JPH10184608A - マグネットロッドレスシリンダ - Google Patents

マグネットロッドレスシリンダ

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JPH10184608A
JPH10184608A JP34841696A JP34841696A JPH10184608A JP H10184608 A JPH10184608 A JP H10184608A JP 34841696 A JP34841696 A JP 34841696A JP 34841696 A JP34841696 A JP 34841696A JP H10184608 A JPH10184608 A JP H10184608A
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JP
Japan
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slider
cylinder tube
cylinder
piston
magnet
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Application number
JP34841696A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Umemura
信行 梅村
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摺動により発生する塵埃の量が少なく、周囲
を汚染することがないマグネットロッドレスシリンダを
提供すること。 【解決手段】 このマグネットロッドレスシリンダ1で
は、シリンダチューブ2の内側にピストン5が移動可能
に収容され、シリンダチューブ2の外側にスライダ6が
移動可能に設けられている。両者5,6間に作用する磁
気吸引力により、スライダ6はピストン5に追従して移
動する。このシリンダ1はガイド部材41,42を備え
る。このガイド部材41,42があることで、スライダ
6側とシリンダチューブ2側とが非接触状態に保持され
つつスライダ6がガイドされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネットロッド
レスシリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種のロッドレスシリンダが知ら
れている。その中には、例えばシリンダチューブの周面
にスリットを有するものばかりでなく、スリットを有し
ないものがある。ここで、図10に後者のロッドレスシ
リンダの一例を示す。
【0003】図10に示されるロッドレスシリンダは、
いわゆるマグネットロッドレスシリンダ101と呼ばれ
るものである。アルミニウム合金製のシリンダチューブ
102の両端は、エンドブロック103によって封止さ
れている。シリンダチューブ102の内側に形成される
空間には、ピストン104が移動可能に収容されてい
る。前記ピストン104は、複数枚のピストンマグネッ
ト105、複数枚のピストンヨーク106、一対のピス
トンブロック107、ピストンシャフト108、ナット
109等により構成されている。なお、このピストン1
04によって、シリンダチューブ102が2つの圧力作
用室S1 ,S2 に区画されている。シリンダチューブ1
02の外側には、アルミニウム合金製のスライダ110
が移動可能に設けられている。前記スライダ110は、
スライダチューブ111、一対のスライダカバー11
2、複数枚のスライダマグネット113、複数枚のスラ
イダヨーク114、一対のウェアリング115及び一対
のスクレーパ116によって構成されている。ウェアリ
ング115は一般的には樹脂製である。同ウェアリング
115はシリンダチューブ102と摺動することによ
り、スライダ110の摺動抵抗を低減する役割を果たし
ている。スクレーパ116は一般的にはゴム製であっ
て、ウェアリング115よりも外側に設けられている。
同スクレーパ116はシリンダチューブ102と摺動す
ることにより、チューブ102外周面の塵埃等を掻き取
る役割を果たしている。なお、ウェアリング115及び
スクレーパ116を備える同様のマグネットロッドレス
シリンダは、例えば特開平8−135611号公報にも
開示されている。
【0004】このように構成されたマグネットロッドレ
スシリンダ101では、第1のポート117を介して第
1の圧力作用室S1 にエア等の流体を供給すると、ピス
トン104が図面右方向に移動する。逆に、第2のポー
ト118を介して第2の圧力作用室S2 にエアを供給す
ると、ピストン104が図面左方向に移動する。この場
合、ピストンマグネット105とスライダマグネット1
13との間に作用する磁気吸引力により、スライダ11
0がピストン104に追従して移動するようになってい
る。
【0005】そして、マグネット105,113を用い
たこの種のロッドレスシリンダ101は、スリット式に
比べてエア漏れ量が少ないという利点がある。そのた
め、クリーンルーム内で使用されることが多いという特
徴がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記マグネ
ットロッドレスシリンダ101では、ウェアリング11
5やスクレーパ116がシリンダチューブ102に対し
て常に摺動する構成になっている。従って、シリンダチ
ューブ102よりも相対的に軟質のウェアリング115
やスクレーパ116が摩耗することにより、塵埃が発生
しやすい。そして、このように摺動部分において発生し
た塵埃が周囲に飛散することで、クリーンルームのクリ
ーン度を低下させてしまうという問題があった。ゆえ
に、塵埃の発生量が少ないマグネットロッドレスシリン
ダの登場が望まれていた。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、発生する塵埃の量が少なく、周囲
を汚染することがないマグネットロッドレスシリンダを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、シリンダチューブの
内側にピストンが移動可能に収容され、前記シリンダチ
ューブの外側にスライダが移動可能に設けられ、両者間
に作用する磁気吸引力により前記スライダが前記ピスト
ンに追従して移動するようになっているマグネットロッ
ドレスシリンダにおいて、前記スライダ側と前記シリン
ダチューブ側とを非接触状態に保持しつつ同スライダを
ガイドするガイド部材を備えたことを特徴とするマグネ
ットロッドレスシリンダをその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記ガイド部材は摺動面を有し、その摺動面は前記
シリンダチューブ及び前記スライダよりも硬質の材料に
よって形成されているとした。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2において、前記ガイド部材は、前記シリンダチューブ
を支持するフレームに設けられたガイドレールと、前記
スライダに設けられるとともに前記ガイドレールに対し
て摺動可能に係合するレール係合ブロックとによって構
成されているとした。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1項において、前記ガイド部材は複数であっ
て、それらは互いに離間する位置に設けられているとし
た。請求項5に記載の発明は、請求項4において、前記
複数のガイド部材は前記シリンダチューブの中心軸線を
基準として対称に設けられているとした。
【0012】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1〜5に記載の発明によると、シリンダチュ
ーブの外側にあるスライダがピストンに追従して移動す
る際、ガイド部材がスライダ側とシリンダチューブ側と
を非接触状態に保持し、かつその状態でスライダをガイ
ドする。従って、シリンダチューブの外周面とスライダ
側の部材とが摺動しなくなり、両者の摺動に起因する塵
埃の発生が回避される。従って、同ロッドレスシリンダ
を使用したとしても周囲を汚染することがない。
【0013】請求項2に記載の発明によると、スライダ
とガイド部材との摺動により塵埃が仮に発生したとして
も、その量はシリンダチューブの外周面とスライダ側の
部材との摺動により塵埃が発生する場合に比べて僅かな
ものとなる。
【0014】請求項3に記載の発明によると、レール係
合ブロックを備えるスライダがピストンに追従して移動
する際、ガイドレールに係合するレール係合ブロックが
ガイドレールに沿って摺動する。その結果、スライダが
ガイドレールの長手方向に沿ってガイドされる。
【0015】請求項4に記載の発明によると、互いに離
間する位置に設けられた複数のガイド部材であると、ス
ライダに加わる荷重が複数の位置において支えられるた
め、移動時にスライダがより確実にガイドされる。
【0016】請求項5に記載の発明によると、複数のガ
イド部材がシリンダチューブの中心軸線を基準として対
称に設けられていると、スライダに加わる荷重が均等に
支えられるため、移動時にスライダがより確実にガイド
される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したマグネ
ットロッドレスシリンダの一実施形態を図1〜図3に基
づき詳細に説明する。
【0018】図1等に示されるように、このマグネット
ロッドレスシリンダ1は、シリンダチューブ2、エンド
ブロック3,4、ピストン5、スライダ6、支持フレー
ム7等を備えている。
【0019】シリンダチューブ2は円筒状の金属部材
(本実施形態ではアルミニウム合金製チューブ)であ
る。このシリンダチューブ2の左端開口は第1のエンド
ブロック3により封止され、右端開口は第2のエンドブ
ロック4により封止されている。その結果、シリンダチ
ューブ2の内側には空間が形成されている。両エンドブ
ロック3,4は、ともにアルミニウム合金製であるエン
ドキャップ11とエンドプレート12とからなる。エン
ドキャップ11はエンドプレート12の孔に対して螺入
されている。また、前記孔から突出するエンドキャップ
11の先端部は、さらにシリンダチューブ2の開口に嵌
合されている。そして、前記両エンドブロック3,4
は、矩形状の支持フレーム7の上面において立設されて
いる。従って、前記シリンダチューブ2は、この支持フ
レーム7の上面側において水平に支持された状態となっ
ている。
【0020】図2に示されるように、第1のエンドブロ
ック3には第1のポート13が形成されている。このポ
ート13は、連通路14を介してシリンダチューブ2内
の空間に連通している。第2のエンドブロック4には第
2のポート15が形成されている。このポート15は、
連通路16を介してシリンダチューブ2内の空間に連通
している。
【0021】シリンダチューブ2内の空間には、前記ピ
ストン5が移動可能に収容されている。その結果、シリ
ンダチューブ2内の空間が2つの圧力作用室S1 ,S2
に区画されている。図2に示されるように、このピスト
ン5は、複数枚のピストンマグネット18、複数枚のピ
ストンヨーク19、一対のピストンブロック20、ピス
トンシャフト21、ナット22等により構成されてい
る。ピストンマグネット18及びピストンヨーク19
は、ともに中心に貫通孔を有する円盤状の部材である。
これらの部材18,19は交互に配置され、さらにその
外側にはピストンブロック20が配置されている。前記
ピストンブロック20も中心に貫通孔を有している。各
貫通孔にはピストンシャフト21が挿通されている。雄
ねじが形成されているピストンシャフト21の両端は両
ピストンブロック20の端面から突出しており、そこに
はナット22が螺着されている。その結果、前記各部材
18,19,20が一体化されている。なお、前記両ピ
ストンブロック20は、ピストンパッキング23とピス
トンウェアリング24とをそれぞれ備えている。ピスト
ンパッキング23及びピストンウェアリング24は、ピ
ストン5の移動時にシリンダチューブ2の内周面に対し
て摺動するようになっている。
【0022】図1〜図3に示されるように、スライダ6
はシリンダチューブ2の外側において移動可能に設けら
れている。本実施形態のスライダ6は、スライダ本体3
1、一対のスライダカバー32、複数枚のスライダマグ
ネット33、複数枚のスライダヨーク34によって構成
されている。ただし、ウェアリング及びスクレーパは用
いられていない。
【0023】スライダ本体31は金属製(本実施形態で
はアルミニウム合金製)であって、中央部に孔を備えて
いる。この孔の両端開口の内壁面には、雌ねじが刻まれ
ている。スライダカバー32も円筒状の金属部材(本実
施形態ではアルミニウム合金製)である。外周面に雄ね
じが刻まれた前記スライダカバー32は、前記孔の両端
開口に対して螺入されることにより、それぞれスライダ
本体1に固定されている。なお、スライダカバー32の
内径は、シリンダチューブ2の外径よりも若干大きな値
に設定されている。その理由は、スライダ6の摺動時に
シリンダチューブ2の外周面との間に所定のクリアラン
スを確保するためである。
【0024】スライダマグネット33及びスライダヨー
ク34は、ともに中心に貫通孔を有する円盤状の部材で
ある。各貫通孔の内径も、シリンダチューブ2の外径よ
りも若干大きな値に設定されている。これも前記クリア
ランスを確保するためである。スライダマグネット33
及びスライダヨーク34は、一対のスライダカバー32
間において交互に配置されている。なお、前記スライダ
マグネット33の磁極は、前記ピストンマグネット18
の磁極とは反対のものである。従って、両マグネット1
8,33間には吸引力が働く。
【0025】スライダ6を構成するスライダ本体31
は、ワーク取付ステージ35を備えている。このワーク
取付けステージ35はスライダ本体31の上部に位置
し、シリンダチューブ2の幅方向両側に向かって水平に
張り出している。また、スライダ本体31は張出部36
を備えている。前記張出部36は、前記ワーク取付ステ
ージ35の下方において左右一対に設けられている。こ
れらの張出部36も、シリンダチューブ2の幅方向両側
に向かって水平に張り出している。
【0026】次に、本実施形態のロッドレスシリンダ1
におけるガイド部材の構造について説明する。図1,図
3に示されるように、このロッドレスシリンダ1は、ガ
イド部材を構成するガイドレール41を備えている。本
実施形態では、ガイドレール41は複数本(詳細には2
本)である。また、前記ガイドレール41は直線状であ
って、断面矩形状かつ等断面形状である。ガイドレール
41の長さは、シリンダチューブ2の長さとほぼ等し
い。両ガイドレール41は、支持フレーム7の上面側に
おいてシリンダチューブ2を挟むようにして配設されて
いる。また、シリンダチューブ2と各ガイドレール41
とは平行な関係にある。互いに離間する位置にある両ガ
イドレール41は、図3等に示されるように、シリンダ
チューブ2の中心軸線を基準として対称に設けられてい
る。前記各ガイドレール41は、シリンダチューブ2及
びスライダ6(詳細にはスライダ本体31及びスライダ
カバー32)よりも硬質の材料によって形成されてい
る。本実施形態では前記部材2,31,32がアルミニ
ウム合金製であるため、ガイドレール41はそれよりも
硬質な材料(例えばステンレス)からなる。
【0027】一方、スライダ6は、ガイド部材を構成す
るレール係合ブロック42を備えている。本実施形態で
は、レール係合ブロック42は複数個(詳細には2個)
である。前記レール係合ブロック42は、スライダ6の
両張出部36の下面にそれぞれ設けられている。レール
係合ブロック42は、その下面側に係合溝43を備えて
いる。同レール係合ブロック42の断面形状は略コ字状
である。係合溝43の断面形状は、ガイドレール41の
断面形状に略等しく、矩形状になっている。これらのレ
ール係合ブロック42は、両ガイドレール41に対して
摺動可能に係合している。両レール係合ブロック42
も、前記ガイドレール41と同様に互いに離間する位置
にある。また、同レール係合ブロック42は、シリンダ
チューブ2の中心軸線を基準として対称に設けられてい
る。前記各レール係合ブロック42における少なくとも
摺動部分は、シリンダチューブ2及びスライダ6(詳細
にはスライダ本体31及びスライダカバー32)よりも
硬質の材料によって形成されていることがよい。従っ
て、前記部材2,31,32がアルミニウム合金製であ
る本実施形態では、それよりも硬質な材料(例えばステ
ンレス)を用いてレール係合ブロック42全体を形成し
ている。
【0028】レール係合ブロック42内には、図示しな
いボールベアリング列が2列縦隊で形成されている。こ
れらのボールベアリング列は、レール係合ブロック42
内にレール長手方向に沿ってベアリング周回路を形成
し、そのベアリング周回路内に複数の鋼鉄製ボールを転
動可能に収容してなるものである。従って、実質的には
前記ボールがこのレール係合ブロック42における摺動
部分となる。
【0029】つまり、本実施形態のロッドレスシリンダ
1は、ガイドレール41とレール係合ブロック42とか
らなるガイド部材を2つ有したものとなっている。な
お、ガイドレール41は、支持フレーム7やシリンダチ
ューブ2等といった固定側部材に設けられているため、
固定側部材に対して相対移動不能となる。一方、レール
支持ブロック42は、移動側部材であるスライダ6に設
けられているため、固定側部材やガイドレール41に対
して相対移動可能となる。
【0030】次に、このように構成されたマグネットロ
ッドレスシリンダ1の動作を説明する。第1のエンドブ
ロック3の第1のポート13を介して第1の圧力作用室
S1 にエアを供給すると、エアの圧力によってピストン
5が図2の右方向に直線的に移動する。逆に、第2のポ
ート15を介して第2の圧力作用室S2 にエアを供給す
ると、エアの圧力によってピストン5が図2の左方向に
直線的に移動する。この場合、ピストンマグネット18
とスライダマグネット33との間に作用する磁気吸引力
により、スライダ6がピストン5に追従して移動する。
【0031】このとき、ガイドレール41とレール係合
ブロック42とからなるガイド部材は、スライダ6をシ
リンダチューブ2及びガイドレール41の長手方向に沿
ってガイドする。なお、上述したように、スライダ6を
構成する各部材31,32,33,34とシリンダチュ
ーブ2の外周面との間には、所定のクリアランスができ
るようにあらかじめ設計されている。そして、かかるク
リアランスは、スライダ6の移動時においても常に確保
されるようになっている。即ち、スライダ6側の部材3
1〜34とシリンダチューブ2側とは、常に非接触状態
に保持されるようになっている。
【0032】さて、次に本実施形態において特徴的な作
用効果を以下に列挙する。 (イ)この実施形態では、スライダ6の移動時において
ガイド部材がスライダ6側とシリンダチューブ2側とを
非接触状態に保持し、かつその状態でスライダ6をガイ
ドする。従って、シリンダチューブ2の外周面とスライ
ダ6側の各部材31〜34とが摺動しなくなり、両者
2,6の摺動に起因する塵埃の発生が回避される。ゆえ
に、同ロッドレスシリンダ1を使用したとしても塵埃が
周囲に飛散するようなことがなく、従って周囲を汚染す
ることがない。このため、ウェアリングやスクレーパを
使用していた従来品とは異なり、クリーンルームでの使
用に好適なマグネットロッドレスシリンダ1を実現する
ことができる。なお、ウェアリング及びスクレーパの省
略が可能となったのは、スライダ6側の部材31〜34
とシリンダチューブ2側とが常に非接触状態に保持され
たことによる。
【0033】(ロ)本実施形態では、ガイド部材を構成
するガイドレール41の摺動面、及びレール係合ブロッ
ク42において実質的な摺動部分であるボールは、とも
にシリンダチューブ2及びスライダ6よりも硬質の材料
によって形成されている。従って、これらが摺動し合っ
たとしても容易に削れるようなことはなく、通常の使用
条件では塵埃の発生には至らない。また、仮に当該部分
において塵埃が発生したとしても、その量は従来品のそ
れと比較して極めて僅かなものに止まる。即ち、かかる
構成は塵埃の低減に確実に貢献しているといえる。
【0034】(ハ)本実施形態では、ガイドレール41
とレール係合ブロック42とからなる2つのガイド部材
が、互いに離間する位置に設けられている。従って、ス
ライダ6に加わる荷重が2箇所において支えられるた
め、1箇所の場合とは異なり移動時にスライダ6がより
確実にガイドされるという利点がある。ゆえに、シリン
ダチューブ2側とスライダ6側との非接触状態が確実に
保持される。従って、かかる構成も塵埃の低減に確実に
貢献しているといえる。さらに、ガイドレール41とレ
ール係合ブロック42という組み合わせであると、ガイ
ド部材の製造が比較的容易なものとなる。このことは低
コスト化にも貢献する。
【0035】(ニ)本実施形態では、ガイドレール41
とレール係合ブロック42とからなる2つのガイド部材
が、シリンダチューブ2の中心軸線を基準として対称に
設けられている。従って、スライダ6に加わる荷重が左
右で均等に支えられるため、非対称の場合とは異なり、
移動時にスライダ6がより確実にガイドされるという利
点がある。ゆえに、シリンダチューブ2側とスライダ6
側との非接触状態が確実に保持される。従って、かかる
構成も塵埃の低減に確実に貢献しているといえる。
【0036】なお、本発明は上記の実施形態に限定され
ることはなく、例えば次のような形態に変更することが
可能である。 ◎前記実施形態において、ガイドレール41の断面形状
及びレール係合ブロック42の係合溝43の断面形状は
矩形状に限定されることはなく、例えば断面円形状等に
変更することが可能である。
【0037】◎前記ガイドレール41は直線状でなくて
もよく曲線状でもよい。 ◎前記レール係合ブロック42はスライダ6において張
出部36以外の箇所に設置されても勿論よい。
【0038】◎2つあるガイド部材は非対称に設けられ
ていてもよい。 ◎ガイド部材は2つに限定されない。例えば、図4に示
す別例のマグネットロッドレスシリンダ51では、ガイ
ドレール41を1本のみとしかつそれと同じ側の張出部
36のみにレール係合ブロック42を設けている。この
ようにすると、構造の複雑化を回避することができる。
ただし、スライダ6に加わる荷重ががより均等に支えら
れるという点については、前記実施形態の構成のほうが
優れている。さらに、ガイド部材は3つ以上(3,4,5,6,
7,8 …)であってもよい。
【0039】◎前記実施形態では、固定側係合部として
の断面矩形状のガイドレール41を支持フレーム7側に
設け、移動側係合部としての断面略コ字状のレール係合
ブロック42をスライダ6側に設けていた。これに代え
て、図5に示す別例のマグネットロッドレスシリンダ6
1のように、移動側係合部としての棒状ブロック62を
スライダ6側に設け、固定側係合部としての断面コ字状
のガイドレール63を支持フレーム7側に設けてもよ
い。この構成であっても、棒状ブロック62が断面コ字
状ガイドレール63の係合溝64によってガイドされ、
かつスライダ6側とシリンダチューブ2側とが非接触状
態に保持される。
【0040】◎移動側係合部としての棒状ブロック62
とスライダ6とが別体であった前記図5の別例に代え、
以下のような構成を採用してもよい。図6に示す別例の
マグネットロッドレスシリンダ71では、移動側係合部
としての断面矩形状の被ガイド突条72が、スライダ6
の張出部36の下面に一体形成されている。これらの被
ガイド突条72は、固定側係合部としての断面コ字状ガ
イドレール63の有する係合溝64に摺動可能に係合さ
れている。なお、かかる被ガイド突条72の表面(即ち
摺動面)は、シリンダチューブ2及びスライダ本体31
等よりも硬質の材料によって形成されている。ここで
は、摺動面に硬質化処理を行うことによって硬質層73
を形成している。この他、摺動面を硬質金属層や硬質セ
ラミックス層等で被覆するという方法であってもよい。
従って、この別例では、硬質な摺動面を有する被ガイド
突条72が断面コ字状ガイドレール63の係合溝64に
よってガイドされ、かつスライダ6側とシリンダチュー
ブ2側とが非接触状態に保持される。
【0041】◎固定側係合部としてのガイドレール41
と支持フレーム7とが別体であった前記実施形態に代
え、以下のような構成を採用してもよい。図7に示す別
例のマグネットロッドレスシリンダ81では、固定側係
合部としての断面矩形状のガイドレール部82が、支持
フレーム7の上面に一体形成されている。そして、これ
らのガイドレール部82は、移動側係合部としての断面
コ字状のレール係合ブロック42の有する係合溝43に
摺動可能に係合されている。この場合、前記支持フレー
ム7はステンレス等のような硬質材料により形成されて
いることがよい。
【0042】◎図8,図9に示す別例のマグネットロッ
ドレスシリンダ91のように、スライダ92を構成して
もよい。この別例のスライダ92では、前記実施形態に
おいて残されていたウェアリング装着用環状溝部及びス
クレーパ装着用環状溝部が、ともにスライダカバー32
の内周面から省略されている。従って、その分だけスラ
イダ92全体が短くなっている。この構成であると、実
施形態の構成に比べて、スライダ6のストローク長を大
きく確保することができるという利点がある。また、ス
ライダ92の軽量化も図られる。
【0043】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1または2において、前記ガイド部材
は、前記シリンダチューブに対して相対移動不能となる
べく固定側部材に設けられたガイドレールと、前記スラ
イダに設けられるとともに前記ガイドレールに対して相
対移動可能に係合するレール係合ブロックとによって構
成されていることを特徴とするマグネットロッドレスシ
リンダ。
【0044】(2) 請求項2,3において、前記シリ
ンダチューブ及び前記スライダはアルミニウムまたはア
ルミニウム合金製であり、前記ガイド部材はステンレス
製であることを特徴とするマグネットロッドレスシリン
ダ。この構成であると、塵埃発生量の低減が図られると
ともに、廉価な材料を用いているため低コスト化を図る
ことができる。
【0045】(3) 請求項4,5において、前記ガイ
ド部材は2つであることを特徴とするマグネットロッド
レスシリンダ。この構成であると、構成の複雑化を回避
しつつスライダの荷重をより確実に支えることができ
る。
【0046】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。「流体: 窒素、酸素、アル
ゴン、二酸化炭素、水素、それらの混合物である空気等
といった気体をいうほか、例えば水、アルコール、油等
の液体やいわゆる臨界流体等も含む。」
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜5に記
載の発明によれば、発生する塵埃の量が少なく、周囲を
汚染することがないマグネットロッドレスシリンダを提
供することができる。
【0048】特に、請求項2に記載の発明によれば、塵
埃の発生量をより少なくすることができる。請求項4,
5に記載の発明によれば、移動時にスライダがより確実
にガイドされる結果、非接触状態が確実に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明を具体化した一実施形態のマグ
ネットロッドレスシリンダの平面図、(b)はその正面
図、(c)は左端面図。
【図2】図1(a)のA−A線における一部破断断面
図。
【図3】図1(a)のB−B線における断面図。
【図4】別例のマグネットロッドレスシリンダの断面
図。
【図5】別例のマグネットロッドレスシリンダの断面
図。
【図6】別例のマグネットロッドレスシリンダの断面
図。
【図7】別例のマグネットロッドレスシリンダの断面
図。
【図8】別例のマグネットロッドレスシリンダの平面
図。
【図9】図8の別例のマグネットロッドレスシリンダの
一部破断断面図。
【図10】従来例のマグネットロッドレスシリンダの一
部破断断面図。
【符号の説明】
1,51,61,71,81,91…マグネットロッド
レスシリンダ、2…シリンダチューブ、5…ピストン、
6,92…スライダ、7…フレームとしての支持フレー
ム、41…ガイド部材を構成するガイドレール、42…
ガイド部材を構成するレール係合ブロック、62…ガイ
ド部材を構成する棒状ブロック、63…ガイド部材を構
成するガイドレール、72…ガイド部材を構成する被ガ
イド突条、82…ガイド部材を構成するガイドレール
部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダチューブの内側にピストンが移動
    可能に収容され、前記シリンダチューブの外側にスライ
    ダが移動可能に設けられ、両者間に作用する磁気吸引力
    により前記スライダが前記ピストンに追従して移動する
    ようになっているマグネットロッドレスシリンダにおい
    て、 前記スライダ側と前記シリンダチューブ側とを非接触状
    態に保持しつつ同スライダをガイドするガイド部材を備
    えたことを特徴とするマグネットロッドレスシリンダ。
  2. 【請求項2】前記ガイド部材は摺動面を有し、その摺動
    面は前記シリンダチューブ及び前記スライダよりも硬質
    の材料によって形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のマグネットロッドレスシリンダ。
  3. 【請求項3】前記ガイド部材は、前記シリンダチューブ
    を支持するフレームに設けられたガイドレールと、前記
    スライダに設けられるとともに前記ガイドレールに対し
    て摺動可能に係合するレール係合ブロックとによって構
    成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    のマグネットロッドレスシリンダ。
  4. 【請求項4】前記ガイド部材は複数であって、それらは
    互いに離間する位置に設けられていることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のマグネットロッ
    ドレスシリンダ。
  5. 【請求項5】前記複数のガイド部材は前記シリンダチュ
    ーブの中心軸線を基準として対称に設けられていること
    を特徴とする請求項4に記載のマグネットロッドレスシ
    リンダ。
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