JPH10183096A - 接着剤、これを用いた半導体装置及びその製造法 - Google Patents
接着剤、これを用いた半導体装置及びその製造法Info
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- JPH10183096A JPH10183096A JP8344107A JP34410796A JPH10183096A JP H10183096 A JPH10183096 A JP H10183096A JP 8344107 A JP8344107 A JP 8344107A JP 34410796 A JP34410796 A JP 34410796A JP H10183096 A JPH10183096 A JP H10183096A
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- H10W72/01—Manufacture or treatment
- H10W72/013—Manufacture or treatment of die-attach connectors
-
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- H10W72/011—Apparatus therefor
- H10W72/0113—Apparatus for manufacturing die-attach connectors
-
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- H10W72/071—Connecting or disconnecting
- H10W72/0711—Apparatus therefor
-
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- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
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- H10W72/071—Connecting or disconnecting
- H10W72/073—Connecting or disconnecting of die-attach connectors
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Die Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐熱性、リフロークラックに対する耐性等の
特性に優れ、生産性にも優れた半導体装置に好適な接着
剤、リフロークラックに対して高い耐性を有する半導体
装置及びこの半導体装置を、優れた生産性で、高い加工
温度を必要とせず製造する方法を提供する。 【解決手段】 ガラス転移温度が80〜200℃であ
り、300℃における溶融粘度が200〜10,000
Pa・sであるポリイミド系樹脂を溶剤に溶解してなる接着
剤、金属フレームと半導体素子が前記の接着剤を用いて
接着された構造を有する半導体装置及び金属フレーム又
は半導体素子の接着面に前記の接着剤を塗布して半導体
素子を接着し、その後、ワイヤボンディングし、樹脂で
封止することを特徴とする半導体装置の製造法。
特性に優れ、生産性にも優れた半導体装置に好適な接着
剤、リフロークラックに対して高い耐性を有する半導体
装置及びこの半導体装置を、優れた生産性で、高い加工
温度を必要とせず製造する方法を提供する。 【解決手段】 ガラス転移温度が80〜200℃であ
り、300℃における溶融粘度が200〜10,000
Pa・sであるポリイミド系樹脂を溶剤に溶解してなる接着
剤、金属フレームと半導体素子が前記の接着剤を用いて
接着された構造を有する半導体装置及び金属フレーム又
は半導体素子の接着面に前記の接着剤を塗布して半導体
素子を接着し、その後、ワイヤボンディングし、樹脂で
封止することを特徴とする半導体装置の製造法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤、これを用
いた半導体装置及びその製造法に関する。
いた半導体装置及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICなどの半導体装置では、信頼
性の要求が益々高まっている。一方で、パッケージの薄
型化、小型化が進行し、いわゆる表面実装法による基板
への取付が行われるが、これは赤外線リフロー炉などを
利用するため、半導体装置への熱負荷は一層過酷なもの
となっている。こうした状況から、実装時にリフロー炉
内で半導体装置内部に吸収された水分が膨張し、封止材
を剥離させ半導体装置にクラックを発生させる(以下、
リフロークラックと表現する)現象が問題となってい
る。
性の要求が益々高まっている。一方で、パッケージの薄
型化、小型化が進行し、いわゆる表面実装法による基板
への取付が行われるが、これは赤外線リフロー炉などを
利用するため、半導体装置への熱負荷は一層過酷なもの
となっている。こうした状況から、実装時にリフロー炉
内で半導体装置内部に吸収された水分が膨張し、封止材
を剥離させ半導体装置にクラックを発生させる(以下、
リフロークラックと表現する)現象が問題となってい
る。
【0003】ICの製造工程においては、半導体素子を
保持し固定するためにリードフレームの一部であるいわ
ゆるダイパッドに接着剤を用いて、半導体素子を接合す
る(以下この工程をダイボンディングと表現する)。そ
の後の工程で半導体素子をリードフレームに電気的に接
続するが(ワイヤーボンド工程)、この際に金線で接続
するため、一般的に300℃近い温度に加熱される。
保持し固定するためにリードフレームの一部であるいわ
ゆるダイパッドに接着剤を用いて、半導体素子を接合す
る(以下この工程をダイボンディングと表現する)。そ
の後の工程で半導体素子をリードフレームに電気的に接
続するが(ワイヤーボンド工程)、この際に金線で接続
するため、一般的に300℃近い温度に加熱される。
【0004】ダイボンディング用の接着剤としては、熱
硬化性のエポキシ樹脂に銀粉などのフィラーを充填した
いわゆる銀ペーストなどの接着剤(ダイボンディング
材)が広く用いられている。これらのダイボンディング
材は、液状であり塗布が容易であり、短時間で耐熱性に
優れた接着層を形成する事から広く用いられている。
硬化性のエポキシ樹脂に銀粉などのフィラーを充填した
いわゆる銀ペーストなどの接着剤(ダイボンディング
材)が広く用いられている。これらのダイボンディング
材は、液状であり塗布が容易であり、短時間で耐熱性に
優れた接着層を形成する事から広く用いられている。
【0005】しかし、エポキシ樹脂系のダイボンディン
グ材は、硬化時の揮発分、熱分解ガスの発生が多く、チ
ップ周辺を汚染し封止材との密着性を悪化させたり、接
着剤の吸水量が多いなどの欠点があるため、リフローク
ラックを起こし易いといった問題がある。特に、使用さ
れるチップのサイズが大きくなった場合には、吸水量の
増加、硬化収縮に伴う熱応力の増大などから、更にリフ
ロークラックを起こし易くなる。
グ材は、硬化時の揮発分、熱分解ガスの発生が多く、チ
ップ周辺を汚染し封止材との密着性を悪化させたり、接
着剤の吸水量が多いなどの欠点があるため、リフローク
ラックを起こし易いといった問題がある。特に、使用さ
れるチップのサイズが大きくなった場合には、吸水量の
増加、硬化収縮に伴う熱応力の増大などから、更にリフ
ロークラックを起こし易くなる。
【0006】これに対して芳香族ポリイミドは、優れた
耐熱性、電気特性を有していることから半導体装置にお
いても様々な形で用いられており、芳香族ポリイミドを
用いてダイボンディングを行う方法も種々検討されてい
る。しかし、高い耐熱性を持つ従来の芳香族ポリイミド
は、汎用溶剤に溶解しないため、ポリアミド酸の形で塗
布し長時間を掛けてイミド化させるか、又は一旦フィル
ム状に加工したポリイミドをチップに接着し更にリード
フレームと接着させるなどが必要であるため、工程が煩
雑になり生産性に劣り、しかもワイヤーボンド工程の温
度を超える非常に高い加工温度が必要とされるため、銅
フレームなど酸化劣化に弱い金属フレームでは使用でき
ないなどの問題がある。
耐熱性、電気特性を有していることから半導体装置にお
いても様々な形で用いられており、芳香族ポリイミドを
用いてダイボンディングを行う方法も種々検討されてい
る。しかし、高い耐熱性を持つ従来の芳香族ポリイミド
は、汎用溶剤に溶解しないため、ポリアミド酸の形で塗
布し長時間を掛けてイミド化させるか、又は一旦フィル
ム状に加工したポリイミドをチップに接着し更にリード
フレームと接着させるなどが必要であるため、工程が煩
雑になり生産性に劣り、しかもワイヤーボンド工程の温
度を超える非常に高い加工温度が必要とされるため、銅
フレームなど酸化劣化に弱い金属フレームでは使用でき
ないなどの問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べた様に、ダ
イボンディング材として従来用いられてきたエポキシ樹
脂は、耐熱性、リフロークラックに対する耐性等に問題
があり、芳香族ポリイミドは、生産性が低い、高い加工
温度を必要とするなどといった問題があった。本発明
は、これらの課題を解決するものである。
イボンディング材として従来用いられてきたエポキシ樹
脂は、耐熱性、リフロークラックに対する耐性等に問題
があり、芳香族ポリイミドは、生産性が低い、高い加工
温度を必要とするなどといった問題があった。本発明
は、これらの課題を解決するものである。
【0008】即ち、請求項1記載の発明は、耐熱性、リ
フロークラックに対する耐性等の特性に優れ、生産性に
も優れた半導体装置に好適な接着剤を提供する。請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加え、よ
り優れたリフロークラックに対する耐性等を示す、半導
体装置に好適な接着剤を提供する。請求項3記載の発明
は、請求項2記載の発明の効果に加え、さらに優れたリ
フロークラックに対する耐性等を示す、半導体装置に好
適な接着剤を提供する。請求項4記載の発明は、請求項
3記載の発明の効果に加え、さらに優れたリフロークラ
ックに対する耐性等を示す、半導体装置に好適な接着剤
を提供する。請求項5記載の発明は、リフロークラック
に対して高い耐性を有する半導体装置を提供する。請求
項6記載の発明は、請求項5記載の発明の効果に加え、
さらに特定の形態で金属フレームに接着することによ
り、リフロークラックに対してより高い耐性を有する半
導体装置を提供する。請求項7記載の発明は、リフロー
クラックに対して高い耐性を有する半導体装置を、優れ
た生産性で、高い加工温度を必要とせず製造する方法を
提供する。
フロークラックに対する耐性等の特性に優れ、生産性に
も優れた半導体装置に好適な接着剤を提供する。請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加え、よ
り優れたリフロークラックに対する耐性等を示す、半導
体装置に好適な接着剤を提供する。請求項3記載の発明
は、請求項2記載の発明の効果に加え、さらに優れたリ
フロークラックに対する耐性等を示す、半導体装置に好
適な接着剤を提供する。請求項4記載の発明は、請求項
3記載の発明の効果に加え、さらに優れたリフロークラ
ックに対する耐性等を示す、半導体装置に好適な接着剤
を提供する。請求項5記載の発明は、リフロークラック
に対して高い耐性を有する半導体装置を提供する。請求
項6記載の発明は、請求項5記載の発明の効果に加え、
さらに特定の形態で金属フレームに接着することによ
り、リフロークラックに対してより高い耐性を有する半
導体装置を提供する。請求項7記載の発明は、リフロー
クラックに対して高い耐性を有する半導体装置を、優れ
た生産性で、高い加工温度を必要とせず製造する方法を
提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス転移温
度が80〜200℃であり、300℃における溶融粘度
が200〜10,000Pa・sであるポリイミド系樹脂を
溶剤に溶解してなる接着剤に関する。
度が80〜200℃であり、300℃における溶融粘度
が200〜10,000Pa・sであるポリイミド系樹脂を
溶剤に溶解してなる接着剤に関する。
【0010】また本発明は、前記ポリイミド系樹脂が、
一般式(I)
一般式(I)
【化3】 (式中、R1は二価の有機基を示し、mは2〜20の整
数を示す)で表される繰り返し単位を有するポリイミド
系樹脂である接着剤に関する。
数を示す)で表される繰り返し単位を有するポリイミド
系樹脂である接着剤に関する。
【0011】また本発明は、ポリイミド系樹脂が、一般
式(I)で示される繰り返し単位及び一般式(II)
式(I)で示される繰り返し単位及び一般式(II)
【化4】 (式中、R2は二価の有機基を示し、nは4〜12の整
数を示す)で表される繰り返し単位を有するポリイミド
系樹脂である接着剤に関する。
数を示す)で表される繰り返し単位を有するポリイミド
系樹脂である接着剤に関する。
【0012】また本発明は、前記一般式(I)で示され
る繰り返し単位の量がポリイミド系樹脂の繰り返し単位
総量の40〜90モル%であり、一般式(II)で示され
る繰り返し単位の量がポリイミド系樹脂の繰り返し単位
総量の5〜20モル%である接着剤に関する。
る繰り返し単位の量がポリイミド系樹脂の繰り返し単位
総量の40〜90モル%であり、一般式(II)で示され
る繰り返し単位の量がポリイミド系樹脂の繰り返し単位
総量の5〜20モル%である接着剤に関する。
【0013】また本発明は、金属フレームと半導体素子
が前記接着剤を用いて接着された構造を有する半導体装
置に関する。また本発明は、前記金属フレームとして、
接着面に半導体素子の一部が露出する形状のものを用い
る半導体装置に関する。さらに本発明は、金属フレーム
又は半導体素子の接着面に前記接着剤を塗布して半導体
素子を接着し、その後、ワイヤボンディングし、樹脂で
封止することを特徴とする半導体装置の製造法に関す
る。
が前記接着剤を用いて接着された構造を有する半導体装
置に関する。また本発明は、前記金属フレームとして、
接着面に半導体素子の一部が露出する形状のものを用い
る半導体装置に関する。さらに本発明は、金属フレーム
又は半導体素子の接着面に前記接着剤を塗布して半導体
素子を接着し、その後、ワイヤボンディングし、樹脂で
封止することを特徴とする半導体装置の製造法に関す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の接着剤で用いられるポリ
イミド系樹脂は、ガラス転移温度(以下Tgとする)が
80〜200℃であり、300℃における溶融粘度が2
00〜10,000Pa・sであり、本質的に熱可塑性のも
のである。ここで、TgはDSC(示差走査熱量計)に
より昇温速度10℃/minで測定された値をいう。Tgが
80℃未満では、高温での接着力が不足し、吸水性が増
しリフロークラックを起こす。一方、Tgが200℃を
超えると、十分な接着力を得るために300℃を超える
高い接着温度が必要となってしまう。これらのバランス
の点から、Tgは80〜150℃が好ましく、100〜
150℃がより好ましい。
イミド系樹脂は、ガラス転移温度(以下Tgとする)が
80〜200℃であり、300℃における溶融粘度が2
00〜10,000Pa・sであり、本質的に熱可塑性のも
のである。ここで、TgはDSC(示差走査熱量計)に
より昇温速度10℃/minで測定された値をいう。Tgが
80℃未満では、高温での接着力が不足し、吸水性が増
しリフロークラックを起こす。一方、Tgが200℃を
超えると、十分な接着力を得るために300℃を超える
高い接着温度が必要となってしまう。これらのバランス
の点から、Tgは80〜150℃が好ましく、100〜
150℃がより好ましい。
【0015】また、300℃における溶融粘度が200
Pa・s未満では、ダイボンディング又はワイヤーボンディ
ング工程において接着剤が流出し加熱ステージを汚染す
ることがあり、また、ワイヤーボンディング工程におい
てチップが移動するなどの問題が生じる。一方、10,
000Pa・sを超えると、凝集力が高くなりすぎ十分な接
着力が得られない。これらのバランスの点から、溶融粘
度は500〜10,000Pa・sが好ましく、1,000
〜8,000Pa・sがより好ましい。
Pa・s未満では、ダイボンディング又はワイヤーボンディ
ング工程において接着剤が流出し加熱ステージを汚染す
ることがあり、また、ワイヤーボンディング工程におい
てチップが移動するなどの問題が生じる。一方、10,
000Pa・sを超えると、凝集力が高くなりすぎ十分な接
着力が得られない。これらのバランスの点から、溶融粘
度は500〜10,000Pa・sが好ましく、1,000
〜8,000Pa・sがより好ましい。
【0016】上記の特性を有するポリイミド系樹脂とし
ては、例えば、前記一般式(I)で表される繰り返し単
位を有するポリイミド系樹脂があり、これを用いると、
ポリイミド系樹脂の耐熱性を損なうことなくTgを上記
範囲とすることができ、良好なリフロークラック耐性が
得られるので好ましい。このような繰り返し単位を有す
るためには、一般式(III)
ては、例えば、前記一般式(I)で表される繰り返し単
位を有するポリイミド系樹脂があり、これを用いると、
ポリイミド系樹脂の耐熱性を損なうことなくTgを上記
範囲とすることができ、良好なリフロークラック耐性が
得られるので好ましい。このような繰り返し単位を有す
るためには、一般式(III)
【化5】 (式中、mは2〜20の整数を示す)で表されるテトラ
カルボン酸二無水物を酸成分として用いればよい。
カルボン酸二無水物を酸成分として用いればよい。
【0017】このようなテトラカルボン酸二無水物とし
ては、1,2−(エチレン)ビス(トリメリテート二無
水物)、1,3−(トリメチレン)ビス(トリメリテー
ト二無水物)、1,4−(テトラメチレン)ビス(トリ
メリテート二無水物)、1,5−(ペンタメチレン)ビ
ス(トリメリテート二無水物)、1,6−(ヘキサメチ
レン)ビス(トリメリテート二無水物)、1,7−(ヘ
プタメチレン)ビス(トリメリテート二無水物)、1,
8−(オクタメチレン)ビス(トリメリテート二無水
物)、1,9−(ノナメチレン)ビス(トリメリテート
二無水物)、1,10−(デカメチレン)ビス(トリメ
リテート二無水物)、1,12−(ドデカメチレン)ビ
ス(トリメリテート二無水物)、1,16−(ヘキサデ
カメチレン)ビス(トリメリテート二無水物)、1,1
8−(オクタデカメチレン)ビス(トリメリテート二無
水物)等があり、これらを2種以上併用してもよい。こ
れらは、ポリイミド系樹脂に用いるカルボン酸成分の総
量に対して40〜100モル%用いるのがリフロークラ
ック耐性に優れるので好ましく、40〜95モル%用い
るのがより好ましい。即ち、一般式(I)で示される繰
り返し単位がポリイミド系樹脂の繰り返し単位総量中に
40〜100モル%となるのが好ましく、40〜95モ
ル%となるのがより好ましい。なお、ここで、繰り返し
単位とは、ポリイミド樹脂中、1分子のジアミンと1分
子のテトラカルボン酸又はジカルボン酸による鎖の単位
をいう。
ては、1,2−(エチレン)ビス(トリメリテート二無
水物)、1,3−(トリメチレン)ビス(トリメリテー
ト二無水物)、1,4−(テトラメチレン)ビス(トリ
メリテート二無水物)、1,5−(ペンタメチレン)ビ
ス(トリメリテート二無水物)、1,6−(ヘキサメチ
レン)ビス(トリメリテート二無水物)、1,7−(ヘ
プタメチレン)ビス(トリメリテート二無水物)、1,
8−(オクタメチレン)ビス(トリメリテート二無水
物)、1,9−(ノナメチレン)ビス(トリメリテート
二無水物)、1,10−(デカメチレン)ビス(トリメ
リテート二無水物)、1,12−(ドデカメチレン)ビ
ス(トリメリテート二無水物)、1,16−(ヘキサデ
カメチレン)ビス(トリメリテート二無水物)、1,1
8−(オクタデカメチレン)ビス(トリメリテート二無
水物)等があり、これらを2種以上併用してもよい。こ
れらは、ポリイミド系樹脂に用いるカルボン酸成分の総
量に対して40〜100モル%用いるのがリフロークラ
ック耐性に優れるので好ましく、40〜95モル%用い
るのがより好ましい。即ち、一般式(I)で示される繰
り返し単位がポリイミド系樹脂の繰り返し単位総量中に
40〜100モル%となるのが好ましく、40〜95モ
ル%となるのがより好ましい。なお、ここで、繰り返し
単位とは、ポリイミド樹脂中、1分子のジアミンと1分
子のテトラカルボン酸又はジカルボン酸による鎖の単位
をいう。
【0018】さらに、前記ポリイミド系樹脂が、一般式
(I)で示される繰り返し単位及び前記一般式(II)で
表される繰り返し単位を有するポリイミド系樹脂である
と、ポリイミドの溶剤溶解性が改良され、またTgを低
下させることができ、リフロークラック耐性及び接着性
がさらに優れるので好ましい。
(I)で示される繰り返し単位及び前記一般式(II)で
表される繰り返し単位を有するポリイミド系樹脂である
と、ポリイミドの溶剤溶解性が改良され、またTgを低
下させることができ、リフロークラック耐性及び接着性
がさらに優れるので好ましい。
【0019】一般式(II)で示される繰り返し単位を有
するためには、一般式(IV)
するためには、一般式(IV)
【化6】 (式中、nは4〜12の整数を示す)で表されるジカル
ボン酸を酸成分の一部として用いればよい。
ボン酸を酸成分の一部として用いればよい。
【0020】このようなジカルボン酸としては、アジピ
ン酸(n=4)、ピメリン酸(n=5)、スベリン酸
(n=6)、アゼライン酸(n=7)、セバシン酸(n
=8)、ドデカン2酸(n=12)などを挙げることが
できる。これらを2種以上併用してもよい。これらは、
ポリイミド系樹脂に用いるカルボン酸成分の総量に対し
て5〜20モル%用いるのがリフロークラック耐性に優
れるので好ましく、8〜15モル%用いるのがより好ま
しい。即ち、一般式(II)で示される繰り返し単位がポ
リイミド系樹脂の繰り返し単位総量に対して5〜20モ
ル%となるのが好ましく、8〜15モル%となるのがよ
り好ましい。
ン酸(n=4)、ピメリン酸(n=5)、スベリン酸
(n=6)、アゼライン酸(n=7)、セバシン酸(n
=8)、ドデカン2酸(n=12)などを挙げることが
できる。これらを2種以上併用してもよい。これらは、
ポリイミド系樹脂に用いるカルボン酸成分の総量に対し
て5〜20モル%用いるのがリフロークラック耐性に優
れるので好ましく、8〜15モル%用いるのがより好ま
しい。即ち、一般式(II)で示される繰り返し単位がポ
リイミド系樹脂の繰り返し単位総量に対して5〜20モ
ル%となるのが好ましく、8〜15モル%となるのがよ
り好ましい。
【0021】さらに上記以外のカルボン酸成分を併用す
ることができるが、これらとしては、3,3′,4,
4′−テトラカルボキシベンゾフェノン、ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)ジメチルシラン、1,2,
3,4−ブタンテトラカルボン酸、ビス(エキソ−ビシ
クロ〔2,2,1〕ヘプタン−2,3−ジカルボン酸)
スルホン、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェノ
キシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、1,3−ビス
(2−ヒドロキシヘキサフルオロイソプロピル)ベンゼ
ンビス(トリメリット酸)、ピロメリット酸、3,
3′,4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸、2,
3,3′,4′−ベンソフェノンテトラカルボン酸、
2,3,6,7−テトラカルボキシナフタレン、2,
2’−ビス(3、4−ジカルボキシフェニルプロパン、
3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸、ベンゼ
ン−1,2,3,4−テトラカルボン酸、2,6−ジク
ロルナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸、
ピロリジン−2,3,4,5,−テトラカルボン酸など
のテトラカルボン酸の二無水物が好ましいものとして挙
げることができる。中でも、3,3′,4,4′−テト
ラカルボキシベンゾフェノン、ビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)ジメチルシラン、2,2−ビス(3,4
−ジカルボキシフェノキシフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパン等は、得られる樹脂のTgを低下させる効果が高
いので好ましい。
ることができるが、これらとしては、3,3′,4,
4′−テトラカルボキシベンゾフェノン、ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)ジメチルシラン、1,2,
3,4−ブタンテトラカルボン酸、ビス(エキソ−ビシ
クロ〔2,2,1〕ヘプタン−2,3−ジカルボン酸)
スルホン、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェノ
キシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、1,3−ビス
(2−ヒドロキシヘキサフルオロイソプロピル)ベンゼ
ンビス(トリメリット酸)、ピロメリット酸、3,
3′,4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸、2,
3,3′,4′−ベンソフェノンテトラカルボン酸、
2,3,6,7−テトラカルボキシナフタレン、2,
2’−ビス(3、4−ジカルボキシフェニルプロパン、
3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸、ベンゼ
ン−1,2,3,4−テトラカルボン酸、2,6−ジク
ロルナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸、
ピロリジン−2,3,4,5,−テトラカルボン酸など
のテトラカルボン酸の二無水物が好ましいものとして挙
げることができる。中でも、3,3′,4,4′−テト
ラカルボキシベンゾフェノン、ビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)ジメチルシラン、2,2−ビス(3,4
−ジカルボキシフェノキシフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパン等は、得られる樹脂のTgを低下させる効果が高
いので好ましい。
【0022】前記一般式(I)又は(II)で示される構
造におけるRで示される二価の有機基は、ジアミン成分
に起因する基であり、本発明のポリイミド系樹脂のTg
及び溶融粘度を満たすように選択される。前記ジアミン
としては、2,2−ビス(3−アミノフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル)プロパン、1,6−ジアミノヘキサン、1,12
−ジアミノドデカンなどのα,ω−ジアミノアルカン、
m−キシリレンジアミン、2,2−ビス(3−アミノフ
ェニル)ヘキサフルオロプロパン、1,1−ビス(4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル)シクロヘキサン、
1,3−ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシ
ロキサン、o−フェニレンジアミン、3,3′−ジアミ
ノジフェニルエーテル、3,3′−ジアミノジフェニル
ジフルオロメタン、3,3′−ジアミノジフェニルメタ
ン、3,3′−ジアミノジフェニルスルホン、3,3′
−ジアミノジフェニルケトンなどを用いることができ
る。これらのなかで、1,12−ジアミノドデカン、
3,3′−ジアミノジフェニルエーテル、3,3′−ジ
アミノジフェニルメタン等は、得られる樹脂のTgを低
下させる効果が高いので好ましい。
造におけるRで示される二価の有機基は、ジアミン成分
に起因する基であり、本発明のポリイミド系樹脂のTg
及び溶融粘度を満たすように選択される。前記ジアミン
としては、2,2−ビス(3−アミノフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル)プロパン、1,6−ジアミノヘキサン、1,12
−ジアミノドデカンなどのα,ω−ジアミノアルカン、
m−キシリレンジアミン、2,2−ビス(3−アミノフ
ェニル)ヘキサフルオロプロパン、1,1−ビス(4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル)シクロヘキサン、
1,3−ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシ
ロキサン、o−フェニレンジアミン、3,3′−ジアミ
ノジフェニルエーテル、3,3′−ジアミノジフェニル
ジフルオロメタン、3,3′−ジアミノジフェニルメタ
ン、3,3′−ジアミノジフェニルスルホン、3,3′
−ジアミノジフェニルケトンなどを用いることができ
る。これらのなかで、1,12−ジアミノドデカン、
3,3′−ジアミノジフェニルエーテル、3,3′−ジ
アミノジフェニルメタン等は、得られる樹脂のTgを低
下させる効果が高いので好ましい。
【0023】本発明で用いるポリイミド系樹脂の原料に
は、通常、上記テトラカルボン酸二無水物及びジアミ
ン、さらに必要に応じてジカルボン酸が用いられ、一般
にカルボン酸とアミンの割合は、一方を他方に対して1
0モル%過剰の範囲内で使用することが好ましく、当量
で使用することが最も好ましい。また、原料として、酸
成分として、テトラカルボン酸自体、これから誘導され
る低級アルコールエステル、酸ハロゲン化物等、アミン
成分として相当するアミンを誘導し得るイソシアネート
化合物、低級カルボン酸アミドなどを用いることもでき
る。
は、通常、上記テトラカルボン酸二無水物及びジアミ
ン、さらに必要に応じてジカルボン酸が用いられ、一般
にカルボン酸とアミンの割合は、一方を他方に対して1
0モル%過剰の範囲内で使用することが好ましく、当量
で使用することが最も好ましい。また、原料として、酸
成分として、テトラカルボン酸自体、これから誘導され
る低級アルコールエステル、酸ハロゲン化物等、アミン
成分として相当するアミンを誘導し得るイソシアネート
化合物、低級カルボン酸アミドなどを用いることもでき
る。
【0024】ポリイミドの合成方法としては、本発明の
ポリイミド系樹脂を溶解し得る溶剤、例えば、沸点が1
50℃以上のN−メチルピロリドンなどの溶剤中で、カ
ルボン酸無水物とアミンを常温にて反応させ、前駆体で
あるポリアミド酸を合成し、さらにこれを加熱して脱水
閉環させる方法が用いられる。また、無水酢酸等の酸無
水物を用いて脱水閉環させる方法、無水酸とイソシアネ
ートを反応させる方法などの合成方法を用いることも可
能である。
ポリイミド系樹脂を溶解し得る溶剤、例えば、沸点が1
50℃以上のN−メチルピロリドンなどの溶剤中で、カ
ルボン酸無水物とアミンを常温にて反応させ、前駆体で
あるポリアミド酸を合成し、さらにこれを加熱して脱水
閉環させる方法が用いられる。また、無水酢酸等の酸無
水物を用いて脱水閉環させる方法、無水酸とイソシアネ
ートを反応させる方法などの合成方法を用いることも可
能である。
【0025】また、ジカルボン酸を併用する場合、その
添加方法としては、あらかじめジカルボン酸とジアミン
をアミン過剰で反応させアミノ末端を持つポリアミドを
合成し、これをジアミンの一部として添加することがで
きる。前駆体であるポリアミド酸を加熱して脱水閉環さ
せるには、120〜250℃で熱処理する方法や化学的
方法を用いて行うことができる。熱処理する方法の場
合、通常、脱水反応で生じる水を系外に除去しながら行
うことができる。
添加方法としては、あらかじめジカルボン酸とジアミン
をアミン過剰で反応させアミノ末端を持つポリアミドを
合成し、これをジアミンの一部として添加することがで
きる。前駆体であるポリアミド酸を加熱して脱水閉環さ
せるには、120〜250℃で熱処理する方法や化学的
方法を用いて行うことができる。熱処理する方法の場
合、通常、脱水反応で生じる水を系外に除去しながら行
うことができる。
【0026】なお、本発明で用いられるポリイミド系樹
脂としては、全ての繰り返し単位が脱水閉環しイミド化
していることが好ましいが、前記樹脂物性を満たす範囲
において、ポリアミド酸又はその誘導体の繰り返し単位
が残存していてもよい。この場合、ポリイミド系樹脂の
繰り返し単位総量中の20モル%以下が好ましい。ポリ
アミド酸又はその誘導体の繰り返し単位がこれを超える
と、接着力が低下する傾向にあり、また吸水率が上昇す
る傾向にある。
脂としては、全ての繰り返し単位が脱水閉環しイミド化
していることが好ましいが、前記樹脂物性を満たす範囲
において、ポリアミド酸又はその誘導体の繰り返し単位
が残存していてもよい。この場合、ポリイミド系樹脂の
繰り返し単位総量中の20モル%以下が好ましい。ポリ
アミド酸又はその誘導体の繰り返し単位がこれを超える
と、接着力が低下する傾向にあり、また吸水率が上昇す
る傾向にある。
【0027】前述のポリイミド系樹脂を溶解する溶剤と
しては、前記樹脂を溶解でき塗布後に蒸発させることが
できる溶剤であれば特に限定されない。例えば、N−メ
チルピロリドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルスル
フォキシド、ジオキサン、ジグライム等を挙げることが
できる。これらは前記ポリイミド系樹脂との総量に対し
て、良好な接着層を形成できる点で、10〜70重量%
とするのが好ましく、20〜50重量%とするのがより
好ましい。
しては、前記樹脂を溶解でき塗布後に蒸発させることが
できる溶剤であれば特に限定されない。例えば、N−メ
チルピロリドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルスル
フォキシド、ジオキサン、ジグライム等を挙げることが
できる。これらは前記ポリイミド系樹脂との総量に対し
て、良好な接着層を形成できる点で、10〜70重量%
とするのが好ましく、20〜50重量%とするのがより
好ましい。
【0028】また、前記の、一般式(I)で示される繰
り返し単位の量が繰り返し単位総量の40〜90モル%
であり、一般式(II)で示される繰り返し単位の量が繰
り返し単位総量の5〜20モル%であるポリイミド系樹
脂は、シクロヘキサノン、キシレン、THFなどの汎用
溶剤にも溶解できる為、環境及び作業者への影響を低減
することができ、かつポリイミドの溶剤溶解性に優れ固
形分濃度を高めることもでき、さらに接着剤の乾燥時間
を短くできるため、より高い生産性が得られるので好ま
しい。
り返し単位の量が繰り返し単位総量の40〜90モル%
であり、一般式(II)で示される繰り返し単位の量が繰
り返し単位総量の5〜20モル%であるポリイミド系樹
脂は、シクロヘキサノン、キシレン、THFなどの汎用
溶剤にも溶解できる為、環境及び作業者への影響を低減
することができ、かつポリイミドの溶剤溶解性に優れ固
形分濃度を高めることもでき、さらに接着剤の乾燥時間
を短くできるため、より高い生産性が得られるので好ま
しい。
【0029】なお、接着剤を得る方法としては、合成時
に得られたポリイミド系樹脂の溶液をそのまま接着剤と
して用いても構わないし、溶液をポリイミドの貧溶媒で
ある、メタノール、水などに投入して一旦ポリイミド系
樹脂を単離して、再度溶剤に溶解しても良い。また、必
要に応じて、接着剤の常温での接着力の改良を目的とし
て、シランカップリング剤、チタンカップリング剤、金
属のアセチルアセトン錯体など一般に用いられる添加剤
を添加してもよい。さらに、耐熱性、接着性等をさらに
改良するために、エポキシ樹脂等を併用してもよく、こ
の場合、前記ポリイミド系樹脂との総量に対して、20
重量%以下とするのがリフロークラック耐性等の面で好
ましい。
に得られたポリイミド系樹脂の溶液をそのまま接着剤と
して用いても構わないし、溶液をポリイミドの貧溶媒で
ある、メタノール、水などに投入して一旦ポリイミド系
樹脂を単離して、再度溶剤に溶解しても良い。また、必
要に応じて、接着剤の常温での接着力の改良を目的とし
て、シランカップリング剤、チタンカップリング剤、金
属のアセチルアセトン錯体など一般に用いられる添加剤
を添加してもよい。さらに、耐熱性、接着性等をさらに
改良するために、エポキシ樹脂等を併用してもよく、こ
の場合、前記ポリイミド系樹脂との総量に対して、20
重量%以下とするのがリフロークラック耐性等の面で好
ましい。
【0030】以上により得られた接着剤を用いた半導体
装置の製造法において、接着は、予めシリコンウェーハ
ー等の半導体素子又は金属フレームの接着面に接着剤を
塗布し、溶剤を蒸発させておき、ダイボンディング時に
加熱することにより極めて短い時間で行うことが出来
る。加熱温度としては150〜350℃が接着力とフレ
ームの酸化のバランスの点で好ましい。また、接着剤を
予めフレーム等に塗布せずに使用する方法として、接着
剤のディスペンス装置とダイボンディング装置をインラ
イン上に配した装置を用い、前記接着剤を金属フレーム
上にディスペンスする工程と、ダイボンディング工程の
間に溶剤を蒸発させるための加熱工程を設けると、銀ペ
ーストと同等以上の生産性を実現することが出来るので
好ましい。
装置の製造法において、接着は、予めシリコンウェーハ
ー等の半導体素子又は金属フレームの接着面に接着剤を
塗布し、溶剤を蒸発させておき、ダイボンディング時に
加熱することにより極めて短い時間で行うことが出来
る。加熱温度としては150〜350℃が接着力とフレ
ームの酸化のバランスの点で好ましい。また、接着剤を
予めフレーム等に塗布せずに使用する方法として、接着
剤のディスペンス装置とダイボンディング装置をインラ
イン上に配した装置を用い、前記接着剤を金属フレーム
上にディスペンスする工程と、ダイボンディング工程の
間に溶剤を蒸発させるための加熱工程を設けると、銀ペ
ーストと同等以上の生産性を実現することが出来るので
好ましい。
【0031】図1に、本発明において用いられる金属フ
レームのタブ形状と半導体装置の接着状態を示す金属フ
レーム側からみた平面図(a,b,c)及び斜視図
(d)を示す。金属フレームとしては、接着面積が小さ
く半導体素子の一部が金属フレームとの接着面側に露出
するタブ形状のフレーム(図1のa,b,d)が好まし
い。a及びbは、金属フレーム1とシリコンチップ2が
接着された状態の、金属フレーム側からの平面図であ
り、半導体素子の一部が金属フレームとの接着面側に露
出していることがわかる。一般に半導体素子と封止用樹
脂の接着力は、金属フレームと封止用樹脂のそれより高
いため、前記のように半導体素子の裏面を露出させた場
合、水分の膨張によるリフロークラックを抑制すること
ができる。また上記形状では金属フレームと半導体素子
の接着面積を抑えることができるので、吸水しやすい接
着剤自体の量と応力の集中する接着部分を減少でき、リ
フロークラック耐性を改善することができる。なお、図
1のcは半導体素子が金属フレームとの接着面側に全く
露出しない形状の金属フレームを用いたものである。
レームのタブ形状と半導体装置の接着状態を示す金属フ
レーム側からみた平面図(a,b,c)及び斜視図
(d)を示す。金属フレームとしては、接着面積が小さ
く半導体素子の一部が金属フレームとの接着面側に露出
するタブ形状のフレーム(図1のa,b,d)が好まし
い。a及びbは、金属フレーム1とシリコンチップ2が
接着された状態の、金属フレーム側からの平面図であ
り、半導体素子の一部が金属フレームとの接着面側に露
出していることがわかる。一般に半導体素子と封止用樹
脂の接着力は、金属フレームと封止用樹脂のそれより高
いため、前記のように半導体素子の裏面を露出させた場
合、水分の膨張によるリフロークラックを抑制すること
ができる。また上記形状では金属フレームと半導体素子
の接着面積を抑えることができるので、吸水しやすい接
着剤自体の量と応力の集中する接着部分を減少でき、リ
フロークラック耐性を改善することができる。なお、図
1のcは半導体素子が金属フレームとの接着面側に全く
露出しない形状の金属フレームを用いたものである。
【0032】また、金属フレームは、ワイヤーボンディ
ング工程において加熱により半導体素子が移動すること
を防ぐためには、前記図1のa若しくはbの形状のよう
に金属フレーム下面よりチップを吸引出来る形状又は、
図1のd(シリコンチップ2を上面から金属フレーム1
で抑えた形態を示す斜視図である)に示すようにシリコ
ンチップを上面から金属フレームで抑えて固定した形状
であることが好ましい。その後、通常のワイヤボンディ
ング工程及び封止用樹脂による封止工程を経て本発明の
半導体装置を得ることができる。
ング工程において加熱により半導体素子が移動すること
を防ぐためには、前記図1のa若しくはbの形状のよう
に金属フレーム下面よりチップを吸引出来る形状又は、
図1のd(シリコンチップ2を上面から金属フレーム1
で抑えた形態を示す斜視図である)に示すようにシリコ
ンチップを上面から金属フレームで抑えて固定した形状
であることが好ましい。その後、通常のワイヤボンディ
ング工程及び封止用樹脂による封止工程を経て本発明の
半導体装置を得ることができる。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。 合成例1 ポリアミドの合成 加熱冷却装置、撹拌装置及び環流装置を備えた反応器に
水分を含まないN−メチルピロリドン180.0g及び
キシレン120.0gを入れ、これに乾燥した2,2−
ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プロパ
ン(以下BAPPと表記する)123.0g及びセバシ
ン酸40.4gを加えた。これを100℃に加熱し2時
間反応させ、さらに160℃に加熱して環流装置を12
0℃に保ち3時間反応させてポリアミド溶液を得た。溶
液の固形分は、50重量%であり、溶液のアミノ基量と
固形分から計算されるポリアミドのアミノ基当量は80
0g/eqであった。
る。 合成例1 ポリアミドの合成 加熱冷却装置、撹拌装置及び環流装置を備えた反応器に
水分を含まないN−メチルピロリドン180.0g及び
キシレン120.0gを入れ、これに乾燥した2,2−
ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プロパ
ン(以下BAPPと表記する)123.0g及びセバシ
ン酸40.4gを加えた。これを100℃に加熱し2時
間反応させ、さらに160℃に加熱して環流装置を12
0℃に保ち3時間反応させてポリアミド溶液を得た。溶
液の固形分は、50重量%であり、溶液のアミノ基量と
固形分から計算されるポリアミドのアミノ基当量は80
0g/eqであった。
【0034】合成例2 ポリイミドaの合成 加熱冷却装置、撹拌装置及び環流装置を備えた反応器に
水分を含まないN−メチルピロリドン441.2gを入
れ、これに乾燥したジアミン(BAPP)34.9gを
溶解し、さらに合成例1で合成したポリアミド溶液1
6.0gを加えた。さらに乾燥したデカメチレンビスト
リメリテート無水物(以下DBTAと表記する)47.
0gを反応器を20℃以下に冷却しながら加えて4時間
反応させ、ポリアミド酸溶液を得た。これを180℃に
加熱し環流装置を120℃に保ち、3時間反応させてポ
リイミド溶液を得た。溶液を撹拌された水中に投じてポ
リイミドを析出させ、さらにこれを80℃で減圧乾燥し
ポリイミドaを得た。得られたポリイミドaのガラス転
移温度は、118℃であり、300℃での溶融粘度は
1,200Pa・sであった。得られたポリイミドaを構成
するカルボン酸成分は、13C−NMRにより分析し検量
線を作成してカルボニル炭素を定量して求めたところ
(以下同様の方法で分析した)、DBTA90モル%、
セバシン酸10モル%であった。なお、溶融粘度はフロ
ーテスターを用いて103sec~1の剪断速度で測定した。
水分を含まないN−メチルピロリドン441.2gを入
れ、これに乾燥したジアミン(BAPP)34.9gを
溶解し、さらに合成例1で合成したポリアミド溶液1
6.0gを加えた。さらに乾燥したデカメチレンビスト
リメリテート無水物(以下DBTAと表記する)47.
0gを反応器を20℃以下に冷却しながら加えて4時間
反応させ、ポリアミド酸溶液を得た。これを180℃に
加熱し環流装置を120℃に保ち、3時間反応させてポ
リイミド溶液を得た。溶液を撹拌された水中に投じてポ
リイミドを析出させ、さらにこれを80℃で減圧乾燥し
ポリイミドaを得た。得られたポリイミドaのガラス転
移温度は、118℃であり、300℃での溶融粘度は
1,200Pa・sであった。得られたポリイミドaを構成
するカルボン酸成分は、13C−NMRにより分析し検量
線を作成してカルボニル炭素を定量して求めたところ
(以下同様の方法で分析した)、DBTA90モル%、
セバシン酸10モル%であった。なお、溶融粘度はフロ
ーテスターを用いて103sec~1の剪断速度で測定した。
【0035】合成例3 ポリイミドbの合成 材料として、N−メチルピロリドン502.6g、3,
3′−ジアミノジフェニルスルフォン24.8g及び
2,3,3′,4′−テトラカルボキシジフェニルエー
テル31.0gを用いたほかは合成例2と同様にしてポ
リイミドbを得た。得られたポリイミドのガラス転移温
度は242℃であり、300℃での溶融粘度は24,0
00Pa・sであった。
3′−ジアミノジフェニルスルフォン24.8g及び
2,3,3′,4′−テトラカルボキシジフェニルエー
テル31.0gを用いたほかは合成例2と同様にしてポ
リイミドbを得た。得られたポリイミドのガラス転移温
度は242℃であり、300℃での溶融粘度は24,0
00Pa・sであった。
【0036】合成例4 ポリイミドcの合成 材料として、N-メチルピロリドン370.0g、BA
PP41.0g及びDBTA52.2gを用いたほかは
合成例2と同様にしてポリイミドcを得た。得られたポ
リイミドのガラス転移温度は122℃であり、300℃
での溶融粘度は2,800Pa・sであった。得られたポリ
イミドcを構成するカルボン酸成分は、DBTA100
モル%である。
PP41.0g及びDBTA52.2gを用いたほかは
合成例2と同様にしてポリイミドcを得た。得られたポ
リイミドのガラス転移温度は122℃であり、300℃
での溶融粘度は2,800Pa・sであった。得られたポリ
イミドcを構成するカルボン酸成分は、DBTA100
モル%である。
【0037】合成例5 ポリイミドdの合成 材料として、N−メチルピロリドン366.7g、BA
PP16.4g、合成例1で合成したポリアミド溶液6
4.0g及びDBTA31.3gを原料として用いたほ
かは合成例2と同様にしてポリイミドdを得た。得られ
たポリイミドdのガラス転移温度は108℃であり、3
00℃での溶融粘度は20Pa・sであった。得られたポリ
イミドdを構成するカルボン酸成分は、DBTA60モ
ル%、セバシン酸40モル%であった。
PP16.4g、合成例1で合成したポリアミド溶液6
4.0g及びDBTA31.3gを原料として用いたほ
かは合成例2と同様にしてポリイミドdを得た。得られ
たポリイミドdのガラス転移温度は108℃であり、3
00℃での溶融粘度は20Pa・sであった。得られたポリ
イミドdを構成するカルボン酸成分は、DBTA60モ
ル%、セバシン酸40モル%であった。
【0038】合成例6 ポリイミドeの合成 材料として、N−メチルピロリドン441.2g、BA
PP34.9g、合成例1で合成したポリアミド溶液1
6.0g、DBTA26.1g及び2,3,3′,4′
−テトラカルボキシジフェニルエーテル15.5gを原
料として用いたほかは合成例2と同様にしてポリイミド
eを得た。得られたポリイミドeのガラス転移温度は1
48℃であり、300℃での溶融粘度は2200Pa・sで
あった。得られたポリイミドeを構成するカルボン酸成
分は、DBTA50モル%、セバシン酸10モル%、
2,3,3′,4′−テトラカルボキシジフェニルエー
テル40モル%であった。
PP34.9g、合成例1で合成したポリアミド溶液1
6.0g、DBTA26.1g及び2,3,3′,4′
−テトラカルボキシジフェニルエーテル15.5gを原
料として用いたほかは合成例2と同様にしてポリイミド
eを得た。得られたポリイミドeのガラス転移温度は1
48℃であり、300℃での溶融粘度は2200Pa・sで
あった。得られたポリイミドeを構成するカルボン酸成
分は、DBTA50モル%、セバシン酸10モル%、
2,3,3′,4′−テトラカルボキシジフェニルエー
テル40モル%であった。
【0039】合成例7 ポリイミドfの合成 材料として、N−メチルピロリドン441.2g、4,
4′−ビス(4,4′−ビスアミノフェノキシ)アセト
フェノン12.4g、BAPP14.4g、合成例1で
合成したポリアミド溶液16.0g及びDBTA41.
8gを原料として用いたほかは合成例2と同様にしてポ
リイミドfを得た。得られたポリイミドfのガラス転移
温度は135℃であり、300℃での溶融粘度は300
0Pa・sであった。得られたポリイミドfを構成するカル
ボン酸成分は、DBTA90モル%、セバシン酸10モ
ル%であった。
4′−ビス(4,4′−ビスアミノフェノキシ)アセト
フェノン12.4g、BAPP14.4g、合成例1で
合成したポリアミド溶液16.0g及びDBTA41.
8gを原料として用いたほかは合成例2と同様にしてポ
リイミドfを得た。得られたポリイミドfのガラス転移
温度は135℃であり、300℃での溶融粘度は300
0Pa・sであった。得られたポリイミドfを構成するカル
ボン酸成分は、DBTA90モル%、セバシン酸10モ
ル%であった。
【0040】実施例1〜5及び比較例1〜3(接着剤) 得られたポリイミドを表1に示した不揮発分濃度で溶解
して接着剤を製造した。
して接着剤を製造した。
【0041】
【表1】
【0042】実施例6〜11及び比較例4〜6(半導体
装置) 前記接着剤を使用し、半導体装置を製造した。図2は、
ここで用いた半導体装置の製造装置の一部を示す概念図
である。図2において金属フレーム1は、搬送装置3に
よりディスペンサー4の位置に移動し、接着剤5を塗布
される。接着剤5を塗布された金属フレーム1はさらに
移動し、加熱ステージ6で加熱され接着剤の溶剤が蒸発
しポリイミドの層が形成される。次に、この金属フレー
ム1は、加熱ステージ7を備えたダイボンダー8におい
て加熱され、これにチップ2を圧着してダイボンディン
グを行う。次いで、チップ2と金属フレーム1のリード
がワイヤーボンダー9にてワイヤーボンドされる。この
時、加熱ステージ10に吸引装置11を設けチップ2を
吸引する事により、チップの移動を防止する事ができ
る。
装置) 前記接着剤を使用し、半導体装置を製造した。図2は、
ここで用いた半導体装置の製造装置の一部を示す概念図
である。図2において金属フレーム1は、搬送装置3に
よりディスペンサー4の位置に移動し、接着剤5を塗布
される。接着剤5を塗布された金属フレーム1はさらに
移動し、加熱ステージ6で加熱され接着剤の溶剤が蒸発
しポリイミドの層が形成される。次に、この金属フレー
ム1は、加熱ステージ7を備えたダイボンダー8におい
て加熱され、これにチップ2を圧着してダイボンディン
グを行う。次いで、チップ2と金属フレーム1のリード
がワイヤーボンダー9にてワイヤーボンドされる。この
時、加熱ステージ10に吸引装置11を設けチップ2を
吸引する事により、チップの移動を防止する事ができ
る。
【0043】具体的には、まず、ディスペンサー4にお
いて接着剤を塗布した。このときの糸引きによるフレー
ム1の他の部分への接着剤の付着を評価し、付着のない
ものを○、付着のあるものを×として表2に示した。加
熱ステージ6では、200℃、20秒間加熱し溶剤を蒸
発させ、さらにダイボンダー8に移動し、加熱ステージ
7で280℃に加熱し、加熱ステージ上にて金属フレー
ム1に5mm角のチップ2を載せ、130gの荷重を10
秒間加えチップ2を接着した。この工程を20回行った
後の、加熱ステージ7の汚染性を、加熱ステージへの樹
脂の付着が目視により認められないものを○、付着の認
められたものを×として評価し、また、金属フレーム1
とチップ2の常温での剥離接着力をテンションゲージを
用いて評価し、表2に示した。常温での接着力が100
g/チップ以下では移動時にチップの剥離が起こる場合
がある。
いて接着剤を塗布した。このときの糸引きによるフレー
ム1の他の部分への接着剤の付着を評価し、付着のない
ものを○、付着のあるものを×として表2に示した。加
熱ステージ6では、200℃、20秒間加熱し溶剤を蒸
発させ、さらにダイボンダー8に移動し、加熱ステージ
7で280℃に加熱し、加熱ステージ上にて金属フレー
ム1に5mm角のチップ2を載せ、130gの荷重を10
秒間加えチップ2を接着した。この工程を20回行った
後の、加熱ステージ7の汚染性を、加熱ステージへの樹
脂の付着が目視により認められないものを○、付着の認
められたものを×として評価し、また、金属フレーム1
とチップ2の常温での剥離接着力をテンションゲージを
用いて評価し、表2に示した。常温での接着力が100
g/チップ以下では移動時にチップの剥離が起こる場合
がある。
【0044】さらにチップ2が接着された金属フレーム
1を加熱ステージ10に吸引装置11を備えたワイヤー
ボンダー9において320℃に加熱した状態でワイヤー
ボンディングした。このときのワイヤーの接着状態につ
いて評価しワイヤーボンド性として、ズレ及びワイヤの
剥離のないものを○、ズレ又はワイヤの剥離のあるもの
を×として表2に示した。つづいて、組み立てたものを
トランスファーモールド装置にて樹脂封止し半導体装置
を製造した。封止材としては、日立化成工業(株)製CE
L−9200を用いた。
1を加熱ステージ10に吸引装置11を備えたワイヤー
ボンダー9において320℃に加熱した状態でワイヤー
ボンディングした。このときのワイヤーの接着状態につ
いて評価しワイヤーボンド性として、ズレ及びワイヤの
剥離のないものを○、ズレ又はワイヤの剥離のあるもの
を×として表2に示した。つづいて、組み立てたものを
トランスファーモールド装置にて樹脂封止し半導体装置
を製造した。封止材としては、日立化成工業(株)製CE
L−9200を用いた。
【0045】リフロークラック耐性を評価するため、製
造した半導体装置を85℃、湿度85%で吸湿させ、赤
外線リフロー炉で240℃、10秒処理した。半導体装
置が10%以上に膨れるかクラックが生じた時間を耐リ
フロー時間として測定した。その結果を表2及び表3に
示した。
造した半導体装置を85℃、湿度85%で吸湿させ、赤
外線リフロー炉で240℃、10秒処理した。半導体装
置が10%以上に膨れるかクラックが生じた時間を耐リ
フロー時間として測定した。その結果を表2及び表3に
示した。
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の接着剤は、耐熱性、リフ
ロークラックに対する耐性等の特性に優れ、しかも生産
性に優れるので、半導体装置に好適である。請求項2記
載の接着剤は、請求項1記載の接着剤の効果を奏し、さ
らに、より優れたリフロークラックに対する耐性等を示
す。請求項3記載の接着剤は、請求項2記載の接着剤の
効果を奏し、さらに優れたリフロークラックに対する耐
性等を示す。請求項4記載の接着剤は、請求項3記載の
接着剤の効果を奏し、さらに優れたリフロークラックに
対する耐性を示し、また固形分濃度を高めることができ
るので乾燥時間を短くでき、生産性を高めることができ
る。請求項5記載の半導体装置は、リフロークラックに
対して高い耐性を有する。請求項6記載の半導体装置
は、請求項5記載の半導体装置の効果を奏し、さらに特
定の形態の金属フレームに接着することにより、リフロ
ークラックに対してより高い耐性を有する。請求項7記
載の半導体装置の製造法は、リフロークラックに対して
高い耐性を有する半導体装置を、優れた生産性で、高い
加工温度を必要とせず製造できる。
ロークラックに対する耐性等の特性に優れ、しかも生産
性に優れるので、半導体装置に好適である。請求項2記
載の接着剤は、請求項1記載の接着剤の効果を奏し、さ
らに、より優れたリフロークラックに対する耐性等を示
す。請求項3記載の接着剤は、請求項2記載の接着剤の
効果を奏し、さらに優れたリフロークラックに対する耐
性等を示す。請求項4記載の接着剤は、請求項3記載の
接着剤の効果を奏し、さらに優れたリフロークラックに
対する耐性を示し、また固形分濃度を高めることができ
るので乾燥時間を短くでき、生産性を高めることができ
る。請求項5記載の半導体装置は、リフロークラックに
対して高い耐性を有する。請求項6記載の半導体装置
は、請求項5記載の半導体装置の効果を奏し、さらに特
定の形態の金属フレームに接着することにより、リフロ
ークラックに対してより高い耐性を有する。請求項7記
載の半導体装置の製造法は、リフロークラックに対して
高い耐性を有する半導体装置を、優れた生産性で、高い
加工温度を必要とせず製造できる。
【図1】本発明において用いられる金属フレームのタブ
形状と半導体素子の接着状態を示す、金属フレーム側か
ら見た平面図(a,b,c)及び斜視図(d)である。
形状と半導体素子の接着状態を示す、金属フレーム側か
ら見た平面図(a,b,c)及び斜視図(d)である。
【図2】本発明において用いられる半導体装置の製造装
置の一例を示す、製造装置の一部の概念図である。
置の一例を示す、製造装置の一部の概念図である。
1 …金属フレーム 2 …チップ 3 …搬送装置 4 …ディスペンサー 5 …接着剤 6 …加熱ステージ 7 …加熱ステージ 8 …ダイボンダー 9 …ワイヤボンダー 10…加熱ステージ 11…吸引装置
Claims (7)
- 【請求項1】 ガラス転移温度が80〜200℃であ
り、300℃における溶融粘度が200〜10,000
Pa・sであるポリイミド系樹脂を溶剤に溶解してなる接着
剤。 - 【請求項2】 ポリイミド系樹脂が、一般式(I) 【化1】 (式中、R1は二価の有機基を示し、mは2〜20の整
数を示す)で表される繰り返し単位を有するポリイミド
系樹脂である請求項1記載の接着剤。 - 【請求項3】 ポリイミド系樹脂が、一般式(I)で示
される繰り返し単位及び一般式(II) 【化2】 (式中、R2は二価の有機基を示し、nは4〜12の整
数を示す)で表される繰り返し単位を有するポリイミド
系樹脂である請求項2記載の接着剤。 - 【請求項4】 一般式(I)で示される繰り返し単位の
量がポリイミド系樹脂の繰り返し単位総量の40〜90
モル%であり、一般式(II)で示される繰り返し単位の
量がポリイミド系樹脂の繰り返し単位総量の5〜20モ
ル%である請求項3記載の接着剤。 - 【請求項5】 金属フレームと半導体素子が請求項1、
2、3又は4記載の接着剤を用いて接着された構造を有
する半導体装置。 - 【請求項6】 金属フレームとして、接着面に半導体素
子の一部が露出する形状のものを用いる請求項5記載の
半導体装置。 - 【請求項7】 金属フレーム又は半導体素子の接着面に
請求項1、2、3又は4記載の接着剤を塗布して半導体
素子を接着し、その後、ワイヤボンディングし、樹脂で
封止することを特徴とする半導体装置の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8344107A JPH10183096A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 接着剤、これを用いた半導体装置及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8344107A JPH10183096A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 接着剤、これを用いた半導体装置及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10183096A true JPH10183096A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18366701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8344107A Pending JPH10183096A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 接着剤、これを用いた半導体装置及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10183096A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000299553A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-10-24 | Ricoh Microelectronics Co Ltd | 電子回路基板製造方法 |
| JP2010006983A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Hitachi Chem Co Ltd | 封止充填剤及び半導体装置 |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP8344107A patent/JPH10183096A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000299553A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-10-24 | Ricoh Microelectronics Co Ltd | 電子回路基板製造方法 |
| JP2010006983A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Hitachi Chem Co Ltd | 封止充填剤及び半導体装置 |
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