JPH10185104A - ボイラの蒸気ドラム腐食防止装置 - Google Patents
ボイラの蒸気ドラム腐食防止装置Info
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- JPH10185104A JPH10185104A JP34621296A JP34621296A JPH10185104A JP H10185104 A JPH10185104 A JP H10185104A JP 34621296 A JP34621296 A JP 34621296A JP 34621296 A JP34621296 A JP 34621296A JP H10185104 A JPH10185104 A JP H10185104A
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
ドラム内の腐食を防止できる蒸気ドラム腐食防止装置。 【解決手段】 窒素供給パイプL1に取り付けられた窒
素1次弁V1および窒素2次ブロー弁V2と、ボイラB
の運転状態検出信号s3を出力するボイラ運転状態検出
信号出力部材と、蒸気ドラムDの圧力検出信号s1を出
力する圧力センサS1と、圧力検出信号s1と運転状態
検出信号s3が入力されるコントロールユニットCを備
えており、このコントロールユニットCが、ボイラBが
運転停止状態にありかつ蒸気ドラムDの圧力値が基準圧
力値以下のときに窒素1次弁V1を開放するとともに窒
素2次ブロー弁V2を閉鎖することによって蒸気ドラム
D内に窒素ガスを導入し、ボイラBが運転状態にあるか
または蒸気ドラムDの圧力値が基準圧力値以上のときに
窒素1次弁V1を閉鎖するとともに窒素2次ブロー弁V
2を開放して窒素ガスの供給を止める
Description
止中に蒸気ドラムの内部が腐食するのを防止するための
装置に関する。
ては、このボイラの運転を停止する際に、ボイラの蒸気
ドラムに取り付けられている空気抜き弁を開放して蒸気
ドラム内に外気が入り込めるようにするという操作が行
われる。これは、ボイラの運転が停止されると、蒸気ド
ラムの温度の低下に伴って蒸気ドラム内の圧力が低下す
るので、これによって蒸気ドラム内がバキューム状態に
なるのを防止するためである。
停止の際に、空気抜き弁が開放されてボイラ内に空気が
入り込むと、この入り込んだ空気中の酸素によって蒸気
ドラムの内壁面が酸化されて腐食するという問題が生じ
る。
ける蒸気ボイラ内の腐食を防止するために、ボイラの運
転停止前にボイラに脱酸剤を注入する等の方法が採られ
ているが、その作業に手数がかかるとともに経費も高く
ついてしまうという問題がある。また、ボイラの停止中
に蒸気ドラム内の圧力が低下することによって、一般に
ボイラの運転開始前に行われる缶底ブロー作業(ボイラ
の運転停止中にボイラの底に沈降したボイラ水中のスラ
ッジ(いわゆる釜泥)をボイラ内から排出する作業)が
難しくなるため、ボイラ内に残留したスラッジによって
腐食が増長されてしまうという虞がある。
時の腐食の問題を解決するために為されたものである。
すなわち、この発明は、ボイラの運転停止時に蒸気ドラ
ム内が腐食するのを防止することができるとともに、こ
の腐食防止を容易にかつ経済的に行うことができ、しか
もボイラの運転開始前の蒸気ドラムの缶底ブローを容易
に行うことが出来るボイラの蒸気ドラム腐食防止装置を
提供することを目的とする。
に、第1の発明によるボイラの蒸気ドラム腐食防止装置
は、ボイラの蒸気ドラムに窒素供給パイプを介して接続
された窒素ガス供給源と、この窒素ガス供給源と蒸気ド
ラムとを接続する窒素供給パイプに取り付けられて窒素
ガス供給源と蒸気ドラムの連通と遮断を行う電磁開閉弁
と、この電磁開閉弁よりも下流側において窒素供給パイ
プに接続された電磁ブロー弁と、ボイラの運転状態を示
すボイラ運転状態検出信号を出力するボイラ運転状態検
出信号出力部材と、蒸気ドラムに取り付けられてこの蒸
気ドラム内の圧力を検出してドラム圧力検出信号を出力
するドラム圧力検出部材と、このドラム圧力検出部材か
ら出力されるドラム圧力検出信号とボイラ運転状態検出
信号出力部材から出力されるボイラ運転状態検出信号が
入力されて、ボイラ運転状態検出信号がボイラの運転停
止状態を示しておりかつドラム圧力検出信号が示すドラ
ム圧力値が予め設定された基準圧力値以下のときに電磁
開閉弁にこの電磁開閉弁を開放するための弁開放信号を
出力するとともに電磁ブロー弁にこの電磁ブロー弁を閉
じるための弁閉鎖信号を出力し、ボイラ運転状態検出信
号がボイラの運転状態を示しているかまたはドラム圧力
検出信号が示すドラム圧力値が予め設定された基準圧力
値以上のときに電磁開閉弁にこの電磁開閉弁を閉鎖する
ための弁閉鎖信号を出力し電磁ブロー弁にこの電磁ブロ
ー弁を開放するための弁開放信号を出力する制御部材と
を備えていることを特徴としている。
腐食防止装置は、制御部材によってボイラの運転状態と
蒸気ドラムのドラム圧力を監視しており、この制御部材
は、ボイラ運転状態検出信号出力部材から入力されるボ
イラ運転状態検出信号に基づいてボイラが運転状態にあ
るかまたは運転停止状態にあるかの判断を行い、さらに
ドラム圧力検出部材から入力されるドラム圧力検出信号
に基づいて予め設定されている基準圧力値に対して蒸気
ドラムのドラム圧力が大きいか小さいかの判断を行う。
そして、制御部材は、ボイラが運転停止状態にありかつ
蒸気ドラムのドラム圧力値が基準圧力値よりも小さいと
きに、電磁開閉弁に弁開放信号を出力してこの電磁開閉
弁を開放するとともに電磁ブロー弁に弁閉鎖信号を出力
してこの電磁ブロー弁を閉じることにより、窒素ガス供
給源と蒸気ドラムとを連通させて蒸気ドラム内に窒素ガ
スを導入する。また、ボイラが運転状態にありかつ蒸気
ドラムのドラム圧力値が基準圧力値よりも大きいとき
に、電磁開閉弁に弁閉鎖信号を出力してこの電磁開閉弁
を閉じるとともに電磁ブロー弁に弁開放信号を出力して
この電磁ブロー弁を開放することにより、窒素ガス供給
源と蒸気ドラムとの連通を遮断して窒素ガスの供給を止
める。
ボイラの運転停止によって自動的に窒素ガスが蒸気ドラ
ム内に導入されるので、ボイラの運転停止に伴う蒸気ド
ラムの内部圧力の低下によって空気が入り込んで蒸気ド
ラム内部が腐食するのを容易に防止することができる。
そして、この蒸気ドラムの腐食防止のために、従来のよ
うに脱酸剤を多量に注入する必要がなくその手数も不要
になるので、経済的である。さらに、ボイラの運転停止
時にも蒸気ドラム内が常に加圧されることになるので、
ボイラの運転開始前の蒸気ドラムの缶底ブローも容易に
行うことが出来る。
よるボイラの蒸気ドラム腐食防止装置は、第1の発明の
構成に加えて、制御部材において電磁開閉弁に弁閉鎖信
号を出力するとともに電磁ブロー弁に弁開放信号を出力
する際の基準圧力値が電磁開閉弁に弁開放信号を出力す
るとともに電磁ブロー弁に弁閉鎖信号を出力する際の基
準圧力値よりも高い値に設定されていることを特徴とし
ている。
腐食防止装置は、制御部材が電磁開閉弁への弁閉鎖信号
の出力および電磁ブロー弁への弁開放信号の出力を、電
磁開閉弁に弁開放信号を出力し電磁ブロー弁に弁閉鎖信
号を出力する際の蒸気ドラムのドラム圧力値よりも高い
圧力値において行う。このように、電磁開閉弁および電
磁ブロー弁の開放と閉鎖を行う際の基準圧力値が異なる
ことによって、電磁開閉弁に弁開放信号を出力し電磁ブ
ロー弁に弁閉鎖信号を出力する際の基準圧力値の前後で
蒸気ドラムのドラム圧力がハンチング(圧力の乱高下)
する場合にも、電磁開閉弁および電磁ブロー弁がチャタ
リング(弁のばたつき)を起こす虞がなく、蒸気ドラム
内にスムースに窒素ガスを導入することができ、これに
よって、蒸気ドラムの腐食を確実に防止することが出来
る。
れる実施の形態について、図面を参照しながら説明を行
う。
ム腐食防止装置の好適な実施形態の一例を示すものであ
って、ボイラBの蒸気ドラムDには、窒素発生装置また
は窒素ガスボンベ等の図示しない窒素供給源が、コマン
チ(元栓)V0,減圧弁Vdおよび窒素1次弁V1を介
して接続されている。そして、この窒素供給源から蒸気
ドラムDに窒素を供給する窒素供給パイプL1におい
て、窒素1次弁V1の接続部よりも下流側に、窒素2次
ブロー弁V2が接続されている。
弁V2は、何れも電磁弁であって、後述するように、コ
ントロールユニットCからの弁開閉信号によって開閉制
御されるようになっている。
1およびM2は、圧力計である。蒸気ドラムDには、さ
らに、スチームパイプL2によってスーパヒータ1およ
び高圧ヘッダ2が接続されている。
よってスーパヒータ1を介して発電機3に連結されたガ
スタービン4に供給されるようになっている。上記蒸気
ドラムDには圧力センサS1が、また、高圧ヘッダ2に
は圧力センサS2がそれぞれ取り付けられており、この
圧力センサS1およびS2は、それぞれコントロールユ
ニットCに接続されていて、検出したドラム圧力を示す
圧力検出信号s1および高圧ヘッド圧力を示す圧力検出
信号s2をコントロールユニットCに出力するようにな
っている。このコントロールユニットCには、さらに、
ボイラBの運転状態を示す運転状態検出信号s3および
ガスタービン4の運転状態を示す運転状態検出信号s4
が入力されるようになっている。
検出信号s4は、例えばボイラBやガスタービン4の電
源のオン・オフ信号であり、ボイラBやガスタービン4
の電源スイッチ等から検出される。
後述するように、圧力センサS1およびS2からそれぞ
れ入力される圧力検出信号s1,s2ならびにボイラB
およびガスタービン4からそれぞれ入力される運転状態
検出信号s3,s4に基づいて、窒素1次弁V1にバル
ブ開閉信号v1を、また窒素2次ブロー弁V2にバルブ
開閉信号v2を出力して、窒素1次弁V1および窒素2
次ブロー弁V2の開閉制御を行う。
1次弁V1および窒素2次ブロー弁V2の開閉制御を、
図2に示すフローチャートに基づいて説明する。図2に
おいて、コントロールユニットCは、ボイラBおよびガ
スタービン4から入力される運転状態検出信号s3およ
びs4によってボイラBおよびガスタービン4の運転状
態を監視している。
転状態検出信号s3に基づいてボイラBが運転状態にあ
るか否かの判断(ステップa)およびボイラBが追焚き
運転中であるか否かの判断(ステップb)を行い、この
ステップaおよびbにおける判断において、ボイラBが
運転状態にあるかまたは追焚き運転中であると判断した
場合には、窒素1次弁V1にバルブ開閉信号v1を出力
してこの窒素1次弁V1を閉じる(ステップc)ととも
に、窒素2次ブロー弁V2にバルブ開閉信号v2を出力
してこの窒素2次ブロー弁V2を開放する(ステップ
d)。
弁V2の開閉制御によって、停止中のボイラBがその運
転を再開した場合や追焚き運転を開始した際に、後述す
るように、ボイラBの蒸気ドラムDに窒素供給パイプL
1を介して行なわれる窒素ガスの供給が遮断される。
いて、ボイラBが運転状態および追焚き運転中ではな
い、すなわち、停止中であると判断した場合であって
も、コントロールユニットCは、さらにガスタービン4
から入力される運転状態検出信号s4に基づいてガスタ
ービン4が運転状態にあるか否かの判断(ステップe)
を行い、ガスタービン4が運転状態にあると判断した場
合には、上記と同様にステップcおよびdに移行して、
バルブ開閉信号v1およびバルブ開閉信号v2を出力す
ることにより、窒素1次弁V1を閉じるとともに窒素2
次ブロー弁V2を開放する。
センサS1およびS2からそれぞれ入力される圧力検出
信号s1およびs2によって、蒸気ドラムD内のドラム
圧力および高圧ヘッダ2の高圧ヘッダ圧力を監視してい
る。
力センサS2から入力される圧力検出信号s2に基づい
て高圧ヘッダ2における高圧ヘッダ圧力が3.0 kg/cm
2 以上であるか否かの判断(ステップf)を行い、この
ステップfにおいて高圧ヘッダ圧力が3.0 kg/cm2 未
満であると判断した場合には、さらに、この高圧ヘッダ
圧力が2.5 kg/cm2 以下であるか否かの判断(ステッ
プg)を行う。そして、高圧ヘッダ圧力が2.5 kg/cm
2 以下であると判断した場合には、ボイラBおよびガス
タービン4が停止中である場合であっても、ステップc
およびdに移行して、バルブ開閉信号v1およびバルブ
開閉信号v2を出力することにより、窒素1次弁V1を
閉じるとともに窒素2次ブロー弁V2を開放する。
力が所定の圧力(3.0 kg/cm2 )以上であるか否かの
判断を行うのは、この実施例における蒸気ドラム腐食防
止装置が高圧ヘッダ2に複数のボイラが接続されている
場合を想定しており、高圧ヘッダ2に接続された複数の
ボイラのうち何れかのボイラが運転されている場合に
は、この運転されているボイラによって高圧ヘッダ2の
内部圧力が所定値以上に保持されるので、運転を停止し
たボイラの蒸気ドラムDに後述するように窒素ガスを導
入しても、この窒素ガスが高圧ヘッダ2を通って蒸気の
供給を行う現場各所に流出する虞はないが、万一、全て
のボイラが停止して高圧ヘッダ2の内部圧力が低下して
いる場合には、ボイラの運転停止によって直ぐに蒸気ド
ラムDに窒素ガスを導入すると、この窒素ガスが高圧ヘ
ッダ2を通って蒸気の供給を行う現場各所に流出して酸
欠状態を招く虞があるためであり、蒸気ドラムDへの窒
素ガスの導入を行う前に高圧ヘッダ2が窒素ガスの流出
を阻止するのに十分な内部圧力を保持しているか否かを
判定するためである。
プgにおいて重ねて高圧ヘッダ2の内部圧力の判断を行
うのは、もしステップfだけの判断だと、高圧ヘッダ2
の内部圧力が3.0 kg/cm2 の前後でハンチングする場
合には、窒素1次弁V1および窒素2次ブロー弁V2が
チャタリングを起こすためであり、このチャタリングの
発生を防止するために、蒸気ドラムDに窒素ガスが導入
されている状態において、ステップfにおいて高圧ヘッ
ダ2の圧力が3.0 kg/cm2 未満に低下した場合であっ
ても、直ぐにステップcおよびdに移行せずに、高圧ヘ
ッダ2の圧力がステップfの基準圧力よりも低い2.5
kg/cm2 以下に低下して初めてステップcおよびdに移
行することとしたのである。
おいて高圧ヘッダ2の内部圧力が3.0 kg/cm2 以上で
あると判断した場合には、さらに、圧力センサS1から
入力される圧力検出信号s1に基づいて蒸気ドラムDに
おけるドラム圧力が1.5 kg/cm2 以下であるか否かの
判断(ステップh)を行い、このステップhにおいて蒸
気ドラムDのドラム圧力が1.5 kg/cm2 以上であると
判断した場合には、さらに、この蒸気ドラムDのドラム
圧力が2.0 kg/cm2 以上であるか否かの判断(ステッ
プi)を行う。そして、蒸気ドラムDのドラム圧力が
2.0 kg/cm2 以上であると判断した場合には、ボイラ
Bおよびガスタービン4が停止中である場合であって
も、ステップcおよびdに移行して、バルブ開閉信号v
1およびバルブ開閉信号v2を出力することにより、窒
素1次弁V1を閉じるとともに窒素2次ブロー弁V2を
開放する。
ム圧力の判断を行うのは、蒸気ドラムDのドラム圧力が
所定値(1.5 kg/cm2 )よりも高い場合には、蒸気ド
ラムD内に空気が入り込んで蒸気ドラムDが腐食する虞
がなく窒素ガスの導入を行う必要がないためである。
プiにおいて重ねて蒸気ドラムDのドラム圧力の判断を
行うのは、もしステップhだけの判断だと、前記と同様
に、蒸気ドラムDのドラム圧力が1.5 kg/cm2 の前後
でハンチングする場合に窒素1次弁V1および窒素2次
ブロー弁V2がチャタリングを起こすためであり、この
チャタリングの発生を防止するために、蒸気ドラムDに
窒素ガスが導入されている状態において、ステップhに
おいて高圧ヘッダ2の圧力が1,5 kg/cm2 以上に上昇
した場合であっても、直ぐにステップcおよびdに移行
せずに、蒸気ドラムDのドラム圧力がステップhの基準
圧力よりも高い2.0 kg/cm2 以上に上昇して初めてス
テップcおよびdに移行することとしたのである。
いて、ボイラBおよびガスタービン4が何れも運転停止
状態であると判断され、高圧ヘッダ2の内部圧力が3.
0 kg/cm2 以上でかつ蒸気ドラムDのドラム圧力が1,
5 kg/cm2 以下の場合に、窒素1次弁V1が開放され
(ステップj)、窒素2次ブロー弁V2が閉鎖される
(ステップk)。
ブロー弁V2の閉鎖によって、蒸気ドラムD内に窒素供
給パイプL1を介して窒素ガスが供給されて、蒸気ドラ
ムD内に充満される。これによって、ボイラBの運転停
止時に蒸気ドラムD内に空気が入り込んで、蒸気ドラム
D内が腐食するのが防止される。
のボイラが接続されており、この複数のボイラのうち何
れかのボイラが停止された際に、他の運転されているボ
イラによって高圧ヘッダ2の内部圧力が所定値以上に保
持されていることを前提に、蒸気ドラムDに窒素ガスの
供給を行うようになっているが、高圧ヘッダ2に接続さ
れたボイラが一つの場合には、スチームパイプL2に電
磁開閉弁を接続し、コントロールユニットCによって窒
素1次弁V1が開放されると同時にこのスチームパイプ
L2に接続された電磁開閉弁を閉じるように制御するよ
うにすることにより、ボイラBの運転停止によって高圧
ヘッダ2の内部圧力が所定値よりも低下した場合であっ
ても、蒸気ドラムDへの窒素ガスの導入を可能にするこ
とができる。
プfおよびgにおける高圧ヘッダ2の内部圧力の判断は
不要になる。図3は、この発明によるボイラの蒸気ドラ
ム腐食防止装置の好適な実施形態の他の例を示すもので
あって、図1の例がガスタービンに接続されたボイラに
ついての例であったのに対し、ガスタービンに接続され
ていないボイラについての例を示している。
に、ボイラB’の蒸気ドラムD’には、窒素発生装置ま
たは窒素ガスボンベ等の図示しない窒素供給源が、コマ
ンチ(元栓)V0’,減圧弁Vd’および窒素1次弁V
1’を介して接続されている。そして、この窒素供給源
から蒸気ドラムD’に窒素を供給する窒素供給パイプL
1’において、窒素1次弁V1’の接続部よりも下流側
に、窒素2次ブロー弁V2’が接続されている。
ー弁V2’は、何れも電磁弁であって、後述するよう
に、コントロールユニットC’からの開閉信号によって
開閉制御されるようになっている。
イプL2’によって高圧ヘッダ2’が接続されている。
なお、図3において、Va’はドラム空気抜弁であり、
窒素供給パイプL1’に接続されたM1’およびM2’
は、圧力計である。
が、また、高圧ヘッダ2’には圧力センサS2’がそれ
ぞれ取り付けられており、この圧力センサS1’および
S2’は、それぞれコントロールユニットC’に接続さ
れていて、検出したドラム圧力を示す圧力検出信号s
1’および高圧ヘッド圧力を示す圧力検出信号s2’を
コントロールユニットC’に出力するようになってい
る。このコントロールユニットC’には、さらに、ボイ
ラB’の運転状態を示す電源のオン・オフ信号等の運転
状態検出信号s3’が入力されるようになっている。
は、後述するように、圧力センサS1’およびS2’か
らそれぞれ入力される圧力検出信号s1’,s2’なら
びにボイラBから入力される運転状態検出信号s3’に
基づいて、窒素1次弁V1’にバルブ開閉信号v1’
を、また窒素2次ブロー弁V2’にバルブ開閉信号v
2’を出力して、窒素1次弁V1’および窒素2次ブロ
ー弁V2’の開閉制御を行う。
素1次弁V1’および窒素2次ブロー弁V2’の開閉制
御を、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
図4において、コントロールユニットC’は、ボイラ
B’から入力される運転状態検出信号s3’に基づいて
ボイラB’が運転状態にあるか否かの判断(ステップ
l)を行い、このステップlにおいて、ボイラB’が運
転状態にあると判断した場合には、窒素1次弁V1’に
バルブ開閉信号v1’を出力してこの窒素1次弁V1’
を閉じる(ステップm)とともに、窒素2次ブロー弁V
2’にバルブ開閉信号v2’を出力してこの窒素2次ブ
ロー弁V2’を開放する(ステップn)。
ー弁V2’の開閉制御によって、運転停止中のボイラ
B’がその運転を再開した際に、後述するように、ボイ
ラB’の蒸気ドラムD’に窒素供給パイプL1’を介し
て行なわれる窒素ガスの供給が遮断される。
イラB’が運転状態ではない、すなわち、停止中である
と判断した場合であっても、コントロールユニットC’
は、さらに、圧力センサS2’から入力される圧力検出
信号s2’に基づいて高圧ヘッダ2’の内部圧力が3.
0 kg/cm2 以上であるか否かの判断(ステップo)を行
い、このステップoにおいて高圧ヘッダ2の内部圧力が
3.0 kg/cm2 未満であると判断した場合には、さら
に、この高圧ヘッダ2の内部圧力が2.5 kg/cm2 以下
であるか否かの判断(ステップp)を行う。そして、高
圧ヘッダ2の内部圧力が2.5 kg/cm2 以下であると判
断した場合には、ボイラB’が停止中である場合であっ
ても、ステップmおよびnに移行して、バルブ開閉信号
v1’およびバルブ開閉信号v2’を出力することによ
り、窒素1次弁V1’を閉じるとともに窒素2次ブロー
弁V2’を開放する。
は、前記図1および2の例の場合と同様の理由による。
コントロールユニットC’は、ステップoにおいて高圧
ヘッダ2’の内部圧力が3.0 kg/cm2 以上であると判
断した場合には、さらに、圧力センサS1’から入力さ
れる圧力検出信号s1’に基づいて蒸気ドラムD’にお
けるドラム圧力が1.5 kg/cm2 以下であるか否かの判
断(ステップq)を行い、このステップqにおいて蒸気
ドラムD’のドラム圧力が1.5 kg/cm2 以上であると
判断した場合には、さらに、この蒸気ドラムD’のドラ
ム圧力が2.0 kg/cm2 以上であるか否かの判断(ステ
ップr)を行う。そして、蒸気ドラムD’のドラム圧力
が2.0 kg/cm2 以上であると判断した場合には、ボイ
ラB’が停止中である場合であっても、ステップcおよ
びdに移行して、バルブ開閉信号v1’およびバルブ開
閉信号v2’を出力することにより、窒素1次弁V1’
を閉じるとともに窒素2次ブロー弁V2’を開放する。
は、前記図1および2の例の場合と同様の理由による。
上記ステップl,oおよびqにおいて、ボイラB’が運
転停止状態であると判断され、高圧ヘッダ2’の内部圧
力が3.0 kg/cm2 以上でかつ蒸気ドラムD’のドラム
圧力が1,5 kg/cm2 以下の場合に、窒素1次弁V1’
が開放され(ステップs)、窒素2次ブロー弁V2’が
閉鎖される(ステップt)。
次ブロー弁V2’の閉鎖によって、蒸気ドラムD’内に
窒素供給パイプL1’を介して窒素ガスが供給されて、
蒸気ドラムD’内に充満される。これによって、ボイラ
B’の運転停止時に蒸気ドラムD’内に空気が入り込ん
で、蒸気ドラムD’内が腐食するのが防止される。
が接続されている場合についてのものであるが、図1お
よび2の例の場合と同様に、高圧ヘッダ2’に接続され
たボイラが一つの場合には、スチームパイプL2’に電
磁開閉弁を接続し、コントロールユニットC’によって
窒素1次弁V1’が開放されると同時にこのスチームパ
イプL2’に接続された電磁開閉弁を閉じるように制御
するようにすることにより、ボイラB’の運転停止によ
って高圧ヘッダ2’の内部圧力が所定値よりも低下した
場合であっても、蒸気ドラムD’への窒素ガスの導入を
可能にすることができる。
プoおよびpにおける高圧ヘッダ2’の内部圧力の判断
は不要になる。
る。
セスを示すフローチャートである。
る。
セスを示すフローチャートである。
信号) v1,v1’…バルブ開閉信号(弁開放信号,弁閉鎖信
号) v2,v2’…バルブ開閉信号(弁開放信号,弁閉鎖信
号)
Claims (2)
- 【請求項1】 ボイラの蒸気ドラムに窒素供給パイプを
介して接続された窒素ガス供給源と、 この窒素ガス供給源と蒸気ドラムとを接続する窒素供給
パイプに取り付けられて窒素ガス供給源と蒸気ドラムの
連通と遮断を行う電磁開閉弁と、 この電磁開閉弁よりも下流側において窒素供給パイプに
接続された電磁ブロー弁と、 前記ボイラの運転状態を示すボイラ運転状態検出信号を
出力するボイラ運転状態検出信号出力部材と、 前記蒸気ドラムに取り付けられてこの蒸気ドラム内の圧
力を検出してドラム圧力検出信号を出力するドラム圧力
検出部材と、 このドラム圧力検出部材から出力されるドラム圧力検出
信号と前記ボイラ運転状態検出信号出力部材から出力さ
れるボイラ運転状態検出信号が入力されて、ボイラ運転
状態検出信号がボイラの運転停止状態を示しておりかつ
ドラム圧力検出信号が示すドラム圧力値が予め設定され
た基準圧力値以下のときに前記電磁開閉弁にこの電磁開
閉弁を開放するための弁開放信号を出力するとともに電
磁ブロー弁にこの電磁ブロー弁を閉じるための弁閉鎖信
号を出力し、ボイラ運転状態検出信号がボイラの運転状
態を示しているかまたはドラム圧力検出信号が示すドラ
ム圧力値が予め設定された基準圧力値以上のときに電磁
開閉弁にこの電磁開閉弁を閉鎖するための弁閉鎖信号を
出力するとともに電磁ブロー弁にこの電磁ブロー弁を開
放するための弁開放信号を出力する制御部材と、 を備えていることを特徴とするボイラの蒸気ドラム腐食
防止装置。 - 【請求項2】 前記制御部材において電磁開閉弁に弁閉
鎖信号を出力するとともに電磁ブロー弁に弁開放信号を
出力する際の基準圧力値が電磁開閉弁に弁開放信号を出
力するとともに電磁ブロー弁に弁閉鎖信号を出力する際
の基準圧力値よりも高い値に設定されている請求項1に
記載のボイラの蒸気ドラム腐食防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34621296A JP2941724B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ボイラの蒸気ドラム腐食防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-12-25 JP JP34621296A patent/JP2941724B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US9429043B2 (en) * | 2010-05-20 | 2016-08-30 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Gasification power generation plant |
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| US10378757B2 (en) | 2011-12-19 | 2019-08-13 | General Electric Technology Gmbh | Method for reducing the oxygen content in steam generator wall tubes |
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