JPH10196735A - 回転体のバランサ機構 - Google Patents
回転体のバランサ機構Info
- Publication number
- JPH10196735A JPH10196735A JP35763196A JP35763196A JPH10196735A JP H10196735 A JPH10196735 A JP H10196735A JP 35763196 A JP35763196 A JP 35763196A JP 35763196 A JP35763196 A JP 35763196A JP H10196735 A JPH10196735 A JP H10196735A
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- JP
- Japan
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- rotating
- gear wheel
- rotating body
- balancer
- crankshaft
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- Withdrawn
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成が簡単で、しかも僅かなスペースを要す
るだけで不平衡偶力を効果的に打ち消すことができるよ
うにした、回転体のバランサ機構を提供する。 【解決手段】 回転体1の回転中心X−Xと同一軸心を
有する非回転の固定ギアホイール10と、この回転ギア
ホイール10に直接噛み合い、回転体1の回転に同期し
て固定ギアホイール10の周囲を自・公転する回転ギア
ホイール8、9とを設け、さらに回転ギアホイール8、
9にバランスウエイト11、12を取り付け、そしてバ
ランスウエイト11、12は、回転体1に生じる不平衡
の力を打ち消す一次バランサと、回転体1と同期回転
し、回転体1に生じる不平衡偶力を打ち消す二次バラン
サとを兼ねる。
るだけで不平衡偶力を効果的に打ち消すことができるよ
うにした、回転体のバランサ機構を提供する。 【解決手段】 回転体1の回転中心X−Xと同一軸心を
有する非回転の固定ギアホイール10と、この回転ギア
ホイール10に直接噛み合い、回転体1の回転に同期し
て固定ギアホイール10の周囲を自・公転する回転ギア
ホイール8、9とを設け、さらに回転ギアホイール8、
9にバランスウエイト11、12を取り付け、そしてバ
ランスウエイト11、12は、回転体1に生じる不平衡
の力を打ち消す一次バランサと、回転体1と同期回転
し、回転体1に生じる不平衡偶力を打ち消す二次バラン
サとを兼ねる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転体のバランサ機
構に係り、更に詳細に言えば往復動内燃機関のクランク
軸や圧延機のロール等の回転体に生じる不平衡偶力を簡
単かつ効果的に打ち消し、回転体の振動抑制と回転精度
を高めることを可能とした回転体のバランサ機構に関す
る。
構に係り、更に詳細に言えば往復動内燃機関のクランク
軸や圧延機のロール等の回転体に生じる不平衡偶力を簡
単かつ効果的に打ち消し、回転体の振動抑制と回転精度
を高めることを可能とした回転体のバランサ機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】回転体は、通常は回転体の周りに質量が
均等に分布するように構成されているが、回転体に不平
衡な力が残存すると、遠心力が作用して回転中に回転体
に振動を生じることになる。例えば、内燃機関のクラン
ク軸はその形状から均衡がとりにくい。そこで、図5に
示すように内燃機関本体5に軸支されたクランク軸1の
軸端2に設けたフライホイール3にクランク軸に遠心力
が作用する方向と反対側にバランスウエイト4を取り付
けたり、或いは図4に示すようにクランク軸1のクラン
ク6側の遠心力の働く方向とは反対の方向にバランスウ
エイト7を取り付けることが行われてきた(以下回転体
に作用する不平衡の力(不釣り合いの力)を打ち消すバ
ランスウエイトを一次バランサという)。
均等に分布するように構成されているが、回転体に不平
衡な力が残存すると、遠心力が作用して回転中に回転体
に振動を生じることになる。例えば、内燃機関のクラン
ク軸はその形状から均衡がとりにくい。そこで、図5に
示すように内燃機関本体5に軸支されたクランク軸1の
軸端2に設けたフライホイール3にクランク軸に遠心力
が作用する方向と反対側にバランスウエイト4を取り付
けたり、或いは図4に示すようにクランク軸1のクラン
ク6側の遠心力の働く方向とは反対の方向にバランスウ
エイト7を取り付けることが行われてきた(以下回転体
に作用する不平衡の力(不釣り合いの力)を打ち消すバ
ランスウエイトを一次バランサという)。
【0003】更に、上記のように遠心力の作用する方向
と反対の方向にバランスウエイトを設けても、作用点が
離れていると回転体であるクランク軸1に不平衡偶力が
作用してクランク軸に直角な軸の周りにクランク軸1を
回そうとするモーメントが働く。そこで、前記の一次バ
ランサとは別に、図5に示すように回転体であるクラン
ク軸1の軸心から半径方向に離隔した位置に、相互に噛
み合い、かつ相互に逆方向に回転する一対の回転ギアホ
イール8、9を配置するとともに、各回転ギヤホイール
8、9にバランスウエイト11、12を設け、図示しな
い歯付きベルト、チェーン、中間歯車を設けた歯車列、
その他の各種の伝動手段を介してクランク軸1から駆動
力を前記回転ギアホイール8、9に伝達したり、あるい
はクランク軸とは別の駆動源から駆動力を得て、クラン
ク軸の回転に同期させてギアホイールを回転させていた
(以下、回転時に回転体に生じる不平衡偶力を打ち消す
バランスウエイトを二次バランサという)。
と反対の方向にバランスウエイトを設けても、作用点が
離れていると回転体であるクランク軸1に不平衡偶力が
作用してクランク軸に直角な軸の周りにクランク軸1を
回そうとするモーメントが働く。そこで、前記の一次バ
ランサとは別に、図5に示すように回転体であるクラン
ク軸1の軸心から半径方向に離隔した位置に、相互に噛
み合い、かつ相互に逆方向に回転する一対の回転ギアホ
イール8、9を配置するとともに、各回転ギヤホイール
8、9にバランスウエイト11、12を設け、図示しな
い歯付きベルト、チェーン、中間歯車を設けた歯車列、
その他の各種の伝動手段を介してクランク軸1から駆動
力を前記回転ギアホイール8、9に伝達したり、あるい
はクランク軸とは別の駆動源から駆動力を得て、クラン
ク軸の回転に同期させてギアホイールを回転させていた
(以下、回転時に回転体に生じる不平衡偶力を打ち消す
バランスウエイトを二次バランサという)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のこの種の回転体のバランサ機構では、以下のような問
題があった。即ち、例えば往復動内燃機関のクランク軸
の回転体のバランサ機構では、図5に示すようにクラン
ク軸1の端部2に固定されたフライホイール3にバラン
スウエイト4を取り付けて一次バランサを構成し、さら
に、二次バランサとして一対の回転ギアホイール8、
9、及び前記回転ギアホイール8、9に取り付けたバラ
ンスウエイト11、12を、一次バランサであるバラン
スウエイト4とは別個に離隔して設けたので、重量が大
で、広いスペースを必要とした。
のこの種の回転体のバランサ機構では、以下のような問
題があった。即ち、例えば往復動内燃機関のクランク軸
の回転体のバランサ機構では、図5に示すようにクラン
ク軸1の端部2に固定されたフライホイール3にバラン
スウエイト4を取り付けて一次バランサを構成し、さら
に、二次バランサとして一対の回転ギアホイール8、
9、及び前記回転ギアホイール8、9に取り付けたバラ
ンスウエイト11、12を、一次バランサであるバラン
スウエイト4とは別個に離隔して設けたので、重量が大
で、広いスペースを必要とした。
【0005】しかも、回転ギアホイール8、9を駆動す
るためにクランク軸1に接続する伝動手段や、あるいは
別の駆動源を必要とするから、回転体のバランサ機構は
複雑で重量が大で、かつ高価であった。
るためにクランク軸1に接続する伝動手段や、あるいは
別の駆動源を必要とするから、回転体のバランサ機構は
複雑で重量が大で、かつ高価であった。
【0006】本発明の目的は、かかる従来の技術課題を
解決するためになされたものであって、構造が簡単で、
しかも僅かなスペースで不平衡偶力を効果的に打ち消す
ことができるようにした、回転体のバランサ機構を提供
することにある。
解決するためになされたものであって、構造が簡単で、
しかも僅かなスペースで不平衡偶力を効果的に打ち消す
ことができるようにした、回転体のバランサ機構を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した技術課
題を解決するために以下のように構成されている。すな
わち、回転中に回転体に生ずる不平衡の力を打ち消す一
次バランサと、前記回転体と同期回転し、回転時に回転
体に生じる不平衡偶力を打ち消す二次バランサとを含む
回転体のバランサ機構において、前記回転体の回転中心
と同一軸心を有する非回転の固定ギアホイールと、前記
固定ギアホイールに直接噛み合い、前記回転体の回転に
同期して前記固定ギアホイールの周囲を公転しながら自
転する回転ギアホイールとを設けるとともに、前記回転
ギアホイールにバランスウエイトを設けて前記一次及び
二次バランサとを構成することを特徴とする。尚、本発
明の回転体のバランサ機構では、前記固定ギアホイール
は回転体を具備する装置本体側に固定され、回転ギアホ
イールは回転体の軸端に設けられたフライホイールに取
り付けられていることを第2の特徴とする。
題を解決するために以下のように構成されている。すな
わち、回転中に回転体に生ずる不平衡の力を打ち消す一
次バランサと、前記回転体と同期回転し、回転時に回転
体に生じる不平衡偶力を打ち消す二次バランサとを含む
回転体のバランサ機構において、前記回転体の回転中心
と同一軸心を有する非回転の固定ギアホイールと、前記
固定ギアホイールに直接噛み合い、前記回転体の回転に
同期して前記固定ギアホイールの周囲を公転しながら自
転する回転ギアホイールとを設けるとともに、前記回転
ギアホイールにバランスウエイトを設けて前記一次及び
二次バランサとを構成することを特徴とする。尚、本発
明の回転体のバランサ機構では、前記固定ギアホイール
は回転体を具備する装置本体側に固定され、回転ギアホ
イールは回転体の軸端に設けられたフライホイールに取
り付けられていることを第2の特徴とする。
【0008】以下、この発明の主要構成要素について更
に詳細に説明する。 (回転体)本発明における回転体には往復動内燃機関の
クランク軸、圧延機のロール、工作機械のアーバ等、回
転により不平衡偶力を生じる可能性のある全ての回転体
を含むものである。また、回転体に取り付けたフライホ
イールを含む。
に詳細に説明する。 (回転体)本発明における回転体には往復動内燃機関の
クランク軸、圧延機のロール、工作機械のアーバ等、回
転により不平衡偶力を生じる可能性のある全ての回転体
を含むものである。また、回転体に取り付けたフライホ
イールを含む。
【0009】(回転ギアホイール)回転ギアホイール
は、バランスウエイトを取り付けることによって二次バ
ランサを構成するものであり、相互に噛み合って反対方
向に回転する2枚組のものが好ましい。しかし、1枚構
成のものや、3枚以上の構成とすることも可能である。
バランスウエイトの形状、取り付け位置などは、回転体
に生じる不平衡偶力の状態に応じて適宜選択して実施す
ることができる。
は、バランスウエイトを取り付けることによって二次バ
ランサを構成するものであり、相互に噛み合って反対方
向に回転する2枚組のものが好ましい。しかし、1枚構
成のものや、3枚以上の構成とすることも可能である。
バランスウエイトの形状、取り付け位置などは、回転体
に生じる不平衡偶力の状態に応じて適宜選択して実施す
ることができる。
【0010】(固定ギアホイール)本発明において用い
られる固定ギアホイールは、前記の回転ギアホイールと
噛み合って太陽歯車として作用して、前記回転ギアホイ
ールを遊星歯車として自・公転させるものであり、前記
回転ギアホイールと同一歯数、同一ピッチ円径をもつも
のが好ましい。しかし、回転ギアホイールと異なる歯
数、ピッチ円径をもたせることもできる。
られる固定ギアホイールは、前記の回転ギアホイールと
噛み合って太陽歯車として作用して、前記回転ギアホイ
ールを遊星歯車として自・公転させるものであり、前記
回転ギアホイールと同一歯数、同一ピッチ円径をもつも
のが好ましい。しかし、回転ギアホイールと異なる歯
数、ピッチ円径をもたせることもできる。
【0011】
【作用】かかる回転体のバランサ機構によれば、二次バ
ランサであるバランスウエイトを取り付けた回転ギアホ
イールは、回転体の回転に連動して、固定ギアホイール
の周囲を公転しながら自転する。二次バランサ全体の質
量は一次バランサの質量を兼ねて、回転体の不平衡偶力
を打ち消す。そのため、回転体の安定的な回転駆動が行
われる。
ランサであるバランスウエイトを取り付けた回転ギアホ
イールは、回転体の回転に連動して、固定ギアホイール
の周囲を公転しながら自転する。二次バランサ全体の質
量は一次バランサの質量を兼ねて、回転体の不平衡偶力
を打ち消す。そのため、回転体の安定的な回転駆動が行
われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例
に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相
対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、この発
明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例
にすぎない。以下、本発明の回転体のバランサ機構を図
1〜図3に示される実施形態について更に詳細に説明す
る。図1(A)には本発明の一実施形態に係る回転体の
バランサ機構20が組み込まれた装置本体である往復動
内燃機関本体5の概略図、(B)は固定ギアホイール1
0と第2のギア部分8bの噛み合い状態が示されてい
る。図2は本発明の回転体のバランサ機構20の正面図
(より具体的には図3のB−B線断面図)を示し、図3
は図2のA−A線断面図を示す。
適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例
に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相
対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、この発
明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例
にすぎない。以下、本発明の回転体のバランサ機構を図
1〜図3に示される実施形態について更に詳細に説明す
る。図1(A)には本発明の一実施形態に係る回転体の
バランサ機構20が組み込まれた装置本体である往復動
内燃機関本体5の概略図、(B)は固定ギアホイール1
0と第2のギア部分8bの噛み合い状態が示されてい
る。図2は本発明の回転体のバランサ機構20の正面図
(より具体的には図3のB−B線断面図)を示し、図3
は図2のA−A線断面図を示す。
【0013】図1(A)に示す4気筒の往復動内燃機関
本体5にはクランク軸1が軸支されており、各クランク
6に図示しないコンロッドが組み込まれている。クラン
ク軸1の軸端2にはクランク軸の回転中心X−Xと同心
のフライホイール3が取り付けられている。さらにフラ
イホイール3には、クランク軸1の回転中心X−Xから
離隔した偏心位置に回転中心13、14(図2参照)を
もつ回転ギアホイール8、9が回転自在に取り付けられ
ている。
本体5にはクランク軸1が軸支されており、各クランク
6に図示しないコンロッドが組み込まれている。クラン
ク軸1の軸端2にはクランク軸の回転中心X−Xと同心
のフライホイール3が取り付けられている。さらにフラ
イホイール3には、クランク軸1の回転中心X−Xから
離隔した偏心位置に回転中心13、14(図2参照)を
もつ回転ギアホイール8、9が回転自在に取り付けられ
ている。
【0014】前記一対の回転ギアホイール8は図3に示
すようにフライホイール3を挟んで左右に同一の歯数と
ピッチ円径を有する第1のギア部分8aと第2のギア部
分8bから構成され、前記第1のギア部分8aは他方の
回転ギアホイール9に噛み合っている。また、各回転ギ
アホイール8、9にバランスウエイト11、12を設け
て、二次バランサを構成する。さらに、前記往復動内燃
機関本体5にはクランク軸1の回転中心X−Xと同心位
置に固定ギアホイール10が固定され、かつ固定ギアホ
イール10は図1(B)に示すように回転ギアホイール
8の第2のギア部分8bと噛み合っている。
すようにフライホイール3を挟んで左右に同一の歯数と
ピッチ円径を有する第1のギア部分8aと第2のギア部
分8bから構成され、前記第1のギア部分8aは他方の
回転ギアホイール9に噛み合っている。また、各回転ギ
アホイール8、9にバランスウエイト11、12を設け
て、二次バランサを構成する。さらに、前記往復動内燃
機関本体5にはクランク軸1の回転中心X−Xと同心位
置に固定ギアホイール10が固定され、かつ固定ギアホ
イール10は図1(B)に示すように回転ギアホイール
8の第2のギア部分8bと噛み合っている。
【0015】次に、本実施形態に係る回転体のバランサ
機構の作用を説明する。図示しないコンロッドの往復動
がクランク6に伝達されてクランク軸1が回転する。こ
のクランク軸1の回転に伴って、クランク軸1の軸端2
に設けられたフライホイール3も同時に回転する。その
ため、回転ギアホイール8もフライホイール3と一緒に
回転することになる。前記回転ギアホイール8は、図
2、図3に示すように第2のギア部分8bが固定ギアホ
イール10に噛み合っているので、回転ギアホイール8
はフライホイール3が1回転する間に固定ギアホイール
10の回りを1回公転する。その間に回転ギアホイール
8は自転を2回転行う。同時に回転ギアホイール9は回
転ギアホイール8の第1のギア部分8aに噛み合ってい
るために公転しながら、回転ギアホイール8とは逆方向
に2回自転する。
機構の作用を説明する。図示しないコンロッドの往復動
がクランク6に伝達されてクランク軸1が回転する。こ
のクランク軸1の回転に伴って、クランク軸1の軸端2
に設けられたフライホイール3も同時に回転する。その
ため、回転ギアホイール8もフライホイール3と一緒に
回転することになる。前記回転ギアホイール8は、図
2、図3に示すように第2のギア部分8bが固定ギアホ
イール10に噛み合っているので、回転ギアホイール8
はフライホイール3が1回転する間に固定ギアホイール
10の回りを1回公転する。その間に回転ギアホイール
8は自転を2回転行う。同時に回転ギアホイール9は回
転ギアホイール8の第1のギア部分8aに噛み合ってい
るために公転しながら、回転ギアホイール8とは逆方向
に2回自転する。
【0016】このようにして、二次バランサとしてのバ
ランスウエイト11、12を取り付けた回転ギアホイー
ル8、9は、フライホイール3に取り付けられているた
めに、従来の一次バランサと同様に不平衡の力を打ち消
して、クランク軸1の回転中に遠心力が作用したり、振
動が生じることを防止する。同時に、回転ギアホイール
8、9に取り付けたバランスウエイト11、12は、回
転体の回転と同期回転して二次バランサとして作用し、
不平衡偶力を打ち消して回転体であるクランク軸1に直
角な軸の周りにクランク軸1を回そうとするモーメント
が働くことを阻止する。そのために、二次バランサの質
量全体によって、従来の一次バランサの質量を兼ねるこ
とになる。
ランスウエイト11、12を取り付けた回転ギアホイー
ル8、9は、フライホイール3に取り付けられているた
めに、従来の一次バランサと同様に不平衡の力を打ち消
して、クランク軸1の回転中に遠心力が作用したり、振
動が生じることを防止する。同時に、回転ギアホイール
8、9に取り付けたバランスウエイト11、12は、回
転体の回転と同期回転して二次バランサとして作用し、
不平衡偶力を打ち消して回転体であるクランク軸1に直
角な軸の周りにクランク軸1を回そうとするモーメント
が働くことを阻止する。そのために、二次バランサの質
量全体によって、従来の一次バランサの質量を兼ねるこ
とになる。
【0017】
【発明の効果】以上記載した如く本発明の回転体のバラ
ンサ機構によれば、回転体の回転中心と同一軸心を有す
る非回転の固定ギアホイールに回転ギアホイールを直接
噛み合わせ、回転ギアホイールを回転体の回転に同期し
て固定ギアホイールの周囲を公転するとともに自転する
ようにし、さらに回転ギアホイールにバランスウエイト
を設けて一次及び二次バランサを構成するので、 1)二次バランサを回転体の軸心の近傍に配置すること
になり、狭いスペースにバランサ機構を配置することが
できる。 2)特別の駆動源や伝動装置が不要であるから二次バラ
ンサの駆動力伝達機構を単純化でき、低コストで実施で
きる。 3)二次バランサの質量が、一次バランスウエイトを兼
ねるために、一次バランサを省略することができ、軽量
で単純な構造になる。 4)回転ギアホイールを回転体の軸端に設けたフライホ
イールに取り付けると、回転体の回転に伴って、その位
置を刻々変化させることができることになり、不平衡偶
力に対しきめ細かな対応が可能である。
ンサ機構によれば、回転体の回転中心と同一軸心を有す
る非回転の固定ギアホイールに回転ギアホイールを直接
噛み合わせ、回転ギアホイールを回転体の回転に同期し
て固定ギアホイールの周囲を公転するとともに自転する
ようにし、さらに回転ギアホイールにバランスウエイト
を設けて一次及び二次バランサを構成するので、 1)二次バランサを回転体の軸心の近傍に配置すること
になり、狭いスペースにバランサ機構を配置することが
できる。 2)特別の駆動源や伝動装置が不要であるから二次バラ
ンサの駆動力伝達機構を単純化でき、低コストで実施で
きる。 3)二次バランサの質量が、一次バランスウエイトを兼
ねるために、一次バランサを省略することができ、軽量
で単純な構造になる。 4)回転ギアホイールを回転体の軸端に設けたフライホ
イールに取り付けると、回転体の回転に伴って、その位
置を刻々変化させることができることになり、不平衡偶
力に対しきめ細かな対応が可能である。
【図1】(A)は本発明の一実施形態に係る回転体のバ
ランサ機構20が組み込まれた装置本体である往復動内
燃機関本体5の概略図、(B)は固定ギアホイール10
と第2のギア部分8bの噛み合い状態の説明図である。
ランサ機構20が組み込まれた装置本体である往復動内
燃機関本体5の概略図、(B)は固定ギアホイール10
と第2のギア部分8bの噛み合い状態の説明図である。
【図2】図1に示される実施形態の正面図でより具体的
には図3のB−B線断面図である。
には図3のB−B線断面図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】従来の回転軸であるクランク軸の部分側面図で
ある。
ある。
【図5】従来の回転体のバランサ機構を備える往復動内
燃機関の概略を示す斜視図である。
燃機関の概略を示す斜視図である。
1 回転体(クランク軸) 2 回転体の軸端 3 フライホイール 4 一次バランサ(バランスウエイト) 5 装置本体(往復動内燃機関) 7 一次バランサ(バランスウエイト) 8 回転ギアホイール 9 回転ギアホイール 10 固定ギアホイール 11 二次バランサ(バランスウエイト) 12 二次バランサ(バランスウエイト) X−X 回転体の回転中心
Claims (2)
- 【請求項1】 回転中に回転体に生ずる不平衡の力を打
ち消す一次バランサと、前記回転体と同期回転し、回転
時に回転体に生じる不平衡偶力を打ち消す二次バランサ
とを含む回転体のバランサ機構において、 前記回転体の回転中心と同一軸心を有する非回転の固定
ギアホイールと、前記固定ギアホイールに直接噛み合
い、前記回転体の回転に同期して前記固定ギアホイール
の周囲を公転しながら自転する回転ギアホイールとを設
けるとともに、前記回転ギアホイールにバランスウエイ
トを設けて前記一次及び二次バランサとを構成すること
を特徴とする回転体のバランサ機構。 - 【請求項2】 前記固定ギアホイールは回転体を具備す
る装置本体側に固定され、回転ギアホイールは回転体の
軸端に設けられたフライホイールに取り付けられている
ことを特徴とする請求項1記載の回転体のバランサ機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35763196A JPH10196735A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 回転体のバランサ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35763196A JPH10196735A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 回転体のバランサ機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10196735A true JPH10196735A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=18455107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35763196A Withdrawn JPH10196735A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 回転体のバランサ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10196735A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015078757A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35763196A patent/JPH10196735A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015078757A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |