JPH10193294A - 飛び跳ね防止装置 - Google Patents

飛び跳ね防止装置

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JPH10193294A
JPH10193294A JP225797A JP225797A JPH10193294A JP H10193294 A JPH10193294 A JP H10193294A JP 225797 A JP225797 A JP 225797A JP 225797 A JP225797 A JP 225797A JP H10193294 A JPH10193294 A JP H10193294A
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JP
Japan
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unit
valve
piston
liquid chamber
cylinder unit
Prior art date
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Application number
JP225797A
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Inventor
Nobuo Okuyama
信夫 奥山
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Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】荷役機の作業中に荷物を落した場合も荷役機に
加わる急激な衝撃を緩衝できると共に、アームの上下動
作をロックすることができる飛び跳ね防止装置を提供す
る。 【解決手段】荷役機アーム57の操作用空気シリンダユ
ニット52の下端に飛び跳ね防止用のオイルシリンダユ
ニット53を設け、操作用シリンダ内ピストンの動きに
よって第一及び第二液室A1及A2の容積を拡大、縮小
可能に構成し、各液室を夫々上昇及び下降バルブユニッ
ト55及び56内の流路制御手段を介して油槽11と連
通する。一方、夫々のバルブユニットにロック機構13
を備え、吊り下げ荷物が落下した時、発生する第一液室
内液圧によって上昇バルブユニット内流路制御手段を閉
じてピストンの急激な移動を阻止し、ロック機構作動時
には上昇及び下降バルブユニット内の各流路制御手段が
流路を閉じる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、荷役機に好適な飛
び跳ね防止装置に関するものであり、さらに詳細には、
工場や倉庫等において、一人の人間が僅かな力で比較的
重量のある荷物の、持ち上げ作業や、所定位置への移動
等の移送作業をバランスを保ちつつ安全、確実に、且つ
スムースに行うことができる荷役機において、作業中に
荷物を落す等、負荷状態から無負荷状態になった場合に
荷役機に加わる急激な衝撃を緩衝することができるとと
もに、荷役機のアームの上下動作をロックすることがで
きるロック機能を備えた飛び跳ね防止装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】飛び跳ね防止機能を持った荷役機として
は、実公昭61−6074号に開示されたような荷役機
が既に知られている。上記公報に開示された荷役機は、
図8に示すように平衡装置101を備えており、この平
衡装置101は側板102、103によって支持されて
おり、前記側板102、103は軸受部105を介して
支柱106に対して旋回可能に支持されている。平衡装
置101は、水平方向に延びている上下のアーム10
9、110と、このアーム109、110の基端部を前
記側板102、103内において垂直に結ぶリンク11
1と、アーム先端部を垂直に結んで下方に垂下している
垂直アーム112との平行四辺形リンクで構成され、こ
の垂直アーム112の先端に備えたフック113により
荷物を支持できるようになっている。
【0003】また、アーム110には支持部材117を
介して単動型シリンダ120のパイプロッド125が連
結されており、単動型シリンダ120を作動させながら
アームを上下させ、また、荷物とのバランスをとりなが
ら、無重力状態で荷物を所定位置に移動できるようにな
っている。単動型シリンダ120内には飛び跳ね防止装
置としての流量制御装置(図示せず)が設けられてお
り、この飛び跳ね防止装置によって、作業中、荷物が落
下した場合に、垂直アームの飛び跳ねを防止できるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した飛び
跳ね防止装置は、アームの上昇、下降を行わせる単動型
シリンダのピストンに、流量制御装置を構成するパイプ
ロッドを設け、このパイプロッド内の流体の移動を制限
することによってピストンの急激な移動を防止する機構
となっているため、単動型シリンダ内部の構成が複雑と
なり装置全体が高価となる。また、前記単動型シリンダ
には、アームの上昇、下降をロックするロック機構が無
く、荷役作業中に荷物の吊り下げ位置をロックすること
が出来ない等の不都合がある。
【0005】そこで、本発明は、荷役機のアームに上
昇、下降動作を行わせる操作用空気シリンダユニット内
のピストンの急激な移動を制限する飛び跳ね防止用オイ
ルシリンダユニットと、上昇バルブユニット、下降バル
ブユニットとを分離して構成し、前記オイルシリンダユ
ニットと飛び跳ね防止用バルブユニットの構成の簡略
化、小型化を図るとともに、分離した飛び跳ね防止用バ
ルブユニットの取り付け位置の自由度を確保し、荷役機
の設計の自由度を図ることを目的とする。また飛び跳ね
防止用上昇バルブユニット、下降バルブユニットにはア
ームの上昇、下降をロックするロック機構を備えること
により、荷役作業の効率化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明が採用した技術解決手段は、操作用空気シリンダユニ
ット内のピストンによって荷物との平衡をとりながら荷
役作業を行うことができる荷役機であって、前記操作用
空気シリンダユニットに隣接してオイルシリンダユニッ
トを設け、前記オイルシリンダはピストンにより第1液
室、第2液室に区画されており、前記オイルシリンダの
ピストンは操作用空気シリンダユニット内のピストンの
動きにより前記第1液室、第2液室の容積を拡大縮小可
能に構成されており、前記第1液室は上昇バルブユニッ
ト内の流路制御手段を介して、また前記第2液室は下降
バルブユニット内の流路制御手段を介して油槽と連通さ
れ、操作用空気シリンダユニットによって吊り下げてい
る荷物が落下した時には、操作用空気シリンダユニット
内のピストンの動きに対応して発生する第1液圧室内の
液圧によって上昇バルブユニット内の流路制御手段を閉
じ、操作用空気シリンダユニット内のピストンの急激な
移動を阻止するように構成したことを特徴とする飛び跳
ね防止装置であり、
【0007】操作用空気シリンダユニット内のピストン
によって荷物との平衡をとりながら荷役作業を行うこと
ができる荷役機であって、前記操作用空気シリンダユニ
ットに隣接してオイルシリンダユニットを設け、前記オ
イルシリンダはピストンにより第1液室、第2液室に区
画されており、前記オイルシリンダのピストンは操作用
空気シリンダユニット内のピストンの動きにより前記第
1液室、第2液室の容積を拡大縮小可能に構成されてお
り、前記第1液室は上昇バルブユニット内の流路制御手
段を介して、また前記第2液室は下降バルブユニット内
の流路制御手段を介して油槽と連通され、また、前記上
昇バルブユニットおよび下降バルブユニットは夫々にロ
ック機構を備えており、操作用空気シリンダユニットに
よって吊り下げている荷物が落下した時には、操作用空
気シリンダユニット内のピストンに動きに対応して発生
する第1液圧室内の液圧によって上昇バルブユニット内
の流路制御手段を閉じて操作用空気シリンダユニット内
のピストンの急激な移動を阻止するとともに、前記ロッ
ク機構作動時には、前記上昇バルブユニットおよび下降
バルブユニット内の各流路制御手段が流路を閉じるよう
に構成したことを特徴とする飛び跳ね防止装置である。
【0008】
【実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明に係わ
る飛び跳ね防止機能を備えた荷役機の構成を説明する
と、図1は本実施形態としての荷役機要部の一部破断面
図、図2は図1の側面図、図3はアームの上昇、下降を
行う操作用空気シリンダユニットと飛び跳ね防止用のオ
イルシリンダユニットの断面図、図4は飛び跳ね防止用
の上昇バルブユニット(下降バルブユニット)の断面
図、図5は前記操作用空気シリンダユニットの作動回路
図である。
【0009】図1、図2において、本実施形態に係わる
荷役機の概略構成を説明しておくと、図中、50は支柱
であり、この支柱50は、図示せぬ台座に立設、固定さ
れており、該支柱50の上部には公知の機構からなるリ
ンク式バランサー本体51が旋回自在に取り付けられて
いる。リンク式バランサー本体51には、上下アーム5
7の上昇、下降動作を行う操作用空気シリンダユニット
52(詳細構造は後述する)がブラケット52bを介し
てボルト52cで取り付けられており、また、飛び跳ね
防止用の油貯ユニット54(詳細構造は後述する)がブ
ラケット54aを介して取り付けられている。なお、リ
ンク式バランサー本体51の構成は従来装置と同様であ
り本発明の特徴ではないので詳細な説明は省略する。
【0010】前記操作用空気シリンダユニット52の下
端には飛び跳ね防止用のオイルシリンダユニット53
(詳細構造は後述する)が、また、前記油貯ユニット5
4の下端には飛び跳ね防止用の上昇バルブユニット5
5、下降バルブユニット56(詳細構造は後述する)が
取り付けられており、前記上昇バルブユニット55、下
降バルブユニット56は第1油路58、第2油路59に
より前記オイルシリンダユニット53内の液室(後述す
る)と連通している。そして、前記オイルシリンダユニ
ット、前記油貯ユニット54、前記上昇バルブユニット
55、下降バルブユニット56によって飛び跳ね防止装
置を構成している。
【0011】上記荷役機では、アーム57の先端に設け
た垂直アーム(図示せず)に荷物を支持すると操作用空
気シリンダユニット52の作用で荷物を無重力状態で上
昇、下降、移動することができ、また、操作中に荷物が
何らかの原因で落下した場合には前記上昇バルブユニッ
ト55、下降バルブユニット56の作用により上下アー
ム57の飛び跳ねを防止することができるようになって
いる。さらに、前記上昇バルブユニット55、下降バル
ブユニット56内のロック機構(詳細構造は後述する)
によりアーム57の上昇、下降をロックし荷物の吊り下
げ位置を固定することができるようになっている。
【0012】以下、上記荷役機の操作用空気シリンダユ
ニット52、オイルシリンダユニット53、上昇バルブ
ユニット55(下降バルブユニット56)および前記操
作用空気シリンダユニット52の作動回路の詳細を説明
する。
【0013】図3に操作用空気シリンダユニット52お
よびオイルシリンダユニット53の断面図を示す。図に
おいて、52aは操作用空気シリンダユニット52の本
体であり、この本体52a内にはシリンダ内を第1空気
室A1、第2空気室A2に区画するピストン1が摺動自
在に配置されている。ピストン1にはピストンロッド1
aが固定されており、このピストンロッド1aが本体5
2a上面より突出して、前述の上下アーム57に連結さ
れている。ピストン1の下面には、摺動ブッシュ3が押
え板2により取り付けられており、摺動ブッシュ3はピ
ストン1下面と押え板2とによって挟持された状態で水
平方向に少し移動できる構成となっている。前記操作用
シリンダ本体52aの下端には下面板4が固定されてお
り、この下面板4には前記操作用空気シリンダユニット
52の作動回路(後述する)を前記空気室A2に連通す
る空気導入口8が形成されている。なお、第1空気室A
1は図示せぬマフラーを介して大気に連通している。
【0014】前記操作用シリンダ本体52aの下面板4
には飛び跳ね防止装置を構成するオイルシリンダユニッ
ト53の上面板5が固定されており、さらに、この上面
板5の下方にオイルシリンダユニット53の本体53a
が取り付けられている。オイルシリンダ本体53a内に
は本体53a内を第1液室B1、第2液室B2に区画す
るオイルシリンダピストン33が摺動自在に設けられて
おり、前記ピストン33のピストンロッド33aは前記
上面板5を液密、摺動自在に貫通し、さらに下面板4を
貫通して操作用空気シリンダ本体52aの第2空気室A
2内に突出し、さらに、その先端に前記摺動ブッシュ3
が結合されている。オイルシリンダ本体53aの下端に
はオイルシリンダ下面板7が固定されている。前記オイ
ルシリンダユニット53の上面板5には第1液室B1を
前記第1油路58に連通する上昇ロック用オイル出口9
が形成されており、また、前記オイルシリンダ下面板7
には第2液室B2を前記第2油路59に連通する下降ロ
ック用オイル出口10が形成されている。
【0015】操作用空気シリンダユニット52内のピス
トン1が上下動すると、オイルシリンダユニット53内
のオイルシリンダピストン33が上下し、第1液室B
1、第2液室B2内のオイルを排出吸入するが、この
時、ピストン1とオイルシリンダピストン33の軸心の
ずれが摺動ブッシュ3の水平移動により吸収され、オイ
ルシリンダピストン33のピストンロッド33aが前記
下面板4および上面板5の摺動部でカジリ現象を起こす
ことを排除している。
【0016】図4にリンク式バランサー本体51に取り
付ける飛び跳ね防止装置用の油貯ユニット54および飛
び跳ね防止用の上昇バルブユニット55、下降バルブユ
ニット56(詳細構造は後述する)の断面図を示す。な
お、油貯ユニット54は上昇バルブユニット55、下降
バルブユニット56の共用ユニットであり、また、それ
ぞれの上昇バルブユニット55、下降バルブユニット5
6は構成が同じであるので共通の図面として示してあ
る。
【0017】図において、油貯ユニット54は油槽11
を備えており、この油槽11の下面には上昇バルブユニ
ット55、下降バルブユニット56が取り付けられてい
る。上昇バルブユニット55、下降バルブユニット56
は、前記油槽11の下面に、複数の弁ポート38を有す
る弁座21を介して取り付けられており、前記弁座21
は油槽11と上昇用(下降用)バルブユニットハウジン
グ12とによって挟持固定されている。前記弁ポート3
8は油槽11と上昇用(下降用)バルブユニットハウジ
ング12内とを連通しており、油槽11内と前記ハウジ
ング12内にはオイルが充填されている。そして、前記
弁ポート38は後述する弁シート24と協働して上昇用
(下降用)バルブユニットハウジング12内と油槽11
との流路制御手段を構成している。なお、油槽11内に
は大気と連通している空間Kが形成されており、この空
間Kによって前記オイルシリンダユニット53からのオ
イルの流入を許容している。
【0018】油槽11内には飛び跳ね防止弁主軸20が
配置され、前記飛び跳ね防止弁主軸20の上端は油槽1
1の上部11aに摺動自在に支持され、前記主軸20の
端部には調整用押さえネジ16が当接している。調整用
押さえネジ16は油槽11の上面に固定した調整用ネジ
座18にネジ結合しており、さらに調整用押さえネジ1
6にはロックナット17が螺合している。また、飛び跳
ね防止弁主軸20と前記弁座21との間には、前記主軸
20を上方に付勢する飛び跳ね防止用バネ21aが配置
されている。前記調整用押さえネジ16の突出量を調整
することにより、後述する弁シート24と前記弁座21
との間の隙間Sを調整することができる。
【0019】一方、前記主軸20下方の小径部20aは
前記弁座21を貫通して上昇用(下降用)バルブユニッ
トハウジング12内に突出しており、主軸20下端には
前記弁ポート38を開閉する弁シート24が摺動自在に
配置されている。弁シート24は、バネ支持部24aを
有しており、前記バネ支持部24aと弁座21との間に
は弁シート押えバネ23が配置されており、このバネ2
3によって、弁シート24は弁シート受け25に向けて
押圧付勢されている。弁シート受け25はネジにより主
軸20の下端に固定されている。
【0020】上昇用(下降用)バルブユニットハウジン
グ12の下端にはガイドスリーブ28が設けられている
とともに上昇用(下降用)バルブユニットハウジング1
2内にはガイドスリーブ28によって支持されているロ
ックピストン軸27が液密状態で軸方向に摺動自在に配
置されており、ロックピストン軸27の上端には弁シー
ト押し上げリンク26が軸26aにより軸支持されてい
る。ロックピストン軸27は後述するロック機構の作動
により図中上方に移動することができ、これによって弁
シート押し上げリンク26を介して弁シート24を上方
に移動させ、弁シート24によって弁座21に形成した
弁ポート38を閉じることができる。図中30は上昇用
バルブユニットハウジング12内を前記オイルシリンダ
ユニット53の第1液室B1に連通するオイルポートで
あり、また下降用バルブユニットハウジング12内を前
記オイルシリンダユニット53の第2液室B2に連通す
るオイルポートである。
【0021】上昇用(下降用)バルブユニットハウジン
グ12の下端に設けたガイドスリーブ28の下面にはロ
ック機構を構成する上昇用(下降用)ロックアクチュエ
ータハウジング13が配置され、このハウジング内に前
記ロックピストン軸27と一体に形成したロックピスト
ン27aが摺動自在に配置され、このピストン27aに
よってハウジング13内をロック作動室C1、およびロ
ック解除室C2に区画している。ロック作動室C1には
ロックピストン27aの自重を支えるとともに上方に付
勢する受けバネ29が配置されており、さらに、同室C
1はロック作動用空気ポート31を介して後述する作動
回路中のロックスイッチ69に接続され、また、ロック
解除室C2は下降ロック解除用空気ポート32を介して
後述する作動回路内のロックスイッチ69に連通してい
る。
【0022】図5に操作用空気シリンダユニットおよび
ロック機構用の作動回路を示す。この作動回路は従来の
回路とほぼ同様であり、特徴点を中心に概略構成を説明
する。図中60は圧力源、61はチェックバルブ、62
はパイロットバルブ、63はOR素子、64は切換バル
ブ、65は無負荷レギュレータ、66は負荷レギュレー
タ、67はトグルスイッチ、68はリミットスイッチ、
69はロックスイッチ、70は圧力計、71は切換バル
ブ、72はスピードコントローラである。
【0023】パイロットバルブ62はOR素子63から
所定の圧力が作用すると、その圧力と同じ圧力を圧力源
60から操作用空気シリンダユニット52に供給できる
機能を備え、また、無負荷レギュレータ65は、無負荷
状態にバランスするように手動にて圧縮空気の圧力を調
整するためのものであり、負荷レギュレータ66は荷物
に見合った圧縮空気の圧力を手動により調整するための
ものである。また切換バルブ71とスピードコントロー
ラ72はエアーカット時、その場保持やエアー投入時、
アーム変動が無いように機能するものであり、圧力源6
0からの圧力が作用することにより流路を開く構成とな
っている。そして、上記チェックバルブ61、パイロッ
トバルブ62、OR素子63、切換バルブ64、無負荷
レギュレータ66、負荷レギュレータ66、切換バルブ
71、スピードコントローラ72によってサーキットボ
ックス内回路を構成している。
【0024】一方、トグルスイッチ67およびリミット
スイッチ68は2位置切換バルブとして構成されてお
り、トグルスイッチ37は、オン状態とすると流路が開
く構成となっており、また、リミットスイッチ38は荷
物を垂直アームのフック(図示せず)に吊り下げると流
路を開く構成となっている。また、ロックスイッチ69
はアーム57の上下動をロックするスイッチであり、こ
のスイッチを操作することにより前述のロックピストン
27aの上下動をロックできるようになっている。具体
的には、通常状態の時(図示状態の時)には、ロックス
イッチ69は圧力源60と上昇バルブユニット55およ
び下降バルブユニット56のロック解除室C2とを連通
し、ロックピストン27aの動きを止めているが、ロッ
クスイッチ69を切り換えると圧力源60が上昇バルブ
ユニット55および下降バルブユニット56のロック作
動室C1に連通し、ロックピストン軸27を上方に移動
して、弁シート押し上げリンク26を介して弁シート2
4を上方に移動させ、弁シート24によって弁座21に
形成した弁ポート38を閉じることができる。そして、
前記トグルスイッチ67、リミットスイッチ68、ロッ
クスイッチ69によってアタッチメント内回路を構成し
ている。なお、図中52dは操作用空気シリンダユニッ
ト52に取り付けたマフラであり、操作用空気シリンダ
ユニット52内のピストン1の上下動によって第1空気
室A1への空気の出入りを可能としている。
【0025】続いて上記構成からなる、荷役機の作動を
説明する。 〔通常作動時〕先ず、無負荷レギュレータ65を操作し
て無負荷バランス状態をとり、また負荷レギュレータ6
6を操作して負荷バランス状態にあった圧力を予め設定
しておく。このような状態とした後、荷物を吊り上げて
移動する場合には、アーム57を旋回させて荷物の真上
に移動しトグルスイッチ67を操作して流路を開き、そ
のまま図示せぬグリップをもってフックを下方に引き下
げフックに荷物を吊り下げるとリミットスイッチ68が
開く。すると、圧力源60からの圧力が、トグルスイッ
チ67→リミットスイッチ68を介して切換バルブ64
に作用し、切換バルブ64が開くと圧力源60からの圧
力が、圧力設定してある負荷レギュレータ66→開いた
切換バルブ64→OR素子63を介してパイロットバル
ブ62に作用する。この結果パイロットバルブ62で
は、負荷レギュレータ66によって設定された圧力と同
じ圧力を圧力源60から切換バルブ71を介して操作用
空気シリンダユニット52内の第2空気室A2に供給す
ることになる。
【0026】操作用空気シリンダユニット52内の第2
空気室A2の圧力が高まると、ピストン1が上昇し、ピ
ストンロッドを介してアーム57を上方に移動し、荷物
をバランス状態で吊り下げることができる。この時、オ
イルシリンダユニット53内のオイルシリンダピストン
33は前記ピストン1とともに上方に移動して第1液室
B1を縮小する。しかしオイシリンダユニット53内の
第1液室B1内のオイルは上昇ロック用オイル出口9→
第1油路58→オイルポート30を介して図4に示す上
昇用バルブユニットハウジング12内に流入し、さらに
ハウジング内に流入したオイルは開いている隙間S→弁
ポート38を介して油槽11内に流入する。こうしてピ
ストン1は抵抗を受けることなく上方に移動する。
【0027】また、オイルシリンダピストン33の上昇
により第2液室B2は拡大するが、この時には、下降バ
ルブユニット56内の開いている弁ポート38を介して
油槽11内のオイルが弁ポート38→隙間S→下降用バ
ルブユニットハウジング12→オイルポート30→第2
油路59→下降ロック用オイル出口10を介してオイル
シリンダユニット53内の第2液室B2内に流入するた
め、操作用空気シリンダユニット52内のピストンの動
きには何らの支障はない。
【0028】また操作用空気シリンダユニット52内の
ピストン1が下降する時には、オイルシリンダユニット
53内の第1液室B1が拡大し、第2液室B2が縮小す
るが、上昇バルブユニット55、下降バルブユニット5
6は上記と同様に不作動状態であるので操作用空気シリ
ンダユニット52内のピストンを抵抗なく下降させるこ
とができる。なお、前記隙間Sは上昇バルブユニット5
5、下降バルブユニット56の調整用押さえネジ16の
突出量を変えることにより調整でき、この隙間Sによっ
て上昇バルブユニット55および下降バルブユニット5
6の作動感度を変更できる。以上のように、通常作動の
時には、負荷レギュレータによって設定された空気圧と
荷物とがバランスしているため、荷物に僅かな力を加え
るだけで、簡単に荷物を上下に動かすことができる。ま
た、上昇バルブユニット55、下降バルブユニット56
は作動せず、なんらの抵抗も発生しないので、操作用空
気シリンダユニット52内のピストン1のスムースに上
下動を行うことができる。
【0029】〔荷物落下時の飛び跳ね防止機構〕上記操
作中に誤って荷物がフックから脱落した場合には、操作
用空気シリンダユニット52内のピストンが急激に上昇
する。この時、オイルシリンダユニット53内のオイル
シリンダピストン33も急激に上昇し第1液室B1内の
オイルが一気に上昇用バルブユニット55の上昇用バル
ブユニットハウジング12内に流入する。この時のオイ
ル圧の高まりによって図6に示すように上昇バルブユニ
ット55内の弁シート24が弁シート押さえバネ23の
付勢力に抗して上昇し、弁ポート38を閉じる。この結
果にオイルシリンダユニット53の第1液室B1からの
オイル流出が止められ、操作用空気シリンダユニット5
2内のピストンの移動が止められ、アームの飛び跳ね現
象が防止される。このとき、リミットスイッチ68も切
れ回路は無負荷バランスとなるため2重の安全機能を有
している。なお、下降バルブユニット56内では弁ポー
ト38は開いたままであり、特別な作用はしない。
【0030】〔荷物の急激な下降防止機構〕荷役機に吊
り下げる荷物が制御用空気回路ユニットで設定した負荷
よりも重すぎる場合や設定違いをした場合、荷物の重量
オーバーにより荷物が急激に降下することがある。ま
た、何等かの原因でエアー源が断たれた場合やトグルス
イッチ67の誤操作、リミットスイッチ68が切れて無
負荷バランス状態になったとき、さらには、見込み違い
をして棚から吊ったまま引きずり出すような作業を行っ
たような場合には、荷役機の操作用空気シリンダユニッ
ト52内のピストン1が図3中急激に下方に移動する。
この時、オイルシリンダユニット53内のオイルシリン
ダピストン33も急激に下方に移動し第2液室B2内の
オイルが一気に下降バルブユニット56内の下降用バル
ブユニットハウジング12内に流入する。この時のオイ
ル圧の高まりによって図6に示すように下降バルブユニ
ット56内の弁シート24が弁シート押さえバネ23の
付勢力に抗して上昇し、弁ポート38を閉じる。この結
果オイルシリンダユニット53の第2液室B2からのオ
イル流出が止められ、荷役機の操作用空気シリンダユニ
ット52内のピストン1の移動が止められ、荷物の急激
な降下現象が防止される。なお、上昇バルブユニット5
5内では弁ポート38は開いたままであり、特別な作用
はしない。
【0031】〔アームの上下動をロックする機構〕荷物
運搬中にアームの上下動をロックする必要が生じた場合
には、作動回路中のロックスイッチ69を操作する。す
ると、圧力源60からの空気圧は切り替わったロックス
イッチ69を介して上昇バルブユニット55および下降
バルブユニット56内のロック作動室C1内に流入し、
図7に示す如く両ユニット55、56内のロックピスト
ン27aを上昇させる。この結果ロックピストン軸27
も上昇し弁シート押し上げリンク26を介して弁シート
24を上方に移動させ、弁座21に形成した弁ポート3
8を閉じる。弁ポート38が閉じられるとオイルシリン
ダユニット53内の第1液室B1、第2液室B2内への
オイルの吸入排出は出来なくなり、さらに、操作用空気
シリンダユニット52内のピストン1の移動も出来なく
なるため、アームの上下動がロックされることとなる。
【0032】ロックの解除は、ロックスイッチ69を切
り換えることにより行う。即ちロックスイッチ69を操
作して上昇バルブユニット55および下降バルブユニッ
ト56内のロック解除室C2内に圧力空気を導入し、両
ユニット55、56内のロックピストン27aを下降さ
せて、弁ポート38を開き、アームの上下動のロックを
解除する。
【0033】なお、上記実施形態では、上昇バルブユニ
ット55および下降バルブユニット56それぞれに一体
にロック機構を設けたが、必要に応じてロック機構は省
略することもできる。また支柱の台座には、必要に応じ
てブレーキ付きキャスタ等の車輪を装着することができ
る。支柱も必要に応じて上下に昇降できる構成を採用す
ることができる。アームの旋回も動力式のものを採用す
ることができる。さらに、本発明はその精神又は主要な
特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施すること
ができる。また、前述の実施例はあらゆる点で単なる例
示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
荷役機によって荷物をバランスを保った状態で吊り上げ
ている最中に、荷物が誤って吊り具から落下した場合、
さらに荷物の重量オーバやエアー源が断たれた時やスイ
ッチ等を誤操作した場合でも、オイルシリンダユニッ
ト、上昇バルブユニット、下降バルブユニットの作動に
よって操作用空気シリンダユニット内のピストンの移動
を止めることができ、アームの飛び跳ね現象、急激な下
降現象を防止でき、安全性の高い荷役機を提供できる。
また、荷役中にアームの上下動を簡単にロックすること
ができ、荷役作業の効率化を図ることができる。さらに
本発明は、飛び跳ね防止用のオイルシリンダユニットと
上昇バルブユニット、下降バルブユニットとを分離して
構成したため、バルブユニットの取り付け箇所を比較的
自由に選定することができ装置設計の自由度が増す、と
いう優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態としての荷役機要部の一部破断面図
である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】アームの上昇、下降を行う操作用空気シリンダ
ユニットと飛び跳ね防止用のオイルシリンダユニットの
断面図である。
【図4】飛び跳ね防止用の上昇バルブユニット(下降バ
ルブユニット)の断面図である。
【図5】前記操作用空気シリンダユニットの作動回路図
である。
【図6】飛び跳ね防止用の上昇バルブユニット(下降バ
ルブユニット)の飛び跳ね防止時の断面図である。
【図7】飛び跳ね防止用の上昇バルブユニット(下降バ
ルブユニット)のロック機構作動時の断面図である。
【図8】従来の荷役機の概略構成図である。
【符号の説明】
1 ピストン 2 押え板 3 摺動ブッシュ 4 下面板 5 上面板 7 オイルシリンダ下面板 8 空気導入口 9 上昇ロック用オイル出口 10 下降ロック用オイル出口 11 油槽 12 上昇用(下降用)バルブユニッ
トハウジング 13 上昇用(下降用)ロックアクチ
ュエータハウジング(ロック機構) 21 弁座 24 弁シート(流路制御手段) 26 弁シート押し上げリンク 27 ロックピストン軸 28 ガイドスリーブ 38 弁ポート(流路制御手段) 50 支柱 51 リンク式バランサー本体 52 操作用空気シリンダユニット 53 オイルシリンダユニット 54 油貯ユニット 55 上昇バルブユニット 56 下降バルブユニット 57 アーム 58 第1油路 59 第2油路 60 圧力源 61 チェックバルブ 62 パイロットバルブ 63 OR素子 64 切換バルブ 65 無負荷レギュレータ 66 負荷レギュレータ 67 トグルスイッチ 68 リミットスイッチ 69 ロックスイッチ 70 圧力計

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作用空気シリンダユニット内のピストン
    によって荷物との平衡をとりながら荷役作業を行うこと
    ができる荷役機であって、前記操作用空気シリンダユニ
    ットに隣接してオイルシリンダユニットを設け、前記オ
    イルシリンダはピストンにより第1液室、第2液室に区
    画されており、前記オイルシリンダのピストンは操作用
    空気シリンダユニット内のピストンの動きにより前記第
    1液室、第2液室の容積を拡大縮小可能に構成されてお
    り、前記第1液室は上昇バルブユニット内の流路制御手
    段を介して、また前記第2液室は下降バルブユニット内
    の流路制御手段を介して油槽と連通され、操作用空気シ
    リンダユニットによって吊り下げている荷物が落下した
    時には、操作用空気シリンダユニット内のピストンの動
    きに対応して発生する第1液圧室内の液圧によって上昇
    バルブユニット内の流路制御手段を閉じ、操作用空気シ
    リンダユニット内のピストンの急激な移動を阻止するよ
    うに構成したことを特徴とする飛び跳ね防止装置。
  2. 【請求項2】操作用空気シリンダユニット内のピストン
    によって荷物との平衡をとりながら荷役作業を行うこと
    ができる荷役機であって、前記操作用空気シリンダユニ
    ットに隣接してオイルシリンダユニットを設け、前記オ
    イルシリンダはピストンにより第1液室、第2液室に区
    画されており、前記オイルシリンダのピストンは操作用
    空気シリンダユニット内のピストンの動きにより前記第
    1液室、第2液室の容積を拡大縮小可能に構成されてお
    り、前記第1液室は上昇バルブユニット内の流路制御手
    段を介して、また前記第2液室は下降バルブユニット内
    の流路制御手段を介して油槽と連通され、また、前記上
    昇バルブユニットおよび下降バルブユニットは夫々にロ
    ック機構を備えており、操作用空気シリンダユニットに
    よって吊り下げている荷物が落下した時には、操作用空
    気シリンダユニット内のピストンの動きに対応して発生
    する第1液圧室内の液圧によって上昇バルブユニット内
    の流路制御手段を閉じて操作用空気シリンダユニット内
    のピストンの急激な移動を阻止するとともに、前記ロッ
    ク機構作動時には、前記上昇バルブユニットおよび下降
    バルブユニット内の各流路制御手段が流路を閉じるよう
    に構成したことを特徴とする飛び跳ね防止装置。
  3. 【請求項3】前記流路制御手段は、前記上昇バルブユニ
    ットおよび下降バルブユニット内に設けた弁ポートを有
    する弁座と、前記弁座に対向して配置した弁シートとを
    備え、前記弁シートは、オイルシリンダユニット内の第
    1液室、第2液室の急激な液圧の上昇により、弁ポート
    を閉じるように構成されていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の飛び跳ね防止装置。
  4. 【請求項4】前記流路制御手段は、前記上昇バルブユニ
    ットおよび下降バルブユニット内に弁ポートを有する弁
    座と、前記弁座に対向して配置した弁シートとを備え、
    前記弁シートは、ロック機構作動時には前記弁ポートを
    閉じ、オイルシリンダ内の第1液室、第2液室と油槽と
    の連通を遮断するように構成されていることを特徴とす
    る飛び跳ね防止装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106625619A (zh) * 2017-03-14 2017-05-10 苏州聚晶科技有限公司 一种快速启停机械手
CN106737877A (zh) * 2017-03-14 2017-05-31 苏州聚晶科技有限公司 一种安全保护机械手
CN107053161A (zh) * 2017-02-28 2017-08-18 南通壹选工业设计有限公司 一种工业机械手

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CN106625619A (zh) * 2017-03-14 2017-05-10 苏州聚晶科技有限公司 一种快速启停机械手
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