JPH10184994A - 老朽管の撤去工法 - Google Patents
老朽管の撤去工法Info
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- JPH10184994A JPH10184994A JP8349609A JP34960996A JPH10184994A JP H10184994 A JPH10184994 A JP H10184994A JP 8349609 A JP8349609 A JP 8349609A JP 34960996 A JP34960996 A JP 34960996A JP H10184994 A JPH10184994 A JP H10184994A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 地中に埋設されて撤去すべき長さの老朽管
を、仮令、途中に継手等が介在していてもその全長に渡
って完全に撤去することが可能にする。 【構成】 第1立坑2には所定ストロークで往復動可能
な作動部材を備えた駆動源5を配置し、第2立坑には老
朽管1の切断用カッタ9を配置し、駆動源5の作動部材
の先端には、老朽管の一端に当接可能な押圧部材6を設
け、駆動源5の往動時に老朽管1を第2立坑3に向け押
出し、駆動源5の復動後、押圧部材6を継ぎ足して再度
駆動源5を往動させて老朽管1を第2立坑3に向け押出
す動作を繰り返し、第2立坑3では、駆動源5の往動に
より押出された老朽管1の他端をカッタ9により切断
し、押圧部材6の継ぎ足しおよび老朽管1の他端の切断
を繰り返すことで老朽管1を第2立坑3に向け押圧移動
させて撤去する。
を、仮令、途中に継手等が介在していてもその全長に渡
って完全に撤去することが可能にする。 【構成】 第1立坑2には所定ストロークで往復動可能
な作動部材を備えた駆動源5を配置し、第2立坑には老
朽管1の切断用カッタ9を配置し、駆動源5の作動部材
の先端には、老朽管の一端に当接可能な押圧部材6を設
け、駆動源5の往動時に老朽管1を第2立坑3に向け押
出し、駆動源5の復動後、押圧部材6を継ぎ足して再度
駆動源5を往動させて老朽管1を第2立坑3に向け押出
す動作を繰り返し、第2立坑3では、駆動源5の往動に
より押出された老朽管1の他端をカッタ9により切断
し、押圧部材6の継ぎ足しおよび老朽管1の他端の切断
を繰り返すことで老朽管1を第2立坑3に向け押圧移動
させて撤去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に埋設されている
老朽管の撤去工法に関する。
老朽管の撤去工法に関する。
【0002】
【従来の技術】長年に渡って地中に埋設されているガス
管,水道管等の管路は、その長年の敷設から腐食老朽化
が進み、ピンホール等の欠陥箇所からの漏洩が懸念され
る。また、腐食した老朽管の一部が放置されると、その
一部から土砂が管内に侵入すると地盤の陥没を来す場合
がある。その解決手段として様々な方法があるが、最も
一般的な方法としては地中からの老朽管の撤去がある。
老朽管の撤去工法の一つには、非開削で老朽管の周方向
の一部を切り開いて破断し、断片を地中から引出す方法
がある。しかし、老朽管を破断する場合、老朽管の肉厚
も影響して破断部材を管内で移動させるにはかなりの駆
動力が必要となる。このため、駆動源が大型なものとな
り、騒音を始めとして作業環境が悪化することがある。
管,水道管等の管路は、その長年の敷設から腐食老朽化
が進み、ピンホール等の欠陥箇所からの漏洩が懸念され
る。また、腐食した老朽管の一部が放置されると、その
一部から土砂が管内に侵入すると地盤の陥没を来す場合
がある。その解決手段として様々な方法があるが、最も
一般的な方法としては地中からの老朽管の撤去がある。
老朽管の撤去工法の一つには、非開削で老朽管の周方向
の一部を切り開いて破断し、断片を地中から引出す方法
がある。しかし、老朽管を破断する場合、老朽管の肉厚
も影響して破断部材を管内で移動させるにはかなりの駆
動力が必要となる。このため、駆動源が大型なものとな
り、騒音を始めとして作業環境が悪化することがある。
【0003】そこで、このような方法に代えて、老朽管
の一端を掴み、その掴んだ側の端部を牽引することで前
進させ、地中から老朽管を引き抜く方法が提案されてい
る。この方法では、老朽管の引き抜きのための作業要ピ
ットとなる立坑を掘削し、その立坑内に引き抜き装置を
配置すると共に引き抜かれた老朽管を切断するためのカ
ッタが配置され、引き抜き装置によって端部を掴まれた
老朽管が、所定ストロークで引き抜かれるとカッタによ
って立坑内に露出した部分が切断される工程を繰り返し
て地中内にある老朽管を撤去するようになっている。老
朽管が撤去された後の空洞部は、例えば、砂や発泡樹脂
等の埋め戻し材が充填されて地盤の陥没が防止される。
の一端を掴み、その掴んだ側の端部を牽引することで前
進させ、地中から老朽管を引き抜く方法が提案されてい
る。この方法では、老朽管の引き抜きのための作業要ピ
ットとなる立坑を掘削し、その立坑内に引き抜き装置を
配置すると共に引き抜かれた老朽管を切断するためのカ
ッタが配置され、引き抜き装置によって端部を掴まれた
老朽管が、所定ストロークで引き抜かれるとカッタによ
って立坑内に露出した部分が切断される工程を繰り返し
て地中内にある老朽管を撤去するようになっている。老
朽管が撤去された後の空洞部は、例えば、砂や発泡樹脂
等の埋め戻し材が充填されて地盤の陥没が防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の撤去工
法では、次のような問題があった。つまり、管路を構成
する老朽管は、管路途中で継手によって連結されている
場合があり、この場合には、引き抜き時の土砂から受け
る摩擦抵抗によって継手部の位置で老朽管の端部が抜け
てしまう可能性がある。継手部の位置で老朽管の端部が
抜けてしまうとその現象を検出することができないの
で、老朽管が地中内に残されたままとなることがある。
また、引き抜き装置とカッタとを同じ立坑内に配置する
関係上、切断する長さが限定されてしまう。このため、
切断される長さを長くして引き抜き動作と切断動作との
繰り返し作業を少なくするには、立坑を大きくしなけれ
ばならず、掘削作業が大がかりとなる。
法では、次のような問題があった。つまり、管路を構成
する老朽管は、管路途中で継手によって連結されている
場合があり、この場合には、引き抜き時の土砂から受け
る摩擦抵抗によって継手部の位置で老朽管の端部が抜け
てしまう可能性がある。継手部の位置で老朽管の端部が
抜けてしまうとその現象を検出することができないの
で、老朽管が地中内に残されたままとなることがある。
また、引き抜き装置とカッタとを同じ立坑内に配置する
関係上、切断する長さが限定されてしまう。このため、
切断される長さを長くして引き抜き動作と切断動作との
繰り返し作業を少なくするには、立坑を大きくしなけれ
ばならず、掘削作業が大がかりとなる。
【0005】本発明の目的は、上記従来の老朽管の撤去
工法における問題に鑑み、地中に埋設されて撤去すべき
長さの老朽管を、仮令、途中に継手等が介在していても
その全長に渡って完全に撤去することが可能な老朽管の
撤去工法を提供することにある。さらに本発明の目的
は、撤去のために設けられる立坑の大きさを撤去に用い
られる装置を設置できる必要最小限の大きさにすること
によって、撤去に付随する掘削工事に要する作業時間の
短縮および労力の軽減化を可能にする老朽管の撤去工法
を提供することにある。
工法における問題に鑑み、地中に埋設されて撤去すべき
長さの老朽管を、仮令、途中に継手等が介在していても
その全長に渡って完全に撤去することが可能な老朽管の
撤去工法を提供することにある。さらに本発明の目的
は、撤去のために設けられる立坑の大きさを撤去に用い
られる装置を設置できる必要最小限の大きさにすること
によって、撤去に付随する掘削工事に要する作業時間の
短縮および労力の軽減化を可能にする老朽管の撤去工法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、地中に埋設されている既設
管路の経路上に作業用の第1立坑および第2立坑を設
け、両立坑の間に敷設されている老朽管を撤去する老朽
管の撤去工法において、第1立坑には所定ストロークで
往復動可能な作動部材を備えた駆動源を配置し、第2立
坑には上記老朽管の切断用カッタを配置し、上記駆動源
の作動部材の先端には、上記老朽管の一端に当接可能な
押圧部材を設け、上記駆動源の往動時に上記老朽管を第
2立坑に向け押出し、上記駆動源の復動後、上記押圧部
材を継ぎ足して再度駆動源を往動させて上記老朽管を第
2立坑に向け押出す動作を繰り返し、上記第2立坑で
は、上記駆動源の往動により押出された上記老朽管の他
端をカッタにより切断し、上記押圧部材の継ぎ足しおよ
び上記老朽管の他端の切断を繰り返すことで上記老朽管
を上記第2立坑に向け押圧移動させて撤去することを特
徴としている。
め、請求項1記載の発明は、地中に埋設されている既設
管路の経路上に作業用の第1立坑および第2立坑を設
け、両立坑の間に敷設されている老朽管を撤去する老朽
管の撤去工法において、第1立坑には所定ストロークで
往復動可能な作動部材を備えた駆動源を配置し、第2立
坑には上記老朽管の切断用カッタを配置し、上記駆動源
の作動部材の先端には、上記老朽管の一端に当接可能な
押圧部材を設け、上記駆動源の往動時に上記老朽管を第
2立坑に向け押出し、上記駆動源の復動後、上記押圧部
材を継ぎ足して再度駆動源を往動させて上記老朽管を第
2立坑に向け押出す動作を繰り返し、上記第2立坑で
は、上記駆動源の往動により押出された上記老朽管の他
端をカッタにより切断し、上記押圧部材の継ぎ足しおよ
び上記老朽管の他端の切断を繰り返すことで上記老朽管
を上記第2立坑に向け押圧移動させて撤去することを特
徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、押圧部材を継ぎ足し
ながら駆動源を往動させることにより、埋設されている
老朽管の長さに関係なく、その老朽管を第2立坑に向け
押圧移動させることができる。このため、老朽管には駆
動源からの押圧力が作用するだけであるので、老朽管を
引き抜く場合と違って継手部から老朽管が抜けて地中に
残置されるようなことがない。
ながら駆動源を往動させることにより、埋設されている
老朽管の長さに関係なく、その老朽管を第2立坑に向け
押圧移動させることができる。このため、老朽管には駆
動源からの押圧力が作用するだけであるので、老朽管を
引き抜く場合と違って継手部から老朽管が抜けて地中に
残置されるようなことがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明による老朽管の撤去工法を説明
するための概略図であり、同図において、地中に埋設さ
れている老朽管1の経路上には、作業用の第1立坑(発
進立坑)2および第2立坑(到達立坑)3が設けられて
いる。第1立坑2には、後述する駆動源5に発生する反
力を受けるとともに山留めを兼ねた板状の反力受け部材
4が配置されている。反力受け部材4は、第1立坑2の
内壁面において、図1において矢印で示す方向に相当す
る老朽管1の押出し方向と逆方向に位置する壁面に対峙
させて配置されている。
明する。図1は、本発明による老朽管の撤去工法を説明
するための概略図であり、同図において、地中に埋設さ
れている老朽管1の経路上には、作業用の第1立坑(発
進立坑)2および第2立坑(到達立坑)3が設けられて
いる。第1立坑2には、後述する駆動源5に発生する反
力を受けるとともに山留めを兼ねた板状の反力受け部材
4が配置されている。反力受け部材4は、第1立坑2の
内壁面において、図1において矢印で示す方向に相当す
る老朽管1の押出し方向と逆方向に位置する壁面に対峙
させて配置されている。
【0009】上記駆動源5は、老朽管1を第2立坑3に
向け押圧移動させるための駆動力を発生する装置で構成
されており、本実施例では、油圧シリンダ内を往復動可
能なピストンを作動部材として備えた構成が用いられて
いる。駆動源5の作動部材には、その先端、つまり、老
朽管1の押出し方向(図1中、矢印で示す方向)前方の
端部には押圧部材6が締結されて一体化されている。押
圧部材6は、老朽管1の端部と対峙する位置に老朽管1
の外径に合せて内径を変更することが可能なチャック部
材6Aが位置しており、そのチャック部材6Aの内部に
老朽管1が挿入できるようになっている。チャック部材
6Aは、押圧部材6に対して着脱可能な構成を備え、外
部操作によって老朽管1の外周面を把持することがで
き、内部には、図示しないが、老朽管1の端部を当接さ
せる受け面が設けられている。駆動源5の往復動ストロ
ークは、第1立坑2内で新たな押圧部材6が継ぎ足せる
長さに設定されている。つまり、押圧部材6の1個分
(図1中、符号Lで示す長さに相当)が老朽管1ととも
に地中内に押込まれる移動ストロークに相当させてあ
る。これにより、一旦、老朽管1を押圧部材1個分のス
トロークによって押出した後、押圧部材6と駆動源5の
作動部材とを分離して作動部材を復動させると、押圧部
材6と作動部材との間に新たな押圧部材6を継ぎ足すこ
とができる。
向け押圧移動させるための駆動力を発生する装置で構成
されており、本実施例では、油圧シリンダ内を往復動可
能なピストンを作動部材として備えた構成が用いられて
いる。駆動源5の作動部材には、その先端、つまり、老
朽管1の押出し方向(図1中、矢印で示す方向)前方の
端部には押圧部材6が締結されて一体化されている。押
圧部材6は、老朽管1の端部と対峙する位置に老朽管1
の外径に合せて内径を変更することが可能なチャック部
材6Aが位置しており、そのチャック部材6Aの内部に
老朽管1が挿入できるようになっている。チャック部材
6Aは、押圧部材6に対して着脱可能な構成を備え、外
部操作によって老朽管1の外周面を把持することがで
き、内部には、図示しないが、老朽管1の端部を当接さ
せる受け面が設けられている。駆動源5の往復動ストロ
ークは、第1立坑2内で新たな押圧部材6が継ぎ足せる
長さに設定されている。つまり、押圧部材6の1個分
(図1中、符号Lで示す長さに相当)が老朽管1ととも
に地中内に押込まれる移動ストロークに相当させてあ
る。これにより、一旦、老朽管1を押圧部材1個分のス
トロークによって押出した後、押圧部材6と駆動源5の
作動部材とを分離して作動部材を復動させると、押圧部
材6と作動部材との間に新たな押圧部材6を継ぎ足すこ
とができる。
【0010】本実施例は以上のような構成を備えた駆動
源5を用いて、老朽管1を第1立坑2側から第2立坑3
側に向け押出すことで老朽管1を撤去する。老朽管1を
撤去すりにあたり、第1立坑2の内部には、駆動源5が
設置される。駆動源5は、第1立坑2の底部に配置され
た位置調整板7の上面に載置され、押圧部材6の軸心と
老朽管1の軸心とが整合される。
源5を用いて、老朽管1を第1立坑2側から第2立坑3
側に向け押出すことで老朽管1を撤去する。老朽管1を
撤去すりにあたり、第1立坑2の内部には、駆動源5が
設置される。駆動源5は、第1立坑2の底部に配置され
た位置調整板7の上面に載置され、押圧部材6の軸心と
老朽管1の軸心とが整合される。
【0011】一方、駆動源5を第1立坑2内に設置する
前に、第1立坑2の内壁面のうちで、老朽管1の押出し
方向と逆方向に位置する壁面には反力受け部材4が打込
まれ、第1立坑2内に設置された駆動源5に有する位置
保持部材8の押さえ面が当てられて老朽管1が押出され
る際に駆動源5に作用する反力を受けることができるよ
うにされる。
前に、第1立坑2の内壁面のうちで、老朽管1の押出し
方向と逆方向に位置する壁面には反力受け部材4が打込
まれ、第1立坑2内に設置された駆動源5に有する位置
保持部材8の押さえ面が当てられて老朽管1が押出され
る際に駆動源5に作用する反力を受けることができるよ
うにされる。
【0012】駆動源5は、老朽管1を押出す前に作動部
材の先端に押圧部材6が装着される。押圧部材6は、第
1立坑2の壁面から露出されている老朽管1の一端部に
対峙させられ、チャック部材6A内に入り込ませた老朽
管1を把持した状態で自らが土中に埋没するストローク
で老朽管1の押出し方向(図1中、矢印で示す方向)に
移動させられる。チャック部材6A内に入り込んだ老朽
管1の一端部は、その端面がチャック部材6A内部の受
け面(図示されず)に当接させられ、その外周面が把持
されることにより、押出し方向と平行に移動できるよう
にセットされる。つまり、チャック部材6Aの内周面と
老朽管1の外周面との間に隙間ができないようにされて
老朽管1が押出される際に老朽管1の一端部が傾いたり
しないようにされる。これにより老朽管1は、駆動源5
によって押出される際、一端部が傾かないので、傾いた
際に生じる分力の発生が防がれて押出し力をそのまま押
出し用推進力として作用させられる。
材の先端に押圧部材6が装着される。押圧部材6は、第
1立坑2の壁面から露出されている老朽管1の一端部に
対峙させられ、チャック部材6A内に入り込ませた老朽
管1を把持した状態で自らが土中に埋没するストローク
で老朽管1の押出し方向(図1中、矢印で示す方向)に
移動させられる。チャック部材6A内に入り込んだ老朽
管1の一端部は、その端面がチャック部材6A内部の受
け面(図示されず)に当接させられ、その外周面が把持
されることにより、押出し方向と平行に移動できるよう
にセットされる。つまり、チャック部材6Aの内周面と
老朽管1の外周面との間に隙間ができないようにされて
老朽管1が押出される際に老朽管1の一端部が傾いたり
しないようにされる。これにより老朽管1は、駆動源5
によって押出される際、一端部が傾かないので、傾いた
際に生じる分力の発生が防がれて押出し力をそのまま押
出し用推進力として作用させられる。
【0013】駆動源5の設置およびチャック部材6Aに
よる老朽管1の一端部の把持と前後して第2立坑3には
老朽管1の切断を行うためのカッタ9が配置される。駆
動源5により所定ストロークを以て老朽管1が第1立坑
2から第2立坑3に向け押出されると、図2に示すよう
に、老朽管1の他端部が第2立坑3内に露出する。
よる老朽管1の一端部の把持と前後して第2立坑3には
老朽管1の切断を行うためのカッタ9が配置される。駆
動源5により所定ストロークを以て老朽管1が第1立坑
2から第2立坑3に向け押出されると、図2に示すよう
に、老朽管1の他端部が第2立坑3内に露出する。
【0014】駆動源5の往動により老朽管1の他端部が
第2立坑3に露出すると、その他端部がカッタ9により
切断される。老朽管1の他端部の切断作業が終わると、
押圧部材6と駆動源5の作動部材とが分離され、この状
態で駆動源5が復動されて作動部材のみが往動開始位置
に移動させられる。往動開始位置に復帰した作動部材に
は、図3に示すように、新たな押圧部材6が締結されて
継ぎ足され、再度駆動源5が往動することで老朽管1の
押出しが行われる。以下、駆動源5の往復動作を繰り返
すと共に、復動時での新たな押圧部材6の継ぎ足しおよ
び老朽管1の他端部の切断作業を繰り返すことにより、
埋設されている老朽管1を埋設区間全長に渡って第2立
坑3に向け移動させて撤去することができる。
第2立坑3に露出すると、その他端部がカッタ9により
切断される。老朽管1の他端部の切断作業が終わると、
押圧部材6と駆動源5の作動部材とが分離され、この状
態で駆動源5が復動されて作動部材のみが往動開始位置
に移動させられる。往動開始位置に復帰した作動部材に
は、図3に示すように、新たな押圧部材6が締結されて
継ぎ足され、再度駆動源5が往動することで老朽管1の
押出しが行われる。以下、駆動源5の往復動作を繰り返
すと共に、復動時での新たな押圧部材6の継ぎ足しおよ
び老朽管1の他端部の切断作業を繰り返すことにより、
埋設されている老朽管1を埋設区間全長に渡って第2立
坑3に向け移動させて撤去することができる。
【0015】以上のような実施例によれば、老朽管1を
牽引駆動する装置を配置した第1立坑2内で老朽管1の
端部を切断する従来の工法と違って、切断される端部が
第2立坑3側に位置する端部であるので、切断に要する
作業空間を牽引のための装置の占有に費やされることが
ない。これにより、第1立坑2の大きさを限定した場合
でも駆動源5の往復動ストロークを大きくすることがで
き、押圧部材6による老朽管1の押出し量を長くして老
朽管1の撤去に要する時間を短くすることが可能にな
る。
牽引駆動する装置を配置した第1立坑2内で老朽管1の
端部を切断する従来の工法と違って、切断される端部が
第2立坑3側に位置する端部であるので、切断に要する
作業空間を牽引のための装置の占有に費やされることが
ない。これにより、第1立坑2の大きさを限定した場合
でも駆動源5の往復動ストロークを大きくすることがで
き、押圧部材6による老朽管1の押出し量を長くして老
朽管1の撤去に要する時間を短くすることが可能にな
る。
【0016】なお、上記実施例では、老朽管1の押出し
動作に用いられる駆動源5として、油圧シリンダを用い
たが、本発明では、この構成に限るものではなく、例え
ば、エアハンマを用いて打撃しながら老朽管1を押出す
ようにするようにしてもよい。また、押圧部材6に付設
されているチャック部材6Aの構成としても、老朽管1
の外径に合せて内径が変更可能なものとするだけでな
く、例えば、撤去対象となる老朽管1の外径に合せた内
径を有し、老朽管1の端部が挿嵌できる部材を適宜準備
して取り付けるようにしてもよい。
動作に用いられる駆動源5として、油圧シリンダを用い
たが、本発明では、この構成に限るものではなく、例え
ば、エアハンマを用いて打撃しながら老朽管1を押出す
ようにするようにしてもよい。また、押圧部材6に付設
されているチャック部材6Aの構成としても、老朽管1
の外径に合せて内径が変更可能なものとするだけでな
く、例えば、撤去対象となる老朽管1の外径に合せた内
径を有し、老朽管1の端部が挿嵌できる部材を適宜準備
して取り付けるようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、押圧部材を継ぎ足しながら駆動源を往動さ
せることにより、埋設されている老朽管の長さに関係な
く、その老朽管を第2立坑に向け押圧移動させることが
できる。このため、老朽管には駆動源からの押圧力が作
用するだけであるので、老朽管を引き抜く場合と違って
継手部から老朽管が抜けて地中に残置されるようなこと
がない。これにより、撤去対象となる老朽管の途中に継
手が介在していてもその全長に渡って完全に撤去するこ
とが可能になる。また、請求項1記載の発明によれば、
老朽管の撤去のために用いられる駆動源が、老朽管の端
部の切断を行う立坑と異なる立坑に配置されているの
で、老朽管の押出し作業と切断作業とを同じ立坑内で行
う必要がなくなり、立坑の大きさを駆動源の設置に必要
な最小限の大きさにすることができる。これにより、立
坑の掘削工事に要する作業時間を短縮でき、さらには、
掘削作業の労力の軽減することが可能になる。
明によれば、押圧部材を継ぎ足しながら駆動源を往動さ
せることにより、埋設されている老朽管の長さに関係な
く、その老朽管を第2立坑に向け押圧移動させることが
できる。このため、老朽管には駆動源からの押圧力が作
用するだけであるので、老朽管を引き抜く場合と違って
継手部から老朽管が抜けて地中に残置されるようなこと
がない。これにより、撤去対象となる老朽管の途中に継
手が介在していてもその全長に渡って完全に撤去するこ
とが可能になる。また、請求項1記載の発明によれば、
老朽管の撤去のために用いられる駆動源が、老朽管の端
部の切断を行う立坑と異なる立坑に配置されているの
で、老朽管の押出し作業と切断作業とを同じ立坑内で行
う必要がなくなり、立坑の大きさを駆動源の設置に必要
な最小限の大きさにすることができる。これにより、立
坑の掘削工事に要する作業時間を短縮でき、さらには、
掘削作業の労力の軽減することが可能になる。
【図1】本発明による老朽管の撤去工法を説明するため
の概略図である。
の概略図である。
【図2】図1に示した撤去工法での一態様を説明するた
めの概略図である。
めの概略図である。
【図3】図1に示した撤去工法での他の態様を説明する
ための概略図である。
ための概略図である。
1 老朽管 2 発進立坑に相当する第1立坑 3 発進立坑に相当する第2立坑 4 反力受け部材 5 駆動源 6 押圧部材 6A チャック部材 9 カッタ
Claims (1)
- 【請求項1】 地中に埋設されている既設管路の経路上
に作業用の第1立坑および第2立坑を設け、両立坑の間
に敷設されている老朽管を撤去する老朽管の撤去工法に
おいて、 第1立坑には所定ストロークで往復動可能な作動部材を
備えた駆動源を配置し、第2立坑には上記老朽管の切断
用カッタを配置し、 上記駆動源の作動部材の先端には、上記老朽管の一端に
当接可能な押圧部材を設け、 上記駆動源の往動時に上記老朽管を第2立坑に向け押出
し、上記駆動源の復動後、上記押圧部材を継ぎ足して再
度駆動源を往動させて上記老朽管を第2立坑に向け押出
す動作を繰り返し、 上記第2立坑では、上記駆動源の往動により押出された
上記老朽管の他端をカッタにより切断し、 上記押圧部材の継ぎ足しおよび上記老朽管の他端の切断
を繰り返すことで上記老朽管を上記第2立坑に向け押圧
移動させて撤去することを特徴とする老朽管の撤去工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8349609A JPH10184994A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 老朽管の撤去工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8349609A JPH10184994A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 老朽管の撤去工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10184994A true JPH10184994A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18404894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8349609A Pending JPH10184994A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 老朽管の撤去工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10184994A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010230112A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Saikyu Kogyo Co Ltd | 既設配管の抜管装置および既設配管の抜管方法 |
| KR101264651B1 (ko) | 2011-05-26 | 2013-05-15 | 이화수 | 노후관교체기 및 이를 이용한 노후관 교체방법 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP8349609A patent/JPH10184994A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010230112A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Saikyu Kogyo Co Ltd | 既設配管の抜管装置および既設配管の抜管方法 |
| KR101264651B1 (ko) | 2011-05-26 | 2013-05-15 | 이화수 | 노후관교체기 및 이를 이용한 노후관 교체방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040929 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041008 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050215 |