JPH10196654A - ボールねじのボール循環チューブ - Google Patents

ボールねじのボール循環チューブ

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JPH10196654A
JPH10196654A JP9004605A JP460597A JPH10196654A JP H10196654 A JPH10196654 A JP H10196654A JP 9004605 A JP9004605 A JP 9004605A JP 460597 A JP460597 A JP 460597A JP H10196654 A JPH10196654 A JP H10196654A
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ball
tube
circulation tube
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • F16H25/2214Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボール循環チューブのボールすくい上げ用のタ
ング部の強度を、ナットの標準サイズを変更することな
く向上させることにより、ボールねじの高速化に容易に
対応可能とする。 【解決手段】半割りの分割管部材12を製作し、これを
二枚合わせて1個のボール循環チューブに組み立てるボ
ールねじのボール循環チューブにおいて、各分割管部材
12を局部的に肉厚を変えることが可能な焼結金属の成
形品とし、ボールをすくい上げるタング部11の付け根
近傍部分Aの肉厚のみを特に厚く形成してボールの衝突
に十分耐えうる強度を付与するとともに、その他の部分
は標準サイズに形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールねじのボー
ル循環チューブに係り、特に、当該チューブの両端部に
あってボールをすくいあげ循環させるタング部を強化し
てボールねじの高速化に対応せしめるようにしたボール
循環チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】ボールねじが駆動するとき、ねじ軸とナ
ットとに対向して設けられている螺旋状のねじ溝内を多
数個のボールが転動しつつ移動する。それらのボール
は、ナット内を所定距離移動した後にねじ溝から外れ、
戻り路を経てねじ溝の元の位置に戻り再びねじ溝内を転
動するという循環運動を繰り返す。そのボール循環方式
には循環チューブ,循環駒,エンドキャップの各方式が
あるが、本発明はそのうちで量産に適し価格的に有利と
される循環チューブ方式のボールねじに適用されるもの
である。
【0003】ボールの循環チューブとしては、従来、例
えば図9に示すようにパイプ材をU字形に曲げ加工して
その両端部にボールを掬い上げるタング部11を形成し
た一体形チューブ(第1従来例)と、図10に示すよう
な分割タイプのプレス成形チューブ(第2従来例)とが
知られている。前者は、タング部11が個々にフライス
削り等の機械加工で形成される。一方後者は、U字形の
ボール循環チューブが管軸方向の対称軸により二つに分
割されており、板材をプレス加工することにより予め一
端側にタング部11を有する半割りの分割管部材12を
製作し、これを二枚合わせて1個のボール循環チューブ
に組み立てる。各分割管部材12の断面が半円弧状とな
っているので、容易に成形可能で、量産に適し安価であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近は、ボールねじの
高速使用が進む傾向があり、それに伴ってボール循環チ
ューブのタング部11にボールが衝突する際の衝撃も激
しくなってきている。その結果、ボール循環チューブの
タング部の強度不足による破損が発生しやすくなるの
で、ボールねじの高速化対策として当該タング部の強度
向上を図る必要がある。
【0005】しかしながら、上記第1,第2の各従来例
のものは、チューブ端に設けられるタング部11の強度
を向上させるべくその肉厚を厚くしようとすると、ボー
ル循環チューブ全体の肉厚を厚くしなければならないの
で、ボール循環チューブ全体のサイズが大きくなってし
まう。ところが標準ナットでは、図11に示すように、
ナット3の外径はボール循環チューブ7がナット円周内
に収まる「円周形」の寸法を採用している。そのため、
ボール循環チューブ全体のサイズが大きくなると標準ナ
ットの円周から外に突出してしまうことになる。その結
果、本来は標準ナットをそのまま取り付ければ良い相手
部品の方を、突出したナット外周のボール循環チューブ
と干渉しないようにわざわざ逃がさねばならないなどの
仕様変更が必要になり、ボールねじの高速化に即応する
ことができないという問題点がある。
【0006】本発明は、前記ボールねじを高速化に対応
させた場合に生じる従来のボール循環チューブの問題点
を解決することを課題としてなされたものであり、その
目的とするところは、ボール循環チューブのボールすく
い上げ用のタング部の強度を、ナットの標準サイズを変
更することなく向上させることができる高速化対応のボ
ールねじのボール循環チューブを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ボールを導いて循環させる際に当該ボー
ルをすくい上げるタング部を両端に有するボールねじの
ボール循環チューブにおいて、ボール循環チューブを焼
結金属で成形するとともに、そのタング部の付け根近傍
部分の肉厚を特に厚く形成したことを特徴とする。
【0008】ボール循環チューブを、焼結金属の成形品
とし、そのタング部の付け根近傍部分の肉厚を厚く成形
して高速使用に耐えうる十分な強度を付与し、その他の
部分の肉厚は薄くしてボール循環チューブ全体の大型化
を抑え、標準サイズのナットの使用を可能にする。これ
により、ボールねじの高速使用の要求に即時対応が可能
になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。なお、従来と同一または相当部分に
は同一符号を付してある。
【0010】図1ないし図5は本発明の分割タイプ焼結
金属製ボール循環チューブの一実施形態を示し、図1は
ボールねじの平面図、図2はその断面図(但し、ボール
循環チューブはボール通路に沿った面で断面されてい
る)、図3はボール循環チューブの半割りの分割管部材
の正面図、図4は勝手違いの2枚の分割管部材を合わせ
たボール循環チューブの側面図、図5はそのタング部の
拡大図である。
【0011】先ず、図1,図2により循環チューブ方式
のボールねじの全体構成を説明すると、ねじ軸1は、断
面円弧状の螺旋溝2を外面に有する軸部材である。ナッ
ト3は、ねじ軸の螺旋溝2に対応する螺旋溝4を内面に
有する円筒状の部材で、外周の一部に形成された平面部
5に螺旋溝4に開口する二つの穴が形成されている。こ
のナットの穴には、U字形のボール循環チューブ7の端
部がそれぞれ嵌挿されている。このボール循環チューブ
7は、止めねじ8によりナットの平面部5に取付板9を
介して固定されている。
【0012】ナット3の内穴に挿通されたねじ軸1は、
その螺旋溝2がナットの螺旋溝4と対向するようにさ
れ、ナット3に設けたボール循環チューブ7からなるボ
ール循環路及びそのボール循環路の両端の間の螺旋溝4
には、多数のボール10が転動自在に配されている。こ
れらのボール10は、ナットの螺旋溝4とねじ軸の螺旋
溝2に隙間なく嵌合し、ナット3とねじ軸1とは軸方向
にボール10の転動を介して相対螺旋運動可能とされて
いる。
【0013】ナット3とねじ軸1の相対螺旋運動によ
り、ボール10は螺旋溝2,4に沿って転動し、ボール
循環チューブ7の端部に形成されたタング部11に衝突
して螺旋溝2,4から掬い上げられと同時にボール循環
チューブ7内に導かれ、そのチューブ内を通って反対側
端より螺旋溝2,4の間に戻るという循環を繰り返す。
【0014】ボール循環チューブ7は分割タイプで、管
軸方向の対称軸で2分割された勝手違いの分割管部材1
2,12(図3には、一方の分割管部材12が示され
る)を接合して形成されている。この実施形態の各分割
管部材12は、タング部11を一端側にのみ有し、他端
側は切はなし端13になっている。タング部11は分割
面14からやや外方にずらした位置に形成され、そのタ
ング部11の付け根近傍部分A(この実施形態の場合
は、タング部11の付け根自体を含み、それを中心にお
よそ半円周分の部分)は、図3〜図5に示されるように
他の部分より肉厚を特に厚くして、螺旋溝2,4に沿っ
て高速で転動するボール10が衝突する衝撃に十分に耐
え得るようにしてある。但し、タング部11の付け根近
傍以外の部分の肉厚は、従来の標準サイズのボール循環
チューブの場合と同じにしてある。
【0015】前記分割管部材12は、焼結加工により成
形されている。すなわち、従来の一体形ボール循環チュ
ーブやプレス成形される分割形ボール循環チューブで
は、タング部付け根近傍のように一部分のみ肉厚を厚く
することはできないため、金属成形加工技術を利用して
製作される。
【0016】この実施形態のものは次のような成形条件
で加工した。 金属粉の種類:ステンレス バインダ :樹脂 成形温度 ,成形圧力:通常の樹脂の場合とほぼ同程度 こうした得られた勝手違いの二個一組の分割管部材1
2,12同士を、分割面14で合わせて、端部をナット
の二つの穴に嵌挿し、止めねじ8によりナットの平面部
5に取付板9を介して固定する。
【0017】かくして、本発明のボール循環チューブ7
は、粉末冶金の技術で焼結加工するから容易に成形可能
であり、一部のみを肉厚にするのに特別に高度な装置や
技術を必要としないから、安価に製作できる。
【0018】しかも、高速で転動するボール10を掬い
あげるタング部11の付け根近傍の肉厚を厚くして衝撃
に十分に耐えうる強度を確保しつつ、その他の部分の肉
厚は標準サイズにできる。そのため、ナット3の平面部
5に開口するボール循環チューブ7挿入用の二つの穴の
径と形状を変更するだけで、従来の標準サイズのボール
ねじを使用することができ、従ってナットを取り付ける
相手部品とボール循環チューブ7との干渉を考慮する必
要もなく、ボールねじの高速使用のニーズに楽に対応で
きるという実用上非常に大きな効果を奏する。
【0019】また、本発明のボールねじのボール循環チ
ューブは焼結成形品であるから、その原料の焼結金属粉
の材質を変更することが容易であり、必要に応じてより
高い強度のものを容易に製品化して提供することができ
るという利点がある。
【0020】図6に本発明の第2の実施形態を示す。こ
のボール循環チューブ7Aは、タング部11の付け根近
傍の肉厚を他の部分より厚くすると共に、そのタング部
11のボール10が直接に衝突するする部分(衝突部)
に、例えば焼き入れした鋼のような特に強度の高い金属
からなるチップ20を埋め込んで成形した点が上記第1
の実施形態と異なっている。この場合は、ボール10の
衝突の衝撃を、タング部11の付け根近傍の肉厚により
受け止めると共に、ボール10の直接の衝突による衝突
部の摩耗や圧痕を高硬度のチップ20で防止することが
できる。
【0021】その他の構成及び作用効果は、上記第1の
実施形態のものと同様である。図7,図8に本発明の第
3の実施形態を示す。このボール循環チューブ7Bは、
タング部11の付け根近傍部分B(この実施形態の場合
は、タング部11の付け根自体を含むチューブ端の全周
分の部分)の肉厚を、チューブ端の円周全部にわたりそ
の他の部分より厚く形成してある点が、上記第1の実施
形態とは異なっている。この実施形態によれば、ボール
10の衝突の衝撃受け止めるタング部11の強度は第1
の実施形態の場合よりさらに増加し、ナット3の平面部
5に開口するボール循環チューブ7B挿入用の二つの穴
の形状は円形でよいから、ドリルを通して穴径を拡大す
るのみで足り、ナットの穴加工が簡単で一層容易に高速
化に対応できるという利点がある。
【0022】更に、チューブ端の円周全部が肉厚とされ
ているから、ボール10の衝突に対して振動しにくく循
環作動の安定性が高いという利点がある。その他の構成
及び作用効果は、上記第1の実施形態のものと同様であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のボールね
じのボール循環チューブによれば、標準サイズのナット
の外径を変更することなくボール循環チューブの端部の
タング部の強度を増大することができるため、現有の全
ての循環チューブ方式のボールねじに適用することが可
能であり、その結果、基本の仕様を変更せずに循環チュ
ーブ方式のボールねじ全般の高速化に容易に対応するこ
とができるという、実用上大きな効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボールねじの平面図である。
【図2】図1の断面図で、ボールの循環をわかりやすく
するため、ボール循環チューブはボール通路に沿った断
面としてある。
【図3】本発明のボール循環チューブの第1の実施形態
の分割管部材の正面図である。
【図4】図3のIV矢視で示す、2枚の分割管部材を合わ
せたボール循環チューブの側面図である。
【図5】図4のボール循環チューブのタング部の拡大図
である。
【図6】本発明のボール循環チューブの第2の実施形態
の分割管部材の正面図である。
【図7】本発明のボール循環チューブの第3の実施形態
の分割管部材の正面図である。
【図8】図7のVIII矢視で示す、2枚の分割管部材を合
わせたボール循環チューブの側面図である。
【図9】従来の一体形ボール循環チューブの矢視図であ
る。
【図10】従来の分割タイプのプレス成形ボール循環チ
ューブの分割管部材の正面図である。
【図11】従来の円周形の循環チューブ式標準ボールね
じの説明図である。
【符号の説明】
1 ねじ軸 2 螺旋溝 3 ナット 7 ボール循環チューブ 7A ボール循環チューブ 7B ボール循環チューブ 10 ボール 11 タング部 12 分割管部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボールを導いて循環させる際に当該ボール
    をすくい上げるタング部を両端に有するボールねじのボ
    ール循環チューブにおいて、 前記ボール循環チューブを焼結金属で成形するととも
    に、前記タング部の付け根近傍部分の肉厚を特に厚く形
    成したことを特徴とするボールねじのボール循環チュー
    ブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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