JPH1019409A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH1019409A JPH1019409A JP17044096A JP17044096A JPH1019409A JP H1019409 A JPH1019409 A JP H1019409A JP 17044096 A JP17044096 A JP 17044096A JP 17044096 A JP17044096 A JP 17044096A JP H1019409 A JPH1019409 A JP H1019409A
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Abstract
に、バイパス路に蓄熱槽を備えることを前提として、暖
房立上がり時間および除霜完了時間の短縮化を図って、
快適空調を得られる空気調和機を提供する。 【解決手段】第1のシリンダ1aと第2のシリンダ1b
を備えたロータリ式圧縮機で、室外熱交換器5の冷媒導
出部と圧縮機第1のシリンダ吸込み部を第1の吸込み管
Paで連通し、室内熱交換器の冷媒導出部と膨張弁4と
の間からバイパス路Saを分岐接続し、このバイパス路
に、開閉弁6と、減圧機構7および蓄熱槽8に収容され
る吸熱熱交換器9を設け、この蓄熱槽吸熱熱交換器とロ
ータリ式圧縮機の第2のシリンダ吸込み部を第2の吸込
み管Pbで連通し、この第2の吸込み管と第1の吸込み
管を、中途部に逆止弁13を備えた補助バイパス路Sb
で連通した。
Description
冷凍サイクルを構成する圧縮機として2シリンダのロー
タリ式圧縮機を備え、かつ冷凍サイクルに蓄熱槽を備え
たバイパス路を付加し、暖房運転と除霜運転方式を改良
した空気調和機に関する。
冷暖房運転の切換えを容易にした空気調和機において、
冷凍サイクルを構成する圧縮機として2シリンダのロー
タリ式圧縮機を用いることにより、圧縮効率と熱交換性
能の向上化が図られている。
な、冷凍サイクル構成をなす。すなわち、Aは第1のシ
リンダa1 と、第2のシリンダa2 を有する2シリンダ
のロータリ式圧縮機である。
内熱交換器Cと、減圧装置としての膨張弁Dと、室外熱
交換器Eが順次冷媒管Pを介して接続され、さらに室外
熱交換器Eは上記四方弁Bの別のポートを介して圧縮機
Aの各シリンダa1 ,a2 の吸込み部に連通される。
方弁Bを切換えることで可能である。特に暖房運転時に
は、室外熱交換器Eが外気から吸熱し、この熱を室内熱
交換器Cにおいて放熱することにより、暖房作用が行な
われる。
い条件下での暖房起動時において、室内温度を短時間で
上昇させるために、暖房安定時よりも大きな能力が要求
されるが、外気からの吸熱だけでは不十分であり、室温
が設定温度に到達するまでに長い時間(約20分間)か
かってしまう。
蒸発器の作用をなすため、ドレン水が生成され、かつ外
気温が低いところから、ドレン水が凍結して霜に代わり
易い。この霜が固着したままであれば、当然、熱交換効
率の低下を招くので、適宜タイミングで除霜の必要があ
る。
常、暖房サイクルから冷房サイクルに切換えて、室外熱
交換器Eで冷媒を凝縮させ、この凝縮熱で霜を溶融し除
霜するようになっている。
房立上がりと同様、時間がかかることである。そして、
除霜運転の間は、暖房作用が中断されるから、快適空調
が損なわれてしまう。
備えたバイパス路を付加し、除霜時には、冷媒をこのバ
イパス路に導いて蓄熱槽から吸熱し、これを室外熱交換
器Eで放熱して除霜する方式が考慮されている。
して使用するので、室外熱交換器と蓄熱槽に対する多く
の部品からなる切換え手段が必要となり、コストに悪影
響を与える。
蓄熱密度を高めるため、パラフィンなどの蒸発潜熱を利
用しているが、蒸発温度はパラフィンの融点(凝固温
度)である45°Cよりも低くしなければならず、した
がって蒸発温度レベルを高くすることができない。
縮比が大きくなり、当然、圧縮機仕事量も大きくなるの
で、装置全体として電流制限を受ける一般的な空気調和
機の冷凍サイクルでは大能力化し難い。
を確保するためには、蓄熱槽へ大量の冷媒を流して多く
の熱量を吸熱する必要があり、このような多くの熱量を
蓄えるために蓄熱槽を大型化しなければならず、空気調
和機として効率が悪い。
ヒータなどの利用を極力避けるためにサイクルで蓄熱す
ることが望ましく、効率が悪く回路が複雑化する。本発
明は、上記事情に鑑みなされたものであり、その目的と
するところは、2シリンダロータリ式圧縮機を用いると
ともに、バイパス路に蓄熱槽を備えることを前提とし
て、蓄熱槽に熱量を効率よく蓄熱するとともに、その蓄
熱された熱量を利用し、暖房立上がり時間および除霜完
了時間の短縮化を図って、快適空調を得られる空気調和
機を提供しようとするものである。
の本発明の空気調和機は、請求項1として、圧縮機と、
四方弁と、室内熱交換器と、膨張弁および室外熱交換器
をヒートポンプ式の冷凍サイクルを構成するように冷媒
管を介して連通する冷凍サイクル回路を備えた空気調和
機において、上記圧縮機は、第1のシリンダと第2のシ
リンダとを備えたロータリ式圧縮機であり、暖房運転時
の蒸発器である室外熱交換器の冷媒導出部と、上記ロー
タリ式圧縮機の第1のシリンダ吸込み部を第1の吸込み
管で連通し、暖房運転時の凝縮器である室内熱交換器の
冷媒導出部と上記膨張弁との間からバイパス路を分岐接
続し、このバイパス路に、開閉弁と、減圧機構および蓄
熱槽に収容される吸熱熱交換器を設け、このバイパス路
の上記蓄熱槽吸熱熱交換器と、上記ロータリ式圧縮機の
第2のシリンダの吸込み部を第2の吸込み管で連通し、
この第2の吸込み管と上記第1の吸込み管を、中途部に
逆止弁を備えた補助バイパス路で連通したことを特徴と
する。
槽は、上記ロータリ式圧縮機の吐出部と連通され、この
吐出部から吐出される高温・高圧ガスを導いて、蓄熱槽
に収容される蓄熱媒体に放熱する放熱熱交換器を備えた
ことを特徴とする。
記載の上記蓄熱槽に収容される蓄熱媒体は、水および一
部空気層および/もしくは一部水蒸気層であり、上記蓄
熱槽には、制御手段に接続される加熱手段および水温検
出用のセンサが備えられ、上記制御手段は、水温検出用
センサが検出する水温が大気圧以上の飽和水温となるよ
うに、加熱手段の加熱作用を行なわせる制御をなすこと
を特徴とする。
手段は、上記水温検出用センサが検出する水温が設定水
温以下で、かつ上記ロータリ式圧縮機の回転数が所定回
転数以下のとき、加熱手段の加熱作用を行なわせる制御
をなすことを特徴とする。
手段は、室温が設定温度以下で、および/もしくは、外
気温が設定温度以下のとき、加熱手段の加熱作用を行な
わせる制御をなすことを特徴とする。
手段は、暖房運転時に、室温が設定値以下で、および/
もしくは、外気温が設定値以下のとき、上記バイパス路
の開閉弁を開放する制御をなすことを特徴とする。
手段は、暖房運転から除霜運転の切換えを、暖房サイク
ルを継続しつつ、上記バイパス路の開閉弁を開放し、か
つ主回路の膨張弁を全開にする制御をなすことを特徴と
する。
記載の上記ロータリ式圧縮機は、第2のシリンダの排除
容量を、第1のシリンダの排除容量よりも小さく設定し
たことを特徴とする。
タリ式圧縮機の冷媒吸込み側に、第1のシリンダと第2
のシリンダ共通のサクションカップが接続され、このサ
クションカップ内に上記逆止弁が収容されることを特徴
とする。
備えることにより、請求項1ないし請求項9記載の空気
調和機によれば、蓄熱槽に熱量を効率よく蓄熱し、その
蓄熱された熱量を利用するとともに高暖房化が得られ、
暖房立上がり時間が短縮するとともに除霜時間が短縮し
て、快適空調をなす。
面を参照して説明する。図1に、空気調和機の冷凍サイ
クルを示す。図中1は、互いに同一排出容量の第1のシ
リンダ1aと、第2のシリンダ1bとを備えたロータリ
式圧縮機である。この圧縮機1は、圧縮した冷媒ガスの
吐出部が共用されていて、ここに冷媒管Pが接続され
る。
トb1 と第2のポートb2 を介して室内熱交換器3と、
自動電子膨張弁4および室外熱交換器5が順次設けられ
る。そして、室外熱交換器5から上記四方弁2の第3の
ポートb3 と、第4のポートb4 を介して、上記ロータ
リ式圧縮機1の吸込み部に接続される。これらで、冷凍
サイクルの主回路Sが構成される。
る第1のシリンダ1aおよび第2のシリンダ1bは、そ
れぞれ吸込み部を有しており、上記四方弁2の第4ポー
トb4 から延出される冷媒管Pは、第1のシリンダ1a
の吸込み部に接続される。この冷媒管を、ここでは第1
の吸込み管Paと呼ぶ。
イパス路Saが付加される。なお説明すれば、バイパス
路Saの一端部は、上記室内熱交換器3と電子自動膨張
弁4とを連通する冷媒管Pの中途部に接続される。
器3と膨張弁4とを連通する冷媒管P側から、順次、電
磁開閉弁6と、減圧機構としての膨張弁7および蓄熱槽
8が設けられる。
れるとともに、吸熱熱交換器9と、加熱手段としての電
気ヒータ10および蓄熱剤温検知手段である温度センサ
(水温センサ)11が配設される。
耐圧性(3〜4Kg/cm2 )のある密閉容器である蓄熱槽
8の全外周面には断熱材12が貼着されて、断熱構造と
なっている。槽内の蓄熱剤Wは、水が9分目ほど収容さ
れているとともに水面上の残りの空間部に空気層が形成
される。すなわち、蓄熱剤Wは大部分が水であり、残り
一部が空気である。
れた蓄熱槽8内に水を9分目ほど充填したあと、蓄熱槽
8を封印するため、上記空気層は水蒸気層であっても、
空気層と水蒸気層であっても、空気層と水蒸気層との混
合層であってもよい。
旋状に曲成していて、その大部分が蓄熱剤Wである水内
に浸漬される。上記電気ヒータ10は、槽の底部近傍に
配置され、水に対する有効加熱を図っている。
aは、蓄熱槽8の吸熱熱交換器9と連通しており、ここ
に冷媒が導かれ、槽内に収容される蓄熱剤Wと熱交換す
るようになっている。
る冷媒管Pは、上記ロータリ式圧縮機1の第2のシリン
ダ1b吸込み部に連通される。この冷媒管をここでは、
第2の吸込み管Pbと呼ぶ。
吸込み管Pbとは、中途部に逆止弁13を備えた補助バ
イパス路Sbによって連通される。上記逆止弁13は、
第1の吸込み管Pa側から第2の吸込み管Pb側への冷
媒の流れを許容し、第2の吸込み管Pb側から第1の吸
込み管Pb側への冷媒の流れを阻止する。
調和機であり、別途備えられる制御手段としての制御部
15には、上記ロータリ式圧縮機1と、四方弁2と、電
子自動膨張弁4の他、上記バイパス路Saに設けられる
電磁開閉弁6、膨張弁7および蓄熱槽8内の電気ヒータ
10、温度センサ11などが電気的に接続されており、
後述するような制御がなされる。
熱槽8に対する加熱作用をなす。すなわち、制御部15
は電気ヒータ10に対して加熱信号を送り、蓄熱剤Wを
加熱する。温度センサ11はこの蓄熱剤Wの温度上昇を
検知して、逐一、検知信号を制御部へ送る。
検出される水温が大気圧以上の飽和水温(設定水温:た
とえば120°C)となるように、電気ヒータ10を通
電制御する。
気中で水が沸騰する温度であるが、密閉容器である蓄熱
槽8内は蓄熱剤Wの温度上昇によって気圧が0.4MPa程度
になるので、上記の設定温度120°Cでは容器中の水
は沸騰することがなく、蓄熱槽8の安全性は確保され
る。
を確認できたら、暖房運転を立上げる。このときは、バ
イパス路Saの電磁開閉弁6を開放する。すなわち、同
図に実線矢印に示すように、ロータリ式圧縮機1から吐
出される高温高圧の冷媒ガスは、四方弁2を介して室内
熱交換器3に導かれ、被空調室内へ凝縮熱を放熱して温
度上昇させ、冷媒自体は液化する。
介して室外熱交換器5に導かれ、蒸発する。そして、四
方弁2を介して第1の吸込み管Paから上記ロータリ式
圧縮機1の第1のシリンダ1aに吸込まれて圧縮され
る。
媒は、主回路Sからバイパス路Saに分流される。すな
わち、電磁開閉弁6と膨張弁7を介して蓄熱槽8の吸熱
熱交換器9に導かれる。ここで、蓄熱槽8内の蓄熱剤W
から吸熱して蒸発する。
媒は、第2の吸込み管Pbを介して圧縮機1の第2のシ
リンダ1bに吸込まれ圧縮される。この第2のシリンダ
1bと、上記第1のシリンダ1aで圧縮された冷媒ガス
は、一旦、圧縮機内に吐出され、ここで先に述べた経路
を循環する。
H(スーパヒート)量が最適になるように電子自動膨張
弁4の開度を調整するとともに、上記吸熱熱交換器9で
のSH量が充分大きな最適量となすよう、バイパス路S
の膨張弁7の開度調整を行なう。したがって、吸熱熱交
換器9での蒸発圧力は、室外熱交換器5での蒸発圧力よ
りも大になる。
回路Sの室外熱交換器5が外気から吸熱するとともに、
バイパス路Saの吸熱熱交換器9が蓄熱槽蓄熱剤Wから
吸熱するところから、比較的短時間で室温が設定温度に
到達する。
モリエル線図として表す。線分e−fは、室外熱交換器
5の外気からの吸熱であり、線分f−bは第1シリンダ
1Aでの圧縮となる。線分d−gは、吸熱熱交換器9の
蓄熱剤Wからの吸熱であり、線分g−aは第2シリンダ
1Bでの圧縮となる。
れらの和となり、空気側である室外熱交換器5で吸熱す
ることのほか、従来に比べ高い温度に維持されている蓄
熱槽8の蓄熱剤Wから吸熱熱交換器9で吸熱することに
より、吸熱熱交換器での冷媒の蒸発温度を従来に比べ高
くするとともに、圧縮比も小さくできるので、圧縮機仕
事量を抑えて効率のよいサイクルを構成でき、暖房能力
が顕著に大となる。
5が確認したら、制御部は通常暖房運転に切換える制御
信号を、バイパス路Saの電磁開閉弁6と、膨張弁7お
よび電気ヒータ10に送る。
れ、電気ヒータ10に対して断電信号が送られる。な
お、圧縮機1と、四方弁2および電子自動膨張弁4は、
暖房立上がり運転と同一の状態を保持する。
ータリ式圧縮機1−四方弁2−室内熱交換器3−電子自
動膨張弁4−室外熱交換器5−四方弁2と順次送られ、
ここから第1の吸込み管Paから圧縮機1の第1のシリ
ンダ1aに吸込まれる冷媒と、補助バイパス路Sbの逆
止弁13を介して第2の吸込み管Pbに導かれ、圧縮機
1の第2のシリンダ1bに吸込まれる冷媒に分流され
る。
は、これまで通りの圧縮作用が行なわれ、通常の暖房運
転モードとなる。なお、上記蓄熱運転は、暖房運転に先
立って行なわれるばかりでなく、暖房運転中においても
熱放出にともなう温度低下があれば、当然、行なわれ
る。
電気ヒータ10に対する通電信号を、設定水温以下で、
圧縮機1の回転数が所定回転数以下(たとえば、最高回
転数の1/4以下:約30Hz)のときに送る。
いときに電気ヒータ10に通電するため、装置全体とし
ての消費電流が電流制限値を上回ることがなく、効率的
な蓄熱運転が行なえる。
(10°C以下)の場合、および/もしくは、外気温が
設定値(5°C以下)の場合に、電気ヒータ10に通電
信号を送り蓄熱運転を行なう。
転の高負荷時に、蓄熱を利用しての暖房運転の継続が可
能であり、効率のよい暖房運転が行なえる。また、暖房
運転中に、蓄熱利用運転を行なうことができる。すなわ
ち、制御部15は、暖房運転時に室温が設定温度以下
(10°C以下)の場合、および/もしくは、外気温が
設定値以下(5°C以下)の場合に、バイパス路Saの
電磁開閉弁6を開放して蓄熱槽8の吸熱熱交換器9に冷
媒を導く制御をなす。吸熱熱交換器9は蓄熱剤Wから充
分な量の熱を吸収して、凝縮温度を高く保持し、設定温
度に到達させる。
に付着する霜が厚くなると熱交換効率が低下する。この
とき制御部15は、除霜運転に切換える制御をなす。図
3に示すように、制御部15はバイパス回路Saの電磁
開閉弁6を開放制御し、主回路Sの電子自動膨張弁4に
対して全開信号を送る。すなわち、蓄熱利用運転をもっ
て、除霜運転となす。
ように導かれる。すなわち、冷媒は暖房立上がり運転と
同一の状態で導かれるが、上記電子自動膨張弁4は全開
状態になっているので、室内熱交換器3から導出される
液冷媒は、電子自動膨張弁4をそのまま導通して室外熱
交換器5に導かれ、ここでも凝縮熱を放出する。したが
って、室外熱交換器5に付着する霜は、凝縮熱を吸収し
て早急に溶融し、除去される。
弁7で減圧されたあと蓄熱槽8で吸熱熱交換器10に導
きかれ、ここで蓄熱剤Wから吸熱する。冷媒は蒸発して
第2のシリンダ1bに吸込まれ、圧縮される。
れる冷媒は、蓄熱剤Wから吸熱するところから、室外熱
交換器5で外気から吸熱する以上に高温である。結局、
室外熱交換器5により高温の冷媒を導き、多量の凝縮熱
を放出して、比較的短時間で除霜を完了させ得る。
熱槽8の蓄熱剤Wから吸熱するので、暖房運転を中断せ
ず、継続したまま除霜運転を行なえる。換言すれば、除
霜運転を気付かれることなく開始し、かつ終了するの
で、快適空調が保持される。
を示す。線分h−jで暖房が行なわれる。線分k−lで
室外熱交換器5に対する除霜をなし、線分l−iで第1
シリンダ1aの圧縮がなされる。線分m−nで蓄熱槽8
での吸熱がなされ、線分n−oで第2のシリンダ1bの
圧縮がなされる。すなわち、充分な除霜用のエンタルピ
を得る。
は、図4に示すような制御である、一般的なリバース除
霜制御を行なうとよい。すなわち、四方弁2を暖房運転
モードから冷房運転モードに切換える。それ以外の制御
は不要である。
媒は、直接、室外熱交換器5に導かれ、ここで凝縮熱を
放出して付着した霜を早急に溶融除去する。室外熱交換
器5から導出された液冷媒は、電子自動膨張弁4で減圧
されたあと、一部は室内熱交換器3に導かれて蒸発し、
四方弁2を介して圧縮機1の第1のシリンダ1aに吸込
まれる。
に導かれ、蓄熱槽8において吸熱熱交換器9が蓄熱剤W
から吸熱する。そして、第2のシリンダ1bで圧縮され
る。ここでも蓄熱剤Wから吸熱して高い蒸発温度を保持
でき、除霜時間のより短縮化を得られる。
縮機1における第1のシリンダ1aの排除容積と、第2
のシリンダ1bの排除容積を同一としたが、これに限定
されるものではない。
の排除容積を,第1のシリンダ1a1 の排除容積よりも
小とした、ロータリ式圧縮機1Aであってもよい。すな
わち、図1のように圧縮機1における第1のシリンダ1
aと第2のシリンダ1bとの排除容積を同一とした場
合、バイパス路Saを流れる冷媒の蒸発温度および圧力
が高く設定されるので、室外熱交換器5に比べバイパス
路Saにより多くの冷媒が流入することになる。
なくなるとともに、蓄熱槽8の蓄熱剤Wの熱量が必要以
上に多く消費されることになり、蓄熱利用時間が短縮さ
れ、蓄熱利用の効率が低下することもある。
よってバイパス路Saに流入する冷媒量を制限すること
も可能であるが、膨張弁7を絞ることは冷媒の蒸発温度
および圧力を低下させることになるので、上述した実施
の態様で説明した効果を充分に利用できないことにな
る。
連通する第2のシリンダ1b1 の排除容積を、室外熱交
換器5に連通する第1のシリンダ1a1 の排除容積より
も小とする。
媒は、蒸発温度および圧力が高いままで、密度の濃い冷
媒となっているので、第2のシリンダ1b1 の排除容積
が小さくても冷媒循環量は多く、実質的に排除容積の大
きな第1のシリンダ1a1 と同等の冷媒循環量を得るこ
とができ、吸熱熱交換器9と室外熱交換器5とに流れる
冷媒の流量がバランスし、室外熱交換器5を有効に利用
するとともに、蓄熱利用時間を延長させ、電気ヒータ1
0のランニングコストを抑制して、蓄熱利用の効率が低
下させないようにすることができる。
管1aと、第2の吸込み管1bを補助バイパス路Sbで
連通し、この補助バイパス路の中途部に逆止弁13を設
けたが、これに限定されるものではない。
と、第2のシリンダ1bとに接続される各吸込み管P
a,Pbを単体のサクションカップ20に接続してもよ
い。そして、第1の吸込み管Pa端部には逆止弁13が
設けられる。
み部に接続される配管途中に設けられていて、圧縮機に
吸込まれる直前の蒸発冷媒を導入し、ここで気液分離を
なすとともに整圧し、かつ消音機能を有するものであ
る。
略したが、第1,第2の吸込み管Pa,Pbそれぞれに
専用のサクションカップを備えても、各サクションカッ
プの大きさは、図7の共通化サクションカップ20のお
よそ2/3程度であり、さらにこれらサクションカップ
の吸込み側に上記補助バイパス路Sbを備え、中途部に
逆止弁13を設ける必要があり、圧縮機1の周囲の配管
スペースを大きくとらなければならない。
20を共通化し、かつこの内部に逆止弁13を収容する
ことにより、コンパクト化を図れる。そして、ロー付け
箇所が低減して、製造性の向上を図れる。
れる第2の吸込み管Pbは、補助サクションカップ21
を設ける。また、各上記実施の形態では、蓄熱槽8に収
容する熱交換器として吸熱熱交換器9のみを収容した
が、これに限定されるものではなく、図8および図9に
示すような蓄熱槽8Aであってもよい。
温度センサ11および蓄熱剤Wは同一であり、さらに蓄
熱剤Wに浸漬される後述する吸熱熱交換器9Aおよび放
熱熱交換器30を備えている。
放熱熱交換器30とも同一の形態をなす熱交換器である
が、熱交換容量として、吸熱熱交換器9Aは放熱熱交換
器30よりも遥かに大きな熱交換容量を有する。
1bに第2の吸込み管Pbを介して連通することは、こ
の実施の形態でも同様である。(同図では、作図上の理
由から、第1,第2のシリンダ1a,1bの位置が、こ
れまで説明した実施の形態とは左右逆になっているが、
実質的に同一である。以下同じ)一方、上記放熱熱交換
器30の一端部は、上記ロータリ式圧縮機1の吐出部と
連通される。他端部は、上記四方弁2の第1のポートb
1 に連通される。すなわち、ロータリ式式圧縮機1の吐
出部と、四方弁2との間に上記放熱熱交換器30が設け
られることになる。
ンサ11が水温を検知し、ここでは図示しない制御部1
5が大気圧以上の飽和水温となるように通電制御する。
さらにまた、蓄熱槽8Aの水温が設定水温以下で、かつ
上記ロータリ式圧縮機1の回転数が所定回転数以下のと
きも通電される。
リ式圧縮機1から吐出される冷媒ガスは、はじめに蓄熱
槽8Aの放熱熱交換器30に導かれ、ここで蓄熱剤Wで
ある水に放熱する。
利用の暖房運転、蓄熱利用の除霜運転および冷房モード
での除霜運転など、全て先に説明した冷凍サイクルと同
一であるので、ここではその説明を省略する。
の発熱と、放熱熱交換器30の放熱によって早急に上昇
する。そして、所定水温に到達した状態では、吸熱熱交
換器9Aによる蓄熱剤Wからの吸熱作用があっても、そ
の熱は放熱熱交換器30が補充することになり、蓄熱剤
温度の低下の影響が少ない。したがって、電気ヒータ1
0に通電する時間が少なくてすみ、ランニングコスト低
減に寄与する。
交換器9Aと放熱熱交換器30を備えることを前提とし
て、ロータリ式圧縮機1Aは、第2のシリンダ1b1 の
排除容積を、第1のシリンダ1a1 の排除容積よりも小
としてもよい。
2を介して室外熱交換器5に連通しており、蓄熱槽8A
の吸熱熱交換器9Aに連通する第2のシリンダ1b1 よ
りも大きな圧縮仕事をなす。
を行なわせ、蓄熱槽8Aでの吸熱を抑え気味にできる。
蓄熱槽8Aの蓄熱剤Wは熱を奪われることがさらに少な
くなって、電気ヒータ10のランニングコストを抑制で
きる。
と、第2のシリンダ1bとに接続される各吸込み管P
a,Pbを単体のサクションカップ20に接続し、サク
ションカップ20内の第1の吸込み管Pa端部に逆止弁
13を設けてもよい。
化してコンパクト化を図るとともに、この内部に逆止弁
13を収容することにより、ロー付け箇所が低減して、
製造性の向上を図れる。さらに、蓄熱槽8の吸熱熱交換
器9に接続される第2の吸込み管Pbは、補助サクショ
ンカップ21を設ける。
は、2シリンダのロータリ式圧縮機を備え、室外熱交換
器の冷媒導出部と第1のシリンダ吸込み部を第1の吸込
み管で連通し、室内熱交換器の冷媒導出部と膨張弁との
間からバイパス路を分岐接続し、このバイパス路に、開
閉弁と、減圧機構および蓄熱槽に収容される吸熱熱交換
器を設け、この熱交換器と第2のシリンダ吸込み部を第
2の吸込み管で連通し、この第2の吸込み管と第1の吸
込み管を、中途部に逆止弁を備えた補助バイパス路で連
通した。
の暖房立上がり運転時および通常暖房運転時において、
外気からの吸熱に加えて蓄熱槽からの吸熱があり、冷媒
を高い蒸発温度の保持できるので、短時間の立上がりが
可能となり、高い暖房能力を得られる。そして、除霜運
転も同様に、蓄熱槽からの吸熱があるところから、短時
間で除霜が完了し、快適空調を保持できるなどの効果を
奏する。
式圧縮機の吐出部と連通され、この吐出部から吐出され
る高温・高圧ガスを導いて、蓄熱槽に収容される蓄熱媒
体に放熱する放熱熱交換器を備えた。
熱手段の加熱ランニングコストの低減を得られる。請求
項3の発明では、蓄熱槽に収容される蓄熱媒体は、水お
よび一部空気層および/もしくは一部水蒸気層であり、
蓄熱槽には制御手段に接続される加熱手段および水温検
出用のセンサが備えられ、制御手段は、蓄熱剤水温が大
気圧以上の飽和水温となるよう加熱手段を加熱する。
出用センサが検出する水温が設定水温以下で、かつロー
タリ式圧縮機の回転数が所定回転数以下のとき加熱手段
を加熱する。
設定温度以下で、および/もしくは、外気温が設定温度
以下のとき、加熱手段を加熱する。請求項6の発明で
は、制御手段は、暖房運転時に、室温が設定値以下で、
および/もしくは、外気温が設定値以下のとき、バイパ
ス路の開閉弁を開放する。
明によれば、制御手段による効率のよい温度制御をな
す。請求項7の発明では、制御手段は、暖房運転から除
霜運転の切換えを、暖房サイクルを継続し、バイパス路
の開閉弁を開放し、かつ主回路の膨張弁を全開にする。
霜が可能であり、快適空調の向上を図れる。請求項8の
発明では、第2のシリンダの排除容量を、第1のシリン
ダの排除容量よりも小さく設定したロータリ式圧縮機を
備えた。
のシリンダの圧縮仕事を、第1のシリンダの圧縮仕事よ
りも抑制できるとともに、第1および第2のシリンダに
よる冷媒循環量をほぼ同等とすることができ、蓄熱槽か
らの吸熱を抑え気味にして、高い暖房能力が継続して得
られる。、蓄熱槽からの吸熱を抑え気味にして高い暖房
能力を得られる。
冷媒吸込み側に、第1のシリンダと第2のシリンダ共通
のサクションカップを接続し、このサクションカップ内
に逆止弁を収容する。したがって、サクションカップに
よる占有スペースの低減を図るとともに、ロー付け作業
などの作業手間が軽減して、製造コストの低減を得られ
る。
サイクルと電気回路図。
ル図。
サイクル図。
運転時の冷凍サイクル図。
た冷凍サイクル図。
イクル図。
イクル図。
えた冷凍サイクル図。
サイクル図。
交換器、4…電子自動膨張弁、5…室外熱交換器、P…
冷媒管、S…主回路、1a,1a1 …第1のシリンダ、
1b,1b1 …第2のシリンダ、Pa…第1の吸込み
管、Sa…バイパス路、6…電磁開閉弁、7…減圧機構
(膨張弁)、8,8A…蓄熱槽、9,9A…吸熱熱交換
器、13…逆止弁、Sb…補助バイパス路、30…放熱
熱交換器、10…加熱手段(電気ヒータ)、11…水温
検出用センサ、20…サクションカップ、21…補助サ
クションカップ。
Claims (9)
- 【請求項1】圧縮機と、四方弁と、室内熱交換器と、膨
張弁および室外熱交換器をヒートポンプ式の冷凍サイク
ルを構成するように冷媒管を介して連通する冷凍サイク
ル回路を備えた空気調和機において、 上記圧縮機は、第1のシリンダと第2のシリンダとを備
えたロータリ式圧縮機であり、 暖房運転時の蒸発器である室外熱交換器の冷媒導出部
と、上記ロータリ式圧縮機の第1のシリンダ吸込み部を
第1の吸込み管で連通し、 暖房運転時の凝縮器である室内熱交換器の冷媒導出部と
上記膨張弁との間からバイパス路を分岐接続し、 このバイパス路に、開閉弁と、減圧機構および蓄熱槽に
収容される吸熱熱交換器を設け、 このバイパス路の上記蓄熱槽吸熱熱交換器と、上記ロー
タリ式圧縮機の第2のシリンダの吸込み部を第2の吸込
み管で連通し、 この第2の吸込み管と上記第1の吸込み管を、中途部に
逆止弁を備えた補助バイパス路で連通したことを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項2】請求項1記載の上記蓄熱槽は、上記ロータ
リ式圧縮機の吐出部と連通され、この吐出部から吐出さ
れる高温・高圧ガスを導いて、蓄熱槽に収容される蓄熱
媒体に放熱する放熱熱交換器を備えたことを特徴とする
空気調和機。 - 【請求項3】請求項1および請求項2記載の上記蓄熱槽
に収容される蓄熱媒体は、水および一部空気層および/
もしくは一部水蒸気層であり、 上記蓄熱槽には、制御手段に接続される加熱手段および
水温検出用のセンサが備えられ、 上記制御手段は、水温検出用センサが検出する水温が大
気圧以上の飽和水温となるように、上記加熱手段の加熱
作用を行なわせる制御をなすことを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項4】請求項3記載の上記制御手段は、水温検出
用センサが検出する水温が設定水温以下で、かつ上記ロ
ータリ式圧縮機の回転数が所定回転数以下のとき、上記
加熱手段の加熱作用を行なわせる制御をなすことを特徴
とする空気調和機。 - 【請求項5】請求項3記載の上記制御手段は、室温が設
定温度以下で、および/もしくは、外気温が設定温度以
下のとき、上記加熱手段の加熱作用を行なわせる制御を
なすことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項6】請求項3記載の上記制御手段は、暖房運転
時に、室温が設定値以下で、および/もしくは、外気温
が設定値以下のとき、上記バイパス路の開閉弁を開放す
る制御をなすことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項7】請求項3記載の上記制御手段は、暖房運転
から除霜運転の切換えを、暖房サイクルを継続しつつ、
上記バイパス路の開閉弁を開放し、かつ主回路の膨張弁
を全開にする制御をなすことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項8】請求項1および請求項2記載の上記ロータ
リ式圧縮機は、第2のシリンダの排除容量を、第1のシ
リンダの排除容量よりも小さく設定したことを特徴とす
る空気調和機。 - 【請求項9】請求項3記載の上記ロータリ式圧縮機の冷
媒吸込み側に、第1のシリンダと第2のシリンダ共通の
サクションカップが接続され、このサクションカップ内
に上記逆止弁が収容されることを特徴とする空気調和
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17044096A JP3558784B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17044096A JP3558784B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1019409A true JPH1019409A (ja) | 1998-01-23 |
| JP3558784B2 JP3558784B2 (ja) | 2004-08-25 |
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ID=15904967
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17044096A Expired - Fee Related JP3558784B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 空気調和機 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3558784B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011080733A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機 |
| KR101324314B1 (ko) * | 2011-08-29 | 2013-11-01 | 김현기 | 온수제조 및 제상용 히트펌프장치 |
| JP2014032009A (ja) * | 2013-11-20 | 2014-02-20 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機 |
| CN110966794A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-04-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 热泵系统、空调器及热泵系统的控制方法 |
| WO2020132894A1 (zh) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 | 压缩机、热泵系统及热水器和干衣机 |
| JP2021517230A (ja) * | 2018-03-09 | 2021-07-15 | サンアンプ リミテッド | 蒸気圧縮装置 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP17044096A patent/JP3558784B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3558784B2 (ja) | 2004-08-25 |
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