JPH1018823A - 可変動弁機構 - Google Patents
可変動弁機構Info
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- JPH1018823A JPH1018823A JP18861996A JP18861996A JPH1018823A JP H1018823 A JPH1018823 A JP H1018823A JP 18861996 A JP18861996 A JP 18861996A JP 18861996 A JP18861996 A JP 18861996A JP H1018823 A JPH1018823 A JP H1018823A
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Links
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Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 立体カム及びアームの数をバルブの数の半分
以下で済むようにし、カム巾の大きい立体カムをカムシ
ャフトに形成する。もって、カムシャフトの変位による
連続可変制御が容易で、かつマルチバルブ化した内燃機
関にも適用できる可変動弁機構を提供する。 【解決手段】 可変動弁機構は、カムプロフィールを軸
方向に連続的に変化させた立体カム2を備えたカムシャ
フト1と、カムシャフト1を軸方向へ連続的に変位させ
る変位装置3と、立体カム2のカムプロフィールに基づ
いて揺動して隣り合う二つのバルブ5を同時に開閉する
スイングアーム6又はロッカアームとを備える。アーム
6に、立体カム2の回転に伴う接触線角度の変化に追従
しながら立体カム2に接触する追従接触部付ローラ機構
11と、二つのバルブ5の端部を押圧する雄ねじ付ピン
8とを設ける。なお、立体カム以外にプロフィールの変
化しないアイドル回転用カムを、カムシャフトに併設し
た場合も上記機構と同一とする。
以下で済むようにし、カム巾の大きい立体カムをカムシ
ャフトに形成する。もって、カムシャフトの変位による
連続可変制御が容易で、かつマルチバルブ化した内燃機
関にも適用できる可変動弁機構を提供する。 【解決手段】 可変動弁機構は、カムプロフィールを軸
方向に連続的に変化させた立体カム2を備えたカムシャ
フト1と、カムシャフト1を軸方向へ連続的に変位させ
る変位装置3と、立体カム2のカムプロフィールに基づ
いて揺動して隣り合う二つのバルブ5を同時に開閉する
スイングアーム6又はロッカアームとを備える。アーム
6に、立体カム2の回転に伴う接触線角度の変化に追従
しながら立体カム2に接触する追従接触部付ローラ機構
11と、二つのバルブ5の端部を押圧する雄ねじ付ピン
8とを設ける。なお、立体カム以外にプロフィールの変
化しないアイドル回転用カムを、カムシャフトに併設し
た場合も上記機構と同一とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の低回転
時から高回転時まで、バルブタイミング及びリフト量を
連続的に又は段階的に変化させる可変動弁機構に関する
ものである。
時から高回転時まで、バルブタイミング及びリフト量を
連続的に又は段階的に変化させる可変動弁機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の低回転時と高回転
時とで、バルブタイミング(開弁作用角と位相とを含
む)及びリフト量を二段階に変化させる動弁機構が種々
知られている。これらの可変動弁機構によれば、一般的
な動弁機構に比べて、トルク、出力、燃費、排気ガスの
クリーン度等の諸特性がかなり向上する。図7には、こ
れら従来の可変動弁機構により得られる内燃機関のトル
ク特性を一点鎖線で示し、可変性の無い一般的な動弁機
構により得られる内燃機関のトルク特性を破線で示した
が、前者は後者に対し全回転域にわたってトルクが増加
している。また、設定にもよるが、燃費は最大で8〜1
0%程度向上するといわれている。
時とで、バルブタイミング(開弁作用角と位相とを含
む)及びリフト量を二段階に変化させる動弁機構が種々
知られている。これらの可変動弁機構によれば、一般的
な動弁機構に比べて、トルク、出力、燃費、排気ガスの
クリーン度等の諸特性がかなり向上する。図7には、こ
れら従来の可変動弁機構により得られる内燃機関のトル
ク特性を一点鎖線で示し、可変性の無い一般的な動弁機
構により得られる内燃機関のトルク特性を破線で示した
が、前者は後者に対し全回転域にわたってトルクが増加
している。また、設定にもよるが、燃費は最大で8〜1
0%程度向上するといわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら従来
の可変動弁機構は、変化がわずか二段階なので、内燃機
関の運転状況に応じた精密な制御が難しく、図7に一点
鎖線で示すようにトルク特性に谷が生じるとか、低回転
時のトルクと高回転時の出力との両立が難しいとか、一
つのバルブに対して二つ〜三つのアーム等が必要になる
ため、構造が複雑になり、コンパクト化が難しいとか、
切替機構としてはピンを高油圧で移動させるタイプが主
流であったため、一回での切替不良や異音や摩耗の発生
があるとかという問題があった。
の可変動弁機構は、変化がわずか二段階なので、内燃機
関の運転状況に応じた精密な制御が難しく、図7に一点
鎖線で示すようにトルク特性に谷が生じるとか、低回転
時のトルクと高回転時の出力との両立が難しいとか、一
つのバルブに対して二つ〜三つのアーム等が必要になる
ため、構造が複雑になり、コンパクト化が難しいとか、
切替機構としてはピンを高油圧で移動させるタイプが主
流であったため、一回での切替不良や異音や摩耗の発生
があるとかという問題があった。
【0004】そこで、本発明者は先に、カムプロフィー
ルを連続的に変化させた立体カムを備えたカムシャフト
と、該カムシャフトを軸方向へ連続的に又は段階的に変
位させる変位装置と、該立体カムのカムプロフィールに
基づいて揺動することによりバルブを開閉するアームと
を備えた可変動弁機構を発明した(特願平7−1924
32号,本願出願時において未公開)。同発明によれ
ば、上記の諸問題を解決することができたが、次のよう
な課題が残っていた。
ルを連続的に変化させた立体カムを備えたカムシャフト
と、該カムシャフトを軸方向へ連続的に又は段階的に変
位させる変位装置と、該立体カムのカムプロフィールに
基づいて揺動することによりバルブを開閉するアームと
を備えた可変動弁機構を発明した(特願平7−1924
32号,本願出願時において未公開)。同発明によれ
ば、上記の諸問題を解決することができたが、次のよう
な課題が残っていた。
【0005】近年の内燃機関は、一気筒当り3バルブ、
4バルブ又は5バルブといったバルブ数の増加(マルチ
バルブ化)が進み、カムシャフトに多数のカムを密に形
成するようになった。しかし、上記の立体カムは、軸方
向に変位させるために、軸線方向の長さ(以下、カム巾
という。)を一般的なカムより大きくしたいので、カム
シャフトに多数の立体カムを密に形成するということが
難しかった。このため、上記の可変動弁機構でマルチバ
ルブ化を行うのは難しく、あえて行う場合には立体カム
のカム巾を一般的なカムのカム巾程度に小さくしなけれ
ばならない。そうすると、立体カムにおけるカムプロフ
ィールの軸方向の変化率が急になるとともに、カムシャ
フトの変位量が小さくなるため、該変位による連続可変
制御が難しくなるという問題があった。
4バルブ又は5バルブといったバルブ数の増加(マルチ
バルブ化)が進み、カムシャフトに多数のカムを密に形
成するようになった。しかし、上記の立体カムは、軸方
向に変位させるために、軸線方向の長さ(以下、カム巾
という。)を一般的なカムより大きくしたいので、カム
シャフトに多数の立体カムを密に形成するということが
難しかった。このため、上記の可変動弁機構でマルチバ
ルブ化を行うのは難しく、あえて行う場合には立体カム
のカム巾を一般的なカムのカム巾程度に小さくしなけれ
ばならない。そうすると、立体カムにおけるカムプロフ
ィールの軸方向の変化率が急になるとともに、カムシャ
フトの変位量が小さくなるため、該変位による連続可変
制御が難しくなるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、バルブタイミング及びリフト量を連続的に又は段階
的に変化させることにより、トルク、出力、燃費、排気
ガスのクリーン性等の諸特性を内燃機関の全回転域にわ
たって最大限に向上させることができ、また、前記変化
をスムーズかつ静かに行なわせることができるだけでな
く、立体カム及びアームの数をバルブの数の半分以下で
済むようにして、カム巾の大きい立体カムをカムシャフ
トに形成できるようにすることにある。もって、立体カ
ムにおけるカムプロフィールの軸方向の変化率を緩やか
にするとともに、カムシャフトの変位量を大きくし、該
変位による連続可変制御が容易で、かつマルチバルブ化
した内燃機関にも適用できる可変動弁機構を提供する。
は、バルブタイミング及びリフト量を連続的に又は段階
的に変化させることにより、トルク、出力、燃費、排気
ガスのクリーン性等の諸特性を内燃機関の全回転域にわ
たって最大限に向上させることができ、また、前記変化
をスムーズかつ静かに行なわせることができるだけでな
く、立体カム及びアームの数をバルブの数の半分以下で
済むようにして、カム巾の大きい立体カムをカムシャフ
トに形成できるようにすることにある。もって、立体カ
ムにおけるカムプロフィールの軸方向の変化率を緩やか
にするとともに、カムシャフトの変位量を大きくし、該
変位による連続可変制御が容易で、かつマルチバルブ化
した内燃機関にも適用できる可変動弁機構を提供する。
【0007】上記目的を達成するために、本発明の可変
動弁機構は、低回転用カムプロフィールから高回転用カ
ムプロフィールまでカムプロフィールを軸方向に連続的
に変化させた立体カムを備えたカムシャフトと、内燃機
関の回転数等の運転状況に応じてカムシャフトを軸方向
へ連続的に又は段階的に変位させる変位装置と、立体カ
ムのカムプロフィールに基づいて揺動することにより隣
り合う二以上(二又は三が好ましい)のバルブを同時に
開閉するアームとを備え、アームは、立体カムの回転に
伴う接触線角度の変化に追従しながら立体カムに接触す
る追従接触部を含む追従接触機構と、二以上のバルブの
端部を押圧する二以上(二又は三が好ましい)の押圧部
とを備えることを特徴としている。
動弁機構は、低回転用カムプロフィールから高回転用カ
ムプロフィールまでカムプロフィールを軸方向に連続的
に変化させた立体カムを備えたカムシャフトと、内燃機
関の回転数等の運転状況に応じてカムシャフトを軸方向
へ連続的に又は段階的に変位させる変位装置と、立体カ
ムのカムプロフィールに基づいて揺動することにより隣
り合う二以上(二又は三が好ましい)のバルブを同時に
開閉するアームとを備え、アームは、立体カムの回転に
伴う接触線角度の変化に追従しながら立体カムに接触す
る追従接触部を含む追従接触機構と、二以上のバルブの
端部を押圧する二以上(二又は三が好ましい)の押圧部
とを備えることを特徴としている。
【0008】ここで、低回転用カムプロフィールにおけ
るバルブタイミングの位相、開弁作用角及びリフト量
と、高回転用カムプロフィールにおけるバルブタイミン
グの位相、開弁作用角及びリフト量は、個々の内燃機関
における要求事項に応じて適宜設定することができる。
もっとも、多くの場合、低回転用カムプロフィールは開
弁作用角及びリフト量が小さく、高回転用カムプロフィ
ールは開弁作用角及びリフト量が大きい。
るバルブタイミングの位相、開弁作用角及びリフト量
と、高回転用カムプロフィールにおけるバルブタイミン
グの位相、開弁作用角及びリフト量は、個々の内燃機関
における要求事項に応じて適宜設定することができる。
もっとも、多くの場合、低回転用カムプロフィールは開
弁作用角及びリフト量が小さく、高回転用カムプロフィ
ールは開弁作用角及びリフト量が大きい。
【0009】変位装置によりカムシャフトを段階的に変
位させる場合、二段階に変化させてもよいが、その場合
は二段階の変位を調節できるようにすることが好まし
い。さらに好ましくは、カムシャフトを少なくとも三段
階に変位させることである。最も好ましくは、カムシャ
フトを連続的に変位させることである。変位装置は特定
の構造に限定されず、油圧、電磁力等を利用したものを
例示できる。
位させる場合、二段階に変化させてもよいが、その場合
は二段階の変位を調節できるようにすることが好まし
い。さらに好ましくは、カムシャフトを少なくとも三段
階に変位させることである。最も好ましくは、カムシャ
フトを連続的に変位させることである。変位装置は特定
の構造に限定されず、油圧、電磁力等を利用したものを
例示できる。
【0010】前記アームとしては、次のものを例示でき
る。 1) 一端部がロッカシャフトに揺動可能に軸支され、
他端部にバルブ押圧部を備え、中央部に追従接触部付ロ
ーラ機構を備えたスイングアーム。 2) 一端部がピボットに揺動可能に支持され、他端部
にバルブ押圧部を備え、中央部に追従接触部付ローラ機
構を備えたスイングアーム。 3) 一端部に追従接触部付ローラ機構を備え、他端部
にバルブ押圧部を備え、中間部がロッカシャフトに揺動
可能に軸支されたロッカアーム。
る。 1) 一端部がロッカシャフトに揺動可能に軸支され、
他端部にバルブ押圧部を備え、中央部に追従接触部付ロ
ーラ機構を備えたスイングアーム。 2) 一端部がピボットに揺動可能に支持され、他端部
にバルブ押圧部を備え、中央部に追従接触部付ローラ機
構を備えたスイングアーム。 3) 一端部に追従接触部付ローラ機構を備え、他端部
にバルブ押圧部を備え、中間部がロッカシャフトに揺動
可能に軸支されたロッカアーム。
【0011】追従接触機構としては、次の機構(A)
(B)を例示できる。 (A)アームに設けられた半円筒内面座と、該半円筒内
面座にロール運動可能に嵌合された追従接触部とからな
る機構。 (B)追従接触部付ローラ機構。この追従接触部付ロー
ラ機構としては、次の(B1)〜(B4)を例示でき
る。
(B)を例示できる。 (A)アームに設けられた半円筒内面座と、該半円筒内
面座にロール運動可能に嵌合された追従接触部とからな
る機構。 (B)追従接触部付ローラ機構。この追従接触部付ロー
ラ機構としては、次の(B1)〜(B4)を例示でき
る。
【0012】(B1)アームに取り付けられた支軸と、
支軸に滑り回動可能に外挿された球面滑り軸受とで構成
され、球面滑り軸受の外レースが追従接触部とされたも
の。 (B2)アームに取り付けられた支軸と、支軸に滑り回
動可能に外挿された自動調心ころがり軸受とで構成さ
れ、自動調心ころがり軸受の外レースが追従接触部とさ
れたもの。 (B3)外周面が凸状球面とされアームに取り付けられ
たボール支軸と、内レースの内周面が凹状球面とされボ
ール支軸に滑り回動可能かつ傾動可能に外挿されたころ
がり軸受とで構成され、ころがり軸受の外レースが追従
接触部とされたもの。 (B4)アームに取り付けられた支軸と、外周面が凸状
球面とされ支軸に滑り回動可能に外挿されたローラとで
構成され、ローラの特に凸状球面が追従接触部とされた
もの。
支軸に滑り回動可能に外挿された球面滑り軸受とで構成
され、球面滑り軸受の外レースが追従接触部とされたも
の。 (B2)アームに取り付けられた支軸と、支軸に滑り回
動可能に外挿された自動調心ころがり軸受とで構成さ
れ、自動調心ころがり軸受の外レースが追従接触部とさ
れたもの。 (B3)外周面が凸状球面とされアームに取り付けられ
たボール支軸と、内レースの内周面が凹状球面とされボ
ール支軸に滑り回動可能かつ傾動可能に外挿されたころ
がり軸受とで構成され、ころがり軸受の外レースが追従
接触部とされたもの。 (B4)アームに取り付けられた支軸と、外周面が凸状
球面とされ支軸に滑り回動可能に外挿されたローラとで
構成され、ローラの特に凸状球面が追従接触部とされた
もの。
【0013】立体カムの低回転用カムプロフィール側の
隣には、カムプロフィールが軸方向に変化しないアイド
ル回転用カムが並設され、追従接触部には、内燃機関の
負荷回転時に立体カムに接触する負荷回転用接触面と、
内燃機関のアイドル回転時にアイドル回転用カムに接触
するアイドル回転用接触面とが並設されることが好まし
い。さらに、立体カムとアイドル回転用カムとの間に
は、追従接触部の負荷回転用接触面とアイドル回転用接
触面との境界部を逃がすための間隙部が設けられること
が好ましい。
隣には、カムプロフィールが軸方向に変化しないアイド
ル回転用カムが並設され、追従接触部には、内燃機関の
負荷回転時に立体カムに接触する負荷回転用接触面と、
内燃機関のアイドル回転時にアイドル回転用カムに接触
するアイドル回転用接触面とが並設されることが好まし
い。さらに、立体カムとアイドル回転用カムとの間に
は、追従接触部の負荷回転用接触面とアイドル回転用接
触面との境界部を逃がすための間隙部が設けられること
が好ましい。
【0014】なお、本発明の可変動弁機構は、吸気バル
ブ又は排気バルブの何れか一方に適用することもできる
が、両方に適用することが好ましい。
ブ又は排気バルブの何れか一方に適用することもできる
が、両方に適用することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を吸気バルブ及び排
気バルブの両方に適用した可変動弁機構の実施形態につ
いて、図面を参照して説明する。よって、実施形態にお
いて単にバルブというときは、吸気バルブと排気バルブ
の両方を指す。
気バルブの両方に適用した可変動弁機構の実施形態につ
いて、図面を参照して説明する。よって、実施形態にお
いて単にバルブというときは、吸気バルブと排気バルブ
の両方を指す。
【0016】まず、図1〜図7は第一実施形態の可変動
弁機構を示し、カムシャフト1には、図1において右側
の低回転用カムプロフィールから左側の高回転用カムプ
ロフィールまで、カムプロフィールを軸方向に連続的に
変化させた立体カム2が形成されている。立体カム2は
ベース円部2aとノーズ部2bとからなり、ベース円部
2aは、低回転用カムプロフィールにおいても高回転用
カムプロフィールにおいても同一半径であるため、傾斜
の無い円柱面である。しかし、ノーズ部2bは、低回転
用カムプロフィールにおいては開弁作用角及びリフト量
が小さく、高回転用カムプロフィールにおいては開弁作
用角及びリフト量が大きいため、円錐面のように傾斜し
ている。
弁機構を示し、カムシャフト1には、図1において右側
の低回転用カムプロフィールから左側の高回転用カムプ
ロフィールまで、カムプロフィールを軸方向に連続的に
変化させた立体カム2が形成されている。立体カム2は
ベース円部2aとノーズ部2bとからなり、ベース円部
2aは、低回転用カムプロフィールにおいても高回転用
カムプロフィールにおいても同一半径であるため、傾斜
の無い円柱面である。しかし、ノーズ部2bは、低回転
用カムプロフィールにおいては開弁作用角及びリフト量
が小さく、高回転用カムプロフィールにおいては開弁作
用角及びリフト量が大きいため、円錐面のように傾斜し
ている。
【0017】カムシャフト1の端部には、内燃機関の回
転数等の運転状況に応じてカムシャフト1を軸方向へ連
続的に変位させる変位装置3が設けられている。変位装
置3は、スプラインを用いたカムシャフト1のガイド部
と、油圧を用いたカムシャフト1の駆動部とからなり
(いずれも図示略)、内燃機関の回転センサやアクセル
開度センサ等に基づいて作動するマイクロコンピュータ
等の制御装置(図示略)により制御されるようになって
いる。
転数等の運転状況に応じてカムシャフト1を軸方向へ連
続的に変位させる変位装置3が設けられている。変位装
置3は、スプラインを用いたカムシャフト1のガイド部
と、油圧を用いたカムシャフト1の駆動部とからなり
(いずれも図示略)、内燃機関の回転センサやアクセル
開度センサ等に基づいて作動するマイクロコンピュータ
等の制御装置(図示略)により制御されるようになって
いる。
【0018】カムシャフト1の斜め下方に配されたロッ
カシャフト4には、立体カム2のカムプロフィールに基
づいて揺動することにより隣り合う二つのバルブ5を同
時に開閉するスイングアーム6が回動可能に軸着されて
いる。スイングアーム6は、右端部にロッカシャフト4
の挿通孔7を備え、左端部の二股状に分かれた二つの分
岐部6aには、それぞれバルブ押圧部としての雄ねじ付
ピン8及びその固定ナット9とを備えている。また、中
央部の上下方向に貫設された収容孔10には、立体カム
2の回転に伴う接触線角度の変化に追従しながら立体カ
ム2に接触する追従接触部付ローラ機構11を備えてい
る。
カシャフト4には、立体カム2のカムプロフィールに基
づいて揺動することにより隣り合う二つのバルブ5を同
時に開閉するスイングアーム6が回動可能に軸着されて
いる。スイングアーム6は、右端部にロッカシャフト4
の挿通孔7を備え、左端部の二股状に分かれた二つの分
岐部6aには、それぞれバルブ押圧部としての雄ねじ付
ピン8及びその固定ナット9とを備えている。また、中
央部の上下方向に貫設された収容孔10には、立体カム
2の回転に伴う接触線角度の変化に追従しながら立体カ
ム2に接触する追従接触部付ローラ機構11を備えてい
る。
【0019】追従接触部付ローラ機構11は、収容孔1
0に通されスイングアーム6に対しカシメにより固定さ
れた中空支軸12と、該中空支軸12に滑り回動可能に
外挿された球面滑り軸受13とで構成されている。球面
滑り軸受13は、外周面が凸状球面とされた内レース1
4と、内周面が凹状球面とされ内レース14に滑り回動
可能かつ傾動可能に外挿された外レース15とで構成さ
れ、外レース15が立体カム2への追従接触部とされて
いる。なお、外レース15は内レース14より幅狭に形
成され、内レース14の両端の溝には外レース15の外
れを防ぐストッパリング16が嵌着されている。
0に通されスイングアーム6に対しカシメにより固定さ
れた中空支軸12と、該中空支軸12に滑り回動可能に
外挿された球面滑り軸受13とで構成されている。球面
滑り軸受13は、外周面が凸状球面とされた内レース1
4と、内周面が凹状球面とされ内レース14に滑り回動
可能かつ傾動可能に外挿された外レース15とで構成さ
れ、外レース15が立体カム2への追従接触部とされて
いる。なお、外レース15は内レース14より幅狭に形
成され、内レース14の両端の溝には外レース15の外
れを防ぐストッパリング16が嵌着されている。
【0020】本実施形態の可変動弁機構は、次のように
作用する。まず、内燃機関の低回転時には、図4に示す
ように、カムシャフト1が変位装置3により左方向へ変
位し、立体カム2のうちの右側の低回転用カムプロフィ
ールが追従接触部付ローラ機構11に対応する。そし
て、図4(a)に示すように、ベース円部2aが外レー
ス15に接触するとき、その接触線角度は立体カム2の
軸線に対し平行であるから、外レース15は内レース1
4に対し傾かないで、ベース円部2aに接触する。ま
た、図4(b)に示すように、ノーズ部2bが外レース
15に接触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸
線に対し所定角度傾くから、外レース15は内レース1
4に対し所定角度傾動して、ノーズ部2bにうまく接触
する。
作用する。まず、内燃機関の低回転時には、図4に示す
ように、カムシャフト1が変位装置3により左方向へ変
位し、立体カム2のうちの右側の低回転用カムプロフィ
ールが追従接触部付ローラ機構11に対応する。そし
て、図4(a)に示すように、ベース円部2aが外レー
ス15に接触するとき、その接触線角度は立体カム2の
軸線に対し平行であるから、外レース15は内レース1
4に対し傾かないで、ベース円部2aに接触する。ま
た、図4(b)に示すように、ノーズ部2bが外レース
15に接触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸
線に対し所定角度傾くから、外レース15は内レース1
4に対し所定角度傾動して、ノーズ部2bにうまく接触
する。
【0021】このように、外レース15は立体カム2の
1回転毎に1回傾動して、接触線角度の変化に追従しな
がら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに押圧される。
従って、スイングアーム6は低回転用カムプロフィール
に基づいて揺動し、図6の曲線Lに示すように、排気側
及び吸気側の二つずつのバルブ5を小さい開弁作用角及
びリフト量で開閉させ、低速トルクを高めるとともに、
燃費を向上させる。
1回転毎に1回傾動して、接触線角度の変化に追従しな
がら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに押圧される。
従って、スイングアーム6は低回転用カムプロフィール
に基づいて揺動し、図6の曲線Lに示すように、排気側
及び吸気側の二つずつのバルブ5を小さい開弁作用角及
びリフト量で開閉させ、低速トルクを高めるとともに、
燃費を向上させる。
【0022】また、内燃機関の高回転時には、図5に示
すように、カムシャフト1が変位装置3により右方向へ
変位し、立体カム2のうちの左側の高回転用カムプロフ
ィールが追従接触部付ローラ機構11に対応する。そし
て、外レース15は、図5(a)(b)に示すように、
立体カム2の1回転毎に1回傾動して、接触線角度の変
化に追従しながら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに
押圧される。従って、スイングアーム6は高回転用カム
プロフィールに基づいて揺動し、図6の曲線Hに示すよ
うに、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を大きい
開弁作用角及びリフト量で開閉させ、吸気量を増やし、
高速出力を高める。
すように、カムシャフト1が変位装置3により右方向へ
変位し、立体カム2のうちの左側の高回転用カムプロフ
ィールが追従接触部付ローラ機構11に対応する。そし
て、外レース15は、図5(a)(b)に示すように、
立体カム2の1回転毎に1回傾動して、接触線角度の変
化に追従しながら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに
押圧される。従って、スイングアーム6は高回転用カム
プロフィールに基づいて揺動し、図6の曲線Hに示すよ
うに、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を大きい
開弁作用角及びリフト量で開閉させ、吸気量を増やし、
高速出力を高める。
【0023】そして、上記の低回転時から高回転時に至
る途中においても、回転数、アクセル開度等の運転状況
に応じて、カムシャフト1が変位装置3により連続的に
変位し、立体カム2のうちの中間部位のカムプロフィー
ルが追従接触部付ローラ機構11に対応する。従って、
スイングアーム6はそのカムプロフィールに基づいて揺
動し、図6の曲線Mに示すように、排気側及び吸気側の
二つずつのバルブ5を中間的な開弁作用角及びリフト量
で開閉させ、運転状況に応じたトルク及び出力を発生さ
せる。
る途中においても、回転数、アクセル開度等の運転状況
に応じて、カムシャフト1が変位装置3により連続的に
変位し、立体カム2のうちの中間部位のカムプロフィー
ルが追従接触部付ローラ機構11に対応する。従って、
スイングアーム6はそのカムプロフィールに基づいて揺
動し、図6の曲線Mに示すように、排気側及び吸気側の
二つずつのバルブ5を中間的な開弁作用角及びリフト量
で開閉させ、運転状況に応じたトルク及び出力を発生さ
せる。
【0024】以上のように、本実施形態の可変動弁機構
によれば、内燃機関の低回転時から高回転時まで、バル
ブタイミング及びリフト量を連続的に変化させて、内燃
機関の運転状況に応じた精密な制御を行なうことがで
き、もってトルク、出力、燃費、排気ガスのクリーン性
等の諸特性を全回転域にわたって最大限に向上させるこ
とができる。図7には、本実施形態により得られる内燃
機関のトルク特性を実線で示したが、前述の一点鎖線で
示した従来の可変動弁機構に対し、全回転域にわたって
トルクが増加しており、谷も生じていない。また、設定
にもよるが、燃費は最大で15〜20%程度向上させら
れると考えられる。
によれば、内燃機関の低回転時から高回転時まで、バル
ブタイミング及びリフト量を連続的に変化させて、内燃
機関の運転状況に応じた精密な制御を行なうことがで
き、もってトルク、出力、燃費、排気ガスのクリーン性
等の諸特性を全回転域にわたって最大限に向上させるこ
とができる。図7には、本実施形態により得られる内燃
機関のトルク特性を実線で示したが、前述の一点鎖線で
示した従来の可変動弁機構に対し、全回転域にわたって
トルクが増加しており、谷も生じていない。また、設定
にもよるが、燃費は最大で15〜20%程度向上させら
れると考えられる。
【0025】また、カムシャフト1の変位によって、前
記変化をスムーズかつ静かに行なわせることができる。
記変化をスムーズかつ静かに行なわせることができる。
【0026】さらに、立体カム2及びスイングアーム6
の数がバルブ5の数の半分で済むので、カム巾の大きい
立体カム2をカムシャフト1に形成することができる。
このため、立体カム2におけるカムプロフィールの軸方
向の変化率を緩やかにできるとともに、カムシャフトの
変位量を大きくとることができる。従って、この可変動
弁機構は、カムシャフト1の変位による連続可変制御が
容易であり、かつマルチバルブ化した内燃機関にも適用
できる。
の数がバルブ5の数の半分で済むので、カム巾の大きい
立体カム2をカムシャフト1に形成することができる。
このため、立体カム2におけるカムプロフィールの軸方
向の変化率を緩やかにできるとともに、カムシャフトの
変位量を大きくとることができる。従って、この可変動
弁機構は、カムシャフト1の変位による連続可変制御が
容易であり、かつマルチバルブ化した内燃機関にも適用
できる。
【0027】次に、図8及び図9は第二実施形態の可変
動弁機構を示し、スイングアーム6の右端部が油圧アジ
ャスタ18付のピボット19に揺動可能に支持された点
においてのみ、第一実施形態と相違するものである。
動弁機構を示し、スイングアーム6の右端部が油圧アジ
ャスタ18付のピボット19に揺動可能に支持された点
においてのみ、第一実施形態と相違するものである。
【0028】次に、図10及び図11は第三実施形態の
可変動弁機構を示し、スイングアームに変えてロッカア
ーム20を使用した点においてのみ、第一実施形態と相
違するものである。このロッカアーム20は、右端部に
追従接触部付ローラ機構11を備え、左端部の二つの分
岐部6aにそれぞれバルブ押圧部としての雄ねじ付ピン
8及びその固定ナット9を備え、中間部にロッカシャフ
ト4の挿通孔7を備えている。カムシャフト1及びその
立体カム2は追従接触部付ローラ機構11の下方に位置
する。そして、ロッカアーム20はスイングアームと異
なりシーソー的な揺動をするが、それ以外は第一実施形
態と同様の作用を奏する。
可変動弁機構を示し、スイングアームに変えてロッカア
ーム20を使用した点においてのみ、第一実施形態と相
違するものである。このロッカアーム20は、右端部に
追従接触部付ローラ機構11を備え、左端部の二つの分
岐部6aにそれぞれバルブ押圧部としての雄ねじ付ピン
8及びその固定ナット9を備え、中間部にロッカシャフ
ト4の挿通孔7を備えている。カムシャフト1及びその
立体カム2は追従接触部付ローラ機構11の下方に位置
する。そして、ロッカアーム20はスイングアームと異
なりシーソー的な揺動をするが、それ以外は第一実施形
態と同様の作用を奏する。
【0029】次に、図12、図13、図14並びに図1
5はそれぞれ第四、第五、第六及び第七実施形態の可変
動弁機構を示し、追従接触部付ローラ機構11の具体的
構成においてのみ、第一実施形態と相違するものであ
る。
5はそれぞれ第四、第五、第六及び第七実施形態の可変
動弁機構を示し、追従接触部付ローラ機構11の具体的
構成においてのみ、第一実施形態と相違するものであ
る。
【0030】図12に示す第四実施形態の追従接触部付
ローラ機構11は、外レース15を二つに分割形成して
内レース14に外挿しやすくするとともに、両外レース
15が離れないようその外周にカバーリング21をカシ
メにより取り付けたものである。
ローラ機構11は、外レース15を二つに分割形成して
内レース14に外挿しやすくするとともに、両外レース
15が離れないようその外周にカバーリング21をカシ
メにより取り付けたものである。
【0031】図13に示す第五実施形態の追従接触部付
ローラ機構11は、中空支軸12と、中空支軸12に滑
り回動可能に外挿された自動調心ころがり軸受22とで
構成されたもので、自動調心ころがり軸受22は内レー
ス23とローラ24(又はボール)と内周面が凹状球面
とされた外レース25とからなり、外レース25が追従
接触部となっている。
ローラ機構11は、中空支軸12と、中空支軸12に滑
り回動可能に外挿された自動調心ころがり軸受22とで
構成されたもので、自動調心ころがり軸受22は内レー
ス23とローラ24(又はボール)と内周面が凹状球面
とされた外レース25とからなり、外レース25が追従
接触部となっている。
【0032】図14に示す第六実施形態の追従接触部付
ローラ機構11は、外周面が凸状球面とされ、スイング
アーム6に取り付けられたボール支軸26と、ボール支
軸26に滑り回動可能かつ傾動可能に外挿されたころが
り軸受27とで構成され、ころがり軸受27は内周面が
凹状球面とされた内レース28とローラ29(又はボー
ル)と外レース30とからなり、外レース30が追従接
触部となっている。
ローラ機構11は、外周面が凸状球面とされ、スイング
アーム6に取り付けられたボール支軸26と、ボール支
軸26に滑り回動可能かつ傾動可能に外挿されたころが
り軸受27とで構成され、ころがり軸受27は内周面が
凹状球面とされた内レース28とローラ29(又はボー
ル)と外レース30とからなり、外レース30が追従接
触部となっている。
【0033】図15に示す第七実施形態の追従接触部付
ローラ機構11は、中空支軸12と、外周面が凸状球面
とされ、中空支軸12に滑り回動可能に外挿されたロー
ラ31とで構成され、ローラ31の凸状球面32が追従
接触部となっている。ベース円部2aが凸状球面32に
接触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸線に対
し平行であるから、凸状球面32の頂部がベース円部2
aに接触する。また、ノーズ部2bが凸状球面32に接
触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸線に対し
傾くから、凸状球面32の頂部から少し下った部位がノ
ーズ部2bにうまく接触する。
ローラ機構11は、中空支軸12と、外周面が凸状球面
とされ、中空支軸12に滑り回動可能に外挿されたロー
ラ31とで構成され、ローラ31の凸状球面32が追従
接触部となっている。ベース円部2aが凸状球面32に
接触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸線に対
し平行であるから、凸状球面32の頂部がベース円部2
aに接触する。また、ノーズ部2bが凸状球面32に接
触するとき、その接触線角度は立体カム2の軸線に対し
傾くから、凸状球面32の頂部から少し下った部位がノ
ーズ部2bにうまく接触する。
【0034】次に、図16〜図18は第八実施形態の可
変動弁機構を示し、内燃機関のアイドル回転の安定化を
図る構造を加えた点においてのみ、第一実施形態と相違
するものである。すなわち、第一実施形態では、内燃機
関の負荷を伴わないアイドル回転時に、最低回転数(自
動車では一般に650rpm前後)となって、図6の曲
線Lの状態となり、排気バルブと吸気バルブとのオーバ
ーラップ角がX0 となるはずである。しかし、立体カム
2の加工精度(一般的なカムの加工精度より低くなりや
すい。)や、カムシャフト1の軸方向位置の制御精度に
よって、オーバーラップ角がばらついて、例えば同図の
X1 に増加することがある。そうなると、アイドル回転
が不安定になって乱れるという問題がある。
変動弁機構を示し、内燃機関のアイドル回転の安定化を
図る構造を加えた点においてのみ、第一実施形態と相違
するものである。すなわち、第一実施形態では、内燃機
関の負荷を伴わないアイドル回転時に、最低回転数(自
動車では一般に650rpm前後)となって、図6の曲
線Lの状態となり、排気バルブと吸気バルブとのオーバ
ーラップ角がX0 となるはずである。しかし、立体カム
2の加工精度(一般的なカムの加工精度より低くなりや
すい。)や、カムシャフト1の軸方向位置の制御精度に
よって、オーバーラップ角がばらついて、例えば同図の
X1 に増加することがある。そうなると、アイドル回転
が不安定になって乱れるという問題がある。
【0035】そこで、本実施形態では、立体カム2の低
回転用カムプロフィール側の隣に、カムプロフィールが
軸方向に変化しないアイドル回転用カム35が並設され
ている。アイドル回転用カム35のカムプロフィール
(図18(a)の曲線I)は、立体カム2の最端の低回
転用カムプロフィール(図18(b)の曲線L)と同一
である。
回転用カムプロフィール側の隣に、カムプロフィールが
軸方向に変化しないアイドル回転用カム35が並設され
ている。アイドル回転用カム35のカムプロフィール
(図18(a)の曲線I)は、立体カム2の最端の低回
転用カムプロフィール(図18(b)の曲線L)と同一
である。
【0036】また、外レース15の外周面には、内燃機
関の負荷を伴う負荷回転時(低回転から高回転までを含
む。)に立体カム2に接触する負荷回転用接触面36
(図16では外レース15の左半分)と、内燃機関の負
荷を伴わないアイドル回転時にアイドル回転用カム35
に接触するアイドル回転用接触面37(図16では外レ
ース15の右半分)とが山形状に並設されている。立体
カム2とアイドル回転用カム35との間には、負荷回転
用接触面36とアイドル回転用接触面37との境界角部
38を逃がすための間隙部39が設けられている。
関の負荷を伴う負荷回転時(低回転から高回転までを含
む。)に立体カム2に接触する負荷回転用接触面36
(図16では外レース15の左半分)と、内燃機関の負
荷を伴わないアイドル回転時にアイドル回転用カム35
に接触するアイドル回転用接触面37(図16では外レ
ース15の右半分)とが山形状に並設されている。立体
カム2とアイドル回転用カム35との間には、負荷回転
用接触面36とアイドル回転用接触面37との境界角部
38を逃がすための間隙部39が設けられている。
【0037】本実施形態の可変動弁機構は、次のように
作用する。まず、内燃機関のアイドリング回転時には、
図16に示すように、カムシャフト1が左方向へ変位し
切り、アイドル回転用カム35が外レース15のアイド
ル回転用接触面37に対応する。
作用する。まず、内燃機関のアイドリング回転時には、
図16に示すように、カムシャフト1が左方向へ変位し
切り、アイドル回転用カム35が外レース15のアイド
ル回転用接触面37に対応する。
【0038】そして、図16(a)に示すように、アイ
ドル回転用カム35のベース円部35aがアイドル回転
用接触面37に接触するとき、その接触線角度は水平で
あり、負荷回転用接触面36は立体カム2のベース円部
2aから離れる。また、図16(b)に示すように、ア
イドル回転用カム35のノーズ部35bがアイドル回転
用接触面37に接触するときも、その接触線角度は水平
であり、負荷回転用接触面36は立体カム2のノーズ部
2bに形式的に接触する。
ドル回転用カム35のベース円部35aがアイドル回転
用接触面37に接触するとき、その接触線角度は水平で
あり、負荷回転用接触面36は立体カム2のベース円部
2aから離れる。また、図16(b)に示すように、ア
イドル回転用カム35のノーズ部35bがアイドル回転
用接触面37に接触するときも、その接触線角度は水平
であり、負荷回転用接触面36は立体カム2のノーズ部
2bに形式的に接触する。
【0039】従って、スイングアーム6はアイドル回転
用カム35のカムプロフィールに基づいて揺動し、図1
8(a)の曲線Iに示すように、排気側及び吸気側の二
つずつのバルブ5を小さい開弁作用角及びリフト量で開
閉させる。このアイドル回転用カム35のカムプロフィ
ールは軸方向に変化せず、カムシャフト1の軸方向位置
の制御精度には影響されない。また、アイドル回転用カ
ム35は高い加工精度が期待できる。このため、排気バ
ルブと吸気バルブとのオーバーラップ角はX0に決ま
り、アイドル回転が安定する。
用カム35のカムプロフィールに基づいて揺動し、図1
8(a)の曲線Iに示すように、排気側及び吸気側の二
つずつのバルブ5を小さい開弁作用角及びリフト量で開
閉させる。このアイドル回転用カム35のカムプロフィ
ールは軸方向に変化せず、カムシャフト1の軸方向位置
の制御精度には影響されない。また、アイドル回転用カ
ム35は高い加工精度が期待できる。このため、排気バ
ルブと吸気バルブとのオーバーラップ角はX0に決ま
り、アイドル回転が安定する。
【0040】また、内燃機関の負荷回転時には、図17
に示すように、カムシャフト1が右方向へ変位し、アイ
ドル回転用カム35が外レース15のアイドル回転用接
触面37から外れ、立体カム2の低回転カムプロフィー
ルないし高回転カムプロフィールが外レース15の負荷
回転用接触面36に対応する。この接触面37、36の
切替に伴って外レース15は小角度傾くが、間隙部39
は境界角部38を逃がすので、スムーズに切り替わる。
に示すように、カムシャフト1が右方向へ変位し、アイ
ドル回転用カム35が外レース15のアイドル回転用接
触面37から外れ、立体カム2の低回転カムプロフィー
ルないし高回転カムプロフィールが外レース15の負荷
回転用接触面36に対応する。この接触面37、36の
切替に伴って外レース15は小角度傾くが、間隙部39
は境界角部38を逃がすので、スムーズに切り替わる。
【0041】そして、外レース15は、図17(a)
(b)に示すように、立体カム2の1回転毎に1回傾動
して、接触線角度の変化に追従しながら立体カム2に接
触し、ノーズ部2bに押圧される。従って、スイングア
ーム6は、第一実施形態の図4及び図5と同様に、低回
転カムプロフィールないし高回転用カムプロフィールに
基づいて揺動し、図18(b)の曲線L〜M〜Hに示す
ように、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を最適
な開弁作用角及びリフト量で開閉させる。
(b)に示すように、立体カム2の1回転毎に1回傾動
して、接触線角度の変化に追従しながら立体カム2に接
触し、ノーズ部2bに押圧される。従って、スイングア
ーム6は、第一実施形態の図4及び図5と同様に、低回
転カムプロフィールないし高回転用カムプロフィールに
基づいて揺動し、図18(b)の曲線L〜M〜Hに示す
ように、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を最適
な開弁作用角及びリフト量で開閉させる。
【0042】次に、図19〜図23は第九実施形態の可
変動弁機構を示し、前記追従接触部付ローラ機構11に
代えて、次のように構成された追従接触機構40を使用
した点においてのみ、第一実施形態と相違するものであ
る。
変動弁機構を示し、前記追従接触部付ローラ機構11に
代えて、次のように構成された追従接触機構40を使用
した点においてのみ、第一実施形態と相違するものであ
る。
【0043】スイングアーム6の中央部上面には立体カ
ム2の軸線とは直角方向に長い隆起部41が形成され、
隆起部41には同方向に延びる半円筒内面座42が凹設
され、該座42の両端は閉壁43で閉じている。半円筒
内面座42には、該半円筒内面座42にロール摺動可能
に接触する半円柱面45と、立体カム2に接触する平ら
な接触面46とからなる、半割り円柱状の追従接触部4
4がロール運動可能に嵌合されている。追従接触部44
は、小角度のロール運動によって、立体カム2の回転に
伴う接触線角度の変化に追従しながら、接触面46にお
いて立体カム2に接触するようになっている。
ム2の軸線とは直角方向に長い隆起部41が形成され、
隆起部41には同方向に延びる半円筒内面座42が凹設
され、該座42の両端は閉壁43で閉じている。半円筒
内面座42には、該半円筒内面座42にロール摺動可能
に接触する半円柱面45と、立体カム2に接触する平ら
な接触面46とからなる、半割り円柱状の追従接触部4
4がロール運動可能に嵌合されている。追従接触部44
は、小角度のロール運動によって、立体カム2の回転に
伴う接触線角度の変化に追従しながら、接触面46にお
いて立体カム2に接触するようになっている。
【0044】本実施形態の可変動弁機構は、次のように
作用する。まず、内燃機関の低回転時には、図22に示
すように、カムシャフト1が変位装置3により左方向へ
変位し、立体カム2のうちの右側の低回転用カムプロフ
ィールが追従接触部44に対応する。そして、図22
(a)に示すように、ベース円部2aが追従接触部44
の接触面46に接触するとき、その接触線角度は立体カ
ム2の軸線に対し平行であるから、接触面46はスイン
グアーム6の上面に対し傾かないで、ベース円部2aに
接触する。また、図22(b)に示すように、ノーズ部
2bが追従接触部44の接触面46に接触するとき、そ
の接触線角度は立体カム2の軸線に対し所定角度傾くか
ら、追従接触部44は同角度分だけロール運動して、接
触面46がノーズ部2bにうまく接触する。
作用する。まず、内燃機関の低回転時には、図22に示
すように、カムシャフト1が変位装置3により左方向へ
変位し、立体カム2のうちの右側の低回転用カムプロフ
ィールが追従接触部44に対応する。そして、図22
(a)に示すように、ベース円部2aが追従接触部44
の接触面46に接触するとき、その接触線角度は立体カ
ム2の軸線に対し平行であるから、接触面46はスイン
グアーム6の上面に対し傾かないで、ベース円部2aに
接触する。また、図22(b)に示すように、ノーズ部
2bが追従接触部44の接触面46に接触するとき、そ
の接触線角度は立体カム2の軸線に対し所定角度傾くか
ら、追従接触部44は同角度分だけロール運動して、接
触面46がノーズ部2bにうまく接触する。
【0045】このように、追従接触部44は立体カム2
の1回転毎に小角度ロール運動して、接触線角度の変化
に追従しながら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに押
圧される。従って、スイングアーム6は低回転用カムプ
ロフィールに基づいて揺動し、第一実施形態と同様に、
排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を小さい開弁作
用角及びリフト量で開閉させ、低速トルクを高めるとと
もに、燃費を向上させる。
の1回転毎に小角度ロール運動して、接触線角度の変化
に追従しながら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに押
圧される。従って、スイングアーム6は低回転用カムプ
ロフィールに基づいて揺動し、第一実施形態と同様に、
排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を小さい開弁作
用角及びリフト量で開閉させ、低速トルクを高めるとと
もに、燃費を向上させる。
【0046】また、内燃機関の高回転時には、図23に
示すように、カムシャフト1が変位装置3により右方向
へ変位し、立体カム2のうちの左側の高回転用カムプロ
フィールが追従接触部44に対応する。そして、追従接
触部44は、図23(a)(b)に示すように、立体カ
ム2の1回転毎に1回ロール運動して、接触線角度の変
化に追従しながら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに
押圧される。従って、スイングアーム6は高回転用カム
プロフィールに基づいて揺動し、第一実施形態と同様
に、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を大きい開
弁作用角及びリフト量で開閉させ、吸気量を増やし、高
速出力を高める。
示すように、カムシャフト1が変位装置3により右方向
へ変位し、立体カム2のうちの左側の高回転用カムプロ
フィールが追従接触部44に対応する。そして、追従接
触部44は、図23(a)(b)に示すように、立体カ
ム2の1回転毎に1回ロール運動して、接触線角度の変
化に追従しながら立体カム2に接触し、ノーズ部2bに
押圧される。従って、スイングアーム6は高回転用カム
プロフィールに基づいて揺動し、第一実施形態と同様
に、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を大きい開
弁作用角及びリフト量で開閉させ、吸気量を増やし、高
速出力を高める。
【0047】そして、上記の低回転時から高回転時に至
る途中においても、回転数、アクセル開度等の運転状況
に応じて、カムシャフト1が変位装置3により連続的に
変位し、立体カム2のうちの中間部位のカムプロフィー
ルが追従接触部44に対応する。従って、スイングアー
ム6はそのカムプロフィールに基づいて揺動し、第一実
施形態と同様に、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ
5を中間的な開弁作用角及びリフト量で開閉させ、運転
状況に応じたトルク及び出力を発生させる。
る途中においても、回転数、アクセル開度等の運転状況
に応じて、カムシャフト1が変位装置3により連続的に
変位し、立体カム2のうちの中間部位のカムプロフィー
ルが追従接触部44に対応する。従って、スイングアー
ム6はそのカムプロフィールに基づいて揺動し、第一実
施形態と同様に、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ
5を中間的な開弁作用角及びリフト量で開閉させ、運転
状況に応じたトルク及び出力を発生させる。
【0048】次に、図24及び図25は第十実施形態の
可変動弁機構を示し、第八実施形態のアイドル回転安定
化構造を第九実施形態の追従接触機構40に組み合わせ
たものである。すなわち、第八実施形態と同様に、立体
カム2の低回転用カムプロフィール側の隣にはアイドル
回転用カム35が並設され、追従接触部44の上面には
負荷回転用接触面47とアイドル回転用接触面48とが
山形状に並設されている。
可変動弁機構を示し、第八実施形態のアイドル回転安定
化構造を第九実施形態の追従接触機構40に組み合わせ
たものである。すなわち、第八実施形態と同様に、立体
カム2の低回転用カムプロフィール側の隣にはアイドル
回転用カム35が並設され、追従接触部44の上面には
負荷回転用接触面47とアイドル回転用接触面48とが
山形状に並設されている。
【0049】従って、本実施形態の可変動弁機構は、次
のように作用する。まず、内燃機関のアイドリング回転
時には、図24(a)(b)に示すように、アイドル回
転用カム35がアイドル回転用接触面48に接触するた
め、スイングアーム6はアイドル回転用カム35のカム
プロフィールに基づいて揺動し、第八実施形態と同様
に、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を小さい開
弁作用角及びリフト量で開閉させ、アイドル回転を安定
させる。
のように作用する。まず、内燃機関のアイドリング回転
時には、図24(a)(b)に示すように、アイドル回
転用カム35がアイドル回転用接触面48に接触するた
め、スイングアーム6はアイドル回転用カム35のカム
プロフィールに基づいて揺動し、第八実施形態と同様
に、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を小さい開
弁作用角及びリフト量で開閉させ、アイドル回転を安定
させる。
【0050】次に、内燃機関の負荷回転時には、図25
(a)(b)に示すように、立体カム2が負荷回転用接
触面47に接触するため、スイングアーム6は最適のカ
ムプロフィールに基づいて揺動し、第八実施形態と同様
に、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を最適の開
弁作用角及びリフト量で開閉させる。
(a)(b)に示すように、立体カム2が負荷回転用接
触面47に接触するため、スイングアーム6は最適のカ
ムプロフィールに基づいて揺動し、第八実施形態と同様
に、排気側及び吸気側の二つずつのバルブ5を最適の開
弁作用角及びリフト量で開閉させる。
【0051】これらの第二〜第十実施形態の可変動弁機
構によっても、第一実施形態と同様の効果が得られる。
また、第四、第五、第六、第七又は第八実施形態の追従
接触部付ローラ機構11や、第九又は第十実施形態の追
従接触機構40を、第二又は第三実施形態に適用するこ
ともできる。
構によっても、第一実施形態と同様の効果が得られる。
また、第四、第五、第六、第七又は第八実施形態の追従
接触部付ローラ機構11や、第九又は第十実施形態の追
従接触機構40を、第二又は第三実施形態に適用するこ
ともできる。
【0052】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されるものではなく、例えば次のように、発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。 (1)カムシャフト1を段階的に変位させるようにする
こと。 (2)変位装置3の構成や制御の仕方を適宜変更するこ
と。
されるものではなく、例えば次のように、発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。 (1)カムシャフト1を段階的に変位させるようにする
こと。 (2)変位装置3の構成や制御の仕方を適宜変更するこ
と。
【0053】
【発明の効果】本発明の可変動弁機構は、上記の通り構
成されているので、バルブタイミング及びリフト量を連
続的に又は段階的に変化させることにより、トルク、出
力、燃費、排気ガスのクリーン性等の諸特性を内燃機関
の全回転域にわたって最大限に向上させることができ、
また、前記変化をスムーズかつ静かに行なわせることが
できるだけでなく、立体カム及びアームの数をバルブの
数の半分以下で済むようにして、カム巾の大きい立体カ
ムをカムシャフトに形成できる、という優れた効果を奏
する。もって、立体カムにおけるカムプロフィールの軸
方向の変化率を緩やかにできるとともに、カムシャフト
の変位量を大きくできるので、該変位による連続可変制
御が容易で、かつマルチバルブ化した内燃機関にも適用
できる可変動弁機構を提供できる。
成されているので、バルブタイミング及びリフト量を連
続的に又は段階的に変化させることにより、トルク、出
力、燃費、排気ガスのクリーン性等の諸特性を内燃機関
の全回転域にわたって最大限に向上させることができ、
また、前記変化をスムーズかつ静かに行なわせることが
できるだけでなく、立体カム及びアームの数をバルブの
数の半分以下で済むようにして、カム巾の大きい立体カ
ムをカムシャフトに形成できる、という優れた効果を奏
する。もって、立体カムにおけるカムプロフィールの軸
方向の変化率を緩やかにできるとともに、カムシャフト
の変位量を大きくできるので、該変位による連続可変制
御が容易で、かつマルチバルブ化した内燃機関にも適用
できる可変動弁機構を提供できる。
【図1】本発明を具体化した第一実施形態の可変動弁機
構を示す斜視図である。
構を示す斜視図である。
【図2】同可変動弁機構の正面図である。
【図3】同可変動弁機構の平面図である。
【図4】内燃機関の低回転時における図2のIV−IV
線断面図である。
線断面図である。
【図5】内燃機関の高回転時における図2のIV−IV
線断面図である。
線断面図である。
【図6】同可変動弁機構によるバルブタイミング及びリ
フト量を示すグラフである。
フト量を示すグラフである。
【図7】同可変動弁機構により得られる内燃機関のトル
ク特性を従来例と比較して示すグラフである。
ク特性を従来例と比較して示すグラフである。
【図8】第二実施形態の可変動弁機構を示す正面図であ
る。
る。
【図9】図8の平面図である。
【図10】第三実施形態の可変動弁機構を示す正面図で
ある。
ある。
【図11】図10の平面図である。
【図12】第四実施形態の要部断面図である。
【図13】第五実施形態の要部断面図である。
【図14】第六実施形態の要部断面図である。
【図15】第七実施形態の可変動弁機構を示す斜視図で
ある。
ある。
【図16】第八実施形態の可変動弁機構を内燃機関のア
イドル回転時において示す断面図である。
イドル回転時において示す断面図である。
【図17】同可変動弁機構を内燃機関の負荷回転時にお
いて示す断面図である。
いて示す断面図である。
【図18】同可変動弁機構によるバルブタイミング及び
リフト量を示すグラフである。
リフト量を示すグラフである。
【図19】第九実施形態の可変動弁機構を示す斜視図で
ある。
ある。
【図20】同可変動弁機構の正面図である。
【図21】同可変動弁機構の平面図である。
【図22】内燃機関の低回転時における図20のXXI
I−XXII線断面図である。
I−XXII線断面図である。
【図23】内燃機関の高回転時における図20のXXI
I−XXII線断面図である。
I−XXII線断面図である。
【図24】第十実施形態の可変動弁機構を内燃機関のア
イドル回転時において示す断面図である。
イドル回転時において示す断面図である。
【図25】同可変動弁機構を内燃機関の負荷回転時にお
いて示す断面図である。
いて示す断面図である。
1 カムシャフト 2 立体カム 3 変位装置 4 ロッカシャフト 5 バルブ 6 スイングアーム 6a 分岐部 8 雄ねじ付ピン 9 固定ナット 11 追従接触部付ローラ機構 15 外レース 20 ロッカアーム 21 カバーリング 25 外レース 30 外レース 32 凸状球面 35 アイドル回転用カム 36 負荷回転用接触面 37 アイドル回転用接触面 38 境界角部 39 間隙部 40 追従接触機構 42 半円筒内面座 44 追従接触部 45 半円柱面 46 接触面 47 負荷回転用接触面 48 アイドル回転用接触面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01L 1/26 F01L 1/26 B
Claims (5)
- 【請求項1】 低回転用カムプロフィールから高回転用
カムプロフィールまでカムプロフィールを軸方向に連続
的に変化させた立体カムを備えたカムシャフトと、 内燃機関の回転数等の運転状況に応じて前記カムシャフ
トを軸方向へ連続的に又は段階的に変位させる変位装置
と、 前記立体カムのカムプロフィールに基づいて揺動するこ
とにより隣り合う二以上のバルブを同時に開閉するアー
ムとを備え、 前記アームは、前記立体カムの回転に伴う接触線角度の
変化に追従しながら前記立体カムに接触する追従接触部
を含む追従接触機構と、前記二以上のバルブの端部を押
圧する二以上の押圧部とを備えることを特徴とする可変
動弁機構。 - 【請求項2】 前記追従接触機構は、前記アームに設け
られた半円筒内面座と、該半円筒内面座にロール運動可
能に嵌合された追従接触部とからなる請求項1記載の可
変動弁機構。 - 【請求項3】 前記追従接触機構は、追従接触部付ロー
ラ機構である請求項1記載の可変動弁機構。 - 【請求項4】 前記立体カムの低回転用カムプロフィー
ル側の隣には、カムプロフィールが軸方向に変化しない
アイドル回転用カムが並設され、前記追従接触部には、
内燃機関の負荷回転時に前記立体カムに接触する負荷回
転用接触面と、内燃機関のアイドル回転時に前記アイド
ル回転用カムに接触するアイドル回転用接触面とが並設
された請求項1、2又は3記載の可変動弁機構。 - 【請求項5】 前記立体カムとアイドル回転用カムとの
間には、前記追従接触部の負荷回転用接触面とアイドル
回転用接触面との境界部を逃がすための間隙部が設けら
れた請求項4記載の可変動弁機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18861996A JPH1018823A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 可変動弁機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18861996A JPH1018823A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 可変動弁機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1018823A true JPH1018823A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16226859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18861996A Pending JPH1018823A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 可変動弁機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1018823A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1113150A3 (en) * | 1999-12-27 | 2002-07-31 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating system in internal combustion engine |
| US6915768B2 (en) | 2002-12-24 | 2005-07-12 | Suzuki Motor Corporation | Variable operating valve apparatus for an internal combustion engine |
| CN101782005A (zh) * | 2009-01-15 | 2010-07-21 | 杨鲁川 | 驱动装置 |
| JP2011247089A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Mitsubishi Motors Corp | ロッカアーム |
| JP2011247090A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関のロッカアーム |
| JP2018105174A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | トヨタ自動車株式会社 | エンジンの可変動弁機構 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP18861996A patent/JPH1018823A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1113150A3 (en) * | 1999-12-27 | 2002-07-31 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating system in internal combustion engine |
| US6915768B2 (en) | 2002-12-24 | 2005-07-12 | Suzuki Motor Corporation | Variable operating valve apparatus for an internal combustion engine |
| CN101782005A (zh) * | 2009-01-15 | 2010-07-21 | 杨鲁川 | 驱动装置 |
| WO2010081424A1 (zh) * | 2009-01-15 | 2010-07-22 | Yang Luchuan | 驱动装置 |
| JP2011247089A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Mitsubishi Motors Corp | ロッカアーム |
| JP2011247090A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関のロッカアーム |
| JP2018105174A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | トヨタ自動車株式会社 | エンジンの可変動弁機構 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061026 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061107 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070313 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |