JPH10183202A - 無機物粉末射出成形用組成物および焼結体 - Google Patents

無機物粉末射出成形用組成物および焼結体

Info

Publication number
JPH10183202A
JPH10183202A JP9014600A JP1460097A JPH10183202A JP H10183202 A JPH10183202 A JP H10183202A JP 9014600 A JP9014600 A JP 9014600A JP 1460097 A JP1460097 A JP 1460097A JP H10183202 A JPH10183202 A JP H10183202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
fatty acid
acid ester
wax
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9014600A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Muraoka
健二 村岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP9014600A priority Critical patent/JPH10183202A/ja
Publication of JPH10183202A publication Critical patent/JPH10183202A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、欠陥が少く、製品化率の高い新規
な組成物および焼結体を提供することを目的とするもの
である。 【解決手段】 無機物粉末と、該無機物粉末100重量
部に対して3〜30重量部のエチレン酢酸ビニル共重合
体と、前記無機物粉末100重量部に対して1〜30重
量部のグリセリン脂肪酸エステル系ワックス、ソルビタ
ン脂肪酸エステル系ワックス、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル系ワックス、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル系ワックスのうちの少くとも1種類とからなる無機物
粉末射出成形用組成物とすることによって目的を達し得
た。 【効果】 成形性、脱脂性、及び、焼結性に優れてお
り、製品化率の高い最終焼結体を提供し得るものであっ
て顕著な効果が認められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無機物粉末射出成
形用組成物および焼結体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉末冶金法によって得られていた
焼結製品は、成形用組成物としての金属粉末またはセラ
ミックス粉末を加圧成形した後、焼結する製造方法に基
いて生産されていた。しかしながら、この成形方法で
は、三次元的に複雑な形状を有する製品やナイフエッジ
部などの薄肉部を有する製品の製造は困難であった。
【0003】そこで、前記のような粉末冶金法の短所を
解決する目的で、無機物粉末と有機バインダーとからな
る射出成形用組成物を、所望形状の金型に射出成形し
て、得られた成形体を予備加熱脱脂処理後、焼結工程を
経て、最終焼結製品を入手する方法が提示され、例え
ば、一般工業機械部品、電気製品、工具類、精密機械部
品、医療機器類などにいたる幅広い分野で有用な方法と
して採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、前記射出成
形用組成物から最終焼結製品を得るに際しては、(1)
射出成形体の寸法精度、(2)射出成形体の重量バラツ
キ、(3)射出成形体の脱脂性、(4)スプルー(供給
樋)やランナーなどの再利用性、などの各特性が良好で
あることなどが要求されるものである。
【0005】しかしながら、従来の射出成形用組成物
は、特に、大型肉厚異形品を製造する場合、寸法精度や
重量バラツキが大きいのみならず、成形体中のヒケやワ
レなど成形欠陥が多いという問題があり、また、脱脂時
に有機バインダーのガス化によるフクレや陥没が起こり
やすいといった問題もある。さらに、これらによって焼
結体の密度不足などが起こりやすく製品化率の低下の原
因となるといった問題もある方法である。
【0006】本発明は、前記の問題を解決し、欠陥が少
く、製品化率の高い新規な組成物および焼結体を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記問題を
解決し、前記目的を達成するために研究を重ねた結果、
無機物粉末と、有機バインダーとしての特定量のエチレ
ン酢酸ビニル共重合体と、特定量のグリセリン脂肪酸エ
ステル系ワックス、ソルビタン脂肪酸エステル系ワック
ス、ポリグリセリン脂肪酸エステル系ワックス、プロピ
レングリコール脂肪酸エステル系ワックスのうちの少く
とも1種とからなる組成物とすることによって目的を達
し得ることを見出して本発明を完成するに至ったもので
ある。すなわち、本発明の第1の実施態様は、無機物粉
末と、該無機物粉末100重量部に対して、それぞれ、
3〜30重量部のエチレン酢酸ビニル共重合体と、1〜
30重量部のグリセリン脂肪酸エステル系ワックス、ソ
ルビタン脂肪酸エステル系ワックス、ポリグリセリン脂
肪酸エステル系ワックス、プロピレングリコール脂肪酸
エステル系ワックスのうちの少くとも1種とからなる粉
末射出成形用組成物を特徴とするものであり、無機物粉
末が金属粉末である場合には、金属粉末と、該金属粉末
100重量部に対して、それぞれ、3〜15重量部のエ
チレン酢酸ビニル共重合体と、1〜15重量部のグリセ
リン脂肪酸エステル系ワックス、ソルビタン脂肪酸エス
テル系ワックス、ポリグリセリン脂肪酸エステル系ワッ
クス、プロピレングリコール脂肪酸エステル系ワックス
のうちの少くとも1種とからなることが好ましく、また
無機物粉末がセラミックス粉末である場合には、セラミ
ックス粉末と、該セラミックス粉末100重量部に対し
て、それぞれ、10〜25重量部のエチレン酢酸ビニル
共重合体と、8〜25重量部のグリセリン脂肪酸エステ
ル系ワックス、ソルビタン脂肪酸エステル系ワックス、
ポリグリセリン脂肪酸エステル系ワックス、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル系ワックスのうちの少くとも
1種とからなることが好ましい。
【0008】さらに、本発明の第2の実施態様は、無機
物粉末と、該無機物粉末100重量部に対して、3〜3
0重量部のエチレン酢酸ビニル共重合体と、1〜30重
量部のグリセリン脂肪酸エステル系ワックス、ソルビタ
ン脂肪酸エステル系ワックス、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル系ワックス、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル系ワックスのうちの少くとも1種とからなる無機物粉
末射出成形用組成物を射出成形によって成形した後、該
成形体を脱バインダー処理し、焼結して得られる焼結体
を要旨とするものである。
【0009】このような組成物や焼結体の製造に適用さ
れる方法や機器類は、特定なものではなく従来からこの
種の製造に適用されている方法や機器類を適用すること
ができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の射出成形用組成物は、無
機物粉末に対してエチレン酢酸ビニル共重合体とグリセ
リン脂肪酸エステル系ワックス、ソルビタン脂肪酸エス
テル系ワックス、ポリグリセリン脂肪酸エステル系ワッ
クス、プロピレン脂肪酸エステル系ワックスのうちの少
くとも1種の混合物有機バインダーを用いることを特徴
とするものである。
【0011】しかして、本発明において使用する焼結可
能な無機物粉末としては、金属粉末またはセラミックス
粉末があるが、金属粉末としては、例えば、チタン、チ
タン−コバルト合金、チタン−鉄合金などのようなチタ
ン系微粉末、鉄−シリコン、カーボニル鉄などのような
鉄系微粉末、モリブデン、モリブデン−シリコン系など
のようなモリブデン系微粉末、銅、銅−ニッケルなどの
ような銅系微粉末、SUS316L、SUS440、S
US630などのようなステンレス鋼微粉末、タングス
テン、タングステン−銅系などのようなタングステン系
微粉末、アルミニウム−リチウム系微粉末などのような
各種金属微粉末が挙げられ、セラミック粉末としては、
例えば、アルミナ微粉末、ジルコニア微粉末、炭化珪素
微粉末、窒化珪素微粉末、チタン酸バリウム微粉末など
のような各種セラミックス微粉末が挙げられる。
【0012】これら金属微粉末やセラミックス微粉末の
好ましい粒径は、平均50μm以下であり、特に好まし
い平均粒径は20μm以下である。平均粒径が50μm
を超えると焼結後の強度、寸法安定性が悪くなるため本
発明の効果を得ることができない。しかし、0.1μm
以下になると粉末の製造コストが高価となるため、実用
的でない。
【0013】また、エチレン酢酸ビニル共重合体として
は、一般に市販されている種々の分子量、酢酸ビニル共
重合率のものを使用することができる。しかしながら、
これらの樹脂の溶融粘度は、JIS K 6760のメ
ルトフローレート値で10g/10分以上の特性をもつ
ものが好ましく、さらに好ましくは当該値50g/10
分以上、最も好ましくは当該値100g/10分以上の
特性をもつものがよりよい効果が得られるものである。
しかしながら、当該値が10g/10分以下のものを使
用した場合には、射出成形が困難になるばかりでなく、
脱脂後の重量バラツキや寸法バラツキが著しく増加する
ために、本発明の効果を得ることができないものであ
る。
【0014】本発明において使用するエチレン酢酸ビニ
ル共重合体の酢酸ビニル共重合率としては、30%以下
が好ましい。これは、共重合率が30%を超えると成形
温度の著しい低下やゴム状弾性の発現があることなどか
ら本発明の効果を得にくくなるからである。なお、共重
合率は少ない方がよいが、5%以下では成形時の結果が
出易くなるためその下限は5%である。
【0015】エチレン酢酸ビニル共重合体の添加量は、
無機物粉末100重量部に対して3〜30重量部の範囲
が好ましく、無機物粉末が金属粉末の場合には、3〜1
5重量部、セラミックス粉末の場合には、10〜25重
量部の範囲であることがそれぞれ好ましい範囲である。
これは、添加量が3重量部未満では、著しい溶融粘度の
低下を招くために本発明の効果を得ることができず、3
0重量部を超えて添加した場合には、焼結後の変形や寸
法変化が著しくなり所望の製品を安定して得られないか
らである。
【0016】これらの樹脂は、組成物成形後に前記所望
の溶融粘度を有すればよく、例えば、当該メルトフロー
レート値適性範囲を逸脱する高粘度品や低粘度品、ある
いは、適性品などの2種類以上の混合によって当該メル
トフローレート値を適性範囲に調整して用いてもよいも
のである。
【0017】さらに、本発明において使用するグリセリ
ン脂肪酸エステル系ワックスとしては、一般に市販され
ているものを用いることができ、例えば、グリセリンモ
ノラウレート、グリセリンモノパルミレート、グリセリ
ンモノパルミテート、グリセリンモノステアレート、グ
リセリンモノオレート、グリセリンモノオレエート、グ
リセリンモノベヘネート、グリセリンモノカプリレー
ト、グリセリンモノカプレート、グリセリンモノリノレ
ート、グリセリンモノリシノレート、グリセリンモノア
ジペート、グリセリンモノセバシネート、グリセリンジ
ラウレート、グリセリンジパルミレート、グリセリンジ
パルミテート、グリセリンジステアレート、グリセリン
ジオレート、グリセリンジオレエート、グリセリンジベ
ヘネート、グリセリンジカプリレート、グリセリンジカ
プレート、グリセリンジリノレート、グリセリンジリシ
ノレート、グリセリンジアジペート、グリセリンジセバ
シネートなどが挙げられる。
【0018】また、ソルビタン脂肪酸エステル系ワック
スとしては、一般に市販されているものを用いることが
でき、例えば、ソルビタンモノラウレート、ソルビタン
モノパルミレート、ソルビタンモノパルミテート、ソル
ビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレート、ソ
ルビタンモノオレエート、ソルビタンモノベヘネート、
ソルビタンモノカプリレート、ソルビタンモノカプレー
ト、ソルビタンモノリノレート、ソルビタンモノリシノ
レート、ソルビタンモノアジペート、ソルビタンモノセ
バシネート、ソルビタンジラウレート、ソルビタンジパ
ルミレート、ソルビタンジパルミテート、ソルビタンジ
スアレート、ソルビタンジオレート、ソルビタンジオレ
エート、ソルビタンジベヘネート、ソルビタンジカプリ
レート、ソルビタンジカプレート、ソルビタンジリノレ
ート、ソルビタンジリシノレート、ソルビタンジアジペ
ート、ソルビタンジセバシネート、ソルビタントリラウ
レート、ソルビタントリパルミレート、ソルビタントリ
パルミテート、ソルビタントリステアレート、ソルビタ
ントリオレート、ソルビタントリオレエート、ソルビタ
ントリベヘネート、ソルビタントリカプリレート、ソル
ビタントリカプレート、ソルビタントリリノレート、ソ
ルビタントリリシノレート、ソルビタントリアジペー
ト、ソルビタントリセバシネート、ソルビタンテトララ
ウレート、ソルビタンテトラパルミレート、ソルビタン
テトラパルミテート、ソルビタンテトラステアレート、
ソルビタンテトラオレート、ソルビタンテトラオレエー
ト、ソルビタンテトラベヘネート、ソルビタンテトラカ
プリレート、ソルビタンテトラカプレート、ソルビタン
テトラリノレート、ソルビタンテトラリシノレート、ソ
ルビタンテトラアジペート、ソルビタンテトラセバシネ
ートなどが挙げられる。
【0019】さらに、ポリグリセリン脂肪酸エステル系
ワックスとしては、一般に市販されているものを用いる
ことができ、例えば、ジグリセリンモノラウレート、ジ
グリセリンモノパルミレート、ジグリセリンモノパルミ
テート、ジグリセリンモノステアレート、ジグリセリン
モノオレート、ジグリセリンモノオレエート、ジグリセ
リンモノベヘネート、ジグリセリンモノカプリレート、
ジグリセリンモノカプレート、ジグリセリンモノリノレ
ート、ジグリセリンモノリシノレート、ジグリセリンモ
ノアジペート、ジグリセリンモノセバシネート、ジグリ
セリンジラウレート、ジグリセリンジパルミレート、ジ
グリセリンジパルミテート、ジグリセリンジステアレー
ト、ジグリセリンジオレート、ジグリセリンジオレエー
ト、ジグリセリンジベヘネート、ジグリセリンジカプリ
レート、ジグリセリンジカプレート、ジグリセリンジリ
ノレート、ジグリセリンジリシノレート、ジグリセリン
ジアジペート、ジグリセリンジセバシネート、トリグリ
セリンモノウラレート、トリグリセリンモノパルミレー
ト、トリグリセリンモノパルミテート、トリグリセリン
モノステアレート、トリグリセリンモノオレート、トリ
グリセリンモノオレエート、トリジグリセリンモノベヘ
ネート、トリグリセリンモノカプリレート、トリグリセ
リンモノカプレート、トリグリセリンモノリノレート、
トリグリセリンモノリシノレート、トリグリセリンモノ
アジペート、トリグリセリンモノセバシネート、トリグ
リセリンジラウレート、トリグリセリンジパルミレー
ト、トリグリセリンジパルミテート、トリグリセリンジ
ステアレート、トリグリセリンジオレート、トリグリセ
リンジオレエート、トリグリセリンジベヘネート、トリ
グリセリンジカプリレート、トリグリセリンジカプレー
ト、トリグリセリンジリノレート、トリグリセリンジリ
シノレート、トリグリセリンジアジペート、トリグリセ
リンジセバシネート、テトラグリセリンモノウラレー
ト、テトラグリセリンモノパルミレート、テトラグリセ
リンモノパルミテート、テトラグリセリンモノステアレ
ート、テトラグリセリンモノオレート、テトラグリセリ
ンモノオレエート、テトラグリセリンモノベヘネート、
テトラグリセリンモノカプリレート、テトラグリセリン
モノカプレート、テトラグリセリンモノリノレート、テ
トラグリセリンモノリシノレート、テトラグリセリンモ
ノアジペート、テトラグリセリンモノセバシネート、テ
トラグリセリンジラウレート、テトラグリセリンジパル
ミレート、テトラグリセリンジパルミテート、テトラグ
リセリンジステアレート、テトラグリセリンジオレー
ト、テトラグリセリンジオレエート、テトラグリセリン
ジベヘネート、テトラグリセリンジカプリレート、テト
ラグリセリンジカプレート、テトラグリセリンジリノレ
ート、テトラグリセリンジリシノレート、テトラグリセ
リンジアジペート、テトラグリセリンジセバシネート、
ヘキサグリセリンモノウラレート、ヘキサグリセリンモ
ノパルミレート、ヘキサグリセリンモノパルミテート、
ヘキサグリセリンモノステアレート、ヘキサグリセリン
モノオレート、ヘキサグリセリンモノオレエート、ヘキ
サグリセリンモノベヘネート、ヘキサグリセリンモノカ
プリレート、ヘキサグリセリンモノカプレート、ヘキサ
グリセリンモノリノレート、ヘキサグリセリンモノリシ
ノレート、ヘキサグリセリンモノアジペート、ヘキサグ
リセリンモノセバシネート、ヘキサグリセリンジラウレ
ート、ヘキサグリセリンジパルミレート、ヘキサグリセ
リンジパルミテート、ヘキサグリセリンジステアレー
ト、ヘキサグリセリンジオレート、ヘキサグリセリンジ
オレエート、ヘキサグリセリンジベヘネート、ヘキサグ
リセリンジカプリレート、ヘキサグリセリンジカプレー
ト、ヘキサグリセリンジリノレート、ヘキサグリセリン
ジリシノレート、ヘキサグリセリンジアジペート、ヘキ
サグリセリンジセバシネート、デカグリセリンモノウラ
レート、デカグリセリンモノパルミレート、デカグリセ
リンモノパルミテート、デカグリセリンモノステアレー
ト、デカグリセリンモノオレート、デカグリセリンモノ
オレエート、デカグリセリンモノベヘネート、デカグリ
セリンモノカプリレート、デカグリセリンモノカプレー
ト、デカグリセリンモノリノレート、デカグリセリンモ
ノリシノレート、デカグリセリンモノアジペート、デカ
グリセリンモノセバシネート、デカグリセリンジラウレ
ート、デカグリセリンジパルミレート、デカグリセリン
ジパルミテート、デカグリセリンジステアレート、デカ
グリセリンジオレート、デカグリセリンジオレエート、
デカグリセリンジベヘネート、デカグリセリンジカプリ
レート、デカグリセリンジカプレート、デカグリセリン
ジリノレート、デカグリセリンジリシノレート、デカグ
リセリンジアジペート、デカグリセリンジセバシネー
ト、ポリグリセリンモノウラレート、ポリグリセリンモ
ノパルミレート、ポリグリセリンモノパルミテート、ポ
リグリセリンモノステアレート、ポリグリセリンモノオ
レート、ポリグリセリンモノオレエート、ポリグリセリ
ンモノベヘネート、ポリグリセリンモノカプリレート、
ポリグリセリンモノカプレート、ポリグリセリンモノリ
ノレート、ポリグリセリンモノリシノレート、ポリグリ
セリンモノアジペート、ポリグリセリンモノセバシネー
ト、ポリグリセリンジラウレート、ポリグリセリンジパ
ルミレート、ポリグリセリンジパルミテート、ポリグリ
セリンジステアレート、ポリグリセリンジオレート、ポ
リグリセリンジオレエート、ポリグリセリンジベヘネー
ト、ポリグリセリンジカプリレート、ポリグリセリンジ
カプレート、ポリグリセリンジリノレート、ポリグリセ
リンジリシノレート、ポリグリセリンジアジペート、ポ
リグリセリンジセバシネート、ポリグリセリンポリラウ
レート、ポリグリセリンポリパルミレテート、ポリグリ
セリンポリパルミテート、ポリグリセリンポリステアレ
ート、ポリグリセリンポリオレート、ポリグリセリンポ
リオレエート、ポリグリセリンポリベヘネート、ポリグ
リセリンポリカプリレート、ポリグリセリンポリカプレ
ート、ポリグリセリンポリリノレート、ポリグリセリン
ポリリシノレート、ポリグリセリンポリアジペート、ポ
リグリセリンポリセバシネートなどが挙げられる。
【0020】さらにまた、プロピレングリコール脂肪酸
エステル系ワックスとしては、一般に市販されているも
のを用いることができ、例えば、プロピレングリコール
モノラウレート、プロピレングリコールモノパルミレー
ト、プロピレングリコールモノパルミテート、プロピレ
ングリコールモノステアレート、プロピレングリコール
モモノオレート、プロピレングリコールモノオレエー
ト、プロピレングリコールモノベヘネート、プロピレン
グリコールモノカプリレート、プロピレングリコールモ
ノカプレート、プロピレングリコールモノリノレート、
プロピレングリコールモノリシノレート、プロピレング
リコールモノアジペート、プロピレングリコールモノセ
バシネート、プロピレングリコールジラウレート、プロ
ピレングリコールジパルミレート、プロピレングリコー
ルジパルミテート、プロピレングリコールジステアレー
ト、プロピレングリコールジオレート、プロピレングリ
コールジオレエート、プロピレングリコールジベヘネー
ト、プロピレングリコールジカプリレート、プロピレン
グリコールジカプレート、プロピレングリコールジリノ
レート、プロピレングリコールジリシノレート、プロピ
レングリコールジアジペート、プロピレングリコールジ
セバシネートなどが挙げられる。
【0021】さらに、これらは、いずれにも、これら以
外にも各種飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、直鎖型脂肪酸、
分岐型脂肪酸などとグリセリン、ソルビタン、ポリグリ
セリン、プロピレングリコールとのエステル結合体であ
れば、特に限定されることなく、単独または2種類以上
を混合して使用することができる。
【0022】これらのグリセリン脂肪酸エステル系ワッ
クス、ソルビタン脂肪酸エステル系ワックス、ポリグリ
セリン脂肪酸エステル系ワックス、プロピレン脂肪酸エ
ステル系ワックスのうちの少くとも1種の添加量は、無
機物粉末100重量部に対して1〜30重量部の範囲が
好ましく、無機物粉末が金属粉末の場合には、1〜15
重量部、セラミックス粉末の場合には、8〜25重量部
の範囲であることがそれぞれ好ましい範囲である。な
お、2種類以上を混合して使用する場合には、前記範囲
内でこれらを適宜割合で配合すればよいものである。こ
れは、添加量が1重量部未満では、著しい溶融粘度の低
下、成形体の金型離型性低下、成形体の密度バラツキ、
脱脂後の成形体強度低下を招くために本発明の効果を得
ることができず、30重量部を超えて添加した場合に
は、著しく成形性が低下し、射出成形時の成形安定性、
グリーン成形体の強度が損われ、本発明の効果を得るこ
とができないからである。
【0023】なお、本発明の組成物において、前記エチ
レン酢酸ビニル共重合体、および、グリセリン脂肪酸エ
ステル系ワックス、ソルビタン脂肪酸エステル系ワック
ス、ポリグリセリン脂肪酸エステル系ワックス、プロピ
レン脂肪酸エステル系ワックスのうちの1種類の他に、
この種類の組成物において常用されている可塑剤、ワッ
クスなどをさらに添加することができる。しかして、可
塑剤としては、例えば、ジメチルフタレート(DM
P)、ジエチルフタレート(DEP)、ジブチルフタレ
ート(DBP)、ジー(2−エチルヘキシル)フタレー
ト(DOP)、ジ−n−オクチルフタレート(DnO
P)、ジイソオクチルフタレート(DIOP)、ジイソ
ブチルフタレート(DIDB)、ジヘプチルフタレート
(DHP)、ジフェニルフタレート(DPP)、ジイソ
デシルフタレート(DIDP)、ジトリデシルフタレー
ト(DTDP)、ジウンデシルフタレート(DUP)、
ジ(ヘプチル、ノリル、ウンデシル)フタレート、ベン
ジルフタレート、ブチルベンジルフタレート(BB
P)、ジイソノニルフタレート(DINP)、その他各
種ジノルマルアルキルフタレート、アルキルベンジルフ
タレート(ABP)、ジメトキシエチルフタレート、ジ
ブトキシエチルフタレート、ジメチルシクロヘキシルフ
タレート、ジメチルイソフタレート(DMIP)、ジ−
(2−エチルヘキシル)テトラヒドロフタレート(DO
TP)、などのようなフタル酸系可塑剤、エチルフタリ
ルエチルグリコレート(EPEG)、ブチルフタリルブ
チルグリコレート(BPBG)、などのようなグリコー
ル酸系可塑剤、ジブチルアジペート(DBA)、ジメチ
ルアジペート(DMA)、ジ−(2−エチルヘキシル)
アジペート(DOA)、ジイソデシルアジペート(DI
DA)、ジイソブチルアジペート(DIBA)、ジ(n
−オクチル、n−デシル)アジペート、ジイソノリツア
ジペート(DINA)、ベンジルオクチルアジペート、
ジブチルジグリコールアジペート、ジ−n−アルキルア
ジペート(DSA)、ジ−n−アルキル(C、C
10)アジペート、ジ−(ブトキシエトキシエチル)
アジペート、ジ(n−ヘキシルn−オクチルn−デシ
ル)アジペートなどのようなアジピン酸系可塑剤、ジ−
(2−エチルヘキシル)アゼレート(DOZ)、ジ−n
−ヘキシルアゼレート(DNHZ)、ジメチルアゼレー
ト、ジベンジルアゼレート、ジブトキシエチルアゼレー
ト(DBEZ)、などのようなアゼライン酸系可塑剤、
ジ−n−ブチルセバケート(DBS)、ジ−(2−エチ
ルヘキシル)セバケート(DOS)、ジメチルセバケー
ト(DMS)、などのようなセバシン酸系可塑剤、ジ−
2−エチルヘキシルドデカネジオエート(DODN)、
2−酸ジメチルドデカネートなどのようなトデカン酸系
可塑剤、ジ−n−ブチルマレート(DBM)、ジメチル
マレート(DMM)、ジエチルマレート(DEM)、ジ
−(2−エチルヘキシル)マレート(DOM)、ジ−n
−ブチルフマレート(DBF)、などのようなマレイン
酸系可塑剤、ジ−(2−エチルヘキシル)フマレート
(DOF)、ジ−n−ブチルフマレートなどのようなフ
マル酸系可塑剤、トリ−(2−エチルヘキシル)トリメ
リテート(TOTM)、トリ−n−オクチルトリメリテ
ート、トリイソデシルトリメリテート、トリイソオクチ
ルトリメリテート(TIOTM)、高級アルコールトリ
メリテート、リニア−トリメリテートなどのようなトリ
メリット酸系可塑剤、トリエチルシトレート(TE
C)、トリ−n−ブチルシトレート、アセチルトリエチ
ルシトレート、アセチルトリ−n−ブチルシトレート
(ATBC)、アセチルトリ−(2−エチルヘキシル)
シトレートなどのようなクエン酸系可塑剤、モノメチル
イタコネート(MMI)、モノブチルイタコネート(M
BI)、ジメチルイタコネート(DMI)、ジブチルイ
タコネート(DBI)、ジ−(2−エチルヘキシル)イ
タコネートなどのようなイタコン酸系可塑剤、ブチルオ
レート、グリセリルモノオレート(GMO)、ポリエチ
レングリコール200モノオレートなどのようなオレイ
ン酸系可塑剤、メチルアセチルリシノレート(MA
R)、ブチルアセチルリシノレート(BAR)などのよ
うなリシノール酸系可塑剤などが挙げられる。
【0024】また、ワックスとしては、例えば、パラフ
ィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、流動パ
ラフィンなどのパラフィン系合成ワックス、種々の分子
量のポリエチレン系ワックス、モンタン酸系ワックス、
ステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、複合型ステア
リン酸などの脂肪酸系ワックス、硬化油、ステアロアミ
ド、オキシステアロアミド、オレイルアミド、エルシル
アミド、ラウリルアミド、パルチミンアミド、べヘンア
ミド、メチロールアミド、メチレンビスステアロアミ
ド、エチレンビスステアロアミド、エチレンビスオレイ
ルアミド、エチレンビスラウリルアミド、ステアリルオ
レイルアミド、N−ステアリルエルクアミド、N−オレ
イルパルミトアミドなどの脂肪酸系アミド系ワックス、
脂肪酸または芳香族系アルコール脂肪酸エステル系ワッ
クス、複合エステル系ワックス、高級アルコール系ワッ
クス、高級アルコール系複合型ワックス、グリセリン脂
肪酸エステル系ワックス、長鎖脂肪族化合物、非イオン
エステル系活性剤、低分子ポリプロピレン、酸化エチレ
ンと酸化プロピレンのブロック共重合体、パーフルオロ
アルキルベタイン、パーフルオロアルキルエチレンオキ
シド付加物、合成有機酸エステル誘導体、ノニオン系活
性剤、脂肪酸ジエタノールアミドどが挙げられる。
【0025】これらの添加量は、この種の組成物におい
て常用される範囲として、可塑剤については、0.5〜
20重量部、ワックスについては、1〜20重量部の範
囲で添加すればよいものである。
【0026】本発明の組成物は、前記各成分を適宜選択
して、それらをそれぞれ所定配合割合になるように配合
して、均一に加熱混練することによって製造することが
できる。しかして、混練方法は特に制限することはな
く、例えば、万能混合撹拌機、バンバリーミキサーや加
圧ニーダー、一軸や二軸押出機、混練用ロールなど適宜
の装置を用いて、120〜180℃で、30〜120分
間混練することによって、無機物粉末と、前記有機バイ
ンダーとが均一に混合された組成物を得ることができる
ものである。
【0027】さらに、得られた射出成形用組成物を所定
の形状に射出成形することによってグリーン成形体を
得、これを通常行われているように加熱脱脂、焼結する
ことによって最終焼結体を得ることができる。この際に
使用する方法や装置は、通常採用されている方法や装置
を使用することができる。
【0028】
【実施例】次に、本発明の実施例を述べる。実施例およ
び比較例において使用した材料の種類は次に示す通りで
ある。
【0029】A:無機物粉末 金属粉末(1) ステンレス合金、SUS316L
(商品名:MHTSUS316LH、三菱製鋼株式会社
製) 金属粉末(2) カーボニル鉄(商品名:カーボニル
鉄、ISP社製) セラミックス粉末 ジルコニア(商品名:TZ−3Y、
東ソー株式会社製)
【0030】B:エチレン−酢酸ビニル共重合体 EVA樹脂(1) エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(商
品名:ウルトラセン681、東ソー株式会社製、酢酸ビ
ニル共重合率20%、MFR=350) EVA樹脂(2) エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(商
品名:ウルトラセン530、東ソー株式会社製、酢酸ビ
ニル共重合率6%、MFR=75)
【0031】C:その他の樹脂(ポリエチレン樹脂) PE樹脂 低密度ポリエチレン樹脂(商品
名:スミカセンG808、住友化学工業株式会社製)
【0032】D−1:グリセリン脂肪酸ステル系ワック
ス WAX(1) グリセリンモノステアレート(商品名:
リケマールS−100、理研ビタミン株式会社製) WAX(2) グリセリンモノベヘネート(商品名:リ
ケマールB−100、理研ビタミン株式会社製) D−2:ソルビタン脂肪酸エステル系ワックス WAX(3) ソルビタンベヘネート(商品名:リケマ
ールB−150、理研ビタミン株式会社製) WAX(4) ソルビタンモノステアレート(商品名:
レオドールSP−S150、花王株式会社製) D−3:ポリグリセリン脂肪酸エステル系ワックス WAX(5) ジグリセリンステアレート(商品名:リ
ケマールS−71−D、理研ビタミン株式会社製) WAX(6) デカグリセリンスタレート(商品名:ポ
エムJ−0081、理研ビタミン株式会社製) D−4:プロピレングリコール脂肪酸エステル系ワック
ス WAX(7) プロピレングリコールモノステアレート
(商品名:リケマールPS−100、理研ビタミン株式
会社製) WAX(8) プロピレングリコールモノパルミテート
(商品名:リケマールPP−100、理研ビタミン株式
会社製)
【0033】E:その他のワックス(パラフィンワック
ス) PWAX(商品名:パラフィンワックス125、日本精
蝋株式会社製)
【0034】実施例1: 1)組成物の混合および作製 表1に示すように金属粉末(1)100重量部に、EV
A樹脂(1)4重量部と、WAX(1)4重量部とを添
加し、愛工舎製万能混合撹拌機を使用して150℃で4
0分間加熱混合した後、徐冷しながらさらに60分間混
合撹拌を続けることによって粒状組成物を得た。 2)射出成形方法 表2に示すように得られた組成物を(株)日本製鋼所製
射出成形機(形式:JSW25SSII)を使用して、
φ20mm×20mmHの円柱状試験用成形品を、成形
温度85℃、金型温度25℃の条件で成形してグリーン
成形体を得た。 3)一次脱脂方法 表2に示すように得られたグリーン成形体をSUS製容
器中に整列し、平均粒径約25μmアルミナ粉で埋設せ
しめ、脱脂炉中に挿入後、窒素流雰囲気中で10℃/h
で昇温し、最高温度450℃で120分間維持した後、
自然冷却して一次脱脂体を得た。 4)二次脱脂および焼結 表2に示すように得られた一次脱脂体をアルミナ粉を除
去した後、再度アルミナ製板上に整列して、焼結炉中に
挿入後、真空雰囲気中で10℃/minで昇温、450
℃で60分間維持した後、最高温度1350℃で120
分間維持した後、自然冷却して最終焼結体を得た。 5)評価方法 (1)成形性評価 前記のようにして得られた20個のグリーン成形体につ
いて、外観(ヒケ、陥没、表面荒れ、ワレの4点)を目
視によって評価し、欠陥発生率によって、次のように分
類した。 0/20 〜 2/20 … ○ 3/20 〜 10/20 … △ 11/20 〜 20/20 … × (2)脱脂性評価 得られた20個のグリーン成形体について、脱脂率%
{=(成形体−脱脂体)/(成形体中のバインダー含有
量)×100}の平均値を求め、かつ、外観(フクレ、
変形の2点)を目視によって評価し、欠陥発現率によっ
て前記「成形性評価」と同様に分類した。 (3)焼結性評価 得られた20個の焼結体について、平均密度を寸法重量
法で算出した。また、外観(フクレ、変形の2点)を目
視によって評価し、欠陥発現率によって前記「成形性評
価法」と同様に分類した。得られた評価結果を表3に示
す。
【0035】実施例2〜7:金属粉(1)に、エチレン
酢酸ビニル共重合体とグリセリン脂肪酸エステル系ワッ
クスの種類と添加量とを表1、表2に示すような割合で
添加して、表1、表2に示したそれぞれの条件に従って
実施例1と同様に処理してそれぞれの組成物、焼結体を
製造し、実施例1と同様にして各種の評価を行った。得
られた結果を表3に示す。
【0036】実施例8:金属粉末(2)100重量部を
使用し表1、表2に示す各種条件とした以外は、実施例
1と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施例1
と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表3
に示す。
【0037】実施例9:WAX(2)4重量部を使用し
表1、表2に示す各種条件とした以外は、実施例8と同
様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施例1と同様
にして各種の評価を行った。得られた結果を表3に示
す。
【0038】実施例10:EVA樹脂(2)4重量部を
使用し表1、表2に示す各種条件とした以外は、実施例
8と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施例1
と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表3
に示す。
【0039】実施例11:表1、表2に示すようにセラ
ミックス粉末100重量部に、EVA樹脂(1)12重
量部と、WAX(1)12重量部とを添加して、表1、
表2に示す各種条件とし実施例1と同様に処理して組成
物、焼結体を製造し、実施例1と同様にして各種の評価
を行った。得られた結果を表3に示す。
【0040】実施例12:EVA樹脂(2)12重量部
を使用し表1、表2に示す各種条件とした以外は、実施
例11と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施
例1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を
表3に示す。
【0041】比較例1:金属粉末(1)100重量部
に、PE樹脂4重量部とPWAX4重量部を添加し、表
1、表2に示す各種条件で実施例1と同様に処理して組
成物、焼結体を製造し、実施例1と同様にして各種の評
価を行った。得られた結果を表3に示す。
【0042】比較例2〜5:表1、表2に示すような割
合で添加して、表1、表2に示す各種条件で実施例1と
同様に処理してそれぞれの組成物、焼結体を製造し、実
施例1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果
を表3に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】実施例13〜19:金属粉(1)に、エチ
レン酢酸ビニル共重合体とソルビタン脂肪酸エスエル系
ワックスの種類と添加量とを表4に示すような割合で添
加して、表5に示したそれぞれの条件に従って実施例1
と同様に処理してそれぞれの組成物、焼結体を製造し、
実施例1と同様にして各種の評価を行った。得られた結
果を表6に示す。
【0047】実施例20:金属粉末(2)100重量部
を使用し表4、表5に示す各種条件とした以外は、実施
例1と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施例
1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表
6に示す。
【0048】実施例21:WAX(4)4重量部を使用
し表4、表5に示す各種条件とした以外は、実施例20
と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施例1と
同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表6に
示す。
【0049】実施例22:EVA樹脂(2)4重量部を
使用し表4、表5に示す各種条件とした以外は、実施例
20と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施例
1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表
6に示す。
【0050】実施例23:表4、表5に示すようにセラ
ミックス粉末100重量部に、EVA樹脂(1)12重
量部と、WAX(3)12重量部とを添加して、表4、
表5に示す各種条件とし実施例1と同様に処理して組成
物、焼結体を製造し、実施例1と同様にして各種の評価
を行った。得られた結果を表6に示す。
【0051】実施例24:EVA樹脂(2)12重量部
を使用し表4、表5に示す各種条件とした以外は、実施
例23と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施
例1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を
表6に示す。
【0052】比較例6:金属粉末(1)100重量部
に、PE樹脂4重量部とWAX(3)4重量部を添加
し、表4、表5に示す各種条件で実施例1と同様に処理
して組成物、焼結体を製造し、実施例1と同様にして各
種の評価を行った。得られた結果を表6に示す。
【0053】比較例7:WAX(3)を8重量部添加し
ただけで、表4、表5に示す各種条件で実施例1と同様
に処理してそれぞれの組成物、焼結体を製造し、実施例
1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表
6に示す。
【0054】
【表4】
【0055】
【表5】
【0056】
【表6】
【0057】実施例25〜31:金属粉(1)に、エチ
レン酢酸ビニル共重合体とポリグリセリン脂肪酸エステ
ル系ワックスの種類と添加量とを表7に示すような割合
で添加して、表8に示したそれぞれの条件に従って実施
例1と同様に処理してそれぞれの組成物、焼結体を製造
し、実施例1と同様にして各種の評価を行った。得られ
た結果を表9に示す。
【0058】実施例32:金属粉末(2)100重量部
を使用し表7、表8に示す各種条件とした以外は、実施
例1と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施例
1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表
9に示す。
【0059】実施例33:WAX(2)4重量部を使用
し表7、表8に示す各種条件とした以外は、実施例32
と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施例1と
同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表9に
示す。
【0060】実施例34:EVA樹脂(6)4重量部を
使用し表7、表8に示す各種条件とした以外は、実施例
32と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施例
1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表
9に示す。
【0061】実施例35:表7、表8に示すようにセラ
ミックス粉末100重量部に、EVA樹脂(1)12重
量部と、WAX(5)12重量部とを添加して、表7、
表8に示す各種条件とし実施例1と同様に処理して組成
物、焼結体を製造し、実施例1と同様にして各種の評価
を行った。得られた結果を表9に示す。
【0062】実施例36:EVA樹脂(2)12重量部
を使用し表7、表8に示す各種条件とした以外は、実施
例35と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施
例1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を
表9に示す。
【0063】比較例8:金属粉末(1)100重量部
に、PE樹脂4重量部とWAX(5)4重量部を添加
し、表7、表8に示す各種条件で実施例1と同様に処理
して組成物、焼結体を製造し、実施例1と同様にして各
種の評価を行った。得られた結果を表9に示す。
【0064】比較例9:WAX(5)を8重量部添加し
ただけで、表7、表8に示す各種条件で実施例1と同様
に処理してそれぞれの組成物、焼結体を製造し、実施例
1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表
9に示す。
【0065】
【表7】
【0066】
【表8】
【0067】
【表9】
【0068】実施例37〜43:金属粉(1)に、エチ
レン酢酸ビニル共重合体とプロピレングリコール脂肪酸
エステル系ワックスの種類と添加量とを表10に示すよ
うな割合で添加して、表11に示したそれぞれの条件に
従って実施例1と同様に処理してそれぞれの組成物、焼
結体を製造し、実施例1と同様にして各種の評価を行っ
た。得られた結果を表12に示す。
【0069】実施例44:金属粉末(2)100重量部
を使用し表10、表11に示す各種条件とした以外は、
実施例1と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実
施例1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果
を表12に示す。
【0070】実施例45:WAX(8)4重量部を使用
し表10、表11に示す各種条件とした以外は、実施例
44と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実施例
1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果を表
12に示す。
【0071】実施例46:EVA樹脂(7)4重量部を
使用し表10、表11に示す各種条件とした以外は、実
施例44と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、実
施例1と同様にして各種の評価を行った。得られた結果
を表12に示す。
【0072】実施例47:表10、表11に示すように
セラミックス粉末100重量部に、EVA樹脂(1)1
2重量部と、WAX(7)12重量部とを添加して、表
10、表11に示す各種条件とし実施例1と同様に処理
して組成物、焼結体を製造し、実施例1と同様にして各
種の評価を行った。得られた結果を表12に示す。
【0073】実施例48:EVA樹脂(2)12重量部
を使用し表10、表11に示す各種条件とした以外は、
実施例47と同様に処理して組成物、焼結体を製造し、
実施例1と同様にして各種の評価を行った。得られた結
果を表12に示す。
【0074】比較例10:金属粉末(1)100重量部
に、PE樹脂4重量部とWAX(7)4重量部を添加
し、表10、表11に示す各種条件で実施例1と同様に
処理して組成物、焼結体を製造し、実施例1と同様にし
て各種の評価を行った。得られた結果を表12に示す。
【0075】比較例11:WAX(7)を8重量部添加
しただけで、表10、表11に示す各種条件で実施例1
と同様に処理してそれぞれの組成物、焼結体を製造し、
実施例1と同様にして各種の評価を行った。得られた結
果を表12に示す。
【0076】実施例49:WAXとしてWAX(1)2
重量部とWAX(3)2重量部とを使用した以外は、表
10、表11に示す各種条件で実施例1と同様に処理
し、実施例1と同様にして諸試験を行った。得られた結
果を表12に示す。
【0077】実施例50:WAXとしてWAX(1)1
重量部と、WAX(3)1重量部と、WAX(5)1重
量部と、WAX(7)1重量部とを使用し、表10、表
11に示す各種条件で実施例1と同様に処理し、実施例
1と同様にして諸試験を行った。得られた結果を表12
に示す。
【0078】
【表10】
【0079】
【表11】
【0080】
【表12】
【0081】これらの結果から、本発明の組成物は、従
来のものに較べて大型厚肉異形製品においても欠陥の発
現が少く、良好な最終焼結製品が得られていることが認
められる。
【0082】
【発明の効果】本発明は、無機物粉末に樹脂とワックス
とを特定割合で組合せたものであるから、成形性、脱脂
性、および、焼結性に優れており、製品化率の高い最終
焼結体を適用し得るものであって顕著な効果が認められ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 103:04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機物粉末と、該無機物粉末100重量
    部に対して、それぞれ、3〜30重量部のエチレン酢酸
    ビニル共重合体と、1〜30重量部のグリセリン脂肪酸
    エステル系ワックス、ソルビタン脂肪酸エステル系ワッ
    クス、ポリグリセリン脂肪酸エステル系ワックス、プロ
    ピレングリコール脂肪酸エステル系ワックスのうちの少
    くとも1種とからなることを特徴とする無機物粉末射出
    成形用組成物。
  2. 【請求項2】 無機物粉末が金属粉末である場合には、
    金属粉末と、該金属粉末100重量部に対して、それぞ
    れ、3〜15重量部のエチレン酢酸ビニル共重合体と、
    1〜15重量部のグリセリン脂肪酸エステル系ワック
    ス、ソルビタン脂肪酸エステル系ワックス、ポリグリセ
    リン脂肪酸エステル系ワックス、プロピレングリコール
    脂肪酸エステル系ワックスのうちの少くとも1種とから
    なることを特徴とする請求項1記載の無機物粉末射出成
    形用組成物。
  3. 【請求項3】 無機物粉末がセラミックス粉末である場
    合には、セラミックス粉末と、該セラミックス粉末10
    0重量部に対して、それぞれ、10〜25重量部のエチ
    レン酢酸ビニル共重合体と、8〜25重量部のグリセリ
    ン脂肪酸エステル系ワックス、ソルビタン脂肪酸エステ
    ル系ワックス、ポリグリセリン脂肪酸エステル系ワック
    ス、プロピレングリコール脂肪酸エステル系ワックスの
    うちの少くとも1種とからなることを特徴とする請求項
    1記載の無機物粉末射出成形用組成物。
  4. 【請求項4】 無機物粉末と、該無機物粉末100重量
    部に対して、3〜30重量部のエチレン酢酸ビニル共重
    合体と、1〜30重量部のグリセリン脂肪酸エステル系
    ワックス、ソルビタン脂肪酸エステル系ワックス、ポリ
    グリセリン脂肪酸エステル系ワックス、プロピレングリ
    コール脂肪酸エステル系ワックスのうちの少くとも1種
    とからなる無機物粉末射出成形用組成物を射出成形によ
    って成形した後、該成形体を脱バインダー処理し、焼結
    して得られることを特徴とする焼結体。
JP9014600A 1996-10-22 1997-01-10 無機物粉末射出成形用組成物および焼結体 Pending JPH10183202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014600A JPH10183202A (ja) 1996-10-22 1997-01-10 無機物粉末射出成形用組成物および焼結体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-298212 1996-10-22
JP29821296 1996-10-22
JP9014600A JPH10183202A (ja) 1996-10-22 1997-01-10 無機物粉末射出成形用組成物および焼結体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10183202A true JPH10183202A (ja) 1998-07-14

Family

ID=26350569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9014600A Pending JPH10183202A (ja) 1996-10-22 1997-01-10 無機物粉末射出成形用組成物および焼結体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10183202A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010111423A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Toyo Aluminum Ekco Products Kk フィルム成形容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010111423A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Toyo Aluminum Ekco Products Kk フィルム成形容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4317916B1 (ja) 射出成形用組成物
US8147606B2 (en) Wax compositions and its use
KR101916495B1 (ko) 분말 사출 성형에 의한 성분의 제조 방법
KR102275122B1 (ko) 금속분말 사출 성형용 결합제 조성물
JP2020015848A (ja) 3次元プリンタ用組成物及び、当該組成物を用いた大型積層造形物の製造方法
WO2020129663A1 (ja) ポリアセタール樹脂組成物
US4898902A (en) Binder composition for injection molding
JPH10183202A (ja) 無機物粉末射出成形用組成物および焼結体
KR101626878B1 (ko) 금속사출 성형용 바인더 조성물
JPH10219304A (ja) 無機物粉末射出成形用組成物および焼結体
JPH10219303A (ja) 無機物粉末射出成形用組成物および焼結体
JPH10204502A (ja) 無機物粉末射出成形用組成物および焼結体
JP5090284B2 (ja) 粉末射出成形体用バインダーおよび粉末射出成形体の脱脂方法
JPH10204501A (ja) 無機物粉末射出成形用組成物および焼結体
JPH0655886B2 (ja) 成形用ナイロン46樹脂組成物
JPS59121150A (ja) 射出成形用材料
JPH06158107A (ja) 射出成形用組成物
JPH11310803A (ja) 金属粉末射出成形体用組成物、金属粉末射出成形体用バインダ、金属粉末射出成形体の脱脂方法及び金属粉末焼結成形体の製造方法
JP4738204B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物及びストレッチフィルム
US3856547A (en) Processing aids for poly(vinyl chloride) resins
JPS62241863A (ja) 射出成形用材料
JPS6311562A (ja) 射出成形用材料
EP1792677A1 (en) Method for forming powder in powder metallurgy and method for producing sintered parts
CN114599466A (zh) 金属粉末注射成型用粘结剂组合物
JP2025168190A (ja) 樹脂組成物、ペレットおよび成形品