JPH10186616A - 感光材料の搬送方法及び装置 - Google Patents

感光材料の搬送方法及び装置

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Publication number
JPH10186616A
JPH10186616A JP8342075A JP34207596A JPH10186616A JP H10186616 A JPH10186616 A JP H10186616A JP 8342075 A JP8342075 A JP 8342075A JP 34207596 A JP34207596 A JP 34207596A JP H10186616 A JPH10186616 A JP H10186616A
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JP
Japan
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photosensitive material
film
processing
forming film
processing tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP8342075A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kurokawa
俊夫 黒川
Yoshinori Shibata
美典 柴田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小処理に適し、確実に感光材料と感光材料処
理用間隔形成フィルムとを共巻きできる感光材料処理方
法を提供すること。 【解決手段】 カートリッジのスプール軸に一端を係止
した状態でフィルムFが送り出される。一方、処理槽6
00の内部に設けた巻取軸618が回転され、巻取軸1
8に一端を係止したエンボスフィルム612と共に前記
フィルムFが共巻きされる。その後、処理槽600内に
現像処理を供給することによりフィルムFを現像処理す
ることができる。高い突起614によりエンボスフィル
ム612間に間隙が形成され、低い突起616にフィル
ムFの乳剤面と反対面が接するように共巻きされること
により、乳剤面側に突起を接触させることなく現像処理
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用フィルム等
の長尺状の感光材料を感光材料処理用間隔形成フィルム
と共巻きして処理液で処理する感光材料の搬送方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のカラー写真感光材料の処理では、
大規模現像所での集中処理からミニラボと呼ばれる店頭
処理に、主役が移りつつあり、処理形態は分散型の少量
処理に移行しつつある。また、ミニラボ規模の現像処理
装置であれば、写真店に限らず各種店頭にも設置するこ
とが可能となり、書店、ガソリンスタンド、クリーニン
グ店、スーパー、コンビニエンスストアのような他業種
の店頭にも置かれるようになる。このような店頭に置か
れる現像処理装置は、もちろん設置面積が小さいことが
好ましく、機器の操作、メンテナンスや故障のことを考
えると装置構成も簡単であることが必要である。
【0003】従来、一般的に用いられている135サイ
ズのネガフィルムは、ネガフィルムをパトローネのスプ
ール軸から外し(又はスプール軸の近傍で切断)、複数
の処理槽を搬送ローラ等で搬送しながら現像処理を行う
ようになっている。
【0004】また、現像済のネガフィルムは、所定コマ
数毎に切断されてピースネガとして顧客に返却されるよ
うになっていた。
【0005】近年、ネガフィルムを切断せずに、現像済
のネガフィルムをカートリッジに収容した状態で返却す
るAPS(アドバンスト・フォト・システム)と呼ばれ
る新システムがある。
【0006】この新システムでは、顧客から預かったカ
ートリッジからネガフィルムを取り出して現像処理を行
い、現像処理したネガフィルムは元のカートリッジに収
容して顧客に返却するようになっている。
【0007】このため、カートリッジのスプール軸から
ネガフィルムを分離するデタッチャーと呼ばれる装置
や、現像済のネガフィルムをカートリッジのスプール軸
に係止するアタッチャーと呼ばれる装置が必要となり、
カートリッジのスプール軸からネガフィルムを分離する
工程、分離したネガフィルムの現像処理工程、及び現像
済のネガフィルムをカートリッジのスプール軸に係止す
る工程を1台の装置で行うようにすると装置構成が複雑
となり、装置の大型化を招く。
【0008】一方、例えば、特開平4−230745号
公報に記載されているように、フィルムを凸部を有する
ダミーフィルムと共巻きにて容器の中で処理液によって
現像処理する方法がある。この方法では、容器の構造が
簡単で済み、また、少処理量に適している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法で
は、ダミーフィルムと感光材料とを確実に共巻きしなけ
れば感光材料の現像処理を適正に行えない。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、少処理量に適
し、確実に感光材料と感光材料処理用間隔形成フィルム
とを共巻きできる感光材料の搬送方法及び装置を提供す
ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料収容容器に収容された長尺状の感光材料と
長尺状の感光材料処理用間隔形成フィルムとを処理タン
ク内で共巻きして前記感光材料の現像処理を行う感光材
料の搬送方法であって、幅方向両端付近に長手方向に沿
って複数個設けられる第1の突起及び、前記第1の突起
よりも低く形成され前記第1の突起よりも幅方向内側に
長手方向に沿って複数個設けられると共に前記第1の突
起との高さの寸法差が前記感光材料の厚み寸法よりも大
である第2の突起を有する感光材料処理用間隔形成フィ
ルムの一端を前記処理タンク内の回転軸に係止し、前記
感光材料収容容器のスプール軸に一端を係止した状態で
前記感光材料を前記感光材料収容容器から前記感光材料
処理用間隔形成フィルムの前記幅方向両端付近に配置さ
れた第1の突起間に挿入されるように送り出し、前記回
転軸を回転することにより前記感光材料処理用間隔形成
フィルムと前記感光材料収容容器から送り出された前記
フィルムとを前記回転軸に共巻きすることを特徴として
いる。
【0012】次に、請求項1に記載の感光材料の搬送方
法の作用を説明する。請求項1に記載の感光材料の搬送
方法では、感光材料収容容器のスプール軸に一端を係止
した状態で感光材料が感光材料収容容器から感光材料処
理用間隔形成フィルムの幅方向両端付近に配置された第
1の突起間に挿入されるように送り出され、回転軸が回
転されて感光材料処理用間隔形成フィルムと感光材料収
容容器から送り出されたフィルムとが処理タンク内の回
転軸に共巻きされる。その後、処理タンク内に現像処理
を供給することにより処理タンク内の感光材料を現像処
理することができる。
【0013】ここで、感光材料処理用間隔形成フィルム
の一端が処理タンク内の回転軸に係止されているので、
この回転軸を回転させることにより感光材料と感光材料
処理用間隔形成フィルムとを確実に処理タンク内で共巻
きすることができる。
【0014】なお、第1の突起が、重なった感光材料処
理用間隔形成フィルムと感光材料処理用間隔形成フィル
ムとの間に処理液の通過する間隙を形成する。また、共
巻きされたときに感光材料が接する第2の突起は第1の
突起よりも低く、第1の突起と第2の突起との高さの差
寸法は、感光材料の厚み寸法よりも大であるので、感光
材料の両面側に処理液の通過する間隙を形成することが
できる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の感光材料の搬送方法において、前記回転軸に前記感光
材料と前記感光材料処理用間隔形成フィルムとを共巻き
する際に、前記感光材料に張力を与えることを特徴とし
ている。
【0016】次に、請求項2に記載の感光材料の搬送方
法の作用を説明する。請求項2に記載の感光材料の搬送
方法では、感光材料に張力が作用しつつ回転軸に感光材
料処理用間隔形成フィルムと共巻きされる。したがっ
て、感光材料は感光材料処理用間隔形成フィルムの間に
弛むこと無く共巻きされる。
【0017】請求項3に記載の発明は、感光材料収容容
器から送り出された長尺状の感光材料と、前記感光材料
との間に間隔を形成する複数の突起を有する長尺状の感
光材料処理用間隔形成フィルムとを処理タンク内で共巻
きして前記感光材料の現像処理を行う感光材料の搬送方
法であって、前記感光材料と前記感光材料処理用間隔形
成フィルムとを共巻きする際に、前記感光材料の感光面
とは反対面が前記突起と対向するように前記感光材料を
前記感光材料収容容器から送り出すことを特徴としてい
る。
【0018】次に、請求項3に記載の感光材料の搬送方
法の作用を説明する。請求項3に記載の感光材料の搬送
方法では、感光材料の感光面とは反対面が突起と対向す
るように感光材料が感光材料収容容器から送り出され
る。このため、感光材料と感光材料処理用間隔形成フィ
ルムとが回転軸に共巻きされると、感光材料の感光面と
は反対面が突起と対向する。したがって、感光材料の感
光面に突起が接触することがない。
【0019】請求項4に記載の発明は、感光材料収容容
器に収容された長尺状の感光材料と、長尺状の感光材料
処理用間隔形成フィルムとを処理タンク内で共巻きして
前記感光材料の現像処理を行う感光材料の搬送装置であ
って、前記処理タンクに形成され前記感光材料及び前記
感光材料処理用間隔形成フィルムを挿入する挿入口と、
幅方向両端付近に長手方向に沿って複数個設けられる第
1の突起及び、前記第1の突起よりも低く形成され前記
第1の突起よりも幅方向内側に長手方向に沿って複数個
設けられると共に前記第1の突起との高さの寸法差が前
記感光材料の厚み寸法よりも大である第2の突起を有
し、また、前記第1の突起及び第2の突起の形成されて
いない無突起領域を一端側に有する感光材料処理用間隔
形成フィルムと、前記処理タンク外に設けられ前記感光
材料処理用間隔形成フィルムを前記挿入口と接離する方
向へ搬送する間隔形成フィルム搬送手段と、前記処理タ
ンク内に設けられ前記感光材料処理用間隔形成フィルム
の他端が係止されて前記感光材料処理用間隔形成フィル
ムを巻き取る回転軸と、前記回転軸を回転させる駆動手
段と、前記感光材料の長さを検出する検出手段と、前記
感光材料を前記挿入口と接離する方向へ搬送する感光材
料搬送手段と、前記挿入口を閉塞する閉塞手段と、現像
処理すべき前記感光材料が前記処理タンク内に送り込ま
れた時点で前記感光材料処理用間隔形成フィルムの無突
起領域が前記挿入口に対応するように、前記検出手段で
検出された前記感光材料の長さに応じて前記間隔形成フ
ィルム搬送手段、駆動手段及び感光材料搬送手段を制御
して前記感光材料及び前記感光材料処理用間隔形成フィ
ルムを搬送させる制御手段と、を有することを特徴とし
ている。
【0020】請求項4に記載の感光材料の搬送装置の作
用を説明する。請求項4に記載の感光材料の搬送装置で
は、感光材料の長さが検出手段で検出される。長さは、
感光材料の撮影枚数から間接的に検出しても良く、実際
の感光材料の長さを直接測定しても良い。
【0021】駆動手段で回転軸を回転することによって
感光材料処理用間隔形成フィルムを処理タンクの回転軸
に巻き取ることができる。このときに間隔形成フィルム
搬送手段によって感光材料処理用間隔形成フィルムを挿
入口へ搬送しても良い。一方、回転軸を巻き取り方向と
反対方向に回転させ、間隔形成フィルム搬送手段を巻き
取り時と反対方向に駆動することによって感光材料処理
用間隔形成フィルムを処理タンクの外へ搬送することが
できる。
【0022】この感光材料処理用間隔形成フィルムを回
転軸に巻き取るときに、感光材料搬送手段を駆動して感
光材料を処理タンクの挿入口に向けて感光材料処理用間
隔形成フィルムの第1の突起間に挿入されるように送り
出すと、感光材料と感光材料処理用間隔形成フィルムと
を回転軸に共巻きできる。
【0023】ここで、制御手段は、現像処理すべき感光
材料が処理タンク内に送り込まれた時点で感光材料処理
用間隔形成フィルムの無突起領域が挿入口に対応するよ
うに、検出手段で検出された感光材料の長さに応じて間
隔形成フィルム搬送手段、駆動手段及び感光材料搬送手
段を制御し、感光材料及び感光材料処理用間隔形成フィ
ルムを搬送させる。さらに詳細に説明すれば、感光材料
処理用間隔形成フィルムの長さは、現像処理する最も長
い感光材料の長さに合わせる。
【0024】長さの短い感光材料を処理する場合には、
前記最も長い感光材料と短い感光材料との差寸法分だけ
感光材料処理用間隔形成フィルムを空送りして回転軸に
巻き取り、その後に感光材料の搬送を開始する。これに
より現像処理すべき感光材料が処理タンク内に挿入され
た時点で感光材料処理用間隔形成フィルムの無突起領域
を挿入口に対応させることができる。
【0025】現像処理すべき感光材料が処理タンク内に
送り込まれると感光材料処理用間隔形成フィルムの無突
起領域が挿入口に対応するので、この状態で挿入口を閉
塞手段で閉塞する。感光材料と感光材料処理用間隔形成
フィルムの無突起領域とは密着するので、処置タンク内
を密閉することができる。
【0026】回転軸に感光材料と感光材料処理用間隔形
成フィルムとが共巻きされると、第1の突起が、重なっ
た感光材料処理用間隔形成フィルムと感光材料処理用間
隔形成フィルムとの間に処理液の通過する間隙を形成す
る。また、共巻きされたときに感光材料が接する第2の
突起は第1の突起よりも低く、第1の突起と第2の突起
との高さの差寸法は、感光材料の厚み寸法よりも大であ
るので、感光材料の両面側に処理液の通過する間隙を形
成することができる。
【0027】この状態において処理タンク内に現像処理
液を供給することにより処理タンク内の感光材料を現像
処理することができる。なお、処理タンク内が閉塞手段
で密閉されるので、処理液が外に漏れることはない。
【0028】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]本発明の第1の実施形態を図1〜1
8にしたがって説明する。 (カートリッジ及びフィルム)まず、本実施形態に用い
る感光材料収容容器としてのカートリッジ14及び感光
材料としてのフィルムFの概略を図1乃至図4を参照し
ながら説明する。
【0029】図1(A)乃至図1(C)及び図2に示さ
れるように、カートリッジ14は、カバー18A、18
Bを重ね合わせて略円筒状に形成されたケーシング20
を備えている。このケーシング20は、接線方向に突出
した突出部22を備え、この突出部22の先端には、ケ
ーシング20の軸線方向に沿ったスリット状の挿通口2
8が形成されている。この挿通口28は、通常、ドア3
0によって閉止されており、これによってケーシング2
0内が遮光状態となっている。また、ケーシング20内
のスプール軸16は、ケーシング20の軸方向の両端を
閉塞する側壁24、26に回転可能に支持されている。
【0030】図1(B)、図1(C)及び図2に示すよ
うに、突出部22には、側壁24、26の間にドアシャ
フト32が掛け渡されて回転可能に支持されている。こ
のドアシャフト32はドア30と一体回転するようにな
っており、ドアシャフト32と共にドア30が回動して
挿通口28が開閉される。なお、ドアシャフト32の側
壁24、26から露出した先端には、ドアシャフト32
を回転する手段(後述するドアドライバ158)の係合
用のキー孔34が形成されている。
【0031】このケーシング20は、側壁24、26の
ドアシャフト32の支持位置、スプール軸16の支持位
置及び突出部22と反対側の端部を結ぶ線に沿ってカバ
ー18A、18Bに分割されている。
【0032】また、図1(C)に示されるように、ケー
シング20の一方の側壁26の突出部22と反対側の端
部には、カバー18A、18Bに形成された切欠によっ
てノッチ孔36が形成され、また、カバー18Bには、
このノッチ孔36を覆う表示板38が延設されている。
この表示板38は、ケーシング20の軸心側が細幅の接
合部38Aで結合され、外周部側が太幅の接合部38B
で結合されている。
【0033】この表示板38は、カートリッジ14内に
現像処理の終了したフィルムFを収容しているときに
は、接合部38A側を切り離し、表示板38をノッチ孔
36内へ押し込み折り曲げるようになっている。これに
よって、カートリッジ14内のフィルムFが現像の終了
したものであるか、現像処理前のものであるかをケーシ
ング20の外から判断できるようにしている。
【0034】また、側壁26には、スプール軸16の周
囲に表示孔40A、40B、40C、40Dが等間隔で
穿設されている(以下総称するときには「表示孔40」
と言う)。これらの表示孔40は、カートリッジ14に
収容しているフィルムFがいずれの状態であるかを表示
するのに用いられる。例えば、丸孔の表示孔40Aは、
未露光、半円状の表示孔40Bは一部露光済、X状の表
示孔40Cは露光済で未現像、矩形状の表示孔40Dは
現像済であることを示す。これによって、カートリッジ
14内に収容しているフィルムFが何れの露光状態又は
処理状態にあるかを判断することができるようになって
いる。
【0035】一方、図3(A)及び図3(B)には、ケ
ーシング20内に配置しているスプール軸16を示して
いる。このスプール軸16は、軸方向(図3(A)の紙
面左右方向)の中間部がフィルムFを巻き取る巻取部4
2であり、この巻取部42の両側には、フランジ部44
が設けられている。
【0036】図3(A)に示すように、フランジ部44
には、弾性変形可能な薄肉の樹脂で形成された可撓性フ
ランジ72が取り付けられている。
【0037】また、スプール軸16には、ケーシング2
0の側壁26側の端部に小径のリング48が取り付けら
れている。図1(C)及び図3(B)にも示すように、
このリング48には、半径方向の外方に所定幅で突出す
る白色板50が一体的に設けられている。図1(C)に
示されるように、この白色板50は、スプール軸16を
中心にした回転位置によって何れかの表示孔40と重な
って、重なった表示孔40内に白色部分を露出する。こ
の白色板50の露出位置によって前記したカートリッジ
14内のフィルムFの処理状態を明示している。
【0038】図2に示すように、リング48には歯車部
48Aが形成されており、ドア30が閉められるとカバ
ー18Bに取り付けられたスプールロック76が歯車部
48Aに噛み合い、所定以下のトルクでは回転しないよ
うになっている。一方、ドア30が開けられるとスプー
ルロック76が歯車部48Aから離れ、スプール軸16
はスムーズに回転できるようになっている。
【0039】図3(A)及び図3(B)に示されるよう
に、スプール軸16の巻取部42には、軸線方向に沿っ
た切り欠き部52が形成されており、巻取部42は、こ
の切り欠き部52によって太幅の巻取部本体42Bと細
幅の係合部42Aに分割されている。また、係合部42
Aには、軸線方向の中間部で分割されてそれぞれの先端
が巻取部本体42Bへ向けて切り欠き部52の開口幅を
狭める方向に突出した押さえ部54が形成されている。
【0040】一方、巻取部本体42Bには、押さえ部5
4の軸線方向に沿った外側に、切り欠き部52の開口幅
を狭める方向に突出した突起部56が対で形成されてい
る。この突起部56は、スプール軸の軸線方向に沿って
見たときに前記した押さえ部54と重なり合うようにな
っている。
【0041】図1(B)及び図2に示すように、ケーシ
ング20の外周面には、ラベル78が貼り付けられてい
る。図1(B)に示すように、ラベル78には、カート
リッジ14を識別するためのカートリッジID(識別番
号)、フィルム種、撮影枚数(コマ数)情報等の各種情
報の含まれたバーコード80がカバー18B側に2段印
刷されている。
【0042】図4に示すように、フィルムFのトレーラ
ー側の端部FTには、幅方向の中央部にフィルムFをス
プール軸16へ係止するときに用いられるアタッチプレ
ートの爪部(図示せず)を引っ掛けるための長孔58が
穿設されている。
【0043】この長孔58の幅方向の両側には、係合孔
60が穿設されている。この係合孔60は、フィルムF
のトレーラー側の端部FTをスプール軸16の切り欠き
部52へ挿入したときに、図3(A),(B)に示すよ
うに、前記した突起部56がそれぞれ入り込むようにな
っている。また、このときフィルムFの係合孔60の間
は押さえ部54が当接して、突起部56の抜け止めの役
目をしてフィルムFのトレーラー側の端部FTをスプー
ル軸16に係合させるようになっている。
【0044】なお、図3(B)に示されるように、突起
部56の先端56Aは、フィルムFの引出し方向(矢印
R方向)と反対方向に突出した形状となってフィルムF
の抜け防止が施されている。
【0045】フィルムFは、トレーラー側の端部FTが
前記したようにスプール軸16に係合した状態でスプー
ル軸16に巻き取られてカートリッジ14内に収容され
ている。
【0046】図1(A),(C)に示すように、カート
リッジ14には、側壁24、26から露出するスプール
軸16の端面にキー孔62が形成されており、このキー
孔62に係合した場合にスプール軸16に回転力を伝達
することができるようになっている。
【0047】なお、図4に示されるように、フィルムF
には、画像コマ64の位置を明示するパーフォレーショ
ン66が所定間隔で幅方向の一端部に形成されており、
このパーフォレーション66は、画像の露光やプリント
作業を行うときの画像コマ64の位置決めに用いられる
ようになっている。
【0048】また、最終の画像コマ64より端部FT側
には、前記パーフォレーション66と反対側にアラウン
ドパーフォレーション68が穿設されており、この位置
よりもトレーラー側には画像が記録されていないこと、
または画像を記録しないことを明示している。
【0049】また、フィルムFには、トレーラー側の端
部FTから一定の間隔Tだけ離れた位置にデタッチパー
フォレーション70が穿設されており、このデタッチパ
ーフォレーション70を検出すればフィルムFのトレー
ラー側の端部FTの位置を正確に判断できるようにして
いる。なお、フィルムFのトレーラー側の端部FTの幅
方向の両端は、スプール軸16の切り欠き部52への挿
入を容易にするために傾斜している。
【0050】さらに、このフィルムFには、透明な磁気
記録層が設けられており、フィルムFの幅方向の両端部
で、画像コマ64に掛からない領域を磁気トラックとし
て用いるようになっている。
【0051】ここで、パーフォレーション66の形成さ
れている側には現像所用の磁気トラック80が設けられ
ている。また、パーフォレーション66の形成されてい
る側とは反対側には、カメラ用の磁気トラック82が設
けられている。
【0052】また、端部FT側の画像コマ64のパーフ
ォレーション66よりも端部FT側、及び端部FR側の
画像コマ64のパーフォレーション66よりも端部FR
側には、それぞれフィルムFを識別するためのフィルム
IDを記録する磁気トラック88が設けられている。さ
らに、これら磁気トラック88の反対側には、バーコー
ド90が設けられている。このバーコード90は、フィ
ルムFを識別するためのフィルムIDを含むものであ
り、フィルムFの製造段階で予め潜像として形成されて
おり、現像処理することで顕像化されるものである。な
お、フィルムFのバーコード90は、前述したカートリ
ッジ14のバーコード80と対応している。
【0053】さらに、フィルムFには、磁気トラック8
2と同じ位置に、バーコード92が記録されている。こ
のバーコード92は、画像コマ64のコマナンバー、製
造メーカー、フィルム種等を表すものであり、フィルム
Fの製造段階で予め潜像として形成されており、現像処
理することで顕像化されるものである。 (現像処理装置)図5に示すように、前述したフィルム
Fの現像処理を行う現像処理装置100は、内部を遮光
するための箱状のケーシング102を備えている。ケー
シング102の上部には開閉蓋110、表示装置11
2、操作盤114が設けられている。
【0054】ケーシング102の内部には、図6及び図
7に示すように、カートリッジ14を装填するためのス
テーション104が設けられている。
【0055】このステーション104にはカートリッジ
14を装填する凹部116と、凹部116に挿入された
カートリッジ14を保持する回転レバー118を備えて
いる。なお回転レバー118はモータ120によって回
転される。
【0056】ステーション104にはカートリッジ14
のバーコード80を読み取るバーコードスキャナー12
1が設けられている。このバーコードスキャナー121
で読み取られたバーコード80の情報は後述する制御装
置122に送信される。
【0057】ステーション104には、カートリッジ1
4からフィルムFを出入り可能とするための切欠124
が形成されている。
【0058】図6に示すように、ステーション104に
は、カートリッジ14のドア30(図6では図示せず)
を開閉するドアドライバ126及びスプール軸16(図
6では図示せず)を回転させるスプールドライバ128
を備えたチャッキング装置130が設けられている。
【0059】ドアドライバ126及びスプールドライバ
128は、各々モータ132及びモータ134によって
回転されるようになっており、軸側面にはキー孔と係合
するキー(突起)が形成されている。モータ132及び
モータ134は、ステーション104に取り付けられた
一対のガイドレール136に沿って移動可能に支持され
たスライド板138に取り付けられている。なお、スラ
イド板138は、スプール軸16の軸方向に沿ってスラ
イドする。
【0060】スライド板138には、ステーション10
4に取り付けられたソレノイド140の可動鉄心140
Aが連結されており、通常は、図6に示すようにドアド
ライバ126及スプールドライバ128が凹部116か
ら所定寸法離れた位置に退避している。
【0061】なお、ソレノイド140が通電されると、
可動鉄心140Aが突出して凹部116の底部に形成さ
れた開口142からドアドライバ126及スプールドラ
イバ128の先端が突出し、ドアドライバ126がドア
シャフト32のキー孔34に、スプールドライバ128
がスプール軸16のキー孔62に係合する。
【0062】なお、ステーション104のソレノイド1
40、モータ120、モータ132、モータ134は制
御装置122によって制御される。
【0063】また、図7に示すように、ステーション1
04の切欠124の側面には、フィルムFのアラウンド
パーフォレーション68の通過する位置に光センサ25
3が配置されている。この光センサ253によってフィ
ルムF及びアラウンドパーフォレーション68を検出す
ることができ、検出信号は制御装置122に送られる。
【0064】ケーシング102の内部には、現像処理手
段としての処理槽600を備えている。この処理槽60
0は、断面円形の内部空間を有している。
【0065】図8に示すように、処理槽600には、下
側の側面にパイプ状の接続部602が一体形成されてお
り、上側の側面にパイプ状の接続部604が一体形成さ
れている。
【0066】図7及び図8に示すように、処理槽600
の側面には、フィルムFの幅よりも若干幅広に形成され
たスリット状のフィルム挿入口606が形成されてい
る。
【0067】図7に示すように、処理槽600の側方に
は、シリンダ608が配置されており、シリンダロッド
608Aの先端に取り付けられたゴム等の弾性体からな
るパッキン610でフィルム挿入口606を塞ぐことが
できる。
【0068】また、図7及び図8に示すように、処理槽
600の軸心部分にはモータ620で回転される巻取軸
618が配置されており、巻取軸618には後述するエ
ンボスフィルム612の一端が係止されている。
【0069】図8及び図9に示すように、感光材料処理
用間隔形成フィルムとしてのエンボスフィルム612の
他端はモータ622で回転される巻取ドラム624に係
止されている。
【0070】この処理槽600では、感光材料としての
フィルムFは、図10(A)乃至図12に示すような形
状をしている合成樹脂等からなるエンボスフィルム61
2と伴巻きにして槽内に収容される。
【0071】エンボスフィルム612の幅方向両側に
は、第1の突起としての高い突起614が長手方向に沿
って所定間隔で形成されており、その内側には第2の突
起としての低い突起616が長手方向に沿って形成され
ている。なお、図10(A)に示すように、巻取ドラム
624に係止される側(図10(A)左側)には、高い
突起614及び低い突起616の形成されていない部分
が設けられており、その部分はパッキン610で槽内を
密閉する際にフィルム挿入口606に位置するようにな
っている。
【0072】なお、エンボスフィルム612の全長L、
高い突起614及び低い突起616の形成されていない
部分の長さL0 は、予め制御装置122に記憶されてい
る。
【0073】また、巻取軸618には、図7,8に示す
ように高い突起614及び低い突起616の形成されて
いる部分が予め1周分巻き付けられて固定されている。
【0074】本実施形態では、カートリッジ14から送
りだされたフィルムFは、図12に示すように高い突起
614の間に配置され、かつ低い突起616の上に乗る
ようにして処理槽600の巻取軸618にエンボスフィ
ルム612と共に巻き取られる。
【0075】エンボスフィルム612と共にフィルムF
が巻取軸618に巻き取られると、低い突起616はフ
ィルムFの乳剤面側とは反対面に接触し、図12に示す
ようにフィルムFの両面側に処理液の流通する隙間が形
成される。
【0076】ここで、エンボスフィルム612は、前述
したように帯状のベース部612Aに高い突起614及
び低い突起616が形成されている形状であれば種々の
材質で形成することができる。例えば、PET、PE
N、PP、PE、ポリエステル等の合成樹脂のフィルム
や織物、EPT、ブチルゴム、クロロプレンゴム、シリ
コンゴム等のゴム、TPE(エラストマー)等の熱可塑
性プラスチック、ステンレス等の金属で形成することが
できる。
【0077】また、エンボスフィルム612はフィルム
や織物の帯にステンレス等のピン(鋲)を取り付けて形
成することもできる。
【0078】図11に示すように、エンボスフィルム6
12のベース部612Aの厚みtは、0.05〜2.0
mmが好ましく、0.2〜1.0mmが更に好ましく、0.
2〜0.6mmがより好ましい。
【0079】前述の通り、フィルムFとエンボスフィル
ム612とは共巻きされるので、エンボスフィルム61
2にはフィルムFとほぼ同等の可撓性が必要となる。さ
らに、エンボスフィルム612は、フィルムFを保持
し、間隙を形成し保持させなければなく、共巻きされた
時の間隙保持性、平面性、耐座屈性などが必要で、フィ
ルムFより平面保持性の良好なことが必須となる。これ
らを考慮すると、有機材質であれば0.2mm以上が実用
的である。
【0080】次に、エンボスフィルム612の厚みが厚
いと、巻き込むべき処理槽600の大きさが大きくな
り、且つ共巻きされたフィルムFの不均一性による処理
液の流れのアンバランスが増大するので、フィルムFと
同等の厚みがバランス上良い。その意味より有機材質で
は、1.0mm以下が実用的である。
【0081】高い突起614の高さHは0.3〜3mmが
好ましく、0.5〜1mmが更に好ましい。
【0082】この理由としては、エンボスフィルム61
2同士の間隙を保持するためで、この間隙の中にフィル
ムFを介在させ、かつ処理液を通過させる間隙が必要で
あるからである。また、共巻きしたときの高い突起61
4やフィルムFの変形による変化分も考慮する必要があ
る。このために、フィルム厚よりも高い0.3mm以上の
高さが必要となる。さらに、共巻きしたときに、間隙が
空き過ぎたりすると、処理液の流量と流速が不適当とな
り、フィルムFにムラとか泡故障を生じる原因となる。
【0083】一方、低い突起616の高さhは0.1〜
1.5mmが好ましく、0.2〜0.5mmが更に好まし
い。
【0084】この理由としては、エンボスフィルム61
2とフィルムFとの間隙を確保するもので、最小限の液
の流れが生じれば良い値で、低い突起616やフィルム
Fの変形により変化分を考慮すると0.2mm以上が良
い。また、高さは高い必要はない。この高さによる間隙
はフィルムFの反乳剤面側となり、それほど厳格さを必
要としないが、H−hの値が重要である。
【0085】但し、エンボスフィルム612と共にフィ
ルムFを巻取軸618に巻き取った際に、少なくともフ
ィルムFの乳剤面側には、0.1〜1.0mm、好ましく
は0.2〜0.5mmの隙間が形成されることが好まし
い。
【0086】0.1mm未満の隙間では、乳剤面側の処理
液の通過が不均一になり易く、特に、低い突起616の
近傍と低い突起616から外れた所とでは間隙の寸法が
異なる場合が生じて、現像ムラや現像不良になり易い。
【0087】なお、高い突起614及び低い突起616
の先端は、接触する相手に傷を付けることが無いよう
に、円弧形状(例えば、半球状)に形成することが好ま
しい。
【0088】また、高い突起614のピッチP1 は、2
〜10mmが好ましく、3〜5mmが更に好ましい。
【0089】ピッチP1 が長すぎると、エンボスフィル
ム612と共にフィルムFを巻取軸618に巻き取った
際にきれいな渦巻き状にならず、多角形の巻き取り状態
になったり、フィルムFの乳剤面側に形成される隙間が
部分的に小さくなり過ぎたり、場合によってはフィルム
Fがエンボスフィルム612に接触する虞れがある。
【0090】一方、低い突起616のピッチP2 は、2
〜10mmが好ましく、3〜5mmが更に好ましい。
【0091】ピッチP2 が長すぎると、エンボスフィル
ム612と共にフィルムFを巻取軸618に巻き取った
際にきれいな渦巻き状にならずに多角形の巻き取り状態
になったりする。このようなとき、フィルムFの乳剤面
側に形成される隙間が部分的に変化して、場合によって
はフィルムFがエンボスフィルム612に接触する虞れ
が出て、現像ムラや現像不良になり易い。
【0092】さらに、図11に示すように、エンボスフ
ィルム612を幅方向から見た時の、高い突起614の
太さの直径L1 は、0.5〜2.0mmが好ましく、0.
5〜1.0mmが更に好ましい。
【0093】直径L1 が2.0mmよりも太くなると、処
理液の通過時に流れの抵抗やムラが生じて、ひいては現
像ムラや現像不良になり易い。さらに、その軸直角断面
形状は、楕円形や翼形で処理液の通過時に抵抗とならな
い形状で、フィルム面に均一な流れを生じさせる形状が
好ましい。
【0094】また、図11に示すように、少なくとも高
い突起614は内部が詰まっていることが好ましい。例
えば、エンボスフィルム612と共にフィルムFを巻取
軸618に巻き取った際に、必ずどこかで高い突起61
4が重なるところが出てくる。このときエンボスフィル
ム612の高い突起614の内側が凹んでいると、図1
2に示すようにエンボスフィルム612が重なった際
に、巻取軸618側の高い突起614が、その上に位置
する高い突起614の凹みに入り込み、エンボスフィル
ム612とエンボスフィルム612との間隔を保てなく
なる場合が生じる。
【0095】また、図12に示すように、高い突起61
4と高い突起614の内側の間隔はフィルムFの幅より
も若干広く設定されており、低い突起616は画像コマ
64(図4参照)にかからない位置に設定されている。
【0096】なお、高い突起614と低い突起616
は、図10(A)に示すように幅方向で高い突起614
同士及び低い突起616同士が対になっていても良く、
図10(B)に示すように幅方向で高い突起614と低
い突起616とが対になっていても良い。
【0097】ケーシング102の内部には、図13に示
すように、発色現像液の貯留された発色現像液タンク7
00、漂白定着液の貯留された漂白定着液タンク702
及び安定液の貯留された安定液タンク704が設けられ
ている。
【0098】ここで、発色現像液は正逆回転可能なポン
プ706、電磁弁708、電磁弁710及び接続部60
2を介して処理槽600へ、漂白定着液は正逆回転可能
なポンプ712、電磁弁714,708,710及び接
続部602を介して処理槽600へ、安定液は正逆回転
可能なポンプ716、電磁弁718,714,708,
710及び接続部602を介して処理槽600へ送液さ
れるようになっている。
【0099】なお、電磁弁718は開閉弁であり、電磁
弁708,710,714は3方弁である。
【0100】また、処理槽600の接続部604と電磁
弁710とは配管720で連結されており、配管720
の途中には正逆回転可能なポンプ724及び3方弁であ
る電磁弁726が設けられている。処理槽600内の処
理液は、ポンプ724を作動させることによって循環さ
せることができる。
【0101】接続部604とポンプ724との間の配管
720には、エアー抜き用の電磁弁750が設けられて
おり、この電磁弁750を開放すると配管720内が大
気と連通する。
【0102】ここで、一つの処理液で処理が終了すると
ポンプ706、ポンプ712又はポンプ716が逆転
し、処理槽600内の処理液が元のタンクへと戻され、
電磁弁750を開放して処理槽600内が空になる。そ
の後、次の処理液を処理槽600内に送液する。
【0103】また、劣化した処理液は、電磁弁726に
接続された配管728を介して排液タンク454に排出
されるようになっている。
【0104】さらに、現像処理装置601には、補充用
の発色現像液の貯留された発色現像補充液タンク73
0、補充用の漂白定着液の貯留された漂白定着補充液タ
ンク732、補充用の安定液の貯留された安定補充液タ
ンク734が設けられている。
【0105】補充用の発色現像液はポンプ736を介し
て発色現像液タンク700へ、補充用の漂白定着液はポ
ンプ738を介して漂白定着液タンク702へ、補充用
の安定液はポンプ740を介して安定液タンク704へ
補充されるようになっている。なお、発色現像液タンク
700、漂白定着液タンク702及び安定液タンク70
4には、各々処理液を加温するヒーター及び処理液の液
温を測定する温度センサー(図示せず)が挿入されてい
る。これらのヒーター及び温度センサーは制御装置12
2に連結されており、これによって処理液の温度が所定
温度にコントロールされる。
【0106】図7に示すように、ステーション104
は、凹部116を上に向け、レバー800を介してモー
タ802の回転軸802Aに連結されている。本実施形
態では、モータ802の回転軸802Aを回転させるこ
とによってステーション104を、図7に示すような処
理槽600に接近した第1の位置と図9に示すような第
2の位置との間を移動することができるようになってい
る。
【0107】また、本実施形態では、光センサ253が
ステーション104に取り付けられている。
【0108】図7に示すように、処理槽600のフィル
ム挿入口606の近傍には、モータ804で回転される
ローラ806及びこのローラ806に従動して回転する
従動ローラ808が配置されている。このローラ806
及びローラ808の外周表面には、ゴムやスポンジ等の
弾性材料が貼り付けられている。
【0109】図9に示すように、モータ802の矢印L
方向側にはフィルム乾燥部810が配置されている。
【0110】このフィルム乾燥部810の矢印F方向側
には、処理液で処理した後の湿潤したフィルムFをフィ
ルム乾燥部810へ移動するフィルム移動装置812が
配設されている。
【0111】フィルム移動装置812は、略L字状を呈
したアーム814を矢印L方向及び矢印R方向に沿って
移動する直線移動機構816を備えており、アーム81
4の先端にはローラ818が回転自在に支持されてい
る。
【0112】ローラ818の材質は、アルミ等の金属、
POM等の合成樹脂、CR等のゴム、その他の材質でも
良く、表面が平滑でフィルムFに傷を付けないものとす
る。
【0113】また、フィルムFの画像部分に接触しない
ように、ローラ818の中央部を円弧状に凹ませても良
い。
【0114】また、直線移動機構816としては、ラッ
ク・アンド・ピニオン機構、送りネジ機構、油圧及び空
圧シリンダ、ベルト機構等の周知の直線移動機構を採用
することができる。
【0115】なお、アーム814には、ローラ818の
取り付けられている近傍に遮蔽部材280の先端が取り
付けられており、ローラ818の移動軌跡の矢印R方向
側には、遮蔽部材280を巻き取る巻取軸278が配置
されている。
【0116】図9に示すように、装置に初期状態では、
アーム814のローラ818は、レバー800を駆動す
るモータ802の上方で、ステーション104の移動軌
跡から外れた位置に停止している。
【0117】フィルム乾燥部810は、乾燥ボックス8
20を備えている。乾燥ボックス820には、矢印L方
向及び矢印R方向に沿って延びる一対のダクト822,
824が設けられており、ダクト822とダクト824
との間にフィルムFの進入する空間が設けられている。
また、乾燥ボックス820の上壁面には、ローラ818
を逃げるスリット825が設けられている。
【0118】ダクト822及びダクト824の各々対向
する側壁面には、上下に細長いスリット状の空気吹出口
826が所定間隔で複数形成されている。
【0119】ダクト822にはファン828及びヒータ
830からなるドライヤーが連結されており、ダクト8
24にはファン832及びヒータ834からなるドライ
ヤーが連結されている。また、ダクト822の内部には
温度センサー836が配置され、ダクト824の内部に
は温度センサー838が配置されている。
【0120】ファン828,832、ヒータ830,8
34及び温度センサー836,838は制御装置122
に連結されており、このため、本実施形態においてもダ
クト822の空気吹出口826から吹き出す温風の温度
とダクト824の空気吹出口826から吹き出す温風の
温度を個別に設定することができる。
【0121】また、フィルム乾燥部810の矢印B方向
には、エンボスフィルム乾燥部840が設けられてい
る。
【0122】エンボスフィルム乾燥部840は、乾燥ボ
ックス842を備えている。乾燥ボックス842の内部
には、前述した巻取ドラム624と、ローラ844及び
ローラ846が配設されており、エンボスフィルム61
2はローラ844及びローラ846に巻き掛けられて乾
燥ボックス820の内部を略V字状に搬送される。
【0123】乾燥ボックス820の内部には、エンボス
フィルム612の両面に対応してダクト848が4個配
置されており、エンボスフィルム612と対向する各ダ
クト848の側壁面には上下に細長いスリット状の空気
吹出口(図示せず)が所定間隔で複数形成されている。
【0124】ダクト848にはファン850及びヒータ
852からなるドライヤーが連結されている。ファン8
50及びヒータ852は制御装置122に連結されて制
御される。 (作用)次に、本実施形態の作用を説明する。
【0125】装置の初期状態では、図9に示すようにス
テーション104が処理槽600から離れた位置にあ
り、アーム814のローラ818がレバー800を駆動
するモータ802の上方に位置している。
【0126】未現像のフィルムFの収納されたカートリ
ッジ14がステーション104の凹部116に装填さ
れ、スタートボタンがオンされると、回転レバー118
が回転してカートリッジ14が保持される。その後、バ
ーコードスキャナー121でカートリッジ14のバーコ
ード80が読み取られ、制御装置122はフィルムFの
撮影枚数(即ち、フィルムFの長さ)及びフィルム種別
を一旦記憶する。
【0127】次に、モータ802が作動してレバー80
0が時計回り方向に回転し、カートリッジ14を保持し
たステーション104が、図14に示すように処理槽6
00の近傍に配置される。
【0128】次に、チャッキング装置130が作動し、
ドアドライバ126がドアシャフト32のキー孔34
に、スプールドライバ128がスプール軸16のキー孔
62に係合する。
【0129】その後、ドアドライバ126がモータ13
2で回転されてドア30が開かれた後、スプールドライ
バ128がモータ134で回転されてフィルムFの頭出
しが行われる。
【0130】カートリッジ14からフィルムFが送り出
されると、ローラ806、ローラ808及び巻取軸61
8が回転され、図15に示すようにフィルムF及びエン
ボスフィルム612が処理槽600の巻取軸618に巻
き取られる。
【0131】ここで、カートリッジ14のスプール軸1
6には、乳剤面を内側にしてフィルムFが巻き取られて
いる。したがって、本実施形態では、フィルムFの乳剤
面(感光面)と反対面がエンボスフィルム612の低い
突起616に当接して巻取軸618に巻き取られること
になり、乳剤面全面の処理が確実に行え、柔軟な乳剤面
に悪影響を及ぼすことが無い。
【0132】また、モータ134によるフィルムFの送
り出し速度よりも巻取軸618によるフィルムFの巻取
速度の方が若干速く設定されている。このため、フィル
ムFにはテンションが作用した状態で弛むことなくエン
ボスフィルム612と共に巻取軸618に巻き取られ、
フィルムFが処理槽600内で弛むことによるフィルム
Fの乳剤面とエンボスフィルム612との接触を確実に
防止することができる。
【0133】なお、エンボスフィルム612の搬送を開
始するタイミングは、フィルムFの全ての画像コマ64
が処理槽600内に挿入された時に、高い突起614及
び低い突起616の形成されていない部分が処理槽60
0のフィルム挿入口606に対向するように行う。
【0134】したがって、フィルムFの長さ(撮影枚
数)によってエンボスフィルム612の搬送を開始する
タイミングは異なることになる。なお、カートリッジ1
4のバーコード80から読み取ったフィルムFの撮影枚
数(即ち、フィルムFの長さ)に合わせて制御装置12
2はエンボスフィルム612の搬送を開始するタイミン
グを決定する。
【0135】ここで、エンボスフィルム612の全長
は、処理する最も長いフィルムFに合わせて設定されて
いるため、短いフィルムFを処理する場合には予めエン
ボスフィルム612を空送りして巻取軸618に巻き取
り、その後にフィルムFの送り出しを開始する。
【0136】フィルムFの全ての画像コマ64が処理槽
600内に挿入されると、図16に示すようにシリンダ
608が作動してエンボスフィルム612の高い突起6
14及び低い突起616の形成されていない部分及びフ
ィルムFがパッキン610でフィルム挿入口606に押
圧され、フィルム挿入口606塞がれる。
【0137】次に処理液によるフィルムFの現像処理に
ついて説明する。処理槽600が密閉されると、発色現
像液タンク700の発色現像液がポンプ706、電磁弁
708、電磁弁710及び接続部602を介して処理槽
600へ送出される。このとき、エアー抜きの電磁弁7
50が開き、内部の空気を押し出してゆき、処理槽60
0が発色現像液で満たされる。
【0138】その後、ポンプ706が停止し、電磁弁7
10が切り換えられ、電磁弁750が閉になり、処理槽
600の発色現像液はポンプ724、電磁弁726、電
磁弁710を介して所定時間循環する。
【0139】その後、電磁弁710が切り換えられ、ポ
ンプ706及びポンプ724が作動して発色現像液が発
色現像液タンク700へ戻される。このとき、電磁弁7
50が開き、処理槽600は空気に置換される。
【0140】次に、漂白定着液タンク702の漂白定着
液がポンプ712、電磁弁714,電磁弁708、電磁
弁710及び接続部602を介して処理槽600へ送出
される。このとき、エアー抜きの電磁弁750が開き、
内部の空気を押し出してゆき、処理槽600が漂白定着
液で満たされる。
【0141】その後、ポンプ712が停止し、電磁弁7
10が切り換えられ、電磁弁750が閉になり、処理槽
600の漂白定着液はポンプ724、電磁弁726、電
磁弁710を介して所定時間循環する。
【0142】その後、電磁弁710が切り換えられ、ポ
ンプ712及びポンプ724が作動して漂白定着液が漂
白定着液タンク702へ戻される。このとき、電磁弁7
50が開き、処理槽600は空気に置換される。
【0143】その後、安定液タンク704の安定液がポ
ンプ716、電磁弁718,電磁弁714,電磁弁70
8、電磁弁710及び接続部602を介して処理槽60
0へ送出される。このとき、エアー抜きの電磁弁750
が開き、内部の空気を押し出してゆき、処理槽600が
安定液で満たされる。
【0144】その後、ポンプ716が停止し、電磁弁7
10が切り換えられ、電磁弁750が閉になり、処理槽
600の安定液はポンプ724、電磁弁726、電磁弁
710を介して所定時間循環する。
【0145】その後、電磁弁710が切り換えられ、ポ
ンプ716及びポンプ724が作動して安定液が安定液
タンク704へ戻される。このとき、電磁弁750が開
き、処理槽600は空気に置換される。
【0146】なお、一つの処理液でフィルムFを処理し
ている間にポンプ724を逆転させて処理槽600内の
処理液の流れる方向を適宜逆転させても良い。
【0147】このようにしてフィルムFが発色現像液、
漂白定着液及び安定液によって順に処理されると、シリ
ンダ608が作動してパッキン610がフィルム挿入口
606から離間する。
【0148】なお、フィルムFの処理液による処理が終
了する前に、制御装置122はファン828,832、
ヒータ830,834に通電を行い、ダクト822の内
部がθ1 °C、ダクト824の内部がθ2 °Cに設定さ
れる(但し、θ1 <θ2 )。
【0149】パッキン610がフィルム挿入口606か
ら離間すると、モータ802が作動してレバー800が
時計回り方向と反対方向に回転してステーション104
が、図17に示すように処理槽600から離れた位置に
配置され、フィルムFがアーム814のローラ818に
巻き掛けられる。
【0150】その後、直線移動機構816が作動してア
ーム814が矢印L方向に移動し、処理されたフィルム
Fはアーム814のローラ818に巻き掛けられた状態
で処理槽600から順次引き出され、図18に示すよう
に乾燥ボックス820内へ送り込まれる。この時、引き
出されるフィルムFに同調して、巻取軸618、巻取ド
ラム624、ローラ806,808が回転して一定量ま
きほぐされる。
【0151】乾燥ボックス820内へ送り込まれたフィ
ルムFは、ダクト824の温風(θ 2 °C)及びダクト
822の温風(θ1 °C)を吹き付けられ、予め定めら
れた一定時間の乾燥工程が行われる。
【0152】一定時間が経過して乾燥ボックス820内
に送り込まれたフィルムFの乾燥が達成されると、ダク
ト822の内部がθ3 °C、ダクト824の内部がθ4
°Cに設定され(但し、θ3 >θ4 )、スプールドライ
バ128がモータ134で回転されると共に再度ローラ
806がモータ804で回転され、更に巻取ドラム62
4がモータ622で回転され、フィルムFが一定速度で
順次カートリッジ14のスプール軸16に巻き取られて
行く。
【0153】処理槽600内から引き出されたフィルム
Fの未乾燥部分は搬送されながらダクト824の温風
(θ4 °C)及びダクト822の温風(θ3 °C)を吹
き付けられて乾燥される。
【0154】このように、本実施形態においてもカート
リッジ14に近い側と遠い側との乾燥能力に差を付け、
停止中の乾燥条件と搬送中の乾燥条件を上記のように設
定すことにより、最少のエネルギーで短時間にフィルム
Fの乾燥を行うことができる。
【0155】また、本実施形態では、略U字形状に搬送
されるフィルムFの両側から温風が当てられるため、フ
ィルムFがローラ806及びローラ808から離間する
とフィルムF同士が接触する虞れがあるが、フィルムF
の間に遮蔽部材280が介在するのでフィルム同士の接
触は回避され、安定して乾燥を行うことができる。
【0156】カートリッジ14のスプール軸16に全て
巻き取られるとドア30が閉じられ、ドアドライバ12
6及スプールドライバ128がカートリッジ14から離
れる。
【0157】その後、回転レバー118が回転して凹部
116から退避し、現像済のフィルムFを収容したカー
トリッジ14を取り出すことができるようになる。
【0158】なお、フィルムFが所定の処理量に達する
と制御装置122はポンプ736,738,740を駆
動して所定量の補充液をタンクへ補充する。また、劣化
した処理液は、電磁弁726を切り換えて排液タンク4
54に排出される様にも出来る。 [第2の実施形態]本発明の第2の実施形態を図19に
したがって説明する。なお、前述した実施形態と同一構
成に関しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0159】この実施形態では、カートリッジ14から
引き出されたフィルムFは、モータ946で回転するロ
ーラ948と、このローラ948に押し付けられる従動
ローラ950との間に挟持されて処理槽600へ送り込
まれる。
【0160】また、モータ946にるフィルムFの搬送
速度よりも巻取軸618によるフィルムFの巻取速度の
方が若干速く設定されている。このため、フィルムFに
はテンションが作用した状態で弛むことなくエンボスフ
ィルム612と共に巻取軸618に巻き取られ、フィル
ムFが処理槽600内で弛むことによるフィルムFの乳
剤面とエンボスフィルム612との接触を確実に防止す
ることができる。
【0161】また、ローラ948と従動ローラ950で
フィルムFを引き出す際には、スプール軸16を回転さ
せるスプールドライバ128のモータ134には電圧を
印加して回転させなくても良い。
【0162】なお、エンボスフィルム612と共巻きす
る際にフィルムFにテンションを作用させる方法は上記
実施形態の方法に限定されない。
【0163】フィルムFの巻き取りテンションが大きい
と、フィルムFに力が掛かりすぎて、フィルムFが多角
形に巻かれたり、フィルムFに突起の跡が付いたり、フ
ィルムFがスリップしたりしてムラ、スリキズ等の不都
合が生じる。
【0164】一方、フィルムFの巻き取りテンションが
小さいと、フィルムFが弛んで波打ったりして、フィル
ムFとエンボスフィルム612がきれいに巻けなくて竹
の子状になったりする。また所定の間隔が保てない等の
弊害が生じる。
【0165】即ち、フィルムFのテンションは、10g
〜5000g、好ましくは50g〜500gであると良
い。
【0166】また、エンボスフィルム612のテンショ
ンは、50g〜8000g、好ましくは100g〜10
00gであると良い。
【0167】フィルムFにテンションを作用させる方法
としては、巻き取り側よりも送り出し側を若干遅いスピ
ードとする制御方法以外に、例えば、送り出し側のモー
タやローラにブレーキをかけてもフィルムFにテンショ
ンを作用させることができ、搬送途中のフィルムFにテ
ンションローラ等を押し当てることによりフィルムFに
テンションを作用させることもできる。なお、フィルム
Fにテンションを作用させる方法はこれらの方法に限定
されない。
【0168】フィルムFにテンションを与える別の方法
としては、トルクモーターの特性を利用し、巻き取り径
が変化しても一定テンションで巻き取れるような条件に
すると、簡単で比較的良好な結果を得ることができる。
【0169】なお、本発明は、APSのフィルムのみな
らず、135フィルム等の他の種類のフィルムの処理も
行え、長尺状であればフィルムの種類は問わない。
【0170】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
感光材料の搬送方法では、処理タンク内で感光材料と感
光材料処理用間隔形成フィルムとを確実に共巻きするこ
とができる、という優れた効果を有する。また、感光材
料の両面側に処理液の通過する間隙を形成することがで
き、処理タンク内で感光材料の現像処理を確実に行うこ
とができる、という優れた効果を有する。
【0171】請求項2に記載の感光材料の搬送方法で
は、感光材料を感光材料処理用間隔形成フィルムの間に
弛むこと無く共巻きできる、という優れた効果を有す
る。
【0172】請求項3に記載の感光材料の搬送方法で
は、感光材料の感光面に感光材料処理用間隔形成フィル
ムの突起が接触することがなく、突起によって感光面に
影響を与えることがない、という優れた効果を有する。
【0173】また、請求項4に記載の感光材料の搬送装
置は上記の構成としたので、処理タンク内で感光材料と
感光材料処理用間隔形成フィルムとを確実に共巻きする
ことができる、という優れた効果を有する。また、感光
材料の両面側に処理液の通過する間隙を形成することが
でき、処理タンク内で感光材料の現像処理を確実に行う
ことができる、という優れた効果を有する。さらに、感
光材料の長さが変わっても処理タンクを確実に密閉する
ことができ、これにより感光材料の現像処理を確実に行
うことができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はカートリッジの左側面図であり、
(B)はカートリッジの正面図であり、(C)はカート
リッジの右側面図である。
【図2】カートリッジの分解斜視図である。
【図3】(A)はスプール軸の正面図であり、(B)は
図3(A)に示すスプール軸の3(B)−3(B)線断
面図である。
【図4】フィルムの平面図である。
【図5】現像処理装置の全体斜視図である。
【図6】ステーションの断面図である。
【図7】処理槽の軸直角断面図である。
【図8】処理槽の側面図である。
【図9】現像処理装置のフィルム搬送系を示す平面図で
ある。
【図10】(A)は本実施形態に用いられるエンボスフ
ィルムの平面図であり、(B)はエンボスフィルムの他
の実施形態である。
【図11】エンボスフィルムの側面図である。
【図12】伴巻きされたフィルムとエンボスフィルムの
断面図である。
【図13】現像処理装置の現像部の配管図である。
【図14】処理槽にフィルムを挿入している状態を示す
説明図である。
【図15】フィルムを挿入している状態を示す処理槽の
拡大図である。
【図16】内部を密閉している状態を示す処理槽の拡大
図である。
【図17】フィルムをアームのローラに巻きかけている
状態を示す説明図である。
【図18】フィルムの乾燥工程を示す説明図である。
【図19】第2の実施形態に係る現像処理装置の要部の
説明図である。
【符号の説明】 F フィルム(感光材料) 14 カートリッジ(感光材料収容容器) 16 スプール軸 600 処理槽(処理タンク) 612 エンボスフィルム(感光材料処理用間隔形成フ
ィルム) 614 高い突起(第1の突起) 616 低い突起(第2の突起) 618 巻取軸(回転軸)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料収容容器に収容された長尺状の
    感光材料と長尺状の感光材料処理用間隔形成フィルムと
    を処理タンク内で共巻きして前記感光材料の現像処理を
    行う感光材料の搬送方法であって、 幅方向両端付近に長手方向に沿って複数個設けられる第
    1の突起及び、前記第1の突起よりも低く形成され前記
    第1の突起よりも幅方向内側に長手方向に沿って複数個
    設けられると共に前記第1の突起との高さの寸法差が前
    記感光材料の厚み寸法よりも大である第2の突起を有す
    る感光材料処理用間隔形成フィルムの一端を前記処理タ
    ンク内の回転軸に係止し、前記感光材料収容容器のスプ
    ール軸に一端を係止した状態で前記感光材料を前記感光
    材料収容容器から前記感光材料処理用間隔形成フィルム
    の前記幅方向両端付近に配置された第1の突起間に挿入
    されるように送り出し、前記回転軸を回転することによ
    り前記感光材料処理用間隔形成フィルムと前記感光材料
    収容容器から送り出された前記フィルムとを前記回転軸
    に共巻きすることを特徴とする感光材料の搬送方法。
  2. 【請求項2】 前記回転軸に前記感光材料と前記感光材
    料処理用間隔形成フィルムとを共巻きする際に、前記感
    光材料に張力を与えることを特徴とする請求項1に記載
    の感光材料の搬送方法。
  3. 【請求項3】 感光材料収容容器から送り出された長尺
    状の感光材料と、前記感光材料との間に間隔を形成する
    複数の突起を有する長尺状の感光材料処理用間隔形成フ
    ィルムとを処理タンク内で共巻きして前記感光材料の現
    像処理を行う感光材料の搬送方法であって、 前記感光材料と前記感光材料処理用間隔形成フィルムと
    を共巻きする際に、前記感光材料の感光面とは反対面が
    前記突起と対向するように前記感光材料を前記感光材料
    収容容器から送り出すことを特徴とする感光材料の搬送
    方法。
  4. 【請求項4】 感光材料収容容器に収容された長尺状の
    感光材料と、長尺状の感光材料処理用間隔形成フィルム
    とを処理タンク内で共巻きして前記感光材料の現像処理
    を行う感光材料の搬送装置であって、 前記処理タンクに形成され前記感光材料及び前記感光材
    料処理用間隔形成フィルムを挿入する挿入口と、 幅方向両端付近に長手方向に沿って複数個設けられる第
    1の突起及び、前記第1の突起よりも低く形成され前記
    第1の突起よりも幅方向内側に長手方向に沿って複数個
    設けられると共に前記第1の突起との高さの寸法差が前
    記感光材料の厚み寸法よりも大である第2の突起を有
    し、また、前記第1の突起及び第2の突起の形成されて
    いない無突起領域を一端側に有する感光材料処理用間隔
    形成フィルムと、 前記処理タンク外に設けられ前記感光材料処理用間隔形
    成フィルムを前記挿入口と接離する方向へ搬送する間隔
    形成フィルム搬送手段と、 前記処理タンク内に設けられ前記感光材料処理用間隔形
    成フィルムの他端が係止されて前記感光材料処理用間隔
    形成フィルムを巻き取る回転軸と、 前記回転軸を回転させる駆動手段と、 前記感光材料の長さを検出する検出手段と、 前記感光材料を前記挿入口と接離する方向へ搬送する感
    光材料搬送手段と、 前記挿入口を閉塞する閉塞手段と、 現像処理すべき前記感光材料が前記処理タンク内に送り
    込まれた時点で前記感光材料処理用間隔形成フィルムの
    無突起領域が前記挿入口に対応するように、前記検出手
    段で検出された前記感光材料の長さに応じて前記間隔形
    成フィルム搬送手段、駆動手段及び感光材料搬送手段を
    制御して前記感光材料及び前記感光材料処理用間隔形成
    フィルムを搬送させる制御手段と、 を有することを特徴とする感光材料の搬送装置。
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