JPH10184553A - 電磁ポンプ - Google Patents
電磁ポンプInfo
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- JPH10184553A JPH10184553A JP35716296A JP35716296A JPH10184553A JP H10184553 A JPH10184553 A JP H10184553A JP 35716296 A JP35716296 A JP 35716296A JP 35716296 A JP35716296 A JP 35716296A JP H10184553 A JPH10184553 A JP H10184553A
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Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水槽用エアポンプ等に用いることのできる電
磁ポンプにおいて、ポンプ能力を低減することなくポン
プの小型化を図るとともに、外部に現れる振動や騒音を
低減する。 【解決手段】 ポンプ枠4とダイアフラム9とにより形
成されたポンプ室Aを有するポンプ本体部と、電磁石1
0とにより構成される。ポンプ枠4には一方向弁5が配
置された流入口4aと一方向弁7が配置された流出口4
bとが設けられている。またポンプ室Aはダイアフラム
9の変形により容積が増減する。電磁石10にはコイル
スプールの軸孔内部を軸線方向に往復動する可動鉄心1
5が設けられ、可動鉄心15の端部にダイアフラム9が
接続固定されている。電磁石10に電力を供給すると、
可動鉄心15が往復動するとともに、ダイアフラム9が
変形し、ポンプ室Aの容積の増減により、排気部材8か
ら空気が排出される。
磁ポンプにおいて、ポンプ能力を低減することなくポン
プの小型化を図るとともに、外部に現れる振動や騒音を
低減する。 【解決手段】 ポンプ枠4とダイアフラム9とにより形
成されたポンプ室Aを有するポンプ本体部と、電磁石1
0とにより構成される。ポンプ枠4には一方向弁5が配
置された流入口4aと一方向弁7が配置された流出口4
bとが設けられている。またポンプ室Aはダイアフラム
9の変形により容積が増減する。電磁石10にはコイル
スプールの軸孔内部を軸線方向に往復動する可動鉄心1
5が設けられ、可動鉄心15の端部にダイアフラム9が
接続固定されている。電磁石10に電力を供給すると、
可動鉄心15が往復動するとともに、ダイアフラム9が
変形し、ポンプ室Aの容積の増減により、排気部材8か
ら空気が排出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁ポンプに係り、
特に鑑賞魚用水槽に用いるのに適した電磁ポンプの構造
に関する。
特に鑑賞魚用水槽に用いるのに適した電磁ポンプの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鑑賞魚用水槽に用いるエアポンプ
としては、例えば図7に示すような電磁ポンプ70があ
る。この電磁ポンプ70は、ダイアフラム82を備えた
ポンプ本体80と、ダイアフラム82に接続された駆動
軸90と、駆動軸90の先端に取り付けられたマグネッ
ト101に対向する磁極を備えた電磁石100とから概
略構成されている。
としては、例えば図7に示すような電磁ポンプ70があ
る。この電磁ポンプ70は、ダイアフラム82を備えた
ポンプ本体80と、ダイアフラム82に接続された駆動
軸90と、駆動軸90の先端に取り付けられたマグネッ
ト101に対向する磁極を備えた電磁石100とから概
略構成されている。
【0003】ポンプ本体80においては、ゴム等からな
る樹脂材料から作られた碗形状のダイアフラム82がケ
ース81に取り付けられ、これらに取り囲まれた空間が
ポンプ室Bとなっている。ケース81の壁面には、ポン
プ室Bへの流入方向にのみ開くように構成された一方向
弁84が設けられた流入口83と、ポンプ室Bからの流
出方向のみ開くように構成された一方向弁86が設けら
れた流出口85とが形成されている。駆動軸90の一端
は図示しないハウジングに固定された支点90aとなっ
ており、他端にはマグネット101が固着され、駆動軸
90の中間部はダイアフラム82の中央上部に接続され
ている。
る樹脂材料から作られた碗形状のダイアフラム82がケ
ース81に取り付けられ、これらに取り囲まれた空間が
ポンプ室Bとなっている。ケース81の壁面には、ポン
プ室Bへの流入方向にのみ開くように構成された一方向
弁84が設けられた流入口83と、ポンプ室Bからの流
出方向のみ開くように構成された一方向弁86が設けら
れた流出口85とが形成されている。駆動軸90の一端
は図示しないハウジングに固定された支点90aとなっ
ており、他端にはマグネット101が固着され、駆動軸
90の中間部はダイアフラム82の中央上部に接続され
ている。
【0004】上記構造の電磁ポンプ70においては、交
流電圧を供給することにより電磁石100には交代磁界
が発生し、この交代磁界によってマグネット101は駆
動軸90を図示のように変形させながら往復動作する。
駆動軸90の動作によってダイヤフラム82は図示のよ
うに出没形状に変形を繰り返し、この変形の繰り返しに
よってポンプ本体80の流入口83からの空気の流入
と、流出口85からの空気の排出とが繰り返されるた
め、流出口85に接続された所望の場所に空気を送出す
ることができる。
流電圧を供給することにより電磁石100には交代磁界
が発生し、この交代磁界によってマグネット101は駆
動軸90を図示のように変形させながら往復動作する。
駆動軸90の動作によってダイヤフラム82は図示のよ
うに出没形状に変形を繰り返し、この変形の繰り返しに
よってポンプ本体80の流入口83からの空気の流入
と、流出口85からの空気の排出とが繰り返されるた
め、流出口85に接続された所望の場所に空気を送出す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の電
磁ポンプ70においては、電磁石100とマグネット1
01によって発生する駆動力を駆動軸90を介してダイ
アフラム82に伝えているため、駆動軸90の存在によ
り、ポンプの小型化を図ることが困難であるという問題
点がある。すなわち、従来構造のポンプにおいては、ポ
ンプの小型化を図るために駆動軸90を短くするとダイ
ヤフラム82の変形量を確保することができなくなり、
短い駆動軸90によってダイヤフラム82の変形量を大
きくしようとすると、電磁石100の磁力を大きくする
必要があるため、電磁石自体が大きくかつ重くなってし
まうことから、ポンプ能力を低下させずにポンプを小型
化することは極めて困難である。
磁ポンプ70においては、電磁石100とマグネット1
01によって発生する駆動力を駆動軸90を介してダイ
アフラム82に伝えているため、駆動軸90の存在によ
り、ポンプの小型化を図ることが困難であるという問題
点がある。すなわち、従来構造のポンプにおいては、ポ
ンプの小型化を図るために駆動軸90を短くするとダイ
ヤフラム82の変形量を確保することができなくなり、
短い駆動軸90によってダイヤフラム82の変形量を大
きくしようとすると、電磁石100の磁力を大きくする
必要があるため、電磁石自体が大きくかつ重くなってし
まうことから、ポンプ能力を低下させずにポンプを小型
化することは極めて困難である。
【0006】また、上記電磁ポンプ70の稼動時におい
ては、往復動作する駆動軸の振動や騒音がハウジングに
固定された支点90aを介して直接に外部に伝達される
ために、振動や騒音が大きくなるという問題点がある。
ては、往復動作する駆動軸の振動や騒音がハウジングに
固定された支点90aを介して直接に外部に伝達される
ために、振動や騒音が大きくなるという問題点がある。
【0007】そこで本発明は上記問題を解決するもので
あり、その課題は、水槽用エアポンプ等に用いることの
できる電磁ポンプにおいて、ポンプ能力を低減すること
なくポンプの小型化を図ることができるとともに、外部
に現れる振動や騒音を低減することのできる新規のポン
プ構造を実現することにある。
あり、その課題は、水槽用エアポンプ等に用いることの
できる電磁ポンプにおいて、ポンプ能力を低減すること
なくポンプの小型化を図ることができるとともに、外部
に現れる振動や騒音を低減することのできる新規のポン
プ構造を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、電磁コイル体及び該電磁コイ
ル体の軸孔内部において前記電磁コイル体の軸線方向に
摺動可能に配置された磁性体からなる可動体を有する電
磁石と、前記可動体の端部に接続されたダイアフラム
と、該ダイアフラムの変形により容積が変化するように
構成されたポンプ室と、該ポンプ室の容積が増大すると
前記ポンプ室の内部に流体を流入させるように構成され
た流入口と、前記ポンプ室の容積が減少すると前記ポン
プ室の外部に流体を流出させるように構成された流出口
とを有し、前記電磁コイル体に発生させた変動磁界に応
じて前記可動体が前記電磁コイル体の軸線方向に往復動
するように構成されている電磁ポンプである。
に本発明が講じた手段は、電磁コイル体及び該電磁コイ
ル体の軸孔内部において前記電磁コイル体の軸線方向に
摺動可能に配置された磁性体からなる可動体を有する電
磁石と、前記可動体の端部に接続されたダイアフラム
と、該ダイアフラムの変形により容積が変化するように
構成されたポンプ室と、該ポンプ室の容積が増大すると
前記ポンプ室の内部に流体を流入させるように構成され
た流入口と、前記ポンプ室の容積が減少すると前記ポン
プ室の外部に流体を流出させるように構成された流出口
とを有し、前記電磁コイル体に発生させた変動磁界に応
じて前記可動体が前記電磁コイル体の軸線方向に往復動
するように構成されている電磁ポンプである。
【0009】この手段によれば、電磁コイル体の磁力に
よって往復動する可動体の端部がダイアフラムに直接接
続されているため、電磁石によってポンプを直接駆動す
ることができるから、ダイヤフラムに接続される駆動軸
を必要としないため、ポンプ全体を容易に小型に形成で
きる。また、可動体の動作方向とダイアフラムの変形方
向とが同一であるため、駆動効率を高めることができ、
ポンプ能力を向上させることができる。さらに、往復動
作する可動体は電磁コイル体の軸孔内部に配置されてい
るため、可動体の往復動作によって発生する振動や騒音
が直接外部に伝達されることがなくなることから、ポン
プの振動、騒音を軽減できる。
よって往復動する可動体の端部がダイアフラムに直接接
続されているため、電磁石によってポンプを直接駆動す
ることができるから、ダイヤフラムに接続される駆動軸
を必要としないため、ポンプ全体を容易に小型に形成で
きる。また、可動体の動作方向とダイアフラムの変形方
向とが同一であるため、駆動効率を高めることができ、
ポンプ能力を向上させることができる。さらに、往復動
作する可動体は電磁コイル体の軸孔内部に配置されてい
るため、可動体の往復動作によって発生する振動や騒音
が直接外部に伝達されることがなくなることから、ポン
プの振動、騒音を軽減できる。
【0010】ここで、前記電磁コイル体に発生させた変
動磁界に応じて前記可動体が前記電磁コイル体の軸線方
向の一方向に間欠的に応力を受けるとともに、前記可動
体に対して前記電磁コイル体の軸線方向の他方向に弾性
力が付与されていることにより、前記可動体を前記電磁
コイル体の軸線方向に往復動させるように構成されてい
ることが好ましい。
動磁界に応じて前記可動体が前記電磁コイル体の軸線方
向の一方向に間欠的に応力を受けるとともに、前記可動
体に対して前記電磁コイル体の軸線方向の他方向に弾性
力が付与されていることにより、前記可動体を前記電磁
コイル体の軸線方向に往復動させるように構成されてい
ることが好ましい。
【0011】この手段によれば、可動体は電磁コイル体
から一方向に応力を受けるとともに弾性力によって他方
向に復帰するように構成されているので、可動体が着磁
されていない磁性体であっても、プランジャー型の電磁
コイル体とすることによって可動体の往復動作を簡易に
実現でき、ポンプの製造コストを低減することができ
る。なお、可動体に付与される弾性力は、ばね等の弾性
体を設けることによって得ることができるが、このよう
な別部材としての弾性体を殊更設けることなく、ダイア
フラム自体の復元力によって弾性力を得ることも可能で
ある。
から一方向に応力を受けるとともに弾性力によって他方
向に復帰するように構成されているので、可動体が着磁
されていない磁性体であっても、プランジャー型の電磁
コイル体とすることによって可動体の往復動作を簡易に
実現でき、ポンプの製造コストを低減することができ
る。なお、可動体に付与される弾性力は、ばね等の弾性
体を設けることによって得ることができるが、このよう
な別部材としての弾性体を殊更設けることなく、ダイア
フラム自体の復元力によって弾性力を得ることも可能で
ある。
【0012】また、前記可動体の端部表面に第1の磁性
体を取り付け、前記ダイアフラムにおける前記第1の磁
性体に対向する部分に第2の磁性体を取り付け、前記第
1の磁性体と前記第2の磁性体のうち少なくとも一方を
永久磁石により構成し、前記第1の磁性体と前記第2の
磁性体とが相互に磁力により吸着されることにより、前
記可動体と前記ダイアフラムとが接続されていることが
好ましい。
体を取り付け、前記ダイアフラムにおける前記第1の磁
性体に対向する部分に第2の磁性体を取り付け、前記第
1の磁性体と前記第2の磁性体のうち少なくとも一方を
永久磁石により構成し、前記第1の磁性体と前記第2の
磁性体とが相互に磁力により吸着されることにより、前
記可動体と前記ダイアフラムとが接続されていることが
好ましい。
【0013】この手段によれば、可動体とダイアフラム
とが磁力によって接続されているため、可動体の軸線と
ダイヤフラムの軸線とが多少ずれていても、可動体とダ
イヤフラムとの間における、可動体の動作方向とは異な
る方向へかかる応力を低減することができるので、可動
体の往復動作部の摺動抵抗その他の動作抵抗を低減させ
ポンプの駆動効率を高めることができるとともに、可動
体の往復動作部の摺動による摩耗量を低減することがで
き、しかも、ポンプ稼動時の振動や騒音の発生量も低減
できる。
とが磁力によって接続されているため、可動体の軸線と
ダイヤフラムの軸線とが多少ずれていても、可動体とダ
イヤフラムとの間における、可動体の動作方向とは異な
る方向へかかる応力を低減することができるので、可動
体の往復動作部の摺動抵抗その他の動作抵抗を低減させ
ポンプの駆動効率を高めることができるとともに、可動
体の往復動作部の摺動による摩耗量を低減することがで
き、しかも、ポンプ稼動時の振動や騒音の発生量も低減
できる。
【0014】ここで、前記可動体は、その両端部に相互
に逆極性を有する磁極を備えていることが好ましい。
に逆極性を有する磁極を備えていることが好ましい。
【0015】この手段によれば、可動体の磁極による吸
引力及び反発力を用いることができるため、電磁石の駆
動力を高めることができ、ポンプの大型化や重量増加を
来すことなくポンプ能力を高めることができる。
引力及び反発力を用いることができるため、電磁石の駆
動力を高めることができ、ポンプの大型化や重量増加を
来すことなくポンプ能力を高めることができる。
【0016】ここで、前記電磁コイル体に対する供給電
圧を、前記可動体の往復周期を延長させるように変換す
る電力変換回路を備えていることが好ましい。
圧を、前記可動体の往復周期を延長させるように変換す
る電力変換回路を備えていることが好ましい。
【0017】この手段によれば、電力変換回路によって
電磁コイル体への供給電力が変換され、前記可動体の往
復周期が延長されるので、電磁コイル体の変動磁界の変
動周期が短すぎることによる可動体の応答不良を防止す
ることができ、商用電源を用いた場合でも、可動体及び
ダイヤフラムの応答可能周期に限定されることなくポン
プを設計することができる。
電磁コイル体への供給電力が変換され、前記可動体の往
復周期が延長されるので、電磁コイル体の変動磁界の変
動周期が短すぎることによる可動体の応答不良を防止す
ることができ、商用電源を用いた場合でも、可動体及び
ダイヤフラムの応答可能周期に限定されることなくポン
プを設計することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る電磁ポンプの実施形態について説明する。
に係る電磁ポンプの実施形態について説明する。
【0019】(第1実施形態)図1は、本発明に係る第
1実施形態の構造を示す縦断面図である。本実施形態の
電磁ポンプ1は、ポンプ室を構成するポンプ枠4及びこ
れに接続されたダイヤフラム9とからなるポンプ本体部
と、プランジャー型の電磁石10と、これらを取り囲む
ように構成されたハウジング2及び3とから概略構成さ
れる。
1実施形態の構造を示す縦断面図である。本実施形態の
電磁ポンプ1は、ポンプ室を構成するポンプ枠4及びこ
れに接続されたダイヤフラム9とからなるポンプ本体部
と、プランジャー型の電磁石10と、これらを取り囲む
ように構成されたハウジング2及び3とから概略構成さ
れる。
【0020】ポンプ枠4には、流入口4aと流出口4b
とが形成されている。流入口4aには、流入方向にのみ
開くように構成された一方向弁5を取り付けた給気部材
6が固定され、流出口4bには、流出方向にのみ開くよ
うに構成された一方向弁7を取り付けた排気部材8が嵌
合固定されている。ポンプ枠4の上側端部にはダイヤフ
ラム9の縁部が固着され、ポンプ枠4とダイヤフラム9
とによってポンプ室Aが形成されるようになっている。
とが形成されている。流入口4aには、流入方向にのみ
開くように構成された一方向弁5を取り付けた給気部材
6が固定され、流出口4bには、流出方向にのみ開くよ
うに構成された一方向弁7を取り付けた排気部材8が嵌
合固定されている。ポンプ枠4の上側端部にはダイヤフ
ラム9の縁部が固着され、ポンプ枠4とダイヤフラム9
とによってポンプ室Aが形成されるようになっている。
【0021】電磁石10は、コイルスプールに巻線を巻
回してなる電磁コイル体11と、この電磁コイル体11
の外側に取り付けられた磁性体からなる断面L字状のヨ
ーク12と、コイルスプールの端面に接合された磁性体
からなるヨーク底板13と、コイルスプールの軸孔上部
に嵌合し、上記ヨーク12に接合された固定鉄心14
と、コイルスプールの軸孔内部において軸線方向に摺動
自在に配置された磁性体からなる可動鉄心15とから構
成されている。
回してなる電磁コイル体11と、この電磁コイル体11
の外側に取り付けられた磁性体からなる断面L字状のヨ
ーク12と、コイルスプールの端面に接合された磁性体
からなるヨーク底板13と、コイルスプールの軸孔上部
に嵌合し、上記ヨーク12に接合された固定鉄心14
と、コイルスプールの軸孔内部において軸線方向に摺動
自在に配置された磁性体からなる可動鉄心15とから構
成されている。
【0022】可動鉄心15の上端部は、固定鉄心14の
下端部に対する嵌合形状に形成されている。可動鉄心1
5の下端部には、外周面に雄ねじを刻設した取付軸16
が固定されている。この取付軸16は、ダイヤフラム9
の上部中央に形成された取付孔に挿通された後に固定ナ
ット17を螺合させることによって、可動鉄心15とダ
イヤフラム9とを接続固定するようになっている。可動
鉄心15は、図示のように電磁石10が磁界を発生して
いない状態では、ダイヤフラム9の弾性によって図中下
方向への応力を受け、固定鉄心14から離れるように構
成されている。
下端部に対する嵌合形状に形成されている。可動鉄心1
5の下端部には、外周面に雄ねじを刻設した取付軸16
が固定されている。この取付軸16は、ダイヤフラム9
の上部中央に形成された取付孔に挿通された後に固定ナ
ット17を螺合させることによって、可動鉄心15とダ
イヤフラム9とを接続固定するようになっている。可動
鉄心15は、図示のように電磁石10が磁界を発生して
いない状態では、ダイヤフラム9の弾性によって図中下
方向への応力を受け、固定鉄心14から離れるように構
成されている。
【0023】前記電磁コイル体11に、例えば商用電源
により交流電力を供給すると、電磁石10は交代磁界を
発生する。電磁石10が磁界を形成すると、可動鉄心1
5は、ヨーク12、ヨーク底板13、固定鉄心14及び
可動鉄心15によって形成される磁気回路における磁気
抵抗をなるべく小さくするような方向、すなわち、固定
鉄心14に接近する方向に応力を受ける。したがって、
電磁石10の発生する交代磁界の磁界が強くなると可動
鉄心15は固定鉄心14に向けて図示上方に移動し、交
代磁界の磁界が弱くなると可動鉄心15はダイヤフラム
9からの弾性力を受けて図示下方に移動するため、結
局、可動鉄心15は交代磁界の交代周波数の2倍の周波
数で往復振動することとなる。
により交流電力を供給すると、電磁石10は交代磁界を
発生する。電磁石10が磁界を形成すると、可動鉄心1
5は、ヨーク12、ヨーク底板13、固定鉄心14及び
可動鉄心15によって形成される磁気回路における磁気
抵抗をなるべく小さくするような方向、すなわち、固定
鉄心14に接近する方向に応力を受ける。したがって、
電磁石10の発生する交代磁界の磁界が強くなると可動
鉄心15は固定鉄心14に向けて図示上方に移動し、交
代磁界の磁界が弱くなると可動鉄心15はダイヤフラム
9からの弾性力を受けて図示下方に移動するため、結
局、可動鉄心15は交代磁界の交代周波数の2倍の周波
数で往復振動することとなる。
【0024】可動鉄心15が往復動作を行うと、可動鉄
心15の端部に接続固定されているダイアフラム9の中
央上部も上下に変形し、このダイヤフラム9の変形によ
ってポンプ室Aの容積が増減する。ポンプ室Aの容積が
増大すると一方向弁5が開いて流入口4aから空気が入
りこみ、ポンプ室Aの容積が減少すると一方向弁7が開
いて流出口4bから空気が排出される。このようなポン
プ室Aの動作を繰り返すことによって排気部材8から空
気が送出される。
心15の端部に接続固定されているダイアフラム9の中
央上部も上下に変形し、このダイヤフラム9の変形によ
ってポンプ室Aの容積が増減する。ポンプ室Aの容積が
増大すると一方向弁5が開いて流入口4aから空気が入
りこみ、ポンプ室Aの容積が減少すると一方向弁7が開
いて流出口4bから空気が排出される。このようなポン
プ室Aの動作を繰り返すことによって排気部材8から空
気が送出される。
【0025】なお、この実施形態においては、商用電源
から得られる交流電圧を図6(a)に示すダイオード6
3からなる半波整流回路を介して電磁コイル体11に供
給することが好ましい。ここで、商用電源61は50又
は60Hzの交流周波数を備えた交流電源、スイッチ6
2は電磁ポンプへの電力供給を断続するためのスイッ
チ、コイル64は、上記電磁コイル体11のコイルスプ
ールに巻回されたコイルを示す。このような回路構成6
0を用いる理由は、商用電源61から図6(c)に示す
交流電圧を直接に電磁コイル体11に供給すると、交流
周波数の2倍の周波数で可動鉄心が往復動作するような
交代磁界が発生するが、商用電源における交流周波数は
50又は60Hzであることから、これに対応する可動
鉄心15の往復動作の周期は1ms以下と極めて短くな
るために、可動鉄心15が応答しなくなる場合があるか
らである。半波整流を行うことによって電磁コイル体1
1への供給電圧は図6(b)に示すものとなり、これに
対応する可動鉄心15の往復動作の周期は2倍となるか
ら、可動鉄心15の応答不能の事態は回避されやすくな
る。
から得られる交流電圧を図6(a)に示すダイオード6
3からなる半波整流回路を介して電磁コイル体11に供
給することが好ましい。ここで、商用電源61は50又
は60Hzの交流周波数を備えた交流電源、スイッチ6
2は電磁ポンプへの電力供給を断続するためのスイッ
チ、コイル64は、上記電磁コイル体11のコイルスプ
ールに巻回されたコイルを示す。このような回路構成6
0を用いる理由は、商用電源61から図6(c)に示す
交流電圧を直接に電磁コイル体11に供給すると、交流
周波数の2倍の周波数で可動鉄心が往復動作するような
交代磁界が発生するが、商用電源における交流周波数は
50又は60Hzであることから、これに対応する可動
鉄心15の往復動作の周期は1ms以下と極めて短くな
るために、可動鉄心15が応答しなくなる場合があるか
らである。半波整流を行うことによって電磁コイル体1
1への供給電圧は図6(b)に示すものとなり、これに
対応する可動鉄心15の往復動作の周期は2倍となるか
ら、可動鉄心15の応答不能の事態は回避されやすくな
る。
【0026】図6に示す半波整流回路は、電磁コイル体
への供給電圧を変換して可動鉄心15の往復周期を延長
させるための電力変換回路の一例に過ぎず、他の種々の
電力変換回路、例えば、供給される交流電圧の周波数を
低下させるための周波数変換回路等を用いることができ
る。ただし、ダイオード等によって極めて簡易に構成で
きる半波整流回路は、製造コストを低減し、ポンプ体の
小型化を妨げない点で最も好ましい。
への供給電圧を変換して可動鉄心15の往復周期を延長
させるための電力変換回路の一例に過ぎず、他の種々の
電力変換回路、例えば、供給される交流電圧の周波数を
低下させるための周波数変換回路等を用いることができ
る。ただし、ダイオード等によって極めて簡易に構成で
きる半波整流回路は、製造コストを低減し、ポンプ体の
小型化を妨げない点で最も好ましい。
【0027】本実施形態では、ダイアフラム9が可動鉄
心15の端部に直接接続されているため、従来例におけ
るダイアフラムを駆動するための駆動軸が不要となり、
ポンプ全体を小型化することができる。また、この構成
によれば、可動鉄心15の動作方向とダイアフラム9の
変形方向とが一致するため、駆動効率が高く、電磁石を
大型化しなくてもポンプ能力を高めることが可能であ
る。さらに、可動鉄心15はコイルスプールの軸孔内部
に案内されているため、動作部分である可動鉄心15を
ハウジング2,3によって直接に支持する必要がなく、
ハウジングを通じて外部に伝達される振動や騒音を低減
することができる。
心15の端部に直接接続されているため、従来例におけ
るダイアフラムを駆動するための駆動軸が不要となり、
ポンプ全体を小型化することができる。また、この構成
によれば、可動鉄心15の動作方向とダイアフラム9の
変形方向とが一致するため、駆動効率が高く、電磁石を
大型化しなくてもポンプ能力を高めることが可能であ
る。さらに、可動鉄心15はコイルスプールの軸孔内部
に案内されているため、動作部分である可動鉄心15を
ハウジング2,3によって直接に支持する必要がなく、
ハウジングを通じて外部に伝達される振動や騒音を低減
することができる。
【0028】(第2実施形態)図2は、本発明に係る第
2実施形態の構造を示す縦断面図である。本実施形態に
おける電磁ポンプ20の概略構造は第1実施形態の構造
と同様であるため、同じ構造部には同符号を付し、その
説明は省略する。
2実施形態の構造を示す縦断面図である。本実施形態に
おける電磁ポンプ20の概略構造は第1実施形態の構造
と同様であるため、同じ構造部には同符号を付し、その
説明は省略する。
【0029】第2実施形態においては、可動鉄心15の
下端部にマグネット21が締結具あるいは接着剤などで
取り付けられている。一方、ダイアフラム9の中央上部
には同様に永久磁石22が取り付けられている。これら
のマグネット21とマグネット22とは相互に対向配置
され、相互に対向する面には互いに逆極性の磁極が形成
されている。このため、マグネット21とマグネット2
2とは磁力によって吸着され、その結果、可動鉄心15
とダイヤフラム9とは相互に接続固定される。
下端部にマグネット21が締結具あるいは接着剤などで
取り付けられている。一方、ダイアフラム9の中央上部
には同様に永久磁石22が取り付けられている。これら
のマグネット21とマグネット22とは相互に対向配置
され、相互に対向する面には互いに逆極性の磁極が形成
されている。このため、マグネット21とマグネット2
2とは磁力によって吸着され、その結果、可動鉄心15
とダイヤフラム9とは相互に接続固定される。
【0030】本実施形態においては、ダイアフラム9の
上部と、電磁石10のヨーク底板13との間に圧縮状態
のコイルばね23が収容されている。このコイルばね2
3は可動鉄心15を常時固定鉄心14から離れる方向に
付勢している。
上部と、電磁石10のヨーク底板13との間に圧縮状態
のコイルばね23が収容されている。このコイルばね2
3は可動鉄心15を常時固定鉄心14から離れる方向に
付勢している。
【0031】本実施形態によれば、マグネット21,2
2によって磁力によって可動鉄心15とダイアフラム9
とを接続しているため、可動鉄心15の動作方向(図示
上下方向)に対してはダイヤフラム9は追随するが、可
動鉄心15とダイヤフラム9との間で動作方向とは直交
する方向(図示水平方向)には、特に可動鉄心15の往
復動作に伴う振動に助けられて、マグネット21とマグ
ネット22との吸着面が吸着面の方向に容易にずれるた
めに、必ずしも追随しない。この結果として、例えば、
可動鉄心15の軸線位置とダイアフラム9の軸線位置と
が僅かにずれていても、或いは、ダイヤフラム9に対す
るマグネット22の取付位置が中央部からずれていて
も、マグネット21とマグネット22の吸着面が図示水
平方向に容易にずれることによって、可動鉄心15とダ
イヤフラム9との間に加わる応力を解放することができ
る。したがって、第1実施形態のように可動鉄心15が
ダイヤフラム9から図示水平方向の応力を受け、可動鉄
心15の摺動抵抗を増加させたり、当該摺動抵抗によっ
て可動鉄心15とコイルスプールの軸孔との接触部分が
摩耗したり、或いは、可動鉄心15の摺動部から発生す
る振動や騒音が増大したりすることを防止することがで
きる。
2によって磁力によって可動鉄心15とダイアフラム9
とを接続しているため、可動鉄心15の動作方向(図示
上下方向)に対してはダイヤフラム9は追随するが、可
動鉄心15とダイヤフラム9との間で動作方向とは直交
する方向(図示水平方向)には、特に可動鉄心15の往
復動作に伴う振動に助けられて、マグネット21とマグ
ネット22との吸着面が吸着面の方向に容易にずれるた
めに、必ずしも追随しない。この結果として、例えば、
可動鉄心15の軸線位置とダイアフラム9の軸線位置と
が僅かにずれていても、或いは、ダイヤフラム9に対す
るマグネット22の取付位置が中央部からずれていて
も、マグネット21とマグネット22の吸着面が図示水
平方向に容易にずれることによって、可動鉄心15とダ
イヤフラム9との間に加わる応力を解放することができ
る。したがって、第1実施形態のように可動鉄心15が
ダイヤフラム9から図示水平方向の応力を受け、可動鉄
心15の摺動抵抗を増加させたり、当該摺動抵抗によっ
て可動鉄心15とコイルスプールの軸孔との接触部分が
摩耗したり、或いは、可動鉄心15の摺動部から発生す
る振動や騒音が増大したりすることを防止することがで
きる。
【0032】また、本実施形態によれば、ヨーク底板1
3とダイアフラム9との間にコイルばね23が設けられ
ているため、コイルばね23による弾性力を可動鉄心1
5に付与することによって、可動鉄心15の下方への復
元力を確実に得ることができるから、可動鉄心15の往
復動作を確実に実現することができる。
3とダイアフラム9との間にコイルばね23が設けられ
ているため、コイルばね23による弾性力を可動鉄心1
5に付与することによって、可動鉄心15の下方への復
元力を確実に得ることができるから、可動鉄心15の往
復動作を確実に実現することができる。
【0033】なお、この第2実施形態ではコイルばね2
3を用いているが、第1実施形態のようにコイルばね2
3を用いずにダイアフラム9の弾性のみによる復元力だ
けで構成しても動作可能である。
3を用いているが、第1実施形態のようにコイルばね2
3を用いずにダイアフラム9の弾性のみによる復元力だ
けで構成しても動作可能である。
【0034】(第3実施形態)図3は第1及び第2実施
形態の電磁ポンプ1、20に用いることの可能な他の構
造の電磁石30の断面構造を示したものである。電磁石
30の概略構造は第1及び第2実施形態で用いている電
磁石10の構造と同様であるため、同じ構造部には同符
号を付し、その説明は省略する。
形態の電磁ポンプ1、20に用いることの可能な他の構
造の電磁石30の断面構造を示したものである。電磁石
30の概略構造は第1及び第2実施形態で用いている電
磁石10の構造と同様であるため、同じ構造部には同符
号を付し、その説明は省略する。
【0035】図3に示す電磁石30は、電磁コイル体1
1を構成するコイルスプールの軸孔内に固定鉄心が配置
されておらず、磁性体からなる可動鉄心31のみが上記
軸孔内に摺動自在に配置されている。可動鉄心31は、
円柱形状の磁性体に着磁を施してなり、電磁コイル体の
軸線方向の長さの約4/3程度の長さを備えている。
1を構成するコイルスプールの軸孔内に固定鉄心が配置
されておらず、磁性体からなる可動鉄心31のみが上記
軸孔内に摺動自在に配置されている。可動鉄心31は、
円柱形状の磁性体に着磁を施してなり、電磁コイル体の
軸線方向の長さの約4/3程度の長さを備えている。
【0036】電磁コイル体11に交流電力を供給する
と、電磁石30には交代磁界が発生し、この交代磁界に
よって磁界の強さが増減する。磁界の強さが増大する
と、ヨーク12、ヨーク底板13、可動鉄心31により
構成される磁気回路の磁気抵抗を低減する方向に、すな
わち図3(a)に示す位置に向けて上方に可動鉄心31
が応力を受け、磁界の強さが減少すると、可動鉄心31
はコイルばね23の弾性力によって図3(b)に示す位
置に向けて下方に応力を受ける。このようにして、可動
鉄心31はその軸線方向に往復動作を行う。
と、電磁石30には交代磁界が発生し、この交代磁界に
よって磁界の強さが増減する。磁界の強さが増大する
と、ヨーク12、ヨーク底板13、可動鉄心31により
構成される磁気回路の磁気抵抗を低減する方向に、すな
わち図3(a)に示す位置に向けて上方に可動鉄心31
が応力を受け、磁界の強さが減少すると、可動鉄心31
はコイルばね23の弾性力によって図3(b)に示す位
置に向けて下方に応力を受ける。このようにして、可動
鉄心31はその軸線方向に往復動作を行う。
【0037】本実施形態においては、電磁コイル体11
の内部に固定鉄心を配置せず、可動鉄心31のみを配置
しているので、可動鉄心31の駆動力は多少低下する
が、可動鉄心31が固定鉄心に当接することがなく、ポ
ンプの振動や騒音を抑制することができる。
の内部に固定鉄心を配置せず、可動鉄心31のみを配置
しているので、可動鉄心31の駆動力は多少低下する
が、可動鉄心31が固定鉄心に当接することがなく、ポ
ンプの振動や騒音を抑制することができる。
【0038】(第4実施形態)図4は、上記図3に示す
電磁石30とは異なる電磁石40の断面構造を示すもの
である。電磁石40の概略構造としては図3と同様であ
るが、可動鉄心31の代わりに、可動マグネット41が
コイルスプールの軸孔内に収容されている。可動マグネ
ット41の上端部には、磁極41a(例えばN極)が形
成され、下端部には、磁極41aとは逆の極性を備えた
磁極41b(例えばS極)が形成されている。この可動
マグネット41は、円柱形状の磁性体に着磁を施してな
る。
電磁石30とは異なる電磁石40の断面構造を示すもの
である。電磁石40の概略構造としては図3と同様であ
るが、可動鉄心31の代わりに、可動マグネット41が
コイルスプールの軸孔内に収容されている。可動マグネ
ット41の上端部には、磁極41a(例えばN極)が形
成され、下端部には、磁極41aとは逆の極性を備えた
磁極41b(例えばS極)が形成されている。この可動
マグネット41は、円柱形状の磁性体に着磁を施してな
る。
【0039】電磁コイル体11に交流電力を供給する
と、電磁石40には交代磁界が発生し、コイルスプール
の軸孔端部の近傍に位置するヨーク12の端部12a及
びヨーク底板13の端部13aには、それぞれ相互に逆
極性を有する磁極が交互に交代して発生する。この結
果、可動マグネット41の磁極41aとヨーク12の端
部12aとが異なる極性の磁極となる場合には、主に磁
気吸引力によって図4の実線に示すように可動マグネッ
ト41は上方に移動し、可動マグネット41の磁極41
aとヨーク12の端部12aとが同じ極性の磁極となる
場合には、主に磁気反発力によって可動マグネット41
は図4の点線に示すように下方に移動する。したがっ
て、可動マグネット41は電磁コイル体11の発生する
交代磁界によって上下に往復動作を行う。
と、電磁石40には交代磁界が発生し、コイルスプール
の軸孔端部の近傍に位置するヨーク12の端部12a及
びヨーク底板13の端部13aには、それぞれ相互に逆
極性を有する磁極が交互に交代して発生する。この結
果、可動マグネット41の磁極41aとヨーク12の端
部12aとが異なる極性の磁極となる場合には、主に磁
気吸引力によって図4の実線に示すように可動マグネッ
ト41は上方に移動し、可動マグネット41の磁極41
aとヨーク12の端部12aとが同じ極性の磁極となる
場合には、主に磁気反発力によって可動マグネット41
は図4の点線に示すように下方に移動する。したがっ
て、可動マグネット41は電磁コイル体11の発生する
交代磁界によって上下に往復動作を行う。
【0040】本実施形態においては電磁コイル体11の
内部に固定鉄心を配置せず、可動マグネット41を配置
し、電磁コイル体との磁極間の吸引力及び反発力によっ
て可動マグネット41を往復動作させているため、ダイ
ヤフラム9に対する駆動力を高めることができる。
内部に固定鉄心を配置せず、可動マグネット41を配置
し、電磁コイル体との磁極間の吸引力及び反発力によっ
て可動マグネット41を往復動作させているため、ダイ
ヤフラム9に対する駆動力を高めることができる。
【0041】(第5実施形態)図5は、別の電磁石50
の構造を示すものである。この電磁石50においては、
コイルスプールの軸孔内部に可動部材51が摺動自在に
収容されている。この可動部材51は、磁性体53の両
端部にマグネット52、54を固着したものであり、マ
グネット54の端部には磁極54a(例えばN極)が形
成され、マグネット52の端部には、磁極54aと逆極
性を備えた磁極52a(例えばS極)が形成されてい
る。
の構造を示すものである。この電磁石50においては、
コイルスプールの軸孔内部に可動部材51が摺動自在に
収容されている。この可動部材51は、磁性体53の両
端部にマグネット52、54を固着したものであり、マ
グネット54の端部には磁極54a(例えばN極)が形
成され、マグネット52の端部には、磁極54aと逆極
性を備えた磁極52a(例えばS極)が形成されてい
る。
【0042】この電磁石50においても、交流電力を供
給することによって図4に示す電磁石40と全く同様に
動作する。電磁石50においては、可動部材51を磁性
体53の両端にマグネット52、54を固着したもので
構成しているため、マグネットを小さくすることがで
き、製造コストを低減することができる。
給することによって図4に示す電磁石40と全く同様に
動作する。電磁石50においては、可動部材51を磁性
体53の両端にマグネット52、54を固着したもので
構成しているため、マグネットを小さくすることがで
き、製造コストを低減することができる。
【0043】本実施形態及び第4実施形態においては、
磁気吸引力あるいは反発力を利用して、可動マグネット
41又は可動部材51が往復動するように構成されてい
るため、コイルばね23やダイアフラム9の復元力を用
いずに稼動させることができるので、弾性力の調整作業
が不要となり、ポンプの組み立てをより容易に行うこと
ができる。
磁気吸引力あるいは反発力を利用して、可動マグネット
41又は可動部材51が往復動するように構成されてい
るため、コイルばね23やダイアフラム9の復元力を用
いずに稼動させることができるので、弾性力の調整作業
が不要となり、ポンプの組み立てをより容易に行うこと
ができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、電磁コイル体の磁力に
よって往復動する可動体の端部がダイアフラムに直接接
続されているため、電磁石によってポンプを直接駆動す
ることができるから、ダイヤフラムに接続される駆動軸
を必要としないため、ポンプ全体を容易に小型に形成で
きる。また、可動体の動作方向とダイアフラムの変形方
向とが同一であるため、駆動効率を高めることができ、
ポンプ能力を向上させることができる。さらに、往復動
作する可動体は電磁コイル体の軸孔内部に配置されてい
るため、可動体の往復動作によって発生する振動や騒音
が直接外部に伝達されることがなくなることから、ポン
プの振動、騒音を軽減できる。
よって往復動する可動体の端部がダイアフラムに直接接
続されているため、電磁石によってポンプを直接駆動す
ることができるから、ダイヤフラムに接続される駆動軸
を必要としないため、ポンプ全体を容易に小型に形成で
きる。また、可動体の動作方向とダイアフラムの変形方
向とが同一であるため、駆動効率を高めることができ、
ポンプ能力を向上させることができる。さらに、往復動
作する可動体は電磁コイル体の軸孔内部に配置されてい
るため、可動体の往復動作によって発生する振動や騒音
が直接外部に伝達されることがなくなることから、ポン
プの振動、騒音を軽減できる。
【図1】本発明に係る電磁ポンプの第1実施形態の構造
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る電磁ポンプの第2実施形態の構造
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る電磁ポンプの第3実施形態の電磁
石の構造を示す縦断面図(a)及び(b)である。
石の構造を示す縦断面図(a)及び(b)である。
【図4】本発明に係る電磁ポンプの第4実施形態の電磁
石の構造を示す縦断面図である。
石の構造を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る電磁ポンプの第5実施形態の電磁
石の構造を示す縦断面図である。
石の構造を示す縦断面図である。
【図6】各実施形態に用いることのできる電力変換回路
の一例として半波整流回路を設けた場合の回路図
(a)、半波整流回路から電磁コイル体へ供給される電
圧を示す電圧波形図(b)及び交流波形を示す電圧波形
図(c)である。
の一例として半波整流回路を設けた場合の回路図
(a)、半波整流回路から電磁コイル体へ供給される電
圧を示す電圧波形図(b)及び交流波形を示す電圧波形
図(c)である。
【図7】従来の鑑賞魚用水槽用の電磁ポンプの構造を示
す概略説明図である。
す概略説明図である。
4a 流入口 4b 流出口 5, 6 一方向弁 9 ダイアフラム 10 電磁石 11 電磁コイル体 14 固定鉄心 15 可動鉄心 21, 22 マグネット 23 コイルばね
Claims (5)
- 【請求項1】 電磁コイル体及び該電磁コイル体の軸孔
内部において前記電磁コイル体の軸線方向に摺動可能に
配置された磁性体からなる可動体を有する電磁石と、前
記可動体の端部に接続されたダイアフラムと、該ダイア
フラムの変形により容積が変化するように構成されたポ
ンプ室と、該ポンプ室の容積が増大すると前記ポンプ室
の内部に流体を流入させるように構成された流入口と、
前記ポンプ室の容積が減少すると前記ポンプ室の外部に
流体を流出させるように構成された流出口とを有し、前
記電磁コイル体に発生させる変動磁界に応じて前記可動
体が前記電磁コイル体の軸線方向に往復動するように構
成されていることを特徴とする電磁ポンプ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記電磁コイル体に
発生させた変動磁界に応じて前記可動体が前記電磁コイ
ル体の軸線方向の一方向に間欠的に応力を受けるととも
に、前記可動体に対して前記電磁コイル体の軸線方向の
他方向に弾性力が付与されていることにより、前記可動
体を前記電磁コイル体の軸線方向に往復動させるように
構成されていることを特徴とする電磁ポンプ。 - 【請求項3】 請求項1において、前記可動体の端部表
面に第1の磁性体を取り付け、前記ダイアフラムにおけ
る前記第1の磁性体に対向する部分に第2の磁性体を取
り付け、前記第1の磁性体と前記第2の磁性体のうち少
なくとも一方を永久磁石により構成し、前記第1の磁性
体と前記第2の磁性体とが相互に磁力により吸着される
ことにより、前記可動体と前記ダイアフラムとが接続さ
れていることを特徴とする電磁ポンプ。 - 【請求項4】 請求項1において、前記可動体は、その
両端部に相互に逆極性を有する磁極を備えていることを
特徴とする電磁ポンプ。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4において、前記電
磁コイル体に対する供給電圧を、前記可動体の往復周期
を延長させるように変換するための電力変換回路を備え
ていることを特徴とする電磁ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35716296A JPH10184553A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 電磁ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35716296A JPH10184553A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 電磁ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10184553A true JPH10184553A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18452708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35716296A Pending JPH10184553A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 電磁ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10184553A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001020867A (ja) * | 1999-07-08 | 2001-01-23 | Nec Corp | エアーポンプ |
| CN102489422A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-06-13 | 江苏大学 | 一种基于隔膜和电磁激振器的药液喷射装置 |
| CN102562516A (zh) * | 2012-03-14 | 2012-07-11 | 上海新喆机电技术发展有限公司 | 一种高压水泵 |
| US20130189404A1 (en) * | 2010-10-09 | 2013-07-25 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method and system for carrying a solvent apparatus using said system |
| CN103339377A (zh) * | 2011-02-01 | 2013-10-02 | 罗伯特·博世有限公司 | 隔膜泵和具有隔膜泵的废气后处理系统 |
| CN107956667A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-04-24 | 深圳市钜泰泵业有限公司 | 微型水泵及液体循环系统 |
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