JPH10185229A - 壁埋込型空気調和機 - Google Patents

壁埋込型空気調和機

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JPH10185229A
JPH10185229A JP8355209A JP35520996A JPH10185229A JP H10185229 A JPH10185229 A JP H10185229A JP 8355209 A JP8355209 A JP 8355209A JP 35520996 A JP35520996 A JP 35520996A JP H10185229 A JPH10185229 A JP H10185229A
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JP
Japan
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air conditioner
wall
heat exchanger
fan
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JP8355209A
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English (en)
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Yuji Ota
雄二 太田
Shinji Tsuji
伸次 辻
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10185229A publication Critical patent/JPH10185229A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0043Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
    • F24F1/0057Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted in or on a wall

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機の高さを低減すると共に、据付作
業やメンテナンス作業を容易に行うことができる壁埋込
型空気調和機を提供すること。 【解決手段】 本体2の前面に設けられた吹出口13の
背部に熱交換器12を配置し、室内空気を熱交換器12
に供給するファン15を熱交換器12のさらに背部に配
置し、吹出口13に隣接して設けられた吸込口16から
の室内空気をファン15に導く空気通路17を、熱交換
器12及びファン15の配置スペースである熱交換器収
納部7及びファン収納部8に隣接して形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、壁埋込型ファン
コイル室内ユニット等の壁埋込型空気調和機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来例である壁埋込型空気調和
機35の概略的構造を示す側断面図である。空気調和機
35は、ケーシング36の前面39が室内37に露出す
るように壁内38に埋込まれている。ケーシング36の
前面39には上側に室内空気を吸込むための吸込口40
が形成されており、吸込口40の下側には所定の間隔を
あけて調和空気を室内に吹出すための吹出口41が形成
されている。吸込口40には、その全面を覆うように前
面39と平行にエアフィルタ42が設けられている。ケ
ーシング36内には、吸込口40と吹出口41との間
に、ケーシング36内の空間を上下に2つの空間43、
44に仕切る仕切板45がほぼ水平に配置されている。
仕切板45の上側空間43側表面には、ケーシング36
の背面付近にファン46が配置されている。ファン46
は、例えばシロッコファンであり、その空気取入口47
は上側空間43に臨み、空気吐出口48は下側空間44
に臨んでいる。下側空間44には、吹出口41の背部に
熱交換器49が配置されており、熱交換器49の下方に
はドレンパン50が配置されている。熱交換器49の吹
出口側と吹出口41との間は、空調空気を室内37に効
率良く吹出すために空気通路51によって密閉状態で接
続されている。
【0003】室内空気は、矢印52で示すように、吸込
口40からエアフィルタ42を通って上側空間43に吸
込まれ、さらにファン46の空気取入口47から吸込ま
れて空気吐出口48から下側空間44に送られる。下側
空間44の空気は熱交換器49によって空調空気とな
り、空気通路51を通って吹出口41から室内37に戻
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例である
空気調和機35では、ファン46等のメンテナンスの必
要性、つまりファン46やその周辺機器だけを引き出し
可能とするために、ファン46を熱交換器49の上部に
配置している。従って、空気調和機35の上下方向の長
さ、即ち高さが大きくなり、据付スペースが大きくな
り、据付場所が制約されてしまうという不都合がある。
【0005】また、据付時には、ケーシング36に個別
にファン46、熱交換器49等を積層状態で設置してい
く必要があり、手数がかかる。さらに、熱交換器49関
連のメンテナンス時にも、対象となる構成部品を個別に
奥まった壁内38から取外す作業を行う必要があり、や
はり手数がかかる。
【0006】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、空気調和機の高
さを低減すると共に、据付作業やメンテナンス作業を容
易に行うことができる壁埋込型空気調和機を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の壁埋込
型空気調和機は、前面が室内6に露出するように壁内5
に埋込まれた壁埋込型空気調和機において、前面に設け
られた吹出口13の背部に熱交換器12を配置し、室内
空気を上記熱交換器12に供給するファン15を上記熱
交換器12のさらに背部に配置し、上記吹出口13に隣
接して設けられた吸込口16からの室内空気を上記ファ
ン15に導く空気通路17を、上記熱交換器12及びフ
ァン15の配置スペースに隣接して形成したことを特徴
としている。
【0008】上記請求項1の壁埋込型空気調和機では、
室内空気を吸込む吸込口16と空調空気を吹出す吹出口
13とが隣接して前面に設けられ、吹出口13の背部に
熱交換器12が配置され、さらにその背部にファン15
が配置され、吸込口16からの室内空気を上記ファン1
5に導く空気通路17が、熱交換器12及びファン15
の配置スペースに隣接して形成されている。従って、熱
交換器とファンとを上下方向に並べて配置した従来の場
合に比べて、空気調和機1の高さが低減される。
【0009】また請求項2の壁埋込型空気調和機は、上
記熱交換器12、ファン15及び空気通路17を内蔵
し、前面に吸込口16と吹出口13とが隣接して設けら
れた本体2と、前面から見て概略四角形で上記本体2の
側部を取り囲む据付枠3とを備え、上記据付枠3を壁内
5に固定し、上記本体2を上記据付枠3に引出し可能に
取り付けたことを特徴としている。
【0010】上記請求項2の壁埋込型空気調和機では、
熱交換器12及びファン15等を内蔵した本体2を、壁
内5に予め固定された据付枠3に取り付ければ据付作業
が完了するので、その作業が簡略化される。また、本体
2は据付枠3に引出し可能に取り付けられているので、
熱交換器12やファン15等のメンテナンスの際には本
体2を据付枠3から引出せばよく、メンテナンス作業を
容易に行うことができる。
【0011】さらに請求項3の壁埋込型空気調和機は、
上記空気通路17には、前後に傾斜して上記吸込口16
を覆う態様でエアフィルタ18が配置されていることを
特徴としている。
【0012】上記請求項3の壁埋込型空気調和機では、
前後に傾斜して吸込口16を覆う態様で空気通路17に
エアフィルタ18が配置されているので、前面と平行に
配置する従来の場合に比べて大きなエアフィルタ18を
配置することができ、そのため塵埃除去機能を長期間に
わたって維持できる。
【0013】請求項4の壁埋込型空気調和機は、上記据
付枠3には、本体2の取付け時には内側表面から突出し
て本体2を保持する保持姿勢と、本体2の取外し時には
内側表面から引込んで突出していない待機姿勢との間で
変位可能な保持部材23が設けられていることを特徴と
している。
【0014】上記請求項4の壁埋込型空気調和機では、
据付枠3に設けられている保持部材23は、本体2の据
付枠3への取付け時には据付枠3の内側表面から突出し
て本体2を保持し、本体2の据付枠3からの取外し時に
は内側表面から引込んで待機している。従って、例えば
メンテナンス作業の際に、本体2を据付枠3から取外す
とき又は据付枠3に組み戻すときには、保持部材23は
内側表面から引込んでおり、据付枠3の本体取付け面上
には障害物が何も存在せず、スムーズに移動させること
ができる。
【0015】請求項5の壁埋込型空気調和機は、上記熱
交換器12及びファン15は本体2内で下側に配置され
ており、上記保持部材23は、上記据付枠3の底部3a
に設けられ、本体2をその前面下方部で保持することを
特徴としている。
【0016】上記請求項5の壁埋込型空気調和機では、
上記保持部材23は据付枠3の底部3aに設けられてい
る。従って、熱交換器12及びファン15を下側に配置
したことによって重心位置が下側に位置する本体2は、
その下方部で保持されるので、安定して取付けることが
できる。
【0017】請求項6の壁埋込型空気調和機は、上記保
持部材23は、本体2を保持する保持面となる平板状部
分24を有し、保持姿勢と待機姿勢との間を上記保持面
と前面とがほぼ平行状態で回動して変位するように据付
枠3に設けられ、上記本体2には、前面下方部に前面と
平行な取付面を有する取付部22が設けられ、本体2の
取付け時には、上記取付部22の取付面と保持姿勢の保
持部材23の保持面とが対向して当接するように上記本
体2を上記据付枠3の底部3aに載置した状態で、上記
取付部22と保持部材23とをねじ止めすることを特徴
としている。
【0018】上記請求項6の壁埋込型空気調和機では、
保持部材23は回動して変位するように据付枠3に設け
られるので、例えば上下方向にスライドして変位するよ
うに設ける場合に比べて簡易な構造で実現することがで
きる。また、保持部材23と本体2とはねじ止めされる
ので、複雑な係止構造等を用いることなく簡単な構造で
且つ強固に取付けることができる。
【0019】請求項7の壁埋込型空気調和機は、上記保
持部材23は、一対の平板状部分24、25が直交して
成る断面L字状の部材であり、一方平板状部分24を上
記保持面とすることを特徴としている。
【0020】上記請求項7の壁埋込型空気調和機では、
一対の平板状部分24、25が直交して成る断面L字状
の部材を保持部材23として用い、一方の平板状部分2
4を保持面としているので、他方平板状部分25が保持
面に対して直交することになり、保持面を前後方向に支
持する。従って、本体2の前後方向の移動をより確実に
防止することができ、強固に且つ安定して取付けること
ができる。
【0021】請求項8の壁埋込型空気調和機は、前面が
室内6に露出するように壁内5に埋込まれた壁埋込型空
気調和機において、本体フレームの前面に吹出口13を
形成し、当該吹出口13の背部に熱交換器12を配置
し、室内空気を上記熱交換器12に供給するファン15
を熱交換器12のさらに背部に配置し、上記熱交換器1
2及びファン15の配置スペースの上側に隣接して空気
通路17を形成し、当該空気通路17の一端は上記吹出
口13の上側に隣接して形成される吸込口16に連な
り、他端は上記ファン15の空気取入口に連なるよう構
成された本体2と、前面から見て概略四角形で上記本体
2の側部を取り囲む据付枠3とを備え、上記据付枠3は
壁内5に固定され、上記本体2は上記据付枠3に引出し
可能に取り付けられており、上記据付枠3には、本体2
の取付け時には底部3aから突出して本体2を保持し、
本体2の取外し時には底部3aから引込んで待機する保
持部材23が設けられていることを特徴としている。
【0022】上記請求項8の壁埋込型空気調和機では、
本体フレームの前面に吹出口13が形成され、その背部
に熱交換器12及びファン15が配置され、これらの配
置スペースの上側に隣接して空気通路17が形成され、
上記吹出口13の上側に隣接して吸込口16が形成され
ている。従って、熱交換器12とファン15とを上下方
向に並べて配置した従来の場合に比べて、空気調和機の
高さが低減される。また、本体2を壁内5に予め固定さ
れた据付枠3に取り付ければ据付は完了するので、据付
作業が簡単になる。さらに、熱交換器12又はファン1
5等のメンテナンスの際には本体2を据付枠3から引出
せばよく、容易にメンテナンス作業を行うことができ
る。また、本体2を保持する保持部材23は、取付け時
には底部3aから突出して保持し、取外し時には底部3
aから引込んで待機しているので、例えばメンテナンス
作業の際に、本体2を据付枠3から引き出すとき又は組
み戻すときには、据付枠3の本体取付け面上には障害物
が何も存在せず、スムーズに移動させることができる。
【0023】請求項9の壁埋込型空気調和機は、上記空
気通路17には、背面側が前面側よりも高くなるように
傾斜した状態で上記吸込口16を覆うエアフィルタ18
が設けられていることを特徴としている。
【0024】上記請求項9の壁埋込型空気調和機では、
背面側が前面側よりも高くなるように傾斜した状態で吸
込口16を覆うエアフィルタ18が空気通路17に配置
されているので、前面と平行に配置する従来の場合に比
べて大きなエアフィルタ18を配置することができ、塵
埃除去機能を長期間にわたって維持できる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、この発明の壁埋込型空気調
和機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態である壁
埋込型空気調和機(以下、空気調和機という)1の据付
け状態を示す側面図であり、図2は空気調和機1の据付
け状態を示す正面図であり、図3は空気調和機1の概略
的構造を示す分解斜視図であり、図4は空気調和機1に
おける本体2と据付枠3との取付け方法を説明するため
の斜視図である。
【0026】空気調和機1は、本体2と据付枠3と前面
グリル4とを含み、その前面、即ち前面グリル4が室内
6に露出するように壁内5に埋込まれて据付けられてい
る。本体2は、大略的に、熱交換器収納部7、ファン収
納部8、空気通路形成部9、ドレンパン10、及び脚部
11L、11Rで構成されており、壁内5の天袋31等
に予め固定されている据付枠3に引出し可能に取付けら
れる。据付枠3は、前面から見て略四角形に構成された
枠体で、底板3aと、その両側に立設された略台形の一
対の側板3b、3cと、側板3b、3c間に架設された
天板3dとを有するものである。この据付枠3の前面側
には、前面グリル4が着脱可能に配置される。
【0027】熱交換器収納部7は、熱交換器12を収納
する収納空間を有し、前面側には上記収納空間に連通す
る吹出口13が形成され、背面側にはファン収納部8が
隣接して配置され、下方側にはドレンパン10が配置さ
れている。熱交換器12には、本体2の前面下方部に左
右方向に傾斜して配管されている管14を介して冷却水
等が循環供給される。ファン収納部8は、少くとも上面
に開口部を有しており、内部にシロッコファン等のファ
ン15を収納する。ファン15の空気吐出口は熱交換器
収納部7の背面から内部の収納空間へと直結されてい
る。空気通路形成部9は、下面及び吸込口16となるべ
き一側面が開口した略箱状の部分であり、熱交換器収納
部7及びファン収納部8の上面を覆うように設けられ、
内部の空間が空気通路17となる。空気通路17の一端
は、前面側で吸込口16に連通し、他端はファン収納部
8の上面の開口部に連通している。空気通路17には、
前後に傾斜した状態で、例えば背面側が前面側よりも高
くなるように傾斜した状態で吸込口16を覆うようにエ
アフィルタ18が配置されている。脚部11L、11R
は、断面L字状の部材であり、熱交換器収納部7及びフ
ィルタ収納部8にまたがってその側面近傍に、それぞれ
設けられている。
【0028】上記のような構造の本体2において、ファ
ン15を駆動すると、室内空気は、矢印19で示すよう
に、前面グリル4を通って吸込口16から吸込まれ、空
気通路17を通ってファン15の空気取込口に達し、フ
ァン15の空気吐出口からの室内空気は熱交換器12に
供給され、冷却又は加熱された空調空気は吹出口13か
ら室内6に吹出される。
【0029】このように本発明の実施の形態である空気
調和機1によれば、本体2の前面に吸込口16と吹出口
13とが隣接して且つ吸込口16を上側にして設けら
れ、吹出口13の背部に熱交換器12が配置され、さら
にその背部にファン15が配置され、吸込口16からの
室内空気をファン15に導く空気通路17が熱交換器1
2及びファン15の配置スペースである熱交換器収納部
7及びファン収納部8の上側に隣接して形成されてい
る。従って、熱交換器とファンとを上下方向に並べて配
置した従来の場合に比べて、空気調和機1の高さが低減
され、比較的狭いスペースでも据付けることができるよ
うになり、据付場所の制約が緩和される。また、本体2
の熱交換器収納部7とファン収納部8とを含む部分を、
既存の天井埋込型ファンコイルをそのまま利用して構成
できるので、本体2を容易かつ低コストに製造できる。
【0030】また、空気調和機1を据付ける際には、本
体2の他にいわゆる周辺機器、例えば熱交換器12に供
給する冷却水等を制御するバルブや本体2の電気的制御
を行う電装品等を設置するスペースを確保する必要があ
る。この場合は、図2に示すように、据付枠3の水平方
向(図2の紙面左右方向)の長さを、本体2の水平方向
の長さよりも大きく選ぶことによって、本体2の側部、
図2に示す構成では前面から見て左側に収納空間20を
確保することができる。従って、空気調和機1の高さを
大きくすることなく、周辺機器を設置するための十分な
収納空間20を確保することができる。また周辺機器の
メンテナンスを空気調和機1の前面から行うことができ
るようになり、作業が容易となる。
【0031】さらに、室内空気をファン15に導く空気
通路17には、エアフィルタ18が、前後に傾斜して吸
込口16を覆う態様、すなわち図1に示す構成では背面
側が前面側よりも高くなるように配置されているので、
吸込口16に前面と平行に配置する場合に比べて大きな
エアフィルタ18を配置することができ、塵埃除去機能
を長期間にわたって維持できることになる。
【0032】次に、図4を参照しながら、本体2の据付
枠3への取付け構造について説明するが、この据付枠3
は壁内5の天袋31等に予め固定されているものとす
る。尚、取付けのための構成は、左右の脚部11L、1
1Rの前面側にそれぞれ設けられているが、左右対称で
ある点を除いて基本的に同一の構成であるので、ここで
は前面から見て左側の構成について説明する。図におい
て、添字「R」は右側の構成部材を示し、添字「L」は
左側の構成部材を示している。尚、総称するときは添字
「L」、「R」は省略する。
【0033】本体2において脚部11Lの前には、平板
状の取付板22Lが本体2の前面とほぼ平行となるよう
に固定されており、この取付板22Lのほぼ中央部分に
はねじ孔21Lが形成されている。一方、据付枠3の底
部である底板3aには、所定の取付位置に、保持部材2
3Lが設けられている。保持部材23Lは、一対の長方
形状の平板状部分24L、25Lが直交して成る断面L
字状の部材であり、底板3aに形成された矩形状の取付
孔26Lに関して回動して変位可能に設けられている。
【0034】保持部材23Lの一方平板状部分24Lに
は、その長手方向の中央位置よりも一方端部側に偏った
位置にねじ孔27Lが形成されており、この平板状部分
24Lが本体2を保持する保持面となる。保持部材23
Lは、平板状部分24Lが本体2の前面と平行状態で所
定の軸28L回りに回動可能に底板3aに設けられてい
る。例えば、底板3aの裏面(本体2の取付け面とは反
対側表面)であって取付孔26Lの背部近傍に垂直下方
に延びる取付部を形成し、この取付部に平板状部分24
Lを、ねじ孔27Lが形成されていない他方端部側に偏
った位置で軸支する。これによって保持部材23Lは、
底板3aの表面から突出して立設した状態で本体2を保
持する保持姿勢と、底板3aの表面から引込んで倒伏し
た状態となる待機姿勢との間で回動可能となる。
【0035】続いて、本体2の取付け方法及び取外し方
法を簡単に説明する。本体2を据付枠3に取付ける場合
は、まず保持部材23を待機姿勢にする。待機姿勢では
保持部材23は底板3aの表面から突出していないの
で、本体2を載置する表面には障害物はなく、スムーズ
に本体2を所定の取付け位置に載置することができる。
次に、保持部材23を立設させて保持姿勢とし、平板状
部分24が取付板22に対向して当接するようにする。
この状態でねじ30をねじ孔27、21に螺合して固定
する。本体2は下側に熱交換器12及びファン15を配
置したことによって重心位置が下側にあるが、これを下
方部で保持することによって安定して取り付けることが
できる。また平板状部分25は本体2の前面と直交する
方向となるので、保持面である平板状部分24を前後方
向に支えることになり、取付け強度が向上し、本体2の
前後方向の移動が確実に防止される。本体2を据付枠3
から取外す場合は、ねじ30をはずして保持部材23を
待機姿勢とすることによって、本体2を前面側に引出す
ことができる。
【0036】このように空気調和機1では、壁内5に固
定された据付枠3に本体2を保持部材23によって取付
けるようにしているので、本体2の取付け及び取外しを
容易に行うことができ、据付作業やメンテナンス作業の
際の作業者の負担が軽減される。また、保持部材23は
据付枠3に回動可能に設けられているので、例えば上下
方向にスライドして変位するように設ける場合に比べて
簡単な構造で設けることができ、低コストで実現するこ
とができる。尚、他の実施の形態として保持部材23を
据付枠3の側部又は上部に設けて、本体2をその前面側
方部又は上方部で保持するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1の壁埋込
型空気調和機によれば、吸込口と吹出口とが隣接して前
面に設けられ、吹出口の背部に熱交換器及びファンが前
後方向に並べて配置され、吸込口とファンとを接続する
空気通路が熱交換器及びファンの配置スペースに隣接し
て形成されているので、熱交換器及びファンを上下方向
に並べて配置した従来の場合に比べて、空気調和機の高
さが低減される。これによって、比較的狭いスペースで
も据付けることができるようになり、据付場所の制約が
緩和される。また、室内に露出する前面の寸法が小さく
なるので、あまり目立たないように空気調和機を据え付
けることができる。
【0038】また請求項2の壁埋込型空気調和機によれ
ば、据付時には本体を据付枠に取り付ければよく、また
メンテナンス時には本体を据付枠から引出せばよく、こ
れによって据付作業及びメンテナンス作業を容易に行う
ことができるようになり、作業者の負担が軽減される。
【0039】さらに請求項3の壁埋込型空気調和機によ
れば、前後に傾斜して吸込口を覆う態様で空気通路にエ
アフィルタを配置したことによって、前面と平行に配置
する場合に比べて大きなエアフィルタを配置することが
でき、塵埃除去機能を長期間にわたって維持できる。
【0040】さらに請求項4の壁埋込型空気調和機によ
れば、本体を保持する保持部材は本体の取外し時には内
側表面から引込んでいるので、据付枠の本体取付け面上
には障害物が存在せず、スムーズに本体を移動させるこ
とができ、メンテナンス作業の際の手間を省くことがで
きる。
【0041】また請求項5の壁埋込型空気調和機によれ
ば、据付枠の底部に設けられた保持部材によって、重心
位置が下側にある本体をその下方部で保持するようにし
たので、側部又は上部で保持する場合に比べて安定して
取付けることができる。
【0042】また請求項6の壁埋込型空気調和機によれ
ば、保持部材は回動して変位するように据付枠に設けら
れるので、比較的簡単な構造で実現することができ、比
較的低コストで製造することができる。また、保持部材
と本体とはねじ止めによって固定されるので、比較的簡
単な構造で且つ強固に取付けることができると共に、取
付け作業も簡略化される。
【0043】また請求項7の壁埋込型空気調和機によれ
ば、一対の平板状部分が直交して成る断面L字状の部材
を保持部材として用いたことによって、保持面となる一
方平板状部分を他方平板状部分が前後方向に支持するこ
とになるので、本体の前後方向の移動をより確実に防止
することができ、強固に且つ安定して本体を取付けるこ
とができる。
【0044】また請求項8の壁埋込型空気調和機によれ
ば、熱交換器及びファンを上下方向に並べて配置した従
来の場合に比べて調和機の高さが低減されるので、比較
的狭いスペースでも据付けることができるようになり、
据付場所の制約が緩和される。また、据付時には本体を
据付枠に取り付ければよく、メンテナンス時には本体を
据付枠から引出せばよいので、据付作業及びメンテナン
ス作業を容易に行うことができ、作業者の負担が軽減さ
れる。さらに、本体を保持する保持部材は、本体の取外
し時には底面から引込んでいるので、据付枠の本体取付
け面上には障害物が存在せず、スムーズに本体を移動さ
せることができ、メンテナンス作業の際の手間を省くこ
とができる。
【0045】さらに請求項9の壁埋込型空気調和機によ
れば、エアフィルタを傾斜させて空気通路に配置するこ
とによって、より大きなエアフィルタを配置することが
でき、塵埃除去機能を長期間にわたって維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である空気調和機の据付け
状態を示す側面図である。
【図2】上記空気調和機の据付け状態を示す正面図であ
る。
【図3】上記空気調和機の概略的構成を示す分解斜視図
である。
【図4】上記空気調和機における本体と据付枠との取付
方法を説明するための斜視図である。
【図5】従来例である壁埋込型空気調和機の側断面図で
ある。
【符号の説明】
1 壁埋込型空気調和機 2 本体 3 据付枠 3a 底板 5 壁内 6 室内 12 熱交換器 13 吹出口 15 ファン 16 吸込口 17 空気通路 18 エアフィルタ 22 取付板 23 保持部材 24 平板状部分 25 平板状部分

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が室内(6)に露出するように壁内
    (5)に埋込まれた壁埋込型空気調和機において、前面
    に設けられた吹出口(13)の背部に熱交換器(12)
    を配置し、室内空気を上記熱交換器(12)に供給する
    ファン(15)を上記熱交換器(12)のさらに背部に
    配置し、上記吹出口(13)に隣接して設けられた吸込
    口(16)からの室内空気を上記ファン(15)に導く
    空気通路(17)を、上記熱交換器(12)及びファン
    (15)の配置スペースに隣接して形成したことを特徴
    とする壁埋込型空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記熱交換器(12)、ファン(15)
    及び空気通路(17)を内蔵し、前面に吸込口(16)
    と吹出口(13)とが隣接して設けられた本体(2)
    と、前面から見て概略四角形で上記本体(2)の側部を
    取り囲む据付枠(3)とを備え、上記据付枠(3)を壁
    内(5)に固定し、上記本体(2)を上記据付枠(3)
    に引出し可能に取り付けたことを特徴とする請求項1の
    壁埋込型空気調和機。
  3. 【請求項3】 上記空気通路(17)には、前後に傾斜
    して上記吸込口(16)を覆う態様でエアフィルタ(1
    8)が配置されていることを特徴とする請求項1または
    請求項2の壁埋込型空気調和機。
  4. 【請求項4】 上記据付枠(3)には、本体(2)の取
    付け時には内側表面から突出して本体(2)を保持する
    保持姿勢と、本体(2)の取外し時には内側表面から引
    込んで突出していない待機姿勢との間で変位可能な保持
    部材(23)が設けられていることを特徴とする請求項
    2または請求項3の壁埋込型空気調和機。
  5. 【請求項5】 上記熱交換器(12)及びファン(1
    5)は本体(2)内で下側に配置されており、上記保持
    部材(23)は、上記据付枠(3)の底部(3a)に設
    けられ、本体(2)をその前面下方部で保持することを
    特徴とする請求項4の壁埋込型空気調和機。
  6. 【請求項6】 上記保持部材(23)は、本体(2)を
    保持する保持面となる平板状部分(24)を有し、保持
    姿勢と待機姿勢との間を上記保持面と前面とがほぼ平行
    状態で回動して変位するように据付枠(3)に設けら
    れ、上記本体(2)には、前面下方部に前面と平行な取
    付面を有する取付部(22)が設けられ、本体(2)の
    取付け時には、上記取付部(22)の取付面と保持姿勢
    の保持部材(23)の保持面とが対向して当接するよう
    に上記本体(2)を上記据付枠(3)の底部(3a)に
    載置した状態で、上記取付部(22)と保持部材(2
    3)とをねじ止めすることを特徴とする請求項5の壁埋
    込型空気調和機。
  7. 【請求項7】 上記保持部材(23)は、一対の平板状
    部分(24)(25)が直交して成る断面L字状の部材
    であり、一方平板状部分(24)を上記保持面とするこ
    とを特徴とする請求項6の壁埋込型空気調和機。
  8. 【請求項8】 前面が室内(6)に露出するように壁内
    (5)に埋込まれた壁埋込型空気調和機において、本体
    フレームの前面に吹出口(13)を形成し、当該吹出口
    (13)の背部に熱交換器(12)を配置し、室内空気
    を上記熱交換器(12)に供給するファン(15)を熱
    交換器(12)のさらに背部に配置し、上記熱交換器
    (12)及びファン(15)の配置スペースの上側に隣
    接して空気通路(17)を形成し、当該空気通路(1
    7)の一端は上記吹出口(13)の上側に隣接して形成
    される吸込口(16)に連なり、他端は上記ファン(1
    5)の空気取入口に連なるよう構成して成る本体(2)
    と、前面から見て概略四角形で上記本体(2)の側部を
    取り囲む据付枠(3)とを備え、上記据付枠(3)は壁
    内(5)に固定され、上記本体(2)は上記据付枠
    (3)に引出し可能に取り付けられており、上記据付枠
    (3)には、本体(2)の取付け時には底部(3a)か
    ら突出して本体(2)を保持し、本体(2)の取外し時
    には底部(3a)から引込んで待機する保持部材(2
    3)が設けられていることを特徴とする壁埋込型空気調
    和機。
  9. 【請求項9】 上記空気通路(17)には、背面側が前
    面側よりも高くなるように傾斜した状態で上記吸込口
    (16)を覆うエアフィルタ(18)が設けられている
    ことを特徴とする請求項8の壁埋込型空気調和機。
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