JPH10193118A - 変位センサの位置校正方法 - Google Patents
変位センサの位置校正方法Info
- Publication number
- JPH10193118A JPH10193118A JP667597A JP667597A JPH10193118A JP H10193118 A JPH10193118 A JP H10193118A JP 667597 A JP667597 A JP 667597A JP 667597 A JP667597 A JP 667597A JP H10193118 A JPH10193118 A JP H10193118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- displacement sensor
- welding torch
- distance
- welding
- detected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 title claims abstract description 140
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 30
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 168
- 239000013074 reference sample Substances 0.000 claims abstract description 40
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 230000006386 memory function Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶接トーチの近傍に変位センサを設けて、溶
接位置を検出するに際し、変位センサと溶接トーチとの
位置を正確に校正する。 【解決手段】 高平面部9A、低平面部9Bおよび段差
9Cを有する基準試料9を使用し、初期位置から変位セ
ンサ1および溶接トーチ2を基準試料9に向けて移動
し、垂直方向距離Zpを求める。次いで、溶接ワイヤ8
を段差9Cに接触させるように、溶接トーチ2と変位セ
ンサ1とを水平方向に移動し、溶接ワイヤ8の段差9C
への接触後、変位センサ1が段差9Cを検出するまでの
変位センサ1および溶接トーチ2の移動量を、これらの
水平方向距離Xpとして求める。その後、90度回転さ
せて同様の処理を行って水平方向距離Ypを求める。こ
のように求められた距離Xp,Yp,Zpが変位センサ
1と溶接トーチ2との距離となる。
接位置を検出するに際し、変位センサと溶接トーチとの
位置を正確に校正する。 【解決手段】 高平面部9A、低平面部9Bおよび段差
9Cを有する基準試料9を使用し、初期位置から変位セ
ンサ1および溶接トーチ2を基準試料9に向けて移動
し、垂直方向距離Zpを求める。次いで、溶接ワイヤ8
を段差9Cに接触させるように、溶接トーチ2と変位セ
ンサ1とを水平方向に移動し、溶接ワイヤ8の段差9C
への接触後、変位センサ1が段差9Cを検出するまでの
変位センサ1および溶接トーチ2の移動量を、これらの
水平方向距離Xpとして求める。その後、90度回転さ
せて同様の処理を行って水平方向距離Ypを求める。こ
のように求められた距離Xp,Yp,Zpが変位センサ
1と溶接トーチ2との距離となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物の形状を計
測する形状計測装置に用いられる変位センサの位置校正
方法に関する。
測する形状計測装置に用いられる変位センサの位置校正
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、開先内やすみ肉部などを溶接ト
ーチを用いて溶接する場合、高品質な溶接ビードを形成
するためには、被溶接材の溶接対象領域において、溶接
すべき位置およびその位置の断面形状を正確に計測する
必要がある。このため、従来より種々の形状計測装置が
提案されている。例えば、特開平2−92458号公報
には、溶接トーチにセンシング電圧を印加し、この溶接
トーチ自身をセンサとして用いて溶接部の形状を計測す
る装置が記載されている。また、特開平3−52774
号公報には、非接触の変位センサを溶接トーチの近傍に
設けて、被溶接材の断面形状を認識して溶接位置の検出
精度や信頼性を向上させる装置が記載されている。
ーチを用いて溶接する場合、高品質な溶接ビードを形成
するためには、被溶接材の溶接対象領域において、溶接
すべき位置およびその位置の断面形状を正確に計測する
必要がある。このため、従来より種々の形状計測装置が
提案されている。例えば、特開平2−92458号公報
には、溶接トーチにセンシング電圧を印加し、この溶接
トーチ自身をセンサとして用いて溶接部の形状を計測す
る装置が記載されている。また、特開平3−52774
号公報には、非接触の変位センサを溶接トーチの近傍に
設けて、被溶接材の断面形状を認識して溶接位置の検出
精度や信頼性を向上させる装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−92458号公報に記載された装置において
は、トーチ先端の溶接ワイヤの状態により計測結果が左
右され、溶接ワイヤが曲がっていたり、溶接ワイヤに異
物が付着していたりすると、溶接対象領域を誤検出した
り、溶接位置を検出できなくなってしまう。また、上記
特開平3−52774号公報に記載された装置において
は、計測の信頼性を向上することができるものの、変位
センサが着脱可能な場合や、対象物に応じて変位センサ
の取り付け位置を変更した場合、あるいは溶接トーチや
変位センサを対象物に衝突させてしまった場合などにお
いては、溶接トーチと変位センサとの位置関係が変更さ
れてしまい、正確な形状計測を行うことができなくなっ
てしまっていた。
開平2−92458号公報に記載された装置において
は、トーチ先端の溶接ワイヤの状態により計測結果が左
右され、溶接ワイヤが曲がっていたり、溶接ワイヤに異
物が付着していたりすると、溶接対象領域を誤検出した
り、溶接位置を検出できなくなってしまう。また、上記
特開平3−52774号公報に記載された装置において
は、計測の信頼性を向上することができるものの、変位
センサが着脱可能な場合や、対象物に応じて変位センサ
の取り付け位置を変更した場合、あるいは溶接トーチや
変位センサを対象物に衝突させてしまった場合などにお
いては、溶接トーチと変位センサとの位置関係が変更さ
れてしまい、正確な形状計測を行うことができなくなっ
てしまっていた。
【0004】本発明の目的は、溶接トーチと変位センサ
との位置関係が変更されてしまった場合にも、これらの
位置関係を正確に検出することができる変位センサの位
置校正方法を提供することにある。
との位置関係が変更されてしまった場合にも、これらの
位置関係を正確に検出することができる変位センサの位
置校正方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
〜図6を参照して説明すると、非接触にて対象物3との
距離を測定する変位センサ1を、3次元的かつ垂直平面
上において支持部に回転可能に支持されるとともに対象
物3との距離を測定可能な溶接トーチ2近傍の支持部に
取り付け、変位センサ1および溶接トーチ2により対象
物3の平面形状を計測する形状計測装置における変位セ
ンサの位置校正方法に適用され、段差9Cにより区分さ
れる高平面部9Aおよび低平面部9Bを有する基準試料
9の段差9Cを、溶接トーチ2および変位センサ1を低
平面部9Bに平行な方向に移動させつつ、溶接トーチ2
および変位センサ1により検出し、検出結果に基づい
て、溶接トーチ2と変位センサ1との3次元的な距離を
測定することにより上記目的を達成する。
〜図6を参照して説明すると、非接触にて対象物3との
距離を測定する変位センサ1を、3次元的かつ垂直平面
上において支持部に回転可能に支持されるとともに対象
物3との距離を測定可能な溶接トーチ2近傍の支持部に
取り付け、変位センサ1および溶接トーチ2により対象
物3の平面形状を計測する形状計測装置における変位セ
ンサの位置校正方法に適用され、段差9Cにより区分さ
れる高平面部9Aおよび低平面部9Bを有する基準試料
9の段差9Cを、溶接トーチ2および変位センサ1を低
平面部9Bに平行な方向に移動させつつ、溶接トーチ2
および変位センサ1により検出し、検出結果に基づい
て、溶接トーチ2と変位センサ1との3次元的な距離を
測定することにより上記目的を達成する。
【0006】請求項2の発明は、変位センサ1および溶
接トーチ2を、基準試料9の低平面部9B上方の初期位
置に位置せしめ、支持部を基準試料9に対して垂直方向
に所定距離下降して溶接トーチ2を低平面部9Bに接触
させ、接触時における変位センサ1の出力を垂直方向距
離Zpとして検出し、支持部を所定距離Z1垂直方向に
上昇させるとともに、支持部を高平面部9Aに向けて基
準試料9に対して水平方向に直線的に移動し、溶接トー
チ2が先に段差9Cに接触した場合は、支持部をさらに
上昇するとともに支持部を水平方向に直線的に移動さ
せ、溶接トーチ2が段差9Cに接触してから変位センサ
1が段差9Cを検出するまでの支持部の移動量Lを、水
平方向距離Xpとして検出し、変位センサ1が先に段差
9Cを検出した場合は、支持部をさらに水平方向に直線
的に移動させ、変位センサ1が段差9Cを検出してから
溶接トーチ2が段差9Cに接触するまでの支持部の移動
量Lを、水平方向距離Xpとして検出する。請求項3の
発明は、請求項2の発明において、支持部をその軸回り
に90度回転させて、上記水平方向とは直交する水平方
向における水平方向距離Ypを同じ手順でさらに検出す
る。
接トーチ2を、基準試料9の低平面部9B上方の初期位
置に位置せしめ、支持部を基準試料9に対して垂直方向
に所定距離下降して溶接トーチ2を低平面部9Bに接触
させ、接触時における変位センサ1の出力を垂直方向距
離Zpとして検出し、支持部を所定距離Z1垂直方向に
上昇させるとともに、支持部を高平面部9Aに向けて基
準試料9に対して水平方向に直線的に移動し、溶接トー
チ2が先に段差9Cに接触した場合は、支持部をさらに
上昇するとともに支持部を水平方向に直線的に移動さ
せ、溶接トーチ2が段差9Cに接触してから変位センサ
1が段差9Cを検出するまでの支持部の移動量Lを、水
平方向距離Xpとして検出し、変位センサ1が先に段差
9Cを検出した場合は、支持部をさらに水平方向に直線
的に移動させ、変位センサ1が段差9Cを検出してから
溶接トーチ2が段差9Cに接触するまでの支持部の移動
量Lを、水平方向距離Xpとして検出する。請求項3の
発明は、請求項2の発明において、支持部をその軸回り
に90度回転させて、上記水平方向とは直交する水平方
向における水平方向距離Ypを同じ手順でさらに検出す
る。
【0007】請求項4の発明は、変位センサ1および溶
接トーチ2を、基準試料9の低平面部9B上方の初期位
置に位置せしめ、支持部を基準試料9に対して垂直方向
に所定距離下降して溶接トーチ2を低平面部9Bに接触
させ、接触時における変位センサ1の出力を垂直方向距
離Zpとして検出し、支持部を所定距離Z1垂直方向に
上昇させるとともに垂直軸に対して所定角度θ回転さ
せ、その後支持部を高平面部9Aに向けて基準試料9に
対して水平方向に直線的に移動し、溶接トーチ2が先に
段差9Cに接触した場合は、支持部をさらに上昇すると
ともに支持部を水平方向に直線的に移動させ、溶接トー
チ2が段差9Cに接触してから変位センサ1が段差9C
を検出するまでの支持部の移動量Lに基づいて水平方向
距離Xpを検出し、変位センサ1が先に段差9Cを検出
した場合は、支持部をさらに水平方向に直線的に移動さ
せ、変位センサ1が段差9Cを検出してから溶接トーチ
2が段差9Cに接触するまでの支持部の移動量Lに基づ
いて水平方向距離Xpを検出する。請求項5の発明は、
請求項2の発明において、支持部をその軸回りに90度
回転させて、上記水平方向とは直交する水平方向におけ
る水平方向距離Ypを同じ手順でさらに検出する。
接トーチ2を、基準試料9の低平面部9B上方の初期位
置に位置せしめ、支持部を基準試料9に対して垂直方向
に所定距離下降して溶接トーチ2を低平面部9Bに接触
させ、接触時における変位センサ1の出力を垂直方向距
離Zpとして検出し、支持部を所定距離Z1垂直方向に
上昇させるとともに垂直軸に対して所定角度θ回転さ
せ、その後支持部を高平面部9Aに向けて基準試料9に
対して水平方向に直線的に移動し、溶接トーチ2が先に
段差9Cに接触した場合は、支持部をさらに上昇すると
ともに支持部を水平方向に直線的に移動させ、溶接トー
チ2が段差9Cに接触してから変位センサ1が段差9C
を検出するまでの支持部の移動量Lに基づいて水平方向
距離Xpを検出し、変位センサ1が先に段差9Cを検出
した場合は、支持部をさらに水平方向に直線的に移動さ
せ、変位センサ1が段差9Cを検出してから溶接トーチ
2が段差9Cに接触するまでの支持部の移動量Lに基づ
いて水平方向距離Xpを検出する。請求項5の発明は、
請求項2の発明において、支持部をその軸回りに90度
回転させて、上記水平方向とは直交する水平方向におけ
る水平方向距離Ypを同じ手順でさらに検出する。
【0008】本発明によれば、基準試料9の段差9Cを
溶接トーチ2および変位センサ1により検出し、この検
出結果に基づいて、溶接トーチ2と変位センサ1との3
次元的な距離Xp,Yp,Zpを測定する。
溶接トーチ2および変位センサ1により検出し、この検
出結果に基づいて、溶接トーチ2と変位センサ1との3
次元的な距離Xp,Yp,Zpを測定する。
【0009】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。 −第1の実施の形態− 図1は本発明の第1の実施の形態に係る変位センサの位
置校正方法を実施するための断面形状計測装置の概略構
成を示す斜視図である。図1に示すように、第1の実施
の形態を実施するための断面形状記憶機能付きの溶接装
置は、先端から突出する溶接ワイヤ8を溶かしながら溶
接を行うための溶接トーチ2と、溶接トーチ2に取り付
けられてワーク3の断面形状を測定するための非接触の
変位センサ1と、変位センサ1および溶接トーチ2を3
次元的に駆動するためのトーチ駆動装置6と、変位セン
サ1の駆動を制御するためのセンサ制御装置4と、セン
サ制御装置4からの指令により対象範囲の形状情報を取
得するためにトーチ駆動装置6を駆動するとともに、ト
ーチ駆動装置6を駆動して変位センサ1および溶接トー
チ2を移動および回転させるとともに、変位センサ1に
より得られた形状情報に基づいて溶接時における溶接ト
ーチ2の移動および溶接電源7による溶接条件の制御を
行う溶接制御装置5とからなる。なお、本実施の形態に
おいて変位センサ1は、自身から出射されるレーザ光を
ワーク3の表面にて反射させ、この反射光を検出するこ
とにより、自身とワーク3との距離を検出するように構
成される。
の形態について説明する。 −第1の実施の形態− 図1は本発明の第1の実施の形態に係る変位センサの位
置校正方法を実施するための断面形状計測装置の概略構
成を示す斜視図である。図1に示すように、第1の実施
の形態を実施するための断面形状記憶機能付きの溶接装
置は、先端から突出する溶接ワイヤ8を溶かしながら溶
接を行うための溶接トーチ2と、溶接トーチ2に取り付
けられてワーク3の断面形状を測定するための非接触の
変位センサ1と、変位センサ1および溶接トーチ2を3
次元的に駆動するためのトーチ駆動装置6と、変位セン
サ1の駆動を制御するためのセンサ制御装置4と、セン
サ制御装置4からの指令により対象範囲の形状情報を取
得するためにトーチ駆動装置6を駆動するとともに、ト
ーチ駆動装置6を駆動して変位センサ1および溶接トー
チ2を移動および回転させるとともに、変位センサ1に
より得られた形状情報に基づいて溶接時における溶接ト
ーチ2の移動および溶接電源7による溶接条件の制御を
行う溶接制御装置5とからなる。なお、本実施の形態に
おいて変位センサ1は、自身から出射されるレーザ光を
ワーク3の表面にて反射させ、この反射光を検出するこ
とにより、自身とワーク3との距離を検出するように構
成される。
【0011】図2は、本実施の形態に係る位置校正方法
に用いられる基準試料の構成を示す斜視図である。図2
に示すように基準試料9には、高平面部9Aと、低平面
部9Bと、段差9Cとが設けられている。ここで、本実
施の形態における水平方向および垂直方向とは、基準試
料9の高平面部9Aあるいは低平面部9Bに対する水平
方向および垂直方向のことをいうものである。図3は上
記図1における変位センサ1と溶接トーチ2の溶接ワイ
ヤ8の先端との位置関係を示す図である。図3に示すよ
うに、トーチ駆動装置6のX軸、Y軸およびZ軸に対応
して、溶接ワイヤ8の先端と変位センサ1とはX方向に
距離Xp、Y方向に距離Yp、Z方向に距離Zp離れて
おり、これらの距離Xp,Yp,Zpを求めることによ
り、変位センサ1と溶接ワイヤ8先端すなわち溶接トー
チ2との位置関係が得られる。
に用いられる基準試料の構成を示す斜視図である。図2
に示すように基準試料9には、高平面部9Aと、低平面
部9Bと、段差9Cとが設けられている。ここで、本実
施の形態における水平方向および垂直方向とは、基準試
料9の高平面部9Aあるいは低平面部9Bに対する水平
方向および垂直方向のことをいうものである。図3は上
記図1における変位センサ1と溶接トーチ2の溶接ワイ
ヤ8の先端との位置関係を示す図である。図3に示すよ
うに、トーチ駆動装置6のX軸、Y軸およびZ軸に対応
して、溶接ワイヤ8の先端と変位センサ1とはX方向に
距離Xp、Y方向に距離Yp、Z方向に距離Zp離れて
おり、これらの距離Xp,Yp,Zpを求めることによ
り、変位センサ1と溶接ワイヤ8先端すなわち溶接トー
チ2との位置関係が得られる。
【0012】次いで、本実施の形態の動作について説明
する。図4および図5は本実施の形態において変位セン
サ1と溶接トーチ2との動作を示す図、図6は本実施の
形態の動作を示すフローチャートである。まずステップ
S1において、変位センサ1および溶接トーチ2を基準
試料9の低平面部9Bの上方の初期位置にセットする。
この際、溶接トーチ2には電圧を印加して溶接ワイヤ8
の先端が基準試料9に接触することを検知可能とする。
ステップS2において、変位センサ1および溶接トーチ
2を下降して、溶接ワイヤ8の先端が低平面部9Bに接
触したことを検出したら変位センサ1および溶接トーチ
2の下降を停止し、接触時における変位センサ1の出力
をZpとする(図4(a)、図5(a))。次に、ステ
ップS3において溶接トーチ2を距離Z1上昇させ、段
差9Cの方向に向けて低平面部9Bに対して水平に変位
センサ1および溶接トーチ2を直線的に移動する。この
際、下降時と同様に溶接トーチ2には電圧を印加して溶
接ワイヤ8の先端により基準試料9の段差9Cを検出す
るとともに、変位センサ1によって基準試料9の形状を
検出する。さらに、溶接トーチ2が初期位置から水平方
向へ移動する距離Lも検出される。
する。図4および図5は本実施の形態において変位セン
サ1と溶接トーチ2との動作を示す図、図6は本実施の
形態の動作を示すフローチャートである。まずステップ
S1において、変位センサ1および溶接トーチ2を基準
試料9の低平面部9Bの上方の初期位置にセットする。
この際、溶接トーチ2には電圧を印加して溶接ワイヤ8
の先端が基準試料9に接触することを検知可能とする。
ステップS2において、変位センサ1および溶接トーチ
2を下降して、溶接ワイヤ8の先端が低平面部9Bに接
触したことを検出したら変位センサ1および溶接トーチ
2の下降を停止し、接触時における変位センサ1の出力
をZpとする(図4(a)、図5(a))。次に、ステ
ップS3において溶接トーチ2を距離Z1上昇させ、段
差9Cの方向に向けて低平面部9Bに対して水平に変位
センサ1および溶接トーチ2を直線的に移動する。この
際、下降時と同様に溶接トーチ2には電圧を印加して溶
接ワイヤ8の先端により基準試料9の段差9Cを検出す
るとともに、変位センサ1によって基準試料9の形状を
検出する。さらに、溶接トーチ2が初期位置から水平方
向へ移動する距離Lも検出される。
【0013】さらにステップS4において、段差9Cに
溶接ワイヤ8が接触したか否かが判断され、ステップS
4が否定された場合には、ステップS5において変位セ
ンサ1が段差9Cを検出したか否かが判断される。ステ
ップS5が否定された場合には、ステップS4に戻り、
変位センサ1および溶接トーチ2による基準試料9の形
状計測を継続する。ステップS4が肯定された場合に
は、変位センサ1よりも溶接ワイヤ8の方が先に段差9
Cに接触したものと判断され(図4(b))、ステップ
S6において溶接トーチ2の水平方向の移動距離Lを0
に初期化し、ステップS7において変位センサ1および
溶接トーチ2をさらに距離Z2上昇させる。なお、この
間においても変位センサ1および溶接トーチ2の水平方
向への移動は継続される。次いで、ステップS8におい
て、変位センサ1が段差9Cを検出したか否かが判断さ
れ、ステップS8が否定された場合にはステップS8が
肯定されるまでステップS8の処理を繰り返す。
溶接ワイヤ8が接触したか否かが判断され、ステップS
4が否定された場合には、ステップS5において変位セ
ンサ1が段差9Cを検出したか否かが判断される。ステ
ップS5が否定された場合には、ステップS4に戻り、
変位センサ1および溶接トーチ2による基準試料9の形
状計測を継続する。ステップS4が肯定された場合に
は、変位センサ1よりも溶接ワイヤ8の方が先に段差9
Cに接触したものと判断され(図4(b))、ステップ
S6において溶接トーチ2の水平方向の移動距離Lを0
に初期化し、ステップS7において変位センサ1および
溶接トーチ2をさらに距離Z2上昇させる。なお、この
間においても変位センサ1および溶接トーチ2の水平方
向への移動は継続される。次いで、ステップS8におい
て、変位センサ1が段差9Cを検出したか否かが判断さ
れ、ステップS8が否定された場合にはステップS8が
肯定されるまでステップS8の処理を繰り返す。
【0014】一方、ステップS5が肯定された場合は、
溶接ワイヤ8が接触するよりも変位センサ1の方が先に
段差9Cを検出したものと判断され(図5(b))、ス
テップS9において移動距離Lを0に初期化する。な
お、この間においても変位センサ1および溶接トーチ2
の水平方向への移動は継続される。次いで、ステップS
10において、溶接ワイヤ8が段差9Cに接触したか否
かが判断され、ステップS10が否定された場合にはス
テップS10が肯定されるまでステップS10の処理を
繰り返す。
溶接ワイヤ8が接触するよりも変位センサ1の方が先に
段差9Cを検出したものと判断され(図5(b))、ス
テップS9において移動距離Lを0に初期化する。な
お、この間においても変位センサ1および溶接トーチ2
の水平方向への移動は継続される。次いで、ステップS
10において、溶接ワイヤ8が段差9Cに接触したか否
かが判断され、ステップS10が否定された場合にはス
テップS10が肯定されるまでステップS10の処理を
繰り返す。
【0015】変位センサ1が段差9Cを検出した場合
(図4(c))あるいは溶接ワイヤ8が段差9Cに接触
した場合(図5(c))、ステップS11において変位
センサ1および溶接トーチ2の移動を停止し、ステップ
S12において、ステップS6あるいはステップS9に
おいて初期化されてからの変位センサ1および溶接トー
チ2の移動距離Lを検出し、この移動距離Lを変位セン
サ1および溶接トーチ2のX方向の距離Xpとして検出
する。この後、変位センサ1および溶接トーチ2を垂直
軸周りに90度回転し、上記ステップS1〜ステップS
12までの処理を繰り返して移動距離Lを求め、この移
動距離Lを変位センサ1および溶接トーチ2のY方向の
移動距離Ypとして検出する。
(図4(c))あるいは溶接ワイヤ8が段差9Cに接触
した場合(図5(c))、ステップS11において変位
センサ1および溶接トーチ2の移動を停止し、ステップ
S12において、ステップS6あるいはステップS9に
おいて初期化されてからの変位センサ1および溶接トー
チ2の移動距離Lを検出し、この移動距離Lを変位セン
サ1および溶接トーチ2のX方向の距離Xpとして検出
する。この後、変位センサ1および溶接トーチ2を垂直
軸周りに90度回転し、上記ステップS1〜ステップS
12までの処理を繰り返して移動距離Lを求め、この移
動距離Lを変位センサ1および溶接トーチ2のY方向の
移動距離Ypとして検出する。
【0016】なお、以上の実施の形態において、垂直方
向の距離Z1,Z2の移動は、水平方向移動時における
溶接ワイヤ8と基準試料9との接触を回避するためのも
のであり、この接触を回避できる距離であれば十分であ
るが、距離Z1は、基準試料9の段差9Cの高さ以内と
する必要がある。以上の処理により、変位センサ1と溶
接トーチ2との3次元的な位置関係を示す距離Xp,Y
p,Zpが求められる。そして、このようにして求めら
れた距離Xp,Yp,Zpにより、変位センサ1と溶接
トーチ2との位置関係を正確に校正することができる。
向の距離Z1,Z2の移動は、水平方向移動時における
溶接ワイヤ8と基準試料9との接触を回避するためのも
のであり、この接触を回避できる距離であれば十分であ
るが、距離Z1は、基準試料9の段差9Cの高さ以内と
する必要がある。以上の処理により、変位センサ1と溶
接トーチ2との3次元的な位置関係を示す距離Xp,Y
p,Zpが求められる。そして、このようにして求めら
れた距離Xp,Yp,Zpにより、変位センサ1と溶接
トーチ2との位置関係を正確に校正することができる。
【0017】−第2の実施の形態− 次いで、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7および図8は第2の実施の形態における変位センサ
1と溶接ワイヤ8との動作を示す図、図9は第2の実施
の形態の動作を示すフローチャートである。まずステッ
プS21において、変位センサ1および溶接トーチ2を
基準試料9の低平面部9Bの上方の初期位置にセットす
る(図7(a)、図8(a))。この際、溶接トーチ2
には電圧を印加して溶接ワイヤ8の先端が基準試料9に
接触することを検知可能とする。ステップS22におい
て、変位センサ1および溶接トーチ2を下降して、溶接
ワイヤ8の先端が低平面部9Bに接触したら変位センサ
1および溶接トーチ2の下降を停止し、接触時における
変位センサ1の出力をZpとする(図7(b)、図8
(b))。次に、ステップS23において溶接トーチ2
を距離Z1上昇させるとともに、変位センサ1および溶
接トーチ2を段差9Cの方向に向けて垂直軸Vに対して
角度θ傾斜させる(図7(c)、図8(c))。そし
て、ステップS24において、段差9Cの方向に向けて
変位センサ1および溶接トーチ2を直線的に移動する。
この際、下降時と同様に溶接トーチ2には電圧を印加し
て溶接ワイヤ8の先端により基準試料9の段差9Cを検
出するとともに、変位センサ1によっても基準試料9の
形状を検出する。この際、変位センサ1は低平面部9B
に対して傾斜しているが、変位センサ1から出射される
レーザ光の低平面部9Bにおける散乱光を変位センサ1
により検出することにより、変位センサ1と低平面部9
Bとの距離が検出される。さらに、溶接トーチ2が初期
位置から水平方向へ移動する距離Lも検出される。
図7および図8は第2の実施の形態における変位センサ
1と溶接ワイヤ8との動作を示す図、図9は第2の実施
の形態の動作を示すフローチャートである。まずステッ
プS21において、変位センサ1および溶接トーチ2を
基準試料9の低平面部9Bの上方の初期位置にセットす
る(図7(a)、図8(a))。この際、溶接トーチ2
には電圧を印加して溶接ワイヤ8の先端が基準試料9に
接触することを検知可能とする。ステップS22におい
て、変位センサ1および溶接トーチ2を下降して、溶接
ワイヤ8の先端が低平面部9Bに接触したら変位センサ
1および溶接トーチ2の下降を停止し、接触時における
変位センサ1の出力をZpとする(図7(b)、図8
(b))。次に、ステップS23において溶接トーチ2
を距離Z1上昇させるとともに、変位センサ1および溶
接トーチ2を段差9Cの方向に向けて垂直軸Vに対して
角度θ傾斜させる(図7(c)、図8(c))。そし
て、ステップS24において、段差9Cの方向に向けて
変位センサ1および溶接トーチ2を直線的に移動する。
この際、下降時と同様に溶接トーチ2には電圧を印加し
て溶接ワイヤ8の先端により基準試料9の段差9Cを検
出するとともに、変位センサ1によっても基準試料9の
形状を検出する。この際、変位センサ1は低平面部9B
に対して傾斜しているが、変位センサ1から出射される
レーザ光の低平面部9Bにおける散乱光を変位センサ1
により検出することにより、変位センサ1と低平面部9
Bとの距離が検出される。さらに、溶接トーチ2が初期
位置から水平方向へ移動する距離Lも検出される。
【0018】さらにステップS25において、段差9C
に溶接ワイヤ8が接触したか否かが判断され、ステップ
S25が否定された場合には、ステップS26において
変位センサ1が段差9Cを検出したか否かが判断され
る。ステップS26が否定された場合には、ステップS
25に戻り、変位センサ1および溶接トーチ2による基
準試料9の形状計測を継続する。ステップS25が肯定
された場合には、変位センサ1よりも溶接ワイヤ8の方
が先に段差9Cに接触したものと判断され(図7
(d))、ステップS27において移動距離Lを0に初
期化し、ステップS28において変位センサ1および溶
接トーチ2をさらに距離Z2上昇させる(図7(e)。
なお、この間においても変位センサ1および溶接トーチ
2の水平方向への移動は継続される。次いで、ステップ
S29において、変位センサ1が段差9Cを検出したか
否かが判断され、ステップS29が否定された場合には
ステップS29が肯定されるまでステップS29の処理
を繰り返す。
に溶接ワイヤ8が接触したか否かが判断され、ステップ
S25が否定された場合には、ステップS26において
変位センサ1が段差9Cを検出したか否かが判断され
る。ステップS26が否定された場合には、ステップS
25に戻り、変位センサ1および溶接トーチ2による基
準試料9の形状計測を継続する。ステップS25が肯定
された場合には、変位センサ1よりも溶接ワイヤ8の方
が先に段差9Cに接触したものと判断され(図7
(d))、ステップS27において移動距離Lを0に初
期化し、ステップS28において変位センサ1および溶
接トーチ2をさらに距離Z2上昇させる(図7(e)。
なお、この間においても変位センサ1および溶接トーチ
2の水平方向への移動は継続される。次いで、ステップ
S29において、変位センサ1が段差9Cを検出したか
否かが判断され、ステップS29が否定された場合には
ステップS29が肯定されるまでステップS29の処理
を繰り返す。
【0019】一方、ステップS26が肯定された場合
は、溶接ワイヤ8が接触するよりも変位センサ1の方が
先に段差9Cを検出したものと判断され(図8
(d))、ステップS30において移動距離Lを0に初
期化する。なお、この間においても変位センサ1および
溶接トーチ2の水平方向への移動は継続される。次い
で、ステップS31において、溶接ワイヤ8が段差9C
に接触したか否かが判断され、ステップS31が否定さ
れた場合にはステップS31が肯定されるまでステップ
S31の処理を繰り返す。
は、溶接ワイヤ8が接触するよりも変位センサ1の方が
先に段差9Cを検出したものと判断され(図8
(d))、ステップS30において移動距離Lを0に初
期化する。なお、この間においても変位センサ1および
溶接トーチ2の水平方向への移動は継続される。次い
で、ステップS31において、溶接ワイヤ8が段差9C
に接触したか否かが判断され、ステップS31が否定さ
れた場合にはステップS31が肯定されるまでステップ
S31の処理を繰り返す。
【0020】変位センサ1が段差9Cを検出した場合
(図7(f))、あるいは溶接ワイヤ8が段差9Cに接
触した場合(図8(e))、ステップS32において変
位センサ1および溶接トーチ2の移動を停止し、ステッ
プS33において、ステップS27あるいはステップS
30において初期化されてからの変位センサ1および溶
接トーチ2の移動距離Lを検出し、この移動距離Lに基
づいて、後述するようにして変位センサ1および溶接ト
ーチ2のX方向の距離Xpとして検出する。この後、変
位センサ1および溶接トーチ2を垂直軸周りに90度回
転し、上記ステップS21〜ステップS33までの処理
を繰り返して移動距離Lを求め、この移動距離Lを変位
センサ1および溶接トーチ2のY方向の距離Ypとして
検出する。
(図7(f))、あるいは溶接ワイヤ8が段差9Cに接
触した場合(図8(e))、ステップS32において変
位センサ1および溶接トーチ2の移動を停止し、ステッ
プS33において、ステップS27あるいはステップS
30において初期化されてからの変位センサ1および溶
接トーチ2の移動距離Lを検出し、この移動距離Lに基
づいて、後述するようにして変位センサ1および溶接ト
ーチ2のX方向の距離Xpとして検出する。この後、変
位センサ1および溶接トーチ2を垂直軸周りに90度回
転し、上記ステップS21〜ステップS33までの処理
を繰り返して移動距離Lを求め、この移動距離Lを変位
センサ1および溶接トーチ2のY方向の距離Ypとして
検出する。
【0021】図10は、第2の実施の形態において、変
位センサ1と溶接トーチ2との移動距離に基づく距離X
pあるいはYpの算出方法を説明するための図であり、
(a)は溶接ワイヤ8が先に段差9Cに接触した場合、
(b)は変位センサ1が先に段差9Cを検出した場合を
示す図である。なお、図10においては、距離Ltが求
めるべき変位センサ1と溶接ワイヤ8先端との距離であ
り、上述した距離Xpあるいは距離Ypである。ここ
で、図10(a)においては、移動距離Lと距離Ltと
の関係は、L<Ltとなり、図10(b)においては移
動距離Lと距離Ltとの関係は、L>Ltとなってい
る。図10(a)より移動距離Lと距離Ltとの関係
は、 Lt=Lcosθ+(Z1+Z2)sinθ (1) であり、図10(b)においては、移動距離Lと距離L
tとの関係は、 Lt=Lcosθ−Z1・sinθ (2) となる。そして、上記ステップS33において、上記式
(1)あるいは(2)に基づいて、移動距離Lより距離
XpあるいはYpを求める。
位センサ1と溶接トーチ2との移動距離に基づく距離X
pあるいはYpの算出方法を説明するための図であり、
(a)は溶接ワイヤ8が先に段差9Cに接触した場合、
(b)は変位センサ1が先に段差9Cを検出した場合を
示す図である。なお、図10においては、距離Ltが求
めるべき変位センサ1と溶接ワイヤ8先端との距離であ
り、上述した距離Xpあるいは距離Ypである。ここ
で、図10(a)においては、移動距離Lと距離Ltと
の関係は、L<Ltとなり、図10(b)においては移
動距離Lと距離Ltとの関係は、L>Ltとなってい
る。図10(a)より移動距離Lと距離Ltとの関係
は、 Lt=Lcosθ+(Z1+Z2)sinθ (1) であり、図10(b)においては、移動距離Lと距離L
tとの関係は、 Lt=Lcosθ−Z1・sinθ (2) となる。そして、上記ステップS33において、上記式
(1)あるいは(2)に基づいて、移動距離Lより距離
XpあるいはYpを求める。
【0022】なお、以上の実施の形態において、垂直方
向の距離Z1,Z2の移動は、水平方向移動時における
溶接ワイヤ8と基準試料9との接触を回避するためのも
のであり、この接触を回避できる距離であれば十分であ
るが、距離Z1は、基準試料9の段差9Cの高さ以内と
する必要がある。以上の処理により、変位センサ1と溶
接トーチ2との3次元的な位置関係を示す距離Xp,Y
p,Zpが求められる。そして、このようにして求めら
れた距離Xp,Yp,Zpにより、変位センサ1と溶接
トーチ2との位置関係を校正する。
向の距離Z1,Z2の移動は、水平方向移動時における
溶接ワイヤ8と基準試料9との接触を回避するためのも
のであり、この接触を回避できる距離であれば十分であ
るが、距離Z1は、基準試料9の段差9Cの高さ以内と
する必要がある。以上の処理により、変位センサ1と溶
接トーチ2との3次元的な位置関係を示す距離Xp,Y
p,Zpが求められる。そして、このようにして求めら
れた距離Xp,Yp,Zpにより、変位センサ1と溶接
トーチ2との位置関係を校正する。
【0023】ここで、溶接ワイヤ8は被溶接材に対して
種々な溶接姿勢をとったり、溶接ワイヤ8の給送性が変
化すると、図11においてΔXp,ΔYp,ΔZpで示
す曲がりが生じる。このため、第1の実施の形態のよう
に、溶接ワイヤ8を基準試料9に対して垂直に保持して
移動させたのでは、図12(a)に示すように、溶接ワ
イヤ8の先端が段差9Cに接触することができない。こ
れに対して、第2の実施の形態においては、上記第1の
実施の形態と比較して、変位センサ1および溶接トーチ
2を移動させる際に、これらを垂直軸に対して角度θ傾
斜させているため、溶接ワイヤ8が曲がっていても図1
2(b)に示すように溶接ワイヤ8の先端が段差9Cに
接触することができる。このため、溶接ワイヤ8が曲が
っていても、溶接ワイヤ8の先端と変位センサ1との間
の距離Xp,Yp,Zpを正確に求めることができる。
なお、角度θは、溶接ワイヤ8の曲がりを考慮して溶接
ワイヤ8の先端が段差9Cに接触するように定める必要
がある。
種々な溶接姿勢をとったり、溶接ワイヤ8の給送性が変
化すると、図11においてΔXp,ΔYp,ΔZpで示
す曲がりが生じる。このため、第1の実施の形態のよう
に、溶接ワイヤ8を基準試料9に対して垂直に保持して
移動させたのでは、図12(a)に示すように、溶接ワ
イヤ8の先端が段差9Cに接触することができない。こ
れに対して、第2の実施の形態においては、上記第1の
実施の形態と比較して、変位センサ1および溶接トーチ
2を移動させる際に、これらを垂直軸に対して角度θ傾
斜させているため、溶接ワイヤ8が曲がっていても図1
2(b)に示すように溶接ワイヤ8の先端が段差9Cに
接触することができる。このため、溶接ワイヤ8が曲が
っていても、溶接ワイヤ8の先端と変位センサ1との間
の距離Xp,Yp,Zpを正確に求めることができる。
なお、角度θは、溶接ワイヤ8の曲がりを考慮して溶接
ワイヤ8の先端が段差9Cに接触するように定める必要
がある。
【0024】第2の実施の形態においては、溶接中に曲
がり量を求めることが可能であり、以下に図13を参照
して溶接ワイヤ8の曲がりの校正について説明する。図
13に示すように、まずステップS41において、図9
に示すステップS21からステップS33の処理を行っ
て、変位センサ1と溶接ワイヤ8の先端との位置関係を
求め、これにより得られる距離Xp,Yp,Zpを初期
校正値X0,Y0,Z0とする。次のステップS42に
おいて、溶接位置の検出および初期校正値X0,Y0,
ZOに基づいて溶接トーチ2のねらい位置を定め、溶接
を行う。溶接ワイヤ8に曲がりが生じ、ステップS43
において再度図9に示すステップS21からステップS
33の処理を行い、距離Xp,Yp,Zpを求める。こ
のステップS43において得られる距離Xp,Yp,Z
pは、溶接ワイヤ8の曲がり量ΔXp,ΔYp,ΔZp
を含むものであり、このΔXp,ΔYp,ΔZpはステ
ップS44において下記の式(3)により求められる。 ΔXp=Xp−X0 ΔYp=Yp−Y0 (3) ΔZp=Zp−Z0 このΔXp,ΔYp,ΔZpが求めるべき曲がり量であ
る。
がり量を求めることが可能であり、以下に図13を参照
して溶接ワイヤ8の曲がりの校正について説明する。図
13に示すように、まずステップS41において、図9
に示すステップS21からステップS33の処理を行っ
て、変位センサ1と溶接ワイヤ8の先端との位置関係を
求め、これにより得られる距離Xp,Yp,Zpを初期
校正値X0,Y0,Z0とする。次のステップS42に
おいて、溶接位置の検出および初期校正値X0,Y0,
ZOに基づいて溶接トーチ2のねらい位置を定め、溶接
を行う。溶接ワイヤ8に曲がりが生じ、ステップS43
において再度図9に示すステップS21からステップS
33の処理を行い、距離Xp,Yp,Zpを求める。こ
のステップS43において得られる距離Xp,Yp,Z
pは、溶接ワイヤ8の曲がり量ΔXp,ΔYp,ΔZp
を含むものであり、このΔXp,ΔYp,ΔZpはステ
ップS44において下記の式(3)により求められる。 ΔXp=Xp−X0 ΔYp=Yp−Y0 (3) ΔZp=Zp−Z0 このΔXp,ΔYp,ΔZpが求めるべき曲がり量であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1か
ら請求項5の発明によれば、基準試料の段差を溶接トー
チおよび変位センサにより検出して、溶接トーチと変位
センサとの距離を求めるようにしたため、この距離に基
づいて変位センサの位置を正確に校正することができ
る。とくに請求項4および請求項5の発明によれば、基
準試料の段差の検出時に、溶接トーチおよび変位センサ
を基準試料に対して所定角度傾斜させるようにしたた
め、溶接トーチに設けられた溶接ワイヤが曲がっていて
も、溶接ワイヤの先端が段差に接触することができ、こ
れにより、溶接ワイヤが曲がっていても、変位センサと
溶接トーチとの距離を求めて、この距離に基づいて変位
センサの位置を正確に校正することができる。
ら請求項5の発明によれば、基準試料の段差を溶接トー
チおよび変位センサにより検出して、溶接トーチと変位
センサとの距離を求めるようにしたため、この距離に基
づいて変位センサの位置を正確に校正することができ
る。とくに請求項4および請求項5の発明によれば、基
準試料の段差の検出時に、溶接トーチおよび変位センサ
を基準試料に対して所定角度傾斜させるようにしたた
め、溶接トーチに設けられた溶接ワイヤが曲がっていて
も、溶接ワイヤの先端が段差に接触することができ、こ
れにより、溶接ワイヤが曲がっていても、変位センサと
溶接トーチとの距離を求めて、この距離に基づいて変位
センサの位置を正確に校正することができる。
【図1】本実施の形態に係る変位センサの位置校正方法
を実施する断面形状計測装置の構成を示す概略斜視図
を実施する断面形状計測装置の構成を示す概略斜視図
【図2】基準試料の形状を示す斜視図
【図3】溶接トーチと変位センサとの位置関係を示す斜
視図
視図
【図4】第1の実施の形態に係る変位センサの位置校正
方法を説明するための図
方法を説明するための図
【図5】第1の実施の形態に係る変位センサの位置校正
方法を説明するための図
方法を説明するための図
【図6】第1の実施の形態に係る変位センサの位置校正
方法にて行われる処理を示すフローチャート
方法にて行われる処理を示すフローチャート
【図7】第2の実施の形態に係る変位センサの位置校正
方法を説明するための図
方法を説明するための図
【図8】第2の実施の形態に係る変位センサの位置校正
方法を説明するための図
方法を説明するための図
【図9】第2の実施の形態に係る変位センサの位置校正
方法にて行われる処理を示すフローチャート
方法にて行われる処理を示すフローチャート
【図10】第2の実施の形態において変位センサと溶接
トーチとの距離の算出を説明するための図
トーチとの距離の算出を説明するための図
【図11】溶接ワイヤの曲がりを示す図
【図12】曲げられた溶接ワイヤが段差に接触する状態
を示す図
を示す図
【図13】曲がり量を求める処理を示すフローチャート
1 変位センサ 2 溶接トーチ 3 ワーク 4 センサ制御装置 5 溶接制御装置 6 トーチ駆動装置 7 溶接電源 8 溶接ワイヤ 9 基準試料 9A 高平面部 9B 低平面部 9C 段差
Claims (5)
- 【請求項1】 非接触にて対象物との距離を測定する変
位センサを、3次元的かつ垂直平面上において支持部に
回転可能に支持されるとともに前記対象物との距離を測
定可能な溶接トーチ近傍の前記支持部に取り付け、前記
変位センサおよび前記溶接トーチにより前記対象物の平
面形状を計測する形状計測装置における変位センサの位
置校正方法において、 段差により区分される高平面部および低平面部を有する
基準試料の該段差を、前記溶接トーチおよび前記変位セ
ンサを該低平面部に平行な方向に移動させつつ、該溶接
トーチおよび該変位センサにより検出し、該検出結果に
基づいて、前記溶接トーチと前記変位センサとの3次元
的な距離を測定することを特徴とする変位センサの位置
校正方法。 - 【請求項2】 前記変位センサおよび前記溶接トーチ
を、前記基準試料の低平面部上方の初期位置に位置せし
め、 前記支持部を前記基準試料に対して垂直方向に所定距離
下降して前記溶接トーチを前記低平面部に接触させ、該
接触時における変位センサの出力を垂直方向距離として
検出し、 前記支持部を所定距離前記垂直方向に上昇させるととも
に、該支持部を前記高平面部に向けて前記基準試料に対
して水平方向に直線的に移動し、 前記溶接トーチが先に前記段差に接触した場合は、前記
支持部をさらに上昇するとともに該支持部を前記水平方
向に直線的に移動させ、前記溶接トーチが前記段差に接
触してから前記変位センサが前記段差を検出するまでの
前記支持部の移動量を、水平方向距離として検出し、 前記変位センサが先に前記段差を検出した場合は、前記
支持部をさらに前記水平方向に直線的に移動させ、前記
変位センサが前記段差を検出してから前記溶接トーチが
前記段差に接触するまでの前記支持部の移動量を、水平
方向距離として検出することを特徴とする請求項1記載
の変位センサの位置校正方法。 - 【請求項3】 前記支持部をその軸回りに90度回転さ
せて、前記水平方向とは直交する水平方向における水平
方向距離を同じ手順でさらに検出することを特徴とする
請求項2記載の変位センサの位置校正方法。 - 【請求項4】 前記変位センサおよび前記溶接トーチ
を、前記基準試料の低平面部上の初期位置に位置せし
め、 前記支持部を前記基準試料に対して垂直方向に所定距離
下降して前記溶接トーチを前記低平面部に接触させ、該
接触時における変位センサの出力を垂直方向距離として
検出し、 前記支持部を所定距離前記垂直方向に上昇させるととも
に垂直軸に対して所定角度回転させ、その後該支持部を
前記高平面部に向けて前記基準試料に対して水平方向に
直線的に移動し、 前記溶接トーチが先に前記段差に接触した場合は、前記
支持部をさらに上昇するとともに該支持部を前記水平方
向に直線的に移動させ、前記溶接トーチが前記段差に接
触してから前記変位センサが前記段差を検出するまでの
前記支持部の移動量に基づいて水平方向距離を検出し、 前記変位センサが先に前記段差を検出した場合は、前記
支持部をさらに前記水平方向に直線的に移動させ、前記
変位センサが前記段差を検出してから前記溶接トーチが
前記段差に接触するまでの前記支持部の移動量に基づい
て水平方向距離を検出することを特徴とする請求項1記
載の変位センサの位置校正方法。 - 【請求項5】 前記支持部をその軸回りに90度回転さ
せて、前記水平方向とは直交する水平方向における水平
方向距離を同じ手順でさらに検出することを特徴とする
請求項4記載の変位センサの位置校正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP667597A JPH10193118A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 変位センサの位置校正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP667597A JPH10193118A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 変位センサの位置校正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10193118A true JPH10193118A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11644952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP667597A Pending JPH10193118A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 変位センサの位置校正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10193118A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016114553A1 (ko) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 주식회사 와이제이 | 슈퍼 드릴 방전 가공기용 전극봉 수직 보정 방법 |
| CN110773841A (zh) * | 2019-09-25 | 2020-02-11 | 浙江金华巨能电子科技有限公司 | 用于焊接的轨迹跟踪方法 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP667597A patent/JPH10193118A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016114553A1 (ko) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 주식회사 와이제이 | 슈퍼 드릴 방전 가공기용 전극봉 수직 보정 방법 |
| CN110773841A (zh) * | 2019-09-25 | 2020-02-11 | 浙江金华巨能电子科技有限公司 | 用于焊接的轨迹跟踪方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN110560892B (zh) | 一种基于激光切管设备的管材识别方法及装置 | |
| CN107186319A (zh) | 一种基于激光传感器的焊接机器人盖面焊在线跟踪方法 | |
| JP3678915B2 (ja) | 非接触三次元測定装置 | |
| CN115335180B (zh) | 用于oct焊缝监测的方法以及所属的激光加工机和计算机程序产品 | |
| JP2007248463A (ja) | ワイヤ取付具の幾何学的データを決定するための方法および装置 | |
| JP2007033048A (ja) | はんだ接合判定方法,はんだ検査方法,はんだ検査装置およびはんだ検査用プログラムならびに記録媒体 | |
| JPH10193118A (ja) | 変位センサの位置校正方法 | |
| WO2017199410A1 (ja) | レーザ加工機、補正値算出装置及びプログラム | |
| JP2000146506A (ja) | 接触式管内径測定装置 | |
| JPH11190616A (ja) | 表面形状測定装置 | |
| JPH0123041B2 (ja) | ||
| JPH08327332A (ja) | クリームはんだ膜厚測定装置 | |
| JP2000146564A (ja) | 接触式管内径測定装置の精度確認装置 | |
| JP4668023B2 (ja) | ペースト塗布装置及びペースト塗布方法 | |
| JP2026503998A (ja) | (準)一品物のワークピースの溶接計画を自動的に生成する方法およびシステム | |
| JPH07116737A (ja) | 曲げ角度測定装置 | |
| JP3640012B2 (ja) | 露光装置におけるマスクあるいはウエハのレベリング用計測方法及び計測制御装置 | |
| JPH0827183B2 (ja) | 三次元座標自動測定装置 | |
| JPH1054707A (ja) | 歪み測定方法及び歪み測定装置 | |
| KR20010017651A (ko) | 왕복운동을 하는 레이저 변위센서와 피.엘.씨를 이용한 브이-홈 용접선 자동 추적 시스템 | |
| CN113909720B (zh) | 用于深波陡坡波纹板集装箱的焊接装置和焊接方法 | |
| JPH06277843A (ja) | 多層溶接方法および多層溶接装置 | |
| CN214134615U (zh) | 焊缝跟踪精度检测装置及检测系统 | |
| JPH0755438A (ja) | 形状測定方法 | |
| JPH08215847A (ja) | 溶接ロボットの制御方法 |