JPH0714606Y2 - 自動ドア閉止装置 - Google Patents

自動ドア閉止装置

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JPH0714606Y2
JPH0714606Y2 JP5912089U JP5912089U JPH0714606Y2 JP H0714606 Y2 JPH0714606 Y2 JP H0714606Y2 JP 5912089 U JP5912089 U JP 5912089U JP 5912089 U JP5912089 U JP 5912089U JP H0714606 Y2 JPH0714606 Y2 JP H0714606Y2
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宗七 高良
純 山岸
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OI SEISAKUSHO CO., LTD.
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OI SEISAKUSHO CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両等のドアを、運転席等に設けた操作スイ
ッチの操作により、自動的に閉じるようにした自動ドア
閉止装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば本出願人の特許出願に係る特願昭62-322779号の
願書に添付した明細書及び図面には、車体に設けられ、
かつドアを、閉じる方向及び開く方向に強制的に移動さ
せるドア移動装置と、ドアに設けられ、かつドアが予め
定めたハーフラッチ位置まで閉じたとき、ドアロックの
ラッチを強制的に回動させることにより、ドアを全閉位
置まで閉じさせるクロージャと、ドアを開く際に、ドア
移動装置の作動に先立って、ドアロックをロック解除さ
せるロック解除装置とを備える自動ドア開閉装置が開示
されている。
このように、ドア移動装置の他に、クロージャをさらに
設けてあるのは、ドアを閉じる際に、ドアがいわゆる半
ドア状態であるハーフラッチ位置から全閉位置に至るま
での間は、ドアシール等による大きな抵抗力がドアに作
用し、ドア移動装置のみでは、ドアを完全に閉めきるこ
とが難しいからである。
また、上記特許出願のものにおいては、車体側からドア
内のクロージャに給電するため、ドアが予め定めた位置
まで閉じたとき、車体側の接触子とドア側の接触子とが
互いに接触するようにした給電コネクタと、ドアが、こ
の給電コネクタの両接触子が接触する位置の直前又は直
後の予め定めた給電開始位置まで閉じたとき、ドアに当
接して、瞬間的に作動し、車体側から上記給電コネクタ
を介してドア内のクロージャへ給電を開始させる給電開
始スイッチと、この給電開始スイッチの作動後、一定時
間が経過したとき、クロージャへの給電を停止させるタ
イマーとを設けている。
このような給電開始スイッチやタイマーを設けることに
より、クロージャ不作動時におけるドア内への不必要な
給電を阻止し、安全性の向上と無駄な電力消費の防止と
を図っている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のような従来の装置においては、ドアの自動閉止作
動時に、ドアが、給電開始位置を通過して、クロージャ
への給電が開始させられた後、ハーフラッチ位置に達す
るまでの途中で、例えばドアと車体との間に異物が挾み
込まれる等の何らかの原因により、ドアがタイマーの設
定時間以上停止させられ、タイマーが給電を停止した場
合は、その後異物の除去又はその他のドア停止原因を除
去した後、再度自動ドア閉止装置を作動させて、ドアを
閉じようとしても、クロージャへの給電が停止させられ
たままとなっているので、ドア移動装置により、ドアを
ハーフラッチ位置まで移動させても、クロージャが作動
せず、ドアをハーフラッチ位置から全閉位置まで確実に
閉じることがでない。
そのため、上記のような場合、ドアを一旦給電開始位置
より以上に開いて、再度閉め直すという面倒な操作を行
なわなければならず、不便である。
本考案は、従来の技術が有している上記のような問題点
を解決した自動ドア閉止装置を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案においては、給電開始
スイッチと並列に接点を設け、この接点を、ドアが全閉
位置から少なくともハーフラッチ位置までの間に停止し
ているときに、ドアに当接して作動させられるようにし
たドアスイッチと、閉扉操作スイッチとがともに作動さ
せられているときに作動するようにしてある。
すなわち、本考案の自動ドア閉止装置は、車体に設けら
れ、かつドアを、少なくとも閉じる方向に強制的に移動
させるドア移動装置と、ドアに設けられ、かつドアが予
め定めたハーフラッチ位置まで閉じたとき、ドアロック
のラッチを強制的に回動させることにより、ドアを全閉
位置まで閉じさせるクロージャとを備える自動ドア閉止
装置において、 車体に設けられ、かつドアが、ハーフラッチ位置よりわ
ずかに開いた予め定めた給電開始位置を閉じる方向に通
過するときにのみドアに当接して作動させられ、車体側
からドア内のクロージャへの給電を開始させる給電開始
スイッチと、 車体に設けられ、かつドアが全閉位置から少なくともハ
ーフラッチ位置までの間に位置しているときに、ドアに
当接して作動させられるようにしたドアスイッチと、 前記給電開始スイッチと電気的に並列に接続され、かつ
前記ドアスイッチとドアを閉じるための閉扉操作スイッ
チとがともに作動させられているときに作動させられる
ようにした接点 とを備えることを特徴としている。
〔作用〕
正常な状態では、ドアが開いている状態で、閉扉操作ス
イッチを作動させると、ドア移動装置が作動させられ、
これによりドアは閉じる方向に移動させられ、ドアが給
電開始位置まで閉じると、給電開始スイッチが作動し
て、ドア内のクロージャへ給電される。
その後、さらにドア移動装置によりドアがハーフラッチ
位置まで閉じられると、クロージャが作動させられ、こ
のクロージャの作動により、ドアは全閉位置まで確実に
閉じられる。
なお、クロージャの作動時に、ドア移動装置もともに作
動させておいてもよいが、クロージャのドア閉止力が強
力な場合は、ドア移動装置の作動を停止させて、クロー
ジャのみにより、ドアをハーフラッチ位置から全閉位置
まで閉じさせるようにしてもよい。
ドアの閉止作動時に、何らかの原因でドアが給電開始位
置とハーフラッチ位置との間で停止し、かつドア内のク
ロージャへの給電が、例えば安全装置の作動等により停
止させられた場合、上記ドア停止原因を除去した後、再
度閉扉操作スイッチを作動させると、ドアはドア移動装
置の作動により、ハーフラッチ位置まで移動させられ
る。
ドアがハーフラッチ位置に達すると、ドアスイッチが作
動させられ、このとき閉扉操作スイッチも作動状態とな
っていると、給電開始スイッチと並列の接点が作動させ
られ、これが給電開示スイッチに代わって、ドア内のク
ロージャへの給電を開始させる作用をする。
このときには、ドアはすでにハーフラッチ位置に達して
いるので、クロージャへの給電が開始させらるのとほぼ
同時にクロージャは作動し、ドアはこのクロージャの作
動により、ハーフラッチ位置から全閉位置まで確実に閉
じられる。
〔実施例〕
以下、本考案を、自動車のスライドドアの自動開閉装置
に適用した一実施例を、添付図面に基づいて説明する。
なお、本考案は、ドアを自動的に閉じる装置に関するも
のであるが、この実施例においては、ドアを自動的に開
かせる機能を持たせてある。
第1図において、(11)は自動車の車体、(12)は、適
宜の案内手段(図示略)により、車体(11)の側面より
外側方に若干移動した後、車体(11)の側面と平行に後
方に開き、かつ逆方向に閉じるようにしたスライドドア
(以下単にドアという)である。
車体(11)のフロア部下面には、ドア(12)を全閉位置
から全開位置まで、及びその逆方向に強制的に開閉移動
させるドア移動装置(A)が設けられている。
このドア移動装置(A)は、実開昭59-121406号公報に
開示されている公知のものと同一であり、その主要な構
成について簡単に説明すると、ドア(12)の前下部内面
に固着されたブラケット(13)に中間部が止着され、か
つ一部がドア(12)の移動軌跡と平行に往復回走するよ
うにしたワイヤ(14)の両端末を、巻取りドラム(15)
に巻着し、この巻取りドラム(15)を、モータ(16)に
より、減速装置(17)を介して正逆回転させることによ
り、ワイヤ(14)を往復回走させて、ドア(12)を上述
のように開閉させることができるようになっている。
ドア移動装置(A)は、車体(11)に設けられ、かつド
ア(12)が全閉位置から少なくとも後述するハーフラッ
チ位置までの間に位置しているときに、ドア(12)の前
端面に当接して開くようにした常閉のドアスイッチ(1
8)と、車体(11)に設けられ、かつドア(12)が全開
位置まで開いたとき、ドア(12)のブラケット(13)の
後端に当接して閉じるようにした常開の全開スイッチ
(19)とを備えている。
車体(11)には、ドア(12)が、後述するハーフラッチ
位置よりわずかに開いた位置で、かつドア(12)の前端
と車体の間に手を挿入できない程度の予め定めた給電開
始位置を閉じる方向に通過するときだけ、ブラケット
(13)に当接して瞬間的に閉じるようにした給電開始ス
イッチ(20)が設けられている。
(B)は、車体(11)の運転席近傍もしくはドア(12)
により開閉される出入口近傍又はその両方に設けられた
操作装置で、シーソー式の押しボタン(21)を、中立位
置から開扉側及び閉扉側に押すことにより、第2図に示
すように、可動接点を共通とした開扉操作スイッチ(2
2)と閉扉操作スイッチ(23)とを選択的に閉じること
ができるようになっている。
(24)は、電源としてのバッテリである。
(C)は、ドア(12)の前端面と対向する車体(11)の
対向面と、ドア(12)の前端面とに出没自在に設けられ
たそれぞれ1対ずつのコネクタ素子である接触子(25
a)(25b)(26a)(26b)を備え、ドア(12)が上記給
電開始位置とほぼ同一位置から全閉位置までの間にある
とき、互いに対向する接触子(25a)と(26a)、(25
b)と(26b)同士が接触して、車体(11)からドア(1
2)への給電を可能にする給電コネクタである。
この給電コネクタ(C)における車体(11)側の接触子
(25a)(25b)、及び上述した車体(11)側のその他の
電気素子、例えばドア移動装置(A)におけるモータ
(16)、ドアスイッチ(18)、全開スイッチ(19)、操
作装置(B)、給電開始スイッチ(20)、バッテリ(2
4)は、適宜の配線コード(39)(一部図示略)を介し
て、車体側制御装置(40)に接続されている。
ドア(12)内には、ドア(12)が、ドアロック(27)内
におけるラッチ(図示略)と車体(11)側に固着された
ストライカ(図示略)とが辛うじて係合する、いわゆる
半ドア状態であるハーフラッチ位置まで閉じたとき、上
記ラッチを強制的に回動させることにより、ドア(12)
を全閉位置まで閉じさせるようにしたクロージャ(D)
と、ドアロック(27)におけるオープンレバー(28)に
連係され、このオープンレバーを解除方向に回動させる
ことにより、ラッチの拘束を解いて、ドア(12)を開く
ことができるようにするソレノイド駆動−ばね復帰型の
公知のアクチュエータ(E)とが設けられている。
クロージャ(D)は、特願昭63-219632号特許出願の願
書に添付した明細書及び図面に開示されているものと同
一のものであり、その主要な構成について簡単に説明す
ると、このクロージャ(D)は、モータ(29)を正転さ
せることにより、減速器(30)及びその出力軸に固嵌さ
れたピニオン(31)を介して、該ピニオン(31)に噛合
するセクターギヤ(32)を、第1図における反時計方向
に回動させ、このセクターギヤ(32)の回動により、ケ
ーブル(33)をもってセクターギヤ(32)と連係された
クローズレバー(34)を所要方向に回動させ、かつこの
クローズレバー(34)の回動により、ドアロック(27)
におけるラッチより上方に延出する腕部(35)を回動さ
せて、ラッチをストライカと完全に噛合するフルラッチ
位置まで回動させ、もって、ドア(12)をハーフラッチ
位置から全閉位置まで強制的に閉じることができるよう
になっている。
モータ(29)を逆転させると、セクターギヤ(32)及び
クローズレバー(34)は原位置に復帰回動させられ、ク
ローズレバー(34)は、ラッチの腕部(35)の回動の妨
げとならない位置で停止する。
(36)は、ドアロック(27)に設けられたハーフラッチ
検知スイッチで、ドア(12)がハーフラッチ位置に達し
たときのラッチへのストライカの衝突により、オープン
レバー(28)が解除方向に若干回動させられ、そのとき
のオープンレバー(28)の回動により閉じられるように
なっている。
(37)は、フルラッチ検知スイッチで、クローズレバー
(34)がラッチをフルラッチ位置まで回動させたとき、
クローズレバー(34)に当接して閉じられるようになっ
ている。
(38)は、セクターギヤ(32)が原位置に復帰したこと
を検知する復帰確認スイッチで、セクターギヤ(32)が
原位置に停止しているときは、セクターギヤ(32)に当
接して開いており、セクターギヤ(32)が原位置から離
れることにより、セクターギヤ(32)から離れて閉じる
ようになっている。
クロージャ(D)におけるモータ(29)、ハーフラッチ
検知スイッチ(36)、フルラッチ検知スイッチ(37)、
復帰確認スイッチ(38)、アクチュエータ(E)及び給
電コネクタ(C)におけるドア(12)側の接触子(26
a)(26b)は、適宜の配線コード(39)を介して、ドア
側制御装置(41)に接続されている。
第2図は、自動ドア開閉装置用の給電制御装置の電気回
路を示す。
この給電制御装置(42)は、給電コネクタ(C)を境と
する図面上の下半部の車体側制御装置(40)と、同じく
上半部のドア側制御装置(41)とからなっている。
車体側制御装置(40)には、ドア移動装置(A)を制御
するドア移動制御装置(A1)と、操作装置(B)におけ
る開扉操作スイッチ(22)を閉じたときと、閉扉操作ス
イッチ(23)を閉じたときとで、給電コネクタ(C)の
車体側の接触子(25a)(25b)に給電する極性を互いに
反転させる極性反転装置(F)と、ドア(12)の閉止作
動時における給電時間をタイマー(T)により制御する
タイマー制御装置(G)とが設けられている。
ドア側制御装置(41)には、クロージャ(D)を制御す
るクロージャ制御装置(D1)と、アクチュエータ(E)
を制御するアクチュエータ制御装置(E1)とが設けられ
ている。
第2図において、第1図におけるのと同一の符号は、上
述したのと同一の部材を電気的に表示したものである。
(R0)(R1)・・・(R8)はリレー、(R0-1)(R1-1)
・・・(R8-1)はそれらの接点、(T1)は、タイマー
(T)の時限接点、(43)は、接点(R0-1)と接点(R4
-2)との直列回路に予め定めたモータ(29)の作動電流
程度の電流が流れたことを検知し、タイマー(T)をリ
セットする電流検知器である。
その他の記号は、アンドゲート、オアゲート、インバー
タ等を論理記号で、またダイオードを電気記号で表わし
たものである。
各電気素子の結線関係は、第2図示のとおりであり、そ
れについての詳細な説明は省略する。
第2図に示す回路構成においては、給電開始スイッチ
(20)と並列に、リレー(R8)の常閉接点(R8-1)が設
けられ、この接点(R8-1)は、閉扉操作スイッチ(23)
が閉じ、かつドア(12)が全閉位置からハーフラッチ位
置までの間に位置して、ドアスイッチ(18)が開いてい
るときのリレー(R8)の消勢により閉じ、そのときだ
け、給電開始スイッチ(20)が閉じたと同様の作用をす
るようになっている。
次に、第2図に基づいて、実施例の作用について説明す
る。
ドア(12)が全閉位置まで閉じており、かつ操作装置
(B)が中立位置に停止しているときは、ドアスイッチ
(18)は開き、フルラッチ検知スイッチ(37)のみが閉
じ、その他の各スイッチ及び接点は、図示のように、そ
れぞれ常開のものは開き、常閉のものは閉じ、リレーは
すべて消勢されている。
この状態で、操作装置(B)における開扉操作スイッチ
(22)を閉じると、リレー(R4)(R5)が同時に付勢さ
れ、その常開接点(R4-2)(R5-1)が閉じ、常閉接点
(R4-1)(R5-2)が開き、給電コネクタ(C)には、車
体側の接触子(25a)がマイナス、同じく接触子(25b)
がプラスとなるように給電される。
このとき、接触子(25a)と(26a)、及び(25b)と(2
6b)はそれぞれ接触しているので、ドア(12)側に給電
され、接触子(25b)−リレー(R1)−ダイオード−接
触子(25a)の回路に通電されて、リレー(R1)が付勢
される。
すると、その接点(R1-1)が閉じて、アクチュエータ
(E)が作動させられるとともに、接点(R1-2)が開い
て、クロージャ制御装置(D1)への給電が遮断される。
アクチュエータ(E)が作動させられると、ドアロック
(27)のオープンレバー(28)が解除方向に回動させら
れて、ロック解除され、ドア(12)は、ドアシールの反
発力等によりハーフラッチ位置以上に開かれる。
すると、ドアスイッチ(18)が閉じ、リレー(R7)が付
勢される。
リレー(R7)が付勢されると、その接点(R7-1)が閉
じ、接点(R7-2)が開き、接点(R7-1)−モータ(16)
−接点(R6-2)の回路が閉じ、モータ(16)は正転させ
られる。
モータ(16)が正転させられると、ドア(12)は、ドア
移動装置(A)により、開く方向に移動させられる。
ドア(12)が給電開始位置を通過するとき、給電コネク
タ(C)における接触子25a)と(26a)、及び(25b)
と(26b)は互いに離れ、ドア(12)側への給電は遮断
され、リレー(R1)は消勢されるとともに、アクチュエ
ータ(E)の作動は停止し、オープンレバー(28)は原
位置に復帰させられる。
その後、ドア(12)は、ドア移動装置(A)の作動によ
り引き続き開かれ、ドア(12)が全開位置まで開くと、
全開スイッチ(19)が閉じる。
すると、リレー(R7)(R4)(R5)はすべて同時に消勢
され、それらの各接点はもとの状態に復帰し、モータ
(16)への通電は停止されるとともに、給電コネクタ
(C)への給電も停止させられる。
ドア(12)が、全開位置か又は適宜の中間位置で停止し
ている状態から、操作装置(B)における閉扉操作スイ
ッチ(23)を閉じると、このときドアスイッチ(18)は
閉じているので、リレー(R6)とリレー(R8)とがほぼ
同時に付勢される。
リレー(R8)の付勢と同時に、その接点(R8-1)は開
き、タイマー制御装置(G)側への給電は阻止される。
リレー(R6)の付勢により、接点(R6-1)は閉じ、接点
(R6-2)は開き、かつ接点(R6-1)−モータ(16)−接
点(R7-2)の回路は閉じて、モータ(16)は逆転させら
れる。
モータ(16)が逆転させられると、ドア(12)は、ドア
移動装置(A)により閉じる方向に移動させられる。
ドア(12)が給電開始位置まで閉じると、給電コネクタ
(C)における接触子(25a)と(26a)、及び(25b)
と(26b)が互いに接触するとともに、給電開始スイッ
チ(20)が瞬間的に閉じる。
すると、リレー(R0)が付勢されるとともに、タイマー
(T)に通電され、リレー(R0)回路及びタイマー
(T)回路はそれぞれ自己保持される。
リレー(R0)の付勢により、その接点(R0-1)が閉じる
と、給電コネクタ(C)における車体側の接触子(25
a)は、接点(R0-1)と接点(R4-1)を介して、プラス
電源に、また同じく接触子(25b)は、接点(R5-2)を
介して、マイナス電源にそれぞれ接続され、ドア(12)
に、上述の開扉時の場合と極性が反転した状態で給電さ
れる。
タイマー(T)は、通電されてから一定時間、例えば10
秒の設定時間が経過すると、タイマー接点(T1)を閉じ
る。
例えば、ドア(12)と車体(11)との間に異物が挾ま
れ、ドア(12)が給電開始位置とハーフラッチ位置との
中間で停止し、設定時間が経過したような場合には、タ
イマー接点(T1)が閉じることにより、リレー(R0)が
消勢され、給電コネクタ(C)への給電が停止させられ
るとともに、タイマー(T)への通電が停止させられ、
ドア(12)側への無駄な給電が防止される。
タイマー(T)の設定時間内において、クロージャ
(D)のモータ(29)が後述するようにして作動し、接
点(R0-1)と(R4-1)との間に電流が流れたときは、そ
のことを電流検知器(43)が検知して、タイマー(T)
はリセットされ、その時点から、改めて設定時間を計時
し始める。
したがって、最初の設定時間が経過する直前に、モータ
(29)が作動し始めても、即座にリレー(R0)が消勢さ
れてモータ(29)への給電が停止させられるということ
はなく、リセット時から、モータ(29)の通常の作動に
十分な時間だけ、ドア(12)側への給電が継続される。
モータ(29)が作動し始めてから、例えばドア(12)と
車体(11)との間の異物の挾み込み等の原因により、モ
ータ(29)が作動し続けた場合、タイマー(T)のリセ
ット後の設定時間経過後にタイマー接点(T1)が閉じる
ことにより、リレー(R0)が消勢され、モータ(29)へ
の通電が停止させられる。したがって安全である。
ドア(12)への給電が開始された後、ドア(12)がドア
移動装置(A)の作動により、ハーフラッチ位置まで閉
じられると、ドアスイッチ(18)が開くと同時に、クロ
ージャ制御回路(D1)におけるハーフラッチ検知スイッ
チ(36)が閉じられる。
ドアスイッチ(18)が開くと、リレー(R6)とリレー
(R8)とが同時に消勢され、リレー(R6)の消勢によ
り、その接点(R6-1)が開き、かつ接点(R6-2)が閉じ
ることにより、モータ(16)の逆転は停止させられ、ド
ア移動装置(A)の作動は、この時点で停止する。
リレー(R8)の消勢により、その接点(R8-1)が閉じ、
該接点(R8-1)を介して、タイマー制御装置(G)側に
給電されるが、このとき、タイマー(T)及びリレー
(R0)は通電状態が自己保持されているので、その状態
を維持するだけで、特別な作用はしない。
ドア移動装置(A)の作動の停止とほぼ同時に、上記し
たように、クロージャ制御回路(D1)におけるハーフラ
ッチ検知スイッチ(36)が閉じると、リレー(R3)は付
勢されると同時に自己保持される。
すると、接点(R3-1)が閉じ、接点(R3-2)が開き、接
点(R3-1)−モータ(29)−接点(R2-2)の回路が閉
じ、モータ(29)は正転させられる。
モータ(29)が正転させられると、クロージャ(D)に
おけるセクターギヤ(32)が第1図における反時計方向
に回動させられ、ケーブル(33)が引かれて、クローズ
レバー(34)の回動により、ラッチはフルラッチ位置に
向かって強制的に回動させられ、ドア(12)は、クロー
ジャ(D)による強力な力により、全閉位置に向かって
確実に移動させられる。
クロージャ(D)におけるセクターギヤ(32)が、原位
置からわずかに反時計方向に回動させられたとき、それ
まで開いていた復帰確認スイッチ(38)が閉じるが、こ
の時点では、リレー等に何ら影響はない。
その後、ラッチがフルラッチ位置まで回動させられる
と、フルラッチ検知スイッチ(37)が閉じ、リレー(R
3)が消勢されるとともに、リレー(R2)が付勢され
る。
すると、接点(R3-1)(R2-2)が開き、かつ接点(R2-
1)(R3-2)が閉じることにより、接点(R2-1)−モー
タ(29)−接点(R3-2)の回路が閉じ、モータ(29)は
逆転させられる。
モータ(29)の逆転により、クロージャ(D)における
セクターギヤ(32)は原位置に復帰させられるととも
に、他の部材も元の状態に復帰させられる。
セクターギヤ(32)が原位置に達すると、復帰確認スイ
ッチ(38)が閉じ、リレー(R2)は消勢させられ、これ
により接点(R2-1)が開き、かつ接点(R3-2)が閉じ、
モータ(29)への通電が停止させられて、モータ(29)
の逆転は停止する。
その後、タイマー(T)の設定時間が経過することによ
り、上述したようにリレー(R0)が消勢され、その接点
(R0-1)が開いて、給電コネクタ(C)への給電が停止
させられ、すべては、最初に説明したドア(12)の全閉
時の状態に復帰する。
以上は正常時の作動であるが、次に、異常時の作動につ
いて説明する。
ドア(12)が、給電開始位置とハーフラッチ位置との中
間の位置まで、上述したのと同様に正常に閉じた時点
で、例えばドア(12)と車体(11)との間に異物が挾ま
れる等の何らかの原因により、ドア(12)が停止させら
れ、タイマー(T)の設定時間が経過して、給電コネク
タ(C)への給電が停止した場合、その後、異物を除去
する等により、ドア停止原因を除去し、次いで、閉扉操
作スイッチ(23)を閉じ直すと、この時点では、まだド
アスイッチ(18)は閉じているので、リレー(R6)とリ
レー(R8)とが同時に付勢され、リレー(R6)の付勢に
より、ドア移動装置(A)がドア(12)を閉じる方向に
作動させられる。
リレー(R8)の付勢により、その接点(R8-1)が開き、
接点(R8-1)側からのタイマー制御回路(G)への給電
は阻止される。
ドア移動装置(A)の作動により、ドア(12)がハーフ
ラッチ位置まで閉じられると、ドアスイッチ(18)が開
き、リレー(R6)とリレー(R8)とは同時に消勢させら
れる。
リレー(R6)の消勢により、ドア移動装置(A)の作動
は停止させられる。
リレー(R8)の消勢により、その接点(R8-1)が閉じ、
閉扉操作スイッチ(23)と接点(R8-1)とを介して、タ
イマー制御装置(G)に給電され、リレー(R0)が付勢
されるとともに、タイマー(T)が経時を開始する。
これは、給電開始スイッチ(20)を閉じたときと同一で
あり、このときのリレー(R0)の付勢により、その接点
(R0-1)が閉じ、給電コネクタ(C)を介して、クロー
ジャ制御装置(D1)に給電される。
この時点で、ドア(12)はすでにハーフラッチ位置に達
しているので、クロージャ(D)のハーフラッチ検知ス
イッチ(36)はすでに閉じており、したがってクロージ
ャ制御装置(D1)への給電と同時にクロージャ(D)は
作動を開始する。
クロージャ(D)が作動を開始してから後の作動は、上
述の正常時の作動と同一である。
〔考案の効果〕
本考案によると、給電開始スイッチが作動したときだけ
でなく、閉扉操作スイッチが作動状態で、かつドアスイ
ッチが作動させられたときにも、給電開始スイッチと並
列に設けた接点が作動させられて、ドア内のクロージャ
へ給電しうるようにしたので、ドアが給電開始位置とハ
ーフラッチ位置との間で何らかの原因により停止させら
れ、かつクロージャへの給電が停止させられた場合で
も、その後閉扉操作スイッチを作動し直せば、クロージ
ャに確実に給電することでき、従来のように、ドアを一
旦開き直す等の面倒な操作をする必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を適用した自動ドア開閉装置を備える
自動車の要部の概略斜視図、 第2図は、同じく電気回路図である。 (A)ドア移動装置、(A1)ドア移動制御装置 (B)操作装置、(C)給電コネクタ (D)クロージャ、(D1)クロージャ制御装置 (E)アクチュエータ (E1)アクチュエータ制御装置、(F)極性反転装置 (G)タイマー制御装置、(11)車体 (12)スライドドア、(16)(29)モータ (18)ドアスイッチ、(20)給電開始スイッチ (22)開扉操作スイッチ、(23)閉扉操作スイッチ (24)バッテリ、(40)車体側制御装置 (41)ドア側制御装置、(42)制御装置 (R8)リレー、(R8-1)接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に設けられ、かつドアを、少なくとも
    閉じる方向に強制的に移動させるドア移動装置と、ドア
    に設けられ、かつドアが予め定めたハーフラッチ位置ま
    で閉じたとき、ドアロックのラッチを強制的に回動させ
    ることにより、ドアを全閉位置まで閉じさせるクロージ
    ャとを備える自動ドア閉止装置において、 車体に設けられ、かつドアが、ハーフラッチ位置よりわ
    ずかに開いた予め定めた給電開始位置を閉じる方向に通
    過するときにのみドアに当接して作動させられ、車体側
    からドア内のクロージャへの給電を開始させる給電開始
    スイッチと、 車体に設けられ、かつドアが全閉位置から少なくともハ
    ーフラッチ位置までの間に位置しているときに、ドアに
    当接して作動させられるようにしたドアスイッチと、 前記給電開始スイッチと電気的に並列に接続され、かつ
    前記ドアスイッチとドアを閉じるための閉扉操作スイッ
    チとがともに作動させられているときに作動させられる
    ようにした接点 とを備えることを特徴とする自動ドア閉止装置。
JP5912089U 1989-05-22 1989-05-24 自動ドア閉止装置 Expired - Lifetime JPH0714606Y2 (ja)

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JP5912089U JPH0714606Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24 自動ドア閉止装置
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