JPH1019301A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Publication number
JPH1019301A
JPH1019301A JP8169637A JP16963796A JPH1019301A JP H1019301 A JPH1019301 A JP H1019301A JP 8169637 A JP8169637 A JP 8169637A JP 16963796 A JP16963796 A JP 16963796A JP H1019301 A JPH1019301 A JP H1019301A
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JP
Japan
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air
casing
wall
suction port
sound absorbing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8169637A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Inazuka
徹 稲塚
Takahiro Takenaka
崇博 竹中
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1019301A publication Critical patent/JPH1019301A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クロスフローファンの送風音が空気吹出口より
ダイレクトに放射されないように各構成部材を配置変更
するとともに、この送風音が効果的に吸音されるように
して、室内機作動時の送風音を大幅に低減させる。 【解決手段】ケーシング2 内に、熱交換器6 より空気流
通下流側に配置されたクロスフローファン7 と、吸込口
8aから吸込んだ空気流を空気吹出口5 に案内する空気流
案内部8 とを備える。空気流案内部に、クロスフローフ
ァンの外周囲より大きな曲率半径で円弧状に膨らむ円弧
状部分8cを備え、該円弧状部分の上流端に空気吹出口に
通ずる吸込口8aを形成する。空気流案内部の吸込口と対
向する空気流通上流側に、クロスフローファンの作動に
伴い発生する送風音を吸収する吸音壁21を設ける。吸音
壁を、吸込口と対向する対向位置において弧を描いて連
続する背面2aおよび区画壁19と、その背面から区画壁に
跨がる内側全域に貼着された吸音材22とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風手段としてク
ロスフローファンを備えた空気調和装置に関し、特に、
クロスフローファンの送風音を低減させる対策に係る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、特公平7−5201
6号公報に開示されるように、空気調和装置の室内機と
して、クロスフローファンにより送風を行うものが知ら
れている。この種の室内機は、図5に示すように、ケー
シング(a) の前面中央部から上端に亘る部分に空気吸込
口(b) が、ケーシング(a) の前面下端部に空気吹出口
(c) がそれぞれ設けられている。そして、ケーシング
(a) 内には、空気吸込口(b)に対向して熱交換器(d)
が、熱交換器(d) の奥側(空気流通方向の下流側)にク
ロスフローファン(e) がそれぞれ配置されている。さら
に、クロスフローファン(e) と空気吹出口(c) との間に
空気流案内部(f) が設けられている。この空気流案内部
(f) は、クロスフローファン(e) の外周囲より大きな曲
率半径でクロスフローファン(e) に沿って円弧状に膨ら
む環状の円弧状部分(h) と、該円弧状部分(8c)の上流端
に形成され、空気吹出口(c) に通ずる吸込口(g) とを備
え、この吸込口(g) からクロスフローファン(e) の作動
により吸込んだ空気流を上記空気吹出口(c) に対して真
直ぐに案内するようにしている。
【0003】そして、クロスフローファン(e) の駆動に
伴って空気吸込口(b) からケーシング(a) 内に導入した
室内空気を熱交換器(d) の冷媒管を流れる冷媒との間で
熱交換を行うことで温度調整した後、クロスフローファ
ン(e) より空気流案内部(f)内に吸込み、空調空気とし
て空気吹出口(c) から室内に向かって吹出すようになっ
ている。この場合、空気流案内部(f) は、円弧状部分
(h) をケーシング(a) の背面側に位置させた状態で、吸
込口(g) がケーシング(a) 前面上部の空気吸込口(b) に
向かって開口するように配されていて、クロスフローフ
ァン(e) の作動により吸込口(g) より熱交換器(d) の空
気流通方向の下流側に露呈する略半円弧状の露呈部分の
ほぼ全域から空気が広範囲で効率良く吸込まれるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
室内機では、空気流案内部(f) の吸込口(g) がケーシン
グ(a) 前面上部の空気吸込口(b) に向かって開口、つま
り吸込口(g) よりも空気流通方向上流側において該吸込
口(g) と対向する対向位置に空気吸込口(b) が開口して
いるため、クロスフローファン(e) の作動に伴い発生す
る送風音が空気吸込口(b) からケーシング(a) 外にダイ
レクトに放射され、このクロスフローファン(e) の送風
音によって室内が騒々しいものとなる。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、クロスフローファンの送
風音が空気吹出口よりダイレクトに放射されないように
各構成部材を配置変更するとともに、この送風音が効果
的に吸音されるようにして、室内機作動時の送風音を大
幅に低減させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、背面(2a)
が据付面(Z) に取り付けられるケーシング(2) と、該ケ
ーシング(2) に設けられ、室内の空気をケーシング(2)
内に吸い込む空気吸込口(3,4,11)と、上記ケーシング
(2) に設けられ、温度調整された空気を室内に吹出す空
気吹出口(5) と、上記空気吸込口(3,4,11)と空気吹出口
(5) との間に設けられた空気通路(A) と、上記空気吸込
口(3,4,11)に対応するように配置された熱交換器(6)
と、該熱交換器(6) より空気流通下流側に配置されたク
ロスフローファン(7) と、該クロスフローファン(7) の
外周囲より大きな曲率半径でクロスフローファン(7) に
沿って円弧状に膨らむ環状の円弧状部分(8c)を有し、該
円弧状部分(8c)の上流端に上記空気吹出口(5) に通ずる
吸込口(8a)が形成され、該吸込口(8a)からクロスフロー
ファン(7) の作動により吸込んだ空気流を上記空気吹出
口(5) に対して真直ぐに案内する空気流案内部(8) とを
備え、上記空気吸込口(3,4,11)からケーシング(2)内に
導入した空気を熱交換器(6) において温度調整した後、
クロスフローファン(7) より空気流案内部(8) 内に吸込
んで空気吹出口(5) から吹出す空気調和装置を前提とす
る。そして、上記空気流案内部(8) の吸込口(8a)と対向
する空気流通上流側に、クロスフローファン(7) の作動
に伴い発生する送風音を吸収する吸音壁(21)を設ける構
成としたものである。
【0007】請求項2記載の発明が講じた解決手段は、
請求項1記載の発明の吸音壁(21)を特定したことを特徴
とする。具体的には、吸込口(8a)と対向するケーシング
壁(2a,19) と、該ケーシング壁(2a,19) の内側に設けら
れた吸音材(22)とで吸音壁(21)を構成したものである。
【0008】請求項3記載の発明が講じた解決手段は、
請求項1記載の発明の吸音壁(21)を特定したことを特徴
とする。具体的には、吸込口(8a)と対向するケーシング
壁(2a,19')で吸音壁(21)を構成し、ケーシング壁(2a,1
9')を吸音材により構成したものである。
【0009】これにより、請求項1ないし請求項3記載
の発明では、クロスフローファン(7) の駆動に伴って空
気吸込口(3,4,11)からケーシング(2) 内に導入されて熱
交換器(6) との熱交換により温度調整された空調空気
は、空気流案内部(8) に吸込口(8a)を介して吸込まれた
後、クロスフローファン(7) の外周囲より大きな曲率半
径でクロスフローファン(7) に沿って円弧状に膨らむ円
弧状部分(8c)に沿って案内されて、空気吹出口(5) より
室内に吹出される。
【0010】その場合、クロスフローファン(7) の作動
に伴い発生する送風音は、空気流案内部(8) の吸込口(8
a)と対向する空気流通上流側において、その吸込口(8a)
と対向するケーシング壁(2a,19) およびその内側の吸音
材(22)、または吸込口(8a)と対向するケーシング壁(2a,
19')自体を吸音材とする吸音壁(21)でもってダイレクト
に吸音され、ケーシング(2) 外へのクロスフローファン
(7) の送風音の放射が効果的に抑制されて、クロスフロ
ーファン(7) の作動時(空気調和装置(1) 作動時)の送
風音が大幅に低減される。
【0011】特に、請求項2記載の発明では、吸込口(8
a)と対向するケーシング壁(2a,19)の内面(19a) に吸音
材(22)を貼着するなどして設けるだけで済み、既存の空
気調和装置にも容易に流用される。また、請求項3記載
の発明では、吸込口(8a)と対向するケーシング壁(2a,1
9')自体が吸音材となるので、別途に吸音材を設けるも
のに比べて、空気調和装置(1) (室内機)の組立作業が
簡単に行える。
【0012】請求項4記載の発明が講じた解決手段は、
請求項2または請求項3記載の発明の吸音材(2a,19',2
2) を特定し、合成樹脂により吸音材(2a,19',22) を構
成したものである。
【0013】これにより、請求項4記載の発明では、合
成樹脂製の吸音材(2a,19',22) でもって、空気調和装置
(1) (室内機)の重量が軽減される。
【0014】請求項5記載の発明が講じた解決手段は、
請求項2ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の
発明の吸音壁(21)を特定したことを特徴とする。具体的
には、空気流案内部(8) を、クロスフローファン(7) の
回転中心(o) よりもケーシング(2) の前面(2b)側に円弧
状部分(8c)を位置せしめるように配し、吸込口(8a)をケ
ーシング(2) の背面(2a)側向きに開口させる。そして、
ケーシング(2) の背面(2a)を構成するケーシング壁で吸
音壁(21)を構成したものである。
【0015】これにより、請求項5記載の発明では、別
途にケーシング壁を設ける必要がなくなって、ケーシン
グ(2) の背面(2a)が吸音壁(21)として兼用される。
【0016】さらに、請求項6記載の発明が講じた解決
手段は、請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つ
に記載の発明の構成要件に加えて、吸音壁(21)を構成し
ているケーシング壁(2a,19,19') 以外のケーシング構成
壁(2e,2f) に、熱交換器(6)より空気流通上流側におい
てケーシング(2) 内に空気が導入されるよう空気吸込口
(11)を設ける構成としたものである。
【0017】これにより、請求項6記載の発明では、ク
ロスフローファン(7) の送風音がダイレクトに放射され
ないケーシング構成壁(2e,2f) より空気が効果的に吸込
まれて、クロスフローファン(7) の送風音を抑制しつつ
吸込空気の導入抵抗が低減される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1は空気調和装置の室内機に本発明を適
用した場合について説明する。
【0020】図1は、本形態に係る室内機の内部構造を
示す断面図である。この室内機(1)は、ケーシング(2)
の背面(2a)が垂直な壁面(Z) に対して取り付けられるよ
うになっている。また、室内機(1) は、ケーシング(2)
の前面(2b)の中央部から上端部に亘って前面側空気吸込
口(3) が、ケーシング(2) の上面(2c)に上面側空気吸込
口(4) がそれぞれ設けられている。さらに、ケーシング
(2) の下面(2d)の前端部には、空気吹出口(5) が設けら
れている。これにより、このケーシング(2) の内部には
空気吸込口(3,4) から空気吹出口(5) に亘る空気通路
(A) が形成されている。
【0021】ケーシング(2) 内には、各空気吸込口(3,
4) に対応するように熱交換器(6) が配置されている。
この熱交換器(6) は、前面側空気吸込口(3) の下端部に
対向して直立配置された第1熱交換器(6a)と、前面側空
気吸込口(3) の上端部および上面側空気吸込口(4) に対
向して側面視で逆V字状となるよう互いに異なる方向に
傾斜配置された第2および第3熱交換器(6b,6c) とを備
えている。該第2および第3熱交換器(6b,6c) は、互い
の上端部同士つまり第2熱交換器(6b)の後端部と第3熱
交換器(6c)の前端部とが連結されている一方、第2熱交
換器(6b)の前端部(下端部)は第1熱交換器(6a)の上端
部に連結されている。
【0022】この熱交換器(6) よりも空気流通方向の下
流側にはクロスフローファン(7) が配置されている。該
クロスフローファン(7) は、水平軸方向(図1の紙面鉛
直方向)に延びる回転軸(G) (図3に表れる)を備え、
その回転軸(G) 方向に所定間隔を存して配置されたリン
グ状の複数枚のプレート(7a,7a, …) 同士の間に、水平
方向に延びる複数枚の翼(7b,7b, …) が円環状に配列さ
れた状態で架設されている。そして、図3に示すよう
に、クロスフローファン(7) の回転軸(G) の一端は、ケ
ーシング(2) 内の一側面側(図3では右側)に収容され
たファンモータ(M) の出力軸(Ma)に回転一体に連結され
ている。
【0023】また、熱交換器(6) よりも空気流通方向の
下流側には、空気吹出口(5) に通ずる吸込口(8a)を有
し、かつその吸込口(8a)からクロスフローファン(7) の
作動により吸込んだ空気流を空気吹出口(5) に対して真
直ぐに案内する環状の空気流案内部(8) が設けられてい
る。該空気流案内部(8) は、その前面(2b)側において空
気吹出口(5) に向かって真直ぐ直線状に延びる前面側直
線部分(8b)を空気流通方向の下流側に有しているととも
に、その前面側直線部分(8b)の上端(上流端)よりクロ
スフローファン(7) の外周囲に向かって円弧状に突出す
る環状の円弧状部分(8c)を上流側に備えている。この円
弧状部分(8c)は、クロスフローファン(7)の回転軸(G)
(後述する回転軸の中心(o) )よりもケーシング(2) の
前面(2b)側に配され、クロスフローファン(7) より大き
な曲率半径でクロスフローファン(7) に沿うように円弧
状に膨らんで、前面側直線部分(8b)と一体的に形成され
ている。また、空気流案内部(8) は、その反円弧状部分
(8c)側となる背面(2a)側において空気吹出口(5) に向か
ってほぼ真直ぐ直線状に延びる背面側直線部分(8d)を有
しているとともに、該背面側直線部分(8d)の上端よりク
ロスフローファン(7)の略接線方向に沿って背面(2a)側
に突出する突起部分(8e)を備えている。空気流案内部
(8) は、円弧状部分(8c)が上側に、突起部分(8e)が下側
にそれぞれ位置するように配され、この突起部分(8e)の
上流端と上記円弧状部分(8c)の上流端との間に上記吸込
口(8a)が形成されている。そして、クロスフローファン
(7) の駆動に伴って空気吸込口(3,4) からケーシング
(2) 内に導入されて熱交換器(6) との熱交換により温度
調整された空調空気は、クロスフローファン(7) を挟ん
で上下に対向する円弧状部分(8c)および突起部分(8e)の
上流端間の吸込口(8a)より、空気流案内部(8) 内に背面
側向きの吸込口(8a)を介して円滑に吸込まれた後、ケー
シング(2) の前面(2b)側においてクロスフローファン
(7) の外周囲より大きな曲率半径でクロスフローファン
(7) に沿って円弧状に膨らむ円弧状部分(8c)に沿って円
弧を描いて流れ、両直線部分(8b,8d) 間において直線流
に変換されてから、ケーシング(2) の下面(2d)側で開口
する空気吹出口(5) に対して真直ぐ下方向きに案内され
て室内に吹出される。
【0024】さらに、図2にも示すように、クロスフロ
ーファン(7) は、ファンモータ(M)の駆動に伴って、図
2における上側から下側へ向かってケーシング(2) の前
面(2b)側回りで回転つまり反時計回り方向に回転するよ
うになっており、吸込口(8a)から空気吹出口(5) に向か
う空気流の風速分布を円弧状部分(8c)側で高めるように
している。これにより、空調空気は、その前面(2b)側で
の風速の速い空調空気によって壁面(Z) との間で押え込
まれて該壁面(Z) に沿って下方に効果的に導かれ、この
空気吹出口(5) から真下に吹き出す暖かい空調空気の一
部が空気吸込口(3,4) に直ちに吸込まれることが防止さ
れてショートサーキットの発生が抑制され、室内機(1)
のエネルギ効率が高められることになる。
【0025】そして、熱交換器(6) は、第1ないし第3
熱交換器(6a 〜6c) の他に、第4ないし第6熱交換器(6
d 〜6f) を備えている。第4熱交換器(6d)は直立配置さ
れ、その上端部が第3熱交換器(6c)の後端部(下端部)
に連結されている。第5熱交換器(6e)は、クロスフロー
ファン(7) の略接線方向に傾斜して配置され、その上端
部(後端部)が第4熱交換器(6d)の下端部に連結されて
いる。第6熱交換器(6f)は、略水平配置され、その後端
部が第5熱交換器(6e)の下端部(前端部)に連結されて
いる。これら第4ないし第6熱交換器(6d 〜6f) は、第
1ないし第3熱交換器(6a 〜6c) と共に一体的に形成さ
れている。第1熱交換器(6a)の下端部は空気流案内部
(8) の前面側直線部分(8b)の上端付近に、第6熱交換器
(6f)の前端部は空気流案内部(8) の背面側直線部分(8d)
の上端付近にそれぞれ連結され、熱交換器(6) (第1な
いし第6熱交換器(6a 〜6f) )は、空気流案内部(8) を
除いてクロスフローファン(7) の周囲を囲むように配置
されている。つまり、各空気吸込口(3,4) は、熱交換器
(6) より空気流通方向の上流側において、空気流案内部
(8) を除くクロスフローファン(7) の周囲全域からケー
シング(2) 内に空気が導入されるようにケーシング(2)
の前面(2b)および上面(2c)に開口している。
【0026】そして、クロスフローファン(7) の回転軸
(G) の中心(o) は、ケーシング(2)の中心(n) よりも上
側に位置している。これにより、クロスフローファン
(7) の周囲を囲むように熱交換器(6) が配置され、ケー
シング(2) が側面視でより正方形状に近付けられて、熱
交換器(6) がケーシング(2) 内に効率良くコンパクトに
収容され、ケーシング(2) の上下高さ方向の寸法の短縮
化が可能となる。
【0027】また、図1に示すように、上記熱交換器
(6) よりも下方でかつ上記空気流案内部(8) よりも後方
に対応するケーシング(2) 内の下面側背面寄り位置に
は、断面略矩形状の配管収容スペース(14)が設けられて
いる。この配管収容スペース(14)には、冷媒の循環に供
される冷媒配管(12,12) と、熱交換器(6) で発生した結
露水などを排出するためのドレン配管(13)とがそれぞれ
下方に突出して配されている。この冷媒配管(12,12) の
突出端(下端)には、図示しない室外機との間で冷媒を
循環可能に接続する冷媒接続配管(17,17) の各一端がフ
レアナット(N,N) により接続され、この冷媒接続配管(1
7,17) を介して冷媒配管(12,12) がケーシング(2) 外
(配管収容スペース(14)外)に導出されるようになって
いる。一方、ドレン配管(13)の突出端(下端)には、室
外に結露水を排出可能に接続するドレン接続配管(18)の
一端がフレアナット(N) により接続され、このドレン接
続配管(18)を介してドレン配管(13)がケーシング(2) 外
に導出されるようになっている。この場合、冷媒接続配
管(17,17) は前後で纏められて配管収容スペース(14)の
後側に、ドレン接続配管(18)は配管収容スペース(14)の
前側にそれぞれ配置されている。
【0028】この配管収容スペース(14)は、ケーシング
(2) に対して脱着可能な断面略コ字状のカバー(15)によ
り外方から覆われている。該カバー(15)の一側面(図1
では手前側)には、冷媒接続配管(17,17) およびドレン
接続配管(18)を配管収容スペース(14)外(ケーシング
(2) 外)に導出させる導出孔(図示せず)が形成されて
いる。
【0029】そして、本発明の特徴部分として、図1に
示すように、上記空気流案内部(8)の吸込口(8a)と対向
する空気流通上流側には、クロスフローファン(7) の作
動に伴い発生する送風音を吸収する吸音壁(21)が設けら
れている。この吸音壁(21)は、吸込口(8a)と対向する対
向位置に配されたケーシング壁としてのケーシング(2)
の背面(2a)と、配管収容スペース(14)の上方において該
配管収容スペース(14)と空気通路(A) とを区画する区画
壁(19)(ケーシング壁)とを備えている。この背面(2a)
内側と、区画壁(19)の内面(19a) とは、吸込口(8a)と対
向する向きに連続するような弧を描いて一体的に設けら
れている。そして、吸音壁(21)は、ケーシング(2) の背
面(2a)および区画壁(19)と共に、この背面(2a)内側から
区画壁(19)の内面(19a) に跨がるように背面(2a)および
区画壁(19)の吸込口(8a)側となる内側全域に貼着された
合成樹脂製の吸音材(22)を備えて構成されている。
【0030】したがって、本実施の形態では、クロスフ
ローファン(7) の作動に伴い発生する送風音は、この吸
込口(8a)と対向する対向位置において、ケーシング(2)
の背面(2a)内側から区画壁(19)の内面(19a) に跨がるよ
うに弧を描いて連続する背面(2a)および区画壁(19)と、
その背面(2a)および区画壁(19)の内側全域に貼着された
吸音材(22)とからなる吸音壁(21)でもってダイレクトに
吸音され、前面側空気吸入口(3) および上面側空気吸入
口(4) を介したケーシング(2) 外へのクロスフローファ
ン(7) の送風音の放射が効果的に抑制されて、クロスフ
ローファン(7)の作動時(空気調和装置(1) 作動時)の
送風音を大幅に低減させることができる。
【0031】しかも、吸音壁(21)は、既存するケーシン
グ(2) の背面(2a)および区画壁(19)を利用したものであ
り、それらの内側に吸音材(22)を貼着して吸音壁(21)が
構成されることにより、空気流案内部(8) の吸込口(8a)
よりも空気流通方向上流側において該吸込口(8a)と対向
する対向位置の全域に別途のケーシング壁を設け、その
ケーシング壁の内面に吸音材を貼着する等して吸音壁を
構成する必要がなく、ケーシング(2) の背面(2a)および
区画壁(19)を効果的に兼用し、部品点数の増加を抑えて
吸音壁(21)を安価に構成することができる。
【0032】また、吸音壁(21)は、ケーシング(2) の背
面(2a)から区画壁(19)に跨がる内側全域に吸音材(22)を
貼着すれば構成されることにより、既存の空気調和装置
にも容易に流用されて、吸音壁(21)の汎用性を高めるこ
とができる。
【0033】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、本実施の形態では、吸音壁(21)を、ケーシ
ング(2) の背面(2a)および区画壁(19)の内側全域に吸音
材(22)を貼着して構成したが、図4に示す変形例のよう
に、吸音壁(21)が、ケーシング(2) の背面(2a') および
区画壁(19') を騒音吸収効果の高い吸音材料、例えばプ
ラスチックなどからなるもので構成されるようにしても
良い。この場合には、ケーシング(2) の背面(2a') およ
び区画壁(19') 自体が吸音材となるので、別途に吸音材
を貼着するものに比べて、室内機(1) の組立作業を簡単
に行うことができる。また、吸音材料をプラスチックな
どの合成樹脂とすることで、室内機(1) の重量を軽減さ
せることができる。
【0034】さらに、上記実施の形態では、ケーシング
(2) に前面側空気吸込口(3) と上面側空気吸込口(4) と
を設けたが、図1および図4に仮想線(二点鎖線)で示
すように、吸音壁(21)を構成している背面(2a') および
区画壁(19,19')以外のケーシング構成壁としての左右両
側面(2e,2f) に、熱交換器(6) より空気流通上流側にお
いてケーシング(2) 内にその左右両側面(2e,2f) から空
気が導入されるよう側面側空気吸込口(11)(図1および
図4では右側面(2f)のもののみ示す)が設けられるよう
にしても良く、この側面側空気吸込口(11)を、第4ない
し第6熱交換器(6d 〜6f) の上流側において該第4ない
し第6熱交換器(6d 〜6f) の配置形状に沿って略J字状
に切欠くことで、吸込口(8a)からの送風音が放射されな
いケーシング(2) の左右両側面(2e,2f) から空気が効果
的に吸込まれて、クロスフローファン(7) の送風音を抑
制しつつ吸込空気の導入抵抗を低減させることができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上の如く、請求項1ないし請求項3記
載の発明における空気調和装置によれば、空気流案内部
の吸込口と対向する空気流通上流側においてその吸込口
と対向するケーシング壁およびその内面の吸音材、また
は吸込口と対向するケーシング壁自体を吸音材とする吸
音壁でもって、クロスフローファンの作動時における送
風音をダイレクトに吸音してクロスフローファンの送風
音を大幅に低減させることができる。
【0036】特に、請求項2記載の発明における空気調
和装置によれば、吸音材の付設により既存の空気調和装
置への流用も可能にし、吸音壁の汎用性を図ることがで
きる。また、請求項3記載の発明における空気調和装置
によれば、ケーシング壁自体を吸音材とする吸音壁によ
って、空気調和装置の組立作業を簡単に行うことができ
る。
【0037】請求項4記載の発明における空気調和装置
によれば、合成樹脂製の吸音材でもって、空気調和装置
の重量の軽減化を図ることができる。
【0038】請求項5記載の発明における空気調和装置
によれば、ケーシングの背面によりケーシング壁を構成
し、ケーシング壁の兼用化を図ることができる。
【0039】さらに、請求項6記載の発明における空気
調和装置によれば、吸音壁を構成しないケーシング構成
壁から効果的に空気を吸込むことが可能となって、クロ
スフローファンの送風音を抑制しつつ吸込空気の導入抵
抗の低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る室内機の縦断側面図
である。
【図2】室内機内部を流れる空気の流線を示す図であ
る。
【図3】室内機の正面図である。
【図4】実施の形態の変形例に係る図1相当図である。
【図5】従来例に係る図1相当図である。
【符号の説明】
(1) 室内機(空気調和装置) (2) ケーシング (2a,2a') 背面(ケーシング壁) (2e,2f) 側面(ケーシング構成壁) (3) 前面側空気吸込口(空気吸込口) (4) 上面側空気吸込口(空気吸込口) (5) 空気吹出口 (6) 熱交換器 (7) クロスフローファン (8) 空気流案内部 (8a) 吸込口 (8c) 円弧状部分 (11) 側面側空気吸込口(空気吸込口) (19,19') 区画壁(ケーシング壁) (21) 吸音壁 (22) 吸音材 (A) 空気通路 (Z) 壁面 (o) クロスフローファンの回転軸の中心(回転中
心)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面(2a)が据付面(Z) に取り付けられる
    ケーシング(2) と、 該ケーシング(2) に設けられ、室内の空気をケーシング
    (2) 内に吸い込む空気吸込口(3,4,11)と、 上記ケーシング(2) に設けられ、温度調整された空気を
    室内に吹出す空気吹出口(5) と、 上記空気吸込口(3,4,11)と空気吹出口(5) との間に設け
    られた空気通路(A) と、 上記空気吸込口(3,4,11)に対応するように配置された熱
    交換器(6) と、 該熱交換器(6) より空気流通下流側に配置されたクロス
    フローファン(7) と、 該クロスフローファン(7) の外周囲より大きな曲率半径
    でクロスフローファン(7) に沿って円弧状に膨らむ環状
    の円弧状部分(8c)を有し、該円弧状部分(8c)の上流端に
    上記空気吹出口(5) に通ずる吸込口(8a)が形成され、該
    吸込口(8a)からクロスフローファン(7) の作動により吸
    込んだ空気流を上記空気吹出口(5) に対して真直ぐに案
    内する空気流案内部(8) とを備え、 上記空気吸込口(3,4,11)からケーシング(2) 内に導入し
    た空気を熱交換器(6)において温度調整した後、クロス
    フローファン(7) より空気流案内部(8) 内に吸込んで空
    気吹出口(5) から吹出す空気調和装置において、 上記空気流案内部(8) の吸込口(8a)と対向する空気流通
    上流側には、クロスフローファン(7) の作動に伴い発生
    する送風音を吸収する吸音壁(21)が設けられていること
    を特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 上記吸音壁(21)は、上記吸込口(8a)と対
    向するケーシング壁(2a,19) と、該ケーシング壁(2a,1
    9) の内側に設けられた吸音材(22)とで構成されている
    請求項1記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 上記吸音壁(21)は、上記吸込口(8a)と対
    向するケーシング壁(2a,19')で構成され、 ケーシング壁(2a,19')は吸音材よりなる請求項1記載の
    空気調和装置。
  4. 【請求項4】 上記吸音材(2a,19',22) は合成樹脂とさ
    れている請求項2または請求項3記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 上記空気流案内部(8) は、クロスフロー
    ファン(7) の回転中心(o) よりもケーシング(2) の前面
    (2b)側に円弧状部分(8c)が位置するように配され、上記
    吸込口(8a)がケーシング(2) の背面(2a)側向きに開口し
    ており、 上記吸音壁(21)は、ケーシング(2) の背面(2a)を構成す
    るケーシング壁で構成されている請求項2ないし請求項
    4のうちのいずれか1つに記載の空気調和装置。
  6. 【請求項6】 上記吸音壁(21)を構成しているケーシン
    グ壁(2a,19,19') 以外のケーシング構成壁(2e,2f) に
    は、上記熱交換器(6) より空気流通上流側においてケー
    シング(2) 内に空気が導入されるよう空気吸込口(11)が
    設けられている請求項1ないし請求項5のうちのいずれ
    か1つに記載の壁掛け式空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110207260A (zh) * 2019-04-26 2019-09-06 珠海格力电器股份有限公司 壁挂式空调器
DE102018008311A1 (de) * 2018-10-22 2020-04-23 Jochen C. Renz Kälteerzeugungsmaschine neuer Bauart, bei welcher das Gehäuse zugleich luftführende sowie schalldämmende und schalldämpfende Funktion übernimmt
JPWO2019082300A1 (ja) * 2017-10-25 2020-10-22 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置用ユニット、冷凍サイクル装置及び電気機器

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