JPH10198604A - キャッシュリプレース方式 - Google Patents
キャッシュリプレース方式Info
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- JPH10198604A JPH10198604A JP9013113A JP1311397A JPH10198604A JP H10198604 A JPH10198604 A JP H10198604A JP 9013113 A JP9013113 A JP 9013113A JP 1311397 A JP1311397 A JP 1311397A JP H10198604 A JPH10198604 A JP H10198604A
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- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャッシュメモリの使用効率を向上させ、メ
モリアクセスの性能を向上させる。 【解決手段】 データメモリ160は、メインメモリ3
00の一部のデータを一時的に保持する。優先順位レジ
スタ163は、データメモリ160に記憶されているデ
ータのリプレース優先順位をエントリ毎に記憶する。優
先順位決定部120は、優先順位レジスタ163に設定
されたリプレース優先順位に従ってリプレースの対象と
なるエントリを決定する。優先順位予約レジスタ170
は、リプレース優先順位をデータの特性に基づいてあら
かじめ記憶する。レジスタ制御部130は、メモリアク
セス要求によりデータメモリ160にデータを格納する
時に、優先順位予約レジスタ170にあらかじめ設定さ
れているリプレース優先順位を当該データに対応する優
先順位レジスタ163のエントリに設定する。
モリアクセスの性能を向上させる。 【解決手段】 データメモリ160は、メインメモリ3
00の一部のデータを一時的に保持する。優先順位レジ
スタ163は、データメモリ160に記憶されているデ
ータのリプレース優先順位をエントリ毎に記憶する。優
先順位決定部120は、優先順位レジスタ163に設定
されたリプレース優先順位に従ってリプレースの対象と
なるエントリを決定する。優先順位予約レジスタ170
は、リプレース優先順位をデータの特性に基づいてあら
かじめ記憶する。レジスタ制御部130は、メモリアク
セス要求によりデータメモリ160にデータを格納する
時に、優先順位予約レジスタ170にあらかじめ設定さ
れているリプレース優先順位を当該データに対応する優
先順位レジスタ163のエントリに設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メインメモリ(主
記憶装置),ならびにCPU(CentralProc
essing Unit。中央処理装置)およびDMA
(DirectMemory Access)装置等の
処理装置がバスに接続されて構成される情報処理システ
ムにおいてメモリアクセス時間の短縮化のために設けら
れるキャッシュメモリに関し、特にキャッシュリプレー
ス方式に関する。
記憶装置),ならびにCPU(CentralProc
essing Unit。中央処理装置)およびDMA
(DirectMemory Access)装置等の
処理装置がバスに接続されて構成される情報処理システ
ムにおいてメモリアクセス時間の短縮化のために設けら
れるキャッシュメモリに関し、特にキャッシュリプレー
ス方式に関する。
【0002】
【従来の技術】キャッシュメモリは、メインメモリへの
アクセスを高速化して、CPUやDMA装置等の動作性
能を高めるための、アクセス速度が高速な一時記憶装置
として、一般に使用されている。
アクセスを高速化して、CPUやDMA装置等の動作性
能を高めるための、アクセス速度が高速な一時記憶装置
として、一般に使用されている。
【0003】キャッシュメモリにはメインメモリ上のデ
ータを一時的に保持する記憶領域(データメモリおよび
タグメモリを含む記憶領域)があり、複数の領域に分割
されたエントリにより構成され、各エントリにデータと
共にそのデータが格納されているメインメモリの領域の
アドレスが記憶される(データメモリにデータが格納さ
れ、タグメモリにアドレスが格納される)。
ータを一時的に保持する記憶領域(データメモリおよび
タグメモリを含む記憶領域)があり、複数の領域に分割
されたエントリにより構成され、各エントリにデータと
共にそのデータが格納されているメインメモリの領域の
アドレスが記憶される(データメモリにデータが格納さ
れ、タグメモリにアドレスが格納される)。
【0004】メインメモリ上のデータに対するアクセス
(メモリアクセス)が発生すると、メインメモリのデー
タがキャッシュメモリ上のエントリ(キャッシュエント
リ)に読み込まれ保持される。そして、同じデータに対
するアクセスが次に発生したときには、上記のようにあ
らかじめキャッシュエントリに保持されているデータが
アクセスされる。これによって、アクセス時間を短縮す
ることができる。
(メモリアクセス)が発生すると、メインメモリのデー
タがキャッシュメモリ上のエントリ(キャッシュエント
リ)に読み込まれ保持される。そして、同じデータに対
するアクセスが次に発生したときには、上記のようにあ
らかじめキャッシュエントリに保持されているデータが
アクセスされる。これによって、アクセス時間を短縮す
ることができる。
【0005】キャッシュメモリの記憶容量はメインメモ
リの記憶容量よりかなり小さいのが普通であり、キャッ
シュメモリの利用状況に応じて任意のエントリに保持さ
れているデータを破棄しそのエントリを新たなデータの
記憶に使用するための置き換え(リプレース)が必要と
なる。このようなリプレースを実現する方式が、本発明
の対象であるキャッシュリプレース方式である。
リの記憶容量よりかなり小さいのが普通であり、キャッ
シュメモリの利用状況に応じて任意のエントリに保持さ
れているデータを破棄しそのエントリを新たなデータの
記憶に使用するための置き換え(リプレース)が必要と
なる。このようなリプレースを実現する方式が、本発明
の対象であるキャッシュリプレース方式である。
【0006】従来、この種のキャッシュリプレース方式
としては、LRU(Least Recently U
sed)方式やFIFO(First In Firs
tOut)方式などによってキャッシュリプレースを行
う技術が知られている。
としては、LRU(Least Recently U
sed)方式やFIFO(First In Firs
tOut)方式などによってキャッシュリプレースを行
う技術が知られている。
【0007】LRU方式では、リプレース時に最も使用
されていないエントリのデータがリプレース対象とな
る。また、FIFO方式では、リプレース時に最も以前
に生成されたエントリのデータがリプレース対象とな
る。
されていないエントリのデータがリプレース対象とな
る。また、FIFO方式では、リプレース時に最も以前
に生成されたエントリのデータがリプレース対象とな
る。
【0008】キャッシュメモリが有効に機能しているか
否かを知る指標に、ヒット率がある。これは、メインメ
モリに対するアクセスが発生した際に目的とするデータ
がキャッシュメモリに保持されていた場合に「ヒット」
と判定してそのヒットの発生する割合によってキャッシ
ュメモリの有効性を判定する指標であり、例えば「90
%」などの確率で表現されるものである。ヒット率が高
い場合にはキャッシュメモリが有効に機能していると考
えることができるが、ヒット率の大小にはCPUやDM
A装置等の処理装置がアクセスするデータの特性が大き
く影響する。
否かを知る指標に、ヒット率がある。これは、メインメ
モリに対するアクセスが発生した際に目的とするデータ
がキャッシュメモリに保持されていた場合に「ヒット」
と判定してそのヒットの発生する割合によってキャッシ
ュメモリの有効性を判定する指標であり、例えば「90
%」などの確率で表現されるものである。ヒット率が高
い場合にはキャッシュメモリが有効に機能していると考
えることができるが、ヒット率の大小にはCPUやDM
A装置等の処理装置がアクセスするデータの特性が大き
く影響する。
【0009】一般に、CPUがメインメモリをアクセス
する場合には、プログラムなどのコードを読み出す場合
が多い。プログラムは通常メインメモリの低いアドレス
から高いアドレスへと連続的に処理されるものであり、
プログラムのコードデータへのアクセスは連続性が高
い。したがって、このようなメモリアクセスが多いとキ
ャッシュメモリに目的とするデータが保持されている可
能性が高くなり、キャッシュメモリによるアクセス性能
の向上の効果が大きくなる。
する場合には、プログラムなどのコードを読み出す場合
が多い。プログラムは通常メインメモリの低いアドレス
から高いアドレスへと連続的に処理されるものであり、
プログラムのコードデータへのアクセスは連続性が高
い。したがって、このようなメモリアクセスが多いとキ
ャッシュメモリに目的とするデータが保持されている可
能性が高くなり、キャッシュメモリによるアクセス性能
の向上の効果が大きくなる。
【0010】これに対して、アクセス対象のアドレスに
連続性や局所性のないメモリアクセスが頻繁に行われる
と、キャッシュエントリのリプレースが頻繁に発生する
ために局所性のあるデータの保持されたキャッシュエン
トリもリプレースされる確率が高くなり、ヒット率が下
がりキャッシュメモリが有効に機能しなくなってしま
う。
連続性や局所性のないメモリアクセスが頻繁に行われる
と、キャッシュエントリのリプレースが頻繁に発生する
ために局所性のあるデータの保持されたキャッシュエン
トリもリプレースされる確率が高くなり、ヒット率が下
がりキャッシュメモリが有効に機能しなくなってしま
う。
【0011】特開平1−255944号公報に記載され
た発明は、このような問題に対処するためになされたも
のであり、キャッシュメモリのエントリのリプレースに
関して書き換え(リプレース)の禁止を設定する手段を
設けたものであり、CPUが局所性の高いデータをアク
セスする場合や再度同じデータをアクセスする可能性が
高い場合に当該エントリのデータの書き換えを禁止する
ことによってヒット率を高める方式である。
た発明は、このような問題に対処するためになされたも
のであり、キャッシュメモリのエントリのリプレースに
関して書き換え(リプレース)の禁止を設定する手段を
設けたものであり、CPUが局所性の高いデータをアク
セスする場合や再度同じデータをアクセスする可能性が
高い場合に当該エントリのデータの書き換えを禁止する
ことによってヒット率を高める方式である。
【0012】しかし、この方式では、CPUが通常の動
作中にキャッシュエントリのリプレース禁止設定を行わ
なければならず、そのための処理が必要となる。また、
あるキャッシュエントリのデータが不要になった場合
に、書き換えを許可しなければそのキャッシュエントリ
がリプレースされないままでそのデータが残留する可能
性もあり、処理装置側で細かい制御をしなれれば有効な
結果を引き出すことができない。
作中にキャッシュエントリのリプレース禁止設定を行わ
なければならず、そのための処理が必要となる。また、
あるキャッシュエントリのデータが不要になった場合
に、書き換えを許可しなければそのキャッシュエントリ
がリプレースされないままでそのデータが残留する可能
性もあり、処理装置側で細かい制御をしなれれば有効な
結果を引き出すことができない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】一般的な従来のキャッ
シュリプレース方式では、局所性(連続性)のないメモ
リアクセスが頻繁に行われるとリプレースが頻繁に発生
するために、局所性のあるメモリアクセスの対象となる
キャッシュエントリもリプレースされる確率が高くな
り、キャッシュメモリが有効に機能しなくなるという問
題点がある。
シュリプレース方式では、局所性(連続性)のないメモ
リアクセスが頻繁に行われるとリプレースが頻繁に発生
するために、局所性のあるメモリアクセスの対象となる
キャッシュエントリもリプレースされる確率が高くな
り、キャッシュメモリが有効に機能しなくなるという問
題点がある。
【0014】ここで、前述の特許公報に記載された従来
技術においては、キャッシュエントリのリプレースの許
可/禁止の設定を可能とすることにより、上記の問題点
に対処しようとしている。すなわち、局所性の高いメモ
リアクセスを行うCPU等はリプレースを禁止する設定
を行うことができ、所定のエントリがリプレース対象か
ら除外され、キャッシュメモリの使用効率を高めること
が可能とされている。しかし、この従来技術では、当該
データが不要になった場合にもリプレースを許可しなけ
れば、リプレース禁止のまま当該データが不要な長期間
にわたってキャッシュメモリに保持されてしまうという
問題点がある。
技術においては、キャッシュエントリのリプレースの許
可/禁止の設定を可能とすることにより、上記の問題点
に対処しようとしている。すなわち、局所性の高いメモ
リアクセスを行うCPU等はリプレースを禁止する設定
を行うことができ、所定のエントリがリプレース対象か
ら除外され、キャッシュメモリの使用効率を高めること
が可能とされている。しかし、この従来技術では、当該
データが不要になった場合にもリプレースを許可しなけ
れば、リプレース禁止のまま当該データが不要な長期間
にわたってキャッシュメモリに保持されてしまうという
問題点がある。
【0015】このような問題点をなくすためには、エン
トリ内のデータが不要になった場合に直ちにリプレース
を許可しなければならず、処理装置(CPU等)側でき
め細かい制御をしなければ有効な結果を引き出すことが
できない。また、バスシステムにおいて複数の処理装置
が接続されて構成されている場合などでは、各処理装置
の状態によってそれぞれがキャッシュエントリの書き換
えを制御しなければならず、現実にはそのような制御の
実現は困難である。
トリ内のデータが不要になった場合に直ちにリプレース
を許可しなければならず、処理装置(CPU等)側でき
め細かい制御をしなければ有効な結果を引き出すことが
できない。また、バスシステムにおいて複数の処理装置
が接続されて構成されている場合などでは、各処理装置
の状態によってそれぞれがキャッシュエントリの書き換
えを制御しなければならず、現実にはそのような制御の
実現は困難である。
【0016】本発明の目的は、上述の点に鑑み、メイン
メモリ,キャッシュメモリ,および複数の処理装置がバ
スに接続されて構成される情報処理システム(バスシス
テム)において、局所性のないメモリアクセスが頻繁に
行われる場合にもキャッシュエントリのリプレースを効
果的に制御することによって、キャッシュメモリの使用
効率を向上させ、メモリアクセスの性能を向上させるこ
とができるキャッシュリプレース方式を提供することに
ある。
メモリ,キャッシュメモリ,および複数の処理装置がバ
スに接続されて構成される情報処理システム(バスシス
テム)において、局所性のないメモリアクセスが頻繁に
行われる場合にもキャッシュエントリのリプレースを効
果的に制御することによって、キャッシュメモリの使用
効率を向上させ、メモリアクセスの性能を向上させるこ
とができるキャッシュリプレース方式を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のキャッシュリプ
レース方式は、メインメモリ,キャッシュメモリ,およ
び処理装置がバスに接続されて構成される情報処理シス
テムにおいて、一時的に前記メインメモリの一部のデー
タを保持する前記キャッシュメモリ内のデータメモリ
と、前記データメモリに記憶されているデータのリプレ
ース優先順位をエントリ毎に記憶する前記キャッシュメ
モリ内の優先順位レジスタと、前記優先順位レジスタに
設定されたリプレース優先順位に従ってリプレースの対
象となるエントリを決定する前記キャッシュメモリ内の
優先順位決定部とを有する。
レース方式は、メインメモリ,キャッシュメモリ,およ
び処理装置がバスに接続されて構成される情報処理シス
テムにおいて、一時的に前記メインメモリの一部のデー
タを保持する前記キャッシュメモリ内のデータメモリ
と、前記データメモリに記憶されているデータのリプレ
ース優先順位をエントリ毎に記憶する前記キャッシュメ
モリ内の優先順位レジスタと、前記優先順位レジスタに
設定されたリプレース優先順位に従ってリプレースの対
象となるエントリを決定する前記キャッシュメモリ内の
優先順位決定部とを有する。
【0018】また、本発明のキャッシュリプレース方式
は、上記に加えて、前記優先順位レジスタに設定される
リプレース優先順位をデータの特性に基づいてあらかじ
め記憶する優先順位予約レジスタと、メモリアクセス要
求により前記データメモリにデータを格納する時に前記
優先順位予約レジスタにあらかじめ設定されているリプ
レース優先順位を当該データに対応する前記優先順位レ
ジスタのエントリに設定するレジスタ制御部とを設ける
ことも可能である。
は、上記に加えて、前記優先順位レジスタに設定される
リプレース優先順位をデータの特性に基づいてあらかじ
め記憶する優先順位予約レジスタと、メモリアクセス要
求により前記データメモリにデータを格納する時に前記
優先順位予約レジスタにあらかじめ設定されているリプ
レース優先順位を当該データに対応する前記優先順位レ
ジスタのエントリに設定するレジスタ制御部とを設ける
ことも可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【0020】
【実施例】図1は、本発明のキャッシュリプレース方式
の一実施例の構成を示すブロック図である。
の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0021】本実施例のキャッシュリプレース方式は、
キャッシュメモリ100と、システムバス200と、メ
インメモリ300と、処理装置400と、入出力バス5
00と、CPU601と、DMA装置602とを含んで
構成されている。図1においては、本発明の効果につい
て分かりやすく説明するために、キャッシュメモリ10
0を、システムバス200を介してメインメモリ300
に接続し、入出力バス500を介してCPU601およ
びDMA装置602に接続している。なお、図1に示す
ように、システムバス200にはCPU601およびD
MA装置602以外の処理装置である処理装置400が
接続されているが、以下の説明ではCPU601および
DMA装置602だけについて言及し、処理装置400
には言及しない(本発明における「処理装置」がCPU
601およびDMA装置602だけに限定されるもので
ないことはいうまでもない)。
キャッシュメモリ100と、システムバス200と、メ
インメモリ300と、処理装置400と、入出力バス5
00と、CPU601と、DMA装置602とを含んで
構成されている。図1においては、本発明の効果につい
て分かりやすく説明するために、キャッシュメモリ10
0を、システムバス200を介してメインメモリ300
に接続し、入出力バス500を介してCPU601およ
びDMA装置602に接続している。なお、図1に示す
ように、システムバス200にはCPU601およびD
MA装置602以外の処理装置である処理装置400が
接続されているが、以下の説明ではCPU601および
DMA装置602だけについて言及し、処理装置400
には言及しない(本発明における「処理装置」がCPU
601およびDMA装置602だけに限定されるもので
ないことはいうまでもない)。
【0022】キャッシュメモリ100は、キャッシュメ
モリ100の統括的な制御を行う制御部110と、優先
順位レジスタ163に設定されているリプレース優先順
位に応じてリプレース対象のエントリを決定する優先順
位決定部120と、メモリアクセス要求を受け付けた時
に要求元の処理装置の種別に基づいて優先順位予約レジ
スタ170に設定されているリプレース優先順位を優先
順位レジスタ163に設定するレジスタ制御部130
と、CPU601やDMA装置602からのメモリアク
セス要求の対象のアドレスをラッチするアドレスラッチ
140と、タグメモリ161に記憶されたアドレスとア
ドレスラッチ140にラッチされたアドレスとを比較し
キャッシュヒット/キャッシュミスの判断のための判定
を行い制御部110にその判定結果を通知する比較部1
50と、メインメモリ300から読み出したデータを記
憶するデータメモリ160と、データメモリ160に記
憶されているデータが格納されていたメインメモリ30
0上の領域のアドレスを記憶するタグメモリ161と、
データメモリ160に記憶されているデータの有効状態
を示す情報(有効フラグ)を記憶する有効フラグメモリ
162と、データメモリ160に記憶されているデータ
のリプレース優先順位を記憶する優先順位レジスタ16
3と、処理装置(ここでは、CPU601およびDMA
装置602)の種別をデータの特性として各データの特
性に対応するリプレース優先順位をあらかじめ記憶して
おく優先順位予約レジスタ170とを含んで構成されて
いる。
モリ100の統括的な制御を行う制御部110と、優先
順位レジスタ163に設定されているリプレース優先順
位に応じてリプレース対象のエントリを決定する優先順
位決定部120と、メモリアクセス要求を受け付けた時
に要求元の処理装置の種別に基づいて優先順位予約レジ
スタ170に設定されているリプレース優先順位を優先
順位レジスタ163に設定するレジスタ制御部130
と、CPU601やDMA装置602からのメモリアク
セス要求の対象のアドレスをラッチするアドレスラッチ
140と、タグメモリ161に記憶されたアドレスとア
ドレスラッチ140にラッチされたアドレスとを比較し
キャッシュヒット/キャッシュミスの判断のための判定
を行い制御部110にその判定結果を通知する比較部1
50と、メインメモリ300から読み出したデータを記
憶するデータメモリ160と、データメモリ160に記
憶されているデータが格納されていたメインメモリ30
0上の領域のアドレスを記憶するタグメモリ161と、
データメモリ160に記憶されているデータの有効状態
を示す情報(有効フラグ)を記憶する有効フラグメモリ
162と、データメモリ160に記憶されているデータ
のリプレース優先順位を記憶する優先順位レジスタ16
3と、処理装置(ここでは、CPU601およびDMA
装置602)の種別をデータの特性として各データの特
性に対応するリプレース優先順位をあらかじめ記憶して
おく優先順位予約レジスタ170とを含んで構成されて
いる。
【0023】図2は、本実施例のキャッシュリプレース
方式の動作を説明するための図(タイムチャート)であ
る。
方式の動作を説明するための図(タイムチャート)であ
る。
【0024】図3は、本実施例のキャッシュリプレース
方式におけるキャッシュメモリ100の状態の変化を示
す状態遷移図(図2のタイムチャートに対応する状態遷
移図)である。
方式におけるキャッシュメモリ100の状態の変化を示
す状態遷移図(図2のタイムチャートに対応する状態遷
移図)である。
【0025】図4は、本実施例のキャッシュリプレース
方式の処理を示す流れ図である。この処理は、優先順位
予約レジスタ設定ステップ401と、メモリアクセス要
求ステップ402と、ラッチアドレス・タグアドレス比
較ステップ403と、有効フラグチェックステップ40
4と、リプレース要否判定ステップ405と、リプレー
ス処理ステップ406と、データ等書き込みステップ4
07と、リプレース優先順位書き込みステップ408
と、データ転送ステップ409とからなる。
方式の処理を示す流れ図である。この処理は、優先順位
予約レジスタ設定ステップ401と、メモリアクセス要
求ステップ402と、ラッチアドレス・タグアドレス比
較ステップ403と、有効フラグチェックステップ40
4と、リプレース要否判定ステップ405と、リプレー
ス処理ステップ406と、データ等書き込みステップ4
07と、リプレース優先順位書き込みステップ408
と、データ転送ステップ409とからなる。
【0026】次に、このように構成された本実施例のキ
ャッシュリプレース方式の動作について詳細に説明す
る。
ャッシュリプレース方式の動作について詳細に説明す
る。
【0027】第1に、図4を参照して、以下の(1)お
よび(2)に、本実施例のキャッシュリプレース方式の
全体的な処理の流れについて説明する。
よび(2)に、本実施例のキャッシュリプレース方式の
全体的な処理の流れについて説明する。
【0028】(1) 優先順位予約レジスタ170への
設定処理
設定処理
【0029】優先順位予約レジスタ170は、各処理装
置(CPU601およびDMA装置602のそれぞれ)
の種別毎に対応するリプレース優先順位を記憶してい
る。
置(CPU601およびDMA装置602のそれぞれ)
の種別毎に対応するリプレース優先順位を記憶してい
る。
【0030】ここで、リプレース優先順位としては、例
えば高順位・低順位の2つの順位に分ける情報が採用さ
れるものとする。また、優先比(「高順位」と「低順
位」とのリプレース優先順位に関する比率)としては、
メモリアクセスの頻度によって定める方法が考えられ
る。例えば、CPU601が4回のメモリアクセスを行
う間にDMA装置602が1回のメモリアクセスを行う
頻度である場合には、高順位:低順位の優先比を1:4
とし、「高順位」のリプレース1回に対して「低順位」
のリプレースを4回行うこととする。なお、同一のリプ
レース優先順位内ではLRU方式またはFIFO方式等
のリプレース制御によりリプレースするように構成する
ことができる(本実施例ではLRU方式方式が採用され
るものとする)。
えば高順位・低順位の2つの順位に分ける情報が採用さ
れるものとする。また、優先比(「高順位」と「低順
位」とのリプレース優先順位に関する比率)としては、
メモリアクセスの頻度によって定める方法が考えられ
る。例えば、CPU601が4回のメモリアクセスを行
う間にDMA装置602が1回のメモリアクセスを行う
頻度である場合には、高順位:低順位の優先比を1:4
とし、「高順位」のリプレース1回に対して「低順位」
のリプレースを4回行うこととする。なお、同一のリプ
レース優先順位内ではLRU方式またはFIFO方式等
のリプレース制御によりリプレースするように構成する
ことができる(本実施例ではLRU方式方式が採用され
るものとする)。
【0031】CPU601は、あらかじめ、自己のリプ
レース優先順位が「低順位」であることと、DMA装置
602のリプレース優先順位が「高順位」であることと
を、キャッシュメモリ100に指定する(DMA装置6
02が自己のリプレース優先順位が「高順位」であるこ
とをキャッシュメモリ100に指定してもかまわな
い)。
レース優先順位が「低順位」であることと、DMA装置
602のリプレース優先順位が「高順位」であることと
を、キャッシュメモリ100に指定する(DMA装置6
02が自己のリプレース優先順位が「高順位」であるこ
とをキャッシュメモリ100に指定してもかまわな
い)。
【0032】キャッシュメモリ100内のレジスタ制御
部130は、CPU601およびDMA装置602から
の指定を制御部110を介して受け取り、あらかじめ、
CPU601およびDMA装置602に対するリプレー
ス優先順位を優先順位予約レジスタ170に設定する
(ステップ401)。
部130は、CPU601およびDMA装置602から
の指定を制御部110を介して受け取り、あらかじめ、
CPU601およびDMA装置602に対するリプレー
ス優先順位を優先順位予約レジスタ170に設定する
(ステップ401)。
【0033】(2) メモリアクセス要求発生時の処理
【0034】以上のように優先順位予約レジスタ170
が設定されていることを前提とし、CPU601または
DMA装置602がメインメモリ300に対してメモリ
アクセス要求を発行すると(ステップ402)、次のよ
うな処理が行われる。
が設定されていることを前提とし、CPU601または
DMA装置602がメインメモリ300に対してメモリ
アクセス要求を発行すると(ステップ402)、次のよ
うな処理が行われる。
【0035】アドレスラッチ140は、要求されたアド
レスをラッチする。
レスをラッチする。
【0036】比較部150は、アドレスラッチ140に
ラッチされたアドレス(ラッチアドレス)とタグメモリ
161に保持されているアドレス(タグアドレス)とを
比較し、ラッチアドレスとタグアドレスのいずれかとが
一致するか否かを判定し(ステップ403)、その判定
結果を制御部110に通知する。
ラッチされたアドレス(ラッチアドレス)とタグメモリ
161に保持されているアドレス(タグアドレス)とを
比較し、ラッチアドレスとタグアドレスのいずれかとが
一致するか否かを判定し(ステップ403)、その判定
結果を制御部110に通知する。
【0037】制御部110は、ステップ403で「ラッ
チアドレスとタグアドレスのいずれかとが一致する」と
判定された場合には、ラッチアドレスに一致したタグア
ドレスを保持するタグメモリ161のエントリに対応す
る有効フラグメモリ162のエントリの有効フラグをチ
ェックし(ステップ404)、「有効」であればキャッ
シュヒットと判定し、当該エントリに対応するデータメ
モリ160のエントリに保持されているデータを要求元
(CPU601またはDMA装置602)に転送する
(ステップ409)。
チアドレスとタグアドレスのいずれかとが一致する」と
判定された場合には、ラッチアドレスに一致したタグア
ドレスを保持するタグメモリ161のエントリに対応す
る有効フラグメモリ162のエントリの有効フラグをチ
ェックし(ステップ404)、「有効」であればキャッ
シュヒットと判定し、当該エントリに対応するデータメ
モリ160のエントリに保持されているデータを要求元
(CPU601またはDMA装置602)に転送する
(ステップ409)。
【0038】一方、制御部110は、ステップ403で
「ラッチアドレスとタグアドレスの全てとが一致しな
い」と判定された場合またはステップ404で「有効フ
ラグが有効を示していない」と判定した場合には、キャ
ッシュミスが発生したことを認識し、リプレースの必要
があるか否か(「空」の状態のキャッシュエントリが存
在しないかどうか)を判定する(ステップ405)。
「ラッチアドレスとタグアドレスの全てとが一致しな
い」と判定された場合またはステップ404で「有効フ
ラグが有効を示していない」と判定した場合には、キャ
ッシュミスが発生したことを認識し、リプレースの必要
があるか否か(「空」の状態のキャッシュエントリが存
在しないかどうか)を判定する(ステップ405)。
【0039】優先順位決定部120は、ステップ405
で「リプレースの必要がある」と判定された場合には、
優先順位レジスタ163に設定されているリプレース優
先順位と各エントリ内のデータに対するアクセスの履歴
とに基づいてリプレース対象のエントリを決定した上で
(「高順位」のリプレース優先順位ではリプレースされ
る比率を低くし、「低順位」のリプレース優先順位では
リプレースされる比率を高くする)、リプレース処理を
行う(ステップ406)。
で「リプレースの必要がある」と判定された場合には、
優先順位レジスタ163に設定されているリプレース優
先順位と各エントリ内のデータに対するアクセスの履歴
とに基づいてリプレース対象のエントリを決定した上で
(「高順位」のリプレース優先順位ではリプレースされ
る比率を低くし、「低順位」のリプレース優先順位では
リプレースされる比率を高くする)、リプレース処理を
行う(ステップ406)。
【0040】制御部110は、ステップ405で「リプ
レースの必要がない」と判定した場合またはステップ4
06のリプレース処理が終了した場合には、データメモ
リ160の1つのエントリ(ステップ406のリプレー
ス処理が行われた場合にはリプレースの対象となったエ
ントリ)にメインメモリ300内の要求対象のデータを
書き込み、当該エントリに対応するタグメモリ161の
エントリに要求されたメモリアドレスを書き込み、当該
エントリに対応する有効フラグメモリ162のエントリ
に「当該エントリの有効」を示す情報(有効ビット)を
書き込む(ステップ407)。
レースの必要がない」と判定した場合またはステップ4
06のリプレース処理が終了した場合には、データメモ
リ160の1つのエントリ(ステップ406のリプレー
ス処理が行われた場合にはリプレースの対象となったエ
ントリ)にメインメモリ300内の要求対象のデータを
書き込み、当該エントリに対応するタグメモリ161の
エントリに要求されたメモリアドレスを書き込み、当該
エントリに対応する有効フラグメモリ162のエントリ
に「当該エントリの有効」を示す情報(有効ビット)を
書き込む(ステップ407)。
【0041】これと同時に、レジスタ制御部130は、
あらかじめ優先順位予約レジスタ170に記憶されてい
る要求元の処理装置(CPU601またはDMA装置6
02)に指定されているリプレース優先順位を優先順位
レジスタ163の所定のエントリ(ステップ407でデ
ータが書き込まれたデータメモリ160のエントリに対
応するエントリ)に書き込み(ステップ408)、当該
エントリに対応するデータメモリ160のエントリに保
持されているデータを要求元(CPU601またはDM
A装置602)に転送する(ステップ409)。
あらかじめ優先順位予約レジスタ170に記憶されてい
る要求元の処理装置(CPU601またはDMA装置6
02)に指定されているリプレース優先順位を優先順位
レジスタ163の所定のエントリ(ステップ407でデ
ータが書き込まれたデータメモリ160のエントリに対
応するエントリ)に書き込み(ステップ408)、当該
エントリに対応するデータメモリ160のエントリに保
持されているデータを要求元(CPU601またはDM
A装置602)に転送する(ステップ409)。
【0042】第2に、図2および図3を用いて、リプレ
ースが発生する時の動作を具体的に説明する。
ースが発生する時の動作を具体的に説明する。
【0043】ここでは、前述のように、CPU601
(リプレース優先順位が「低順位」である処理装置)の
メモリアクセスにより生成されたキャッシュエントリの
データのリプレースが4回行われる間に、DMA装置6
02(リプレース優先順位が「高順位」である処理装
置)のメモリアクセスにより生成されたキャッシュエン
トリのデータのリプレースが1回行われる場合について
示す。
(リプレース優先順位が「低順位」である処理装置)の
メモリアクセスにより生成されたキャッシュエントリの
データのリプレースが4回行われる間に、DMA装置6
02(リプレース優先順位が「高順位」である処理装
置)のメモリアクセスにより生成されたキャッシュエン
トリのデータのリプレースが1回行われる場合について
示す。
【0044】図2は、CPU601とDMA装置602
とが時間の経過とともにメインメモリ300をアクセス
する様子を示すタイムチャートである。同図において、
〜はCPU601によってアクセスされるデータを
示し、〜の位置はCPU601がメインメモリ30
0をアクセスする命令の実行タイミングを表している。
また、a1はDMA装置602によってアクセスされる
データを示し、2つのa1の位置はDMA装置602が
メインメモリ300をアクセスするタイミングを表して
いる。ここで、データ〜へのアクセスは全く局所性
のないメモリアクセスであり、「キャッシュメモリの効
果」はないものする。
とが時間の経過とともにメインメモリ300をアクセス
する様子を示すタイムチャートである。同図において、
〜はCPU601によってアクセスされるデータを
示し、〜の位置はCPU601がメインメモリ30
0をアクセスする命令の実行タイミングを表している。
また、a1はDMA装置602によってアクセスされる
データを示し、2つのa1の位置はDMA装置602が
メインメモリ300をアクセスするタイミングを表して
いる。ここで、データ〜へのアクセスは全く局所性
のないメモリアクセスであり、「キャッシュメモリの効
果」はないものする。
【0045】図3は、図2に示すタイミングでメモリア
クセスが行われた時にキャッシュエントリがリプレース
される様子(状態(0)〜状態(6)の状態遷移)を示
した図である。簡単のため、キャッシュメモリ100の
エントリ数は4としている。
クセスが行われた時にキャッシュエントリがリプレース
される様子(状態(0)〜状態(6)の状態遷移)を示
した図である。簡単のため、キャッシュメモリ100の
エントリ数は4としている。
【0046】図3中の「リプレース順位」に示す数字
は、LRU方式によってこれからリプレースの対象とな
るキャッシュエントリの順序を示しており、数字の小さ
いものから順にリプレースされることを示している。ま
た、同図においては、「*」で示されているキャッシュ
エントリのデータが本発明のキャッシュリプレース方式
による実際の次のリプレース候補であることを示してい
る。
は、LRU方式によってこれからリプレースの対象とな
るキャッシュエントリの順序を示しており、数字の小さ
いものから順にリプレースされることを示している。ま
た、同図においては、「*」で示されているキャッシュ
エントリのデータが本発明のキャッシュリプレース方式
による実際の次のリプレース候補であることを示してい
る。
【0047】図3中の状態(0)に示す通り、最初は全
てのキャッシュエントリは「空」となっている。
てのキャッシュエントリは「空」となっている。
【0048】図2のタイミングチャートに示す通り、
−a1−−の順序で各データに対するメモリアクセ
スが実行されると、各キャッシュエントリには状態
(1)のようにデータ,a1,,およびが保持さ
れる(この時点まではリプレースが生じない)。この時
のリプレース順位は−a1−−の順となり、次の
リプレース候補はデータとなる。
−a1−−の順序で各データに対するメモリアクセ
スが実行されると、各キャッシュエントリには状態
(1)のようにデータ,a1,,およびが保持さ
れる(この時点まではリプレースが生じない)。この時
のリプレース順位は−a1−−の順となり、次の
リプレース候補はデータとなる。
【0049】続けて、図2に示すように、データのメ
モリアクセスが実行されると、データのキャッシュエ
ントリがリプレースされてデータが当該キャッシュエ
ントリに保持される。この時のリプレース順位はa1−
−−の順となっているが、DMA装置602側の
リプレース優先順位が「高順位」であるため、データa
1はリプレースを保留されて次のリプレース候補はデー
タとなる(図3状態(2)参照)。
モリアクセスが実行されると、データのキャッシュエ
ントリがリプレースされてデータが当該キャッシュエ
ントリに保持される。この時のリプレース順位はa1−
−−の順となっているが、DMA装置602側の
リプレース優先順位が「高順位」であるため、データa
1はリプレースを保留されて次のリプレース候補はデー
タとなる(図3状態(2)参照)。
【0050】次に、データのメモリアクセスが実行さ
れると、データのキャッシュエントリがリプレースさ
れてデータが当該キャッシュエントリに保持される。
この時のリプレース順位はa1−−−となってい
るが、この場合にも、データa1のリプレースは保留さ
れる(次のリプレース候補はデータとなる。状態
(3)参照)。
れると、データのキャッシュエントリがリプレースさ
れてデータが当該キャッシュエントリに保持される。
この時のリプレース順位はa1−−−となってい
るが、この場合にも、データa1のリプレースは保留さ
れる(次のリプレース候補はデータとなる。状態
(3)参照)。
【0051】同様に、「高順位」のリプレース優先順位
のDMA装置602によってアクセスされたデータは、
「低順位」のリプレース優先順位のCPU601によっ
てアクセスされたデータのリプレースが規定回数行われ
るまでリプレース候補となることを保留される。
のDMA装置602によってアクセスされたデータは、
「低順位」のリプレース優先順位のCPU601によっ
てアクセスされたデータのリプレースが規定回数行われ
るまでリプレース候補となることを保留される。
【0052】例えば、先に述べたように、リプレース優
先順位の「高順位」と「低順位」との比率(優先比)を
1:4とした場合には、低順位のリプレースが4回行わ
れるまで高順位のリプレースが保留され、その後高順位
のリプレースが1回行われる。したがって、図3では、
状態(2),状態(3),および状態(4)において、
データa1は次のリプレース候補となることを保留され
る。
先順位の「高順位」と「低順位」との比率(優先比)を
1:4とした場合には、低順位のリプレースが4回行わ
れるまで高順位のリプレースが保留され、その後高順位
のリプレースが1回行われる。したがって、図3では、
状態(2),状態(3),および状態(4)において、
データa1は次のリプレース候補となることを保留され
る。
【0053】データのメモリアクセスまでが実行され
た状態である状態(5)においても、データa1はリプ
レース候補となることについて保留状態となっている。
ここで、データa1を目的とするメモリアクセスが行わ
れると、このメモリアクセスはキャッシュヒットとな
る。
た状態である状態(5)においても、データa1はリプ
レース候補となることについて保留状態となっている。
ここで、データa1を目的とするメモリアクセスが行わ
れると、このメモリアクセスはキャッシュヒットとな
る。
【0054】このキャッシュヒットによって、データa
1のリプレース順位が下がるため、状態(6)でのリプ
レース順位は−−−a1の順となる。このよう
に、リプレース優先順位が「高順位」であるDMA装置
602によってアクセスされたデータa1にヒットする
までデータa1のリプレースが行われない可能性が高く
なるため、キャッシュメモリ100に保持されたデータ
が有効に利用される可能性が高くなる。また、DMA装
置602のDMAアクセスの終了後には、使用されない
データa1がキャッシュメモリ100に残留するが、C
PU601のアクセスが繰り返して行われるうちにデー
タa1がリプレース候補となりそのリプレースが行われ
るので、必要以上に長期間にわたってデータa1がキャ
ッシュメモリ100に残留するということはない。
1のリプレース順位が下がるため、状態(6)でのリプ
レース順位は−−−a1の順となる。このよう
に、リプレース優先順位が「高順位」であるDMA装置
602によってアクセスされたデータa1にヒットする
までデータa1のリプレースが行われない可能性が高く
なるため、キャッシュメモリ100に保持されたデータ
が有効に利用される可能性が高くなる。また、DMA装
置602のDMAアクセスの終了後には、使用されない
データa1がキャッシュメモリ100に残留するが、C
PU601のアクセスが繰り返して行われるうちにデー
タa1がリプレース候補となりそのリプレースが行われ
るので、必要以上に長期間にわたってデータa1がキャ
ッシュメモリ100に残留するということはない。
【0055】なお、上記の実施例では「データをアクセ
スする処理装置の種別」をデータの特性としてリプレー
ス優先順位を優先順位予約レジスタ170に設定する場
合について説明したが、「データが格納されているメイ
ンメモリ300のアドレス領域の別」をデータの特性と
してリプレース優先順位を優先順位予約レジスタ170
に設定しても本発明を実現することができる。特定の処
理装置が特定のアドレス領域のデータをアクセスするこ
とがあらかじめ分かっている場合等に、そのようなリプ
レース優先順位の設定が効果的となる。
スする処理装置の種別」をデータの特性としてリプレー
ス優先順位を優先順位予約レジスタ170に設定する場
合について説明したが、「データが格納されているメイ
ンメモリ300のアドレス領域の別」をデータの特性と
してリプレース優先順位を優先順位予約レジスタ170
に設定しても本発明を実現することができる。特定の処
理装置が特定のアドレス領域のデータをアクセスするこ
とがあらかじめ分かっている場合等に、そのようなリプ
レース優先順位の設定が効果的となる。
【0056】
【発明の効果】メインメモリとキャッシュメモリと複数
の処理装置とが接続されてなる情報処理システム(バス
システム)において、アクセス頻度の高い高速なメモリ
アクセスを行う処理装置と低速なメモリアクセスを行う
処理装置とがあると、高速なメモリアクセスが行われる
ことによって、キャッシュメモリのデータのリプレース
が頻繁に行われるため低速なメモリアクセスを行う処理
装置の要求するデータがキャッシュメモリに保持されて
もすぐにリプレースされてしまう。
の処理装置とが接続されてなる情報処理システム(バス
システム)において、アクセス頻度の高い高速なメモリ
アクセスを行う処理装置と低速なメモリアクセスを行う
処理装置とがあると、高速なメモリアクセスが行われる
ことによって、キャッシュメモリのデータのリプレース
が頻繁に行われるため低速なメモリアクセスを行う処理
装置の要求するデータがキャッシュメモリに保持されて
もすぐにリプレースされてしまう。
【0057】本発明のキャッシュリプレース方式によれ
ば、キャッシュメモリのリプレース優先順位をデータの
特性(そのデータのメモリアクセスを行う処理装置の種
別や、そのデータが存在するメインメモリ内の特定のア
ドレス領域の別等)に基づきあらかじめ設定しておくこ
とによって、キャッシュエントリ生成時にキャッシュエ
ントリ毎にリプレース優先順位が設定される。そのた
め、データ転送が低速な処理装置と高速な処理装置とが
同時に動作する時などに、低速な処理装置ではリプレー
ス優先順位を高く設定することによって、高速な処理装
置のキャッシュミスにより低速な処理装置の要求するキ
ャッシュエントリ内のデータがリプレースされて追い出
されることなく利用可能となる。また、局所性のないメ
モリアクセスを頻繁に行う処理装置ではリプレース優先
順位を低く設定することによって、不要に長い期間にわ
たってキャッシュメモリ内にデータが保持されないよう
にすることができる。さらに、データがキャッシュメモ
リ内に残留してもリプレースが禁止されているわけでは
ないため、他の処理装置のメモリアクセスによって、い
ずれそのキャッシュエントリはリプレースされるので、
特別な処理を行わなくてもリプレースによりそのキャッ
シュエントリは無効化され、不要に長期間にわたってデ
ータが残留することがなくなる。
ば、キャッシュメモリのリプレース優先順位をデータの
特性(そのデータのメモリアクセスを行う処理装置の種
別や、そのデータが存在するメインメモリ内の特定のア
ドレス領域の別等)に基づきあらかじめ設定しておくこ
とによって、キャッシュエントリ生成時にキャッシュエ
ントリ毎にリプレース優先順位が設定される。そのた
め、データ転送が低速な処理装置と高速な処理装置とが
同時に動作する時などに、低速な処理装置ではリプレー
ス優先順位を高く設定することによって、高速な処理装
置のキャッシュミスにより低速な処理装置の要求するキ
ャッシュエントリ内のデータがリプレースされて追い出
されることなく利用可能となる。また、局所性のないメ
モリアクセスを頻繁に行う処理装置ではリプレース優先
順位を低く設定することによって、不要に長い期間にわ
たってキャッシュメモリ内にデータが保持されないよう
にすることができる。さらに、データがキャッシュメモ
リ内に残留してもリプレースが禁止されているわけでは
ないため、他の処理装置のメモリアクセスによって、い
ずれそのキャッシュエントリはリプレースされるので、
特別な処理を行わなくてもリプレースによりそのキャッ
シュエントリは無効化され、不要に長期間にわたってデ
ータが残留することがなくなる。
【0058】以上のように、本発明によると、キャッシ
ュメモリの使用効率を向上させることができ、メモリア
クセスの性能を向上させることができるという効果が生
じる。
ュメモリの使用効率を向上させることができ、メモリア
クセスの性能を向上させることができるという効果が生
じる。
【図1】本発明のキャッシュリプレース方式の一実施例
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すキャッシュリプレース方式の動作を
説明するための図(タイムチャート)である。
説明するための図(タイムチャート)である。
【図3】図1に示すキャッシュリプレース方式における
キャッシュメモリの状態の変化を説明するための状態遷
移図である。
キャッシュメモリの状態の変化を説明するための状態遷
移図である。
【図4】図1に示すキャッシュリプレース方式の処理を
示す流れ図である。
示す流れ図である。
100 キャッシュメモリ 110 制御部 120 優先順位決定部 130 レジスタ制御部 140 アドレスラッチ 150 比較部 160 データメモリ 161 タグメモリ 162 有効フラグメモリ 163 優先順位レジスタ 170 優先順位予約レジスタ 200 システムバス 300 メインメモリ 400 処理装置 500 入出力バス 601 CPU 602 DMA装置
Claims (4)
- 【請求項1】 メインメモリ,キャッシュメモリ,およ
び処理装置がバスに接続されて構成される情報処理シス
テムにおいて、 一時的に前記メインメモリの一部のデータを保持する前
記キャッシュメモリ内のデータメモリと、 前記データメモリに記憶されているデータのリプレース
優先順位をエントリ毎に記憶する前記キャッシュメモリ
内の優先順位レジスタと、 前記優先順位レジスタに設定されたリプレース優先順位
に従ってリプレースの対象となるエントリを決定する前
記キャッシュメモリ内の優先順位決定部とを有すること
を特徴とするキャッシュリプレース方式。 - 【請求項2】 前記優先順位レジスタに設定されるリプ
レース優先順位をデータの特性に基づいてあらかじめ記
憶する優先順位予約レジスタと、 メモリアクセス要求により前記データメモリにデータを
格納する時に前記優先順位予約レジスタにあらかじめ設
定されているリプレース優先順位を当該データに対応す
る前記優先順位レジスタのエントリに設定するレジスタ
制御部とを有することを特徴とする請求項1記載のキャ
ッシュリプレース方式。 - 【請求項3】 「データをアクセスする処理装置の種
別」をデータの特性としてリプレース優先順位を記憶す
る前記優先順位予約レジスタと、 処理装置からのメモリアクセス要求により前記データメ
モリにデータを格納する時に前記優先順位予約レジスタ
にあらかじめ設定されている当該処理装置に対するリプ
レース優先順位を当該データに対応する前記優先順位レ
ジスタのエントリに設定するレジスタ制御部とを有する
ことを特徴とする請求項2記載のキャッシュリプレース
方式。 - 【請求項4】 「データが格納されているメインメモリ
のアドレス領域の別」をデータの特性としてリプレース
優先順位を記憶する前記優先順位予約レジスタと、 あるアドレス領域のデータに対するメモリアクセス要求
により前記データメモリに当該データを格納する時に前
記優先順位予約レジスタにあらかじめ設定されている当
該アドレス領域に対するリプレース優先順位を当該デー
タに対応する前記優先順位レジスタのエントリに設定す
るレジスタ制御部とを有することを特徴とする請求項2
記載のキャッシュリプレース方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9013113A JPH10198604A (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | キャッシュリプレース方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9013113A JPH10198604A (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | キャッシュリプレース方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10198604A true JPH10198604A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11824111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9013113A Pending JPH10198604A (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | キャッシュリプレース方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10198604A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6721490B1 (en) | 1998-09-30 | 2004-04-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Hierarchical storage scheme and data playback scheme for enabling random access to realtime stream data |
| CN114610656A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-06-10 | 龙芯中科技术股份有限公司 | 一种数据替换方法、装置、电子设备及存储介质 |
-
1997
- 1997-01-08 JP JP9013113A patent/JPH10198604A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6721490B1 (en) | 1998-09-30 | 2004-04-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Hierarchical storage scheme and data playback scheme for enabling random access to realtime stream data |
| US7580610B2 (en) | 1998-09-30 | 2009-08-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Hierarchical storage scheme and data playback scheme for enabling random access to realtime stream data |
| CN114610656A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-06-10 | 龙芯中科技术股份有限公司 | 一种数据替换方法、装置、电子设备及存储介质 |
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