド、t−ブトキシ
アセチルクロライド、メトキシアセチルブロマイド、エ
トキシアセチルブロマイド、プロポキシアセチルブロマ
イド、i−プロポキシアセチルブロマイド、ブトキシア
セチルブロマイド、i−ブトキシアセチルブロマイド、
s−ブトキシアセチルブロマイド、t−ブトキシアセチ
ルブロマイド、メチルチオアセチルクロライド、エチル
チオアセチルクロライド、プロピルチオアセチルクロラ
イド、i−プロピルチオアセチルクロライド、ブチルチ
オアセチルクロライド、i−ブチルチオアセチルクロラ
イド、s−ブチルチオアセチルクロライド、t−ブチル
チオアセチルクロライド、メチルチオアセチルブロマイ
ド、エチルチオアセチルブロマイド、プロピルチオアセ
チルブロマイド、i−プロピルチオアセチルブロマイ
ド、ブチルチオアセチルブロマイド、i−ブチルチオア
セチルブロマイド、s−ブチルチオアセチルブロマイ
ド、t−ブチルチオアセチルブロマイド等が挙げられ
る。
【0039】本発明においては、反応時ハロゲン化水素
捕捉剤を使用することが必要である。このようなハロゲ
ン化水素捕捉剤は特に限定されず、公知のものが使用で
きる。好適に使用されるハロゲン化水素捕捉剤の代表的
なものを例示すれば、トリメチルアミン、トリエチルア
ミン、ジ−i−プロピルエチルアミン、トリプロピルア
ミン、トリブチルアミン等のトリアルキルアミン類、メ
チルリチウム、n−ブチルリチウム、s−ブチルリチウ
ム、t−ブチルリチウム、フェニルリチウム等のリチウ
ム誘導体類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキ
シド、ナトリウムt−ブトキシド、カリウムt−ブトキ
シド、ナトリウムフェノキシド等の金属アルコキシド
類、リチウムアセチリド、ナトリウムアセチリド等のア
セチリド類、リチウムジ−i−プロピルアミド、ナトリ
ウムアミド等の金属アミド類、水素化リチウム、水素化
ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物類、及び
ピリジン、DBU等が挙げられる。
【0040】本発明において、上記のハロゲン化水素捕
捉剤の使用量は、原料である一般式(I)で示される化
合物に対して当量以上用いればよいが、反応後の処理行
程において、未反応のハロゲン化水素捕捉剤及び該ハロ
ゲン化水素捕捉剤が変化した化合物の除去等の手間を考
えると、原料に対して1〜5倍当量の範囲であることが
好ましく、更には1〜3倍当量の範囲であることが好ま
しい。
【0041】本発明においては、反応温度が−30℃以
下であることが必要である。−30℃よりも反応温度が
高いと、目的とする一般式(I)で示されるアゼチジノ
ン誘導体に代わって、下記一般式(IV)
【0042】
【化9】
【0043】(式中、R1、R2、R3、及びR4は上記一
般式(I)と同じである。)で示されるエテニルアミド
誘導体が優先して生成し、目的物の収率が著しく低下す
るために好ましくない。
【0044】上記一般式(II)で示されるシッフ塩基化
合物と、一般式(III)で示されるハロゲン化アシル化
合物との反応(A)において、両化合物の仕込みモル比
は必要に応じて適宜決定すればよいが、通常、シッフ塩
基化合物に対して0.9〜1.5倍当量、好ましくは
1.0〜1.25倍当量のハロゲン化アシル化合物とな
る量が一般的である。
【0045】反応(A)に際し、両原料の仕込み方法及
び順序は特に制限されないが、一般には後述する溶媒に
上記一般式(II)で示されるシッフ塩基化合物を溶解
し、ハロゲン化アシル化合物をそのままか、または溶媒
で希釈して攪拌下添加すれば良い。
【0046】反応(A)に際しては一般に有機溶媒を用
いるのが好ましい。好適に使用されるものを例示すれ
ば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサ
ン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、クロロホルム、ジ
クロロメタン、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類、エチルエーテル、i−プロピルエーテル、
1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル
類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、アセ
トニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドン等のアミド類、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、ジメチル
カーボネート等のカーボネート類、あるいはジメチルス
ルホキシド等のスルホキシド類が挙げられる。
【0047】これらの有機溶媒は単一で使用してもよ
く、また2種類以上の混合溶媒で使用しても全く差し支
えない。
【0048】使用する有機溶媒の量としては特に制限さ
れないが、少なすぎる場合には攪拌に影響を及ぼし、多
すぎる場合には生産効率が下がるため、一般に有機溶媒
中での一般式(I)で示される化合物の濃度が0.1〜
50重量%、好ましくは0.5〜40重量%、更に好ま
しくは1〜30重量%の範囲になるように有機溶媒を使
用するのが好ましい。
【0049】反応(A)は常圧、加圧、減圧の何れの場
合も実施可能であり、反応時間は、原料及び反応温度に
よっても異なるが、通常0.1〜30時間の範囲で選べ
ば十分である。また、反応中は攪拌を行うことが好まし
い。
【0050】なお、上記一般式(I)において、Xがヒ
ドロキシ基またはメルカプト基の場合においては、Xが
ハロゲン原子である一般式(I)で示されるアゼチジノ
ン誘導体を出発原料とし、これと下記一般式(V)
【0051】
【化10】
【0052】(式中、R9はアルコキシ基またはアルキ
ルチオ基であり、Zはアルカリ金属である。)で示され
る化合物とを反応させることによって、より効率的に製
造することができる。この反応を反応(B)とする。
【0053】一般式(V)中、R9で示されるアルコキ
シ基またはアルキルチオ基の具体例としては、上記Xで
例示した基を挙げることができる。
【0054】また、Zで示されるアルカリ金属として
は、具体的には、リチウム、ナトリウム、カリウム等が
好適である。
【0055】好適に使用できる上記一般式(V)で示さ
れる化合物を具体的に例示すれば、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、ナトリウムプロポキシド、
ナトリウムi−プロポキシド、ナトリウムブトキシド、
ナトリウムi−ブトキシド、ナトリウムs−ブトキシ
ド、ナトリウムt−ブトキシド、カリウムメトキシド、
カリウムエトキシド、カリウムプロポキシド、カリウム
i−プロポキシド、カリウムブトキシド、カリウムi−
ブトキシド、カリウムs−ブトキシド、カリウムt−ブ
トキシド、ナトリウムチオメトキシド、ナトリウムチオ
エトキシド、ナトリウムチオプロポキシド、ナトリウム
チオi−プロポキシド、ナトリウムチオブトキシド、ナ
トリウムチオi−ブトキシド、ナトリウムチオs−ブト
キシド、ナトリウムチオt−ブトキシド、カリウムチオ
メトキシド、カリウムチオエトキシド、カリウムチオプ
ロポキシド、カリウムチオi−プロポキシド、カリウム
チオブトキシド、カリウムチオi−ブトキシド、カリウ
ムチオs−ブトキシド、カリウムチオt−ブトキシド等
が挙げられる。
【0056】反応(B)の反応温度は、−100〜10
0℃の広い範囲から選択することができるが一般的には
−80〜50℃の範囲が好適である。
【0057】反応(B)において、両化合物の仕込みモ
ル比は必要に応じて適宜決定すればよいが、通常、反応
(A)で示した範囲を好適に採用することができる。
【0058】反応(B)に際し、両原料の仕込み方法及
び順序は特に制限されないが、一般には上記一般式
(V)で示される化合物の溶液に、アゼチジノン誘導体
をそのままか、または溶媒で希釈して攪拌下添加すれば
良い。
【0059】反応(B)に際しては一般に有機溶媒を用
いるのが好ましい。好適に使用されるものは、反応
(A)において例示した溶媒を好適に採用することがで
きる。これらの有機溶媒は単一で使用してもよく、また
2種類以上の混合溶媒で使用しても全く差し支えない。
【0060】使用する有機溶媒の量としては特に制限さ
れないが、反応(A)で示した範囲から好適に採用する
ことができる。
【0061】反応(B)は常圧、加圧、減圧の何れの場
合も実施可能であり、反応時間は、原料及び反応温度に
よっても異なるが、通常反応(A)で示した範囲から選
択するのが好ましい。
【0062】このようにして、前記一般式(I)で示さ
れるアゼチジノン誘導体は、反応(A)によって製造す
ることができる。また、前記一般式(I)においてXが
ヒドロキシ基またはメルカプト基であるアゼチジノン誘
導体は、反応(B)によって、より効率的に製造するこ
とができる。
【0063】反応系から目的生成物、即ち上記一般式
(I)で示される化合物を単離精製する方法は特に限定
されず、公知の方法を採用できる。例えば、反応後、水
を加え、残渣をベンゼン、エーテル、クロロホルム、酢
酸エチル等で抽出する。その後必要に応じて該有機層を
希塩酸水溶液等で洗浄し、更に該有機層を硫酸ナトリウ
ム、塩化カルシウム等の乾燥剤で乾燥する。次いで溶媒
を留去し、残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製
することにより、目的物を得ることができる。カラムク
ロマトグラフィーにより単離精製する他、再結晶、真空
蒸留等により精製することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明は、新規なアゼチジノン誘導体を
提供するものであり、医薬品及び農薬等の生理活性物質
として有効に使用し得ることから、工業的に極めて有用
である。
【0065】
【実施例】本発明を更に具体的に説明するため、以下実
施例及び比較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
【0066】実施例1 N−(1−フェニル)エチリデン−メトキシメチルアミ
ン8.11gをジクロロメタン100mlに溶解し、ト
リエチルアミン12.14gを加えて−78℃に冷却し
た後、攪拌しながらクロロアセチルクロライド6.78
gを徐々に添加し、同温度でしばらく攪拌した。液温を
ゆっくりと室温まで戻し、水50mlを加えてジクロロ
メタン層を分離した後、塩酸水溶液で洗浄、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、ジクロロメタンを減圧下留去した。残
査をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル)に付し、
3−クロロ−N−メトキシメチル−4−メチル−4−フ
ェニル−2−アゼチジノン10.08gを無色油状物と
して得た。収率は84.1%であった。該化合物を化合
物No.1とし、化合物1の分析結果は表1に示した。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】
【表4】
【0071】
【表5】
【0072】実施例2 無水メタノール5mlに金属ナトリウム0.17gを加
え、ナトリウムが溶解した後、3−クロロ−N−エトキ
シエチル−4−i−プロピル−4−フェニル−2−アゼ
チジノン1.48gを無水メタノール10mlに溶解し
たものを攪拌しながらを徐々に添加し、室温でしばらく
攪拌した。水10mlを加えて酢酸エチルで抽出した
後、水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥し、酢酸エチル
を減圧下留去した。残査をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル)に付し、N−エトキシエチル−3−ヒド
ロキシ−4−i−プロピル−4−フェニル−2−アゼチ
ジノン0.59gを白色結晶として得た。収率は40.
4%であった。該化合物の化合物No.を8とし、化合
物8の分析結果は表1に示した。
【0073】実施例3 実施例1と同様な方法で種々のアゼチジノン誘導体を合
成した。合成したアゼチジノン誘導体の化合物No.及
び分析結果を表1に示した。なお、表中赤外吸収スペク
トルは、カルボニル結合及びエーテル結合に基づく特性
吸収についてのみ記載し、1H-核磁気共鳴スペクトル
は、Xで示される基が置換する炭素上のプロトンその他
アルコキシ基のプロトン、あるいは芳香環のプロトン
等、特徴的なピークについてのみ記載した。
【0074】
【表6】
【0075】実施例4 実施例1において、表2に示したハロゲン化水素捕捉剤
を使用した以外は実施例1と同様な方法で反応を行っ
た。その結果を表2に示した。
【0076】
【表7】
【0077】実施例5 実施例1において、表3に示した反応温度以外は実施例
1と同様な方法で反応を行った。その結果を表3に示し
た。
【0078】比較例1 N−(1−フェニルエチリデン)−メトキシメチルアミ
ン8.11gをジクロロメタン100mlに溶解し、ト
リエチルアミン12.14gを加えて0℃に冷却した
後、攪拌しながらクロロアセチルクロライド6.78g
を徐々に添加し、同温度でしばらく攪拌した。液温をゆ
っくりと室温まで戻し、水50mlを加えてジクロロメ
タン層を分離した後、塩酸水溶液で洗浄、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、ジクロロメタンを減圧下留去した。残査
をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル)に付し、エ
テニルアミド誘導体である2−クロロ−N−メトキシメ
チル−N−(1−フェニルエテニル)アセトアミド5.
57gを無色油状主生成物として得た。この時、本発明
におけるアゼチジノン誘導体である3−クロロ−N−メ
トキシメチル−4−メチル−4−フェニル−2−アゼチ
ジノンは2.62g得られ、収率は21.9%であっ
た。
【0079】比較例2 N−(1−フェニルエチリデン)−メトキシメチルアミ
ン8.11gをジクロロメタン100mlに溶解し、ト
リエチルアミン12.14gを加えて60℃に加熱した
後、攪拌しながらクロロアセチルクロライド6.78g
を徐々に添加し、同温度でしばらく攪拌した。液温をゆ
っくりと室温まで戻し、水50mlを加えてジクロロメ
タン層を分離した後、塩酸水溶液で洗浄、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、ジクロロメタンを減圧下留去した。残査
をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル)に付し、エ
テニルアミド化合物である2−クロロ−N−メトキシメ
チル−N−(1−フェニルエテニル)アセトアミド9.
20gを無色油状主生成物として得た。この時、本発明
におけるアゼチジノン誘導体である3−クロロ−N−メ
トキシメチル−4−メチル−4−フェニル−2−アゼチ
ジノンは0.11g得られ、収率は0.9%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/395 A61K 31/395 31/425 31/425

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1は置換もしくは非置換のアリール基、また
    は酸素原子、イオウ原子及び窒素原子からなる群から選
    ばれた1個あるいは2個のヘテロ原子を含んでなる置換
    もしくは非置換のヘテロアリール基であり、R2及びR3
    は各々独立して水素原子またはアルキル基であり、R2
    及びR3は相互に連結してシクロアルキル環を形成して
    もよく、R4はアルキル基であり、Xはハロゲン原子、
    ヒドロキシ基、アルコキシ基、メルカプト基、またはア
    ルキルチオ基であり、nは1〜6の整数を表す。)で示
    されるアゼチジノン誘導体。
  2. 【請求項2】 下記一般式(II) 【化2】 (式中、R1、R2、R3、及びR4は上記一般式(I)と
    同じである。)で示されるシッフ塩基化合物と、下記一
    般式(III) 【化3】 (式中、Xは上記一般式(I)と同じであり、Yはハロ
    ゲン原子を表す。)で示されるハロゲン化アシル化合物
    とを、ハロゲン化水素捕捉剤存在下−30℃以下で反応
    させることを特徴とする請求項1記載のアゼチジノン誘
    導体の製造方法。
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