JPH1019300A - 空気調和装置の室内機 - Google Patents
空気調和装置の室内機Info
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Abstract
ル3の前下方に設けられ、室内に空調空気を吹出すため
の吹出口1を備えている。吹出口1には、空調空気の上
下の吹出し方向を変化させるために、回動軸C1,C2
回りにそれぞれ回動自在となった二つの上下風向板6
0,70が設けられている。暖房運転時において真下吹
きを行う場合、第1の上下風向板60が略垂直の位置に
置かれ、第2の上下風向板70が、前面パネル3の前面
3aに沿って吹出口1の前上方側を閉塞する停止位置
(S)に置かれる。
Description
室内機に係り、とりわけ、室内機の吹出口に設けられた
上下風向板(ルーバ)の回動による、空調空気の上下の
吹出し方向の制御に関する。
空気調和装置の室内機は、室内に空調空気を吹出す吹出
口201に、回動軸回りに回動自在となった上下風向板
210,220,230が設けられ、この上下風向板2
10,220,230の回動位置を移動させることによ
り、空調空気の上下の吹出し方向(風向)を変化させる
ようになっている。この場合、図23に示すように1枚
の上下風向板210をモータ駆動により回動させるもの
や、図24に示すように2枚の上下風向板220,23
0をモータ駆動により連動式に回動させるものがある。
空気調和装置の暖房運転時において、上下風向板21
0,220,230を略垂直の位置に置くことにより、
室内機の真下若しくは後部壁面寄りの方向に空調空気
(温風)を吹出し、室内の下方(床面付近)を暖めて暖
房運転開始時等の快適性を向上させるようにする風向制
御(いわゆる「真下吹き」)が知られている。
空気調和装置の室内機には、以下のような問題点があ
る。まず、上記真下吹きにおいて、図23に示す室内機
では、吹出口201と上下風向板210の上端部との間
に比較的大きな隙間205ができるので、この隙間20
5部分からの空調空気の流出により真下吹きの風量(空
調空気流量)が減少してしまう。また、図24に示す室
内機では、吹出口201と上下風向板230の上端部と
の間の隙間206部分から空調空気が流出するととも
に、吹出口201の真下方向への吹出し面積が大きくな
るために真下吹きの風速(空調空気流速)が減少してし
まう。
真下吹きにおいて十部な風量や風速が得られなくなる。
そして、もともと温風の比重が室内空気の比重より小さ
いことから、真下吹きにおいて十部な風量や風速が得ら
れないと、温風が床面に到達する前に持ち上がってしま
い、床面付近を暖めて快適性を向上させる目的が十分に
果たせなくなってしまう。
風向板220,230を連動式に回動させるようになっ
ており、暖房運転時における風向は上記真下吹きの他、
前下方または水平前方のいずれか1方向に限られてい
る。
て回動できるようにし、風量の大きい一方向への主流
と、風量の小さい他方向への副流と分けて、2方向への
吹出しができるようにした室内機であっても、従来、主
流の吹出し方向の変更は少なくとも主流側の上下風向板
を回動させることによって行われている。
く行うためには、少なくとも主流側の上下風向板の回動
位置を細かく位置決めする必要がある。例えば、主流の
吹出し方向を真下方向からわずかに前下方向きにに設定
するには、主流側の上下風向板を垂直位置からわずかに
前下方を向いた位置に位置決めしなければならない。そ
して、このような細かな位置決めを達成するには、上下
風向板を駆動するモータの回転分解能を上げる必要があ
り、高価なモータや減速機構と、それに見合ったモータ
制御が必要となる。
出し方向が上記真下吹き、水平前方、及び居住域に向か
って直接吹出す前下方のいずれか1方向に限られている
ため、他の吹出し方向から前下方に風向を変更すると、
急に居住者に風が直接当たるようになり、居住者が通風
や冷風感を感じたりして不快になることがある。
いては、風向が水平前方になるよう、上下風向板の回動
位置が略水平の位置に固定される。この場合、風量を低
下させたり、空調空気の温度が室温に対して相対的に低
くなったりすると、空調空気がその大きな比重のために
落下して、居住域に直接吹付けることがある。このよう
な場合、居住者に空調空気の流れが直接当たっても、短
時間であれば暖房運転時における冷風感のような不快感
はないが、長時間では寒気や冷えすぎを感じ、快適性の
点で好ましいものではない。
れたものであり、第1に真下吹きの温風を確実に床面に
到達させ、床面付近を十分に暖めて快適性を向上させる
ことを目的とする。
に分けることにより、効果的な暖房を行うことを目的と
する。
要することなく、主流の吹出し方向を細かく変化させる
ことを目的とする。
要することなく、第2の上下風向板の回動位置の設定を
変更するだけで、主流の吹出し方向を真下よりやや前方
寄りの方向から前下方の間の複数の方向に変化させるこ
とを目的とする。
むことなく、効果的な暖房を行うことを目的とする。
要することなく、第2の上下風向板の回動位置の設定を
順次移動させるだけで、主流の吹出し方向を真下方向か
ら前下方の間の複数の方向に順次変化させることを目的
とする。
感のない暖かな暖房ができるとともに、室温の均一化を
図ることを目的とする。
住域に直接吹付ける状態を回避することを目的とする。
調空気を吹出すための吹出口と、この吹出口に設けら
れ、前記空調空気の上下の吹出し方向を変化させるため
にそれぞれ回動軸回りに回動自在となった第1の上下風
向板及び第2の上下風向板であって、前記吹出口の後下
方側に位置する第1の上下風向板及び前記吹出口の前上
方側に位置する第2の上下風向板と、各上下風向板の回
動位置をそれぞれ独立して移動させるための手段とを備
え、暖房運転時において、前記1第1の上下風向板は、
略垂直の位置に置かれ、前記第2の上下風向板は、前記
吹出口の前上方側を閉塞する位置に置かれることを特徴
とする空気調和装置の室内機である。
いて、第2の上下風向板は、吹出口の前上方側を閉塞す
る位置に置かれるので、第2の上下風向板と吹出口との
間の空調空気の漏れがなく、また第2の上下風向板によ
って吹出口面積が大幅に縮小されるため、略垂直の位置
に置かれた第2の上下風向板によって形成される真下方
向への吹出しの風速が増加する。
込口と、この吸込口の下方に設けられ、室内に空調空気
を吹出すための吹出口と、この吹出口に設けられ、前記
空調空気の上下の吹出し方向を変化させるためにそれぞ
れ回動軸回りに回動自在となった第1の上下風向板及び
第2の上下風向板であって、前記吹出口の後下方側に位
置する第1の上下風向板及び前記吹出口の前上方側に位
置する第2の上下風向板と、各上下風向板の回動位置を
それぞれ独立して移動させるための手段とを備え、暖房
運転時において、前記第1の上下風向板は、略垂直の位
置から前下方を向く位置までの間に置かれ、前記第2の
上下風向板は、前上方を向く位置に置かれることを特徴
とする空気調和装置の室内機である。
出し方向を、第1の上下風向板による前下方と、第2の
上下風向板による前上方との2方向に分けることができ
る。そして、第2の上下風向板による前上方への温風は
再度吸込口から吸込まれて再加熱され、第1の上下風向
板による前下方への温風の温度を上昇させる高温吹出し
状態を形成する。
第1の上下風向板と第2の上下風向板とは、互いの中心
線が略直交する位置に置かれることを特徴とする。
いて、第1の上下風向板と第2の上下風向板との間から
の空調空気の漏れを減少させることができる。
めの吹出口と、この吹出口に設けられ、前記空調空気の
上下の吹出し方向を変化させるためにそれぞれ回動軸回
りに回動自在となった二つの上下風向板と、各上下風向
板の回動位置をそれぞれ独立して移動させるための手段
とを備え、前記空調空気の流量が多い主流を形成する一
方の上下風向板の回動位置を固定した状態で、前記空調
空気の流量が少ない支流を形成する他方の上下風向板の
回動位置を変更することにより、前記主流の吹出し方向
を変化させることを特徴とする空気調和装置の室内機で
ある。
吹出し方向は相互に影響し合う関係にあるが、支流の吹
出し方向変化に対して主流の吹出し方向はわずかずつ変
化するので、主流を形成する一方の上下風向板の回動位
置を固定したまま、支流を形成する他方の上下風向板の
回動位置を大きく変更することにより、主流の吹出し方
向を細かく変化させることができる。
めの吹出口と、この吹出口に設けられ、前記空調空気の
上下の吹出し方向を変化させるためにそれぞれ回動軸回
りに回動自在となった第1の上下風向板及び第2の上下
風向板であって、前記吹出口の後下方側に位置する第1
の上下風向板及び前記吹出口の前上方側に位置する第2
の上下風向板と、各上下風向板の回動位置をそれぞれ独
立して移動させるための手段とを備え、前記第1の上下
風向板が略垂直の位置に置かれた状態において、前記第
2の上下風向板は前上方を向く位置から前下方を向く位
置までの間の複数の位置に停止可能となっていることを
特徴とする空気調和装置の室内機である。
板によって形成される主流と、第2の上下風向板によっ
て形成される支流の吹出し方向とは相互に影響し合う関
係にあるが、支流の吹出し方向変化に対して主流の吹出
し方向はわずかずつ変化する。このことにより、第1の
上下風向板が略垂直の位置に置かれた状態において、第
2の上下風向板を前上方を向く位置から前下方を向く位
置までの間の複数の位置に設定することで、第2の上下
風向板による支流の吹出し方向の変更に伴って、第1の
上下風向板による主流の吹出し方向を真下よりやや前方
寄りの方向から前下方までの間で複数の方向に変化させ
ることができる。このため、第1の上下風向板の回動位
置の設定を変更するだけで、主流の吹出し方向を真下よ
りやや前方寄りの方向から前下方までの間の複数の方向
に変化させることができる。
めの吹出口と、この吹出口に設けられ、前記空調空気の
上下の吹出し方向を変化させるためにそれぞれ回動軸回
りに回動自在となった第1の上下風向板及び第2の上下
風向板であって、前記吹出口の後下方側に位置する第1
の上下風向板及び前記吹出口の前上方側に位置する第2
の上下風向板と、各上下風向板の回動位置をそれぞれ独
立して移動させるための手段とを備え、暖房運転時にお
いて、前記第1の上下風向板は、略垂直の位置に置か
れ、前記第2の上下風向板は、略水平の位置から前下方
を向く位置までの間に置かれることを特徴とする空気調
和装置の室内機である。
出し方向が、第1の上下風向板による真下よりやや前方
寄りの方向と、第2の上下風向板による前方との2方向
に分かれた上下分流状態を形成することができる。この
ことにより、第1の上下風向板による真下よりやや前方
寄りの方向への温風で床面付近を暖めるとともに、第2
の上下風向板による前方への温風で室内の上方を暖める
ことができる。
第2の上下風向板は、横断面においてその上面側に湾曲
した形状を有するとともに、前記空調空気の下流側の曲
率が上流側の曲率よりも大きくなっていることを特徴と
する。
第2の上下風向板は、前記空調空気の下流側に、その上
面から上方へ突出する突起部が形成されていることを特
徴とする。
第2の上下風向板は、略平板形状を有するとともに、前
記空調空気の下流側に、その上面から上方へ突出する突
起部が形成されていることを特徴とする。
によっても、第6の手段において、第2の上下風向板に
よる空調空気の吹出し方向を上方に偏向させることがで
きるので、第2の上下風向板の回動位置が略水平から前
下方までの広い範囲で、安定した上下分流状態を形成す
ることができる。
ための吹出口と、この吹出口に設けられ、前記空調空気
の上下の吹出し方向を変化させるためにそれぞれ回動軸
回りに回動自在となった第1の上下風向板及び第2の上
下風向板であって、前記吹出口の後下方側に位置する第
1の上下風向板及び前記吹出口の前上方側に位置する第
2の上下風向板と、各上下風向板の回動位置をそれぞれ
独立して移動させるための手段とを備え、暖房運転時、
前記第1の上下風向板は略垂直の位置に置かれ、前記第
2の上下風向板は、前記吹出口を閉塞する位置から前下
方を向く位置までの間の複数の位置に順次移動されるこ
とを特徴とする空気調和装置の室内機である。
向板によって形成される主流と、第2の上下風向板によ
って形成される支流の吹出し方向とは相互に影響し合う
関係にあるが、支流の吹出し方向変化に対して主流の吹
出し方向はわずかずつ変化する。このことにより、主流
を形成する第1の上下風向板の回動位置を略垂直の位置
に置いたまま、支流を形成する第2の上下風向板を吹出
口を閉塞する位置から前下方を向く位置までの間の複数
の位置に順次移動させることで、主流の吹出し方向を真
下方向から前下方までの複数の方向に順次変化させるこ
とができる。
記第2の上下風向板は、一定運転時間の間、略水平の位
置に保持された後、前下方を向く位置まで移動されるこ
とを特徴とする。
において、一定運転時間の間、第2の上下風向板を略水
平の位置に保持することで、主流の吹出し方向を真下よ
りやや前方寄りの方向にして、居住者に強い風を当てず
に暖房し、その後、第2の上下風向板を前下方を向く位
置まで移動することで、主流の吹出し方向を前下方に移
動させ、居住者に当たる風を増加させる。このことによ
り、居住者に急に強い風を当てることがなく、居住者が
通風や冷風感を感じて不快になることを防止できる。
ための吹出口と、この吹出口に設けられ、前記空調空気
の上下の吹出し方向を変化させるためにそれぞれ回動軸
回りに回動自在となった第1の上下風向板及び第2の上
下風向板であって、前記吹出口の後下方側に位置する第
1の上下風向板及び前記吹出口の前上方側に位置する第
2の上下風向板と、各上下風向板の回動位置をそれぞれ
独立して移動させるための手段とを備え、前記第1の上
下風向板が略垂直の位置に置かれた状態において、前記
第2の上下風向板が、前記吹出口の前上方側を閉塞する
位置に置かれる第1モード位置と、前記第2の上下風向
板が、略水平の位置から前下方を向く位置までの間の位
置に置かれる第2モード位置とにそれぞれ停止可能とな
っており、暖房運転時において、前記第2の上下風向板
は、前記第1モード位置から前記第2モード位置へ順次
移動されることを特徴とする空気調和装置の室内機であ
る。
が第1モード位置にある場合は吹出し方向が真下方向と
なり、第2モード位置にある場合は吹出し方向が第1の
上下風向板による真下よりやや前方寄りの方向と、第2
の上下風向板による前方との2方向に分かれた上下分流
状態を形成する。そして、暖房運転時において、第1の
上下風向板が、第1モード位置から第2モード位置へ順
次移動されるので、吹出し方向が真下方向から上下分流
状態へ順次変化する。
前記第2モード位置は順次、前記第2の上下風向板が略
水平の位置に置かれる状態と、前記第2の上下風向板が
前下方を向く位置に置かれる状態とからなることを特徴
とする。
において、第2モード位置における第1の上下風向板の
前下方への吹出し方向を順次前方寄り変化させるととも
に、上下分流状態へ変化させることができる。このこと
により、居住者方向への風を徐々に強くしながら室内全
体を暖房する状態に移行し、居住者に冷風感を与えるこ
となく室内全体を暖めることができる。
段において、各上下風向板は更に、前記第1の上下風向
板と第2の上下風向板とが共に略水平の位置に置かれる
第3モード位置と、前記第1の上下風向板が前下方を向
くとともに、前記第2の上下風向板が前上方を向く位置
に置かれる第4モード位置とにそれぞれ停止可能となっ
ており、暖房運転時において、各上下風向板は、前記第
1モード位置から、前記第3モード位置、前記第4モー
ド位置、前記第2モード位置へと順次移動されることを
特徴とする。
第13の手段において、各上下風向板が第3モード位置
にある場合は吹出し方向が水平前方となる。また、第4
モード位置にある場合は、吹出し方向が第1の上下風向
板による前下方と、第2の上下風向板による前上方との
2方向に分かれ、第2の上下風向板による前上方への温
風は再度吸込口から吸込まれて再加熱され、第1の上下
風向板による前下方への温風の温度を上昇させる高温吹
出し状態を形成する。
風向板が、第1モード位置から第3モード位置へ移動さ
れることで、吹出し方向が真下方向から水平前方へ変化
し、真下方向への吹出しでは温度が上昇していなかった
室内奥方向の温度を、居住者に風を当てることなく上昇
させることができる。次に、各上下風向板が、第3モー
ド位置から第4モード位置へ移動されることで、吹出し
方向が上記高温吹出し状態へ変化し、居住者に最初に当
たる温風の温度を上昇させるとともに、その後の第2モ
ード位置での前下方への吹出しによる居住者への冷風感
が緩和される。
れかの手段において、手動操作可能な操作スイッチを更
に備え、この操作スイッチが暖房運転中に操作されたと
きに、各上下風向板が前記第1モード位置に移動される
ことを特徴とする。
14のいずれかの手段において、操作スイッチの手動操
作により、暖房運転中に任意に各上下風向板を第1モー
ド位置に移動する事ができる。
れかの手段において、暖房運転開始時に、各上下風向板
が前記第1モード位置に移動されることを特徴とする。
14のいずれかの手段において、常に各上下風向板が第
1モード位置に移動した状態から暖房することができ
る。
4、または第16の手段において、空気調和装置の空調
運転の過渡期と安定期とを判別するための判別手段を更
に備え、この判別手段の判別結果に基づいて各上下風向
板を移動させることを特徴とする。
前記判別手段は、(a)室温を検出するための室温検出
器、(b)熱交換器温度を検出するための熱交温度検出
器、(c)前記空調空気の吹出温度を検出するための吹
出温度検出器、(d)暖房運転開始からの経過時間を検
出するための運転時間タイマ、のうち少なくとも1つを
有し、そのいずれかの検出結果、または各々の検出結果
の組合せに基づいて前記過渡期と前記安定期とを判別す
ることを特徴とする。
空気調和装置の空調運転の過渡期と安定期とを判別する
ための判別手段を更に備え、この判別手段の判別結果に
基づいて各上下風向板を移動させることを特徴とする。
前記判別手段は、(a)室温を検出するための室温検出
器、(b)熱交換器温度を検出するための熱交温度検出
器、(c)前記空調空気の吹出温度を検出するための吹
出温度検出器、(d)前記操作スイッチの操作からの経
過時間を検出するための操作スイッチタイマ、のうち少
なくとも1つを有し、そのいずれかの検出結果、または
各々の検出結果の組合せに基づいて前記過渡期と前記安
定期とを判別することを特徴とする。
判別手段による空調運転の過渡期と安定期との判別結果
に基づいて各上下風向板を移動させることで、過渡期と
安定期との各々の状態に応じた最適の暖房運転が可能と
なる。
れかの手段において、前記空調空気の吹出し流量を変更
するための手段を更に備え、各上下風向板は更に、前記
第1の上下風向板と第2の上下風向板とが共に前下方を
向く位置に置かれる暖房標準モード位置に停止可能とな
っており、各上下風向板が前記第1、第2、または第4
モード位置にある場合の前記吹出し流量が、各上下風向
板が前記暖房標準モード位置にある場合の前記吹出し流
量より大きくなることを特徴とする。
14のいずれかの手段において、各上下風向板が第1、
第2、または第4モード位置にある場合は、暖房標準モ
ード位置にある場合に比べ、各上下風向板による空調空
気の吹き出し抵抗が大きくなり、吹出し流量が低下しや
すくなる。そこで、前者の場合の吹出し流量が、後者の
場合の吹出し流量より大きくなるようにすることで、吹
出し流量の低下による暖房運転効率の低下を防止するこ
とができる。
ための吹出口と、この吹出口に設けられ、前記空調空気
の上下の吹出し方向を変化させるために回動軸回りに回
動自在となった上下風向板と、この上下風向板の回動位
置を移動させるための手段とを備え、冷房運転時におい
て、前記上下風向板は、略水平の位置に置かれる冷房標
準モード位置と、前上方を向く位置に置かれる冷房斜め
上吹モード位置とにそれぞれ停止可能となっていること
を特徴とする空気調和装置の室内機。
冷房標準モード位置にある場合は、吹出し方向が水平前
方になり、冷房斜め上吹きモード位置にある場合は、水
平方向よりやや上方寄りの方向となる。このことによ
り、冷房運転時において、上下風向板が冷房標準モード
位置にあると空調空気が落下して居住域に直接吹付ける
ような場合に、上下風向板を冷房斜め上吹きモード位置
に移動させることで、空調空気が居住域に直接吹付ける
状態を回避することができる。
ための吹出口と、この吹出口に設けられ、前記空調空気
の上下の吹出し方向を変化させるためにそれぞれ回動軸
回りに回動自在となった第1の上下風向板及び第2の上
下風向板であって、前記吹出口の後下方側に位置する第
1の上下風向板及び前記吹出口の前上方側に位置する第
2の上下風向板と、各上下風向板の回動位置をそれぞれ
独立して移動させるための手段とを備え、冷房運転時に
おいて、各上下風向板は、前記第1の上下風向板と前記
第2の上下風向板とが共に略水平の位置に置かれる冷房
標準モード位置と、この冷房標準モード位置に対して、
少なくとも前記第2の上下風向板が前上方を向く位置に
移動した状態の冷房斜め上吹モード位置とにそれぞれ停
止可能となっていることを特徴とする空気調和装置の室
内機である。
が冷房標準モード位置にある場合は、吹出し方向が水平
前方になり、冷房斜め上吹きモード位置にある場合は、
水平方向よりやや上方寄りの方向となる。このことによ
り、冷房運転時において、各上下風向板が冷房標準モー
ド位置にあると空調空気が落下して居住域に直接吹付け
るような場合に、各上下風向板を冷房斜め上吹きモード
位置に移動させることで、空調空気が居住域に直接吹付
ける状態を回避することができる。
(a)室温を検出するための室温検出器、(b)熱交換
器温度を検出するための熱交温度検出器、(c)前記空
調空気の吹出温度を検出するための吹出温度検出器、
(d)手動操作可能な吹付回避用操作スイッチ、及びこ
の吹付回避用操作スイッチの操作の有無を検出するため
の操作検出手段、のうち少なくとも1つを有し、そのい
ずれかの検出結果、または各々の検出結果の組合せに基
づいて、各上下風向板が前記冷房標準モード位置から前
記冷房斜め上吹モード位置へ移動されることを特徴とす
る。
において、吹付回避用操作スイッチの手動操作により任
意に、または、各温度検出器の検出温度に基づいて自動
的に、各上下風向板を冷房標準モード位置から冷房斜め
上吹モード位置へ移動させて、空調空気が居住域に直接
吹付ける状態を回避することができる。
4、または第22の手段において、空気調和装置の運転
停止中に各上下風向板を前記各モード位置に移動できる
展示モードに設定可能となっていることを特徴とする。
3、第14、または第22の手段において、展示モード
に設定することで、空気調和装置の運転停止中に各上下
風向板を各モード位置に移動させることができ、販売店
での展示中において、室内機の動作の効果的なデモンス
トレーションを行うことができる。
空気調和装置の運転状態を設定するためのリモコン装置
を更に備え、このリモコン装置は展示用操作スイッチを
有し、前記展示モードにおいて、前記リモコン装置の展
示用操作スイッチの操作に応じて、各上下風向板を前記
各モード位置に移動させることを特徴とする。
において、リモコン装置の展示用操作スイッチの操作に
より、上記デモンストレーションを行うことができる。
前記展示モードの起動の可否を判別するための起動判別
手段を更に備え、この起動判別手段の判別結果によっ
て、前記リモコン装置の展示用操作スイッチの入力を有
効とすることを特徴とする。
において、リモコン装置の展示用操作スイッチの操作に
対して、起動判別手段による展示モードの起動の可否の
判別に応じて、展示モードを起動させたり、起動させな
かったりすることができる。
本体側操作スイッチを更に備え、前記起動判別手段は、
前記本体側操作スイッチと、前記リモコン装置の展示用
操作スイッチとの操作内容の組合せにより、前記展示モ
ードの起動の可否を判別することを特徴とする。
において、本体側操作スイッチとリモコン装置の展示用
操作スイッチとの操作内容の組合せによって、展示モー
ドを起動させたり、起動させなかったりすることができ
る。
表示手段と、前記空調空気の吹出し流量を変更するため
の風量変更手段とを更に備え、前記展示モードにおい
て、各上下風向板の前記各モード位置に対応して、前記
表示手段の表示内容と前記空調空気の吹出し流量とが設
定されるとともに、各上下風向板の前記各モード位置の
変更に伴って、設定された前記表示手段の表示内容と前
記空調空気の吹出し流量とが得られるよう、前記表示手
段と前記風量変更手段が制御されることを特徴とする。
において、各上下風向板の各モード位置の変更に対応し
て、表示手段の表示内容と空調空気の吹出し流量とが変
化するので、より効果的なデモンストレーションを行う
ことができる。
施の形態について説明する。図1乃至図22は本発明に
よる空気調和装置の室内機の実施の形態を示す図であ
る。
る。図1および図2おいて、室内の壁面高所に取付けら
れる空気調和装置の室内機I′は、前面パネル3と、こ
の前面パネル3の前下方に設けられ、室内に空調空気
(冷房空気、除湿空気、暖房空気等)を吹出すための吹
出口1と、この吹出口1に向かって空調空気を前下方に
流す吹出通路2とを備えている。この吹出通路2は横断
面において、前方壁2aと後方壁2bとに挟まれてい
る。
吹出し方向を変化させるために、互いに平行な回動軸C
1,C2回りにそれぞれ回動自在となった二つの上下風
向板(ルーバ)60,70が設けられている。なお、図
1に符号9で示すのは、上下風向板10の上流側に設け
られ、空調空気の左右の吹出し方向を変化させるための
左右風向板である。
の吸込口4が形成され、その上面にも室内空気の吸込口
5が形成されている。そして、前面パネル3の内側に
は、上記吸込口4に対応する第1熱交換器6a(図3参
照)と、上記吸込口5に対応する第2熱交換器6bとか
らなる主室内熱交換器6が配設されている。また、吸込
口5と第2熱交換器6bとの間には補助室内熱交換器
(過冷却熱交換器)7が配設されている。
換器6aと第2熱交換器6bとの間)には、横流型の室
内ファン8が配設されている。この室内ファン8は、フ
ァンモータFM(図5参照)によって回転数可変に駆動
されるようになっている。そして、室内機I′は室内フ
ァン8の回転により、室内空気を吸込口4,5から吸込
むようになっている。吸込口4から吸込まれた室内空気
は、第1熱交換器6aを通って上記吹出通路2へ流れ、
吸込口5から吸込まれた室内空気は、補助室内熱交換器
7と第2熱交換器6aとを通って吹出通路2へ流れる。
そして、室内ファン8の回転数の変化によって、吹出通
路2を通って吹出口1から吹き出す空調空気の吹出し流
量が変化するようになっている。
0,70について詳細に説明する。図4に示すように、
吹出通路2の後方壁2b側(後下方側)に位置する第1
の上下風向板60は、略回動軸C1と対向する位置にお
いて回動軸C1側に屈曲した、略「く」の字形の横断面
形状を有している。一方、吹出通路2の前方壁2a側
(前上方側)に位置する第2の上下風向板70は、略平
板形の横断面形状を有している。また、第2の上下風向
板70の一端71側には、その上面70aから上方へ突
出する突起部74が形成されている。そして、各上下風
向板60,70は、それぞれ上下風向板モータM1,M
2(図3参照)によって駆動されるようになっている。
調和装置の停止時には、各上下風向板60,70は、上
記上下風向板モータM1,M2によって図4に示す停止
位置(S)まで回動され、このとき、第2の上下風向板
70は前面パネル3の前面3aに沿って吹出口1の前上
方側を閉塞し、第1の上下風向板60は、第2の上下風
向板70の下端72と前面パネル3の底面3bとを繋ぐ
仮想面S′に略沿うとともに、この仮想面S′より上方
に位置するようになっている。
をそれらの回動軸C1,C2方向の中間部において支持
するための板状の支持部材65が設けられている。この
支持部材65は、両端部をそれぞれ前方壁2aと後方壁
2bとで支持された基部66と、この基部66の略中央
から前下方へ延びる支持部67と、基部66の前方壁2
a側から前方壁2aに沿って前下方へ延びる支持部77
とを有している。また、各上下風向板60,70の回動
軸C1,C2側には、それぞれ支持部材65の支持部6
7,77に対応して取付板63,73が設けられ、各取
付板63,73の先端と、支持部材65の各支持部6
7,77の先端とが、それぞれ回動軸C1,C2の位置
で回動自在に連結されている。
2の空調空気流れ方向に略沿う状態において、その一端
21が空調空気の上流側を向いた状態と、他端22が上
流側を向いた状態との間で略180度の範囲で回動可能
となっている。一方、第2の上下風向板70は、図4に
示す停止位置(S)と、吹出通路2の空調空気流れ方向
に略沿って、他端72が空調空気の上流側を向いた状態
と間で、略90度の範囲で回動可能となっている。この
場合、第2の上下風向板70は、停止位置(S)から
は、その一端(上端側)71が下方に向かう方向にのみ
回動可能となっている。なお、上記支持部材65は、こ
のような上下風向板60,70の回動に干渉しないよう
な形状を有している。
I′は、上下風向板60,70の回動を遠隔制御するた
めの赤外線信号(遠隔制御信号)を送信するリモコン装
置(遠隔制御装置)Rを備えている。また、室内機I′
は、リモコン装置Rから送信された遠隔制御信号を受信
する受信部35(図2参照)と、この受信部35による
遠隔制御信号の受信に対応して受信音を発生する受信音
発生手段36とを有している。
上下風向板モータM1,M2を駆動するための上下風向
板モータ駆動回路38を有している。そして、制御部3
7は、受信部35で受信されたリモコン装置Rの遠隔制
御信号等に基づいて、上下風向板モータ駆動回路38を
介して上下風向板モータM1,M2のいずれか一方を駆
動させ、各上下風向板60,70をそれぞれ独立して回
動させるようになっている。
それぞれステッピングモータからなり、制御部37は、
予め定められた各上下風向板60,70の初期位置から
対応するステッピングモータへの通電パルスの順序及び
通電パルス数により、各上下風向板60,70がそれぞ
れ現在どの位置にあるかを判断できるようになってい
る。すなわち、各ステッピングモータの通電パルスの方
向により上下風向板60,70の回動方向がそれぞれ時
計回りか反時計回りかが判断でき、通電パルス数により
それぞれの方向での回動角度が判断できる。例えば、上
記初期位置を0とし、時計回りを+、反時計回りを−と
し、1パルス当たり0.5度回転する(分解能が「0.
5度/1パルス」の)モータを使用すれば、回転方向と
通電パルス数とに基づく加減算により、各上下風向板6
0,70が初期位置からどの方向にどの程度の角度移動
した位置にあるかということを認識できる。なお、通常
の交流モータまたは直流モータを使用して、各上下風向
板60,70の回動位置を判別する場合には、各上下風
向板60,70の回動位置を検出する位置検出センサを
それぞれ設ける必要がある。
Mを駆動するためのファンモータ駆動回路39を有し、
制御部37は、受信部35で受信されたリモコン装置R
の遠隔制御信号等に基づいて、ファンモータ駆動回路3
9を介してファンモータFMの回転数を制御し、上記室
内ファン8(図1参照)の回転による空調空気の吹出し
流量を変化させるようになっている。また、制御部37
は、受信部35による遠隔制御信号の受信に対応して、
受信音発生手段36に所定の受信音を発生させるように
なっている。
ための室温検出器S1、熱交換器6,7の温度(熱交換
器温度)Tcを検出するための熱交温度検出器S2、及
び空調空気の吹出温度Tfを検出するための吹出温度検
出器S3が、それぞれ接続されている。
・スイッチ兼用の応急運転スイッチ(本体側操作スイッ
チ)b1(図2参照)と、各種表示ランプD1〜D6と
が接続されている。この各種表示ランプD1〜D6は、
図2に示すように、それぞれ気流ランプD1、ドライラ
ンプD2、タイマランプD3、フィルタチェックランプ
D4、冷房ランプと暖房ランプとからなる冷暖運転ラン
プD5、及び省エネランプD6である。
置の暖房運転時における、上下風向板60,70の回動
位置と空調空気の吹出し方向との関係について説明す
る。まず、図7(a)に示す上下風向板60,70の暖
房標準モード位置においては、第1の上下風向板60と
第2の上下風向板70とが共に略前下方を向くととも
に、第1の上下風向板60の一端61側が空調空気の上
流側を向く位置に置かれるようになっている。この暖房
標準モード位置においては、図7(b)に示すように、
空調空気が吹出口1から前下方の室内居住域に向かって
吹き出される状態となる。
70の第1モード位置(A)においては、第1の上下風
向板60が略垂直の位置に置かれ、第2の上下風向板7
0が図4に示す停止位置(S)と同じ位置に置かれるよ
うになっている。この場合も、第1の上下風向板60の
一端61側は、空調空気の上流側を向いている。この第
1モード位置(A)においては、図8(b)に示すよう
に、空調空気が吹出口1から下方やや後寄りに吹出され
る真下吹きの状態をなし、空調空気は壁面に沿って床方
向へ流れ、いわゆる床暖房状態を形成する。
70の第3モード位置(B)においては、第1の上下風
向板60が水平の位置に置かれ、第2の上下風向板70
とが水平よりやや前下方を向いた(略水平の)位置に置
かれるようになっている。この場合、第1の上下風向板
60の他端62側が空調空気の上流側を向いている。こ
の第3モード位置(B)においては、図9(b)に示す
ように、空調空気が吹出口1から前方の室内上部に向か
って吹き出される水平吹きの状態をなす。
0,70の第4モード位置(C)においては、第1の上
下風向板60が前下方を向く位置に置かれ、第2の上下
風向板70が水平よりやや前上方を向く位置に置かれる
ようになっている。この場合、第1の上下風向板60の
一端61側は、空調空気の上流側を向いている。この第
4モード位置(C)においては、図10(b)に示すよ
うに、空調空気が第1の上下風向板60によって吹出口
1から前下方に吹出される部分aと、第2の上下風向板
70によって吹出口1から前上方に吹出される部分bと
の2方向に分かれる。この場合、前上方に吹出された空
調空気bは吹出口1から吸込口4へ流れ、部分的なショ
ートサーキットを形成する。
0,70の第4′モード位置(C′)においては、第1
の上下風向板60が図8(a)に示す上記第1モード位
置(A)と同様の略垂直の位置に置かれ、第2の上下風
向板70が図10(a)に示す上記第4モード位置
(C)よりやや水平に近い位置に置かれるようになって
いる。この第4′モード位置(C′)においても、図1
1(b)に示すように、空調空気が第1の上下風向板6
0によって吹出口1から前下方に吹出される部分a′
と、第2の上下風向板70によって吹出口1から前上方
に吹出される部分bとの2方向に分かれる。この場合
も、前上方に吹出された空調空気bは吹出口1から吸込
口4へ流れ、部分的なショートサーキットを形成する。
0,70の第4″モード位置(C″)においては、第1
の上下風向板60が図8(a)に示す上記第1モード位
置(A)と同様の略垂直の位置に置かれ、第2の上下風
向板70が水平の位置に置かれるようになっている。こ
の第4″モード位置(C″)においても、図12(b)
に示すように、空調空気が第1の上下風向板60によっ
て吹出口1から前下方に吹出される部分a″と、第2の
上下風向板70によって吹出口1から前上方に吹出され
る部分bとの2方向に分かれる。この場合も、前上方に
吹出された空調空気bは吹出口1から吸込口4へ流れ、
部分的なショートサーキットを形成する。
0,70の第2モード位置(D)においては、第1の上
下風向板60が図8(a)に示す上記第1モード位置
(A)と同様の略垂直の位置に置かれ、第2の上下風向
板70が前下方を向く位置に置かれるようになってい
る。この第2モード位置(D)においては、空調空気が
第1の上下風向板60によって吹出口1から真下よりや
や前方寄りの方向に吹出される部分cと、第2の上下風
向板70によって吹出口1から前方よりやや下方寄り方
向に吹出される部分dとに分かれるようになっている。
この場合、図13(b)に示すように、真下よりやや前
方寄りの方向に吹出された空調空気cは床方向へ流れ、
前方よりやや下方寄り方向に吹出された空調空気dは室
内を略水平に流れ、いわゆる上下分流状態を形成する。
和装置の冷房運転時における、上下風向板60,70の
回動位置と空調空気の吹出し方向との関係について説明
する。まず、図14(a)に示す上下風向板60,70
の冷房標準モード位置においては、各上下風向板60,
70が図9(a)に示す第3モード位置(B)と同様の
位置に置かれるようになっている。従って、この冷房標
準モード位置においては、図9(a)に示す第3モード
位置(B)と同様、空調空気が吹出口1から前方の室内
上部に向かって吹き出される状態となる。しかし、冷房
標準モード位置においては、図14(b)に示すよう
に、図9(b)に示す暖房時の第3モード位置(B)の
場合と異なり、低温の空調空気はその大きな比重のため
に落下して、やや下方寄りに流れてゆく。
0,70の冷房斜め上吹モード位置(E)においては、
第1の上下風向板60が図9(a)に示す第3モード位
置(B)と同様の位置に置かれ、第2の上下風向板70
が図9(a)に示す第4モード位置(C)と同様の位置
に置かれるようになっている。この冷房斜め上吹モード
位置においては、図15(b)に示すように空調空気が
吹出口1から水平よりやや上方寄りの方向に吹き出され
る斜め上吹状態となる。
運転時における、上下風向板60,70の回動位置と空
調空気の吹出し方向との関係について説明する。図16
に示す上下風向板60,70の除湿モード位置(F)に
おいては、第1の上下風向板60が図9(a)に示す第
3モード位置(B)より更に水平に近い位置に置かれ、
第2の上下風向板70が図15(a)に示す冷房斜め上
吹モード位置(E)と同様の位置に置かれるようになっ
ている。この除湿モード位置(F)においては、空調空
気が吹出口1から前上方に吹出されるようになってい
る。この場合、前上方に吹出された空調空気は吹出口1
から吸込口4へ流れ、いわゆるショートサーキットを形
成する。
の各モード位置と、空調空気の吹出し流量との関係につ
いて説明する。まず、上下風向板60,70が暖房標準
モード位置または第3モード位置(B)にある場合は、
空調空気の吹出し流量を所定の暖房ノーマル風量とす
る。また、上下風向板60,70が第1モード位置
(A)、第2モード位置(D)、または第4〜4″モー
ド位置(C〜C″)にある場合は、上記暖房ノーマル風
量より所定の1タップ分だけ大きい「暖房ノーマル風量
+1タップ」とする。
ード位置または冷房斜上吹モード位置(E)にある場合
は、空調空気の吹出し流量を所定の冷房ノーマル風量と
する。また、上下風向板60,70が除湿モード位置
(F)にある場合は、上記冷房ノーマル風量より所定の
1タップ分だけ小さい「冷房ノーマル風量−1タップ」
とする。
の作用について説明する。本実施形態によれば、まず、
上下風向板60,70を図8(a)に示す第1モード位
置(A)に置くことにより、第2の上下風向板70は、
吹出口の前上方側を閉塞する位置に置かれるので、第2
の上下風向板70と吹出口との間の空調空気の漏れがな
く、また第2の上下風向板70によって吹出口面積が大
幅に縮小されるため、略垂直の位置に置かれた第1の上
下風向板60によって形成される真下吹きの風速が増加
する。
〜図11(a)に示す第4〜第4″モード位置(A)に
置くことにより、暖房運転時の吹出し方向を、第1の上
下風向板60による前下方と、第2の上下風向板70に
よる前上方との2方向に分けることができる。そして、
第2の上下風向板70によって前上方に吹出された空調
空気は部分的なショートサーキットを形成して再度吸込
口から吸込まれて再加熱され、第1の上下風向板60に
よる前下方への温風の温度を上昇させる高温吹出し状態
を形成する。また、この場合、図9(a)〜図11
(a)に示すように、各上下風向板60,70は、互い
の中心線が略直交するような位置に置かれるので第1の
上下風向板60と第2の上下風向板70の他端72側と
の間からの空調空気の漏れを減少させることができる。
〜図11(a)に示す第4モード位置(A)〜第4″モ
ード位置(A″)または図13に示す第2モード位置
(D)に置く場合は、第1の上下風向板60による前下
方への吹出しは空調空気の流量の大きい主流(太い矢
印)を形成し、第2の上下風向板70による前上方また
は前方よりやや下方寄り方向への吹出しは、空調空気の
流量の小さい支流(細い矢印)を形成する。そして、こ
れらの主流と支流との吹出し方向は相互に影響し合う関
係にあるが、支流の吹出し方向変化に対して主流の吹出
し方向はわずかずつ変化する。
(a)、及び図13(a)に示すように、第1の上下風
向板60が略垂直の位置に固定されたまま、第2の上下
風向板70を前上方を向く位置から前下方を向く位置ま
での間の複数の位置(第4モード位置〜第2モード位
置)に設定することで、第2の上下風向板70による支
流の吹出し方向の変更に伴って、第1の上下風向板60
による主流の吹出し方向を真下よりやや前方寄りの方向
から前下方までの間で複数の方向に変化させることがで
きる(図9(b)〜図11(b)、及び図13(b)参
照)。また、この場合は、支流の吹出し方向変化に対し
て主流の吹出し方向の変化はわずかであるから、第2の
上下風向板70の回動位置を比較的大きく変更すること
で、第1の上下風向板60による主流の吹出し方向を細
かく変化させることができる。
及び図13(b)に示すように、第4モード位置(A)
〜第4″モード位置(A″)、及び第2モード位置
(D)において、主流の吹出し方向角度α〜α3はα<
α1<α2<α3の関係に従って変化する。
(a)に示す図13に示す第2モード位置(D)に置く
場合は、図11(b)に示すように、暖房運転時の吹出
し方向が、第1の上下風向板60による真下よりやや前
方寄りの方向cと、第2の上下風向板70による前方よ
りやや下方寄り方向dとの2方向に分かれた上下分流状
態を形成することができる。また、第2の上下風向板7
0によって前方よりやや下方寄り方向へ吹出された空調
空気dは、流量の小さい支流であり、かつ比重の小さい
温風であるため、略水平に前方へ流れてゆく。このこと
により、第1の上下風向板60による真下よりやや前方
寄りの方向への温風cで床面付近を暖めるとともに、第
2の上下風向板70による前方への温風dで室内の上方
を暖めることができる。
突起部74によって、空調空気の吹出し方向を上方に偏
向させることができるので、第2の上下風向板70の回
動位置が略水平から前下方までの広い範囲で、安定した
上下分流状態を形成することができる。例えば、図17
に模式的に示すように、上記突起部74のない略平板状
の第2の上下風向板90を用いる場合は、第1の上下風
向板80が垂直の位置にある状態において、第2の上下
風向板90がわずかでも上方を向くと、第2の上下風向
板90による吹出しは、上方へ流れて上記部分的ショー
トサーキット状態となってしまう(符号i 参照)。ま
た、第2の上下風向板90がわずかでも下方を向き過ぎ
ると、第2の上下風向板90による吹出しは、下方へ流
れて第1の上下風向板80による下方への流れと合流し
て、前下方への1方向の吹出し(合流状態)となってし
まう(符号iii 参照)。
きるのは、第2の上下風向板90が略水平から、水平よ
りやや前下方寄りを向いた位置までの極めて狭い範囲に
限定される(符号ii参照)。また、この上下分流状態を
形成できる第2の上下風向板90の回動位置は、吹出さ
れる空調空気の温度や流量等の条件にも依存し、一旦上
下分流状態が形成されても、これらの条件が変化する
と、容易に上記ショートサーキット状態や合流状態に移
行してしまう。さらに、合流状態に移行すると流れの状
態が安定するため、再度上下分流状態を形成するには、
一旦第2の上下風向板90を上記ショートサーキット状
態の位置まで戻した後、徐々に前下方へ回動させて合流
状態となる位置の直前で停止させるという、極めて細か
い回動制御を行う必要がある。
に、突起部74が形成された第2の上下風向板70を用
いれば、第1の上下風向板80が垂直の位置にある状態
において、第2の上下風向板70が略水平の位置(符号
I参照)から前下方を向いた位置(符号III 参照)まで
のかなり広い範囲で、上下分流状態(符号II参照)を形
成することができる。このため、吹出される空調空気の
温度や流量等の条件が変化しても、上記ショートサーキ
ット状態や合流状態に移行してしまう可能性の低い安定
した上下分流状態を得ることができる。
2の上下風向板70に代えて、図19(b)〜図19
(d)に示す第2の上下風向板170〜370を用いて
も、上述したような安定した上下分流状態を得ることが
できる。まず、図19(b)に示す第2の上下風向板1
70は全体として湾曲形状をなすとともに、その上面1
70a側において、下流側である一端171側部分の曲
率半径r2が、他端172側部分の曲率半径r1より小
さくなっている。
板270は全体として湾曲形状をなすとともに、その上
面270a側において、下流側である一端271側部分
に突起部274が形成され、こ突起部274の上流側に
対応する部分の曲率半径r3が、他端272側部分の曲
率半径r1より小さくなっている。
板370は全体として略平板形状をなすとともに、その
上面370a側において、下流側である一端371側部
分に突起部374が形成されている。この突起部374
は、図19(a)に示す第2の上下風向板70の突起部
74と異なり、その一端371側の面が略垂直面をなし
ている。
ド位置(A)、第2モード位置(D)、または第4〜
4″モード位置(C〜C″)にある場合は、暖房標準モ
ード位置にある場合に比べ、各上下風向板60,70に
よる空調空気の吹き出し抵抗が大きくなるので、吹出し
流量が低下しやすくなるが、前者の場合の吹出し流量
が、後者の場合の吹出し流量(暖房ノーマル風量)より
大きくなる(暖房ノーマル風量+1タップ)ようにして
いるので、吹出し流量の低下を抑えることができる。こ
のことにより、吹出し流量の低下に伴う熱交換器6,7
の熱交換量の低下や、熱交換器温度Tcの上昇よる暖房
運転効率の低下を防止することができる。
第2の実施形態について説明する。本実施形態の室内機
は、上記第1の実施形態の室内機において、暖房運転時
に、各上下風向板60,70を一定運転時間の間、図1
1に示す第4′モード位置(C′)または図12に示す
第4″モード位置(C″)に保持した後、図13に示す
第2モード位置(D)に移動させるようになっている。
各上下風向板60,70を第4′モード位置(C′)ま
たは第4″モード位置(C″)に保持することで、第1
の上下風向板60による主流の吹出し方向を真下よりや
や前方寄りの方向にして、居住者に強い風を当てずに暖
房し、その後、第2の上下風向板70を第2モード位置
(D)に移動させることで、第1の上下風向板60によ
る主流の吹出し方向を前下方に移動させ、居住者に当た
る風を増加させる。このことにより、居住者に急に強い
風を当てることがなく、居住者が通風や冷風感を感じて
不快になることを防止できる。
形態について説明する。本実施形態の室内機は、上記第
1の実施形態の室内機において、暖房運転時に、各上下
風向板60,70を、図8に示す第1モード位置(A)
から、図13に示す第2モード位置(D)に順次移動さ
せるようになっている。
70が第1モード位置にある場合は吹出し方向が真下方
向となり、第2モード位置にある場合は吹出し方向が第
1の上下風向板60による真下よりやや前方寄りの方向
と、第2の上下風向板70による前方との2方向に分か
れた上下分流状態を形成する。そして、暖房運転時にお
いて、第1の上下風向板60が、第1モード位置から第
2モード位置へ順次移動されるので、吹出し方向が真下
方向から上下分流状態へ順次変化する。このため、最初
の真下方向への吹出しから、その後の上下分流状態に移
行することで、居住者に強い風を当てずに、冷風感のな
い暖かな暖房ができるとともに、上下分流状態では空調
空気が室内全体を循環するので、室温の均一化を図るこ
とができる。
を参照して、本発明の第4の実施形態について説明す
る。本実施形態の室内機は、上記第1の実施形態の室内
機において、図20のフローチャートに示すような運転
制御を行うようになっている。また、その前提として、
図5に示す制御部37は、空気調和装置の暖房運転開始
からの経過時間tiを検出するための運転時間タイマの
機能を有するとともに、この経過時間ti と吹出温度
検出器S3の検出した吹出温度Tfとに基づいて、空気
調和装置の空調運転(この場合は暖房運転)の過渡期と
安定期とを判別するための判別手段としての機能を有し
ている。そして、制御部37は、その判別手段としての
判別結果に基づいて、各上下風向板60,70の回動位
置の移動を制御するようになっている。
時間ti が短かいか、または室温Ta、熱交換器温度
Tc、若しくは吹出温度Tfが比較的低く、暖房運転が
まだ安定していない状態をいい、このような過渡期にお
いて居住者に空調空気が当たると、居住者が冷風感を感
じやすい。一方、安定期とは、運転時間ti が十分経
過したか、または室温Ta、熱交換器温度Tc、若しく
は吹出温度Tfが十分高くなり、暖房運転が安定した状
態をいい、このような安定期においては居住者に空調空
気が当たっても、居住者が冷風感を感じにくい。
明する。図20において、まずステップ100で空気調
和装置の暖房運転開始時に該当する場合、運転時間タイ
マti をスタートさせ(ステップ101)、上下風向
板60,70を第1モード位置(A)へ移動させる。一
方、ステップ100で運転開始時でなく且つステップ1
03で暖房運転中でもない場合において、ステップ11
0で運転停止指令(リモコン装置Rからの運転停止信
号)を受けていない場合は、その他のモード(冷房運転
モード、または除湿運転モード)の運転処理がなされ
(ステップ113)、ステップ110で運転停止指令を
受けていた場合は、上下風向板60,70を停止位置
(S)まで移動させた後(ステップ111)、運転停止
処理が行われる(ステップ112)。
場合において、ステップ104で運転時間ti が10
分を越えた場合は、上下風向板60,70を第1モード
位置(A)から第4′モード位置(C′)へ移動させ
る。その後、ステップ106で運転時間ti がまだ2
0分を越えていない場合は、吹出温度Tfを検出し(ス
テップ108)、ステップ109で吹出温度Tfが所定
の基準吹出温度Tfsより高くなった場合は、上下風向
板60,70を第4′モード位置(C′)から第2モー
ド位置(D)へ移動させる(ステップ107)。また、
ステップ109で吹出温度Tfが所定の基準吹出温度T
fsより高くなる前に、ステップ106で運転時間ti
が20分を越えた場合も、上下風向板60,70を第
4′モード位置(C′)から第2モード位置(D)へ移
動させる(ステップ107)。
の作用について説明する。本実施形態によれば、まず暖
房運転開始から運転時間ti が10分を経過するまで
(いわば第1の過渡期)は、上下風向板60,70が第
1モード位置(A)へ移動した状態となり、空調空気が
上記真下吹きの状態を形成するので(図8(b)参
照)、居住者にほとんど風を当てることなく室内の床面
付近を暖めることができる。そして、運転時間ti が
10分を経過してから20分を経過するまで(いわば第
2の過渡期)は、上下風向板60,70が第4′モード
位置、(C′)へ移動した状態となり、空調空気が上記
高温吹出し状態を形成するので(図11(b)参照)、
居住者に最初に当たる温風の温度を上昇させることがで
きる。
度Tfsより高くなるか、運転時間ti が20分を経
過してから(安定期)は、上下風向板60,70が第2
モード位置(D)へ移動した状態となり、空調空気が上
記上下分流状態を形成するので(図13(b)参照)、
空調空気の温度が十分に上昇した状態で、居住者方向へ
の風を増加させるとともに、室内の上方も暖めることが
できる。
の判別結果に基づいて上下風向板60,70を移動させ
ることで、居住者方向への風を徐々に強くしながら、床
面方向から室内全体を暖房する状態に移行し、居住者に
冷風感を与えることなく室内全体を暖めることができ
る。
吹出温度Tfとに基づいて、各上下風向板60,70の
回動位置の移動を制御する場合について説明したが、吹
出温度Tfに代えて熱交温度検出器S2の検出した熱交
換器温度Tcを用いてもよい。また、経過時間ti、室
温検出器S1の検出した室温Ta、吹出温度Tf、また
は熱交換器温度Tcのいずれか、またはこれらの任意の
組合せに基づいて、各上下風向板60,70の回動位置
の移動を制御するようにしてもよい。
105において、上下風向板60,70を第4′モード
位置(C′)へ移動させる場合について説明したが、こ
の第4′モード位置(C′)に代えて、第4モード位置
(C)または第4″モード位置(C″)を用いてもよ
い。
図21を参照して、本発明の第5の実施形態について説
明する。本実施形態の室内機は、上記第1の実施形態の
室内機において、図21のフローチャートに示すような
運転制御を行うようになっている。また、その前提とし
て、図6に示すリモコン装置Rは、気流変更運転指令信
号(気流信号)を送信するための気流スイッチ(操作ス
イッチ)b2を有している。そして、図5に示す制御部
37は、リモコン装置Rの気流信号を受信してからの経
過時間(気流スイッチ時間)tを検出するための気流ス
イッチタイマ(操作スイッチタイマ)の機能を有すると
ともに、この経過時間tと室温検出器S1の検出した室
温Ta及び熱交温度検出器S2の検出した熱交換器温度
Tcとに基づいて、空気調和装置の空調運転(この場合
は暖房運転)の過渡期と安定期とを判別するための判別
手段としての機能を有している。そして、制御部37
は、その判別手段としての判別結果に基づいて、各上下
風向板60,70の回動位置の移動を制御するととも
に、室内ファン8(図1参照)の回転による空調空気の
吹出し流量を変化させるようになっている。
信号を受信してからの経過時間tが短かいか、または室
温Ta、熱交換器温度Tc、若しくは吹出温度Tfが比
較的低く、暖房運転がまだ安定していない状態をいい、
このような過渡期において居住者に空調空気が当たる
と、居住者が冷風感を感じやすい。一方、安定期とは、
運転時間ti が十分経過したか、または室温Ta、熱
交換器温度Tc、若しくは吹出温度Tfが十分高くな
り、暖房運転が安定した状態をいい、このような安定期
においては居住者に空調空気が当たっても、居住者が冷
風感を感じにくい。
明する。空気調和装置の暖房運転開始時には、上下風向
板60,70が暖房標準モード位置にあり、風量は暖房
ノーマル風量に設定されているが、図21において、暖
房運転中にリモコン装置Rからの気流信号を受信した場
合は(ステップ120)、上下風向板60,70を暖房
標準モード位置から第1モード位置(A)へ移動させる
とともに、風量を暖房ノーマル風量+1タップに増加さ
せる(ステップ121)。そして、気流スイッチタイマ
tをスタートさせ(ステップ122)、室温Ta及び熱
交換器温度Tcの検出を開始する(ステップ123)。
0分を超えた場合、上下風向板60,70を第1モード
位置(A)から第3モード位置(B)へ移動させるとと
もに、風量を暖房ノーマル風量に復帰させる(ステップ
125)。その後、ステップ126で経過時間tが30
分を超えた場合であって、ステップ127で室温Taが
基準温度(Tsc−3)℃以上となり、且つステップ1
28で熱交換器温度Tcが35℃未満である場合は、上
下風向板60,70を第3モード位置(B)から第4モ
ード位置(C)へ移動させるとともに、風量を暖房ノー
マル風量+1タップに増加させる(ステップ129)。
0分を超えた場合であって、ステップ131で室温Ta
が基準温度(Tsc−1)℃以上となった場合は、上下
風向板60,70を第4モード位置(C)から第2モー
ド位置(D)へ移動させる。また、上記ステップ128
で熱交換器温度Tcが35℃以上である場合は、上下風
向板60,70を第3モード位置(B)から第2モード
位置(D)へ移動させる(ステップ132)。
の作用について説明する。本実施形態によれば、まず上
下風向板60,70が暖房標準モードに置かれた状態に
おいて、リモコン装置Rからの気流信号を受信した場
合、気流信号の受信から気流スイッチ時間tが20分を
経過するまで(いわば第1の過渡期)は、上下風向板6
0,70が第1モード位置(A)へ移動した状態とな
り、空調空気が上記真下吹きの状態を形成するので(図
8(b)参照)、居住者にほとんど風を当てることなく
室内の床面付近を暖めることができる。
過してから30分を経過するまで(いわば第2の過渡
期)は、上下風向板60,70が第3モード位置(B)
へ移動した状態となり、空調空気が上記水平吹きの状態
を形成するので(図9(b)参照)、真下吹き状態では
温度が上昇していなかった室内奥方向の温度を、居住者
に風を当てることなく上昇させることができる。
した時点で、室温Taが所定の基準温度(Tsc−3)
℃以上となり、且つ熱交換器温度Tcが35℃未満であ
る状態から、気流スイッチ時間tが40分を経過した時
点で、室温Taが所定の基準温度(Tsc−1)℃以上
となるまでの間(いわば第3の過渡期)は、上下風向板
60,70が第4モード位置(C)へ移動した状態とな
り、空調空気が高温吹出し状態を形成するので(図10
(b)参照)、居住者に最初に当たる温風の温度を上昇
させることができる。
した時点で、室温Taが所定の基準温度(Tsc−3)
℃以上となり、且つ熱交換器温度Tcが35℃以上とな
るか、気流スイッチ時間tが40分を経過した時点で、
室温Taが所定の基準温度(Tsc−1)℃以上となっ
つている場合(安定期)は、上下風向板60,70が第
2モード位置(D)へ移動した状態となり、空調空気が
上記上下分流状態を形成するので(図13(b)参
照)、空調空気の温度が十分に上昇した状態で、居住者
方向への風を増加させるとともに、室内の上方も暖める
ことができる。
の判別結果に基づいて上下風向板60,70を移動させ
ることで、居住者方向への風を徐々に強くしながら、床
面方向から室内全体を暖房する状態に移行し、居住者に
冷風感を与えることなく室内全体を暖めることができ
る。
tと室温Ta及び熱交換器温度Tcとに基づいて、各上
下風向板60,70の回動位置の移動を制御する場合に
ついて説明したが、室温Taと熱交換器温度Tcのうち
いずれか一方のみを用いてもよく、熱交換器温度Tcに
代えて吹出温度検出器S3の検出した吹出温度Tfを用
いてもよい。また、経過時間t、室温Ta、熱交換器温
度Tc、または吹出温度Tfいずれか、またはこれらの
任意の組合せに基づいて、各上下風向板60,70の回
動位置の移動を制御するようにしてもよい。具体的に
は、例えば図21のフローチャートのステップ127、
ステップ128、またはステップ131のいずれか、ま
たは全部を省略してもよい。
129において、上下風向板60,70を第4モード位
置(C)へ移動させる場合について説明したが、この第
4モード位置(C)に代えて、第4′モード位置
(C′)または第4″モード位置(C″)を用いてもよ
い。
の第6の実施形態について説明する。本実施形態の室内
機は、上記第1の実施形態の室内機において、図6に示
すリモコン装置Rは、吹付回避指令信号を送信するため
の吹付回避スイッチ(吹付回避操作スイッチ)b3を有
している。そして、図5に示す制御部37は、吹付回避
スイッチb3の操作の有無を検出する操作検出手段とし
ての機能を有し、冷房運転時に吹付回避スイッチb3の
操作を検出(リモコン装置Rからの吹付回避指令信号を
受信)した場合、上下風向板60,70を冷房標準モー
ド位置から冷房斜上吹モード位置(E)へ移動させるよ
うになっている。
出した室温Ta、熱交温度検出器S2の検出した熱交換
器温度Tc、及び吹出温度検出器S3の検出した吹出温
度Tfのいずれか、またはこれらの組合せに基づいて、
空調空気が居住域に直接吹付ける状態であるか否かを判
別し、直接吹付ける状態であると判別した場合、上下風
向板60,70を冷房標準モード位置から冷房斜上吹モ
ード位置(E)へ移動させるようになっている。
の作用について説明する。本実施形態によれば、冷房運
転時において、吹付回避用操作スイッチの手動操作によ
り任意に、または、各温度検出器S1〜S3の検出温度
Ta,Tc,Tfに基づいて自動的に、各上下風向板6
0,70を冷房標準モード位置から冷房斜め上吹モード
位置へ移動させることがでいる。そして、各上下風向板
60,70が冷房標準モード位置にあると空調空気が落
下して居住域に直接吹付けるような場合に、各上下風向
板60,70を冷房標準モード位置から冷房斜め上吹モ
ード位置へ移動させ、空調空気を斜め上吹状態とするこ
とで、空調空気が居住域に直接吹付ける状態を回避する
ことができる。
明の第7の実施形態について説明する。本実施形態の室
内機は、上記第1の実施形態の室内機において、図22
のフローチャートに示すような、デモモード(展示モー
ド)を含む運転制御を行うようになっている。また、そ
の前提として、図6に示すリモコン装置Rは、気流変更
運転指令信号(気流信号)を送信するための気流スイッ
チ(展示用操作スイッチ)b2を有している。そして、
図5に示す制御部37は、応急運転スイッチ(本体側操
作スイッチ)b1の操作からの経過時間(応急運転スイ
ッチ時間)tpを検出するためのデモモード切換タイマ
の機能と、リモコン装置Rからの気流信号の受信回数m
をカウントするための気流信号受信カウンタの機能を有
している。また、制御部37は、上記応急運転スイッチ
b1の操作、この操作からの経過時間tp、及び気流信
号の受信回数mに基づいて、上記デモモードの起動の可
否を判別するための起動判別手段としての機能を有して
いる。
明する。図22において、まずステップ140で応急運
転スイッチb1が操作されていない場合は、デモモード
以外の他の運転処理が行われる(ステップ141)。一
方、ステップ140で応急運転スイッチb1が操作され
ている場合であって、ステップ142で通電開始(電源
プラグのコンセントへの挿入)から初回の応急運転スイ
ッチb1操作でない場合は、ステップ147でフィルタ
タイマ(運転積算時間タイマ)がリセットされ、応急運
転(設定温度固定の冷暖自動運転)が開始される。一
方、ステップ142で通電開始から初回の応急運転スイ
ッチb1操作である場合は、デモモード切換タイマtp
がスタートし(ステップ143)、受信回数カウンタが
リセット(m=0)される(ステップ144)。
応急運転スイッチ時間tpが10秒を経過する前に、応
急運転スイッチb1の操作が継続したまま、気流信号が
2回以上受信(気流スイッチb2が2回以上操作)され
た(m≧2)場合のみ、デモモード(ステップ151〜
154)が起動するようになっている。一方、応急運転
スイッチ時間tpが10秒を経過する前に応急運転スイ
ッチb1の操作が解除された場合(ステップ145,1
46)、または応急運転スイッチb1の操作が継続して
いても、気流スイッチb2が2回以上操作される前に応
急運転スイッチ時間tpが10秒を経過した場合(ステ
ップ148〜150、ステップ145)は、ステップ1
47でフィルタタイマがリセットされ、応急運転が開始
される。
4)が起動した場合は、まず受信回数カウンタがリセッ
ト(m=0)される(ステップ151)。そして、その
後の気流信号の受信回数(気流スイッチb2の操作回
数)mに応じたデモモード (mod(m,9))が実
施される(ステップ152〜154)。ここで、mod
(m,9)はm÷9の余り(0,1,2,…,8)を意
味し、デモモード (mod(m,9)))は、それぞ
れ表1のモード0〜8に対応している。従って、気流信
号の受信回数が9の倍数になる毎に、デモモードがモー
ド0に戻ることになる。
0〜8において、(空気調和装置自体の実際の運転は停
止中にもかかわらず)上下風向板60,70の各モード
位置への移動と、この上下風向板60,70の各モード
位置の変更に対応して、各表示ランプD1,D2,D
5,D6の表示(ON,OFF)と、ファン回転数の変
化による空調空気の吹出し流量とが変化するようになっ
ている。このデモモードにおいては、デモモード以外の
通常の運転モードで行われる場合のある「異常表示(例
えば、運転ランプD5の点滅等)」はなされず、またリ
モコン装置Rからの他の遠隔制御信号は受付ないように
なっている。また、デモモードの解除は、通電終了(電
源プラグのコンセントからの抜取り)により行われる。
て説明する。本実施形態によれば、デモモード以外の通
常の運転モードでは、販売店での展示中において室内機
の動作をデモンストレーションしようとしても、異常表
示をしたり、暖房モードで(熱交換器温度が低いために
冷風吹出し防止制御の動作で)室内ファンが作動しない
等のために十分なデモンストレーションができないよう
な場合であっても、デモモードを起動させることによ
り、室内機の動作の効果的なデモンストレーションを行
うことができる。さらに、上下風向板60,70の各モ
ード位置の変更に対応して、各表示ランプD1,D2,
D5,D6の表示と空調空気の吹出し流量とが変化する
ようになっているので、より効果的なデモンストレーシ
ョンを行うことができる。
示用操作スイッチ)b2と、応急運転スイッチ(本体側
操作スイッチ)b1の操作内容の組合せより、展示モー
ドの起動の可否を判別し、デモモードを起動させたり、
起動させなかったりすることができる。さらに、デモモ
ードの起動後は、リモコン装置Rの気流スイッチb2の
操作回数(気流信号の受信回数)mに応じて順次、表1
に示すようなデモモード0〜8の切換を行うことができ
る。
時において、第2の上下風向板は、吹出口の前上方側を
閉塞する位置に置かれるので、第2の上下風向板と吹出
口との間の空調空気の漏れがなく、また第2の上下風向
板によって吹出口面積が大幅に縮小されるため、略垂直
の位置に置かれた第2の上下風向板によって形成される
真下方向への吹出しの風速が増加する。このため、真下
吹きの温風を確実に床面に到達させ、床面付近を十分に
暖めて快適性を向上させることができる。
の吹出し方向を、第1の上下風向板による前下方と、第
2の上下風向板による前上方との2方向に分けることが
できる。そして、第2の上下風向板による前上方への温
風は再度吸込口から吸込まれて再加熱され、第1の上下
風向板による前下方への温風の温度を上昇させる高温吹
出し状態を形成する。このため、居住域に高温の温風を
吹込んで、効果的な暖房を行うことができる。
の吹出し方向は相互に影響し合う関係にあるが、支流の
吹出し方向変化に対して主流の吹出し方向はわずかずつ
変化するので、主流を形成する一方の上下風向板の回動
位置を固定したまま、支流を形成する他方の上下風向板
の回動位置を大きく変更することにより、主流の吹出し
方向を細かく変化させることができる。このため、各上
下風向板の細かな位置決めを要することなく、主流の吹
出し方向を細かく変化させることができる。このことに
より、主流を形成する一方の上下風向板の方向を細かく
調整する必要がなくなり、分解能の粗いモータを上下風
向板の駆動に使用することが可能となる。
風向板によって形成される主流と、第2の上下風向板に
よって形成される支流の吹出し方向とは相互に影響し合
う関係にあるが、支流の吹出し方向変化に対して主流の
吹出し方向はわずかずつ変化する。このことにより、第
1の上下風向板が略垂直の位置に置かれた状態におい
て、第2の上下風向板を前上方を向く位置から前下方を
向く位置までの間の複数の位置に設定することで、第2
の上下風向板による支流の吹出し方向の変更に伴って、
第1の上下風向板による主流の吹出し方向を真下よりや
や前方寄りの方向から前下方までの間で複数の方向に変
化させることができる。このため、各上下風向板の細か
な位置決めを要することなく、第2の上下風向板の回動
位置の設定を変更するだけで、主流の吹出し方向を真下
よりやや前方寄りの方向から前下方の間の複数の方向に
変化させることができる。
の吹出し方向が、第1の上下風向板による真下よりやや
前方寄りの方向と、第2の上下風向板による前方との2
方向に分かれた上下分流状態を形成することができる。
このことにより、第1の上下風向板による真下よりやや
前方寄りの方向への温風で床面付近を暖めるとともに、
第2の上下風向板による前方への温風で室内の上方を暖
めることができる。このため、前下方の居住域に強い風
を吹き込むことなく、効果的な暖房を行うことができる
ので、居住者が通風や冷風感を感じたり、居住者の喉の
乾燥を誘発したりすることが防止できる。
よれば、請求項6記載の発明において、第2の上下風向
板による空調空気の吹出し方向を上方に偏向させること
ができるので、第2の上下風向板の回動位置が略水平か
ら前下方までの広い範囲で、安定した上下分流状態を形
成することができる。
る第1の上下風向板の回動位置を略垂直の位置に置いた
まま、支流を形成する第2の上下風向板を吹出口を閉塞
する位置から前下方を向く位置までの間の複数の位置に
順次移動させることにより、主流の吹出し方向を真下方
向から前下方までの複数の方向に順次変化させることが
できる。このため、各上下風向板の細かな位置決めを要
することなく、第2の上下風向板の回動位置の設定を順
次移動させるだけで、主流の吹出し方向を真下方向から
前下方の間の複数の方向に順次変化させることができ
る。
時において、第1の上下風向板が、第1モード位置から
第2モード位置へ順次移動されるので、吹出し方向が真
下方向から上下分流状態へ順次変化する。このため、最
初の真下方向への吹出しから、その後の上下分流状態に
移行することで、居住者に強い風を当てずに、冷風感の
ない暖かな暖房ができるとともに、上下分流状態では空
調空気が室内全体を循環するので、室温の均一化を図る
ことができる。
時において、上下風向板が冷房標準モード位置にあると
空調空気が落下して居住域に直接吹付けるような場合
に、上下風向板を冷房斜め上吹きモード位置に移動させ
ることで、空調空気が居住域に直接吹付ける状態を回避
することができる。このため、居住者に空調空気の流れ
が直接当たって快適性を低下させる状態を解消すること
ができる。
時において、各上下風向板が冷房標準モード位置にある
と空調空気が落下して居住域に直接吹付けるような場合
に、各上下風向板を冷房斜め上吹きモード位置に移動さ
せることで、空調空気が居住域に直接吹付ける状態を回
避することができる。このため、居住者に空調空気の流
れが直接当たって快適性を低下させる状態を解消するこ
とができる。
2、13、14、または22記載の発明において、展示
モードに設定することで、空気調和装置の運転停止中に
各上下風向板を各モード位置に移動させることができ、
販売店での展示中において、室内機の動作の効果的なデ
モンストレーションを行うことができる。
置の室内機の横断面図。
して示す斜視図。
した状態で示す斜視図。
ある状態の吹出口部分を拡大して示す図。
る、制御回路構成の要部を示す図。
置を示す正面図。
暖房ノーマルモード位置にある状態を示す部分横断面
図、(b)は、(a)の上下風向板の回動位置における
空調空気の吹出し範囲を示す模式図。
第1モード位置(A)にある状態を示す部分横断面図、
(b)は、(a)の上下風向板の回動位置における空調
空気の吹出し範囲を示す模式図。
第3モード位置(B)にある状態を示す部分横断面図、
(b)は、(a)の上下風向板の回動位置における空調
空気の吹出し範囲を示す模式図。
が第4モード位置(C)にある状態を示す部分横断面
図、(b)は、(a)の上下風向板の回動位置における
空調空気の吹出し範囲を示す模式図。
が第4′モード位置(C′)にある状態を示す部分横断
面図、(b)は、(a)の上下風向板の回動位置におけ
る空調空気の吹出し範囲を示す模式図。
が第4″モード位置(C″)にある状態を示す部分横断
面図、(b)は、(a)の上下風向板の回動位置におけ
る空調空気の吹出し範囲を示す模式図。
が第2モード位置(D)にある状態を示す部分横断面
図、(b)は、(a)の上下風向板の回動位置における
空調空気の吹出し範囲を示す模式図。
が冷房ノーマルモード位置にある状態を示す部分横断面
図、(b)は、(a)の上下風向板の回動位置における
空調空気の吹出し範囲を示す模式図。
が冷房斜め上吹モード位置(E)にある状態を示す部分
横断面図、(b)は、(a)の上下風向板の回動位置に
おける空調空気の吹出し範囲を示す模式図。
が除湿モード位置(F)にある状態を示す部分横断面
図、(b)は、(a)の上下風向板の回動位置における
空調空気の吹出し範囲を示す模式図。図1に示す室内機
の第2の上下風向板の横断面形状の変形例を示す図。
い場合の、上下分流状態を形成できる範囲を示す模式
図。
場合の、上下分流状態を形成できる範囲を示す模式図。
面形状の変形例を示す図。
示すフローチャート。
示すフローチャート。
ドを含む運転制御を示すフローチャート。
示す横断面図。
分を示す横断面図。
イッチ) b3 吹付回避スイッチ(吹付回避用操作スイッチ)
Claims (29)
- 【請求項1】室内に空調空気を吹出すための吹出口と、 この吹出口に設けられ、前記空調空気の上下の吹出し方
向を変化させるためにそれぞれ回動軸回りに回動自在と
なった第1の上下風向板及び第2の上下風向板であっ
て、前記吹出口の後下方側に位置する第1の上下風向板
及び前記吹出口の前上方側に位置する第2の上下風向板
と、 各上下風向板の回動位置をそれぞれ独立して移動させる
ための手段と、を備え、 暖房運転時において、前記1第1の上下風向板は、略垂
直の位置に置かれ、前記第2の上下風向板は、前記吹出
口の前上方側を閉塞する位置に置かれることを特徴とす
る空気調和装置の室内機。 - 【請求項2】室内空気を吸込むための吸込口と、 この吸込口の下方に設けられ、室内に空調空気を吹出す
ための吹出口と、 この吹出口に設けられ、前記空調空気の上下の吹出し方
向を変化させるためにそれぞれ回動軸回りに回動自在と
なった第1の上下風向板及び第2の上下風向板であっ
て、前記吹出口の後下方側に位置する第1の上下風向板
及び前記吹出口の前上方側に位置する第2の上下風向板
と、 各上下風向板の回動位置をそれぞれ独立して移動させる
ための手段と、を備え、 暖房運転時において、前記第1の上下風向板は、略垂直
の位置から前下方を向く位置までの間に置かれ、前記第
2の上下風向板は、前上方を向く位置に置かれることを
特徴とする空気調和装置の室内機。 - 【請求項3】前記第1の上下風向板と第2の上下風向板
とは、互いの中心線が略直交する位置に置かれることを
特徴とする請求項2記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項4】室内に空調空気を吹出すための吹出口と、 この吹出口に設けられ、前記空調空気の上下の吹出し方
向を変化させるためにそれぞれ回動軸回りに回動自在と
なった二つの上下風向板と、 各上下風向板の回動位置をそれぞれ独立して移動させる
ための手段と、を備え、 前記空調空気の流量が多い主流を形成する一方の上下風
向板の回動位置を固定した状態で、前記空調空気の流量
が少ない支流を形成する他方の上下風向板の回動位置を
変更することにより、前記主流の吹出し方向を変化させ
ることを特徴とする空気調和装置の室内機。 - 【請求項5】室内に空調空気を吹出すための吹出口と、 この吹出口に設けられ、前記空調空気の上下の吹出し方
向を変化させるためにそれぞれ回動軸回りに回動自在と
なった第1の上下風向板及び第2の上下風向板であっ
て、前記吹出口の後下方側に位置する第1の上下風向板
及び前記吹出口の前上方側に位置する第2の上下風向板
と、 各上下風向板の回動位置をそれぞれ独立して移動させる
ための手段と、を備え、 前記第1の上下風向板が略垂直の位置に置かれた状態に
おいて、前記第2の上下風向板は前上方を向く位置から
前下方を向く位置までの間の複数の位置に停止可能とな
っていることを特徴とする空気調和装置の室内機。 - 【請求項6】室内に空調空気を吹出すための吹出口と、 この吹出口に設けられ、前記空調空気の上下の吹出し方
向を変化させるためにそれぞれ回動軸回りに回動自在と
なった第1の上下風向板及び第2の上下風向板であっ
て、前記吹出口の後下方側に位置する第1の上下風向板
及び前記吹出口の前上方側に位置する第2の上下風向板
と、 各上下風向板の回動位置をそれぞれ独立して移動させる
ための手段と、を備え、 暖房運転時において、前記第1の上下風向板は、略垂直
の位置に置かれ、前記第2の上下風向板は、略水平の位
置から前下方を向く位置までの間に置かれることを特徴
とする空気調和装置の室内機。 - 【請求項7】前記第2の上下風向板は、横断面において
その上面側に湾曲した形状を有するとともに、前記空調
空気の下流側の曲率が上流側の曲率よりも大きくなって
いることを特徴とする請求項6記載の空気調和装置の室
内機。 - 【請求項8】前記第2の上下風向板は、前記空調空気の
下流側に、その上面から上方へ突出する突起部が形成さ
れていることを特徴とする請求項6記載の空気調和装置
の室内機。 - 【請求項9】前記第2の上下風向板は、略平板形状を有
するとともに、前記空調空気の下流側に、その上面から
上方へ突出する突起部が形成されていることを特徴とす
る請求項6記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項10】室内に空調空気を吹出すための吹出口
と、 この吹出口に設けられ、前記空調空気の上下の吹出し方
向を変化させるためにそれぞれ回動軸回りに回動自在と
なった第1の上下風向板及び第2の上下風向板であっ
て、前記吹出口の後下方側に位置する第1の上下風向板
及び前記吹出口の前上方側に位置する第2の上下風向板
と、 各上下風向板の回動位置をそれぞれ独立して移動させる
ための手段と、を備え、 暖房運転時、前記第1の上下風向板は略垂直の位置に置
かれ、前記第2の上下風向板は、前記吹出口を閉塞する
位置から前下方を向く位置までの間の複数の位置に順次
移動されることを特徴とする空気調和装置の室内機。 - 【請求項11】前記第2の上下風向板は、一定運転時間
の間、略水平の位置に保持された後、前下方を向く位置
まで移動されることを特徴とする請求項10記載の空気
調和装置の室内機。 - 【請求項12】室内に空調空気を吹出すための吹出口
と、 この吹出口に設けられ、前記空調空気の上下の吹出し方
向を変化させるためにそれぞれ回動軸回りに回動自在と
なった第1の上下風向板及び第2の上下風向板であっ
て、前記吹出口の後下方側に位置する第1の上下風向板
及び前記吹出口の前上方側に位置する第2の上下風向板
と、 各上下風向板の回動位置をそれぞれ独立して移動させる
ための手段と、を備え、 前記第1の上下風向板が略垂直の位置に置かれた状態に
おいて、前記第2の上下風向板が、前記吹出口の前上方
側を閉塞する位置に置かれる第1モード位置と、前記第
2の上下風向板が、略水平の位置から前下方を向く位置
までの間の位置に置かれる第2モード位置とにそれぞれ
停止可能となっており、 暖房運転時において、前記第2の上下風向板は、前記第
1モード位置から前記第2モード位置へ順次移動される
ことを特徴とする空気調和装置の室内機。 - 【請求項13】前記第2モード位置は順次、前記第2の
上下風向板が略水平の位置に置かれる状態と、前記第2
の上下風向板が前下方を向く位置に置かれる状態とから
なることを特徴とする請求項12記載の空気調和装置の
室内機。 - 【請求項14】各上下風向板は更に、前記第1の上下風
向板と第2の上下風向板とが共に略水平の位置に置かれ
る第3モード位置と、前記第1の上下風向板が前下方を
向くとともに、前記第2の上下風向板が前上方を向く位
置に置かれる第4モード位置とにそれぞれ停止可能とな
っており、 暖房運転時において、各上下風向板は、前記第1モード
位置から、前記第3モード位置、前記第4モード位置、
前記第2モード位置へと順次移動されることを特徴とす
る請求項12または13記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項15】手動操作可能な操作スイッチを更に備
え、この操作スイッチが暖房運転中に操作されたとき
に、各上下風向板が前記第1モード位置に移動されるこ
とを特徴とする請求項12、13、または14記載の空
気調和装置の室内機。 - 【請求項16】暖房運転開始時に、各上下風向板が前記
第1モード位置に移動されることを特徴とする請求項1
2、13、または14記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項17】空気調和装置の空調運転の過渡期と安定
期とを判別するための判別手段を更に備え、この判別手
段の判別結果に基づいて各上下風向板を移動させること
を特徴とする請求項11、12、13または16記載の
空気調和装置の室内機。 - 【請求項18】前記判別手段は、 (a)室温を検出するための室温検出器 (b)熱交換器温度を検出するための熱交温度検出器 (c)前記空調空気の吹出温度を検出するための吹出温
度検出器 (d)暖房運転開始からの経過時間を検出するための運
転時間タイマのうち少なくとも1つを有し、 そのいずれかの検出結果、または各々の検出結果の組合
せに基づいて前記過渡期と前記安定期とを判別すること
を特徴とする請求項17記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項19】空気調和装置の空調運転の過渡期と安定
期とを判別するための判別手段を更に備え、この判別手
段の判別結果に基づいて各上下風向板を移動させること
を特徴とする請求項15記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項20】前記判別手段は、 (a)室温を検出するための室温検出器 (b)熱交換器温度を検出するための熱交温度検出器 (c)前記空調空気の吹出温度を検出するための吹出温
度検出器 (d)前記操作スイッチの操作からの経過時間を検出す
るための操作スイッチタイマのうち少なくとも1つを有
し、 そのいずれかの検出結果、または各々の検出結果の組合
せに基づいて前記過渡期と前記安定期とを判別すること
を特徴とする請求項19記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項21】前記空調空気の吹出し流量を変更するた
めの手段を更に備え、 各上下風向板は更に、前記第1の上下風向板と第2の上
下風向板とが共に前下方を向く位置に置かれる暖房標準
モード位置に停止可能となっており、 各上下風向板が前記第1、第2、または第4モード位置
にある場合の前記吹出し流量が、各上下風向板が前記暖
房標準モード位置にある場合の前記吹出し流量より大き
くなることを特徴とする請求項12、13、または14
記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項22】室内に空調空気を吹出すための吹出口
と、 この吹出口に設けられ、前記空調空気の上下の吹出し方
向を変化させるために回動軸回りに回動自在となった上
下風向板と、 この上下風向板の回動位置を移動させるための手段と、
を備え、 冷房運転時において、前記上下風向板は、略水平の位置
に置かれる冷房標準モード位置と、前上方を向く位置に
置かれる冷房斜め上吹モード位置とにそれぞれ停止可能
となっていることを特徴とする空気調和装置の室内機。 - 【請求項23】室内に空調空気を吹出すための吹出口
と、 この吹出口に設けられ、前記空調空気の上下の吹出し方
向を変化させるためにそれぞれ回動軸回りに回動自在と
なった第1の上下風向板及び第2の上下風向板であっ
て、前記吹出口の後下方側に位置する第1の上下風向板
及び前記吹出口の前上方側に位置する第2の上下風向板
と、 各上下風向板の回動位置をそれぞれ独立して移動させる
ための手段と、を備え、 冷房運転時において、各上下風向板は、前記第1の上下
風向板と前記第2の上下風向板とが共に略水平の位置に
置かれる冷房標準モード位置と、この冷房標準モード位
置に対して、少なくとも前記第2の上下風向板が前上方
を向く位置に移動した状態の冷房斜め上吹モード位置と
にそれぞれ停止可能となっていることを特徴とする空気
調和装置の室内機。 - 【請求項24】(a)室温を検出するための室温検出器 (b)熱交換器温度を検出するための熱交温度検出器 (c)前記空調空気の吹出温度を検出するための吹出温
度検出器 (d)手動操作可能な吹付回避用操作スイッチ、及びこ
の吹付回避用操作スイッチの操作の有無を検出するため
の操作検出手段のうち少なくとも1つを有し、 そのいずれかの検出結果、または各々の検出結果の組合
せに基づいて、各上下風向板が前記冷房標準モード位置
から前記冷房斜め上吹モード位置へ移動されることを特
徴とする請求項23記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項25】空気調和装置の運転停止中に各上下風向
板を前記各モード位置に移動できる展示モードに設定可
能となっていることを特徴とする請求項12、13、1
4または22記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項26】空気調和装置の運転状態を設定するため
のリモコン装置を更に備え、 このリモコン装置は展示用操作スイッチを有し、 前記展示モードにおいて、前記リモコン装置の展示用操
作スイッチの操作に応じて、各上下風向板を前記各モー
ド位置に移動させることを特徴とする請求項25記載の
空気調和装置の室内機。 - 【請求項27】前記展示モードの起動の可否を判別する
ための起動判別手段を更に備え、この起動判別手段の判
別結果によって、前記リモコン装置の展示用操作スイッ
チの入力を有効とすることを特徴とする請求項26記載
の空気調和装置の室内機。 - 【請求項28】本体側操作スイッチを更に備え、 前記起動判別手段は、前記本体側操作スイッチと、前記
リモコン装置の展示用操作スイッチとの操作内容の組合
せにより、前記展示モードの起動の可否を判別すること
を特徴とする請求項27記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項29】表示手段と、 前記空調空気の吹出し流量を変更するための風量変更手
段と、を更に備え、 前記展示モードにおいて、各上下風向板の前記各モード
位置に対応して、前記表示手段の表示内容と前記空調空
気の吹出し流量とが設定されるとともに、各上下風向板
の前記各モード位置の変更に伴って、設定された前記表
示手段の表示内容と前記空調空気の吹出し流量とが得ら
れるよう、前記表示手段と前記風量変更手段が制御され
ることを特徴とする請求項25記載の空気調和装置の室
内機。
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