JPH10197302A - 超音波流量計 - Google Patents
超音波流量計Info
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- JPH10197302A JPH10197302A JP53997A JP53997A JPH10197302A JP H10197302 A JPH10197302 A JP H10197302A JP 53997 A JP53997 A JP 53997A JP 53997 A JP53997 A JP 53997A JP H10197302 A JPH10197302 A JP H10197302A
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- pair
- transmitter
- flow rate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 流管内の流速分布に対応して精度良く計測す
る。消費電流やコストの上昇を防ぐ。 【解決手段】 1対の送受波器1A,2Aで順方向の超
音波到達時間と逆方向の到達時間を計り、流速VA を算
出する。別の1対の送受波器1B,2Bで、順方向と逆
方向の到達時間を計り、流速VB を算出する。各対の送
受波器での測定は同時ではなく、別の時間にする。電子
部5はマイクロコンピュータで構成したコントローラ1
0で切り替え器4を操作して各対の送受波器を選択使用
する。演算はコントロール部で行う。流速VA ,VB か
ら流量、さらに積算流量を求めて表示する。流管3は円
形断面で、中心軸上に1対の送受波器1A,2Aを配置
し、中心よりr/2ずらして別対の送受波器1B,2B
を設けている。
る。消費電流やコストの上昇を防ぐ。 【解決手段】 1対の送受波器1A,2Aで順方向の超
音波到達時間と逆方向の到達時間を計り、流速VA を算
出する。別の1対の送受波器1B,2Bで、順方向と逆
方向の到達時間を計り、流速VB を算出する。各対の送
受波器での測定は同時ではなく、別の時間にする。電子
部5はマイクロコンピュータで構成したコントローラ1
0で切り替え器4を操作して各対の送受波器を選択使用
する。演算はコントロール部で行う。流速VA ,VB か
ら流量、さらに積算流量を求めて表示する。流管3は円
形断面で、中心軸上に1対の送受波器1A,2Aを配置
し、中心よりr/2ずらして別対の送受波器1B,2B
を設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波流量計に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】図4において、静止流体中の音速をC、
流体の流れの速さをVとすると、音波の伝搬方向が流れ
に沿った方向(以下順方向と言う)と一致すればその伝
搬速度は(C+V)となり、流れに逆らった方向(以下
逆方向と言う)の場合には(C−V)となる。
流体の流れの速さをVとすると、音波の伝搬方向が流れ
に沿った方向(以下順方向と言う)と一致すればその伝
搬速度は(C+V)となり、流れに逆らった方向(以下
逆方向と言う)の場合には(C−V)となる。
【0003】距離Lを隔てて1対の送受波器1,2を流
管3の上流と下流に離して配設し、一方の送受波器1か
ら順方向に超音波パルスを発信したとき、他方の送受波
器2に超音波パルスが到達するに要する伝搬時間を
t1 、送受波器2から逆方向に超音波パルスを発信した
ときに、送受波器1に超音波パルスが到達するに要する
伝搬時間をt2 とすれば、 t1 =L/(C+V) t2 =L/(C−V) となる。
管3の上流と下流に離して配設し、一方の送受波器1か
ら順方向に超音波パルスを発信したとき、他方の送受波
器2に超音波パルスが到達するに要する伝搬時間を
t1 、送受波器2から逆方向に超音波パルスを発信した
ときに、送受波器1に超音波パルスが到達するに要する
伝搬時間をt2 とすれば、 t1 =L/(C+V) t2 =L/(C−V) となる。
【0004】従来の超音波流量計では、超音波パルスの
各伝搬時間(以下到達時間とも言う)t1 ,t2 を測定
し、これから流速Vを演算し、さらに流量や積算流量
(流体の体積)を演算していた。
各伝搬時間(以下到達時間とも言う)t1 ,t2 を測定
し、これから流速Vを演算し、さらに流量や積算流量
(流体の体積)を演算していた。
【0005】例えば、上記到達時間t1 ,t2 から (1/t1 )−(1/t2 )=2V/L の関係があるから、流速Vを周知の時間逆数差法を用い
て、 V=(L/2){(1/t1 )−(1/t2 )} として求めていた。
て、 V=(L/2){(1/t1 )−(1/t2 )} として求めていた。
【0006】そして、流管断面積や流管断面における流
速分布を考慮した補正係数を予め記憶しておき、この補
正係数を前記流速Vに乗じて流量を求め、さらにその流
量を積分して積分流量(つまり流体の体積)を算出して
いた。流量分布は前もって割り出しておく。
速分布を考慮した補正係数を予め記憶しておき、この補
正係数を前記流速Vに乗じて流量を求め、さらにその流
量を積分して積分流量(つまり流体の体積)を算出して
いた。流量分布は前もって割り出しておく。
【0007】到達時間は送信側の送受波器をパルス駆動
してから、受信側の送受波器に超音波パルスが到達する
までの時間を計測することで知る。受信波到達時点を知
る方法として、先ず受信の基準電圧レベルとしてのしき
い値VTHを定め、受信側の送受波器の信号を増幅した受
信波の前記しきい値VTHのレベルに最初に達した波がゼ
ロレベルを通るゼロクロスポイントを検知することで行
っている。
してから、受信側の送受波器に超音波パルスが到達する
までの時間を計測することで知る。受信波到達時点を知
る方法として、先ず受信の基準電圧レベルとしてのしき
い値VTHを定め、受信側の送受波器の信号を増幅した受
信波の前記しきい値VTHのレベルに最初に達した波がゼ
ロレベルを通るゼロクロスポイントを検知することで行
っている。
【0008】しきい値VTHは受信波の何番目かの特定の
波のゼロクロスポイントを検知するように定めておく。
図5では、受信波の第3波が点「ロ」でしきい値VTHの
レベルに達しており、この第3波がゼロレベルを通るゼ
ロクロスポイント「ハ」を検知して受信波検知時点とし
ている。
波のゼロクロスポイントを検知するように定めておく。
図5では、受信波の第3波が点「ロ」でしきい値VTHの
レベルに達しており、この第3波がゼロレベルを通るゼ
ロクロスポイント「ハ」を検知して受信波検知時点とし
ている。
【0009】受信波の先頭は点「イ」の時点であるが、
点「イ」と点「ハ」では時間的に超音波の周期の1.5
倍のずれがあるので、受信波到達時点「ハ」に基づいて
到達時間を計測する。
点「イ」と点「ハ」では時間的に超音波の周期の1.5
倍のずれがあるので、受信波到達時点「ハ」に基づいて
到達時間を計測する。
【0010】Vpは受信波のピーク値である。また別の
従来技術として、流体の流れ中を流れと斜め方向に超音
波ビームを発射し、超音波ビーム上での線平均流速を測
定し、それを流管断面での平均流速に変換し、これに流
管断面積を乗算することで流量を算出し、さらにそれを
積分して積分流量(流体の体積)を算出していた。
従来技術として、流体の流れ中を流れと斜め方向に超音
波ビームを発射し、超音波ビーム上での線平均流速を測
定し、それを流管断面での平均流速に変換し、これに流
管断面積を乗算することで流量を算出し、さらにそれを
積分して積分流量(流体の体積)を算出していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術のうち
前者は、流速が流路内の位置・場所等の種々の条件で異
なると流速分布も異なるため、補正係数は単純な形で表
せなくなり、計測誤差の要因となるという問題点があっ
た。
前者は、流速が流路内の位置・場所等の種々の条件で異
なると流速分布も異なるため、補正係数は単純な形で表
せなくなり、計測誤差の要因となるという問題点があっ
た。
【0012】この場合、複数組の送受波器を配置し、各
組で求まった流速より全体の流量を割り出すことを行
う。しかし、この方法では送受波器と、その駆動と受信
を行う電子部がその数だけ必要となりコスト的に不利で
ある。更に、従来技術の後者では、1対の超音波送受波
器を使用しているので、送受波器同士を結んだ直線上の
流速がわかるだけであり、その値に基づいて全体を推測
して流量を割り出している。従って流れに偏りが生じる
と計測誤差になるという問題点があった。
組で求まった流速より全体の流量を割り出すことを行
う。しかし、この方法では送受波器と、その駆動と受信
を行う電子部がその数だけ必要となりコスト的に不利で
ある。更に、従来技術の後者では、1対の超音波送受波
器を使用しているので、送受波器同士を結んだ直線上の
流速がわかるだけであり、その値に基づいて全体を推測
して流量を割り出している。従って流れに偏りが生じる
と計測誤差になるという問題点があった。
【0013】そこで、本発明は複数対の送受波器と唯一
の電子部を活用して、これらの問題点を解消できる超音
波流量計を提供することを目的とする。
の電子部を活用して、これらの問題点を解消できる超音
波流量計を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、送信側にも受信側にもはたらく
超音波送受波器を上流側、下流側に設け、流体の流れの
中を、上流から下流、及び下流から上流に超音波の送受
を行うようにしたペアを少なくとも2対設け、それぞれ
のペア間での到達時間より、全体の流量を求めるもので
あって、前記少なくとも2対の送受波器に対し、1つの
電子部を設け、その電子部が送信側の送受波器の駆動を
行い、受信側の送受波器からの受信信号を受けて到達時
間を検知して流量を求めるようにし、前記電子部を構成
する受信波検知部は、増幅部と比較部より構成され、送
信側送受波器からの信号は、まず増幅されその後、基準
電圧レベルと比較されるようになっていて、最初に基準
電圧レベルを越えた波が次にゼロレベルを通る点を、受
信波を検知した点とするようになっており、かつ前記増
幅部の増幅度と前記比較部の基準電圧レベルは、毎回接
続された送受波器に最適なレベルにセットして測定する
ようになっていて、切り替え器で前記少なくとも2対の
送受波器のうち1対を選択して前記電子部に接続できる
ようにし、順次、1対の送受波器を選択しながら超音波
の送受を行い、その全ペアの結果から全体の流量を求め
ることを特徴とする超音波流量計である。
に、請求項1の発明は、送信側にも受信側にもはたらく
超音波送受波器を上流側、下流側に設け、流体の流れの
中を、上流から下流、及び下流から上流に超音波の送受
を行うようにしたペアを少なくとも2対設け、それぞれ
のペア間での到達時間より、全体の流量を求めるもので
あって、前記少なくとも2対の送受波器に対し、1つの
電子部を設け、その電子部が送信側の送受波器の駆動を
行い、受信側の送受波器からの受信信号を受けて到達時
間を検知して流量を求めるようにし、前記電子部を構成
する受信波検知部は、増幅部と比較部より構成され、送
信側送受波器からの信号は、まず増幅されその後、基準
電圧レベルと比較されるようになっていて、最初に基準
電圧レベルを越えた波が次にゼロレベルを通る点を、受
信波を検知した点とするようになっており、かつ前記増
幅部の増幅度と前記比較部の基準電圧レベルは、毎回接
続された送受波器に最適なレベルにセットして測定する
ようになっていて、切り替え器で前記少なくとも2対の
送受波器のうち1対を選択して前記電子部に接続できる
ようにし、順次、1対の送受波器を選択しながら超音波
の送受を行い、その全ペアの結果から全体の流量を求め
ることを特徴とする超音波流量計である。
【0015】この発明では、複数対の送受波器のそれぞ
れで検知した流速より管全体の流量を求めるので、流速
分布の変動による計測誤差を小さくできる。また、送受
波器の個体差等で受信波のレベルが異なっても、受信波
検知部の増幅部の増幅度と比較部の基準電圧レベルを、
接続された送受波器に最適の値に毎回セットすることに
より、1つの電子部で全ての送受波器に対応できる。
れで検知した流速より管全体の流量を求めるので、流速
分布の変動による計測誤差を小さくできる。また、送受
波器の個体差等で受信波のレベルが異なっても、受信波
検知部の増幅部の増幅度と比較部の基準電圧レベルを、
接続された送受波器に最適の値に毎回セットすることに
より、1つの電子部で全ての送受波器に対応できる。
【0016】従って、繁雑なピーク値ホールド回路やオ
ートゲインコントロール回路を使用しないため、低コス
ト、低消費電流ですむ。請求項2の発明は、請求項1の
超音波流量計において、前記電子部は、接続された1対
の送受波器に対し、まず送信側の送受波器を発信させ、
送信側送受波器の信号を入力する受信波検知部が受信波
を検知すると、それと同時に再び送信側の送受波器を発
信させるようにし、これを一定(n)回数繰り返すよう
構成し、最初の送信から一定(n)回数目の受信までの
時間つまり到達時間のn倍をまとめて測定し、その結果
から流量を求めることを特徴とするものである。
ートゲインコントロール回路を使用しないため、低コス
ト、低消費電流ですむ。請求項2の発明は、請求項1の
超音波流量計において、前記電子部は、接続された1対
の送受波器に対し、まず送信側の送受波器を発信させ、
送信側送受波器の信号を入力する受信波検知部が受信波
を検知すると、それと同時に再び送信側の送受波器を発
信させるようにし、これを一定(n)回数繰り返すよう
構成し、最初の送信から一定(n)回数目の受信までの
時間つまり到達時間のn倍をまとめて測定し、その結果
から流量を求めることを特徴とするものである。
【0017】この発明では、到達時間を計数するクロッ
クの分解能を上げることなく、到達時間の計測精度を上
げ、結果として消費電流を増大することなく流量計の精
度を向上できる。
クの分解能を上げることなく、到達時間の計測精度を上
げ、結果として消費電流を増大することなく流量計の精
度を向上できる。
【0018】そして、請求項3の発明は、請求項1又は
2の超音波流量計において、少なくとも2対の送受波器
を、それぞれの対が送受する超音波が流速の異なる経路
を伝搬するよう配置したことを特徴とするものである。
2の超音波流量計において、少なくとも2対の送受波器
を、それぞれの対が送受する超音波が流速の異なる経路
を伝搬するよう配置したことを特徴とするものである。
【0019】この発明では、流速の異なる経路を超音波
が伝搬するように各送受波器の対(ペア)を配置するこ
とにより、流速分布のパターンが検知できるため、例え
ば層流か乱流か等の区別が可能となり、全体の流量をよ
り高精度で導くことができる。
が伝搬するように各送受波器の対(ペア)を配置するこ
とにより、流速分布のパターンが検知できるため、例え
ば層流か乱流か等の区別が可能となり、全体の流量をよ
り高精度で導くことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の好ましい実施の形態
を図面の実施例に従って説明する。図1のように、A,
B2対(以下2組と言う)の送受波器のうちA組を断面
円形の流管3の中心軸上に配置し、B組を中心軸から半
径方向にr/2のとろに配置している。
を図面の実施例に従って説明する。図1のように、A,
B2対(以下2組と言う)の送受波器のうちA組を断面
円形の流管3の中心軸上に配置し、B組を中心軸から半
径方向にr/2のとろに配置している。
【0021】符号1A,2AはA組をなす送受波器で、
1B,2BがB組をなす送受波器である。rは流管3の
半径である。なお2組の送受波器1A,2A、1B,2
Bを配置することによって流速に偏りが生じるのを避け
るため、流管の中心軸に対してB組の送受波器1B,2
Bと対称の位置に送受波器と同等の形状のダミー1′,
2′を配置した。
1B,2BがB組をなす送受波器である。rは流管3の
半径である。なお2組の送受波器1A,2A、1B,2
Bを配置することによって流速に偏りが生じるのを避け
るため、流管の中心軸に対してB組の送受波器1B,2
Bと対称の位置に送受波器と同等の形状のダミー1′,
2′を配置した。
【0022】2組(2対)の送受波器1A,2Aと1
B,2Bは切り替え器4を介して、そのどちらかの組が
電子部5に接続されるようになっている。その選択は電
子部5からの組選択信号によって切り替え器4を操作す
ることで行うようになっている。
B,2Bは切り替え器4を介して、そのどちらかの組が
電子部5に接続されるようになっている。その選択は電
子部5からの組選択信号によって切り替え器4を操作す
ることで行うようになっている。
【0023】電子部5は、接続された1組(対)の送受
波器(例えば1B,2B)のうち、受信側の送受波器
(例えば2B)が接続され、受信波を検知すると受信波
検知信号を出力する受信波検知部6と、測定ON・OF
F信号がOFF側からON側になる毎に、選択された1
対のうちの送信側の送受波器(例えば1B)を駆動しそ
の後は受信波検知信号が入力されるごとに駆動し、第n
受信波検知信号が入力されるか測定ON・OFF信号が
OFF側になると駆動を停止する送波器駆動部7と、受
信波検知部6よりの受信波検知信号が入力されていて、
測定ON・OFF信号がON側になる毎にゼロからカウ
ントを開始しn番目の受信波検知信号を検知して第n受
信波検知信号を出力する第1のカウンタ8と、測定ON
・OFF信号がON側になってから第n受信波検知信号
までの時間を測定する第2のカウンタ9と、測定時は測
定ON・OFF信号をOFF側からON側にし第n受信
波検知信号を受けると第2のカウンタ9の測定値(カウ
ント値)を読み取り、流速、流量等の演算を行うコント
ロール部10を有するものであって、前記受信波検知部
6は、増幅部と比較部より構成され、送信側送受波器か
らの信号は、まず増幅部で増幅されその後、比較部で基
準電圧レベルVTHと比較されうようになっていて、最初
に基準電圧レベルVTHを越えた波が次にゼロレベルを通
る点を、受信波を検知した点とするようになっていて、
前記増幅部の増幅度は8段階用意されていて、コントロ
ール部10よりの増幅度選択信号により1つが選択され
る。また基準電圧レベルVTHもコントロール部10の基
準電圧レベル選択信号により用意さた8つより1つを選
択して使用するようになっている。
波器(例えば1B,2B)のうち、受信側の送受波器
(例えば2B)が接続され、受信波を検知すると受信波
検知信号を出力する受信波検知部6と、測定ON・OF
F信号がOFF側からON側になる毎に、選択された1
対のうちの送信側の送受波器(例えば1B)を駆動しそ
の後は受信波検知信号が入力されるごとに駆動し、第n
受信波検知信号が入力されるか測定ON・OFF信号が
OFF側になると駆動を停止する送波器駆動部7と、受
信波検知部6よりの受信波検知信号が入力されていて、
測定ON・OFF信号がON側になる毎にゼロからカウ
ントを開始しn番目の受信波検知信号を検知して第n受
信波検知信号を出力する第1のカウンタ8と、測定ON
・OFF信号がON側になってから第n受信波検知信号
までの時間を測定する第2のカウンタ9と、測定時は測
定ON・OFF信号をOFF側からON側にし第n受信
波検知信号を受けると第2のカウンタ9の測定値(カウ
ント値)を読み取り、流速、流量等の演算を行うコント
ロール部10を有するものであって、前記受信波検知部
6は、増幅部と比較部より構成され、送信側送受波器か
らの信号は、まず増幅部で増幅されその後、比較部で基
準電圧レベルVTHと比較されうようになっていて、最初
に基準電圧レベルVTHを越えた波が次にゼロレベルを通
る点を、受信波を検知した点とするようになっていて、
前記増幅部の増幅度は8段階用意されていて、コントロ
ール部10よりの増幅度選択信号により1つが選択され
る。また基準電圧レベルVTHもコントロール部10の基
準電圧レベル選択信号により用意さた8つより1つを選
択して使用するようになっている。
【0024】また、測定の順方向と逆方向の切り替え
は、切り替え器11をコントロール部10からの送受切
り替え信号で操作することで行う。図1(b)の状態は
B組の送受波器による順方向測定時の態様を示す。
は、切り替え器11をコントロール部10からの送受切
り替え信号で操作することで行う。図1(b)の状態は
B組の送受波器による順方向測定時の態様を示す。
【0025】コントロール部10はマイクロコンピュー
タで構成されていて、2組の送受波器による同方向の続
けての測定を2秒間隔で方向を替えながら行うようにプ
ログラムされている。
タで構成されていて、2組の送受波器による同方向の続
けての測定を2秒間隔で方向を替えながら行うようにプ
ログラムされている。
【0026】即ち、先ず送受切り替え信号を、上流側の
送受波器が送信で下流側の送受波器が受信となる順方向
とし、組選択信号をA組として測定する。その測定を終
了した後、続いて組選択信号をB組として測定する。こ
うして順方向の1組の測定とし、これと次に送受切り替
え信号を逆方向にした同様の1組の測定とを2秒間隔で
交互に行うようにしてある。
送受波器が送信で下流側の送受波器が受信となる順方向
とし、組選択信号をA組として測定する。その測定を終
了した後、続いて組選択信号をB組として測定する。こ
うして順方向の1組の測定とし、これと次に送受切り替
え信号を逆方向にした同様の1組の測定とを2秒間隔で
交互に行うようにしてある。
【0027】この各測定に際しては、予め記憶してある
それぞれの測定(受信)に最適な増幅度と基準電圧レベ
ルVTHが受信波検知部6でセットされるよう増幅度選択
信号と基準電圧レベル選択信号をコントロール部10を
構成するマイクロコンピュータが出力するようにしてあ
る。
それぞれの測定(受信)に最適な増幅度と基準電圧レベ
ルVTHが受信波検知部6でセットされるよう増幅度選択
信号と基準電圧レベル選択信号をコントロール部10を
構成するマイクロコンピュータが出力するようにしてあ
る。
【0028】コントロール部10は2秒おきに行う前後
の到達時間測定結果(第2のカウンタ9のカウント値)
から、A組の送受波器による中心軸上の流速VA の値
と、B組の送受波器による中心軸からr/2半径方向に
離れたところの流速VB の値を算出する。
の到達時間測定結果(第2のカウンタ9のカウント値)
から、A組の送受波器による中心軸上の流速VA の値
と、B組の送受波器による中心軸からr/2半径方向に
離れたところの流速VB の値を算出する。
【0029】流速の算出は前記時間逆数差法を用いてい
る。実施例では、VB /VA が一定値α以下の時は層流
と判断して層流時の補正係数、例えばK1 を使い、流量
QをA組による流速VA とから、 Q=K1 ・VA として求める。
る。実施例では、VB /VA が一定値α以下の時は層流
と判断して層流時の補正係数、例えばK1 を使い、流量
QをA組による流速VA とから、 Q=K1 ・VA として求める。
【0030】また、VB /VA が一定値αより大きい時
は乱流と判断して、乱流時の補正係数K2 とA組の送受
波器による流速VA を用いて、 Q=K2 ・VA として求める。
は乱流と判断して、乱流時の補正係数K2 とA組の送受
波器による流速VA を用いて、 Q=K2 ・VA として求める。
【0031】さらに実施例では、この流量を用いて積算
を行い積算流量(流体の体積)を表示するようにしてい
る。図2は受信波検知部6に用いる増幅部の電子回路の
具体例で、オペアンプ15にアナログスイッチ16を介
して8個の帰還抵抗R20〜R27が接続され、前記コ
ントロール部14からの増幅度選択信号S10,S1
1,S12でアナログスイッチ16のうちの何れかのス
イッチを選択してオンとすることで、増幅部の増幅度を
選択する。
を行い積算流量(流体の体積)を表示するようにしてい
る。図2は受信波検知部6に用いる増幅部の電子回路の
具体例で、オペアンプ15にアナログスイッチ16を介
して8個の帰還抵抗R20〜R27が接続され、前記コ
ントロール部14からの増幅度選択信号S10,S1
1,S12でアナログスイッチ16のうちの何れかのス
イッチを選択してオンとすることで、増幅部の増幅度を
選択する。
【0032】Vinは受信側の送受波器(例えば2B)か
らの受信波信号で抵抗R1を介してオペアンプ15の反
転入力に入力される。帰還抵抗の抵抗値は、 R20<R21<…<R27 の関係に定められ、増幅度は相互に、 (R20/R1)<(R21/R1)<…<(R27/
R1) の関係となる。
らの受信波信号で抵抗R1を介してオペアンプ15の反
転入力に入力される。帰還抵抗の抵抗値は、 R20<R21<…<R27 の関係に定められ、増幅度は相互に、 (R20/R1)<(R21/R1)<…<(R27/
R1) の関係となる。
【0033】図3は受信波検知部10の比較部の電子回
路の一部の具体例で、コンパレータ17の非反転入力に
は前記図2の増幅部からの出力Vout が入力される。そ
して反転入力には、基準電圧レベルVTHが入力される。
路の一部の具体例で、コンパレータ17の非反転入力に
は前記図2の増幅部からの出力Vout が入力される。そ
して反転入力には、基準電圧レベルVTHが入力される。
【0034】S20,S21,S22はコントロール部
14からの基準電圧レベル選択信号で、アナログスイッ
チ18のうちの何れか1つのスイッチを選択してオンと
することで、8個の抵抗R40〜R47の何れか1つと
抵抗R3とで一定の基準電圧19を分圧してコンパレー
タ17の反転入力に入力する基準電圧レベルVTHを作
る。
14からの基準電圧レベル選択信号で、アナログスイッ
チ18のうちの何れか1つのスイッチを選択してオンと
することで、8個の抵抗R40〜R47の何れか1つと
抵抗R3とで一定の基準電圧19を分圧してコンパレー
タ17の反転入力に入力する基準電圧レベルVTHを作
る。
【0035】8個の抵抗R40〜R47の各抵抗値同士
の関係は、 R40<R41<R42<…<R47 となっていて、コントロール部14からの基準電圧レベ
ル選択信号でアナログスイッチ17を選択して基準電圧
レベルVTHを決める。
の関係は、 R40<R41<R42<…<R47 となっていて、コントロール部14からの基準電圧レベ
ル選択信号でアナログスイッチ17を選択して基準電圧
レベルVTHを決める。
【0036】
【発明の効果】本発明の超音波流量計は上述のように構
成されているので測定精度が良く、かつ低消費電流の超
音波流量計を低コストで実現できる。
成されているので測定精度が良く、かつ低消費電流の超
音波流量計を低コストで実現できる。
【図1】本発明の実施例で(a)は送受波器の配置を示
す略図、(b)はブロック図である。
す略図、(b)はブロック図である。
【図2】図1の実施例に用いる増幅部の電子回路の具体
例である。
例である。
【図3】図1の実施例に用いる比較部の電子回路の一部
の具体例である。
の具体例である。
【図4】超音波流量計の原理を説明する略図である。
【図5】超音波流量計の受信波検知部の動作を説明する
ための電気信号波形を示す線図である。
ための電気信号波形を示す線図である。
1′,2′ ダミー 1A A組の上流側送受波器 2A A組の下流側送受波器 1B B組の上流側送受波器 2B B組の下流側送受波器 3 流管 4 切り替え器 5 電子部 6 受信波検知部 7 送波器駆動部 9 到達時間を測定するカウンタ
フロントページの続き (72)発明者 ▲富▲田 明男 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 鍋島 徳行 愛知県名古屋市熱田区千年一丁目2番70号 愛知時計電機株式会社内 (72)発明者 田中 豊 愛知県名古屋市熱田区千年一丁目2番70号 愛知時計電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 送信側にも受信側にもはたらく超音波送
受波器を上流側、下流側に設け、流体の流れの中を、上
流から下流、及び下流から上流に超音波の送受を行うよ
うにしたペアを少なくとも2対設け、それぞれのペア間
での到達時間より、全体の流量を求めるものであって、 前記少なくとも2対の送受波器に対し、1つの電子部を
設け、その電子部が送信側の送受波器の駆動を行い、受
信側の送受波器からの受信信号を受けて到達時間を検知
して流量を求めるようにし、 前記電子部を構成する受信波検知部は、増幅部と比較部
より構成され、送信側送受波器からの信号は、まず増幅
されその後、基準電圧レベルと比較されるようになって
いて、最初に基準電圧レベルを越えた波が次にゼロレベ
ルを通る点を、受信波を検知した点とするようになって
おり、 かつ前記増幅部の増幅度と前記比較部の基準電圧レベル
は、毎回接続された送受波器に最適なレベルにセットし
て測定するようになっていて、 切り替え器で前記少なくとも2対の送受波器のうち1対
を選択して前記電子部に接続できるようにし、 順次、1対の送受波器を選択しながら超音波の送受を行
い、その全ペアの結果から全体の流量を求めることを特
徴とする超音波流量計。 - 【請求項2】 前記電子部は、接続された1対の送受波
器に対し、 まず送信側の送受波器を発信させ、送信側送受波器の信
号を入力する受信波検知部が受信波を検知すると、それ
と同時に再び送信側の送受波器を発信させるようにし、
これを一定(n)回数繰り返すよう構成し、最初の送信
から一定(n)回数目の受信までの時間つまり到達時間
のn倍をまとめて測定し、その結果から流量を求めるこ
とを特徴とする請求項1記載の超音波流量計。 - 【請求項3】 少なくとも2対の送受波器を、それぞれ
の対が送受する超音波が流速の異なる経路を伝搬するよ
う配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の超音
波流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53997A JPH10197302A (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 超音波流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53997A JPH10197302A (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 超音波流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10197302A true JPH10197302A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11476561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53997A Pending JPH10197302A (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 超音波流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10197302A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008268090A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Ricoh Elemex Corp | 超音波流量計 |
| JP2008298560A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Ricoh Elemex Corp | 超音波流量計及び流量計測方法 |
| JP2009019879A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Ricoh Elemex Corp | 超音波流量計及び流量計測方法 |
| CN104864923A (zh) * | 2014-02-24 | 2015-08-26 | 通用电气公司 | 传送和接收超声信号的电路组件及使用该电路组件的系统和方法 |
-
1997
- 1997-01-07 JP JP53997A patent/JPH10197302A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008268090A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Ricoh Elemex Corp | 超音波流量計 |
| JP2008298560A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Ricoh Elemex Corp | 超音波流量計及び流量計測方法 |
| JP2009019879A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Ricoh Elemex Corp | 超音波流量計及び流量計測方法 |
| CN104864923A (zh) * | 2014-02-24 | 2015-08-26 | 通用电气公司 | 传送和接收超声信号的电路组件及使用该电路组件的系统和方法 |
| WO2015126914A1 (en) * | 2014-02-24 | 2015-08-27 | General Electric Company | Ultrasonic signal transmitting and receiving circuit assembly and ultrasonic system and method using the same |
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