JPH10196181A - 自動ロック機能付きキーレスエントリシステム及び自動ロックモード切換方法 - Google Patents

自動ロック機能付きキーレスエントリシステム及び自動ロックモード切換方法

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JPH10196181A
JPH10196181A JP214997A JP214997A JPH10196181A JP H10196181 A JPH10196181 A JP H10196181A JP 214997 A JP214997 A JP 214997A JP 214997 A JP214997 A JP 214997A JP H10196181 A JPH10196181 A JP H10196181A
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JP
Japan
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vehicle
automatic lock
signal
event
door
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JP214997A
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Inventor
Yukio Kawamura
幸生 川村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両内に居ながら自動ロックモードの設定お
よび解除を操作者の意思に応じて容易に設定切換えす
る。自動ロックモードの設定後、人が乗ったままの状態
で自動ロックが実行されるのを防ぐ。 【解決手段】 イグニションスイッチ24dおよびイグ
ニションキー挿脱確認スイッチ24cからの信号により
車両走行および停止を順次確認した後、操作者のアンロ
ック指示信号を断続受信したときにのみ自動ロックモー
ドを設定または解除する。その後、ドアスイッチ24
a,24bのオンオフアルゴリズムを判定することで人
が車外に脱出した旨を推定確認した後に限り自動ロック
を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動ロック機能
を備えたキーレスエントリシステム及び自動ロックモー
ド切換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯用送信機の送信スイッチの操
作によりリモートコントロール信号を出力して車載用受
信機によりこれを受信し、アクチュエータを駆動してド
アのロック機構を制御するキーレスエントリシステムに
おいては、自動ロック機能が付与されたものが殆どであ
る。この自動ロック機能は、車両走行後に人が車外へ脱
出して遠く離れた際に、盗難防止を目的とすべく一定時
間が経過した後に自動的にドアロックを施すものであ
る。
【0003】ここで、例えば人が車内に居る場合や車両
走行中等、常時自動ロックがかかるように設定すると、
例えば車両走行中に事故が起って停止したような場合に
外部から車両内の人を救出しようとする際、常に自動ロ
ックがかかってしまうため、外部からのドアの開動作を
容易に行うことができなくなり、不便である。
【0004】このような場合を考慮し、原則として人が
車外に脱出した場合に限定して自動ドアロックを実行す
る技術が提案されている(特開平5−156851号公
報)。
【0005】図4はかかる従来のキーレスエントリシス
テムの概略を示すブロック図、図5は同じくその動作を
示すフローチャートである。すなわち従来では、図4及
び図5の如く、まず車両1側の送信回路2aから携帯用
送信機3のサーチ用電波E1を発生し(ステップS
1)、携帯用送信機3の受信回路3bがサーチ用電波E
1を受信することにより、所定のコードを持つ送信電波
E2を送信回路3aから送信する。そして、車両1側の
受信回路2bで送信電波E2を受信し(ステップS
2)、この送信電波E2のもつコードが特定のコードと
合致していることが判別された場合(ステップS3)、
車両1のドアがアンロック(解錠)される(ステップS
4)。一方、ステップS2において、送信電波E2がな
いと判断された場合、車両ドアがアンロック状態であれ
ば(ステップS5)ドアロックされる(ステップS
6)。
【0006】このように、車両1側と携帯用送信機3と
の間で双方向の通信を行うことにより、携帯用送信機3
が車両1に対して比較的近距離に位置しているときはド
アの自動ロックを作動させないようにすることができる
一方、携帯用送信機3が車両1から遠ざかってしまい電
波が受信できなくなった時点でドアを自動的にロックす
ることで、ドアロック忘れを防止することが可能とな
る。特に、雨の日に傘をささなければならないときや、
荷物で手がふさがっているとき等において、操作者が車
両1から遠ざかるだけで、特別の操作を要さずに自動的
にロックすることができるため、操作者の負担を軽減で
きる。
【0007】そして、特に通信不能になる程度に人が車
両から離れたときに自動ロックがかかるようにしている
ので、車両走行中や人が車内に居る状態で自動ロックが
実行されるのを防止でき、その結果、例えば事故が起っ
た場合に外部から車両内の人を救出しようとする場合、
自動ロックがかかっていない状態であるため、外部から
のドアの開動作を容易に行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のキーレ
スエントリシステムでは、車両1側と送信機3の双方に
送信回路2a,3aおよび受信回路2b,3bが必要と
なるため、双方とも設置寸法が大きくなってしまい、ま
た回路も複雑で高価なものとなってしまうという不都合
がある。
【0009】また、仮に、走行中に携帯側が電池切れと
なった場合、操作者が車両1の近辺に位置しているとき
でも、自動ドアロックが作動してしまうため、不便であ
った。
【0010】そこで、この発明の課題は、簡単な構成
で、人が車両から離れたときに自動ロックが実行される
キーレスエントリシステム及び自動ロックモード切換方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、操作者による携帯用送信機か
らの遠隔操作に基づいて少なくとも車両ドアのアンロッ
クを行うとともに、アンロック後に自動的に車両ドアの
ロックを行うようにされた自動ロック機能付きキーレス
エントリシステムであって、前記車両ドアをロックする
施錠装置と、前記携帯用送信機での遠隔操作による指示
信号を受信する車載用受信機と、少なくとも前記車載用
受信機からの信号に基づいて前記施錠装置のロック及び
アンロックを切換制御するロック/アンロック制御手段
と、前記ロック/アンロック制御手段の自動ロックモー
ドの設定及び解除の切換えを行う自動ロックモード切換
手段と、ドア開閉検知用のドアスイッチ、イグニッショ
ンキーシリンダに設置されたイグニッションキー挿脱確
認スイッチ並びにエンジン駆動のためのイグニッション
スイッチを含む車両内の各種スイッチ群および前記車載
用受信機からの信号の発生アルゴリズムを認識すること
で、車両走行終了後に車両内部で前記携帯用送信機によ
るアンロック指示を断続的に2回以上繰返し行った旨を
第1のアルゴリズムとして判定し当該判定結果に基づい
て前記自動ロックモード切換手段に自動ロックモードの
設定または解除の切換指示を行うとともに、前記自動ロ
ックモードが設定されているときに人が車両内からドア
を開けて車外へ脱出した旨を第2のアルゴリズムとして
判定し当該判定結果に基づいて前記ロック/アンロック
制御手段に前記施錠装置のロック作動を指示するアルゴ
リズム判定手段とを備えるものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記アルゴリズ
ム判定手段によって判定される前記第1のアルゴリズム
が、前記イグニッションスイッチからのオン信号に基づ
いてエンジンが駆動している旨が検出される第1のイベ
ントと、前記第1のイベントの後に前記イグニッション
スイッチからのオフ信号に基づいてエンジンが停止した
旨が検出される第2のイベントと、前記第2のイベント
の後に前記イグニッションキー挿脱確認スイッチからの
信号に基づいてイグニッションキーが離脱された旨が検
出される第3のイベントと、前記第3のイベントの後に
前記ドアスイッチからの信号に基づいて全ての車両ドア
の閉状態が維持されている旨が検出される第4のイベン
トと、前記第4のイベントの後に前記車載用受信機から
の信号に基づいて、一旦アンロックのための指示信号の
受信があった後所定時間内に再度アンロックのための指
示信号の追信があった旨が検出される第5のイベントと
を備えるものである。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記アルゴリズ
ム判定手段によって判定される前記第2のアルゴリズム
が、いずれかのドアが開状態になった旨が前記ドアスイ
ッチからの信号によって検出される第6のイベントと、
前記第6のイベント後にすべてのドアが閉状態になった
旨が前記ドアスイッチからの信号によって検出される第
7のイベントと、前記第7のイベント後に前記イグニッ
ションキー挿脱確認スイッチからの信号に基づいて前記
イグニッションキーがキーシリンダに挿入されないまま
所定時間経過した旨が検出される第8のイベントとを備
えるものである。
【0014】請求項4に記載の発明は、前記キーレスエ
ントリシステムが、前記自動ロックモード切換手段にお
ける自動ロックモードの設定または解除の切換えについ
て発信音を吹鳴して操作者に確認報知する報知手段をさ
らに備えるものである。
【0015】請求項5に記載の発明は、操作者による携
帯用送信機からの遠隔操作に基づき少なくともアンロッ
ク指示信号を入力して車両ドアのアンロックを行うキー
レスエントリシステムにおいて、アンロック状態の車両
ドアを自動的にロックするための自動ロックモードの設
定及び解除の切換えを行う自動ロックモード切換方法で
あって、エンジン駆動のためのイグニッションスイッチ
のオン状態を検出する第1の工程と、前記第1の工程の
後に前記イグニッションスイッチのオフ状態を検出する
第2の工程と、前記第2の工程の後にイグニッションキ
ーシリンダに設置されたイグニッションキー挿脱確認ス
イッチからの信号に基づいてイグニッションキーが離脱
された旨を検出する第3の工程と、前記第3の工程の後
にドア開閉検知用のドアスイッチからの信号に基づいて
全ての車両ドアの閉状態が維持されている旨を検出する
第4の工程と、前記第4の工程の後に前記アンロック指
示信号の受信があった後所定時間内に再度前記アンロッ
ク指示信号の追信があったかどうかを判断する第5の工
程と、前記第5の工程において前記アンロック指示信号
の追信があった旨を判断した場合に前記自動ロックモー
ドの設定切換を行う第6の工程と、自動ロックモードが
設定されている状態で、車両ドアの開状態並びに閉状態
及びイグニッションキーがキーシリンダに挿入されない
まま所定時間経過した旨を順次検出することで人が車両
外へ脱出した旨を判定する第7の工程と、前記第7の工
程の後に車両ドアをロックする第8の工程とを備えるも
のである。
【0016】なお、この明細書において、自動ロックモ
ードを「設定」するとは、自動ロックモードが解除され
ている状態から切換設定を行う場合だけでなく、自動ロ
ックモードが設定されている状態で当該自動ロックモー
ドを維持する場合を含むものとする。
【0017】
【発明の実施の形態】
<構成>この発明の一の実施形態に係るキーレスエント
リシステムは、遠隔操作によりドアのロック(施錠)お
よびアンロック(解錠)を可能にするキーレスエントリ
システムであって、特に、初期状態では自動ロックモー
ドを解除しておき、走行終了後に車両内部で携帯用送信
機11によって所定のタイミングでアンロック指示を行
ったこと(以下「第1のアルゴリズム」と称す)を契機
に自動ロックモードに切換設定するとともに、その後、
人が車両内からドアを開けて車外へ脱出したこと(以下
「第2のアルゴリズム」と称す)を契機に自動的にドア
ロックするようにされたものである。以下、このキーレ
スエントリシステムについて詳述する。
【0018】図1はこの発明の一の実施形態のキーレス
エントリシステムの基本構成を示すブロック図である。
このキーレスエントリシステムは、図1の如く、リモー
トコントロール信号を送信してロック/アンロックを指
示するための携帯用送信機11と、このリモートコント
ロール信号を車両側で受信する車載用受信機21と、こ
の受信機21での受信状況及び車両内の各種スイッチ群
(すなわち、運転席ドアスイッチ24a、客席ドアスイ
ッチ24b、イグニッションキー挿脱確認スイッチ24
cおよびバッテリBaからの電源供給用イグニッション
スイッチ24d)のオンオフ動作によって施錠装置22
を所定状態に制御するとともにブザー装置25を吹鳴制
御する制御装置23とを備えている。
【0019】携帯用送信機11は、表面にアンロック指
示ボタン12とロック指示ボタン13とを備え、これら
の各種指示ボタンの押し動作を内蔵された図示しない無
線信号出力回路によってリモートコントロール信号に変
換し無線伝搬するものである。ここで、アンロック指示
ボタン12を押したときにはアンロック指示信号が、ロ
ック指示ボタン13を押したときにはロック指示信号が
それぞれリモートコントロール信号として無線送信され
る。
【0020】車載用受信機21は、携帯用送信機11か
らのリモートコントロール信号(アンロック指示信号お
よびロック指示信号)を受信するアンテナ31および受
信回路32を備えたもので、受信回路32がアンテナ3
1で受信したリモートコントロール信号に基づいて制御
装置23にロック指示信号及びアンロック指示信号を出
力するものである。
【0021】施錠装置22は、車体のドアをロック状態
とアンロック状態とに切換えるドアロックモータ41
と、制御装置23からの制御信号に基づいてドアロック
モータ41を駆動する駆動回路42とを備える一般的な
ものである。なお、図1では、1個の車両ドアにかかる
単一の施錠装置22のみを示しているが、実際には車両
の全てのドアに取り付けられた複数の車両ドアを同時に
切り換えるよう構成される。
【0022】そして、制御装置23は、受信回路32か
らのロック指示信号及びアンロック指示信号を認識する
信号認識手段51と、施錠装置22の駆動回路42にロ
ック制御信号及びアンロック制御信号を与えるロック/
アンロック制御手段52と、このロック/アンロック制
御手段52を自動ロックモードの設定状態と解除状態と
に切り換える自動ロックモード切換手段53と、ブザー
装置25の吹鳴動作を制御するブザー吹鳴制御手段54
とを備えるとともに、さらに、車両内の各種スイッチ群
24a〜24dのオンオフ動作のアルゴリズムを判定す
ることで上述の第1のアルゴリズムおよび第2のアルゴ
リズムを認識するアルゴリズム判定手段55と、ロック
/アンロック制御手段52及びアルゴリズム判定手段5
5におけるそれぞれの計時動作を規律する計時信号を送
信するタイマー56とを備えている。
【0023】信号認識手段51は、受信回路32からの
ロック指示信号またはアンロック指示信号に基づいてロ
ック/アンロック制御手段52にロック制御またはアン
ロック制御の指示を与える機能と、特にアンロック指示
信号を受信する度にその旨をアルゴリズム判定手段55
に伝達する機能とを有せしめられている。
【0024】ロック/アンロック制御手段52は、信号
認識手段51からの指示に従って即座に施錠装置22の
駆動回路42にロック制御信号またはアンロック制御信
号を与える即時的制御機能と、自動ロックモード切換手
段53によって自動ロックモードに設定されている場合
にアルゴリズム判定手段55からの出力に基づいて施錠
装置22に対し自動的にロック制御信号を与える自動制
御機能とを有している。
【0025】自動ロックモード切換手段53は、車載用
受信機21からアンロック指示信号が所定の態様で断続
発信された際にアルゴリズム判定手段55からの信号に
基づいて自動ロックモードを設定する機能と、自動ロッ
クモードの設定時にブザー吹鳴制御手段54にブザー吹
鳴のための指示信号を出力する機能とを有している。
【0026】アルゴリズム判定手段55で判定する所定
のアルゴリズムとは、具体的には、後述のイベント〜
の順にイベント動作が検出された旨を示す第1のアル
ゴリズムと、当該第1のアルゴリズムが実行された後さ
らにイベント〜の順にイベント動作が検出された旨
を示す第2のアルゴリズムとをいうものとする。
【0027】(第1のアルゴリズム)この第1のアルゴ
リズムは、車両が走行した後、車両内で携帯用送信機1
1からアンロック指示信号が所定の態様で断続発信され
るまでの動作を想定しており、具体的には次のイベント
〜の動作手順を指すものである。
【0028】イベント … イグニッションスイッチ
24dからのオン信号に基づいてエンジンが駆動してい
る旨が検出される。
【0029】イベント … 上記イベントの後、イ
グニッションスイッチ24dからのオフ信号に基づいて
エンジンが停止した旨が検出される。
【0030】イベント … 上記イベントの後、イ
グニッションキー挿脱確認スイッチ24cからの信号に
基づいて、イグニッションキーが離脱された旨が検出さ
れる。
【0031】イベント … 上記イベントの後、運
転席ドアスイッチ24a及び客席ドアスイッチ24bか
らの信号に基づいて、全ての車両ドアが閉状態が維持さ
れている旨が検出される。
【0032】イベント … 上記イベントの後、信
号認識手段51からの出力およびタイマー56からの計
時信号に基づいて、受信回路32により一旦アンロック
指示信号の受信があった後、その1秒後から5秒後まで
の間に再度アンロック指示信号の受信(追信)があった
旨が検出される。なお、アンロック指示信号の追信を初
回のアンロック指示信号受信より1秒後以降に限定して
いるのは、1回だけ押すつもりが操作者の手が滑るなど
して複数回立て続けに携帯用送信機11の送信スイッチ
を押してしまうこともあり得るため、かかる場合を追信
として認識しないようにするためである。
【0033】(第2のアルゴリズム)この第2のアルゴ
リズムは、上記第1のアルゴリズムの終了後、車両内か
ら外に出てドアを閉めるまでの動作を想定したものであ
って、具体的には次のイベント〜の動作手順を指し
示す。
【0034】イベント … 上記イベントの後、運
転席ドアスイッチ24a及び客席ドアスイッチ24bか
らの信号に基づいて、少なくともいずれかの車両ドアが
開状態になった旨が検出される。
【0035】イベント … 上記イベントの後、運
転席ドアスイッチ24a及び客席ドアスイッチ24bか
らの信号に基づいて、全ての車両ドアが閉状態になった
旨が検出される。
【0036】イベント … 上記イベントおよび
のドア開閉動作が車両乗込み動作でなく脱出動作である
ことを確認するために、イグニッションキー挿脱確認ス
イッチ24cおよびタイマー56からの信号に基づい
て、上記イベントの後にイグニッションキーがキーシ
リンダに挿入されないまま2秒間経過した旨が検出され
る。
【0037】なお、上記イベント〜のそれぞれのイ
ベント間には、別種のイベント動作が挿入される場合が
あり得るが、この実施形態では、かかる別種のイベント
動作が挿入されたか否かに拘わらず、上記イベント〜
の動作要素だけを抽出して判断するものとする。
【0038】そして、アルゴリズム判定手段55は、上
記第1のアルゴリズムが判定されたときに自動ロックモ
ード切換手段53に自動ロックモードを設定するよう指
示する機能と、上記第2のアルゴリズムが判定された場
合にその旨をロック/アンロック制御手段52に伝達し
て自動ロックを指示する機能とを有せしめられている。
【0039】なお、上記した各要素のうち、信号認識手
段51、ロック/アンロック制御手段52、自動ロック
モード切換手段53及びアルゴリズム判定手段55は、
ROM58およびRAM59等の記憶装置が接続された
CPU57の内部において、所定のソフトウェアプログ
ラムによって動作する機能部品である。そして、アルゴ
リズム判定手段55においてアルゴリズムを判定するた
めに、車両内の各種スイッチ群24a〜24dのオンオ
フ動作は、上記したRAM59に逐次蓄積記憶されるも
のである。
【0040】<動作>上記構成のキーレスエントリシス
テムの動作を図2および図3のフローチャートに沿って
説明する。
【0041】初期状態では、自動ロックモード切換手段
53において自動ロックモードは解除されており、上述
した第1のアルゴリズムが確認されない限り自動ロック
モードに設定されることはない。
【0042】まず、第1のアルゴリズムを検出して自動
ロックモードの設定を行う手順について説明すると、ス
テップS101において、アルゴリズム判定手段55は
イグニションスイッチ24dからのオン信号に基づいて
エンジンが駆動しているかどうかを判断する(イベント
)。エンジンの駆動を判断できた場合は、車両が走行
中であると推察し(ステップS102)、その後にエン
ジンが停止した際、その旨をステップS103において
イグニッションスイッチ24dからのオフ信号に基づい
て判断する(イベント)。
【0043】次に、操作者によってイグニッションキー
が離脱されると、その旨をステップS104においてイ
グニッションキー挿脱確認スイッチ24cからの信号に
基づいて検出し(イベント)、引続きステップS10
5において、運転席ドアスイッチ24aおよび客席ドア
スイッチ24bからの信号に基づいて全ての車両ドアが
閉状態になったかどうかを判断する(イベント)。
【0044】このステップS105において、いずれか
のドアが開状態になった場合は、操作者が自動ロックを
意図していないものと判定し、アルゴリズム判定動作を
終了する。一方、ドアが全閉のままであると判断された
場合は、操作者はまだ車両内に乗っているままの状態で
あることから、続いてステップS106において、携帯
用送信機11からのアンロック指示信号の受信があった
かどうかを判断する。アンロック指示信号が受信されな
かった場合にはステップS105からの判断を繰返す。
一方、操作者が車両内において携帯用送信機11のアン
ロック指示ボタン12を押した場合、信号認識手段51
はステップS106でその旨を認識し、ロック/アンロ
ック制御手段52が、信号認識手段51からの指示に従
って施錠装置22の駆動回路42にアンロック制御信号
を与え、ドアロックモータ41が動作してドアロックの
アンロック(アンロック)が行われる。
【0045】この際、アルゴリズム判定手段55は、タ
イマー56からの計時信号に基づいて、前述のように一
旦アンロック指示信号を受信した後、続いてステップS
107において無信号状態が1秒以上継続したかどうか
を判断し、その判断結果に応じて、引続きドアが全閉の
ままである旨を確認しながら(ステップS108)、ス
テップS109,S110において引き続き5秒以内に
アンロック指示信号を受信(追信)していないかどうか
を判断する。そして、このステップS110において、
操作者が車両内において携帯用送信機11のアンロック
指示ボタン12を再度押した場合、このときのリモート
コントロール信号が車載用受信機21に無線送信される
ため、車載用受信機21の受信回路32は信号認識手段
51にアンロック指示信号を送信(追信)し、信号認識
手段51は再度のアンロック指示信号を検出して、その
旨をアルゴリズム判定手段55に伝達する。そして、ア
ルゴリズム判定手段55は、その旨(イベント)を判
断し、これに応じて自動ロックモード切換手段53に指
示を与える。その結果、ステップS111において、自
動ロックモード切換手段53はロック/アンロック制御
手段52を自動ロックモードの状態に切換設定する。こ
れとほぼ同時に、自動ロックモード切換手段53はブザ
ー吹鳴制御手段54に信号を与えてブザー装置25によ
り発信音を例えば3回だけ断続発信する(ステップS1
12)。また、車両内の各種スイッチ群24a〜24d
のオンオフ動作は、この時点から逐次RAM59に蓄積
記憶され始める。
【0046】次に、上記のようにして自動ロックモード
を設定した後、第2のアルゴリズムを検出して自動的に
ドアロックを施す手順について説明する。
【0047】まず、ステップS113において、いずれ
かの車両ドアが開状態になったかどうかが判断される。
そして、この時点でドアが開状態になり(イベント
)、さらにその後のステップS114において全ての
車両ドアが閉状態になった(イベント)と判断された
場合は、操作者が車両外に脱出したものと推定できるた
め、さらにステップS115においてイグニッションキ
ー挿脱確認スイッチ24cからの信号に基づいてイグニ
ッションキーが新たに挿入されていない旨(イベント
)を確認した後、ステップS115から2秒経過した
後のステップS116において自動的にドアロックす
る。一方、ステップS115においてイグニッションキ
ーが新たに挿入された旨を検出した場合には、人が車両
内に留まっていると推定できるため、自動ロックの必要
がないと判断し、ステップS117において自動ロック
モードの設定を解除しておく。
【0048】なお、自動ロックモードの設定/解除を指
示する目的を達成するためには、専用の自動ロックモー
ド設定/解除スイッチを携帯用送信機11側に用意する
方法もあるが、そうすると携帯用送信機11のパネル面
が煩雑となり、そのレイアウト設計によっては却って操
作しにくくなる可能性もある。この点、この実施形態の
方法であれば、携帯用送信機11のパネル面を簡素なも
のにしつつも、所定のタイミングでアンロック指示ボタ
ン12を2回押すだけで、自動ロックモードの設定を容
易に行える。
【0049】このように、この実施形態によると、車両
内での所定の操作により自動ロックモードの設定を行っ
た状態であっても、人の車外への脱出が完了した旨を確
認判定してから自動ロックを行うようにしているので、
車両走行中や人が車内に居る状態で自動ロックが突然実
行されるのを防止できる。したがって、例えば事故が起
った場合に外部から車両内の人を救出しようとする場
合、自動ロックがかかっていない状態であるため、外部
からのドアの開動作を容易に行うことができる。
【0050】しかも、従来のように携帯用送信機側と車
載用受信機側の双方に送受信回路を設けなくても、操作
者の恣意的操作によって車両ドアの自動ロックモードを
自由に且つ容易に設定/解除できるため、キーレスエン
トリシステムを小型化できるとともに、装置コストを低
減でき、さらに携帯用送信機の電池切れで信号が停止し
た場合に自動ロックが誤ってかかってしまうという事態
を防止できる。
【0051】また、自動的にロックする以前に、自動ロ
ックモードの設定または解除時にブザー装置25によっ
て操作者に注意を促す発信音を吹鳴しているので、誤っ
て車両ドアが自動ロックされてしまう事態を防止でき
る。
【0052】なお、上記実施形態では、初期状態で自動
ロックモードを解除しておき、第1のアルゴリズムを検
出したときに限り自動ロックモードに設定していたが、
逆に、初期状態で自動ロックモードに設定しておき、第
1のアルゴリズムを検出したときに限り自動ロックモー
ドを解除してもよい。あるいは、初期状態で自動ロック
モードに設定しておき、第1のアルゴリズムを検出した
ときに限り自動ロックモードを維持するように設定して
もよい。
【0053】また、携帯用送信機11としてアンロック
指示ボタン12及びロック指示ボタン13の一対のボタ
ンを有するものについて説明したが、アンロック指示ボ
タン12のみを備えるものであってもよい。
【0054】
【発明の効果】この発明によれば、車両内に居ながらに
して自動ロックモードの設定および解除を操作者の意思
に応じて容易に設定切換えできる。この場合、自動ロッ
クモードの設定を行った後に人の車外への脱出が完了し
た旨を確認判定してから自動ロックを行うようにしてい
るので、車両走行中や人が車内に居る状態で自動ロック
が実行されるのを防止できる。したがって、例えば事故
が起った場合に外部から車両内の人を救出しようとする
場合、自動ロックがかかっていない状態であるため、外
部からのドアの開動作を容易に行うことができる。しか
も、この発明によれば、携帯用送信機側と車両側の双方
に送受信回路をそれぞれ設けなくてもよいので、これら
の双方に送受信回路をそれぞれ設けておき相互間の信号
受信ができなくなるほど離間した場合に自動ロックする
といった従来例に比べて、装置を簡単小型化でき、また
携帯用送信機の電池切れで信号が停止した場合に自動ロ
ックが誤ってかかってしまうという事態を防止できる。
【0055】また、操作者が自動ロックモードの設定時
または解除時にその旨を報知手段により発信音を吹鳴し
て操作者に報知するよう構成すれば、誤って自動ロック
モードを解除し、または誤って自動ロックモードに設定
した場合に、操作者はそのことを容易に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施形態のキーレスエントリシ
ステムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一の実施形態のキーレスエントリシ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明の一の実施形態のキーレスエントリシ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図4】従来のキーレスエントリシステムを示すブロッ
ク図である。
【図5】従来のキーレスエントリシステムの動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】 11 携帯用送信機 12 アンロック指示ボタン 13 ロック指示ボタン 21 車載用受信機 22 施錠装置 23 制御装置 24a 運転席ドアスイッチ 24b 客席ドアスイッチ 24c イグニッションキー挿脱確認スイッチ 24d 電源供給用イグニッションスイッチ 25 ブザー装置 31 アンテナ 32 受信回路 41 ドアロックモータ 42 駆動回路 51 信号認識手段 52 ロック/アンロック制御手段 53 自動ロックモード切換手段 54 ブザー吹鳴制御手段 55 アルゴリズム判定手段 56 タイマー 57 CPU 58 ROM 59 RAM Ba バッテリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者による携帯用送信機からの遠隔操
    作に基づいて少なくとも車両ドアのアンロックを行うと
    ともに、アンロック後に自動的に車両ドアのロックを行
    うようにされた自動ロック機能付きキーレスエントリシ
    ステムであって、 前記車両ドアをロックする施錠装置と、 前記携帯用送信機での遠隔操作による指示信号を受信す
    る車載用受信機と、 少なくとも前記車載用受信機からの信号に基づいて前記
    施錠装置のロック及びアンロックを切換制御するロック
    /アンロック制御手段と、 前記ロック/アンロック制御手段の自動ロックモードの
    設定及び解除の切換えを行う自動ロックモード切換手段
    と、 ドア開閉検知用のドアスイッチ、イグニッションキーシ
    リンダに設置されたイグニッションキー挿脱確認スイッ
    チ並びにエンジン駆動のためのイグニッションスイッチ
    を含む車両内の各種スイッチ群および前記車載用受信機
    からの信号の発生アルゴリズムを認識することで、車両
    走行終了後に車両内部で前記携帯用送信機によるアンロ
    ック指示を断続的に2回以上繰返し行った旨を第1のア
    ルゴリズムとして判定し当該判定結果に基づいて前記自
    動ロックモード切換手段に自動ロックモードの設定また
    は解除の切換指示を行うとともに、前記自動ロックモー
    ドが設定されているときに人が車両内からドアを開けて
    車外へ脱出した旨を第2のアルゴリズムとして判定し当
    該判定結果に基づいて前記ロック/アンロック制御手段
    に前記施錠装置のロック作動を指示するアルゴリズム判
    定手段とを備えることを特徴とする自動ロック機能付き
    キーレスエントリシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキーレスエントリシス
    テムであって、 前記アルゴリズム判定手段によって判定される前記第1
    のアルゴリズムは、 前記イグニッションスイッチからのオン信号に基づいて
    エンジンが駆動している旨が検出される第1のイベント
    と、 前記第1のイベントの後に前記イグニッションスイッチ
    からのオフ信号に基づいてエンジンが停止した旨が検出
    される第2のイベントと、 前記第2のイベントの後に前記イグニッションキー挿脱
    確認スイッチからの信号に基づいてイグニッションキー
    が離脱された旨が検出される第3のイベントと、 前記第3のイベントの後に前記ドアスイッチからの信号
    に基づいて全ての車両ドアの閉状態が維持されている旨
    が検出される第4のイベントと、 前記第4のイベントの後に前記車載用受信機からの信号
    に基づいて、一旦アンロックのための指示信号の受信が
    あった後所定時間内に再度アンロックのための指示信号
    の追信があった旨が検出される第5のイベントとを備え
    ることを特徴とする自動ロック機能付きキーレスエント
    リシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のキーレスエントリシス
    テムであって、 前記アルゴリズム判定手段によって判定される前記第2
    のアルゴリズムは、 いずれかのドアが開状態になった旨が前記ドアスイッチ
    からの信号によって検出される第6のイベントと、 前記第6のイベント後にすべてのドアが閉状態になった
    旨が前記ドアスイッチからの信号によって検出される第
    7のイベントと、 前記第7のイベント後に前記イグニッションキー挿脱確
    認スイッチからの信号に基づいて前記イグニッションキ
    ーがキーシリンダに挿入されないまま所定時間経過した
    旨が検出される第8のイベントとを備えることを特徴と
    する自動ロック機能付きキーレスエントリシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のキーレスエントリシス
    テムであって、前記キーレスエントリシステムは、前記
    自動ロックモード切換手段における自動ロックモードの
    設定または解除の切換えについて発信音を吹鳴して操作
    者に確認報知する報知手段をさらに備えることを特徴と
    する自動ロック機能付きキーレスエントリシステム。
  5. 【請求項5】 操作者による携帯用送信機からの遠隔操
    作に基づき少なくともアンロック指示信号を入力して車
    両ドアのアンロックを行うキーレスエントリシステムに
    おいて、アンロック状態の車両ドアを自動的にロックす
    るための自動ロックモードの設定及び解除の切換えを行
    う自動ロックモード切換方法であって、 エンジン駆動のためのイグニッションスイッチのオン状
    態を検出する第1の工程と、 前記第1の工程の後に前記イグニッションスイッチのオ
    フ状態を検出する第2の工程と、 前記第2の工程の後にイグニッションキーシリンダに設
    置されたイグニッションキー挿脱確認スイッチからの信
    号に基づいてイグニッションキーが離脱された旨を検出
    する第3の工程と、 前記第3の工程の後にドア開閉検知用のドアスイッチか
    らの信号に基づいて全ての車両ドアの閉状態が維持され
    ている旨を検出する第4の工程と、 前記第4の工程の後に前記アンロック指示信号の受信が
    あった後所定時間内に再度前記アンロック指示信号の追
    信があったかどうかを判断する第5の工程と、 前記第5の工程において前記アンロック指示信号の追信
    があった旨を判断した場合に前記自動ロックモードの設
    定切換を行う第6の工程と、 自動ロックモードが設定されている状態で、車両ドアの
    開状態並びに閉状態及びイグニッションキーがキーシリ
    ンダに挿入されないまま所定時間経過した旨を順次検出
    することで人が車両外へ脱出した旨を判定する第7の工
    程と、 前記第7の工程の後に車両ドアをロックする第8の工程
    とを備える自動ロックモード切換方法。
JP214997A 1997-01-09 1997-01-09 自動ロック機能付きキーレスエントリシステム及び自動ロックモード切換方法 Pending JPH10196181A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7301437B2 (en) 2001-06-06 2007-11-27 Fujitsu Ten Limited Key-less entry system

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