JPH10185608A - 姿勢検出装置 - Google Patents
姿勢検出装置Info
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- JPH10185608A JPH10185608A JP34024796A JP34024796A JPH10185608A JP H10185608 A JPH10185608 A JP H10185608A JP 34024796 A JP34024796 A JP 34024796A JP 34024796 A JP34024796 A JP 34024796A JP H10185608 A JPH10185608 A JP H10185608A
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Abstract
の姿勢情報を地球上のどの地域においても常に高精度に
検出することができるようにする。 【解決手段】 被検出対象物の姿勢情報を検出する姿勢
情報検出部2と、この姿勢情報検出部2で検出された姿
勢情報に基づいて、被検出対象物の姿勢に応じた角度情
報を演算により算出する演算処理部3とをそなえ、この
演算処理部3が、姿勢情報検出部2で得られた該姿勢情
報に対して地磁気を考慮した補正を施すことにより上記
の角度情報を補正しうる補正部33をそなえるように構
成する。
Description
(傾斜角度,回転角度など)を検出する姿勢検出装置に
関し、例えば、人の操作(姿勢)に応じて画面(ディス
プレイ)上の表示物の位置や傾斜角,回転角などを制御
するヘッドマウントディスプレイ体感ゲームや、ロボッ
トの姿勢制御,全自動走行システム,ナビゲーションシ
ステムなどに用いて好適な、姿勢検出装置に関する。
軸モーションセンサの一例を示す模式的斜視図である
が、この図25に示す3軸モーションセンサ100は、
傾斜角センサ103,磁気センサ104及びCPU10
5を有して構成されている。なお、ここでは、傾斜角セ
ンサ103が基板101上に配置され、磁気センサ10
4及びCPU105が基板102に配置されている。ま
た、全体の寸法は、長さ50mm,幅40mm,高さ5
0mm程度となっている。
液などの液体や振り子を内蔵し、取り付けられている物
体や人などの検出対象物が地表水平面に対して傾むいた
ときに、液体の抵抗値に変化が生じたり振り子の位置に
変化が生じるような機構を有するものであり、磁気セン
サ104は、地磁気(地磁気ベクトル)を検出するもの
である。
3で得られる液体の抵抗値変化や振り子の位置変化を基
に、検出対象物の傾斜角を算出するとともに、地磁気セ
ンサ104で検出された地磁気に基づいて、検出対処物
の回転角を算出するものである。これにより、上述の3
軸モーションセンサは、例えば図26(a)に示すよう
に地表水平面をX−Y平面(ただし、ここではX軸方向
が左右、Y軸方向が前後とする)、地表水平面に対して
垂直方向(上下)をZ軸と座標系を仮定すると、傾斜角
センサ103によって、検出対象物のX軸回りの回転
(傾斜)角度〔ピッチ:図26(b),図27(b)参
照〕,Y軸回りの回転(傾斜)角度〔ロール:図26
(b),図27(c)参照〕を検出し、磁気センサ10
4によって、Z軸回りの回転角度〔ヨウ角:図26
(b),図27(a)参照〕を検出することが可能にな
り、ピッチ,ロール,ヨウ角の3軸情報(検出対象物の
姿勢情報)を得ることができる。ただし、この場合は、
磁北を絶対0度としてヨウ角を検出するように定義して
いる。
うな従来の3軸モーションセンサ100では、以下のよ
うな課題が生じる。 磁気センサ104で検出する地磁気には、地域(地球
の緯度,経度)毎に偏差,傾差が有り水平力も異なるた
め、地域毎に異なる俯角(地表水平面と地磁気ベクトル
のなす角度)が生じる。従って、地磁気を利用して検出
するヨウ角に対しては各地域において地磁気の偏差,傾
差,水平力を考慮した補正を行なわなければ、ヨウ角の
逆転現象が生じてしまう。
(振り子)方式が用いられているので、液体や振り子の
変化が安定するまでに時間がかかりデータが安定しない
ため、CPU105で補正処理を行なっても信頼性のな
いデータが一定時間出力されるてしまう可能性がある。
従って、この3軸モーションセンサ100を画面指示装
置に使用した場合には表示画面上で船酔い現象などが生
じ、位置決め装置に使用した場合には方向指示間違いな
どが生じてしまうことになる。
り子)方式を用いているので、センサ100全体の大き
さが増大してしまっている。 本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、小
型で、検出対象物の姿勢情報を地球上のどの地域におい
ても常に高精度に検出することができる、姿勢検出装置
を提供することを目的とする。
の本発明の姿勢検出装置は、被検出対象物の姿勢情報を
検出する姿勢情報検出部と、この姿勢情報検出部で検出
された姿勢情報に基づいて、被検出対象物の姿勢に応じ
た角度情報を演算により算出する演算処理部とをそな
え、演算処理部が、姿勢情報検出部で得られた姿勢情報
に対して地磁気を考慮した補正を施すことにより上記の
角度情報を補正しうる補正部をそなえて構成されている
ことを特徴としている。
置は、上記請求項1記載の構成において、姿勢情報検出
部が、地磁気による磁界強度を検出する磁気検出部と、
被検出対象物の地表水平面に対する傾斜を検出する傾斜
検出部とをそなえるとともに、演算処理部が、磁気検出
部での検出結果に基づき被検出対象物の地表水平面上で
の回転角情報を演算により算出する回転角演算部と、傾
斜検出部での検出結果に基づき被検出対象物の地表水平
面に対する傾斜角情報を演算により算出する傾斜角演算
部とをそなえ、且つ、補正部が、傾斜角演算部により得
られた傾斜角情報に基づいて磁気検出部で検出された上
記の磁界強度情報を地表水平面上での磁界強度情報に変
換することにより、回転角演算部において得られる回転
角情報を補正しうるように構成されていることを特徴と
している。
装置は、上記請求項2記載の構成において、磁気検出部
が、励磁コイルとして機能する環状コイルパターンを有
する第1シート状コイル部材と、磁界の飽和状態を検出
するための直線状コイルパターンを有しこの直線状コイ
ルパターンが第1シート状コイル部材の環状コイルパタ
ーンを横切るように第1シート状コイル部材の一方の面
側に配置される第2シート状コイル部材と、磁界の飽和
状態を検出するための直線状コイルパターンを有しこの
直線状コイルパターンが第2シート状コイル部材の直線
状コイルパターンと交差するように該第2シート状コイ
ル部材の一方の面側に配置される第3シート状コイル部
材とをそなえて構成されていることを特徴としている。
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかか
る姿勢検出装置としての3軸モーションセンサの外観を
模式的に示す図、図2はこの図1におけるA矢視図、図
3は図1におけるB矢視図であるが、これらの図1〜図
3において、1は3軸モーションセンサ、2Aは基板型
のフラックスゲートセンサ、2Bは傾斜センサ、3はC
PU、4は上記の傾斜センサ2B,CPU3などが配置
されるコントロール基板、5は外部接続端子部、6はフ
ラックスゲートセンサ2Aとコントロール基板4とを平
行に保つように接続するための支柱である。
サ1は、その機能に着目すると、図4に示すように構成
されており、本実施形態では、本センサ1が取り付けら
れる被検出対象物のピッチ,ロール,ヨウ角〔図27
(a)〜図27(c)参照〕などの姿勢情報を検出する
ための姿勢情報検出部2として、フラックスゲートセン
サ2Aと傾斜センサ2Bとをそなえて構成されている。
出部)2Aは、地磁気による磁界強度を検出するもので
あり、傾斜センサ(傾斜検出部)2Bは、被検出対象物
の地表水平面に対する傾斜を検出するものであり、CP
U(演算処理部)3は、これらの各センサ2A,2Bで
検出された姿勢情報に基づいて、被検出対象物の姿勢に
応じた角度情報(ピッチ,ロール,ヨウ角)を演算によ
り算出するものであるが、ここでは、各センサ2A,2
Bで得られた情報に対して地磁気を考慮した補正を施す
ことにより上記のヨウ角を補正しうるようになってい
る。
うに、傾斜角演算部31,回転角演算部32および補正
部33をそなえて構成されており、回転角演算部31
は、フラックスゲートセンサ2Aでの検出結果に基づき
被検出対象物の地表水平面上でのヨウ角(回転角情報)
を演算により算出するものであり、傾斜角演算部32
は、傾斜センサ2Bでの検出結果に基づき被検出対象物
の地表水平面に対するピッチ,ロール(傾斜角情報)を
演算により算出するものである。
32により得られたピッチ,ロールに基づいてフラック
スゲートセンサ2Aで検出された磁界強度情報を、後述
する座標変換処理により地表水平面上での磁界強度情報
に変換することによって、回転角演算部31において得
られるヨウ角を補正するものである。次に、図5は上述
のフラックスゲートセンサ2Aの構成を模式的に示す図
であるが、この図5に示すように、本実施形態のフラッ
クスゲートセンサ2Aは、それぞれ2枚ずつのエポキシ
基板6′,7,8とリング状に形成され電流を与えられ
ることにより励磁コイルとして機能するアモルファスコ
ア9とが積層されて構成されている。なお、ここでは、
エポキシ基板6′,7,8にはガラス製のものを用いて
いるものとする。
基板(第3シート状コイル部材)6′上には、磁界の飽
和状態を検出するための直線状のコイルパターン10が
エッチングにより形成されており、エポキシ基板(第2
シート状コイル部材)7上には、上記のコイルパターン
10とは交差(直交)する方向に同様の直線状のコイル
パターン11がエッチングにより形成されている。
状のコイルパターン12がエッチングにより環状に形成
されており、アモルファスコア(第1シート状コイル部
材)9には、トロイダルコイルのようなエッチングパタ
ーンが形成されて、励磁コイルとして機能するようにな
っている。なお、ここでは、上記の各エッチング(コイ
ル)パターンはそのエッチング幅が数ミクロンオーダと
なるよう形成されている。
ンサ2Aは、アモルファスコア9と、直線状コイルパタ
ーン11を有しこの直線状コイルパターン11がアモル
ファスコア9のコイルパターンを横切るようにアモルフ
ァスコア9の両面側に配置されるエポキシ基板7と、直
線状コイルパターン10を有しこの直線状コイルパター
ン10がエポキシ基板7の直線状コイルパターン11と
交差するようにエポキシ基板7の一方の面側に配置され
るエポキシ基板6′とをそなえて構成されている。
Aは、アモルファスコア9が励磁されて生じる磁界強度
の情報を互いに交差する直線状コイルパターン10,1
1で測定することにより、地磁気の方向性を得ることが
できる。このように、本実施形態のフラックスゲートセ
ンサ2Aは、エッチング技術を用いて磁気センサとして
必要なコイルパターンを形成することにより、従来のよ
うなコイル形成ための巻線技術を必要としないので、巻
線のムラや巻線圧による感度の変化がなく、その精度を
ミクロンオーダで管理することができる。この結果、本
フラックスゲートセンサ2Aは、磁気検出性能を維持し
ながら極めて薄く形成され、3軸モーションセンサ1全
体の大きさが大幅に小型化されている。
も図5に示すようにリング状に形成する必要はなく、例
えば平板状など他の形状に形成してもよい。また、上記
のエポキシ基板6′,7,8は、いずれもエッチング可
能な材料であればガラス製のものではなくプラスチック
製のものを用いてもよい。次に、図6は上述の傾斜セン
サ2Bの要部の構成を示すブロック図であるが、この図
6に示すように、本実施形態の傾斜センサ2Bは、独立
した固定極板21,22と印加される加速度に応答して
作動するメイン・ビーム23に取り付けられたセンター
極板24とを有し、固定極板21,22,センタ極板2
4により2つの容量(CS1,CS2)が形成されるよ
うに構成されている。
えば図7に示すように、被検出対象物が地表水平面に対
して傾斜することにより傾斜センサ2Bに加速度が加わ
るとメイン・ビーム23が作動する。すると、上記の2
つの容量値CS1,CS2にミスマッチが生じ、この結
果、地表水平面に対する傾斜に応じた電流がセンター極
板24に流れるので、この電流値を傾斜検出情報として
CPU3に供給すれば、前述の傾斜角演算部32におい
て必要な傾斜角情報(ピッチ,ロール)が検出されるこ
とになる。
く容量の変化を利用して傾斜情報を検出できるようにす
ることで、IC化を図っており、これにより、さらに3
軸モーションセンサ1全体の規模を大幅に小型化してい
るのである。なお、本3軸モーションセンサ1の寸法
は、ここでは図1に示すように長さ45mm,幅30m
m,高さ8.5mm程度となっている。
の3軸モーションセンサ1の動作について、図24に示
すフローチャート(ステップS1〜S5)を参照しなが
ら説明する。まず、フラックスゲートセンサ2Aは、地
磁気による磁界強度を検出している(ステップS1)。
そして、検出された磁界強度情報はCPU3へ与えら
れ、CPU3では、この磁界強度情報を基に回転角演算
部31によりヨウ角を算出するが、このとき、前述した
ように地磁気には地域によって傾差,偏差,水平力など
があり、また、フラックスゲートセンサ2Aの傾斜角に
よっては地磁気を検出できない場合あるので、補正部3
3によって補正処理を行なう。
る傾斜検出情報に基づいて行なわれる。傾斜センサ2B
では、3軸モーションセンサ1が取り付けられている被
検出対象物が地表水平面に対して傾斜すると、その傾斜
に応じた電流値などの傾斜検出情報が得られる(ステッ
プS2)。得られた情報はCPU3へ供給され、CPU
3では、この傾斜検出情報を基に傾斜演算部32により
ピッチ,ロールを所定の演算により算出して出力する
(ステップS3)。
ロールを基に下記に示す座標変換処理を行なうことによ
り、フラックスゲートセンサ2Aで検出された磁界強度
情報を地表水平面上での磁界強度情報に変換(座標変
換)して、これらの傾差,偏差,水平力の影響が無い状
態にする(ステップS4)。この結果、回転角演算部3
1では、補正後の磁界強度情報に基づいて演算処理が行
なわれ、常に正しい高精度なヨウ角が算出される(ステ
ップS5)。
する。 (A)座標変換の一般的な演算手法 例えば、図8に示すように、空間中に設定された固定座
標系を(xh,yh,zh)とし、この座標系をxh軸
回りにφ、yh軸回りにθだけ回転させたときの座標系
を(x,y,z)と仮定する。ただし、各回転角の正負
はこの図8中に示すように設定する。
おいて磁束ベクトルH(→)=(HXH,HYH,HZ
H)を考える。(x,y,z)座標系において、このベ
クトルH(→)は、H(→)=(HX,HY,HZ)と
表現される。従って、(xh,yh,zh)座標系から
(x,y,z)座標系への変換は、
座標系から(xh,yh,zh)座標系への変換は、
yh,zh)座標系を地表面の座標系(重力が「−z」
方向)と考えると、(x,y,z)座標系は例えば船と
考えられる。このとき、ベクトルH(→)を地磁気と考
えると、 HZH≒0 ・・・(3) と近似できる。従って、ベクトルH(→)の大きさ、即
ち、フラックスゲートセンサ2Aの水平時の振幅,φ,
θが分かると、(1)式よりHZを計算できる。
φ=S1,sinθ=S2として、式(4)を式(5)
に代入すると、 HXH=HX・C2+HY・S2・S1 −(−HXH・S2+HYH・C2・S1)・C1・S2 =HX・C2+HY・S1・S2+HXH・C1・S22 −HYH・C1・C2・S1・S2 ・・・(8) 式(4)を式(6)に代入すると、 HYH=HY・C1+(−HYH・S2+HYH・C2・S1)・S1 =HY・C1−HXH・S1・S2+HYH・C2・S12 ・・・(9) 式(8)をHXHについて整理すると、
Hについて整理すると、
Hについて整理すると、
と、
sin2 =1より、 HXH=HX/C2 ・・・(17) 式(6)に式(16)を代入して整理すると、
ると、
ると、
h)を基準座標系とする。この基準座標系を例えば図1
0(a),図10(b)に示すようにxh軸を中心にφ
だけ回転させた座標系を(x′,y′,z′)とし座標
系1とする。このとき、ベクトルp(→)を基準座標系
ではp(→)=(xh,yh,zh)、座標系1ではp
(→)=(x′,y′,z′)とすると、この間の関係
はマトリックス表現で、
11(a),図11(b)に示すようにy′軸について
θだけ回転させた座標系(x,y,z)を座標系2とす
る。このとき、ベクトルp(→)を座標系2ではp
(→)=(x,y,z)と表現すると、座標系1と座標
系2との関係のマトリックス表現は、
り、基準座標系と座標系2との関係は、
が逆の式である。以後この式(27)を基準に考える。
次に、ベクトルp(→)について、座標系2から座標系
1への逆変換を考えると、
換は、
への変換は、式(28),式(29)より、
斜センサ2Bが座標系2の原点に取り付けられている場
合を考える。なお、図12(a)に示すように基準座標
系においてz(−)方向が重力方向であると考える。こ
のとき、傾斜センサ2Bの出力を、 x軸の回転角度:u y軸の回転角度:v と表現すると、これらの角度u,vは、下記に示すよう
に、基準座標系の(xh,yh)平面が座標系2の
(x,z)平面,(y,z)平面を横切るときの交線と
x,y軸のなす角度と考えられる。
との交線とy軸のなす角度 v:(xh,yh)平面と(x,z)平面との交線とx
軸のなす角度 これらのu,vと前記の座標変換で用いたφ,θとの関
係を考える。まず、φ=0,θ=0では、座標系2は基
準座標系と一致するので、u=0,v=0となることは
明らかである。
系1の中心に傾斜センサ2Bを取り付けた場合を考え
る。この場合は、直感的に、u=−φといえる。ここ
で、(xh,yh)平面に垂直な単位ベクトル(長さ
1)を考えて、座標変換後にz′軸との角度を求めるこ
とで、u,vを求めることができると思われる。式(2
5)より、
y′,z′成分のなす角がuであるので、 u=−tan-1(y′/z′) =−tan-1(sinφ/cosφ) =−tan-1(tanφ) =−φ ・・・(32) 続いて、y′軸についてθだけ回転させた座標系2の中
心に傾斜センサ2Bが取り付けられている場合を考え
る。この場合は、直感的にv=0といえる。また、上記
と同様に、単位ベクトルを考えて、u,vを求めると、
式(27)より、
と、 u=−tan-1(y/z) =−tan-1〔sinφ/(cosφ・cosθ)〕 =−tan-1(tanφ/cosθ) ・・・(34) 同じく、図15に示すように、z軸よりx,z成分の傾
きを求めると、 v=−tan-1(x/z) =−tan-1〔−(cosφ・sinθ)/(cosφ・cosθ)〕 =−tan-1(−sinθ/cosθ) =−tan-1(−tanθ) =θ ・・・(35) となる。
座標系への変換地磁気ベクトルを(xh,yh,0)と
すると、式(25)より、 x=xh・cosθ+yh・sinφ・sinθ ・・・(36) y=yh・cosφ ・・・(37) z=xh・sinθ−yh・sinφ・cosθ ・・・(38) 式(34)より、 yh=y/cosφ ・・・(39) また、式(36),式(39)より、 x=xh・cosθ+y・sinφ・sinθ/cosφ ∴xh・cosθ=x−y・sinφ・sinθ/(cosφ・cosθ) ∴xh=(x/cosθ)−y・tanφ・tanθ ・・・(40) となる。
θ+y・sinφ+z・cosφ・sinθより、
た、式(42),式(44)より、
φ,θをu,vに置き換えると、傾斜角センサ2Bの検
出値(u,v)で地磁気ベクトル〔フラックスゲートセ
ンサ2Aの検出値(x,y)〕を基準座標系(地表水平
面)へ座標変換できる。式(34)より、 tan(u)=−tanφ/cosθ ∴tanφ=−cosθ・tan(u) ・・・(47) これを式(46)に代入し、式(35)より、 xh=x/cos(v)+cos(v)・tan(u)・tan(v)・y ・・・(48) また、式(47)を簡略化して、 φ=u・cosθ ・・・(49) として、これを式(39)に代入すると、 yh=y/cos(u・cosv) ・・・(50) CPU3の回転角演算部31は、以上のような座標変換
により補正された地磁気の磁界強度情報を基にヨウ角を
算出する。
により行なってもよい。すなわち、図16に示すよう
に、傾斜センサ2Bが取り付けられている座標系を
(x,y,z)とする。この場合、実際の水平面がyz
平面を横切るときの交線とy軸との角度uが傾斜センサ
の出力データと考えられる。同様に、水平面がxz平面
を横切るときの交線とx軸との角度vが傾斜センサの出
力データと考えられる。なお、この場合、x,y軸から
z軸(+)方向へ正とし、x,y軸と交線が一致する所
を0とする。
h,yh,zh)を考えると、xh,yh平面は水平面
に一致する。このとき、z軸とzh軸の関係に注目す
る。図17(a)に示すように、z軸上空から見下げた
ときにz−zhを結んだ線とx軸との角度をαとする。
ただし、x軸と一致したときに0、x軸(+)からy軸
(+)へ+とする。また、図17(b)に示すように、
z軸とzh軸のなす角度をβとする。すると、図18
(a),図18(b)に示すように、αが0のときvに
一致しαが90度のときuにそれぞれ一致することにな
る。
zh軸と一致する長さ1の単位ベクトル(0,0,1)
を考える。このベクトルのx,z平面に写る影とz軸の
なす角度がvで、yz平面に写る影とz軸のなす角度が
uである。(x,y,z)座標で、このベクトルを表現
すると、図19に示すように、z軸成分とベクトル頂点
との間の長さはsinβ、z軸成分の長さはcosβと
なる。よって、 x=sinβ・cosα y=sinβ・sinα ・・・(51) z=cosβ となる。これより、図20,図21(a),図21
(b)から分かるように、 tan(−v)=sinβ・cosα/cosβ ・・・(52) tan(−u)=sinβ・sinα/cosβ ・・・(53) 式(52),式(53)を変形して、 cosα=tan(−v)/tanβ ・・・(54) sinα=tan(−u)/tanβ ・・・(55) 式(55)を式(54)で割ると、 tanα=tan(−u)/tan(−v) ∴α=tan-1〔tan(−u)/tan(−v)〕 式(54),式(55)を2乗して加算すると、 cos2 α+sin2 α=tan2 (−v)/tan2 β +tan2 (−u)/tan2 β ∴ 1=〔tan2 (−v)+tan2 (−u)〕/tan2 β tan2 β=tan2 (−u)+tan2 (−v) tanβ=(tan2 (−u)+tan2 (−v))1/2 ∴ β=tan-1〔(tan2 (−u)+tan2 (−v))1/2 〕 ・・・(56) となる。
αだけ回転させた座標系(x′,y′,z′)を考え
る。このとき、zh軸はx′z′平面上にある。(x,
y,z)上の任意のベクトルn(→)を考える。n
(→)は(x,y,z)座標系で(x,y,z)の値を
とるとすると、(x′,y′,z′)座標系では x′=x・cosα+y・sinα y′=−x・sinα+y・cosα ・・・(57) z′=z マトリックス表現で、
に、y′軸についてβ回転させた座標を(x″,y″,
z″)とすると、 x″=x′・cosβ−z′・sinβ y″=y′ ・・・(59) z″=x′・sinβ+z′・cosβ マトリックス表現では、
回転させると基準座標系(xh,yh,zh)となる。 xh=x″・cosα−y″・sinα yh=x″・sinα+y″・cosα ・・・(61) zh=0 マトリックス表現で
ら(xh,yh,zh)を求めると、
正項Δyは、それぞれ、 Δx=cosα〔x・cosα(cosβ−1) +y・sinα(cosβ−1)−z・sinβ〕 ・・・(66) Δy=sinα〔x・cosα(cosβ−1) +y・sin(cosβ−1)−z・sinβ〕 ・・・(67) と表現される。ここで、ΔTを ΔT=x・cosα(cosβ−1) +y・sin(cosβ−1)−z・sinβ ・・・(68) と定義すると、式(64),式(65)は、 xh=x+Δx=x+cosα・ΔT ・・・(69) yh=y+Δy=y+sinα・ΔT ・・・(70) と表現される。ここで、zh≠0とすると、式(63)
より、 zh=x・sinβ・cosαy・sinα・sinβ+z・cosβ ∴ −z=x(cosα・sinβ/cosβ) +y(sinα・sinβ/cosβ)−zh/cosβ −z・sinβ=x(cosα・sin2 β/cosβ) +y(sinα・sin2 β/cosβ)−zh・sinβ/cosβ
モーションセンサ1によれば、CPU3の補正部33に
おいて、フラックスゲートセンサ2Aで得られた回転角
情報に対して地磁気を考慮した補正を施すことにより被
検出対象物の回転角(ヨウ角)情報を補正することがで
きるので、地磁気の偏差,傾差,水平力に関わらず、つ
まり、地表のどの地域においても、常に被検出対象物の
姿勢(角度情報)を正しく高精度に検出することがで
き、本センサ1装置の信頼性の向上に大いに寄与する。
ル(傾斜センサ2Bの検出値)に基づいて、フラックス
ゲートセンサ2Aで検出した磁界強度情報を地表水平面
上での磁界強度情報に変換することにより、地磁気によ
る磁界強度情報を基に得られる被検出対象物のヨウ角情
報を補正するので、地磁気の偏差,傾差,水平力などに
よるヨウ角の逆転現象を確実に防止して、ピッチ,ロー
ルとともに常に正確な被検出対象物のヨウ角を得ること
ができ、さらに本センサ1の信頼性の向上に寄与する。
1は、フラックスゲートセンサ2Aを上述のごとく極め
て薄く形成するとともに、傾斜センサ2BをIC化して
小型化しているので、全体の大きさが非常に小型化され
ている。なお、本実施形態の3軸モーションセンサ1
は、図4に示すように姿勢情報検出部2としてフラック
スゲートセンサ2Aと傾斜センサ2Bとをそなえている
が、傾斜センサ2Bのみをそなえて2軸モーションセン
サとして構成してもよい。また、フラックスゲートセン
サ2A,傾斜センサ2Bには、必ずしも上述のような特
別なものを用いる必要はなく、通常のものを用いてもよ
い。
発明の姿勢検出装置によれば、演算処理部の補正部にお
いて、姿勢情報検出部で得られた姿勢情報に対して地磁
気を考慮した補正を施すことにより被検出対象物の姿勢
に応じて得られる角度情報を補正することができるの
で、地磁気の偏差,傾差,水平力に関わらず、つまり、
地表のどの地域においても、常に被検出対象物の姿勢
(角度情報)を正しく高精度に検出することができ、本
装置の信頼性の向上に大いに寄与する。
置によれば、被検出対象物の地表水平面に対する傾斜角
情報に基づいて、磁気検出部で検出した磁界強度情報を
地表水平面上での磁界強度情報に変換することにより、
地磁気による磁界強度情報を基に得られる被検出対象物
の回転角情報を補正するので、地磁気の偏差,傾差,水
平力などによる回転角情報の逆転現象を確実に防止し
て、傾斜角情報とともに常に正確な被検出対象物の回転
角情報を得ることができ、さらに本装置の信頼性の向上
に寄与する。
装置によれば、上記の磁気検出部が、励磁コイルとして
機能する環状コイルパターンを有するシート状コイル部
材と、直線状のコイルパターンを有するシート状コイル
部材とをそなえて構成されるので、磁気検出性能を維持
しながら極めてその構成が薄くなり、姿勢検出装置全体
の小型化に大いに寄与することとなる。
ての3軸モーションセンサの外観を模式的に示す図であ
る。
ック図である。
るフラックスゲートセンサの構成を模式的に示す図であ
る。
る傾斜センサの要部の構成を示すブロック図である。
の図である。
標変換処理を説明するための図である。
標変換処理を説明するための図である。
モーションセンサにおける座標変換処理を説明するため
の図である。
モーションセンサにおける座標変換処理を説明するため
の図である。
モーションセンサにおける座標変換処理を説明するため
の図である。
座標変換処理を説明するための図である。
座標変換処理を説明するための図である。
座標変換処理を説明するための図である。
座標変換処理を説明するための図である。
モーションセンサにおける座標変換処理を説明するため
の図である。
モーションセンサにおける座標変換処理を説明するため
の図である。
座標変換処理を説明するための図である。
座標変換処理を説明するための図である。
モーションセンサにおける座標変換処理を説明するため
の図である。
座標変換処理を説明するための図である。
座標変換処理を説明するための図である。
説明するためのフローチャートである。
センサの一例を示す模式的斜視図である。
ヨウ角を説明するための図である。
ヨウ角を説明するための図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 被検出対象物の姿勢情報を検出する姿勢
情報検出部と、 該姿勢情報検出部で検出された該姿勢情報に基づいて、
該被検出対象物の姿勢に応じた角度情報を演算により算
出する演算処理部とをそなえ、 該演算処理部が、 該姿勢情報検出部で得られた該姿勢情報に対して地磁気
を考慮した補正を施すことにより、上記の角度情報を補
正しうる補正部をそなえて構成されていることを特徴と
する、姿勢検出装置。 - 【請求項2】 該姿勢情報検出部が、 地磁気による磁界強度を検出する磁気検出部と、 該被検出対象物の地表水平面に対する傾斜を検出する傾
斜検出部とをそなえるとともに、 該演算処理部が、 該磁気検出部での検出結果に基づき該被検出対象物の地
表水平面上での回転角情報を演算により算出する回転角
演算部と、 該傾斜検出部での検出結果に基づき該被検出対象物の地
表水平面に対する傾斜角情報を演算により算出する傾斜
角演算部とをそなえ、且つ、 該補正部が、 該傾斜角演算部により得られた該傾斜角情報に基づいて
該磁気検出部で検出された上記の磁界強度情報を地表水
平面上での磁界強度情報に変換することにより、該回転
角演算部において得られる該回転角情報を補正しうるよ
うに構成されていることを特徴とする、請求項1記載の
姿勢検出装置。 - 【請求項3】 該磁気検出部が、 励磁コイルとして機能する環状コイルパターンを有する
第1シート状コイル部材と、 磁界の飽和状態を検出するための直線状コイルパターン
を有し該直線状コイルパターンが該第1シート状コイル
部材の該環状コイルパターンを横切るように該第1シー
ト状コイル部材の両面側に配置される第2シート状コイ
ル部材と、 磁界の飽和状態を検出するための直線状コイルパターン
を有し該直線状コイルパターンが該第2シート状コイル
部材の該直線状コイルパターンと交差するように該第2
シート状コイル部材の一方の面側に配置される第3シー
ト状コイル部材とをそなえて構成されていることを特徴
とする、請求項2記載の姿勢検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34024796A JP3576728B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 姿勢検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34024796A JP3576728B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 姿勢検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10185608A true JPH10185608A (ja) | 1998-07-14 |
| JP3576728B2 JP3576728B2 (ja) | 2004-10-13 |
Family
ID=18335115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34024796A Expired - Lifetime JP3576728B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 姿勢検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3576728B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-12-19 JP JP34024796A patent/JP3576728B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3576728B2 (ja) | 2004-10-13 |
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