JPH09292693A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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Publication number
JPH09292693A
JPH09292693A JP8108159A JP10815996A JPH09292693A JP H09292693 A JPH09292693 A JP H09292693A JP 8108159 A JP8108159 A JP 8108159A JP 10815996 A JP10815996 A JP 10815996A JP H09292693 A JPH09292693 A JP H09292693A
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JP
Japan
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film
cartridge
station
tank
processing
Prior art date
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Application number
JP8108159A
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English (en)
Inventor
Toshio Kurokawa
俊夫 黒川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が複雑にならずに新システムのフィルム
の現像処理を行うことができる感光材料処理装置を提供
する。 【解決手段】 現像処理部128の側方に無限軌道14
2を設け、この無限軌道142にカートリッジ14を装
填するステーション110を走行するように構成する。
ステーション110には、カートリッジ14からフィル
ムFを送り出すためのチャッキング装置を設ける。ステ
ーション110に装填したカートリッジ14から送り出
したフィルムFを現像処理部128の処理槽300で現
像処理した後、ステーション110を現像処理部128
から離間する方向に移動させて処理槽300から引き出
し、引き出したフィルムFを乾燥部130で乾燥処理す
る。カートリッジ14からフィルムFを離さずに処理を
行うので、構造が簡単で済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム収容容器
に収容されたフィルムを現像処理する感光材料処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に用いられている135サイ
ズのネガフィルムは、ネガフィルムをスプール軸から外
し(又はスプール軸の近傍で切断)、複数の処理槽を搬
送ローラ等で搬送しながら現像処理を行うようになって
いる。
【0003】また、現像済みのネガフィルムは、所定コ
マ数毎に切断されてピースネガとして顧客に返却される
ようになっていた。
【0004】近年、このようにネガフィルムを切断せず
に、現像済みのネガフィルムをカートリッジに収容した
状態で返却する新システムが提案されている。
【0005】この新システムでは、顧客から預かったカ
ートリッジからネガフィルムを取り出して現像処理を行
い、現像処理したネガフィルムは元のカートリッジに収
容して顧客に返却するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
現像機の処理槽では、処理槽内でネガフィルムを屈曲さ
せながら搬送するため大きな内容積を必要としていた。
また、ネガフィルムを搬送するため、槽内に複数の搬送
ローラを設ける必要があり、これらの搬送ローラのスペ
ースも必要としていた。
【0007】自動現像機では、発色現像、定着漂白、水
洗等の複数の処理を行うため、複数個の処理槽を必要と
する関係で、機械が大型化し、広い設置スペースを必要
としていた。このため、狭い場所では設置出来ず、設置
場所が限られてしまうという問題があった。
【0008】また、自動現像機に前述した新システムを
採用しようとすると、カートリッジのスプール軸からネ
ガフィルムを分離する装置や現像処理した後のネガフィ
ルムを再びスプール軸に係止する装置が必要となり、さ
らに機械が複雑化すると共に大型化してしまうという問
題がある。
【0009】さらに、自動現像機とプリンタとをひとま
とめにしたプリンタプロセッサにおいても、同様の問題
を抱えている。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、新システムに
対応した構造が複雑にならない感光材料処理装置を提供
することが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、スプール軸に巻き取られた長尺状のフィルムをフィ
ルム収容容器のフィルム出入口から送り出して現像処理
する感光材料処理装置であって、フィルムを収容したフ
ィルム収容容器を装填する装填手段と、前記装填手段に
設けられ、フィルム収容容器から長手方向一端をスプー
ル軸に係止した状態でフィルムを送り出す送出手段と、
フィルム収容容器から送り出されたフィルムの現像処理
を行う現像処理手段と、少なくとも前記処理槽と接離す
る方向に前記装填手段を移動する移動手段と、を有する
ことを特徴としている。
【0012】請求項1に記載の感光材料処理装置では、
先ず、現像処理手段の近傍に位置した装填手段に未現像
のフィルムの収容されたフィルム収容容器を装填する。
【0013】次に、送出手段を作動させてフィルム収容
容器から長手方向一端をスプール軸に係止した状態でフ
ィルムを現像処理手段に向けて送り出す。
【0014】現像処理手段によってフィルムの現像処理
が終了すると、移動手段によって装填手段を現像処理手
段から離間する方向に移動する。これにより、現像処理
されたフィルムは、フィルム収容容器に連結された状態
で現像処理手段から引き出されて現像処理の終了とな
る。
【0015】現像処理手段、即ち、処理槽には、複数の
ローラから成るフィルム搬送装置を必要としないので、
処理槽を小型化でき、また、処理槽の構造も簡略化でき
る。
【0016】さらに、フィルム収容容器からフィルムを
外さずに現像処理を行えるので、フィルムをフィルム収
容容器のスプール軸から分離したり接合する装置を必要
としない。これにより、新システムに対応した感光材料
処理装置の小型化、簡略化を図ることができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の感光材料処理装置において、前記移動手段は、前記装
填手段に設けられていることを特徴としている。
【0018】請求項2に記載の感光材料処理装置では、
移動手段が装填手段に設けられているため、装填手段が
所望の方向に自ら移動することができる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の感光材料処理装置において、現像処理
されたフィルムに強制的に乾燥風を吹き付ける乾燥手段
を前記処理槽よりも前記装填手段の離間方向に設けたこ
とを特徴としている。
【0020】請求項3に記載の感光材料処理装置では、
装填手段が現像処理手段から離間するときに現像処理手
段から引き出された現像済みのフィルムを一直線状に引
っ張ることができ、乾燥手段は一直線状に引っ張られた
フィルムに強制的に乾燥風を吹き付けてフィルムを迅速
に乾燥させることができる。フィルムを弛ませて静止状
態で乾燥しないので、スクイズ不良等で水滴が一箇所に
溜まって跡が残ることが無い。また、フィルムを搬送さ
せながら乾燥させることができるため、フィルム全体を
乾燥させてから次の工程へ送るものよりも、乾燥した部
分を次の工程へ早く送ることができる。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の感光材料処理装置において、フィルムの画像を被記録
媒体に記録する記録手段を前記処理槽よりも前記装填手
段の離間方向に設けたことを特徴としている。
【0022】請求項4に記載の感光材料処理装置では、
移動手段によって装填手段を現像処理手段から離間する
方向に移動させ、乾燥手段で乾燥処理されたフィルムを
記録手段へと搬送する。記録手段では、搬送されてきた
フィルムの画像を印画紙等の被記録媒体に記録し、いわ
ゆるプリントを作製する。本発明では、フィルム収容容
器からフィルムを外さずに現像処理〜プリント作業まで
行うことができる。また、乾燥した部分の画像が乾燥部
から順次まわされるので、フィルム全体を乾燥させてか
ら露光装置にまわすものに比較して早くプリントを得る
こともできる。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の感光材料処理装置において、画像の記録された被記録
媒体を収納する収納手段と、装填手段に装填されたフィ
ルム収容容器を取り出して収納手段に収納するフィルム
収容容器移動手段と、を有することを特徴としている。
【0024】請求項5に記載の感光材料処理装置では、
画像の記録された被記録媒体(プリント)が収納手段に
収納される。プリント終了後のフィルムは、送出手段を
逆運転させることでフィルム収容容器内に巻き戻す。フ
ィルムが収納されたフィルム収容容器は、フィルム収容
容器移動手段により装填手段から取り出され、プリント
の収納された収納手段に収納される。これにより、フィ
ルム収容容器と被記録媒体(プリント)とをひとまとめ
にすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]本発明の第1の実施形態を図1乃至
図14にしたがって説明する。 (カートリッジ及びフィルム)まず、本実施形態に用い
るカートリッジ14及びフィルムFの概略を図1乃至図
4を参照しながら説明する。
【0026】図1(A)乃至図1(C)及び図2に示さ
れるように、カートリッジ14は、カバー18A、18
Bを重ね合わせて略円筒状に形成されたケーシング20
を備えている。このケーシング20は、接線方向に突出
した突出部22を備え、この突出部22の先端には、ケ
ーシング20の軸線方向に沿ったスリット状の挿通口2
8が形成されている。この挿通口28は、通常、ドア3
0によって閉止されており、これによってケーシング2
0内が遮光状態となっている。また、ケーシング20内
のスプール軸16は、ケーシング20の軸方向の両端を
閉塞する側壁24、26に回転可能に支持されている。
【0027】図1(B)、図1(C)及び図2に示すよ
うに、突出部22には、側壁24、26の間にドアシャ
フト32が掛け渡されて回転可能に支持されている。こ
のドアシャフト32はドア30と一体回転するようにな
っており、ドアシャフト32と共にドア30が回動して
挿通口28が開閉される。なお、ドアシャフト32の側
壁24、26から露出した先端には、ドアシャフト32
を回転する手段(後述するドアドライバ158)の係合
用のキー孔34が形成されている。
【0028】このケーシング20は、側壁24、26の
ドアシャフト32の支持位置、スプール軸16の支持位
置及び突出部22と反対側の端部を結ぶ線に沿ってカバ
ー18A、18Bに分割されている。
【0029】また、図1(C)に示されるように、ケー
シング20の一方の側壁26の突出部22と反対側の端
部には、カバー18A、18Bに形成された切欠によっ
てノッチ孔36が形成され、また、カバー18Bには、
このノッチ孔36を覆う表示板38が延設されている。
この表示板38は、ケーシング20の軸心側が細幅の接
合部38Aで結合され、外周部側が太幅の接合部38B
で結合されている。
【0030】この表示板38は、カートリッジ14内に
現像処理の終了したフィルムFを収容しているときに
は、接合部38A側を切り離し、表示板38をノッチ孔
36内へ押し込み折り曲げるようになっている。これに
よって、カートリッジ14内のフィルムFが現像の終了
したものであるか、現像処理前のものであるかをケーシ
ング20の外から判断できるようにしている。
【0031】また、側壁26には、スプール軸16の周
囲に表示孔40A、40B、40C、40Dが等間隔で
穿設されている(以下総称するときには「表示孔40」
と言う)。これらの表示孔40は、カートリッジ14に
収容しているフィルムFがいずれの状態であるかを表示
するのに用いられる。例えば、丸孔の表示孔40Aは、
未露光、半円状の表示孔40Bは一部露光済、X状の表
示孔40Cは露光済で未現像、矩形状の表示孔40Dは
現像済であることを示す。これによって、カートリッジ
14内に収容しているフィルムFが何れの露光状態又は
処理状態にあるかを判断することができるようになって
いる。
【0032】一方、図3(A)及び図3(B)には、ケ
ーシング20内に配置しているスプール軸16を示して
いる。このスプール軸16は、軸方向(図3(A)の紙
面左右方向)の中間部がフィルムFを巻き取る巻取部4
2であり、この巻取部42の両側には、フランジ部44
が設けられている。
【0033】図3(A)に示すように、フランジ部44
には、弾性変形可能な薄肉の樹脂で形成された可撓性フ
ランジ72が取り付けられている。
【0034】また、スプール軸16には、ケーシング2
0の側壁26側の端部に小径のリング48が取り付けら
れている。図1(C)及び図3(B)にも示すように、
このリング48には、半径方向の外方に所定幅で突出す
る白色板50が一体的に設けられている。図1(C)に
示されるように、この白色板50は、スプール軸16を
中心にした回転位置によって何れかの表示孔40と重な
って、重なった表示孔40内に白色部分を露出する。こ
の白色板50の露出位置によって前記したカートリッジ
14内のフィルムFの処理状態を明示している。
【0035】図2に示すように、リング48には歯車部
48Aが形成されており、ドア30が閉められるとカバ
ー18Bに取り付けられたスプールロック76が歯車部
48Aに噛み合い、所定以下のトルクでは回転しないよ
うになっている。一方、ドア30が開けられるとスプー
ルロック76が歯車部48Aから離れ、スプール軸16
はスムーズに回転できるようになっている。
【0036】図3(A)及び図3(B)に示されるよう
に、スプール軸16の巻取部42には、軸線方向に沿っ
た切り欠き部52が形成されており、巻取部42は、こ
の切り欠き部52によって太幅の巻取部本体42Bと細
幅の係合部42Aに分割されている。また、係合部42
Aには、軸線方向の中間部で分割されてそれぞれの先端
が巻取部本体42Bへ向けて切り欠き部52の開口幅を
狭める方向に突出した押さえ部54が形成されている。
【0037】一方、巻取部本体42Bには、押さえ部5
4の軸線方向に沿った外側に、切り欠き部52の開口幅
を狭める方向に突出した突起部56が対で形成されてい
る。この突起部56は、スプール軸の軸線方向に沿って
見たときに前記した押さえ部54と重なり合うようにな
っている。
【0038】図1(B)及び図2に示すように、ケーシ
ング20の外周面には、ラベル78が貼り付けられてい
る。図1(B)に示すように、ラベル78には、カート
リッジ14を識別するためのカートリッジID(識別番
号)、フィルム種、撮影枚数(コマ数)情報等の各種情
報の含まれたバーコード80がカバー18B側に2段印
刷されている。
【0039】図4に示すように、フィルムFのトレーラ
ー側の端部FTには、幅方向の中央部にフィルムFをス
プール軸16へ係止するときに用いられるアタッチプレ
ートの爪部(図示せず)を引っ掛けるための長孔58が
穿設されている。
【0040】この長孔58の幅方向の両側には、係合孔
60が穿設されている。この係合孔60は、フィルムF
のトレーラー側の端部FTをスプール軸16の切り欠き
部52へ挿入したときに、図3(A),(B)に示すよ
うに、前記した突起部56がそれぞれ入り込むようにな
っている。また、このときフィルムFの係合孔60の間
は押さえ部54が当接して、突起部56の抜け止めの役
目をしてフィルムFのトレーラー側の端部FTをスプー
ル軸16に係合させるようになっている。
【0041】なお、図3(B)に示されるように、突起
部56の先端56Aは、フィルムFの引出し方向(矢印
R方向)と反対方向に突出した形状となってフィルムF
の抜け防止が施されている。
【0042】フィルムFは、トレーラー側の端部FTが
前記したようにスプール軸16に係合した状態でスプー
ル軸16に巻き取られてカートリッジ14内に収容され
ている。
【0043】図1(A),(C)に示すように、カート
リッジ14には、側壁24、26から露出するスプール
軸16の端面にキー孔62が形成されており、このキー
孔62に係合した場合にスプール軸16に回転力を伝達
することができるようになっている。
【0044】なお、図4に示されるように、フィルムF
には、画像コマ64の位置を明示するパーフォレーショ
ン66が所定間隔で幅方向の一端部に形成されており、
このパーフォレーション66は、画像の露光やプリント
作業を行うときの画像コマ64の位置決めに用いられる
ようになっている。
【0045】また、最終の画像コマ64より端部FT側
には、前記パーフォレーション66と反対側にアラウン
ドパーフォレーション68が穿設されており、この位置
よりもトレーラー側には画像が記録されていないこと、
または画像を記録しないことを明示している。
【0046】また、フィルムFには、トレーラー側の端
部FTから一定の間隔Tだけ離れた位置にデタッチパー
フォレーション70が穿設されており、このデタッチパ
ーフォレーション70を検出すればフィルムFのトレー
ラー側の端部FTの位置を正確に判断できるようにして
いる。なお、フィルムFのトレーラー側の端部FTの幅
方向の両端は、スプール軸16の切り欠き部52への挿
入を容易にするために傾斜している。
【0047】さらに、このフィルムFには、透明な磁気
記録層が設けられており、フィルムFの幅方向の両端部
で、画像コマ64に掛からない領域を磁気トラックとし
て用いるようになっている。
【0048】ここで、パーフォレーション66の形成さ
れている側には現像所用の磁気トラック80が設けられ
ている。また、パーフォレーション66の形成されてい
る側とは反対側には、カメラ用の磁気トラック82が設
けられている。
【0049】また、端部FT側の画像コマ64のパーフ
ォレーション66よりも端部FT側、及び端部FR側の
画像コマ64のパーフォレーション66よりも端部FR
側には、それぞれフィルムFを識別するためのフィルム
IDを記録する磁気トラック88が設けられている。さ
らに、これら磁気トラック88の反対側には、バーコー
ド90が設けられている。このバーコード90は、フィ
ルムFを識別するためのフィルムIDを含むものであ
り、フィルムFの製造段階で予め潜像として形成されて
おり、現像処理することで顕像化されるものである。な
お、フィルムFのバーコード90は、前述したカートリ
ッジ14のバーコード80と対応している。
【0050】さらに、フィルムFには、磁気トラック8
2と同じ位置に、バーコード92が記録されている。こ
のバーコード92は、画像コマ64のコマナンバー、製
造メーカー、フィルム種等を表すものであり、フィルム
Fの製造段階で予め潜像として形成されており、現像処
理することで顕像化されるものである。 (プリンタプロセッサ)図5に示すように、前述したフ
ィルムFの現像処理及びプリントを行うプリンタプロセ
ッサ100は、内部を遮光するための箱状のケーシング
102を備えている。
【0051】ケーシング102の上面には、左手前側に
現像・プリントの料金を投入する料金投入部104が設
けられている。この料金投入部104には、紙幣を挿入
するスリット状の紙幣挿入口104Aと硬貨を挿入する
スリット状の硬貨挿入口104Bとが設けられている。
【0052】また、料金投入部104の右側には、ステ
ーション待機部106が設けられている。
【0053】ステーション待機部106では、ケーシン
グ102の開口部108に、カートリッジ14を装填す
るための後述するステーション110が複数個待機でき
るようになっている。
【0054】図7に示すように、ステーション待機部1
06には、待機しているステーション110に対応し
て、バーコードスキャナー107が複数(図7では1個
のみ図示されている。)設けられており、カートリッジ
14のバーコード80が読み取るようになっている。な
お、このバーコードスキャナー107で読み取られたバ
ーコード80の情報は、後述する主制御装置202に送
信される。
【0055】図5に示すように、ケーシング102の上
面には、開口部108の側方に待機しているステーショ
ン110と対応してメッセージを表示する表示装置11
2が複数個設けられている。さらに、ケーシング102
には開口部108の上部にもメッセージを表示する表示
装置114が設けられている。
【0056】一方、ケーシング102の前面には、料金
投入部104の下側に釣銭及び領収書が出される受皿1
16が設けられ、受皿116の下側には後述するIDカ
ード118を出し入れするスリット状のIDカード出入
口120が設けられている。
【0057】IDカード出入口120の下側には、仕上
がったプリント122及びカートリッジ14を内部から
取り出すための自動ドア124が設けられている。
【0058】図6に示すように、ケーシング102(図
6では図示せず)の内部には、カートリッジ搬送装置1
26、現像処理部128、乾燥部130、露光部13
2、ペーパー搬送装置134、熱現像転写部136、プ
リント搬送装置138が設けられている。 (カートリッジ搬送装置)図6に示すように、カートリ
ッジ搬送装置126は、プリンタプロセッサ100の奥
方向(矢印B方向)に延びる一対のガイドレール140
からなる無限軌道142を備えている。この無限軌道1
42は、上部及び下部が水平に直線状に延びており、下
部は上部に対して矢印R方向に所定寸法シフトしてい
る。
【0059】この無限軌道142には、複数のステーシ
ョン110が走行するようになっている。
【0060】図7に示すように、このステーション11
0は箱状とされ、本体144には、蝶番146を介して
カバー148が開閉可能に取り付けられている。
【0061】本体144には、上部中央付近に、カート
リッジ14を装填する凹部150が設けられている。こ
の凹部150は、カートリッジ14の突出部22の下端
から下半分が、挿入されるような形状に形成されてい
る。
【0062】一方、カバー148の内側には本体144
の凹部150と対応して凹部151が形成されている。
この凹部151は、カートリッジ14の突出部22の下
端から上半分が挿入されるような形状に形成されてい
る。このため、カートリッジ14が正しい向きに挿入さ
れた時にのみカバー148を閉めることができ、カート
リッジ14を逆向きに挿入した場合にはカバー148が
閉まらな構造になっている。
【0063】また、本体144には、凹部150に開口
152が、矢印F方向側の側板144Fに開口154が
設けられており、収容したカートリッジ14のバーコー
ド80(図1参照)が外部から見えるようになってい
る。
【0064】また、カバー148には、矢印F方向側
に、収容したカートリッジ14からフィルムFを出入り
可能とするための切り欠き156が設けられている。
【0065】図8に示すように、本体144には、カバ
ー148の矢印R方向側にカートリッジ14のドア30
を開閉するドアドライバ158及びスプール軸16を回
転させるスプールドライバ160を備えたチャッキング
装置162が設けられている。
【0066】ドアドライバ158及びスプールドライバ
160は、各々モータ164及びモータ166によって
回転されるようになっており、軸側面にキー孔と係合す
るキー(突起)が形成されている。モータ164及びモ
ータ166は、本体144に取り付けられた一対のガイ
ドレール167に沿って移動可能に支持されたスライド
ブロック168に取り付けられている。なお、スライド
ブロック168は、スプール軸16の軸方向に沿ってス
ライドする。
【0067】スライドブロック168には、本体144
に取り付けられたソレノイド170の可動鉄心170A
が連結されており、通常は、図8に示すようにドアドラ
イバ158及スプールドライバ160がカートリッジ1
4から所定寸法離れた位置に退避している。
【0068】なお、ソレノイド170が通電されると、
可動鉄心170Aがカートリッジ14側に所定寸法移動
し、本体144の開口172からドアドライバ158及
スプールドライバ160の先端が突出し、ドアドライバ
158がドアシャフト32のキー孔34に、スプールド
ライバ160がスプール軸16のキー孔62に係合す
る。
【0069】本体144の底部内側には、カートリッジ
14を凹部150から押し出すための、押出装置174
が設けられている。
【0070】図7及び図8に示すように、この押出装置
174は、底部に立設された柱176に揺動自在に支持
されたレバー178を有している。レバー178の一端
にはソレノイド180の可動鉄心180Aが連結されて
おり、可動鉄心180が下方に移動すると、レバー17
8の他端が凹部150の底に形成された孔182から突
出してカートリッジ14を押すようになっている。
【0071】また、図8に示すように、本体144は、
回転自在とされた複数のガイドローラ184を有してお
り、前述したガイドレール140の側面に形成された溝
186に係合してガイドレール140を挟持している。
なお、複数のガイドローラ184の内の1つはモータ1
88によって回転されるようになっており、モータ18
8を回転させることでステーション110を無限軌道1
42に沿って走行させることができる。
【0072】本体144の底部外側には、フォトインタ
ラプタ190が3個取り付けられている。
【0073】カートリッジ搬送装置126には、ステー
ション110に制御信号及び駆動用電源を送るための電
源ライン192が無限軌道142に沿って配置されてい
る。電源ライン192は、絶縁体からなる板状部材19
4に4本の導線196が所定間隔で埋め込まれており、
2本が信号用、他の2本が電源用となっている。
【0074】なお、ステーション110の本体144に
は、導線196と対向する側板144Rに導線196と
常に接触する接触子198が設けられている。
【0075】この接触子198は、本体144の内部に
設けられた副制御装置200(図7参照)に接続されて
いる。この副制御装置200は、プリンタプロセッサ1
00のケーシング102の内部に設けられた主制御装置
202(図6参照、図7には図示せず。)からの制御信
号を導線196及び接触子198を介して受信するよう
になっている。また、副制御装置200のメモリには、
ステーション110の識別番号が記憶されている。
なお、ステー
ション110のソレノイド170、ソレノイド180、
モータ164、モータ166、モータ188は副制御装
置200によって制御される。
【0076】また、前述したフォトインタラプタ190
は副制御装置200に接続されており、ステーション1
10の停止用に用いられる。
【0077】無限軌道142には、ステーション110
を一時停止させる場所が複数個所あり、各停止位置に
は、フォトインタラプタ190の光ビームを遮るシャッ
タ板191が所定枚数取り付けられている。なお、シャ
ッタ板191がどのフォトインタラプタ190の光ビー
ムを遮るかで、副制御装置200はステーション110
の複数の停止位置を区別できるようになっている。 (現像処理部)図9に示すように、現像処理部128
は、合成樹脂等で形成された刀の鞘状を呈した処理槽3
00を有している。
【0078】処理槽300は、鉛直方向(矢印U方向及
び矢印D方向)に対して若干傾斜して配置されており、
上端が開口している。
【0079】処理槽300の矢印B方向側には、可動フ
ィルムガイド302が配置されている。
【0080】図9及び図10に示すように、可動フィル
ムガイド302は、フィルムFの下面をガイドする一対
のローラ304を備えた下ガイド306と、フィルムF
の上面をガイドする一対のローラ308を備えた上ガイ
ド310を備え、下ガイド306及び上ガイド310
は、各々鉛直方向に沿って配置されたシリンダー312
のシリンダロッド314に取り付けられている。
【0081】図10に示すように、ローラ304とロー
ラ308は、カートリッジ14から水平方向に送りださ
れたフィルムFを挟持して処理槽300の開口部へ向け
てガイドするようになっている。
【0082】なお、ステーション110が移動する際に
は、シリンダー312を作動させて下ガイド306及び
上ガイド310を図10で想像線で示すように退避させ
る。
【0083】図11に示すように、処理槽300は、矢
印F方向側の一面に、長孔状のシリンダ孔600が形成
されており、このシリンダ孔600には、長尺のピスト
ン602が挿入されている。ピストン602には、一対
のシリンダ604のシリンダロッド606が連結されて
いる。
【0084】図12に示すように、ピストン602の内
壁面には、略半円状に凸とされた複数のリブ608が幅
方向に複数形成されている。
【0085】図11に示すように、処理槽300の内部
には、フィルムFの端部を保持するクリップ610が配
置されている。
【0086】図13及び図14に示すように、クリップ
610にはフィルムFの挿入されるスリット612が形
成されており、スリット612のピストン602側の薄
肉壁部分616が弾性変形可能となっている。
【0087】スリット612を挟んで薄肉壁部分616
とは反対側の厚肉壁部分618には、フィルムFの係合
孔60に係合する三角形状の突起620が形成されてい
る。また、薄肉壁部分616には、突起620と対向す
る位置に角孔622が形成されている。
【0088】このクリップ610のスリット612にフ
ィルムFが挿入されると、フィルムFの先端が、三角形
状の突起620の斜辺を上り、頂部に達したときにスリ
ット612を開く方向に薄肉壁部分616を弾性変形さ
せる。そしてフィルムFの先端が突起620を乗り越え
ると、係合孔60と突起620とが係合する。
【0089】図13及び図15に示すように、クリップ
610には、一端にケーブル624の一端が連結されて
いる。このケーブル624の他端は、厚肉壁部分618
の外側に形成された突起626に連結されている。
【0090】図15に示すように、ケーブル624の中
間部は、処理槽300の内部の下端近傍に設けられたプ
ーリー628、接続部332の近傍に設けられたプーリ
ー630、接続部332の外側に配置されたプーリー6
32、モータ634で回転されるプーリー636及び接
続部332と接続部330との間に設けられたプーリー
638に巻き掛けられており、モータ634を回転させ
ることでクリップ610を槽内部で長手方向に沿って移
動させることができる。
【0091】なお、接続部332には、ケーブル624
を挿通させる細孔640が形成されており、細孔640
の一端にはケーブル624に密着して処理液の漏れを防
ぐためのパッキン642が取り付けられている。
【0092】また、図14及び図16に示すように、処
理槽300の内部には、プーリー630よりも若干下側
に一対の突起644が形成されている。
【0093】この突起644は、処理槽300の下端側
がテーパー状とされており、クリップ610をケーブル
624で突起644に向けて移動させ、図15に示すよ
うに突起644のテーパー部分がスリット612に進入
すると、薄肉壁部分616が外側に弾性変形する。ここ
で、フィルムFを引っ張れば、係合孔60と突起620
との係合が解除され、フィルムFをクリップ610より
外すことができる。フィルムFの長さが長くなると、フ
ィルムFの巻き癖等によって槽内への挿入がスムースに
行かないことが考えられるが、本実施形態のプリンタプ
ロセッサ100では、フィルムFを処理槽300内部に
引き込むクリップ610を設けたので、フィルムFが特
に長い場合であっても槽内に容易にかつ確実に挿入する
ことができる。 (密閉装置)図10に示すように、処理槽300の上端
は一部が切り欠かれており、この切り欠き部分318と
対向する位置には密閉装置320が設けられている。
【0094】密閉装置320は、切り欠き部分318と
密着するブロック322を備えている。なお、ブロック
322には、切り欠き部分318と密着する部分にゴム
等の弾性体からなる厚肉のパッキン324が貼り付けら
れている。
【0095】このブロック322は、ソレノイド326
の可動鉄心326Aに連結されており、ソレノイド32
6に通電がなされると、図17に示すように可動鉄心3
26Aがブロック322を切り欠き部分318に押圧し
て槽内が密閉される。これにより、処理槽内の処理液の
酸化、蒸発を抑えることができ、処理液が槽外へ漏れる
ことを防止することができる。 (処理液の循環経路)図9に示すように、処理槽300
の上部付近には、幅方向の一方に槽内と連通しているパ
イプ状の接続部330が設けられており、幅方向の他方
にも同じく槽内と連通しているパイプ状の接続部332
が設けられている。また、処理槽300の下端にも、槽
内と連通しているパイプ状の接続部334が設けられて
いる。
【0096】接続部330は、処理槽300に沿って下
方へ延びる配管336、電磁弁338(3ポート2位置
切替弁)、配管340、ポンプ342、配管344、電
磁弁(3ポート2位置切替弁)346、配管348、イ
ンラインセラミックヒータ350、配管352、電磁弁
(3ポート2位置切替弁)354及び配管356を介し
て接続部334に繋がっている。
【0097】また、電磁弁338には配管358の一端
が接続されており、配管358の他端はレジューサー3
60に接続されている。
【0098】図18に示すように、レジューサー360
は、所定容量(本実施形態では、フィルムF1本分を現
像処理するだけの発色現像液を一時的に貯留できる容
量)のカップ状のタンクであり、ここに貯留した発色現
像液を所定温度に加温するためのヒータ362及び温度
センサ364を備えている。なお、ヒータ362及び温
度センサ364は、主制御装置202(図18では図示
せず)に連結されている。
【0099】図9に示すように、レジューサー360の
上方には、モータ366で回転される円板状のターンテ
ーブル368が配置されている。ターンテーブル368
には、倒立したボトル370が周方向に沿って複数個装
填されている。
【0100】図18に示すように、ボトル370には、
フィルムF1本分を現像処理するに必要な量の発色現像
液が入っている。ボトル370の出入口372は薄肉の
フィルム374で閉塞されており、このフィルム374
を破ることによって発色現像液を取り出すことができる
ようになっている。
【0101】レジューサー360とターンテーブル36
8との間には、穿孔装置376が配置されている。穿孔
装置376は、漏斗378を備えており、漏斗378の
中央部には、ボトル370のフィルム374を穿孔する
ための突起380が取り付けられている。
【0102】漏斗378は、図示しないフレームに固定
されたガイド部材379によって上下方向にスライド可
能に支持されている。漏斗378の側面にはラック38
2が形成されており、ラック382にはモータ384で
回転されるギヤ386が噛み合っている。
【0103】ここで、ギヤ386が回転され、漏斗37
8を所定寸法上方に移動すると、突起380がフィルム
374を穿孔し、ボトル370に貯留された発色現像液
が漏斗378を介してレジューサー360に排出され
る。なお、モータ366及びモータ384は主制御装置
202(図18では図示せず。)によって制御される。
【0104】図9に示すように、電磁弁346には配管
388の一端が接続されており、配管388の他端は、
使用済みの発色現像液を貯留する排液タンク390内へ
挿入されている。
【0105】一方、接続部332は、処理槽300に沿
って下方へ延びる配管392の一端が接続されており、
配管392の他端は電磁弁(3ポート2位置切替弁)3
94に接続されている。
【0106】この電磁弁394には、配管396の一端
及び配管398の一端が接続されており、配管396の
他端は漂白定着液の貯留された漂白定着液タンク400
の中に挿入されており、配管398の他端はリンス液の
貯留されたリンス液タンク402の中に挿入されてい
る。
【0107】また、電磁弁354には、配管404の一
端が接続されており、配管404の他端は電磁弁(3ポ
ート2位置切替弁)406に接続されている。
【0108】電磁弁406には、配管408の一端及び
配管410の一端が接続されており、配管408の他端
はポンプ412の一方の接続口に、配管410の他端は
ポンプ414の一方の接続口に接続されている。
【0109】なお、ポンプ412の他方の接続口には、
漂白定着液タンク400の漂白定着液を吸引するための
配管416が接続されており、ポンプ414の他方の接
続口には、リンス液タンク402のリンス液を吸引する
ための配管418が接続されている。
【0110】図6に示すように、処理槽300の上方に
は、槽内に向けて圧縮空気を噴出するノズル419A
と、同じく槽内に向けて温風を送風する送風機419B
とからなる処理槽乾燥装置419が配設されている。 (乾燥部)図6に示すように、処理槽300の矢印B方
向には、現像処理されたフィルムFを乾燥させる乾燥部
130が設けられている。乾燥部130は、吸水装置4
20と乾燥ファン422とから構成されている。
【0111】吸水装置420は、フィルムFの搬送経路
を挟んで上下に各々シリンダー424を備えており、各
々のシリンダロッド424Aには、ロール状の吸水ペー
パー426を支持するホルダー428が取り付けられて
いる。ホルダー428には、フィルムFの搬送経路側に
吸水ペーパー426を巻き掛ける一対のローラ429が
設けられている。なお、吸水ペーパー426は、カート
リッジ14を装填したステーション110が、矢印B方
向に移動したときに、図示しないモータで回転される巻
き取り軸427に巻き取られながら引き出されたフィル
ムFに付着した水分を吸水する。
【0112】乾燥ファン422は吸水装置420の矢印
B方向側に配置されており、フィルムFに向けて乾燥風
(温風)を吹き付け、フィルムFを乾燥させる。 (露光部)乾燥部130の矢印B方向側には露光部13
2が配置されている。
【0113】露光部132は、フィルムFを平面状に保
持するネガキャリア450を備えている。このネガキャ
リア450は、水平に配置されたシリンダ452のシリ
ンダロッド452Aに取り付けられており、フィルムF
の幅方向に沿って移動するようになっている。なお、ネ
ガキャリア450の側面にはフィルムFの進入するスリ
ット454が設けられている。
【0114】ネガキャリア450の上方には、ミラーボ
ックス456、CCフィルター458及び光源460が
順に配置されている。また、ネガキャリア450の下方
には、レンズ462、ブラックシャッター464、ペー
パーマスク468及びペーパー支持台470が順に配置
されている。
【0115】ペーパー支持台470の矢印F方向には、
ペーパー搬送装置134の挟持ローラ472が配置され
ており、挟持ローラ472の下方には支持軸474が配
置されている。この支持軸474には、感光材料475
がロール状に巻かれている。
【0116】この挟持ローラ472は、図示しないモー
タによって回転され、感光材料475をペーパー支持台
470へと搬送する。
【0117】ペーパー支持台470よりも感光材料47
5の搬送方向下流側には、感光材料475に水を塗布す
る水塗布部476、挟持ローラ478、挟持ローラ48
0及び熱現像転写部136が配置されている。
【0118】また、水塗布部476の上方には挟持ロー
ラ482が配置されており、挟持ローラ482の矢印B
方向側には、支持軸484が配置されている。この支持
軸484には、受像材料485がロール状に巻かれてい
る。挟持ローラ482は、図示しないモータによって回
転され、受像材料485を挟持ローラ478に向けて搬
送する。
【0119】受像材料485の画像形成面には媒染剤を
有する色素固定材料が塗布されており、挟持ローラ47
8に向けて搬送された受像材料485は画像形成面側を
感光材料475に向けて挟持ローラ478、挟持ローラ
480によって熱現像転写部136へと搬送される。 (熱現像転写部)熱現像転写部136では、図示しない
貼り合わせローラと加熱ローラとで感光材料475と受
像材料485とを挟持しながら搬送し、感光材料475
と受像材料485とを所定の温度に加熱する。
【0120】熱現像転写部136の下方には、受像材料
485を下方(矢印D方向)に搬送する挟持ローラ48
6と、感光材料475を矢印F方向に搬送する挟持ロー
ラ488が配置されている。なお、この挟持ローラ48
6,488は、図示しないモータによって回転される。
挟持ローラ488で矢印F方向に搬送された感光材料4
75は、図示しないモータで回転される巻取軸490に
巻き取られるようになっている。
【0121】また、挟持ローラ486の下方には、シリ
ンダー492で駆動されるカッタ494が配置されてい
る。
【0122】カッタ494の下方には、図示しないモー
タで駆動されるプリント搬送装置138が配置されてい
る。
【0123】このプリント搬送装置138の無端ベルト
496には、バスケット498が複数個取り付けられて
いる。なお、プリント搬送装置138の矢印F方向側の
端部は、前述した自動ドア124(図5参照。)の内側
に位置している。
【0124】また、無限軌道142の矢印B方向側の端
部下方には、漏斗状のダクト500の上部が開口してお
り、逆さになったステーション110から落下するカー
トリッジ11はダクト500を介して所定のバスケット
498に投入される。 (作用)次に、本実施形態の作用を説明する。
【0125】先ず、顧客は、未現像のフィルムFの収納
されたカートリッジ14を空のステーション110の凹
部150に装填してカバー148を閉める。
【0126】カートリッジ14が装填されると、カート
リッジ14のバーコード80がバーコードスキャナー1
07で読み取られ、主制御装置202はフィルムFが何
枚取りであるかを判断し、現像料金及びプリント料金を
演算し、合計金額を表示装置114に表示する。
【0127】なお、カートリッジ14の装填されたステ
ーション110の側方にある表示装置112には、プリ
ントが出来上がるまでの時間(待ち時間)又は仕上がり
時刻が表示される。
【0128】顧客が表示装置114に表示された金額を
料金投入部104より投入すると、IDカード出入口1
20からIDカード118が発行される(なお、釣銭は
受皿116に出る)。
【0129】IDカード118には、受付番号、受付時
間、仕上がり時刻、カートリッジ14の装填されたステ
ーション110の識別番号、カートリッジ14のID番
号、撮影枚数等が記録(印刷及び磁気記録等)されてい
る。
【0130】カートリッジ14の装填されたステーショ
ン110は、開口部108からケーシング102の内部
へ移動し、現像処理部128の所定位置で停止する。な
お、ステーション110が移動する際には、ステーショ
ン110に当たらないように可動フィルムガイド302
の上ガイド310及び下ガイド306は互いに離間して
退避している。
【0131】ステーション110が停止すると、チャッ
キング装置162が作動し、ドアドライバ158がドア
シャフト32のキー孔34に、スプールドライバ160
がスプール軸16のキー孔62に係合する。
【0132】シリンダー312が駆動され、下ガイド3
06及び上ガイド310が互いに接近してローラ304
とローラ308とでフィルムFを処理槽300へガイド
可能な状態とする。
【0133】次に、ステーション110では、モータ1
64が回転されてドア30が開かれた後、スプールドラ
イバ160が回転されてフィルムFがカートリッジ14
の挿通口28から送り出される。
【0134】カートリッジ14から送りだされたフィル
ムFは、下ガイド306及び上ガイド310のローラ3
04とローラ308との間を通って処理槽300の開口
部から処理槽内へと挿入される。なお、フィルムFが処
理槽300に挿入される際には、密閉装置320のブロ
ック322は切り欠き部分318から所定寸法離間して
おり、フィルムFを処理槽300に挿入し終わると、ブ
ロック322は切り欠き部分318を押圧して槽内が密
閉される。
【0135】次にフィルムFの現像処理について説明す
る。レジューサー360には、予めボトル1本分の発色
現像液が投入されており、ヒータ362によって所定温
度(本実施形態では45°C)に加温されている。
【0136】槽内が密閉されると、ポンプ342が駆動
され、レジューサー360に貯留されていた発色現像液
が、配管358、電磁弁338、配管340、ポンプ3
42、配管344、電磁弁346、配管348、インラ
インセラミックヒータ350、配管352、電磁弁35
4及び配管356を介して処理槽300へ供給される。
【0137】レジューサー360の発色現像液が全て排
出されると、電磁弁338が切り換えられ、槽内の発色
現像液は、配管336、電磁弁338、配管340、ポ
ンプ342、配管344、電磁弁346、配管348、
インラインセラミックヒータ350、配管352、電磁
弁354及び配管356を介して循環される。
【0138】フィルム等の感光材料を処理液で処理する
場合には、感光材料に対して処理液を乱流にして流すこ
とが処理むらを防止する上では好ましい。即ち、処理液
を処理槽300の長手方向に循環させた状態では、槽内
の処理液がほぼ層流状態であり、フィルムFの幅方向に
処理むらを発生する懸念がある。このため、発色現像液
を長手方向に沿って循環させているときには、シリンダ
604にてピストン602を往復運動させる。ピストン
602の内面には、略半円状に凸とされた複数のリブ6
08が幅方向に複数形成されているため、ピストン60
2の移動時に槽内の発色現像液にフィルムF幅方向の流
れが生じ、槽内の発色現像液に乱流が生じて発色現像液
が良く攪拌される。このため、フィルムFの処理ムラを
防止することができる。なお密閉装置320により槽内
が密閉されているので、攪拌時に圧力変動が作用しても
発色現像液が槽外へ漏れることは無い。これにより、フ
ィルムFの発色現像処理が適正に行われる。
【0139】なお、循環中に発色現像液の温度が低下し
ないように、インラインセラミックヒータ350で発色
現像液の温度が一定に保たれる。また、発色現像液が槽
内を循環状態となると、ターンテーブル368が所定角
度回転して新しいボトル370が穿孔装置376の上方
に配置され、穿孔装置376が作動して上方に配置され
たボトル370の発色現像液がレジューサー360に投
入される。この発色現像液は、次のフィルムFの処理に
使用される。
【0140】所定時間経過してフィルムFの現像処理が
終了すると、ポンプ342が停止し、電磁弁346が切
替えられて、槽内及び配管内の発色現像液が配管388
を介して排液タンク390に排出される。
【0141】所定時間が経過して発色現像液が全て排出
されると、電磁弁354が切替えられると共にポンプ4
12が駆動され、漂白定着液タンク400の漂白定着液
が、配管416、ポンプ412、配管408、電磁弁4
06、配管404、電磁弁354、配管356を介して
処理槽300へ供給され、さらに、槽内の漂白定着液
は、配管392、電磁弁394及び配管396を介して
漂白定着液タンク400へ戻されて循環する。また、漂
白定着液を循環させているときには、シリンダ604に
てピストン602を往復運動させ、槽内の漂白定着液を
良く攪拌する。これにより、フィルムFの漂白定着処理
が適正に行われる。
【0142】所定時間経過してフィルムFの漂白定着処
理が終了すると、ポンプ412が逆転し、槽内及び配管
内の漂白定着液が漂白定着液タンク400へ戻される。
なお、配管392、電磁弁394及び配管396内の液
は自然落下する。
【0143】所定時間が経過して漂白定着液が漂白定着
液タンク400へ戻されると、ポンプ412が停止し、
電磁弁406,394が切替えられると共にポンプ41
4が駆動され、リンス液タンク402のリンス液が、配
管418、ポンプ414、配管410、電磁弁406、
配管404、電磁弁354、配管356を介して処理槽
300へ供給され、さらに、槽内のリンス液は、配管3
92、電磁弁394及び配管398を介してリンス液タ
ンク402へ戻されて循環する。また、リンス液を循環
させているときには、シリンダ604にてピストン60
2を往復運動させ、槽内のリンス液を良く攪拌する。こ
れにより、フィルムFのリンス処理が適正に行われる。
【0144】所定時間が経過してフィルムFのリンス処
理が終了すると、ポンプ414が逆転し、槽内及び配管
内のリンス液がリンス液タンク402へ戻される。な
お、配管392、電磁弁394及び配管398内の液は
自然落下する。
【0145】所定時間が経過し、槽内のリンス液が全て
排出されると、ポンプ414が停止し、密閉装置320
のブロック322が切り欠き部分318から離間し、カ
ートリッジ14を保持したステーション110が一定の
速度で矢印B方向に移動して無限軌道142の矢印B方
向側の端部直前の所定位置で停止する。
【0146】ステーション110が移動すると、処理さ
れたフィルムFが槽内から順次引き出され、乾燥部13
0を通過する際に吸水装置420の吸水ペーパー426
がフィルムFの表面の水分を吸水し、乾燥ファン422
が温風を吹き付けてフィルムFの乾燥を行う。
【0147】ステーション110が停止するとフィルム
Fが巻き取られ、カートリッジ14側の最初の画像コマ
64がネガキャリア450の開口に位置すると、フィル
ムFの搬送が一旦停止し、ブラックシャッター464が
所定時間作動して露光が行われ、画像コマ64の画像が
感光材料475に焼き付けられる。なお、フィルムFの
パーフォレーション66をセンサで検出することによっ
て画像コマ64をネガキャリア450の開口に停止させ
ることができる。
【0148】画像の焼き付けられた感光材料475は、
水塗布部476で水を塗布された後、受像材料485と
重ね合わされた状態で熱現像転写部136へ搬送され、
貼り合わせローラと加熱ローラとで挟持されながら搬送
され、感光材料475と受像材料485とが所定の温度
に加熱される。これにより、感光材料475の可動性の
色素が放出され、放出された色素が受像材料485の色
素固定層に転写されて受像材料485に画像が形成され
る。
【0149】その後、感光材料475と受像材料485
とは分離され、使用済みの感光材料475は巻取軸49
0に巻き取られる。
【0150】一方、画像の形成された受像材料485カ
ッタ494にて所定寸法に切断されていわゆるプリント
122とされ、下方のバスケット498に落下する。
【0151】以後、同様にして全ての画像の焼き付けが
全て終了すると、スプールドライバ160が回転されて
フィルムFがカートリッジ14のスプール軸16に全て
巻き取られ、ドア30が閉じられる。ドア30が閉じら
れると、ソレノイド170への通電が停止し、ドアドラ
イバ158及スプールドライバ160の先端がカートリ
ッジ14から離れる。
【0152】その後、ステーション110が矢印B方向
に移動し、無限軌道142の矢印B方向側の端部で反転
する際に押出装置174を作動させ、カバー148を開
いてカートリッジ14をダクト500の開口内に落下さ
せる。カートリッジ14はダクト500内を通ってプリ
ント122の入れられたバスケット498内に落下す
る。
【0153】プリント122が仕上がると、表示装置1
14に、例えば、「受付番号○○のプリントが仕上がり
ました。」というメッセージが表示される。
【0154】そして、顧客が該当するIDカード118
をIDカード出入口120へ挿入すると、IDカード1
18の照合が行われ、カートリッジ14及びプリント1
22の収容されたバスケット498が自動ドア124の
内側に移動され、自動ドア124が開かれ、顧客はバス
ケット498からプリント122及びカートリッジ14
を取り出すことができる。
【0155】本実施形態のプリンタプロセッサ100で
は、現像からプリントが終了するまでカートリッジ14
からフィルムFを離さないので、フィルムFの分離・接
合といった作業を行うための装置を必要としない。この
ため、新システムに対応したプリンタプロセッサ100
の構成を簡略化でき、また小型化できるので狭いスペー
スにも設置することが可能となる。 [第2の実施形態]本発明の第2の実施形態を図19乃
至図29にしたがって説明する。なお、前述した実施形
態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0156】図19に示すように、本実施形態のプリン
タプロセッサ700の現像処理部702には、発色現像
液の貯留された発色現像処理槽704、漂白液の貯留さ
れた漂白処理槽706、漂白定着液の貯留された漂白定
着処理槽708、リンス液の貯留されたリンス処理槽7
10、安定液の貯留された安定処理槽712が矢印R方
向に向かって順に配列されている。
【0157】これら処理槽の矢印B方向側にはステーシ
ョン走行経路714が設けられており、処理槽の矢印F
方向側には後述するキャッチングステーション716の
キャッチングステーション走行経路718が設けられて
いる。
【0158】図20及び図21に示すように、ステーシ
ョン走行経路714は、略L字状のベース720を有し
ている。ベース720の直線部720Aには、矢印R方
向及び矢印L方向に沿って延びる一対のレール722及
び一対のレール724が平行に配設されている。
【0159】ベース720の矢印L方向側の端部は一段
下がっており、ここの段差部分720Bには、矢印B方
向及び矢印F方向に沿って延びる一対のレール726が
配設されている。このレール726には、図示しないモ
ータで走行する貨車728が搭載されている。
【0160】一方、ベース720の矢印R方向側の端部
も一段下がっており、ここの段差部分720Cには、矢
印B方向及び矢印F方向に沿って延びる1対のレール7
30及びレール732が配設されている。レール730
には、図示しないモータで走行する貨車734が搭載さ
れており、レール732には、図示しないモータで走行
する貨車736が搭載されている。
【0161】これらの貨車728,734,736の上
面には、各々レール722及びレール724と同じ高さ
に設定された一対のレール738が配設されている。こ
れらのレール722,724,738には、図22及び
図23に示すステーション740が走行可能となってい
る。図22及び図23に示す本実施形態のステーション
740は、前述した実施形態のステーション110から
カバー148を取り除き、走行方向を90度変更したも
のである。
【0162】したがって、例えば、図24に示すよう
に、ステーション740を搭載した貨車728をレール
724の矢印L方向の端部に位置させると、貨車728
のレール738とベース720のレール724とが一直
線状に並び、貨車728のステーション740をベース
720のレール724へ乗り移らせることができる。
【0163】なお、ステーション740の副制御装置2
00と主制御装置(図示せず)とは無線で信号をやり取
りを行い、搭載したバッテリー(図示せず)によってモ
ータが回転するようになっている。また、貨車728,
734,736は、いずれも図示しない主制御装置によ
って走行が制御されるようになっている。
【0164】図19及び図24に示すように、ベース7
20の矢印L方向の端部上方には、カートリッジ装填装
置742が配置されている。
【0165】カートリッジ装填装置742は、カートリ
ッジ14を縦に収納するカートリッジ装填筒744を備
えており、カートリッジ装填筒744の上部開口からカ
ートリッジ14を落とし込むようになっている。
【0166】カートリッジ装填筒744の下側には、カ
ートリッジ押出機構746が配置されている。カートリ
ッジ押出機構746は、水平に配置されたベース748
と、このベース748の上に配置されたシリンダ装置7
50とから構成されている。
【0167】シリンダ装置750のシリンダロッド75
8の先端には、カートリッジ14を押し出す押出ブロッ
ク760が取り付けられている。押出ブロック760が
矢印F方向に移動されると、ベース上のカートリッジ1
4がベース748の端部から落下し、下で待機している
ステーション740の凹部150に装填される。なお、
カートリッジ14を押し出した後、押出ブロック760
を引き戻すと、カートリッジ装填筒744からカートリ
ッジ14がベース上に1個落下する。
【0168】本実施形態では、カートリッジ14のバー
コード80を読み取るバーコードスキャナー107が、
ベース748に設けられている。
【0169】図19及び図25に示すように、発色現像
処理槽704の上部には、レール726の矢印F方向側
に、フィルムFの下面を支持する板状のフィルムガイド
762がかけ渡されている。このフィルムガイド762
の端部に位置したカートリッジ14からフィルムFが送
り出されると、フィルムFはフィルムガイド762の上
を滑りながら矢印F方向側へと向かう。
【0170】また、図19及び図26に示すように、各
処理槽の上縁部分には、フィルムFをガイドする上下一
対の丸棒764が取り付けられている。この丸棒764
と丸棒764との間には、フィルムFの挿入可能な隙間
が設けられている。なお、丸棒764を回転自在なロー
ラに置き換えても良い。
【0171】図19及び図25に示すように、処理槽の
矢印F方向には、キャッチングステーション走行経路7
18が設けられている。
【0172】キャッチングステーション走行経路718
は、矢印L方向及び矢印R方向に沿って延びる一対のレ
ール766からなる無限軌道768を備えている。
【0173】無限軌道768には、レール766に係合
して走行するキャッチングステーション716が配置さ
れている。
【0174】キャッチングステーション716は、箱状
の本体770を有している。本体770には、レール7
66側とは反対側の面に略L字状の支柱772が取り付
けられている。支柱772の中間部には、L字状のレバ
ー774が揺動可能に取り付けられている。フィルムF
は、レバー774の先端と本体770との間に挟持され
るようになっている。通常、レバー774は、支柱77
2に取り付けられたスプリング776によって先端がフ
ィルムFから離れる方向に付勢されており、フィルムF
を挟持する場合には支柱772の先端に取り付けられた
ソレノイド778の可動鉄心780がレバー774の先
端を本体770に向けて付勢する。
【0175】本体770には、フィルムFを検出するセ
ンサ781、レール766に係合する車輪、車輪を回転
させるモータ(図示せず)、これらモータ及びソレノイ
ド778を制御する副制御装置(図示せず)等が内蔵さ
れている。
【0176】なお、制御信号の入出力、電源の入力は、
無限軌道768に沿って設けられた電源ライン782に
より行われる。また、センサ781がフィルムF(先
端)を検出すると、検出信号が電源ライン782を介し
て図示しない主制御装置に送られる。
【0177】図19及び図26に示すように、処理槽の
上方には、カートリッジ14から送り出されたフィルム
Fを処理槽の処理液に浸漬させるための、浸漬装置78
4が配置されている。
【0178】浸漬装置784は、矢印R方向及び矢印L
方向に沿って延びる一対のレール786及びこのレール
786上を走行するハンガー788とから構成されてい
る。
【0179】ハンガー788には、レール786と係合
する車輪790を備えており、車輪790の一つはモー
タ792によって回転されるようになっている。
【0180】ハンガー788の内部には、上下方向とさ
れたシリンダ794が矢印B方向及び矢印F方向に沿っ
て7本配列されている。
【0181】各シリンダ794のシリンダロッド796
は下方に向けられており、先端に取り付けられたブロッ
ク798には、上下一対とされたローラ800、802
が回転自在に取り付けられている。なおローラ800と
ローラ802とは、所定寸法離間しており、ローラ間の
隙間にはフィルムFがローラの軸方向(側方)から挿入
可能となっている。なお、各シリンダ794は、図示し
ない主制御装置によって個別に制御されるようになって
いる。また、モータ792も図示しない主制御装置によ
って制御されるようになっている。
【0182】図27に示すように、安定処理槽712の
矢印B方向側には、乾燥部130、露光部132、ペー
パー搬送装置134,熱現像転写部136、プリント搬
送装置138が設けられている。
【0183】露光部132の矢印B方向側には、ステー
ション740に装填されたカートリッジ14を取り出し
て、矢印B方向側の端部に配置されたダクト500へ投
入するマジックハンド806が設けられている。
【0184】ダクト500の下端から排出されたカート
リッジ14は、前述した実施形態と同様にプリント搬送
装置138の所定のバスケット498に落下すようにな
っている。
【0185】次に、本実施形態の作用を説明する。先
ず、現像処理するカートリッジ14をカートリッジ装填
筒744の上部開口から落とし込み、カートリッジ14
を待機させる。
【0186】ベース748上に位置したカートリッジ1
4のバーコード80がバーコードスキャナー107で読
み取られる。
【0187】その後、カートリッジ14はカートリッジ
押出機構746で矢印F方向に押し出され、ベース74
8の矢印F方向側に待機しているステーション740の
凹部150に装填される(図24参照)。
【0188】次に、ステーション740のチャッキング
装置162が作動し、ドアドライバ158がドアシャフ
ト32のキー孔34に、スプールドライバ160がスプ
ール軸16のキー孔62に係合する。その後、モータ1
64が回転されてドア30が開かれた後、スプールドラ
イバ160が回転されてフィルムFがカートリッジ14
の挿通口28から送り出される。
【0189】カートリッジ14から送りだされたフィル
ムFは、図25に示すように、フィルムガイド762の
上を滑りながら矢印F方向側へと向かう。
【0190】フィルムFの先方には、キャッチングステ
ーション716が待機しており、フィルムFの先端がキ
ャッチングステーション716のセンサ781で検出さ
れると、フィルム送りが停止され、ソレノイド778が
作動してフィルムFの先端をレバー774の先端と本体
770とで挟持する。なお、このときには、カートリッ
ジ14の内部には、フィルムFが残っている状態であ
る。
【0191】次に、ハンガー788がフィルムガイド7
62の矢印R方向側の上方に移動し、ハンガー788の
各シリンダ794が作動してブロック798がフィルム
ガイド762の矢印R方向側に一直線状に並ぶ。その
後、フィルムFを支持したステーション740及びキャ
ッチングステーション716は、同時に矢印R方向へ所
定距離移動し、フィルムFがローラ800とローラ80
2との間に挿入される(図26参照)。
【0192】次に、カートリッジ14から残りのフィル
ムFを送り出すと共に各シリンダ794を作動させ、図
28に実線で示すようにフィルムFの中間部を支持した
ブロック798を互い違いに下降させる。これにより、
フィルムFの画像形成部分が発色現像処理液中に浸漬さ
れ、発色現像処理が行われる。
【0193】なお、発色現像処理中に、実線と想像線で
示すようにブロック798を互い違いに上下させても良
い。このようにしてフィルムFを発色現像処理中で揺す
ることで液を攪拌することができ、処理むらを防止する
ことができる。
【0194】所定時間が経過して発色現像処理が終了す
ると、図29に実線で示すようにブロック798が上方
に移動してフィルムFが発色現像処理槽704から引き
上げられる。
【0195】フィルムFが引き上げられると、ステーシ
ョン740、キャッチングステーション716及びハン
ガー788が同時に矢印R方向に移動し、漂白処理槽7
06の上方で停止する。以後、ブロック798が互い違
いに下降して漂白処理が行われ、同様にしてフィルムF
の漂白定着処理、リンス処理、安定化処理が行われる。
【0196】なお、安定化処理は、ステーション740
がレール732の矢印F方向側で待機していた貨車73
6に乗り移った状態で行われる。
【0197】安定化処理が終了すると、ブロック798
が互い違いの状態で上昇し(図29参照)、フィルムF
が引き上げられる。
【0198】その後、キャッチングステーション716
のレバー774の先端が本体770から離され、フィル
ムFの先端が開放される。次に、ステーション740を
搭載した貨車736が矢印B方向側へ所定の速度で移動
すると共に図29で想像線で示すようにブロック798
が一直線状に並び、フィルムFは乾燥部130側へ移動
され、乾燥処理される。
【0199】ステーション740を搭載した貨車736
が矢印B方向側の端部で停止するとフィルムFが所定ピ
ッチずつ巻き取られ、露光が行われる。なお、切断され
たプリント122は前述した実施形態と同様にバスケッ
ト498に落下する。
【0200】焼き付けが終了すると、スプールドライバ
160が回転されてフィルムFがカートリッジ14のス
プール軸16に全て巻き取られ、ドア30が閉じられ
る。ドア30が閉じられると、ソレノイド170への通
電が停止し、ドアドライバ158及スプールドライバ1
60の先端がカートリッジ14から離れる。
【0201】その後、マジックハンド806が作動し、
カートリッジ14をダクト500に落下させ、カートリ
ッジ14をプリント122の入れられたバスケット49
8内に落下させる。
【0202】なお、カートリッジ14が取り出されて空
になったステーション740は、矢印L方向側に待機し
ている貨車734(図20の実線で示す)に乗り移り、
ステーション740を搭載した貨車734は、図20で
想像線で示すように矢印F方向側へ移動してステーショ
ン740をレール722の端部に位置させる。
【0203】その後、ステーション740をレール72
2に乗り移らせて矢印L方向側へ走行させ、レール72
2の端部で待機していた貨車728に乗り移らせる。そ
の後、ステーション740を搭載した貨車728を矢印
F方向側へ移動し、次のカートリッジ14が装填される
まで待機する。
【0204】本実施形態においても、現像からプリント
が終了するまでカートリッジ14からフィルムFを離さ
ないので、フィルムFの分離・接合といった作業を行う
ための装置を必要とせず、装置構成を複雑化することが
ない。 [第3の実施形態]本発明の第3の実施形態を図30乃
至図32にしたがって説明する。なお、前述した実施形
態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0205】図30に示すように、本実施形態の現像処
理部809は、円筒状の処理槽810を備えている。処
理槽810は隔壁811により周方向に4分割されてお
り、発色現像処理槽812、漂白処理槽814、漂白定
着処理槽816、リンス処理槽818が順に配列されて
いる。
【0206】処理槽810の上端外周側には、フランジ
820が形成されており、このフランジ820の上面に
は周方向に沿って延びる一対のレール822が配置され
ている。
【0207】このレール822には、円環状の回転ベー
ス824が回転走行可能に搭載されている。回転ベース
824の外周面にはギヤ824Aが形成されており、こ
のギヤ824Aには、モータ826で回転される小ギヤ
828が噛み合っている。
【0208】回転ベース824の上面には、ステーショ
ン740が走行可能な様に径方向に沿って延びる一対の
レール830が設けられている。
【0209】また、回転ベース824の外側には、ステ
ーション740の走行する一対のレール831を備えた
ベース833が延びている。
【0210】図31に示すように、ベース833の矢印
B方向側には、乾燥部130、露光部132、ペーパー
搬送装置134、熱現像転写部136、プリント搬送装
置138が設けられている。
【0211】処理槽810の中央に開いた空間部分に
は、シリンダ832によって上下する円板834が設け
られている。円板834の上面には周方向に沿って延び
る一対のレール836が配置されている。このレール8
36には、チャッキングステーション716が走行する
ようになっている。
【0212】図30及び図32に示すように、処理槽8
10の上方には、浸漬装置838が設けられている。
【0213】この浸漬装置838は、シリンダ840に
よって上下する円板842が設けられている。円板84
2の外周側の各処理槽に対応した位置には、鉛直方向に
延びるシャフト844が取り付けられており、各シャフ
ト844の下端には各々ローラ846が回動自在に取り
付けられている。
【0214】なお、発色現像処理槽812の上部には、
ステーション740から送りだされたフィルムFの下面
を支持してチャッキングステーション716へと送り込
むフィルムガイド850が設けられている。
【0215】なお、発色現像処理槽812に対応したシ
ャフト844は、フィルムガイド850に当たらないよ
うに、フィルムガイド850の漂白定着処理槽816側
に下降するようになっている。なお、フィルムガイド8
50をシリンダのシリンダロッドに取り付けて移動可能
に構成し、フィルムFをチャッキングステーション71
6へ送り込むときにのみフィルムFの下側に挿入される
ようにしても良い。
【0216】次に、本実施形態の作用を説明する。先
ず、現像処理するカートリッジ14をカートリッジ装填
筒744の上部開口から落とし込み、カートリッジ14
を待機させる。
【0217】ベース上に位置したカートリッジ14は、
バーコード80がバーコードスキャナー107で読み取
られる。
【0218】その後、カートリッジ14はカートリッジ
押出機構746で押し出され、ベース833の処理槽8
10側に待機しているステーション740の凹部150
に装填される。
【0219】次に、ステーション740のチャッキング
装置162が作動し、ドアドライバ158がドアシャフ
ト32のキー孔34に、スプールドライバ160がスプ
ール軸16のキー孔62に係合する。その後、モータ1
64が回転されてドア30が開かれた後、スプールドラ
イバ160が回転されてフィルムFがカートリッジ14
の挿通口28から送り出される。
【0220】カートリッジ14から送りだされたフィル
ムFは、フィルムガイド850の上を滑りながら処理槽
810の中心方向に向かう(図31参照)。
【0221】フィルムFの先方には、キャッチングステ
ーション716が待機しており、フィルムFの先端がキ
ャッチングステーション716のセンサ781(図示せ
ず)で検出されると、フィルム送りが停止され、ソレノ
イド778が作動してフィルムFの先端をレバー774
の先端と本体770とで挟持する。なお、このときに
は、カートリッジ14の内部には、フィルムFが残って
いる状態である。
【0222】次に、ステーション740を搭載した回転
ベース824とキャッチングステーション716とが、
所定角度時計回り方向に移動して停止する。
【0223】次に、カートリッジ14から残りのフィル
ムFを送り出すと共にシリンダ840を作動させ、フィ
ルムFの中間部をローラ846で下方へ下降させる。こ
れにより、フィルムFの画像形成部分が発色現像処理液
中に浸漬され、発色現像処理が行われる。
【0224】所定時間が経過し、発色現像処理が終了す
ると、ローラ846が上方に移動すると共にキャッチン
グステーション716を搭載した円板834が下降する
ことでフィルムFが発色現像処理槽812から引き上げ
られる。
【0225】フィルムFが引き上げられると、ステーシ
ョン740を搭載した回転ベース824とキャッチング
ステーション716とが同時に漂白処理槽814側に所
定角度移動して停止しする。その後、ローラ846が下
降して漂白処理が行われ、同様にしてフィルムFの漂白
定着処理及びリンス処理が行われる。
【0226】リンス処理が終了すると、ローラ846が
上方に移動すると共にキャッチングステーション716
を搭載した円板834が下降することでフィルムFがリ
ンス処理槽818から引き上げられる。
【0227】次に、ステーション740を搭載した回転
ベース824とキャッチングステーション716とが所
定角度移動し、フィルムFがフィルムガイド850の上
に配置される。
【0228】次に、キャッチングステーション716の
レバー774の先端が本体770から離され、フィルム
Fの先端が開放される。
【0229】なお、フィルムガイド850をシリンダ等
を用いて退避させた場合には、キャッチングステーショ
ン716を搭載した円板834を下降させずにフィルム
Fの先端を開放しても良い。
【0230】フィルムFの先端が開放されると、ステー
ション740は回転ベース824からベース833に乗
り移り、ステーション740は乾燥部130側へ所定の
速度で移動する。ステーション740が移動すると、処
理されたフィルムFが順次乾燥部130へ搬送され乾燥
が行われる。
【0231】ステーション740が矢印B方向側の端部
で停止するとフィルムFが所定ピッチで巻き取られ、画
像の露光が行われる。なお、プリント122は前述した
実施形態と同様にバスケット498に落下する。
【0232】全ての画像の焼き付けが全て終了すると、
スプールドライバ160が回転されてフィルムFがカー
トリッジ14のスプール軸16に全て巻き取られ、ドア
30が閉じられる。ドア30が閉じられると、ソレノイ
ド170への通電が停止し、ドアドライバ158及スプ
ールドライバ160の先端がカートリッジ14から離れ
る。
【0233】その後、マジックハンド806が作動し、
カートリッジ14をダクト500の開口内に落下させ、
カートリッジ14をプリント122の入れられたバスケ
ット498内に落下させる。
【0234】なお、カートリッジ14が取り出されて空
になったステーション740は、処理槽810側へ移動
して次のカートリッジ14を受け取るように待機する。
【0235】本実施形態においても、現像からプリント
が終了するまでカートリッジ14からフィルムFを離さ
ないので、フィルムFの分離・接合といった作業を行う
ための装置を必要とせず、装置構成を複雑化することが
ない。
【0236】なお、この実施形態では、固定された処理
槽810に対してステーション740及びキャッチング
ステーション716を回転させるようにしたが、ステー
ション740及びキャッチングステーション716を固
定し、処理槽810を回転させても現像処理を行うこと
ができる。
【0237】また、ステーション740は、レールに係
合して走行するように構成されているが、レールの無い
平面状のベースを走行させても良い。例えば、図33及
び図34に示すように、ステーション740に4つの操
舵輪860を設け、ステーション740が自ら方向変換
するように構成することもできる。
【0238】この操舵輪860は、モータ862で回転
する車輪864を備えており、車輪864及びモータ8
62を支持しているフレーム866がモータ868で回
転されるようになっている。これらのモータ862,8
68は、副制御装置200によって制御されるようにな
っており、車輪864の方向を変更することでステーシ
ョン740を所望の方向へ走行させることができる。ま
た、この場合も、副制御装置200と主制御装置(図示
せず)とは無線で信号をやり取りを行い、搭載したバッ
テリー(図示せず)によってモータが回転するようにな
っている。
【0239】このように自走可能なステーション740
を用いることにより、ステーション740を搭載する貨
車、回転ベース、レール等を省くことが可能となり、ス
テーション740の移動経路をシンプルにすることがで
きる。
【0240】なお、これらの説明はカートリッジタイプ
の新フィルムによる使用例にて説明したが、従来タイプ
のパトローネに差し込まれた135フィルムでもベロ出
しをしていれば本発明を応用できることは勿論である。
また、パトローネの中からフィルム先端を引き出す装置
を別途設ければベロ出しをしていないパトローネを装填
しても処理を行うことができる。
【0241】また、前述した実施形態では、フィルムF
を水平方向に搬送して乾燥、露光を行ったが、フィルム
Fを垂直方向に搬送して乾燥および/または露光を行っ
ても良い。これにより、装置の背が高くなるが設置スペ
ースは小さくなる。
【0242】また、前述した実施形態では、受像材料4
85と感光材料475とを用いてプリント122を得る
ようになっていたが、通常の印画紙を処理液で現像処理
してプリント122を得る方法としても良く、フィルム
画像をCCDカメラ等で読み取ってインクジェット式、
感熱式等によるカラープリンタでプリント122を得る
方法としても良く、プリント122を得る方式は上記に
限定されない。
【0243】また、フィルムはカラーネガフィルムに限
らず、カラーリバーサルフィルム、黒白フィルムの処理
でも処理液を変更することで利用できる。
【0244】なお、本発明に用いられる処理液として
は、公知のものを用いることができる。例えば、発色現
像液、黒白現像液、漂白液、定着液、漂白定着液、調整
液、安定液などを挙げることができる。
【0245】これらの処理液は、濃縮液でも使用液でも
よい。また、補充方式で用いてもよいし、使い捨て方式
で用いてもよい。
【0246】本発明に用いる発色現像液は、好ましくは
芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分とするアル
カリ性水溶液である。この発色現像主薬としては、アミ
ノフェノール系化合物も有用であるが、p−フェニレン
ジアミン系化合物が好ましく使用され、その代表例とし
ては3−メチル−4−アミノ−N,N−ジエチルアニリ
ン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒ
ドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N
−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチルアニリ
ン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−メ
トキシエチルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もし
くはp−トルエンスルホン酸塩が挙げられる。これらの
化合物は目的に応じ2種以上併用することもできる。
【0247】発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホ
ウ酸塩もしくはリン酸塩のようなpH緩衝剤、臭化物
塩、沃化物塩、ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾー
ル類もしくはメルカプト化合物のような現像抑制剤また
はカブリ防止剤などを含むのが一般的である。また必要
に応じて、ヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロシルア
ミン、亜硫酸塩ヒドラジン類、フェニルセミカルバジド
類、トリエタノールアミン、カテコールスルホン酸類、
トリエチレンジアミン(1,4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタン)類の如き各種保恒剤、エチレングリ
コール、ジエチレングリコールのような有機溶剤、四級
アンモニウム塩、アミン類のような現像促進剤、色素形
成カプラー、競争カプラー、ナトリウムボロンハイドラ
イドのようなカブラセ剤、1−フェニル−3−ピラゾリ
ドンのような補助現像主薬、粘性付与剤、アミノポリカ
ルボン酸、アミノポリホスホン酸、アルキルホスホン
酸、ホスホノカルボン酸に代表されるような各種キレー
ト剤、例えば、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢
酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジア
ミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、1−ヒド
ロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、ニトリロ−
N,N,N−トリメチレンホスホン酸、エチレンジアミ
ン−N,N,N’,N’−テトラメチレンホスホン酸、
エチレンジアミン−ジ(o−ヒドロキシフェニル酢酸)
及びそれらの塩を用いることができる。
【0248】また反転処理に用いられる黒白現像液に
は、ハイドロキノンなどのジヒドロキシベンゼン類、1
−フェニル−3−ピラゾリドンなどの3−ピラゾリドン
類またはN−メチル−p−アミノフェノールなどのアミ
ノフェノール類などの公知の黒白現像主薬を単独である
いは組み合わせて用いることができる。
【0249】これらの発色現像液及び黒白現像液のpH
は10〜12であることが一般的である。またこれらの
現像液の補充量は、処理するカラー写真感光材料にもよ
るが、一般に感光材料1平方メートル当たり1リットル
以下であり、補充液中の臭化物イオン濃度を低減させて
おくことなどにより100ミリリットル以下にすること
もできる。発色現像後は通常漂白処理される。漂白処理
は定着処理と同時に行なわれてもよいし(漂白定着処
理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速化を図
るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法でもよ
い。更に二槽の連続した漂白定着浴で処理すること、漂
白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定着処理
後漂白処理することも目的に応じ任意に実施できる。漂
白剤としては、例えば鉄(III )などの多価金属の化合
物、過酸類、等が用いられる。代表的漂白剤としては;
鉄(III )の有機錯塩、例えばエチレンジアミン四酢
酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジア
ミン四酢酸、メチルイミノ二酢酸、1,3−ジアミノプ
ロパン四酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸など
のアミノポリカルボン酸類の錯塩;過硫酸塩、過酸化水
素などを用いることができる。さらにアミノポリカルボ
ン酸鉄(III )錯塩は漂白液においても、漂白定着液に
おいても特に有効である。これらのアミノポリカルボン
酸鉄(III )錯塩を用いた漂白液又は漂白定着液のpH
は通常5.5〜8であるが、処理の迅速用または高塩化
銀感光材料用にはpH4.5〜6.5で処理することも
できる。
【0250】漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴に
は、必要に応じて漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる;米国特許第3,893,858号、西欧特許第
1,290,812号、特開昭53−95630号、リ
サーチ・ディスクロージャーNo.17,129号(1
978年7月)などに記載のメルカプト基またはジスル
フィド結合を有する化合物;特開昭50−140129
号に記載のチアゾリジン誘導体;米国特許第3,70
6,561号に記載のチオ尿素誘導体;特開昭58−1
6235号に記載の沃化物塩;西独特許第2,748,
430号に記載のポリオキシエチレン化合物;特公昭4
5−8836号記載のポリアミン化合物;臭化物イオン
等が使用できる。なかでもメルカプト基またはジスルフ
ィド基を有する化合物が促進効果が大きい観点で好まし
く、特に米国特許第3,893,858号、西独特許第
1,290,812号、特開昭53−95630号に記
載の化合物が好ましい。更に、米国特許第4,552,
834号に記載の化合物も好ましい。撮影用のカラー感
光材料を漂白もしくは漂白定着するときにこれらの漂白
促進剤は特に有効である。
【0251】定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸
塩、チオエーテル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物
塩等をあげることができるが、チオ硫酸塩の使用が一般
的であり、特にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用
できる。漂白定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩重亜硫
酸塩、スルフィン酸類あるいはカルボニル重亜硫酸付加
物が好ましい。
【0252】ハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀
処理後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一般的であ
る。
【0253】カスケード方式により、液量を大幅に減少
し得る。特開昭62−288838号に記載のCa、M
gを低減させる方法を用いると浮遊物の低減等に有効で
ある。また、特開昭57−8542号に記載のイソチア
ゾロン化合物やサイアベンダゾール類、塩素化イソシア
ヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤、その他ベンゾト
リアゾール等、堀口博著「防菌防微剤の化学」、衛生技
術会編「微生物の減菌、殺菌、防微技術」、日本防菌防
微学会編「防菌防微剤事典」に記載の殺菌剤を用いるこ
ともできる。
【0254】感光材料の処理における水洗水のpHは、
好ましくは5〜8である。水洗水温、水洗時間も、感光
材料の特性、用途等で種々設定し得るが、好ましくは3
0〜45°Cで20秒〜5分の範囲が選択される。更
に、上記水洗に代り、直接安定液によって処理すること
もできる。このような安定化処理においては、特開昭5
7−8543号、同58−14834、同60−220
345号に記載の公知の方法はすべて用いることができ
る。
【0255】又、前記水洗処理に続いて、更に安定化処
理する場合もあり、その例として、撮影用カラー感光材
料の最終浴として使用される、ホルマリンもしくはその
代替化合物と界面活性剤を含有する安定浴を挙げること
ができる。この安定浴にも各種キレート剤や防微剤を加
えることもできる。
【0256】本発明に用いられる各種処理液は10°C
〜50°Cにおいて使用される。通常は33°C〜38
°Cの温度が標準的であるが、より高温にして処理を促
進し処理時間を短縮したり、逆により低温にして画質の
向上や処理液の安定性の改良を達成することができる。
【0257】本発明に用いられる発色現像液、漂白定着
液、漂白液、定着液、安定液などの組成については、Re
search Disclosure 37038(1995年2月号)の
XXIII .項(露光と処理、101頁〜115頁)に記載
されたものを用いることができる。また、具体的な処方
として、「写真工業別冊、最新写真処方便覧」笹井明著
(写真工業出版社、昭和58年7月20日発行)に記載
されたものも用いることができる。
【0258】本発明に用いられる代表的な具体的な処理
液としては、次のものも挙げることができる。
【0259】カラーネガフィルム用発色現像液、漂白
液、定着液、安定液としては、特開平4−359249
号公報に記載されたもの、特に実施例1に記載された発
色現像補充液、漂白補充液、定着補充液、安定液No.
18を各々用いることができる。これらは、そのまま容
器に収納してもよいし、濃縮して収納してもよい。例え
ば上記安定液No.18は100倍に濃縮してもよい。
【0260】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
感光材料処理装置は上記の構成としたので、フィルムを
フィルム収容容器のスプール軸から分離したり接合する
装置を必要とせず、新システムに対応した感光材料処理
装置の簡略化、小型化を図ることができる。
【0261】請求項2に記載の感光材料処理装置は上記
の構成としたので、装填手段自身で所望の方向に移動す
ることができる。これにより、装填手段の移動する移動
経路をシンプルにすることができる。
【0262】請求項3に記載の感光材料処理装置は上記
の構成としたので、処理液で処理した後のフィルムを迅
速かつ高品質に乾燥することができるという優れた効果
を有する。
【0263】請求項4に記載の感光材料処理装置は上記
の構成としたので、フィルム収容容器からフィルムを外
さずに、1台の装置で現像からプリントまでを一括して
処理できるという優れた効果を有する。
【0264】請求項5に記載の感光材料処理装置は上記
の構成としたので、プリントとフィルム収容容器とを一
まとめにすることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はカートリッジの左側面図であり、
(B)はカートリッジの正面図であり、(C)はカート
リッジの右側面図である。
【図2】カートリッジの分解斜視図である。
【図3】(A)はスプール軸の正面図であり、(B)は
図3(A)に示すスプール軸の3(B)−3(B)線断
面図である。
【図4】フィルムの平面図である。
【図5】プリンタプロセッサの全体斜視図である。
【図6】プリンタプロセッサの内部構成の一部を示す斜
視図である。
【図7】ステーションの側面側の断面図である。
【図8】ステーションの正面側の断面図である。
【図9】現像処理部の斜視図である。
【図10】ステーション及び可動フィルムガイド付近の
側面図である。
【図11】処理槽の斜視図である。
【図12】処理槽の長手方向直角断面図である。
【図13】クリップの側面図である。
【図14】クリップの平面図である。
【図15】処理槽を正面側から見た一部断面図である。
【図16】開いた状態のクリップの側面図である。
【図17】密閉装置で密閉された処理槽の側面側から見
た断面図である。
【図18】穿孔装置の断面図である。
【図19】第2の実施形態に係るプリンタプロセッサの
内部構成を示す斜視図である。
【図20】処理槽、ステーション及びキャッチングステ
ーションの走行系を示す平面図である。
【図21】ステーション走行経路の側面図である。
【図22】第2の実施形態に係るステーションの側面側
の断面図である。
【図23】第2の実施形態に係るステーションの正面側
の断面図である。
【図24】カートリッジ装填装置の側面図である。
【図25】ステーション及びキャッチングステーション
がフィルムを保持した状態を示す側面図である。
【図26】浸漬装置のローラ間にフィルムを挿入した状
態を示す断面図である。
【図27】乾燥部、露光部、ペーパー搬送装置、熱現像
転写部、プリント搬送装置の配置を示す側面図である。
【図28】フィルムを浸漬した状態を示す断面図であ
る。
【図29】フィルムを引き上げた状態を示す断面図であ
る。
【図30】第3の実施形態に係るプリンタプロセッサの
処理槽付近の斜視図である。
【図31】第3の実施形態に係るプリンタプロセッサ内
部の概略構成図である。
【図32】フィルムを引き上げた状態を示す断面図であ
る。
【図33】他の実施形態に係るステーションの側方から
見た断面図である。
【図34】図33に示すステーションの正面側から見た
断面図である。
【符号の説明】
F フィルム 14 カートリッジ(フィルム収容容器) 16 スプール軸 28 挿通口(フィルム出入口) 100 プリンタプロセッサ(感光材料処理装置) 110 ステーション(装填手段) 128 現像処理部(現像処理手段) 130 乾燥部(乾燥手段) 132 露光部(記録手段) 134 ペーパー搬送装置(記録手段) 136 熱現像転写部(記録手段) 158 ドアドライバ(送出手段) 160 スプールドライバ(送出手段) 164 モータ(送出手段) 166 モータ(送出手段) 184 ガイドローラ(移動手段) 188 モータ(移動手段) 475 感光材料 485 受像材料(被記録媒体) 498 バスケット(収納手段) 500 ダクト(カートリッジ移動手段) 702 現像処理部(現像処理手段) 728 貨車(移動手段) 734 貨車(移動手段) 736 貨車(移動手段) 740 ステーション(装填手段) 478 挟持ローラ(記録手段) 480 挟持ローラ(記録手段) 482 挟持ローラ(記録手段) 484 支持軸(記録手段) 806 マジックハンド(カートリッジ移動手段) 809 現像処理部(現像処理手段) 824 回転ベース(移動手段) 826 モータ(移動手段) 828 小ギヤ(移動手段) 860 操舵輪(移動手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプール軸に巻き取られた長尺状のフィ
    ルムをフィルム収容容器のフィルム出入口から送り出し
    て現像処理する感光材料処理装置であって、 フィルムを収容したフィルム収容容器を装填する装填手
    段と、 前記装填手段に設けられ、フィルム収容容器から長手方
    向一端をスプール軸に係止した状態でフィルムを送り出
    す送出手段と、 フィルム収容容器から送り出されたフィルムの現像処理
    を行う現像処理手段と、 少なくとも前記処理槽と接離する方向に前記装填手段を
    移動する移動手段と、 を有することを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、前記装填手段に設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の感光材料処
    理装置。
  3. 【請求項3】 現像処理されたフィルムに強制的に乾燥
    風を吹き付ける乾燥手段を前記処理槽よりも前記装填手
    段の離間方向に設けたことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の感光材料処理装置。
  4. 【請求項4】 フィルムの画像を被記録媒体に記録する
    記録手段を前記処理槽よりも前記装填手段の離間方向に
    設けたことを特徴とする請求項3に記載の感光材料処理
    装置。
  5. 【請求項5】 画像の記録された被記録媒体を収納する
    収納手段と、 装填手段に装填されたフィルム収容容器を取り出して収
    納手段に収納するフィルム収容容器移動手段と、を有す
    ることを特徴とする請求項4に記載の感光材料処理装
    置。
JP8108159A 1996-04-26 1996-04-26 感光材料処理装置 Pending JPH09292693A (ja)

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