JPH101829A - ロータ式オープンエンド精紡機における糸切れ検知装置 - Google Patents

ロータ式オープンエンド精紡機における糸切れ検知装置

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JPH101829A
JPH101829A JP15427196A JP15427196A JPH101829A JP H101829 A JPH101829 A JP H101829A JP 15427196 A JP15427196 A JP 15427196A JP 15427196 A JP15427196 A JP 15427196A JP H101829 A JPH101829 A JP H101829A
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JP
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yarn
light
rotor
pipe
type open
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JP15427196A
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English (en)
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Yutaka Shinozaki
豊 篠崎
Keiji Onoe
啓二 尾上
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸切れを早期に検出可能でかつ交換整備の作
業性が良好なロータ式オープンエンド精紡機における糸
切れ検出装置を提供する。 【解決手段】 検出ヘッド37にはヤーンパイプ4の糸
引出し側端部が嵌挿される孔38が設けられ、孔38の
前方には拡開する導出口39が連通されている。互いに
対向する孔40,41にはそれぞれ投光器としての発光
ダイオード42と、受光器としてのフォトトランジスタ
43とが半球状の頭部を導出口39の内周面から若干突
出させて嵌挿配置されている。このとき、発光ダイオー
ド42及びフォトトランジスタ43の対向方向がトラバ
ースに起因する糸の振動方向に一致するように、検出ヘ
ッド37はねじ44によりヤーンパイプ4に固定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータ式オープン
エンド精紡機における糸切れ検知装置に係り、特にダブ
ルロータ式オープンエンド精紡機に好適な糸切れ検知装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にロータ式オープンエンド精紡機に
おいては、供給スライバがコーミングローラにより開繊
されて不純物が分離され、ばらばらに開繊された繊維が
高速回転するロータ内の負圧に基づいて繊維輸送通路
(繊維輸送チャンネル)内に生じる気流によってロータ
内に輸送される。そしてロータ内へ輸送された繊維はロ
ータの最大内径部である繊維集束部に集束され、ネーブ
ルの中心に設けられたガイド孔(糸引出し通路)から引
き出され、同時にロータの回転により加撚されて糸とな
り、ボビンにパッケージとして巻き取られるようになっ
ている。
【0003】また、繊維集束部を有するアウターロータ
の内側に、繊維集束部に集束された繊維束を引き出すた
めの糸道を備えると共に、アウターロータと独立して積
極駆動されるインナーロータを設けた装置(以下、ダブ
ルロータ式オープンエンド精紡機と称す)が提案されて
いる(例えば、特開平5−44119号公報)。
【0004】オープンエンド精紡機において何らかの原
因により糸切れが生じた場合にはロータからの糸の引出
しが行われなくなるので、ロータ内での繊維の詰まりを
防止するためロータへの繊維の供給を停止させる必要が
ある。このため、糸切れの有無を検知する例えば図6に
示すような検知装置が設けられる。糸Yはロータ60か
らヤーンパイプ61を通って引出しローラ62及びクラ
ンプローラ63により引き出され、引出しローラ62及
びクランプローラ63を通過した後はガイドローラ64
を介して、駆動ドラム65により回転されるパッケージ
Pに巻き取られる。引出しローラ62及びクランプロー
ラ63とガイドローラ64の間には、先端部67におい
て糸と当接する糸切れ検知用のレバー68が設けられて
いる。このレバー68の下方回動範囲にはスイッチ69
が設けられ、スイッチ69が閉じるとフィードクラッチ
70が外れてコーミングローラに繊維を供給するフィー
ドローラが停止するようになっている。レバー68は軸
66を中心にしてスイッチ69と当接する作用位置と、
スイッチ69と当接しない非作用位置とに回動可能であ
り、レバー68は先端部67が紡出中の糸Yに当接する
状態で糸Yの張力により非作用位置に保持されている。
糸切れにより引出しローラ62及びクランプローラ63
とガイドローラ64の間に糸Yの張力が無くなると、レ
バー68が自重により軸66を中心として下方に回動し
てスイッチ69を閉じるので、フィードクラッチ70が
切れロータ60内への繊維の供給が停止される。
【0005】また、特開昭52−8133号公報にはネ
ーブルの入口付近に光検出器を設けた糸切れ検出装置が
開示されている。この従来装置では、ロータ内から引き
出される糸のネーブル入口における回動によって得られ
る周期的なパルスを検出し、糸切れにより回動する糸が
無くなりパルスの入力が得られなくなると糸切れが発生
したものと判断される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の従来
技術では引出しローラ62及びクランプローラ63とガ
イドローラ64との間の糸Yの張力が無くならないとレ
バー68は回動しないので、糸切れがロータ60内にお
いて起こった場合はその切断箇所がヤーンパイプ61を
通って引出しローラ62及びクランプローラ63に到達
するまではレバー68は回動しない。従って、切断箇所
が引出しローラ62及びクランプローラ63に到達する
までの間は糸Yの引出しが行われない状態で繊維の供給
が継続されることとなり、ロータ60が高速回転される
場合にはロータ60内に多量の繊維が詰まってしまうお
それがある。
【0007】特にダブルロータ式オープエンド精紡機に
おいてはアウターロータとインナーロータとの間隙に繊
維が詰まってしまい、その清掃が著しく困難となる。さ
らに、繊維の詰まりによりアウターロータやインナーロ
ータが作動不良を起こし、ベアリング等が損傷するおそ
れがある。
【0008】また、特開昭52−8133号公報に開示
された技術では上述のような問題は解消されるが、周期
的なパルス入力の有無で判断するのでパルスが入力され
た直後に糸切れが生じた場合は、次の周期までは糸切れ
を検知することができない。特に低速運転状態において
検知遅れが大きくなるおそれがある。さらに検出装置の
交換整備はロータカバーを開放しなければ行うことがで
きないので交換整備の作業性が悪い。
【0009】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は糸切れを早期に検出可能であっ
て、かつ交換整備の作業性が良好なロータ式オープンエ
ンド精紡機における糸切れ検出装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、ロータ内からヤーンパイ
プを介して引き出される糸の切断を検知するロータ式オ
ープンエンド精紡機における糸切れ検知装置であって、
ヤーンパイプ又はヤーンパイプ近傍に配設され、引き出
される糸が常に領域内を通過するような検知領域を有す
る投光器及び受光器と、前記受光器の受光量の変動がな
くなったときに糸切れと判断する判断手段とを備えた。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記判断手段は前記受光器の受光量
の変動による交流信号を直流電圧値に変換する変換手段
と、前記直流電圧値を設定値と比較する比較手段を備
え、前記直流電圧値が設定値より小さいときに糸切れと
判断する。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記投光器及び受光器
はヤーンパイプの糸引出し側端部に固定される検出ヘッ
ドに配設される。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記投光器及び受光器の投光方向は
ヤーンパイプの糸引出し側端部における糸の振動方向に
合わせて設定されている。
【0014】請求項1乃至請求項4に記載の発明では、
ヤーンパイプを通って引き出される糸は投光器及び受光
器の検知領域を通過する。検知領域を通過する糸の毛羽
や検知領域内での振動により受光器の受光量は常に変動
し、この受光量の変動がなくなったときに判断手段が糸
切れと判断する。
【0015】請求項2に記載の発明では、受光量の変動
による交流信号を変換手段で直流電圧値に変換する。直
流電圧値が比較手段に設定された設定値よりも小さい場
合は糸切れと判断する。
【0016】請求項3に記載の発明では、ヤーンパイプ
を通って引き出される糸はヤーンパイプの糸引出し側端
部に固定された検出ヘッド内の投光器及び受光器の検知
領域を通過する。
【0017】請求項4に記載の発明では、糸はトラバー
ス運動の影響により振動するが、投光器の投光方向が振
動の方向に一致するように検出ヘッドがヤーンパイプの
糸引出し側端部に固定されており、受光器の受光部が小
さくても糸が振動により検知領域から外れることはな
い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図5に従って説明する。図1に示すよう
に、オープンエンド精紡機の機台1に設けられた紡績ユ
ニット2はスピニングロータ3及びヤーンパイプ4を備
えている。紡績ユニット2の上方には引出しローラ5、
クランプローラ6、トラバースガイド7、巻取ローラ8
及び支持アーム9(クレードル)等が配設されている。
トラバースガイド7は機台1の長手方向に往復運動を行
うトラバースロッド10に固定されている。
【0019】図2に示すように、軸受11を介して互い
に平行に配設された一対の回転軸12の両端に支持円板
13がそれぞれ一体回転可能に支持されている。隣接す
る各一対の支持円板13により形成される楔状凹部には
ロータシャフト14が、その外周面が各支持円板13の
周面に接触する状態で支承され、ロータシャフト14の
第一端部にアウターロータ15が一体回転可能に支持さ
れている。2対の支持円板13は回転時にロータシャフ
ト14に対して第2端部側へ向かうスラスト荷重を作用
させるように、回転軸に対して若干傾斜した状態で固定
されている。2対の支持円板13間には複数錘共通の駆
動ベルト16がロータシャフト14を支持円板13に圧
接する状態でロータシャフト14と直交する方向に走行
するように配設されている。そして、図示しない駆動機
構により駆動ベルト16が駆動され、駆動ベルト16の
走行によりロータシャフト14が回転駆動されるように
なっている。なお、駆動ベルト16は、駆動ベルト16
に沿って所定間隔で配設された押圧ローラ(図示せず)
によりロータシャフト14側へ付勢されている。
【0020】ロータシャフト14にはその内側両端にベ
アリング17が嵌着固定され、ロータシャフト14を貫
通するシャフト18がベアリング17を介してロータシ
ャフト14に対して相対回転可能かつ軸方向への相対移
動不能に支持されている。シャフト18の第1端部には
インナーロータ19がアウターロータ15内において一
体回転可能に固定されている。なお、シャフト18の第
2端部は特開平5ー44119号公報に記載された装置
と同様にスラスト軸受によって支承されている。また、
シャフト18は各錘毎に設けられた図示しないモータに
より回転駆動される。
【0021】アウターロータ15の開放側と対向する位
置に配設されたハウジング20には、ボス部21がアウ
ターロータ15内に突出する状態に形成されている。ハ
ウジング20内にはコーミングローラ22と、供給口2
3から供給されるスライバをコーミングローラ22へ導
くフィードローラ24と、プレッサ25とが配設されて
いる。コーミングローラ22で開繊された繊維は、入口
がコーミングローラ22の周面と対応する位置に開口
し、出口がボス部21の周面に開口する繊維輸送通路2
6を経てアウターロータ15内に供給される。また、ハ
ウジング20と対向する位置にはアウターロータ15を
覆うケーシング27がハウジング20の端面にOリング
28を介して当接される状態で配設されている。ケーシ
ング27はパイプ29を介して負圧源(図示せず)に接
続されている。ハウジング20は図示しない支軸を中心
に回動され、ケーシング27と対向する面が図2の時計
方向に回動され、アウターロータ15及びインナーロー
タ19の清掃が可能な状態にケーシング27が開放され
るようになっている。
【0022】図1に示すように、フィードローラ24は
中間にフィードクラッチ30を備えた回転軸31の第1
端部に支持され、回転軸31の第2端部には全錘共通の
駆動軸32に装備されたヘリカルギア33と噛合するヘ
リカルギア34が固定されている。また、紡績ユニット
2には糸切れ表示ランプ35が設けられている。ヤーン
パイプ4の糸引出し側端部には糸切れ検出装置を構成す
る検出ヘッド37が固定されている。
【0023】図3(a),(b)に示すように、検出ヘ
ッド37にはヤーンパイプ4の糸引出し側端部が嵌挿さ
れる孔38が設けられ、孔38の前方には拡開する導出
口39が連通されている。また、検出ヘッド37にはヤ
ーンパイプの中心軸方向に対して直交する方向に孔4
0,41が導出口39に連通するように形成されてい
る。孔40,41にはそれぞれ投光器としての発光ダイ
オード42と、受光器としてのフォトトランジスタ43
とが半球状の頭部を導出口39の内周面から若干突出さ
せて嵌挿配置されている。発光ダイオード42及びフォ
トトランジスタ43の対向方向がトラバースに起因する
糸Yの振動方向に一致するように、検出ヘッド37はね
じ44によりヤーンパイプ4の糸引出し側端部に固定さ
れる。
【0024】図4に示すように、発光ダイオード42及
びフォトトランジスタ43は検出回路45に接続されて
おり、検出回路45は判断手段としての主回路46及び
トランジスタ47から構成されている。また、トランジ
スタ47のコレクタはフィードクラッチ30のソレノイ
ドSを介して電源49に接続され、フライホイール用ダ
イオード48がソレノイドSと並列に接続されている。
図5に示すように主回路46はアンプ回路50と、変換
手段としての整流回路51と、比較手段としての比較回
路52と、出力回路53とを備えている。また、糸切れ
表示ランプ35が比較回路52の出力側に接続されてい
る。出力回路53は整流回路51から得られる直流電圧
値が比較回路52の設定値より大きいときには糸走行信
号(ハイレベルの信号)を、また設定値より小さいとき
には糸切れ信号(ローレベルの信号)をトランジスタ4
7に出力する。出力回路53が糸走行信号を出力してい
るときはトランジスタ47は動作状態(オン状態)とな
り糸切れ信号が出力されたときには非動作状態(オフ状
態)となる。そして、トランジスタ47が動作状態にあ
るときにソレノイドSが励磁されてフィードクラッチ3
0は接続状態となり、トランジスタ47が非動作状態に
あるときはソレノイドSが消磁されてフィードクラッチ
30は断絶状態となる。
【0025】次に上記のように構成された装置の作用を
説明する。機台1の運転が開始されると、紡績ユニット
2から紡出された糸Yは引出しローラ5及びクランプロ
ーラ6の回転により引き出され、トラバースガイド7を
経て巻取ローラ8に至り、トラバースガイド7で綾振り
されながらボビンに巻き取られてパッケージを形成す
る。このとき、ヤーンパイプ4を通って引出しローラ5
及びクランプローラ6により引き出される糸Yは検出ヘ
ッド37内の導出口39における発光ダイオード42及
びフォトトランジスタ43の検知領域を通過する。糸Y
はトラバース運動の影響により導出口39内で振動する
が、発光ダイオード42及びフォトトランジスタ43の
対向方向がトラバースに起因する糸Yの振動方向に一致
するように、検出ヘッド37がヤーンパイプ4の先端に
固定されているので糸Yが検知領域から外れることはな
い。
【0026】検知領域を通過する糸Yの毛羽や検知領域
内での振動により、フォトトランジスタ43の受光量は
常に変動する。この受光量の変動による交流信号をアン
プ回路50により増幅し、整流回路51で直流電圧値に
変換する。このようにして得られた直流電圧値が比較回
路52において設定された値よりも大きい場合は出力回
路53から糸走行信号が出力され、トランジスタ47は
動作状態となりフィードクラッチ30は接続状態に維持
されると共に、糸切れ表示ランプ35は消灯状態に維持
される。
【0027】ここで、糸切れが発生し検出領域を通過す
る糸Yが無くなるか、あるいはそれ以上引き出されない
糸Yが検知領域に止まっている場合は、フォトトランジ
スタ43の受光量に変動が無くなり整流回路51から得
られる直流電圧値が低下するか、あるいは出力されなく
なる。従って、比較回路52において直流電圧が設定値
以下となったことが検知され、糸切れ表示ランプ35が
点灯されると共に、出力回路53から糸切れ信号が出力
される。糸切れ信号が出力されるとトランジスタ47は
非動作状態となり、フィードクラッチ30が断絶してフ
ィードローラ24の回転が停止され繊維の供給が停止さ
れる。
【0028】この実施の形態では以下の効果を奏する。 (イ) 発光ダイオード42とフォトトランジスタ43
の検知領域をヤーンパイプ4の糸引出し側端部に配置し
たので、引出しローラ5及びクランプローラ6以降に設
けられた糸切れ検出装置に比べて、より早期に糸切れを
検出することが可能である。
【0029】(ロ) 発光ダイオード42及びフォトト
ランジスタ43の検知領域を通過する糸Yの毛羽や検知
領域内での振動によるフォトトランジスタ43の受光量
の変動により糸Yの走行を検知するので、糸切れにより
糸Yが検知領域から無くなるか、あるいは検知領域に止
まっている場合にはただちに糸切れ信号が出力され、繊
維の供給が迅速に停止される。
【0030】(ハ) 受光量の変動による交流信号を整
流回路51により直流電圧値に変換し、その直流電圧値
を比較回路52において設定値と比較することにより受
光量の変動の有無を判断するので、簡単な回路構成で信
頼性の高い糸切れ検知が可能である。
【0031】(ニ) 発光ダイオード42及びフォトト
ランジスタ43の対向方向がトラバースに起因する糸Y
の振動方向に一致するように、検出ヘッド37がヤーン
パイプ4の糸引出し側端部に固定されているので、糸Y
が検知領域から外れることがなくなり誤検知が防止され
る。
【0032】(ホ) 発光ダイオード42及びフォトト
ランジスタ43が配設された検出ヘッド37をヤーンパ
イプ4の糸引出し側端部に嵌挿固定するので、交換整備
が容易になると共にヤーンパイプ4に特別な加工を施す
必要がなく、既設の機台にも簡単に適用できる。
【0033】(ヘ) 発光ダイオード42及びフォトト
ランジスタ43をその先端が若干導出口39の内周面に
突出するように配置したので、その頭部に堆積した風綿
の除去が容易になる。また、突出する頭部は半球状であ
るので糸Yが接触して損傷を受けたり、頭部に糸Yが引
っ掛かって検知領域から外れたままになってしまうおそ
れが少なくなる。
【0034】(ト) 検出ヘッド37の導出口39は糸
Yの導出方向に拡開しているため、導出される糸Yに損
傷を与えることなく円滑に糸Yが検出ヘッド37から引
き出されると共に、糸継ぎ時の糸の挿入が容易となる。
【0035】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば次のように具体化してもよい。 (1) ヤーンパイプ4の管壁に一対の対向する孔を形
成して投光器及び受光器をヤーンパイプ4に直接取り付
けるようにしてもよい。このときは、ヤーンパイプ4の
先端でなくその中間部に検知領域を設けることができ
る。
【0036】(2) 投光器及び受光器は光ファイバや
ランプと受光素子及びレンズを組み合わせた光学系等を
用いてもよい。また、受光器としてフォトトランジスタ
43の代わりにフォトダイオードを用いてもよい。
【0037】(3) 発光ダイオード42及びフォトト
ランジスタ43の頭部を検出ヘッド37の導出口39内
周面から突出しないように配設してもよい。 (4) 投光器及び受光器を2対以上設けてもよい。ま
た、このときはヤーンパイプ4内の糸Yの進行方向の異
なる位置に投光器及び受光器を設けてもよい。
【0038】(5) 検出ヘッド37の導出口39は糸
Yの引出し方向に拡開していなくてもよい。 (6) 比較回路52に設定される設定値の調整によ
り、ヤーンパイプ4の入口付近で糸切れが生じた場合
の、ヤーンパイプ内の糸の異常振動によるフォトトラン
ジスタ43の受光量の変動を検知して糸切れ信号を出力
するようにしてもよい。
【0039】前記実施の形態及び変更例から把握できる
請求項記載以外の発明について、以下にその効果ととも
に記載する。 (1) 請求項1又は請求項2に記載の発明において、
ヤーンパイプの管壁に一対の対向する孔を形成して投光
器及び受光器をヤーンパイプに直接取り付けるようにす
る。このときは、ヤーンパイプの糸引出し側端部でなく
その中間部に検知領域を設けることができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1乃至請求項
4に記載の発明では、ヤーンパイプ又はヤーンパイプ近
傍において、投光器及び受光器の検知領域を通過する糸
の毛羽や検知領域内での振動による受光器の受光量の変
動により糸の走行を検知するので、糸切れにより糸が検
知領域から無くなるか、あるいは検知領域に止まってい
る場合にはただちに糸切れ信号が出力され、繊維の供給
が迅速に停止される。
【0041】請求項2に記載の発明では、受光量の変動
による交流信号を変換手段により直流電圧に変換し、そ
の直流電圧値を比較手段で設定値と比較することにより
受光量の変動を有無の判断を行うので、簡単な回路構成
で信頼性の高い糸切れ検知が可能となる。
【0042】請求項3に記載の発明では、投光器及び受
光器が配設された検出ヘッドをヤーンパイプの糸引出し
側端部に嵌挿固定するので、交換整備が容易になると共
にヤーンパイプに特別な加工を施す必要がなく、既設の
機台にも適用が可能である。
【0043】請求項4に記載の発明では、投光器の投光
方向がトラバースに起因する糸の振動方向に一致するよ
うに、検出ヘッドがヤーンパイプの糸引出し側端部に固
定されているので、受光器の受光面が小さくても糸が検
知領域から外れることがなくなり誤検知が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オープンエンド精紡機の概略側面図。
【図2】 紡績ユニットの概略断面図。
【図3】 (a)は検出ヘッドの断面図、(b)は検出
ヘッドの正面図。
【図4】 検出ヘッドと検出回路の関係を示す回路図。
【図5】 主回路の構成を示すブロック図。
【図6】 従来の糸切れ検出装置を示す模式図。
【符号の説明】
3…ロータ、4…ヤーンパイプ、37…検出ヘッド、3
9…導出口、42…投光器としての発光ダイオード、4
3…受光器としてのフォトトランジスタ、46…判断手
段としての主回路、51…変換手段としての整流回路、
52…比較手段としての比較回路、Y…糸。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ内からヤーンパイプを介して引き
    出される糸の切断を検知するロータ式オープンエンド精
    紡機における糸切れ検知装置であって、 ヤーンパイプ又はヤーンパイプ近傍に配設され、引き出
    される糸が常に領域内を通過するような検知領域を有す
    る投光器及び受光器と、 前記受光器の受光量の変動がなくなったときに糸切れと
    判断する判断手段とを備えたロータ式オープンエンド精
    紡機における糸切れ検知装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は前記受光器の受光量の変
    動による交流信号を直流電圧値に変換する変換手段と、
    前記直流電圧値を設定値と比較する比較手段を備え、前
    記直流電圧値が設定値より小さいときに糸切れと判断す
    る請求項1に記載のロータ式オープンエンド精紡機にお
    ける糸切れ検知装置。
  3. 【請求項3】 前記投光器及び受光器はヤーンパイプの
    糸引出し側端部に固定される検出ヘッドに配設される請
    求項1又は請求項2に記載のロータ式オープンエンド精
    紡機における糸切れ検知装置。
  4. 【請求項4】 前記投光器の投光方向はヤーンパイプの
    糸引出し側端部における糸の振動方向に合わせて設定さ
    れている請求項3に記載のロータ式オープンエンド精紡
    機における糸切れ検知装置。
JP15427196A 1996-06-14 1996-06-14 ロータ式オープンエンド精紡機における糸切れ検知装置 Pending JPH101829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110699795A (zh) * 2019-11-01 2020-01-17 冯帅 一种便于检测断线的纺织面料用纱线整理机
CN115015525A (zh) * 2022-05-25 2022-09-06 泰山玻璃纤维邹城有限公司 电子级玻璃纤维管纱压纱性能测试装置及测试方法

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