JPH10196160A - 煙突工事方法及びその防護装置 - Google Patents
煙突工事方法及びその防護装置Info
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- JPH10196160A JPH10196160A JP643297A JP643297A JPH10196160A JP H10196160 A JPH10196160 A JP H10196160A JP 643297 A JP643297 A JP 643297A JP 643297 A JP643297 A JP 643297A JP H10196160 A JPH10196160 A JP H10196160A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の煙突工事の防護設備において、従来の
頂部オーニングは使用器材が足場パイプ、足場パイプ用
のプクランプ、足場板、防炎シート、安全ネット、クレ
モナロープなど種類が多く、また個数も非常に多い。従
って、高所への運搬、取付け時の落下の危険性が高い。
施工も超高所における足場組立て作業で、煙突筒身頂部
内には作業床も無く、危険度の非常に高い作業となって
いる。 【解決手段】 煙突筒身61の頂部内側にバルーン11
を設置し給気により膨張させて頂部内側に密着させ煙突
筒身61内を降雨から防護するようにする。
頂部オーニングは使用器材が足場パイプ、足場パイプ用
のプクランプ、足場板、防炎シート、安全ネット、クレ
モナロープなど種類が多く、また個数も非常に多い。従
って、高所への運搬、取付け時の落下の危険性が高い。
施工も超高所における足場組立て作業で、煙突筒身頂部
内には作業床も無く、危険度の非常に高い作業となって
いる。 【解決手段】 煙突筒身61の頂部内側にバルーン11
を設置し給気により膨張させて頂部内側に密着させ煙突
筒身61内を降雨から防護するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙突の新設工事、
或いは補修工事などに適用される煙突工事方法及びその
防護装置に関する。
或いは補修工事などに適用される煙突工事方法及びその
防護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は煙突の新設工事、或いは補修工
事などに使用されている従来の頂部オーニングの説明図
である。図において、煙突筒身61内の補修工事などを
行う場合は、煙突筒身61頂部の防雨用などの保護覆い
として煙突筒身61上に足場パイプ53で水勾配を付け
た骨組みを作り、その上に足場板54を敷き詰め、その
上に防炎シート55を上面一面に雨水などが侵入しない
ように重ねて敷き拡げ、飛散しないように防炎シート5
5の上に安全ネット56を掛け、全面を足場パイプ53
で押えるように並べて全体を固縛用のクレモナロープ5
7で縛り固定している。補修工事は煙突筒身61内には
足場類が無く、極めて危険な作業であるため、施工に先
立って安全に作業を行うための安全親綱52を展張する
必要がある。
事などに使用されている従来の頂部オーニングの説明図
である。図において、煙突筒身61内の補修工事などを
行う場合は、煙突筒身61頂部の防雨用などの保護覆い
として煙突筒身61上に足場パイプ53で水勾配を付け
た骨組みを作り、その上に足場板54を敷き詰め、その
上に防炎シート55を上面一面に雨水などが侵入しない
ように重ねて敷き拡げ、飛散しないように防炎シート5
5の上に安全ネット56を掛け、全面を足場パイプ53
で押えるように並べて全体を固縛用のクレモナロープ5
7で縛り固定している。補修工事は煙突筒身61内には
足場類が無く、極めて危険な作業であるため、施工に先
立って安全に作業を行うための安全親綱52を展張する
必要がある。
【0003】図11は煙突の新設工事、或いは補修工事
などに使用されている従来の地上構造物の落下防護設備
の説明図である。図において、煙突筒身61の補修工事
などを行う場合は、高所作業中に隣接する燃料タンクな
ど地上構造物に対する落下物の防護設備として燃料タン
ク75の上に燃料タンク75の上面周囲の歩廊の手摺を
利用して足場パイプ53によりスタンションを立て、タ
ンク上面よりも1〜2m上方に足場パイプ53用クラン
プ51を用いて足場パイプ53による平面骨組みを組立
てる。その上全面に足場板54を敷き詰め、番線で足場
パイプ53に固縛して固定する。足場パイプ53平面の
骨組みは必要に応じて足場パイプ53による筋かいなど
を設けて補強する。
などに使用されている従来の地上構造物の落下防護設備
の説明図である。図において、煙突筒身61の補修工事
などを行う場合は、高所作業中に隣接する燃料タンクな
ど地上構造物に対する落下物の防護設備として燃料タン
ク75の上に燃料タンク75の上面周囲の歩廊の手摺を
利用して足場パイプ53によりスタンションを立て、タ
ンク上面よりも1〜2m上方に足場パイプ53用クラン
プ51を用いて足場パイプ53による平面骨組みを組立
てる。その上全面に足場板54を敷き詰め、番線で足場
パイプ53に固縛して固定する。足場パイプ53平面の
骨組みは必要に応じて足場パイプ53による筋かいなど
を設けて補強する。
【0004】図12は煙突の新設工事、或いは補修工事
などに使用されている従来の煙突筒身内の頭上落下防護
設備の説明図である。図において、煙突筒身61内の補
修工事などを行う場合は、煙突筒身内の底部における作
業時に煙突筒身61内上方からの落下物に対する防護設
備として、煙突筒身内の底部ホッパー上の作業場所の頭
上に、足場パイプ53で枠組みした上に足場板54およ
びコンクリート型枠合板58などを上面に敷き詰めた防
護ブロック材を煙道67の中で組立てる。そして、この
防護ブロック材を煙突筒身上方のマンホール69から吊
上げ用ロープ59で煙突筒身内の頭上に吊上げて水平に
固定する。
などに使用されている従来の煙突筒身内の頭上落下防護
設備の説明図である。図において、煙突筒身61内の補
修工事などを行う場合は、煙突筒身内の底部における作
業時に煙突筒身61内上方からの落下物に対する防護設
備として、煙突筒身内の底部ホッパー上の作業場所の頭
上に、足場パイプ53で枠組みした上に足場板54およ
びコンクリート型枠合板58などを上面に敷き詰めた防
護ブロック材を煙道67の中で組立てる。そして、この
防護ブロック材を煙突筒身上方のマンホール69から吊
上げ用ロープ59で煙突筒身内の頭上に吊上げて水平に
固定する。
【0005】図13は煙突の新設工事、或いは補修工事
などに使用されている従来の煙突内の煙路出口の防護壁
の説明図である。図において、煙突筒身61内のライニ
ング補修時などにはライニングの斫り屑およびウォータ
ージェットによる斫り水の排水、或いはライニング吹付
け時のリバウンド材などが煙突内の煙路出口から煙道側
に飛来、落下するなどして侵入するのを防ぐため、煙路
出口に足場パイプ53で骨組みし、この骨組みの煙突筒
身61側全面に足場板54を張り付け、その上に防水用
の防炎シートを敷き詰めるなどして隔壁を設け、防護壁
とする。
などに使用されている従来の煙突内の煙路出口の防護壁
の説明図である。図において、煙突筒身61内のライニ
ング補修時などにはライニングの斫り屑およびウォータ
ージェットによる斫り水の排水、或いはライニング吹付
け時のリバウンド材などが煙突内の煙路出口から煙道側
に飛来、落下するなどして侵入するのを防ぐため、煙路
出口に足場パイプ53で骨組みし、この骨組みの煙突筒
身61側全面に足場板54を張り付け、その上に防水用
の防炎シートを敷き詰めるなどして隔壁を設け、防護壁
とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の煙
突工事の防護設備において、従来の頂部オーニングは煙
突の新設工事、或いは補修工事などにおける煙突筒身6
1内の工事中に降雨による作業の中断を防止するために
不可欠であるが、従来の頂部オーニングは使用器材が足
場パイプ53、足場パイプ53用のクランプ51、足場
板54、防炎シート55、安全ネット56、クレモナロ
ープ57など種類が多く、また個数も非常に多い。従っ
て、高所への運搬、取付け時に落下の危険性が高い。施
工も超高所における足場組立て作業で、煙突筒身61頂
部内には作業床も無く、危険度が非常に高い作業となっ
ている。また、煙突筒身61頂部に張設されるオーニン
グシートは雨水を煙突筒身61外部へ流すために水勾配
を付けて片側を煙突筒身61頂部から高くするため、隙
間が多く気密性が悪い。この隙間に隣接する他の煙突筒
身61からのダウンウオッシュにより排ガスが侵入する
危険があり、煙突筒身61頂部におけるオーニングの気
密度の向上が望まれている。また、外筒式の煙突の場合
は外筒の径が大きく、防雨用に屋根を設けることは非常
に困難な上に費用も嵩む。
突工事の防護設備において、従来の頂部オーニングは煙
突の新設工事、或いは補修工事などにおける煙突筒身6
1内の工事中に降雨による作業の中断を防止するために
不可欠であるが、従来の頂部オーニングは使用器材が足
場パイプ53、足場パイプ53用のクランプ51、足場
板54、防炎シート55、安全ネット56、クレモナロ
ープ57など種類が多く、また個数も非常に多い。従っ
て、高所への運搬、取付け時に落下の危険性が高い。施
工も超高所における足場組立て作業で、煙突筒身61頂
部内には作業床も無く、危険度が非常に高い作業となっ
ている。また、煙突筒身61頂部に張設されるオーニン
グシートは雨水を煙突筒身61外部へ流すために水勾配
を付けて片側を煙突筒身61頂部から高くするため、隙
間が多く気密性が悪い。この隙間に隣接する他の煙突筒
身61からのダウンウオッシュにより排ガスが侵入する
危険があり、煙突筒身61頂部におけるオーニングの気
密度の向上が望まれている。また、外筒式の煙突の場合
は外筒の径が大きく、防雨用に屋根を設けることは非常
に困難な上に費用も嵩む。
【0007】また、従来の地上構造物の落下防護設備
も、燃料タンク75などの上面に足場パイプ53により
骨組みをした後、全面に足場板54を敷き詰めるなどし
ているが、危険な作業である上に設置費用も嵩む。ま
た、従来の煙突筒身内の頭上落下防護設備も、煙突筒身
61内上部からの落下物の危険があるために煙道67内
で足場パイプ53と足場板54などで組立てた防護ブロ
ック材を煙突筒身61内に引出し、頭上に吊上げて設置
するため、煙突筒身61内径よりも小さな防護材しか組
立てて取付けることができず、周囲に隙間ができて安全
性に欠ける上に設置、解体に時間が掛かる。また、従来
の煙突内の煙路出口の防護壁は煙路出口の全面に足場パ
イプ53で枠組みを設け、この枠組みの煙突筒身61側
全面に足場板54を取付け、防炎シートを張るなどして
防水し養生しているが、気密性に劣る上に危険な作業で
ある。
も、燃料タンク75などの上面に足場パイプ53により
骨組みをした後、全面に足場板54を敷き詰めるなどし
ているが、危険な作業である上に設置費用も嵩む。ま
た、従来の煙突筒身内の頭上落下防護設備も、煙突筒身
61内上部からの落下物の危険があるために煙道67内
で足場パイプ53と足場板54などで組立てた防護ブロ
ック材を煙突筒身61内に引出し、頭上に吊上げて設置
するため、煙突筒身61内径よりも小さな防護材しか組
立てて取付けることができず、周囲に隙間ができて安全
性に欠ける上に設置、解体に時間が掛かる。また、従来
の煙突内の煙路出口の防護壁は煙路出口の全面に足場パ
イプ53で枠組みを設け、この枠組みの煙突筒身61側
全面に足場板54を取付け、防炎シートを張るなどして
防水し養生しているが、気密性に劣る上に危険な作業で
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る煙突工事方
法は上記課題の解決を目的にしており、煙突筒身内にバ
ルーンを設置し給気により膨張させて上記煙突筒身内に
密着させることにより上記煙突筒身内を防護して煙突工
事を行うようにする。
法は上記課題の解決を目的にしており、煙突筒身内にバ
ルーンを設置し給気により膨張させて上記煙突筒身内に
密着させることにより上記煙突筒身内を防護して煙突工
事を行うようにする。
【0009】また、本発明に係る煙突工事の防護装置
は、煙突筒身の頂部内側にバルーンが設置され給気によ
り膨張して上記頂部内側に密着し上記煙突筒身内を降雨
から防護するようになっている。
は、煙突筒身の頂部内側にバルーンが設置され給気によ
り膨張して上記頂部内側に密着し上記煙突筒身内を降雨
から防護するようになっている。
【0010】また、本発明に係る煙突工事の防護装置
は、煙突周辺の地上構造物上にバルーンが設置され給気
により膨張して上記地上構造物を上記煙突からの落下物
から防護するようになっている。
は、煙突周辺の地上構造物上にバルーンが設置され給気
により膨張して上記地上構造物を上記煙突からの落下物
から防護するようになっている。
【0011】また、本発明に係る煙突工事の防護装置
は、煙突筒身の内側にバルーンが設置され給気により膨
張して上記煙突筒身の内側に密着し上記煙突筒身の内側
下方を煙突内の落下物から防護するようになっている。
は、煙突筒身の内側にバルーンが設置され給気により膨
張して上記煙突筒身の内側に密着し上記煙突筒身の内側
下方を煙突内の落下物から防護するようになっている。
【0012】また、本発明に係る煙突工事の防護装置
は、煙突筒身の煙路口内側にバルーンが設置され給気に
より膨張して上記煙路口内側に密着し上記煙路口の煙道
内を上記煙突筒身から遮断して防護するようになってい
る。
は、煙突筒身の煙路口内側にバルーンが設置され給気に
より膨張して上記煙路口内側に密着し上記煙路口の煙道
内を上記煙突筒身から遮断して防護するようになってい
る。
【0013】このように、煙突工事を行う際に防護設備
としてバルーンを工事を行う煙突の筒身内に設置して膨
ませることにより内側全周にバルーンが密着し、バルー
ンにより筒身内などが遮断されて防護される。また、煙
突筒身の頂部オーニング用として煙突筒身の頂部内側に
バルーンを設置して膨ませることにより、煙突筒身内へ
降雨や有害ガスなどの侵入が防止されるとともに、内部
から粉塵などの放出を防ぐことができる。また、煙突工
事を行う際に地上構造物の防護設備としてバルーンを地
上構造物上に載置して膨ませることにより、内部の空気
圧が落下物に対してクッションの役を果たして衝撃を吸
収し、地上構造物を煙突からの落下物から防護する。ま
た、煙突筒身内や煙道内などの防護設備として煙突内に
バルーンを設置して膨ませることにより、煙突筒身内や
煙道内などを煙突内の落下物から防護する。このように
してバルーンを煙突工事の防護装置として使用すること
により、防護設備の防護性能が向上する。また、防護設
備の部材数が減少し、重量も減少する。また、防護設備
の施工に際して超高所における足場材の枠組み工事など
が無く、防護設備を容易で安全に設置することができる
とともに工数を削減することができる。また、防護設備
が軽量で簡単な構造になって設置および解体が容易で、
防護設備の設置および解体を短時間で簡単に行うことが
できる。
としてバルーンを工事を行う煙突の筒身内に設置して膨
ませることにより内側全周にバルーンが密着し、バルー
ンにより筒身内などが遮断されて防護される。また、煙
突筒身の頂部オーニング用として煙突筒身の頂部内側に
バルーンを設置して膨ませることにより、煙突筒身内へ
降雨や有害ガスなどの侵入が防止されるとともに、内部
から粉塵などの放出を防ぐことができる。また、煙突工
事を行う際に地上構造物の防護設備としてバルーンを地
上構造物上に載置して膨ませることにより、内部の空気
圧が落下物に対してクッションの役を果たして衝撃を吸
収し、地上構造物を煙突からの落下物から防護する。ま
た、煙突筒身内や煙道内などの防護設備として煙突内に
バルーンを設置して膨ませることにより、煙突筒身内や
煙道内などを煙突内の落下物から防護する。このように
してバルーンを煙突工事の防護装置として使用すること
により、防護設備の防護性能が向上する。また、防護設
備の部材数が減少し、重量も減少する。また、防護設備
の施工に際して超高所における足場材の枠組み工事など
が無く、防護設備を容易で安全に設置することができる
とともに工数を削減することができる。また、防護設備
が軽量で簡単な構造になって設置および解体が容易で、
防護設備の設置および解体を短時間で簡単に行うことが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明の実施の第
一の形態に係る煙突工事の防護設備の説明図、図4乃至
図6は本発明の実施の第二の形態に係る煙突工事の防護
設備の説明図、図7は本発明の実施の第三の形態に係る
煙突工事の防護設備の説明図、図8は本発明の実施の第
四の形態に係る煙突工事の防護設備の説明図、図9は本
発明の実施の第五の形態に係る煙突工事の防護設備の説
明図である。図において、これら実施の形態に係る煙突
工事の防護設備は煙突の新設工事、或いは補修工事など
に使用されるもので、図における符号11は頂部オーニ
ング用のバルーン本体、12は雨垂れ幕、13は内部補
強用のシート、14は給気ダクト、15ははとめ、16
は押えロープの保持環、17は押えロープ、18は固縛
ロープ、19は雨垂れ幕の芯ロープ、20は給気ブロア
ー、31は防雨用のバルーン本体、32は内部補強用の
シート、33は排水ポンプ、34はバルーン本体接続用
のファスナー、35は防雨用垂れ幕、41は落下防護用
のバルーン本体、42は補強シート、43は防護壁用の
バルーン本体、56は安全ネット、61は煙突筒身、6
2は歩廊、63は歩廊の手摺、64は歩廊のブラケッ
ト、65は手摺のスタンション、66は背かご付きの梯
子、67は煙道、68は煙路口、69はマンホール、7
1は煙突の外筒、72は内筒、73は水平支持梁、74
はハンチ、75は燃料タンクである。
一の形態に係る煙突工事の防護設備の説明図、図4乃至
図6は本発明の実施の第二の形態に係る煙突工事の防護
設備の説明図、図7は本発明の実施の第三の形態に係る
煙突工事の防護設備の説明図、図8は本発明の実施の第
四の形態に係る煙突工事の防護設備の説明図、図9は本
発明の実施の第五の形態に係る煙突工事の防護設備の説
明図である。図において、これら実施の形態に係る煙突
工事の防護設備は煙突の新設工事、或いは補修工事など
に使用されるもので、図における符号11は頂部オーニ
ング用のバルーン本体、12は雨垂れ幕、13は内部補
強用のシート、14は給気ダクト、15ははとめ、16
は押えロープの保持環、17は押えロープ、18は固縛
ロープ、19は雨垂れ幕の芯ロープ、20は給気ブロア
ー、31は防雨用のバルーン本体、32は内部補強用の
シート、33は排水ポンプ、34はバルーン本体接続用
のファスナー、35は防雨用垂れ幕、41は落下防護用
のバルーン本体、42は補強シート、43は防護壁用の
バルーン本体、56は安全ネット、61は煙突筒身、6
2は歩廊、63は歩廊の手摺、64は歩廊のブラケッ
ト、65は手摺のスタンション、66は背かご付きの梯
子、67は煙道、68は煙路口、69はマンホール、7
1は煙突の外筒、72は内筒、73は水平支持梁、74
はハンチ、75は燃料タンクである。
【0015】図1乃至図3において、第一の実施の形態
に係る煙突工事の防護設備は図1に示すように、煙突筒
身61の頂部オーニングとして煙突筒身61の頂部に頂
部オーニング用のバルーン本体11を頂部歩廊62の上
方から取付け、給気ブロアー20でバルーン本体11内
に給気して膨ませることにより、煙突筒身61頂部の内
面一杯に密着させている。この頂部オーニングのバルー
ン本体11は図2に示すように煙突筒身61頂部の形状
に適合した構造をなし、煙突筒身61内面に対する密着
性を向上させている。頂部オーニングのバルーン本体1
1には強風による飛散を防止するため押えロープ17を
取付け可能に押えロープ17の保持環16が設けられて
おり、この保持環16に押えロープ17を通して押えロ
ープ17両側で煙突頂部の歩廊62に固縛して固定して
いる。頂部オーニングのバルーン本体11の上面全周に
雨垂れ幕12を設けて筒身頂部の外側へ垂らし、筒身内
部へ雨が侵入しないように防止している。雨垂れ幕12
には図3に示すように、はとめ15が設けられており、
このはとめ15に固縛ロープ18を取付けて歩廊62の
手摺63に固縛し、頂部オーニングのバルーン本体11
を固定している。
に係る煙突工事の防護設備は図1に示すように、煙突筒
身61の頂部オーニングとして煙突筒身61の頂部に頂
部オーニング用のバルーン本体11を頂部歩廊62の上
方から取付け、給気ブロアー20でバルーン本体11内
に給気して膨ませることにより、煙突筒身61頂部の内
面一杯に密着させている。この頂部オーニングのバルー
ン本体11は図2に示すように煙突筒身61頂部の形状
に適合した構造をなし、煙突筒身61内面に対する密着
性を向上させている。頂部オーニングのバルーン本体1
1には強風による飛散を防止するため押えロープ17を
取付け可能に押えロープ17の保持環16が設けられて
おり、この保持環16に押えロープ17を通して押えロ
ープ17両側で煙突頂部の歩廊62に固縛して固定して
いる。頂部オーニングのバルーン本体11の上面全周に
雨垂れ幕12を設けて筒身頂部の外側へ垂らし、筒身内
部へ雨が侵入しないように防止している。雨垂れ幕12
には図3に示すように、はとめ15が設けられており、
このはとめ15に固縛ロープ18を取付けて歩廊62の
手摺63に固縛し、頂部オーニングのバルーン本体11
を固定している。
【0016】これらにより、筒身頂部の筒内と外部とが
完全に遮断されて雨水の侵入や隣接する筒身からの排ガ
スの侵入などが防止されるとともに、筒内から筒外への
粉塵の漏洩などが防止される。
完全に遮断されて雨水の侵入や隣接する筒身からの排ガ
スの侵入などが防止されるとともに、筒内から筒外への
粉塵の漏洩などが防止される。
【0017】図4乃至図6において、第二の実施の形態
に係る煙突工事の防護設備は図4に示すように、防雨用
バルーン装置として外筒型煙突の頂部に設置され、降雨
の場合には外筒型煙突頂部のハンチ74と水平梁73と
の上に防雨用のバルーン本体31を載せ、このバルーン
本体31内に給気ブロアー20により給気ダクト14を
介し給気して膨ませ、図5に示すように仮設の防雨屋根
として使用するようになっている。屋根に降った雨水は
ハンチ74に溜めて排水ポンプ33により外筒の外側に
排出することにより、内部で作業が可能になっている。
この防雨用のバルーン本体31は煙突の内径とともに外
径が大きくなって取扱いが不便になるため、図6に示す
ように分割した防雨用のバルーン本体31のA〜Dまで
の接続側の上下に各バルーン本体31接続用のファスナ
ー34が取付けられており、これらのファスナー34に
よりA〜D各部を一体に接続するようになっている。防
雨用バルーンの接続部には同図(b)に示すようにファ
スナー34の上側に防雨用垂れ幕35を掛けて雨水の侵
入を防止する。なお、分割した防雨用のバルーン本体3
1A〜Dにはそれぞれ給気ダクト14が設けられてお
り、ホースにより給気ブロアー20と接続してそれぞれ
単独のバルーンとして給気される。この防雨用バルーン
装置は取扱いも容易で、降雨の場合に安全、迅速に設置
されるとともに、安全、迅速に撤去も可能になる。
に係る煙突工事の防護設備は図4に示すように、防雨用
バルーン装置として外筒型煙突の頂部に設置され、降雨
の場合には外筒型煙突頂部のハンチ74と水平梁73と
の上に防雨用のバルーン本体31を載せ、このバルーン
本体31内に給気ブロアー20により給気ダクト14を
介し給気して膨ませ、図5に示すように仮設の防雨屋根
として使用するようになっている。屋根に降った雨水は
ハンチ74に溜めて排水ポンプ33により外筒の外側に
排出することにより、内部で作業が可能になっている。
この防雨用のバルーン本体31は煙突の内径とともに外
径が大きくなって取扱いが不便になるため、図6に示す
ように分割した防雨用のバルーン本体31のA〜Dまで
の接続側の上下に各バルーン本体31接続用のファスナ
ー34が取付けられており、これらのファスナー34に
よりA〜D各部を一体に接続するようになっている。防
雨用バルーンの接続部には同図(b)に示すようにファ
スナー34の上側に防雨用垂れ幕35を掛けて雨水の侵
入を防止する。なお、分割した防雨用のバルーン本体3
1A〜Dにはそれぞれ給気ダクト14が設けられてお
り、ホースにより給気ブロアー20と接続してそれぞれ
単独のバルーンとして給気される。この防雨用バルーン
装置は取扱いも容易で、降雨の場合に安全、迅速に設置
されるとともに、安全、迅速に撤去も可能になる。
【0018】図7において、第三の実施の形態に係る煙
突工事の防護設備は図に示すように、外筒地上構造物の
落下防護用バルーン装置として例えば円形の燃料タンク
75などの上面にこの燃料タンク75よりも大径の落下
防護用のバルーン本体41を載せ、そのバルーン本体4
1上に上面の補強シート42とその上に安全ネット56
とを重ねて掛け、給気ダクト14を介して給気ブロアー
20により給気して膨ませ、安全ネット56の一部およ
び全体に固縛ロープ17を掛け、燃料タンク75上面歩
廊の手摺63に固縛して飛散を防止している。
突工事の防護設備は図に示すように、外筒地上構造物の
落下防護用バルーン装置として例えば円形の燃料タンク
75などの上面にこの燃料タンク75よりも大径の落下
防護用のバルーン本体41を載せ、そのバルーン本体4
1上に上面の補強シート42とその上に安全ネット56
とを重ねて掛け、給気ダクト14を介して給気ブロアー
20により給気して膨ませ、安全ネット56の一部およ
び全体に固縛ロープ17を掛け、燃料タンク75上面歩
廊の手摺63に固縛して飛散を防止している。
【0019】この落下防護バルーンは軽量であるため、
設置および解体が容易で、安全、迅速に施工できる。ま
た、落下防護用のバルーン本体41の内圧が落下物に対
してエアークッションの役割を果たすため、防護効果が
向上している。
設置および解体が容易で、安全、迅速に施工できる。ま
た、落下防護用のバルーン本体41の内圧が落下物に対
してエアークッションの役割を果たすため、防護効果が
向上している。
【0020】図8において、第四の実施の形態に係る煙
突工事の防護設備は図に示すように、煙突筒身内の底部
作業場の頭上からの落下物に対する防護設備として煙道
67からの落下物防護用のバルーン本体41を煙路口付
近に運び、給気ダクト14と落下物防護用のバルーン本
体41を接続の上、マンホール69からロープで筒身内
に引込み乍ら煙路口68の上まで吊り上げる。給気ダク
ト14の端部を煙路口68の付近に設置した給気ブロア
ー20に接続し、給気ブロアー20を運転してバルーン
本体41内に給気する。落下物防護用のバルーン本体4
1がこの給気により膨み、筒身内面に密着して筒身内面
との接触抵抗により固定される。落下防護用のバルーン
本体41の上面には補強シート42が設けられている。
突工事の防護設備は図に示すように、煙突筒身内の底部
作業場の頭上からの落下物に対する防護設備として煙道
67からの落下物防護用のバルーン本体41を煙路口付
近に運び、給気ダクト14と落下物防護用のバルーン本
体41を接続の上、マンホール69からロープで筒身内
に引込み乍ら煙路口68の上まで吊り上げる。給気ダク
ト14の端部を煙路口68の付近に設置した給気ブロア
ー20に接続し、給気ブロアー20を運転してバルーン
本体41内に給気する。落下物防護用のバルーン本体4
1がこの給気により膨み、筒身内面に密着して筒身内面
との接触抵抗により固定される。落下防護用のバルーン
本体41の上面には補強シート42が設けられている。
【0021】落下物の衝撃に耐えると共に落下防護バル
ーン41の内圧がクッションの役割を果たして衝撃を安
全に吸収するため、防護効果が向上する。また、設置お
よび解体が容易であるため、工期が短縮される。
ーン41の内圧がクッションの役割を果たして衝撃を安
全に吸収するため、防護効果が向上する。また、設置お
よび解体が容易であるため、工期が短縮される。
【0022】図9において、第五の実施の形態に係る煙
突工事の防護設備は図に示すように、煙突補修工事にお
ける防護設備として筒身内落下物やウォータージェット
斫りの排水などが煙道へ侵入しないように防止するため
に煙路口68に設置されている。この防護壁用のバルー
ン本体43を煙道67から搬入して煙路口68に運び、
バルーン本体43に給気ダクト14と給気ブロアー20
とをそれぞれ接続して煙路口68の底部に置き、給気ブ
ロアー20を運転して防護壁用のバルーン本体43を膨
ませる。このバルーン本体43を煙路口68と煙突筒身
61との境界線に添うように介錯しながら膨ませること
により、バルーン本体43は煙路口68の内面に密着さ
せている。この防護壁バルーン43の筒身側の面には補
強されたシート42が取付けられている。
突工事の防護設備は図に示すように、煙突補修工事にお
ける防護設備として筒身内落下物やウォータージェット
斫りの排水などが煙道へ侵入しないように防止するため
に煙路口68に設置されている。この防護壁用のバルー
ン本体43を煙道67から搬入して煙路口68に運び、
バルーン本体43に給気ダクト14と給気ブロアー20
とをそれぞれ接続して煙路口68の底部に置き、給気ブ
ロアー20を運転して防護壁用のバルーン本体43を膨
ませる。このバルーン本体43を煙路口68と煙突筒身
61との境界線に添うように介錯しながら膨ませること
により、バルーン本体43は煙路口68の内面に密着さ
せている。この防護壁バルーン43の筒身側の面には補
強されたシート42が取付けられている。
【0023】本防護設備は煙突補修工事における防護設
備として落下物による損傷を防止する。また、排水に対
しては防護壁バルーン43に給気ブロアー20で常時給
気して煙路口68の全周に密着させることにより、煙道
67側への水の流入を防止することができる。
備として落下物による損傷を防止する。また、排水に対
しては防護壁バルーン43に給気ブロアー20で常時給
気して煙路口68の全周に密着させることにより、煙道
67側への水の流入を防止することができる。
【0024】従来の煙突工事の防護設備において、従来
の頂部オーニングは煙突の新設工事、或いは補修工事な
どにおける煙突筒身内の工事中に降雨による作業の中断
を防止するために不可欠であるが、従来の頂部オーニン
グは使用器材が足場パイプ、足場パイプ用のクランプ、
足場板、防炎シート、安全ネット、クレモナロープなど
種類が多く、また個数も非常に多い。従って、高所への
運搬、取付け時に落下の危険性が高い。施工も超高所に
おける足場組立て作業で、煙突筒身頂部内には作業床も
無く、危険度が非常に高い作業となっている。また、煙
突筒身頂部に張設されるオーニングシートは雨水を煙突
筒身外部へ流すために水勾配を付けて片側を煙突筒身頂
部から高くするため、隙間が多く気密性が悪い。この隙
間に隣接する他の煙突筒身からのダウンウオッシュによ
り排ガスが侵入する危険があり、煙突筒身頂部における
オーニングの気密度の向上が望まれている。また、外筒
式の煙突の場合は外筒の径が大きく、防雨用に屋根を設
けることは非常に困難な上に費用も嵩む。また、従来の
地上構造物の落下防護設備も、燃料タンクなどの上面に
足場パイプにより骨組みをした後、全面に足場板を敷き
詰めるなどしているが、危険な作業である上に設置費用
も嵩む。また、従来の煙突筒身内の頭上落下防護設備
も、煙突筒身内上部からの落下物の危険があるために煙
道内で足場パイプと足場板などで組立てた防護ブロック
材を煙突筒身内に引出し、頭上に吊上げて設置するた
め、煙突筒身内径よりも小さな防護材しか組立てて取付
けることができず、周囲に隙間ができて安全性に欠ける
上に設置、解体に時間が掛かる。また、従来の煙突内の
煙路出口の防護壁は煙路出口の全面に足場パイプで枠組
みを設け、この枠組みの煙突筒身側全面に足場板を取付
け、防炎シートを張るなどして防水し養生しているが、
気密性に劣る上に危険な作業である。これらの問題を解
決するため、上述の各実施の形態に係る煙突の防護設備
は煙突筒身61頂部の内側に、頂部オーニング用のバル
ーン本体11を設置することにより、雨や有害ガスなど
の侵入を防止するとともに、内部から粉塵の放出を防ぐ
ことができる。或いは、部材が軽量で簡単な構造である
ため、容易に設置、解体が可能となる。或いは、このよ
うなバルーン本体31を外筒式煙突の建設時などの開閉
式の塔上屋根として利用することにより設置、解体が短
時間に容易に行うことが可能である。この他にも、燃料
タンク75など地上構造物の頭上落下防護や煙突筒身6
1内における作業時の頭上防護、煙路口68の防護壁と
してもバルーン本体41の上面やバルーン本体43の側
面を補強されたシート42で補強することにより利用す
ることが可能である。頂部オーニング用のバルーン本体
11を工事を行う煙突筒身61の頂部に運んで頂部筒内
で膨ませることにより煙突筒身の頂部の内面全周にバル
ーン本体11が密着する。このバルーン本体11により
筒内と筒外とが遮断される。このバルーン本体11内に
電動の給気ブロアー20で常時給気することによって6
0Hzの場合で190kg/m2の内圧が発生して煙突筒身6
1内面への密着が可能となる。また、上面に対してもこ
の内圧により雨水の流入が防止される。また、強風に対
しては押えロープ17と周囲の固縛ロープ18とにより
全体を固縛することにより飛散が防止される。また、外
筒式煙突においては降雨時に外筒71の頂部で外筒71
の内径に合わせて一体型のバルーン本体31を、または
分割型のバルーン本体31をファスナー34により接続
し、頂部のハンチ74に掛け給気ブロアー20により膨
ませて仮屋根とする。この仮屋根から落ちた雨水をハン
チ74に設けた排水ポンプ33で外筒71の外側に排出
することにより外筒71内をドライな状態を保つことが
でき、雨天時の防雨屋根として使用が可能となる。この
他、燃料タンク75などの構造物の上部にバルーン本体
41を載せることにより内部の空気圧と上部補強布が落
下物に対してクッションの役を果たし、衝撃を吸収する
ことにより地上における防護としての機能が可能にな
る。また、煙突筒身61内における作業の頭上防護なら
びに煙路口68の防護壁としても同様に煙突筒身61内
頭上に設けた落下防護用のバルーン本体41や煙路口6
8の落下防護壁用のバルーン本体43の補強されたシー
ト42と内部の空気圧が落下物に対してクッションの役
を果たし、衝撃を吸収することにより防護設備として機
能する。これらにより、バルーン型頂部オーニングは超
高所におけるオーニングとして使用部材数が7割も減少
し、重量は9割減少する。また、施工に関しては超高所
における足場材枠組工事が無いために安全で工数が削減
する上、オーニングとしての機能が良好になる。また、
外筒71の仮屋根としてのバルーン本体31は設置およ
び解体が短時間に簡単にできることにより、雨天時の煙
突筒身61内における作業が可能となる。また、地上構
造物の落下防護としてのバルーン本体41は設置および
解体が容易で、安全に工期を短縮することができる。こ
の他、煙突筒身61内における頭上落下防護ならびに煙
道67の防護壁として使用されるバルーン本体41,4
3は設置および解体が容易で、安全に設置することがで
きる上、工程を短縮することができるとともに防護性能
が向上する。
の頂部オーニングは煙突の新設工事、或いは補修工事な
どにおける煙突筒身内の工事中に降雨による作業の中断
を防止するために不可欠であるが、従来の頂部オーニン
グは使用器材が足場パイプ、足場パイプ用のクランプ、
足場板、防炎シート、安全ネット、クレモナロープなど
種類が多く、また個数も非常に多い。従って、高所への
運搬、取付け時に落下の危険性が高い。施工も超高所に
おける足場組立て作業で、煙突筒身頂部内には作業床も
無く、危険度が非常に高い作業となっている。また、煙
突筒身頂部に張設されるオーニングシートは雨水を煙突
筒身外部へ流すために水勾配を付けて片側を煙突筒身頂
部から高くするため、隙間が多く気密性が悪い。この隙
間に隣接する他の煙突筒身からのダウンウオッシュによ
り排ガスが侵入する危険があり、煙突筒身頂部における
オーニングの気密度の向上が望まれている。また、外筒
式の煙突の場合は外筒の径が大きく、防雨用に屋根を設
けることは非常に困難な上に費用も嵩む。また、従来の
地上構造物の落下防護設備も、燃料タンクなどの上面に
足場パイプにより骨組みをした後、全面に足場板を敷き
詰めるなどしているが、危険な作業である上に設置費用
も嵩む。また、従来の煙突筒身内の頭上落下防護設備
も、煙突筒身内上部からの落下物の危険があるために煙
道内で足場パイプと足場板などで組立てた防護ブロック
材を煙突筒身内に引出し、頭上に吊上げて設置するた
め、煙突筒身内径よりも小さな防護材しか組立てて取付
けることができず、周囲に隙間ができて安全性に欠ける
上に設置、解体に時間が掛かる。また、従来の煙突内の
煙路出口の防護壁は煙路出口の全面に足場パイプで枠組
みを設け、この枠組みの煙突筒身側全面に足場板を取付
け、防炎シートを張るなどして防水し養生しているが、
気密性に劣る上に危険な作業である。これらの問題を解
決するため、上述の各実施の形態に係る煙突の防護設備
は煙突筒身61頂部の内側に、頂部オーニング用のバル
ーン本体11を設置することにより、雨や有害ガスなど
の侵入を防止するとともに、内部から粉塵の放出を防ぐ
ことができる。或いは、部材が軽量で簡単な構造である
ため、容易に設置、解体が可能となる。或いは、このよ
うなバルーン本体31を外筒式煙突の建設時などの開閉
式の塔上屋根として利用することにより設置、解体が短
時間に容易に行うことが可能である。この他にも、燃料
タンク75など地上構造物の頭上落下防護や煙突筒身6
1内における作業時の頭上防護、煙路口68の防護壁と
してもバルーン本体41の上面やバルーン本体43の側
面を補強されたシート42で補強することにより利用す
ることが可能である。頂部オーニング用のバルーン本体
11を工事を行う煙突筒身61の頂部に運んで頂部筒内
で膨ませることにより煙突筒身の頂部の内面全周にバル
ーン本体11が密着する。このバルーン本体11により
筒内と筒外とが遮断される。このバルーン本体11内に
電動の給気ブロアー20で常時給気することによって6
0Hzの場合で190kg/m2の内圧が発生して煙突筒身6
1内面への密着が可能となる。また、上面に対してもこ
の内圧により雨水の流入が防止される。また、強風に対
しては押えロープ17と周囲の固縛ロープ18とにより
全体を固縛することにより飛散が防止される。また、外
筒式煙突においては降雨時に外筒71の頂部で外筒71
の内径に合わせて一体型のバルーン本体31を、または
分割型のバルーン本体31をファスナー34により接続
し、頂部のハンチ74に掛け給気ブロアー20により膨
ませて仮屋根とする。この仮屋根から落ちた雨水をハン
チ74に設けた排水ポンプ33で外筒71の外側に排出
することにより外筒71内をドライな状態を保つことが
でき、雨天時の防雨屋根として使用が可能となる。この
他、燃料タンク75などの構造物の上部にバルーン本体
41を載せることにより内部の空気圧と上部補強布が落
下物に対してクッションの役を果たし、衝撃を吸収する
ことにより地上における防護としての機能が可能にな
る。また、煙突筒身61内における作業の頭上防護なら
びに煙路口68の防護壁としても同様に煙突筒身61内
頭上に設けた落下防護用のバルーン本体41や煙路口6
8の落下防護壁用のバルーン本体43の補強されたシー
ト42と内部の空気圧が落下物に対してクッションの役
を果たし、衝撃を吸収することにより防護設備として機
能する。これらにより、バルーン型頂部オーニングは超
高所におけるオーニングとして使用部材数が7割も減少
し、重量は9割減少する。また、施工に関しては超高所
における足場材枠組工事が無いために安全で工数が削減
する上、オーニングとしての機能が良好になる。また、
外筒71の仮屋根としてのバルーン本体31は設置およ
び解体が短時間に簡単にできることにより、雨天時の煙
突筒身61内における作業が可能となる。また、地上構
造物の落下防護としてのバルーン本体41は設置および
解体が容易で、安全に工期を短縮することができる。こ
の他、煙突筒身61内における頭上落下防護ならびに煙
道67の防護壁として使用されるバルーン本体41,4
3は設置および解体が容易で、安全に設置することがで
きる上、工程を短縮することができるとともに防護性能
が向上する。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る煙突工事及びその防護装置
は前記のように構成されており、バルーンを煙突工事の
防護装置として使用することにより、防護設備の防護性
能が向上し、また防護設備の部材数が減少し、重量も減
少し、また防護設備の施工に際して超高所における足場
材の枠組み工事などが無く、防護設備を容易で安全に設
置することができるとともに工数を削減することがで
き、また防護設備が軽量で簡単な構造になって設置およ
び解体が容易で、防護設備の設置および解体を短時間で
簡単に行うことができるので、煙突工事における工期が
短縮されるとともに、安全性が向上する。
は前記のように構成されており、バルーンを煙突工事の
防護装置として使用することにより、防護設備の防護性
能が向上し、また防護設備の部材数が減少し、重量も減
少し、また防護設備の施工に際して超高所における足場
材の枠組み工事などが無く、防護設備を容易で安全に設
置することができるとともに工数を削減することがで
き、また防護設備が軽量で簡単な構造になって設置およ
び解体が容易で、防護設備の設置および解体を短時間で
簡単に行うことができるので、煙突工事における工期が
短縮されるとともに、安全性が向上する。
【図1】図1(a)は本発明の実施の第一の形態に係る
煙突工事の防護設備の正面図、同図(b)は平面図であ
る。
煙突工事の防護設備の正面図、同図(b)は平面図であ
る。
【図2】図2(a)はそのバルーン本体の平面図、同図
(b)は同図(a)におけるB−B矢視断面図である。
(b)は同図(a)におけるB−B矢視断面図である。
【図3】図3はその要部詳細図である。
【図4】図4(a)は本発明の実施の第二の形態に係る
煙突工事の防護設備の断面図、同図(b)は同図(a)
におけるB−B矢視図、同図(c)は同図(a)におけ
るC−C矢視図である。
煙突工事の防護設備の断面図、同図(b)は同図(a)
におけるB−B矢視図、同図(c)は同図(a)におけ
るC−C矢視図である。
【図5】図5(a)はそのバルーン本体の正面図、同図
(b)は平面図である。
(b)は平面図である。
【図6】図6はその要部詳細図である。
【図7】図7(a)は本発明の実施の第三の形態に係る
煙突工事の防護設備の正面図、同図(b)はそのバルー
ン本体の平面図、同図(c)はその要部詳細図である。
煙突工事の防護設備の正面図、同図(b)はそのバルー
ン本体の平面図、同図(c)はその要部詳細図である。
【図8】図8(a)は本発明の実施の第四の形態に係る
煙突工事の防護設備の断面図、同図(b)はそのバルー
ン本体の斜視図、同図(c)は平面図、同図(d)は正
面図である。
煙突工事の防護設備の断面図、同図(b)はそのバルー
ン本体の斜視図、同図(c)は平面図、同図(d)は正
面図である。
【図9】図9(a)は本発明の実施の第五の形態に係る
煙突工事の防護設備の断面図、同図(b)はそのバルー
ン本体の斜視図、同図(c)は平面図、同図(d)は正
面図、同図(e)は側面図である。
煙突工事の防護設備の断面図、同図(b)はそのバルー
ン本体の斜視図、同図(c)は平面図、同図(d)は正
面図、同図(e)は側面図である。
【図10】図10は従来の煙突工事の防護設備の斜視図
である。
である。
【図11】図11(a)は従来の煙突工事の防護設備の
正面図、同図(b)は平面図である。
正面図、同図(b)は平面図である。
【図12】図12(a)は従来の煙突工事の防護設備の
正面図、同図(b)は平面図である。
正面図、同図(b)は平面図である。
【図13】図13(a)は従来の煙突工事の防護設備の
正面図、同図(b)は斜視図である。
正面図、同図(b)は斜視図である。
11 頂部オーニング用のバルーン本体 12 雨垂れ幕 13 内部補強用のシート 14 給気ダクト 15 はとめ 16 押えロープの保持環 17 押えロープ 18 固縛ロープ 19 雨垂れ幕の芯ロープ 20 給気ブロアー 31 防雨用のバルーン本体 32 内部補強用のシート 33 排水ポンプ 34 バルーン本体接続用のファスナー 35 防雨用垂れ幕 41 落下防護用のバルーン本体 42 補強シート 43 防護壁用のバルーン本体 56 安全ネット 61 煙突筒身 62 歩廊 63 歩廊の手摺 64 歩廊のブラケット 65 手摺のスタンション 66 背かご付きの梯子 67 煙道 68 煙路口 69 マンホール 71 煙突の外筒 72 内筒 73 水平支持梁 74 ハンチ 75 燃料タンク
フロントページの続き (72)発明者 丸田 隆明 広島市中区江波沖町5番1号 三菱重工工 事株式会社広島支社内 (72)発明者 有田 勝二 広島市中区江波沖町5番1号 三菱重工工 事株式会社広島支社内
Claims (5)
- 【請求項1】 煙突筒身内にバルーンを設置し給気によ
り膨張させて上記煙突筒身内に密着させることにより上
記煙突筒身内を防護して煙突工事を行うことを特徴とす
る煙突工事方法。 - 【請求項2】 煙突筒身の頂部内側に設置され給気によ
り膨張して上記頂部内側に密着し上記煙突筒身内を降雨
から防護するバルーンを備えたことを特徴とする煙突工
事の防護装置。 - 【請求項3】 煙突周辺の地上構造物上に設置され給気
により膨張して上記地上構造物を上記煙突からの落下物
から防護するバルーンを備えたことを特徴とする煙突工
事の防護装置。 - 【請求項4】 煙突筒身の内側に設置され給気により膨
張して上記煙突筒身の内側に密着し上記煙突筒身の内側
下方を煙突内の落下物から防護するバルーンを備えたこ
とを特徴とする煙突工事の防護装置。 - 【請求項5】 煙突筒身の煙路口内側に設置され給気に
より膨張して上記煙路口内側に密着し上記煙路口の煙道
内を上記煙突筒身から遮断して防護するバルーンを備え
たことを特徴とする煙突工事の防護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP643297A JPH10196160A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 煙突工事方法及びその防護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP643297A JPH10196160A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 煙突工事方法及びその防護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10196160A true JPH10196160A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11638245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP643297A Withdrawn JPH10196160A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 煙突工事方法及びその防護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10196160A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000045708A (ja) * | 1998-08-03 | 2000-02-15 | Able:Kk | プラントの開口部の異物混入防止ストッパ |
| JP2013247895A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Ishii Iron Works Co Ltd | タンク手摺用の鳥避け装置 |
| JP2018193170A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 西日本高速道路エンジニアリング九州株式会社 | 落下物防止ネット |
| JP2019183583A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 落下物防止装置及び方法 |
| JP2020090800A (ja) * | 2018-12-03 | 2020-06-11 | 株式会社石井鐵工所 | タンク用屋根防護構造 |
| JP2020125610A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | 日本車輌製造株式会社 | チュービング装置 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP643297A patent/JPH10196160A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000045708A (ja) * | 1998-08-03 | 2000-02-15 | Able:Kk | プラントの開口部の異物混入防止ストッパ |
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