JPH1018510A - ネジ鉄筋継手 - Google Patents
ネジ鉄筋継手Info
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- JPH1018510A JPH1018510A JP17647196A JP17647196A JPH1018510A JP H1018510 A JPH1018510 A JP H1018510A JP 17647196 A JP17647196 A JP 17647196A JP 17647196 A JP17647196 A JP 17647196A JP H1018510 A JPH1018510 A JP H1018510A
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Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 結合すべきネジ鉄筋のネジピッチの位相差に
は無関係に両ネジ鉄筋の結合を可能とし、かつネジ鉄筋
継手の構成部材の材質を球状黒鉛鋳鉄の鋳物で製作し
て、ネジ部を機械加工を要しない鋳物肌とすることによ
り軽量化、小型化、、または高強度鉄筋に対応可能な継
手を提供すること。 【解決手段】 本発明のネジ鉄筋継手を構成する第1カ
プラーと第2カプラーとカラーの各材質を熱処理なしの
球状黒鉛鋳鉄またはオーステンパ球状黒鉛鋳鉄とし、ネ
ジが螺合する各構成部材のネジ部を鋳物肌で形成する。
なお、第1カプラーと第2カプラーとの外周に配設され
るカラーの一端には係止部を設ける。
は無関係に両ネジ鉄筋の結合を可能とし、かつネジ鉄筋
継手の構成部材の材質を球状黒鉛鋳鉄の鋳物で製作し
て、ネジ部を機械加工を要しない鋳物肌とすることによ
り軽量化、小型化、、または高強度鉄筋に対応可能な継
手を提供すること。 【解決手段】 本発明のネジ鉄筋継手を構成する第1カ
プラーと第2カプラーとカラーの各材質を熱処理なしの
球状黒鉛鋳鉄またはオーステンパ球状黒鉛鋳鉄とし、ネ
ジが螺合する各構成部材のネジ部を鋳物肌で形成する。
なお、第1カプラーと第2カプラーとの外周に配設され
るカラーの一端には係止部を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は土木建築等におい
て、ネジ鉄筋の如き異形鉄筋と異形鉄筋とを接続する鉄
筋継手に関するものである。
て、ネジ鉄筋の如き異形鉄筋と異形鉄筋とを接続する鉄
筋継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から土木や建築工事に伴うコンクリ
ート構造物の構築やトラスを構成する構造部材には多数
の鉄筋が用いられているが、このような工事で用いられ
る鉄筋はコンクリートとの定着性がよく、接合作業も容
易なネジ鉄筋の採用が増加してきた。また、その接続方
法も溶接や、カプラーを使用した機械式継手等種々の方
法が開発され、特に風雨等の天候に左右されず、火気の
使用もなく、工期短縮が可能な機械式継手の採用が広
り、実用化されている。
ート構造物の構築やトラスを構成する構造部材には多数
の鉄筋が用いられているが、このような工事で用いられ
る鉄筋はコンクリートとの定着性がよく、接合作業も容
易なネジ鉄筋の採用が増加してきた。また、その接続方
法も溶接や、カプラーを使用した機械式継手等種々の方
法が開発され、特に風雨等の天候に左右されず、火気の
使用もなく、工期短縮が可能な機械式継手の採用が広
り、実用化されている。
【0003】例えば、特開平6−288040号公報に
は、接合される棒鋼どうしのねじに位相差がある場合で
も接合可能な継手を2個のカプラーにより構成した「棒
鋼の継手金具」が開示されている。この「棒鋼の継手金
具」は、図6に示すように、「第1カプラー31と第2
カプラー32とからなり、第1カプラー31の内面には
接合すべき一方の棒鋼33の雄ねじ33aに螺合する雌
ねじ31aが形成され、外面には棒鋼33の雄ねじ33
aのピッチP1より小さいピッチP2の雄ねじ部31bが
形成されている。また、第2カプラー32の内面には接
合すべき他方の棒鋼34の雄ねじ34aに螺合する第1
雌ねじ部32aと、第1カプラー31の外面の雄ねじ部
31bに螺合する第2雌ねじ部32bとが2段に形成さ
れている。」ものである。
は、接合される棒鋼どうしのねじに位相差がある場合で
も接合可能な継手を2個のカプラーにより構成した「棒
鋼の継手金具」が開示されている。この「棒鋼の継手金
具」は、図6に示すように、「第1カプラー31と第2
カプラー32とからなり、第1カプラー31の内面には
接合すべき一方の棒鋼33の雄ねじ33aに螺合する雌
ねじ31aが形成され、外面には棒鋼33の雄ねじ33
aのピッチP1より小さいピッチP2の雄ねじ部31bが
形成されている。また、第2カプラー32の内面には接
合すべき他方の棒鋼34の雄ねじ34aに螺合する第1
雌ねじ部32aと、第1カプラー31の外面の雄ねじ部
31bに螺合する第2雌ねじ部32bとが2段に形成さ
れている。」ものである。
【0004】そして、特開平6−288040号公報に
開示された「棒鋼の継手金具」による棒鋼の接合方法
は、「まず第1カプラー31の雄ねじ部31bに第2カ
プラー32の第2雌ねじ部32bを螺合した状態で、接
合すべき一方の棒鋼33の雄ねじ33aに第1カプラー
31の雌ねじ部31aを螺合する。次いで、接合すべき
他方の棒鋼34の雄ねじ34aと第2カプラー32の第
1雌ねじ部32aとの位相差θ0を、第1カプラー31
と第2カプラー32の一体の回転と、第2カプラー32
のみの回転との組み合わせにより実質的に0(ゼロ)と
なるよう調整する。その状態で、第1カプラー31と第
2カプラー32の一体の回転により第2カプラー32の
第1雌ねじ部32aを、他方の棒鋼34の雄ねじ34a
に螺合することで、一対の棒鋼33、34が接合され
る。さらに、このようにして接合した一対の棒鋼33、
34を固定するためには、第1カプラー31と第2カプ
ラー32を相反する方向に必要なトルクを与えて回転さ
せる方法や、棒鋼33、34を接合した状態で第1カプ
ラー31及び第2カプラー32からなる継手金具内にグ
ラウト材を注入して硬化させる方法等がある。」とする
ものである。なお、35、36はスパナ掛止部である。
開示された「棒鋼の継手金具」による棒鋼の接合方法
は、「まず第1カプラー31の雄ねじ部31bに第2カ
プラー32の第2雌ねじ部32bを螺合した状態で、接
合すべき一方の棒鋼33の雄ねじ33aに第1カプラー
31の雌ねじ部31aを螺合する。次いで、接合すべき
他方の棒鋼34の雄ねじ34aと第2カプラー32の第
1雌ねじ部32aとの位相差θ0を、第1カプラー31
と第2カプラー32の一体の回転と、第2カプラー32
のみの回転との組み合わせにより実質的に0(ゼロ)と
なるよう調整する。その状態で、第1カプラー31と第
2カプラー32の一体の回転により第2カプラー32の
第1雌ねじ部32aを、他方の棒鋼34の雄ねじ34a
に螺合することで、一対の棒鋼33、34が接合され
る。さらに、このようにして接合した一対の棒鋼33、
34を固定するためには、第1カプラー31と第2カプ
ラー32を相反する方向に必要なトルクを与えて回転さ
せる方法や、棒鋼33、34を接合した状態で第1カプ
ラー31及び第2カプラー32からなる継手金具内にグ
ラウト材を注入して硬化させる方法等がある。」とする
ものである。なお、35、36はスパナ掛止部である。
【0005】また、実開平3−18313号公報には、
連結すべき両ねじ鉄筋のねじピッチにずれが生じていて
も簡単に連結することができる「鉄筋用継手」が開示さ
れている。この「鉄筋用継手」は、第7図(鉄筋同士を
連結した状態の断面図)に示すように、「短尺筒状をな
す継手本体53と、ねじ鉄筋51Bの先端に取り付けら
れるキャップ(係合部材)54と、上記継手本体53に
ねじ込まれるストッパー(ねじ部材)55と、ロックナ
ット56、57とから構成されている。なお、51A、
51Bは鉄筋コンクリートユニットA、Bから延びる接
続されるべき鉄筋で、その外周面には、それぞれ同一形
状、同一ピッチの螺旋状凸部52が設けられている。」
とするものである。
連結すべき両ねじ鉄筋のねじピッチにずれが生じていて
も簡単に連結することができる「鉄筋用継手」が開示さ
れている。この「鉄筋用継手」は、第7図(鉄筋同士を
連結した状態の断面図)に示すように、「短尺筒状をな
す継手本体53と、ねじ鉄筋51Bの先端に取り付けら
れるキャップ(係合部材)54と、上記継手本体53に
ねじ込まれるストッパー(ねじ部材)55と、ロックナ
ット56、57とから構成されている。なお、51A、
51Bは鉄筋コンクリートユニットA、Bから延びる接
続されるべき鉄筋で、その外周面には、それぞれ同一形
状、同一ピッチの螺旋状凸部52が設けられている。」
とするものである。
【0006】実開平3−18313号公報に開示された
「鉄筋用継手」によるねじ鉄筋51A、51Bの連結手
順は、図8に示すように、「ねじ鉄筋51Aにロックナ
ット56をねじ込むとともに、継手本体53をねじ込
み、ねじ鉄筋51Aの先端が継手本体53のねじ孔53
cから露出する程度に位置させる。又、これと並行し
て、ねじ鉄筋51Bにロックナット57をねじ込むとと
もにストッパー55を挿通し、更にねじ鉄筋51Bの先
端にキャップ54をねじ込み固定する。尚、キャップ5
4とストッパー55とは所定寸法離しておく。そして、
ねじ鉄筋51Aの先端とキャップ54の先端との離間寸
法を所定に設定して、コンクリートユニットA、Bを対
向配置する。次に、継手本体53を回してねじ鉄筋51
B側に移動し、キャップ54とともにねじ鉄筋51Bの
先部を継手本体53のねじ孔53c、及びストレート孔
53bに進入させる。そして、ねじ鉄筋51Aの先端が
継手本体53のねじ孔53aとストレート孔53bのほ
ぼ境目に位置したところで、ストッパー55の円筒部5
5bの雄ねじを継手本体53のねじ孔53cにねじ込ん
でいき、ストッパー55の先端をキャップ54の後端に
突き当てて係合させる。これによって、鉄筋51Bは継
手本体53から抜けないようになる。この後、両ロック
ナット56、57を締め付ける。更に、継手本体53の
グラウト注入口53dからモルタルを注入して継手本体
53内の隙間を埋め、これを固化することにより、ねじ
鉄筋51Bは継手本体53に固定され、その結果、両ね
じ鉄筋51A、51Bは強固に連結される。」とするも
のである。
「鉄筋用継手」によるねじ鉄筋51A、51Bの連結手
順は、図8に示すように、「ねじ鉄筋51Aにロックナ
ット56をねじ込むとともに、継手本体53をねじ込
み、ねじ鉄筋51Aの先端が継手本体53のねじ孔53
cから露出する程度に位置させる。又、これと並行し
て、ねじ鉄筋51Bにロックナット57をねじ込むとと
もにストッパー55を挿通し、更にねじ鉄筋51Bの先
端にキャップ54をねじ込み固定する。尚、キャップ5
4とストッパー55とは所定寸法離しておく。そして、
ねじ鉄筋51Aの先端とキャップ54の先端との離間寸
法を所定に設定して、コンクリートユニットA、Bを対
向配置する。次に、継手本体53を回してねじ鉄筋51
B側に移動し、キャップ54とともにねじ鉄筋51Bの
先部を継手本体53のねじ孔53c、及びストレート孔
53bに進入させる。そして、ねじ鉄筋51Aの先端が
継手本体53のねじ孔53aとストレート孔53bのほ
ぼ境目に位置したところで、ストッパー55の円筒部5
5bの雄ねじを継手本体53のねじ孔53cにねじ込ん
でいき、ストッパー55の先端をキャップ54の後端に
突き当てて係合させる。これによって、鉄筋51Bは継
手本体53から抜けないようになる。この後、両ロック
ナット56、57を締め付ける。更に、継手本体53の
グラウト注入口53dからモルタルを注入して継手本体
53内の隙間を埋め、これを固化することにより、ねじ
鉄筋51Bは継手本体53に固定され、その結果、両ね
じ鉄筋51A、51Bは強固に連結される。」とするも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、ネジ鉄筋どうし
の結合においては、ねじ鉄筋のネジピッチのずれや位置
を継手金具等により調整を必要とする手間がかかり、ま
た取付けスペースやハンドリング、外観上の見栄え等が
悪いという課題があった。
の結合においては、ねじ鉄筋のネジピッチのずれや位置
を継手金具等により調整を必要とする手間がかかり、ま
た取付けスペースやハンドリング、外観上の見栄え等が
悪いという課題があった。
【0008】本発明は、前述せる課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、ネジ鉄筋のネジピッ
チのずれを何等の調整を必要とせず、ネジピッチがどの
位置にあっても容易、簡単に結合、締め付けが可能で、
ネジ部の機械加工が不要で、重量を軽減したネジ鉄筋継
手を鋳物で提供することにある。
もので、その目的とするところは、ネジ鉄筋のネジピッ
チのずれを何等の調整を必要とせず、ネジピッチがどの
位置にあっても容易、簡単に結合、締め付けが可能で、
ネジ部の機械加工が不要で、重量を軽減したネジ鉄筋継
手を鋳物で提供することにある。
【0009】本発明者は上記目的を達成するためにネジ
鉄筋継手の構成および材質について鋭意研究の結果、ネ
ジ鉄筋のネジピッチのずれやその位置には何等影響を受
けないネジ鉄筋継手の構成とすること、およびその構成
部材を鉄系鋳物とし、ネジ部の加工廃止と大荷重に耐え
るためには、ネジ部を鋳物肌で製作し、更に湯流れ性の
良い球状黒鉛鋳鉄とし、更に高強度を要する場合にはオ
ーステンパ球状黒鉛鋳鉄とすることに想到し、本発明を
なした。なお、本発明における「鋳物肌」とは、鋳物の
鋳放し状態の鋳物の肌で、機械加工が施されていない鋳
物の表面肌を意味する。
鉄筋継手の構成および材質について鋭意研究の結果、ネ
ジ鉄筋のネジピッチのずれやその位置には何等影響を受
けないネジ鉄筋継手の構成とすること、およびその構成
部材を鉄系鋳物とし、ネジ部の加工廃止と大荷重に耐え
るためには、ネジ部を鋳物肌で製作し、更に湯流れ性の
良い球状黒鉛鋳鉄とし、更に高強度を要する場合にはオ
ーステンパ球状黒鉛鋳鉄とすることに想到し、本発明を
なした。なお、本発明における「鋳物肌」とは、鋳物の
鋳放し状態の鋳物の肌で、機械加工が施されていない鋳
物の表面肌を意味する。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のネジ
鉄筋継手は、内面には接合すべき一方の側のネジ鉄筋の
雄ネジに螺合する雌ネジ部が形成され、外面にはカラー
の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部が形成された第1カプラ
ーと、内面には接合すべき他方の側のネジ鉄筋の雄ネジ
に螺合する雌ネジ部が形成され、外面にはカラーの係止
部の係止部内面と係止する段付部が形成された第2カプ
ラーと、および前記第1カプラーと前記第2カプラーと
の外周に配設され、かつ一方の側の内面には前記雌ネジ
部が形成されるとともに、他方の側の端部には前記係止
部が形成されたカラーとよりなることを特徴とする。
鉄筋継手は、内面には接合すべき一方の側のネジ鉄筋の
雄ネジに螺合する雌ネジ部が形成され、外面にはカラー
の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部が形成された第1カプラ
ーと、内面には接合すべき他方の側のネジ鉄筋の雄ネジ
に螺合する雌ネジ部が形成され、外面にはカラーの係止
部の係止部内面と係止する段付部が形成された第2カプ
ラーと、および前記第1カプラーと前記第2カプラーと
の外周に配設され、かつ一方の側の内面には前記雌ネジ
部が形成されるとともに、他方の側の端部には前記係止
部が形成されたカラーとよりなることを特徴とする。
【0011】また、本発明のネジ鉄筋継手は、内面には
接合すべき一方の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合する雌ネ
ジ部が鋳物肌で形成され、外面にはカラーの一方の側の
内面に鋳物肌で形成された雌ネジ部に螺合する雄ネジ部
が鋳物肌で形成された鉄系鋳物の第1カプラーと、内面
には接合すべき他方の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合する
雌ネジ部が鋳物肌で形成され、外面にはカラーの他方の
側の端部に内面方向に形成された係止部の係止部内面と
係合する段付部が形成された鉄系鋳物の第2カプラー
と、および前記第1カプラーと前記第2カプラーとの外
周に配設され、かつ一方の側の内面には鋳物肌で形成さ
れた前記雌ネジ部が形成されるとともに、他方の側の端
部には前記係止部が形成され、外面が多角形に形成され
た鉄系鋳物のカラーとよりなることを特徴とする。
接合すべき一方の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合する雌ネ
ジ部が鋳物肌で形成され、外面にはカラーの一方の側の
内面に鋳物肌で形成された雌ネジ部に螺合する雄ネジ部
が鋳物肌で形成された鉄系鋳物の第1カプラーと、内面
には接合すべき他方の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合する
雌ネジ部が鋳物肌で形成され、外面にはカラーの他方の
側の端部に内面方向に形成された係止部の係止部内面と
係合する段付部が形成された鉄系鋳物の第2カプラー
と、および前記第1カプラーと前記第2カプラーとの外
周に配設され、かつ一方の側の内面には鋳物肌で形成さ
れた前記雌ネジ部が形成されるとともに、他方の側の端
部には前記係止部が形成され、外面が多角形に形成され
た鉄系鋳物のカラーとよりなることを特徴とする。
【0012】また、本発明のネジ鉄筋継手は、一方の側
のネジ鉄筋の雄ネジに螺合した前記第1カプラーと他方
の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合した前記第2カプラーと
の結合手段を、前記カラーの一方の側の内面に形成され
た前記雌ネジ部と前記第1カプラーの外面に形成された
前記雄ネジ部との螺合を介して、前記第2カプラーの外
面に形成された前記段付部と前記カラーの端部に形成さ
れた前記係止部の前記係止部内面との係止により行うこ
とを特徴とする。
のネジ鉄筋の雄ネジに螺合した前記第1カプラーと他方
の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合した前記第2カプラーと
の結合手段を、前記カラーの一方の側の内面に形成され
た前記雌ネジ部と前記第1カプラーの外面に形成された
前記雄ネジ部との螺合を介して、前記第2カプラーの外
面に形成された前記段付部と前記カラーの端部に形成さ
れた前記係止部の前記係止部内面との係止により行うこ
とを特徴とする。
【0013】また、本発明のネジ鉄筋継手は、前記カラ
ーの前記係止部内面の付け根から、第2カプラーの外径
よりもさらに径大かつ同一内径に形成されたストレート
部が、該カラーの一方の側の内面に形成されかつ他方側
に延在する前記雌ネジ部の端部まで形成されていること
を特徴とする。
ーの前記係止部内面の付け根から、第2カプラーの外径
よりもさらに径大かつ同一内径に形成されたストレート
部が、該カラーの一方の側の内面に形成されかつ他方側
に延在する前記雌ネジ部の端部まで形成されていること
を特徴とする。
【0014】また、本発明のネジ鉄筋継手は、前記第2
カプラーの外周面と前記カラーの内周面との間にリング
状空隙部が形成されていることを特徴とする。また、前
記カラーの外面から内面まで貫通したグラウト材注入孔
が形成されていることを特徴とする。
カプラーの外周面と前記カラーの内周面との間にリング
状空隙部が形成されていることを特徴とする。また、前
記カラーの外面から内面まで貫通したグラウト材注入孔
が形成されていることを特徴とする。
【0015】また、本発明のネジ鉄筋継手は、前記第1
カプラーと、前記第2カプラーと、および前記カラーの
各材質が球状黒鉛鋳鉄であることを特徴とする。また
は、前記第1カプラーと、前記第2カプラーと、および
前記カラーの各材質がオーステンパ球状黒鉛鋳鉄である
ことを特徴とする。
カプラーと、前記第2カプラーと、および前記カラーの
各材質が球状黒鉛鋳鉄であることを特徴とする。また
は、前記第1カプラーと、前記第2カプラーと、および
前記カラーの各材質がオーステンパ球状黒鉛鋳鉄である
ことを特徴とする。
【0016】本発明のネジ鉄筋継手を鋳物で製作するこ
とにより、ネジ部の孔の形成は中子や消失模型を利用す
ることで容易に形成することができ、更には中子や消失
模型の表面にネジ部に相当した形状を付設することによ
り容易にネジ部を鋳物肌で鋳出すことができる。ネジ形
状を設けた中子の表面にアルミナ、ジルコン粉末等を含
んだ塗型を塗布、またはシェル砂の中子を採用して鋳造
すれば更に良好な鋳物肌のネジ部形状を得ることができ
る。本発明のネジ鉄筋継手においては、機械加工でネジ
部の形状出しをしないので、製造価格も安価となる。
とにより、ネジ部の孔の形成は中子や消失模型を利用す
ることで容易に形成することができ、更には中子や消失
模型の表面にネジ部に相当した形状を付設することによ
り容易にネジ部を鋳物肌で鋳出すことができる。ネジ形
状を設けた中子の表面にアルミナ、ジルコン粉末等を含
んだ塗型を塗布、またはシェル砂の中子を採用して鋳造
すれば更に良好な鋳物肌のネジ部形状を得ることができ
る。本発明のネジ鉄筋継手においては、機械加工でネジ
部の形状出しをしないので、製造価格も安価となる。
【0017】また、本発明のネジ鉄筋継手の構成部材の
材質としては鉄系鋳物である鋼系鋳物でもよいが、鋳鉄
系鋳物は鋼系鋳物に比べて溶融温度が低く特に湯流れ性
が良いので、寸法精度良くきれいな鋳物肌が得易く、特
にネジ部形状を鋳物肌で設ける部材には最適であり、球
状黒鉛鋳鉄が望ましい。
材質としては鉄系鋳物である鋼系鋳物でもよいが、鋳鉄
系鋳物は鋼系鋳物に比べて溶融温度が低く特に湯流れ性
が良いので、寸法精度良くきれいな鋳物肌が得易く、特
にネジ部形状を鋳物肌で設ける部材には最適であり、球
状黒鉛鋳鉄が望ましい。
【0018】本発明のネジ鉄筋継手は、FCD材(球状
黒鉛鋳鉄)で製作する。FCD材としては一般的な材質
であるJIS・FCD450またはFCD500を用い
る。引張強さ、耐力が通常の鋼系鋳物並であり、製造も
容易である。更に高い引張強さ、耐力が必要な場合には
JIS・FCD600〜FCD700またはFCD80
0としても良い。鋼系鋳物の焼入/焼戻し材に匹敵した
引張強さとなり、ネジ鉄筋継手を小型化、軽量化するこ
とも可能である。なお、ネジ部等に更なる耐摩耗性等が
要求される場合には、FCD材で製作したものの全体ま
たは部分的に焼入/焼戻しを実施することにより材質を
改善することもできる。
黒鉛鋳鉄)で製作する。FCD材としては一般的な材質
であるJIS・FCD450またはFCD500を用い
る。引張強さ、耐力が通常の鋼系鋳物並であり、製造も
容易である。更に高い引張強さ、耐力が必要な場合には
JIS・FCD600〜FCD700またはFCD80
0としても良い。鋼系鋳物の焼入/焼戻し材に匹敵した
引張強さとなり、ネジ鉄筋継手を小型化、軽量化するこ
とも可能である。なお、ネジ部等に更なる耐摩耗性等が
要求される場合には、FCD材で製作したものの全体ま
たは部分的に焼入/焼戻しを実施することにより材質を
改善することもできる。
【0019】更に、尚一層の高強度が要求される時に
は、材質をオーステンパ球状黒鉛鋳鉄とする。この材質
は球状黒鉛鋳鉄にオーステンパ処理を施したものであ
り、オーステナイト化温度を800〜950℃で0.5
〜5時間保持後200〜400℃迄急冷し、0.5時間
以上の保持後水または空気等で冷却することによりJI
S・FCD900A〜FCD1200Aと強度を選定す
ることが可能である。引張強さはJIS・FCD450
の2〜3倍と強靱であり、更なる小型化、軽量化が可能
である。このようにして製作した本発明のネジ鉄筋継手
はネジの形状やピッチを変更して鋳造することにより一
般の機械や装置にも継手として採用できることは言うま
でもない。また、鋳物で製作するので、ネジ部は中子や
消失模型を利用して製作した後で、ネジ部を機械加工す
ることも容易に可能である。
は、材質をオーステンパ球状黒鉛鋳鉄とする。この材質
は球状黒鉛鋳鉄にオーステンパ処理を施したものであ
り、オーステナイト化温度を800〜950℃で0.5
〜5時間保持後200〜400℃迄急冷し、0.5時間
以上の保持後水または空気等で冷却することによりJI
S・FCD900A〜FCD1200Aと強度を選定す
ることが可能である。引張強さはJIS・FCD450
の2〜3倍と強靱であり、更なる小型化、軽量化が可能
である。このようにして製作した本発明のネジ鉄筋継手
はネジの形状やピッチを変更して鋳造することにより一
般の機械や装置にも継手として採用できることは言うま
でもない。また、鋳物で製作するので、ネジ部は中子や
消失模型を利用して製作した後で、ネジ部を機械加工す
ることも容易に可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
〜図5に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
【0021】
【実施の形態1】図1〜図5は本発明の一実施の形態で
ある。図1は本発明のネジ鉄筋継手の全体構成を示し、
ネジ鉄筋継手によりネジ鉄筋どうしを結合した状態を示
す断面図である。図2は一方の側のネジ鉄筋が第1カプ
ラーの内面に形成された雌ネジ部に螺合された状態を示
す部分断面図である。図3は他方の側のネジ鉄筋が第2
カプラーの内面に形成された雌ネジ部に螺合された状態
を示す部分断面図である。図4は第1カプラーの外面に
形成された雄ネジ部とカラーの一方の側の内面に形成さ
れた雌ネジ部とが螺合された状態を示す部分断面図であ
る。図5はネジ鉄筋どうしの結合手順を示す断面図であ
る。
ある。図1は本発明のネジ鉄筋継手の全体構成を示し、
ネジ鉄筋継手によりネジ鉄筋どうしを結合した状態を示
す断面図である。図2は一方の側のネジ鉄筋が第1カプ
ラーの内面に形成された雌ネジ部に螺合された状態を示
す部分断面図である。図3は他方の側のネジ鉄筋が第2
カプラーの内面に形成された雌ネジ部に螺合された状態
を示す部分断面図である。図4は第1カプラーの外面に
形成された雄ネジ部とカラーの一方の側の内面に形成さ
れた雌ネジ部とが螺合された状態を示す部分断面図であ
る。図5はネジ鉄筋どうしの結合手順を示す断面図であ
る。
【0022】本発明のネジ鉄筋継手1は、図1に示すよ
うに、第1カプラー2と第2カプラー3とカラー4とか
らなり、第1カプラー2の内面には接合すべき一方の側
のネジ鉄筋5の雄ネジ5aに螺合する雌ネジ部2aが形
成され、外面にはカラー4の一方の側(ネジ鉄筋5側)
の内面に形成された雌ネジ部4aに螺合する雄ネジ部2
bが形成されている。また、第2カプラー3の内面には
接合すべき他方の側のネジ鉄筋6の雄ネジ6aに螺合す
る雌ネジ部3aが形成され、外面にはカラー4の他方の
側の端部で内面方向に形成された係止部4bの係止部内
面4cと係止する段付部3bが形成されている。第2カ
プラー3の外径の径小部3dとカラー4の係止部4bの
先端部(最小径部)4f(図5参照)との間にはリング
状空隙部8(図4参照)が形成され、また第2カプラー
3の外径の径大部3eとカラー4の内面のストレート部
4dとの間にもリング状空隙部9(図4参照)が形成さ
れいるので、カラー4を第1カプラー2と螺合する前に
おいては、カラー4は何等の障害も受けずに、第2カプ
ラー3の外周面でくるくる自由に回転させることができ
るし、また左右方向(軸心方向)への移動もまた何等の
障害も受けないので、カラー4による締め付け作業が極
めて容易、円滑にできる。
うに、第1カプラー2と第2カプラー3とカラー4とか
らなり、第1カプラー2の内面には接合すべき一方の側
のネジ鉄筋5の雄ネジ5aに螺合する雌ネジ部2aが形
成され、外面にはカラー4の一方の側(ネジ鉄筋5側)
の内面に形成された雌ネジ部4aに螺合する雄ネジ部2
bが形成されている。また、第2カプラー3の内面には
接合すべき他方の側のネジ鉄筋6の雄ネジ6aに螺合す
る雌ネジ部3aが形成され、外面にはカラー4の他方の
側の端部で内面方向に形成された係止部4bの係止部内
面4cと係止する段付部3bが形成されている。第2カ
プラー3の外径の径小部3dとカラー4の係止部4bの
先端部(最小径部)4f(図5参照)との間にはリング
状空隙部8(図4参照)が形成され、また第2カプラー
3の外径の径大部3eとカラー4の内面のストレート部
4dとの間にもリング状空隙部9(図4参照)が形成さ
れいるので、カラー4を第1カプラー2と螺合する前に
おいては、カラー4は何等の障害も受けずに、第2カプ
ラー3の外周面でくるくる自由に回転させることができ
るし、また左右方向(軸心方向)への移動もまた何等の
障害も受けないので、カラー4による締め付け作業が極
めて容易、円滑にできる。
【0023】また、カラー4は、その一方の側(ネジ鉄
筋5側)の内面には、第1カプラー2の外面に形成され
た雄ネジ部2bに螺合する雌ネジ部4aが形成され、他
方の側の端部(ネジ鉄筋6側)が内面方向に突出した係
止部4bが形成され、係止部4bの付根から軸心方向
(一方の側のネジ鉄筋5側)に同一内径のストレート部
4dが雌ネジ4aの端部まで形成されている。なお、カ
ラー4の内面のストレート部4dの略中央部には、カラ
ー4の外面からストレート部4dの内面まで、グラウト
材注入孔7が貫通して形成されている。カラー4の外面
4gの形状、および第1カプラー2の一方の側の端部2
cの外面形状は、スパナーの掛りが良く、締めまわしが
容易となるように多角形に形成されている。第2カプラ
ー3の他方の側の端部3cの外面形状は円形としている
が、スパナーによる締めまわしを考慮し、端部のみを多
角形とすることもできる。多角形は、作業性からして八
角形または十角形が好ましい。
筋5側)の内面には、第1カプラー2の外面に形成され
た雄ネジ部2bに螺合する雌ネジ部4aが形成され、他
方の側の端部(ネジ鉄筋6側)が内面方向に突出した係
止部4bが形成され、係止部4bの付根から軸心方向
(一方の側のネジ鉄筋5側)に同一内径のストレート部
4dが雌ネジ4aの端部まで形成されている。なお、カ
ラー4の内面のストレート部4dの略中央部には、カラ
ー4の外面からストレート部4dの内面まで、グラウト
材注入孔7が貫通して形成されている。カラー4の外面
4gの形状、および第1カプラー2の一方の側の端部2
cの外面形状は、スパナーの掛りが良く、締めまわしが
容易となるように多角形に形成されている。第2カプラ
ー3の他方の側の端部3cの外面形状は円形としている
が、スパナーによる締めまわしを考慮し、端部のみを多
角形とすることもできる。多角形は、作業性からして八
角形または十角形が好ましい。
【0024】図2は、一方の側のネジ鉄筋5の雄ネジ5
aが第1カプラー2の内面に形成された雌ネジ部2aに
螺合された状態を示す部分断面図である。2bは、第1
カプラー2の外面に形成された雄ネジ部であり、第1カ
プラー2の外周に配設されるカラー4の雌ネジ部4aと
螺合する。第1カプラー2の一方の側の端部2cは、前
述のように、スパナーの掛りが良く、締めまわしが容易
となるように、多角形に形成されている。
aが第1カプラー2の内面に形成された雌ネジ部2aに
螺合された状態を示す部分断面図である。2bは、第1
カプラー2の外面に形成された雄ネジ部であり、第1カ
プラー2の外周に配設されるカラー4の雌ネジ部4aと
螺合する。第1カプラー2の一方の側の端部2cは、前
述のように、スパナーの掛りが良く、締めまわしが容易
となるように、多角形に形成されている。
【0025】図3は、他方の側のネジ鉄筋6の雄ネジ6
aが第2カプラー3の内面に形成された雌ネジ部3aに
螺合された状態を示す部分断面図である。3bは、第2
カプラー3の外面(外周面)に形成された段付部で、外
周に配設されるカラー4の係止部4bの係止部内面4c
と係止して、ネジ鉄筋どうしの結合を完了する役割を果
たす。
aが第2カプラー3の内面に形成された雌ネジ部3aに
螺合された状態を示す部分断面図である。3bは、第2
カプラー3の外面(外周面)に形成された段付部で、外
周に配設されるカラー4の係止部4bの係止部内面4c
と係止して、ネジ鉄筋どうしの結合を完了する役割を果
たす。
【0026】図4は、第1カプラー2の外面に形成され
た雄ネジ部2bとカラー4の一方の側の内面に形成され
た雌ネジ部4aとが締め付けられて、螺合が完了した状
態を示している。カラー4の係止部4b側にはリング状
空隙部8および9が形成されている。この空隙部8およ
び9には、第1カプラー2とカラー4を螺合締結前に前
もってネジ鉄筋6を螺合した第2カプラー3が配設され
ている。特に、リング状空隙部8が形成されていること
により、カラー4の雌ネジ部4aと第1カプラー2の雄
ネジ部2bとの螺合前において、カラー4の係止部4b
側は第2カプラー3の3d(外径の径小部)側で自由な
回転、移動が可能であるため、第1カプラー2とカラー
4との締めまわし作業が極めて容易にできる。締め付け
作業においては、カラー4の外面4gが、前述のとお
り、多角形に形成されているので、その端部4eにスパ
ナーの掛りが良く、締めまわしが極めて容易に行える。
なお、リング状空隙部9は、グラウト材注入孔7から注
入されたグラウト材が硬化する部位の一部を形成してい
る。
た雄ネジ部2bとカラー4の一方の側の内面に形成され
た雌ネジ部4aとが締め付けられて、螺合が完了した状
態を示している。カラー4の係止部4b側にはリング状
空隙部8および9が形成されている。この空隙部8およ
び9には、第1カプラー2とカラー4を螺合締結前に前
もってネジ鉄筋6を螺合した第2カプラー3が配設され
ている。特に、リング状空隙部8が形成されていること
により、カラー4の雌ネジ部4aと第1カプラー2の雄
ネジ部2bとの螺合前において、カラー4の係止部4b
側は第2カプラー3の3d(外径の径小部)側で自由な
回転、移動が可能であるため、第1カプラー2とカラー
4との締めまわし作業が極めて容易にできる。締め付け
作業においては、カラー4の外面4gが、前述のとお
り、多角形に形成されているので、その端部4eにスパ
ナーの掛りが良く、締めまわしが極めて容易に行える。
なお、リング状空隙部9は、グラウト材注入孔7から注
入されたグラウト材が硬化する部位の一部を形成してい
る。
【0027】図5は、本発明のネジ鉄筋継手1による両
ネジ鉄筋どうしの結合手順を示しており、以下説明す
る。まず、カラー4にネジ鉄筋6を挿入し、カラー4を
図5においてネジ鉄筋6の左方側にずらしておき、第2
カプラー3の内面の雌ネジ部3aにネジ鉄筋6の雄ネジ
6aを螺合する。これと並行して、第1カプラー2の内
面の雌ネジ部2aにネジ鉄筋5の雄ネジ5aを螺合す
る。次いで、第1カプラー2と第2カプラー3とを対向
して所定距離はなして配置する。そして、カラー4を図
5に示す右向きの矢印方向に移動し、第1カプラー2の
外面の雄ネジ部2bとカラー4の一方の側(ネジ鉄筋5
側)の内面の雌ネジ部4aとを螺合し、カラー4の係止
部4bの係止部内面4cが、第2カプラー3の段付部3
bに当接して係止すると、第1カプラー2の雄ネジ部2
bとカラー4の雌ネジ部4aの螺合は完了し、ネジ鉄筋
5とネジ鉄筋6どうしの結合が完了される。カラー4の
係止部4bの先端部(最小径部)4fの直径が、第2カ
プラー3の径小部3dの外径よりもわずかに大きく形成
されているので、径小部3dと先端部(最小径部)4f
との間にはわずかな空隙部が形成され、径小部3dと先
端部(最小径部)4fとが接触干渉することはなく何等
の障害もなく締めまわしができる形状構成となってい
る。カラー4の外形は多角形に形成されているので、他
方の側の端部4eにスパナーをかけて締めまわし作業が
可能である。なお、7はグラウト材注入孔で、両ネジ鉄
筋5、6の結合完了後、必要に応じて、グラウト材を注
入して硬化させることができる。
ネジ鉄筋どうしの結合手順を示しており、以下説明す
る。まず、カラー4にネジ鉄筋6を挿入し、カラー4を
図5においてネジ鉄筋6の左方側にずらしておき、第2
カプラー3の内面の雌ネジ部3aにネジ鉄筋6の雄ネジ
6aを螺合する。これと並行して、第1カプラー2の内
面の雌ネジ部2aにネジ鉄筋5の雄ネジ5aを螺合す
る。次いで、第1カプラー2と第2カプラー3とを対向
して所定距離はなして配置する。そして、カラー4を図
5に示す右向きの矢印方向に移動し、第1カプラー2の
外面の雄ネジ部2bとカラー4の一方の側(ネジ鉄筋5
側)の内面の雌ネジ部4aとを螺合し、カラー4の係止
部4bの係止部内面4cが、第2カプラー3の段付部3
bに当接して係止すると、第1カプラー2の雄ネジ部2
bとカラー4の雌ネジ部4aの螺合は完了し、ネジ鉄筋
5とネジ鉄筋6どうしの結合が完了される。カラー4の
係止部4bの先端部(最小径部)4fの直径が、第2カ
プラー3の径小部3dの外径よりもわずかに大きく形成
されているので、径小部3dと先端部(最小径部)4f
との間にはわずかな空隙部が形成され、径小部3dと先
端部(最小径部)4fとが接触干渉することはなく何等
の障害もなく締めまわしができる形状構成となってい
る。カラー4の外形は多角形に形成されているので、他
方の側の端部4eにスパナーをかけて締めまわし作業が
可能である。なお、7はグラウト材注入孔で、両ネジ鉄
筋5、6の結合完了後、必要に応じて、グラウト材を注
入して硬化させることができる。
【0028】このように本発明のネジ鉄筋継手1によれ
ば、ネジ鉄筋5、6のネジのピッチの位相差や位置には
何等関係なしに両方のネジ鉄筋5、6を容易に結合でき
る。なお、ネジ鉄筋5、6どうしを結合するために、第
1カプラー2の雄ネジ部2bとカラー4の内面に形成さ
れた雌ネジ部4aとの螺合、締め付けに際しては、カラ
ー4の外形が多角形に形成されているので、カラー4の
他方の側の端部4eにスパナーが掛り易くまた締め付け
も容易で、作業性が良好である。また、第1カプラー2
の一方の側の端部2cも多角形に形成されているので、
必要に応じて、ネジ鉄筋5と第1カプラー2とのネジの
螺合にスパナーを利用することができる。また、第2カ
プラー3の径小部3dの外形は、作業性を考慮して、円
形として、カラー4の係止部4bの先端部(最小径部)
4fとの空隙を確保しているが、径小部3dの端部のみ
を部分的に多角形に形成してスパナーを利用できるよう
にすることもできる。多角形の具体的形状については、
スパナーの掛り具合や締めまわし等の作業上からして八
角形もしくは十角形が好ましい。
ば、ネジ鉄筋5、6のネジのピッチの位相差や位置には
何等関係なしに両方のネジ鉄筋5、6を容易に結合でき
る。なお、ネジ鉄筋5、6どうしを結合するために、第
1カプラー2の雄ネジ部2bとカラー4の内面に形成さ
れた雌ネジ部4aとの螺合、締め付けに際しては、カラ
ー4の外形が多角形に形成されているので、カラー4の
他方の側の端部4eにスパナーが掛り易くまた締め付け
も容易で、作業性が良好である。また、第1カプラー2
の一方の側の端部2cも多角形に形成されているので、
必要に応じて、ネジ鉄筋5と第1カプラー2とのネジの
螺合にスパナーを利用することができる。また、第2カ
プラー3の径小部3dの外形は、作業性を考慮して、円
形として、カラー4の係止部4bの先端部(最小径部)
4fとの空隙を確保しているが、径小部3dの端部のみ
を部分的に多角形に形成してスパナーを利用できるよう
にすることもできる。多角形の具体的形状については、
スパナーの掛り具合や締めまわし等の作業上からして八
角形もしくは十角形が好ましい。
【0029】このようにして結合された両ネジ鉄筋どう
しは、通常、コンクリートに埋設されて使用されるの
で、カラー4の外形の多角形がコンクリートと係合し
て、逆回転等によるゆるみが生じることはない。しか
し、必要に応じて、カラー4のグラウト材注入孔7から
グラウト材を注入して硬化させることもできるし、また
は第1カプラー2の外側(ネジ鉄筋5の右方側)と第2
カプラー3の外側(ネジ鉄筋6の左方側)にそれぞれロ
ックナットを装着することもできる。あるいはグラウト
材の注入とロックナットの装着の両方を行うこともでき
る。
しは、通常、コンクリートに埋設されて使用されるの
で、カラー4の外形の多角形がコンクリートと係合し
て、逆回転等によるゆるみが生じることはない。しか
し、必要に応じて、カラー4のグラウト材注入孔7から
グラウト材を注入して硬化させることもできるし、また
は第1カプラー2の外側(ネジ鉄筋5の右方側)と第2
カプラー3の外側(ネジ鉄筋6の左方側)にそれぞれロ
ックナットを装着することもできる。あるいはグラウト
材の注入とロックナットの装着の両方を行うこともでき
る。
【0030】以上の形状構成を有する本発明のネジ鉄筋
継手の第1カプラー2と第2カプラー3およびカラー4
の各材質をJIS・FCD500として鋳造を実施し
た。砂型鋳型に1420℃で鋳込んだ。化学成分は鉄と
不可避的不純物と表1に示す成分であった。
継手の第1カプラー2と第2カプラー3およびカラー4
の各材質をJIS・FCD500として鋳造を実施し
た。砂型鋳型に1420℃で鋳込んだ。化学成分は鉄と
不可避的不純物と表1に示す成分であった。
【0031】
【表1】
【0032】鋳造品からテストピースを切り出し機械的
性質を調査した結果は表2に示す通りであった。
性質を調査した結果は表2に示す通りであった。
【0033】
【表2】
【0034】本実施の形態1によるネジ鉄筋継手は鍛造
品と比較して、強度的にも遜色のない製品を熱処理しな
いで製造することができた。また、同一製品形状で鍛造
品から球状黒鉛鋳鉄に材質を変更するだけで比重差に相
当する7%の重量軽減ができた。
品と比較して、強度的にも遜色のない製品を熱処理しな
いで製造することができた。また、同一製品形状で鍛造
品から球状黒鉛鋳鉄に材質を変更するだけで比重差に相
当する7%の重量軽減ができた。
【0035】
【実施の形態2】ネジ鉄筋継手の形状構成は実施の形態
1と同様とし、砂型鋳型に1425℃で鋳込んだ。化学
成分は鉄と不可避的不純物と表3に示す成分であった。
1と同様とし、砂型鋳型に1425℃で鋳込んだ。化学
成分は鉄と不可避的不純物と表3に示す成分であった。
【0036】
【表3】
【0037】オーステンパ処理を施して材質のみをオー
ステンパ球状黒鉛鋳鉄とした。つまり、凝固後の鋳造品
を鋳型から取り出しオーステナイト化温度875℃で2
時間保持し、更にパーライトが発生しない冷却速度で急
冷し、385℃で冷却を一旦停止し、345℃迄2時間
かけて徐冷後、水冷により常温まで急冷した。このよう
にして熱処理した鋳造品からテストピースを切り出し機
械的性質を調査した結果は表4に示す通りであった。
ステンパ球状黒鉛鋳鉄とした。つまり、凝固後の鋳造品
を鋳型から取り出しオーステナイト化温度875℃で2
時間保持し、更にパーライトが発生しない冷却速度で急
冷し、385℃で冷却を一旦停止し、345℃迄2時間
かけて徐冷後、水冷により常温まで急冷した。このよう
にして熱処理した鋳造品からテストピースを切り出し機
械的性質を調査した結果は表4に示す通りであった。
【0038】
【表4】
【0039】実施の形態1の球状黒鉛鋳鉄JIS・FC
D500に比べて約2倍の引張強さが得られ、高強度鉄
筋材にも対応が可能となった。また、一般の鉄筋材用に
この材料を適用すればFCD500材に比べ17%の重
量軽減が達成でき、更なる小型化かつ軽量化も達成でき
ることがわかった。
D500に比べて約2倍の引張強さが得られ、高強度鉄
筋材にも対応が可能となった。また、一般の鉄筋材用に
この材料を適用すればFCD500材に比べ17%の重
量軽減が達成でき、更なる小型化かつ軽量化も達成でき
ることがわかった。
【0040】
【実施の形態3】ネジ鉄筋継手の形状構成は実施の形態
1と同様とし、更に高強度オーステンパ球状黒鉛鋳鉄を
製作するために、砂型鋳型に1415℃で鋳込んだ。化
学成分は鉄と不可避的不純物と表5に示す成分であっ
た。
1と同様とし、更に高強度オーステンパ球状黒鉛鋳鉄を
製作するために、砂型鋳型に1415℃で鋳込んだ。化
学成分は鉄と不可避的不純物と表5に示す成分であっ
た。
【0041】
【表5】
【0042】次にオーステンパ処理を施し、材質のみを
オーステンパ球状黒鉛鋳鉄とした。つまり、凝固後の鋳
造品を鋳型内で865℃迄冷却し、その後鋳型内から鋳
造品を取り出しオーステナイト化温度860℃で2時間
保持した。更にパーライトが発生しない冷却速度で急冷
し、285℃で冷却を一旦停止し、240℃迄2時間か
けて徐冷後、水冷により常温まで急冷した。このように
して熱処理した鋳造品からテストピースを切り出し、機
械的性質を調査した結果は表6に示す通りであった。
オーステンパ球状黒鉛鋳鉄とした。つまり、凝固後の鋳
造品を鋳型内で865℃迄冷却し、その後鋳型内から鋳
造品を取り出しオーステナイト化温度860℃で2時間
保持した。更にパーライトが発生しない冷却速度で急冷
し、285℃で冷却を一旦停止し、240℃迄2時間か
けて徐冷後、水冷により常温まで急冷した。このように
して熱処理した鋳造品からテストピースを切り出し、機
械的性質を調査した結果は表6に示す通りであった。
【0043】
【表6】
【0044】実施の形態1の球状黒鉛鋳鉄JIS・FC
D500に比べて約2.3倍の引張強さが得られた。ま
た、一般の鉄筋材用にこの材料を適用すればFCD50
0材に比べて24%の重量軽減が達成でき、更なる小型
化かつ軽量化が達成できることがわかった。
D500に比べて約2.3倍の引張強さが得られた。ま
た、一般の鉄筋材用にこの材料を適用すればFCD50
0材に比べて24%の重量軽減が達成でき、更なる小型
化かつ軽量化が達成できることがわかった。
【0045】
【発明の効果】本発明のネジ鉄筋継手は、その構成部材
の形状構成により、結合すべきネジ鉄筋のネジピッチの
位相差を何等考慮することなしに、両ネジ鉄筋を容易、
簡単かつ確実な結合を確保することができる。また、本
発明のネジ鉄筋継手の構成部材の材質を熱処理なしの球
状黒鉛鋳鉄とし、更にはオーステンパ球状黒鉛鋳鉄と
し、ネジ部を機械加工を要しない鋳物肌で製作すること
により加工費の低減とともに、軽量化および小型化が可
能である。さらに、高強度鉄筋に対応可能な継手を提供
できる。
の形状構成により、結合すべきネジ鉄筋のネジピッチの
位相差を何等考慮することなしに、両ネジ鉄筋を容易、
簡単かつ確実な結合を確保することができる。また、本
発明のネジ鉄筋継手の構成部材の材質を熱処理なしの球
状黒鉛鋳鉄とし、更にはオーステンパ球状黒鉛鋳鉄と
し、ネジ部を機械加工を要しない鋳物肌で製作すること
により加工費の低減とともに、軽量化および小型化が可
能である。さらに、高強度鉄筋に対応可能な継手を提供
できる。
【図1】本発明のネジ鉄筋継手の全体構成を示し、ネジ
鉄筋継手によりネジ鉄筋どうしを結合した状態を示す断
面図である。
鉄筋継手によりネジ鉄筋どうしを結合した状態を示す断
面図である。
【図2】本発明のネジ鉄筋継手に係り、一方の側のネジ
鉄筋が第1カプラーの内面に形成された雌ネジ部に螺合
された状態を示す部分断面図である。
鉄筋が第1カプラーの内面に形成された雌ネジ部に螺合
された状態を示す部分断面図である。
【図3】本発明のネジ鉄筋継手に係り、他方の側のネジ
鉄筋が第2カプラーの内面に形成された雌ネジ部に螺合
された状態を示す部分断面図である。
鉄筋が第2カプラーの内面に形成された雌ネジ部に螺合
された状態を示す部分断面図である。
【図4】本発明のネジ鉄筋継手に係り、第1カプラーの
外面に形成された雄ネジ部とカラーの一方の側の内面に
形成された雌ネジ部とが螺合された状態を示す部分断面
図である。
外面に形成された雄ネジ部とカラーの一方の側の内面に
形成された雌ネジ部とが螺合された状態を示す部分断面
図である。
【図5】本発明のネジ鉄筋継手によるネジ鉄筋どうしの
結合手順を示す断面図である。
結合手順を示す断面図である。
【図6】従来の棒鋼の継手金具によるねじ鉄筋どうしを
結合した状態を示す断面図である。
結合した状態を示す断面図である。
【図7】従来の鉄筋用継手により鉄筋同士を連結した状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図8】従来の鉄筋用継手による連結手順を示す断面図
である。
である。
1 ネジ鉄筋継手 2 第1カプラー 3 第2カプラー 4 カラー 5 一方の側のネジ鉄筋 6 他方の側のネジ鉄筋 2a 第1カプラーの内面に形成された雌ネジ部 2b 第1カプラーの外面に形成された雄ネジ部 2c 第1カプラーの一方の側の端部 3a 第2カプラーの内面に形成された雌ネジ部 3b 第2カプラーの外面に形成された段付部 3c 第2カプラーの他方の側の端部 3d 第2カプラーの外径の径小部 3e 第2カプラーの外径の径大部 4a カラーの一方の側の内面に形成された雌ネジ部 4b カラーの他方の側の端部で、内面方向に形成され
た係止部 4c カラーの他方の側の端部に形成された係止部の係
止部内面 4d カラーの係止部内面の付け根から軸心方向への同
一内径のストレート部 4e カラーの他方の側の端部 4f カラーの他方の側の係止部の先端部(最小径部) 4g カラーの外面 5a 一方の側のネジ鉄筋の雄ネジ 6a 他方の側のネジ鉄筋の雄ネジ 7 グラウト材注入孔 8 第2カプラーの径小部とカラーの係止部の先端部と
の間のリング状空隙部 9 第2カプラーの径大部とカラーの内面のストレート
部との間のリング状空隙部 P1 棒鋼の雄ねじのピッチ P2 第1カプラーの外面の雄ねじ部のピッチ 31 第1カプラー 31a 第1カプラーの内面の雌ねじ部 31b 第1カプラーの外面の雄ねじ部 32 第2カプラー 32a 第2カプラーの内面の第1雌ねじ部 32b 第2カプラーの内面の第2雌ねじ部 33 一方の棒鋼 33a 一方の棒鋼の雄ねじ 34 他方の棒鋼 34a 他方の棒鋼の雄ねじ 35、36 スパナ係止部 A、B 鉄筋コンクリートユニット 51A ねじ鉄筋 51B 鉄筋 52 螺旋状凸部 53 継手本体 53a ねじ孔(一端側の孔) 53b ストレート孔(他端側の孔) 53c ねじ孔(他端側の孔) 53d グラウト注入口 54 キャップ(係合部材) 55 ストッパー(ねじ部材) 55b 円筒部 56、57 ロックナット
た係止部 4c カラーの他方の側の端部に形成された係止部の係
止部内面 4d カラーの係止部内面の付け根から軸心方向への同
一内径のストレート部 4e カラーの他方の側の端部 4f カラーの他方の側の係止部の先端部(最小径部) 4g カラーの外面 5a 一方の側のネジ鉄筋の雄ネジ 6a 他方の側のネジ鉄筋の雄ネジ 7 グラウト材注入孔 8 第2カプラーの径小部とカラーの係止部の先端部と
の間のリング状空隙部 9 第2カプラーの径大部とカラーの内面のストレート
部との間のリング状空隙部 P1 棒鋼の雄ねじのピッチ P2 第1カプラーの外面の雄ねじ部のピッチ 31 第1カプラー 31a 第1カプラーの内面の雌ねじ部 31b 第1カプラーの外面の雄ねじ部 32 第2カプラー 32a 第2カプラーの内面の第1雌ねじ部 32b 第2カプラーの内面の第2雌ねじ部 33 一方の棒鋼 33a 一方の棒鋼の雄ねじ 34 他方の棒鋼 34a 他方の棒鋼の雄ねじ 35、36 スパナ係止部 A、B 鉄筋コンクリートユニット 51A ねじ鉄筋 51B 鉄筋 52 螺旋状凸部 53 継手本体 53a ねじ孔(一端側の孔) 53b ストレート孔(他端側の孔) 53c ねじ孔(他端側の孔) 53d グラウト注入口 54 キャップ(係合部材) 55 ストッパー(ねじ部材) 55b 円筒部 56、57 ロックナット
Claims (8)
- 【請求項1】 第1カプラーと第2カプラーおよびカラ
ーとにより構成されるネジ鉄筋継手であって、内面には
接合すべき一方の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合する雌ネ
ジ部が形成され、外面にはカラーの雌ネジ部に螺合する
雄ネジ部が形成された前記第1カプラーと、内面には接
合すべき他方の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合する雌ネジ
部が形成され、外面にはカラーの係止部の係止部内面と
係止する段付部が形成された前記第2カプラーと、およ
び前記第1カプラーと前記第2カプラーとの外周に配設
され、かつ一方の側の内面には前記雌ネジ部が形成され
るとともに、他方の側の端部には前記係止部が形成され
た前記カラーとよりなることを特徴とするネジ鉄筋継
手。 - 【請求項2】 第1カプラーと第2カプラーおよびカラ
ーとにより構成されるネジ鉄筋継手であって、内面には
接合すべき一方の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合する雌ネ
ジ部が鋳物肌で形成され、外面にはカラーの一方の側の
内面に鋳物肌で形成された雌ネジ部に螺合する雄ネジ部
が鋳物肌で形成された鉄系鋳物の前記第1カプラーと、
内面には接合すべき他方の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合
する雌ネジ部が鋳物肌で形成され、外面にはカラーの他
方の側の端部に内面方向に形成された係止部の係止部内
面と係止する段付部が形成された鉄系鋳物の前記第2カ
プラーと、および前記第1カプラーと前記第2カプラー
との外周に配設され、かつ一方の側の内面には鋳物肌で
形成された前記雌ネジ部が形成されるとともに、他方の
側の端部には前記係止部が形成され、外面が多角形に形
成された鉄系鋳物の前記カラーとよりなることを特徴と
するネジ鉄筋継手。 - 【請求項3】 一方の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合した
前記第1カプラーと他方の側のネジ鉄筋の雄ネジに螺合
した前記第2カプラーとの結合手段を、前記カラーの一
方の側の内面に形成された前記雌ネジ部と前記第1カプ
ラーの外面に形成された前記雄ネジ部との螺合を介し
て、前記第2カプラーの外面に形成された前記段付部と
前記カラーの端部に形成された前記係止部の前記係止部
内面との係止により行うことを特徴とする請求項1また
は請求項2記載のネジ鉄筋継手。 - 【請求項4】 前記カラーの前記係止部内面の付け根か
ら、第2カプラーの外径よりもさらに径大かつ同一内径
に形成されたストレート部が、該カラーの一方の側の内
面に形成されかつ他方側に延在する前記雌ネジ部の端部
まで形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求
項3のいずれか1項に記載のネジ鉄筋継手。 - 【請求項5】 前記第2カプラーの外周面と前記カラー
の内周面との間にリング状空隙部が形成されていること
を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記
載のネジ鉄筋継手。 - 【請求項6】 前記カラーの外面から内面まで貫通した
グラウト材注入孔が形成されていることを特徴とする請
求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のネジ鉄筋継
手。 - 【請求項7】 前記第1カプラーと、前記第2カプラー
と、および前記カラーの各材質が球状黒鉛鋳鉄であるこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
記載のネジ鉄筋継手。 - 【請求項8】 前記第1カプラーと、前記第2カプラー
と、および前記カラーの各材質がオーステンパ球状黒鉛
鋳鉄であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
ずれか1項に記載のネジ鉄筋継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17647196A JPH1018510A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ネジ鉄筋継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17647196A JPH1018510A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ネジ鉄筋継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1018510A true JPH1018510A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16014265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17647196A Pending JPH1018510A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ネジ鉄筋継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1018510A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016534261A (ja) * | 2013-09-09 | 2016-11-04 | ヨングン キム | 接合端部材によるソケット締結型鉄筋継手 |
| CN106795717A (zh) * | 2014-05-21 | 2017-05-31 | 金龙根 | 配备成对锁块的钢筋接头以及使用该钢筋接头的预制钢筋网连接接合方法 |
| WO2017185193A1 (zh) * | 2016-04-26 | 2017-11-02 | 苏犁 | 预制构件连接钢筋的双偏心块连接接头 |
| KR20180039817A (ko) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | 임병희 | 유니온 체결 방식 기계식 이형철근 이음장치 |
| CN112982737A (zh) * | 2021-04-25 | 2021-06-18 | 青岛腾远设计事务所有限公司 | 一种预制剪力墙竖向干式连接结构、施工工具和和施工方法 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP17647196A patent/JPH1018510A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016534261A (ja) * | 2013-09-09 | 2016-11-04 | ヨングン キム | 接合端部材によるソケット締結型鉄筋継手 |
| CN106795717A (zh) * | 2014-05-21 | 2017-05-31 | 金龙根 | 配备成对锁块的钢筋接头以及使用该钢筋接头的预制钢筋网连接接合方法 |
| WO2017185193A1 (zh) * | 2016-04-26 | 2017-11-02 | 苏犁 | 预制构件连接钢筋的双偏心块连接接头 |
| KR20180039817A (ko) * | 2016-10-11 | 2018-04-19 | 임병희 | 유니온 체결 방식 기계식 이형철근 이음장치 |
| CN112982737A (zh) * | 2021-04-25 | 2021-06-18 | 青岛腾远设计事务所有限公司 | 一种预制剪力墙竖向干式连接结构、施工工具和和施工方法 |
| CN112982737B (zh) * | 2021-04-25 | 2025-05-27 | 青岛腾远设计事务所有限公司 | 一种预制剪力墙竖向干式连接结构的施工方法 |
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