JPH10190391A - 積層型lcフィルタ - Google Patents
積層型lcフィルタInfo
- Publication number
- JPH10190391A JPH10190391A JP34936196A JP34936196A JPH10190391A JP H10190391 A JPH10190391 A JP H10190391A JP 34936196 A JP34936196 A JP 34936196A JP 34936196 A JP34936196 A JP 34936196A JP H10190391 A JPH10190391 A JP H10190391A
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- JP
- Japan
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- electrode
- filter
- coil
- ground
- capacitor
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- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高周波域での挿入損失特性が優れた積層型L
Cフィルタを得る。 【解決手段】 LCフィルタ1は、インダクタ部2,3
にそれぞれ内蔵されているコイル16,17の軸方向が
入出力外部電極5,6に対して垂直である。コンデンサ
部4にはグランド電極20とスルー電極21が対向して
配置されている。コイル16の一方の端部はフィルタ1
の手前側の側面に設けたスルー電極連結電極9を介して
スルー電極21の一方の端部21aに電気的に接続さ
れ、コイル17の一方の端部はフィルタ1の奥側の側面
に設けたスルー電極連結電極10を介してスルー電極2
1の他方の端部21bに電気的に接続されている。
Cフィルタを得る。 【解決手段】 LCフィルタ1は、インダクタ部2,3
にそれぞれ内蔵されているコイル16,17の軸方向が
入出力外部電極5,6に対して垂直である。コンデンサ
部4にはグランド電極20とスルー電極21が対向して
配置されている。コイル16の一方の端部はフィルタ1
の手前側の側面に設けたスルー電極連結電極9を介して
スルー電極21の一方の端部21aに電気的に接続さ
れ、コイル17の一方の端部はフィルタ1の奥側の側面
に設けたスルー電極連結電極10を介してスルー電極2
1の他方の端部21bに電気的に接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層型LCフィル
タ、特に高周波電子機器から放射されるノイズを除去す
るための積層型LCフィルタに関する。
タ、特に高周波電子機器から放射されるノイズを除去す
るための積層型LCフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の積層型LCフィルタとして、例え
ば図11に示すように、複数のコイル導体と磁性体層を
積層して構成したインダクタ部151,152と、この
インダクタ部151と152の間に挟まれて積み重ねら
れたコンデンサ部153とを備えたLCフィルタ150
が知られている。図11は、複数のコイル導体を電気的
に接続して構成したコイル154,155を、それぞれ
インダクタ部151,152内に模式的に表示してい
る。コイル154,155の軸方向は外部電極161,
162,163,164に対して平行であり、コイル導
体と磁性体層の積層方向も外部電極161〜164に対
して平行である。なお、図11において、コンデンサ部
153の内部電極は省略している。
ば図11に示すように、複数のコイル導体と磁性体層を
積層して構成したインダクタ部151,152と、この
インダクタ部151と152の間に挟まれて積み重ねら
れたコンデンサ部153とを備えたLCフィルタ150
が知られている。図11は、複数のコイル導体を電気的
に接続して構成したコイル154,155を、それぞれ
インダクタ部151,152内に模式的に表示してい
る。コイル154,155の軸方向は外部電極161,
162,163,164に対して平行であり、コイル導
体と磁性体層の積層方向も外部電極161〜164に対
して平行である。なお、図11において、コンデンサ部
153の内部電極は省略している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
積層型LCフィルタ150にあっては、コイル154,
155と外部電極161〜164間にそれぞれ分布状に
大きな浮遊容量が発生する。これらの大きな浮遊容量は
コイル154,155にそれぞれ電気的に並列に形成さ
れる。従って、浮遊容量の影響が無視できず、高周波域
でLCフィルタ150の挿入損失特性が劣化するという
問題があった。
積層型LCフィルタ150にあっては、コイル154,
155と外部電極161〜164間にそれぞれ分布状に
大きな浮遊容量が発生する。これらの大きな浮遊容量は
コイル154,155にそれぞれ電気的に並列に形成さ
れる。従って、浮遊容量の影響が無視できず、高周波域
でLCフィルタ150の挿入損失特性が劣化するという
問題があった。
【0004】そこで、この問題を解決するため、図12
及び図13に示すように、複数のコイル導体と磁性体層
を積層して構成したインダクタ部171,172と、こ
のインダクタ部171と172の間に挟まれて積み重ね
られたコンデンサ部173とを備えたLCフィルタ17
0が提案されている。図12及び図13は複数のコイル
導体を電気的に接続して構成したコイル174,175
を、それぞれインダクタ部171,172内に模式的に
表示している。コイル174,175の軸方向並びにイ
ンダクタ部171,172とコンデンサ部173の積層
方向は、入出力外部電極181,182に対して垂直で
ある。コンデンサ部173のスルー電極176はスルー
電極連結用外部電極183に一端が接続され、グランド
電極177はグランド外部電極184に一端が接続され
ている。このスルー電極176とグランド電極177と
の間に静電容量が形成される。従って、コンデンサ部1
73はスルー電極連結用外部電極183とグランド外部
電極184を端子とする二端子構造となっている。一
方、コイル174と175は、スルー電極176とスル
ー電極連結用外部電極183を介して電気的に接続され
ている。図14は、LCフィルタ170の電気等価回路
図である。
及び図13に示すように、複数のコイル導体と磁性体層
を積層して構成したインダクタ部171,172と、こ
のインダクタ部171と172の間に挟まれて積み重ね
られたコンデンサ部173とを備えたLCフィルタ17
0が提案されている。図12及び図13は複数のコイル
導体を電気的に接続して構成したコイル174,175
を、それぞれインダクタ部171,172内に模式的に
表示している。コイル174,175の軸方向並びにイ
ンダクタ部171,172とコンデンサ部173の積層
方向は、入出力外部電極181,182に対して垂直で
ある。コンデンサ部173のスルー電極176はスルー
電極連結用外部電極183に一端が接続され、グランド
電極177はグランド外部電極184に一端が接続され
ている。このスルー電極176とグランド電極177と
の間に静電容量が形成される。従って、コンデンサ部1
73はスルー電極連結用外部電極183とグランド外部
電極184を端子とする二端子構造となっている。一
方、コイル174と175は、スルー電極176とスル
ー電極連結用外部電極183を介して電気的に接続され
ている。図14は、LCフィルタ170の電気等価回路
図である。
【0005】この積層型LCフィルタ170は、従来の
LCフィルタ150と比較すると、浮遊容量が低減さ
れ、高周波域での挿入損失特性が改善されている。しか
しながら、コンデンサ部173が二端子構造であるた
め、スルー電極176側及びグランド電極177側にそ
れぞれ等価直列インダクタンスL(E)及び等価直列抵
抗R(E)が発生し易く、高周波域での挿入損失特性の
改善の妨げとなっている。
LCフィルタ150と比較すると、浮遊容量が低減さ
れ、高周波域での挿入損失特性が改善されている。しか
しながら、コンデンサ部173が二端子構造であるた
め、スルー電極176側及びグランド電極177側にそ
れぞれ等価直列インダクタンスL(E)及び等価直列抵
抗R(E)が発生し易く、高周波域での挿入損失特性の
改善の妨げとなっている。
【0006】そこで、本発明の目的は、高周波域での挿
入損失特性が、さらに優れた積層型LCフィルタを提供
することにある。
入損失特性が、さらに優れた積層型LCフィルタを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】以上の目的を達成
するため、本発明に係る積層型LCフィルタは、(a)
複数のコイル導体と磁性体層とを積層し、前記コイル導
体を直列に接続して形成したコイルを内蔵したインダク
タ部と、(b)グランド電極とこのグランド電極との間
に容量を形成するスルー電極と誘電体層とを積層して構
成した、前記インダクタ部に積層されるコンデンサ部
と、(c)前記インダクタ部とコンデンサ部の積層方向
並びに前記コイルの軸方向に対して垂直に配置された入
出力外部電極と、(d)前記グランド電極に接続された
グランド外部電極と、(e)前記スルー電極の一端部に
接続された第1スルー電極連結部と、(f)前記スルー
電極の他端部に接続された第2スルー電極連結部とを備
え、(g)前記スルー電極が前記第1スルー電極連結部
又は第2スルー電極連結部を介して前記コイルに電気的
に接続されていること、を特徴とする。
するため、本発明に係る積層型LCフィルタは、(a)
複数のコイル導体と磁性体層とを積層し、前記コイル導
体を直列に接続して形成したコイルを内蔵したインダク
タ部と、(b)グランド電極とこのグランド電極との間
に容量を形成するスルー電極と誘電体層とを積層して構
成した、前記インダクタ部に積層されるコンデンサ部
と、(c)前記インダクタ部とコンデンサ部の積層方向
並びに前記コイルの軸方向に対して垂直に配置された入
出力外部電極と、(d)前記グランド電極に接続された
グランド外部電極と、(e)前記スルー電極の一端部に
接続された第1スルー電極連結部と、(f)前記スルー
電極の他端部に接続された第2スルー電極連結部とを備
え、(g)前記スルー電極が前記第1スルー電極連結部
又は第2スルー電極連結部を介して前記コイルに電気的
に接続されていること、を特徴とする。
【0008】以上の構成により、コンデンサ部は、第1
スルー電極連結部と第2スルー電極連結部とグランド外
部電極を端子とする三端子構造となり、スルー電極側に
発生する等価直列インダクタンス及び等価直列抵抗が抑
えられる。また、本発明に係る積層型LCフィルタは、
コンデンサ部の最外層にスルー電極を配置することによ
り、グランド電極とコイルの間に、磁性体層より絶縁抵
抗が大きい誘電体層が配置されることになり、グランド
電極とコイル間の絶縁信頼性が向上する。
スルー電極連結部と第2スルー電極連結部とグランド外
部電極を端子とする三端子構造となり、スルー電極側に
発生する等価直列インダクタンス及び等価直列抵抗が抑
えられる。また、本発明に係る積層型LCフィルタは、
コンデンサ部の最外層にスルー電極を配置することによ
り、グランド電極とコイルの間に、磁性体層より絶縁抵
抗が大きい誘電体層が配置されることになり、グランド
電極とコイル間の絶縁信頼性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る積層型LCフ
ィルタの実施形態について添付図面を参照して説明す
る。 [第1実施形態、図1〜図6]図1に示すように、積層
型LCフィルタ1は、インダクタ部2と3の間にコンデ
ンサ部4を挟んだ構造をしている。フィルタ1の左右の
側面にはそれぞれ入力外部電極5及び出力外部電極6が
設けられ、手前側及び奥側の側面の下部にはそれぞれグ
ランド外部電極7,8が設けられ、上部にはそれぞれス
ルー電極連結電極9,10が設けられている。
ィルタの実施形態について添付図面を参照して説明す
る。 [第1実施形態、図1〜図6]図1に示すように、積層
型LCフィルタ1は、インダクタ部2と3の間にコンデ
ンサ部4を挟んだ構造をしている。フィルタ1の左右の
側面にはそれぞれ入力外部電極5及び出力外部電極6が
設けられ、手前側及び奥側の側面の下部にはそれぞれグ
ランド外部電極7,8が設けられ、上部にはそれぞれス
ルー電極連結電極9,10が設けられている。
【0010】図2に模式的に示すように、フィルタ1は
インダクタ部2,3にそれぞれ内蔵されているコイル1
6,17の軸方向が入出力外部電極5,6に対して垂直
である。コイル16,17の一方の端部は、それぞれ入
力外部電極5及び出力外部電極6に電気的に接続され、
他方の端部はそれぞれスルー電極連結電極9,10に電
気的に接続されている。
インダクタ部2,3にそれぞれ内蔵されているコイル1
6,17の軸方向が入出力外部電極5,6に対して垂直
である。コイル16,17の一方の端部は、それぞれ入
力外部電極5及び出力外部電極6に電気的に接続され、
他方の端部はそれぞれスルー電極連結電極9,10に電
気的に接続されている。
【0011】コンデンサ部4には、グランド電極20を
間にしてスルー電極21がグランド電極20に対向する
ように配置されている。グランド電極20の一端部20
aはグランド外部電極7に電気的に接続され、他端部2
0bはグランド外部電極8に電気的に接続されている。
スルー電極21の一端部21aはスルー電極連結電極9
に電気的に接続され、他端部21bはスルー電極連結電
極10に電気的に接続されている。
間にしてスルー電極21がグランド電極20に対向する
ように配置されている。グランド電極20の一端部20
aはグランド外部電極7に電気的に接続され、他端部2
0bはグランド外部電極8に電気的に接続されている。
スルー電極21の一端部21aはスルー電極連結電極9
に電気的に接続され、他端部21bはスルー電極連結電
極10に電気的に接続されている。
【0012】さらに、図3及び図4を参照してフィルタ
1の構造について詳説する。図3に示すように、インダ
クタ部2は、コイル導体25a,25b,25c及び中
継用ビアホール26a,26b,26cをそれぞれ設け
た磁性体シート12、引出し用導体28a及び引出し用
ビアホール29aを設けた磁性体シート12、引出し用
ビアホール27aを設けた磁性体シート12等にて構成
されている。コイル導体25a〜25cは、中継用ビア
ホール26b,26cを介して直列に電気的に接続さ
れ、ソレノイド状のコイル16を形成する。磁性体シー
ト12はフェライト等の磁性体粉末を結合剤等と共に混
練したものをシート状にしたものである。
1の構造について詳説する。図3に示すように、インダ
クタ部2は、コイル導体25a,25b,25c及び中
継用ビアホール26a,26b,26cをそれぞれ設け
た磁性体シート12、引出し用導体28a及び引出し用
ビアホール29aを設けた磁性体シート12、引出し用
ビアホール27aを設けた磁性体シート12等にて構成
されている。コイル導体25a〜25cは、中継用ビア
ホール26b,26cを介して直列に電気的に接続さ
れ、ソレノイド状のコイル16を形成する。磁性体シー
ト12はフェライト等の磁性体粉末を結合剤等と共に混
練したものをシート状にしたものである。
【0013】インダクタ部3は、コイル導体25d,2
5e,25f及び中継用ビアホール26d,26e,2
6fをそれぞれ設けた磁性体シート12、引出し用導体
28bを設けた磁性体シート12、引出し用ビアホール
27bを設けた磁性体シート12等にて構成されてい
る。コイル導体25d〜25fは、中継用ビアホール2
6e,26fを介して直列に電気的に接続され、ソレノ
イド状のコイル17を形成する。
5e,25f及び中継用ビアホール26d,26e,2
6fをそれぞれ設けた磁性体シート12、引出し用導体
28bを設けた磁性体シート12、引出し用ビアホール
27bを設けた磁性体シート12等にて構成されてい
る。コイル導体25d〜25fは、中継用ビアホール2
6e,26fを介して直列に電気的に接続され、ソレノ
イド状のコイル17を形成する。
【0014】コンデンサ部4は、グランド電極20を設
けた誘電体シート13、スルー電極21を設けた誘電体
シート13等にて構成されている。グランド電極20の
一端部20aはシート13の下部手前側に露出してお
り、他端部20bはシート13の下部奥側に露出してい
る。スルー電極21のそれぞれの一端部21aはシート
13の上部手前側に露出しており、他端部21bはシー
ト13の上部奥側に露出している。コンデンサ部4の最
外層にはスルー電極21が配置されている。
けた誘電体シート13、スルー電極21を設けた誘電体
シート13等にて構成されている。グランド電極20の
一端部20aはシート13の下部手前側に露出してお
り、他端部20bはシート13の下部奥側に露出してい
る。スルー電極21のそれぞれの一端部21aはシート
13の上部手前側に露出しており、他端部21bはシー
ト13の上部奥側に露出している。コンデンサ部4の最
外層にはスルー電極21が配置されている。
【0015】グランド電極20は、スルー電極21に対
向し、これらの電極20,21にてコンデンサ23を形
成する。このコンデンサ23は積層タイプであるので大
きな容量を得ることができる。コイル導体25a〜25
fや引出し用導体28a,28bやグランド電極20や
スルー電極21は、Ag,Pd,Ag−Pd,Cu等か
らなり、シート12,13の表面に、周知の印刷法やス
パッタリング法や真空蒸着法等の方法によって形成され
る。誘電体シート13は、誘電体粉末を結合剤等と共に
混練したものをシート状にしたものである。
向し、これらの電極20,21にてコンデンサ23を形
成する。このコンデンサ23は積層タイプであるので大
きな容量を得ることができる。コイル導体25a〜25
fや引出し用導体28a,28bやグランド電極20や
スルー電極21は、Ag,Pd,Ag−Pd,Cu等か
らなり、シート12,13の表面に、周知の印刷法やス
パッタリング法や真空蒸着法等の方法によって形成され
る。誘電体シート13は、誘電体粉末を結合剤等と共に
混練したものをシート状にしたものである。
【0016】各シート12,13は積み重ねられ、一体
的に焼結されることにより、図1に示したインダクタン
ス部2と3でコンデンサ部4を挟んだ構造の積層体とさ
れる。次に、積層体の左右の両側面部にそれぞれ入力外
部電極5及び出力外部電極6が形成され、積層体の手前
側及び奥側の側面の下部にそれぞれグランド外部電極
7,8が形成され、上部にそれぞれスルー電極連結電極
9,10が形成される。これら電極5〜10はスパッタ
リング法、真空蒸着、あるいは印刷焼付等の手段にて形
成する。
的に焼結されることにより、図1に示したインダクタン
ス部2と3でコンデンサ部4を挟んだ構造の積層体とさ
れる。次に、積層体の左右の両側面部にそれぞれ入力外
部電極5及び出力外部電極6が形成され、積層体の手前
側及び奥側の側面の下部にそれぞれグランド外部電極
7,8が形成され、上部にそれぞれスルー電極連結電極
9,10が形成される。これら電極5〜10はスパッタ
リング法、真空蒸着、あるいは印刷焼付等の手段にて形
成する。
【0017】入力外部電極5は、引出し用ビアホール2
7a及び中継用ビアホール26aを介して、コイル16
の一方の端部、具体的にはコイル導体25aの端部に電
気的に接続している。出力外部電極6は、引出し用ビア
ホール27bを介して、コイル17の一方の端部、具体
的にはコイル導体25fの端部に電気的に接続してい
る。グランド外部電極7,8は、それぞれグランド電極
20の端部20a,20bに電気的に接続している。
7a及び中継用ビアホール26aを介して、コイル16
の一方の端部、具体的にはコイル導体25aの端部に電
気的に接続している。出力外部電極6は、引出し用ビア
ホール27bを介して、コイル17の一方の端部、具体
的にはコイル導体25fの端部に電気的に接続してい
る。グランド外部電極7,8は、それぞれグランド電極
20の端部20a,20bに電気的に接続している。
【0018】さらに、スルー電極連結電極9は、引出し
用ビアホール29及び引出し用導体28aを介してコイ
ル16の他方の端部、具体的にはコイル導体25cの端
部に電気的に接続し、かつ、スルー電極21の一方の端
部21aに電気的に接続している。スルー電極連結電極
10は、中継用ビアホール26d及び引出し用導体28
bを介してコイル17の他方の端部、具体的にはコイル
導体25dの端部に電気的に接続し、かつ、スルー電極
21の他方の端部21bに電気的に接続している。
用ビアホール29及び引出し用導体28aを介してコイ
ル16の他方の端部、具体的にはコイル導体25cの端
部に電気的に接続し、かつ、スルー電極21の一方の端
部21aに電気的に接続している。スルー電極連結電極
10は、中継用ビアホール26d及び引出し用導体28
bを介してコイル17の他方の端部、具体的にはコイル
導体25dの端部に電気的に接続し、かつ、スルー電極
21の他方の端部21bに電気的に接続している。
【0019】図5はLCフィルタ1の電気等価回路図で
ある。図中、L(E),R(E)は、ぞれぞれグランド
電極20の等価直列インダクタンス、等価直列抵抗を表
示している。こうして得られたLCフィルタ1は、シー
ト12,13の積み重ね方向が入力外部電極5及び出力
外部電極6に対して垂直であり、コイル16,17の軸
方向が入力外部電極5及び出力外部電極6に対して垂直
である。従って、コイル16,17と外部電極5〜8間
にそれぞれ分布状に発生する浮遊容量は極めて小さくな
る。なぜなら、コイル16と入力外部電極5間並びにコ
イル17と出力外部電極6間の電位差が小さく、かつ、
コイル16と出力外部電極6の間隔並びにコイル17と
入力外部電極5の間隔が広いからである。
ある。図中、L(E),R(E)は、ぞれぞれグランド
電極20の等価直列インダクタンス、等価直列抵抗を表
示している。こうして得られたLCフィルタ1は、シー
ト12,13の積み重ね方向が入力外部電極5及び出力
外部電極6に対して垂直であり、コイル16,17の軸
方向が入力外部電極5及び出力外部電極6に対して垂直
である。従って、コイル16,17と外部電極5〜8間
にそれぞれ分布状に発生する浮遊容量は極めて小さくな
る。なぜなら、コイル16と入力外部電極5間並びにコ
イル17と出力外部電極6間の電位差が小さく、かつ、
コイル16と出力外部電極6の間隔並びにコイル17と
入力外部電極5の間隔が広いからである。
【0020】さらに、スルー電極21の一方の端部21
aがスルー電極連結電極9を介してコイル16に接続
し、かつ、他方の端部21bがスルー電極連結電極10
を介してコイル17に接続しているので、コンデンサ2
3はスルー電極連結電極9,10及びグランド外部電極
7(又は8)を端子とする三端子構造となり(図5参
照)、信号側の等価直列インダクタンス及び等価直列抵
抗、すなわちスルー電極21側に発生する等価直列イン
ダクタンスL(E)及び等価直列抵抗R(E)を小さく
することができる。
aがスルー電極連結電極9を介してコイル16に接続
し、かつ、他方の端部21bがスルー電極連結電極10
を介してコイル17に接続しているので、コンデンサ2
3はスルー電極連結電極9,10及びグランド外部電極
7(又は8)を端子とする三端子構造となり(図5参
照)、信号側の等価直列インダクタンス及び等価直列抵
抗、すなわちスルー電極21側に発生する等価直列イン
ダクタンスL(E)及び等価直列抵抗R(E)を小さく
することができる。
【0021】この結果、コンデンサ23と等価直列イン
ダクタンスL(E)にて構成される直列共振回路の共振
周波数が高周波側へ移動するので、高周波域での挿入損
失特性が優れた積層型LCフィルタ1が得られる。図6
は、LCフィルタ1の挿入損失特性を示すグラフである
(実線41参照)。比較のため、図17に示した従来の
LCフィルタ150の挿入損失特性(点線42参照)、
並びにコイルの浮遊容量を低減した図12に示したLC
フィルタ170の挿入損失特性(一点鎖線43参照)も
併せて表示している。
ダクタンスL(E)にて構成される直列共振回路の共振
周波数が高周波側へ移動するので、高周波域での挿入損
失特性が優れた積層型LCフィルタ1が得られる。図6
は、LCフィルタ1の挿入損失特性を示すグラフである
(実線41参照)。比較のため、図17に示した従来の
LCフィルタ150の挿入損失特性(点線42参照)、
並びにコイルの浮遊容量を低減した図12に示したLC
フィルタ170の挿入損失特性(一点鎖線43参照)も
併せて表示している。
【0022】さらに、第1実施形態では、コンデンサ部
4の最外層にスルー電極21を配置して、グランド電極
20とコイル16,17の間に、磁性体シート12より
絶縁抵抗が大きい誘電体シート13を配置することによ
り、電位差が大きいグランド電極20とコイル16,1
7間の絶縁信頼性を向上させている。ただし、コンデン
サ部4の最外層にグランド電極20を配置する構造であ
ってもよいことは言うまでもない。
4の最外層にスルー電極21を配置して、グランド電極
20とコイル16,17の間に、磁性体シート12より
絶縁抵抗が大きい誘電体シート13を配置することによ
り、電位差が大きいグランド電極20とコイル16,1
7間の絶縁信頼性を向上させている。ただし、コンデン
サ部4の最外層にグランド電極20を配置する構造であ
ってもよいことは言うまでもない。
【0023】[第2実施形態、図7及び図8]図7に示
すように、積層型LCフィルタ51は、インダクタ部5
2と53の間にコンデンサ部54を挟んだ構造をしてい
る。インダクタ部52は、コイル導体75a,75b,
75c及び中継用ビアホール76a,76b,76cを
それぞれ設けた磁性体シート62、引出し用ビアホール
77aを設けた磁性体シート62、引出し用導体78a
を設けた磁性体シート62等にて構成されている。コイ
ル導体75a〜75cは、中継用ビアホール76b,7
6cを介して直列に電気的に接続され、ソレノイド状の
コイル66を形成する。
すように、積層型LCフィルタ51は、インダクタ部5
2と53の間にコンデンサ部54を挟んだ構造をしてい
る。インダクタ部52は、コイル導体75a,75b,
75c及び中継用ビアホール76a,76b,76cを
それぞれ設けた磁性体シート62、引出し用ビアホール
77aを設けた磁性体シート62、引出し用導体78a
を設けた磁性体シート62等にて構成されている。コイ
ル導体75a〜75cは、中継用ビアホール76b,7
6cを介して直列に電気的に接続され、ソレノイド状の
コイル66を形成する。
【0024】インダクタ部53は、コイル導体75d,
75e,75f及び中継用ビアホール76d,76e,
76fをそれぞれ設けた磁性体シート62、引出し用ビ
アホール77bを設けた磁性体シート62、引出し用導
体78b及び引出し用ビアホール77cを設けた磁性体
シート62等にて構成されている。コイル導体75d〜
75fは、中継用ビアホール76e,76fを介して直
列に電気的に接続され、ソレノイド状のコイル67を形
成する。
75e,75f及び中継用ビアホール76d,76e,
76fをそれぞれ設けた磁性体シート62、引出し用ビ
アホール77bを設けた磁性体シート62、引出し用導
体78b及び引出し用ビアホール77cを設けた磁性体
シート62等にて構成されている。コイル導体75d〜
75fは、中継用ビアホール76e,76fを介して直
列に電気的に接続され、ソレノイド状のコイル67を形
成する。
【0025】コンデンサ部54は、グランド電極70及
びスルー電極連結用ビアホール81b,82aを設けた
誘電体シート63、スルー電極71及びスルー電極連結
用ビアホール81a,81c,82bをそれぞれ設けた
誘電体シート63等にて構成されている。グランド電極
70の端部はシート63の下辺に露出している。スルー
電極71はそれぞれ手前側の辺から奥側の辺にわたって
帯状に配設されており、手前側の端部71aにスルー電
極連結用ビアホール81a,81cが配置され、奥側の
端部71bにスルー電極連結用ビアホール82bが配置
されている。コンデンサ部54の最外層にはスルー電極
71が配置されている。グランド電極70とスルー電極
71は対向し、これらの電極70,71にてコンデンサ
73を形成する。
びスルー電極連結用ビアホール81b,82aを設けた
誘電体シート63、スルー電極71及びスルー電極連結
用ビアホール81a,81c,82bをそれぞれ設けた
誘電体シート63等にて構成されている。グランド電極
70の端部はシート63の下辺に露出している。スルー
電極71はそれぞれ手前側の辺から奥側の辺にわたって
帯状に配設されており、手前側の端部71aにスルー電
極連結用ビアホール81a,81cが配置され、奥側の
端部71bにスルー電極連結用ビアホール82bが配置
されている。コンデンサ部54の最外層にはスルー電極
71が配置されている。グランド電極70とスルー電極
71は対向し、これらの電極70,71にてコンデンサ
73を形成する。
【0026】各シート62,63は積み重ねられ、一体
的に焼結されることにより、図8に示したインダクタ部
52と53とでコンデンサ部54を挟んだ構造の積層体
とされる。次に、積層体の左右の両側面部にそれぞれ入
力外部電極91及び出力外部電極92が形成され、積層
体の底面中央部にグランド外部電極93が形成される。
的に焼結されることにより、図8に示したインダクタ部
52と53とでコンデンサ部54を挟んだ構造の積層体
とされる。次に、積層体の左右の両側面部にそれぞれ入
力外部電極91及び出力外部電極92が形成され、積層
体の底面中央部にグランド外部電極93が形成される。
【0027】入力外部電極91は、引出し用導体78a
及び中継用ビアホール76aを介してコイル66の一方
の端部、具体的にはコイル導体75aの端部に電気的に
接続している。出力外部電極92は、引出し用導体78
b及び引出し用ビアホール77cを介してコイル67の
一方の端部、具体的にはコイル導体75fの端部に電気
的に接続している。さらに、グランド外部電極93は、
それぞれグランド電極70の端部に電気的に接続してい
る。
及び中継用ビアホール76aを介してコイル66の一方
の端部、具体的にはコイル導体75aの端部に電気的に
接続している。出力外部電極92は、引出し用導体78
b及び引出し用ビアホール77cを介してコイル67の
一方の端部、具体的にはコイル導体75fの端部に電気
的に接続している。さらに、グランド外部電極93は、
それぞれグランド電極70の端部に電気的に接続してい
る。
【0028】こうして得られたLCフィルタ51は、ス
ルー電極71の手前側の端部71aがスルー電極連結用
ビアホール81a〜81c及び引出し用ビアホール77
aを介してコイル66の端部、具体的にはコイル導体7
5cの端部に電気的に接続している。そして、スルー電
極71の奥側の端部71bが、スルー電極連結用ビアホ
ール82a,82b、引出し用ビアホール77b及び中
継用ビアホール76dを介してコイル67の端部、具体
的にはコイル導体75dの端部に電気的に接続してい
る。従って、コンデンサ73は、スルー電極連結用ビア
ホール81a〜81cを一つの端子とし、スルー電極連
結用ビアホール82a,82bを一つの端子とし、グラ
ンド外部電極93を一つの端子とする三端子構造とな
り、スルー電極71側に発生する等価直列インダクタン
ス及び等価直列抵抗を小さくすることができる。この結
果、前記第1実施形態のLCフィルタ1と同様に、高周
波域での挿入損失特性が優れた積層型LCフィルタ51
が得られる。
ルー電極71の手前側の端部71aがスルー電極連結用
ビアホール81a〜81c及び引出し用ビアホール77
aを介してコイル66の端部、具体的にはコイル導体7
5cの端部に電気的に接続している。そして、スルー電
極71の奥側の端部71bが、スルー電極連結用ビアホ
ール82a,82b、引出し用ビアホール77b及び中
継用ビアホール76dを介してコイル67の端部、具体
的にはコイル導体75dの端部に電気的に接続してい
る。従って、コンデンサ73は、スルー電極連結用ビア
ホール81a〜81cを一つの端子とし、スルー電極連
結用ビアホール82a,82bを一つの端子とし、グラ
ンド外部電極93を一つの端子とする三端子構造とな
り、スルー電極71側に発生する等価直列インダクタン
ス及び等価直列抵抗を小さくすることができる。この結
果、前記第1実施形態のLCフィルタ1と同様に、高周
波域での挿入損失特性が優れた積層型LCフィルタ51
が得られる。
【0029】[第3実施形態、図9及び図10]第3実
施形態は、貫通タイプのコンデンサを有する積層型LC
フィルタについて説明する。図9に模式的に示すよう
に、積層型LCフィルタ101は、インダクタ部102
と103の間にコンデンサ部104を挟んだ構造をして
いる。図9において、フィルタ101の左右の側面には
それぞれ入力外部電極105及び出力外部電極106が
設けられ、上下の側面にはそれぞれグランド電極10
8,107が設けられている。インダクタ部102,1
03にそれぞれ内蔵されているコイル116,117の
軸方向は入出力外部電極105,106に対して垂直で
ある。コイル116,117の一方の端部は、入力外部
電極105及び出力外部電極106に電気的に接続され
ている。インダクタ部102,103は、それぞれコイ
ル導体を設けた磁性体シート等を積み重ね、コイル導体
相互を磁性体シートに設けたビアホールを介して直列に
接続してコイル116,117を構成したものである。
施形態は、貫通タイプのコンデンサを有する積層型LC
フィルタについて説明する。図9に模式的に示すよう
に、積層型LCフィルタ101は、インダクタ部102
と103の間にコンデンサ部104を挟んだ構造をして
いる。図9において、フィルタ101の左右の側面には
それぞれ入力外部電極105及び出力外部電極106が
設けられ、上下の側面にはそれぞれグランド電極10
8,107が設けられている。インダクタ部102,1
03にそれぞれ内蔵されているコイル116,117の
軸方向は入出力外部電極105,106に対して垂直で
ある。コイル116,117の一方の端部は、入力外部
電極105及び出力外部電極106に電気的に接続され
ている。インダクタ部102,103は、それぞれコイ
ル導体を設けた磁性体シート等を積み重ね、コイル導体
相互を磁性体シートに設けたビアホールを介して直列に
接続してコイル116,117を構成したものである。
【0030】コンデンサ部104には、複数の鍔部12
1aとこの複数の鍔部121aを連結する中心導体部1
21bにて構成されたスルー電極121が設けられてい
る。グランド電極120は鍔部121aの間に対向する
ように配置され、鍔部121aとの間に静電容量を形成
する。グランド電極120はそれぞれグランド外部電極
107,108に接続されている。コンデンサ部104
は、鍔部121aやグランド電極120をそれぞれ設け
た誘電体シート等を積み重ね、鍔部121a相互を誘電
体シートに設けた中心導体形成用ビアホールを介して電
気的に接続して構成したものである。中心導体形成用ビ
アホールは、誘電体シートが積層されると中心導体部1
21bを形成する。インダクタンス部102,103及
びコンデンサ部104の積層方向は外部電極105,1
06に対して垂直である。
1aとこの複数の鍔部121aを連結する中心導体部1
21bにて構成されたスルー電極121が設けられてい
る。グランド電極120は鍔部121aの間に対向する
ように配置され、鍔部121aとの間に静電容量を形成
する。グランド電極120はそれぞれグランド外部電極
107,108に接続されている。コンデンサ部104
は、鍔部121aやグランド電極120をそれぞれ設け
た誘電体シート等を積み重ね、鍔部121a相互を誘電
体シートに設けた中心導体形成用ビアホールを介して電
気的に接続して構成したものである。中心導体形成用ビ
アホールは、誘電体シートが積層されると中心導体部1
21bを形成する。インダクタンス部102,103及
びコンデンサ部104の積層方向は外部電極105,1
06に対して垂直である。
【0031】スルー電極121の左側端部に配置された
鍔部121aは、スルー電極連結用ビアホール109を
介して、インダクタンス部102のコイル116の他方
の端部に電気的に接続している。一方、スルー電極12
1の右側端部に配置された鍔部121aは、スルー電極
連結用ビアホール110を介して、インダクタンス部1
03のコイル117の他方の端部に電気的に接続してい
る。図10はLCフィルタ101の電気等価回路図であ
る。以上の構成からなるLCフィルタ101は、コンデ
ンサ部104が、スルー電極連結用ビアホール109,
110及びグランド外部電極107(又は108)を端
子とする三端子構造となり、前記第1実施形態のLCフ
ィルタ1と同様の作用効果を奏する。
鍔部121aは、スルー電極連結用ビアホール109を
介して、インダクタンス部102のコイル116の他方
の端部に電気的に接続している。一方、スルー電極12
1の右側端部に配置された鍔部121aは、スルー電極
連結用ビアホール110を介して、インダクタンス部1
03のコイル117の他方の端部に電気的に接続してい
る。図10はLCフィルタ101の電気等価回路図であ
る。以上の構成からなるLCフィルタ101は、コンデ
ンサ部104が、スルー電極連結用ビアホール109,
110及びグランド外部電極107(又は108)を端
子とする三端子構造となり、前記第1実施形態のLCフ
ィルタ1と同様の作用効果を奏する。
【0032】[他の実施形態]なお、本発明に係る積層
型LCフィルタは前記実施形態に限定するものではな
く、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
前記実施形態では、インダクタ部−コンデンサ部−イン
ダクタ部からなるものを説明したが、この他に、インダ
クタ部−コンデンサ部からなるLCフィルタ、インダク
タ部−コンデンサ部−インダクタ部−コンデンサ部−イ
ンダクタ部からなるLCフィルタ等であってもよい。
型LCフィルタは前記実施形態に限定するものではな
く、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
前記実施形態では、インダクタ部−コンデンサ部−イン
ダクタ部からなるものを説明したが、この他に、インダ
クタ部−コンデンサ部からなるLCフィルタ、インダク
タ部−コンデンサ部−インダクタ部−コンデンサ部−イ
ンダクタ部からなるLCフィルタ等であってもよい。
【0033】また、コンデンサ部に抵抗体を内蔵させた
り、あるいは新たに絶縁体層を積層してその絶縁体層に
抵抗体を内蔵させたLCR複合部品であってもよい。ま
た、前記実施形態は、それぞれ導体が形成された磁性体
シート及び誘電体シートを積み重ねた後、一体的に焼成
するものであるが、必ずしもこれに限定されない。シー
トは予め焼結されたものを用いてもよい。また、以下に
説明する製法によってLCフィルタを作成してもよい。
印刷等の手段によりペースト状の磁性体材料を塗布して
磁性体層を形成した後、その磁性体層の表面にペースト
状の導電体材料を塗布して任意の導体を形成する。次
に、ペースト状の磁性体材料を前記導体の上から塗布し
て導体が内蔵された磁性体層とする。同様にして、この
磁性体層の上に導体が内蔵された誘電体層を形成する。
こうして順に重ね塗りすることによって積層構造を有す
るLCフィルタが得られる。
り、あるいは新たに絶縁体層を積層してその絶縁体層に
抵抗体を内蔵させたLCR複合部品であってもよい。ま
た、前記実施形態は、それぞれ導体が形成された磁性体
シート及び誘電体シートを積み重ねた後、一体的に焼成
するものであるが、必ずしもこれに限定されない。シー
トは予め焼結されたものを用いてもよい。また、以下に
説明する製法によってLCフィルタを作成してもよい。
印刷等の手段によりペースト状の磁性体材料を塗布して
磁性体層を形成した後、その磁性体層の表面にペースト
状の導電体材料を塗布して任意の導体を形成する。次
に、ペースト状の磁性体材料を前記導体の上から塗布し
て導体が内蔵された磁性体層とする。同様にして、この
磁性体層の上に導体が内蔵された誘電体層を形成する。
こうして順に重ね塗りすることによって積層構造を有す
るLCフィルタが得られる。
【0034】また、得られるLCフィルタの等価回路は
T形に限らず、π形、L形であってもよい。
T形に限らず、π形、L形であってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、スルー電極の一端部に接続された第1スルー電
極連結部と、スルー電極の他端部に接続された第2スル
ー電極連結部とを設け、スルー電極を前記第1あるいは
第2スルー電極連結部を介してインダクタ部に内蔵され
たコイルに電気的に接続させたので、コンデンサ部が第
1スルー電極連結部と第2スルー電極連結部とグランド
外部電極を端子とする三端子構造となり、スルー電極側
に発生する等価直列インダクタンス及び等価直列抵抗を
抑えることができる。この結果、インダクタ部に内蔵さ
れたコイルの軸方向を入出力外部電極に対して垂直に配
置することによって得られる浮遊容量の低減効果と共
に、高周波域での挿入損失特性を更に向上させることが
できる。
よれば、スルー電極の一端部に接続された第1スルー電
極連結部と、スルー電極の他端部に接続された第2スル
ー電極連結部とを設け、スルー電極を前記第1あるいは
第2スルー電極連結部を介してインダクタ部に内蔵され
たコイルに電気的に接続させたので、コンデンサ部が第
1スルー電極連結部と第2スルー電極連結部とグランド
外部電極を端子とする三端子構造となり、スルー電極側
に発生する等価直列インダクタンス及び等価直列抵抗を
抑えることができる。この結果、インダクタ部に内蔵さ
れたコイルの軸方向を入出力外部電極に対して垂直に配
置することによって得られる浮遊容量の低減効果と共
に、高周波域での挿入損失特性を更に向上させることが
できる。
【0036】また、コンデンサ部の最外層にスルー電極
を配置することにより、グランド電極とコイルの間に絶
縁抵抗が大きい誘電体層が配置されることになり、グラ
ンド電極とコイル間の絶縁信頼性を向上させることがで
きる。
を配置することにより、グランド電極とコイルの間に絶
縁抵抗が大きい誘電体層が配置されることになり、グラ
ンド電極とコイル間の絶縁信頼性を向上させることがで
きる。
【図1】本発明に係る積層型LCフィルタの第1実施形
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図2】図1に示した積層型LCフィルタの内部透視斜
視図。
視図。
【図3】図1に示した積層型LCフィルタの分解斜視
図。
図。
【図4】図1に示した積層型LCフィルタの内部構造を
模式的に示した平面図。
模式的に示した平面図。
【図5】図1に示した積層型LCフィルタの電気等価回
路図。
路図。
【図6】図1に示した積層型LCフィルタの挿入損失特
性を示すグラフ。
性を示すグラフ。
【図7】本発明に係る積層型LCフィルタの第2実施形
態を示す分解斜視図。
態を示す分解斜視図。
【図8】図7に示した積層型LCフィルタの外観を示す
斜視図。
斜視図。
【図9】本発明に係る積層型LCフィルタの第3実施形
態の内部構造を模式的に示した平面図。
態の内部構造を模式的に示した平面図。
【図10】図9に示した積層型LCフィルタの電気等価
回路図。
回路図。
【図11】従来の積層型LCフィルタを示す内部透視斜
視図。
視図。
【図12】浮遊容量を低減した積層型LCフィルタを示
す内部透視斜視図。
す内部透視斜視図。
【図13】図12に示した積層型LCフィルタの内部構
造を模式的に示した平面図。
造を模式的に示した平面図。
【図14】図12に示した積層型LCフィルタの電気等
価回路図。
価回路図。
1…積層型LCフィルタ 2,3…インダクタ部 4…コンデンサ部 5…入力外部電極 6…出力外部電極 7,8…グランド外部電極 9,10…スルー電極連結電極 12…磁性体シート 13…誘電体シート 16,17…コイル 20…グランド電極 21…スルー電極 21a,21b…端部 23…コンデンサ 25a〜25f…コイル導体 51…積層型LCフィルタ 52,53…インダクタ部 54…コンデンサ部 66,67…コイル 70…グランド電極 71…スルー電極 71a,71b…端部 73…コンデンサ 75a〜75f…コイル導体 81a〜81c…スルー電極連結用ビアホール 82a,82b…スルー電極連結用ビアホール 91…入力外部電極 92…出力外部電極 93…グランド外部電極 101…積層型LCフィルタ 102,103…インダクタ部 104…コンデンサ部 105…入力外部電極 106…出力外部電極 107,108…グランド外部電極 109,110…スルー電極連結用ビアホール 116,117…コイル 120…グランド電極 121…スルー電極
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のコイル導体と磁性体層とを積層
し、前記コイル導体を直列に接続して形成したコイルを
内蔵したインダクタ部と、 グランド電極とこのグランド電極との間に容量を形成す
るスルー電極と誘電体層とを積層して構成した、前記イ
ンダクタ部に積層されるコンデンサ部と、 前記インダクタ部とコンデンサ部の積層方向並びに前記
コイルの軸方向に対して垂直に配置された入出力外部電
極と、 前記グランド電極に接続されたグランド外部電極と、 前記スルー電極の一端部に接続された第1スルー電極連
結部と、 前記スルー電極の他端部に接続された第2スルー電極連
結部とを備え、 前記スルー電極が前記第1スルー電極連結部又は第2ス
ルー電極連結部を介して前記コイルに電気的に接続され
ていること、 を特徴とする積層型LCフィルタ。 - 【請求項2】 コンデンサ部の最外層にスルー電極が配
置されていることを特徴とする請求項1記載の積層型L
Cフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34936196A JPH10190391A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 積層型lcフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34936196A JPH10190391A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 積層型lcフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10190391A true JPH10190391A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18403249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34936196A Pending JPH10190391A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 積層型lcフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10190391A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000151327A (ja) * | 1998-11-12 | 2000-05-30 | Murata Mfg Co Ltd | 積層型ノイズフィルタ |
| US6891813B2 (en) | 2000-12-12 | 2005-05-10 | The Directv Group, Inc. | Dynamic cell CDMA code assignment system and method |
| US8884721B2 (en) | 2010-11-09 | 2014-11-11 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Laminated LC filter |
| US8896394B2 (en) | 2011-03-18 | 2014-11-25 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component |
| KR101514554B1 (ko) * | 2013-10-18 | 2015-04-22 | 삼성전기주식회사 | 복합 전자부품 및 그 실장 기판 |
| KR20160076640A (ko) * | 2014-12-23 | 2016-07-01 | 삼성전기주식회사 | 복합 전자부품 및 그 실장 기판 |
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1996
- 1996-12-27 JP JP34936196A patent/JPH10190391A/ja active Pending
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