JPH0978766A - 棒鋼のねじ継手 - Google Patents
棒鋼のねじ継手Info
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- JPH0978766A JPH0978766A JP23112995A JP23112995A JPH0978766A JP H0978766 A JPH0978766 A JP H0978766A JP 23112995 A JP23112995 A JP 23112995A JP 23112995 A JP23112995 A JP 23112995A JP H0978766 A JPH0978766 A JP H0978766A
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- coupler
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各々の棒鋼のねじに位相差がある場合でも接
続でき、かつ施工性、経済性、継手剛性に優れた棒鋼の
ねじ継手を提供する。 【解決手段】 接続すべき一対の棒鋼1,1aの接続端
部に雄ねじを設け、これらの棒鋼1,1a間に雄ねじを
有する補助棒鋼1bを配置する。一方の棒鋼1と補助棒
鋼1b間を内周部に雌ねじを有するカプラー4で接続
し、同様に補助棒鋼1bと他方の棒鋼1a間を内周部に
雌ねじを有するカプラー4で接続する。カプラー4の雌
ねじを構成するねじ溝の幅を棒鋼の雄ねじの幅に対し十
分大きくとり、雌ねじと雄ねじとの間に生じる軸方向の
ギャップがねじピッチの1/4以上となるようにする。
2箇所のカプラー4のギャップが、ねじの位相差をそれ
ぞれ1/4回転分吸収し、接続すべき棒鋼1,1aの雄
ねじ間にどのような位相差があっても接続することがで
きる。
続でき、かつ施工性、経済性、継手剛性に優れた棒鋼の
ねじ継手を提供する。 【解決手段】 接続すべき一対の棒鋼1,1aの接続端
部に雄ねじを設け、これらの棒鋼1,1a間に雄ねじを
有する補助棒鋼1bを配置する。一方の棒鋼1と補助棒
鋼1b間を内周部に雌ねじを有するカプラー4で接続
し、同様に補助棒鋼1bと他方の棒鋼1a間を内周部に
雌ねじを有するカプラー4で接続する。カプラー4の雌
ねじを構成するねじ溝の幅を棒鋼の雄ねじの幅に対し十
分大きくとり、雌ねじと雄ねじとの間に生じる軸方向の
ギャップがねじピッチの1/4以上となるようにする。
2箇所のカプラー4のギャップが、ねじの位相差をそれ
ぞれ1/4回転分吸収し、接続すべき棒鋼1,1aの雄
ねじ間にどのような位相差があっても接続することがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、接続端部に雄ね
じを設けた一対の棒鋼を内周部に雌ねじを有するカプラ
ーで接続してなる棒鋼のねじ継手に関するものである。
じを設けた一対の棒鋼を内周部に雌ねじを有するカプラ
ーで接続してなる棒鋼のねじ継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋や異形鉄筋等の継手として、カプラ
ーでねじ式に接合するねじ継手が知られている(実公昭
55−44101号公報、実公昭52−7443号公報
参照)。
ーでねじ式に接合するねじ継手が知られている(実公昭
55−44101号公報、実公昭52−7443号公報
参照)。
【0003】図7はそのようなねじ継手の一例を示した
もので、カプラー4の両端に接続すべき一対の棒鋼1,
1aを螺合した後、グラウト注入孔7からグラウト材6
を注入し、グラウト材6の固化により2本の棒鋼1,1
aを接続している。
もので、カプラー4の両端に接続すべき一対の棒鋼1,
1aを螺合した後、グラウト注入孔7からグラウト材6
を注入し、グラウト材6の固化により2本の棒鋼1,1
aを接続している。
【0004】図8はスリーブ方式による鉄筋の継手の一
例を示したもので、スリーブ9の両端に接続すべき一対
の棒鋼1,1aを挿入した後、グラウト材6を注入し、
グラウト材6の固化により、2本の棒鋼1,1aを接続
している。
例を示したもので、スリーブ9の両端に接続すべき一対
の棒鋼1,1aを挿入した後、グラウト材6を注入し、
グラウト材6の固化により、2本の棒鋼1,1aを接続
している。
【0005】図9はダブルトルク方式による鉄筋の継手
の一例を示したもので、カプラー4の両端に接続すべき
一対の棒鋼1,1aを螺合し、カプラー4の両端にロッ
クナット5をセットして、所定のトルクを加えて締め付
け、2本の棒鋼1,1aを接続している。また、カプラ
ー4はねじ10により互いに螺合する2部材からなり、
2本の棒鋼1,1aのねじに位相差がある場合、カプラ
ー4のねじ11により調整を行うことができる。
の一例を示したもので、カプラー4の両端に接続すべき
一対の棒鋼1,1aを螺合し、カプラー4の両端にロッ
クナット5をセットして、所定のトルクを加えて締め付
け、2本の棒鋼1,1aを接続している。また、カプラ
ー4はねじ10により互いに螺合する2部材からなり、
2本の棒鋼1,1aのねじに位相差がある場合、カプラ
ー4のねじ11により調整を行うことができる。
【0006】図10は自由継手方式による鉄筋の継手の
一例を示したもので(特開平6−158783号公報等
参照)、カプラー4の両端に接続すべき一対の棒鋼1,
1aを螺合した後、グラウト注入孔7からグラウト材6
を注入し、グラウト材6の固化により2本の棒鋼1,1
aを接続している。また、カプラー4は内周部の雌ねじ
3と棒鋼1の雄ねじ2のギャップがねじのピッチの1/
2以上あり、2本の棒鋼1,1aのねじに位相差がある
場合でも、その位相差を吸収して接続することができ
る。
一例を示したもので(特開平6−158783号公報等
参照)、カプラー4の両端に接続すべき一対の棒鋼1,
1aを螺合した後、グラウト注入孔7からグラウト材6
を注入し、グラウト材6の固化により2本の棒鋼1,1
aを接続している。また、カプラー4は内周部の雌ねじ
3と棒鋼1の雄ねじ2のギャップがねじのピッチの1/
2以上あり、2本の棒鋼1,1aのねじに位相差がある
場合でも、その位相差を吸収して接続することができ
る。
【0007】その他、棒鋼の継手としては、圧着や溶接
によるものが知られている。
によるものが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7の継手では、接続
すべき棒鋼1,1aが予め固定されていて、ねじに位相
差がある場合、カプラー4と棒鋼1,1aとを螺合する
ことが不可能であり、棒鋼1,1aどうしを接続するこ
とができない。
すべき棒鋼1,1aが予め固定されていて、ねじに位相
差がある場合、カプラー4と棒鋼1,1aとを螺合する
ことが不可能であり、棒鋼1,1aどうしを接続するこ
とができない。
【0009】図8の継手では、スリーブ9にある程度の
長さと太さが必要であり、寸法に工夫がいる。
長さと太さが必要であり、寸法に工夫がいる。
【0010】図9の継手では、複雑な構造のカプラー4
のため、コストが高くつく。
のため、コストが高くつく。
【0011】図10の継手はカプラー4にある程度の長
さが必要であり、寸法に工夫がいる。また、ガタが大き
いため条件によっては強度的に不安がある。
さが必要であり、寸法に工夫がいる。また、ガタが大き
いため条件によっては強度的に不安がある。
【0012】その他、圧着、溶接は、施工の際に大きな
設備が必要となり、施工性に問題がある。
設備が必要となり、施工性に問題がある。
【0013】本願発明は、従来技術における上述のよう
な課題を解決し、特にプレキャストコンクリート部材に
埋め込まれた棒鋼等、予め固定され、接続すべき棒鋼ど
うしのねじに位相差がある場合でも接続することが可能
で、かつ施工性、経済性に優れた棒鋼のねじ継手を提供
することを目的としている。
な課題を解決し、特にプレキャストコンクリート部材に
埋め込まれた棒鋼等、予め固定され、接続すべき棒鋼ど
うしのねじに位相差がある場合でも接続することが可能
で、かつ施工性、経済性に優れた棒鋼のねじ継手を提供
することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】以下、本願発明の概要を
添付した図面の符号を用いて説明する。
添付した図面の符号を用いて説明する。
【0015】本願の請求項1に係る発明は、接続すべき
一対の棒鋼1,1aの接続端部に雄ねじ2を設け、これ
らの棒鋼1,1a間に雄ねじ2を設けた補助棒鋼1bを
配置し、各棒鋼1,1aと補助棒鋼1b間をそれぞれ内
周部に各棒鋼1,1aおよび補助棒鋼1bの雄ねじ2と
螺合する雌ねじ3を有する2つのカプラー4で接続して
なり、雌ねじ3と雄ねじ2との間に生じる軸方向のギャ
ップgをねじピッチpの1/4以上としたものである。
一対の棒鋼1,1aの接続端部に雄ねじ2を設け、これ
らの棒鋼1,1a間に雄ねじ2を設けた補助棒鋼1bを
配置し、各棒鋼1,1aと補助棒鋼1b間をそれぞれ内
周部に各棒鋼1,1aおよび補助棒鋼1bの雄ねじ2と
螺合する雌ねじ3を有する2つのカプラー4で接続して
なり、雌ねじ3と雄ねじ2との間に生じる軸方向のギャ
ップgをねじピッチpの1/4以上としたものである。
【0016】ここで、ギャップはカプラー4の雌ねじ3
と棒鋼1,1aおよび補助棒鋼1bの雄ねじ2との間に
生じる軸方向の隙間の長さを言う。なお、ギャップはね
じ山またはねじ溝の片側に生じる場合と、両側に生じる
場合があるが、両側に生じる場合にはその合計の長さで
考えるものとする。
と棒鋼1,1aおよび補助棒鋼1bの雄ねじ2との間に
生じる軸方向の隙間の長さを言う。なお、ギャップはね
じ山またはねじ溝の片側に生じる場合と、両側に生じる
場合があるが、両側に生じる場合にはその合計の長さで
考えるものとする。
【0017】ギャップgの上限については、継手部にお
けるガタを少なくする意味から、原則的にはねじピッチ
pの1/2より小さい範囲で、できるだけ小さくするの
が望ましい。
けるガタを少なくする意味から、原則的にはねじピッチ
pの1/2より小さい範囲で、できるだけ小さくするの
が望ましい。
【0018】また、棒鋼1,1aおよび補助棒鋼1bの
雄ねじ2は、接続端部のみに設けられる場合に限らず、
例えばねじ突起を有する異形棒鋼の場合等、全長に設け
られる場合もある。
雄ねじ2は、接続端部のみに設けられる場合に限らず、
例えばねじ突起を有する異形棒鋼の場合等、全長に設け
られる場合もある。
【0019】請求項2に係る発明は、各カプラー4と各
棒鋼1,1aおよび補助棒鋼1bとの間の何れかまたは
全てについてねじピッチが異なっている場合について、
各カプラー4の雌ねじ3と各棒鋼1,1aおよび補助棒
鋼1bの雄ねじ2との間に生じるギャップを、何れか最
小のねじピッチの1/4以上とすることを規定したもの
である。
棒鋼1,1aおよび補助棒鋼1bとの間の何れかまたは
全てについてねじピッチが異なっている場合について、
各カプラー4の雌ねじ3と各棒鋼1,1aおよび補助棒
鋼1bの雄ねじ2との間に生じるギャップを、何れか最
小のねじピッチの1/4以上とすることを規定したもの
である。
【0020】すなわち、本願発明は、接続すべき棒鋼
1,1aどうしまたは補助棒鋼1bとの間で、あるいは
棒鋼1,1aおよび補助棒鋼1bと2つのカプラー4間
でねじピッチが異なる場合にも適用可能であり、その場
合、ギャップを何れか最小のねじピッチの1/4以上と
することで、どのような位相差についても接続が可能と
なる。
1,1aどうしまたは補助棒鋼1bとの間で、あるいは
棒鋼1,1aおよび補助棒鋼1bと2つのカプラー4間
でねじピッチが異なる場合にも適用可能であり、その場
合、ギャップを何れか最小のねじピッチの1/4以上と
することで、どのような位相差についても接続が可能と
なる。
【0021】請求項3は、各カプラー4と各棒鋼1,1
aおよび補助棒鋼1bとの間に生じる間隙にグラウト材
6を充填した場合を限定したもので、棒鋼1,1aおよ
び補助棒鋼1bとカプラー4が一体化されるため、高い
継手剛性が得られる。
aおよび補助棒鋼1bとの間に生じる間隙にグラウト材
6を充填した場合を限定したもので、棒鋼1,1aおよ
び補助棒鋼1bとカプラー4が一体化されるため、高い
継手剛性が得られる。
【0022】請求項4は、各カプラー4と各棒鋼1,1
aおよび補助棒鋼1bを螺合した後、カプラー4の両端
よりナット5で締付け固定する場合を限定したものであ
る。
aおよび補助棒鋼1bを螺合した後、カプラー4の両端
よりナット5で締付け固定する場合を限定したものであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本願発明のねじ継手におけ
る接続方法の概要を、図2は本願発明の棒鋼のねじ継手
の原理を、図3はねじピッチpとギャップgとの関係を
示したものである。
る接続方法の概要を、図2は本願発明の棒鋼のねじ継手
の原理を、図3はねじピッチpとギャップgとの関係を
示したものである。
【0024】本願発明では、棒鋼のねじ継手において、
ギャップgをねじピッチpの1/4以上の長さとし(1
/4以上で、できるだけ小さいことが望ましい)、接続
すべき一対の棒鋼1,1aに対し、2つのカプラー4と
補助棒鋼1bを用いて接合を行う。
ギャップgをねじピッチpの1/4以上の長さとし(1
/4以上で、できるだけ小さいことが望ましい)、接続
すべき一対の棒鋼1,1aに対し、2つのカプラー4と
補助棒鋼1bを用いて接合を行う。
【0025】すなわち、例えば一方のカプラー4の内周
部の雌ねじ3を一方の棒鋼1の雄ねじ2に螺合し、さら
にカプラー4に補助棒鋼1bを螺合する。その後、同様
に他方のカプラー4を用いて補助棒鋼1bと他方の棒鋼
1aを接続する。このような構成とすることで、接続す
べき一対の棒鋼1,1aが予め固定され、各棒鋼1,1
aの雄ねじ2に位相差がある場合においても、2つのカ
プラー4のギャップgがその位相差を吸収し、接続する
ことができる。
部の雌ねじ3を一方の棒鋼1の雄ねじ2に螺合し、さら
にカプラー4に補助棒鋼1bを螺合する。その後、同様
に他方のカプラー4を用いて補助棒鋼1bと他方の棒鋼
1aを接続する。このような構成とすることで、接続す
べき一対の棒鋼1,1aが予め固定され、各棒鋼1,1
aの雄ねじ2に位相差がある場合においても、2つのカ
プラー4のギャップgがその位相差を吸収し、接続する
ことができる。
【0026】図2は棒鋼1,1aの雄ねじ2の位相差と
ギャップg(図3参照)の関係を示したものである。図
2(a) は一対の棒鋼1,1aの雄ねじ2の位相差が0の
場合であり、カプラー4はギャップgの長さの自由度が
ある。図2(b) は位相差が最大の1/2回転の場合であ
り、ギャップgがねじの位相差をそれぞれ1/4回転分
吸収している。これを2箇所で接続することで、両端の
ねじの最大の位相差1/2回転を吸収することができ
る。
ギャップg(図3参照)の関係を示したものである。図
2(a) は一対の棒鋼1,1aの雄ねじ2の位相差が0の
場合であり、カプラー4はギャップgの長さの自由度が
ある。図2(b) は位相差が最大の1/2回転の場合であ
り、ギャップgがねじの位相差をそれぞれ1/4回転分
吸収している。これを2箇所で接続することで、両端の
ねじの最大の位相差1/2回転を吸収することができ
る。
【0027】図1は本願発明のねじ継手について2通り
の接続方法の例を示したものである。図1(a) の例は接
続すべき棒鋼1,1aに、予めそれぞれカプラー4を螺
合しておき、接続に際しこれらのカプラー4を回転する
ことで、一方の棒鋼1と補助棒鋼1bを螺合し、同様に
補助棒鋼1bと他方の棒鋼1aを螺合し、補助棒鋼1b
を介在させて棒鋼1,1aどうしを接続する場合であ
る。
の接続方法の例を示したものである。図1(a) の例は接
続すべき棒鋼1,1aに、予めそれぞれカプラー4を螺
合しておき、接続に際しこれらのカプラー4を回転する
ことで、一方の棒鋼1と補助棒鋼1bを螺合し、同様に
補助棒鋼1bと他方の棒鋼1aを螺合し、補助棒鋼1b
を介在させて棒鋼1,1aどうしを接続する場合であ
る。
【0028】図2(b) の例は2つのカプラーを予め補助
棒鋼1bに螺合しておき、接続に際しこれらのカプラー
4を回転することで、一方の棒鋼1と補助棒鋼1bを螺
合し、同様に補助棒鋼1bと他方の棒鋼1aを螺合し、
補助棒鋼1bを介在させて棒鋼1,1aどうしを接続す
る場合である。なお、接続方法はこれらに限定する必要
はない。
棒鋼1bに螺合しておき、接続に際しこれらのカプラー
4を回転することで、一方の棒鋼1と補助棒鋼1bを螺
合し、同様に補助棒鋼1bと他方の棒鋼1aを螺合し、
補助棒鋼1bを介在させて棒鋼1,1aどうしを接続す
る場合である。なお、接続方法はこれらに限定する必要
はない。
【0029】図4は本願発明の棒鋼のねじ継手の一実施
形態を示したもので、図4(a) には接続すべき一方の棒
鋼1と補助棒鋼1bの接続部を示している。カプラー4
の内周部には接続すべき棒鋼1および補助棒鋼1bの雄
ねじ2と螺合する雌ねじ3が形成されている。
形態を示したもので、図4(a) には接続すべき一方の棒
鋼1と補助棒鋼1bの接続部を示している。カプラー4
の内周部には接続すべき棒鋼1および補助棒鋼1bの雄
ねじ2と螺合する雌ねじ3が形成されている。
【0030】この例では、棒鋼1および補助棒鋼1bと
カプラー4を螺合した後、カプラー4に設けたグラウト
注入孔7よりグラウト材6を充填し、継手剛性の向上を
図っている。
カプラー4を螺合した後、カプラー4に設けたグラウト
注入孔7よりグラウト材6を充填し、継手剛性の向上を
図っている。
【0031】図4(c) はカプラー4の変形例を示したも
ので、カプラー4の外径は図4(b)のような正六角形に
限らず、図4(c) のような円形その他でもよい。
ので、カプラー4の外径は図4(b)のような正六角形に
限らず、図4(c) のような円形その他でもよい。
【0032】図5は本願発明の他の実施形態における接
続すべき一方の棒鋼1と補助棒鋼1bの接続部を示した
ものである。この例では、カプラー4を棒鋼1および補
助棒鋼1bに固定するため、カプラー4の両端にこれら
と螺合するナット5を取り付け、ナット5による締め付
けを行ったものである。
続すべき一方の棒鋼1と補助棒鋼1bの接続部を示した
ものである。この例では、カプラー4を棒鋼1および補
助棒鋼1bに固定するため、カプラー4の両端にこれら
と螺合するナット5を取り付け、ナット5による締め付
けを行ったものである。
【0033】図6は本願発明のさらに他の実施形態にお
ける補助棒鋼1bと接続すべき他方の棒鋼1aの接続部
を示したものである。外径の異なる棒鋼1,1aあるい
は補助棒鋼1bどうしを接続する場合、各々の棒鋼1,
1aおよび補助棒鋼1bの雄ねじ2に螺合するよう、左
右のねじ形状を異ならせた雌ねじ3を有するカプラー4
を用いることにより、棒鋼1,1aあるいは補助棒鋼1
bどうしの外径の違いに対応させることができる。
ける補助棒鋼1bと接続すべき他方の棒鋼1aの接続部
を示したものである。外径の異なる棒鋼1,1aあるい
は補助棒鋼1bどうしを接続する場合、各々の棒鋼1,
1aおよび補助棒鋼1bの雄ねじ2に螺合するよう、左
右のねじ形状を異ならせた雌ねじ3を有するカプラー4
を用いることにより、棒鋼1,1aあるいは補助棒鋼1
bどうしの外径の違いに対応させることができる。
【0034】
【発明の効果】 棒鋼のねじ継手において、ギャップをねじピッチの
1/4以上の長さとしたことで、接続すべき2本の棒鋼
のねじに位相差がある場合でも、第3の棒鋼としての補
助棒鋼の介在による2箇所のカプラーでのギャップが位
相差を吸収し、棒鋼どうしの接続が可能となる。
1/4以上の長さとしたことで、接続すべき2本の棒鋼
のねじに位相差がある場合でも、第3の棒鋼としての補
助棒鋼の介在による2箇所のカプラーでのギャップが位
相差を吸収し、棒鋼どうしの接続が可能となる。
【0035】 また、接続すべき2本の棒鋼を直接接
続する1つのカプラーでギャップを吸収する場合に比
べ、ギャップを半分とすることができるため、ガタが小
さく高い剛性が確保できる。さらに、接続すべき2本の
棒鋼に芯ずれがある場合でも、芯ずれの吸収の幅が大き
い。
続する1つのカプラーでギャップを吸収する場合に比
べ、ギャップを半分とすることができるため、ガタが小
さく高い剛性が確保できる。さらに、接続すべき2本の
棒鋼に芯ずれがある場合でも、芯ずれの吸収の幅が大き
い。
【0036】 カプラーが複雑な構造とならず、施工
性、経済性に優れる。
性、経済性に優れる。
【0037】 カプラーの両端より固定ナットを締め
付けることにより、棒鋼とカプラーを固定することがで
きる。
付けることにより、棒鋼とカプラーを固定することがで
きる。
【0038】 カプラーと棒鋼を螺合した後、グラウ
ト材を充填すれば、さらに高い継手剛性が得られる。
ト材を充填すれば、さらに高い継手剛性が得られる。
【図1】(a) 、(b) は、それぞれ本願発明のねじ継手に
おける接続方法を示す概要図である。
おける接続方法を示す概要図である。
【図2】(a) 、(b) は、本願発明の棒鋼のねじ継手の作
用を説明するためのねじ部の螺合状態を示す断面図であ
る。
用を説明するためのねじ部の螺合状態を示す断面図であ
る。
【図3】ねじピッチとギャップとの関係を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】本願発明の一実施形態における接続すべき一方
の棒鋼と補助棒鋼の接続部を示したもので、(a) は断面
図、(b) はカプラーの側面図、(c) はカプラーの変形例
を示す側面図である。
の棒鋼と補助棒鋼の接続部を示したもので、(a) は断面
図、(b) はカプラーの側面図、(c) はカプラーの変形例
を示す側面図である。
【図5】本願発明の他の実施形態における接続すべき一
方の棒鋼と補助棒鋼の接続部を示す断面図である。
方の棒鋼と補助棒鋼の接続部を示す断面図である。
【図6】本願発明のさらに他の実施形態における補助棒
鋼と接続すべき他方の棒鋼の接続部を示す断面図であ
る。
鋼と接続すべき他方の棒鋼の接続部を示す断面図であ
る。
【図7】従来例を示す断面図である。
【図8】他の従来例を示す断面図である。
【図9】さらに他の従来例を示す断面図である。
【図10】さらに他の従来例を示す断面図である。
p…ねじピッチ、g…隙間の長さ(ギャップ)、1,1
a…棒鋼、1b…補助棒鋼、2…雄ねじ、3…雌ねじ、
4…カプラー、5…ナット、6…グラウト材、7…グラ
ウト注入孔、8…プレキャスト部材、9…スリーブ、1
0…ねじ
a…棒鋼、1b…補助棒鋼、2…雄ねじ、3…雌ねじ、
4…カプラー、5…ナット、6…グラウト材、7…グラ
ウト注入孔、8…プレキャスト部材、9…スリーブ、1
0…ねじ
Claims (4)
- 【請求項1】 接続すべき一対の棒鋼の接続端部に雄ね
じを設け、前記一対の棒鋼間に雄ねじを設けた補助棒鋼
を配置し、前記各棒鋼と補助棒鋼間をそれぞれ内周部に
前記各棒鋼および補助棒鋼の雄ねじと螺合する雌ねじを
有する2つのカプラーで接続してなり、前記各カプラー
の雌ねじと前記各棒鋼および補助棒鋼の雄ねじとの間に
生じる軸方向のギャップをねじピッチの1/4以上とし
たことを特徴とする棒鋼のねじ継手。 - 【請求項2】 前記各カプラーと前記各棒鋼および補助
棒鋼との間の何れかまたは全てについてねじピッチが異
なっており、前記各カプラーの雌ねじと前記各棒鋼およ
び補助棒鋼の雄ねじとの間に生じるギャップを、何れか
最小のねじピッチの1/4以上とした請求項1記載の棒
鋼のねじ継手。 - 【請求項3】 前記各カプラーと前記各棒鋼および補助
棒鋼との間に生じる間隙にはグラウト材を充填してある
請求項1または2記載の棒鋼のねじ継手。 - 【請求項4】 前記各カプラーの両端を前記各棒鋼およ
び補助棒鋼の雄ねじと螺合するナットで固定してある請
求項1、2または3記載の棒鋼のねじ継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23112995A JPH0978766A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 棒鋼のねじ継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23112995A JPH0978766A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 棒鋼のねじ継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978766A true JPH0978766A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16918745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23112995A Pending JPH0978766A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 棒鋼のねじ継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0978766A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1912303B (zh) | 2005-08-08 | 2010-08-11 | 上海建研钢筋连接技术有限公司 | 一种钢筋滚扎螺纹连接件 |
| JP2010222788A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Tokyu Construction Co Ltd | プレキャスト部材、および鉄骨フレームの製造方法。 |
| JP2011174277A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Akira Fukuda | 長さ調整用ねじ式鉄筋継手およびその製造方法並びに継手付き鉄筋構造 |
| CN109403550A (zh) * | 2017-08-16 | 2019-03-01 | 润弘精密工程事业股份有限公司 | 钢筋续接器及续接螺纹钢筋的方法 |
| CN112814285A (zh) * | 2021-01-05 | 2021-05-18 | 同济大学 | 一种连接套筒设计方法、螺纹注胶式钢筋连接套筒及其安装方法 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23112995A patent/JPH0978766A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1912303B (zh) | 2005-08-08 | 2010-08-11 | 上海建研钢筋连接技术有限公司 | 一种钢筋滚扎螺纹连接件 |
| JP2010222788A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Tokyu Construction Co Ltd | プレキャスト部材、および鉄骨フレームの製造方法。 |
| JP2011174277A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Akira Fukuda | 長さ調整用ねじ式鉄筋継手およびその製造方法並びに継手付き鉄筋構造 |
| CN109403550A (zh) * | 2017-08-16 | 2019-03-01 | 润弘精密工程事业股份有限公司 | 钢筋续接器及续接螺纹钢筋的方法 |
| CN112814285A (zh) * | 2021-01-05 | 2021-05-18 | 同济大学 | 一种连接套筒设计方法、螺纹注胶式钢筋连接套筒及其安装方法 |
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