JPH10184517A - 車両用エンジンの点火時期制御方法 - Google Patents
車両用エンジンの点火時期制御方法Info
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- JPH10184517A JPH10184517A JP8349032A JP34903296A JPH10184517A JP H10184517 A JPH10184517 A JP H10184517A JP 8349032 A JP8349032 A JP 8349032A JP 34903296 A JP34903296 A JP 34903296A JP H10184517 A JPH10184517 A JP H10184517A
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- JP
- Japan
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- ignition timing
- engine
- intake air
- temperature
- cooling water
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジン回転数とエンジン負荷に応じて決定
される基本点火時期に対して、様々な運転条件の下で常
に適正な点火時期補正を行いノッキング回避とエンジン
出力性能等を向上させることのできるエンジンの点火時
期制御方法を得ること。 【解決手段】 エンジンの動作状態、例えばエンジン回
転数Neと吸入空気量Qとによる基準設定値から基本点
火時期STDとしての点火進角を求める。この基本点火
時期STDに対してエンジンの吸入空気温度Taと冷却
水温Twの双方をパラメータとする二次元補間マップに
よって補正点火時期SPKTAを求め、これに基づく補
正を行うことで、様々な環境温度の下で高精度の最終点
火時期ADVSを得ることができる。
される基本点火時期に対して、様々な運転条件の下で常
に適正な点火時期補正を行いノッキング回避とエンジン
出力性能等を向上させることのできるエンジンの点火時
期制御方法を得ること。 【解決手段】 エンジンの動作状態、例えばエンジン回
転数Neと吸入空気量Qとによる基準設定値から基本点
火時期STDとしての点火進角を求める。この基本点火
時期STDに対してエンジンの吸入空気温度Taと冷却
水温Twの双方をパラメータとする二次元補間マップに
よって補正点火時期SPKTAを求め、これに基づく補
正を行うことで、様々な環境温度の下で高精度の最終点
火時期ADVSを得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの動作状
態に応じて予め付与される基準設定値から基本点火時期
を求めこれを制御基準として点火時期の制御を行う車両
用エンジンの点火時期制御方法に関する。
態に応じて予め付与される基準設定値から基本点火時期
を求めこれを制御基準として点火時期の制御を行う車両
用エンジンの点火時期制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用エンジンの電子式点火時期制御装
置においては、点火時期の設定を基本的にエンジン回転
数Neとエンジン負荷(吸入空気量Q、吸入管負圧P
m、燃料基本噴射パルスTp等で表される)の関数に対
応した進角度の点火時期マップに基づいて求めている。
通常、吸入空気温度が高温となったような状態では異常
燃焼によりノッキングが発生し易く、この傾向はエンジ
ンの冷却水温の上昇と相まって顕著となるため、高温点
火時期補正を行って点火時期を遅らせることが行われ
る。
置においては、点火時期の設定を基本的にエンジン回転
数Neとエンジン負荷(吸入空気量Q、吸入管負圧P
m、燃料基本噴射パルスTp等で表される)の関数に対
応した進角度の点火時期マップに基づいて求めている。
通常、吸入空気温度が高温となったような状態では異常
燃焼によりノッキングが発生し易く、この傾向はエンジ
ンの冷却水温の上昇と相まって顕著となるため、高温点
火時期補正を行って点火時期を遅らせることが行われ
る。
【0003】また、点火時期を常に最適制御してエンジ
ン出力性能の向上や燃費改善等を実現するために、ノッ
ク限界に極めて近い位置で点火させるようにするノック
制御等が行われるが、前記のように、単にエンジン回転
数Neとエンジン負荷とをパラメータとする点火時期マ
ップを用いるのみでは、点火時期の最適制御への対応は
十分ではない。
ン出力性能の向上や燃費改善等を実現するために、ノッ
ク限界に極めて近い位置で点火させるようにするノック
制御等が行われるが、前記のように、単にエンジン回転
数Neとエンジン負荷とをパラメータとする点火時期マ
ップを用いるのみでは、点火時期の最適制御への対応は
十分ではない。
【0004】特開昭60−190668号公報の点火時
期制御装置には、エンジン回転数、エンジン負荷、吸入
空気温度及びエンジンの冷却水温を検出して、これら全
ての検出値が所定値を越えて信号を出力した際、吸入空
気温度に関する燃料の基本噴射パルスTpの補正係数F
を大きく補正し、これに基づいて点火時期を制御するこ
とで、高温時のノック限界に対して十分な余裕をとるよ
うにしたことが記載されている。すなわち、吸入空気温
度を読み出して基本燃料噴射補正係数Fを求め、エンジ
ン負荷として表される燃料の基本噴射パルスTpを算出
している。次に、スロットル弁開度が70°を越え、冷
却水温が100℃以上に上昇し、エンジン回転数Neが
所定値を越え、そして吸入空気温度が30℃以上に上昇
して補正係数Fが0. 98より小値となると、ノッキン
グを回避するために点火時期を遅角側へ補正している。
期制御装置には、エンジン回転数、エンジン負荷、吸入
空気温度及びエンジンの冷却水温を検出して、これら全
ての検出値が所定値を越えて信号を出力した際、吸入空
気温度に関する燃料の基本噴射パルスTpの補正係数F
を大きく補正し、これに基づいて点火時期を制御するこ
とで、高温時のノック限界に対して十分な余裕をとるよ
うにしたことが記載されている。すなわち、吸入空気温
度を読み出して基本燃料噴射補正係数Fを求め、エンジ
ン負荷として表される燃料の基本噴射パルスTpを算出
している。次に、スロットル弁開度が70°を越え、冷
却水温が100℃以上に上昇し、エンジン回転数Neが
所定値を越え、そして吸入空気温度が30℃以上に上昇
して補正係数Fが0. 98より小値となると、ノッキン
グを回避するために点火時期を遅角側へ補正している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公報の
点火時期制御装置の場合、エンジン冷却水温が100℃
を上回ってさらに110℃以上に上昇し、また吸入空気
温度が30℃を上回って40℃より高くなると、点火時
期をさらに遅角側へ補正制御している。すなわち、吸入
空気温度とエンジン冷却水温の上昇変動を比例的或いは
常に同方向の変動と考えて補正制御を行っている。
点火時期制御装置の場合、エンジン冷却水温が100℃
を上回ってさらに110℃以上に上昇し、また吸入空気
温度が30℃を上回って40℃より高くなると、点火時
期をさらに遅角側へ補正制御している。すなわち、吸入
空気温度とエンジン冷却水温の上昇変動を比例的或いは
常に同方向の変動と考えて補正制御を行っている。
【0006】しかしながら、山道での登坂走行時のよう
に、山間部のために外気温度の低下により吸入空気温度
は低温となっているが、登坂走行によるエンジン負荷の
高まりに伴ってエンジンの冷却水温は上昇して高温とな
る場合がある。また、高速道路での渋滞時のように、吸
入空気温度はほぼ不変であるが、冷却水温は低下する場
合もある。そうした場合、一方の吸入空気温度が低くと
も、他方のエンジンの冷却水温が高温の際にはノッキン
グの発生頻度は高い。すなわち、前記公報記載の点火時
期制御装置のように、冷吸入空気温度と冷却水温の変動
を比例的或いは同方向的なものと考えて一律に補正制御
を行うのでは、山道での登坂走行時や渋滞時などの様々
な運転条件においてそれぞれ環境温度に対応して最適の
点火時期を求めがたいといった虞れがある。
に、山間部のために外気温度の低下により吸入空気温度
は低温となっているが、登坂走行によるエンジン負荷の
高まりに伴ってエンジンの冷却水温は上昇して高温とな
る場合がある。また、高速道路での渋滞時のように、吸
入空気温度はほぼ不変であるが、冷却水温は低下する場
合もある。そうした場合、一方の吸入空気温度が低くと
も、他方のエンジンの冷却水温が高温の際にはノッキン
グの発生頻度は高い。すなわち、前記公報記載の点火時
期制御装置のように、冷吸入空気温度と冷却水温の変動
を比例的或いは同方向的なものと考えて一律に補正制御
を行うのでは、山道での登坂走行時や渋滞時などの様々
な運転条件においてそれぞれ環境温度に対応して最適の
点火時期を求めがたいといった虞れがある。
【0007】そこで、本発明は、かかる事情に鑑みなさ
れたものであり、その目的は、エンジン回転数とエンジ
ン負荷に応じて決定される基本点火時期に対して、様々
な運転状態に適確に対応して、最適な最終点火時期を得
ることができ、ノッキング回避やエンジン出力性能の向
上等に有効な点火時期制御方法を提供することにある。
れたものであり、その目的は、エンジン回転数とエンジ
ン負荷に応じて決定される基本点火時期に対して、様々
な運転状態に適確に対応して、最適な最終点火時期を得
ることができ、ノッキング回避やエンジン出力性能の向
上等に有効な点火時期制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る請求項1記載の車両用エンジンの点火
時期制御方法は、エンジンの動作状態に応じて予め付与
される基準設定値から基本点火時期を求めた後、前記基
本点火時期を吸入空気温度及びエンジンの冷却水温の双
方の検出値に基づいて補正を行う。したがって、従来技
術のように、吸入空気温度と冷却水温とを個別に補正す
ることにより生じる不具合を解消とすることができ、こ
れにより、基本点火時期をあらゆる環境温度の下でより
高精度に補正制御をすることが可能となり、ノッキング
回避や出力向上等に有効である。
め、本発明に係る請求項1記載の車両用エンジンの点火
時期制御方法は、エンジンの動作状態に応じて予め付与
される基準設定値から基本点火時期を求めた後、前記基
本点火時期を吸入空気温度及びエンジンの冷却水温の双
方の検出値に基づいて補正を行う。したがって、従来技
術のように、吸入空気温度と冷却水温とを個別に補正す
ることにより生じる不具合を解消とすることができ、こ
れにより、基本点火時期をあらゆる環境温度の下でより
高精度に補正制御をすることが可能となり、ノッキング
回避や出力向上等に有効である。
【0009】また、本発明に係る請求項2記載の車両用
エンジンの点火時期制御方法は、基本点火時期に対して
前記吸入空気温度と前記冷却水温との二次元補間マップ
に基づいて求められる補正値により補正することとして
いる。したがって、補正値を迅速かつ確実に求めること
が可能であり、制御の適確性が向上する。
エンジンの点火時期制御方法は、基本点火時期に対して
前記吸入空気温度と前記冷却水温との二次元補間マップ
に基づいて求められる補正値により補正することとして
いる。したがって、補正値を迅速かつ確実に求めること
が可能であり、制御の適確性が向上する。
【0010】また、本発明に係る請求項3記載の車両用
エンジンの点火時期制御方法は、前記エンジンの動作状
態が過渡状態にあるか否かを検出し、過渡状態にあると
きに前記補正を行っている。すなわち、吸入空気温度と
冷却水温とのずれが比較的生じ易い過渡状態のときのみ
に二次元補間マップに基づく補正値により補正を行うこ
とで効率的な点火時期制御が達成される。
エンジンの点火時期制御方法は、前記エンジンの動作状
態が過渡状態にあるか否かを検出し、過渡状態にあると
きに前記補正を行っている。すなわち、吸入空気温度と
冷却水温とのずれが比較的生じ易い過渡状態のときのみ
に二次元補間マップに基づく補正値により補正を行うこ
とで効率的な点火時期制御が達成される。
【0011】また、本発明に係る請求項4記載の車両用
エンジンの点火時期制御方法は、前記吸入空気温度と前
記冷却水温との二次元補間マップを、例えば8×8の格
子点を持つマトリクスで構成している。したがって、多
数の格子点を持つマトリクスにより、様々なエンジンの
動作状態に対応してより高精度で且つ迅速な補間演算が
可能となる。
エンジンの点火時期制御方法は、前記吸入空気温度と前
記冷却水温との二次元補間マップを、例えば8×8の格
子点を持つマトリクスで構成している。したがって、多
数の格子点を持つマトリクスにより、様々なエンジンの
動作状態に対応してより高精度で且つ迅速な補間演算が
可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係
る車両用エンジンの点火時期制御方法が適用された自動
車用エンジンの全体構成を示しており、図2は制御系の
ブロック図を示している。水平対向型のエンジン本体1
0には吸気通路12及び排気通路14が連通している。
吸気通路12の上流側には吸気チャンバ16が図示しな
い車体前方に開口し、吸気通路12の下流側は各シリン
ダ18に対応するようにサージタンク20から分岐した
吸気管22が連通している。各吸気管22の下流端は吸
気ポート24を介して各燃焼室26に連通している。ま
た、排気通路14の下流側は車体後部に取り付けられた
マフラ28に接続され、排気通路14の上流側は各排気
ポート30を介して各燃焼室26に排気管32が連通さ
れている。
施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係
る車両用エンジンの点火時期制御方法が適用された自動
車用エンジンの全体構成を示しており、図2は制御系の
ブロック図を示している。水平対向型のエンジン本体1
0には吸気通路12及び排気通路14が連通している。
吸気通路12の上流側には吸気チャンバ16が図示しな
い車体前方に開口し、吸気通路12の下流側は各シリン
ダ18に対応するようにサージタンク20から分岐した
吸気管22が連通している。各吸気管22の下流端は吸
気ポート24を介して各燃焼室26に連通している。ま
た、排気通路14の下流側は車体後部に取り付けられた
マフラ28に接続され、排気通路14の上流側は各排気
ポート30を介して各燃焼室26に排気管32が連通さ
れている。
【0013】吸気通路12においては、上流側から順に
空気中の塵等の異物を除去するエアクリーナ34、吸入
空気量Qを検出するエアフローメータ36及びスロット
ルバルブ38が設けられている。エアクリーナ34には
吸入空気温度Taを検出する手段の吸気温センサ39が
配置されている。また、スロットルバルブ38には図示
していないアクセルペダルの踏込量に応じて吸入空気量
Qを制御し、スロットル弁開度を検出するスロットル弁
開度センサ76が配置されている。さらに、このスロッ
トルバルブ38をバイパスして吸気通路12に設けられ
たアイドルスピードコントロール(以下、単にISCと
いう)通路40の途中には、アイドリング時の吸入空気
量Qを調整するためのISCバルブ42が取り付けられ
ている。このISCバルブ42はデューティ比によって
開閉調整されている。
空気中の塵等の異物を除去するエアクリーナ34、吸入
空気量Qを検出するエアフローメータ36及びスロット
ルバルブ38が設けられている。エアクリーナ34には
吸入空気温度Taを検出する手段の吸気温センサ39が
配置されている。また、スロットルバルブ38には図示
していないアクセルペダルの踏込量に応じて吸入空気量
Qを制御し、スロットル弁開度を検出するスロットル弁
開度センサ76が配置されている。さらに、このスロッ
トルバルブ38をバイパスして吸気通路12に設けられ
たアイドルスピードコントロール(以下、単にISCと
いう)通路40の途中には、アイドリング時の吸入空気
量Qを調整するためのISCバルブ42が取り付けられ
ている。このISCバルブ42はデューティ比によって
開閉調整されている。
【0014】吸気管22の各下流側には、それぞれイン
ジェクタ44が前記吸気ポート24に指向して配置さ
れ、これら各インジェクタ44によって燃料ポンプ46
から燃料配管48を通して圧送供給された燃料を微粒化
して噴射するようになっている。図示のように、本実施
の形態では、吸気ポート24の直前上流側で吸入管22
に各シリンダ18毎にインジェクタ44が配置されてい
る。
ジェクタ44が前記吸気ポート24に指向して配置さ
れ、これら各インジェクタ44によって燃料ポンプ46
から燃料配管48を通して圧送供給された燃料を微粒化
して噴射するようになっている。図示のように、本実施
の形態では、吸気ポート24の直前上流側で吸入管22
に各シリンダ18毎にインジェクタ44が配置されてい
る。
【0015】一方、排気通路14においては、エンジン
本体10側寄りに例えば三元触媒等の触媒50が介装さ
れ、この触媒50の上流側には排気ガス中の空燃比を検
出する空燃比センサとしてのO2 センサ52が配置され
ている。
本体10側寄りに例えば三元触媒等の触媒50が介装さ
れ、この触媒50の上流側には排気ガス中の空燃比を検
出する空燃比センサとしてのO2 センサ52が配置され
ている。
【0016】また、吸気管22と排気管32とを連通す
る排気還流(EGR)通路54が吸気管22と排気管3
2のいずれよりも小径の流路面積をもって形成されてい
る。EGR通路54の途中には、例えばステッピングモ
ータを駆動源とするEGRバルブ56が取り付けられて
いる。
る排気還流(EGR)通路54が吸気管22と排気管3
2のいずれよりも小径の流路面積をもって形成されてい
る。EGR通路54の途中には、例えばステッピングモ
ータを駆動源とするEGRバルブ56が取り付けられて
いる。
【0017】また、シリンダヘッド58には、燃焼室2
6内に臨んで点火プラグ60が設けられている。この点
火プラグ60はイグナイタ62及びイグニッションコイ
ル64を介して給電された高電圧によって、燃焼室26
内の混合気を所定の点火時期で強制着火するようになっ
ている。
6内に臨んで点火プラグ60が設けられている。この点
火プラグ60はイグナイタ62及びイグニッションコイ
ル64を介して給電された高電圧によって、燃焼室26
内の混合気を所定の点火時期で強制着火するようになっ
ている。
【0018】一方、各検出センサの他に、エンジンブロ
ック57には冷却水の温度Twを検出する冷却水温セン
サ66と、クランク角度とエンジン回転数Neとを検出
するクランク角センサ67と、エンジン本体10のノッ
キングを検出するノックセンサ68と、カムシャフト7
4の回転角度を検出するカム角センサ72と、そしてサ
ージタンク20には圧力センサ73がそれぞれ配置され
ている。
ック57には冷却水の温度Twを検出する冷却水温セン
サ66と、クランク角度とエンジン回転数Neとを検出
するクランク角センサ67と、エンジン本体10のノッ
キングを検出するノックセンサ68と、カムシャフト7
4の回転角度を検出するカム角センサ72と、そしてサ
ージタンク20には圧力センサ73がそれぞれ配置され
ている。
【0019】また、係る車両用エンジンにおいては、前
記各センサからの検出信号が入力されて種々の動作を電
子総合制御する電子制御装置(以下、単にECUとい
う)78が設けられている。
記各センサからの検出信号が入力されて種々の動作を電
子総合制御する電子制御装置(以下、単にECUとい
う)78が設けられている。
【0020】ECU78は、図2に示したように、各セ
ンサから検出信号が入力される入力インターフェース
と、制御された駆動信号を前記エンジン各部へ送出する
出力インターフェースとからなるI/Oインターフェー
ス78aが設けられている。また、主演算部としてのC
PU78b、制御プログラムや予め設定された固定デー
タが記憶されているROM78c、各センサからの検出
信号等を処理した後のデータやCPU78bで演算処理
したデータが一時格納されるRAM78dが設けられて
いる。
ンサから検出信号が入力される入力インターフェース
と、制御された駆動信号を前記エンジン各部へ送出する
出力インターフェースとからなるI/Oインターフェー
ス78aが設けられている。また、主演算部としてのC
PU78b、制御プログラムや予め設定された固定デー
タが記憶されているROM78c、各センサからの検出
信号等を処理した後のデータやCPU78bで演算処理
したデータが一時格納されるRAM78dが設けられて
いる。
【0021】また、以上のCPU78b、ROM78
c、RAM78d及びイグニッションスイッチ78eが
OFF状態でも電源供給されてデータを保持するバック
アップ付RAM78fを有し、タイマ78g等をバスラ
イン78hによって相互接続してなるマイクロコンピュ
ータシステムとして構成されている。その他、電源回路
78i、A/D変換器78k及び駆動回路78l等が組
み込まれている。
c、RAM78d及びイグニッションスイッチ78eが
OFF状態でも電源供給されてデータを保持するバック
アップ付RAM78fを有し、タイマ78g等をバスラ
イン78hによって相互接続してなるマイクロコンピュ
ータシステムとして構成されている。その他、電源回路
78i、A/D変換器78k及び駆動回路78l等が組
み込まれている。
【0022】ここで、CPU78bにおいては、ROM
78cにメモリされているプログラムにより、各センサ
からの検出信号による出力値をA/D変換器78kを介
して読み込んでRAM78dに一時格納し、このRAM
78dに格納されたデータ、ROM78cにメモリされ
ている固定データに基づいて基本点火時期STDの演算
が行われる。また、この基本点火時期STDは補正点火
時期SPKTAによって補正され、最終点火時期ADV
Sの演算が行われる。そして、点火駆動信号を所定タイ
ミングで送出して通電開始(ドエル立ち上げ)すると共
に、最終点火時期ADVSのタイミングによってドエル
立ち下げを行って点火させるように制御するものであ
る。
78cにメモリされているプログラムにより、各センサ
からの検出信号による出力値をA/D変換器78kを介
して読み込んでRAM78dに一時格納し、このRAM
78dに格納されたデータ、ROM78cにメモリされ
ている固定データに基づいて基本点火時期STDの演算
が行われる。また、この基本点火時期STDは補正点火
時期SPKTAによって補正され、最終点火時期ADV
Sの演算が行われる。そして、点火駆動信号を所定タイ
ミングで送出して通電開始(ドエル立ち上げ)すると共
に、最終点火時期ADVSのタイミングによってドエル
立ち下げを行って点火させるように制御するものであ
る。
【0023】次式は、最終点火時期ADVSを求める演
算式の一例を示している。 ADVS=STD+SPKTA+ADVSAG+DLTADV +DLTADVC・・・・・・・・・・・・・・・(1) 上式(1)において、STDは基本点火時期であり、エ
ンジン回転数Neと吸入空気量Qをパラメータにして得
られる。SPKTAは補正点火時期であり、エンジンの
吸入空気温度Ta(℃)と冷却水温Tw(℃)の双方を
パラメータにして得られる。
算式の一例を示している。 ADVS=STD+SPKTA+ADVSAG+DLTADV +DLTADVC・・・・・・・・・・・・・・・(1) 上式(1)において、STDは基本点火時期であり、エ
ンジン回転数Neと吸入空気量Qをパラメータにして得
られる。SPKTAは補正点火時期であり、エンジンの
吸入空気温度Ta(℃)と冷却水温Tw(℃)の双方を
パラメータにして得られる。
【0024】また、ADVSAGはアイドル安定化補正
を、DLTADVは加速点火時期補正を、DLTADV
Cは減速点火時期補正を示す。これら3つの補正はエン
ジン動作状態に応じて付随的に行われるものである。
を、DLTADVは加速点火時期補正を、DLTADV
Cは減速点火時期補正を示す。これら3つの補正はエン
ジン動作状態に応じて付随的に行われるものである。
【0025】前記補正点火時期SPKTAは、A/D変
換器78kを介して読み込まれた最新の吸入空気温度T
aと冷却水温Twとの各データをパラメータとする二次
元テーブルによって設定されるマップに基づいて迅速に
求められる。従って、吸入空気温度Taと冷却水温Tw
に変化のずれが生じるような様々な環境条件の下で、前
記基本点火時期STDに対する適確な補正を行い、最適
な最終点火時期ADVSが演算される。
換器78kを介して読み込まれた最新の吸入空気温度T
aと冷却水温Twとの各データをパラメータとする二次
元テーブルによって設定されるマップに基づいて迅速に
求められる。従って、吸入空気温度Taと冷却水温Tw
に変化のずれが生じるような様々な環境条件の下で、前
記基本点火時期STDに対する適確な補正を行い、最適
な最終点火時期ADVSが演算される。
【0026】次に、前記構成による第1の実施の形態の
車両用エンジンの点火時期制御方法について図3の演算
フローチャートに基づいて説明する。まず、本演算フロ
ーではタイマ割り込みによってスタートし、ステップ
(以下、単に「S」という)101において、点火時期
の基準信号を発生させるクランク角センサ67からの出
力信号によりエンジン回転数Neを読み込むと共に、エ
アフローメータ36によって吸入空気量Qを読み込む。
吸入管負圧Pmは圧力センサ73で電気信号に変換さ
れ、A/D変換器78kを通してCPU78bに入力さ
れる。ROM78cには、エンジン回転数Neと吸入空
気量Qに対応した進角度のテーブルがメモリされてい
る。CPU78bでは、その時点のエンジン動作状態に
対応した燃料噴射量である基本パルス幅で表されるエン
ジン負荷Tp(Tp=Q/Ne)を算出する。
車両用エンジンの点火時期制御方法について図3の演算
フローチャートに基づいて説明する。まず、本演算フロ
ーではタイマ割り込みによってスタートし、ステップ
(以下、単に「S」という)101において、点火時期
の基準信号を発生させるクランク角センサ67からの出
力信号によりエンジン回転数Neを読み込むと共に、エ
アフローメータ36によって吸入空気量Qを読み込む。
吸入管負圧Pmは圧力センサ73で電気信号に変換さ
れ、A/D変換器78kを通してCPU78bに入力さ
れる。ROM78cには、エンジン回転数Neと吸入空
気量Qに対応した進角度のテーブルがメモリされてい
る。CPU78bでは、その時点のエンジン動作状態に
対応した燃料噴射量である基本パルス幅で表されるエン
ジン負荷Tp(Tp=Q/Ne)を算出する。
【0027】すなわち、CPU78bはROM78cに
メモリされているプログラムに基づいて、クランク角セ
ンサ67からのエンジン回転数Neとエアフローメータ
36からの吸入空気量QをA/D変換器78kによって
デジタル変換してRAM78dに一時格納する。
メモリされているプログラムに基づいて、クランク角セ
ンサ67からのエンジン回転数Neとエアフローメータ
36からの吸入空気量QをA/D変換器78kによって
デジタル変換してRAM78dに一時格納する。
【0028】このRAM78dに格納されたデータと、
ROM78cにメモリされているプログラムによる固定
データに基づき、前記エンジン負荷Tpに応じた基本点
火時期STDを決める。すなわち、基本点火時期STD
を求めるための基準設定値となるエンジン回転数Neと
吸入空気量Qとをパラメータとする。これら両パラメー
タによる二次元テーブルのマップに基づいて検索して基
本点火時期STDを求める。進角度が求められると、そ
の点火時期にイグナイタ62に点火信号を送る。
ROM78cにメモリされているプログラムによる固定
データに基づき、前記エンジン負荷Tpに応じた基本点
火時期STDを決める。すなわち、基本点火時期STD
を求めるための基準設定値となるエンジン回転数Neと
吸入空気量Qとをパラメータとする。これら両パラメー
タによる二次元テーブルのマップに基づいて検索して基
本点火時期STDを求める。進角度が求められると、そ
の点火時期にイグナイタ62に点火信号を送る。
【0029】通常の運転条件では、前記基本点火時期S
TDは、エンジン回転数Neとエンジン負荷Tpからな
る所要数のマトリクスを持つマップから補間演算して求
められる。
TDは、エンジン回転数Neとエンジン負荷Tpからな
る所要数のマトリクスを持つマップから補間演算して求
められる。
【0030】次に、S102では、エアクリーナ34に
設けられた吸気温センサ39によって吸入空気温度Ta
が検出され、S103にてエンジンブロック57に設け
られた冷却水温センサ66によって冷却水温Twが検出
される。これら吸入空気温度Taと冷却水温TwはA/
D変換器78kを介して吸気温検出データ及び冷却水温
検出データとしてRAM78dに一時格納される。
設けられた吸気温センサ39によって吸入空気温度Ta
が検出され、S103にてエンジンブロック57に設け
られた冷却水温センサ66によって冷却水温Twが検出
される。これら吸入空気温度Taと冷却水温TwはA/
D変換器78kを介して吸気温検出データ及び冷却水温
検出データとしてRAM78dに一時格納される。
【0031】次に、S104では、検出された吸入空気
温度Taと冷却水温Twの双方をパラメータとする二次
元テーブルによって設定された補間マップに基づき、基
本点火時期STDについて環境条件に適合した補正を行
って補正点火時期SPKTAを求める。
温度Taと冷却水温Twの双方をパラメータとする二次
元テーブルによって設定された補間マップに基づき、基
本点火時期STDについて環境条件に適合した補正を行
って補正点火時期SPKTAを求める。
【0032】そして、S105において、前述の演算
(1)式で示されたように、S101にて決定された基
本点火時期STDに対してS104にて算出された補正
点火時期SPKTAによる補正が行われる。そして、S
106において最終点火時期ADVSが求められる。本
実施の形態では、ここで付随的動作として、S106に
おける2次元補間マップとは別の一次元テーブルによ
り、アイドル安定化補正ADVSAG、加速点火時期補
正DLTADV及び減速点火時期補正DLTADVCの
3つの補正が行われる。例えば、加速時は点火時期を若
干遅角させ、減速時には点火時期を進角させる。
(1)式で示されたように、S101にて決定された基
本点火時期STDに対してS104にて算出された補正
点火時期SPKTAによる補正が行われる。そして、S
106において最終点火時期ADVSが求められる。本
実施の形態では、ここで付随的動作として、S106に
おける2次元補間マップとは別の一次元テーブルによ
り、アイドル安定化補正ADVSAG、加速点火時期補
正DLTADV及び減速点火時期補正DLTADVCの
3つの補正が行われる。例えば、加速時は点火時期を若
干遅角させ、減速時には点火時期を進角させる。
【0033】次に、S107では、S106において算
出された最終点火時期ADVSにより、基本点火時期S
TDによりドエル角に相当する通電時間の制御を行う。
すなわち、基本点火時期STDあるいは最終点火時期A
DVSにより所定タイミングにおいて通電開始(ドエル
立ち上げ)を行い、所定タイミングでドエルを立ち下げ
ることにより点火させる。
出された最終点火時期ADVSにより、基本点火時期S
TDによりドエル角に相当する通電時間の制御を行う。
すなわち、基本点火時期STDあるいは最終点火時期A
DVSにより所定タイミングにおいて通電開始(ドエル
立ち上げ)を行い、所定タイミングでドエルを立ち下げ
ることにより点火させる。
【0034】以上のように、本実施の形態では、エンジ
ン回転数Neと、エンジン負荷として表される吸入空気
量Qに応じたマップによって決定される基本点火時期S
TDに対して、吸入空気温度Taとエンジン冷却水温T
wとの二次元補間マップにより補正を行っている。その
ため、例えば外気温度低下により吸入空気温度Taが低
温となる山道での登坂走行時に、冷却水温Twが高温と
なって発生するノッキング抑止に効果的である。すなわ
ち、吸入空気温度Taと冷却水温Twとの双方を同時に
管理しているので、あらゆる環境温度に対応して最適の
点火時期を求めるのに有効である。
ン回転数Neと、エンジン負荷として表される吸入空気
量Qに応じたマップによって決定される基本点火時期S
TDに対して、吸入空気温度Taとエンジン冷却水温T
wとの二次元補間マップにより補正を行っている。その
ため、例えば外気温度低下により吸入空気温度Taが低
温となる山道での登坂走行時に、冷却水温Twが高温と
なって発生するノッキング抑止に効果的である。すなわ
ち、吸入空気温度Taと冷却水温Twとの双方を同時に
管理しているので、あらゆる環境温度に対応して最適の
点火時期を求めるのに有効である。
【0035】なお、前記実施の形態においては、最終点
火時期ADVSを求める際に、基本的には最新の吸入空
気温度Taと冷却水温Twとによる二次元補間マップに
基づいて補正が行われたが、以下に述べるように付加的
に条件を設定し条件を満足するときのみに補正を行うこ
ととする他の実施の形態も可能である。
火時期ADVSを求める際に、基本的には最新の吸入空
気温度Taと冷却水温Twとによる二次元補間マップに
基づいて補正が行われたが、以下に述べるように付加的
に条件を設定し条件を満足するときのみに補正を行うこ
ととする他の実施の形態も可能である。
【0036】例えば、図4に示したように他の付加条件
として、エンジンの動作状態が過渡状態(例えば加速状
態や減速状態等)にあるか否かの判定を行う。この判定
は、本図では、前後のステップを表示していないが、S
103とS104との間、すなわち補正値の演算、適用
を行う前に行われる。そして、過渡状態と判断されたY
esのときにのみ上記点火時期の補正動作を行い、No
のときはこの動作を行わない。これは、一般に、エンジ
ンの動作状態が大きく変動している過渡状態では、吸入
空気温度Taと冷却水温Twとにずれが生じ易い状態で
あることに基づき、そのような状況においてのみ効率的
に上記実施例の補正を行うこととしたものである。
として、エンジンの動作状態が過渡状態(例えば加速状
態や減速状態等)にあるか否かの判定を行う。この判定
は、本図では、前後のステップを表示していないが、S
103とS104との間、すなわち補正値の演算、適用
を行う前に行われる。そして、過渡状態と判断されたY
esのときにのみ上記点火時期の補正動作を行い、No
のときはこの動作を行わない。これは、一般に、エンジ
ンの動作状態が大きく変動している過渡状態では、吸入
空気温度Taと冷却水温Twとにずれが生じ易い状態で
あることに基づき、そのような状況においてのみ効率的
に上記実施例の補正を行うこととしたものである。
【0037】次に、図5は、他の条件を付加する例を示
している。すなわち、吸入空気温度Taと冷却水温Tw
のいずれかが、予め設定した吸入空気の補正実行温度で
ある所定吸気温度α、エンジン冷却水の補正実行温度で
ある所定冷却水温度βを越えたか否かを判定している。
このステップは、図4の例と同じくS104以降の点火
時期の補正動作の前段で行われる。
している。すなわち、吸入空気温度Taと冷却水温Tw
のいずれかが、予め設定した吸入空気の補正実行温度で
ある所定吸気温度α、エンジン冷却水の補正実行温度で
ある所定冷却水温度βを越えたか否かを判定している。
このステップは、図4の例と同じくS104以降の点火
時期の補正動作の前段で行われる。
【0038】すなわち、S201ではCPU78bに
て、RAM78d内に吸気温検出データとして一時格納
された吸入空気温度TaとROM78cにメモリされて
いる所定吸温度αとの比較が行われる。そして、所定吸
気温度αを越えていない(No)と判定した場合はS2
02に進み、所定吸気温度αを越えている(Yes)と
判定した場合はS104(図3)に進む。
て、RAM78d内に吸気温検出データとして一時格納
された吸入空気温度TaとROM78cにメモリされて
いる所定吸温度αとの比較が行われる。そして、所定吸
気温度αを越えていない(No)と判定した場合はS2
02に進み、所定吸気温度αを越えている(Yes)と
判定した場合はS104(図3)に進む。
【0039】S202では、CPU78bにてRAM7
8d内に冷却水温検出データとして一時格納された冷却
水温TwとROM78cにメモリされている補正実行温
度である所定冷却水温度βとの比較が行われる。そし
て、所定冷却水温度βを越えていない(No)と判定し
た場合はリターンされ通常の(本発明に係る制御でな
い)点火時期制御動作が行われ、所定冷却水温度βを越
えている(Yes)と判定した場合にはS104に進
む。したがって、S201及びS202において少なく
とも一方が所定値を越えている場合に、S104以下の
点火時期補正が行われる。これにより、ノッキングの発
生し易い所定温度以上の高温状態のときにのみこの補正
が行われ、制御の効率化が達成される。
8d内に冷却水温検出データとして一時格納された冷却
水温TwとROM78cにメモリされている補正実行温
度である所定冷却水温度βとの比較が行われる。そし
て、所定冷却水温度βを越えていない(No)と判定し
た場合はリターンされ通常の(本発明に係る制御でな
い)点火時期制御動作が行われ、所定冷却水温度βを越
えている(Yes)と判定した場合にはS104に進
む。したがって、S201及びS202において少なく
とも一方が所定値を越えている場合に、S104以下の
点火時期補正が行われる。これにより、ノッキングの発
生し易い所定温度以上の高温状態のときにのみこの補正
が行われ、制御の効率化が達成される。
【0040】ここで、前記各実施の形態のいずれにあっ
ても、吸入空気温度Taと冷却水温Twとの二次元補間
マップは、例えば8×8の格子点を持つマトリクスで構
成することができ、多数の選択肢によって様々なエンジ
ンの動作状態に対応して補間演算が可能である。
ても、吸入空気温度Taと冷却水温Twとの二次元補間
マップは、例えば8×8の格子点を持つマトリクスで構
成することができ、多数の選択肢によって様々なエンジ
ンの動作状態に対応して補間演算が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用エンジンの点火時期制御方法によれば、エンジン回転
数とエンジン負荷に応じて決定される基本点火時期に対
して、吸入空気温度とエンジン冷却水温の双方の検出デ
ータに基づき点火時期の補正を行うことにより、様々な
環境温度の下で高精度の点火時期補正制御を行うことが
可能となり、ノッキング回避や出力向上が達成される。
用エンジンの点火時期制御方法によれば、エンジン回転
数とエンジン負荷に応じて決定される基本点火時期に対
して、吸入空気温度とエンジン冷却水温の双方の検出デ
ータに基づき点火時期の補正を行うことにより、様々な
環境温度の下で高精度の点火時期補正制御を行うことが
可能となり、ノッキング回避や出力向上が達成される。
【図1】本発明に係る点火時期制御方法が適用される自
動車用エンジンの全体構成図である。
動車用エンジンの全体構成図である。
【図2】実施の形態にて用いられた制御系の回路を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】実施の形態の動作を示す演算フローチャート図
である。
である。
【図4】他の条件を付加した実施の形態の動作を示す演
算フローチャート図である。
算フローチャート図である。
【図5】他の条件を付加した実施の形態の動作を示す演
算フローチャート図である。
算フローチャート図である。
10…エンジン本体 16…クランク角センサ 24…点火プラグ 26…吸気バルブ 28…排気バルブ 39…吸気温センサ 44…インジェクタ 78…電子制御装置(ECU) 66…冷却水温センサ
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンの動作状態に応じて得られるデ
ータに基づいて基本点火時期を求めこれを基準として点
火時期を制御する車両用エンジンの点火時期制御方法に
おいて、 前記基本点火時期は吸入空気温度及びエンジンの冷却水
温の双方の検出値に基づいて補正されることを特徴とす
る車両用エンジンの点火時期制御方法。 - 【請求項2】 前記補正は、前記基本点火時期に対して
前記吸入空気温度と前記エンジンの冷却水温との二次元
補間マップに基づいて求められた補正値によって行われ
ることを特徴とする請求項1に記載の車両用エンジンの
点火時期制御方法。 - 【請求項3】 前記補正は、前記エンジンの動作状態が
過渡状態にあるか否かを検出し、過渡状態にあるときに
行われることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに
記載の車両用エンジンの点火時期制御方法。 - 【請求項4】 前記補正は、前記吸入空気温度またはエ
ンジンの冷却水温度のいずれかが、予め設定した所定の
補正実行温度を超えたときに行われることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の車両用エンジンの点火
時期制御方法。 - 【請求項5】 前記吸入空気温度と前記エンジンの冷却
水温との二次元補間マップは、所要数の格子点を持つマ
トリクスで構成されていることを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の車両用エンジンの点火時期制御方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8349032A JPH10184517A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 車両用エンジンの点火時期制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8349032A JPH10184517A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 車両用エンジンの点火時期制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10184517A true JPH10184517A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18401036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8349032A Pending JPH10184517A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 車両用エンジンの点火時期制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10184517A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010044979A (ko) * | 1999-11-01 | 2001-06-05 | 류정열 | 흡기온에 따른 노킹 보정 방법 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP8349032A patent/JPH10184517A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010044979A (ko) * | 1999-11-01 | 2001-06-05 | 류정열 | 흡기온에 따른 노킹 보정 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050309 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060511 |