JPH10194925A - 美容用テープ - Google Patents

美容用テープ

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JPH10194925A
JPH10194925A JP293597A JP293597A JPH10194925A JP H10194925 A JPH10194925 A JP H10194925A JP 293597 A JP293597 A JP 293597A JP 293597 A JP293597 A JP 293597A JP H10194925 A JPH10194925 A JP H10194925A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、皮膚の小皺およびしみ(色素沈着・
老人性色素斑など)を改善するケミカルピーリング剤又
は美白剤を皮膚に均一に且つ作用させる程度を調節する
ことができるようにした美容用テープを提供することを
目的とする。 【構成】本発明は、ケミカルピーリング剤または美白剤
を混入した粘着剤を基布に塗布したことを特徴とする美
容用テープである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚の小皺およびしみ
(老人性色素斑などの色素沈着)とりのケミカルスキン
ピーリング剤又は美白剤を含有した美容用テ−プに関
し、特に、皮膚に作用するケミカルピーリング剤又は美
白剤が皮膚に均一に且つ作用させる範囲と程度を調節す
ることができるようにした美容用テープに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近、
皮膚の皺とり、又は、しみとりに効果がある例えば、α
−ハイドロキシアシド(AHA)のようなケミカルピー
リング剤を低濃度で含有する化粧品が盛んに使用されて
きている。欧米では皺やしみの除去が医学的治療方法の
一つとして考えられ、三塩化酢酸(TCA)、フェノー
ル、α−ハイドロキシアシド(AHA)などのピーリン
グ剤を、様々な濃度の水溶液として適当な時間皮膚に塗
り、化学的なやけど(腐蝕)をつくることによって治療
する方法が、欧米の皮膚科、形成外科、美容外科で一般
的に行なわれている。また、例えばハイドロキノンのよ
うな薬剤を美白剤として皮膚に塗り、皮膚のメラニン色
素を減らすことも行われている。このように、ケミカル
ピーリング剤とは、皺又はしみのある皮膚の患部に作用
して該部分の皮膚を腐蝕し、その後に正常な細胞を再生
させるものであり、美白剤とは薬理作用によって皮膚の
メラニン色素の産生を抑制したり、減じたりするもので
ある。
【0003】しかし、上述のピーリング剤水溶液を皮膚
に塗布する従来の方法では、ある濃度のピーリング剤を
皮膚に塗布したり、数秒から数分作用させた後に洗い流
すまでの間に、液状のピーリング剤が皮膚を腐蝕する深
さを制御調節することが極めて困難で、ピーリング剤の
皮膚に浸透する深さの調節ができなかった。従来の方法
によって、ピーリング剤が皮膚に深く浸透し過ぎること
なく、(従って、一般的な合併症である瘢痕や色素沈
着、色素脱失を来たすことがないように、)患部の皮膚
に対して均一にケミカルピーリング剤を作用させること
は熟練を要する手技である。
【0004】殊に、日本人を含む、アジア人とアフリカ
人の肌は、白人に比べて、傷が残りやすく、色素沈着や
色素脱失をきたしやすいため、需要は多いにもかかわら
ず、ケミカルピーリングには不向きと考えられており、
ほとんど行われていないのが現状である。また、美白剤
による治療の際の問題点として、美白剤はシミの部分の
色素ばかりではなく、清浄な皮膚部の色素にも作用して
皮膚色を薄くするので、一般の使用法のように、美白剤
入りのクリームや溶液をシミの部分にだけ塗って治療し
ていると、どうしてもシミの周囲にも薬剤が広がってし
まうため、シミの部分も、その周囲の健常部も一緒に色
を薄くしてしまい、効果がはっきりしなかったり、シミ
のまわりが、正常の皮膚色よりも薄くなって、白いリン
グで囲まれたツートンカラーのシミになってしまったり
することがあった。また、塗った美白剤はとれやすいた
め持続的な効果が得にくかった。そこで本発明者は、美
白剤をシミの治療目的に使用する際、シミ周囲の正常皮
膚部に美白剤が広がらず、かつ一定濃度が長時間維持で
きる美白剤シミとりテープによってそれらの問題点を解
決するに至った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
ピーリング剤又は美白剤が限定した領域の皮膚に常に均
一に作用し、且つその作用する深さを調節できるように
種々検討した結果、ピーリング剤を含有した粘着剤を基
布に塗布し、この基布を治療すべき個所に貼着すること
によってその目的を達成しうることを見出し、本発明を
完成したもので、本発明の目的は、皮膚の小皺およびし
み(色素沈着・老人性色素斑など)をとるために、或い
は皮膚の美白のために皮膚に均一に、且つ作用させる程
度を貼付時間によって容易に調節することができるよう
にしたピーリング剤又は含有テープを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ケミカ
ルピーリング剤または美白剤を混入した粘着剤を基布に
塗布したことを特徴とする美容用テープ剤含有テープで
ある。即ち、本発明においては、皮膚の患部に作用させ
るケミカルピーリング剤又は美白剤を、粘着剤に混入
し、該粘着剤を基布に塗布した美容用テープであって、
このテ−プを患部に貼着することによって皮膚を腐蝕さ
せ化学的に削皮したり、或いはメラニン色素を減らし
て、シミの色をうすくさせるもので、薬剤の水溶液を皮
膚に塗布した時よりも、限局性に優れ皮膚への浸透性が
ゆるやかで且つ均一に作用するため、貼り付ける時間の
長さによって、皮膚の腐蝕の深さを調節することが出
来、また、粘着剤に混入するケミカルピーリング剤の濃
度をコントロールすることによって皮膚の腐蝕の深さと
程度を調節することが出来るので、ピーリングの調整が
容易であり、白人はもちろんのことアジア人に対して
も、より安全に皺やしみの治療を行なうことが出来る。
【0007】次に本発明について更に詳細に述べる。本
発明において使用する基布としては、織布若しくは不織
布、ポリウレタン系合成樹脂シート、ポリエチレン系合
成樹脂シート、ポリエステル系合成樹脂シート又は紙材
料、ゴム等からなるシートであって、従来絆創膏等に使
用されている基布の材料と異ならない。これらの基布は
伸縮性を有するもの、或は微細な孔または格子状に孔を
設けたものが好ましい。特に、高濃度のピーリング剤を
含むシワとり用基布は後述する理由によって微細な孔又
は格子状に孔を設けることが好ましい。
【0008】また、本発明で使用するケミカルピーリン
グ剤としては従来より使用されているものでよく、例え
ば、α−ハイドロキシアシド(AHA)、三塩化酢酸
(TCA)、フェノール等を挙げることが出来る。ま
た、本発明で使用する美白剤としては、ハイドロキノ
ン、コウジ酸、アルブチン等である。粘着剤としては、
ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤などの粘着剤であっ
て、この粘着剤中にケミカルピーリング剤を含有させ
る。ケミカルピーリング剤の含有量としては適用する患
部によって異なるが、通常、粘着剤中に1〜80%、好
ましくは5〜70%の範囲で含有させ、また、美白剤の
場合は0.01〜20%である。本発明においては、粘
着剤のなかに目的に応じて種々の薬剤を配合することが
出来る。即ち、例えばハイドロキノン及びビタミンC製
剤、甘草エキス、コウジ酸、胎盤エキス、アルブチン製
剤などのホワイトニング効果のある薬剤、その他4−イ
ソプロピール、カテコール及びその誘導体、ソバカス
膏、レチノイド製剤、SH製剤等を含有させる。
【0009】本発明において、小ジワ用ピーリング剤を
含有する粘着剤を塗布する基布として、特にピーリング
剤が高濃度に含有されているものに使用する場合の基布
としては、微細な孔若しくは格子状に孔を設けることが
好ましい。その理由としては、ケミカルピーリング剤に
よる皮膚表面の腐蝕は、深いほど、ケミカルピーリング
効果は高まるが、反面、深い皮膚の腐蝕は基底細胞層に
達する表皮全層のダメージにもつながるため、皮膚の再
生が遅れて、再生後の皮膚に、瘢痕や色素沈着、色素脱
失をきたす結果を生じた。そこで、この問題を解消する
ために、基布または、粘着層に微細な孔や格子状に孔を
設けることにより、この部分にはケミカルピーリング剤
が存在せず、従って、ケミカルピーリング剤が作用しな
い正常の皮膚微小部分を満遍なく島状に残すことがで
き、腐蝕皮膚の中に腐蝕されない部分が点状に残ること
になり、深く腐蝕しても、点状に残った皮膚から再生す
るため、腐蝕皮膚からの治癒が早く、瘢痕や色素沈着、
色素脱失を来たしにくくすることが出来る。孔の大きさ
としては使用するピーリング剤及びその濃度によって異
なるが、通常、0.5mm平方程度であり、その一例を
図1に示す。図1において、白い部分が孔の部分であ
る。なお、基布に微細な孔を設ける代わりに、粘着剤の
層に孔を設けたり、通常のテープに孔を設けた補助テー
プを施術部位に貼り、その上にケミカルピーリング剤含
有テープを使用しても、同様の効果を得ることができ、
この補助テープの孔の大きさや、密度を調節することに
より、さらに、微妙なピーリング程度が調節できる。こ
れらも本発明の一実施態様である。
【0010】
【実施例】次に実施例をもって本発明を更に具体的に説
明する。 実施例1 50%TCAに浸漬した粘着剤ポリビニールアルコール
ゲルを、図1に示した格子状に孔を有するポリエステル
フィルムの基布に100mg/cm2の塗布量をもって
作成したケミカルピーリングテープを目尻と口唇周囲な
どに一定時間貼着したところ、該部分の皮膚を腐食し、
約3から4週間後には小ジワがとれ、良好な皮膚となっ
た。 実施例2 ゴム系粘着剤100重量部にハイドロキノン5重量部を
混入した粘着剤を不織布よりなる基布に40mg/cm
2の塗布量をもって作成したしみ取りテープを頬部と側
頭部などの色素沈着部に4か月間粘着したところ、該部
分のしみがほとんど目立たないくらいにうすくなった。
【0011】
【発明の効果】本発明はケミカルピーリング剤を粘着剤
中に添加し、これをテープに塗布したピーリング用テー
プとすることによって、水溶液の薬剤を皮膚に塗布した
時よりも、皮膚への浸透性がゆるやかで且つ限局的で均
一に作用するので、粘着剤に混入するケミカルピーリン
グ剤の濃度、貼着時間及び孔の大きさと密度等をコント
ロールすることによって皮膚の腐蝕の深さと程度を調節
することが出来る。更に、本発明のようにテープとして
皮膚の患部を包み込むために低濃度の薬剤添加でも、薬
剤のODT療法(密閉包帯療法)と同じ効果が期待出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で使用するに好ましい基布の平面図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケミカルピーリング剤または美白剤を混
    入した粘着剤を基布に塗布したことを特徴とする美容用
    テープ。
  2. 【請求項2】 基布が微細な孔もしくは格子状に孔を有
    する請求項1記載の美容用テープ。
  3. 【請求項3】 ケミカルピーリング剤または美白剤を混
    入した粘着剤を円形または正方形などの孔が満遍なくあ
    けた状態で塗布した請求項1記載の美容用テープ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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