JPH10195256A - 耐摩耗性弾性シート、発泡性シート及びこれらから作った弾性発泡体 - Google Patents
耐摩耗性弾性シート、発泡性シート及びこれらから作った弾性発泡体Info
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- JPH10195256A JPH10195256A JP8356679A JP35667996A JPH10195256A JP H10195256 A JPH10195256 A JP H10195256A JP 8356679 A JP8356679 A JP 8356679A JP 35667996 A JP35667996 A JP 35667996A JP H10195256 A JPH10195256 A JP H10195256A
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Abstract
らから作った弾性発泡体を提供する。 【解決手段】 本発明は、酢酸ビニル含有量17〜26
重量%、メルトインデックス0.5〜5g/10分のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体70〜90重量部、ビカー
軟化点70〜100℃のポリウレタンエラストマー10
〜30重量部からなる樹脂成分を加熱混練機で80〜1
30℃の温度で少なくとも7分間混練し、次にチルロー
ルによるカレンダー法で作った耐摩耗性弾性シート、並
びに酢酸ビニル含有量17〜26重量%、メルトインデ
ックス0.5〜5g/10分のエチレン−酢酸ビニル共
重合体70〜90重量部、ビカー軟化点70〜100℃
のポリウレタンエラストマー10〜30重量部、化学発
泡剤0.1〜25重量部からなる樹脂組成物を加熱混練
機で80〜130℃の温度で少なくとも7分間混練し、
次にチルロールによるカレンダー法で作った発泡性シー
トである。
Description
酢酸ビニル共重合体と特定のポリウレタンエラストマー
とを特定量配合してなる樹脂組成物から作った耐摩耗性
弾性シート、上記樹脂組成物に更に化学発泡剤を配合
し、それから作った発泡性シート、該発泡性シートから
作った耐摩耗性弾性発泡体、並びに上記耐摩耗性弾性シ
ートと上記発泡性シートから作った耐摩耗性表皮つき弾
性発泡体に関する。
性エラストマー、合成ゴム、天然ゴム等と化学発泡剤か
ら作った発泡性シートと上記耐摩耗性弾性シートから作
った耐摩耗性表皮つき弾性発泡体に関する。本発明は、
更に、上記耐摩耗性弾性発泡体から作った靴底、靴等に
関する。本発明は、更に、上記耐摩耗性弾性シートと、
織布又は不織布とからなる多層体及び、この多層体で作
ったフレキシブルコンテナーに関する。
性弾性発泡体、多層体等は靴底、フレキシブルコンテナ
ー以外に、衣料品、家具、椅子、スポーツ用品、建築材
料、自動車内装材、飛行機内装材、船舶内装材、列車内
装材、フェンス、防音材、緩衝材、フィルター、農業用
資材、レジャー用品、医療用品、包装資材、水産用資
材、農業用資材等として利用される。特に、プールマッ
ト、浴室用マット、調理場マット、洗車場マット等水を
使用する場所で使用するマットとして好適である。又、
馬、牛、豚、ニワトリ、アヒル、ガチョウ、七面鳥等家
畜類の飼育場の床材として好適である。
重合体(以降において、EVAと記載することもあ
る。)に化学発泡剤を配合し、EVA発泡体を作り、こ
れから靴底材を作っているが、EVA発泡体は、クッシ
ョン性はよいものの、耐摩耗性が悪く、EVA発泡体の
表皮として、各種シートを貼合し、耐摩耗性の改良を計
ってきた。各種シートのうち、耐摩耗性が一番よいもの
はポリウレタンエラストマーであるが、価格が非常に高
く、又、EVA発泡体との貼合には、接着力のつよい高
価な接着剤を利用しなければならず、コストアップにな
り、解決が求められてきた。
ストマーからなるシートがよい結果を与えるのではない
かと予想し、従来技術について調査を行ったが、EVA
とポリウレタンエラストマーからなるシートについて
は、従来技術は見出せなかった。先行技術文献として存
在していたのは、例えば、特公昭58−41310号に
おいて、熱可塑性ポリウレタン樹脂とエチレン−酢酸ビ
ニル−塩化ビニル三元重合体とを70〜90重量%:3
0〜10重量%の割合で混合してなる樹脂配合物をエチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂50〜90重量%に対して
50〜10重量%の割合で混合してなることを特徴とす
るターポリン被膜形成用合成樹脂組成物が示されてお
り、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル三元重合体の量
が10重量%より少ないと、EVAと熱可塑性ポリウレ
タンの相溶性が悪くなりブレンドが困難となると記載さ
れている。
リウレタン樹脂とエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂と
の混合樹脂からなる塗膜層を天然皮革表面に有するとと
もに、該塗膜層が天然皮革内部にまで浸透していること
を特徴とする皮革材料が示されているが、上記ポリウレ
タン樹脂は、エラストマーではなく、1液型、2液型あ
るいはプレポリマー型(明細書(2)ページ、右下欄上
から1〜2行目)であり、液状ポリウレタン原料とEV
Aの混合であり、本願発明とは、解決すべき課題が異る
ものである。
導体上に、ショアーD硬度73以上のポリウレタン樹脂
50〜90重量%と、エチレン−アクリル酸メチル共重
合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体の内、少なくとも1種の共重合体を10
〜50重量%との混合樹脂組成物による0.3mm以下
の薄肉絶縁層を設けたことを特徴とする絶縁電線が示さ
れているが、ポリウレタン樹脂が50重量%以上でEV
Aが50重量%以下であるので、混練物が得られたもの
と思われ、本願発明の様にEVAが70重量%以上でポ
リウレタンエラストマーが30重量%以下の場合とは異
なっており、特開平1−117201号の技術によっ
て、本願発明の課題が解決できるものではない。
〜5重量%の下記のエチレン共重合体を混合した可溶性
および/または熱可塑性のポリウレタンからなる組成
物:79〜98.3モル%のエチレン、20.5〜1.
7モル%の脂肪酸の少なくとも一種の不飽和エステルで
エステルは分子中に3〜8炭素原子を含むもの、およ
び、10〜0モル%の分子中に3〜7炭素原子をもつ不
飽和酸類および該酸類の塩類および無水物からなる群か
ら選ばれる少なくとも一種の化合物が示されているが、
EVAの配合量が2〜5重量%と少ないこと、ポリウレ
タンとEVAは溶液として配合すること、EVAの配合
目的がポリウレタンのブロッキング防止であること等、
本願発明と目的、構成が異なっている。
とポリウレタンエラストマーとからなる耐摩耗性があ
り、低コストのシートを作ることを発明の第一の課題と
し、このシートと他の素材(発泡体、織布、不織布)と
の多層体を作ることを発明の第二の課題とし、更にこれ
らの多層体で靴底、フレキシブルコンテナー等を作るこ
とを発明の第三の課題とする。
リウレタンエラストマーとEVAは、相溶化剤の存在な
しには均一な樹脂組成物ができないという業界の常識に
挑み、相溶化剤なしで、EVAが70〜90重量%、ポ
リウレタンエラストマーが10〜30重量%からなる均
一な樹脂組成物を作ることに成功した。文献上では、前
述した様に、ポリウレタン樹脂が50重量%以上でEV
Aが50重量%以下の配合例があるが、これは、極性の
高いポリウレタン樹脂に、EVAを50重量%以下配合
したものであり、本願発明の配合比率とは異なってお
り、又、均一に配合されているか否かについては全く記
載がない。不均一な配合ならば、いかなる樹脂同志であ
っても配合は可能であるが、機械的強度、耐久性、耐化
学薬品性、耐熱性、耐低温脆化性、弾性等は発現しない
ものである。
性、高速加工性、耐ブロッキング性がよく、かつ、耐摩
耗性がよいシートを開発するためには、EVAが主成分
を占め、ポリウレタンエラストマーが少量の成分となる
範囲で、各種のEVA、各種のポリウレタンを配合した
ところ、特定のEVA、特定のポリウレタンを、それぞ
れ特定量配合し、バンバリーミキサーで特定温度で混練
した場合のみ、均一に配合された樹脂組成物が得られ、
これから耐摩耗性弾性シートが得られることを実証し、
本発明を完成させた。
有量17〜26重量%、メルトインデックス0.5〜5
g/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体70〜90
重量部、ビカー軟化点70〜100℃のポリウレタンエ
ラストマー10〜30重量部からなる樹脂成分を加熱混
練機で80〜130℃の温度で少なくとも7分間混練
し、次にチルロールによるカレンダー法で作った耐摩耗
性弾性シートに関する。
7〜26重量%、メルトインデックス0.5〜5g/1
0分のエチレン−酢酸ビニル共重合体70〜90重量
部、ビカー軟化点70〜100℃のポリウレタンエラス
トマー10〜30重量部、化学発泡剤0.1〜25重量
部からなる樹脂組成物を加熱混練機で80〜130℃の
温度で少なくとも7分間混練し、次にチルロールによる
カレンダー法で作った発泡性シートに関する。
を所定の形状に裁断し、金型に入れ、化学発泡剤の分解
温度以上に加熱し発泡させて得た耐摩耗性弾性発泡体、
並びに前記の耐摩耗性弾性シートと前記の発泡性シート
を重合し、所定の形状に裁断し、金型に入れ、化学発泡
剤の分解温度以上に加熱し、発泡と貼合を行わせて得た
耐摩耗性表皮付き弾性発泡体に関する。
ン、熱可塑性エラストマー、合成ゴム、天然ゴム等から
選択された素材100重量部と化学発泡剤0.1〜25
重量部からなる樹脂組成物から作った発泡性シートと前
記の耐摩耗性弾性シートを重合し、所定の形状に裁断
し、金型に入れ、化学発泡剤の分解温度以上に加熱し、
発泡と貼合を行わせて得た耐摩耗性表皮付き弾性発泡体
に関する。
泡体を裁断して得た靴底及びこの靴底を使用して作った
靴又はサンダル、並びに前記の耐摩耗性弾性シートと、
織布又は不織布とを貼合して作った多層体及びこの多層
体から作ったフレキシブルコンテナーに関する。更に、
本発明は、前記の耐摩耗性弾性発泡体を裁断して得たプ
ールマット、家畜用マット等に関する。
量17〜26重量%、メルトインデックス0.5〜5g
/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体を70〜90
重量部使用する。酢酸ビニル含有量が17重量%未満で
あると、ポリウレタンエラストマーとの相溶性が悪くな
り、均一な配合物が得られなく、26重量%以上である
と、溶融粘度、軟化点が低下し、ポリウレタンの溶融粘
度、軟化点との差が大きすぎ、液体と固体を混合する様
な状態となり、均一な配合物は得られない。メルトイン
デックスが0.5g/10分未満であると、チルロール
によるカレンダー法によるシート加工が困難となり、5
g/10分以上であると、シートや発泡体の機械的強度
が低下し、望ましくない。EVAの配合量が70重量部
未満であると、ポリウレタンエラストマーとの均一な配
合が困難となり、価格の高いポリウレタンエラストマー
の配合量が増加するので、コストアップとなり、また、
他の基材との低温熱溶着性が悪くなり望ましくなく、9
0重量部以上であると、シートや発泡体の耐摩耗性が発
現しなくなり望ましくない。ポリウレタンエラストマー
の軟化点は70〜100℃の範囲であり、70℃未満で
あると分子中のソフトセグメントであるポリエーテル部
分が増加し、極性が増すので、EVAとの極性の差がひ
らき、均一な配合物が得られなく、100℃以上である
と、EVAの軟化点との差がひらき、均一な配合物が得
られない。
エラストマーは加熱混練機で80〜130℃の温度で少
なくとも7分間混練する。バンバリーミキサーが最もE
VAとポリウレタンエラストマーとの混練効率がよく、
80℃未満ではEVAは溶融するが、ポリウレタンエラ
ストマーが均一に溶融しなく、均一な配合物が得られな
く、130℃以上ではEVAの溶融粘度が非常に低下
し、混練効率が低下し、望ましくない。混練時間は、少
なくとも7分間必要であり、7分間未満であると、均一
な配合物が得られない。得られた均一な配合物は、チル
ロールによるカレンダー法で均一な厚さの耐摩耗性弾性
シートが得られる。シートの厚さは、0.05〜10m
mの範囲が望ましい。
耐摩耗性弾性シートの原料に化学発泡剤を0.1〜5重
量部配合した点が異るのみで、あとは、同じである。化
学発泡剤は、80〜130℃の温度では熱分解しないタ
イプのものが望ましい。この様な化学発泡剤としては、
アゾビスイソブチロニトリル、ジアゾカーボンアミド、
p−トルエンスルフォニルヒドラジド、4,4’−オキ
シビス(ベンゼンスルフォニルヒドラジド)、N,N’
−ジニトロソペンタメチレンテトラミン等が望ましい。
化学発泡剤の量は、0.1重量部未満では、発泡が十分
おこらず、25重量部以上であると過発泡がおき、コス
トアップとなり望ましくない。
5mのものであるので、所定の形状、例えば、長方形、
正方形等に裁断し、長方形、正方形の金型に入れ、化学
発泡剤の分解温度以上、例えば170〜190℃で加熱
し、発泡体として得られる。この発泡体は、裁断して、
靴底、サンダル等各種製品に加工される。
て説明する。前記の耐摩耗性弾性シートと発泡性シート
を所定の形状に裁断し、金型に入れ、化学発泡剤の分解
温度以上に加熱し、発泡性シートを発泡させ、同時に耐
摩耗性弾性シートと発泡体を熱溶着させて、耐摩耗性表
皮付き弾性発泡体を得る。
とポリウレタンエラストマーについては先に説明した
が、他の原料としては、ポリオレフィン、熱可塑性エラ
ストマー、合成ゴム、天然ゴム等から選択されたもので
あってもよい。
エチレン(HP−LDPE)、高密度ポリエチレン(H
DPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、直鎖状低
密度ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリエチレ
ン(VLDPE)、メタロセンによるポリマー、エチレ
ン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、アイオノ
マー、ポリプロピレン(PP)等が挙げられ、熱可塑性
エラストマーの例としてはエチレン−プロピレンエラス
トマー(EPE)、スチレン系エラストマー、ポリアミ
ド系エラストマー、ウレタン系エラストマー、塩ビ系エ
ラストマー、ポリエステル系エラストマー等が挙げら
れ、合成ゴムの例としては、スチレン−ブタジエンゴム
(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム
(IR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPD
M)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、
クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、シ
リコーンゴム、水素化ニトリルゴム、ポリエーテルゴ
ム、フッ素ゴム、アクリルゴム、クロロスルホン化ポリ
エチレンゴム、エピクロロヒドリンゴム、プロピレンオ
キサイドゴム、エチレン−アクリルゴム等が挙げられ
る。
更に靴底の型に打ち抜き、靴底とし、更にこの靴底をは
りつけた靴とする。この靴は、非常に軽く、クッション
性にすぐれ、しかも耐摩耗性があるので耐久性がある。
布又は不織布と貼合し、多層体とする。この多層体は、
機械的強度、柔軟性、ゴム弾性、耐摩耗性、耐低温性、
等にすぐれ、軽量であるので、フレキシブルコンテナー
として好適な素材である。
よって行われる。多層体からフレキシブルコンテナーを
作るには、多層体を裁断し、熱溶着、接着剤、高周波加
熱、縫製等により円形、4角形、5角形、6角形等のフ
レキシブルコンテナーにすることができる。
に濡れても表面がすべらないので、水の存在する場所で
使用しても、人や物体が発泡体の上に乗っても、すべっ
て転倒することもなく、安全であるので、プールマッ
ト、浴室マット、調理場マット、洗車場マット、船舶用
マット、ボート用マット等に適する。また、本発明の耐
摩耗性弾性発泡体は、保温性、断熱性、クッション性、
遮水性等があり、すべらないので家畜飼育用の床マット
として好適である。
明するが、本発明の要旨を逸脱しないかぎりこれらの実
施例に限定されるものではない。
ンデックス4g/10分、密度0.95g/ml、ビカ
ー軟化点47℃のエチレン−酢酸ビニル共重合体(日本
ユニカー製、NUC−3195)。 ポリウレタンエラストマーの準備:密度1.11g/m
l、硬度87(JISA)、ビカー軟化点89℃のソフ
トセグメントがエーテル系のポリウレタンエラストマー
(大日本精化工業製、レザミンP−2045)。 バンバリーミキサー:森山製作所製 製造条件:EVA80重量部、ポリウレタンエラストマ
ー20重量部を85℃に設定されたバンバリミキサーに
投入し、10分間圧力をかけながら混練した。混練によ
る発熱のため、混練物は130℃に昇温した。この混練
物をチルロールによるカレンダー法で厚さ2mmの長尺
の耐摩耗性弾性シートとした。
法で評価し、下記の結果を得た。
ンデックス1.5g/10分、密度0.94g/ml、
ビカー軟化点59℃のエチレン−酢酸ビニル共重合体
(日本ユニカー製、NUC−3770)。 ポリウレタンエラストマーの準備:密度1.25g/m
l、硬度86(JISA)、ビカー軟化点70℃のソフ
トセグメントがエーテル系のポリウレタンエラストマー
(グッドリッチ社製、エステン58202)。 バンバリーミキサー:森山製作所製 製造条件:EVA90重量部、ポリウレタンエラストマ
ー10重量部を85℃に設定されたバンバリミキサーに
投入し、10分間圧力をかけながら混練した。混練によ
る発熱のため、混練物は130℃に昇温した。この混練
物をチルロールによるカレンダー法で厚さ5mmの長尺
の耐摩耗性弾性シートとした。
法で評価し、下記の結果を得た。
ンデックス2.5g/10分、密度0.94g/ml、
ビカー軟化点57℃のエチレン−酢酸ビニル共重合体
(日本ユニカー製、DQDJ−1868)。 ポリウレタンエラストマーの準備:密度1.11g/m
l、硬度85(JISA)、ビカー軟化点97℃のソフ
トセグメントがエーテル系のポリウレタンエラストマー
(日本ミラクトン製、ミラクトンE385)。 バンバリーミキサー:森山製作所製 製造条件:EVA71重量部、ポリウレタンエラストマ
ー29重量部を85℃に設定されたバンバリミキサーに
投入し、10分間圧力をかけながら混練した。混練によ
る発熱のため、混練物は130℃に昇温した。この混練
物をチルロールによるカレンダー法で厚さ5mmの長尺
の耐摩耗性弾性シートとした。
法で評価し、下記の結果を得た。
%、メルトインデックス1g/10分、密度0.94g
/ml、ビカー軟化点63℃(日本ユニカー製、NUC
−8452)に代えた以外は同様な実験を行ったとこ
ろ、均一な混練物が得られなかった。この原因は、EV
Aの酢酸ビニル含有量が15重量%と低くなったので、
ポリウレタンエラストマーとの相溶性が悪くなったから
であると思われる。
%、メルトインデックス20g/10分、密度0.95
g/ml、ビカー軟化点40℃(日本ユニカー製、DQ
DJ−3269)に代えた以外は同様な実験を行ったと
ころ、EVAが液体状となり、その中に固体状のポリウ
レタンエラストマーが存在し、混練操作が不十分とな
り、均一な混練物が得られなかった。この原因は、EV
Aの酢酸ビニル含有量が28重量%と高く、メルトイン
デックス20g/10分、ビカー軟化点40℃と溶融粘
度が非常に低く、ポリウレタンエラストマーとの溶融粘
度の差が大きすぎるためだと思われる。
軟化点108℃のソフトセグメントがアジペートエステ
ル系のポリウレタンエラストマー(大日本精化工業製、
レザミンP−1045)に代えた以外は同様な実験を行
ったところ、混練が十分に行われなかった。この原因
は、ポリウレタンエラストマーの軟化点が108℃と高
いので、EVAの軟化点47℃と差が大き過ぎ、液相と
固相との混練となり、均一な混練物が得られなかったも
のと思われる。
軟化点65℃のソフトセグメントがアジペートエステル
系のポリウレタンエラストマー(クラレ製、クラミロン
U)に代えた以外は同様な実験を行ったところ、均一な
混練物が得られなかった。従って、機械的特性、耐摩耗
性等が悪化した。この原因は、ポリウレタンエラストマ
ーの極性が大きくなり、EVAの極性との差が大きすぎ
両者が均一に相溶しないからであると思われる。
ンデックス4g/10分、密度0.95g/ml、ビカ
ー軟化点47℃のエチレン−酢酸ビニル共重合体(日本
ユニカー製、NUC−3195)。 ポリウレタンエラストマーの準備:密度1.11g/m
l、硬度87(JISA)、ビカー軟化点89℃のソフ
トセグメントがエーテル系のポリウレタンエラストマー
(大日本精化工業製、レザミンP−2045)。 化学発泡剤の準備:アゾジカルボンアミド(永和化成
製、AZ−605) 化学架橋剤の準備:ジクミルパーオキサイド(日本油脂
製、パークミルH) バンバリーミキサー:森山製作所製 製造条件:EVA80重量部、ポリウレタンエラストマ
ー20重量部、アゾジカルボンアミド10重量部、ジク
ミルパーオキサイド0.5重量部を85℃に設定された
バンバリミキサーに投入し、10分間圧力をかけながら
混練した。混練による発熱のため、混練物は130℃に
昇温した。この混練物をチルロールによるカレンダー法
で厚さ3mm、巾1mの長尺シートを作成した。
裁断し、金型に入れ、180℃に加熱し、厚さ10mm
の発泡体を得た。
サンダルを製造した。評価:このサンダルを履き、アス
ファルト舗装道路を10,000m、分速80mで歩い
たが、クッション性はよく、足が疲労することはなく、
サンダルはかかと部が最大1mm摩耗したが、割れた
り、はなおのつけね部分が破れることはなかった。
4で製造した発泡性シート(1)とをそれぞれ1m×1
mの正方形に裁断し、発泡性シート(1)を中心とし、
両側を弾性シート(1)でサンドイッチ構造とし、重ね
合せ、金型に入れ、180℃で10分間加熱し、発泡
と、両シートの熱溶着を行わせ、10mmの厚さの発泡
層、それぞれ2mmの厚さの非発泡層が強固に熱溶着さ
れた耐摩耗性表皮付き弾性発泡体(1)を得た。
足形に裁断し、更に、発泡体層を傾斜して、2分割し
て、靴底とした。皮製の甲部分と靴底を接着剤で接着
後、縫製し、靴を作製した。 評価:この靴をはき、50km、分速80mで、アスフ
ァルト舗道を歩いたが、クッション性はよく、履きごこ
ちはよかった。50km歩行後、表皮部分は、かかと部
分が最大0.6mm摩耗したのみで、耐摩耗性は十分あ
った。
ポリブタジエン(日本合成ゴム製、JSR IR220
0)30重量部、エチルアクリレート含有量15重量
%、メルトインデックス1.5g/10分、密度0.9
3g/ml、ビカー軟化点61℃のエチレン−エチルア
クリレート共重合体(日本ユニカー製、DQDJ−61
82)70重量部、化学発泡剤アゾジカルボンアミド
(永和化成製、AZ−605)、化学架橋剤ジクミルパ
ーオキサイド(日本油脂製、パークミルH)0.7重量
部を85℃に設定したバンバリーミキサーに投入し、1
0分間圧力をかけながら混練した。混練による発泡のた
め、混練物は130℃に昇温した。この混合物をチルロ
ールによるカレンダー法で厚さ5mm、巾1mの長尺発
泡性シートを作った。この発泡性シートと実施例3で作
った耐摩耗性弾性シート(3)を、両外層とし、上記発
泡性シートを中層とし、重ね合せ1m×1mの正方形に
裁断し、金型に入れ、180℃で10分間加熱し、発泡
と両外側シートの熱溶着を行わせ、10mmの厚さの発
泡層、それぞれ5mmの厚さの非発泡層が強固に熱溶着
された耐摩耗性表皮付き弾性発泡体(2)を得た。
足形に裁断し、更に、発泡体層を傾斜して、2分割し
て、靴底とした。皮製の甲部分と靴底を接着剤で接着
後、縫製し、靴を作製した。 評価:この靴を履き、50km、分速80mで、アスフ
ァルト舗道を歩いたが、クッション性はよく、履きごこ
ちはよかった。50km歩行後、表皮部分は、かかと部
分が最大0.3mm摩耗したのみで、耐摩耗性は十分あ
った。
分(230℃)、引張降伏強度365kg/cm2 、ビ
カー軟化点152℃のポリプロピレン(東燃化学製、Y
201)で偏平糸(950デニール)を作り、6×6本
/インチに平織した織布を作り、これを中層として、こ
れに実施例2で作った耐摩耗性弾性シートを両外層とし
て重ね合せ、1m×2mに裁断し、高周波溶着を行い一
体化させ多層体を得た。
の側面用とし、別途1.2m×1.2mの多層体を準備
し、直方体の底面用とし、それぞれ工業用ミシンで縫製
し、巾5cm、厚さ3mのナイロン糸で作った帯をつり
上げ帯として2本用意し、底部を十字に支える様にし
て、側面に貼り付け上方に伸ばし、上方ではループを形
成し、つり上げ部として、フレキシブルコンテナーを作
成した。
ン針による縫製時の穴から破れることなく、また、穴が
収縮し、気密性がよいので、外部からのコンタミネーシ
ョンを防ぎ、柔軟性、耐摩耗性、耐水性、耐衝撃性、耐
薬品性、耐寒性、耐突き刺し性等にすぐれているので、
合成樹脂ペレット、無機薬品粉体、肥料、穀物、小麦
粉、等の輸送に好適である。
絡し、表面を水色に染色し、プールマット材とした。プ
ールの周囲に敷きつめ、その上を濡れた素足で走ったが
マットも人もすべることなく安全であった。
た。マットに水をかけその上を素足で歩いたが、マット
も人もすべることなく安全であった。
牛舎のコンクリート床に敷きつめた。屎尿の除去も容易
で、保温性もあり、牛の発育が非常によかった。
共重合体と特定のポリウレタンエラストマーを、特定の
割合で配合した樹脂組成物で、耐摩耗性弾性シートをつ
くり、又、上記樹脂組成物に化学発泡剤を配合し、耐摩
耗性弾性発泡シートとしているので、これら単独又は、
これらの積層物シートは耐薬品性にすぐれ、機械的強度
が強く、軽く、耐摩耗性があり、表面がすべらなく、印
刷性もよく、靴底、靴、サンダル、フレキシブルコンテ
ナー、ベルト、衣料品、家具、椅子、スポーツ用品、グ
リップ材、建築材料、自動車内装材、バンパー、飛行機
内装材、船舶内装材、列車内装材、フェンス、防音材、
緩衝材、フィルター、農業用資材、レジャー用品、医療
用品、包装資材、水産用資材、農業用資材、プールマッ
ト、浴室用マット、調理場マット、洗車場マット、家畜
類の飼育場の床材として好適である。
Claims (12)
- 【請求項1】 酢酸ビニル含有量17〜26重量%、メ
ルトインデックス0.5〜5g/10分のエチレン−酢
酸ビニル共重合体70〜90重量部、ビカー軟化点70
〜100℃のポリウレタンエラストマー10〜30重量
部からなる樹脂成分を加熱混練機で80〜130℃の温
度で少なくとも7分間混練し、次にチルロールによるカ
レンダー法で作った耐摩耗性弾性シート。 - 【請求項2】 酢酸ビニル含有量17〜26重量%、メ
ルトインデックス0.5〜5g/10分のエチレン−酢
酸ビニル共重合体70〜90重量部、ビカー軟化点70
〜100℃のポリウレタンエラストマー10〜30重量
部、化学発泡剤0.1〜25重量部からなる樹脂組成物
を加熱混練機で80〜130℃の温度で少なくとも7分
間混練し、次にチルロールによるカレンダー法で作った
発泡性シート。 - 【請求項3】 請求項2記載の発泡性シートを所定の形
状に裁断し、金型に入れ、化学発泡剤の分解温度以上に
加熱し発泡させて得た耐摩耗性弾性発泡体。 - 【請求項4】 請求項1記載の耐摩耗性弾性シートと請
求項2の発泡性シートを重合し、所定の形状に裁断し、
金型に入れ、化学発泡剤の分解温度以上に加熱し、発泡
と貼合を行わせて得た耐摩耗性表皮付き弾性発泡体。 - 【請求項5】 ポリオレフィン、熱可塑性エラストマ
ー、合成ゴム、天然ゴム等から選択された素材100重
量部と化学発泡剤0.1〜25重量部からなる樹脂組成
物から作った発泡性シートと請求項1記載の耐摩耗性弾
性シートを重合し、所定の形状に裁断し、金型に入れ、
化学発泡剤の分解温度以上に加熱し、発泡と貼合を行わ
せて得た耐摩耗性表皮付き弾性発泡体。 - 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1項に記載の弾
性発泡体を裁断して得た靴底。 - 【請求項7】 請求項6記載の靴底を使用して作った
靴。 - 【請求項8】 請求項6記載の靴底を使用して作ったサ
ンダル。 - 【請求項9】 請求項1記載の耐摩耗性弾性シートと織
布又は不織布とを貼合して作った多層体。 - 【請求項10】 請求項9記載の多層体で作ったフレキ
シブルコンテナー。 - 【請求項11】 請求項3〜5のいずれか1項に記載の
弾性発泡体を裁断して得たプールマット。 - 【請求項12】 請求項3〜5のいずれか1項に記載の
弾性発泡体を裁断して得た家畜用マット。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35667996A JP3608893B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 耐摩耗性弾性シート、発泡性シート及びこれらから作った弾性発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35667996A JP3608893B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 耐摩耗性弾性シート、発泡性シート及びこれらから作った弾性発泡体 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10195256A true JPH10195256A (ja) | 1998-07-28 |
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|---|---|---|---|
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|---|---|
| JP (1) | JP3608893B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000204206A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Tosoh Corp | 無架橋発泡成形用樹脂組成物およびそれよりなる発泡体 |
| WO2001034384A3 (de) * | 1999-11-08 | 2001-11-08 | Leer Packaging Deutschland Gmb | Kunststoff-folie mit einer rauhen oberfläche zur erhöhung des reibungskoeffizienten |
| EP2998346A1 (en) * | 2014-09-19 | 2016-03-23 | A.P.I. Applicazioni Plastiche Industriali S.P.A. | Compounds based on crosslinkable polyolefins and thermoplastic polyurethanes |
| CN108641171A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-10-12 | 东莞市森宏新材料科技有限公司 | 一种发泡材料及其制备方法 |
| CN112955046A (zh) * | 2018-11-02 | 2021-06-11 | 持田商工株式会社 | 衣料用芯材及其制造方法 |
| JP2022505280A (ja) * | 2018-10-17 | 2022-01-14 | ブラスケム アメリカ インコーポレイテッド | 熱可塑性ウレタンおよびエチレン酢酸ビニルコポリマーの混合物 |
| CN115160682A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-10-11 | 安丹达工业技术(上海)有限公司 | 含有eva的组合物及耐磨耐低温材料及其应用 |
| CN115176717A (zh) * | 2021-08-27 | 2022-10-14 | 中祈科技(上海)有限公司 | 一种可拆卸的宠物屋 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35667996A patent/JP3608893B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US11807743B2 (en) | 2018-10-17 | 2023-11-07 | Braskem America, Inc. | Blends of thermoplastic urethanes and ethylene vinyl acetate copolymer |
| CN112955046A (zh) * | 2018-11-02 | 2021-06-11 | 持田商工株式会社 | 衣料用芯材及其制造方法 |
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| CN115160682A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-10-11 | 安丹达工业技术(上海)有限公司 | 含有eva的组合物及耐磨耐低温材料及其应用 |
| CN115160682B (zh) * | 2022-07-26 | 2023-11-28 | 安丹达工业技术(上海)有限公司 | 含有eva的组合物及耐磨耐低温材料及其应用 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3608893B2 (ja) | 2005-01-12 |
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