JPH10186231A - 回折レンズの設計方法 - Google Patents
回折レンズの設計方法Info
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- JPH10186231A JPH10186231A JP30785897A JP30785897A JPH10186231A JP H10186231 A JPH10186231 A JP H10186231A JP 30785897 A JP30785897 A JP 30785897A JP 30785897 A JP30785897 A JP 30785897A JP H10186231 A JPH10186231 A JP H10186231A
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Abstract
屈折ハイブリッドレンズの微細形状の設計法は、これま
で知られていなかった。 【解決手段成】 屈折レンズのレンズ面上に形成される
回折レンズの設計方法において、 前記回折レンズの作
用を光軸からの高さを変数として多項式で光路差関数と
して表すステップと、該光路差関数に基づいて段差とな
る輪帯の切り換え点を決定するステップと、前記回折レ
ンズの巨視的な形状から輪帯毎の光線の入射角度を求め
るステップと、輪帯毎に光路差の単位波長分に相当する
光軸方向のシフトを前記入射角度に基づいて求めるステ
ップと、前記光路差関数に基づいて各輪帯で与えるべき
光路差を求めるステップと、前記光軸方向のシフトと前
記光路差とに基づいて前記各輪帯毎の微視的形状を決定
するステップを備える。
Description
ンズ面上に回折レンズを形成する場合に適した回折レン
ズの設計方法に関し、より詳しくは、一般的な光軸に斜
めに入射する光束がある場合の回折屈折ハイブリッドレ
ンズの設計方法に関するものである。
折レンズの曲面であるレンズ面上に回折レンズ作用を持
つ輪帯構造を形成したレンズが従来から知られている。
例えば、特開平6−242373号公報には屈折レンズ
の表面に回折レンズ構造を形成した光ディスク装置用の
対物レンズが開示されている。
は、スウェットモデルを利用した高屈折率法により回折
レンズを非常に高い屈折率を持つ薄膜として設計し、こ
れに基づいて輪帯の段差を設ける位置、段差の量を決定
すると共に、段差間の輪帯表面のサグ量をベースになる
屈折レンズのサグ量と回折レンズ構造のサグ量の和とし
て求める設計方法が開示されている。
レンズを利用したレンズ設計の従来例はいくつか知られ
ているが、微細形状の決定法や数値データを示している
ものは、上記2公報の様に光ディスク用として設計され
ているもの以外には知られていない。特開平6−242
373号公報に記載の対物レンズは、各輪帯毎に非球面
係数を決めているため計算が煩雑になる。また、特開平
8−171052号公報に開示されている計算では、輪
帯内での回折レンズ構造のサグ量の変化を s(z)-(r
(z)2−H2)1/2という、球面を表す形式の表現を用いて
定義しているため、回折レンズのパワーが0に近い部
分、即ち曲率半径rが非常に大きくなる部分が存在する
ときに誤差が大きくなることと、2次関数による表現で
あることから、得られる性能にも限界があり、特開平6
−242373号公報に開示される方法により得られる
回折レンズ構造と比較すると発生する収差の量が大きい
という問題がある。
みてなされたものであり、各輪帯毎に非球面係数を決定
する(特開平6−242373号公報に開示)ほど煩雑
ではなく、特開平8−171052号公報に開示される
方法によるよりは表現上の誤差による収差の発生を抑え
ることができ、さらに平行光束以外の入射光にも対応
し、一般的な、画角のあるレンズでも回折効率を最大に
する微細形状を決定することができる回折レンズの設計
方法を提供することを目的とする。
ンズの設計方法は、レンズ面上の点の前記回折レンズの
作用を通過光線に対する光路長付加量として表すステッ
プと、前記回折レンズの巨視的な形状から面の傾きを求
めるステップと、予定される前記レンズ面上の点に入射
する光線束の平均的入射角度の余弦を求めるステップ
と、前記平均的入射角度の余弦より単位波長分に相当す
る光軸方向の面のシフト量を求めるステップと、前記光
路長付加量に基づいて、前記点の光軸方向シフトにより
与えるべき実光路差量を求めるステップと、前記単位波
長分に相当する光軸方向のシフト量と前記光路差とに基
づいて前記レンズ面上の点における光軸方向シフト量を
決定するステップと、を備えることを特徴としている。
のレンズ面上に形成される回折レンズの設計方法は、前
記回折レンズの作用を光軸からの高さを変数として多項
式の光路差関数として表すステップと、該光路差関数に
基づいて段差となる輪帯の切り換え点を決定するステッ
プと、前記回折レンズの巨視的な形状から輪帯毎の光線
の入射角度を求めるステップと、輪帯毎に光路差の単位
波長分に相当する光軸方向のシフトを前記入射角度に基
づいて求めるステップと、前記光路差関数に基づいて各
輪帯で与えるべき光路差を求めるステップと、前記光軸
方向のシフトと前記光路差とに基づいて前記各輪帯毎の
微視的形状を決定するステップと、を備えることを特徴
としている。
ズの設計方法の実施形態を説明する。まず、対象となる
回折レンズが形成された屈折回折ハイブリッドレンズの
構成を説明する。上述のように、本発明は、画角のある
レンズ(即ち、光軸に対して斜めに入射する光線がある
場合)に対しても適用可能であるが、まず入射光線が光
軸に対して平行と考えることのできる光ディスク装置用
の対物レンズについて説明し、次に、一般的な、例えば
CCD等の受光デバイス上に像を形成するための集光レ
ンズについて説明する。
0を示す図である。レンズ10は、例えば、CCD等の
受光デバイス上に像を形成するための集光レンズ、ある
いは光ディスク装置のピックアップ用対物レンズとして
用いられる正レンズである。図1(A)はレンズ10の正
面図、(B)はレンズ10の巨視的形状を示す側面図、
(C)はレンズ10の微視的形状を示すための一部拡大側
面図である。
周辺に向けて曲率半径が大きくなる非球面である2つの
レンズ面11,12を有する両凸の単レンズである。レ
ンズ10の一方のレンズ面11には、図1(A)に示した
ように、光軸を中心とする多数の同心円状の輪帯を備え
る回折レンズが形成されている。回折レンズは、フレネ
ルレンズのように各輪帯の境界に光軸方向の段差を持
つ。この段差の高さは、利用する回折光の次数と波長と
に応じて決定される。なお、回折レンズは曲面上に設定
することができるので、本実施の形態においては、回折
レンズを形成するためにレンズの一方の面を平面にする
ことはしない。図1に示す例では平行光束の入射側の面
に回折レンズを設けている。
について説明する。実施形態の方法は、フレネルタイプ
の回折レンズを曲面である屈折レンズのレンズ面に付加
する際の設計方法であり、より詳細には、位相関数法に
よって得られた巨視的形状と光路差関数、またはスウェ
ットモデルで得られた高屈折率薄膜層の巨視的形状と、
回折構造を作る媒質の屈折率とから具体的な加工形状を
得る方法である。
ンズの設計法として、巨視的な形状と回折レンズのパワ
ーとを分離して設計する方法として種々の方法が知られ
ており、その代表的なものとして、スウェットモデルを
利用する高屈折率法や位相関数法が知られている。スウ
ェットモデルを利用した高屈折率法は、回折レンズの屈
折力をその巨視的形状を示す薄い膜状の屈折レンズに置
換して計算するモデルである。この方法は、ウルトラハ
イインデックス法とも呼ばれ、回折パワーを屈折パワー
に置き換えるため、非常に高い屈折率を薄膜に与える。
スウェットモデルを用いることにより、既存のレンズ設
計プログラムで回折レンズを扱うことができるようにな
る。本設計法でスウェットモデルを用いて設計する場
合、最終的形状を求める手順の途中で光路差関数を得る
ステップがある。一方、位相関数法で設計する場合には
巨視的形状と光路差関数が、通常の収差補正のための設
計の終了時に得られる。以下の説明では、スウェットモ
デルを用いて設計する場合を例に設計手順を示す。
自体は前述の公報(特開平8−171052号公報)に
も記載されるように、従来から知られている。ただし、
スウェットモデルにより得られるデータは薄膜の両面の
巨視的形状であるため、スウェットモデルにより得られ
た薄膜レンズの作用を実現するためにどのようなピッチ
でどのようなステップを持つ輪帯を形成すればよいかは
スウェットモデルを用いて得られたデータだけからは判
断できない。本実施形態では、このスウェットモデルに
より得られた薄膜レンズを具体的な輪帯群を有する回折
レンズに変換する手順を示す。
回折レンズの設計について簡単に説明する。スウェット
モデルを用いた高屈折率法により回折レンズ設計で光線
追跡をする際には、回折レンズを表す薄膜の屈折率は高
いほど望ましい。しかし、現実には使用するソフトウェ
アの計算精度の限界による有効桁数の減少と、モデルと
なる薄膜の屈折率が有限の値を取ることによるシミュレ
ーションの誤差とのバランスを考えて屈折率を設定する
必要がある。具体的には、薄膜の屈折率は例えば500
〜100万程度の間でプログラムの精度に応じて設定す
る。
は使用光線の波長λの関数としての特性を持たせるた
め、n(λ)=λ×C+1で定義することが望ましい。C
は任意の定数である。これにより、薄膜の厚さの変化に
対する波長単位の光路差のシフト量が波長によらずに一
定になる。また、計算を分かり易くするためには、n
(λ)=λ×10s+1で設定することが好ましい。ここ
でsは、屈折率nが上記の屈折率範囲を満たす範囲で定
められる任意の数である。例えば、ブレーズ化される波
長λをd線の波長587.56nmとし、sを6に設定すると、
薄膜の屈折率は588.56となり、薄膜の厚さ1nm当たりの
光路差のシフト量が1λとなる。この様に関数を設定す
ることにより、設計者にとって屈折率と波長との対応が
わかりやすくなると共に、薄膜層の面に垂直な方向の厚
さと、光路長のシフト量とが簡単な関係として表現され
る。
であり、薄膜として表されている部分が実際の輪帯構造
に加工された際に空気になること、すなわち、輪帯構造
が薄膜とレンズとの境界面に形成されることを意味す
る。薄膜として表されている部分が実際の加工後にレン
ズ材料で埋まる場合、すなわち、薄膜と空気との境界面
に輪帯構造が形成される場合には、「1」に代えてレン
ズの屈折率、例えば「1.5」を用いる。ただし、この
ような定数の違いは、設定される屈折率が比較的低く、
回折作用を表現する薄膜の厚さが厚くなってしまう場合
には結果に影響するが、薄膜の屈折率が10000以上
に設定されている場合にはほとんど影響しない。
計においては、まず、回折レンズを屈折レンズのどの面
に設けるかを決定する。レンズのある面に回折格子を形
成する場合、回折レンズにより補正すべき収差の種類に
より、また、加工の容易さに鑑みていずれの面に形成す
るかを決定する。従来、回折格子は、平面に付されるの
が一般的であったが、超精密旋盤を用いれば平面以外の
球面あるいは非球面に回折格子を付することも可能とな
る。本実施の形態においては、前述のように、回折レン
ズを曲面に形成する。
ズは薄膜として表現されるため、回折レンズの微細形状
やパワーは現れない。そこで、スウェットモデルにより
得られた薄膜データを具体的な回折レンズ構造に展開す
る途中のステップとして、光路差関数を作成する。光路
差関数とは、薄膜内を進む光線と、薄膜がなかった場合
の光線との光路差を光線が薄膜に入射する点の光軸から
の距離hを変数として示す関数である。スウェットモデ
ルでは、薄膜内を進む光線と、薄膜がなかった場合の光
線との光路長の差が、回折レンズの光路長の飛び値であ
る。すなわち、光路差関数を作成するためには、この光
路長の飛び値を求めることになる。なお、光軸について
回転対称な光学系では、レンズ上の位置は光軸からの距
離hのみで表しても良いので、光路差はhの関数として
表現される。
つ他の媒質から薄膜に対して入射角度θ0で入射する光
線は、屈折の法則「n0・sinθ0=n1・sinθ1」
に従って屈折角θ1で薄膜中を進むこととなる。ただ
し、スウェットモデルでは薄膜の屈折率n1が他の媒質
の屈折率n0と比較して著しく大きいため、入射角度θ0
の大小に拘わらず、屈折角θ1はほぼ0度となる。すな
わち、薄膜に対してどのような角度で入射した光線も、
薄膜中ではほぼ入射点での法線に沿って進むこととな
る。したがって、光線が入射する面の法線に沿う方向に
おける薄膜の厚さを各点で求めれば、光路差関数を得る
ことができる。実際には、光軸からの距離hが異なる1
0点程度の位置で法線に沿う薄膜の厚さを計算して求
め、この結果を多項式近似することにより光路差関数を
求めることができる。
回折レンズ構造が付される屈折レンズのレンズ面(ベー
スカーブ)が曲面である場合には、設計時に面の定義に
用いた関数の次数より高次の光路差成分が発生する。従
って、スウェットモデルを利用した場合の光路差関数は
2次関数では十分に近似することができない。少なくと
も4次関数、可能であれば、8次関数程度の精度で近似
することが望ましい。
差となる。ほとんどの光学系では波面の誤差は0.01λ
程度は許容できると考えられる。表1、表2に示される
レンズデータの場合では、8次までの展開で誤差が最大
でl/1000λになり、8次関数を用いれば精度的には十
分であった。6次までの展開では誤差は最大0.02λに
なる。最大誤差がこの程度となるのが光ディスク用の対
物レンズの微細形状を作る場合に必要とされる精度であ
り、4次までの展開では若千精度不足である。光路差関
数の2次の項P2と回折レンズの焦点距離fDは波長をλ
として次式、 fD=−l/(2・P2・λ) の関係になる。
数に基づいて各輪帯の切り替え点の光軸からの距離を求
める。切り替え点は、前記の公報に開示されるように薄
膜を透過する光線の光路長が波長の整数倍になる位置と
して定義してもよいが、より一般的に、光路長を2nπ
+αとして捉え(0rad.<α<2πrad.)、光路長を波
長で割った際の剰余がαに一致する点を切り替え点とし
てもよい。なお、回折レンズ構造を曲面上に形成する場
合、前述のように光路差関数が高次の項を持つため、こ
の光路差関数をそのまま利用すると計算式が複雑にな
る。特に光路差関数が8次、あるいは10次の関数で定
義される場合、これを解いて光路差を波長の整数倍にす
ることは困難である。
ンズのパワーを決める重要なものではあるが、段差の位
置の誤差は直接的に波面収差にはならない。段差の位置
の誤差は、パワーの回折成分と、屈折成分の負担の割合
をわずかに変えるのみである。それは、段差位置の誤差
は、ブレーズ化波長にあっては何ら影響を与えるもので
はなく、波長幅がある光学系において、球面収差の波長
変化の成分が変わることを意味する。従って、球面収差
の色収差変化を、波面収差で4次のオーダー、いわゆる
3次の球面収差のレベルまで補正する場合、4次までの
光路差関数をもとに段差位置を求めれば十分である。そ
こで、実施形態では、輪帯の切り替え点の決定に際して
は光路差関数を2次項と4次項とを含む4次関数で表現
し、この4次関数を解くことにより境界のhを決定す
る。そして、4次関数で表現しきれない6次、8次等の
高次の項については、各輪帯の形状を決定する際に考慮
に入れ、光軸方向の位置を決定する。
の解は2次関数の解の公式で求めることができるため、
境界位置を容易に求めることが可能である。すなわち、
輪帯の切り替え点の決定には4次の光路差関数、各輪帯
の光軸方向の位置の決定には8次の光路差関数というよ
うに、次数の異なる光路差関数を求め、それぞれの計算
に用いることにより、計算の負荷を軽減することができ
る。当然、波面収差で6次以上のオーダーの球面収差の
色収差変化を補正したい場合は、段差位置の設定時にも
高次の項を考慮して行う。
は、計算が容易な4次の展開式を用い、光路差関数から
微細形状を作るのであればそのための光路差関数として
は8次までの展開式を用いる。そうでなければ各輪帯毎
の面を光路差関数とは別なルートで設計し位相整合を図
るといった設計の際の光路差関数の次数の使い分けが考
えられる。また、設計上高次の回折効果は無くても設計
可能である場合は、高屈折率法で設計データ中で高次非
球面を用いて光路差関数の高次項を無視し得るような小
さい値になるよう設計することもできる。
ら実際の屈折率を持つ媒質に置き換えてフレネルレンズ
状の輪帯構造を設計する。実形状では屈折率が低いた
め、薄膜での説明のように入射光線が法線方向に沿うこ
とはなく、入射角度に応じて異なる方向に進む。したが
って、入射角度の違いにより与えられる光路差が異なる
こととなるため、入射角度を一つに特定できない場合に
は、軸外光線の回折効率をも考慮して輪帯の形状を決定
する必要がある。また、入射光束の波長に幅がある場合
には、波長の違いによる回折効率の変化も考慮する必要
がある。
視的な形状に対して決定されているが、実際の輪帯は図
1(C)に示されるように巨視的な形状とは異なるため、
輪帯に対する入射角度は巨視的な形状に対する入射角度
とは異なることになる。正確を期するためには、この入
射角度の変化を考慮に入れて輪帯の設計をすることが望
ましいが、色収差の補正を目的とするような場合、巨視
的な形状と微視的な形状とに対する入射角度の違いは2
度程度であるため、輪帯に対する入射角度は巨視的な形
状に対する入射角度の違いを無視したとしても影響は小
さい。また、無視できない大きさになりそうな場合は、
巨視的な形状をもとに決めた暫定的な形状に対し、改め
て入射角度を求め直して微細形状を求めることもでき
る。
明の回折レンズ設計方法についてより詳細に説明する。
まず、実施例1として、まず入射光線が光軸に対して平
行と考えることのできる光ディスク装置用の対物レンズ
について説明する。本実施例のレンズは、光ディスク用
の対物レンズであり、プラスチック製の両面非球面レン
ズの平行光束が入射する側のレンズ面に回折レンズを付
加した屈折回折ハイブリットレンズである。
は、表1に示される。表中、第1面と第2面との間がウ
ルトラハイインデックスレンズで表される回折レンズ部
分を示す薄膜(高屈折率薄膜)、第2面と第3面との間
がプラスチック製の屈折レンズ、第4面、第5面が光デ
ィスクの保護層を示す。なお、表中の記号NAは対物レ
ンズの開口数、fは波長780nmでの全系の焦点距離、r
は光軸との交点における曲率半径(単位:mm)、dは面間
隔(単位:mm)、n780、n830はそれぞれ波長780n
m,830nmでの屈折率である。第1面から第3面の
非球面形状を規定する円錐係数Kと4,6,8,10次
の各非球面係数A4、A6、A8、A10は、表2に示される。
が終了した後、薄膜のデータに基づいて光路差関数を多
項式として求め、これを利用して輪帯の段差部分の光軸
からの高さを求め、次に、各輪帯内での光軸方向の高さ
を近似式により規定する。光路差関数は、スウェットモ
デルによって設計された薄膜の通過光線に対する光路長
付加量を薄膜上の数点についてサンプリングして、近似
により求められる。ここでは、下に示すように、段差の
光軸からの高さを求めるための4次の近似式
近似式
場合、従来の、平面上に付された回折格子の作用を考え
る場合には、薄膜で与えられる光路差は全ての位置で光
軸に平行な距離として求めれば足りた。しかし本発明で
は回折格子を曲面上に形成した場合を想定しているた
め、光路長は光線を追跡して光線と面との交点を求めて
計算する必要がある。ただし、薄膜の屈折率が上記の設
定のように極端に大きい場合、入射角度とは無関係に屈
折角はほぼ0となり、屈折した光線は面上の入射点に立
てた法線に沿って進むので、薄膜へ入射する光線の光路
長付加量は、薄膜の光軸方向の厚さを薄膜の光入射側の
面の入射点における法線のy方向の方向余弦で割った値
で近似することもできる。この近似により計算量を少な
くすることができる。
レンズでは球面収差の波長変化を補正するために4次で
展開した光路差関数φ4に基づいて、輪帯の切り替え位
置を決定する。以下の表4は、中心からN番目の輪帯の
中心側の端部の光軸からの高さhi(N)、輪帯の中央点の
光軸からの高さhc(N)、輪帯の最も周辺側の端部の光軸
からの高さho(N)を各輪帯毎に示す。これらの値は、
光路差関数を持たない場合や、球面収差の波長変化を補
正しないでも良い場合は、2次関数で輪帯の切り替え位
置を求めればよい。
屈折レンズの境界面の巨視的な形状を各輪帯の中心側端
部、中央部、周辺側端部について求めておく。巨視的形
状は、
り、段差のない連続した回転対称面として定義される。
各輪帯への光線の入射角度を求める。
(N)/dhを求め、これに基づいて、
に、巨視的形状で規定される面の光軸に対する角度α(r
ad.)を、
に調整された平行光線のみ出あるので、レンズ上のどの
高さの点でも入射光線が光軸となす角度Wは0rad.であ
る。したがって、W-αで求められる各点での入射角度
θ(rad.)は表6に示す通りとなる。ここでは、実際の回
折レンズ面は決定されていないため、巨視的な形状を用
いて角度θを計算する。表7には各輪帯の外周部の端部
における各値を示している。
ると共に、実際の材料の屈折率を用いて屈折角の余弦を
計算し、これらに基づいて法線方向に沿った1λ分の光
路差を与える厚さΔtを、
の屈折率、n1は射出側の媒質の屈折率である。また、
この段差を光軸と平行な方向の段差ΔXに変換するため
には、光軸と面の法線とのなす角度をαとして、ΔX=
Δt/cosαとなる。なお、光束が光軸に平行な本実施例
の光学系では、cosα=cosθである。これらの計算結果
は、表7に示される通りである。
数φ4から決定した各輪帯の中央部の光軸からの距離を
代入して計算された結果がφc(N)である。スウェットモ
デルにより設定された高屈折率の薄膜が設けられている
場合と、これが設けられていない場合との光路差を波長
λを単位として表8に示している。φi(N)-N、φc(N)-
N、φo(N)-Nは、それぞれ中心側端部、中央部、周辺側
端部での光軸からの距離を10次の光路差関数φ10に代入
して計算された結果から波長の整数分を差し引いた結果
であり、連続的な光路差関数φ10で表された薄膜を4次
の光路差関数φ4から決定した位置に段差を設けてフレ
ネルレンズ状の複数の輪帯に分割した場合の各輪帯での
中心側端点、中央部、周辺側端点の巨視的な形状に対し
て微細形状によって付加するべき光路差量を示してい
る。また、もし輪帯の境界高さをサンプル点からの近似
関数を作らずに、例えば光路長差が0.5λ丁度の小数部
を持つような位置を探し求めれば、微細形状にするべき
光路長差に表8のような細かい有効数字を持つことはな
くなるが、計算量が増えるばかりであまり意味のあるこ
とではない。
と各輪帯毎の1波長分に相当する光軸方向の厚さΔXと
の積をとることにより、各輪帯の各位置で必要な光軸方
向の光路差を実形状のレンズ厚さに変換した量を求め
る。すなわち、ΔXは各輪帯の周辺端部分での1波長に
相当する光軸方向の厚さであり、上記の表で示されるφ
o(N)-Nは1波長に満たない余剰を規定しているため、こ
れらを掛け合わせることにより、余剰分に必要な光軸方
向のレンズ厚さを求めることができる。なお、表8に示
しているΔXは周辺端部分での値である。中心側端部で
の段差を求めるためには一つ中心側の輪帯のΔXの値を
参照すればよい。また、中心部での光路差を求めるため
には表8に示していない輪帯中心部用のΔXを作らなく
ともその中心部を挟む前後の輪帯のΔXの値の平均値を
利用しても十分な精度の設計が可能である。表9に各輪
帯の内側端部、中心部、外側端部の光路差分のレンズ厚
さ ΔXi(N)、ΔXc(N)、 ΔXo(N)を示す。
と、表5に示された巨視的形状とから実際の形状を求め
る。表10は、この形状データを示している。これは、
巨視的形状、すなわち、ベースカーブの情報も含んだ状
態で提供されるサグ量のデータである。
旋盤を用いて作製する場合、上記の表10に示すような
輪帯上の各点でのデータをバイトの送りピッチ毎に全て
求めて加工データを作成することもできるが、計算量を
少なくするためには、バイトの送り軌跡を関数で近似さ
せて表現できた方が望ましい。そこで、本実施例では、
上記の各輪帯毎に求められた3つの点の光路差分のレン
ズ厚さを関数として4次の多項式で近似し、0次、2
次、4次の係数を求め、この4次の近似多項式に基づい
てバイトの送り量を制御するようにしている。3点を通
る4次関数(数3)の係数は、
る微細構造部分サグ量を4次関数で近似した場合の各係
数の演算結果のリストである。
非球面係数、そして(数3)より、任意のh(光軸から
の高さ)に対する巨視形状(サグ量)Xを求めることが
できる。
あるいは2次関数として表現することも可能である。4
次関数で表現する場合には以下に記載の
ぞれ(数12)、(数13)、(数14)にて求められ
る。係数の計算結果を表12に示す。
いて、任意のh(光軸からの高さ)に対する巨視形状
(サグ量)Xを求めることができる。なお、微細形状全
体を輪対毎の2次関数で表現することもできる。ここで
2次関数は(数2)で表わされる関数である。(数2)
の関数で表わす場合の係数C0N、C2Nはそれぞれ(数1
0)、(数11)により求められる。
あるレンズ(即ち、光軸に対して斜めに入射する光線が
ある場合)に対して本発明を適用した例について説明す
る。実施例2のレンズはCCD等の、微小な受光面積を
持つ受光デバイス上に可視光の像を結ぶためのレンズで
あり、ガラス製の両面非球面レンズの光束が入射する側
のレンズ面に回折レンズを付加した屈折回折ハイブリッ
ドレンズである。集光レンズの結像面側には平行平面板
状の媒質が存在する。実施例2の巨視的な形状を示す数
値構成は、表14に示される。このレンズは光路差関数
を用いて設計されており、ウルトラハイインデックスデ
ータはない。第1面11Mが回折屈折ハイブリッド面、
第1面11Mと第2面12Mとの間がプラスチック製の
屈折レンズ10M、第3面、から第6面は2枚の平行平
面板21、22を示している(図3参照)。
nm)での全系の焦点距離(単位:mm)、Wは半画角、r
は光軸との交点における曲率半径(単位:mm)、dは面
問隔(単位:mm)、ndはd線(波長:587.56nm)での屈
折率、νdはアッベ数である。第1面と第2面の非球面
形状を規定する円錐係数Kと4、6、8、10次の各非
球面係数は、表14に示される。
×10-4 A8=-3.0500×10-5 A10=1.3800×10-5 第2面 K=0.00 A4= 8.900×10-3 A6= 2.920×10-3 A8
=-1.0300×10-3 A10=6.7800×10-4 回折レンズの焦点距離 fdoe=‐1/(2λP2) =7
0.457 ブレーズ化波長 570nm
数φ8に基づき、輪帯の切り替え位置を決定する。光路
差関数φ8は
り、切り替え位置を求めるには、繰り返し計算を行うこ
とになるが、十分な精度の計算が可能である。
中心側の端部の光軸からの高さhi(N)、輪帯の中央点の
光軸からの高さhc(N)、輪帯の最も周辺側の端部の光軸
からの高さho(N)を各輪帯毎に示す。 これらの値は、
ニュートン法などの繰り返し計算によって求められる。
ただし、第1面の有効半径は2.2mmであり、輪帯の総数
は70になるため、表15では途中の輪帯を一部省略して
記述している。
折ハイブリッド面の巨視的な形状を各輪帯の中心側端
部、中央部、周辺側端部について求めておく。巨視的形
状は、(数20)により計算される。計算結果は、表1
6に示す通りであり、段差のない連続した回転対称面と
して定義される。
各輪帯への光線の入射角度を求める。巨視的形状の高さ
hによる一次微分値dXo(N)/dhを求め、 これに基づ
いて(数21)に従って方向余弦の光軸方向成分Lを求
めると共に、巨視的形状で規定される面の光軸に対する
角度α(rad.)を(数22)を用いて求める。この例で
は、入射光線が光軸となす角度Wは、画角によって変化
するため、平均的入射角度を考える。光束幅も、画角も
あり、1つの光線で入射角度を決定できない場合には、
面に入射する光線の平均的な入射角度を利用して、微細
形状を決定することになる。
射角度の絶対値の最小値と最大値の平均を取る方法、
(2)入射角の絶対値を画像面積を加味して平均を取る
方法、(3)θの2乗を画像面積を加味して平均を取る
方法、等が考えられる。本実施例では、最終的に求めら
れるべき段差厚さが入射角度の2乗で変化することか
ら、入射角度の2乗の平均で入射角度を決める方法を採
用している。
明する。レンズ上の1点に入射する(有効に結像に寄与
する)光線の分布は簡単には決定できない。しかし1点
毎に入射角度を求めることは煩わしいので、ここではか
なり粗い仮定の下に、単純な計算で各点での段差を決め
る。ここでは、次のような仮定を設ける。 (1)1点への入射光線は完全な円錐状の領域になる。 (2)入射角度の分布は同心円上の等間隔。 上記の仮定が成立しているものとして、2乗和平均で、
平均入射角度を求めることにする。
入射角度を求めることも、現在の設計ツールを利用すれ
ば不可能ではない。しかし、写真レンズのように、有効
に利用される像面が長方形の場合では、像高の方向毎に
入射角度分布は異なってしまうため、面の回転対称性が
失われるため計算量が爆発的に増加してしまう。これに
対し、実際に画角、光束幅、のあるレンズではほとんど
の場合波長幅もあるため、計算精度を上げた分の入射角
度変化による回折効率への寄与は波長特性の項によるロ
スに埋もれてしまうので、そこまで厳密に計算する必要
はない。上記の近似の下で単純平均入射角度をm、角度
幅の半値をr、2乗平均入射角度をUとして、
して求めることができる。 (1)光線追跡により、メリディオナル断面内で、面の
高さhに対し、入射可能な最大光線角度θU、最小光線
角度θLを求める。 (2)θU、θLをhの関数化して、任意のhに対しθ
U、θLが定まるようにする。 (3)m=((θU+θL)/2−面の法線角度α) r=((θU−θL)/2)
入射角度θ(rad.)は表17に示す通りとなる。ここでも
実施例1と同様に、実際の回折レンズ面は決定されてい
ないため、巨視的な形状を用いて角度θを計算する。
ると共に、実際の材料の屈折率を用いて屈折角の余弦を
計算し、これらに基づいて法線方向に沿った厚さ△tを
(数23)により計算する。この段差を光軸と平行な方
向の段差△Xに変換するためには、光軸と面の法線との
なす角度をαとして、△X=△t/cosαとなる。これ
らの計算結果は、表18に示される通りである。
点等の決定を設計時に得られた8次の光路差関数自体を
用いて行っているため、輪帯中心側端部、中央部、周辺
側端部での巨視的な形状からの位相ずれ分φi(N)-N、φ
c(N)-N、φo(N)-Nは、それぞれ0.500λ、0λ,-0.500λ
になっている。この結果を表19に示す。
厚さ△Xと±0.5の積をとることにより、各輪帯の各位
置で必要な光軸方向の光路差を実形状に変換した微細形
状として求める。結果を表20に示す。
た巨視的形状とから上記の光路差を与えるために必要な
実際の形状を求める。表21は、この形状データを示し
ている。これは、巨視的形状、すなわち、ベースカーブ
の情報も含んだ状態で提供されるサグ量のデータであ
る。
3つの点の光路差分のレンズ厚さを関数として4次の多
項式で近似し、0次、2次、4次の係数を求め、加工用
データとすることができるが、第2実施例の場合、輪帯
数が多いため1つ1つの輪帯幅は狭くなるため、2次式
で近似しても最大で誤差1/300λ以下の十分な精度に近
似できる。2次の関数は(数1)で表わされ、この場合
の係数B0N、B2Nはそれぞれ(数5)、(数6)により
求められる。表22は、各係数B0N、B2Nの演算結果の
リストである。
数と、表22に示すB0NとB2Nと(数1)で、任意の高
さhに対するサグ量Xのデータを求めることができる。
体を輪帯毎の2次関数として表現することも可能であ
る。この場合の2次関数は(数2)で表わされ、各係数
C0N、C2Nはそれぞれ(数10)、(数11)で求めら
れる。このようにして計算した係数は表23に示すもの
となる。
0)より、任意のh(光軸からの高さ)に対する巨視形
状(サグ量)Xを求めることができる。
ンズの設計方法によれば、スウェットモデル等に基づく
自動設計プログラムの出力に基づいて回折レンズの輪帯
の境や段差等を簡単に設計することができ、しかも、回
折レンズの性能となる精度を高く保つことができる。
ブリッドレンズの説明図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 屈折レンズのレンズ面上に形成される回
折レンズの微細形状設計方法において、 レンズ面上の点の前記回折レンズの作用を通過光線に対
する光路長付加量として表すステップと、 前記回折レンズの巨視的な形状から面の傾きを求めるス
テップと、 予定される前記レンズ面上の点に入射する光線束の平均
的入射角度の余弦を求めるステップと、 前記平均的入射角度の余弦より単位波長分に相当する光
軸方向の面のシフト量を求めるステップと、 前記光路長付加量に基づいて、前記点の光軸方向シフト
により与えるべき実光路差量を求めるステップと、 前記単位波長分に相当する光軸方向のシフト量と前記光
路差とに基づいて前記レンズ面上の点における光軸方向
シフト量を決定するステップと、を備えることを特徴と
する回折レンズの設計方法。 - 【請求項2】 屈折レンズのレンズ面上に形成される回
折レンズの設計方法において、 前記回折レンズの作用を光軸からの高さを変数として多
項式の光路差関数として表すステップと、 該光路差関数に基づいて段差となる輪帯の切り換え点を
決定するステップと、 前記回折レンズの巨視的な形状から輪帯毎の光線の入射
角度を求めるステップと、 輪帯毎に光路差の単位波長分に相当する光軸方向のシフ
トを前記入射角度に基づいて求めるステップと、 前記光路差関数に基づいて各輪帯で与えるべき光路差を
求めるステップと、 前記光軸方向のシフトと前記光路差とに基づいて前記各
輪帯毎の微視的形状を決定するステップと、を備えるこ
とを特徴とする回折レンズの設計方法。 - 【請求項3】 前記入射角度を求めるステップには、設
計データから光線の平均入射角度を求めるステップを備
えることを特徴とする請求項2に記載の回折レンズの設
計方法。 - 【請求項4】 前記平均入射角度を求めるステップは、
入射角度の2乗平均の入射角度を求めるステップである
ことを特徴とする請求項3に記載の回折レンズの設計方
法。 - 【請求項5】 前記微視的形状を決定するステップに
は、該微視的形状を2次の多項式で近似するステップと
を備えることを特徴とする請求項2に記載の回折レンズ
の設計方法。 - 【請求項6】 前記微視的形状を決定するステップに
は、該微視的形状を4次の多項式で近似するステップと
を備えることを特徴とする請求項2に記載の回折レンズ
の設計方法。 - 【請求項7】 前記光路差関数は、前記輪帯の切り換え
点を決定するための第1の近似式と、前記各輪帯毎の光
軸方向のシフトを決定するための前記第1の多項式より
次数の高い第2の近似式とを有することを特徴とする請
求項2に記載の回折レンズの設計方法。 - 【請求項8】 前記第1の近似式は、4次の多項式であ
り、前記第2の近似式は少なくとも8次の多項式である
ことを特徴とする請求項7に記載の回折レンズの設計方
法。 - 【請求項9】 前記第2の近似式は10次の多項式である
ことを特徴とする請求項8に記載の回折レンズの設計方
法。 - 【請求項10】 前記回折レンズの作用は、スウェット
モデルによる高屈折率法により求められることを特徴と
する請求項1または2に記載の回折レンズの設計方法。 - 【請求項11】 前記微視的形状を近似するため2次
の多項式は、前記屈折レンズの面形状を含めて、 【数1】 で表されることを特徴とする請求項5に記載の回折レン
ズの設計方法。 - 【請求項12】 前記微視的形状を近似するため2次
の多項式は、前記屈折レンズの面形状を含めて、 【数2】 で表されることを特徴とする請求項5に記載の回折レン
ズの設計方法。 - 【請求項13】 前記微視的形状を近似するため4次
の多項式は、前記屈折レンズの面形状を含めて、 【数3】 で表されることを特徴とする請求項6に記載の回折レン
ズの設計方法。 - 【請求項14】 前記微視的形状を近似するため4次
の多項式は、前記屈折レンズの面形状を含めて、 【数4】 で表されることを特徴とする請求項6に記載の回折レン
ズの設計方法。 - 【請求項15】 前記微視的形状を近似するための多項
式は、前記輪帯毎に微視的形状の光軸に対する対称性を
利用し、少なくとも光軸からの高さが異なる2点を通る
軌跡として定義されていることを特徴とする請求項5ま
たは請求項6に記載の回折レンズの設計方法。 - 【請求項16】 前記の2次の多項式の回折レンズを規
定する各係数は、光軸から数えてN番目の輪帯の最も中
心側の点、最も周辺側の点のそれぞれにおける光軸方向
のシフト量を△Xi(N),△Xo(N)、該各点の光軸からの距
離をそれぞれhi(N),ho(N)として、 【数5】 【数6】 により求められることを特徴とする請求項11に記載の回
折レンズの設計方法。 - 【請求項17】 前記の4次の多項式の回折レンズを規
定する各係数は、光軸から数えてN番目の輪帯の最も中
心側の点、中央点、最も周辺側の点のそれぞれにおける
光軸方向のシフト量を△Xi(N),△Xc(N),△Xo(N)、該各
点の光軸からの距離をそれぞれhi(N),hc(N),ho(N)とし
て、 【数7】 【数8】 【数9】 により求められることを特徴とする請求項13に記載の回
折レンズの設計方法。 - 【請求項18】 前記の2次の多項式の回折レンズを規
定する各係数は、光軸から数えてN番目の輪帯の最も中
心側の点、最も周辺側の点のそれぞれにおける光軸方向
の位置をXi(N),Xo(N)、該各点の光軸からの距離をそれ
ぞれhi(N),ho(N)として、 【数10】 【数11】 により求められることを特徴とする請求項12に記載の回
折レンズの設計方法。 - 【請求項19】 前記の4次の多項式の回折レンズを規
定する各係数は、光軸から数えてN番目の輪帯の最も中
心側の点、中央点、最も周辺側の点のそれぞれにおける
光軸方向の位置をXi(N),Xc(N),Xo(N)、該各点の光軸か
らの距離をそれぞれhi(N),hc(N),ho(N)として、 【数12】 【数13】 【数14】 により求められることを特徴とする請求項14に記載の回
折レンズの設計方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30785897A JP4127883B2 (ja) | 1996-10-24 | 1997-10-22 | 回折レンズの設計方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-300948 | 1996-10-24 | ||
| JP30094896 | 1996-10-24 | ||
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10186231A true JPH10186231A (ja) | 1998-07-14 |
| JP4127883B2 JP4127883B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=26562515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30785897A Expired - Fee Related JP4127883B2 (ja) | 1996-10-24 | 1997-10-22 | 回折レンズの設計方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4127883B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001147367A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Konica Corp | 対物レンズ及び光ピックアップ装置 |
| US6654184B1 (en) | 1998-12-09 | 2003-11-25 | Pentax Corporation | Method for designing diffractive lens |
| CN114624877A (zh) * | 2022-03-16 | 2022-06-14 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种工作在红外波段的大视场衍射透镜的设计方法 |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP30785897A patent/JP4127883B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2001147367A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Konica Corp | 対物レンズ及び光ピックアップ装置 |
| CN114624877A (zh) * | 2022-03-16 | 2022-06-14 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种工作在红外波段的大视场衍射透镜的设计方法 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP4127883B2 (ja) | 2008-07-30 |
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